JPH09149196A - 画像読取方法および装置 - Google Patents

画像読取方法および装置

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JPH09149196A
JPH09149196A JP7304610A JP30461095A JPH09149196A JP H09149196 A JPH09149196 A JP H09149196A JP 7304610 A JP7304610 A JP 7304610A JP 30461095 A JP30461095 A JP 30461095A JP H09149196 A JPH09149196 A JP H09149196A
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JP7304610A
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Hiroshi Miura
浩 三浦
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40056Circuits for driving or energising particular reading heads or original illumination means
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/10Projectors with built-in or built-on screen
    • G03B21/11Projectors with built-in or built-on screen for microfilm reading

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  • Multimedia (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増やすことなく全体の読取り時間
を短縮しうる画像読取方法および装置を提供する。 【解決手段】 予備スキャンを行って得た画像データに
よりヒストグラムを作成し、このヒストグラムをもとに
本スキャン時の露光量を決定し、設定する。そして、決
定された本スキャン用光量に応じた待ち時間をテーブル
を用いて決定し、決定された待ち時間だけCPU内蔵タ
イマで計って待ち、待ち時間の終了によって本スキャン
を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品点数を増やす
ことなく全体の読取り時間を短縮できる画像読取方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばマイクロフィルムに写し込まれ
た画像駒などの原稿画像を読み取る画像読取装置とし
て、マイクロフィルム・リーダスキャナがある。このマ
イクロフィルム・リーダスキャナにおいては、通常、原
稿画像を読み取る本スキャンの前に、この本スキャンに
最適な読取りパラメタ(たとえば、露光量、変倍率な
ど)を得るための予備スキャンを行い、この予備スキャ
ンを終了してから所定の時間経過後に本スキャンを開始
させるようにしている。
【0003】すなわち、まず予備スキャンを行ってフィ
ルム画像が暗い画像であるか明るい画像であるか判断
し、暗い画像であれば本スキャン時の露光量(以下、単
に光量ともいう。)を大きく設定し明るい画像であれば
露光量を小さく設定してマイクロフィルムの画像の読取
り(本スキャン)を行うが、その際、設定された露光量
が安定するのを待ってから本スキャンを開始する。この
とき、予備スキャン時の露光量と本スキャン時の露光量
との差が大きければ、本スキャン時の露光量が安定す
る、すなわちその露光量に達するのに要する時間も多く
なる。このため、従来は、予備スキャン時と本スキャン
時の間の光量変化が最も大きい場合を想定して一律に本
スキャンの開始を遅らせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方法にあっては、予備スキャン時と本スキャ
ン時の間の光量変化が小さく本スキャン時の露光量に達
するのに要する時間が短い場合にも、光量変化が最も大
きい場合と同じ時間だけ本スキャンの開始が遅れること
になり、不必要に本スキャンの開始を遅延させる場合が
あった。
【0005】そこで、特公平2−15146号公報に記
載された技術では、光源の光量の変化率を測定する手段
(光量変化測定手段)を設けて光量が安定したかどうか
を検知し、光量の安定を待ってただちに本スキャンを開
始させるようにしている。光源に余熱がある場合は光量
が早く安定するので、余熱のない場合よりも本スキャン
の待ち時間は短くなる。しかし、この技術にあっては、
光量変化測定手段を新たに設ける必要があるので、部品
点数が増加し、コストの上昇を招くおそれがある。
【0006】本発明は、マイクロフィルム・リーダスキ
ャナなどの画像読取装置における上記課題に着目してな
されたものであり、部品点数を増やすことなく全体の読
取り時間を短縮しうる画像読取方法および装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、原稿画像を読み取る本スキ
ャンの前に、本スキャンに最適な読取りパラメタを得る
ための予備スキャンを行う画像読取方法において、原稿
画像に所定の予備スキャン用光量を照射して原稿を読み
取り、原稿の濃度を検出する過程と、この検出された原
稿の濃度に応じて原稿に照射する本スキャン用光量を決
定する過程と、この決定された本スキャン用光量に応じ
て本スキャンの開始を遅延させる待ち時間を決定する過
程と、この決定された待ち時間だけ待って本スキャン時
の原稿の読取りを開始する過程とを有することを特徴と
する。
【0008】この発明に係る画像読取り方法は次の原理
に基づいている。予備スキャンは所定の光量で行うの
で、本スキャン用光量設定時の光源の余熱状態は毎回同
じである。したがって、本スキャン時に設定する光量が
同じであれば、本スキャン用光量を設定してからその光
量が安定するまでの時間、換言すれば、所定の予備スキ
ャン用光量から所定の方法で決定(設定)された本スキ
ャン用光量に達するのに要する時間は毎回同じはずであ
る。すなわち、光量の安定に必要とする待ち時間は毎回
同じになるはずである。よって、あらかじめ本スキャン
用光量と待ち時間との関係を所定の形式(たとえば、テ
ーブル、関数式など)で求めておき、当該関係から、設
定された本スキャン用光量の安定に必要とする待ち時間
を求め、求めた待ち時間だけ本スキャンの開始を遅延さ
せることによって、光量変化が小さい場合の待ち時間を
短くでき、全体の読取り時間の短縮が図られる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の画像読取方法を実現する画像読取装置であって、原稿
画像を読み取る本スキャンの前に、本スキャンに最適な
読取りパラメタを得るための予備スキャンを行う画像読
取装置において、予備スキャン時には原稿画像に所定の
予備スキャン用光量を照射し本スキャン時には原稿画像
に最適な本スキャン用光量を照射して原稿を読み取る原
稿読取手段と、予備スキャン時に前記原稿読取手段によ
って読み取られた原稿の濃度を検出する原稿濃度検出手
段と、前記原稿濃度検出手段によって検出された原稿の
濃度に応じて原稿に照射する本スキャン用光量を決定す
る光量決定手段と、前記光量決定手段によって決定され
た本スキャン用光量に応じて本スキャンの開始を遅延さ
せる待ち時間を決定する待ち時間決定手段と、前記待ち
時間決定手段によって決定された待ち時間だけ前記原稿
読取手段による本スキャンを遅延させる制御手段とを有
することを特徴とする。
【0010】この発明に係る画像読取装置にあっては、
予備スキャン時に原稿読取手段は原稿画像に所定の予備
スキャン用光量を照射して原稿を読み取り、原稿濃度検
出手段は予備スキャン時に原稿読取手段によって読み取
られた原稿の濃度を検出する。光量決定手段は原稿濃度
検出手段によって検出された原稿の濃度に応じて原稿に
照射する本スキャン用光量を決定し、待ち時間決定手段
は、たとえばあらかじめ設定された関係により、原稿濃
度検出手段によって検出された原稿の濃度に応じて原稿
に照射する本スキャン用光量を決定する。制御手段は、
たとえば内蔵タイマにより、待ち時間決定手段によって
決定された待ち時間だけ原稿読取手段による本スキャン
を遅延させる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。なお、ここでは、本発明をマイクロ
フィルム・リーダスキャナに適用した場合を例にとる。
マイクロフィルム・リーダスキャナ(以下、単にリーダ
スキャナという。)は、マイクロフィルムに写し込まれ
た原稿の画像を読み取る装置である。
【0012】図1は本発明の画像読取装置の一実施形態
に係るリーダスキャナの概略構成図である。まず、この
リーダスキャナは、所定の場所に装填されたマイクロフ
ィルム1(以下、単にフィルムという。)に写し込まれ
た画像を電気的に読み取るための光学系2を有してい
る。この光学系2は、原稿読取手段として機能するもの
であって、フィルム1の下方に配置されたランプ光源
(たとえば、ハロゲンランプ)3、フィルム1の上方に
配置された投影レンズ4、投影レンズ4の上方に配置さ
れたスキャンミラー5、およびCCDラインセンサ6か
ら構成されている。フィルム1の画像を読み取る際に
は、ランプ3でフィルム1を照射し、フィルム1を透過
した光を投影レンズ4で集光し、スキャンミラー5で反
射させてCCDラインセンサ6上に結像させる。光路途
中のスキャンミラー5によってラインセンサ6の方向
(主走査)と垂直な方向にフィルム画像が走査される
(副走査)。なお、副走査はスキャンミラー5によるも
のに限定されるわけではなく、CCDラインセンサ6を
移動させるものであってもよい。
【0013】CCDラインセンサ6は、たとえば480
0個のセンサ(光電変換素子)を直線上に並べて構成さ
れており、それぞれのセンサによって照射光量(ここで
は、フィルム透過光量)を電圧に変換して出力する。フ
ィルム透過光がCCDラインセンサ6の各センサ上で結
像するので、フィルム1上の1ラインの明暗が4800
個の電圧に変換される。ここでは、たとえば、明るいと
電圧が低く、暗いと電圧が高いものとする。
【0014】ランプ光源3にはランプ電源7が接続され
ている。このランプ電源7は、ランプ3に電圧を出力し
てランプ3を点灯させるものである。ランプ3への出力
電圧はランプ電源7によって定まる最大電圧以下におい
て可変である。ランプ電源7の出力電圧はCPU8の指
示により制御される。CPU8は、ランプ電源7に対
し、最大電圧に対する出力電圧の比を指示する。たとえ
ば電圧比60%が指示されるとランプ電源7の出力電圧
は「最大電圧×60%」となる。CPU8は電圧比を指
示してランプ3の光量を制御するので、ここでは、指示
する電圧比のことを「光量(%)」と呼び、電圧比を設
定することをランプ電源7に対して「光量を設定する」
と表現することにする。
【0015】CCDラインセンサ6にはA/D変換器9
が接続されている。このA/D変換器9は、CCDライ
ンセンサ6から出力された電圧を、たとえば8ビットの
デジタル値に変換する。より詳細には、ある上限と下限
の電圧の間を256分割し、入力したアナログ電圧がど
の区間に相当するかで、その相当する区間のデジタル値
を出力する。ここでは、たとえば、電圧が低い方(明る
い方)を0、高い方(暗い方)を255とする。
【0016】A/D変換器9から出力されるデジタル画
像は選択的に画像処理部10またはヒストグラム作成部
11に送られる。画像処理部10は本スキャン時に選択
され、ヒストグラム作成部11は予備スキャン時に選択
される。
【0017】画像処理部10は、本スキャン時にA/D
変換器9から入力したデジタル画像に対して、エッジ強
調、マスキング、2値化などの画像処理を行い、画像処
理後の画像データを外部機器(たとえば、レーザビーム
プリンタなど)へ出力するものである。
【0018】また、ヒストグラム作成部11は、原稿濃
度検出手段として機能するものであって、予備スキャン
時にA/D変換器9から入力したデジタル画像信号を入
力してヒストグラムを作成する。ここでは、画像信号は
8ビットであり、0から255の数で示される画素の明
るさを階級値とする。ヒストグラムの作成は、1画素入
力するごとに対応する階級の度数を1だけ増やし(対応
するメモリの値を1だけインクリメントし)、これを繰
り返すことによって行う。ヒストグラム作成部11で作
成されたヒストグラムはCPU8によって読み出され、
本スキャン時の露光量の設定に供される。
【0019】たとえば、ネガ画像を考えると、ヒストグ
ラムは図2に示すようになる。下地は暗いので階級値の
大きい方(右)に山ができ、文字は明るいので左に小さ
い山ができる。そこで、たとえば128をしきい値とし
て画像データと比較し、しきい値よりも大きい場合は下
地の白、小さい場合は文字の黒、というように画像デー
タを2値化する。これに対し、図3に示すようなヒスト
グラムの場合には、暗いフィルム1のため、山が全体と
して右へ片寄っている。そのため、予備スキャン時の光
量のまま本スキャンを行い、得られた画像データを2値
化すると、文字が消えてしまうことになる。そこで、右
への片寄り量をもとにランプ3を予備スキャンの時より
も明るくする。これは山を左へ動かす効果を持つ。ヒス
トグラムをもとに本スキャン時の露光量を決定する方法
については後述する。
【0020】CPU8は、光量決定手段、待ち時間決定
手段、および制御手段として機能するものであり、より
具体的には、予備スキャン時と本スキャン時にそれぞれ
ランプ電源7に対し光量を設定するとともにスキャンミ
ラー5の走査を制御する機能、ヒストグラム作成部11
で作成されたヒストグラムをもとにして本スキャン時の
露光量を決定する機能、決定された本スキャン光量をも
とにして本スキャン開始の待ち時間を決定する機能、お
よび決定された待ち時間だけ本スキャンを遅延させる機
能などを有している。これら各機能の内容については後
述する。CPU8には読出し専用のメモリであるROM
12と読出し/書込み自在のメモリであるRAM13と
が接続されている。ROM12にはプログラムのほか後
述するテーブルが記憶され、RAM13には処理過程の
中間結果のデータや出力すべき処理結果のデータなどが
記憶される。
【0021】図4は上記のように構成されたリーダスキ
ャナの動作を示すメインフローチャートである。このリ
ーダスキャナの動作は主にCPU8によって制御され
る。
【0022】まず、ステップS1で、所定のランプ光量
で予備スキャンを行う。すなわち、CPU8は、予備ス
キャン用の一定のランプ光量を設定し、スキャンミラー
5によって画像を走査する。スキャンミラー5の走査に
伴ってCCDラインセンサ6から出力された電圧(画像
信号)はA/D変換器9で8ビットの画像データにデジ
タル化される。この画像データは出力せずに、ヒストグ
ラム作成部11に入力してヒストグラム(図2、図3参
照)を作成する。
【0023】予備スキャンが終了すると、次のステップ
S2で、CPU8は、ヒストグラム作成部11から作成
されたヒストグラムを読み出し、このヒストグラムをも
とに本スキャン時の露光量を決定し、設定する。以下で
この処理の詳細を図5と図6を用いて説明する。ここ
で、図5はこの露光量設定処理の動作を示すフローチャ
ート、図6はその説明に供する図である。まず、ヒスト
グラムの下の階級からの累積度数が所定のA値になる階
級LLと、上の階級からの累積度数が所定のB値になる
階級ULとをそれぞれ求める(図6参照)。ここで、A
値およびB値はそれぞれ、たとえば全度数の256分の
1とするなど、あらかじめ適当に設定されている。図5
中のステップS11〜ステップS16は階級LLを求め
る処理であり、続くステップS17〜ステップS22は
階級ULを求める処理である。すなわち、まず階級Xに
0を代入して(ステップS11)その階級0の度数をY
とした後(ステップS12)、階級Xの値を1だけ増や
して(ステップS13)その階級Xの度数を前のY値に
加算した値を新たなY値とする(ステップS14)。そ
して、Y値がA値より大きいかどうかを判断し(ステッ
プS15)、NOであればステップS13に戻り、YE
Sであれば現在のX値をLLとする(ステップS1
6)。次に、階級Xに255を代入して(ステップS1
7)その階級255の度数をYとした後(ステップS1
8)、階級Xの値を1だけ減らして(ステップS19)
その階級Xの度数を前のY値に加算した値を新たなY値
とする(ステップS20)。そして、Y値がB値より大
きいかどうかを判断し(ステップS21)、NOであれ
ばステップS19に戻り、YESであれば現在のX値を
ULとする(ステップS22)。
【0024】階級LLとULの値が求められると、下記
の式 (LL+UL)/2−128 によって得られる値をKとする(ステップS23)。こ
のKは、ヒストグラムの中心(M=(LL+UL)/
2)がしきい値(128)に比べてどれだけ右に片寄っ
ているかを示している。K>0であれば、右に片寄って
いるので暗いフィルムであると判断し、ランプ3を明る
くする。逆に、K<0であれば、左に片寄っているので
明るいフィルムであると判断し、ランプ3を暗くする。
ランプ3の具体的な光量は、Kの値に対応した光量
(%)のテーブルを用いて決定する(ステップS2
4)。このテーブルは、あらかじめ実験などにより、原
稿の濃度または明暗の度合(K値)に対して本スキャン
用の光量が最適となるように作成されている。このテー
ブルはROM12に記憶されている。テーブルの一例は
図7に示すとおりである。たとえば、図7のテーブルに
おいて、K=15の場合には、比例配分して光量は75
%に決定される。本スキャン時のランプ3の光量が決定
されると、CPU8はランプ電源7に対し電圧比(光量
(%))を指示してランプ3の光量を設定する(ステッ
プS25)。これにより、ランプ電源7は設定された電
圧を出力してランプ3を点灯させる。
【0025】本スキャン用光量が設定されると、次のス
テップS3で、CPU8は本スキャン開始の待ち時間を
決定する。すなわち、ステップS2で本スキャン用光量
の設定がなされるとランプ3の明るさが安定するまで待
つが、そのための待ち時間を光量に対応した待ち時間の
テーブルを用いて決定する。テーブルの一例は図8に示
すとおりである。このテーブルもまた、あらかじめ実験
などにより適当に作成され、ROM12に記憶されてい
る。たとえば、図8のテーブルによると、光量を50%
に設定したときの待ち時間は0.2秒となる。
【0026】なお、待ち時間の決定方法はテーブルを用
いる方法に限定されるわけではない。たとえば、テーブ
ルを用いずに、光量に対する待ち時間をある関数で近似
してもよい。たとえば、予備スキャン用光量が70%で
あるとすれば、下記の式 待ち時間(秒)=|光量(%)−70|×0.01 によって待ち時間を計算することができる。
【0027】待ち時間が決定されると、次のステップS
4で、CPU8は待ち処理を行う。すなわち、ステップ
S3で待ち時間を決定すると、CPU8の内蔵タイマな
どで計ってその待ち時間だけ待つ。たとえば、1msecご
とにインタラプト要求をするCPU内蔵タイマがある。
ここで、ctrという名前の変数を用意しておき、イン
タラプトルーチンが呼ばれるたびに(つまり、1msecご
とに)ctrの値を1だけ減らす。たとえば、0.2秒
待つ場合には、メインルーチンではctrに200を代
入し、次にctrの値が0になるのを待つ。ctrの値
が0になればインタラプトルーチンが200回呼ばれた
ことになり、200msec(0.2秒)経過したことにな
る。これをフローチャートで表わしたのが図9である。
ここでは、便宜上、メインルーチン(ステップS31、
ステップS33)とインタラプトルーチン(ステップS
32)とを合わせて示している。
【0028】待ち時間が終了すると、ランプ3の明るさ
が安定したことになるので、次のステップS5で、本ス
キャンを行う。すなわち、スキャンミラー5によって画
像走査を行い、CCDラインセンサ6の出力電圧をA/
D変換器9でデジタル化した画像データを画像処理部1
0で画像処理(エッジ強調、マスキング、2値化など)
して、外部機器(たとえば、レーザビームプリンタな
ど)へ出力する。
【0029】したがって、本実施形態によれば、予備ス
キャンによって得られたヒストグラム(画像濃度デー
タ)をもとに本スキャン用の光量を決定し、この決定し
た光量に応じて本スキャンの開始を遅延させるようにし
たので、光量に応じて待ち時間が変わることになり、予
備スキャン時と本スキャン時の光量変化が小さい場合に
は待ち時間が短くなる。したがって、全体の読取り時間
の短縮を図ることができる。
【0030】また、本実施形態によれば、決定された光
量に応じた待ち時間をCPU内蔵タイマで計って待つの
で、従来のように光量変化測定手段を別途設ける必要が
なく、部品点数の増加はない。したがって、コストの上
昇はない。
【0031】なお、本実施形態では、本発明をマイクロ
フィルム・リーダスキャナに適用した場合を例にとって
説明したが、これに限定されないことはもちろんであ
る。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1および2記
載の発明によれば、決定された本スキャン用光量に応じ
て待ち時間を決定し、この待ち時間だけ待って本スキャ
ンを開始させるので、光量に応じて待ち時間が変わるこ
とになり、全体の読取り時間の短縮が図られる。しか
も、本スキャンの開始を光量に応じた待ち時間だけ待つ
ことによって行うので、光量の変化率を測定する手段な
どを別途設ける必要がなく、部品点数の増加はない。よ
って、コストの上昇も避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像読取装置の一実施形態に係るリ
ーダスキャナの概略構成図
【図2】 ヒストグラムの一例を示す図
【図3】 ヒストグラムの他の一例を示す図
【図4】 図1のリーダスキャナの動作を示すメインフ
ローチャート
【図5】 図4中の露光量設定処理の内容を示すフロー
チャート
【図6】 図5の説明に供する図
【図7】 K値に対応する光量(%)のテーブルの一例
を示す図
【図8】 光量(%)に対する待ち時間のテーブルの一
例を示す図
【図9】 図4中の待ち処理の内容を示すフローチャー
【符号の説明】
1…マイクロフィルム(原稿) 2…光学系(原稿読取手段) 3…ランプ 5…スキャンミラー 6…CCDラインセンサ 7…ランプ電源 8…CPU(光量決定手段、待ち時間決定手段、制御手
段) 11…ヒストグラム作成部(原稿濃度検出手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読み取る本スキャンの前に、
    本スキャンに最適な読取りパラメタを得るための予備ス
    キャンを行う画像読取方法において、 原稿画像に所定の予備スキャン用光量を照射して原稿を
    読み取り、原稿の濃度を検出する過程と、 この検出された原稿の濃度に応じて原稿に照射する本ス
    キャン用光量を決定する過程と、 この決定された本スキャン用光量に応じて本スキャンの
    開始を遅延させる待ち時間を決定する過程と、 この決定された待ち時間だけ待って本スキャン時の原稿
    の読取りを開始する過程と、 を有することを特徴とする画像読取方法。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読み取る本スキャンの前に、
    本スキャンに最適な読取りパラメタを得るための予備ス
    キャンを行う画像読取装置において、 予備スキャン時には原稿画像に所定の予備スキャン用光
    量を照射し本スキャン時には原稿画像に最適な本スキャ
    ン用光量を照射して原稿を読み取る原稿読取手段と、 予備スキャン時に前記原稿読取手段によって読み取られ
    た原稿の濃度を検出する原稿濃度検出手段と、 前記原稿濃度検出手段によって検出された原稿の濃度に
    応じて原稿に照射する本スキャン用光量を決定する光量
    決定手段と、 前記光量決定手段によって決定された本スキャン用光量
    に応じて本スキャンの開始を遅延させる待ち時間を決定
    する待ち時間決定手段と、 前記待ち時間決定手段によって決定された待ち時間だけ
    前記原稿読取手段による本スキャンを遅延させる制御手
    段と、 を有することを特徴とする画像読取装置。
JP7304610A 1995-11-22 1995-11-22 画像読取方法および装置 Withdrawn JPH09149196A (ja)

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