JPH09151186A - 縮合トリアゾール化合物 - Google Patents
縮合トリアゾール化合物Info
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- JPH09151186A JPH09151186A JP8004034A JP403496A JPH09151186A JP H09151186 A JPH09151186 A JP H09151186A JP 8004034 A JP8004034 A JP 8004034A JP 403496 A JP403496 A JP 403496A JP H09151186 A JPH09151186 A JP H09151186A
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- ethyl
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドパミンD4 受容体に対して選択的かつ強い
遮断作用を有し、陽性症状および陰性症状に対して有効
であり、かつ錐体外路系副作用の少ない抗精神病薬を提
供する。 【解決手段】 一般式 【化1】 (式中、R1 ,R2 は水素、ハロゲン等を示す。Wはメ
チレン、硫黄原子、酸素原子等を示す。Xはメチレン、
エチレンまたはビニレンを示す。Yは存在しないかアル
キレンを示す。Zは1位にアリールアルキル等の置換基
を有する4−ピペリジルなどを示す。)により表される
縮合トリアゾール化合物、その光学異性体またはその医
薬許容しうる塩。
遮断作用を有し、陽性症状および陰性症状に対して有効
であり、かつ錐体外路系副作用の少ない抗精神病薬を提
供する。 【解決手段】 一般式 【化1】 (式中、R1 ,R2 は水素、ハロゲン等を示す。Wはメ
チレン、硫黄原子、酸素原子等を示す。Xはメチレン、
エチレンまたはビニレンを示す。Yは存在しないかアル
キレンを示す。Zは1位にアリールアルキル等の置換基
を有する4−ピペリジルなどを示す。)により表される
縮合トリアゾール化合物、その光学異性体またはその医
薬許容しうる塩。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドパミンD4 (以
下、D4 という。以降に述べるドパミン受容体サブタイ
プについてもこの略法に準ずる。)受容体に親和性を有
する新規な縮合トリアゾール化合物に関し、このD4 受
容体遮断薬は中枢用剤、特に抗精神病薬として医療の分
野で用いられる。
下、D4 という。以降に述べるドパミン受容体サブタイ
プについてもこの略法に準ずる。)受容体に親和性を有
する新規な縮合トリアゾール化合物に関し、このD4 受
容体遮断薬は中枢用剤、特に抗精神病薬として医療の分
野で用いられる。
【0002】
【従来の技術】D4 受容体に親和性を有する中枢用剤に
ついて、たとえば以下のような特許出願が公開されてい
る。国際特許出願公開WO94/10162号、WO9
4/21630号、WO94/21626号には、D4
受容体に親和性を有する三環系ヘテロ芳香族化合物類が
開示され、国際特許出願公開WO94/21627号、
WO94/21628号、WO94/24105号に
は、D4 受容体に親和性を有するインドール誘導体など
が開示され、国際特許出願公開WO94/20459
号、WO94/20497号には、D4 受容体に親和性
を有するピロピリジン誘導体などが開示され、国際特許
出願公開WO94/21615号、WO94/2283
9号には、D4 受容体に親和性を有するベンズイミダゾ
ール誘導体などが開示されている。また、国際特許出願
公開WO94/10145号、WO94/20471号
には、それぞれD4 受容体に親和性を有するピラゾール
誘導体およびキノロン誘導体などが開示されている。
ついて、たとえば以下のような特許出願が公開されてい
る。国際特許出願公開WO94/10162号、WO9
4/21630号、WO94/21626号には、D4
受容体に親和性を有する三環系ヘテロ芳香族化合物類が
開示され、国際特許出願公開WO94/21627号、
WO94/21628号、WO94/24105号に
は、D4 受容体に親和性を有するインドール誘導体など
が開示され、国際特許出願公開WO94/20459
号、WO94/20497号には、D4 受容体に親和性
を有するピロピリジン誘導体などが開示され、国際特許
出願公開WO94/21615号、WO94/2283
9号には、D4 受容体に親和性を有するベンズイミダゾ
ール誘導体などが開示されている。また、国際特許出願
公開WO94/10145号、WO94/20471号
には、それぞれD4 受容体に親和性を有するピラゾール
誘導体およびキノロン誘導体などが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】精神分裂病を適応疾患
とする抗精神病薬は、そのほとんどが脳内神経伝達物質
の一つであるドパミンの受容体遮断という共通の薬理作
用を有し、特に強力なD 2 受容体遮断作用を示してい
る。これらの薬物(定型抗精神病薬)は、精神分裂病の
急性期に特徴的な幻覚、妄想などを中心とした陽性症状
に対しては有効性を示すが、感情鈍麻や無為、自閉など
の陰性症状にはほとんど効果を示さないことが指摘され
ている。また、急性的な投与および長期連用したときに
発現する錐体外路症状(遅発性ジスキネジア、急性ジス
トニア、アカシジアなど)や内分泌異常(高プロラクチ
ン血症など)等の副作用は重大な問題となっている。
とする抗精神病薬は、そのほとんどが脳内神経伝達物質
の一つであるドパミンの受容体遮断という共通の薬理作
用を有し、特に強力なD 2 受容体遮断作用を示してい
る。これらの薬物(定型抗精神病薬)は、精神分裂病の
急性期に特徴的な幻覚、妄想などを中心とした陽性症状
に対しては有効性を示すが、感情鈍麻や無為、自閉など
の陰性症状にはほとんど効果を示さないことが指摘され
ている。また、急性的な投与および長期連用したときに
発現する錐体外路症状(遅発性ジスキネジア、急性ジス
トニア、アカシジアなど)や内分泌異常(高プロラクチ
ン血症など)等の副作用は重大な問題となっている。
【0004】ドパミン受容体は、従来薬理学的手法によ
りリガンド結合の性質、アデニル酸シクラーゼへの連関
形態から2つの受容体サブタイプに分類されることが認
められていた[ネイチャー(Nature)第227
巻、93頁(1979)]。すなわち、促進性Gタンパ
ク質を介してアデニル酸シクラーゼを賦活してサイクリ
ックAMPを産生するD1 受容体型と、抑制性Gタンパ
ク質を介してアデニル酸シクラーゼを抑制し、サイクリ
ックAMPの産生を抑制するD2 受容体型である。しか
し、近年の分子生物学の革命的な発展に伴って、ドパミ
ン受容体は5つの異なる遺伝子がクローニングされ、D
1 ファミリーに属するD1 ,D5 受容体と、D2 ファミ
リーに属するD2 ,D3 ,D4 受容体に分類されること
が明らかになった[トレンズ・イン・ファーマコロジカ
ル・サイエンシズ(Trendsin Pharmac
ol Sci.)第15巻、264頁(1994)]。
りリガンド結合の性質、アデニル酸シクラーゼへの連関
形態から2つの受容体サブタイプに分類されることが認
められていた[ネイチャー(Nature)第227
巻、93頁(1979)]。すなわち、促進性Gタンパ
ク質を介してアデニル酸シクラーゼを賦活してサイクリ
ックAMPを産生するD1 受容体型と、抑制性Gタンパ
ク質を介してアデニル酸シクラーゼを抑制し、サイクリ
ックAMPの産生を抑制するD2 受容体型である。しか
し、近年の分子生物学の革命的な発展に伴って、ドパミ
ン受容体は5つの異なる遺伝子がクローニングされ、D
1 ファミリーに属するD1 ,D5 受容体と、D2 ファミ
リーに属するD2 ,D3 ,D4 受容体に分類されること
が明らかになった[トレンズ・イン・ファーマコロジカ
ル・サイエンシズ(Trendsin Pharmac
ol Sci.)第15巻、264頁(1994)]。
【0005】定型抗精神病薬であるハロペリドールはD
4 受容体よりD2 受容体に高い親和性を示すが、錐体外
路系副作用が少なく陰性症状にも有効なクロザピンはD
2 受容体よりD4 受容体に10倍高い親和性を示すこと
が報告されている[ネイチャー(Nature)第35
0巻、610頁(1991)、トレンズ・イン・ファー
マコロジカル・サイエンシズ(Trends in P
harmacol Sci.)第15巻、264頁(1
994)]。しかも、クロザピンの有効治療血漿中濃度
はD4 受容体への親和性定数と相関することも報告され
ている[トレンズ・イン・ファーマコロジカル・サイエ
ンシズ(Trends in Pharmacol S
ci.)第15巻、264頁(1994)]。また、精
神分裂病患者の死後脳を用いた結合試験の結果、D4 受
容体が正常人に比べ6倍も増加していたとの報告もある
[ネイチャー(Nature)第365巻、441頁
(1993)]。したがって、D4 受容体が精神分裂病
の病因、あるいは治療薬の作用部位に関わっている可能
性が高いと考えられる。さらに、ドパミン受容体の脳内
分布にもサブタイプ間で差が認められ、D2 受容体は線
条体に最も多いのに対して、D4 受容体は情動機能を司
る大脳皮質前頭葉に最も多く存在することが明らかにな
っている。
4 受容体よりD2 受容体に高い親和性を示すが、錐体外
路系副作用が少なく陰性症状にも有効なクロザピンはD
2 受容体よりD4 受容体に10倍高い親和性を示すこと
が報告されている[ネイチャー(Nature)第35
0巻、610頁(1991)、トレンズ・イン・ファー
マコロジカル・サイエンシズ(Trends in P
harmacol Sci.)第15巻、264頁(1
994)]。しかも、クロザピンの有効治療血漿中濃度
はD4 受容体への親和性定数と相関することも報告され
ている[トレンズ・イン・ファーマコロジカル・サイエ
ンシズ(Trends in Pharmacol S
ci.)第15巻、264頁(1994)]。また、精
神分裂病患者の死後脳を用いた結合試験の結果、D4 受
容体が正常人に比べ6倍も増加していたとの報告もある
[ネイチャー(Nature)第365巻、441頁
(1993)]。したがって、D4 受容体が精神分裂病
の病因、あるいは治療薬の作用部位に関わっている可能
性が高いと考えられる。さらに、ドパミン受容体の脳内
分布にもサブタイプ間で差が認められ、D2 受容体は線
条体に最も多いのに対して、D4 受容体は情動機能を司
る大脳皮質前頭葉に最も多く存在することが明らかにな
っている。
【0006】これらのことから、選択的なD4 受容体ア
ンタゴニストは錐体外路系副作用が少なく陽性および陰
性症状にも有効な抗精神病薬として期待できる。本発明
はD 4 受容体に対して選択的で強い遮断作用を示し、従
来の化合物に比べて陰性症状および陽性症状に対しても
有効であり、副作用の少ない化合物を提供することを目
的とする。
ンタゴニストは錐体外路系副作用が少なく陽性および陰
性症状にも有効な抗精神病薬として期待できる。本発明
はD 4 受容体に対して選択的で強い遮断作用を示し、従
来の化合物に比べて陰性症状および陽性症状に対しても
有効であり、副作用の少ない化合物を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は鋭意検討を
行った結果、下記の一般式(1)により表される新規縮
合トリアゾール化合物、光学異性体またはその医薬上許
容しうる塩がD2 受容体よりもD4 受容体に対し選択的
かつ強い遮断作用を有することを見出した。従って、本
発明化合物が急性期に特徴的な幻覚、妄想などを中心と
した陽性症状のみならず、感情鈍麻や無為、自閉などの
陰性症状に対しても効果を発揮する一方、D2 受容体拮
抗作用を有する従来の抗精神病薬を投与した場合に見ら
れる錐体外路症状や内分泌異常といった副作用が軽減さ
れた有用な抗精神病薬になり得ることを見出して本発明
の完成に至った。
行った結果、下記の一般式(1)により表される新規縮
合トリアゾール化合物、光学異性体またはその医薬上許
容しうる塩がD2 受容体よりもD4 受容体に対し選択的
かつ強い遮断作用を有することを見出した。従って、本
発明化合物が急性期に特徴的な幻覚、妄想などを中心と
した陽性症状のみならず、感情鈍麻や無為、自閉などの
陰性症状に対しても効果を発揮する一方、D2 受容体拮
抗作用を有する従来の抗精神病薬を投与した場合に見ら
れる錐体外路症状や内分泌異常といった副作用が軽減さ
れた有用な抗精神病薬になり得ることを見出して本発明
の完成に至った。
【0008】すなわち、本発明は、一般式(1)
【0009】
【化7】
【0010】〔式中、R1 ,R2 は同一または異なって
水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アシルアミ
ノ、カルバモイル、アルキルカルバモイル、アルコキシ
カルボニル、アシル、アルキルアミノ、アミノアルキ
ル、アルキルアミノアルキル、ヒドロキシ、アシルオキ
シ、ヒドロキシアルキル、アシルオキシアルキル、アル
コキシアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、
アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルまた
はアルキルスルホニルを示す。
水素、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、アシルアミ
ノ、カルバモイル、アルキルカルバモイル、アルコキシ
カルボニル、アシル、アルキルアミノ、アミノアルキ
ル、アルキルアミノアルキル、ヒドロキシ、アシルオキ
シ、ヒドロキシアルキル、アシルオキシアルキル、アル
コキシアルキル、アルキル、アルケニル、アルキニル、
アルコキシ、アルキルチオ、アルキルスルフィニルまた
はアルキルスルホニルを示す。
【0011】Wはメチレン、硫黄原子、SO、SO2 、
酸素原子またはN−R3 (式中、R 3 は水素、アルキ
ル、フェナシル、または置換基を有してもよいアリール
アルキルもしくはヘテロアリールアルキルを示す。)を
示す。Xはメチレン、エチレンまたはビニレンを示す。
Yは存在しないか、または炭素数1から8個を有する直
鎖または分枝鎖状アルキレン鎖を示す。
酸素原子またはN−R3 (式中、R 3 は水素、アルキ
ル、フェナシル、または置換基を有してもよいアリール
アルキルもしくはヘテロアリールアルキルを示す。)を
示す。Xはメチレン、エチレンまたはビニレンを示す。
Yは存在しないか、または炭素数1から8個を有する直
鎖または分枝鎖状アルキレン鎖を示す。
【0012】Zは−NH2 、−NHR4 (式中、R4 は
アルキル、シクロアルキル、置換基を有してもよいアリ
ールアルキル、ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘ
テロアリールアルキル、または置換基を有してもよいア
リール、ヘテロアリールもしくは縮合ヘテロアリールを
示す。)、−N(R4 )(R5 )(式中、R4 は前記と
同義である。R5 はアルキル、シクロアルキル、置換基
を有してもよいアリールアルキル、ヘテロアリールアル
キルもしくは縮合ヘテロアリールアルキル、または置換
基を有してもよいアリール、ヘテロアリールもしくは縮
合ヘテロアリールを示す。)、または式(a)の環状ア
ミン,式(b)の環状アミンもしくは式(c)の環状ア
ミン
アルキル、シクロアルキル、置換基を有してもよいアリ
ールアルキル、ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘ
テロアリールアルキル、または置換基を有してもよいア
リール、ヘテロアリールもしくは縮合ヘテロアリールを
示す。)、−N(R4 )(R5 )(式中、R4 は前記と
同義である。R5 はアルキル、シクロアルキル、置換基
を有してもよいアリールアルキル、ヘテロアリールアル
キルもしくは縮合ヘテロアリールアルキル、または置換
基を有してもよいアリール、ヘテロアリールもしくは縮
合ヘテロアリールを示す。)、または式(a)の環状ア
ミン,式(b)の環状アミンもしくは式(c)の環状ア
ミン
【0013】
【化8】
【0014】(式中、式(a)中の環状アミンは環中に
さらに酸素原子を有していてもよく、ピロリジン、ピペ
リジンまたはモルホリンを示す。式(b)中の環状アミ
ンはピペラジンまたはホモピペラジンを示す。式(c)
中の環状アミンは環中にさらに酸素原子を有していても
よく、ピロリジン、ピペリジン、3,6−ジヒドロ−2
H−ピリジンまたはモルホリンを示す。実線と点線で表
される結合は単結合または二重結合を示す。Aは存在し
ないか、または炭素数1から8個を有する直鎖または分
枝鎖状アルキレン鎖を示す。Bは存在しないか、または
硫黄原子、酸素原子、カルボニルもしくはヒドロキシメ
チルを示す。R6 は水素、ヒドロキシ、アルキルまたは
アルコキシを示す。R7 は水素、置換基を有してもよい
アリール、ヘテロアリールもしくは縮合ヘテロアリー
ル、シクロアルキル、または置換基を有してもよいアリ
ールアルキル、ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘ
テロアリールアルキルを示す。)により表される基を示
す。〕により表される縮合トリアゾール化合物、その光
学異性体またはその医薬上許容しうる塩に関する。
さらに酸素原子を有していてもよく、ピロリジン、ピペ
リジンまたはモルホリンを示す。式(b)中の環状アミ
ンはピペラジンまたはホモピペラジンを示す。式(c)
中の環状アミンは環中にさらに酸素原子を有していても
よく、ピロリジン、ピペリジン、3,6−ジヒドロ−2
H−ピリジンまたはモルホリンを示す。実線と点線で表
される結合は単結合または二重結合を示す。Aは存在し
ないか、または炭素数1から8個を有する直鎖または分
枝鎖状アルキレン鎖を示す。Bは存在しないか、または
硫黄原子、酸素原子、カルボニルもしくはヒドロキシメ
チルを示す。R6 は水素、ヒドロキシ、アルキルまたは
アルコキシを示す。R7 は水素、置換基を有してもよい
アリール、ヘテロアリールもしくは縮合ヘテロアリー
ル、シクロアルキル、または置換基を有してもよいアリ
ールアルキル、ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘ
テロアリールアルキルを示す。)により表される基を示
す。〕により表される縮合トリアゾール化合物、その光
学異性体またはその医薬上許容しうる塩に関する。
【0015】また、本発明は一般式(1)の縮合トリア
ゾール化合物、その光学異性体またはその医薬上許容し
うる塩と製薬上許容しうる担体からなる医薬組成物、な
らびに一般式(1)の縮合トリアゾール化合物、その光
学異性体またはその医薬上許容しうる塩からなる医薬も
提供する。なお、一般式(1)はXの定義に応じて下記
3態様の化合物を包含する。式中、各記号は前記と同義
である。
ゾール化合物、その光学異性体またはその医薬上許容し
うる塩と製薬上許容しうる担体からなる医薬組成物、な
らびに一般式(1)の縮合トリアゾール化合物、その光
学異性体またはその医薬上許容しうる塩からなる医薬も
提供する。なお、一般式(1)はXの定義に応じて下記
3態様の化合物を包含する。式中、各記号は前記と同義
である。
【0016】
【化9】
【0017】
【発明の実施の形態】上記一般式(1)に関し、R1 ,
R2 におけるハロゲンとは塩素、臭素、フッ素などを意
味する。アシルアミノとはアセチルアミノ、ベンゾイル
アミノ、シクロヘキシルカルボニルアミノ、シクロプロ
ピルカルボニルアミノなどを示す。アルキルカルバモイ
ルとはメチルカルバモイル、エチルカルバモイル、プロ
ピルカルバモイル、ブチルカルバモイル、ジメチルカル
バモイル、ジエチルカルバモイルなど、窒素原子に炭素
数1〜4個のアルキルが1〜2個置換したカルバモイル
を示す。アルコキシカルボニルとはメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソ
プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、第3級ブ
トキシカルボニルなどを示す。アシルとはホルミル、ア
セチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペン
タノイル、ヘキサノイル、オクタノイルなどのアルカノ
イル、ベンゾイル、ナフトイルなどのアロイルおよびニ
コチノイル、テノイル、フロイルなどのヘテロアリール
カルボニルを示す。アルキルアミノとはメチルアミノ、
ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロ
ピルアミノ、ジプロピルアミノなどを示す。アミノアル
キルとはアミノメチル、2−アミノエチル、3−アミノ
プロピル、4−アミノブチルなどを示す。アルキルアミ
ノアルキルとはメチルアミノメチル、ジメチルアミノメ
チル、2−(メチルアミノ)エチル、2−(ジメチルア
ミノ)エチルなどを示す。アシルオキシとはアセチルオ
キシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ベンゾイ
ルオキシなどを示す。ヒドロキシアルキルとはヒドロキ
シメチル、1−または2−ヒドロキシエチル、1−,2
−または3−ヒドロキシプロピルなどを示す。アシルオ
キシアルキルとはアセトキシメチル、2−アセトキシエ
チル、3−アセトキシプロピル、プロピオニルオキシメ
チルなどを示す。アルコキシアルキルとはメトキシメチ
ル、エトキシメチル、プロポキシメチル、イソプロポキ
シメチル、ブトキシメチル、2−メトキシエチル、2−
エトキシエチル、3−メトキシプロピルなどを示す。ア
ルキルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、デシル、ヘキサデシル、オク
タデシルなどを示し、炭素数1〜4個のアルキルが好ま
しい。アルケニルとはビニル、1−プロペニル、イソプ
ロペニルなどを示す。アルキニルとはエチニルなどを示
す。アルコキシとはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブト
キシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキ
シ、オクチルオキシなどを示し、炭素数1〜4個のアル
コキシが好ましい。アルキルチオとはメチルチオ、エチ
ルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ
などを示す。アルキルスルフィニルとはメチルスルフィ
ニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イ
ソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニルなどを示
す。アルキルスルホニルとはメチルスルホニル、エチル
スルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホ
ニル、ブチルスルホニルなどを示す。
R2 におけるハロゲンとは塩素、臭素、フッ素などを意
味する。アシルアミノとはアセチルアミノ、ベンゾイル
アミノ、シクロヘキシルカルボニルアミノ、シクロプロ
ピルカルボニルアミノなどを示す。アルキルカルバモイ
ルとはメチルカルバモイル、エチルカルバモイル、プロ
ピルカルバモイル、ブチルカルバモイル、ジメチルカル
バモイル、ジエチルカルバモイルなど、窒素原子に炭素
数1〜4個のアルキルが1〜2個置換したカルバモイル
を示す。アルコキシカルボニルとはメトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソ
プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、第3級ブ
トキシカルボニルなどを示す。アシルとはホルミル、ア
セチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペン
タノイル、ヘキサノイル、オクタノイルなどのアルカノ
イル、ベンゾイル、ナフトイルなどのアロイルおよびニ
コチノイル、テノイル、フロイルなどのヘテロアリール
カルボニルを示す。アルキルアミノとはメチルアミノ、
ジメチルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロ
ピルアミノ、ジプロピルアミノなどを示す。アミノアル
キルとはアミノメチル、2−アミノエチル、3−アミノ
プロピル、4−アミノブチルなどを示す。アルキルアミ
ノアルキルとはメチルアミノメチル、ジメチルアミノメ
チル、2−(メチルアミノ)エチル、2−(ジメチルア
ミノ)エチルなどを示す。アシルオキシとはアセチルオ
キシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ベンゾイ
ルオキシなどを示す。ヒドロキシアルキルとはヒドロキ
シメチル、1−または2−ヒドロキシエチル、1−,2
−または3−ヒドロキシプロピルなどを示す。アシルオ
キシアルキルとはアセトキシメチル、2−アセトキシエ
チル、3−アセトキシプロピル、プロピオニルオキシメ
チルなどを示す。アルコキシアルキルとはメトキシメチ
ル、エトキシメチル、プロポキシメチル、イソプロポキ
シメチル、ブトキシメチル、2−メトキシエチル、2−
エトキシエチル、3−メトキシプロピルなどを示す。ア
ルキルとはメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、デシル、ヘキサデシル、オク
タデシルなどを示し、炭素数1〜4個のアルキルが好ま
しい。アルケニルとはビニル、1−プロペニル、イソプ
ロペニルなどを示す。アルキニルとはエチニルなどを示
す。アルコキシとはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブト
キシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキ
シ、オクチルオキシなどを示し、炭素数1〜4個のアル
コキシが好ましい。アルキルチオとはメチルチオ、エチ
ルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、ブチルチオ
などを示す。アルキルスルフィニルとはメチルスルフィ
ニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イ
ソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニルなどを示
す。アルキルスルホニルとはメチルスルホニル、エチル
スルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホ
ニル、ブチルスルホニルなどを示す。
【0018】R3 におけるアルキルとしてはR1 ,R2
におけるアルキルと同様なものを挙げることができる。
アリールアルキルとはベンジル、1−フェニルエチル、
2−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェ
ニルブチル、ナフチルメチル、2−ナフチルメチル、3
−ナフチルプロピル、4−ナフチルブチル、ジフェニル
メチルなどを示す。ヘテロアリールアルキルとはピリジ
ルメチル、ピリジルエチル、フリルメチル、フリルエチ
ル、チエニルメチル、チエニルエチルなどを示す。これ
らの置換基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハ
ロゲン、トリフルオロメチルなどのハロアルキル、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、第3級ブチルなどのアルキル、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブト
キシ、第3級ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシなどのアルコキシ
を示す。
におけるアルキルと同様なものを挙げることができる。
アリールアルキルとはベンジル、1−フェニルエチル、
2−フェニルエチル、3−フェニルプロピル、4−フェ
ニルブチル、ナフチルメチル、2−ナフチルメチル、3
−ナフチルプロピル、4−ナフチルブチル、ジフェニル
メチルなどを示す。ヘテロアリールアルキルとはピリジ
ルメチル、ピリジルエチル、フリルメチル、フリルエチ
ル、チエニルメチル、チエニルエチルなどを示す。これ
らの置換基とは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハ
ロゲン、トリフルオロメチルなどのハロアルキル、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、第3級ブチルなどのアルキル、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブト
キシ、第3級ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シ、ヘプチルオキシ、オクチルオキシなどのアルコキシ
を示す。
【0019】Yにおける炭素数1から8個を有する直鎖
または分枝鎖状アルキレン鎖とは、メチレン、エチレ
ン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、
ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、メ
チルメチレン、ジメチルメチレン、1−メチルエチレ
ン、2−メチルエチレン、1,1−ジメチルエチレン、
2,2−ジメチルエチレン、エチルメチレン、ジエチル
メチレン、1−エチルエチレン、2−エチルエチレン、
1−メチルトリメチレン、2−メチルトリメチレン、3
−メチルトリメチレンなどが挙げられ、メチレンまたは
エチレンが好ましい。
または分枝鎖状アルキレン鎖とは、メチレン、エチレ
ン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、
ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、メ
チルメチレン、ジメチルメチレン、1−メチルエチレ
ン、2−メチルエチレン、1,1−ジメチルエチレン、
2,2−ジメチルエチレン、エチルメチレン、ジエチル
メチレン、1−エチルエチレン、2−エチルエチレン、
1−メチルトリメチレン、2−メチルトリメチレン、3
−メチルトリメチレンなどが挙げられ、メチレンまたは
エチレンが好ましい。
【0020】R4 ,R5 におけるアルキルとはメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、デシル、ヘキサデシル、オクタデシルなどを示
す。シクロアルキルとはシクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルなどを示す。アリールアルキルとは
ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、
3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、1−ナフ
チルメチル、2−ナフチルメチル、3−ナフチルプロピ
ル、4−ナフチルブチル、ジフェニルメチルなどを示
す。ヘテロアリールアルキルとはピリジルメチル、2−
ピリジルエチル、フリルメチル、2−フリルエチル、チ
エニルメチル、2−チエニルエチルなどを示す。アリー
ルとはフェニル、ナフチル、2−インダニルなどを示
す。ヘテロアリールとはピリジル、フリル、チエニル、
ピリミジルなどを示す。縮合ヘテロアリールとは、1,
4−ベンゾジオキサン−2−イル、6−アセチル−3−
エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3
−c]ピリジン−2−イル、1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−3−イル、1,2−ベンゾイソチアゾール−3−
イル、インドール−3−イル、ベンゾ[b]フラン−3
−イル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イルなどを示
す。縮合ヘテロアリールアルキルとは、インドール−3
−イルメチル、2−(インドール−3−イル)エチル、
3−(インドール−3−イル)プロピル、ベンゾ[b]
フラン−3−イルメチル、2−(ベンゾ[b]フラン−
3−イル)エチル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イル
メチル、2−(ベンゾ[b]チオフェン−3−イル)エ
チルなどを示す。これらの置換基とは、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素のハロゲン、トリフルオロメチルなどのハ
ロアルキル、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルなどのアルキ
ル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチル
オキシなどのアルコキシ、ヒドロキシ、ニトロ、アミ
ノ、メチルアミノ、ジメチルアミノなどを示す。
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチ
ル、第3級ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オ
クチル、デシル、ヘキサデシル、オクタデシルなどを示
す。シクロアルキルとはシクロプロピル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシルなどを示す。アリールアルキルとは
ベンジル、1−フェニルエチル、2−フェニルエチル、
3−フェニルプロピル、4−フェニルブチル、1−ナフ
チルメチル、2−ナフチルメチル、3−ナフチルプロピ
ル、4−ナフチルブチル、ジフェニルメチルなどを示
す。ヘテロアリールアルキルとはピリジルメチル、2−
ピリジルエチル、フリルメチル、2−フリルエチル、チ
エニルメチル、2−チエニルエチルなどを示す。アリー
ルとはフェニル、ナフチル、2−インダニルなどを示
す。ヘテロアリールとはピリジル、フリル、チエニル、
ピリミジルなどを示す。縮合ヘテロアリールとは、1,
4−ベンゾジオキサン−2−イル、6−アセチル−3−
エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3
−c]ピリジン−2−イル、1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−3−イル、1,2−ベンゾイソチアゾール−3−
イル、インドール−3−イル、ベンゾ[b]フラン−3
−イル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イルなどを示
す。縮合ヘテロアリールアルキルとは、インドール−3
−イルメチル、2−(インドール−3−イル)エチル、
3−(インドール−3−イル)プロピル、ベンゾ[b]
フラン−3−イルメチル、2−(ベンゾ[b]フラン−
3−イル)エチル、ベンゾ[b]チオフェン−3−イル
メチル、2−(ベンゾ[b]チオフェン−3−イル)エ
チルなどを示す。これらの置換基とは、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素のハロゲン、トリフルオロメチルなどのハ
ロアルキル、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルなどのアルキ
ル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチル
オキシなどのアルコキシ、ヒドロキシ、ニトロ、アミ
ノ、メチルアミノ、ジメチルアミノなどを示す。
【0021】Zにおける式(a)の環状アミンとしては
次のものが挙げられる。
次のものが挙げられる。
【0022】
【化10】
【0023】式(b)の環状アミンとしては次のものが
挙げられる。
挙げられる。
【0024】
【化11】
【0025】式(c)の環状アミンとしては次のものが
挙げられる。
挙げられる。
【0026】
【化12】
【0027】Aにおける炭素数1から8個を有する直鎖
または分枝鎖状アルキレン鎖とは、メチレン、エチレ
ン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、
ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、メ
チルメチレン、ジメチルメチレン、1−メチルエチレ
ン、2−メチルエチレン、1,1−ジメチルエチレン、
2,2−ジメチルエチレン、エチルメチレン、ジエチル
メチレン、1−エチルエチレン、2−エチルエチレン、
1−メチルトリメチレン、2−メチルトリメチレン、3
−メチルトリメチレンなどが挙げられ、メチレンまたは
エチレンが好ましい。R6 におけるアルキルとはメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、第3級ブチルなどの炭素数1〜4のアルキルを示
す。アルコキシとはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブト
キシなどの炭素数1〜4のアルコキシを示す。R7 にお
ける置換基を有してもよいアリール、ヘテロアリールも
しくは縮合ヘテロアリール、シクロアルキル、置換基を
有してもよいアリールアルキル、ヘテロアリールアルキ
ルもしくは縮合ヘテロアリールアルキルとはR4 ,R5
の場合と同様なものを挙げることができる。これらは置
換基を有していても良く、置換基としては、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素のハロゲン、トリフルオロメチルなど
のハロアルキル、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルなどのアルキ
ル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチル
オキシなどのアルコキシ、ニトロ、アミノ、メチルアミ
ノなどが挙げられる。
または分枝鎖状アルキレン鎖とは、メチレン、エチレ
ン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、
ヘキサメチレン、ヘプタメチレン、オクタメチレン、メ
チルメチレン、ジメチルメチレン、1−メチルエチレ
ン、2−メチルエチレン、1,1−ジメチルエチレン、
2,2−ジメチルエチレン、エチルメチレン、ジエチル
メチレン、1−エチルエチレン、2−エチルエチレン、
1−メチルトリメチレン、2−メチルトリメチレン、3
−メチルトリメチレンなどが挙げられ、メチレンまたは
エチレンが好ましい。R6 におけるアルキルとはメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、第3級ブチルなどの炭素数1〜4のアルキルを示
す。アルコキシとはメトキシ、エトキシ、プロポキシ、
イソプロポキシ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブト
キシなどの炭素数1〜4のアルコキシを示す。R7 にお
ける置換基を有してもよいアリール、ヘテロアリールも
しくは縮合ヘテロアリール、シクロアルキル、置換基を
有してもよいアリールアルキル、ヘテロアリールアルキ
ルもしくは縮合ヘテロアリールアルキルとはR4 ,R5
の場合と同様なものを挙げることができる。これらは置
換基を有していても良く、置換基としては、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素のハロゲン、トリフルオロメチルなど
のハロアルキル、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルなどのアルキ
ル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ、イソブトキシ、第3級ブトキシ、ペンチ
ルオキシ、ヘキシルオキシ、ヘプチルオキシ、オクチル
オキシなどのアルコキシ、ニトロ、アミノ、メチルアミ
ノなどが挙げられる。
【0028】また、一般式(1)においてR1 は水素、
ハロゲン、ニトロ、アミノ、アシル(アセチル、プロピ
オニルなど)、アルキルアミノ(メチルアミノ、エチル
アミノなど)、アルキル(メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチルなど)またはアルコキシ(メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ
など)を示し、R2 は水素、ハロゲンまたはアルコキシ
(メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、
ブトキシなど)を示す場合が好ましい。R1 、R2 は特
に好ましくは、ともに水素を示す。Wはメチレン、硫黄
原子または酸素原子が好ましく特に酸素原子がよい。−
Y−Zとしては、Yは存在しないか、または炭素1から
4個を有する直鎖アルキレン鎖を示し、Zは式(a),
(b)または(c)により表される環状アミンが好まし
く、また式(a)の環状アミンのうち式(2)、または
式(b)の環状アミンのうち式(8)、式(c)の環状
アミンのうち式(10)
ハロゲン、ニトロ、アミノ、アシル(アセチル、プロピ
オニルなど)、アルキルアミノ(メチルアミノ、エチル
アミノなど)、アルキル(メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチルなど)またはアルコキシ(メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ
など)を示し、R2 は水素、ハロゲンまたはアルコキシ
(メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、
ブトキシなど)を示す場合が好ましい。R1 、R2 は特
に好ましくは、ともに水素を示す。Wはメチレン、硫黄
原子または酸素原子が好ましく特に酸素原子がよい。−
Y−Zとしては、Yは存在しないか、または炭素1から
4個を有する直鎖アルキレン鎖を示し、Zは式(a),
(b)または(c)により表される環状アミンが好まし
く、また式(a)の環状アミンのうち式(2)、または
式(b)の環状アミンのうち式(8)、式(c)の環状
アミンのうち式(10)
【0029】
【化13】
【0030】(式中、実線と点線で表される結合は単結
合または二重結合を示す。Aは存在しないか、または炭
素鎖1〜4個を有する直鎖アルキレン鎖を示す。Bは存
在しないか、またはカルボニルを示す。R6 は水素を示
す。R7 は置換基を有してもよいアリール、ヘテロアリ
ールまたは縮合ヘテロアリールを示す。)により表され
る基が特に好ましい。ここで、R7 におけるアリールと
してはフェニル、ナフチルを示すか、あるいはハロゲ
ン、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、ニトロ、
アミノ、メチルアミノなどの置換基1〜2個を有するフ
ェニルを示し、ヘテロアリールとしてはチエニルなどを
示す。縮合ヘテロアリールとしてはハロゲン、メチル、
トリフルオロメチル、メトキシなどの置換基を1〜3個
有する1,2−ベンゾイソキサゾール−3−イル、ベン
ゾ[b]フラン−3−イル、1,4−ベンゾジオキサン
−2−イル、6−アセチル−2−エチル−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−
イルなどを示す。
合または二重結合を示す。Aは存在しないか、または炭
素鎖1〜4個を有する直鎖アルキレン鎖を示す。Bは存
在しないか、またはカルボニルを示す。R6 は水素を示
す。R7 は置換基を有してもよいアリール、ヘテロアリ
ールまたは縮合ヘテロアリールを示す。)により表され
る基が特に好ましい。ここで、R7 におけるアリールと
してはフェニル、ナフチルを示すか、あるいはハロゲ
ン、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、ニトロ、
アミノ、メチルアミノなどの置換基1〜2個を有するフ
ェニルを示し、ヘテロアリールとしてはチエニルなどを
示す。縮合ヘテロアリールとしてはハロゲン、メチル、
トリフルオロメチル、メトキシなどの置換基を1〜3個
有する1,2−ベンゾイソキサゾール−3−イル、ベン
ゾ[b]フラン−3−イル、1,4−ベンゾジオキサン
−2−イル、6−アセチル−2−エチル−4,5,6,
7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−
イルなどを示す。
【0031】一般式(1)の好ましい化合物としては、
3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−1,
2,4−トリアゾロ〔3,4−a〕〔2〕ベンゾアゼピ
ン、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオキサ
ゼピン、3−(2−(4−(4−クロロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオ
キサゼピン、3−(2−(4−(3−クロロフェニル)
ピペラジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベン
ゾオキサゼピン、3−(3−(4−(4−クロロフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−5,6−ジヒ
ドロ−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,
4〕ベンゾオキサゼピン、3−(1−(2−(4−クロ
ロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−1,
2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオ
キサゼピン、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)
エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベン
ゾチアゼピン、3−(1−(2−(4−クロロフェニ
ル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕イソキノリ
ン、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾチアゼ
ピン 7,7−ジオキシド、および5,6−ジヒドロ−
3−(2−(4−フェニルピペリジン−1−イル)エチ
ル)−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,
4〕ベンゾオキサゼピンから選ばれる化合物またはその
医薬上許容しうる塩が挙げられる。
3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−1,
2,4−トリアゾロ〔3,4−a〕〔2〕ベンゾアゼピ
ン、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオキサ
ゼピン、3−(2−(4−(4−クロロフェニル)ピペ
ラジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオ
キサゼピン、3−(2−(4−(3−クロロフェニル)
ピペラジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベン
ゾオキサゼピン、3−(3−(4−(4−クロロフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−5,6−ジヒ
ドロ−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,
4〕ベンゾオキサゼピン、3−(1−(2−(4−クロ
ロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−1,
2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオ
キサゼピン、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)
エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベン
ゾチアゼピン、3−(1−(2−(4−クロロフェニ
ル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕イソキノリ
ン、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾチアゼ
ピン 7,7−ジオキシド、および5,6−ジヒドロ−
3−(2−(4−フェニルピペリジン−1−イル)エチ
ル)−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,
4〕ベンゾオキサゼピンから選ばれる化合物またはその
医薬上許容しうる塩が挙げられる。
【0032】一般式(1)の化合物の医薬上許容しうる
塩としては無機酸(塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、
硝酸など)または有機酸(酢酸、プロピオン酸、コハク
酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、マレイン酸、フマル酸、メタンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファース
ルホン酸、アスコルビン酸など)との酸付加塩が挙げら
れる。
塩としては無機酸(塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、
硝酸など)または有機酸(酢酸、プロピオン酸、コハク
酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン
酸、マレイン酸、フマル酸、メタンスルホン酸、ベンゼ
ンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、カンファース
ルホン酸、アスコルビン酸など)との酸付加塩が挙げら
れる。
【0033】一般式(1)の化合物およびその医薬上許
容しうる塩は水和物あるいは溶媒和物の形で存在するこ
ともあるので、これらの水和物、溶媒和物もまた本発明
に包含される。また一般式(1)の化合物が不斉原子を
有する場合には少なくとも2種類の光学異性体が存在す
る。これらの光学異性体およびそのラセミ体は本発明に
包含される。
容しうる塩は水和物あるいは溶媒和物の形で存在するこ
ともあるので、これらの水和物、溶媒和物もまた本発明
に包含される。また一般式(1)の化合物が不斉原子を
有する場合には少なくとも2種類の光学異性体が存在す
る。これらの光学異性体およびそのラセミ体は本発明に
包含される。
【0034】一般式(1)の化合物および一般式(1)
に含まれる本発明化合物は次の方法(1)〜(9)によ
って合成することができる。 方法(1) 一般式(13)
に含まれる本発明化合物は次の方法(1)〜(9)によ
って合成することができる。 方法(1) 一般式(13)
【0035】
【化14】
【0036】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物を適当な溶媒(ベンゼン、トルエ
ン、キシレンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、
塩素化剤(五塩化リン、三塩化リン、オキシ塩化リンな
ど)と室温または溶媒の還流温度で1〜24時間反応さ
せることにより、一般式(14)
より表される化合物を適当な溶媒(ベンゼン、トルエ
ン、キシレンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、
塩素化剤(五塩化リン、三塩化リン、オキシ塩化リンな
ど)と室温または溶媒の還流温度で1〜24時間反応さ
せることにより、一般式(14)
【0037】
【化15】
【0038】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より示される化合物が得られる。この化合物を適当な溶
媒(メタノール、エタノール、ブタノール、エチレング
リコール、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンまたはこれらの任意の混合
溶媒など)中、一般式(15) H2 NHNOC−Y−Z (15) (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物の存在下、室温から200℃で1〜24時間反応
させることにより、一般式(1)の化合物が得られる。 方法(2) 一般式(13)の化合物を適当な溶媒(ベンゼン、トル
エン、キシレンまたはこれらの任意の混合溶媒など)
中、チオン化剤、たとえば五硫化リン、Lawesso
n試薬〔2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,
3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスル
フィド〕などと、室温または溶媒の還流温度で1〜24
時間反応させることにより一般式(16)
より示される化合物が得られる。この化合物を適当な溶
媒(メタノール、エタノール、ブタノール、エチレング
リコール、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンまたはこれらの任意の混合
溶媒など)中、一般式(15) H2 NHNOC−Y−Z (15) (式中、各記号は前記と同義である。)により表される
化合物の存在下、室温から200℃で1〜24時間反応
させることにより、一般式(1)の化合物が得られる。 方法(2) 一般式(13)の化合物を適当な溶媒(ベンゼン、トル
エン、キシレンまたはこれらの任意の混合溶媒など)
中、チオン化剤、たとえば五硫化リン、Lawesso
n試薬〔2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,
3−ジチア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスル
フィド〕などと、室温または溶媒の還流温度で1〜24
時間反応させることにより一般式(16)
【0039】
【化16】
【0040】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。この化合物を適当な溶
媒(メタノール、エタノール、ブタノール、エチレング
リコール、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンまたはこれらの任意の混合
溶媒など)中、一般式(15)により表される化合物の
存在下、室温から200℃で1〜24時間反応させるこ
とにより、一般式(1)の化合物が得られる。 方法(3) 一般式(16)の化合物を反応を阻害しない適当な溶媒
(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン、水またはこれらの混合溶媒など)中、塩化ベンジ
ル、塩化p−ニトロベンジル、ヨウ化メチルなどと、水
酸化カリウム、カリウム第3級ブトキシドなどの塩基の
存在下、室温または溶媒の還流温度で1〜24時間反応
させることにより、一般式(17)
より表される化合物が得られる。この化合物を適当な溶
媒(メタノール、エタノール、ブタノール、エチレング
リコール、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメ
チル−2−イミダゾリジノンまたはこれらの任意の混合
溶媒など)中、一般式(15)により表される化合物の
存在下、室温から200℃で1〜24時間反応させるこ
とにより、一般式(1)の化合物が得られる。 方法(3) 一般式(16)の化合物を反応を阻害しない適当な溶媒
(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジオキサ
ン、水またはこれらの混合溶媒など)中、塩化ベンジ
ル、塩化p−ニトロベンジル、ヨウ化メチルなどと、水
酸化カリウム、カリウム第3級ブトキシドなどの塩基の
存在下、室温または溶媒の還流温度で1〜24時間反応
させることにより、一般式(17)
【0041】
【化17】
【0042】(式中、R8 はメチル、ベンジル、p−ニ
トロベンジルなどを示し、他の各記号は前記と同義であ
る。)により表される化合物が得られる。この化合物を
適当な溶媒(メタノール、エタノール、ブタノール、エ
チレングリコール、N−メチル−2−ピロリドン、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノンまたはこれらの任
意の混合溶媒など)中、一般式(15)で表される化合
物と室温または溶媒の還流温度で1〜24時間反応させ
ることにより、一般式(1)の化合物が得られる。 方法(4) 一般式(18)
トロベンジルなどを示し、他の各記号は前記と同義であ
る。)により表される化合物が得られる。この化合物を
適当な溶媒(メタノール、エタノール、ブタノール、エ
チレングリコール、N−メチル−2−ピロリドン、1,
3−ジメチル−2−イミダゾリジノンまたはこれらの任
意の混合溶媒など)中、一般式(15)で表される化合
物と室温または溶媒の還流温度で1〜24時間反応させ
ることにより、一般式(1)の化合物が得られる。 方法(4) 一般式(18)
【0043】
【化18】
【0044】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物またはその酸付加塩、たとえば塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などを、反応を
阻害しない適当な溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、N,N−ジメチルホルムアミドまたはこれらの任意
の混合溶媒など)中、一般式(19) G1 −R4 (19) (式中、G1 は塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニル
オキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、トリフルオロ
メタンスルホニルオキシなどを示し、R4 は前記と同義
である。)により表される化合物と、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ジメチルアミノピリジンなどの塩基の存
在下、氷冷下または室温で1〜24時間反応させること
により、一般式(20)
より表される化合物またはその酸付加塩、たとえば塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などを、反応を
阻害しない適当な溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、N,N−ジメチルホルムアミドまたはこれらの任意
の混合溶媒など)中、一般式(19) G1 −R4 (19) (式中、G1 は塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニル
オキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、トリフルオロ
メタンスルホニルオキシなどを示し、R4 は前記と同義
である。)により表される化合物と、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ジメチルアミノピリジンなどの塩基の存
在下、氷冷下または室温で1〜24時間反応させること
により、一般式(20)
【0045】
【化19】
【0046】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。 方法(5) 一般式(20)の化合物またはその酸付加塩、たとえば
塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などを、反
応を阻害しない適当な溶媒(塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロエタン、ジエチルエーテルまたはこれら任
意の混合溶媒など)中、一般式(21) G2 −R5 (21) (式中、G2 は塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニル
オキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、トリフルオロ
メタンスルホニルオキシなどを示し、R5 は前記と同義
である。)により表される化合物と、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ジメチルアミノピリジンなどの塩基の存
在下、氷冷下または室温で1〜24時間反応させる事に
より、一般式(22)
より表される化合物が得られる。 方法(5) 一般式(20)の化合物またはその酸付加塩、たとえば
塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などを、反
応を阻害しない適当な溶媒(塩化メチレン、クロロホル
ム、ジクロロエタン、ジエチルエーテルまたはこれら任
意の混合溶媒など)中、一般式(21) G2 −R5 (21) (式中、G2 は塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニル
オキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、トリフルオロ
メタンスルホニルオキシなどを示し、R5 は前記と同義
である。)により表される化合物と、トリエチルアミ
ン、ピリジン、ジメチルアミノピリジンなどの塩基の存
在下、氷冷下または室温で1〜24時間反応させる事に
より、一般式(22)
【0047】
【化20】
【0048】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。 方法6 一般式(23)
より表される化合物が得られる。 方法6 一般式(23)
【0049】
【化21】
【0050】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物または一般式(24)
より表される化合物または一般式(24)
【0051】
【化22】
【0052】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物またはその酸付加塩、たとえば塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などを、反応を
阻害しない適当な溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、N,N−ジメチルホルムアミドまたはこれらの任意
の混合溶媒など)中、一般式(25) G3 −A−B−R7 (25) (式中、G3 は塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニル
オキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、トリフルオロ
メタンスルホニルオキシなどを示し、他の各記号は前記
と同義である。)により表される化合物と、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジンあ
るいはジメチルアミノピリジンなどの塩基の存在下、氷
冷下または室温で1〜24時間反応させることにより、
一般式(26)
より表される化合物またはその酸付加塩、たとえば塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などを、反応を
阻害しない適当な溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロエタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、N,N−ジメチルホルムアミドまたはこれらの任意
の混合溶媒など)中、一般式(25) G3 −A−B−R7 (25) (式中、G3 は塩素、臭素、ヨウ素、メタンスルホニル
オキシ、p−トルエンスルホニルオキシ、トリフルオロ
メタンスルホニルオキシなどを示し、他の各記号は前記
と同義である。)により表される化合物と、炭酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、トリエチルアミン、ピリジンあ
るいはジメチルアミノピリジンなどの塩基の存在下、氷
冷下または室温で1〜24時間反応させることにより、
一般式(26)
【0053】
【化23】
【0054】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、または一般式(27)
より表される化合物、または一般式(27)
【0055】
【化24】
【0056】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。 方法(7) 一般式(23)または一般式(24)の化合物またはそ
の酸付加塩、たとえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、
シュウ酸塩を反応を阻害しない適当な溶媒(テトラヒド
ロフラン、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミドまた
はこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式(28) HOOC(CH2 )m R11 (28) (式中、R11は置換基を有してもよいアリールまたはヘ
テロアリールを示し、mは1〜7の数字を示す。)によ
り表される化合物とトリエチルアミンなどの第3級アミ
ンの存在下、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド、シアノホスホン酸ジエステルなどの縮
合剤と氷冷下または室温で1〜24時間反応させること
により、一般式(29)
より表される化合物が得られる。 方法(7) 一般式(23)または一般式(24)の化合物またはそ
の酸付加塩、たとえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、
シュウ酸塩を反応を阻害しない適当な溶媒(テトラヒド
ロフラン、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミドまた
はこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式(28) HOOC(CH2 )m R11 (28) (式中、R11は置換基を有してもよいアリールまたはヘ
テロアリールを示し、mは1〜7の数字を示す。)によ
り表される化合物とトリエチルアミンなどの第3級アミ
ンの存在下、1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド、シアノホスホン酸ジエステルなどの縮
合剤と氷冷下または室温で1〜24時間反応させること
により、一般式(29)
【0057】
【化25】
【0058】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、または一般式(30)
より表される化合物、または一般式(30)
【0059】
【化26】
【0060】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。なお、一般式(28)
の化合物の反応性誘導体(酸クロリド、アシルイミダゾ
ールなど)を用いた場合、反応は、反応を阻害しない適
当な溶媒(テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、ベンゼンまたはこれら任意の混合溶媒など)
中、トリエチルアミンなどの第3級アミンあるはピリジ
ンなどの存在下、氷冷下または室温で1〜24時間反応
させることにより、反応が進行する。
より表される化合物が得られる。なお、一般式(28)
の化合物の反応性誘導体(酸クロリド、アシルイミダゾ
ールなど)を用いた場合、反応は、反応を阻害しない適
当な溶媒(テトラヒドロフラン、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、ベンゼンまたはこれら任意の混合溶媒など)
中、トリエチルアミンなどの第3級アミンあるはピリジ
ンなどの存在下、氷冷下または室温で1〜24時間反応
させることにより、反応が進行する。
【0061】このようにして得られた一般式(29)ま
たは一般式(30)の化合物を反応を阻害しない適当な
溶媒(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、トルエ
ンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、水素化アル
ミニウムリチウム、ボランなどの還元剤を用いて−78
℃から室温で1〜24時間還元反応を行うことにより、
一般式(31)
たは一般式(30)の化合物を反応を阻害しない適当な
溶媒(テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、トルエ
ンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、水素化アル
ミニウムリチウム、ボランなどの還元剤を用いて−78
℃から室温で1〜24時間還元反応を行うことにより、
一般式(31)
【0062】
【化27】
【0063】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、または一般式(32)
より表される化合物、または一般式(32)
【0064】
【化28】
【0065】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。 方法8 一般式(33)
より表される化合物が得られる。 方法8 一般式(33)
【0066】
【化29】
【0067】(式中、各記号は前記と同義である。)で
表される化合物を常法に従い、適当な酸たとえば塩酸、
臭化水素、トリフルオロ酢酸などを作用させることによ
り脱保護を行うと、一般式(34)
表される化合物を常法に従い、適当な酸たとえば塩酸、
臭化水素、トリフルオロ酢酸などを作用させることによ
り脱保護を行うと、一般式(34)
【0068】
【化30】
【0069】(式中、各記号は前記と同義である。)で
示される化合物が得られる。これを反応を阻害しない適
当な溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタ
ンなど)中、トリエチルアミンなどの塩基存在下、p−
トルエンスルホニルクロリドあるいはメタンスルホニル
クロリドなどを作用させ脱離基を導入した後、反応を阻
害しない溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロ
エタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルまたは
これらの任意の混合溶媒など)中、炭酸カリウム、ピリ
ジン、トリエチルアミンなどの適当な脱水素剤の存在
下、一般式(35)、(36)または(37)
示される化合物が得られる。これを反応を阻害しない適
当な溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロエタ
ンなど)中、トリエチルアミンなどの塩基存在下、p−
トルエンスルホニルクロリドあるいはメタンスルホニル
クロリドなどを作用させ脱離基を導入した後、反応を阻
害しない溶媒(塩化メチレン、クロロホルム、ジクロロ
エタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルまたは
これらの任意の混合溶媒など)中、炭酸カリウム、ピリ
ジン、トリエチルアミンなどの適当な脱水素剤の存在
下、一般式(35)、(36)または(37)
【0070】
【化31】
【0071】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物あるいはその酸付加塩、たとえば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などと室温か
ら溶媒の還流で1〜24時間反応させることにより、一
般式(22)、(27)の化合物または一般式(38)
より表される化合物あるいはその酸付加塩、たとえば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などと室温か
ら溶媒の還流で1〜24時間反応させることにより、一
般式(22)、(27)の化合物または一般式(38)
【0072】
【化32】
【0073】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物がそれぞれ得られる。 方法(9) 上記方法いずれかによって製造されるWが硫黄原子であ
る一般式(39)
より表される化合物がそれぞれ得られる。 方法(9) 上記方法いずれかによって製造されるWが硫黄原子であ
る一般式(39)
【0074】
【化33】
【0075】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物あるいはその酸付加体、たとえば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などに塩化メ
チレン中、氷冷下、m−クロロ過安息香酸を作用させる
ことにより、あるいは蟻酸または酢酸中、過酸化水素水
などを作用させることにより、一般式(40−a)また
は一般式(40−b)
より表される化合物あるいはその酸付加体、たとえば塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、シュウ酸塩などに塩化メ
チレン中、氷冷下、m−クロロ過安息香酸を作用させる
ことにより、あるいは蟻酸または酢酸中、過酸化水素水
などを作用させることにより、一般式(40−a)また
は一般式(40−b)
【0076】
【化34】
【0077】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より示される化合物が得られる。上記方法において用い
られた出発化合物は、次の方法によって合成することが
できる。方法(10) 一般式(14)、(16)または(17)の化合物を、
反応を阻害しない適当な溶媒(メタノール、エタノー
ル、ブタノール、エチレングリコール、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式(4
1) H2 NHNOC−Y−NHR9 (41) (式中、R9 は第3級ブトキシカルボニル基あるはベン
ジルオキシカルボニル基などの反応に影響されない保護
基を示す。他の記号は前記と同義である。)により表さ
れる化合物の存在下、室温から200℃で1〜24時間
反応させることによって、一般式(42)
より示される化合物が得られる。上記方法において用い
られた出発化合物は、次の方法によって合成することが
できる。方法(10) 一般式(14)、(16)または(17)の化合物を、
反応を阻害しない適当な溶媒(メタノール、エタノー
ル、ブタノール、エチレングリコール、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式(4
1) H2 NHNOC−Y−NHR9 (41) (式中、R9 は第3級ブトキシカルボニル基あるはベン
ジルオキシカルボニル基などの反応に影響されない保護
基を示す。他の記号は前記と同義である。)により表さ
れる化合物の存在下、室温から200℃で1〜24時間
反応させることによって、一般式(42)
【0078】
【化35】
【0079】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。 方法(11) 一般式(14)、(16)または(17)の化合物を、
反応を阻害しない適当な溶媒(メタノール、エタノー
ル、ブタノール、エチレングリコール、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式(4
3)または(44)
より表される化合物が得られる。 方法(11) 一般式(14)、(16)または(17)の化合物を、
反応を阻害しない適当な溶媒(メタノール、エタノー
ル、ブタノール、エチレングリコール、N−メチル−2
−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式(4
3)または(44)
【0080】
【化36】
【0081】(式中、R9 は第3級ブトキシカルボニル
基あるいはベンジルオキシカルボニル基などの反応に影
響しない保護基を示す。他の各記号は前記と同義であ
る。)により表される化合物の存在下、室温から200
℃で1〜24時間反応させることによって、一般式(4
5)
基あるいはベンジルオキシカルボニル基などの反応に影
響しない保護基を示す。他の各記号は前記と同義であ
る。)により表される化合物の存在下、室温から200
℃で1〜24時間反応させることによって、一般式(4
5)
【0082】
【化37】
【0083】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物、または一般式(46)
より表される化合物、または一般式(46)
【0084】
【化38】
【0085】(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表される化合物が得られる。一般式(23)または
一般式(24)の化合物は、上記一般式(45)または
一般式(46)の化合物を常法に従い、適当な酸たとえ
ば塩酸、臭化水素酸、トリフルオロ酢酸などを作用させ
て脱保護をおこなうことによって得られる。 方法(12) 一般式(14)、(16)あるいは(17)の化合物
を、反応を阻害しない適当な溶媒(メタノール、エタノ
ール、ブタノール、エチレングリコール、N−メチル−
2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式
(47) H2 NHNOC−Y−OR10 (47) (式中、R10はメトキシメチル基、テトラヒドロピラニ
ル基、トリエチルシリル基などの反応に影響しない保護
基を示す。他の記号は前記と同義である。)により表さ
れる化合物の存在下、室温から200℃で1〜24時間
反応させる事のより、一般式(33)の化合物が得られ
る。
より表される化合物が得られる。一般式(23)または
一般式(24)の化合物は、上記一般式(45)または
一般式(46)の化合物を常法に従い、適当な酸たとえ
ば塩酸、臭化水素酸、トリフルオロ酢酸などを作用させ
て脱保護をおこなうことによって得られる。 方法(12) 一般式(14)、(16)あるいは(17)の化合物
を、反応を阻害しない適当な溶媒(メタノール、エタノ
ール、ブタノール、エチレングリコール、N−メチル−
2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジ
ノンまたはこれらの任意の混合溶媒など)中、一般式
(47) H2 NHNOC−Y−OR10 (47) (式中、R10はメトキシメチル基、テトラヒドロピラニ
ル基、トリエチルシリル基などの反応に影響しない保護
基を示す。他の記号は前記と同義である。)により表さ
れる化合物の存在下、室温から200℃で1〜24時間
反応させる事のより、一般式(33)の化合物が得られ
る。
【0086】一般式(1)の化合物の医薬上許容しうる
塩としては無機酸または有機酸との酸付加塩が挙げら
れ、一般式(I)の化合物を常法により無機酸(塩酸、
臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸など)、有機酸(酢
酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、メ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸、カンファースルホン酸、アスコルビン酸な
ど)と処理することにより塩とすることができる。
塩としては無機酸または有機酸との酸付加塩が挙げら
れ、一般式(I)の化合物を常法により無機酸(塩酸、
臭化水素酸、硫酸、リン酸、硝酸など)、有機酸(酢
酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リ
ンゴ酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸、フマル酸、メ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸、カンファースルホン酸、アスコルビン酸な
ど)と処理することにより塩とすることができる。
【0087】このようにして得られる本発明化合物は再
結晶法、カラムクロマト法などの常法により単離精製す
ることができる。得られる生成物がラセミ体であるとき
は、たとえば光学活性な酸との塩の分別再結晶により、
もしくは光学活性な担体を充填したカラムを通すことに
より、所望の光学活性体に分割することができる。個々
のジアステレオマーは分別結晶化、クロマトグラフィー
などの手段によって分離することができる。これらは光
学活性な原料化合物などを用いることによっても得られ
る。また、立体異性体は再結晶法、カラムクロマト法な
どにより単離することができる。
結晶法、カラムクロマト法などの常法により単離精製す
ることができる。得られる生成物がラセミ体であるとき
は、たとえば光学活性な酸との塩の分別再結晶により、
もしくは光学活性な担体を充填したカラムを通すことに
より、所望の光学活性体に分割することができる。個々
のジアステレオマーは分別結晶化、クロマトグラフィー
などの手段によって分離することができる。これらは光
学活性な原料化合物などを用いることによっても得られ
る。また、立体異性体は再結晶法、カラムクロマト法な
どにより単離することができる。
【0088】本発明の化合物、光学異性体またはその医
薬上許容しうる塩は、D4 受容体に対し選択的かつ強い
遮断作用を有するD4 受容体アンタゴニストであるた
め、陽性症状のみならず陰性症状に対しても効果を示す
有用な抗精神病薬である。またD2 受容体拮抗作用を有
する従来の抗精神病薬を投与した場合に見られる錐体外
路症状や内分泌異常といった副作用が軽減された抗精神
病薬として期待される。
薬上許容しうる塩は、D4 受容体に対し選択的かつ強い
遮断作用を有するD4 受容体アンタゴニストであるた
め、陽性症状のみならず陰性症状に対しても効果を示す
有用な抗精神病薬である。またD2 受容体拮抗作用を有
する従来の抗精神病薬を投与した場合に見られる錐体外
路症状や内分泌異常といった副作用が軽減された抗精神
病薬として期待される。
【0089】本発明の縮合トリアゾール化合物、その光
学異性体またはその医薬上許容しうる塩を医薬として用
いる場合、本発明化合物を製薬上許容しうる担体(賦形
剤、結合剤、崩壊剤、矯味剤、矯臭剤、乳化剤、希釈
剤、溶解補助剤など)と混合して得られる医薬組成物あ
るいは製剤(錠剤、ピル剤、カプセル剤、顆粒剤、散
剤、シロップ剤、エマルジョン剤、エリキシル剤、懸濁
剤、溶液剤、注射剤、点滴剤あるいは坐剤など)の形態
で経口的または非経口的に投与することができる。
学異性体またはその医薬上許容しうる塩を医薬として用
いる場合、本発明化合物を製薬上許容しうる担体(賦形
剤、結合剤、崩壊剤、矯味剤、矯臭剤、乳化剤、希釈
剤、溶解補助剤など)と混合して得られる医薬組成物あ
るいは製剤(錠剤、ピル剤、カプセル剤、顆粒剤、散
剤、シロップ剤、エマルジョン剤、エリキシル剤、懸濁
剤、溶液剤、注射剤、点滴剤あるいは坐剤など)の形態
で経口的または非経口的に投与することができる。
【0090】医薬組成物は通常の方法にしたがって製剤
化することができる。本明細書において、非経口とは、
皮下注射、静脈内注射、筋肉内注射、腹腔内注射あるい
は点滴法などを含むものである。注射用調剤、たとえば
無菌注射用水性懸濁物あるいは油性懸濁物は、適当な分
散化剤または湿化剤および懸濁化剤を用いて当該分野で
知られた方法で調製することができる。その無菌注射用
調剤は、また、たとえば水溶液などの非毒性の非経口投
与することのできる希釈剤あるいは溶剤中の無菌の注射
のできる溶液または懸濁液であってもよい。使用するこ
とのできるベーヒクルあるいは溶剤として許されるもの
としては、水、リンゲル液、等張食塩液などがあげられ
る。さらに、通常溶剤または懸濁化溶媒として無菌の不
揮発性油も用いることができる。このためには、いかな
る不揮発性油も脂肪酸も使用でき、天然あるいは合成あ
るいは半合成の脂肪性油または脂肪酸、そして天然ある
いは合成あるいは半合成のモノあるいはジあるいはトリ
グリセリド類も含められる。直腸投与用の坐剤は、その
薬物と適当な非刺激性の補形剤、たとえば、ココアバタ
ーやポリエチレングリコール類といった常温では固体で
あるが、腸管の温度では液体で、直腸内で融解し、薬物
を放出するものなどと混合して製造することができる。
経口投与用の固形投与剤型としては、粉剤、顆粒剤、錠
剤、ピル剤、カプセル剤などの上記したものがあげられ
る。そのような剤型において、活性成分化合物は少なく
とも一つの添加物、たとえばショ糖、乳糖、セルロース
糖、マニトール、マルチトール、デキストラン、デンプ
ン類、寒天、アルギネート類、キチン類、キトサン類、
ペクチン類、トラガントガム類、アラビアゴム類、ゼラ
チン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、合成ま
たは半合成のポリマー類またはグリセリド類と混合する
ことができる。そのような剤型物は、また、通常の如
く、さらなる添加物を含むことができ、たとえば不活性
希釈剤、マグネシウムステアレートなどの滑沢剤、パラ
ベン類、ソルビン類などの保存剤、アスコルビン酸、α
−トコフェロール、システインなどの抗酸化剤、崩壊
剤、結合剤、増粘剤、緩衝剤、甘味付与剤、フレーバー
付与剤、パーフューム剤などがあげられる。錠剤および
ピル剤はさらにエンテリックコーティングされて製造さ
れることもできる。経口投与用の液剤は、医薬として許
容されるエマルジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤、
懸濁剤、溶液剤などがあげられ、それらは当該分野で普
通用いられる不活性希釈剤、たとえば水を含んでいても
よい。
化することができる。本明細書において、非経口とは、
皮下注射、静脈内注射、筋肉内注射、腹腔内注射あるい
は点滴法などを含むものである。注射用調剤、たとえば
無菌注射用水性懸濁物あるいは油性懸濁物は、適当な分
散化剤または湿化剤および懸濁化剤を用いて当該分野で
知られた方法で調製することができる。その無菌注射用
調剤は、また、たとえば水溶液などの非毒性の非経口投
与することのできる希釈剤あるいは溶剤中の無菌の注射
のできる溶液または懸濁液であってもよい。使用するこ
とのできるベーヒクルあるいは溶剤として許されるもの
としては、水、リンゲル液、等張食塩液などがあげられ
る。さらに、通常溶剤または懸濁化溶媒として無菌の不
揮発性油も用いることができる。このためには、いかな
る不揮発性油も脂肪酸も使用でき、天然あるいは合成あ
るいは半合成の脂肪性油または脂肪酸、そして天然ある
いは合成あるいは半合成のモノあるいはジあるいはトリ
グリセリド類も含められる。直腸投与用の坐剤は、その
薬物と適当な非刺激性の補形剤、たとえば、ココアバタ
ーやポリエチレングリコール類といった常温では固体で
あるが、腸管の温度では液体で、直腸内で融解し、薬物
を放出するものなどと混合して製造することができる。
経口投与用の固形投与剤型としては、粉剤、顆粒剤、錠
剤、ピル剤、カプセル剤などの上記したものがあげられ
る。そのような剤型において、活性成分化合物は少なく
とも一つの添加物、たとえばショ糖、乳糖、セルロース
糖、マニトール、マルチトール、デキストラン、デンプ
ン類、寒天、アルギネート類、キチン類、キトサン類、
ペクチン類、トラガントガム類、アラビアゴム類、ゼラ
チン類、コラーゲン類、カゼイン、アルブミン、合成ま
たは半合成のポリマー類またはグリセリド類と混合する
ことができる。そのような剤型物は、また、通常の如
く、さらなる添加物を含むことができ、たとえば不活性
希釈剤、マグネシウムステアレートなどの滑沢剤、パラ
ベン類、ソルビン類などの保存剤、アスコルビン酸、α
−トコフェロール、システインなどの抗酸化剤、崩壊
剤、結合剤、増粘剤、緩衝剤、甘味付与剤、フレーバー
付与剤、パーフューム剤などがあげられる。錠剤および
ピル剤はさらにエンテリックコーティングされて製造さ
れることもできる。経口投与用の液剤は、医薬として許
容されるエマルジョン剤、シロップ剤、エリキシル剤、
懸濁剤、溶液剤などがあげられ、それらは当該分野で普
通用いられる不活性希釈剤、たとえば水を含んでいても
よい。
【0091】投与量は、年齢、体重、一般的健康状態、
性別、食事、投与時間、投与方法、排泄速度、薬物の組
み合わせ、患者のその時に治療を行っている病状の程度
に応じ、それらあるいはその他の要因を考慮して決めら
れる。本発明化合物、その光学異性体またはその医薬上
許容しうる塩は、低毒性で安全に使用することができ、
その1日の投与量は、患者の状態や体重、化合物の種
類、投与経路などによって異なるが、たとえば非経口的
には皮下、静脈内、筋肉内または直腸内に、約0.01
〜50mg/人/日、好ましくは0.01〜20mg/
人/日投与され、また経口的には約0.01〜150m
g/人/日、好ましくは0.1〜100mg/人/日投
与されることが望ましい。
性別、食事、投与時間、投与方法、排泄速度、薬物の組
み合わせ、患者のその時に治療を行っている病状の程度
に応じ、それらあるいはその他の要因を考慮して決めら
れる。本発明化合物、その光学異性体またはその医薬上
許容しうる塩は、低毒性で安全に使用することができ、
その1日の投与量は、患者の状態や体重、化合物の種
類、投与経路などによって異なるが、たとえば非経口的
には皮下、静脈内、筋肉内または直腸内に、約0.01
〜50mg/人/日、好ましくは0.01〜20mg/
人/日投与され、また経口的には約0.01〜150m
g/人/日、好ましくは0.1〜100mg/人/日投
与されることが望ましい。
【0092】
【実施例】以下、本発明を原料合成例、実施例、製剤処
方例および実験例により詳細に説明するが、本発明はこ
れらにより何ら限定されるものではない。 原料合成例1 ベンツェ(W.L.Bencze)らの方法[ジャーナ
ル・オブ・メディシナルケミストリー(J.Med.C
hem.)第14巻、40頁(1971)]に従い合成
を行った。
方例および実験例により詳細に説明するが、本発明はこ
れらにより何ら限定されるものではない。 原料合成例1 ベンツェ(W.L.Bencze)らの方法[ジャーナ
ル・オブ・メディシナルケミストリー(J.Med.C
hem.)第14巻、40頁(1971)]に従い合成
を行った。
【0093】α−テトラロン20gおよびアジ化ナトリ
ウム10gを含む300ml酢酸溶液に、50℃〜55
℃にて濃硫酸30mlを2〜3時間かけて滴下した。反
応終了後、炭酸ナトリウム水溶液にて処理し、反応液を
酢酸エチルにて抽出し、有機層を飽和食塩水にて洗浄し
た後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧
下留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチルのみ)にて分離精製することによ
り2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾア
ゼピン−1−オン1.12gを得た。
ウム10gを含む300ml酢酸溶液に、50℃〜55
℃にて濃硫酸30mlを2〜3時間かけて滴下した。反
応終了後、炭酸ナトリウム水溶液にて処理し、反応液を
酢酸エチルにて抽出し、有機層を飽和食塩水にて洗浄し
た後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧
下留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(酢酸エチルのみ)にて分離精製することによ
り2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾア
ゼピン−1−オン1.12gを得た。
【0094】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 )δ=2.12(2H,dt,J=6.6,7.3H
z),2.78(2H,dd,J=6.6,7.3H
z),3.18−3.28(2H,m),7.13(1
H,dd,J=1.3,7.3Hz),7.27−7.
40(2H,m),7.89−7.93(1H,m)
9.36(1H,m) また、本化合物はα−テトラロンとヒドロキシルアミン
とを作用させ、得られるオキシム体に対しベックマン転
位反応を行うことによっても得られる。 原料合成例2 クロマノン135gおよびアジ化ナトリウム77gを加
えた1000ml酢酸溶液に、50℃〜55℃にて濃硫
酸220mlを2〜3時間かけて滴下した。反応終了
後、炭酸ナトリウム水溶液にて処理し、反応液を酢酸エ
チルにて抽出し、有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去
し、得られた固体をトルエンから再結晶を行うことによ
り、2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼ
ピン−5−オン123gを得た。
3 )δ=2.12(2H,dt,J=6.6,7.3H
z),2.78(2H,dd,J=6.6,7.3H
z),3.18−3.28(2H,m),7.13(1
H,dd,J=1.3,7.3Hz),7.27−7.
40(2H,m),7.89−7.93(1H,m)
9.36(1H,m) また、本化合物はα−テトラロンとヒドロキシルアミン
とを作用させ、得られるオキシム体に対しベックマン転
位反応を行うことによっても得られる。 原料合成例2 クロマノン135gおよびアジ化ナトリウム77gを加
えた1000ml酢酸溶液に、50℃〜55℃にて濃硫
酸220mlを2〜3時間かけて滴下した。反応終了
後、炭酸ナトリウム水溶液にて処理し、反応液を酢酸エ
チルにて抽出し、有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去
し、得られた固体をトルエンから再結晶を行うことによ
り、2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼ
ピン−5−オン123gを得た。
【0095】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 ) δ=3.49(2H,dd,J=5.3,9.5
Hz),4.39(2H,dd,J=5.6,9.5H
z),7.00(1H,dd,J=1.3,7.9H
z),7,13(1H,ddd,J=1.3,7.9,
8.6Hz),7.42(1H,ddd,J=2.0,
7.9,8.6Hz),7.95(1H,dd,J=
2.0,7.9Hz),8.09(1H,br) 原料合成例3 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5gのN,N−ジメ
チルホルムアミド溶液50mlにN−クロロサクシンイ
ミド4.5gを加えた後、80℃で3〜4時間加熱撹拌
を行った。反応終了後、反応液を水洗し、有機層を酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた固体をトルエンから再結晶を行うことにより、7−
クロロ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキ
サゼピン−5−オン5.0gを得た。融点105〜10
6℃ 原料合成例4 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5gのN,N−ジメ
チルホルムアミド溶液50mlにN−ブロモサクシンイ
ミド6.0gを加え、80℃で3〜4時間加熱撹拌し
た。反応終了後、反応液を水洗し、有機層を酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた固体をトル
エンから再結晶を行うことにより、8−ブロモ−2,3
−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−
オン5.2gを得た。融点101〜103℃ 原料合成例5 酢酸10mlと硫酸10mlの混合溶液に氷冷下、原料
合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,4−
ベンゾオキサゼピン−5−オン3gを加えた後、発煙硝
酸0.83mlを滴下し、30分間撹拌した後、室温に
てさらに1時間撹拌した。反応終了後、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液にて反応液を処理し、有機層を酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた固体
をトルエンから再結晶を行うことにより、2,3−ジヒ
ドロ−7−ニトロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン
−5−オン4.8gを得た。融点210〜212℃ 原料合成例6 ホフマン(H.Hofmann)らの方法[リービッヒ
・アナーレン・ダー・ケミー(Liebigs.An
n.Chem.)916頁(1990)]に従い合成を
行った。
3 ) δ=3.49(2H,dd,J=5.3,9.5
Hz),4.39(2H,dd,J=5.6,9.5H
z),7.00(1H,dd,J=1.3,7.9H
z),7,13(1H,ddd,J=1.3,7.9,
8.6Hz),7.42(1H,ddd,J=2.0,
7.9,8.6Hz),7.95(1H,dd,J=
2.0,7.9Hz),8.09(1H,br) 原料合成例3 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5gのN,N−ジメ
チルホルムアミド溶液50mlにN−クロロサクシンイ
ミド4.5gを加えた後、80℃で3〜4時間加熱撹拌
を行った。反応終了後、反応液を水洗し、有機層を酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた固体をトルエンから再結晶を行うことにより、7−
クロロ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキ
サゼピン−5−オン5.0gを得た。融点105〜10
6℃ 原料合成例4 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5gのN,N−ジメ
チルホルムアミド溶液50mlにN−ブロモサクシンイ
ミド6.0gを加え、80℃で3〜4時間加熱撹拌し
た。反応終了後、反応液を水洗し、有機層を酢酸エチル
にて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウム
で乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた固体をトル
エンから再結晶を行うことにより、8−ブロモ−2,3
−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−
オン5.2gを得た。融点101〜103℃ 原料合成例5 酢酸10mlと硫酸10mlの混合溶液に氷冷下、原料
合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,4−
ベンゾオキサゼピン−5−オン3gを加えた後、発煙硝
酸0.83mlを滴下し、30分間撹拌した後、室温に
てさらに1時間撹拌した。反応終了後、炭酸水素ナトリ
ウム水溶液にて反応液を処理し、有機層を酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた固体
をトルエンから再結晶を行うことにより、2,3−ジヒ
ドロ−7−ニトロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン
−5−オン4.8gを得た。融点210〜212℃ 原料合成例6 ホフマン(H.Hofmann)らの方法[リービッヒ
・アナーレン・ダー・ケミー(Liebigs.An
n.Chem.)916頁(1990)]に従い合成を
行った。
【0096】2−(2,2−ジエトキシエトキシ)ベン
ズアミド3.0gおよびp−トルエンスルホン酸0.2
gを含む100mlのトルエン溶液を溶媒還流温度で1
2時間加熱撹拌した。反応終了後、飽和炭酸水素ナトリ
ウムにて反応液を処理し、酢酸エチルにて有機層を抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルムのみ)にて
分離精製することにより、1,4−ベンゾオキサゼピン
−5(4H)−オン1.2gを得た。融点124〜12
6℃ 原料合成例7 チオクロマノン20gおよびアジ化ナトリウム8.6g
を含む160mlの酢酸溶液に、50℃〜55℃にて濃
硫酸35mlを2〜3時間かけて滴下した。反応終了
後、炭酸ナトリウム水溶液にて処理し、反応液を酢酸エ
チルにて抽出し、有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精
製を行うことにより、2,3−ジヒドロ−4H−1,4
−ベンゾチアゼピン−5−オン5.4gを得た。融点1
87〜188℃。 原料合成例8 イドン(B.Iddon)らの方法[ジャーナル・オブ
・ケミカルソサエチィー・パーキントランスアクション
ズI(J.C.S.PerkinI)180頁(197
8)]に従い合成した。
ズアミド3.0gおよびp−トルエンスルホン酸0.2
gを含む100mlのトルエン溶液を溶媒還流温度で1
2時間加熱撹拌した。反応終了後、飽和炭酸水素ナトリ
ウムにて反応液を処理し、酢酸エチルにて有機層を抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルムのみ)にて
分離精製することにより、1,4−ベンゾオキサゼピン
−5(4H)−オン1.2gを得た。融点124〜12
6℃ 原料合成例7 チオクロマノン20gおよびアジ化ナトリウム8.6g
を含む160mlの酢酸溶液に、50℃〜55℃にて濃
硫酸35mlを2〜3時間かけて滴下した。反応終了
後、炭酸ナトリウム水溶液にて処理し、反応液を酢酸エ
チルにて抽出し、有機層を飽和食塩水にて洗浄した後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精
製を行うことにより、2,3−ジヒドロ−4H−1,4
−ベンゾチアゼピン−5−オン5.4gを得た。融点1
87〜188℃。 原料合成例8 イドン(B.Iddon)らの方法[ジャーナル・オブ
・ケミカルソサエチィー・パーキントランスアクション
ズI(J.C.S.PerkinI)180頁(197
8)]に従い合成した。
【0097】(2−フェニルエチル)アミン24gおよ
びトリエチルアミン20gを含む150mlクロロホル
ム溶液に、氷冷下撹拌しながらクロル蟻酸エチルのクロ
ロホルム溶液100mlを滴下した。滴下終了後、室温
にてさらに2時間撹拌した。反応終了後、減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣にジエチルエーテルを加え不溶物
を濾過し、濾液を蒸留することによりエチル N−(2
−フェニルエチル)カルバメート27.5gを得た。沸
点114℃(0.6mmHg) 次に、エチル N−(2−フェニルエチル)カルバメー
ト27.5gを120℃のポリリン酸に添加し、さらに
1時間加熱撹拌の後、反応液を水で処理した。クロロホ
ルムにて有機層を抽出し、飽和炭酸水素ナトリウムにて
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣を蒸留することにより3,4−
ジヒドロイソキノリン−1−オン11.2gを得た。沸
点150℃(0.4mmHg) 原料合成例9 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン10gのジクロロエ
タン溶液100mlに氷冷下、無水酢酸17.3gおよ
び塩化アルミニウム133gを加えた後、室温において
1時間、さらに溶媒環流温度で1時間加熱撹拌した。反
応終了後、反応液を氷冷水にあけ、濃塩酸にて酸性にし
た後、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に減圧下溶媒を留去し
得られた固体をイソプロピルアルコールにて再結晶する
ことにより1−アセチル−2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン9.8gが得ら
れた。
びトリエチルアミン20gを含む150mlクロロホル
ム溶液に、氷冷下撹拌しながらクロル蟻酸エチルのクロ
ロホルム溶液100mlを滴下した。滴下終了後、室温
にてさらに2時間撹拌した。反応終了後、減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣にジエチルエーテルを加え不溶物
を濾過し、濾液を蒸留することによりエチル N−(2
−フェニルエチル)カルバメート27.5gを得た。沸
点114℃(0.6mmHg) 次に、エチル N−(2−フェニルエチル)カルバメー
ト27.5gを120℃のポリリン酸に添加し、さらに
1時間加熱撹拌の後、反応液を水で処理した。クロロホ
ルムにて有機層を抽出し、飽和炭酸水素ナトリウムにて
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣を蒸留することにより3,4−
ジヒドロイソキノリン−1−オン11.2gを得た。沸
点150℃(0.4mmHg) 原料合成例9 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン10gのジクロロエ
タン溶液100mlに氷冷下、無水酢酸17.3gおよ
び塩化アルミニウム133gを加えた後、室温において
1時間、さらに溶媒環流温度で1時間加熱撹拌した。反
応終了後、反応液を氷冷水にあけ、濃塩酸にて酸性にし
た後、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に減圧下溶媒を留去し
得られた固体をイソプロピルアルコールにて再結晶する
ことにより1−アセチル−2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン9.8gが得ら
れた。
【0098】上記化合物5.5gのトリフルオロ酢酸1
00ml溶液にトリエチルシラン21.3mlを加え、
室温において1時間撹拌した。反応終了後、反応液を炭
酸カリウム水溶液にて処理し、有機層を酢酸エチルにて
抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。
次に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル
=20:1)にて分離精製することにより2,3−ジヒ
ドロ−7−エチル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン
−5−オン4.5gを得た。
00ml溶液にトリエチルシラン21.3mlを加え、
室温において1時間撹拌した。反応終了後、反応液を炭
酸カリウム水溶液にて処理し、有機層を酢酸エチルにて
抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。
次に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル
=20:1)にて分離精製することにより2,3−ジヒ
ドロ−7−エチル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン
−5−オン4.5gを得た。
【0099】1H−NMR;δ=1.22(t,3
H)、2.65(q,2H)、3.41−3.50
(m,2H)、4.33(s,2H)、6.93(d,
1H)、7.25(dd,1H)、7.76(d,1
H)、7.98−8.13(br,1H) 原料合成例10 クロロプロピオン酸190g、炭酸水素ナトリウム14
5gの水溶液600mlにハイドロキノンモノメチルエ
ーテル210g、水酸化カリウム120gの水溶液60
0mlを加え、85〜95℃で3日間撹拌した。反応終
了後、10%塩酸にてpH5に調整し、エチルエーテル
にて有機層を抽出し、更に水層をエチルエーテルにて抽
出した。次に、エーテル層を10%炭酸水素ナトリウム
水にて洗浄した。洗浄液を再び10%塩酸にてpH5に
戻すと白色結晶が得られた。これをクロロホルムにて抽
出し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、得られた固体をベンゼンにて再結晶すること
により3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸5
6.7gを得た。融点106〜107℃ 次に、無水酢酸200mlに対し、上記の3−(4−メ
トキシフェニル)プロピオン酸56.7g、リン酸1m
lを加え、138〜140℃で7時間加熱環流した。反
応終了後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて処理し、ク
ロロホルムにて抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた残渣を減圧
下蒸留することにより6−メトキシクロマノン41gを
得た。沸点65〜75/0.14mmHg 上記の6−メトキシクロマノン30g、アジ化ナトリウ
ム14.2gを氷酢酸200mlに溶解させ50〜55
℃を維持しながら濃硫酸40mlを1〜2時間かけて滴
下した。反応終了後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて
処理し、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無
水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し
得られた固体をトルエンにて再結晶することにより2,
3−ジヒドロ−7−メトキシ−4H−1,4−ベンゾオ
キサゼピン−5−オン19gを得た。融点85〜86℃ 原料合成例11 6,7−ジメトキシクロマノン、アジ化ナトリウムおよ
び濃硫酸を用いて原料合成例2と同様な反応および処理
を行うことにより、2,3−ジヒドロ−7,8−ジメト
キシ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オンが
得られる。 原料合成例12 7−メチルクロマノン、アジ化ナトリウムおよび濃硫酸
を用いて原料合成例2と同様な反応および処理を行うこ
とにより、2,3−ジヒドロ−7−メチル−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例13 7−メトキシチオクロマノン、アジ化ナトリウムおよび
濃硫酸を用いて原料合成例2と同様な反応および処理を
行うことにより、2,3−ジヒドロ−7−メトキシ−4
H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例14 原料合成例1で得られた2,3,4,5−テトラヒドロ
−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンとN−クロロサ
クシンイミドを用いて原料合成例3と同様な反応および
処理を行うことにより、7−クロロ−2,3,4,5−
テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンが
得られる。 原料合成例15 原料合成例7で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾチアゼピン−5−オンとN−クロロサクシン
イミドを用いて原料合成例3と同様な反応および処理を
行うことにより、7−クロロ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例16 原料合成例8で得られた3,4−ジヒドロイソキノリン
−1−オンとN−クロロサクシンイミドを用いて原料合
成例3と同様な反応および処理を行うことにより、7−
クロロ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−オンが得
られる。 原料合成例17 原料合成例1で得られる2,3,4,5−テトラヒドロ
−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンとN−ブロモサ
クシンイミドを用いて原料合成例4と同様な反応および
処理を行うことにより、8−ブロモ−2,3,4,5−
テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンが
得られる。 原料合成例18 原料合成例7で得られる2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾチアゼピン−5−オンとN−ブロモサクシン
イミドを用いて原料合成例4と同様な反応および処理を
行うことにより、7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例19 2−(2,2−ジエトキシエチルスルファニル)ベンズ
アミドを用いて、原料合成例6と同様な反応および処理
を行うことにより、1,4−ベンゾチアゼピン−5(4
H)−オンが得られる。 原料合成例20 コラル(C.Corral)らの方法[ジャーナル・オ
ブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.Hete
rocyclic.Chem.)第99巻、99頁(1
977)]に従って、1−ベンジル−2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンが得られ
る。
H)、2.65(q,2H)、3.41−3.50
(m,2H)、4.33(s,2H)、6.93(d,
1H)、7.25(dd,1H)、7.76(d,1
H)、7.98−8.13(br,1H) 原料合成例10 クロロプロピオン酸190g、炭酸水素ナトリウム14
5gの水溶液600mlにハイドロキノンモノメチルエ
ーテル210g、水酸化カリウム120gの水溶液60
0mlを加え、85〜95℃で3日間撹拌した。反応終
了後、10%塩酸にてpH5に調整し、エチルエーテル
にて有機層を抽出し、更に水層をエチルエーテルにて抽
出した。次に、エーテル層を10%炭酸水素ナトリウム
水にて洗浄した。洗浄液を再び10%塩酸にてpH5に
戻すと白色結晶が得られた。これをクロロホルムにて抽
出し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、得られた固体をベンゼンにて再結晶すること
により3−(4−メトキシフェニル)プロピオン酸5
6.7gを得た。融点106〜107℃ 次に、無水酢酸200mlに対し、上記の3−(4−メ
トキシフェニル)プロピオン酸56.7g、リン酸1m
lを加え、138〜140℃で7時間加熱環流した。反
応終了後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて処理し、ク
ロロホルムにて抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた残渣を減圧
下蒸留することにより6−メトキシクロマノン41gを
得た。沸点65〜75/0.14mmHg 上記の6−メトキシクロマノン30g、アジ化ナトリウ
ム14.2gを氷酢酸200mlに溶解させ50〜55
℃を維持しながら濃硫酸40mlを1〜2時間かけて滴
下した。反応終了後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて
処理し、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無
水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し
得られた固体をトルエンにて再結晶することにより2,
3−ジヒドロ−7−メトキシ−4H−1,4−ベンゾオ
キサゼピン−5−オン19gを得た。融点85〜86℃ 原料合成例11 6,7−ジメトキシクロマノン、アジ化ナトリウムおよ
び濃硫酸を用いて原料合成例2と同様な反応および処理
を行うことにより、2,3−ジヒドロ−7,8−ジメト
キシ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オンが
得られる。 原料合成例12 7−メチルクロマノン、アジ化ナトリウムおよび濃硫酸
を用いて原料合成例2と同様な反応および処理を行うこ
とにより、2,3−ジヒドロ−7−メチル−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例13 7−メトキシチオクロマノン、アジ化ナトリウムおよび
濃硫酸を用いて原料合成例2と同様な反応および処理を
行うことにより、2,3−ジヒドロ−7−メトキシ−4
H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例14 原料合成例1で得られた2,3,4,5−テトラヒドロ
−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンとN−クロロサ
クシンイミドを用いて原料合成例3と同様な反応および
処理を行うことにより、7−クロロ−2,3,4,5−
テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンが
得られる。 原料合成例15 原料合成例7で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾチアゼピン−5−オンとN−クロロサクシン
イミドを用いて原料合成例3と同様な反応および処理を
行うことにより、7−クロロ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例16 原料合成例8で得られた3,4−ジヒドロイソキノリン
−1−オンとN−クロロサクシンイミドを用いて原料合
成例3と同様な反応および処理を行うことにより、7−
クロロ−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−オンが得
られる。 原料合成例17 原料合成例1で得られる2,3,4,5−テトラヒドロ
−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンとN−ブロモサ
クシンイミドを用いて原料合成例4と同様な反応および
処理を行うことにより、8−ブロモ−2,3,4,5−
テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オンが
得られる。 原料合成例18 原料合成例7で得られる2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾチアゼピン−5−オンとN−ブロモサクシン
イミドを用いて原料合成例4と同様な反応および処理を
行うことにより、7−ブロモ−2,3−ジヒドロ−4H
−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンが得られる。 原料合成例19 2−(2,2−ジエトキシエチルスルファニル)ベンズ
アミドを用いて、原料合成例6と同様な反応および処理
を行うことにより、1,4−ベンゾチアゼピン−5(4
H)−オンが得られる。 原料合成例20 コラル(C.Corral)らの方法[ジャーナル・オ
ブ・ヘテロサイクリック・ケミストリー(J.Hete
rocyclic.Chem.)第99巻、99頁(1
977)]に従って、1−ベンジル−2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンが得られ
る。
【0100】ベンゼン10ml中0.075モル量の塩
化アルミニウムに、0.1モル量のN−ベンジルアント
ラニル酸メチルおよび0.075モル量のアジリジンを
添加して90℃で45分間加熱攪拌し、次いで反応液を
氷冷水に加えることによって、1−ベンジル−2,3−
ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オン
の結晶が得られる。 原料合成例21 塩化アルミニウム、N−メチルアントラニル酸メチルお
よびアジリジンを用いて原料合成例20と同様な反応お
よび処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ−1−メ
チル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンが得
られる。 原料合成例22 原料合成例1で得られた2,3,4,5−テトラヒドロ
−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オン0.97gおよ
びLawesson試薬1.33gを加えた30mlト
ルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反
応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し有機層を酢
酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた固体をトルエンから再結晶を行うことにより、2,
3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン
−1−チオン1.1gを得た。
化アルミニウムに、0.1モル量のN−ベンジルアント
ラニル酸メチルおよび0.075モル量のアジリジンを
添加して90℃で45分間加熱攪拌し、次いで反応液を
氷冷水に加えることによって、1−ベンジル−2,3−
ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オン
の結晶が得られる。 原料合成例21 塩化アルミニウム、N−メチルアントラニル酸メチルお
よびアジリジンを用いて原料合成例20と同様な反応お
よび処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ−1−メ
チル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンが得
られる。 原料合成例22 原料合成例1で得られた2,3,4,5−テトラヒドロ
−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オン0.97gおよ
びLawesson試薬1.33gを加えた30mlト
ルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反
応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し有機層を酢
酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得ら
れた固体をトルエンから再結晶を行うことにより、2,
3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン
−1−チオン1.1gを得た。
【0101】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 )δ=3.16(2H,t,J=5.9Hz),3.
38(2H,dd,J=5.9,6.6Hz),7.3
9(2H,m),7.51−7.54(1H,m),
7.67−7.71(1H,m)8.14(1H,b
r) 原料合成例23 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン44gおよびLaw
esson試薬55gを加えた300mlトルエン溶液
を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反応液を炭酸
水素ナトリウム水溶液にて処理し有機層を酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた固体を
トルエンから再結晶を行うことにより、2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン4
8gを得た。
3 )δ=3.16(2H,t,J=5.9Hz),3.
38(2H,dd,J=5.9,6.6Hz),7.3
9(2H,m),7.51−7.54(1H,m),
7.67−7.71(1H,m)8.14(1H,b
r) 原料合成例23 原料合成例2で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾオキサゼピン−5−オン44gおよびLaw
esson試薬55gを加えた300mlトルエン溶液
を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反応液を炭酸
水素ナトリウム水溶液にて処理し有機層を酢酸エチルに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムにて乾燥した。溶媒を減圧下留去し、得られた固体を
トルエンから再結晶を行うことにより、2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン4
8gを得た。
【0102】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 )δ=3.50(2H,dd,J=5.9,11.2
Hz),4.42(2H,dd,J=5.9,11.2
Hz),7.04(1H,dd,J=1.3,7.9H
z),7.19(1H,ddd,J=1.3,7.2,
8.4Hz),7.42(1H,ddd,J=2.0,
7.9,8.4Hz),8.01(1H,dd,J=
2.0,7.2Hz),9.83(1H,br) 原料合成例24 原料合成例3で得られた7−クロロ−2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5gお
よびLawesson試薬5.3gを加えた50mlト
ルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反
応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し得ら
れた固体をトルエンから再結晶することにより、7−ク
ロロ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサ
ゼピン−5−チオン4.2gを得た。融点127〜12
8℃ 原料合成例25 原料合成例4で得られた7−ブロモ−2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5.2
gおよびLawesson試薬4.5gを加えた50m
lトルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了
後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有
機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し
得られた固体をトルエンから再結晶することにより、7
−ブロモ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオ
キサゼピン−5−チオン4.8gを得た。融点139〜
141℃ 原料合成例26 原料合成例5で得られた2,3−ジヒドロ−7−ニトロ
−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン2.0
gおよびLawesson試薬1.0gを加えた30m
lトルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了
後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有
機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し
得られた固体をトルエンから再結晶することにより、
2,3−ジヒドロ−7−ニトロ−4H−1,4−ベンゾ
オキサゼピン−5−チオン1.8gを得た。融点231
〜232℃ 原料合成例27 原料合成例6で得られた1,4−ベンゾオキサゼピン−
5(4H)−オン5gおよびLawesson試薬6.
5gを加えた60mlトルエン溶液を3〜4時間加熱還
流した。反応終了後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶
液にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食
塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下溶媒を留去し得られた固体をトルエンから再結晶す
ることにより、1,4−ベンゾオキサゼピン−5(4
H)−チオン3.4gを得た。融点110〜112℃ 原料合成例28 原料合成例7で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾチアゼピン−5−オン5.4gおよびLaw
esson試薬6.7gを加えた120mlトルエン溶
液を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反応液を炭
酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有機層を酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた固体を
トルエンから再結晶することにより、2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン3.8
gを得た。融点142〜145℃ 原料合成例29 原料合成例8で得られた3,4−ジヒドロイソキノリン
−1−オン11.2gおよびLawesson試薬17
gを加えた200mlトルエン溶液を3〜4時間加熱還
流した。反応終了後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶
液にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食
塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下溶媒を留去し得られた固体をトルエンから再結晶す
ることにより、3,4−ジヒドロイソキノリン−1−チ
オン10.2gを得た。融点95〜98℃ 原料合成例30 原料合成例9で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチル
−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オン4.5
g、Lawesson試薬4.8gのトルエン溶液50
mlを溶媒環流温度で6時間加熱撹拌した。反応終了
後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精製
することにより2,3−ジヒドロ−7−エチル−4H−
1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン4.5gを得
た。融点81〜82℃ 原料合成例31 原料合成例10で得られた2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オン3.
9g、Lawesson試薬4.1gのトルエン溶液5
0mlを溶媒環流温度で6時間加熱撹拌した。反応終了
後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し得られた残渣にトルエンを加え結晶化させた後、トル
エンにて再結晶することにより2,3−ジヒドロ−7−
メトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオ
ン4.5gを得た。融点111〜112℃ 原料合成例32 原料合成例11で得られる2,3−ジヒドロ−7,8−
ジメトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オ
ン、Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同
様な反応操作を行うことにより2,3−ジヒドロ−7,
8−ジメトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5
−チオンが得られる。 原料合成例33 原料合成例12で得られた2,3−ジヒドロ−7−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オンおよ
びLawesson試薬を用いて原料合成例22と同様
な反応および処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ
−7−メチル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5
−チオンが得られる。 原料合成例34 原料合成例13で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンおよ
びLawesson試薬を用いて原料合成例22と同様
な反応および処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ
−7−メトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5
−チオンが得られる。 原料合成例35 原料合成例14で得られる7−クロロ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オン
およびLawesson試薬を用いて原料合成例22と
同様な反応および処理を行うことにより、7−クロロ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼ
ピン−1−チオンが得られる。 原料合成例36 原料合成例15で得られる7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンおよび
Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同様な
反応および処理を行うことにより、7−クロロ−2,3
−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チ
オンが得られる。 原料合成例37 原料合成例16で得られる、7−クロロ−3,4−ジヒ
ドロイソキノリン−1−オンおよびLawesson試
薬を用いて原料合成例22と同様な反応および処理を行
うことにより、7−クロロ−3,4−ジヒドロイソキノ
リン−1−チオンが得られる。 原料合成例38 原料合成例17で得られる7−ブロモ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オン
およびLawesson試薬を用いて原料合成例22と
同様な反応および処理を行うことにより、7−ブロモ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼ
ピン−1−チオンが得られる。 原料合成例39 原料合成例18で得られる7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンおよび
Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同様な
反応および処理を行うことにより、7−ブロモ−2,3
−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チ
オンが得られる。 原料合成例40 原料合成例19で得られる1,4−ベンゾチアゼピン−
5−オンおよびLawesson試薬を用いて原料合成
例22と同様な反応および処理を行うことにより、1,
4−ベンゾチアゼピン−5−チオンが得られる。 原料合成例41 原料合成例20で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンおよ
びLawesson試薬を用いて原料合成例28と同様
な反応および処理を行うことにより、1−ベンジル−
2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−
5−チオンが得られる。 原料合成例42 原料合成例21で得られる2,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンおよび
Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同様な
反応および処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ−
1−メチル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−チ
オンが得られる。 原料合成例43 原料合成例22で得られた2,3,4,5−テトラヒド
ロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−チオン1.1gを
水20mlとテトラヒドロフラン20mlから成る混合
溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム0.7gおよびヨ
ウ化メチル1gを加え、室温下1時間撹拌した。反応終
了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、残渣にn−ヘキサンを加
えることることにより結晶として4,5−ジヒドロ−1
−メチルチオ−3H−2−ベンゾアゼピン0.6gを得
た。融点64℃〜65℃ 原料合成例44 原料合成例23で得られた2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン48.0gを
水200mlとテトラヒドロフラン200mlから成る
混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム30gおよび
ヨウ化メチル162gを加え、室温下1時間撹拌した。
反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルムの
み)にて分離精製することのより、2,3−ジヒドロ−
5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン41.0
gを得た。
3 )δ=3.50(2H,dd,J=5.9,11.2
Hz),4.42(2H,dd,J=5.9,11.2
Hz),7.04(1H,dd,J=1.3,7.9H
z),7.19(1H,ddd,J=1.3,7.2,
8.4Hz),7.42(1H,ddd,J=2.0,
7.9,8.4Hz),8.01(1H,dd,J=
2.0,7.2Hz),9.83(1H,br) 原料合成例24 原料合成例3で得られた7−クロロ−2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5gお
よびLawesson試薬5.3gを加えた50mlト
ルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反
応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し得ら
れた固体をトルエンから再結晶することにより、7−ク
ロロ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオキサ
ゼピン−5−チオン4.2gを得た。融点127〜12
8℃ 原料合成例25 原料合成例4で得られた7−ブロモ−2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン5.2
gおよびLawesson試薬4.5gを加えた50m
lトルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了
後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有
機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し
得られた固体をトルエンから再結晶することにより、7
−ブロモ−2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾオ
キサゼピン−5−チオン4.8gを得た。融点139〜
141℃ 原料合成例26 原料合成例5で得られた2,3−ジヒドロ−7−ニトロ
−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オン2.0
gおよびLawesson試薬1.0gを加えた30m
lトルエン溶液を3〜4時間加熱還流した。反応終了
後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有
機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し
得られた固体をトルエンから再結晶することにより、
2,3−ジヒドロ−7−ニトロ−4H−1,4−ベンゾ
オキサゼピン−5−チオン1.8gを得た。融点231
〜232℃ 原料合成例27 原料合成例6で得られた1,4−ベンゾオキサゼピン−
5(4H)−オン5gおよびLawesson試薬6.
5gを加えた60mlトルエン溶液を3〜4時間加熱還
流した。反応終了後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶
液にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食
塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下溶媒を留去し得られた固体をトルエンから再結晶す
ることにより、1,4−ベンゾオキサゼピン−5(4
H)−チオン3.4gを得た。融点110〜112℃ 原料合成例28 原料合成例7で得られた2,3−ジヒドロ−4H−1,
4−ベンゾチアゼピン−5−オン5.4gおよびLaw
esson試薬6.7gを加えた120mlトルエン溶
液を3〜4時間加熱還流した。反応終了後、反応液を炭
酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有機層を酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた固体を
トルエンから再結晶することにより、2,3−ジヒドロ
−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン3.8
gを得た。融点142〜145℃ 原料合成例29 原料合成例8で得られた3,4−ジヒドロイソキノリン
−1−オン11.2gおよびLawesson試薬17
gを加えた200mlトルエン溶液を3〜4時間加熱還
流した。反応終了後、反応液を炭酸水素ナトリウム水溶
液にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食
塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下溶媒を留去し得られた固体をトルエンから再結晶す
ることにより、3,4−ジヒドロイソキノリン−1−チ
オン10.2gを得た。融点95〜98℃ 原料合成例30 原料合成例9で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチル
−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オン4.5
g、Lawesson試薬4.8gのトルエン溶液50
mlを溶媒環流温度で6時間加熱撹拌した。反応終了
後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精製
することにより2,3−ジヒドロ−7−エチル−4H−
1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン4.5gを得
た。融点81〜82℃ 原料合成例31 原料合成例10で得られた2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オン3.
9g、Lawesson試薬4.1gのトルエン溶液5
0mlを溶媒環流温度で6時間加熱撹拌した。反応終了
後、反応液を炭酸カリウム水溶液にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し得られた残渣にトルエンを加え結晶化させた後、トル
エンにて再結晶することにより2,3−ジヒドロ−7−
メトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオ
ン4.5gを得た。融点111〜112℃ 原料合成例32 原料合成例11で得られる2,3−ジヒドロ−7,8−
ジメトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オ
ン、Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同
様な反応操作を行うことにより2,3−ジヒドロ−7,
8−ジメトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5
−チオンが得られる。 原料合成例33 原料合成例12で得られた2,3−ジヒドロ−7−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−オンおよ
びLawesson試薬を用いて原料合成例22と同様
な反応および処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ
−7−メチル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5
−チオンが得られる。 原料合成例34 原料合成例13で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンおよ
びLawesson試薬を用いて原料合成例22と同様
な反応および処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ
−7−メトキシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5
−チオンが得られる。 原料合成例35 原料合成例14で得られる7−クロロ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オン
およびLawesson試薬を用いて原料合成例22と
同様な反応および処理を行うことにより、7−クロロ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼ
ピン−1−チオンが得られる。 原料合成例36 原料合成例15で得られる7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンおよび
Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同様な
反応および処理を行うことにより、7−クロロ−2,3
−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チ
オンが得られる。 原料合成例37 原料合成例16で得られる、7−クロロ−3,4−ジヒ
ドロイソキノリン−1−オンおよびLawesson試
薬を用いて原料合成例22と同様な反応および処理を行
うことにより、7−クロロ−3,4−ジヒドロイソキノ
リン−1−チオンが得られる。 原料合成例38 原料合成例17で得られる7−ブロモ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−オン
およびLawesson試薬を用いて原料合成例22と
同様な反応および処理を行うことにより、7−ブロモ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼ
ピン−1−チオンが得られる。 原料合成例39 原料合成例18で得られる7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−オンおよび
Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同様な
反応および処理を行うことにより、7−ブロモ−2,3
−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チ
オンが得られる。 原料合成例40 原料合成例19で得られる1,4−ベンゾチアゼピン−
5−オンおよびLawesson試薬を用いて原料合成
例22と同様な反応および処理を行うことにより、1,
4−ベンゾチアゼピン−5−チオンが得られる。 原料合成例41 原料合成例20で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンおよ
びLawesson試薬を用いて原料合成例28と同様
な反応および処理を行うことにより、1−ベンジル−
2,3−ジヒドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−
5−チオンが得られる。 原料合成例42 原料合成例21で得られる2,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−オンおよび
Lawesson試薬を用いて原料合成例22と同様な
反応および処理を行うことにより、2,3−ジヒドロ−
1−メチル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−チ
オンが得られる。 原料合成例43 原料合成例22で得られた2,3,4,5−テトラヒド
ロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−チオン1.1gを
水20mlとテトラヒドロフラン20mlから成る混合
溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム0.7gおよびヨ
ウ化メチル1gを加え、室温下1時間撹拌した。反応終
了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、残渣にn−ヘキサンを加
えることることにより結晶として4,5−ジヒドロ−1
−メチルチオ−3H−2−ベンゾアゼピン0.6gを得
た。融点64℃〜65℃ 原料合成例44 原料合成例23で得られた2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン48.0gを
水200mlとテトラヒドロフラン200mlから成る
混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム30gおよび
ヨウ化メチル162gを加え、室温下1時間撹拌した。
反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルムの
み)にて分離精製することのより、2,3−ジヒドロ−
5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン41.0
gを得た。
【0103】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 )δ=2.58(3H,s),3.74(2H,t,
J=5.3Hz),4.54(2H,t,J=5.3H
z),7.03(1H,dd,J=1.3,7.9H
z),7.11(1H,ddd,J=2.0,7.3,
7.9Hz),7.37(1H,ddd,J=1.3,
7.3,7.9Hz),7.57(1H,dd,2.
0,7.9Hz) 原料合成例45 原料合成例24で得られた7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
4.0gを水40mlとテトラヒドロフラン40mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム2.1
gおよびヨウ化メチル2.3gを加え、室温下1時間撹
拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルムのみ)にて分離精製することのより、7−クロロ−
2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオ
キサゼピン44.2gを得た。 原料合成例46 原料合成例25で得られた7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
4.8gを水50mlとテトラヒドロフラン50mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム2.1
gおよびヨウ化メチル3gを加え、室温下1時間撹拌し
た。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エ
チルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
のみ)にて分離精製することのより、7−ブロモ−2,
3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサ
ゼピン5.2gを得た。 原料合成例47 原料合成例26で得られた2,3−ジヒドロ−7−ニト
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
1.8gを水20mlとテトラヒドロフラン20mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム0.9
gおよびヨウ化メチル0.55mlを加え、室温下1時
間撹拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層
を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルムのみ)にて分離精製することにより、2,3−
ジヒドロ−7−ニトロ−5−メチルチオ−1,4−ベン
ゾオキサゼピン1.3gを得た。 原料合成例48 原料合成例27で得られた1,4−ベンゾオキサゼピン
−5(4H)−チオン3.2gを水30mlとテトラヒ
ドロフラン30mlから成る混合溶媒に溶解させた後、
水酸化カリウム2.0gおよびヨウ化メチル1.26m
lを加え、室温下1時間撹拌した。反応終了後、反応液
を水で処理し、有機層を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルムのみ)にて分離精製する
ことにより、5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼ
ピン2.8gを得た。 原料合成例49 原料合成例28で得られた2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン3.8gを水3
0mlとテトラヒドロフラン30mlから成る混合溶媒
に溶解させた後、水酸化カリウム2.1gおよびヨウ化
メチル3.4gを加え、室温下1時間撹拌した。反応終
了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルムのみ)にて
分離精製することにより、2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾチアゼピン2.1gを得た。
3 )δ=2.58(3H,s),3.74(2H,t,
J=5.3Hz),4.54(2H,t,J=5.3H
z),7.03(1H,dd,J=1.3,7.9H
z),7.11(1H,ddd,J=2.0,7.3,
7.9Hz),7.37(1H,ddd,J=1.3,
7.3,7.9Hz),7.57(1H,dd,2.
0,7.9Hz) 原料合成例45 原料合成例24で得られた7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
4.0gを水40mlとテトラヒドロフラン40mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム2.1
gおよびヨウ化メチル2.3gを加え、室温下1時間撹
拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルムのみ)にて分離精製することのより、7−クロロ−
2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオ
キサゼピン44.2gを得た。 原料合成例46 原料合成例25で得られた7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
4.8gを水50mlとテトラヒドロフラン50mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム2.1
gおよびヨウ化メチル3gを加え、室温下1時間撹拌し
た。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エ
チルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
のみ)にて分離精製することのより、7−ブロモ−2,
3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサ
ゼピン5.2gを得た。 原料合成例47 原料合成例26で得られた2,3−ジヒドロ−7−ニト
ロ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
1.8gを水20mlとテトラヒドロフラン20mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム0.9
gおよびヨウ化メチル0.55mlを加え、室温下1時
間撹拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層
を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルムのみ)にて分離精製することにより、2,3−
ジヒドロ−7−ニトロ−5−メチルチオ−1,4−ベン
ゾオキサゼピン1.3gを得た。 原料合成例48 原料合成例27で得られた1,4−ベンゾオキサゼピン
−5(4H)−チオン3.2gを水30mlとテトラヒ
ドロフラン30mlから成る混合溶媒に溶解させた後、
水酸化カリウム2.0gおよびヨウ化メチル1.26m
lを加え、室温下1時間撹拌した。反応終了後、反応液
を水で処理し、有機層を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩
水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルムのみ)にて分離精製する
ことにより、5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼ
ピン2.8gを得た。 原料合成例49 原料合成例28で得られた2,3−ジヒドロ−4H−
1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン3.8gを水3
0mlとテトラヒドロフラン30mlから成る混合溶媒
に溶解させた後、水酸化カリウム2.1gおよびヨウ化
メチル3.4gを加え、室温下1時間撹拌した。反応終
了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エチルで抽出
し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルムのみ)にて
分離精製することにより、2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾチアゼピン2.1gを得た。
【0104】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 )δ=2.49(3H,s),3.54(2H,d
d,J=5.3,6.9Hz),3.69(2H,d
d,J=4.0,6.9Hz),7.33−7.39
(3H,m),7.52(1H,dd,7.3,9.2
Hz) 原料合成例50 原料合成例29で得られた3,4−ジヒドロイソキノリ
ン−1−チオン10.2gを水30mlとテトラヒドロ
フラン30mlから成る混合溶媒に溶解させた後、水酸
化カリウム7gおよびヨウ化メチル14gを加え、室温
下1時間撹拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、
有機層を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルムのみ)にて分離精製することにより、
3,4−ジヒドロ−1−メチルチオ−イソキノリン9.
0gを得た。
3 )δ=2.49(3H,s),3.54(2H,d
d,J=5.3,6.9Hz),3.69(2H,d
d,J=4.0,6.9Hz),7.33−7.39
(3H,m),7.52(1H,dd,7.3,9.2
Hz) 原料合成例50 原料合成例29で得られた3,4−ジヒドロイソキノリ
ン−1−チオン10.2gを水30mlとテトラヒドロ
フラン30mlから成る混合溶媒に溶解させた後、水酸
化カリウム7gおよびヨウ化メチル14gを加え、室温
下1時間撹拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、
有機層を酢酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルムのみ)にて分離精製することにより、
3,4−ジヒドロ−1−メチルチオ−イソキノリン9.
0gを得た。
【0105】1H−NMR(270 MHz,CDCl
3 )δ=2.44(3H,s),2.73(2H,t,
J=7.3Hz),3.75(2H,t,J=7.3H
z),7.17(1H,d,J=7.3Hz),7.2
7−7.35(2H,m),7.64(1H,dd,
1.3,8.4Hz) 原料合成例51 原料合成例30で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン3.
5gを水30mlとテトラヒドロフラン30mlから成
る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム1.9gお
よびヨウ化メチル2.3gを加え、室温下1時間撹拌し
た。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エ
チルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
のみ)にて分離精製することにより、2,3−ジヒドロ
−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン3.5
gを得た。 原料合成例52 原料合成例31で得られた2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
3.7gを水30mlとテトラヒドロフラン30mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム1.9
gおよびヨウ化メチル2.3gを加え、室温下1時間撹
拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルムのみ)にて分離精製することにより、2,3−ジヒ
ドロ−7−メトキシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾ
オキサゼピン1.72gを得た。融点46〜48℃ 原料合成例53 原料合成例32で得られる2,3−ジヒドロ−7,8−
ジメトキシ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−
チオンおよびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原
料合成例22と同様な反応および処理を行うことによ
り、2,3−ジヒドロ−7,8−ジメトキシ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンが得られる。 原料合成例54 原料合成例33で得られる2,3−ジヒドロ−7−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオンお
よびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例
22と同様な反応および処理を行うことにより、2,3
−ジヒドロ−7−メチル−5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾオキサゼピンが得られる。 原料合成例55 原料合成例34で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオンお
よびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例
22と同様な反応および処理を行うことにより、2,3
−ジヒドロ−7−メトキシ−5−メチルチオ−1,4−
ベンゾチアゼピンが得られる。 原料合成例56 原料合成例35で得られる7−クロロ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−チオ
ン、およびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料
合成例22と同様な反応および処理を行うことにより、
8−クロロ−4,5−ジヒドロ−1−メチルチオ−3H
−2−ベンゾアゼピンが得られる。 原料合成例57 原料合成例36で得られる7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオンおよ
びヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例2
2と同様な反応および処理を行うことにより7−クロロ
−2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾ
チアゼピンが得られる。 原料合成例58 原料合成例37で得られる7−クロロ−3,4−ジヒド
ロイソキノリン−1−チオンおよびヨウ化メチル、水酸
化カリウムを用いて原料合成例22と同様な反応および
処理を行うことにより、7−クロロ−3,4−ジヒドロ
−1−メチルチオイソキノリンが得られる。 原料合成例59 原料合成例38で得られる8−ブロモ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−チオ
ンおよびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合
成例22と同様な反応および処理を行うことにより、8
−ブロモ−3,4−ジヒドロ−1−メチルチオ−3H−
2−ベンゾアゼピンが得られる。 原料合成例60 原料合成例39で得られる7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオンおよ
びヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例2
2と同様な反応および処理を行うことにより、7−ブロ
モ−2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベン
ゾチアゼピンが得られる。 原料合成例61 原料合成例40で得られる4H−1,4−ベンゾチアゼ
ピン−5−チオンおよびヨウ化メチル、水酸化カリウム
を用いて原料合成例22と同様な反応および処理を行う
ことにより、5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピ
ンが得られる。 原料合成例62 原料合成例41で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−チオンお
よびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例
43と同様な反応および処理を行うことにより、1−ベ
ンジル−2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−
ベンゾジアゼピンが得られる。 原料合成例63 原料合成例42で得られる2,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−チオンおよ
びヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例4
3と同様な反応および処理を行うことにより、2,3−
ジヒドロ−1−メチル−5−メチルチオ−1,4−ベン
ゾジアゼピンが得られる。
3 )δ=2.44(3H,s),2.73(2H,t,
J=7.3Hz),3.75(2H,t,J=7.3H
z),7.17(1H,d,J=7.3Hz),7.2
7−7.35(2H,m),7.64(1H,dd,
1.3,8.4Hz) 原料合成例51 原料合成例30で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオン3.
5gを水30mlとテトラヒドロフラン30mlから成
る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム1.9gお
よびヨウ化メチル2.3gを加え、室温下1時間撹拌し
た。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢酸エ
チルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム
のみ)にて分離精製することにより、2,3−ジヒドロ
−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン3.5
gを得た。 原料合成例52 原料合成例31で得られた2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオン
3.7gを水30mlとテトラヒドロフラン30mlか
ら成る混合溶媒に溶解させた後、水酸化カリウム1.9
gおよびヨウ化メチル2.3gを加え、室温下1時間撹
拌した。反応終了後、反応液を水で処理し、有機層を酢
酸エチルで抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルムのみ)にて分離精製することにより、2,3−ジヒ
ドロ−7−メトキシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾ
オキサゼピン1.72gを得た。融点46〜48℃ 原料合成例53 原料合成例32で得られる2,3−ジヒドロ−7,8−
ジメトキシ−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−
チオンおよびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原
料合成例22と同様な反応および処理を行うことによ
り、2,3−ジヒドロ−7,8−ジメトキシ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンが得られる。 原料合成例54 原料合成例33で得られる2,3−ジヒドロ−7−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾオキサゼピン−5−チオンお
よびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例
22と同様な反応および処理を行うことにより、2,3
−ジヒドロ−7−メチル−5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾオキサゼピンが得られる。 原料合成例55 原料合成例34で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオンお
よびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例
22と同様な反応および処理を行うことにより、2,3
−ジヒドロ−7−メトキシ−5−メチルチオ−1,4−
ベンゾチアゼピンが得られる。 原料合成例56 原料合成例35で得られる7−クロロ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−チオ
ン、およびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料
合成例22と同様な反応および処理を行うことにより、
8−クロロ−4,5−ジヒドロ−1−メチルチオ−3H
−2−ベンゾアゼピンが得られる。 原料合成例57 原料合成例36で得られる7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオンおよ
びヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例2
2と同様な反応および処理を行うことにより7−クロロ
−2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾ
チアゼピンが得られる。 原料合成例58 原料合成例37で得られる7−クロロ−3,4−ジヒド
ロイソキノリン−1−チオンおよびヨウ化メチル、水酸
化カリウムを用いて原料合成例22と同様な反応および
処理を行うことにより、7−クロロ−3,4−ジヒドロ
−1−メチルチオイソキノリンが得られる。 原料合成例59 原料合成例38で得られる8−ブロモ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンゾアゼピン−1−チオ
ンおよびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合
成例22と同様な反応および処理を行うことにより、8
−ブロモ−3,4−ジヒドロ−1−メチルチオ−3H−
2−ベンゾアゼピンが得られる。 原料合成例60 原料合成例39で得られる7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−4H−1,4−ベンゾチアゼピン−5−チオンおよ
びヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例2
2と同様な反応および処理を行うことにより、7−ブロ
モ−2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−ベン
ゾチアゼピンが得られる。 原料合成例61 原料合成例40で得られる4H−1,4−ベンゾチアゼ
ピン−5−チオンおよびヨウ化メチル、水酸化カリウム
を用いて原料合成例22と同様な反応および処理を行う
ことにより、5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピ
ンが得られる。 原料合成例62 原料合成例41で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−チオンお
よびヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例
43と同様な反応および処理を行うことにより、1−ベ
ンジル−2,3−ジヒドロ−5−メチルチオ−1,4−
ベンゾジアゼピンが得られる。 原料合成例63 原料合成例42で得られる2,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−4H−1,4−ベンゾジアゼピン−5−チオンおよ
びヨウ化メチル、水酸化カリウムを用いて原料合成例4
3と同様な反応および処理を行うことにより、2,3−
ジヒドロ−1−メチル−5−メチルチオ−1,4−ベン
ゾジアゼピンが得られる。
【0106】以上の原料合成例に挙げた化合物の構造式
を下記〔化39〕〜〔化43〕に示す。
を下記〔化39〕〜〔化43〕に示す。
【0107】
【化39】
【0108】
【化40】
【0109】
【化41】
【0110】
【化42】
【0111】
【化43】
【0112】実施例1 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン10gと1−(第
3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボヒド
ラジド16.4gを加えたブタノール溶液200mlを
還流温度で3〜4時間加熱撹拌を行った。反応終了後、
減圧下溶媒を留去し、これに水、および酢酸エチルを加
え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=30:1)にて分離精製
を行うことにより、3−(1−(第3級ブトキシカルボ
ニル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン8.1gが得られた。融点181〜18
3℃。
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン10gと1−(第
3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボヒド
ラジド16.4gを加えたブタノール溶液200mlを
還流温度で3〜4時間加熱撹拌を行った。反応終了後、
減圧下溶媒を留去し、これに水、および酢酸エチルを加
え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=30:1)にて分離精製
を行うことにより、3−(1−(第3級ブトキシカルボ
ニル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン8.1gが得られた。融点181〜18
3℃。
【0113】上記化合物8.1gを氷冷下トリフルオロ
酢酸80mlに加えた。反応終了後、反応液を炭酸カリ
ウム水溶液にて処理し、酢酸エチルで有機層を抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣に飽和塩化水素−イソプロピルアルコ
ール10mlを加えることにより固体が得られた。これ
をメタノールから再結晶を行うことにより、5,6−ジ
ヒドロ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン・2塩酸塩1水和物5.2gを得た。融点293〜2
95℃ 実施例2 原料合成例31で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンお
よび1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応およ
び処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−10−メ
トキシ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ンが得られる。 実施例3 原料合成例48で得られる5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾオキサゼピンおよび1−(第3級ブトキシカルボニ
ル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて実施例
1と同様な反応および処理を行うことにより、3−(ピ
ペリジン−4−イル)−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例4 原料合成例49で得られる2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよび1−(第3級
ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボヒドラジ
ドを用いて実施例1と同様な反応および処理を行うこと
により、3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン
が得られる。 実施例5 原料合成例55で得られる2,3−ジヒドロ−10−メ
トキシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンお
よび1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応およ
び処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−10−メ
トキシ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン
が得られる。 実施例6 原料合成例61で得られる5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾチアゼピンおよび1−(第3級ブトキシカルボニ
ル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて実施例
1と同様な反応および処理を行うことにより、3−(ピ
ペリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが得られる。 実施例7 原料合成例50で得られる1−メチルチオ−3,4−ジ
ヒドロイソキノリンおよび1−(第3級ブトキシカルボ
ニル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて実施
例1と同様な反応および処理を行うことにより、5,6
−ジヒドロ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアゾロ〔4,3−a〕イソキノリンが得られ
る。 実施例8 原料合成例62で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾジアゼピンおよ
び1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−
カルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応および
処理を行うことにより、7−ベンジル−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾジアゼピンが得られる。 実施例9 原料合成例43で得られる4,5−ジヒドロ−1−メチ
ルチオ−3H−2−ベンゾアゼピンおよび1−(第3級
ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボヒドラジ
ドを用いて実施例1と同様な反応および処理を行うこと
により、3−(ピペリジン−4−イル)−6,7−ジヒ
ドロ−5H−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]
[2]ベンゾアゼピンが得られる。 実施例10 原料合成例57で得られる7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよび
1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カ
ルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応および処
理を行うことにより、10−クロロ−5,6−ジヒドロ
−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが得ら
れる。 実施例11 原料合成例43で得られた4,5−ジヒドロ−1−メチ
ルチオ−3H−2−ベンゾアゼピン0.6gおよび1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド1.0gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン100mlに加え、280℃で3〜4
時間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を酢酸エ
チルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール=30:1)にて分離精製することにより、
3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−1,
2,4−トリアゾロ[3,4−a][2]ベンゾアゼピ
ン・1/2水和物0.32gを得た。204℃分解。 実施例12 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.4gおよび1
−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−
4−カルボヒドラジド3.8gを1,3−ジメチル−2
−イミダゾリジノン100mlに加え、280℃で2〜
3時間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール=30:1)にて分離精製することにより、
3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン1.8gを得た。融点198℃。 実施例13 原料合成例47で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−7−ニトロ−1,4−ベンゾオキサゼピン1.
3gおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド31.6gをn−ブ
タノール60mlに加え、120〜130℃で2日間撹
拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および
酢酸エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水に
て洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=30:1)にて分離
精製することにより、3−(1−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジ
ヒドロ−10−ニトロ−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン1.1gを得
た。融点169〜170℃ 実施例14 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン1.2gおよび1
−(2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.5gを1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン150mlに加え、2
80℃で2〜3時間撹拌した。反応液を水にて処理し、
有機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=30:1)にて分離精製
することにより、5,6−ジヒドロ−3−(1−(2−
(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン1.0gを得た。融
点215〜217℃ 実施例15 原料合成例45で得られた7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.
0gおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.4gをn−ブタ
ノール50mlに加え、120〜130℃で2日間撹拌
した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢
酸エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精
製することにより、10−クロロ−3−(1−(2−
(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.7g
を得た。融点182〜184℃。 実施例16 原料合成例46で得られた7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.
0gおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.0gをn−ブタ
ノール50mlに加え、還流温度で2日間還流した。減
圧下溶媒を留去し、水および酢酸エチルを加え、有機層
を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタ
ノール=20:1)にて分離精製することにより、10
−ブロモ−3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エ
チル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.8gを得た。融点190〜192℃ 実施例17 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エチルカルボ
ヒドラジド0.62gをn−ブタノール10mlに加
え、120〜130℃で24時間撹拌した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣に水および酢酸エチルを加え、
有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて分離精製後、溶出液に
シュウ酸73mgを含むイソプロピルアルコール溶液を
加えると固体が得られた。これをメタノールから再結晶
することにより、3−(2−(N−ベンジル−N−メチ
ルアミノ)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン・3/2シュウ酸塩0.17gを得た。融点183℃ 実施例18 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
2−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチルカルボヒドラジド0.85gをn−ブタノー
ル10mlに加え、120〜130℃で24時間撹拌し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢酸
エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
留去すると固体が得られ、これをイソプロピルアルコー
ルから再結晶することにより、3−(2−(4−(4−
クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.38gを得た。
融点230℃ 実施例19 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
2−(N−(2−フェニルエチル)−N−メチルアミ
ノ)エチルカルボヒドラジド0.67gをn−ブタノー
ル10mlに加え、120〜130℃で24時間撹拌し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢酸
エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルムのみ)にて分離精製後、溶出液にシュウ
酸0.10gを含むイソプロピルアルコール溶液を加え
ると固体が得られた。これをエタノールから再結晶する
ことにより、5,6−ジヒドロ−3−(2−(N−(2
−フェニルエチル)−N−メチルアミノ)エチル)−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン・1シュウ酸塩0.13gを得た。融点
183℃ 実施例20 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
3−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)プロピルカル
ボヒドラジド0.67gをn−エチレングリコール10
mlに加え、180℃で24時間撹拌した。反応液を水
にて処理し、有機層をクロロホルムにて抽出し、飽和食
塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(クロロホルムのみ)にて分離精製後、溶出
液にシュウ酸0.21gを含むイソプロピルアルコール
溶液を加えると固体が得られた。これをエタノールから
再結晶することにより、3−(3−(N−ベンジル−N
−メチルアミノ)プロピル)−5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン・2シュウ酸塩0.10gを得た。融点19
4℃ 実施例21 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.3gおよび2
−(4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチルカルボヒドラジド4.4gを1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン60mlに加え、280℃で
2〜3時間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて分離精製することによ
り、3−(2−(4−(3−クロロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピン0.13gを得た。融点167〜168℃ 実施例22 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)プロピルカルボヒドラジド0.89gをn−ブタノ
ール10mlに加え、120〜130℃で24時間撹拌
した。反応液を水にて処理し、有機層をクロロホルムに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去すると固体が得られ、
これをイソプロピルアルコールから再結晶することによ
り、3−(3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)プロピル)−5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン0.35gを得た。融点183℃ 実施例23 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イルメチ
ルカルボヒドラジド0.81gをn−ブタノール15m
lに加え、120〜130℃で24時間撹拌した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢酸エチルを
加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精製する
ことにより、3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピン0.24gを得た。融点200℃ 実施例24 原料合成例48で得られた5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾオキサゼピン2.8gおよび1−(2−(4−クロ
ロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラジ
ド3.0gをn−ブタノール50mlに加え、還流温度
で2日間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、水および酢酸
エチルを加えた後、有機層を分離抽出した。有機層を飽
和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲル
クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=3
0:1)にて分離精製することにより、3−(1−(2
−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾオキサゼピン0.42gを得た。融点207
〜209℃ 実施例25 原料合成例49で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾチアゼピン1.9gおよび1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド3.0gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン80mlに加え、280℃で2〜3時
間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタ
ノール=20:1)にて分離精製することにより、3−
(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン0.
36gを得た。融点204〜206℃。 実施例26 原料合成例45で得られた7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.
0gおよび1−(2−(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.4
gをn−ブタノール50mlに加え、120〜130℃
で2日間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
に水および酢酸エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽
和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=20:
1)にて分離精製することにより、10−クロロ−5,
6−ジヒドロ−3−(1−(2−(4−トリフルオロメ
チルフェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン0.54gを得た。融点215〜217℃。 実施例27 原料合成例50で得られた3,4−ジヒドロ−1−メチ
ルチオイソキノリン1.3gおよび1−(2−(4−ク
ロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラ
ジド2.2gを1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン80mlに加え、280℃で2〜3時間撹拌した。反
応液を水にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去後、得られた固体をトルエンから
再結晶することにより、3−(1−(2−(4−クロロ
フェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−
ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]イソ
キノリン・3/2水和物0.6gを得た。融点194〜
195℃。 実施例28 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.64gおよび
1−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン
−4−カルボヒドラジド0.98gをn−ブタノール2
0mlに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。減圧下
溶媒を留去し得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製する
ことにより3−(1−(2−(4−ブロモフェニル)エ
チル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.45gを得た。融点194〜196
℃ 実施例29 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン30gおよびエト
キシカルボニルメチルカルボヒドラジド22.7gをト
ルエン溶液300mlに加え、還流温度で2日間加熱撹
拌した。反応終了後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=10:1)にて分離精製することによ
り(5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)酢
酸エチルエステル18gを得た。
酢酸80mlに加えた。反応終了後、反応液を炭酸カリ
ウム水溶液にて処理し、酢酸エチルで有機層を抽出し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣に飽和塩化水素−イソプロピルアルコ
ール10mlを加えることにより固体が得られた。これ
をメタノールから再結晶を行うことにより、5,6−ジ
ヒドロ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン・2塩酸塩1水和物5.2gを得た。融点293〜2
95℃ 実施例2 原料合成例31で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンお
よび1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応およ
び処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−10−メ
トキシ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ンが得られる。 実施例3 原料合成例48で得られる5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾオキサゼピンおよび1−(第3級ブトキシカルボニ
ル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて実施例
1と同様な反応および処理を行うことにより、3−(ピ
ペリジン−4−イル)−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例4 原料合成例49で得られる2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよび1−(第3級
ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボヒドラジ
ドを用いて実施例1と同様な反応および処理を行うこと
により、3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン
が得られる。 実施例5 原料合成例55で得られる2,3−ジヒドロ−10−メ
トキシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンお
よび1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応およ
び処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−10−メ
トキシ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン
が得られる。 実施例6 原料合成例61で得られる5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾチアゼピンおよび1−(第3級ブトキシカルボニ
ル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて実施例
1と同様な反応および処理を行うことにより、3−(ピ
ペリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが得られる。 実施例7 原料合成例50で得られる1−メチルチオ−3,4−ジ
ヒドロイソキノリンおよび1−(第3級ブトキシカルボ
ニル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて実施
例1と同様な反応および処理を行うことにより、5,6
−ジヒドロ−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,
4−トリアゾロ〔4,3−a〕イソキノリンが得られ
る。 実施例8 原料合成例62で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾジアゼピンおよ
び1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−
カルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応および
処理を行うことにより、7−ベンジル−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾジアゼピンが得られる。 実施例9 原料合成例43で得られる4,5−ジヒドロ−1−メチ
ルチオ−3H−2−ベンゾアゼピンおよび1−(第3級
ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カルボヒドラジ
ドを用いて実施例1と同様な反応および処理を行うこと
により、3−(ピペリジン−4−イル)−6,7−ジヒ
ドロ−5H−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]
[2]ベンゾアゼピンが得られる。 実施例10 原料合成例57で得られる7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよび
1−(第3級ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−カ
ルボヒドラジドを用いて実施例1と同様な反応および処
理を行うことにより、10−クロロ−5,6−ジヒドロ
−3−(ピペリジン−4−イル)−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが得ら
れる。 実施例11 原料合成例43で得られた4,5−ジヒドロ−1−メチ
ルチオ−3H−2−ベンゾアゼピン0.6gおよび1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド1.0gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン100mlに加え、280℃で3〜4
時間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を酢酸エ
チルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール=30:1)にて分離精製することにより、
3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−6,7−ジヒドロ−5H−1,
2,4−トリアゾロ[3,4−a][2]ベンゾアゼピ
ン・1/2水和物0.32gを得た。204℃分解。 実施例12 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.4gおよび1
−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−
4−カルボヒドラジド3.8gを1,3−ジメチル−2
−イミダゾリジノン100mlに加え、280℃で2〜
3時間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を酢酸
エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた
残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール=30:1)にて分離精製することにより、
3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン1.8gを得た。融点198℃。 実施例13 原料合成例47で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−7−ニトロ−1,4−ベンゾオキサゼピン1.
3gおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド31.6gをn−ブ
タノール60mlに加え、120〜130℃で2日間撹
拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および
酢酸エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水に
て洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=30:1)にて分離
精製することにより、3−(1−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジ
ヒドロ−10−ニトロ−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン1.1gを得
た。融点169〜170℃ 実施例14 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン1.2gおよび1
−(2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.5gを1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン150mlに加え、2
80℃で2〜3時間撹拌した。反応液を水にて処理し、
有機層を酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄
後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=30:1)にて分離精製
することにより、5,6−ジヒドロ−3−(1−(2−
(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン1.0gを得た。融
点215〜217℃ 実施例15 原料合成例45で得られた7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.
0gおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.4gをn−ブタ
ノール50mlに加え、120〜130℃で2日間撹拌
した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢
酸エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて
洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精
製することにより、10−クロロ−3−(1−(2−
(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.7g
を得た。融点182〜184℃。 実施例16 原料合成例46で得られた7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.
0gおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.0gをn−ブタ
ノール50mlに加え、還流温度で2日間還流した。減
圧下溶媒を留去し、水および酢酸エチルを加え、有機層
を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得られた残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタ
ノール=20:1)にて分離精製することにより、10
−ブロモ−3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エ
チル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.8gを得た。融点190〜192℃ 実施例17 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)エチルカルボ
ヒドラジド0.62gをn−ブタノール10mlに加
え、120〜130℃で24時間撹拌した。減圧下溶媒
を留去し、得られた残渣に水および酢酸エチルを加え、
有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られ
た残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて分離精製後、溶出液に
シュウ酸73mgを含むイソプロピルアルコール溶液を
加えると固体が得られた。これをメタノールから再結晶
することにより、3−(2−(N−ベンジル−N−メチ
ルアミノ)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン・3/2シュウ酸塩0.17gを得た。融点183℃ 実施例18 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
2−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチルカルボヒドラジド0.85gをn−ブタノー
ル10mlに加え、120〜130℃で24時間撹拌し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢酸
エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
留去すると固体が得られ、これをイソプロピルアルコー
ルから再結晶することにより、3−(2−(4−(4−
クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−
5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.38gを得た。
融点230℃ 実施例19 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
2−(N−(2−フェニルエチル)−N−メチルアミ
ノ)エチルカルボヒドラジド0.67gをn−ブタノー
ル10mlに加え、120〜130℃で24時間撹拌し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢酸
エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗
浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルムのみ)にて分離精製後、溶出液にシュウ
酸0.10gを含むイソプロピルアルコール溶液を加え
ると固体が得られた。これをエタノールから再結晶する
ことにより、5,6−ジヒドロ−3−(2−(N−(2
−フェニルエチル)−N−メチルアミノ)エチル)−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン・1シュウ酸塩0.13gを得た。融点
183℃ 実施例20 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
3−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)プロピルカル
ボヒドラジド0.67gをn−エチレングリコール10
mlに加え、180℃で24時間撹拌した。反応液を水
にて処理し、有機層をクロロホルムにて抽出し、飽和食
塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(クロロホルムのみ)にて分離精製後、溶出
液にシュウ酸0.21gを含むイソプロピルアルコール
溶液を加えると固体が得られた。これをエタノールから
再結晶することにより、3−(3−(N−ベンジル−N
−メチルアミノ)プロピル)−5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン・2シュウ酸塩0.10gを得た。融点19
4℃ 実施例21 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.3gおよび2
−(4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチルカルボヒドラジド4.4gを1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノン60mlに加え、280℃で
2〜3時間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を
酢酸エチルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて分離精製することによ
り、3−(2−(4−(3−クロロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピン0.13gを得た。融点167〜168℃ 実施例22 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)プロピルカルボヒドラジド0.89gをn−ブタノ
ール10mlに加え、120〜130℃で24時間撹拌
した。反応液を水にて処理し、有機層をクロロホルムに
て抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下溶媒を留去すると固体が得られ、
これをイソプロピルアルコールから再結晶することによ
り、3−(3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジ
ン−1−イル)プロピル)−5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン0.35gを得た。融点183℃ 実施例23 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.58gおよび
4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イルメチ
ルカルボヒドラジド0.81gをn−ブタノール15m
lに加え、120〜130℃で24時間撹拌した。減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣に水および酢酸エチルを
加え、有機層を分離抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール=20:1)にて分離精製する
ことにより、3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラ
ジン−1−イル)メチル−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピン0.24gを得た。融点200℃ 実施例24 原料合成例48で得られた5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾオキサゼピン2.8gおよび1−(2−(4−クロ
ロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラジ
ド3.0gをn−ブタノール50mlに加え、還流温度
で2日間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、水および酢酸
エチルを加えた後、有機層を分離抽出した。有機層を飽
和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥
し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲル
クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=3
0:1)にて分離精製することにより、3−(1−(2
−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾオキサゼピン0.42gを得た。融点207
〜209℃ 実施例25 原料合成例49で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾチアゼピン1.9gおよび1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド3.0gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン80mlに加え、280℃で2〜3時
間撹拌した。反応液を水にて処理し、有機層を酢酸エチ
ルにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
をシリカゲルクロマトグラフィー(クロロホルム:メタ
ノール=20:1)にて分離精製することにより、3−
(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン0.
36gを得た。融点204〜206℃。 実施例26 原料合成例45で得られた7−クロロ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン2.
0gおよび1−(2−(4−トリフルオロメチルフェニ
ル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラジド2.4
gをn−ブタノール50mlに加え、120〜130℃
で2日間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣
に水および酢酸エチルを加え、有機層を分離抽出し、飽
和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=20:
1)にて分離精製することにより、10−クロロ−5,
6−ジヒドロ−3−(1−(2−(4−トリフルオロメ
チルフェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン0.54gを得た。融点215〜217℃。 実施例27 原料合成例50で得られた3,4−ジヒドロ−1−メチ
ルチオイソキノリン1.3gおよび1−(2−(4−ク
ロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラ
ジド2.2gを1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン80mlに加え、280℃で2〜3時間撹拌した。反
応液を水にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、
飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下溶媒を留去後、得られた固体をトルエンから
再結晶することにより、3−(1−(2−(4−クロロ
フェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−
ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]イソ
キノリン・3/2水和物0.6gを得た。融点194〜
195℃。 実施例28 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン0.64gおよび
1−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン
−4−カルボヒドラジド0.98gをn−ブタノール2
0mlに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。減圧下
溶媒を留去し得られた残渣をカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール=20:1)にて精製する
ことにより3−(1−(2−(4−ブロモフェニル)エ
チル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.45gを得た。融点194〜196
℃ 実施例29 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン30gおよびエト
キシカルボニルメチルカルボヒドラジド22.7gをト
ルエン溶液300mlに加え、還流温度で2日間加熱撹
拌した。反応終了後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール=10:1)にて分離精製することによ
り(5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)酢
酸エチルエステル18gを得た。
【0114】1H−NMR:1.25−1.72(m,
2H),1.88−2.00(m,2H),2.64−
2.81(m,2H),3.28(dt,1H),4.
05(s,2H),4.38−5.54(m,5H),
4.66−4.73(m,1H),7.03−7.37
(m,8H),8.66(dd,1H) 上記化合物10gを1.5規定水酸化ナトリウム水溶液
50mlに加え、85℃で1〜2時間加熱撹拌した。反
応終了後、反応液に塩酸を加えpH2に調整し、水層を
濾過することにより(5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン−3−イル)酢酸7.3gを得た。融点215〜21
7℃ 次に、得られた(5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン−
3−イル)酢酸1.0g、4−フェニルピペリジン0.
59gおよびトリエチルアミン1.15mlをジメチル
ホルムアミド10mlに加え、氷冷下シアノホスホン酸
ジエチル0.15mlを加え、さらに室温で1時間撹拌
した。反応終了後、減圧下溶媒を留去し得られた固体を
アセトニトリルにて再結晶することにより5,6−ジヒ
ドロ−3−(2−オキソ−2−(4−フェニルピペリジ
ン−1−イル)エチル) −1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1, 4]ベンゾオキサゼピン0.5g
を得た。融点215〜216℃ 実施例30 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピンおよび2−(3−ク
ロロプロピル)−2−(4−フルオロフェニル)−
[1,3]ジオキソラン0.71gおよび炭酸カリウム
2.0gをジメチルホルムアミド30mlに加え、70
℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、反応液を水
にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣に2規定塩化水素−エタノー
ル溶液20mlを加えて3時間加熱撹拌した。反応終了
後、炭酸カリウム水溶液にて反応液を処理し、有機層を
クロロホルムにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=10:1)にて分離
精製することにより3−(1−(4−(4−フルオロフ
ェニル)−4−オキソブチル)ピペリジン−4−イル)
−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.35gを得
た。融点161〜162℃ 実施例31 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.75g、トリエ
チルアミン0.92gおよび(ナフタレン−1−イル)
酢酸0.41を含むジメチルホルムアミド溶液30ml
に対し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル0.4mlを
加え、さらに室温において1時間撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をテトラヒドロ
フラン30mlに加え、氷冷下水素化リチウムアルミニ
ウム0.25gを加えた後、50℃で30分間撹拌し
た。反応終了後、反応液を飽和硫酸ナトリウム水溶液に
て処理し、析出する固体を濾過し、熱イソプロピルアル
コールにて洗浄後、濾液と洗浄液を合わせて減圧濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=10:1)にて分離精
製することにより5,6−ジヒドロ−3−(1−(2−
(1−ナフチル)エチル)ピペリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.26gを得た。融点159〜161
℃ 実施例32 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.75g、トリエ
チルアミン0.92gおよび(ナフタレン−2−イル)
酢酸0.41をジメチルホルムアミド30mlに加えた
ものに、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル0.4mlを
加え、さらに室温において1時間撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にテトラヒドロ
フラン30mlを加え、氷冷下水素化リチウムアルミニ
ウム0.25gを加えた後、50℃で30分撹拌した。
反応終了後、反応液を飽和硫酸ナトリウム水溶液にて処
理し、析出する固体を濾過し、熱イソプロピルアルコー
ルにて洗浄後、濾液と洗浄液とを合わせて減圧濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=10:1)にて分離精
製することにより5,6−ジヒドロ−3−(1−(2−
(2−ナフチル)エチル)ピペリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.05gを得た。融点226〜228
℃ 実施例33 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8g及び2−
(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)
エチルカルボヒドラジド1.1gをn−ブタノール30
mlに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了
後、得られた残渣に1規定塩化水素−イソプロピルアル
コール溶液を加え結晶化させ、イソプロピルアルコール
−トルエン(5:1)溶液にて再結晶することにより3
−(2−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−10−エチル−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン・2塩酸塩1水和物0.73gを得た。
融点189〜190℃ 実施例34 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8gおよび1
−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン−
4−カルボヒドラジド1.1gをn−ブタノール30m
lに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し得られた固体をエタノール−ト
ルエン(3:1)溶液にて再結晶することにより3−
(1−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン−4
−イル)−5,6−ジヒドロ−10−エチル−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピン・1/5水和物0.51gを得た。融点170〜
171℃ 実施例35 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8gおよび3
−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)プロピルカルボヒドラジド1.1.gをn−ブタノ
ールに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにて分離精製し、これに1規定塩
酸−エタノール溶液を加え結晶化した後、エタノールに
て再結晶することにより3−(3−(4−(4−クロロ
フェニル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−5,6
−ジヒドロ−10−エチル−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン・2塩酸
塩1水和物0.73gを得た。融点263〜265℃ 実施例36 β−プロピオラクトン20g、ヒドラジン・1水和物1
00mlをエタノール200mlに加え、6時間加熱撹
拌した。反応終了後、減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣にトルエンを加え結晶化させることにより2−ヒドロ
キシエチルカルボヒドラジド27gを得た。上記化合物
10.4gと原料合成例44で得られた2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン1
9.3gをイソプロピルアルコール300mlに加え、
還流温度で24時間加熱撹拌した。反応終了後、減圧下
溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム:メタノール=15:1)に
て精製することにより2−(5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン−3−イル)エタノール11.3gを得た。
融点137〜138℃ さらに上記化合物7.8gとトリエチルアミン9.4m
lをジクロロメタン200mlに加え、これに対し氷冷
下メシルクロライド5.2mlを加えた。滴下終了後、
さらに室温において4時間撹拌した。反応終了後、反応
液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有機層をク
ロロホルムにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=30:1)にて精製す
ることによりメタンスルホン酸・2−(5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]
ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエステル6.5
gを得た。融点141〜142℃ 上記のメタンスルホン酸・2−(5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン−3−イル)エチルエステル0.7g、
2−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン・2塩酸塩
1.0g、炭酸カリウム2gおよびヨウ化カリウム1g
をジメチルホルムアミド20mlに加え、70℃で2〜
3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧下留去し
得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加え、クロロホル
ムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマログラフィー(クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて分離精製することによ
り5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−(2−ピリミジ
ニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン0.14gを得た。融点238〜239℃ 実施例37 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)ピペラジン・1シュウ化水素酸塩1.0g、炭酸カ
リウム2gおよびヨウ化カリウム1gをジメチルホルム
アミド20mlに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭
酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次
に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマログラフィー(クロロホルム:メタノール=
20:1)にて分離精製することにより5,6−ジヒド
ロ−3−(2−(4−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン
0.14gを得た。融点167〜168℃ 実施例38 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−ベンズヒドリルピペラジン0.5
g、炭酸カリウム1gをジメチルホルムアミド20ml
に加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了
後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水
溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗
後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下
溶媒を留去し、イソプロピルエーテルを加え結晶化させ
た後、イソプロピルアルコールにて再結晶することによ
り3−(2−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イ
ル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.
13gを得た。融点188〜189℃ 実施例39 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、6−フルオロ−3−(ピペリジン−4−
イル)ベンゾ[d]イソキサゾール・1塩酸塩0.5g
および炭酸カリウム1gをジメチルホルムアミド20m
lに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了
後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水
溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗
後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加え結
晶化させた後、イソプロピルアルコールにて再結晶する
ことにより3−(2−(4−(6−フルオロ−ベンゾ
[d]イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.
12gを得た。融点212〜214℃ 実施例40 実施36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6−
ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(4−メトキシフェニル)ピペラジ
ン・コハク酸塩0.6gおよび炭酸カリウム1gをジメ
チルホルムアミド20mlに加え、70℃で2〜3時間
加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られ
た残渣に炭酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて
有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にイソプロ
ピルエーテルを加え結晶化させた後、イソプロピルアル
コール−メタノール溶液にて再結晶することにより5,
6−ジヒドロ−3−(2−(4−(4−メトキシフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン
0.3gを得た。融点218〜219℃ 実施例41 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−フェニルピペラジン0.3g、炭酸
カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、
70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加
え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得
られた残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化させた
後、イソプロピルアルコールにて再結晶することにより
5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−フェニルピペラジ
ン−1−イル)エチル)−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.2g
を得た。融点197〜199℃ 実施例42 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(2−メトキシフェニル)ピペラジ
ン0.4g、炭酸カリウム1gをジメチルホルムアミド
20mlに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反
応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリ
ウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、
水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=20:
1)にて分離精製することにより5,6−ジヒドロ−3
−(2−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.2gを得た。
融点120〜121℃ 実施例43 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−ベンジルピペラジン0.5g、炭酸
カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、
70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加
え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化
させた後、イソプロピルアルコール−メタノール溶液に
て再結晶することにより5,6−ジヒドロ−3−(2−
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)エチル)−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン0.4gを得た。融点149〜150℃ 実施例44 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、1−フェニル−1,3,8−トリアザス
ピロ[4,5]デカン−4−オン0.5g、炭酸カリウ
ム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、70℃
で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧下
留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加え、クロ
ロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化させた
後、イソプロピルアルコール−メタノール溶液にて再結
晶することにより5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−
オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ
[4,5]デカン−8−イル)エチル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン・1/2水和物0.48gを得た。融点149〜15
0℃ 実施例45 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.6g、4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン0.4g、炭酸カリウム1.0gを含むジメチルホル
ムアミド溶液20mlを70℃で2〜3時間加熱撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭
酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次
に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にイソプロピル
エーテルを加え結晶化させた後、イソプロピルアルコー
ル−トルエン溶液にて再結晶することにより3−(2−
(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.
4gを得た。融点149〜150℃ 実施例46 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、1−(ピペリジン−4−イル)−1,3
−ジヒドロベンゾイミダゾール−2−オン0.4g、炭
酸カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加
え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶
媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を
加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣に1規定塩化水素−イソプロピルア
ルコール0.7mlを加え結晶化させた後、メタノール
にて再結晶することにより3−(2−(4−(2−オキ
ソ−1,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−1−イル)
ピペリジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン・2塩酸塩0.17gを得た。融点26
0〜262℃ 実施例47 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−フェニルピペリジン0.3g、炭酸
カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、
70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加
え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加えて結晶
化させ、イソプロピルアルコールにて再結晶することに
より5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−フェニルペリ
ジン−1−イル)エチル)−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.3g
を得た。融点193〜195℃ 実施例48 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(2,3−ジクロロフェニル)ピペ
ラジン0.45g、炭酸カリウム1gをジメチルホルム
アミド20mlに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭
酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次
に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にイソプロピル
エーテルを加えて結晶化させ、トルエンにて再結晶する
ことにより3−(2−(4−(2,3−ジクロロフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]
ベンゾオキサゼピン0.07gを得た。融点234〜2
35℃ 実施例49 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8g、1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド1.1gをn−ブタノール50ml
に加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了後、
減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=2
0:1)にて分離精製することにより3−(1−(2−
(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−10−エチル−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン0.34gを得た。融点177〜178℃ 実施例50 原料合成例52で得られた2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8g、1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド1.1gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン30mlに加え、220〜230℃で
6時間加熱撹拌した。反応終了後、反応液を水にて処理
し、酢酸エチルにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール=20:1)にて分離精製するこ
とにより3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチ
ル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−10
−メトキシ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン0.2gを得た。融点1
68℃ 実施例51 原料合成例56で得られる8−クロロ−4,5−ジヒド
ロ−1−メチルチオ−3H−2−ベンゾアゼピンおよび
1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボヒ
ドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処理を
行うことにより、10−クロロ−3−(1−(2−フェ
ニルエチル)ピペリジン−4−イル)−6,7−ジヒド
ロ−5H−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]
[2]ベンゾアゼピンが得られる。 実施例52 原料合成例59で得られる8−ブロモ−4,5−ジヒド
ロ−1−メチルチオ−3H−2−ベンゾアゼピンおよび
1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボヒ
ドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処理を
行うことにより、10−ブロモ−6,7−ジヒドロ−3
−(1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5H−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]
[2]ベンゾアゼピンが得られる。 実施例53 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび1−(2−
(4−ニトロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カル
ボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処
理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−3−(1−
(2−(4−ニトロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例54 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび1−(2−
(4−フルオロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カ
ルボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応および
処理を行うことにより、3−(1−(2−(4−フルオ
ロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例55 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび(4−ベン
ジルホモピペラジン−1−イル)メチルカルボヒドラジ
ドを用いて実施例11と同様な反応および処理を行うこ
とにより、3−(4−ベンジルホモピペラジン−1−イ
ル)メチル−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾ
ロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピンが得ら
れる。 実施例56 原料合成例53で得られる2,3−ジヒドロ−7,8−
ジメトキシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼ
ピンおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例
11と同様な反応および処理を行うことにより、3−
(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−9,10−ジメト
キシ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例57 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび1−(2−
(4−メチルアミノフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応お
よび処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−3−
(1−(2−(4−メチルアミノフェニル)エチル)ピ
ペリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例58 原料合成例54で得られる2,3−ジヒドロ−5−メチ
ル−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよ
び1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例11と同
様な反応および処理を行うことにより、3−(1−(2
−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−10−メチル−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ンが得られる。 実施例59 原料合成例55で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよ
び1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例15と同
様な反応および処理を行うことにより、3−(1−(2
−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−10−メトキシ−1,2,4
−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピ
ンが得られる。 実施例60 原料合成例60で得られる7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよび
1−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン
−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例11と同様
な反応および処理を行うことにより、10−ブロモ−3
−(1−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリ
ジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが
得られる。 実施例61 原料合成例61で得られる5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾチアゼピンおよび1−(2−(4−クロロフェニ
ル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用い
て原料合成例11と同様な反応および処理を行うことに
より、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチ
ル)ピペリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが得られ
る。 実施例62 原料合成例62で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾジアゼピンおよ
び1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボ
ヒドラジドを用いて原料合成例11と同様な反応および
処理を行うことにより、7−ベンジル−5,6−ジヒド
ロ−3−(1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4
−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾジアゼピンが得られる。 実施例63 原料合成例63で得られる2,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−5−メチルチオ−−1,4−ベンゾジアゼピンおよ
び1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボ
ヒドラジドを用いて原料合成例11と同様な反応および
処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−7−メチル
−3−(1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−
イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾジアゼピンが得られる。 実施例64 原料合成例58で得られる7−クロロ−3,4−ジヒド
ロ−1−メチルチオイソキノリンおよび2−(4−(3
−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチルカル
ボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処
理を行うことにより、9−クロロ−3−(2−(4−
(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチ
ル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−a]イソキノリンが得られる。 実施例65 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン、1,4−ベンゾジ
オキサン−2−イル)メチル p−トルエンスルホネー
トを用い通常用いられるアルキル化法によって、3−
(1−(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル
ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピンが得られる。 実施例66 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピンおよび6−アセチル
−3−(2−クロロエチル)−2−エチル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジンを
用い通常用いられるアルキル化法によって、3−(1−
(2−(6−アセチル−2−エチル−4,5,6,7−
テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−イ
ル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]
ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例67 実施例25で得られた3−(1−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジ
ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾチアゼピンを酢酸溶液に溶解し、氷冷下、過
酸化水素水を作用させることにより、3−(1−(2−
(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン 7−オキ
シドが得られる。 実施例68 実施例25で得られた3−(1−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジ
ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾチアゼピンを蟻酸溶液に溶解し、室温におい
て過酸化水素水を作用させることにより、3−(1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン 7,7−
ジオキシドが得られる。
2H),1.88−2.00(m,2H),2.64−
2.81(m,2H),3.28(dt,1H),4.
05(s,2H),4.38−5.54(m,5H),
4.66−4.73(m,1H),7.03−7.37
(m,8H),8.66(dd,1H) 上記化合物10gを1.5規定水酸化ナトリウム水溶液
50mlに加え、85℃で1〜2時間加熱撹拌した。反
応終了後、反応液に塩酸を加えpH2に調整し、水層を
濾過することにより(5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン−3−イル)酢酸7.3gを得た。融点215〜21
7℃ 次に、得られた(5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリ
アゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン−
3−イル)酢酸1.0g、4−フェニルピペリジン0.
59gおよびトリエチルアミン1.15mlをジメチル
ホルムアミド10mlに加え、氷冷下シアノホスホン酸
ジエチル0.15mlを加え、さらに室温で1時間撹拌
した。反応終了後、減圧下溶媒を留去し得られた固体を
アセトニトリルにて再結晶することにより5,6−ジヒ
ドロ−3−(2−オキソ−2−(4−フェニルピペリジ
ン−1−イル)エチル) −1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1, 4]ベンゾオキサゼピン0.5g
を得た。融点215〜216℃ 実施例30 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピンおよび2−(3−ク
ロロプロピル)−2−(4−フルオロフェニル)−
[1,3]ジオキソラン0.71gおよび炭酸カリウム
2.0gをジメチルホルムアミド30mlに加え、70
℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、反応液を水
にて処理し、有機層を酢酸エチルにて抽出し、減圧下溶
媒を留去し、得られた残渣に2規定塩化水素−エタノー
ル溶液20mlを加えて3時間加熱撹拌した。反応終了
後、炭酸カリウム水溶液にて反応液を処理し、有機層を
クロロホルムにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム:メタノール=10:1)にて分離
精製することにより3−(1−(4−(4−フルオロフ
ェニル)−4−オキソブチル)ピペリジン−4−イル)
−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.35gを得
た。融点161〜162℃ 実施例31 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.75g、トリエ
チルアミン0.92gおよび(ナフタレン−1−イル)
酢酸0.41を含むジメチルホルムアミド溶液30ml
に対し、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル0.4mlを
加え、さらに室温において1時間撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をテトラヒドロ
フラン30mlに加え、氷冷下水素化リチウムアルミニ
ウム0.25gを加えた後、50℃で30分間撹拌し
た。反応終了後、反応液を飽和硫酸ナトリウム水溶液に
て処理し、析出する固体を濾過し、熱イソプロピルアル
コールにて洗浄後、濾液と洗浄液を合わせて減圧濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=10:1)にて分離精
製することにより5,6−ジヒドロ−3−(1−(2−
(1−ナフチル)エチル)ピペリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.26gを得た。融点159〜161
℃ 実施例32 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.75g、トリエ
チルアミン0.92gおよび(ナフタレン−2−イル)
酢酸0.41をジメチルホルムアミド30mlに加えた
ものに、氷冷下シアノホスホン酸ジエチル0.4mlを
加え、さらに室温において1時間撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にテトラヒドロ
フラン30mlを加え、氷冷下水素化リチウムアルミニ
ウム0.25gを加えた後、50℃で30分撹拌した。
反応終了後、反応液を飽和硫酸ナトリウム水溶液にて処
理し、析出する固体を濾過し、熱イソプロピルアルコー
ルにて洗浄後、濾液と洗浄液とを合わせて減圧濃縮し
た。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=10:1)にて分離精
製することにより5,6−ジヒドロ−3−(1−(2−
(2−ナフチル)エチル)ピペリジン−4−イル)−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン0.05gを得た。融点226〜228
℃ 実施例33 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8g及び2−
(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)
エチルカルボヒドラジド1.1gをn−ブタノール30
mlに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了
後、得られた残渣に1規定塩化水素−イソプロピルアル
コール溶液を加え結晶化させ、イソプロピルアルコール
−トルエン(5:1)溶液にて再結晶することにより3
−(2−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1
−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−10−エチル−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン・2塩酸塩1水和物0.73gを得た。
融点189〜190℃ 実施例34 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8gおよび1
−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン−
4−カルボヒドラジド1.1gをn−ブタノール30m
lに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し得られた固体をエタノール−ト
ルエン(3:1)溶液にて再結晶することにより3−
(1−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン−4
−イル)−5,6−ジヒドロ−10−エチル−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピン・1/5水和物0.51gを得た。融点170〜
171℃ 実施例35 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8gおよび3
−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)プロピルカルボヒドラジド1.1.gをn−ブタノ
ールに加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了
後、減圧下溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにて分離精製し、これに1規定塩
酸−エタノール溶液を加え結晶化した後、エタノールに
て再結晶することにより3−(3−(4−(4−クロロ
フェニル)ピペラジン−1−イル)プロピル)−5,6
−ジヒドロ−10−エチル−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン・2塩酸
塩1水和物0.73gを得た。融点263〜265℃ 実施例36 β−プロピオラクトン20g、ヒドラジン・1水和物1
00mlをエタノール200mlに加え、6時間加熱撹
拌した。反応終了後、減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣にトルエンを加え結晶化させることにより2−ヒドロ
キシエチルカルボヒドラジド27gを得た。上記化合物
10.4gと原料合成例44で得られた2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピン1
9.3gをイソプロピルアルコール300mlに加え、
還流温度で24時間加熱撹拌した。反応終了後、減圧下
溶媒を留去し得られた残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム:メタノール=15:1)に
て精製することにより2−(5,6−ジヒドロ−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン−3−イル)エタノール11.3gを得た。
融点137〜138℃ さらに上記化合物7.8gとトリエチルアミン9.4m
lをジクロロメタン200mlに加え、これに対し氷冷
下メシルクロライド5.2mlを加えた。滴下終了後、
さらに室温において4時間撹拌した。反応終了後、反応
液を炭酸水素ナトリウム水溶液にて処理し、有機層をク
ロロホルムにて抽出し、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム:メタノール=30:1)にて精製す
ることによりメタンスルホン酸・2−(5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]
ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエステル6.5
gを得た。融点141〜142℃ 上記のメタンスルホン酸・2−(5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン−3−イル)エチルエステル0.7g、
2−(ピペラジン−1−イル)ピリミジン・2塩酸塩
1.0g、炭酸カリウム2gおよびヨウ化カリウム1g
をジメチルホルムアミド20mlに加え、70℃で2〜
3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧下留去し
得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加え、クロロホル
ムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウム
にて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去し、得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマログラフィー(クロロホル
ム:メタノール=20:1)にて分離精製することによ
り5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−(2−ピリミジ
ニル)ピペラジン−1−イル)エチル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン0.14gを得た。融点238〜239℃ 実施例37 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)ピペラジン・1シュウ化水素酸塩1.0g、炭酸カ
リウム2gおよびヨウ化カリウム1gをジメチルホルム
アミド20mlに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭
酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次
に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカ
ラムクロマログラフィー(クロロホルム:メタノール=
20:1)にて分離精製することにより5,6−ジヒド
ロ−3−(2−(4−(3−トリフルオロメチルフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン
0.14gを得た。融点167〜168℃ 実施例38 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−ベンズヒドリルピペラジン0.5
g、炭酸カリウム1gをジメチルホルムアミド20ml
に加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了
後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水
溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗
後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下
溶媒を留去し、イソプロピルエーテルを加え結晶化させ
た後、イソプロピルアルコールにて再結晶することによ
り3−(2−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イ
ル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.
13gを得た。融点188〜189℃ 実施例39 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、6−フルオロ−3−(ピペリジン−4−
イル)ベンゾ[d]イソキサゾール・1塩酸塩0.5g
および炭酸カリウム1gをジメチルホルムアミド20m
lに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了
後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水
溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗
後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を
留去し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加え結
晶化させた後、イソプロピルアルコールにて再結晶する
ことにより3−(2−(4−(6−フルオロ−ベンゾ
[d]イソキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イ
ル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.
12gを得た。融点212〜214℃ 実施例40 実施36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6−
ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(4−メトキシフェニル)ピペラジ
ン・コハク酸塩0.6gおよび炭酸カリウム1gをジメ
チルホルムアミド20mlに加え、70℃で2〜3時間
加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られ
た残渣に炭酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて
有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾
燥した。減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にイソプロ
ピルエーテルを加え結晶化させた後、イソプロピルアル
コール−メタノール溶液にて再結晶することにより5,
6−ジヒドロ−3−(2−(4−(4−メトキシフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン
0.3gを得た。融点218〜219℃ 実施例41 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−フェニルピペラジン0.3g、炭酸
カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、
70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加
え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得
られた残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化させた
後、イソプロピルアルコールにて再結晶することにより
5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−フェニルピペラジ
ン−1−イル)エチル)−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.2g
を得た。融点197〜199℃ 実施例42 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(2−メトキシフェニル)ピペラジ
ン0.4g、炭酸カリウム1gをジメチルホルムアミド
20mlに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反
応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリ
ウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、
水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減
圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=20:
1)にて分離精製することにより5,6−ジヒドロ−3
−(2−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.2gを得た。
融点120〜121℃ 実施例43 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−ベンジルピペラジン0.5g、炭酸
カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、
70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加
え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化
させた後、イソプロピルアルコール−メタノール溶液に
て再結晶することにより5,6−ジヒドロ−3−(2−
(4−ベンジルピペラジン−1−イル)エチル)−1,
2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオ
キサゼピン0.4gを得た。融点149〜150℃ 実施例44 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、1−フェニル−1,3,8−トリアザス
ピロ[4,5]デカン−4−オン0.5g、炭酸カリウ
ム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、70℃
で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を減圧下
留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加え、クロ
ロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣にイソプロピルエーテルを加え結晶化させた
後、イソプロピルアルコール−メタノール溶液にて再結
晶することにより5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−
オキソ−1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ
[4,5]デカン−8−イル)エチル)−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン・1/2水和物0.48gを得た。融点149〜15
0℃ 実施例45 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.6g、4−(4−フルオロフェニル)ピペラジ
ン0.4g、炭酸カリウム1.0gを含むジメチルホル
ムアミド溶液20mlを70℃で2〜3時間加熱撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭
酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次
に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にイソプロピル
エーテルを加え結晶化させた後、イソプロピルアルコー
ル−トルエン溶液にて再結晶することにより3−(2−
(4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イ
ル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリア
ゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.
4gを得た。融点149〜150℃ 実施例46 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、1−(ピペリジン−4−イル)−1,3
−ジヒドロベンゾイミダゾール−2−オン0.4g、炭
酸カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加
え、70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶
媒を減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を
加え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水
硫酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留
去し、得られた残渣に1規定塩化水素−イソプロピルア
ルコール0.7mlを加え結晶化させた後、メタノール
にて再結晶することにより3−(2−(4−(2−オキ
ソ−1,3−ジヒドロベンゾイミダゾール−1−イル)
ピペリジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−
1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベン
ゾオキサゼピン・2塩酸塩0.17gを得た。融点26
0〜262℃ 実施例47 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−フェニルピペリジン0.3g、炭酸
カリウム1gをジメチルホルムアミド20mlに加え、
70℃で2〜3時間加熱撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧下留去し得られた残渣に炭酸カリウム水溶液を加
え、クロロホルムにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥した。次に、減圧下溶媒を留去
し、得られた残渣にイソプロピルエーテルを加えて結晶
化させ、イソプロピルアルコールにて再結晶することに
より5,6−ジヒドロ−3−(2−(4−フェニルペリ
ジン−1−イル)エチル)−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.3g
を得た。融点193〜195℃ 実施例48 実施例36で得られたメタンスルホン酸・2−(5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン−3−イル)エチルエス
テル0.7g、4−(2,3−ジクロロフェニル)ピペ
ラジン0.45g、炭酸カリウム1gをジメチルホルム
アミド20mlに加え、70℃で2〜3時間加熱撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下留去し得られた残渣に炭
酸カリウム水溶液を加え、クロロホルムにて有機層を抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。次
に、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣にイソプロピル
エーテルを加えて結晶化させ、トルエンにて再結晶する
ことにより3−(2−(4−(2,3−ジクロロフェニ
ル)ピペラジン−1−イル)エチル)−5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]
ベンゾオキサゼピン0.07gを得た。融点234〜2
35℃ 実施例49 原料合成例51で得られた2,3−ジヒドロ−7−エチ
ル−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,3
−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8g、1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド1.1gをn−ブタノール50ml
に加え、還流温度で2日間加熱撹拌した。反応終了後、
減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=2
0:1)にて分離精製することにより3−(1−(2−
(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−10−エチル−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ン0.34gを得た。融点177〜178℃ 実施例50 原料合成例52で得られた2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−5−メチルチオ−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピン0.8g、1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジド1.1gを1,3−ジメチル−2−
イミダゾリジノン30mlに加え、220〜230℃で
6時間加熱撹拌した。反応終了後、反応液を水にて処理
し、酢酸エチルにて有機層を抽出し、水洗後、無水硫酸
マグネシウムにて乾燥した。減圧下溶媒を留去し、得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール=20:1)にて分離精製するこ
とにより3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチ
ル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−10
−メトキシ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピン0.2gを得た。融点1
68℃ 実施例51 原料合成例56で得られる8−クロロ−4,5−ジヒド
ロ−1−メチルチオ−3H−2−ベンゾアゼピンおよび
1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボヒ
ドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処理を
行うことにより、10−クロロ−3−(1−(2−フェ
ニルエチル)ピペリジン−4−イル)−6,7−ジヒド
ロ−5H−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]
[2]ベンゾアゼピンが得られる。 実施例52 原料合成例59で得られる8−ブロモ−4,5−ジヒド
ロ−1−メチルチオ−3H−2−ベンゾアゼピンおよび
1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボヒ
ドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処理を
行うことにより、10−ブロモ−6,7−ジヒドロ−3
−(1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5H−1,2,4−トリアゾロ[3,4−a]
[2]ベンゾアゼピンが得られる。 実施例53 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび1−(2−
(4−ニトロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カル
ボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処
理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−3−(1−
(2−(4−ニトロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例54 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび1−(2−
(4−フルオロフェニル)エチル)ピペリジン−4−カ
ルボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応および
処理を行うことにより、3−(1−(2−(4−フルオ
ロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6
−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例55 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび(4−ベン
ジルホモピペラジン−1−イル)メチルカルボヒドラジ
ドを用いて実施例11と同様な反応および処理を行うこ
とにより、3−(4−ベンジルホモピペラジン−1−イ
ル)メチル−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾ
ロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピンが得ら
れる。 実施例56 原料合成例53で得られる2,3−ジヒドロ−7,8−
ジメトキシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼ
ピンおよび1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)
ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例
11と同様な反応および処理を行うことにより、3−
(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−9,10−ジメト
キシ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例57 原料合成例44で得られた2,3−ジヒドロ−5−メチ
ルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよび1−(2−
(4−メチルアミノフェニル)エチル)ピペリジン−4
−カルボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応お
よび処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−3−
(1−(2−(4−メチルアミノフェニル)エチル)ピ
ペリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,
3−d][1,4]ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例58 原料合成例54で得られる2,3−ジヒドロ−5−メチ
ル−5−メチルチオ−1,4−ベンゾオキサゼピンおよ
び1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例11と同
様な反応および処理を行うことにより、3−(1−(2
−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−10−メチル−1,2,4−
トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサゼピ
ンが得られる。 実施例59 原料合成例55で得られる2,3−ジヒドロ−7−メト
キシ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよ
び1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジ
ン−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例15と同
様な反応および処理を行うことにより、3−(1−(2
−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−10−メトキシ−1,2,4
−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピ
ンが得られる。 実施例60 原料合成例60で得られる7−ブロモ−2,3−ジヒド
ロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾチアゼピンおよび
1−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリジン
−4−カルボヒドラジドを用いて原料合成例11と同様
な反応および処理を行うことにより、10−ブロモ−3
−(1−(2−(4−ブロモフェニル)エチル)ピペリ
ジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−ト
リアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが
得られる。 実施例61 原料合成例61で得られる5−メチルチオ−1,4−ベ
ンゾチアゼピンおよび1−(2−(4−クロロフェニ
ル)エチル)ピペリジン−4−カルボヒドラジドを用い
て原料合成例11と同様な反応および処理を行うことに
より、3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチ
ル)ピペリジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピンが得られ
る。 実施例62 原料合成例62で得られる1−ベンジル−2,3−ジヒ
ドロ−5−メチルチオ−1,4−ベンゾジアゼピンおよ
び1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボ
ヒドラジドを用いて原料合成例11と同様な反応および
処理を行うことにより、7−ベンジル−5,6−ジヒド
ロ−3−(1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4
−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d]
[1,4]ベンゾジアゼピンが得られる。 実施例63 原料合成例63で得られる2,3−ジヒドロ−1−メチ
ル−5−メチルチオ−−1,4−ベンゾジアゼピンおよ
び1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−カルボ
ヒドラジドを用いて原料合成例11と同様な反応および
処理を行うことにより、5,6−ジヒドロ−7−メチル
−3−(1−(2−フェニルエチル)ピペリジン−4−
イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾジアゼピンが得られる。 実施例64 原料合成例58で得られる7−クロロ−3,4−ジヒド
ロ−1−メチルチオイソキノリンおよび2−(4−(3
−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチルカル
ボヒドラジドを用いて実施例11と同様な反応および処
理を行うことにより、9−クロロ−3−(2−(4−
(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル)エチ
ル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−a]イソキノリンが得られる。 実施例65 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピン、1,4−ベンゾジ
オキサン−2−イル)メチル p−トルエンスルホネー
トを用い通常用いられるアルキル化法によって、3−
(1−(1,4−ベンゾジオキサン−2−イル)メチル
ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,
4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]ベンゾオキサ
ゼピンが得られる。 実施例66 実施例1で得られた5,6−ジヒドロ−3−(ピペリジ
ン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−
d][1,4]ベンゾオキサゼピンおよび6−アセチル
−3−(2−クロロエチル)−2−エチル−4,5,
6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジンを
用い通常用いられるアルキル化法によって、3−(1−
(2−(6−アセチル−2−エチル−4,5,6,7−
テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−3−イ
ル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジヒド
ロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,4]
ベンゾオキサゼピンが得られる。 実施例67 実施例25で得られた3−(1−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジ
ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾチアゼピンを酢酸溶液に溶解し、氷冷下、過
酸化水素水を作用させることにより、3−(1−(2−
(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4−イ
ル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン 7−オキ
シドが得られる。 実施例68 実施例25で得られた3−(1−(2−(4−クロロフ
ェニル)エチル)ピペリジン−4−イル)−5,6−ジ
ヒドロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−d][1,
4]ベンゾチアゼピンを蟻酸溶液に溶解し、室温におい
て過酸化水素水を作用させることにより、3−(1−
(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペリジン−4
−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−トリアゾロ
[4,3−d][1,4]ベンゾチアゼピン 7,7−
ジオキシドが得られる。
【0115】以上の実施例に挙げた化合物の構造式を下
記〔化44〕〜〔化50〕に示す。
記〔化44〕〜〔化50〕に示す。
【0116】
【化44】
【0117】
【化45】
【0118】
【化46】
【0119】
【化47】
【0120】
【化48】
【0121】
【化49】
【0122】
【化50】
【0123】また、上記実施例化合物に加え、下記〔表
1〕〜〔表48〕に示す化合物も本発明に含まれる。
1〕〜〔表48〕に示す化合物も本発明に含まれる。
【0124】
【表1】
【0125】
【表2】
【0126】
【表3】
【0127】
【表4】
【0128】
【表5】
【0129】
【表6】
【0130】
【表7】
【0131】
【表8】
【0132】
【表9】
【0133】
【表10】
【0134】
【表11】
【0135】
【表12】
【0136】
【表13】
【0137】
【表14】
【0138】
【表15】
【0139】
【表16】
【0140】
【表17】
【0141】
【表18】
【0142】
【表19】
【0143】
【表20】
【0144】
【表21】
【0145】
【表22】
【0146】
【表23】
【0147】
【表24】
【0148】
【表25】
【0149】
【表26】
【0150】
【表27】
【0151】
【表28】
【0152】
【表29】
【0153】
【表30】
【0154】
【表31】
【0155】
【表32】
【0156】
【表33】
【0157】
【表34】
【0158】
【表35】
【0159】
【表36】
【0160】
【表37】
【0161】
【表38】
【0162】
【表39】
【0163】
【表40】
【0164】
【表41】
【0165】
【表42】
【0166】
【表43】
【0167】
【表44】
【0168】
【表45】
【0169】
【表46】
【0170】
【表47】
【0171】
【表48】
【0172】製剤処方例1 実施例11の化合物0.5部、乳糖25部、結晶セルロ
ース35部およびコーンスターチ3部とをよく混和した
のち、コーンスターチ2部で製した結合剤とよく練合し
た。この練合物を16メッシュで篩過し、オーブン中5
0℃で乾燥後、24メッシュで篩過した。ここに得た練
合粉体とコーンスターチ8部、結晶セルロース11部お
よびタルク9部とをよく混合したのち、圧搾打錠して1
錠当たり有効成分0.5mg含有の錠剤を得る。 製剤処方例2 実施例11の化合物1.0mgと塩化ナトリウム9.0
mgを注射用水にて溶解し、濾過して発熱物質を除去
し、濾液を無菌下にアンプルに移し、殺菌後、溶融密封
することにより有効成分1.0mg含有注射剤を得る。
ース35部およびコーンスターチ3部とをよく混和した
のち、コーンスターチ2部で製した結合剤とよく練合し
た。この練合物を16メッシュで篩過し、オーブン中5
0℃で乾燥後、24メッシュで篩過した。ここに得た練
合粉体とコーンスターチ8部、結晶セルロース11部お
よびタルク9部とをよく混合したのち、圧搾打錠して1
錠当たり有効成分0.5mg含有の錠剤を得る。 製剤処方例2 実施例11の化合物1.0mgと塩化ナトリウム9.0
mgを注射用水にて溶解し、濾過して発熱物質を除去
し、濾液を無菌下にアンプルに移し、殺菌後、溶融密封
することにより有効成分1.0mg含有注射剤を得る。
【0173】一般式(1)の化合物の優れた薬理活性は
以下に示す一連の試験によって証明される。 実験例1:D2 受容体に対する親和性; 3H−スピペロ
ン結合 粗シナプス膜調製および結合実験はクリーズ(I.Cr
eese)らの方法[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ
・ファーマコロジー、第46巻、377頁(197
7)]に準じて行った。凍結保存したラット線条体から
粗シナプス膜を調製し、膜標本と 3H−スピペロンを被
験化合物存在下で37℃で20分反応させた。反応終了
後、ただちにワットマンGF/Bフィルター(商品名)
で吸引濾過し、フィルター上の放射能活性を液体シンチ
レーションカウンターで測定した。非特異的結合量は1
00μM(±)−スルピリド存在下で求めた。試験化合
物の50%抑制濃度(IC50)を非線形回帰より算出
し、阻害定数(Ki値)を求めた。 実験例2:D4 受容体発現細胞の作製 (1)D4 受容体cDNAのPCR(polymerase chain rea
ction)法による増幅 鋳型としてはヒト下垂体cDNA〔クローンテック(Clonte
ch)社〕を使用した。また2つの断片に分けて増幅する
ため、プライマーは、 D4S1;5'-GCCATGGGGAACCGCAGCACCGCGGACGCGGA-3' D4A1;5'-GCACGGCCACGGCCACGAACCTGTCCACGCT-3' および、 D4S2;5'-GTCATGCTGTGCACCGCCTCCATCTTCAAC-3' D4A2;5'-ATCTCCTTGGTCCCTGAGGCCTGGCCATCA-3' を用いた。
以下に示す一連の試験によって証明される。 実験例1:D2 受容体に対する親和性; 3H−スピペロ
ン結合 粗シナプス膜調製および結合実験はクリーズ(I.Cr
eese)らの方法[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ
・ファーマコロジー、第46巻、377頁(197
7)]に準じて行った。凍結保存したラット線条体から
粗シナプス膜を調製し、膜標本と 3H−スピペロンを被
験化合物存在下で37℃で20分反応させた。反応終了
後、ただちにワットマンGF/Bフィルター(商品名)
で吸引濾過し、フィルター上の放射能活性を液体シンチ
レーションカウンターで測定した。非特異的結合量は1
00μM(±)−スルピリド存在下で求めた。試験化合
物の50%抑制濃度(IC50)を非線形回帰より算出
し、阻害定数(Ki値)を求めた。 実験例2:D4 受容体発現細胞の作製 (1)D4 受容体cDNAのPCR(polymerase chain rea
ction)法による増幅 鋳型としてはヒト下垂体cDNA〔クローンテック(Clonte
ch)社〕を使用した。また2つの断片に分けて増幅する
ため、プライマーは、 D4S1;5'-GCCATGGGGAACCGCAGCACCGCGGACGCGGA-3' D4A1;5'-GCACGGCCACGGCCACGAACCTGTCCACGCT-3' および、 D4S2;5'-GTCATGCTGTGCACCGCCTCCATCTTCAAC-3' D4A2;5'-ATCTCCTTGGTCCCTGAGGCCTGGCCATCA-3' を用いた。
【0174】PCR法による増幅は、PCR反応装置
〔GeneAmp PCR System 9600 (パーキン・エルマー・シ
ータス(PERKIN ELMER CETUS)社〕を用いて、98℃ 2分で
前処理し、熱変性(98℃、2分)、アニーリングおよび
伸長反応(77℃、 5分)を50サイクル行い、更に77℃ 1
0 分で後処理することにより行った。酵素は耐熱性のPf
u DNA ポリメラーゼ〔ストラタジーン(STRATAGENE)
社〕を用いた。PCR 反応終了後、アガロースゲル電気泳
動でプライマーD4S1、D4A1により増幅された約400b.
p.とプライマーD4S2、D4A2により増幅された約900b.
p.の目的のDNAバンドを確認し、QIA quick Gel Extr
action Kits 〔キアゲン(QIAGENE) 社〕を用い、ゲルか
らDNA を抽出した。ここで得られた約400b.p.のDN
AをD4Sと、約900b.p.のDNAをD4Lと称す
る。また、D4Lのバンドは若干ブロードであり数種の
サブタイプの存在が示唆された。 (2)クローニングベクターへの挿入 ゲルより抽出したDNA 断片 (D4S または D4L) はSureCl
one Ligation Kit〔ファルマシア(Pharmacia)社〕を用
いてリガーゼ反応を行うことによりクローニングベクタ
ー pUC18 に組み込んだ。得られたベクターでコンピテ
ント大腸菌JM109 (東洋紡)を形質転換した。出現した
アンピシリン耐性コロニーからプラスミドを抽出し、種
々の制限酵素による消化を行い、D4 受容体DNA (D4
S またはD4L) の挿入を確認した。次に、D4S または D4
L含有の pUC18クローン (D4S/pUC18 または D4L/pUC18)
をD4S と D4LのD4 受容体DNAの重複した領域を切
断する制限酵素BstXI とベクター部分を切断する制限酵
素XbaIで消化し、アガロースゲル電気泳動を行った。目
的のDNA〔 D4S(BstXI-XbaI)または D4L(XbaI-BstX
I)〕のバンドを確認し抽出を行った。得られた D4S(Bst
XI-XbaI)と D4L(XbaI-BstXI)をリガーゼにより結合した
後、このベクターにて大腸菌JM109 を形質転換した。出
現したアンピシリン耐性コロニーからプラスミドを抽出
し、種々の制限酵素による消化を行い全アミノ酸をコー
ドするD4 受容体DNAの挿入を確認した。また、この
時点で分子量の異なる2種類のD4 受容体DNAを有す
るベクターが確認された。 (3)D4 受容体DNAの全塩基配列の決定 ベクターをアルカリ変性したものを鋳型とし、AutoRead
Sequence Kit 〔ファルマシア(Pharmacia) 社〕を用い
てジデオキシ法による反応を行った。電気泳動および塩
基配列の解析はA.L.F.DNA Sequencer II〔ファルマシア
(Pharmacia) 社〕を用いて行った。その結果、分子量の
異なる2種類のD4 受容体DNAは第三細胞内領域の繰
り返しが2回のもの(D4.2) と5回(D4.5) のものであ
ることが確認された。D4.2とD4.5のDNAの塩基配列を
図1〜図7に示す。また図中、HSD4DOP はネイチャー
(Nature) 、第 350巻、160-164 頁(1991 年) に記載の
D4受容体DNAの塩基配列を示し、枠で囲んだ部分は
各DNAの相同部分を示し、下線部は用いた4種のプラ
イマー部分を示す。ここで得られたベクターを D4.2/pU
C18 および D4.5/pUC18 と称する。 (4)発現用ベクターの作製 D4.2またはD4.5含有のpUC18 クローン(D4.2/pUC18 また
は D4.5/pUC18)を制限酵素HindIII とKpnIで消化し、そ
れぞれの消化断片をアガロースゲル電気泳動に付し目的
のDNAバンドを分離し抽出した。発現用ベクターpCEP
4 〔インビトロゲン(Invitrogen)社〕も同酵素で消化
し、分離抽出したD4.2またはD4.5をpCEP4 ベクターに組
み込み、このベクターにて大腸菌JM109 を形質転換し
た。アンピシリン耐性コロニーからプラスミドを抽出
し、種々の制限酵素による消化を行い、D4.2またはD4.5
の挿入および挿入方向を確認した。得られたベクターを
D4.2/pCEP4およびD4.5/pCEP4と称する。 (5)D4 受容体安定発現細胞の作製 得られたベクター(D4.2/pCEP4 またはD4.5/pCEP4) をリ
ポポリアミン試薬であるトランスフェクタム(TRANSFECT
AM) 〔IBFバイオテクニック(IBF Biotechnic)社〕
と混合し、ヒト胎児腎由来形質転換細胞293 (大日本製
薬)またはサル腎由来細胞CV-1(大日本製薬)の培地中
に添加した。ハイグロマイシンB(HYGROMYCIN B)〔カル
ビオケム(CALBIOCHEM)社〕添加培地で培養することに
より導入細胞を選択した。 (6)RT−PCR法による形質転換細胞の確認 得られた形質転換細胞から RNA Microisolation Spin C
artridge System 〔ギブコ(GIBCO BRL)社、商品名Glas
sMaxTM〕を用いて各RNA を抽出した。oligo-dTをプライ
マーとし、M-MLV 逆転写酵素(reverse transcriptase
)を用いcDNAを作製した。得られた各cDNAを鋳型と
し、D4 受容体DNAの第三細胞内領域を含む部分をP
CR法により増幅した。アガロースゲル電気泳動を行っ
た結果、それぞれ発現したRNAがD4.2およびD4.5であ
ることを確認した。ここで得られたD4.2/pCEP4を含む形
質転換細胞をD4.2/pCEP4−293細胞およびD4.2/pCEP4
−CV細胞と、また、D4.5/pCEP4を含む形質転換細胞を
D4.5/pCEP4−293細胞およびD4.5/pCEP4−CV細胞と
称する。 (7)薬物結合試験 得られた形質転換細胞のD4 受容体産生および性質を確
認するため、各形質転換細胞の粗膜画分(P2画分)を調
製し、〔 3H〕スピペロン(第一化学薬品)と各種薬物
(塩酸モサプラミン、ハロペリドール、ブロムペリドー
ル、クロザピン、リスペリドン、クロルプロマジン、ラ
クロプリド)を加え、27℃、2時間反応させた。反応終
了後、ワットマンGF/Cグラスフィルター(商品名)を通
し、フィルター上に残存した放射活性を液体シンチレー
ションカウンター〔ベックマン(BECKMAN)社〕で測定し
た。非特異的結合量は、10μMのハロペリドール存在
下で求めた。各種薬物の50%抑制濃度(IC50)を非
線形回帰により算出し、D 4 受容体の〔 3H〕スピペロ
ン結合に対する各種薬物の阻害定数(Ki値)を求め
た。第1表に形質転換細胞としてD4.2/pCEP4−293細
胞を用いた場合の結果を示す。
〔GeneAmp PCR System 9600 (パーキン・エルマー・シ
ータス(PERKIN ELMER CETUS)社〕を用いて、98℃ 2分で
前処理し、熱変性(98℃、2分)、アニーリングおよび
伸長反応(77℃、 5分)を50サイクル行い、更に77℃ 1
0 分で後処理することにより行った。酵素は耐熱性のPf
u DNA ポリメラーゼ〔ストラタジーン(STRATAGENE)
社〕を用いた。PCR 反応終了後、アガロースゲル電気泳
動でプライマーD4S1、D4A1により増幅された約400b.
p.とプライマーD4S2、D4A2により増幅された約900b.
p.の目的のDNAバンドを確認し、QIA quick Gel Extr
action Kits 〔キアゲン(QIAGENE) 社〕を用い、ゲルか
らDNA を抽出した。ここで得られた約400b.p.のDN
AをD4Sと、約900b.p.のDNAをD4Lと称す
る。また、D4Lのバンドは若干ブロードであり数種の
サブタイプの存在が示唆された。 (2)クローニングベクターへの挿入 ゲルより抽出したDNA 断片 (D4S または D4L) はSureCl
one Ligation Kit〔ファルマシア(Pharmacia)社〕を用
いてリガーゼ反応を行うことによりクローニングベクタ
ー pUC18 に組み込んだ。得られたベクターでコンピテ
ント大腸菌JM109 (東洋紡)を形質転換した。出現した
アンピシリン耐性コロニーからプラスミドを抽出し、種
々の制限酵素による消化を行い、D4 受容体DNA (D4
S またはD4L) の挿入を確認した。次に、D4S または D4
L含有の pUC18クローン (D4S/pUC18 または D4L/pUC18)
をD4S と D4LのD4 受容体DNAの重複した領域を切
断する制限酵素BstXI とベクター部分を切断する制限酵
素XbaIで消化し、アガロースゲル電気泳動を行った。目
的のDNA〔 D4S(BstXI-XbaI)または D4L(XbaI-BstX
I)〕のバンドを確認し抽出を行った。得られた D4S(Bst
XI-XbaI)と D4L(XbaI-BstXI)をリガーゼにより結合した
後、このベクターにて大腸菌JM109 を形質転換した。出
現したアンピシリン耐性コロニーからプラスミドを抽出
し、種々の制限酵素による消化を行い全アミノ酸をコー
ドするD4 受容体DNAの挿入を確認した。また、この
時点で分子量の異なる2種類のD4 受容体DNAを有す
るベクターが確認された。 (3)D4 受容体DNAの全塩基配列の決定 ベクターをアルカリ変性したものを鋳型とし、AutoRead
Sequence Kit 〔ファルマシア(Pharmacia) 社〕を用い
てジデオキシ法による反応を行った。電気泳動および塩
基配列の解析はA.L.F.DNA Sequencer II〔ファルマシア
(Pharmacia) 社〕を用いて行った。その結果、分子量の
異なる2種類のD4 受容体DNAは第三細胞内領域の繰
り返しが2回のもの(D4.2) と5回(D4.5) のものであ
ることが確認された。D4.2とD4.5のDNAの塩基配列を
図1〜図7に示す。また図中、HSD4DOP はネイチャー
(Nature) 、第 350巻、160-164 頁(1991 年) に記載の
D4受容体DNAの塩基配列を示し、枠で囲んだ部分は
各DNAの相同部分を示し、下線部は用いた4種のプラ
イマー部分を示す。ここで得られたベクターを D4.2/pU
C18 および D4.5/pUC18 と称する。 (4)発現用ベクターの作製 D4.2またはD4.5含有のpUC18 クローン(D4.2/pUC18 また
は D4.5/pUC18)を制限酵素HindIII とKpnIで消化し、そ
れぞれの消化断片をアガロースゲル電気泳動に付し目的
のDNAバンドを分離し抽出した。発現用ベクターpCEP
4 〔インビトロゲン(Invitrogen)社〕も同酵素で消化
し、分離抽出したD4.2またはD4.5をpCEP4 ベクターに組
み込み、このベクターにて大腸菌JM109 を形質転換し
た。アンピシリン耐性コロニーからプラスミドを抽出
し、種々の制限酵素による消化を行い、D4.2またはD4.5
の挿入および挿入方向を確認した。得られたベクターを
D4.2/pCEP4およびD4.5/pCEP4と称する。 (5)D4 受容体安定発現細胞の作製 得られたベクター(D4.2/pCEP4 またはD4.5/pCEP4) をリ
ポポリアミン試薬であるトランスフェクタム(TRANSFECT
AM) 〔IBFバイオテクニック(IBF Biotechnic)社〕
と混合し、ヒト胎児腎由来形質転換細胞293 (大日本製
薬)またはサル腎由来細胞CV-1(大日本製薬)の培地中
に添加した。ハイグロマイシンB(HYGROMYCIN B)〔カル
ビオケム(CALBIOCHEM)社〕添加培地で培養することに
より導入細胞を選択した。 (6)RT−PCR法による形質転換細胞の確認 得られた形質転換細胞から RNA Microisolation Spin C
artridge System 〔ギブコ(GIBCO BRL)社、商品名Glas
sMaxTM〕を用いて各RNA を抽出した。oligo-dTをプライ
マーとし、M-MLV 逆転写酵素(reverse transcriptase
)を用いcDNAを作製した。得られた各cDNAを鋳型と
し、D4 受容体DNAの第三細胞内領域を含む部分をP
CR法により増幅した。アガロースゲル電気泳動を行っ
た結果、それぞれ発現したRNAがD4.2およびD4.5であ
ることを確認した。ここで得られたD4.2/pCEP4を含む形
質転換細胞をD4.2/pCEP4−293細胞およびD4.2/pCEP4
−CV細胞と、また、D4.5/pCEP4を含む形質転換細胞を
D4.5/pCEP4−293細胞およびD4.5/pCEP4−CV細胞と
称する。 (7)薬物結合試験 得られた形質転換細胞のD4 受容体産生および性質を確
認するため、各形質転換細胞の粗膜画分(P2画分)を調
製し、〔 3H〕スピペロン(第一化学薬品)と各種薬物
(塩酸モサプラミン、ハロペリドール、ブロムペリドー
ル、クロザピン、リスペリドン、クロルプロマジン、ラ
クロプリド)を加え、27℃、2時間反応させた。反応終
了後、ワットマンGF/Cグラスフィルター(商品名)を通
し、フィルター上に残存した放射活性を液体シンチレー
ションカウンター〔ベックマン(BECKMAN)社〕で測定し
た。非特異的結合量は、10μMのハロペリドール存在
下で求めた。各種薬物の50%抑制濃度(IC50)を非
線形回帰により算出し、D 4 受容体の〔 3H〕スピペロ
ン結合に対する各種薬物の阻害定数(Ki値)を求め
た。第1表に形質転換細胞としてD4.2/pCEP4−293細
胞を用いた場合の結果を示す。
【0175】 第 1 表 ──────────────────────────────────── 薬物 Ki(nM) (平均値±標準偏差) ──────────────────────────────────── 塩酸モサプラミン 3.3±1.2 ハロペリドール 4.0±0.65 ブロムペリドール 4.1±0.25 クロザピン 26 ±0.68 リスペリドン 11 ±1.3 クロルプロマジン 34 ±8.3 ラクロプリド 3200 ±440 ──────────────────────────────────── 上記の結果から、得られたD4.2/pCEP4−293細胞、D
4.2/pCEP4−CV細胞、D4.5/pCEP4−293細胞およびD
4.5/pCEP4−CV細胞は、いずれも均一なD4 受容体を
発現し、継代培養により再現性よく大量にD4 受容体を
調製することができた。したがって、本発明の化合物の
薬理活性(D4 受容体に対する親和性)測定において上
記細胞株を使用した。 実験例3:D4 受容体に対する親和性; 3H−スピペロ
ン結合 上記実験例2の D4.2/pCEP4 −293細胞から得たD4
受容体発現細胞膜標本と 3H−スピペロンを被験化合物
存在下で27℃、2時間インキュベートした。反応終了
後、ただちにワットマンGF/Bフィルター(商品名)
で吸引濾過し、フィルター上の放射能活性を液体シンチ
レーションカウンターで測定した。非特異的結合量は1
0μMハロペリドール存在下で求めた。試験化合物の5
0%抑制濃度(IC50)を非線形回帰より算出し、阻害
定数(Ki値)を求めた。
4.2/pCEP4−CV細胞、D4.5/pCEP4−293細胞およびD
4.5/pCEP4−CV細胞は、いずれも均一なD4 受容体を
発現し、継代培養により再現性よく大量にD4 受容体を
調製することができた。したがって、本発明の化合物の
薬理活性(D4 受容体に対する親和性)測定において上
記細胞株を使用した。 実験例3:D4 受容体に対する親和性; 3H−スピペロ
ン結合 上記実験例2の D4.2/pCEP4 −293細胞から得たD4
受容体発現細胞膜標本と 3H−スピペロンを被験化合物
存在下で27℃、2時間インキュベートした。反応終了
後、ただちにワットマンGF/Bフィルター(商品名)
で吸引濾過し、フィルター上の放射能活性を液体シンチ
レーションカウンターで測定した。非特異的結合量は1
0μMハロペリドール存在下で求めた。試験化合物の5
0%抑制濃度(IC50)を非線形回帰より算出し、阻害
定数(Ki値)を求めた。
【0176】実験例1および実験例3の結果を第2表に
示す。 第 2 表 ──────────────────────────────────── 試験化合物の 受容体結合力 Ki(nM) 実施例番号 ──────────────────── D2 D4 ──────────────────────────────────── 12 2700 3.1 18 > 1000* 0.9 24 > 1000* 5.6 27 > 1000* 2.0 ──────────────────────────────────── *:IC50値 以上の実験から本発明化合物はD2 受容体よりもD4 受
容体により強い親和性を有することが確認された。 実験例4: [35S] GTPγS結合試験 ジャーナル・オブ・ニューロケミストリー(J. Neuroch
em.) Vol.63, No.1: 62-65(1994)に記載の C. Chabert
らの方法に従い、被験物質のD4 受容体アゴニスト・ア
ンタゴニストの判別を行った。
示す。 第 2 表 ──────────────────────────────────── 試験化合物の 受容体結合力 Ki(nM) 実施例番号 ──────────────────── D2 D4 ──────────────────────────────────── 12 2700 3.1 18 > 1000* 0.9 24 > 1000* 5.6 27 > 1000* 2.0 ──────────────────────────────────── *:IC50値 以上の実験から本発明化合物はD2 受容体よりもD4 受
容体により強い親和性を有することが確認された。 実験例4: [35S] GTPγS結合試験 ジャーナル・オブ・ニューロケミストリー(J. Neuroch
em.) Vol.63, No.1: 62-65(1994)に記載の C. Chabert
らの方法に従い、被験物質のD4 受容体アゴニスト・ア
ンタゴニストの判別を行った。
【0177】D4.2/pCEP4−293細胞を、1mM ED
TA,3mM塩化マグネシウム,100mM塩化ナトリ
ウム,0.1mM PMSF,2μg/ml aprotini
n,10μg/ml leupeptine を含む25mM HE
PES−NaOH緩衝液(pH8.0)中で、グラス−テフロ
ンホモジナイザーを用いて破砕し、遠心分離により膜画
分を回収した。これを1mM EDTA,3mM塩化マ
グネシウム,100mM塩化ナトリウム,0.5mM d
ithiothreitol, 0.01% Lubrol PXを含む25mM
HEPES−NaOH緩衝液(pH8.0)で懸濁し、GD
Pを終濃度10μMになるように加え、0℃で10分間
反応させた。次に被験物質を加え37℃で10分間反応
させた。反応終了後、アゴニストであるドパミンを終濃
度10-8〜10-4Mになるように加え、さらに [35S]
GTPγS(200,000 dpm/assay)を加えて37℃で30
分間反応させた。その後、反応懸濁液をワットマンGF
/Bフィルターで濾過し、そのフィルターを25mM塩
化マグネシウム,100mM塩化ナトリウムを含む20
mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)で洗浄し、バイアルに入
れ、ACS−II(アマシャム)シンチレーターを加え、
放射線量を測定した。
TA,3mM塩化マグネシウム,100mM塩化ナトリ
ウム,0.1mM PMSF,2μg/ml aprotini
n,10μg/ml leupeptine を含む25mM HE
PES−NaOH緩衝液(pH8.0)中で、グラス−テフロ
ンホモジナイザーを用いて破砕し、遠心分離により膜画
分を回収した。これを1mM EDTA,3mM塩化マ
グネシウム,100mM塩化ナトリウム,0.5mM d
ithiothreitol, 0.01% Lubrol PXを含む25mM
HEPES−NaOH緩衝液(pH8.0)で懸濁し、GD
Pを終濃度10μMになるように加え、0℃で10分間
反応させた。次に被験物質を加え37℃で10分間反応
させた。反応終了後、アゴニストであるドパミンを終濃
度10-8〜10-4Mになるように加え、さらに [35S]
GTPγS(200,000 dpm/assay)を加えて37℃で30
分間反応させた。その後、反応懸濁液をワットマンGF
/Bフィルターで濾過し、そのフィルターを25mM塩
化マグネシウム,100mM塩化ナトリウムを含む20
mMトリス塩酸緩衝液(pH8.0)で洗浄し、バイアルに入
れ、ACS−II(アマシャム)シンチレーターを加え、
放射線量を測定した。
【0178】その結果、ドパミンは濃度に依存して [35
S] GTPγSの膜への結合を増加させ、ハロペリドー
ル、クロザピンおよび被験物質(実施例12の化合物)
はこの増加作用に濃度依存的に拮抗した。また、被験物
質単独では [35S] GTPγSの膜への結合を増加させ
なかった。以上のことより、被験物質はハロペリドール
やクロザピンと同様に、D4 受容体に対しアンタゴニス
トであることが示唆された。
S] GTPγSの膜への結合を増加させ、ハロペリドー
ル、クロザピンおよび被験物質(実施例12の化合物)
はこの増加作用に濃度依存的に拮抗した。また、被験物
質単独では [35S] GTPγSの膜への結合を増加させ
なかった。以上のことより、被験物質はハロペリドール
やクロザピンと同様に、D4 受容体に対しアンタゴニス
トであることが示唆された。
【0179】
【発明の効果】本発明の化合物、光学異性体またはその
医薬上許容しうる塩は、D4 受容体に対し選択的かつ強
い遮断作用を有するD4 受容体アンタゴニストであるた
め、精神分裂病の急性期に特徴的な幻覚、妄想などを中
心とした陽性症状のみならず、感情鈍麻や無為、自閉な
どの陰性症状に対しても効果を示す有用な抗精神病薬で
ある。また、D2 受容体拮抗作用を有する従来の抗精神
病薬を投与した場合に見られる錐体外路症状や内分泌異
常といった副作用が軽減された抗精神病薬として期待さ
れる。従って、本発明化合物は精神分裂病などの疾患の
治療薬として用いることができる。
医薬上許容しうる塩は、D4 受容体に対し選択的かつ強
い遮断作用を有するD4 受容体アンタゴニストであるた
め、精神分裂病の急性期に特徴的な幻覚、妄想などを中
心とした陽性症状のみならず、感情鈍麻や無為、自閉な
どの陰性症状に対しても効果を示す有用な抗精神病薬で
ある。また、D2 受容体拮抗作用を有する従来の抗精神
病薬を投与した場合に見られる錐体外路症状や内分泌異
常といった副作用が軽減された抗精神病薬として期待さ
れる。従って、本発明化合物は精神分裂病などの疾患の
治療薬として用いることができる。
【図1】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
である。
である。
【図2】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
であって、図1に続く部分を示す。
であって、図1に続く部分を示す。
【図3】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
であって、図2に続く部分を示す。
であって、図2に続く部分を示す。
【図4】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
であって、図3に続く部分を示す。
であって、図3に続く部分を示す。
【図5】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
であって、図4に続く部分を示す。
であって、図4に続く部分を示す。
【図6】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
であって、図5に続く部分を示す。
であって、図5に続く部分を示す。
【図7】D4.2とD4.5のDNAの塩基配列の一部を示す図
であって、図6に続く部分を示す。
であって、図6に続く部分を示す。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/535 A61K 31/535 31/55 AAN 31/55 AAN C07D 498/04 116 C07D 498/04 116 513/04 391 513/04 391 // C07M 7:00 (72)発明者 牛尾 博之 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社創薬第二研究所内 (72)発明者 二村 隆史 福岡県築上郡吉富町大字小祝955番地 吉 富製薬株式会社創薬第二研究所内 (72)発明者 大橋 良孝 埼玉県入間市小谷田3丁目7番25号 吉富 製薬株式会社創薬第一研究所内 (72)発明者 矢野 和宏 埼玉県入間市小谷田3丁目7番25号 吉富 製薬株式会社創薬第一研究所内
Claims (9)
- 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 〔式中、R1 ,R2 は同一または異なって水素、ハロゲ
ン、シアノ、ニトロ、アミノ、アシルアミノ、カルバモ
イル、アルキルカルバモイル、アルコキシカルボニル、
アシル、アルキルアミノ、アミノアルキル、アルキルア
ミノアルキル、ヒドロキシ、アシルオキシ、ヒドロキシ
アルキル、アシルオキシアルキル、アルコキシアルキ
ル、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、
アルキルチオ、アルキルスルフィニルまたはアルキルス
ルホニルを示す。Wはメチレン、硫黄原子、SO、SO
2 、酸素原子またはN−R3 (式中、R 3 は水素、アル
キル、フェナシル、または置換基を有してもよいアリー
ルアルキルもしくはヘテロアリールアルキルを示す。)
を示す。Xはメチレン、エチレンまたはビニレンを示
す。Yは存在しないか、または炭素数1から8個を有す
る直鎖または分枝鎖状アルキレン鎖を示す。Zは−NH
2 、−NHR4 (式中、R4 はアルキル、シクロアルキ
ル、置換基を有してもよいアリールアルキル、ヘテロア
リールアルキルもしくは縮合ヘテロアリールアルキル、
または置換基を有してもよいアリール、ヘテロアリール
もしくは縮合ヘテロアリールを示す。)、−N(R4 )
(R5 )(式中、R4 は前記と同義である。R5 はアル
キル、シクロアルキル、置換基を有してもよいアリール
アルキル、ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘテロ
アリールアルキル、または置換基を有してもよいアリー
ル、ヘテロアリールもしくは縮合ヘテロアリールを示
す。)、または式(a)の環状アミン,式(b)の環状
アミンもしくは式(c)の環状アミン 【化2】 (式中、式(a)中の環状アミンは環中にさらに酸素原
子を有していてもよく、ピロリジン、ピペリジンまたは
モルホリンを示す。式(b)中の環状アミンはピペラジ
ンまたはホモピペラジンを示す。式(c)中の環状アミ
ンは環中にさらに酸素原子を有していてもよく、ピロリ
ジン、ピペリジン、3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン
またはモルホリンを示す。実線と点線で表される結合は
単結合または二重結合を示す。Aは存在しないか、また
は炭素数1から8個を有する直鎖または分枝鎖状アルキ
レン鎖を示す。Bは存在しないか、または硫黄原子、酸
素原子、カルボニルもしくはヒドロキシメチルを示す。
R6 は水素、ヒドロキシ、アルキルまたはアルコキシを
示す。R7 は水素、置換基を有してもよいアリール、ヘ
テロアリールもしくは縮合ヘテロアリール、シクロアル
キル、または置換基を有してもよいアリールアルキル、
ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘテロアリールア
ルキルを示す。)により表される基を示す。〕により表
される縮合トリアゾール化合物、その光学異性体または
その医薬上許容しうる塩。 - 【請求項2】 一般式(1)において、Zの式(a)の
環状アミンが下記式(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)または(7)である請求項1記載の縮合トリアゾ
ール化合物、その光学異性体またはその医薬上許容しう
る塩。 【化3】 - 【請求項3】 一般式(1)において、Zの式(b)の
環状アミンが下記式(8)または(9)である請求項1
記載の縮合トリアゾール化合物、その光学異性体または
その医薬上許容しうる塩。 【化4】 - 【請求項4】 一般式(1)において、Zの式(c)の
環状アミンが下記式(10)、(11)または(12)
である請求項1記載の縮合トリアゾール化合物、その光
学異性体またはその医薬上許容しうる塩。 【化5】 - 【請求項5】 一般式(1)において、 R1 は水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、アシル、アル
キルアミノ、アルキルまたはアルコキシを示す;R2 は
水素、ハロゲンまたはアルコキシを示す;Wはメチレ
ン、硫黄原子または酸素原子を示す;Xはメチレン、エ
チレンまたはビニレンを示す;Yは存在しないか、また
は炭素鎖1から3個を有する直鎖状アルキレン鎖を示
す;Zは式(a),(b)または(c)により表される
環状アミン(ここで、式(a)中の環状アミンは環中に
さらに酸素原子を有していてもよく、ピロリジン、ピペ
リジンまたはモルホリンを示す。式(b)中の環状アミ
ンはピペラジンまたはホモピペラジンを示す。式(c)
中の環状アミンは環中にさらに酸素原子を有していても
よく、ピロリジン、ピペリジン、3,6−ジヒドロ−2
H−ピリジンまたはモルホリンを示す。実線と点線で表
される結合は単結合または二重結合を示す。Aは存在し
ないか、または炭素数1から8個を有する直鎖または分
枝鎖状アルキレン鎖を示す。Bは存在しないか、または
硫黄原子、酸素原子、カルボニルもしくはヒドロキシメ
チルを示す。R6 は水素、ヒドロキシ、アルキルまたは
アルコキシを示す。R7 は水素、置換基を有してもよい
アリール、ヘテロアリールもしくは縮合ヘテロアリー
ル、シクロアルキル、または置換基を有してもよいアリ
ールアルキル、ヘテロアリールアルキルもしくは縮合ヘ
テロアリールアルキルを示す。)を示す;である請求項
1記載の縮合トリアゾール化合物、その光学異性体また
はその医薬上許容しうる塩。 - 【請求項6】 一般式(1)において、 R1 ,R2 は水素を示す;Wはメチレン、硫黄原子また
は酸素原子を示す;Xはメチレン、エチレンまたはビニ
レンを示す;Yは存在しないか、または炭素鎖1から3
個を有する直鎖状アルキレン鎖を示す;Zは式(2)ま
たは式(8) 【化6】 (式中、Aは存在しないか、または炭素数1〜4個を有
する直鎖アルキレン鎖を示す。Bは存在しないか、また
はカルボニルを示す。R6 は水素を示す。R7 は置換基
を有してもよいアリールまたはヘテロアリールを示
す。)により表される基を示す;である請求項1記載の
縮合トリアゾール化合物、その光学異性体またはその医
薬上許容しうる塩。 - 【請求項7】3−(1−(2−(4−クロロフェニル)
エチル)ピペリジン−4−イル)−6,7−ジヒドロ−
5H−1,2,4−トリアゾロ〔3,4−a〕〔2〕ベ
ンゾアゼピン、 3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオキサゼピ
ン、 3−(2−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオキサゼピ
ン、 3−(2−(4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−
1−イル)エチル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオキサゼピ
ン、 3−(3−(4−(4−クロロフェニル)ピペラジン−
1−イル)プロピル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4
−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾオキサゼ
ピン、 3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−1,2,4−トリアゾロ〔4,3
−d〕〔1,4〕ベンゾオキサゼピン、 3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾチアゼピ
ン、 3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−a〕イソキノリン、 3−(1−(2−(4−クロロフェニル)エチル)ピペ
リジン−4−イル)−5,6−ジヒドロ−1,2,4−
トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベンゾチアゼピン
7,7−ジオキシドおよび5,6−ジヒドロ−3−
(2−(4−フェニルピペリジン−1−イル)エチル)
−1,2,4−トリアゾロ〔4,3−d〕〔1,4〕ベ
ンゾオキサゼピンから選ばれる請求項1記載の縮合トリ
アゾール化合物またはその医薬上許容しうる塩。 - 【請求項8】 請求項1記載の縮合トリアゾール化合
物、その光学異性体またはその医薬上許容しうる塩と製
薬上許容しうる担体からなる医薬組成物。 - 【請求項9】 請求項1記載の縮合トリアゾール化合
物、その光学異性体またはその医薬上許容しうる塩から
なる医薬。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8004034A JPH09151186A (ja) | 1995-09-29 | 1996-01-12 | 縮合トリアゾール化合物 |
| PCT/JP1996/002004 WO1997003986A1 (en) | 1995-07-19 | 1996-07-17 | Fused triazole compounds |
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-01-12 JP JP8004034A patent/JPH09151186A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008501749A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | ニューロサーチ スウェーデン アクチボラゲット | ドーパミン及びセロトニン神経伝達のモジュレーターとしての新規なジ置換フェニルピペリジン |
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| JPWO2007132841A1 (ja) * | 2006-05-16 | 2009-09-24 | 武田薬品工業株式会社 | 縮合複素環化合物およびその用途 |
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