JPH09148937A - 符号化処理方法、復号化処理方法、符号化処理装置および復号化処理装置 - Google Patents
符号化処理方法、復号化処理方法、符号化処理装置および復号化処理装置Info
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- JPH09148937A JPH09148937A JP7303072A JP30307295A JPH09148937A JP H09148937 A JPH09148937 A JP H09148937A JP 7303072 A JP7303072 A JP 7303072A JP 30307295 A JP30307295 A JP 30307295A JP H09148937 A JPH09148937 A JP H09148937A
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/66—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission
- H04B1/667—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for reducing bandwidth of signals; for improving efficiency of transmission using a division in frequency subbands
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- Signal Processing (AREA)
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- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 帯域分割フィルタを含む符号化処理、帯域合
成フィルタを含む復号化処理において、特定の帯域での
み演算精度を高くすることによって、比較的少ない演算
量で必要な音質を確保する。 【解決手段】 帯域分割制御手段176は、高速帯域分
割フィルタ手段174の出力結果174aから各帯域の
信号レベルを求め、信号レベルの低い帯域を指定した高
精度演算帯域指定指令176aを発生する。高精度帯域
分割フィルタ手段175は高精度演算帯域指定指令17
6aによって指定された信号レベルの低い帯域に対して
帯域分割の計算を高精度で行なう。
成フィルタを含む復号化処理において、特定の帯域での
み演算精度を高くすることによって、比較的少ない演算
量で必要な音質を確保する。 【解決手段】 帯域分割制御手段176は、高速帯域分
割フィルタ手段174の出力結果174aから各帯域の
信号レベルを求め、信号レベルの低い帯域を指定した高
精度演算帯域指定指令176aを発生する。高精度帯域
分割フィルタ手段175は高精度演算帯域指定指令17
6aによって指定された信号レベルの低い帯域に対して
帯域分割の計算を高精度で行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる高能率符
号化によって入力デジタルデータの符号化を行ない伝
送、記録、再生し、復号化して再生信号を得るデジタル
データの高能率符号化・復号化の技術に関するものであ
る。
号化によって入力デジタルデータの符号化を行ない伝
送、記録、再生し、復号化して再生信号を得るデジタル
データの高能率符号化・復号化の技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】オーディオ或いは音声等の信号の高能率
符号化の手法には種々ある。例えば、時間軸上のオーデ
ィオ信号等をブロック化しないで、複数の周波数帯域に
分割して符号化する非ブロック化周波数帯域分割方式を
採用した帯域分割符号化(サブ・バンド・コーディン
グ:SBC)や、時間軸の信号を周波数軸上の信号に変
換(スペクトル変換)して複数の周波数帯域に分割し、
各帯域毎に符号化するブロック化周波数帯域分割方式、
いわゆる変換符号化等を挙げることができる。
符号化の手法には種々ある。例えば、時間軸上のオーデ
ィオ信号等をブロック化しないで、複数の周波数帯域に
分割して符号化する非ブロック化周波数帯域分割方式を
採用した帯域分割符号化(サブ・バンド・コーディン
グ:SBC)や、時間軸の信号を周波数軸上の信号に変
換(スペクトル変換)して複数の周波数帯域に分割し、
各帯域毎に符号化するブロック化周波数帯域分割方式、
いわゆる変換符号化等を挙げることができる。
【0003】また、上述の帯域分割符号化と変換符号化
とを組み合わせた高能率符号化の手法も考えられてお
り、この場合には、例えば、前記帯域分割符号化で帯域
分割を行った後、該各帯域毎の信号を周波数軸上の信号
にスペクトル変換し、このスペクトル変換された各帯域
毎に符号化が施される。ここで上述した周波数帯域に分
割するフィルタとしては、例えばQMFフィルタがあ
り、このQMFフィルタに関しては、1976 R.E.Crochie
re Digital coding of speech in subbands BellSys
t.Tech. J. Vol.55,No.8 1976 に述べられている。
とを組み合わせた高能率符号化の手法も考えられてお
り、この場合には、例えば、前記帯域分割符号化で帯域
分割を行った後、該各帯域毎の信号を周波数軸上の信号
にスペクトル変換し、このスペクトル変換された各帯域
毎に符号化が施される。ここで上述した周波数帯域に分
割するフィルタとしては、例えばQMFフィルタがあ
り、このQMFフィルタに関しては、1976 R.E.Crochie
re Digital coding of speech in subbands BellSys
t.Tech. J. Vol.55,No.8 1976 に述べられている。
【0004】また、ICASSP 83,BOSTON Polyphase Quadr
ature filters-A new subband coding technique Jose
ph H. Rothweiler には、等バンド幅のフィルタ分割手
法が述べられている。ここで、上述したスペクトル変換
としては、例えば、入力オーディオ信号を所定単位時間
(フレーム)でブロック化し、当該ブロック毎に離散フ
ーリエ変換(DFT)、離散コサイン変換(DCT)、
モディファイドDCT変換(MDCT)等を施すことで
時間軸を周波数軸に変換するようなスペクトル変換があ
る。
ature filters-A new subband coding technique Jose
ph H. Rothweiler には、等バンド幅のフィルタ分割手
法が述べられている。ここで、上述したスペクトル変換
としては、例えば、入力オーディオ信号を所定単位時間
(フレーム)でブロック化し、当該ブロック毎に離散フ
ーリエ変換(DFT)、離散コサイン変換(DCT)、
モディファイドDCT変換(MDCT)等を施すことで
時間軸を周波数軸に変換するようなスペクトル変換があ
る。
【0005】モディファイドDCT変換(MDCT)に
ついては、ICASSP 1987 Subband/Transform Coding U
sing Filter Bank Designs Based on Time Domain Alia
singCancellation J.P.Princen A.B.Bradley Univ.
of Surrey Royal Melbourne Inst.of Tech. に述べら
れている。
ついては、ICASSP 1987 Subband/Transform Coding U
sing Filter Bank Designs Based on Time Domain Alia
singCancellation J.P.Princen A.B.Bradley Univ.
of Surrey Royal Melbourne Inst.of Tech. に述べら
れている。
【0006】このように、オーディオ或いは音声等の信
号は、フィルタやスペクトル変換によって帯域毎に分割
された信号を量子化することにより、量子化雑音が発生
する帯域を制御することができ、マスキング効果などの
性質を利用して聴覚的により高能率な符号化を行なうこ
とができる。
号は、フィルタやスペクトル変換によって帯域毎に分割
された信号を量子化することにより、量子化雑音が発生
する帯域を制御することができ、マスキング効果などの
性質を利用して聴覚的により高能率な符号化を行なうこ
とができる。
【0007】また、ここで量子化を行なう前に、各帯域
毎に、例えばその帯域における信号成分の絶対値の最大
値で正規化を行なうようにすれば、さらに高能率な符号
化を行なうことができる。
毎に、例えばその帯域における信号成分の絶対値の最大
値で正規化を行なうようにすれば、さらに高能率な符号
化を行なうことができる。
【0008】周波数帯域分割された各周波数成分を量子
化する際に、周波数分割幅としては、例えば人間の聴覚
特性を考慮した帯域分割が行われる。すなわち、一般に
臨界帯域(クリティカルバンド)と呼ばれている高域程
帯域幅が広くなるような帯域幅で、オーディオ信号を複
数(例えば25バント)の帯域に分割することがある。
また、この時の各帯域毎のデータを符号化する際には、
各帯域毎に所定のビット配分或いは、各帯域毎に適応的
なビット割当て(ビットアロケーシヨン)による符号化
が行われる。
化する際に、周波数分割幅としては、例えば人間の聴覚
特性を考慮した帯域分割が行われる。すなわち、一般に
臨界帯域(クリティカルバンド)と呼ばれている高域程
帯域幅が広くなるような帯域幅で、オーディオ信号を複
数(例えば25バント)の帯域に分割することがある。
また、この時の各帯域毎のデータを符号化する際には、
各帯域毎に所定のビット配分或いは、各帯域毎に適応的
なビット割当て(ビットアロケーシヨン)による符号化
が行われる。
【0009】例えば、前記モディファイドDCT変換
(MDCT)処理によって得られた係数データを前記ビ
ットアロケーシヨンによって符号化する際には、前記各
ブロック毎のMDCT処理により得られる各帯域毎のM
DCT係数データに対して、適応的な割当てビット数で
符号化が行われることになる。ビット割当手法として
は、次の2手法が知られている。
(MDCT)処理によって得られた係数データを前記ビ
ットアロケーシヨンによって符号化する際には、前記各
ブロック毎のMDCT処理により得られる各帯域毎のM
DCT係数データに対して、適応的な割当てビット数で
符号化が行われることになる。ビット割当手法として
は、次の2手法が知られている。
【0010】Adaptive Transform Coding of Speech Si
gnals R.Zelinski and P.Noll IEEE Transactions of
Accoustics,Speech,and Signal Processing, vol.ASS
P-25,No.4,August 1977 では、各帯域毎の信号の大きさ
をもとに、ビット割当を行なっている。この方式では、
量子化雑音スペクトルが平坦となり、雑音エネルギー最
小となるが、聴感覚的にはマスキング効果が利用されて
いないために実際の音質感は最適ではない。
gnals R.Zelinski and P.Noll IEEE Transactions of
Accoustics,Speech,and Signal Processing, vol.ASS
P-25,No.4,August 1977 では、各帯域毎の信号の大きさ
をもとに、ビット割当を行なっている。この方式では、
量子化雑音スペクトルが平坦となり、雑音エネルギー最
小となるが、聴感覚的にはマスキング効果が利用されて
いないために実際の音質感は最適ではない。
【0011】また、ICASSP 1980 The critical band c
oder--digital encoding of the perceptual requireme
nts of the auditory system M.A.Kransner MIT で
は、聴覚マスキングを利用することで、各帯域毎に必要
な信号対雑音比を得て固定的なビット割当を行なう手法
が述べられている。しかしこの手法では、サイン波入力
で特性を測定する場合でも、ビット割当が固定的である
ために特性値がそれほど良い値とならない。
oder--digital encoding of the perceptual requireme
nts of the auditory system M.A.Kransner MIT で
は、聴覚マスキングを利用することで、各帯域毎に必要
な信号対雑音比を得て固定的なビット割当を行なう手法
が述べられている。しかしこの手法では、サイン波入力
で特性を測定する場合でも、ビット割当が固定的である
ために特性値がそれほど良い値とならない。
【0012】これらの問題を解決するために、ビット割
当に使用できる全ビットが、各小ブロック毎に予め定め
られた固定ビット割当パターン分と、各ブロックの信号
の大きさに依存したビット配分を行なう分に分割使用さ
れ、その分割比を入力信号に関係する信号に依存させ、
前記信号のスペクトルが滑らかなほど前記固定ビット割
当パターン分への分割比率を大きくする高能率符号化装
置が提案されている。
当に使用できる全ビットが、各小ブロック毎に予め定め
られた固定ビット割当パターン分と、各ブロックの信号
の大きさに依存したビット配分を行なう分に分割使用さ
れ、その分割比を入力信号に関係する信号に依存させ、
前記信号のスペクトルが滑らかなほど前記固定ビット割
当パターン分への分割比率を大きくする高能率符号化装
置が提案されている。
【0013】この方法によれば、サイン波入力のよう
に、特定のスペクトルにエネルギーが集中する場合には
そのスペクトルを含むブロックに多くのビットを割り当
てる事によって、全体の信号対雑音特性を著しく改善す
ることができる。一般に、急峻なスペクトル成分をもつ
信号に対して人間の聴覚は極めて敏感であるため、この
ような方法を用いる事により、信号対雑音特性を改善す
ることは、単に測定上の数値を向上させるばかりでな
く、聴感上、音質を改善するのに有効である。
に、特定のスペクトルにエネルギーが集中する場合には
そのスペクトルを含むブロックに多くのビットを割り当
てる事によって、全体の信号対雑音特性を著しく改善す
ることができる。一般に、急峻なスペクトル成分をもつ
信号に対して人間の聴覚は極めて敏感であるため、この
ような方法を用いる事により、信号対雑音特性を改善す
ることは、単に測定上の数値を向上させるばかりでな
く、聴感上、音質を改善するのに有効である。
【0014】ビット割り当ての方法にはこの他にも数多
くのやり方が提案されており、さらに聴覚に関するモデ
ルが精緻化され、符号化装置の能力があがれば聴覚的に
みてより高能率な符号化が可能になる。
くのやり方が提案されており、さらに聴覚に関するモデ
ルが精緻化され、符号化装置の能力があがれば聴覚的に
みてより高能率な符号化が可能になる。
【0015】また、本発明人らは、スペクトル信号から
聴感上特に重要なトーン性の成分を分離して、他のスペ
クトル成分とは別に符号化する方法を、特開平7−16
8593号公報で提案している。これにより、オーディ
オ信号等を聴感上の劣化を殆ど生じさせずに高い圧縮率
で効率的に符号化することが可能になっている。
聴感上特に重要なトーン性の成分を分離して、他のスペ
クトル成分とは別に符号化する方法を、特開平7−16
8593号公報で提案している。これにより、オーディ
オ信号等を聴感上の劣化を殆ど生じさせずに高い圧縮率
で効率的に符号化することが可能になっている。
【0016】一般に変換のための時間ブロックを長くす
ることによって、スペクトルの周波数分解能が高まり特
定のスペクトル成分にエネルギーが集中する。したがっ
て、両隣のブロックと半分ずつオーバーラップさせて長
いブロック長で変換を行い、しかも得られたスペクトル
信号の個数が、元の時間サンプルの個数に対して増加し
ないモディファイドDCT変換(MDCT)を使用する
ことにより、離散フーリエ変換(DFT)や離散コサイ
ン変換(DCT)を使用した場合よりも効率の良い符号
化を行うことが可能となる。また、隣接するブロック同
士に十分長いオーバーラップを持たせることによって、
波形信号のブロック間歪みを軽減することもできる。
ることによって、スペクトルの周波数分解能が高まり特
定のスペクトル成分にエネルギーが集中する。したがっ
て、両隣のブロックと半分ずつオーバーラップさせて長
いブロック長で変換を行い、しかも得られたスペクトル
信号の個数が、元の時間サンプルの個数に対して増加し
ないモディファイドDCT変換(MDCT)を使用する
ことにより、離散フーリエ変換(DFT)や離散コサイ
ン変換(DCT)を使用した場合よりも効率の良い符号
化を行うことが可能となる。また、隣接するブロック同
士に十分長いオーバーラップを持たせることによって、
波形信号のブロック間歪みを軽減することもできる。
【0017】このように音響信号を周波数成分に分割し
て符号化することにより、聴覚の性質を有効に利用する
ことが可能となり、効率の良い符号化が実現できるが、
周波数成分への分解をフィルタによって行なう場合、そ
の演算量が大きな問題となる。そこで、帯域分割のフィ
ルタとしては、演算量を効率良く落とすことのできる上
述のポリフェーズ・クワドラチャ・フィルタ(Polyphas
e Quadrature Filter:以下PQFと記す)を使用する
ことが多い。
て符号化することにより、聴覚の性質を有効に利用する
ことが可能となり、効率の良い符号化が実現できるが、
周波数成分への分解をフィルタによって行なう場合、そ
の演算量が大きな問題となる。そこで、帯域分割のフィ
ルタとしては、演算量を効率良く落とすことのできる上
述のポリフェーズ・クワドラチャ・フィルタ(Polyphas
e Quadrature Filter:以下PQFと記す)を使用する
ことが多い。
【0018】また、スペクトル変換を利用する場合の一
つの大きな弱点は、その計算の為に大きなバッファ領域
が必要になることであるが、この弱点を押さえるために
予めフィルタによって帯域分割し、帯域幅に応じて間引
かれた信号に対してスペクトル変換を施す方法が有効で
ある。この場合にもその帯域分割フィルタとしては演算
量を効率良く落とすことのできる上述のPQFを使用す
ると都合が良い。
つの大きな弱点は、その計算の為に大きなバッファ領域
が必要になることであるが、この弱点を押さえるために
予めフィルタによって帯域分割し、帯域幅に応じて間引
かれた信号に対してスペクトル変換を施す方法が有効で
ある。この場合にもその帯域分割フィルタとしては演算
量を効率良く落とすことのできる上述のPQFを使用す
ると都合が良い。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】PQFの演算量を落と
す場合、積和演算を2段階に分離し、前段の積和演算の
結果をメモリに蓄積してその結果を後段の積和演算で、
複数の帯域において使用する方法が一般的である。しか
しながら、この場合、データの精度は、仮に積和演算を
行なう演算器の精度が十分であってもメモリのビット数
によって制限を受けてしまうので、結局、演算量の少な
いアルゴリズムを実行するためにはメモリのビット数を
大きくする必要があり、ハードウェア規模が大きくなっ
てしまうという問題があった。
す場合、積和演算を2段階に分離し、前段の積和演算の
結果をメモリに蓄積してその結果を後段の積和演算で、
複数の帯域において使用する方法が一般的である。しか
しながら、この場合、データの精度は、仮に積和演算を
行なう演算器の精度が十分であってもメモリのビット数
によって制限を受けてしまうので、結局、演算量の少な
いアルゴリズムを実行するためにはメモリのビット数を
大きくする必要があり、ハードウェア規模が大きくなっ
てしまうという問題があった。
【0020】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
ものであり、フィルタを演算量の少ないアルゴリズムを
使用して実行するとともに、演算精度の必要な帯域での
み演算精度のとれる方法でフィルタを実現することによ
って、全体として小さなハードウェア量で信号の符号
化、復号化を行なうことを目的とするものである。
ものであり、フィルタを演算量の少ないアルゴリズムを
使用して実行するとともに、演算精度の必要な帯域での
み演算精度のとれる方法でフィルタを実現することによ
って、全体として小さなハードウェア量で信号の符号
化、復号化を行なうことを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る符号化処理方法および装置は、帯域分割
処理の精度を特定の帯域において他の帯域よりも高くし
たことを特徴とする。
この発明に係る符号化処理方法および装置は、帯域分割
処理の精度を特定の帯域において他の帯域よりも高くし
たことを特徴とする。
【0022】この発明に係る複合化処理方法および装置
は、帯域合成処理の精度を特定の帯域において他の帯域
よりも高くしたことを特徴とする。
は、帯域合成処理の精度を特定の帯域において他の帯域
よりも高くしたことを特徴とする。
【0023】帯域分割フィルタを含む符号化処理、なら
びに、帯域合成フィルタを含む復号化処理において、特
定の帯域でのみ演算精度を高くすることで、比較的少な
い演算量で必要な音質を得ることができる。
びに、帯域合成フィルタを含む復号化処理において、特
定の帯域でのみ演算精度を高くすることで、比較的少な
い演算量で必要な音質を得ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る
音響波形信号の符号化処理装置の全体ブロック構成図で
ある。音響波形信号の符号化処理装置1は、入力された
信号波形1aを複数の帯域毎のスペクトル信号成分10
a〜10dに変換する変換手段10と、この変換手段1
0から出力される各帯域毎のスペクトル信号成分10a
〜10dをそれぞれ符号化する信号成分符号化手段20
と、この信号成分符号化手段20から出力される各帯域
毎の量子化出力20a〜20dに基づいて符号列30a
を生成する符号列生成手段30とから構成される。
いて添付図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る
音響波形信号の符号化処理装置の全体ブロック構成図で
ある。音響波形信号の符号化処理装置1は、入力された
信号波形1aを複数の帯域毎のスペクトル信号成分10
a〜10dに変換する変換手段10と、この変換手段1
0から出力される各帯域毎のスペクトル信号成分10a
〜10dをそれぞれ符号化する信号成分符号化手段20
と、この信号成分符号化手段20から出力される各帯域
毎の量子化出力20a〜20dに基づいて符号列30a
を生成する符号列生成手段30とから構成される。
【0025】この音響波形信号の符号化処理装置1は、
入力された信号波形1aを変換手段10によって各帯域
毎のスペクトル信号成分10a〜10dに変換した後、
信号成分符号化手段20によって各帯域毎のスペクトル
信号成分10a〜10dを符号化し、符号列生成手段3
0によって符号列30aを生成する。
入力された信号波形1aを変換手段10によって各帯域
毎のスペクトル信号成分10a〜10dに変換した後、
信号成分符号化手段20によって各帯域毎のスペクトル
信号成分10a〜10dを符号化し、符号列生成手段3
0によって符号列30aを生成する。
【0026】図2は変換手段の具体例を示すブロック構
成図である。変換手段10は、入力された信号波形1a
を4つの帯域に分割する帯域分割フィルタ11と、この
帯域分割フィルタ11から出力される各帯域毎のサブバ
ンド信号11a〜11dをそれぞれスペクトル信号成分
10a〜10dへ変換する順スペクトル変換手段12a
〜12dを備える。
成図である。変換手段10は、入力された信号波形1a
を4つの帯域に分割する帯域分割フィルタ11と、この
帯域分割フィルタ11から出力される各帯域毎のサブバ
ンド信号11a〜11dをそれぞれスペクトル信号成分
10a〜10dへ変換する順スペクトル変換手段12a
〜12dを備える。
【0027】帯域分割フィルタ11から出力される各帯
域毎のサブバンド信号11a〜11dの帯域幅は、入力
された信号波形1aの帯域幅の1/4となっており、入
力された信号波形1aの帯域幅に対して1/4に間引か
れている。順スペクトル変換手段12a〜12dは、各
帯域毎のサブバンド信号11a〜11dに対してモディ
ファイドDCT変換(MDCT)等の処理を施してスペ
クトル信号成分10a〜10dを出力する。
域毎のサブバンド信号11a〜11dの帯域幅は、入力
された信号波形1aの帯域幅の1/4となっており、入
力された信号波形1aの帯域幅に対して1/4に間引か
れている。順スペクトル変換手段12a〜12dは、各
帯域毎のサブバンド信号11a〜11dに対してモディ
ファイドDCT変換(MDCT)等の処理を施してスペ
クトル信号成分10a〜10dを出力する。
【0028】図3は信号成分符号化手段の具体例を示す
ブロック構成図である。信号成分符号化手段20は、分
割された各帯域毎のスペクトル信号成分10a〜10d
に対して帯域毎に正規化を施す正規化手段21と、分割
された各帯域毎のスペクトル信号成分10a〜10dに
基づいて量子化精度を演算し決定する量子化精度決定手
段22と、正規化手段21から出力される各帯域毎の正
規化スペクトル信号成分21a〜21dに対して、量子
化精度決定手段22によって決定された各帯域毎の量子
化精度22a〜22dに基づいて量子化する量子化手段
23とを備える。この量子化手段23から出力される各
帯域毎の量子化出力20a〜20dには、量子化された
各帯域毎の信号成分に加え、正規化係数情報と量子化精
度情報が含まれる。
ブロック構成図である。信号成分符号化手段20は、分
割された各帯域毎のスペクトル信号成分10a〜10d
に対して帯域毎に正規化を施す正規化手段21と、分割
された各帯域毎のスペクトル信号成分10a〜10dに
基づいて量子化精度を演算し決定する量子化精度決定手
段22と、正規化手段21から出力される各帯域毎の正
規化スペクトル信号成分21a〜21dに対して、量子
化精度決定手段22によって決定された各帯域毎の量子
化精度22a〜22dに基づいて量子化する量子化手段
23とを備える。この量子化手段23から出力される各
帯域毎の量子化出力20a〜20dには、量子化された
各帯域毎の信号成分に加え、正規化係数情報と量子化精
度情報が含まれる。
【0029】図4は本発明に係る音響波形信号の復号化
処理装置の全体ブロック構成図である。この復号化処理
装置2は、図1に示した符号化処理装置1によって生成
された符号列30aから音響信号2aを出力するもので
ある。この復号化処理装置2は、符号列30aを分解し
て各帯域毎の符号40a〜40dを抽出する符号列分解
手段40と、符号列分解手段40から出力される各帯域
毎の符号40a〜40dに基づいて各帯域毎の信号成分
を復元する信号成分復号化手段50と、この信号成分復
号化手段50から出力される各帯域毎の信号成分復号信
号50a〜50dに対してそれぞれ逆変換処理を施し、
さらに、各帯域毎の逆変換出力を合成して音響波形信号
2aを出力する逆変換手段60とからなる。
処理装置の全体ブロック構成図である。この復号化処理
装置2は、図1に示した符号化処理装置1によって生成
された符号列30aから音響信号2aを出力するもので
ある。この復号化処理装置2は、符号列30aを分解し
て各帯域毎の符号40a〜40dを抽出する符号列分解
手段40と、符号列分解手段40から出力される各帯域
毎の符号40a〜40dに基づいて各帯域毎の信号成分
を復元する信号成分復号化手段50と、この信号成分復
号化手段50から出力される各帯域毎の信号成分復号信
号50a〜50dに対してそれぞれ逆変換処理を施し、
さらに、各帯域毎の逆変換出力を合成して音響波形信号
2aを出力する逆変換手段60とからなる。
【0030】この音響波形信号の復号化処理装置2は、
符号列分解手段40によって符号列30aから各帯域毎
の符号40a〜40dを抽出し、信号成分復号化手段5
0はそれらの符号40a〜40dから帯域毎の信号成分
復号信号50a〜50dを復号し、逆変換手段60によ
って音響信号2aを出力する。
符号列分解手段40によって符号列30aから各帯域毎
の符号40a〜40dを抽出し、信号成分復号化手段5
0はそれらの符号40a〜40dから帯域毎の信号成分
復号信号50a〜50dを復号し、逆変換手段60によ
って音響信号2aを出力する。
【0031】図5は逆変換手段の具体例を示すブロック
構成図である。図5に示す逆変換手段60は、図2に示
した変換手段10に対応する逆変換手段である。この逆
変換手段60は、各帯域毎の信号成分復号信号50a〜
50dに対してそれぞれ逆スペクトル変換を施す逆スペ
クトル変換手段61a〜61dと、各逆スペクトル変換
手段61a〜61dから出力される各帯域毎の信号62
a〜62dを合成する帯域合成フィルタ63とからな
る。
構成図である。図5に示す逆変換手段60は、図2に示
した変換手段10に対応する逆変換手段である。この逆
変換手段60は、各帯域毎の信号成分復号信号50a〜
50dに対してそれぞれ逆スペクトル変換を施す逆スペ
クトル変換手段61a〜61dと、各逆スペクトル変換
手段61a〜61dから出力される各帯域毎の信号62
a〜62dを合成する帯域合成フィルタ63とからな
る。
【0032】この逆変換手段60は、逆スペクトル変換
手段61a〜61dによって各帯域毎の信号成分復号信
号50a〜50dに対して逆スペクトル変換を施し、逆
スペクトル変換によって得られた各帯域毎の信号62a
〜62dを帯域合成フィルタ63で合成して音響信号2
aを出力する。
手段61a〜61dによって各帯域毎の信号成分復号信
号50a〜50dに対して逆スペクトル変換を施し、逆
スペクトル変換によって得られた各帯域毎の信号62a
〜62dを帯域合成フィルタ63で合成して音響信号2
aを出力する。
【0033】図2に示した帯域分割フィルタ11ならび
に図5に示した帯域合成フィルタ63は、ポリフェーズ
・クワドラチャ・フィルタ(Polyphase Quadrature Fil
ter以下PQFと記す)と呼ばれるフィルタ・バンクを
用いて構成している。PQFは、前述の文献 ICASSP 8
3,BOSTON Polyphase Quadrature filters-A new subban
d coding technique Joseph H. Rothweilerに述べられ
ているように、プロトタイプフィルタ(Prototype Filt
er)と呼ばれるフィルタを元に構成されたフィルタ・バ
ンクで、全帯域を等バンド幅に分割すること、ならび
に、分割された各帯域の信号から全帯域の信号合成する
ことができる。
に図5に示した帯域合成フィルタ63は、ポリフェーズ
・クワドラチャ・フィルタ(Polyphase Quadrature Fil
ter以下PQFと記す)と呼ばれるフィルタ・バンクを
用いて構成している。PQFは、前述の文献 ICASSP 8
3,BOSTON Polyphase Quadrature filters-A new subban
d coding technique Joseph H. Rothweilerに述べられ
ているように、プロトタイプフィルタ(Prototype Filt
er)と呼ばれるフィルタを元に構成されたフィルタ・バ
ンクで、全帯域を等バンド幅に分割すること、ならび
に、分割された各帯域の信号から全帯域の信号合成する
ことができる。
【0034】図6はPQFを用いた帯域分割フィルタの
ブロック構成図である。この帯域分割フィルタ610
は、積和演算手段で構成されたフィルタ処理手段H1〜
H4と、各フィルタ処理手段H1〜H4毎に対応して設
けられた間引き手段611〜614からなる。入力信号
波形1aは、積和演算手段で構成されたフィルタ処理手
段H1〜H4によって、帯域幅が同一の4つの帯域に分
割された後に、間引き手段611〜614によって1/
Mに間引かれる。ここで、Mは帯域分割数を示す。この
実施例の帯域分割数Mは4である。分割された各帯域毎
のサブバンド信号11a〜11dを合わせると、入力信
号波形1aのサンプルレートと同じとなる。
ブロック構成図である。この帯域分割フィルタ610
は、積和演算手段で構成されたフィルタ処理手段H1〜
H4と、各フィルタ処理手段H1〜H4毎に対応して設
けられた間引き手段611〜614からなる。入力信号
波形1aは、積和演算手段で構成されたフィルタ処理手
段H1〜H4によって、帯域幅が同一の4つの帯域に分
割された後に、間引き手段611〜614によって1/
Mに間引かれる。ここで、Mは帯域分割数を示す。この
実施例の帯域分割数Mは4である。分割された各帯域毎
のサブバンド信号11a〜11dを合わせると、入力信
号波形1aのサンプルレートと同じとなる。
【0035】図7はPQFを用いた帯域合成フィルタの
ブロック構成図である。この帯域合成フィルタ620
は、各帯域毎に間引かれたサンプルの代わりに0の値を
挿入する挿入手段621〜624と、各挿入手段621
〜624毎に対応して設けられたフィルタ処理手段K1
〜K4と、各フィルタ処理手段K1〜K4の出力を加算
する加算手段625とからなる。この帯域合成フィルタ
620は、各帯域毎の信号61a〜61dに対して各挿
入手段621〜624で間引かれたサンプルの代わりに
0の値を挿入した後、各フィルタ処理手段K1〜K4で
フィルタ処理を施し、加算手段625で各帯域毎のサン
プル値を加算して加算出力625aを出力する。
ブロック構成図である。この帯域合成フィルタ620
は、各帯域毎に間引かれたサンプルの代わりに0の値を
挿入する挿入手段621〜624と、各挿入手段621
〜624毎に対応して設けられたフィルタ処理手段K1
〜K4と、各フィルタ処理手段K1〜K4の出力を加算
する加算手段625とからなる。この帯域合成フィルタ
620は、各帯域毎の信号61a〜61dに対して各挿
入手段621〜624で間引かれたサンプルの代わりに
0の値を挿入した後、各フィルタ処理手段K1〜K4で
フィルタ処理を施し、加算手段625で各帯域毎のサン
プル値を加算して加算出力625aを出力する。
【0036】ここで、図6に示した帯域分割フィルタお
よび図7に示した帯域合成フィルタにおけるフィルタ係
数の構成例について説明する。PQFは帯域分割時に発
生したエイリアシング成分が帯域合成時にキャンセルさ
れるようにプロトタイプ・フィルタから図6に示した帯
域分割フィルタのフィルタ係数、ならびに、図7に示し
た帯域合成フィルタのフィルタ係数を構成するものであ
る。このフィルタ係数の構成は、例えば、前述の文献
ICASSP 83,BOSTON Polyphase Quadrature filters-A ne
w subband coding technique Joseph H. Rothweiler
の1282頁に示される(10)式、(13)式、(1
4)式等で与えられる十分条件が充たされればよく、そ
の方法は一意的ではない。
よび図7に示した帯域合成フィルタにおけるフィルタ係
数の構成例について説明する。PQFは帯域分割時に発
生したエイリアシング成分が帯域合成時にキャンセルさ
れるようにプロトタイプ・フィルタから図6に示した帯
域分割フィルタのフィルタ係数、ならびに、図7に示し
た帯域合成フィルタのフィルタ係数を構成するものであ
る。このフィルタ係数の構成は、例えば、前述の文献
ICASSP 83,BOSTON Polyphase Quadrature filters-A ne
w subband coding technique Joseph H. Rothweiler
の1282頁に示される(10)式、(13)式、(1
4)式等で与えられる十分条件が充たされればよく、そ
の方法は一意的ではない。
【0037】一例として、PQFの帯域分割、帯域合成
する係数をプロトタイプ・フィルタの係数h(n)から
(1)、(2)式のように定めることができる。
する係数をプロトタイプ・フィルタの係数h(n)から
(1)、(2)式のように定めることができる。
【0038】
【数1】
【0039】
【数2】
【0040】ここで、Mは分割帯域数、Kはフィルタ係
数の個数Nと分割帯域数MからK=N/2Mで定まる数
である。h(n)はプロトタイプ・フィルタの係数を表
し、hi(n)はi番目の帯域の帯域分割フィルタの係
数、ki(n)はi番目の帯域の帯域合成フィルタの係
数を表わす。
数の個数Nと分割帯域数MからK=N/2Mで定まる数
である。h(n)はプロトタイプ・フィルタの係数を表
し、hi(n)はi番目の帯域の帯域分割フィルタの係
数、ki(n)はi番目の帯域の帯域合成フィルタの係
数を表わす。
【0041】図8は従来の帯域分割フィルタ演算手段の
ブロック構成図である。従来の帯域分割フィルタ演算手
段80は、(1)式の計算を行なうものである。この帯
域分割フィルタ演算手段80は、入力サンプル(Mサン
プル)81が供給される長さNのN長データ・バッファ
82と、このN長データ・バッファ82のデータ83が
供給される帯域分割数M個分のN長積和演算手段84a
〜84dを備える。符号85a〜85dは各N長積和演
算手段84a〜84dの演算出力である。
ブロック構成図である。従来の帯域分割フィルタ演算手
段80は、(1)式の計算を行なうものである。この帯
域分割フィルタ演算手段80は、入力サンプル(Mサン
プル)81が供給される長さNのN長データ・バッファ
82と、このN長データ・バッファ82のデータ83が
供給される帯域分割数M個分のN長積和演算手段84a
〜84dを備える。符号85a〜85dは各N長積和演
算手段84a〜84dの演算出力である。
【0042】入力サンプル81は長さNのN長データ・
バッファ82に入力される。ここで古い不要なデータは
順々に捨てられていく。1からMまでのN長積和演算手
段84a〜84dは、N長データ・バッファ82のデー
タ83を使い、(1)式に基づいてそれぞれの帯域に対
応した長さNの積和演算を行なう。図6に示したよう
に、積和演算後にサンプルは1/Mに間引かれるので、
新しい入力サンプルがM個入力された時点で、各積和演
算を1度ずつ行なえばよい。したがって、図8に示した
従来の帯域分割フィルタ演算手段80は、入力1サンプ
ルに対して長さNの積和演算を1回の割合で処理を行な
うことになる。
バッファ82に入力される。ここで古い不要なデータは
順々に捨てられていく。1からMまでのN長積和演算手
段84a〜84dは、N長データ・バッファ82のデー
タ83を使い、(1)式に基づいてそれぞれの帯域に対
応した長さNの積和演算を行なう。図6に示したよう
に、積和演算後にサンプルは1/Mに間引かれるので、
新しい入力サンプルがM個入力された時点で、各積和演
算を1度ずつ行なえばよい。したがって、図8に示した
従来の帯域分割フィルタ演算手段80は、入力1サンプ
ルに対して長さNの積和演算を1回の割合で処理を行な
うことになる。
【0043】図9は従来の帯域合成フィルタ演算手段の
ブロック構成図である。この従来の帯域合成フィルタ演
算手段90は、(2)式の計算を行なうものである。従
来の帯域合成フィルタ演算手段90は、各サンプル91
a〜91dがそれぞれ供給されるN/M長データ・バッ
ファ92a〜92dと、各N/M長データ・バッファ9
2a〜92dのデータ93a〜93dがそれぞれ供給さ
れるN長積和演算手段94a〜94dと、各N長積和演
算手段94a〜94dの演算出力95a〜95dを切り
替える切り替え手段96とを備える。符号97は切り替
え手段96の出力である。
ブロック構成図である。この従来の帯域合成フィルタ演
算手段90は、(2)式の計算を行なうものである。従
来の帯域合成フィルタ演算手段90は、各サンプル91
a〜91dがそれぞれ供給されるN/M長データ・バッ
ファ92a〜92dと、各N/M長データ・バッファ9
2a〜92dのデータ93a〜93dがそれぞれ供給さ
れるN長積和演算手段94a〜94dと、各N長積和演
算手段94a〜94dの演算出力95a〜95dを切り
替える切り替え手段96とを備える。符号97は切り替
え手段96の出力である。
【0044】帯域合成フィルタは、図7に示すように0
データを挿入してから長さNの積和演算を行ない、さら
にそれらを足し合わせるものであるが、0データの部分
では、実際には演算を行なわなくてすむので、各帯域で
の積和演算の長さはN/Mで良く、結局すべての帯域を
あわせて、出力1サンプルに対して、長さNの積和演算
を行なえば良い。この処理をフィルタ係数を1つずつず
らしてM回行なうことでM個のサンプルを出力すること
ができる。分割帯域数M個分のN長積和演算手段94a
〜94dがそれぞれの出力サンプルの計算を行なう。し
たがって、図9の従来例では、出力1サンプルに対し
て、長さNの積和演算を1回の割合で処理を行なうこと
になる。
データを挿入してから長さNの積和演算を行ない、さら
にそれらを足し合わせるものであるが、0データの部分
では、実際には演算を行なわなくてすむので、各帯域で
の積和演算の長さはN/Mで良く、結局すべての帯域を
あわせて、出力1サンプルに対して、長さNの積和演算
を行なえば良い。この処理をフィルタ係数を1つずつず
らしてM回行なうことでM個のサンプルを出力すること
ができる。分割帯域数M個分のN長積和演算手段94a
〜94dがそれぞれの出力サンプルの計算を行なう。し
たがって、図9の従来例では、出力1サンプルに対し
て、長さNの積和演算を1回の割合で処理を行なうこと
になる。
【0045】しかしながら、PQFの場合、実際にはも
っと少ない演算処理量で帯域分割、帯域合成を行なう方
法が知られている。次に改良された従来の演算方法を説
明する。まず、(1)式で与えられる帯域分割フィルタ
を(3)式のように、Mずつシフトする長さNのブロッ
ク毎に効率良く計算する方法について述べる。
っと少ない演算処理量で帯域分割、帯域合成を行なう方
法が知られている。次に改良された従来の演算方法を説
明する。まず、(1)式で与えられる帯域分割フィルタ
を(3)式のように、Mずつシフトする長さNのブロッ
ク毎に効率良く計算する方法について述べる。
【0046】
【数3】
【0047】ただし、Vi (J)は、J番目のブロック
におけるi番目のバンドでの帯域分割後の間引かれたサ
ンプルであり、X^J(1)、h^(l)、pi (l)
はそれぞれ、(4)、(5)、(6)式で与えられる。
におけるi番目のバンドでの帯域分割後の間引かれたサ
ンプルであり、X^J(1)、h^(l)、pi (l)
はそれぞれ、(4)、(5)、(6)式で与えられる。
【0048】
【数4】
【0049】
【数5】
【0050】
【数6】
【0051】容易に確かめられるように、pi(l) は
(7)、(8)、(9)式に示される対称性を持ってい
る。
(7)、(8)、(9)式に示される対称性を持ってい
る。
【0052】
【数7】
【0053】
【数8】
【0054】
【数9】
【0055】(7)式を用いると、(3)式は(10)
式のようになる。
式のようになる。
【0056】
【数10】
【0057】ただし、A(l)は(11)式で定義する
ものとする。
ものとする。
【0058】
【数11】
【0059】ここで、さらに(8)、(9)式を用いれ
ば、(12)式を得ることができる。
ば、(12)式を得ることができる。
【0060】
【数12】
【0061】ただし、B(l)は(13)式で与えられ
る演算処理の途中結果であり、si(l)は(14)式
で与えられる係数である。したがって先ず、(11)
式、(13)式にしたがって、長さ2Kの積和演算をM
回実行することによりM個のB(l)を求め、次に(1
2)式に従って、長さMの積和演算をM回行なうことで
M個のVi (J)を求めれば、M個の入力サンプルから
M個の出力サンプルを得ることができる。
る演算処理の途中結果であり、si(l)は(14)式
で与えられる係数である。したがって先ず、(11)
式、(13)式にしたがって、長さ2Kの積和演算をM
回実行することによりM個のB(l)を求め、次に(1
2)式に従って、長さMの積和演算をM回行なうことで
M個のVi (J)を求めれば、M個の入力サンプルから
M個の出力サンプルを得ることができる。
【0062】
【数13】
【0063】
【数14】
【0064】図10は改良された従来の帯域分割フィル
タ演算手段のブロック構成図である。改良された従来の
帯域分割係数演算手段100は、入力サンプル101を
格納するN長データ・バッファ102と、このN長デー
タ・バッファ102のデータ103a〜103dがそれ
ぞれ供給されるN/M長積和演算手段104a〜104
dと、各N/M長積和演算手段104a〜104dの演
算結果105a〜105dを格納するM長データ・バッ
ファ106と、このM長データ・バッファ106のデー
タ107a〜107dがそれぞれ供給されるM長積和演
算手段108a〜108dを備える。符号109a〜1
09dは各M長積和演算手段108a〜108dの演算
結果出力である。
タ演算手段のブロック構成図である。改良された従来の
帯域分割係数演算手段100は、入力サンプル101を
格納するN長データ・バッファ102と、このN長デー
タ・バッファ102のデータ103a〜103dがそれ
ぞれ供給されるN/M長積和演算手段104a〜104
dと、各N/M長積和演算手段104a〜104dの演
算結果105a〜105dを格納するM長データ・バッ
ファ106と、このM長データ・バッファ106のデー
タ107a〜107dがそれぞれ供給されるM長積和演
算手段108a〜108dを備える。符号109a〜1
09dは各M長積和演算手段108a〜108dの演算
結果出力である。
【0065】入力サンプル101は先ずN長データ・バ
ッファ102に格納され、次に、各N/M長積和演算手
段104a〜104dが2K=N/Mの長さの、それぞ
れ、i=0からi=M−1の何れかに対応する(11)
式、(13)式の積和演算をおこない、その演算結果1
05a〜105dをM長データ・バッファ106に格納
する。次に、各M長積和演算手段108a〜108dが
Mの長さの、それぞれ、i=0からi=M−1の何れか
に対応する(12)式の積和演算を行なう。この場合、
入力1サンプルに対して、(2K+M)回の積和演算を
2段に分けて、行なっていることになる。例えば、M=
4、N=128の場合、K=16であるので、図8に示
した演算手段(演算方法)では1サンプル当たり128
回の積和計算が必要であるのに対し、図10に示した計
算手段(計算方法)では36回の積和計算で良いことに
なり、演算処理量を大幅に減らすことができる。
ッファ102に格納され、次に、各N/M長積和演算手
段104a〜104dが2K=N/Mの長さの、それぞ
れ、i=0からi=M−1の何れかに対応する(11)
式、(13)式の積和演算をおこない、その演算結果1
05a〜105dをM長データ・バッファ106に格納
する。次に、各M長積和演算手段108a〜108dが
Mの長さの、それぞれ、i=0からi=M−1の何れか
に対応する(12)式の積和演算を行なう。この場合、
入力1サンプルに対して、(2K+M)回の積和演算を
2段に分けて、行なっていることになる。例えば、M=
4、N=128の場合、K=16であるので、図8に示
した演算手段(演算方法)では1サンプル当たり128
回の積和計算が必要であるのに対し、図10に示した計
算手段(計算方法)では36回の積和計算で良いことに
なり、演算処理量を大幅に減らすことができる。
【0066】次に(2)式で与えられる帯域合成フィル
タを(15)式のようにMずつシフトする長さNのブロ
ック毎に効率良く計算する方法について述べる。
タを(15)式のようにMずつシフトする長さNのブロ
ック毎に効率良く計算する方法について述べる。
【0067】
【数15】
【0068】ただし、u((J−1)M+n+1)はJ
番目のブロックのM個の出力サンプルを表し、vi (J
+2K−1−l)は、間引かれた、i番目のバンドのサ
ンプルを表す。h(lM+n)はプロトタイプ・フィル
タの係数、qi(lM+n)は(16)式で表される。
番目のブロックのM個の出力サンプルを表し、vi (J
+2K−1−l)は、間引かれた、i番目のバンドのサ
ンプルを表す。h(lM+n)はプロトタイプ・フィル
タの係数、qi(lM+n)は(16)式で表される。
【0069】
【数16】
【0070】容易に確かめられるように、qi (l)は
(17)、(18)、(19)式に示される対称性を持
っている。
(17)、(18)、(19)式に示される対称性を持
っている。
【0071】
【数17】
【0072】
【数18】
【0073】
【数19】
【0074】これより(20)式に示されるように、M
個のu((J−1)M+n+1)は、それぞれ長さ2K
=N/Mの積和演算によって得られることがわかる。
個のu((J−1)M+n+1)は、それぞれ長さ2K
=N/Mの積和演算によって得られることがわかる。
【0075】
【数20】
【0076】ただし、t0,n(j)、t1,n(j)
はそれぞれ、(21)式、(22)式で与えられる係数
であり、C0,n(j)、C1,n(j)はそれぞれ、
(23)式、(24)式で与えられる演算処理の途中結
果である。
はそれぞれ、(21)式、(22)式で与えられる係数
であり、C0,n(j)、C1,n(j)はそれぞれ、
(23)式、(24)式で与えられる演算処理の途中結
果である。
【0077】
【数21】
【0078】
【数22】
【0079】
【数23】
【0080】
【数24】
【0081】ここで、合計2M個のC0,n(j)、C
1,n(j)は(23)式、(24)式に示されるよう
にそれぞれ長さMの積和演算で求められ、合計で2M個
あるが、容易に確かめられるように(25)式、(2
6)式に示されるような関係があるので、実際にはM個
のみを求めれば良い。
1,n(j)は(23)式、(24)式に示されるよう
にそれぞれ長さMの積和演算で求められ、合計で2M個
あるが、容易に確かめられるように(25)式、(2
6)式に示されるような関係があるので、実際にはM個
のみを求めれば良い。
【0082】
【数25】
【0083】
【数26】
【0084】したがって先ず、(23)式、(24)式
にしたがって、長さMの積和演算をM回実行することに
よりM個のC0,n(j)、C1,n(j)を求め、次
に(20)式に従って、長さ2Kの積和演算をM回行な
うことでM個のu((J−1)M+n+1)を求めれば
M個の入力サンプルからM個の出力サンプルを得ること
ができる。
にしたがって、長さMの積和演算をM回実行することに
よりM個のC0,n(j)、C1,n(j)を求め、次
に(20)式に従って、長さ2Kの積和演算をM回行な
うことでM個のu((J−1)M+n+1)を求めれば
M個の入力サンプルからM個の出力サンプルを得ること
ができる。
【0085】図11は改良された従来の帯域合成フィル
タ演算手段のブロック構成図である。改良された従来の
帯域合成フィルタ演算手段110は、各入力サンプル1
11a〜111dを格納するM長データ・バッファ11
2と、このM長データ・バッファ112のデータ113
a〜113dがそれぞれ供給されるM長積和演算手段1
14a〜114dと、M長積和演算手段114a〜11
4dの各演算結果出力115a〜115dを格納するN
長データ・バッファ116と、このN長データ・バッフ
ァ116のデータ117a〜117dがそれぞれ供給さ
れるN/M長積和演算手段118a〜118dと、各N
/M長積和演算手段118a〜118dの演算結果出力
119a〜119dを切り替える切り替え手段96とを
備える。符号97は切り替え手段96の出力である。
タ演算手段のブロック構成図である。改良された従来の
帯域合成フィルタ演算手段110は、各入力サンプル1
11a〜111dを格納するM長データ・バッファ11
2と、このM長データ・バッファ112のデータ113
a〜113dがそれぞれ供給されるM長積和演算手段1
14a〜114dと、M長積和演算手段114a〜11
4dの各演算結果出力115a〜115dを格納するN
長データ・バッファ116と、このN長データ・バッフ
ァ116のデータ117a〜117dがそれぞれ供給さ
れるN/M長積和演算手段118a〜118dと、各N
/M長積和演算手段118a〜118dの演算結果出力
119a〜119dを切り替える切り替え手段96とを
備える。符号97は切り替え手段96の出力である。
【0086】入力サンプル111a〜111dは先ずM
長データ・バッファ112に格納され、次に各M長積和
演算手段114a〜114dによって、合計M個のC
0,n(j)、C1,n(J)が計算され、その結果1
15a〜115dがN長データ・バッファ116に格納
される。次に、各N/M長積和演算手段118a〜11
8dによってN/Mの長さの、それぞれ、n=0からn
=M−1の何れかに対応する(20)式の積和演算を行
なう。この場合、入力1サンプルに対して、(2K+
M)回の積和演算を2段に分けて、行なっていることに
なる。例えば、M=4、N=128の場合、K=16で
あるので、図9の方法では1サンプル当たり128回の
積和計算が必要であるのに対し、図11の方法では36
回の積和計算で良いことになり、演算処理量を大幅に減
らすことができる。
長データ・バッファ112に格納され、次に各M長積和
演算手段114a〜114dによって、合計M個のC
0,n(j)、C1,n(J)が計算され、その結果1
15a〜115dがN長データ・バッファ116に格納
される。次に、各N/M長積和演算手段118a〜11
8dによってN/Mの長さの、それぞれ、n=0からn
=M−1の何れかに対応する(20)式の積和演算を行
なう。この場合、入力1サンプルに対して、(2K+
M)回の積和演算を2段に分けて、行なっていることに
なる。例えば、M=4、N=128の場合、K=16で
あるので、図9の方法では1サンプル当たり128回の
積和計算が必要であるのに対し、図11の方法では36
回の積和計算で良いことになり、演算処理量を大幅に減
らすことができる。
【0087】上述のような演算処理は、それぞれの演算
処理毎にそれぞれの専用手段が行なうのでなくても、演
算手段が制御手段の制御の下、時分割で行なうようにし
ても良い。次に、そのような場合のハードウェアの構成
例を図12を参照に説明する。
処理毎にそれぞれの専用手段が行なうのでなくても、演
算手段が制御手段の制御の下、時分割で行なうようにし
ても良い。次に、そのような場合のハードウェアの構成
例を図12を参照に説明する。
【0088】図12はこの発明に係るフィルタ演算手段
のブロック構成図である。この発明に係るフィルタ演算
手段120は、制御手段121と、この制御手段121
の制御下に設けられたメモリ122、レジスタ群12
3、演算手段124とからなる。
のブロック構成図である。この発明に係るフィルタ演算
手段120は、制御手段121と、この制御手段121
の制御下に設けられたメモリ122、レジスタ群12
3、演算手段124とからなる。
【0089】メモリ122に蓄積されたデータ122a
は制御手段121の制御の下、複数のレジスタから構成
されるレジスタ群123に転送される。演算手段124
はレジスタ群123内に格納されたデータ123aに対
して積和演算等の演算処理を行ない、その演算処理結果
124aをレジスタ群123内のレジスタに格納する。
こうして得られた演算処理結果124aは制御手段12
1によってメモリ122の所定の領域に格納される。演
算途中での精度を十分確保し、全体のハードウェア規模
を大きくしないため、一般にレジスタ群123の語長は
メモリの語長に較べて長く構成されることが多い。
は制御手段121の制御の下、複数のレジスタから構成
されるレジスタ群123に転送される。演算手段124
はレジスタ群123内に格納されたデータ123aに対
して積和演算等の演算処理を行ない、その演算処理結果
124aをレジスタ群123内のレジスタに格納する。
こうして得られた演算処理結果124aは制御手段12
1によってメモリ122の所定の領域に格納される。演
算途中での精度を十分確保し、全体のハードウェア規模
を大きくしないため、一般にレジスタ群123の語長は
メモリの語長に較べて長く構成されることが多い。
【0090】先に述べたように、図8,図10に示した
従来の帯域分割フィルタ演算手段(が備えているアルゴ
リズム)、ならびに、図9,図11に示した従来の帯域
合成フィルタ演算手段(が備えているアルゴリズム)
は、図12に示したフィルタ演算手段によって実現する
ことができる。
従来の帯域分割フィルタ演算手段(が備えているアルゴ
リズム)、ならびに、図9,図11に示した従来の帯域
合成フィルタ演算手段(が備えているアルゴリズム)
は、図12に示したフィルタ演算手段によって実現する
ことができる。
【0091】図13はフィルタ演算手段で図10に示し
た改良された従来の帯域分割係数演算手段を実現するた
めのフローチャートである。ステップS101〜S10
5で第1段階の演算処理がなされ、ステップS106〜
S110で第2段階の演算処理がなされる。ステップS
102で(11)式,(13)式の演算が演算手段12
4によってなされ、その演算結果はステップS103で
メモリ122に格納される。ステップS107で(1
2)式の演算が演算手段124によってなされ、その演
算結果(帯域分割の最終結果)はステップS108でメ
モリ122に格納される。
た改良された従来の帯域分割係数演算手段を実現するた
めのフローチャートである。ステップS101〜S10
5で第1段階の演算処理がなされ、ステップS106〜
S110で第2段階の演算処理がなされる。ステップS
102で(11)式,(13)式の演算が演算手段12
4によってなされ、その演算結果はステップS103で
メモリ122に格納される。ステップS107で(1
2)式の演算が演算手段124によってなされ、その演
算結果(帯域分割の最終結果)はステップS108でメ
モリ122に格納される。
【0092】図14はフィルタ演算手段で図11に示し
た改良された従来の帯域合成係数演算手段を実現するた
めのフローチャートである。ステップS201〜S20
5で第1段階の演算処理がなされ、ステップS206〜
S210で第2段階の演算処理がなされる。ステップS
202で(23)式,(24)式の演算が演算手段12
4によってなされ、その演算結果はステップS203で
メモリ122に格納される。ステップS207で(2
0)式の演算が演算手段124によってなされ、その演
算結果(帯域合成の最終結果)はステップS208でメ
モリ122に格納される。
た改良された従来の帯域合成係数演算手段を実現するた
めのフローチャートである。ステップS201〜S20
5で第1段階の演算処理がなされ、ステップS206〜
S210で第2段階の演算処理がなされる。ステップS
202で(23)式,(24)式の演算が演算手段12
4によってなされ、その演算結果はステップS203で
メモリ122に格納される。ステップS207で(2
0)式の演算が演算手段124によってなされ、その演
算結果(帯域合成の最終結果)はステップS208でメ
モリ122に格納される。
【0093】しかしながら、図13または図14に示し
たこれらの方法では、ステップS103またはステップ
S203で途中演算結果をメモリ122に格納するた
め、この途中演算結果の精度はメモリ122の語長によ
って制限を受けてしまう。演算精度の低下は雑音とし
て、その発生する帯域によって音質に大きな影響を与え
てしまう。例えば、24kHz以下の帯域の音を48k
Hzでサンプリングし、帯域をPQFによって4分割し
てから、各帯域においてMDCTによってスペクトルに
変換する場合に、レジスタ群が32ビットの語長、各メ
モリが16ビットの語長を持っているとすると、聴覚が
鋭敏な6kHzまでの最低域の帯域でもメモリの語長制
限によって雑音が発生するが、この帯域で発生した雑音
は聴感上の音質劣化に大きく影響する。
たこれらの方法では、ステップS103またはステップ
S203で途中演算結果をメモリ122に格納するた
め、この途中演算結果の精度はメモリ122の語長によ
って制限を受けてしまう。演算精度の低下は雑音とし
て、その発生する帯域によって音質に大きな影響を与え
てしまう。例えば、24kHz以下の帯域の音を48k
Hzでサンプリングし、帯域をPQFによって4分割し
てから、各帯域においてMDCTによってスペクトルに
変換する場合に、レジスタ群が32ビットの語長、各メ
モリが16ビットの語長を持っているとすると、聴覚が
鋭敏な6kHzまでの最低域の帯域でもメモリの語長制
限によって雑音が発生するが、この帯域で発生した雑音
は聴感上の音質劣化に大きく影響する。
【0094】そこで本発明の方法ではかかる点を鑑み、
精度を必要とする帯域では、演算処理量が多くても、演
算精度が確保できる方法でフィルタ演算を行ない、他の
帯域では演算処理量が少なくなる方法でフィルタ処理を
行なうことによって、比較的少ないハードウェア量で十
分な音質を確保するようにしたものである。
精度を必要とする帯域では、演算処理量が多くても、演
算精度が確保できる方法でフィルタ演算を行ない、他の
帯域では演算処理量が少なくなる方法でフィルタ処理を
行なうことによって、比較的少ないハードウェア量で十
分な音質を確保するようにしたものである。
【0095】図15はこの発明に係る帯域分割フィルタ
のブロック構成図である。図15に示す帯域分割フィル
タ150は、入力サンプル151を一時記憶するデータ
・バッファ152と、このデータ・バッファ152のデ
ータ153が供給される高速帯域分割フィルタ手段15
4ならびに高精度帯域分割フィルタ手段155とからな
る。156は高速帯域分割フィルタ手段154の出力、
157は高精度帯域分割フィルタ手段155の出力であ
る。
のブロック構成図である。図15に示す帯域分割フィル
タ150は、入力サンプル151を一時記憶するデータ
・バッファ152と、このデータ・バッファ152のデ
ータ153が供給される高速帯域分割フィルタ手段15
4ならびに高精度帯域分割フィルタ手段155とからな
る。156は高速帯域分割フィルタ手段154の出力、
157は高精度帯域分割フィルタ手段155の出力であ
る。
【0096】高精度帯域分割フィルタ手段155は、聴
感上、重要な最低域で、図8のN長積和演算手段84a
と同様の処理を行なう。この処理は単純な積和演算であ
り、既に説明したように、途中の演算結果をデータ・バ
ッファ152に蓄積する必要がないので、比較的小さな
ハードウェアで十分な演算精度を確保することができ
る。
感上、重要な最低域で、図8のN長積和演算手段84a
と同様の処理を行なう。この処理は単純な積和演算であ
り、既に説明したように、途中の演算結果をデータ・バ
ッファ152に蓄積する必要がないので、比較的小さな
ハードウェアで十分な演算精度を確保することができ
る。
【0097】高速帯域分割フィルタ手段154は、他の
帯域におけるサンプルを出力するために図10に示され
たものから、M長積和演算手段84aを除いたものと同
じ処理を行なう。
帯域におけるサンプルを出力するために図10に示され
たものから、M長積和演算手段84aを除いたものと同
じ処理を行なう。
【0098】この帯域分割フィルタ150においては、
M個の入力サンプル151を処理するために高速帯域分
割フィルタ手段154で((2K+M)M−M)回、高
精度帯域分割フィルタ手段155で2KM回の積和演算
が必要となり、1サンプル当たり、(((2K+M)M
−M)+2KM)/M=(4K+M−1)回の積和演算
を行なうことで各帯域で必要とされる精度の帯域分割を
行なうことができる。例えば、M=4、N=128の場
合、K=16であるので、図8の方法では1サンプル当
たり128回の積和計算が必要であるのに対し、図15
の方法では67回の積和計算で良いことになる。
M個の入力サンプル151を処理するために高速帯域分
割フィルタ手段154で((2K+M)M−M)回、高
精度帯域分割フィルタ手段155で2KM回の積和演算
が必要となり、1サンプル当たり、(((2K+M)M
−M)+2KM)/M=(4K+M−1)回の積和演算
を行なうことで各帯域で必要とされる精度の帯域分割を
行なうことができる。例えば、M=4、N=128の場
合、K=16であるので、図8の方法では1サンプル当
たり128回の積和計算が必要であるのに対し、図15
の方法では67回の積和計算で良いことになる。
【0099】図16はこの発明に係る帯域合成フィルタ
のブロック構成図である。図16に示す帯域合成フィル
タ160は、入力サンプル161を一時記憶するデータ
・バッファ162と、このデータ・バッファ162のデ
ータ163aが供給される高速帯域合成フィルタ手段1
64と、データ・バッファ162のデータ163bが供
給される高精度帯域合成フィルタ手段165と、高速帯
域合成フィルタ手段164の出力166aと高精度帯域
合成フィルタ手段165の出力166bとを合成する信
号合成手段167とからなる。168は信号合成手段1
67の出力である。
のブロック構成図である。図16に示す帯域合成フィル
タ160は、入力サンプル161を一時記憶するデータ
・バッファ162と、このデータ・バッファ162のデ
ータ163aが供給される高速帯域合成フィルタ手段1
64と、データ・バッファ162のデータ163bが供
給される高精度帯域合成フィルタ手段165と、高速帯
域合成フィルタ手段164の出力166aと高精度帯域
合成フィルタ手段165の出力166bとを合成する信
号合成手段167とからなる。168は信号合成手段1
67の出力である。
【0100】高精度帯域合成フィルタ手段165は、聴
感上、重要な最低域で、図9に示したN長積和演算手段
94aによってN/M長データ・バッファ92aからの
データ93aのみを処理するのと同等の処理を行なう。
この処理は長さNの単純な積和演算であり、既に説明し
たように、途中の演算結果をデータ・バッファ162に
蓄積する必要がないので、比較的小さなハードウェアで
十分な演算精度を確保することができる。
感上、重要な最低域で、図9に示したN長積和演算手段
94aによってN/M長データ・バッファ92aからの
データ93aのみを処理するのと同等の処理を行なう。
この処理は長さNの単純な積和演算であり、既に説明し
たように、途中の演算結果をデータ・バッファ162に
蓄積する必要がないので、比較的小さなハードウェアで
十分な演算精度を確保することができる。
【0101】高速帯域合成フィルタ手段165は、他の
帯域におけるサンプルを出力するために図11に示され
たものと同様の処理を行なう。ただし、最低域に相当す
る、図11のM長積和演算手段114aの処理は行なわ
ない。
帯域におけるサンプルを出力するために図11に示され
たものと同様の処理を行なう。ただし、最低域に相当す
る、図11のM長積和演算手段114aの処理は行なわ
ない。
【0102】この帯域合成フィルタ160においては、
M個の出力サンプルを処理するために高速帯域合成フィ
ルタ手段164で((2K+M)M−M)回、高精度帯
域合成フィルタ手段165で2KM回の積和演算が必要
となり、信号合成手段167でM回の加算演算が必要と
なり、1サンプル当たり、積和演算および加算演算をあ
わせて(((2K+M)M−M)+2KM+M)/M=
(4K+M)回行なうことで各帯域で必要とされる精度
を保った帯域合成を行なうことができる。例えば、M=
4、N=128の場合、K=16であるので、図9の方
法では1サンプル当たり128回の積和計算が必要であ
るのに対し、図16の方法では68回の積和計算で良い
ことになる。
M個の出力サンプルを処理するために高速帯域合成フィ
ルタ手段164で((2K+M)M−M)回、高精度帯
域合成フィルタ手段165で2KM回の積和演算が必要
となり、信号合成手段167でM回の加算演算が必要と
なり、1サンプル当たり、積和演算および加算演算をあ
わせて(((2K+M)M−M)+2KM+M)/M=
(4K+M)回行なうことで各帯域で必要とされる精度
を保った帯域合成を行なうことができる。例えば、M=
4、N=128の場合、K=16であるので、図9の方
法では1サンプル当たり128回の積和計算が必要であ
るのに対し、図16の方法では68回の積和計算で良い
ことになる。
【0103】図15および図16の例では高精度帯域分
割フィルタ手段あるいは高精度帯域合成フィルタ手段を
用いて処理を行なう帯域は最低域に固定してあったが、
これらの帯域は信号の性質によって変化させても良い。
一般に信号レベルの高い帯域ではマスキング効果が効く
ため、演算精度が多少悪くなっても雑音が聞こえにくい
が、信号レベルが低い帯域ではマスキング効果が効きに
くいため、演算精度が悪くなると雑音が聞こえてしま
う。
割フィルタ手段あるいは高精度帯域合成フィルタ手段を
用いて処理を行なう帯域は最低域に固定してあったが、
これらの帯域は信号の性質によって変化させても良い。
一般に信号レベルの高い帯域ではマスキング効果が効く
ため、演算精度が多少悪くなっても雑音が聞こえにくい
が、信号レベルが低い帯域ではマスキング効果が効きに
くいため、演算精度が悪くなると雑音が聞こえてしま
う。
【0104】図17はこの発明に係る他の帯域分割フィ
ルタのブロック構成図である。図17に示す帯域分割フ
ィルタ170は、入力サンプル171を一時格納するデ
ータ・バッファ172と、このデータ・バッファ172
のデータ173が供給される高速帯域分割フィルタ手段
174ならびに高精度帯域分割フィルタ手段175と、
高速帯域分割フィルタ手段174の出力結果174aに
基づいて各帯域の信号レベルを求め、信号レベルの低い
帯域を特定して高精度演算を行なう帯域を指定する高精
度演算帯域指定指令176aを出力する帯域分割制御手
段176と、選択手段177とからなる。
ルタのブロック構成図である。図17に示す帯域分割フ
ィルタ170は、入力サンプル171を一時格納するデ
ータ・バッファ172と、このデータ・バッファ172
のデータ173が供給される高速帯域分割フィルタ手段
174ならびに高精度帯域分割フィルタ手段175と、
高速帯域分割フィルタ手段174の出力結果174aに
基づいて各帯域の信号レベルを求め、信号レベルの低い
帯域を特定して高精度演算を行なう帯域を指定する高精
度演算帯域指定指令176aを出力する帯域分割制御手
段176と、選択手段177とからなる。
【0105】高速帯域分割フィルタ手段174の出力結
果174a、ならびに、高精度帯域分割フィルタ手段1
75の出力結果175aは、それぞれ選択手段177へ
供給される。この選択手段177は、高精度演算帯域指
定指令176aに基づいて高精度演算がなされている帯
域を判断し、高速帯域分割フィルタ手段174から供給
される出力結果174aの中から高精度演算がなされて
いる帯域の出力結果を捨てさり、信号レベルの低い帯域
に対しては高精度帯域分割フィルタ手段175の出力結
果175aを選択する。178は選択手段177の出力
である。
果174a、ならびに、高精度帯域分割フィルタ手段1
75の出力結果175aは、それぞれ選択手段177へ
供給される。この選択手段177は、高精度演算帯域指
定指令176aに基づいて高精度演算がなされている帯
域を判断し、高速帯域分割フィルタ手段174から供給
される出力結果174aの中から高精度演算がなされて
いる帯域の出力結果を捨てさり、信号レベルの低い帯域
に対しては高精度帯域分割フィルタ手段175の出力結
果175aを選択する。178は選択手段177の出力
である。
【0106】したがって、この帯域分割フィルタ170
では、帯域分割制御手段176が高速帯域分割フィルタ
手段174の出力結果174aから各帯域の信号レベル
を求め、信号レベルの低い帯域を指定した高精度演算帯
域指定指令176aを発生するので、高精度帯域分割フ
ィルタ手段175は高精度演算帯域指定指令176aに
よって指定された信号レベルの低い帯域に対して帯域分
割の計算を高精度で行なう。
では、帯域分割制御手段176が高速帯域分割フィルタ
手段174の出力結果174aから各帯域の信号レベル
を求め、信号レベルの低い帯域を指定した高精度演算帯
域指定指令176aを発生するので、高精度帯域分割フ
ィルタ手段175は高精度演算帯域指定指令176aに
よって指定された信号レベルの低い帯域に対して帯域分
割の計算を高精度で行なう。
【0107】選択手段177には、高速帯域分割フィル
タ手段174から全ての帯域の出力結果174aが供給
されるが、この全ての帯域の出力結果174aの中から
選択手段177は高精度演算帯域指定指令176aによ
って指定された信号レベルの低い帯域の出力結果を捨て
さる。そして、選択手段177は、信号レベルの低い帯
域については高精度帯域分割フィルタ手段175の出力
結果175aを選択する。
タ手段174から全ての帯域の出力結果174aが供給
されるが、この全ての帯域の出力結果174aの中から
選択手段177は高精度演算帯域指定指令176aによ
って指定された信号レベルの低い帯域の出力結果を捨て
さる。そして、選択手段177は、信号レベルの低い帯
域については高精度帯域分割フィルタ手段175の出力
結果175aを選択する。
【0108】なお、高精度帯域分割フィルタ手段175
においては、信号レベルの絶対値の上限値によって正規
化処理を行なってから計算を行なうことによって、短い
演算語長で精度の高い処理を行なうことが可能である。
においては、信号レベルの絶対値の上限値によって正規
化処理を行なってから計算を行なうことによって、短い
演算語長で精度の高い処理を行なうことが可能である。
【0109】図18はこの発明に係る他の帯域合成フィ
ルタのブロック構成図である。この帯域合成フィルタ1
80は、入力サンプル181を一時格納するデータ・バ
ッファ182と、データ・バッファ182のデータ18
3aが供給される高速帯域合成フィルタ手段184と、
データ・バッファ182のデータ183bが供給される
高精度帯域合成フィルタ手段185と、データ・バッフ
ァ182のデータ183cが供給される帯域合成制御手
段186と、高速帯域合成フィルタ手段184の出力1
84aと高精度帯域合成フィルタ手段185の出力18
5aとを合成する信号合成手段187とからなる。18
8は信号合成手段187の出力である。
ルタのブロック構成図である。この帯域合成フィルタ1
80は、入力サンプル181を一時格納するデータ・バ
ッファ182と、データ・バッファ182のデータ18
3aが供給される高速帯域合成フィルタ手段184と、
データ・バッファ182のデータ183bが供給される
高精度帯域合成フィルタ手段185と、データ・バッフ
ァ182のデータ183cが供給される帯域合成制御手
段186と、高速帯域合成フィルタ手段184の出力1
84aと高精度帯域合成フィルタ手段185の出力18
5aとを合成する信号合成手段187とからなる。18
8は信号合成手段187の出力である。
【0110】帯域合成制御手段186は、データ・バッ
ファ162のデータ183cに基づいて各帯域における
信号レベルを求め、信号レベルの低い帯域を判定する。
そして、この帯域合成制御手段186は、信号レベルの
低い帯域を指定する低信号レベル帯域指定指令186a
を高精度帯域合成フィルタ185へ供給して、指定した
低信号レベルの帯域について高精度帯域合成フィルタ1
85で高精度の演算を行なわせる。また、帯域合成制御
手段186は、信号レベルの低い帯域以外の他の帯域を
指定する非低信号レベル帯域指定指令186bを高速帯
域合成フィルタ手段184へ供給して、他の帯域につい
て高速帯域合成フィルタ手段184で高速演算を行なわ
せる。
ファ162のデータ183cに基づいて各帯域における
信号レベルを求め、信号レベルの低い帯域を判定する。
そして、この帯域合成制御手段186は、信号レベルの
低い帯域を指定する低信号レベル帯域指定指令186a
を高精度帯域合成フィルタ185へ供給して、指定した
低信号レベルの帯域について高精度帯域合成フィルタ1
85で高精度の演算を行なわせる。また、帯域合成制御
手段186は、信号レベルの低い帯域以外の他の帯域を
指定する非低信号レベル帯域指定指令186bを高速帯
域合成フィルタ手段184へ供給して、他の帯域につい
て高速帯域合成フィルタ手段184で高速演算を行なわ
せる。
【0111】信号合成手段187は、高速帯域合成フィ
ルタ手段184から供給される演算出力184a、なら
びに、高精度帯域合成フィルタ手段185から供給され
る演算出力185aを合成する。
ルタ手段184から供給される演算出力184a、なら
びに、高精度帯域合成フィルタ手段185から供給され
る演算出力185aを合成する。
【0112】この帯域合成フィルタ180においては、
図16の例と同様に、高精度帯域合成フィルタ手段18
5によって処理が行なわれた帯域については、高速帯域
合成フィルタ手段184への入力を0と置き換え、その
部分に対応する積和演算を省略することができる。な
お、高精度帯域合成フィルタ手段185においては、信
号レベルの絶対値の上限値によって正規化処理を行なっ
てから計算を行なうことによって、短い演算語長で精度
の高い処理を行なうことが可能である。
図16の例と同様に、高精度帯域合成フィルタ手段18
5によって処理が行なわれた帯域については、高速帯域
合成フィルタ手段184への入力を0と置き換え、その
部分に対応する積和演算を省略することができる。な
お、高精度帯域合成フィルタ手段185においては、信
号レベルの絶対値の上限値によって正規化処理を行なっ
てから計算を行なうことによって、短い演算語長で精度
の高い処理を行なうことが可能である。
【0113】図19は、図17に示した帯域分割フィル
タを図12に示したフィルタ係数演算手段で実現する場
合のフローチャートである。図19に示した例では、ス
テップS303で帯域内のレベルが所定のしきい値レベ
ルR以下であるか否か判断し、所定のしきい値レベルR
以下の場合はステップS304で高精度演算を行なうよ
うにしているので、所定のしきい値レベルR以下の帯域
は全て高精度の演算が行なわれる。
タを図12に示したフィルタ係数演算手段で実現する場
合のフローチャートである。図19に示した例では、ス
テップS303で帯域内のレベルが所定のしきい値レベ
ルR以下であるか否か判断し、所定のしきい値レベルR
以下の場合はステップS304で高精度演算を行なうよ
うにしているので、所定のしきい値レベルR以下の帯域
は全て高精度の演算が行なわれる。
【0114】図20は、図18に示した帯域合成フィル
タを図12に示したフィルタ演算手段で実現する場合の
フローチャートである。図20の示した例では、ステッ
プS402で帯域内のレベルが所定のしきい値レベルR
以下であるか否か判断し、ステップS403で所定のし
きい値レベルR以下である帯域にフラグをセットすると
ともに、ステップS404で所定のしきい値レベルR以
下である帯域に高精度の演算を行なうようにしている。
したがって、所定のしきい値レベルR以下である帯域は
全て高精度の演算が行なわれる。また、ステップS40
7では、フラグがセットされている帯域には0データが
入力されているものとして高速帯域合成処理を行なう。
タを図12に示したフィルタ演算手段で実現する場合の
フローチャートである。図20の示した例では、ステッ
プS402で帯域内のレベルが所定のしきい値レベルR
以下であるか否か判断し、ステップS403で所定のし
きい値レベルR以下である帯域にフラグをセットすると
ともに、ステップS404で所定のしきい値レベルR以
下である帯域に高精度の演算を行なうようにしている。
したがって、所定のしきい値レベルR以下である帯域は
全て高精度の演算が行なわれる。また、ステップS40
7では、フラグがセットされている帯域には0データが
入力されているものとして高速帯域合成処理を行なう。
【0115】なお、高精度帯域分割フィルタあるいは高
精度帯域合成フィルタは、それぞれ、高速帯域分割フィ
ルタあるいは高速帯域合成フィルタと別の方法あるいは
手段で構成する例について説明を行なったが、本発明の
方法は高速帯域分割フィルタあるいは高速帯域合成フィ
ルタの一部の帯域での処理を高精度にする場合も包含す
るものであり、例えば、図10において、符号108b
〜108dで示す各M長積和演算手段の演算語長を短く
することによって、必要な帯域のみの精度を確保するこ
とが可能である。
精度帯域合成フィルタは、それぞれ、高速帯域分割フィ
ルタあるいは高速帯域合成フィルタと別の方法あるいは
手段で構成する例について説明を行なったが、本発明の
方法は高速帯域分割フィルタあるいは高速帯域合成フィ
ルタの一部の帯域での処理を高精度にする場合も包含す
るものであり、例えば、図10において、符号108b
〜108dで示す各M長積和演算手段の演算語長を短く
することによって、必要な帯域のみの精度を確保するこ
とが可能である。
【0116】また、これらの方法ならびに装置において
も、最低域でのみ演算精度を高めるのではなく、信号レ
ベルの低い帯域でのみ演算精度を高めるようにしても良
く、この場合、信号レベルの絶対値の上限値によって正
規化処理を行なってから計算を行なうことによって、短
い演算語長で精度の高い処理を行なうようにしても良
い。
も、最低域でのみ演算精度を高めるのではなく、信号レ
ベルの低い帯域でのみ演算精度を高めるようにしても良
く、この場合、信号レベルの絶対値の上限値によって正
規化処理を行なってから計算を行なうことによって、短
い演算語長で精度の高い処理を行なうようにしても良
い。
【0117】演算精度を高めるためには、もちろん、演
算語長を長くとったり、上位ビット側と下位ビット側で
複数回に分割して演算を行ない、結果を合成するように
しても良い。しかし本発明の方法ならびに装置は、演算
の途中結果を次段の演算処理に使用するために格納する
比較的長い語長のレジスタと、演算結果あるいはその後
繰り返し使用する途中結果を格納する比較的短い語長の
メモリを使用して処理を行なう場合に、全体のハードウ
ェア規模を小さくすることが可能であり、特に有効であ
る。
算語長を長くとったり、上位ビット側と下位ビット側で
複数回に分割して演算を行ない、結果を合成するように
しても良い。しかし本発明の方法ならびに装置は、演算
の途中結果を次段の演算処理に使用するために格納する
比較的長い語長のレジスタと、演算結果あるいはその後
繰り返し使用する途中結果を格納する比較的短い語長の
メモリを使用して処理を行なう場合に、全体のハードウ
ェア規模を小さくすることが可能であり、特に有効であ
る。
【0118】以上、帯域分割を行なった後、スペクトル
変換を行なって符号化を行なう場合、復号化したスペク
トルを逆スペクトル変換して帯域合成を行なう場合につ
いて説明を行なったが、本発明の方法ならびに装置は、
スペクトル変換を行なわずに帯域分割したサンプルを直
接符号化する場合、あるいはスペクトル逆変換を行なわ
ずに帯域毎の復号化されたサンプルを帯域合成する場合
についても適用することができる。
変換を行なって符号化を行なう場合、復号化したスペク
トルを逆スペクトル変換して帯域合成を行なう場合につ
いて説明を行なったが、本発明の方法ならびに装置は、
スペクトル変換を行なわずに帯域分割したサンプルを直
接符号化する場合、あるいはスペクトル逆変換を行なわ
ずに帯域毎の復号化されたサンプルを帯域合成する場合
についても適用することができる。
【0119】図21は図1の変換手段として帯域分割フ
ィルタのみで構成した場合を示したもので、帯域分割フ
ィルタ210の入力信号211は図1の変換手段10の
入力波形信号1aに、帯域分割フィルタ210の各帯域
毎の出力信号212a〜212hは図1の変換手段10
の各帯域毎の出力信号である帯域毎のスペクトル信号成
分10a〜10dに対応するものである。
ィルタのみで構成した場合を示したもので、帯域分割フ
ィルタ210の入力信号211は図1の変換手段10の
入力波形信号1aに、帯域分割フィルタ210の各帯域
毎の出力信号212a〜212hは図1の変換手段10
の各帯域毎の出力信号である帯域毎のスペクトル信号成
分10a〜10dに対応するものである。
【0120】図22は図4の逆変換手段として帯域合成
フィルタのみで構成した場合を示したもので、帯域合成
フィルタ220の各入力信号221a〜221hは図4
の逆変換手段60の各入力信号である帯域毎の信号成分
復号信号50a〜50dに、帯域合成フィルタ220の
出力信号222は図4の逆変換手段60の出力信号であ
る音響信号2aに対応するものである。
フィルタのみで構成した場合を示したもので、帯域合成
フィルタ220の各入力信号221a〜221hは図4
の逆変換手段60の各入力信号である帯域毎の信号成分
復号信号50a〜50dに、帯域合成フィルタ220の
出力信号222は図4の逆変換手段60の出力信号であ
る音響信号2aに対応するものである。
【0121】また、音響波形信号に適用した場合につい
て説明を行なったが、本発明の方法ならびに装置は他の
種類の信号に対しても適用することができ、例えば画像
信号にも適用することが可能である。しかし、音響信号
の場合、帯域によって聴感上、必要とされる演算精度が
大きく異なるため、本発明の方法を効果的に利用するこ
とができる。
て説明を行なったが、本発明の方法ならびに装置は他の
種類の信号に対しても適用することができ、例えば画像
信号にも適用することが可能である。しかし、音響信号
の場合、帯域によって聴感上、必要とされる演算精度が
大きく異なるため、本発明の方法を効果的に利用するこ
とができる。
【0122】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明による方法ならびに装置を用いれば、メモリの語長を
短くしたままで演算精度の必要な帯域ではフィルタ演算
結果の精度を十分にとることができるとともにその他の
帯域では演算量を少なくすることができるので、少ない
ハードウェア量で十分な音質が確保された符号化処理・
復号化処理が実現可能となる。
明による方法ならびに装置を用いれば、メモリの語長を
短くしたままで演算精度の必要な帯域ではフィルタ演算
結果の精度を十分にとることができるとともにその他の
帯域では演算量を少なくすることができるので、少ない
ハードウェア量で十分な音質が確保された符号化処理・
復号化処理が実現可能となる。
【図1】この発明に係る符号化処理装置の全体ブロック
構成図である。
構成図である。
【図2】この発明に係る符号化処理装置の変換手段の具
体例を示すブロック構成図である。
体例を示すブロック構成図である。
【図3】この発明に係る符号化処理装置の信号成分符号
化手段の具体例を示すブロック構成図である。
化手段の具体例を示すブロック構成図である。
【図4】この発明に係る復号化処理装置の全体ブロック
構成図である。
構成図である。
【図5】この発明に係る復号化処理装置の逆変換手段の
具体例を示すブロック構成図である。
具体例を示すブロック構成図である。
【図6】この発明に係るPQFを用いた帯域分割フィル
タのブロック構成図である。
タのブロック構成図である。
【図7】この発明に係るPQFを用いた帯域合成フィル
タのブロック構成図である。
タのブロック構成図である。
【図8】従来の帯域分割フィルタ演算手段のブロック構
成図である。
成図である。
【図9】従来の帯域合成フィルタ演算手段のブロック構
成図である。
成図である。
【図10】改良された従来の帯域分割フィルタ演算手段
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図11】改良された従来の帯域合成フィルタ演算手段
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図12】この発明に係るフィルタ演算手段のブロック
構成図である。
構成図である。
【図13】この発明に係るフィルタ演算手段で図10に
示した帯域分割フィルタ演算手段を実現する場合のフロ
ーチャートである。
示した帯域分割フィルタ演算手段を実現する場合のフロ
ーチャートである。
【図14】この発明に係るフィルタ演算手段で図11に
示した帯域合成フィルタ演算手段を実現する場合のフロ
ーチャートである。
示した帯域合成フィルタ演算手段を実現する場合のフロ
ーチャートである。
【図15】この発明に係る帯域分割フィルタのブロック
構成図である。
構成図である。
【図16】この発明に係る帯域合成フィルタのブロック
構成図である。
構成図である。
【図17】この発明に係る他の帯域分割フィルタのブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図18】この発明に係る他の帯域合成フィルタのブロ
ック構成図である。
ック構成図である。
【図19】この発明に係るフィルタ演算手段で図17に
示した帯域分割フィルタを実現する場合のフローチャー
トである。
示した帯域分割フィルタを実現する場合のフローチャー
トである。
【図20】この発明に係るフィルタ演算手段で図18に
示した帯域合成フィルタを実現する場合のフローチャー
トである。
示した帯域合成フィルタを実現する場合のフローチャー
トである。
【図21】この発明が適用できる別の変換手段の実施例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図22】この発明が適用できる別の逆変換手段の実施
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
1 符号化処理装置 2 復号化処理装置 10 変換手段 11,150,170,210,610 帯域分割フィ
ルタ 12a〜12d 順スペクトル変換手段 20 信号成分符号化装置 21 正規化手段 22 量子化精度決定手段 23 量子化手段 30 符号列生成手段 40 符号列分解手段 50 信号成分復号化手段 60 逆変換手段 61a〜61d 逆スペクトル変換手段 63,160,180,220,620 帯域合成フィ
ルタ 154,174 高速帯域分割フィルタ手段 155,175 高精度帯域分割フィルタ手段 164,184 高速帯域合成フィルタ手段 165,185 高精度帯域合成フィルタ手段 167 信号選択手段 176 帯域分割制御手段 177 選択手段 186 帯域合成制御手段 187 信号合成手段
ルタ 12a〜12d 順スペクトル変換手段 20 信号成分符号化装置 21 正規化手段 22 量子化精度決定手段 23 量子化手段 30 符号列生成手段 40 符号列分解手段 50 信号成分復号化手段 60 逆変換手段 61a〜61d 逆スペクトル変換手段 63,160,180,220,620 帯域合成フィ
ルタ 154,174 高速帯域分割フィルタ手段 155,175 高精度帯域分割フィルタ手段 164,184 高速帯域合成フィルタ手段 165,185 高精度帯域合成フィルタ手段 167 信号選択手段 176 帯域分割制御手段 177 選択手段 186 帯域合成制御手段 187 信号合成手段
Claims (30)
- 【請求項1】 変換した信号を符号化する符号化処理方
法において、 前記変換は帯域分割による処理を含み、前記帯域分割処
理の精度は特定帯域において他の帯域よりも高いことを
特徴とする符号化処理方法。 - 【請求項2】 前記帯域分割はポリフェーズ・クワドラ
チャ・フィルタに基づくものであることを特徴とする請
求項1記載の符号化処理方法。 - 【請求項3】 前記特定帯域は低域側の帯域であること
を特徴とする請求項1記載の符号化処理方法。 - 【請求項4】 前記特定帯域は信号レベルの低い帯域で
あることを特徴とする請求項1記載の符号化処理方法。 - 【請求項5】 前記信号レベルの低い帯域では、信号レ
ベルの正規化を行なうことで処理の精度を高めることを
特徴とする請求項4記載の符号化処理方法。 - 【請求項6】 前記帯域分割処理の出力は、高精度処理
と高速処理の両者の出力から帯域によって選択されたも
のであることを特徴とする請求項1記載の符号化処理方
法。 - 【請求項7】 前記帯域分割処理は、長い語長のレジス
タと短い語長のメモリを使用して実行することを特徴と
する請求項1記載の符号化処理方法。 - 【請求項8】 入力信号は音響信号であることを特徴と
する請求項1記載の符号化処理方法。 - 【請求項9】 符号列から復号した信号を逆変換した信
号を出力する復号化処理方法において、 前記逆変換は帯域合成による処理を含み、前記帯域合成
処理の精度は特定帯域において他の帯域よりも高いこと
を特徴とする復号化処理方法。 - 【請求項10】 前記帯域合成はポリフェーズ・クワド
ラチャ・フィルタに基づくものであることを特徴とする
請求項9記載の復号化処理方法。 - 【請求項11】 前記特定帯域は低域側の帯域であるこ
とを特徴とする請求項9記載の復号化処理方法。 - 【請求項12】 前記特定帯域は信号レベルの低い帯域
であることを特徴とする請求項9記載の復号化処理方
法。 - 【請求項13】 前記信号レベルの低い帯域では、信号
レベルの正規化を行なうことで処理の精度を高めること
を特徴とする請求項12記載の復号化処理方法。 - 【請求項14】 前記帯域合成処理の出力は、高精度処
理と高速処理の両者の出力を合成したものであることを
特徴とする請求項9記載の復号化処理方法。 - 【請求項15】 前記帯域合成処理は、長い語長のレジ
スタと短い語長のメモリを使用して実行することを特徴
とする請求項9記載の復号化処理方法。 - 【請求項16】 出力信号は音響信号であることを特徴
とする請求項9記載の復号化処理方法。 - 【請求項17】 変換した信号を符号化する符号化処理
装置において、 前記変換は帯域分割による処理を含み、前記帯域分割処
理の精度は特定帯域において他の帯域よりも高いことを
特徴とする符号化処理装置。 - 【請求項18】 前記帯域分割はポリフェーズ・クワド
ラチャ・フィルタに基づくものであることを特徴とする
請求項17記載の符号化処理装置。 - 【請求項19】 前記特定帯域は低域側の帯域であるこ
とを特徴とする請求項17記載の符号化処理装置。 - 【請求項20】 前記特定帯域は信号レベルの低い帯域
であることを特徴とする請求項17記載の符号化処理装
置。 - 【請求項21】 前記信号レベルの低い帯域では、信号
レベルの正規化を行なうことで処理の精度を高めること
を特徴とする請求項20記載の符号化処理装置。 - 【請求項22】 前記帯域分割処理の出力は、高精度処
理と高速処理の両者の出力から帯域によって選択された
ものであることを特徴とする請求項17記載の符号化処
理装置。 - 【請求項23】 入力信号は音響信号であることを特徴
とする請求項17範囲の符号化処理装置。 - 【請求項24】 符号列から復号した信号を逆変換した
信号を出力する復号化処理装置において、 前記逆変換は帯域合成による処理を含み、前記帯域合成
処理の精度は特定帯域において他の帯域よりも高いこと
を特徴とする復号化処理装置。 - 【請求項25】 前記帯域合成はポリフェーズ・クワド
ラチャ・フィルタに基づくものであることを特徴とする
請求項24記載の復号化処理装置。 - 【請求項26】 前記特定帯域は低域側の帯域であるこ
とを特徴とする請求項24記載の復号化処理装置。 - 【請求項27】 前記特定帯域は信号レベルの低い帯域
であることを特徴とする請求項24記載の復号化処理装
置。 - 【請求項28】 前記信号レベルの低い帯域では、信号
レベルの正規化を行なうことで処理の精度を高めること
を特徴とする請求項27記載の復号化処理装置。 - 【請求項29】 前記帯域合成処理の出力は高精度処理
と高速処理の両者の出力を合成したものであることを特
徴とする請求項24記載の復号化処理装置。 - 【請求項30】 出力信号は音響信号であることを特徴
とする請求項24記載の復号化処理装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7303072A JPH09148937A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 符号化処理方法、復号化処理方法、符号化処理装置および復号化処理装置 |
| US08/744,365 US6029136A (en) | 1995-11-21 | 1996-11-07 | Band dividing/synthesizing filter with reduced memory requirements |
| EP96118710A EP0776098A3 (en) | 1995-11-21 | 1996-11-21 | Subband coding/decoding |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7303072A JPH09148937A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 符号化処理方法、復号化処理方法、符号化処理装置および復号化処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09148937A true JPH09148937A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17916562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7303072A Pending JPH09148937A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 符号化処理方法、復号化処理方法、符号化処理装置および復号化処理装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6029136A (ja) |
| EP (1) | EP0776098A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09148937A (ja) |
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| US6049517A (en) | 1996-04-30 | 2000-04-11 | Sony Corporation | Dual format audio signal compression |
| JP3255034B2 (ja) * | 1996-08-09 | 2002-02-12 | 日本電気株式会社 | 音声信号処理回路 |
| WO1998037558A2 (en) * | 1997-02-21 | 1998-08-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method of and arrangement for recording and reproducing video images |
| US7319986B2 (en) * | 1999-09-28 | 2008-01-15 | Bank Of America Corporation | Dynamic payment cards and related management systems and associated methods |
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| US20050246289A1 (en) | 2004-04-13 | 2005-11-03 | Alexander Robert M Iv | System and method for processing and for funding a transaction |
| JP5781059B2 (ja) * | 2012-12-21 | 2015-09-16 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3471218D1 (en) * | 1983-11-25 | 1988-06-16 | British Telecomm | Sub-band coders, decoders and filters |
| CA2075156A1 (en) * | 1991-08-02 | 1993-02-03 | Kenzo Akagiri | Digital encoder with dynamic quantization bit allocation |
| JP3141450B2 (ja) * | 1991-09-30 | 2001-03-05 | ソニー株式会社 | オーディオ信号処理方法 |
| JP3358627B2 (ja) * | 1992-10-16 | 2002-12-24 | ソニー株式会社 | 情報記録再生装置 |
| FR2697704B1 (fr) * | 1992-10-29 | 1995-01-06 | France Telecom | Procédé et dispositif de segmentation en sous-bandes et de reconstruction d'un signal numérique, et dispositif correspondant. |
| JP3123286B2 (ja) * | 1993-02-18 | 2001-01-09 | ソニー株式会社 | ディジタル信号処理装置又は方法、及び記録媒体 |
| JP3186292B2 (ja) * | 1993-02-02 | 2001-07-11 | ソニー株式会社 | 高能率符号化方法及び装置 |
| JP3173218B2 (ja) * | 1993-05-10 | 2001-06-04 | ソニー株式会社 | 圧縮データ記録方法及び装置、圧縮データ再生方法、並びに記録媒体 |
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| WO1995021490A1 (en) * | 1994-02-05 | 1995-08-10 | Sony Corporation | Method and device for encoding information and method and device for decoding information |
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| JP3277682B2 (ja) * | 1994-04-22 | 2002-04-22 | ソニー株式会社 | 情報符号化方法及び装置、情報復号化方法及び装置、並びに情報記録媒体及び情報伝送方法 |
| JP3277692B2 (ja) * | 1994-06-13 | 2002-04-22 | ソニー株式会社 | 情報符号化方法、情報復号化方法及び情報記録媒体 |
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