JPH09150594A - 台紙綴じ込み用表紙及び表紙の挟持構造 - Google Patents

台紙綴じ込み用表紙及び表紙の挟持構造

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JPH09150594A
JPH09150594A JP31176095A JP31176095A JPH09150594A JP H09150594 A JPH09150594 A JP H09150594A JP 31176095 A JP31176095 A JP 31176095A JP 31176095 A JP31176095 A JP 31176095A JP H09150594 A JPH09150594 A JP H09150594A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 名刺ホルダー等の綴じ込み側に装着されるク
リップが不用意に脱落することがないようにすること。 【解決手段】 一枚のシート材Sを折り曲げて表表紙1
0と裏表紙11が形成され、これらの各表紙間に台紙1
2が綴じ込み可能に設けられている。裏表紙11の綴じ
代16に設けられた綴じ足13は表表紙10側に挿通さ
れて倒伏されるとともに、この綴じ足13の倒伏した部
分には表表紙10の綴じ代16に形成された綴じ足押え
片14が重合可能に設けられている。綴じ代16にはク
リップ3がスライド操作で装着可能となっており、この
クリップ3の挟持片31に形成されたフック状部32は
前記綴じ足押え片に係合して表紙の自由端とは反対側の
方向へ脱落不能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台紙綴じ込み用表紙
及び表紙の挟持構造に係り、更に詳しくは、名刺あるい
は写真等の台紙を綴じ込むための表紙と、当該表紙の綴
じ代側をクリップで挟み込んで前記表紙間に綴じ込まれ
る台紙を安定的に保持することのできる表紙の挟持構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の台紙を表裏一対の表紙
間に綴じ込み、その綴じ代を長手方向に延びるクリップ
で挟み込んで前記台紙が脱落しないようにした構造が知
られている(例えば、実開平3−70984号公報、実
開平3−106081号公報参照)。ここで用いられる
クリップは、表表紙と裏表紙との間に台紙を綴じ込んだ
状態で当該綴じ込み側縁に装着することができ、装着完
了状態ではクリップが綴じ込み側に一定の挟持力を付与
することが可能となっている。
【0003】しかしながら、前記既提案の構造にあって
は、クリップの挟持力によって当該クリップが表紙の綴
じ込み側に装着される状態を確保する構造であるため、
台紙の綴じ込み量が少ない時、例えば、数枚程度の時
は、挟持片の先端領域と表紙との間に生ずる摩擦抵抗力
を強く確保することができなくなる。従って、この場合
には、クリップが表紙から不用意に脱落するという不都
合を生ずる。特に、最近多用されている樹脂性シートに
よって表紙が形成されている場合には、その表面が滑ら
かになっていることに起因して前述の不都合が一層顕出
する。
【0004】そこで、本出願人は、表裏一対となる綴じ
代の一方を部分的に切り込んで綴じ足を設けるととも
に、他方の綴じ代に前記綴じ足が挿通可能となる穴を設
け、この穴に挿通された綴じ足を綴じ代面上に折り曲げ
た状態でクリップで挟み込み可能とした構造を提案した
(例えば、特願平7−168084号)。ここにおい
て、クリップの先端には折り返し部が形成されており、
この折り返し部が前記綴じ足と係合可能となる構成が採
用され、これによって、前述した実開平3−70984
号公報等に示された構造上の不都合を改善することがで
きた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、綴じ足
をクリップの折り返し部に係合可能としても、綴じ足は
いわゆる片持ち状態で綴じ代に沿って延出する構成であ
るため、綴じ足は、その先端側において比較的に自由な
動きが許容されることとなる。そのため、クリップを表
紙の自由端とは反対側に引っ張った時に、綴じ足が初期
の倒伏位置をシフトする方向へ動き易くなり、このた
め、クリップの脱落を有効に防止するには一定の限界が
生じていた。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、前記特願平7−168
084号の構成を基本的に採用しつつ、クリップの脱落
防止効果を一層確実とすることができる台紙綴じ込み用
表紙及び表紙の挟持構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、一方
の綴じ代に形成された綴じ足を他方の綴じ代に挿通して
倒伏したときに、この綴じ足に重合して当該綴じ足の位
置を不変的に保つことのできる綴じ足押え片を設けてい
る。そして、綴じ代にクリップを装着した時に、綴じ足
が起き上がろうとする力によって前記綴じ足押え片をク
リップの内面側に押し寄せるように作用させ、これによ
って、綴じ足押え片とクリップとの係合を積極的、且
つ、確実に行えるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る台紙綴じ込み用表紙
は、樹脂材料等からなる一枚の方形シート材を、略中央
部にて折り曲げることによって形成されている。表紙の
間には名刺、写真などを収納するポケットを備えた台紙
が綴じ込み可能に設けられている。表紙は、前記折り曲
げ領域が一対の綴じ代として形成されている。この綴じ
代の何れか一方には、部分的に起立可能となる綴じ足が
形成されており、何れか他方の綴じ代には前記綴じ足の
挿通穴が形成されている。また、挿通穴に隣設する位置
には、挿通穴に挿通される綴じ足が綴じ代面上に倒伏し
たときに当該綴じ足に重合可能となる綴じ足押え片が形
成されている。そして、この綴じ足押え片が綴じ足に重
なることで、綴じ足を定位置に保持することが可能とな
る。なお、綴じ足押え片は綴じ代を部分的に切り込んで
形成することが好ましい。これによれば、一枚のシート
材のみによって表紙を形成することができる。
【0009】また、本発明に係る表紙の挟持構造は、前
述の台紙綴じ込み用表紙が綴じ込み対象とされている。
ここで、表紙の綴じ代には、一対の挟持片を備えたクリ
ップが装着可能に設けられている。クリップを装着した
状態で綴じ代には表裏から挟み込む力が付与されるよう
になっており、また、挟持片の先端と綴じ足押え片とが
相互に係合可能に設けられている。この際、綴じ足押え
片は綴じ足が起き上がろうとする力によってクリップ側
に押し寄せられ、挟持片の先端とクリップとの積極的な
係合を生じせしめるように作用する。なお、前記綴じ足
押え片は綴じ代に連なる状態で当該綴じ代を部分的に切
り込んで形成され、この綴じ足押え片と綴じ代との連設
部分を基部とする一方、この基部と相対する綴じ足押え
片の自由端が前記挟持片の先端側に向けられる、という
構成を採ることが好ましい。この際、挟持片の先端を内
側に折り曲げて適宜なフック状部を設ければ、当該フッ
ク状部に綴じ足押え片が確実に喰い込むようになり、こ
れによって、クリップの脱落防止を効果的に行うことが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0011】図1には本発明が名刺或いは写真等の台紙
を綴じ込んでなるホルダーに適用された実施例の全体構
成が示され、図2には図1の要部断面図が示されてい
る。また、図3には表紙の展開平面図が示されている。
これらの図において、ホルダー1はホルダー本体2と、
当該ホルダー本体2の一側縁に装着されたクリップ3と
により構成されている。
【0012】前記ホルダー本体2は、表表紙10及び裏
表紙11と、これら表表紙10及び裏表紙11間に介装
されるとともに、名刺、写真等が収納できるポケットP
(図4参照)を備えた加除整理可能な台紙12と、表表
紙10,裏表紙11並びに台紙12を束ねる綴じ足13
と、この綴じ足13に重合可能となる綴じ足押え片14
とを備えて構成されている。
【0013】前記表表紙10及び裏表紙11は、図3に
示されるように、樹脂等からなる一枚のシート材Sを用
いて構成されている。表表紙10及び裏表紙11の間に
は、台紙12を多数枚綴じ込み可能とする背幅部15が
形成されており、この背幅部15の短寸幅方向に沿う両
側一定領域が綴じ代16として形成されている。
【0014】前記綴じ足13は、裏表紙11側における
綴じ代16内の二箇所位置に設けられている。これらの
綴じ足13は、綴じ代16の長手方向に沿って形成され
た切り込み17を設けることによって構成することがで
き、この切り込み17が形成されない部分を基部18と
して綴じ足13を起立させたり或いは倒伏させたりする
ことができるようになっている。具体的には、綴じ足1
3は、図4に示されるように起立され、この状態で、台
紙12の綴じ込み側に形成された綴じ穴20に挿通でき
るようになっている。そして、綴じ足13の先端側すな
わち自由端側は、表表紙10における綴じ代16の領域
内に形成された挿通穴21にそれぞれ挿通された後、図
5に示されるように、相互に反対方向に倒伏された状態
で綴じ足13に綴じ足押え片14が重合可能となってい
る。
【0015】前記綴じ足押え片14は、図3に示される
ように、略コ字状となる切り込み22を設けることによ
って形成されており、綴じ代16と連なる部分が基部2
3として形成されている。従って、この綴じ足押え片1
4は、基部23と相対する縁を自由端として強制的に起
立可能になるとともに、強制力の解除で綴じ代16と略
同一平面位置に復帰できるようになっている。
【0016】前記クリップ3は本実施例では樹脂等を用
いて形成されている。このクリップ3は、図1及び図2
に示されるように、長手方向に沿って延びる背板片30
と、この背板片30の短寸幅方向における両側に対称的
に配置されて相互に向き合う位置に設けられた一対の挟
持片31とを備えて構成されている。ここで、挟持片3
1は、それらの先端側、すなわち自由端側が互いに接近
するように傾斜した対称位置関係に設けられているとと
もに、表表紙10側の挟持片31には内側に折り返され
たフック状部32が形成されている。このフック状部3
2と相対する挟持片31の先端との間は、僅かな隙間と
なるように成形されており、各挟持片31,31が強制
的に拡開させられることによって強い挟持力が得られる
ようになっている。
【0017】次に、前記クリップ3の装着要領について
説明する。
【0018】まず、図4に示されるように、表表裏10
及び裏表紙11間に台紙12を介装するとともに、前記
綴じ足13を表紙10側に設けられた挿通穴21に挿通
した後、図5中右側に示されるように、綴じ足13を矢
印方向に倒伏する。この時、綴じ足押え片14は指で摘
んで起立させておき、綴じ足13が倒伏された後に指を
離せばよい。これにより、綴じ足押え片14は、図5中
左側に示されるように、元の位置に倒れ込んで綴じ足1
3上に重合する。
【0019】この後、クリップ3の長手方向一端側を前
記綴じ代16の長手方向一端側に向け、挟持片31,3
1間に綴じ代16を入り込ませてスライド操作する。但
し、挟持片31,31間は、背板片30側が自由端側の
隙間よりも相対的に広くなっているため、この広い隙間
内に綴じ代16の角部が先に入り込むようにクリップ3
を若干シフトさせると初期作業が容易となる。
【0020】クリップ3の前記スライド方向における先
端側がある程度綴じ代16を挟み込むように入った後
は、このクリップ3を真っ直ぐにスライドさせればよ
い。そして、クリップ3が綴じ代16を略完全にカバー
した状態まで装着が行われた後に、このクリップ3を僅
かに背幅部15側に移動させると、前記綴じ足押え片1
4がフック状部32の溝内に入り込んで当該フック状部
32に係合することとなる(図2参照)。
【0021】なお、クリップ3の装着を完了した後は、
一般的な使用態様と同様に名刺ホルダーやアルバムとし
ての利用が可能となる。ここで、台紙12を加除整理す
る必要が生じたときは、前記クリップ3を長手方向にス
ライドさせればクリップ3を容易に外すことができる。
【0022】従って、このような実施例によれば、綴じ
代16の領域内に綴じ足押え片14を設けるとともに、
この綴じ足押え片14の自由端側がクリップ3のフック
状部32に沿って広い領域で等しく係合できるように構
成したから、表紙10,11の自由端とは反対側にクリ
ップ3を引っ張っても、当該クリップ3が脱落するとい
う虞が効果的に防止される。
【0023】しかも、前記綴じ足13は、強制的に折り
曲げて綴じ足押え片14の下に倒伏されていることか
ら、常に起き上がろうとする弾性復元力を生じているこ
ととなる。従って、この弾性復元力は、綴じ足押え片1
4を起立方向へ付勢するように作用するため、当該綴じ
足押え片14は常に挟持片31の内面側に押し寄せられ
ることとなる。よって、綴じ足押え片14の自由端は挟
持片31のフック状部32の溝内に確実に喰い込むこと
となり、フック状部32と表表紙10との間に入り込む
ことは全くなく、確実なる係合状態を継続してクリップ
3の脱落を防止することとなる。更に、綴じ足押え片1
4は綴じ足13をカバーする位置にあるため、挟持片3
1が綴じ足13に直接係合することはなく、これによ
り、綴じ足13を損傷から有効に保護することもでき
る。
【0024】また、前記実施例では、綴じ足押え片14
が綴じ代16の一部切り込みによって形成されているた
め、別途の部材を溶着する等の必要性を一掃することが
できる。しかも、本出願人によって提案された構造に僅
かな設計変更を行うだけでよいから、製造コストを上昇
させることも全くない。
【0025】なお、前記実施例におけるホルダー本体2
は例示的に示したものであり、当該ホルダー本体2とし
ての構成は図示構成例に限定されるものではない。例え
ば、前記実施例では、綴じ足13が二箇所に形成された
タイプを示したが、必要に応じて増加させることも勿論
可能である。
【0026】また、前記実施例においては、一方の挟持
片31にのみフック状部32を設ける構成を採用した
が、このフック状部32を両方の挟持片31にそれぞれ
形成してもよい。この場合、前記綴じ足押え片14側に
フック状部32が位置するように装着する必要性が一掃
される。また、フック状部32は、クリップ3を装着し
た際の綴じ足押え片14に対応する領域のみに形成して
もよく、更に、フック状部32の外面側、すなわち表表
紙10との接触面側に長手方向へ延びる複数条の溝等を
形成することも可能である。これによれば、クリップ3
をスライド操作で装着するときの摩擦抵抗を低減して装
着の容易化を達成することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され、且つ、
作用するので、これによると、台紙綴じ込み用表紙から
クリップが不用意に脱落することを有効に回避できる、
という従来にない優れた効果を奏する台紙収納用表紙及
び表紙の挟持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線矢視拡大断面図である。
【図3】前記実施例における表紙の展開平面図である。
【図4】表紙間に台紙を綴じる状態を示す斜視図であ
る。
【図5】クリップを装着する際の初期状態を示す斜視図
である。
【符号の説明】
3 クリップ 10 表表紙 11 裏表紙 13 綴じ足 14 綴じ足押え片 16 綴じ代 21 挿通穴 23 基部 31 挟持片 32 フック状部 S シート材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート材を折り曲げて当該折り曲げ領域
    に一対の綴じ代を形成するとともに、これら綴じ代の何
    れか一方に起立可能となる綴じ足を形成し、何れか他方
    の綴じ代に前記綴じ足の挿通穴を形成するとともに、こ
    の挿通穴に隣設する位置に、当該挿通穴に挿通される綴
    じ足を倒伏してこれに重合する綴じ足押え片を形成した
    ことを特徴とする台紙綴じ込み用表紙。
  2. 【請求項2】 前記綴じ足押え片は綴じ代を部分的に切
    り込んで形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の台紙綴じ込み用表紙。
  3. 【請求項3】 シート材を折り曲げて当該折り曲げ領域
    に一対の綴じ代を形成するとともに、これら綴じ代の何
    れか一方に起立可能となる綴じ足を形成し、何れか他方
    の綴じ代に前記綴じ足の挿通穴を形成するとともに、こ
    の挿通穴に隣設する位置に、当該挿通穴に挿通される綴
    じ足を倒伏してこれに重合する綴じ足押え片を設けて表
    紙とし、前記綴じ代を一対の挟持片を備えたクリップで
    挟み込んで、前記挟持片の先端側と綴じ足押え片とを相
    互に係合可能に設けたことを特徴とする表紙の挟持構
    造。
  4. 【請求項4】 前記綴じ足押え片は綴じ代を部分的に切
    り込んで当該綴じ代に連なる状態に設けられ、前記綴じ
    足押え片と綴じ代との連設部分を基部とする一方、この
    基部と相対する綴じ足押え片の自由端が前記挟持片の先
    端側に向けられていることを特徴とする請求項3記載の
    表紙の挟持構造。
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