JPH09150701A - エアバッグケース - Google Patents
エアバッグケースInfo
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- JPH09150701A JPH09150701A JP8006628A JP662896A JPH09150701A JP H09150701 A JPH09150701 A JP H09150701A JP 8006628 A JP8006628 A JP 8006628A JP 662896 A JP662896 A JP 662896A JP H09150701 A JPH09150701 A JP H09150701A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
グやドアをケース本体に簡単に組み付けられるようにす
る。 【解決手段】 バッグリテーナ20によりエアバッグ1
4をケース本体12の内側に組み付けた後、ドアリテー
ナ22によりドア16の取付部16aをケース本体12
の外側に組み付け、取付部16aの溝32内に固定部材
24を挿入してバッグリテーナ20の係止部20aおよ
びドアリテーナ22の係止部22aの双方と係合させ
る。係止部20aの代わりにT字形状の係止部を曲げ起
こし等によって形成し、取付部16aの外側まで突き出
すT字形状の横棒部分を折り曲げて取付部16aと係合
させることにより、固定部材24やドアリテーナ22を
省略することもできる。
Description
して車両のインストルメントパネル等に配設されるエア
バッグケースの改良に関するものである。
のため、インストルメントパネル等にエアバッグを装着
することが広く行われている。このエアバッグは一般に
エアバッグケース内に収納されて車両に装着され、車両
衝突時にガス発生器からガスが発生させられることによ
りエアバッグケースから膨出させられるようになってい
る。図21および図22に示すエアバッグケース100
はその一例で、容器状のケース本体102の開口周縁部
の内側にエアバッグ104の開口周縁部が固定された状
態で、そのケース本体102内にエアバッグ104を収
納するようになっている。また、このエアバッグケース
100は、エアバッグ104を収納した状態でケース本
体102の開口部を覆蓋するドア106を備えており、
ドア106の取付部108がケース本体102の開口周
縁部の外側に固定されている。ケース本体102の開口
部は長方形状を成しており、取付部108はその長方形
の4辺に分離して設けられている。
バッグ104の開口周縁部、およびドア106の取付部
108には、各辺毎にそれぞれ複数の貫通孔が形成され
ている一方、エアバッグ104の開口周縁部の内側に配
設されるリテーナ110には複数のボルト112が固設
されており、それ等のボルト112がエアバッグ10
4、ケース本体102、および取付部108の貫通孔を
貫通させられ、取付部108の外側からナット114が
螺合されることにより、それ等が一体的に固定されるよ
うになっている。リテーナ110は、ケース本体102
の開口部の4辺に対応して4つに分割して用意される。
図23は、上辺または下辺に用いられるリテーナ110
で、この例では4個のボルト112が固設されている。
ドアなしタイプで、上記のようにボルトおよびナットに
よって固定することもできるが、この例では、長手形状
のリテーナ122に固設されたリベット124がエアバ
ッグ104およびケース本体102の貫通孔を貫通させ
られた状態でかしめられることにより、それ等を一体的
に固定するようになっている。
うに複数のボルトに一つ一つナットを螺合したり、複数
のリベットを一つ一つかしめたりする作業は時間がかか
るという問題があった。
もので、その目的とするところは、ナットやリベットを
用いることなくエアバッグやドアをケース本体に簡単に
組み付けられるようにすることにある。
めに、第1発明は、容器状のケース本体の開口周縁部に
エアバッグの開口周縁部が固定された状態で、そのケー
ス本体内にそのエアバッグを収納するエアバッグケース
であって、(a) 前記ケース本体の開口周縁部および前記
エアバッグの開口周縁部にはそれぞれ複数の貫通孔が設
けられている一方、(b) その複数の貫通孔に跨がって位
置するように長手形状を成し、互いに重ね合わされた前
記ケース本体および前記エアバッグの開口周縁部の内側
または外側に配設されるとともに、そのケース本体およ
びエアバッグの貫通孔を共に貫通して反対側まで突き出
す複数の係止部が一体に設けられたバッグリテーナと、
(c) そのバッグリテーナと略同じ長さ寸法を有して前記
反対側に配設されるとともに、そのバッグリテーナの前
記複数の係止部に係止されることにより、そのバッグリ
テーナとの間でそのケース本体およびエアバッグの開口
周縁部を一体的に固定する固定部材とを有することを特
徴とする。
縁部内側にエアバッグの開口周縁部が固定された状態
で、そのケース本体内にそのエアバッグを収納するエア
バッグケースであって、(a) 前記ケース本体の開口周縁
部および前記エアバッグの開口周縁部にはそれぞれ複数
の貫通孔が設けられている一方、(b) その複数の貫通孔
に跨がって位置するように長手形状を成し、前記エアバ
ッグの開口周縁部の内側に配設されるとともに、そのエ
アバッグおよび前記ケース本体の貫通孔を共に貫通して
そのケース本体の外側まで突き出す複数の門型の係止部
が一体に設けられたバッグリテーナと、(c) そのバッグ
リテーナと略同じ長さ寸法を有して前記ケース本体の開
口周縁部の外側に配設されるとともに、そのバッグリテ
ーナの前記複数の係止部の内側を挿通させられ、そのバ
ッグリテーナをそのケース本体に離脱不能に固定する固
定部材とを有することを特徴とする。
縁部内側にエアバッグの開口周縁部が固定された状態
で、そのケース本体内にそのエアバッグを収納するとと
もに、そのエアバッグを収納した状態でそのケース本体
の開口部を覆蓋するドアの取付部が該ケース本体の開口
周縁部外側に固定されるエアバッグケースであって、
(a) 前記ケース本体の開口周縁部、前記エアバッグの開
口周縁部、および前記ドアの取付部にはそれぞれ複数の
貫通孔が設けられている一方、(b) その複数の貫通孔に
跨がって位置するように長手形状を成し、前記エアバッ
グの開口周縁部の内側に配設されるとともに、そのエア
バッグおよび前記ケース本体の貫通孔を共に貫通してそ
のケース本体の外側まで突き出す複数の係止部が一体に
設けられたバッグリテーナと、(c) そのバッグリテーナ
と略同じ長さ寸法を有して前記ドアの取付部の外側に配
設されるとともに、その取付部の貫通孔を貫通させられ
る複数の係止部が一体的に設けられたドアリテーナと、
(d) 前記バッグリテーナおよび前記ドアリテーナと略同
じ長さ寸法を有して前記ケース本体と前記ドアの取付部
との間に配設されるとともに、そのバッグリテーナおよ
びドアリテーナの双方の複数の係止部に係止され、その
バッグリテーナおよびドアリテーナをケース本体に離脱
不能に固定する固定部材とを有することを特徴とする。
縁部内側にエアバッグの開口周縁部が固定された状態
で、そのケース本体内にそのエアバッグを収納するとと
もに、そのエアバッグを収納した状態でそのケース本体
の開口部を覆蓋するドアの取付部がそのケース本体の開
口周縁部外側に固定されるエアバッグケースであって、
(a) 前記ケース本体の開口周縁部、前記エアバッグの開
口周縁部、および前記ドアの取付部にはそれぞれ複数の
貫通孔が設けられている一方、(b) その複数の貫通孔に
跨がって位置するように長手形状を成し、前記エアバッ
グの開口周縁部の内側に配設されるとともに、そのエア
バッグおよび前記ケース本体の貫通孔を共に貫通してそ
のケース本体の外側まで突き出す複数の門型の係止部が
一体に設けられたバッグリテーナと、(c) そのバッグリ
テーナと略同じ長さ寸法を有して前記ドアの取付部の外
側に配設されるとともに、その取付部の貫通孔を貫通さ
せられる複数の門型の係止部が一体的に設けられたドア
リテーナと、(c) 前記バッグリテーナおよび前記ドアリ
テーナと略同じ長さ寸法を有して前記ケース本体と前記
ドアの取付部との間に配設されるとともに、そのバッグ
リテーナおよびドアリテーナの双方の複数の係止部の内
側を挿通させられ、そのバッグリテーナおよびドアリテ
ーナをそのケース本体に離脱不能に固定する固定部材と
を有することを特徴とする。
のエアバッグケースにおいて、(a)前記バッグリテーナ
は、前記複数の貫通孔に跨がって位置するように長手形
状を成す本体部と前記複数の係止部とを有するもので、
その係止部は、その本体部の長手方向と略直角な方向へ
その本体部から突き出す突出部と、その突出部の先端に
おいてその突出部の突き出し方向と略直角な方向へ突き
出す係合頭部とを有するものである一方、(b) 前記固定
部材は、前記係合頭部と係合させられる爪部を長手方向
に離間して複数備え、その複数の爪部が複数の係合頭部
にそれぞれ略同じタイミングで係合させられて前記係止
部に係止されるものであることを特徴とする。
のエアバッグケースにおいて、(a)前記バッグリテーナ
は、前記複数の貫通孔に跨がって位置する長手形状の板
状部材にて構成され、前記複数の係止部は、それぞれそ
の板状部材の一部がその板状部材の長手方向と略直角な
折曲線に沿って略直角に曲げ起こされたもので、その曲
げ起こされた複数の係止部にはそれぞれ貫通した係止穴
が形成されている一方、(b) 前記固定部材は棒状の部材
で、前記板状部材の長手方向に離間して設けられた前記
複数の係止部の前記係止穴内に一端から順番に挿通させ
られて、その複数の係止部に係止されるものであること
を特徴とする。
縁部内側にエアバッグの開口周縁部が固定された状態
で、そのケース本体内にそのエアバッグを収納するエア
バッグケースであって、(a) 前記ケース本体の開口周縁
部および前記エアバッグの開口周縁部にはそれぞれ複数
の貫通孔が設けられている一方、(b) その複数の貫通孔
に跨がって位置する長手形状の板状部材にて構成されて
いるとともに、その板状部材の一部が略直角に曲げ起こ
されることによりT字形または逆L字形の複数の係止部
が設けられ、前記エアバッグの開口周縁部の内側に配設
されるとともにその複数の係止部がそれぞれそのエアバ
ッグおよび前記ケース本体の貫通孔を共に貫通してその
ケース本体の外側まで突き出すバッグリテーナを有し、
(c) そのバッグリテーナは、前記係止部のうち前記ケー
ス本体の外側まで突き出している前記T字形または逆L
字形の横棒部分が、そのケース本体からの突き出し方向
と略平行な折曲線に沿って折り曲げられることにより、
そのケース本体に離脱不能に固定されていることを特徴
とする。
通孔が設けられたケース本体およびエアバッグの開口周
縁部の内側または外側に、それ等複数の貫通孔に跨がっ
て位置する長手形状のバッグリテーナを配設し、そのバ
ッグリテーナに設けられた複数の係止部をそれぞれ複数
の貫通孔内に挿入して反対側まで突き出させ、その複数
の係止部に固定部材を係止させれば良いため、部品点数
が少なくて組付け作業を容易且つ迅速に行うことができ
るとともに製造コストが低減される。例えば、第2発明
のように係止部が門型の場合には、複数の門型の係止部
の内側を挿通させるように固定部材を組み付ければ良い
し、第5発明のように複数の係止部に対応して複数の爪
部が固定部材に設けられている場合には、各爪部が係止
部に係合させられるように固定部材を組み付ければ良
い。また、第6発明の係止部のように、バッグリテーナ
の長手方向と略直角な折曲線に沿って曲げ起こされると
ともに貫通した係止穴が設けられたものである場合に
は、複数の係止部の係止穴内を挿通させるように棒状の
固定部材を組み付ければ良い。
第1発明と同様の作用効果が得られるのに加え、バッグ
リテーナに設けられる係止部は門型、すなわちコの字形
状やU字形状などで両端が固定されているため、高い機
械的強度が得られてボルト止めやリベット止めの代わり
に用いることができるとともに、肉厚や幅寸法などの各
部の寸法を小さくしたり安価な材料を採用したりするこ
とが可能で小型且つ安価に構成できる。また、エアバッ
グの開口周縁部はバッグリテーナとケース本体との間に
位置させられるため、ケース本体の外側に固定部材を配
設してバッグリテーナの係止部に係止させる際に、固定
部材がエアバッグと接触することがなく、固定部材の組
付け作業が一層容易になる。
ースに関するもので、ドアの取付部の外側にもドアリテ
ーナが配設され、ドアの取付部とケース本体との間に配
設される固定部材がドアリテーナの係止部およびバッグ
リテーナの係止部の双方に係止されることにより、それ
等のリテーナがケース本体に固定されるようになってい
るため、第1発明と同様にそれ等の組付け作業を容易且
つ迅速に行うことができる。また、固定部材や係止部が
ドアの取付部やドアリテーナの内側に隠れるため、バッ
グリテーナの係止部をドアの取付部の外側まで突き出さ
せてその取付部の外側に固定部材を配設することにより
ドアリテーナを省略する場合や、従来のようにナットや
リベットが露出している場合に比較してケースの外周形
状が簡潔になる。なお、この第3発明も第1発明の一実
施態様である。
場合で、それ等と同様の作用効果が得られる。
して複数の爪部が設けられ、それ等の爪部が複数の係合
頭部にそれぞれ略同じタイミングで係合させられること
により、固定部材が係止部に係止されるようになってい
る。すなわち、一つの爪部を係合頭部に係合させるため
に必要なストローク分だけ固定部材を移動させることに
より、総ての爪部を略同時に各係合頭部に係合させるこ
とができるのであり、固定部材を容易且つ迅速に組み付
けることができる。
の板状部材にて構成され、複数の係止部は、それぞれそ
の板状部材の一部が長手方向と略直角な折曲線に沿って
曲げ起こされたもので、その複数の係止部に設けられた
係止穴に棒状の固定部材が一端から順番に挿通させられ
ることにより、その固定部材が係止部に係止される。し
たがって、固定部材の組付け作業性は第5発明に比較し
て劣るが、バッグリテーナはプレス加工などによって容
易且つ安価に製造できるとともに、固定部材は単純形状
で複雑な加工が不要であるため、エアバッグケースの大
幅なコストダウンを図ることができる。また、固定部材
は係止穴を挿通させられるため、係止部が門型の場合と
同様に高い機械的強度が得られ、肉厚や幅寸法などの各
部の寸法を小さくしたり安価な材料を採用したりするこ
とが可能で小型且つ安価に構成できる。
の板状部材にて構成され、その板状部材の一部が略直角
に曲げ起こされることによりT字形または逆L字形の複
数の係止部が設けられているとともに、それ等の係止部
がそれぞれエアバッグおよびケース本体の貫通孔を共に
貫通してケース本体の外側まで突き出され、且つT字形
または逆L字形の横棒部分がケース本体からの突き出し
方向と略平行な折曲線に沿って折り曲げられることによ
り、バッグリテーナとケース本体との間でエアバッグの
開口周縁部を固定した状態でバッグリテーナがケース本
体に離脱不能に固定される。すなわち、本発明では他の
発明のような固定部材が不要であるとともに、バッグリ
テーナはプレス加工などによって容易且つ安価に製造で
きるため、エアバッグケースの大幅なコストダウンを図
ることができる。また、係止部は、T字形または逆L字
形の横棒部分がケース本体からの突き出し方向と略平行
な折曲線に沿って折り曲げられるようになっているた
め、高い機械的強度が得られるとともに、従来のリベッ
ト止めのようにかしめ加工する場合に比較して作業を容
易且つ迅速に行うことができる。
定部材、ドアリテーナは、それぞれケース本体の開口部
の形状に倣って変形可能な単一の部材にて構成すること
も可能であるが、ケース本体の開口部が複数の直線状部
分から成る角形状を成している場合は、その直線状部分
すなわち各辺毎に分割された直線状の複数の部材にて構
成することが望ましい。すなわち、ケース本体の開口部
が長方形などの角形状を成している場合には、そのケー
ス本体の開口周縁部、エアバッグの開口周縁部、ドアの
取付部の各辺毎にそれぞれ複数の貫通孔を形成し、その
各辺毎にバッグリテーナ、ドアリテーナ、固定部材を用
いて固定するのである。但し、一つの辺を複数に分割
し、それぞれ本発明に従って固定するようにしても良い
し、ケース本体の開口部の全周が本発明に従って固定さ
れる必要はなく、一つの辺など一部が本発明に従って固
定されるようになっているだけでも良い。特に、ドアに
ついては必ずしも全周をケース本体に固定する必要はな
く、一つの辺など一部をケース本体に固定するだけでも
良い。
他の発明と同様にケース本体とバッグリテーナとの間で
挟むようにしても良いが、固定部材はバッグリテーナと
略同じ長さ寸法を有しているため、ケース本体と固定部
材との間でエアバッグの開口周縁部を挟むようにするこ
ともできる。また、エアバッグの開口周縁部をケース本
体の開口周縁部の外側に重ね合わせるようにしても良い
し、バッグリテーナをケース本体の外側に配設して固定
部材を内側に配設することもできる。
は、例えば第6発明のように単純な長手状の部材で複数
の係止部の一端から他端まで順番に挿通させられるもの
でも良いが、長手状の本体部に係止部に対応して複数の
爪部が設けられ、その複数の爪部がそれぞれ係止部を挿
通させられるように構成することもできる。その場合
は、一つの係止部に相当する長さだけ固定部材を動かす
だけで複数の係止部にそれぞれ爪部を挿通させることが
できるため、組付け作業が一層容易となる。
部の外側にもドアリテーナが配設され、ドアの取付部と
ケース本体との間に配設される固定部材がドアリテーナ
の係止部およびバッグリテーナの係止部の双方に係止さ
れるようになっているが、他の発明の実施に際してはバ
ッグリテーナの係止部をドアの取付部の外側まで突き出
させ、その取付部の外側に固定部材を配設するか、第7
発明の場合には取付部の外側で係止部の先端を曲げ加工
することにより、ドアリテーナを省略することが可能で
ある。なお、これ等の第3発明および第4発明以外の発
明、すなわち第1発明、第2発明、第5発明〜第7発明
が、ドアなしのエアバッグケースにも適用され得ること
は勿論である。
グリテーナの係止部およびドアリテーナの係止部が共通
の固定部材と係合させられるが、それ等の係止部の位置
は互いに近接していることが望ましく、ケース本体、エ
アバッグ、およびドアの取付部には、両係止部が隣接す
る状態で挿入され得る大きさの貫通孔を同じ位置に形成
することが望ましい。また、共通の固定部材に係合させ
られる両リテーナの係止部の高さ寸法が同じとなるよう
に、ケース本体およびエアバッグの肉厚に応じてドアの
取付部の肉厚を設定すれば、両リテーナの共通化を図る
ことができて部品管理や組付け作業が一層容易となる。
の貫通孔に跨がって位置する長手形状の板状部材にて構
成されるとともに、複数の係止部は、その板状部材の一
部が略直角に曲げ起こされたT字形または逆L字形の曲
げ起こし部分にて構成され、その場合には、プレス加工
などによって容易且つ安価に製造できるため、エアバッ
グケースのコストダウンを図ることができる。曲げ起こ
された係止部以外の部分が本体部で、T字形または逆L
字形の縦棒部分は突出部に相当し、横棒部分は係合頭部
に相当する。上記曲げ起こし部分の折曲線の向きは任意
に定められるが、板状部材の長手方向と平行か或いはそ
の長手方向と直角であることが望ましい。なお、小径円
柱形状の突出部と大径円柱形状の係合頭部とを一体に有
するピンを係止部として用意し、長手形状の板状部材な
どに立設するなど、本発明の係止部は種々の手段で構成
できる。
は、例えば隙間寸法が前記係合頭部の幅寸法より小さい
一対の係合爪を有し、それ等の係合爪と係合頭部との係
合によって係止部からの抜出しが阻止されるように構成
される。一対の係合爪の隙間寸法は、係合爪自身が弾性
変形可能であれば突出部より小さくても差し支えなく、
その場合はその弾性力によって係止部との係合状態が良
好に維持される。
細に説明する。図1は、第1発明〜第4発明の一実施例
であるエアバッグケース10の斜視図で、図2は図1に
おけるII−II断面図、図3は図1における III− III断
面図、図4はエアバッグケース10の主要な部材の組付
け前の状態を示す分解図である。このエアバッグケース
10は、例えば自動車の助手席前方のインストルメント
パネルに装着されるもので、上下方向の断面が略U字形
状を成すとともに開口部が長方形状を成している容器状
のケース本体12内には、合成樹脂等から成る袋状のエ
アバッグ14が収納されているとともに、ケース本体1
2の開口部は合成樹脂製のドア16によって覆蓋されて
いる。
場合と同様に、その開口部がケース本体12の開口部に
対向する姿勢で開口周縁部がケース本体12の開口周縁
部の内側に取り付けられ、折り畳んだり巻き込んだりし
た状態でケース本体12内に収納されており、ケース本
体12内に配設されたガス発生器から車両衝突時に所定
のガスが発生させられることにより、ケース本体12の
開口部から外部に膨出させられる。また、ドア16は、
ケース本体12の開口部に対応する長方形状を成してい
るとともに、各辺毎に取付部16aが一体的に設けられ
てケース本体12の4つの側壁の外側にそれぞれ固定さ
れている一方、上記エアバッグ14の膨張時には前面の
一部が切り開かれてエアバッグ14がケース本体12か
ら膨出することを許容するようになっている。
部16aは、ケース本体12の4つの側壁毎にバッグリ
テーナ20、ドアリテーナ22、および固定部材24に
よってケース本体12に固定されるようになっている。
ケース本体12の開口周縁部のうち上側に位置する上部
側壁、すなわち図1および図4における上側の側壁部分
の組付構造について具体的に説明すると、その上部側壁
には開口端縁に沿って4つの貫通孔26が形成されてい
るとともに、エアバッグ14の開口周縁部のうち上記上
部側壁に取り付けられる部分、およびドア16の4つの
取付部16aのうち上部側壁に取り付けられるものに
は、それぞれ上記貫通孔26に対応して同じ位置に4つ
の貫通孔28、30が形成されている。図4に示されて
いるバッグリテーナ20、ドアリテーナ22、および固
定部材24は、この上部側壁に対する組付けに使用する
ものである。
口周縁部の内側に配設されるもので、上記4つの貫通孔
26に跨がって位置するように上部側壁と略同じ長さ寸
法を有する長手形状を成しているとともに、貫通孔28
および26を共に貫通してケース本体12の外側まで突
き出すように略コの字形状を成す門型の係止部20a
が、各貫通孔28および26に対応して長手方向に離間
して4個設けられている。ドアリテーナ22は取付部1
6aの外側に配設されるもので、上記バッグリテーナ2
0と同じ長さ寸法を有する長手形状を成しているととも
に、貫通孔30を貫通するように略コの字形状を成す門
型の係止部22aが、貫通孔30に対応して長手方向に
離間して4個設けられている。これ等のバッグリテーナ
20およびドアリテーナ22は板金製で、係止部20
a,22aはせん断および絞りプレスによって形成され
ている。
大きさで略正方形状を成しているとともに、係止部20
a,22aの幅寸法は貫通孔26,28,30の1辺の
長さの1/2より小さく、図3から明らかなように、両
係止部20a,22aは隣接する状態で同じ位置の貫通
孔26,28,30内に挿入される。また、取付部16
aの内側すなわちケース本体12側の面には、4つの貫
通孔30と交差するように長手方向に1本の溝32が設
けられており、上記のように係止部20a,22aが共
に貫通孔26,28,30内に挿入された状態で、溝3
2の一方の開口部から棒状の固定部材24が挿入される
と、その固定部材24は両係止部20a,22aの双方
の内側、すなわち図2および図3では係止部20aの下
側で係止部22aの上側を挿通させられ、バッグリテー
ナ20およびドアリテーナ22がケース本体12に離脱
不能に固定される。係止部20a,22aはコの字形状
を成して両端が固定されているため、十分な機械的強度
が得られ、ケース本体12の上部側壁にエアバッグ14
の開口部の1辺およびドア16の1つの取付部16aが
一体的に固定される。ケース本体12の下部側壁および
左右の側壁にも、同様にしてエアバッグ14の開口部の
各辺およびドア16の他の取付部16aが固定されるよ
うになっており、これ等の4か所の組付形態は何れも本
発明の一実施例に相当する。なお、左右の側壁の長さ寸
法は短いため、貫通孔や係止部の数は2個である。
0,22の係止部20a,22aの高さ寸法が同じとな
るように、ケース本体12およびエアバッグ14の肉厚
に応じて設定されている。具体的には、図3に示されて
いるように溝32が形成された部分の取付部16aの肉
厚が、ケース本体12の肉厚およびエアバッグ14の肉
厚の合計値と略同じにされているのである。また、両係
止部20a,22aは、共通の貫通孔26,28,30
内に挿入されることから、その離間距離は互いに等し
く、バッグリテーナ20およびドアリテーナ22は全く
同じものが用いられる。
けに際しては、先ずバッグリテーナ20によってエアバ
ッグ14をケース本体12に組み付けた後、ドアリテー
ナ22によってドア16の取付部16aをケース本体1
2に組み付け、その後固定部材24を挿入してそれ等を
離脱不能に固定すれば良い。図5はドア16を組み付け
る前の状態、すなわち4つのバッグリテーナ20-1〜2
0-4によりエアバッグ14の4つの辺14-1〜14-4を
それぞれケース本体12に取り付けた状態を示す断面図
であるが、左右のバッグリテーナ20-2および20-4の
両端部には係合部20bが設けられ、それぞれ上下のバ
ッグリテーナ20-1および20-3の端部と弾性的に係合
させられるようになっている。これにより、これ等のバ
ッグリテーナ20-1〜20-4のケース本体12に対する
装着状態が良好に維持され、例えばケース本体12の外
側に取付部16aを配置したりドアリテーナ22を装着
したりする際に、バッグリテーナ20-1〜20-4がケー
ス本体12から離脱することが防止される。上下のバッ
グリテーナ20-1および20-3の端部に係合部を設ける
こともできる。なお、上部のバッグリテーナ20-1は、
前記図2〜図4におけるバッグリテーナ20に相当す
る。
は、エアバッグ14の内側にバッグリテーナ20を配設
するとともにドア16の取付部16aの外側にドアリテ
ーナ22を配設し、取付部16aとケース本体12との
間に配設される固定部材24がバッグリテーナ20の係
止部20aおよびドアリテーナ22の係止部22aの双
方を挿通させられることにより、それ等のリテーナ2
0,22がケース本体12に固定され、エアバッグ14
およびドア16がケース本体12に一体的に取り付けら
れるようになっているため、ボルト止めやリベット止め
に比較して部品点数が少なく、それ等の組付け作業を容
易且つ迅速に行うことができるとともに製造コストが低
減される。
ーナ22には略コの字形状を成す門型の係止部20a,
22aが設けられているため、高い機械的強度が得られ
てボルト止めやリベット止めの代わりに用いることがで
きるとともに、肉厚や幅寸法などの各部の寸法を小さく
したり安価な材料を採用したりすることが可能で小型且
つ安価に構成できる。特に、本実施例では係止部20
a,22aがせん断および絞りプレスによって形成され
ているとともに、単純な棒状の固定部材24が用いられ
ているため、製造コストが一層低減される。
グリテーナ20とケース本体12との間に位置させられ
るため、固定部材24を配設する際にエアバッグ14と
接触することがなく、固定部材24の組付け作業が容易
である。
aが取付部16aやドアリテーナ22の内側に隠れるた
め、バッグリテーナ20の係止部20aをドア16の取
付部16aの外側まで突き出させてその取付部16aの
外側に固定部材24を配設することによりドアリテーナ
22を省略する場合や、従来のようにナットやリベット
を使用する場合に比較して、エアバッグケース10の外
周形状が簡潔になる。
ーナ22は同じものであるため、部品の種類が少なくな
って管理や組付け作業が一層容易になる。また、左右の
バッグリテーナ20-2および20-4の両端部に設けられ
た係合部20bにより、上下左右の計4つのバッグリテ
ーナ20のケース本体12に対する装着状態が良好に維
持されるため、その後のドア16の組付け作業などが容
易になる利点がある。
材24が用いられていたが、図6の(a) ,(b) に示すよ
うに長手状の本体部36a,38aに係止部20a,2
2aに対応して複数の爪部36b,38bが設けられ、
その複数の爪部36b,38bがそれぞれ係止部20
a,22aを挿通させられる固定部材36,38を採用
することもできる。その場合は、一つの係止部20a,
22aに相当する長さだけ固定部材36,38を長手方
向へ動かすだけで複数箇所の係止部20a,22aにそ
れぞれ爪部36b,38bを挿通させることができるた
め、組付け作業が一層容易となる。(a) の固定部材36
を用いる場合は、例えば図7に示す取付部16aのよう
に前記溝32と同じ深さで切欠40を形成し、その切欠
40とケース本体12との間に側方から固定部材36を
挿入するようにすれば良い。また、前記貫通孔26,2
8,30と略同じ大きさの切欠穴38cが形成され、そ
の切欠穴38内に係止部20aおよび22aが挿入され
る梯子形状の固定部材38を用いる場合は、上記切欠4
0や前記溝32を形成した部分と同じ肉厚で取付部16
aを設け、その取付部16aとケース本体12との間に
予め固定部材38を配置して、ドアリテーナ22を組み
付けるようにすれば良い。溝32の溝幅を固定部材38
の幅寸法と略同じにして、その溝32内に固定部材38
を配置するようにしても良い。
プレスによる絞り加工で門型の係止部20a,22aが
設けられていたが、図8に示すようにプレスによる抜き
加工および曲げ加工によって複数の係止部42aを形成
したリテーナ42を用いることもできる。その場合に
は、必要に応じて図9に示すように両端部42bおよび
42cを重ね合わせ、スポット溶接などで一体的に固設
することにより、十分な強度が得られるように補強して
も良い。図8の(a) は斜視図で、(b) は端面図である。
であるが、次に他の発明の実施例を説明する。なお、以
下の実施例において前記実施例と実質的に共通する部分
には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。また、
以下の実施例は何れもドアなしタイプであるが、前記第
1実施例のようなドアありタイプにも同様に適用でき
る。
請求項7に記載の発明の一実施例で、図10の(a) は組
付け前の状態におけるケース本体12および1本のバッ
グリテーナ52を示す斜視図であり、(b) は組み付けた
後に係止部54の横棒部分54aが曲げ加工された状態
を示す斜視図である。また、図11は縦断面図で、図1
2はバッグリテーナ52が配設された部分の拡大図であ
る。
4個)の貫通孔26に跨がって位置する長手形状の板状
部材にて構成されているとともに、その側部に一体に設
けられた複数(実施例では4個)のT字形状部が長手方
向と平行な折曲線に沿ってそれぞれ略直角に曲げ起こさ
れることにより、複数のT字形状の係止部54が設けら
れたもので、プレスによるブランキングおよび曲げ加工
によって容易且つ安価に製造される。ケース本体12の
貫通孔26およびエアバッグ14の貫通孔28は、何れ
も係止部54に対応して細長い溝形状を成しており、複
数の係止部54がそれぞれそれ等の貫通孔28,26を
共に貫通してケース本体12の外側まで突き出すととも
に、そのケース本体12の外側まで突き出しているT字
形状の横棒部分54aの一端部が、そのケース本体12
からの突き出し方向と略平行な折曲線に沿って略90°
折り曲げられることにより、バッグリテーナ52がケー
ス本体12に離脱不能に固定されるとともにエアバッグ
14の開口周縁部がケース本体12の開口周縁部に固定
される。T字形状を成す係止部54の縦棒部分54bの
長さ寸法は、ケース本体12の肉厚およびエアバッグ1
4の肉厚を加算した寸法と略同じである。
ッグ14は、その開口部がケース本体12の開口部と同
じ向きになる姿勢でケース本体12の内側に配設されて
いるが、第1実施例と同様に反対向きに取り付けること
も可能である。また、長方形状を成すケース本体12の
開口周縁部のうち、比較的長い上下の側壁部のみにエア
バッグ14が固定されるようになっているが、これは基
本的な取付構造が同じであるため省略しただけで、第1
実施例と同じように左右の側壁部にも同様にしてエアバ
ッグ14の開口周縁部が固定される。これ等は、図13
および図18の実施例についても同様である。
おいては、係止部54の横棒部分54aを折り曲げるこ
とによりバッグリテーナ52をケース本体12に離脱不
能に固定するようになっているため、前記実施例におけ
る固定部材24が不要であるとともに、バッグリテーナ
52はプレス加工によって容易且つ安価に製造されるた
め、エアバッグケース50の大幅なコストダウンを図る
ことができる。また、係止部54は、T字形状の横棒部
分54aがケース本体12からの突き出し方向と略平行
な折曲線に沿って折り曲げられるようになっているた
め、高い機械的強度が得られるとともに、従来のリベッ
ト止めのようにかしめ加工する場合に比較して作業を容
易且つ迅速に行うことができる。
請求項1および5に記載の発明の一実施例で、図13は
組付け前の状態におけるケース本体12、1本のバッグ
リテーナ62、および固定部材68を示す斜視図であ
る。図14はバッグリテーナ62の断面図で、図15は
バッグリテーナ62および固定部材68によりエアバッ
グ14がケース本体12に固定された部分の断面図であ
る。図15は前記実施例の図12に対応する。
に跨がって位置する長手形状の板状部材64と、その板
状部材64に略垂直に立設された複数のピン66とから
構成されている。板状部材64は本体部に相当し、ピン
66は係止部に相当し、そのピン66は小径円柱形状の
突出部66aと大径円柱形状の係合頭部66bとを一体
に備えているとともに、板状部材64に圧入固定されて
いる。前記ケース本体12の貫通孔26およびエアバッ
グ14の貫通孔28は、何れもピン66の係合頭部66
bよりも大径の円穴で、ピン66がそれ等の貫通孔2
8,26を共に貫通してケース本体12の外側まで突き
出すことを許容している。
同じ長さ寸法を有する長手形状の板状部材で、その側部
には爪部70が側方へ突き出すようにピン66に対応し
て長手方向に離間して4組設けられている。爪部70は
一対の係合爪によって構成されており、その一対の係合
爪の隙間寸法は、上記突出部66aの幅寸法と略同じで
係合頭部66bの幅寸法より小さく、固定部材68が長
手方向と直角な方向、すなわち爪部70の突き出し方向
へ移動させられることにより、複数の爪部70の隙間内
に複数の突出部66aがそれぞれ略同じタイミングで相
対的に挿入され、これにより固定部材68がピン66に
係止されるとともに、エアバッグ14の開口周縁部がケ
ース本体12の開口周縁部に固定される。ピン66の突
出部66aの長さ寸法は、ケース本体12の肉厚、エア
バッグ14の肉厚、および固定部材68の板厚を加算し
た寸法と略同じであり、爪部70は例えば自身の弾性力
によって突出部66aとの係合状態が維持されるととも
に、係合頭部66bとの係合によってピン66からの抜
出しが阻止される。また、上記固定部材68は、例えば
プレスによるブランキング加工によって簡単且つ安価に
製造される。
も、エアバッグ14の開口周縁部の内側にバッグリテー
ナ62を配設し、そのバッグリテーナ62に設けられた
複数のピン66をそれぞれ貫通孔28,26を貫通して
ケース本体12の外側まで突き出させ、その複数のピン
66に固定部材68を係止させれば良いため、部品点数
が少なくて組付け作業を容易且つ迅速に行うことができ
るとともに製造コストが低減される。
数のピン66にそれぞれ略同じタイミングで係合させら
れることにより、固定部材68がピン66に係止される
ようになっているため、一つの爪部70をピン66に係
合させるために必要なストローク分だけ固定部材68を
移動させるだけで、総ての爪部70を略同時に各ピン6
6に係合させることができ、固定部材68を容易且つ迅
速に組み付けることができる。更に、エアバッグ14の
開口周縁部はバッグリテーナ62とケース本体12との
間に位置させられるため、固定部材68を配設する際に
エアバッグ14に直接触れることがなく、固定部材68
の組付け作業が容易である。
ても、上記固定部材68と同様にバッグリテーナ52と
略同じ長さ寸法を有するとともに長手方向に離間して複
数の爪部が設けられた固定部材を用いて、バッグリテー
ナ52をケース本体12に固定することが可能である。
その場合は、前記係止部54の縦棒部分54bの長さ寸
法を固定部材の板厚分だけ大きくするとともに、その縦
棒部分54bの幅寸法に応じて爪部の隙間を設定するこ
とになる。
がエアバッグ14の開口周縁部の内側に配設されている
が、バッグリテーナ62をケース本体12の外側に配設
して、ピン66をエアバッグ14の内側まで貫通させ、
そのエアバッグ14の内側に固定部材68を組み付ける
ようにすることもできる。
8の代わりに用いられるもので、前記ピン66に係止さ
れる爪部74は、前記係合頭部66bの径寸法より僅か
に大きい円穴部74aと、その円穴部74aに連続して
長手方向に設けられた前記突出部66aの径寸法より少
し大きい幅寸法の長穴部74bとから成り、前記ピン6
6の係合頭部66bが円穴部74a内を貫通させられた
後、長穴部74b側へ相対移動させられることにより、
固定部材72はピン66に離脱不能に係止される。長穴
部74bを、固定部材72の長手方向と直角な幅方向に
形成することもできる。
グリテーナ62の代わりに用いられるもので、細長い帯
状の金属板を曲げ加工することにより、略一直線状に連
なる本体部78、およびその本体部78から所定の間隔
で突き出す複数の係止部80が形成されている。係止部
80は、金属板が密着させられた幅寸法が小さい突出部
80aと、金属板がループ状に回曲させられた幅寸法が
大きい先端の係合頭部80bとから成り、係合頭部80
bの幅寸法は回曲半径によって適宜定められる。なお、
かかるバッグリテーナ76を用いる場合、前記ケース本
体12およびエアバッグ14の貫通孔26,28は、上
記係合頭部80bの平面視形状に対応して例えば四角形
とすることが望ましい。
4は請求項1および6に記載の発明の一実施例で、図1
8は組付け前の状態におけるケース本体12、1本のバ
ッグリテーナ86、および1本の固定部材88を示す斜
視図であり、図19は組付け状態における縦断面図で前
記図12に対応する図である。
26に跨がって位置する長手形状の板状部材にて構成さ
れているとともに、長手方向と直角な幅方向の中央部分
がU字形状にせん断され且つ幅方向と平行な折曲線に沿
って略直角に曲げ起こされることにより、長手方向に離
間して複数の係止部90が設けられている。係止部90
にはそれぞれ貫通した係止穴92が形成されており、か
かるバッグリテーナ86は、プレスによるせん断、穴明
け、および曲げ加工によって容易且つ安価に製造され
る。ケース本体12の貫通孔26およびエアバッグ14
の貫通孔28は、何れも係止部90に対応して細長い溝
形状を成しており、複数の係止部90がそれぞれそれ等
の貫通孔28,26を共に貫通してケース本体12の外
側まで突き出すとともに、そのケース本体12の外側ま
で突き出している係止穴92内に、丸棒状の固定部材8
8が長手方向の一端から順番に挿し通されることによ
り、バッグリテーナ86がケース本体12に離脱不能に
固定されるとともにエアバッグ14の開口周縁部がケー
ス本体12の開口周縁部に固定される。
も、エアバッグ14の開口周縁部の内側にバッグリテー
ナ86を配設し、そのバッグリテーナ86に設けられた
複数の係止部90をそれぞれ貫通孔28,26を貫通し
てケース本体12の外側まで突き出させ、その複数の係
止部90の係止穴92内に固定部材88を挿し通せば良
いため、部品点数が少なくて組付け作業を容易且つ迅速
に行うことができるとともに製造コストが低減される。
また、バッグリテーナ86はプレス加工によって容易且
つ安価に製造できるとともに、固定部材88は単純な丸
棒で複雑な加工が不要であるため、エアバッグケース8
4の大幅なコストダウンを図ることができる。また、固
定部材88は係止穴92を挿通させられるため、係止部
が門型の場合と同様に高い機械的強度が得られ、肉厚や
幅寸法などの各部の寸法を小さくしたり安価な材料を採
用したりすることが可能で小型且つ安価に構成できる。
更に、エアバッグ14の開口周縁部はバッグリテーナ8
6とケース本体12との間に位置させられるため、固定
部材88を配設する際にエアバッグ14と直接触れるこ
とがなく、固定部材88の組付け作業が容易である。
止部90が1枚の曲げ起こし部分によって構成されてい
たが、図20のバッグリテーナ94のように、2枚の曲
げ起こし部分96a,96bによって1つの係止部96
を構成するようにしても良い。また、丸棒状の固定部材
88の代わりに角棒を用いることもできるし、請求項1
に記載の発明の実施に際しては、曲げ起こし部分の側部
に切欠を形成して、長手方向と直角な横方向からその切
欠に棒状の固定部材を係合させるようにすることも可能
である。
づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一具体例
であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,
改良を加えた態様で実施することができる。
アバッグケースの斜視図である。
示す分解図である。
アバッグがケース本体に組み付けられた状態の断面図で
ある。
付部の形状を説明する斜視図である。
説明する図である。
る。
図で、(a) は主要な部材の組付け前の状態を示す斜視
図、(b) は組付け後の係止部を示す斜視図である。
して示す拡大断面図である。
説明する図で、主要な部材の組付け前の状態を示す斜視
図である。
止部を示す断面図である。
分を示す断面図で、図12に対応する図である。
例を示す図である。
の別の例を示す図である。
説明する図で、主要な部材の組付け前の状態を示す斜視
図である。
分を示す断面図で、図12に対応する図である。
の別の例を示す図である。
である。
リテーナの斜視図である。
図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 容器状のケース本体の開口周縁部にエア
バッグの開口周縁部が固定された状態で、該ケース本体
内に該エアバッグを収納するエアバッグケースであっ
て、 前記ケース本体の開口周縁部および前記エアバッグの開
口周縁部にはそれぞれ複数の貫通孔が設けられている一
方、 該複数の貫通孔に跨がって位置するように長手形状を成
し、互いに重ね合わされた前記ケース本体および前記エ
アバッグの開口周縁部の内側または外側に配設されると
ともに、該ケース本体およびエアバッグの貫通孔を共に
貫通して反対側まで突き出す複数の係止部が一体に設け
られたバッグリテーナと、 該バッグリテーナと略同じ長さ寸法を有して前記反対側
に配設されるとともに、該バッグリテーナの前記複数の
係止部に係止されることにより、該バッグリテーナとの
間で該ケース本体およびエアバッグの開口周縁部を一体
的に固定する固定部材とを有することを特徴とするエア
バッグケース。 - 【請求項2】 容器状のケース本体の開口周縁部内側に
エアバッグの開口周縁部が固定された状態で、該ケース
本体内に該エアバッグを収納するエアバッグケースであ
って、 前記ケース本体の開口周縁部および前記エアバッグの開
口周縁部にはそれぞれ複数の貫通孔が設けられている一
方、 該複数の貫通孔に跨がって位置するように長手形状を成
し、前記エアバッグの開口周縁部の内側に配設されると
ともに、該エアバッグおよび前記ケース本体の貫通孔を
共に貫通して該ケース本体の外側まで突き出す複数の門
型の係止部が一体に設けられたバッグリテーナと、 該バッグリテーナと略同じ長さ寸法を有して前記ケース
本体の開口周縁部の外側に配設されるとともに、該バッ
グリテーナの前記複数の係止部の内側を挿通させられ、
該バッグリテーナを該ケース本体に離脱不能に固定する
固定部材とを有することを特徴とするエアバッグケー
ス。 - 【請求項3】 容器状のケース本体の開口周縁部内側に
エアバッグの開口周縁部が固定された状態で、該ケース
本体内に該エアバッグを収納するとともに、該エアバッ
グを収納した状態で該ケース本体の開口部を覆蓋するド
アの取付部が該ケース本体の開口周縁部外側に固定され
るエアバッグケースであって、 前記ケース本体の開口周縁部、前記エアバッグの開口周
縁部、および前記ドアの取付部にはそれぞれ複数の貫通
孔が設けられている一方、 該複数の貫通孔に跨がって位置するように長手形状を成
し、前記エアバッグの開口周縁部の内側に配設されると
ともに、該エアバッグおよび前記ケース本体の貫通孔を
共に貫通して該ケース本体の外側まで突き出す複数の係
止部が一体に設けられたバッグリテーナと、 該バッグリテーナと略同じ長さ寸法を有して前記ドアの
取付部の外側に配設されるとともに、該取付部の貫通孔
を貫通させられる複数の係止部が一体的に設けられたド
アリテーナと、 前記バッグリテーナおよび前記ドアリテーナと略同じ長
さ寸法を有して前記ケース本体と前記ドアの取付部との
間に配設されるとともに、該バッグリテーナおよび該ド
アリテーナの双方の複数の係止部に係止され、該バッグ
リテーナおよび該ドアリテーナを該ケース本体に離脱不
能に固定する固定部材とを有することを特徴とするエア
バッグケース。 - 【請求項4】 容器状のケース本体の開口周縁部内側に
エアバッグの開口周縁部が固定された状態で、該ケース
本体内に該エアバッグを収納するとともに、該エアバッ
グを収納した状態で該ケース本体の開口部を覆蓋するド
アの取付部が該ケース本体の開口周縁部外側に固定され
るエアバッグケースであって、 前記ケース本体の開口周縁部、前記エアバッグの開口周
縁部、および前記ドアの取付部にはそれぞれ複数の貫通
孔が設けられている一方、 該複数の貫通孔に跨がって位置するように長手形状を成
し、前記エアバッグの開口周縁部の内側に配設されると
ともに、該エアバッグおよび前記ケース本体の貫通孔を
共に貫通して該ケース本体の外側まで突き出す複数の門
型の係止部が一体に設けられたバッグリテーナと、 該バッグリテーナと略同じ長さ寸法を有して前記ドアの
取付部の外側に配設されるとともに、該取付部の貫通孔
を貫通させられる複数の門型の係止部が一体的に設けら
れたドアリテーナと、 前記バッグリテーナおよび前記ドアリテーナと略同じ長
さ寸法を有して前記ケース本体と前記ドアの取付部との
間に配設されるとともに、該バッグリテーナおよび該ド
アリテーナの双方の複数の係止部の内側を挿通させら
れ、該バッグリテーナおよび該ドアリテーナを該ケース
本体に離脱不能に固定する固定部材とを有することを特
徴とするエアバッグケース。 - 【請求項5】 請求項1または3に記載のエアバッグケ
ースにおいて、 前記バッグリテーナは、前記複数の貫通孔に跨がって位
置するように長手形状を成す本体部と前記複数の係止部
とを有するもので、該係止部は、該本体部の長手方向と
略直角な方向へ該本体部から突き出す突出部と、該突出
部の先端において該突出部の突き出し方向と略直角な方
向へ突き出す係合頭部とを有するものである一方、 前記固定部材は、前記係合頭部と係合させられる爪部を
長手方向に離間して複数備え、該複数の爪部が該複数の
係合頭部にそれぞれ略同じタイミングで係合させられて
前記係止部に係止されるものであることを特徴とするエ
アバッグケース。 - 【請求項6】 請求項1または3に記載のエアバッグケ
ースにおいて、 前記バッグリテーナは、前記複数の貫通孔に跨がって位
置する長手形状の板状部材にて構成され、前記複数の係
止部は、それぞれ該板状部材の一部が該板状部材の長手
方向と略直角な折曲線に沿って略直角に曲げ起こされた
もので、該曲げ起こされた複数の係止部にはそれぞれ貫
通した係止穴が形成されている一方、 前記固定部材は棒状の部材で、前記板状部材の長手方向
に離間して設けられた前記複数の係止部の前記係止穴内
に一端から順番に挿通させられて、該複数の係止部に係
止されるものであることを特徴とするエアバッグケー
ス。 - 【請求項7】 容器状のケース本体の開口周縁部内側に
エアバッグの開口周縁部が固定された状態で、該ケース
本体内に該エアバッグを収納するエアバッグケースであ
って、 前記ケース本体の開口周縁部および前記エアバッグの開
口周縁部にはそれぞれ複数の貫通孔が設けられている一
方、 該複数の貫通孔に跨がって位置する長手形状の板状部材
にて構成されているとともに、該板状部材の一部が略直
角に曲げ起こされることによりT字形または逆L字形の
複数の係止部が設けられ、前記エアバッグの開口周縁部
の内側に配設されるとともに該複数の係止部がそれぞれ
該エアバッグおよび前記ケース本体の貫通孔を共に貫通
して該ケース本体の外側まで突き出すバッグリテーナを
有し、 該バッグリテーナは、前記係止部のうち前記ケース本体
の外側まで突き出している前記T字形または逆L字形の
横棒部分が、該ケース本体からの突き出し方向と略平行
な折曲線に沿って折り曲げられることにより、該ケース
本体に離脱不能に固定されていることを特徴とするエア
バッグケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00662896A JP3761237B2 (ja) | 1995-09-29 | 1996-01-18 | エアバッグケース |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25211895 | 1995-09-29 | ||
| JP7-252118 | 1995-09-29 | ||
| JP00662896A JP3761237B2 (ja) | 1995-09-29 | 1996-01-18 | エアバッグケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09150701A true JPH09150701A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3761237B2 JP3761237B2 (ja) | 2006-03-29 |
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ID=26340817
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3761237B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7758064B2 (en) | 2006-03-15 | 2010-07-20 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP00662896A patent/JP3761237B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7758064B2 (en) | 2006-03-15 | 2010-07-20 | Takata Corporation | Airbag apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3761237B2 (ja) | 2006-03-29 |
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