JPH09149604A - モールド整流子 - Google Patents
モールド整流子Info
- Publication number
- JPH09149604A JPH09149604A JP32840195A JP32840195A JPH09149604A JP H09149604 A JPH09149604 A JP H09149604A JP 32840195 A JP32840195 A JP 32840195A JP 32840195 A JP32840195 A JP 32840195A JP H09149604 A JPH09149604 A JP H09149604A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutator
- piece
- resin
- molded
- reinforcing ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】モールド整流子の場合でもカシメ式と同等の強
度、及び、品質の安定性を実現することができ、そし
て、樹脂の劣化により整流子が破壊した場合においても
整流子片の飛び出しを防止できるモールド整流子を提供
することを目的としている。 【構成】各整流子片2の裏面に突出部4を設け、この突
出部4の軸方向に凹部7を形成し、この凹部7に、絶縁
体でできた補強リング3を挿入し、各整流子片2と補強
リング3とを一体に成形することにより、モールド整流
子1においてもカシメ式と同等の強度、及び、品質の安
定性を実現することができ、かつ、樹脂が熱や振動によ
り劣化し整流子片2を保持する力を失って、整流子片2
が飛び出す恐れが生じても補強リング3によりこの飛び
出しを防止することができるモールド整流子1である。
度、及び、品質の安定性を実現することができ、そし
て、樹脂の劣化により整流子が破壊した場合においても
整流子片の飛び出しを防止できるモールド整流子を提供
することを目的としている。 【構成】各整流子片2の裏面に突出部4を設け、この突
出部4の軸方向に凹部7を形成し、この凹部7に、絶縁
体でできた補強リング3を挿入し、各整流子片2と補強
リング3とを一体に成形することにより、モールド整流
子1においてもカシメ式と同等の強度、及び、品質の安
定性を実現することができ、かつ、樹脂が熱や振動によ
り劣化し整流子片2を保持する力を失って、整流子片2
が飛び出す恐れが生じても補強リング3によりこの飛び
出しを防止することができるモールド整流子1である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は整流子電動機に使用され
るモールド整流子の構造に関する。
るモールド整流子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】整流子電動機に使用されている整流子は
大きく大別すると、多数個の整流子片を放射状に並べ円
筒形にして樹脂で一体に成形をおこない、この各整流子
片を固着したモールド式整流子と、多数個の整流子片と
ボスの間及び整流子片と整流子片との間に絶縁紙片を介
在させ、カシメにて固定したカシメ式整流子との2種類
がある。
大きく大別すると、多数個の整流子片を放射状に並べ円
筒形にして樹脂で一体に成形をおこない、この各整流子
片を固着したモールド式整流子と、多数個の整流子片と
ボスの間及び整流子片と整流子片との間に絶縁紙片を介
在させ、カシメにて固定したカシメ式整流子との2種類
がある。
【0003】この2種類の整流子を比較した場合主な特
徴として、カシメ式整流子は整流子片の保持力は大きい
が価格が高価である。また、モールド整流子は価格が安
価であるが整流子片の保持力は小さいといえる。本発明
の整流子はモールド整流子に関するものである。
徴として、カシメ式整流子は整流子片の保持力は大きい
が価格が高価である。また、モールド整流子は価格が安
価であるが整流子片の保持力は小さいといえる。本発明
の整流子はモールド整流子に関するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】モールド整流子は整流
子片を樹脂のみで固着しており結合力が弱いという欠点
がある。整流子電動機は数万回転という高速で回転して
いるので整流子部に大きな遠心力が加わり、そしてさら
に、振動や熱が発生している。この電動機の回転子の回
転と停止の繰り返しによりモールド整流子の樹脂の強度
が次第に劣化してくる。そして、樹脂部にヘアークラッ
クが発生し、遠心力や振動などによりこのクラックが次
第に成長し最悪の場合には、整流子片が遠心力に耐えき
れず回転時に飛散することがある。
子片を樹脂のみで固着しており結合力が弱いという欠点
がある。整流子電動機は数万回転という高速で回転して
いるので整流子部に大きな遠心力が加わり、そしてさら
に、振動や熱が発生している。この電動機の回転子の回
転と停止の繰り返しによりモールド整流子の樹脂の強度
が次第に劣化してくる。そして、樹脂部にヘアークラッ
クが発生し、遠心力や振動などによりこのクラックが次
第に成長し最悪の場合には、整流子片が遠心力に耐えき
れず回転時に飛散することがある。
【0005】本発明は、この様な事情を鑑がみてなされ
たものであり、モールド整流子の場合でもカシメ式と同
等の強度、及び、品質の安定性を実現することができ
る。そして、樹脂の劣化により整流子が破壊した場合に
おいても整流子片の飛び出しを防止できるモールド整流
子を提供することを課題としている。
たものであり、モールド整流子の場合でもカシメ式と同
等の強度、及び、品質の安定性を実現することができ
る。そして、樹脂の劣化により整流子が破壊した場合に
おいても整流子片の飛び出しを防止できるモールド整流
子を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】各整流子片の裏面に突出
部を設け、この突出部の軸方向に凹部を形成し、この凹
部に、絶縁体でできた補強リングを挿入し、各整流子片
と補強リングとを一体に成形することにより、モールド
整流子においてもカシメ式と同等の強度、及び、品質の
安定性を実現することができ、かつ、樹脂が熱や振動に
より劣化し整流子片を保持する力を失って、整流子片が
飛び出す恐れが生じても補強リングによりこの飛び出し
を防止することができるので課題を解決している。
部を設け、この突出部の軸方向に凹部を形成し、この凹
部に、絶縁体でできた補強リングを挿入し、各整流子片
と補強リングとを一体に成形することにより、モールド
整流子においてもカシメ式と同等の強度、及び、品質の
安定性を実現することができ、かつ、樹脂が熱や振動に
より劣化し整流子片を保持する力を失って、整流子片が
飛び出す恐れが生じても補強リングによりこの飛び出し
を防止することができるので課題を解決している。
【0007】
【作用】整流子電動機のスイッチを入れることにより、
モールド整流子が毎分数万回転の高速で回転する。この
高速回転により整流子に遠心力が加わり、かつ、この整
流子部に振動が発生する。また、通電時間が長くなるこ
とによりこの整流子が次第に高温になってくる。
モールド整流子が毎分数万回転の高速で回転する。この
高速回転により整流子に遠心力が加わり、かつ、この整
流子部に振動が発生する。また、通電時間が長くなるこ
とによりこの整流子が次第に高温になってくる。
【0008】そして、この電動機のスイッチのON−O
FFを繰り返すことにより、整流子片等を保持している
樹脂が次第に経年劣化などにより強度が低下する。この
劣化により樹脂部に微小クラックが入り、さらに、ON
−OFFを繰り返すことにより、このクラックが次第に
大きな割れになってくる。このON−OFFの繰り返し
により樹脂が整流子片を支えている保持力が限界に達
し、整流子片が飛散しようとする。しかし、この整流子
片は整流子内に設けられた補強リングにより飛び出しが
規制される。
FFを繰り返すことにより、整流子片等を保持している
樹脂が次第に経年劣化などにより強度が低下する。この
劣化により樹脂部に微小クラックが入り、さらに、ON
−OFFを繰り返すことにより、このクラックが次第に
大きな割れになってくる。このON−OFFの繰り返し
により樹脂が整流子片を支えている保持力が限界に達
し、整流子片が飛散しようとする。しかし、この整流子
片は整流子内に設けられた補強リングにより飛び出しが
規制される。
【0009】
【実施例】本発明を図面に示された一実施例に基づいて
説明すると、図1は本発明の一実施例によるモールド整
流子の要部の横断面図であり、図2は本発明の一実施例
によるモールド整流子の要部の縦断面図(A−A断面)
であり、図3は本発明の一実施例による整流子片の斜視
図である。
説明すると、図1は本発明の一実施例によるモールド整
流子の要部の横断面図であり、図2は本発明の一実施例
によるモールド整流子の要部の縦断面図(A−A断面)
であり、図3は本発明の一実施例による整流子片の斜視
図である。
【0010】図1、図2において、多数個の整流子片2
は放射状に並置され円筒形に整列されている。この整流
子片2の凹部7には絶縁体でできた補強リング3が挿入
されている。そして、円筒形に形成された整流子片2の
中心部には金属でできたカラー8が備えられており、こ
のカラー8には軸孔6が設けられている。これらの整流
子片2と補強リング3及びカラー8とが樹脂5により一
体にモールドされている。
は放射状に並置され円筒形に整列されている。この整流
子片2の凹部7には絶縁体でできた補強リング3が挿入
されている。そして、円筒形に形成された整流子片2の
中心部には金属でできたカラー8が備えられており、こ
のカラー8には軸孔6が設けられている。これらの整流
子片2と補強リング3及びカラー8とが樹脂5により一
体にモールドされている。
【0011】図3において、整流子片2の裏面に突出部
4が設けられ、突出部4の軸方向に凹部7が形成されて
いる。なお、この凹部7は突出部4の軸方向でライザ9
側に設けてもよい。
4が設けられ、突出部4の軸方向に凹部7が形成されて
いる。なお、この凹部7は突出部4の軸方向でライザ9
側に設けてもよい。
【0012】このような構成において、整流子電動機の
スイッチを入れることにより、回転子及びこの回転子と
一体になっているモールド整流子1が毎分数万回転とい
う高速で回転をする。この高速回転により整流子1に遠
心力が加わり、かつ、この整流子1に振動が発生する。
この状態で通電している時間が長くなると、この整流子
1がしだいに高温になってくる。
スイッチを入れることにより、回転子及びこの回転子と
一体になっているモールド整流子1が毎分数万回転とい
う高速で回転をする。この高速回転により整流子1に遠
心力が加わり、かつ、この整流子1に振動が発生する。
この状態で通電している時間が長くなると、この整流子
1がしだいに高温になってくる。
【0013】この整流子電動機のスイッチのON−OF
Fを繰り返すことにより、整流子片2を保持している樹
脂5の強度が、振動や熱などによる経年劣化によりしだ
いにに低下してくる。この劣化により樹脂5部に微小ク
ラックが入り、さらに、ON−OFFを繰り返し使用す
ることにより、このクラックがしだいに大きな割れに成
長してくる。さらに繰り返し使用することにより、樹脂
5が各整流子片2を保持する保持力が限界に達し、整流
子片2が樹脂より飛散しようとする。しかし、整流子片
2の裏面に設けられた凹部7に補強リング3が嵌め込ま
れており、このリング3が突出部4を保持しているので
整流子片2の飛び出しが抑制される。
Fを繰り返すことにより、整流子片2を保持している樹
脂5の強度が、振動や熱などによる経年劣化によりしだ
いにに低下してくる。この劣化により樹脂5部に微小ク
ラックが入り、さらに、ON−OFFを繰り返し使用す
ることにより、このクラックがしだいに大きな割れに成
長してくる。さらに繰り返し使用することにより、樹脂
5が各整流子片2を保持する保持力が限界に達し、整流
子片2が樹脂より飛散しようとする。しかし、整流子片
2の裏面に設けられた凹部7に補強リング3が嵌め込ま
れており、このリング3が突出部4を保持しているので
整流子片2の飛び出しが抑制される。
【0014】なお、補強リング3の材質はフアイバや樹
脂または新素材など、耐熱性と強度を兼ね備えた絶縁物
であればいずれでもよい。
脂または新素材など、耐熱性と強度を兼ね備えた絶縁物
であればいずれでもよい。
【0015】また、小形の整流子などの場合、カラー8
を使用していないモールド整流子もみうけられるが、こ
のような整流子にも本願発明が適用することは言うまで
もない。さらに、大形の整流子などの場合、整流子片2
と整流子片2との間に絶縁紙片を配しているモールド整
流子もみうけられるが、本願発明はこのような整流子に
も適用するものである。
を使用していないモールド整流子もみうけられるが、こ
のような整流子にも本願発明が適用することは言うまで
もない。さらに、大形の整流子などの場合、整流子片2
と整流子片2との間に絶縁紙片を配しているモールド整
流子もみうけられるが、本願発明はこのような整流子に
も適用するものである。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本願発明のモールド整流子
は整流子片の裏面に設けた凹部に、絶縁体でできた補強
リングを挿入して一体にモールドすることにより、モー
ルド整流子でもカシメ式と同等の強度を得ることがで
き、かつ、品質が安定したモールド整流子になる。
は整流子片の裏面に設けた凹部に、絶縁体でできた補強
リングを挿入して一体にモールドすることにより、モー
ルド整流子でもカシメ式と同等の強度を得ることがで
き、かつ、品質が安定したモールド整流子になる。
【0017】また、何らかの異常で樹脂が整流子片を保
持する力を失っても、補強リングが整流子片を保持して
いるので飛散を防止することができ、安全性の高いモー
ルド整流子である。
持する力を失っても、補強リングが整流子片を保持して
いるので飛散を防止することができ、安全性の高いモー
ルド整流子である。
【0018】
【図1】本発明の一実施例によるモールド整流子の要部
の横断面図である。
の横断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるモールド整流子の要部
の縦断面図(A−A断面)である。
の縦断面図(A−A断面)である。
【図3】本発明の一実施例による整流子片の斜視図であ
る。
る。
1・・・・・モールド整流子 2・・・・・整流子片 3・・・・・補強リング 4・・・・・突出部 5・・・・・樹脂 6・・・・・軸孔 7・・・・・凹部 8・・・・・カラー
Claims (1)
- 【請求項1】多数個の整流子片を円筒形に並置し樹脂で
一体に成形をおこない、前記整流子片が固着されている
整流子において、 前記各整流子片の裏面に突出部を設け、 この突出部の軸方向に凹部を形成し、 この凹部に、絶縁体でできた補強リングを挿入し、 前記各整流子片と前記補強リングとを樹脂で一体に成形
したことを特徴とするモールド整流子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32840195A JPH09149604A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | モールド整流子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32840195A JPH09149604A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | モールド整流子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149604A true JPH09149604A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=18209850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32840195A Pending JPH09149604A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | モールド整流子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149604A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007312540A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Aisan Ind Co Ltd | 整流子 |
| JP2014121234A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Asmo Co Ltd | 整流子及び整流子の製造方法、並びにこの整流子を備えた回転電機 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP32840195A patent/JPH09149604A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007312540A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Aisan Ind Co Ltd | 整流子 |
| JP2014121234A (ja) * | 2012-12-19 | 2014-06-30 | Asmo Co Ltd | 整流子及び整流子の製造方法、並びにこの整流子を備えた回転電機 |
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