JPH09149878A - 画像計測装置 - Google Patents

画像計測装置

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JPH09149878A
JPH09149878A JP7312808A JP31280895A JPH09149878A JP H09149878 A JPH09149878 A JP H09149878A JP 7312808 A JP7312808 A JP 7312808A JP 31280895 A JP31280895 A JP 31280895A JP H09149878 A JPH09149878 A JP H09149878A
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JP
Japan
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optical fiber
light
measuring device
subject
end side
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JP7312808A
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Shiro Oikawa
四郎 及川
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SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO KK
Original Assignee
SEITAI HIKARI JOHO KENKYUSHO KK
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は光ヘテロダイン法を用いて被検体の画
像を得る画像計測装置に関し、内視鏡に適合した構成と
する。 【解決手段】光ファイバ55の対物レンズ56側の先端
部を、例えばスピーカと同様な原理の電磁力により振動
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ヘテロダイン法を
用いて被検体の画像を得る画像計測装置に関し、特に、
内視鏡に適した画像計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光散乱媒質である生体内の断
層画像を得る目的で、共焦点レーザ走査型顕微鏡(以
後、CLSMと略記する)が主に使われてきた。このC
LSMについて、光ファイバを用いて内視鏡への応用を
標的にした構成が提案されている。
【0003】図19は、内視鏡応用を意図して検討され
たCLSMの一例を示す概略構成図である。図19の左
側から入射し、ピンホール10を経由した光は、ビーム
スプリッタ11を透過し、ビームスキャナ12で二次元
的に偏向されながらレンズ13で集光されて、多数本の
光ファイバが束ねられたファイバハンドル14にその後
端14aから入射され、先端14bに伝達されその先端
14bから射出される。
【0004】ファイババンドル14からの射出光は、対
物レンズ25を経由して被検体1上に照射される。被検
体1からの後方散乱光は、再び対物レンズ25を経由し
てファイババンドル14に入射され、ファイババンドル
14から射出され、レンズ13、ビームスキャナ12を
経由し、ビームスプリッタ11で反射し、ピンホール1
5を経由して光ディテクタ16で受光される。ビームス
キャナ12で偏向することにより被検体1が走査され、
光ディテクタ16では被検体1の各点の後方散乱光が順
次検出され、被検体1が一通り走査されることにより、
光ディテクタ16により被検体1の画像が計測される。
【0005】ここでは、ピンホール10と、ピンホール
15とにより共焦点が構成されている。ここで、この図
19に示す例では、ファイババンドル14による光量ロ
スは一割程度であり、共焦点特有の光軸方向弁別能が維
持されるといわれている。ファイババンドル14の先端
14b側に配置されているのは対物レンズ15のみであ
り、先端部の小型化が実現する。
【0006】図20は、光ファイバの先端にビームスキ
ャナを配置した構成を示す図である。光ファイバ24内
を伝搬してきた光は、ファイバレンズ25を経由し、ビ
ームスキャナ26を経由し、さらにレンズ27,28を
経由して被検体1を照射する。被検体1からの後方散乱
光は、再びレンズ28,27を経由し、ビームスキャナ
26を経由し、ファイバレンズ25を経由して光ファイ
バ24に入射する。
【0007】この図20に示す構成の場合、光ファイバ
先端にビームスキャナ26が配置されているため、光フ
ァイバ24は一本で済む代わりに光ファイバの先端が大
きすぎて内視鏡には向かない構成となっている。最近で
は、上記のようなCLSMを発展させ、その大開口角構
成に低コヒーレント(LC)光源によるヘテロダイン干
渉法を組合せて深さ方向(光軸方向)の分解能を向上さ
せる研究が進んでいる。以下、この各CLSMにLC光
源によるヘテロダイン干渉法を組合せた構成を、OCM
(Optical Coherence Micros
copy)と呼ぶ。
【0008】このOCMの臨床への応用例として眼の網
膜診断装置が提案されている(’In vivo re
tain imaging by optical c
oherence tomography’Optic
s Letters vol.18. No.21 参
照)。図21は、この文献に図解されているOCMの構
成、図22は、その測定ヘッド40の詳細構成図であ
る。
【0009】LC光源の一種であるSLD(Super
Luminescent Diode)31から射出
された光は、光ファイバ32を経由して光分配・混合器
33に入射し二分されて光ファイバ34と光ファイバ3
5に入射される。ここでは光ファイバ34に入射した光
を物体光、光ファイバ35に入射した光を参照光と称す
る。物体光は、光ファイバ34内部を進み、測定ヘッド
40を経由して眼の網膜に照射される。眼の網膜からの
反射光は再び測定ヘッド40を経由し、光ファイバ34
内を伝搬し、光分配・混合器33に至る。一方、参照光
は、光ファイバ35内を進み、反射ミラー36で反射し
光ファイバ35内を戻り光分配・混合器33に至る。光
分配・混合器33では、光ファイバ34内を経由して戻
ってきた物体光と光ファイバ35内を経由して戻ってき
た参照光とが混合されて光ファイバ37に入射され光フ
ァイバ37内部を伝搬して光ディテクタ38により検出
される。
【0010】測定ヘッド40内部では、図22に示すよ
うに、光ファイバ34を経由してきた物体光はスキャニ
ングミラー41により二次元的に偏向され、あるいは一
次元的に変更されるとともにその偏向方向と直角に測定
ヘッドが移動され、これにより、眼の網膜からの後方散
乱光による、眼の網膜の二次元的な画像が計測される。
【0011】この図21,図22に示す構成は、図20
に示したCLSMを発展させた構成として理解される。
すなわち、図22に示すスキャニングミラー41は、図
20に示すビームスキャナ26に対応している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡的構成において
は、周知の如く、先端部のサイズは大きく制限される。
例えば通常の消化器内視鏡の場合外径は10mm程度が
限界であり、また、その鉗子腔に挿入する装置を実現す
る場合は外径3mm程度である必要がある。図20,図
22に示すビームスキャナ26ないしスキャニングミラ
ー41は、ミラーをモータで高速往復運動させる構造で
あるため、小型化の観点から非現実的と思われる。図1
9に示す多数本の光ファイバを束ねたファイババンドル
14を備えた構成の場合、OCMは干渉計であるため各
々のファイバの光路長を極めて正確に整合させることが
必要であるが、光ファイバの本数が多いためその光路長
の整合は不可能に近く、図19に示すようなファイババ
ンドル構成も非現実的である。
【0013】本発明は、上記事情に鑑み、内視鏡先端部
等の極めて小さな空間に組み込むことのできる走査機構
を備えた、光ヘテロダイン法による画像計測装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像計測装置は、光源からの光を二分し二分された
光のうちの一方の光を被検体に照射して被検体からの反
射光と二分された他方の光との干渉光を受光する光ヘテ
ロダイン法を用いて被検体の画像を得る画像計測装置に
おいて、 (1)被検体に向けて上記一方の光を照射する測定ヘッ
ド (2)一端側が測定ヘッドに保持され上記一方の光を測
定ヘッドに導くと共に被検体からの反射光をその一端側
の先端から入射して他端側に導く光ファイバ (3)上記光ファイバの上記一端側を、その一端側の光
軸に交わる方向に振動させることにより、被検体上を上
記一方の光で走査する走査機構を備えたことを特徴とす
る。
【0015】本発明の画像計測装置は、光ファイバの一
端部自体を振動させるものであり、例えば以下に述べる
ような機構により、内視鏡先端等の小さいスペースに配
置することが可能であり、OCMを内視鏡に適用するこ
とが可能となる。ここで、上記本発明の画像計測装置に
おいて、上記走査機構は、上記光ファイバの上記一端側
に固着された導電線コイルと、導電線コイルに磁力を及
ぼす磁石と、導電線コイルに交番電流を流す電源とを備
え、導電線コイルに流れる電流と磁石が導電線コイルに
及ぼす磁力との相互作用により生じる電磁力により、そ
の導電線コイルに固着された光ファイバの上記一端側を
振動させるものであってもよく、あるいは上記走査機構
は、一端側が測定ヘッドにまで延在しその測定ヘッドに
回転力を伝達する回転シャフトと、回転シャフトの回転
運動を往復運動に変換する運動変換機構とを備え、その
運動変換機構により往復運動に変換された動力により、
光ファイバの上記一端側を振動させるものであってもよ
い。
【0016】また、上記本発明の画像計測装置におい
て、走査機構は、光ファイバを、その光ファイバの上記
一端側の先端が最大振幅となるように振動させるもので
あってもよく、あるいは、上記走査機構は、上記光ファ
イバを、その光ファイバの、上記一端側の先端から外れ
た位置が最大振幅となるように振動させるものであって
もよい。
【0017】さらに、上記本発明の画像計測装置におい
て、上記光ファイバは複数本備えられていてもよい。そ
れらの光ファイバは、それぞれの一端側が振動方向に交
わる面内に配列された複数本の光ファイバからなるもの
であってもよく、あるいは、それぞれの光軸が互いに一
点で交わるようにそれぞれの一端側が振動方向に交わる
面内に放射状に配列された複数本の光ファイバからなる
ものであってよい。さらには、それらの光ファイバは、
それぞれの一端側が振動方向に交わる面内に配列される
とともに、それぞれの一端側の先端から射出された光に
より、被検体の、光軸に対し斜めに広がる面上が走査さ
れるように、それぞれの先端が位置決めされた複数本の
光ファイバからなるものであってもよい。ここで、被検
体の、光軸に対し斜めに広がる面上が走査されるように
それぞれの光ファイバの先端が位置決めされている場合
に、測定ヘッドの、被検体に向けて照射される上記一方
の光の射出端が、光軸に対し傾斜した面を成しているこ
とが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、代表的な干渉法であるマハ
ツェンダ干渉計及びマイケルソン干渉計を用いた、OC
Mを内視鏡に適用したときの基本構成について説明し、
次いで、本発明の特徴部分の実施形態について説明す
る。図1は、マハツェンダ干渉計を採用したOCMを内
視鏡に適用したときの基本構成図である。
【0019】LC(低コヒーレント)光源の代表例であ
るSLD51から発せられた低コヒーレント光(LC
光)51aは、ビームスプリッタ52で物体光52aと
参照光52bに二分される。物体光52aはAOM53
で周波数シフトされハーフミラー54を通過し、光ファ
イバ55に入射される。この光ファイバ55の先端は体
内に挿入される。
【0020】光ファイバ55から射出した物体光は対物
レンズ56を経由して被検体1に照射される。尚、この
図では、被検体1を物体光で走査するための機構は図示
省略されている。被検体1での後方散乱物体光は、再び
対物レンズ56を通って光ファイバ55に入射し、ハー
フミラー54で反射し、ハーフミラー61で反射して光
ディテクタ62に入射する。
【0021】一方、ビームスプリッタ52で二分された
もう一方の参照光52bは、AOM57で周波数シフト
を受けハーフミラー58を経由して、参照光の光路長を
物体光52aの光路長に合わせるための光ファイバ59
に入射し参照ミラー60で反射して再び光ファイバ59
に入射し、ハーフミラー58で反射し、ハーフミラー6
1を透過して光ディテクタ62に至る。光ディテクタ6
2上では、互いに光路長が調整された被検体1からの後
方散乱物体光と参照光とが干渉し、その干渉光が受光さ
れる。この光ディテクタ62では、AOM53、57で
周波数シフトされた物体光と参照光のそれぞれの周波数
の差の周波数の信号が検出される。ここで参照ミラー6
0を矢印方向(光軸方向)に位置調整することにより、
被検体1内部の物体光の反射点の深さ(被検体1内部の
画像計測点の深さ)が調整される。
【0022】図2は、マイケルソン干渉計を採用したO
CMを内視鏡に適用したときの基本構成図である。ここ
でも、被検体1を走査する機構は図示省略されている。
SLD51から発せられたLC光51aは、ビームスプ
リッタ72で物体光72aと参照光72bとに二分され
る。物体光72aは、ビームスプリッタ72を経由した
後、体腔内に挿入するための光ファイバ55に入射し光
ファイバ55から射出し対物レンズ56を経由して被検
体1を照射する。被検体1からの後方散乱物体光は、再
び対物レンズ56を経由し光ファイバ55を経由してビ
ームスプリッタ72に戻り、ビームスプリッタ72で反
射されて光ディテクタ62に入射する。
【0023】また、参照光72bは、ビームスプリッタ
72で反射した後、光路長調整のための光ファイバ59
を経由し、参照ミラー60で反射され、再び光ファイバ
59を経由し、ビームスプリッタ72を透過して光ディ
テクタ62に至る。光ディテクタ62では被検体1から
の後方散乱物体光と参照光とが干渉した光が受光され
る。
【0024】ここで、この図2に示す構成では、図1に
示すAOM53,57に代わり、参照ミラー60にPZ
T振動素子77が固定されており、そのPZT振動素子
77が光軸方向に振動し、これにより、参照光の周波数
が周期的に変調される。また、PZT振動素子77と参
照ミラー60は、全体として光軸方向に位置調整されこ
れにより、被検体1内部の画像計測点の深さの調整が行
われる。
【0025】図3は、体腔内に挿入された、光ファイバ
先端の測定ヘッドの一例を示す模式構成図である。光フ
ァイバ55から射出されたLC光は対物レンズ(組合せ
レンズ)56を経由して被検体1を照射する。ここで、
光ファイバ55の対物レンズ56側の先端部55aは、
図示の矢印X−X’方向に振動しており、その先端部5
5aの射出端が位置a,a’にあるとき、その射出端か
ら射出されたLC光は被検体1内部の点A,A’をそれ
ぞれ照射する。光ファイバ55の端部55aの振動によ
り、被検体1は走査線1aに沿って一次元的に走査され
る。
【0026】図4,図5は光ファイバ先端部の振動のさ
せ方を示す模式図である。図4では、光ファイバ55の
先端部55aは、その先端から射出されるLC光の光軸
が全体としての光軸Lに常に平行となるように振動し、
図5では、光ファイバ55の先端部55aは、その先端
から射出されるLC光の軸が、常に、全体としての光軸
Lと、一点0で交わるように振動する。このとき、対物
レンズ56は、光ファイバ55の振動のさせ方に応じて
設計されており、いずれの場合も、被検体は、光ファイ
バ55から射出した物体光により、その被検体内部の所
定の走査線に沿って走査される。
【0027】図6,図7は、複数本の光ファイバを配列
した例を示す模式図である。図6では、複数本の光ファ
イバ55が互いに平行に一平面上に配列され、それらの
配列された光ファイバ55がその配列平面に垂直な方向
に、その配列平面が全体としての光軸Lと平行を保った
状態で振動する。図7では、複数本の光ファイバ55が
それら複数本の光ファイバ55の延長線が全体としての
光軸L上の一点0で交わるように放射状に配列され、か
つ、それら複数の光ファイバ55の延長線がつねにその
一点0で交わる状態が保持されるように扇状に振動す
る。
【0028】これら図6、図7に示すように、複数本の
光ファイバ55を配列しておき、同時に振動させること
で、高速走査、高速な画像計測が可能となる。図8は、
光ファイバを千鳥状に配列した状態を、光ファイバーの
端面側からみて示した模式図である。この図に示すよう
に光ファイバ55を千鳥に配列することにより、光ファ
イバ55の配列ピッチdを等価的に1/2のピッチd/
2にすることができ、画像分解能を向上させることがで
きる。
【0029】以下、上記のような光ファイバ先端部の振
動を実現するための具体的な構成について説明する。図
9は、本発明の画像計測装置の一実施形態の全体模式図
である。本体部4には、図1ないし図2に示すような光
源、干渉光学系、および光ディテクタ等が配置されてお
り、その本体部4には、光ディテクタを含む受光回路や
光ファイバを振動させるコイル(後述する)に交番電流
を供給するための電源5が接続されている。
【0030】本体部4からはファイバースコープ3が延
び、そのファイバスコープ3の先端は体腔内に挿入さ
れ、その先端の測定ヘッド2が体内の被検体部分に対向
する位置に配置される。このファイバスコープ3の内部
には、本体部4とそのファイバスコープ3先端の測定ヘ
ッド2との間に、物体光を伝達する光ファイバ55(図
1,図2参照)が延びている。尚、この図には、光ファ
イバ55は一本のみ示されているが、実際は複数本の光
ファイバ55がファイバスコープ3内部に延び、それら
の光ファイバ55の、少なくとも測定ヘッド2側の端部
は、図6ないし図7に示すように互いに配列された状態
に配置されている。
【0031】図10〜図12は、測定ヘッド2の構造を
示す、それぞれ平面図、側面図、及び斜視図である。た
だし、これらの図では、解り易さのため、それぞれ一部
が図示省略されている。ここでは、図10,図12に示
すように、光ファイバ55の先端部は、弾性支持体81
の表面に、互いに平行に配列固着されている。弾性支持
体81は、図11に示すように、光ファイバ55の延び
る方向に離れた2カ所に軸支持された支点83,84を
有し、それら支点83,84間の中央部分に開口82,
82(図10参照)が形成されている。この弾性支持体
81は、以下に説明する原理に基づき、支点83,84
を節部とし、開口82,82の部分を腹部とした単振動
を行なう。
【0032】図12に示すように、この弾性支持体81
に隣接して、永久磁石91とその永久磁石91からの磁
力を伝える2つの鉄心92からなる磁力線伝達機構が2
組備えられており、各組毎の各一方の鉄心92は、図1
0に示す開口82内に挿入されている。また、弾性支持
体81には、図示のコイル93が固定されており、この
コイル93には、交番電流が供給される。永久磁石91
からの磁力線は、鉄心92を通りコイル93を横切る。
【0033】図13は、図12のA−A’断面図
(A)、および振動原理説明図(B)である。コイル9
3には、図13(B)に破線で示す方向の磁力が働いて
おり、その13(B)のコイル93を示す円内に示すよ
うな方向の電流が流れると、電磁作用により、図13
(B)に矢印Fで示す方向の力が働き、コイル93及び
光ファイバ55が固定された弾性支持体81(図10〜
図12参照)が図13(A)に示す位置P1に移動す
る。コイル93に流れる電流の向きを変えると図13
(B)に示す矢印Fとは反対方向の力が働き、弾性支持
体81は、図13(A)に示す位置P2に移動する。コ
イル93に交番電流を流すと弾性支持体81およびそれ
に固定された光ファイバ55は、コイル93を流れる交
番電流と同期して位置P1と位置P2との間で振動す
る。
【0034】図10〜図12に示す例では、複数本の光
ファイバ55が弾性支持体81に平面的に配列されてお
り、その平面がその平面と直交する方向に振動するた
め、被検体1が、各光ファイバ55の一次元走査の集合
として二次元的に走査される。尚、図10〜図12に示
す例では、光ファイバ55の、物体光の射出端は単振動
腹部から外れた位置にあり、このため、単振動した光フ
ァイバ55から射出された物体光は、対物レンズ56の
配置位置で、全体としての光軸Lと交差するが、光ファ
イバ55の射出端を単振動腹部に配置することにより、
単振動した光ファイバ55から射出された物体光を光軸
Lと平行に進ませることもできる。
【0035】図14は、本発明の画像計測装置の他の実
施形態の全体模式図である。本体部4には、干渉計本体
部分41のほか、モータ43,フレキシブルシャフト4
4等からなる回転駆動機構42が備えられており、ファ
イバスコープ3の内部には、その先端の測定ヘッド2ま
で、光ファイバ55のほか、フレキシブルシャフト44
が延びている。
【0036】図15〜図17は、図14に全体を示す実
施形態における測定ヘッドの構造を示す、それぞれ平面
図、側面図、及び部分拡大斜視図である。光ファイバ5
5は、その先端が単振動の腹の部分に位置するように弾
性支持体81に複数本平行に固定されている。弾性支持
体81は、2つの支点83,84で軸支持されており、
その弾性支持体81の後端部81aは、フレキシブルシ
ャフト44の前端部に位置している。このフレキシブル
シャフト44の前端部には、そのフレキシブルシャフト
44の回転軸から偏心した位置にピン45が備えられて
おり、フレキシブルシャフト44が回転運動をすると、
ピン45は、そのフレキシブルシャフト44の回転軸を
中心とした円を描くように運動する。
【0037】弾性支持体81の後端部81aは、押しバ
ネ89により、常にピン45に押し付けられており、そ
の後端部81aは、フレキシブルシャフト44が回転す
るとピン45の運動に伴って図16の上下方向に往復運
動する。これにより、弾性支持体81は、2つの支点8
3,84を節部、光ファイバ55の先端位置を腹部とし
た単振動を行う。
【0038】このような構造によっても、光ファイバ5
5を振動させることができる。図18は、光ファイバ先
端部の配置状態の他の例を示す、測定ヘッドの模式図で
ある。図18に示すように、複数本の光ファイバ55の
先端を斜めに、かつ、対物レンズ56の特性により定ま
るある曲線に沿って配列すると、被検体1内部を、光軸
Lに対し傾いた走査線に沿って走査することができる。
ここではさらに、測定ヘッド2の先端面2aが斜め45
°に傾斜しており、したがって被検体1の表面1aに対
し垂直な断面の画像を計測することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ヘテロダイン方式を用い、内視鏡に好適な画像計測装
置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マハツェンダ干渉計を採用したOCMを内視鏡
に適用したときの基本構成図である。
【図2】マイケルソン干渉計を採用したOCMを内視鏡
に適用したときの基本構成図である。
【図3】体腔内に挿入された、光ファイバ先端の測定ヘ
ッドの一例を示す模式構成図である。
【図4】光ファイバ先端部の振動のさせ方を示す模式図
である。
【図5】光ファイバ先端部の振動のさせ方を示す模式図
である。
【図6】複数本の光ファイバを配列した例を示す模式図
である。
【図7】複数本の光ファイバを配列した例を示す模式図
である。
【図8】光ファイバを千鳥状に配列した状態を、光ファ
イバの端面側からみて示した模式図である。
【図9】本発明の画像計測装置の一実施形態の全体模式
図である。
【図10】図9に全体を示す実施形態における測定ヘッ
ドの構造を示すそれぞれ平面図である。
【図11】図9に全体を示す実施形態における測定ヘッ
ドの構造を示す側面図である。
【図12】図9に全体を示す実施形態における測定ヘッ
ドの構造を示す斜視図である。
【図13】図12のA−A’断面図(A)、および振動
原理説明図(B)である。
【図14】本発明の画像計測装置の他の実施形態の全体
模式図である。
【図15】図14に全体を示す実施形態における測定ヘ
ッドの構造を示す平面図である。
【図16】図14に全体を示す実施形態における測定ヘ
ッドの構造を示す側面図である。
【図17】図14に全体を示す実施形態における測定ヘ
ッドの構造を示す部分拡大斜視図である。
【図18】光ファイバ先端部の配置状態の他の例を示
す、測定ヘッドの模式図である。
【図19】CLSMの一例を示す概略構成図である。
【図20】光ファイバの先端にビームスキャナを配置し
た構成を示す図である。
【図21】網膜診断用OCMの構成図である。
【図22】図21の測定ヘッドの詳細構成図である。
【符号の説明】
1 被検体 44 フレキシブルシャフト 45 ピン 51 SLD 55 光ファイバ 56 対物レンズ 62 光ディテクタ 81 弾性支持体 82 開口 83,84 支点 91 永久磁石 92 鉄心

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を二分し二分された光のう
    ちの一方の光を被検体に照射して該被検体からの反射光
    と二分された他方の光との干渉光を受光する光ヘテロダ
    イン法を用いて該被検体の画像を得る画像計測装置にお
    いて、 被検体に向けて前記一方の光を照射する測定ヘッドと、 一端側が前記測定ヘッドに保持され前記一方の光を該測
    定ヘッドに導くと共に被検体からの反射光を該一端側の
    先端から入射して他端側に導く光ファイバと、 前記光ファイバの前記一端側を、該一端側の光軸に交わ
    る方向に振動させることにより、被検体上を前記一方の
    光で走査する走査機構とを備えたことを特徴とする画像
    計測装置。
  2. 【請求項2】 前記走査機構が、前記光ファイバの前記
    一端側に固着された導電線コイルと、前記導電線コイル
    に磁力を及ぼする磁石と、前記導電線コイルに交番電流
    を流す電源とを備え、前記導電線コイルに流れる電流と
    前記磁石が該導電線コイルに及ぼす磁力との相互作用に
    より生じる電磁力により、該導電線コイルに固着された
    前記光ファイバの前記一端側を振動させるものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像計測装置。
  3. 【請求項3】 前記走査機構が、一端側が前記測定ヘッ
    ドにまで延在し該測定ヘッドに回転力を伝達する回転シ
    ャフトと、該回転シャフトの回転運動を往復運動に変換
    する運動変換機構とを備え、該運動変換機構により往復
    運動に変換された動力により、前記光ファイバの前記一
    端側を振動させるものであることを特徴とする請求項1
    記載の画像計測装置。
  4. 【請求項4】 前記走査機構が、前記光ファイバを、該
    光ファイバの前記一端側の先端が最大振幅となるように
    振動させるものであることを特徴とする請求項1記載の
    画像計測装置。
  5. 【請求項5】 前記走査機構が、前記光ファイバを、該
    光ファイバの、前記一端側の先端から外れた位置が最大
    振幅となるように振動させるものであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像計測装置。
  6. 【請求項6】 前記光ファイバが、それぞれの一端側が
    振動方向に交わる面内に互いに平行に配列された複数本
    の光ファイバからなることを特徴とする請求項1記載の
    画像計測装置。
  7. 【請求項7】 前記光ファイバが、それぞれの光軸が互
    いに一点で交わるようにそれぞれの一端側が振動方向に
    交わる面内に放射状に配列された複数本の光ファイバか
    らなることを特徴とする請求項1記載の画像計測装置。
  8. 【請求項8】 前記光ファイバが、それぞれの一端側が
    振動方向に交わる面内に配列されるとともに、それぞれ
    の一端側の先端から射出された光により、被検体の、光
    軸に対し斜めに広がる面上が走査されるように、それぞ
    れの先端が位置決めされた複数本の光ファイバからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の画像計測装置。
  9. 【請求項9】 前記測定ヘッドの、被検体に向けて照射
    される前記一方の光の射出端が、光軸に対し傾斜した面
    を成していることを特徴とする請求項8記載の画像計測
    装置。
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