JPH09151348A - インクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット機器 - Google Patents
インクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット機器Info
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- JPH09151348A JPH09151348A JP33436495A JP33436495A JPH09151348A JP H09151348 A JPH09151348 A JP H09151348A JP 33436495 A JP33436495 A JP 33436495A JP 33436495 A JP33436495 A JP 33436495A JP H09151348 A JPH09151348 A JP H09151348A
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Abstract
られ、且つ画像濃度の均一性が高く、特にカラー画像に
おけるブリーディングを防止し、且つ鮮明で均一な高画
質画像が得られ、更に印字物の文字品位の向上も図れる
インクからなるインクセット提供すること。 【解決手段】 被記録材上にインクジェット記録方式で
カラー画像を記録する際に用いられる異なる2色以上の
インクを組み合わせたインクセットにおいて、上記イン
クが、色材及び液媒体を必須成分とし、少なくとも1色
のインク中にはアニオン性又はカチオン性界面活性剤が
含まれ、且つ該インクと異なる色のインク中には両性イ
オン化合物が含まれていることを特徴とするインクセッ
ト。
Description
上の複数色の原色インクを用い、これらの原色インクを
組み合わせて被記録材上にカラー画像を記録する際に使
用するインクセット、インクジェット記録方法及びイン
クジェット機器に関し、とりわけ、インクジェット方式
による画像記録における普通紙に対して発色性に優れ、
鮮明で高品質な画像が得られ、更に印字物の耐水性に優
れるインクセット、これを用いるインクジェット記録方
法及びインクジェット機器に関する。
による静電吸引方式、圧電素子を用いてインク(着色イ
ンク)に機械的振動又は変位を与える方式、インクを加
熱した際にインクが発泡する圧力を利用する方式等、種
々のインク吐出方式によりインクの小滴を発生させ、こ
れを飛翔させて紙等の被記録材にインクを付着させ、イ
ンクドットを形成させて記録を行うものであり、騒音の
発生が少なく、高速印字、多色印字の行える記録方式で
ある。
911号公報、特公昭61−59912号公報、及び特
公昭61−59914号公報等において開示した方式、
即ち、吐出エネルギーの供給手段として電気熱変換体を
用い、熱エネルギーをインクに与えて気泡を発生させる
ことにより液滴を吐出させる方式によれば、記録ヘッド
の高密度マルチオリフィス化が容易に実現でき、高解像
度及び高品質の画像を高速で記録することができる。
インクジェット記録に用いられるインクは、一般に水を
主成分としており、これに乾燥防止及び目詰まり防止等
の目的からグリコール等の水溶性高沸点溶剤を含有した
ものが一般的である。このようなインクを用いて普通紙
に記録を行った場合には、インクが被記録材の内部に浸
透してしまい十分な画像濃度が得られなかったり、被記
録材表面の填料、サイズ剤の不均一な分布によると思わ
れる画像濃度の不均一が生じたりした。又、特にカラー
画像を得ようとした場合には、複数色のインクが、先に
記録したインクが定着する以前に次々と重ねられるた
め、異色の画像の境界部分では、色が滲んだり、インク
が不均一に混じり合って(以下ブリーディングという)
満足すべき画像が得られなかった。又、近年、印字物の
耐水性の要求が高まっており、この点からも満足すべき
耐水性の印字物は得られていなかった。
5−65269号公報には、インク中に界面活性剤等の
浸透性を高める化合物を添加したインクを用いること、
又、特開昭55−66976号公報には、揮発性溶媒を
主体としたインクを用いることが開示されている。更に
米国特許第5106416号明細書には、カチオン性染
料と両性界面活性剤と非イオン両親媒性物質を含有する
インクが開示されている。又、米国特許第534244
0号明細書には、水不溶性染料と高分子コロイドと界面
活性剤を含有するインクが開示されている。又、特開昭
60−96673号公報及び特開平4−139272号
公報には、ベタイン型アクリル樹脂を用いたインクが開
示されている。
公報に記載のインク中に、界面活性剤等の浸透性を高め
る化合物を添加するインクを用いた場合には、インクの
被記録材への浸透性が向上し、ブリーディングについて
はある程度抑制されるものの、インクが着色剤もろとも
被記録材の奥深くまで浸透してしまうため、画像濃度が
低下したりする等の不都合があった。又、被記録材表面
に対する濡れ性が向上するために被記録材表面において
インクが広がり易く、解像度の低下をきたしたり、滲み
が発生したりする等、好ましくないものであった。又、
特開昭55−66976号公報に記載の揮発性溶媒を主
体としたインクを用いた場合には、上記のような不都合
に加え、記録ヘッドのノズル部での溶剤の蒸発によるノ
ズルの目詰まりが発生し易く、好ましくないものであっ
た。
カチオン性染料と両性界面活性剤と非イオン両親媒性物
質を含有するインクでは、界面活性剤を臨界ミセル濃度
以上で添加することにより、着色剤の拡散を防止するも
のであるが、基本的には上記特開昭55−65269号
と同様に界面活性剤の作用により、インク自体の浸透性
が高まり、好ましい画像は得られなかった。又、米国特
許第5342440号明細書の水不溶性染料と高分子コ
ロイドと界面活性剤を含有するインクの場合には、上記
米国特許第5106416号明細書の不都合に加え、記
録ヘッド内及びノズルでの水不溶性染料の析出、及びコ
ロイドの凝集等によるノズルの目詰まり等が発生するこ
とがあり、好ましいものではなかった。
開平4−139272号公報には、ベタイン型アクリル
樹脂を用いたインクが、前者は油性インクの滲みを防止
する目的から、又、後者は顔料インクの安定性向上の目
的から上記アクリル樹脂を添加することが開示されてい
るが、普通紙上での高画質は得られない。又、ここで、
ベタイン型アクリル樹脂は、確かに両性的特徴を示す
が、カチオン性基とアニオン性基を明確に有していると
はいい難く、更に分子内にアニオン性基を有するモノマ
ーとカチオン性基を有するモノマーとの共重合体ではな
く、且つ等電点を持たない。従って、後述の本発明で使
用される両性イオン化合物とは基本的に異なるものであ
る。
で、本発明の目的は、被記録材、特に普通紙の記録にお
いて、十分な画像濃度が得られ、且つ画像濃度の均一性
が高く、特にカラー画像におけるブリーディングを防止
し、且つ鮮明で均一な高画質画像が得られ、更に印字物
の文字品位の向上も図れるインクからなるインクセッ
ト、これを用いたインクジェット記録方法及びインクジ
ェット機器を提供することにある。
明によって達成される。即ち、本発明は、被記録材上に
インクジェット記録方式でカラー画像を記録する際に用
いられる異なる2色以上のインクを組み合わせたインク
セットにおいて、上記インクが、色材及び液媒体を必須
成分とし、少なくとも1色のインク中にはアニオン性又
はカチオン性界面活性剤が含まれ、且つ該インクと異な
る色のインク中には両性イオン化合物が含まれているこ
とを特徴とするインクセット、これを用いたインクジェ
ット記録方法及びインクジェット機器である。
構成を、少なくとも1色のインクに含まれる色材が、ア
ニオン性染料であり、同じく該インク中に含まれる界面
活性剤が、アニオン性界面活性剤であり、更にその他の
色のインクに含まれる色材が、カチオン性染料であり、
且つ同時に該インク中に両性イオン化合物を含むものと
するか、或いは、少なくとも1色のインクに含まれる色
材が、カチオン性染料であり、同じく該インクに含まれ
る界面活性剤が、カチオン性界面活性剤であり、更にそ
の他の色のインクに含まれる色材が、アニオン性染料で
あり、且つ同時に該インク中に両性イオン化合物を含む
ものとする。
る色材が、顔料であり、同じく該インク中に含まれる界
面活性剤が、カチオン性界面活性剤であり、更にその他
の色のインクに含まれる色材が、アニオン性染料であ
り、且つ同時に該インク中に両性イオン化合物を含むも
のとする。同様に、少なくとも1色のインクに含まれる
色材が、顔料であり、同じく該インク中に含まれる界面
活性剤がアニオン性界面活性剤であり、更にその他の色
のインクに含まれる色材が、カチオン性染料であり、且
つ同時に該インク中に両性イオン化合物を含むものとす
る。
本発明を更に詳細に説明する。先ず、本発明のインクセ
ットの作用について説明する。例えば、本発明のインク
セットの好ましい態様を例にとって説明すると、インク
セットを構成している少なくとも1色のインクの構成成
分に、アニオン性染料と、アニオン性界面活性剤とを用
い、更に該インクの色とは異なる他の色のインクの構成
成分に、カチオン性染料と、両性イオン化合物とを併用
することによって、異なる2色以上のインクを、ほぼ同
時に重ね打ちしたり、或いはいずれかのインクが被記録
材上で乾燥状態になる以前にその色と異なる色のインク
を隣接させて打ち込んだりした場合に、インクの混色を
抑制することができる。
線太りによるフェザリングや、隣接する異色間の境界滲
みを軽減することが可能となる。即ち、上記したような
構成成分を有する異なる2色のインクを隣接させて打ち
込んだ場合、各々のインクを構成している色素であるア
ニオン性染料とカチオン性染料の染料同士が、接触した
時点で反応して不溶性の塩を形成するために、急激な液
体間の混色を抑制することができる。しかし、これだけ
では、反応不溶化の速度よりも、2色のインクの液体間
での拡散速度が上回っていたり、更には反応による不溶
化物質自体の分子量が不十分であると、異なる2色の液
体の間で拡散するために混色抑制効果は不充分である。
ためには、前述の異なる2色のインク間でのアニオン性
物質とカチオン性物質との不溶化反応速度を更に上げる
必要があるが、それは異なる2色のインク間の反応基の
数を増加させることで実現し得る。更には、アニオン性
物質とカチオン性物質との不溶化物の拡散を抑制する必
要があるが、それは生成する不溶化物の分子量を上げる
ことで実現し得る。そこで、第1のインクがアニオン性
染料を含む場合、反応基であるアニオン性基の数をイン
ク中でより多くすると共に、第2のインクのカチオン性
物質との造塩物の分子量を増大させるには、炭素数の多
い疎水基を有するアニオン性界面活性剤を同時に添加す
ることで実現し得る。更に第2のインク中にカチオン性
染料と共に両性イオン化合物を添加しておけば、カチオ
ン性染料と両性イオン化合物の両者の反応物と、第1の
インクのアニオン性物質とが反応し、より分子量の高い
造塩物を作り、異なる2色のインク間のインクの定着時
での境界滲みや混色時の線太りがより効果的に防止され
る。
1のインクがカチオン性染料を含む場合、反応基である
カチオン性基の数をインク中でより多くすると共に、第
2のインクのアニオン性物質との造塩物の分子量を増大
させるには、炭素数の多い疎水基を有するカチオン性界
面活性剤を同時に添加することで実現し得る。更に第2
のインク中にアニオン性染料と共に両性イオン化合物を
添加しておけば、アニオン性染料と両性イオン化合物の
両者の反応物と、第1のインクのカチオン性物質とが反
応し、より分子量の高い造塩物を作り、異なる2色間の
インクの定着時での境界滲みや混色時の線太りがより効
果的に防止される。
しくは分散染料等の非水溶性染料の水性分散体が使用さ
れている場合も、アニオン性界面活性剤を共に含有さ
せ、第2のインクにはカチオン性染料及び両性イオン化
合物が共に使用されていれば、顔料又は非水溶性染料と
カチオン性染料とは接触した時点で互いに溶け合うこと
なく、むしろ反発するために急激な液体間の混色を抑制
するものであるが、双方のインクに含まれるアニオン性
物質とカチオン性物質とが反応することで2種のインク
間の接触部が増粘等の物性変化により、2種のインク間
の拡散が抑えられて同様の効果が期待できる。或いは逆
に、第1のインク中に顔料又は油性若しくは分散染料等
の非水溶性染料の水性分散体が使用されている場合も、
カチオン性界面活性剤を共に含有させ、第2のインクに
はアニオン性染料及び両性イオン化合物が共に使用され
ていれば、同様の効果が期待できる。
分について説明する。先ず、本発明のインクセットで使
用されるインクは、アニオン性染料、カチオン性染料及
び顔料と、アニオン性界面活性剤又はカチオン性界面活
性剤、及び両性イオン化合物を適当な液媒体に溶解ない
しは分散して得られる。このようなインク中における色
材の濃度は所望に応じて適宜決定されるが、通常は、
0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜15重
量%、より好ましくは0.01〜10重量%の範囲とす
る。又、インク中におけるアニオン性又はカチオン性界
面活性剤或いは両性イオン化合物の濃度は所望応じて適
宜決定されるが、通常は、0.001〜50重量%、好
ましくは0.01〜25重量%、より好ましくは0.0
1〜10重量%の範囲とする。
成する第1及び第2のインクは、染料又は顔料等が液媒
体に溶解又は分散されて構成されるが、この際に用いら
れる液媒体としては、水と有機溶剤との混合物を用いる
のが好ましい。液媒体を混合形態とすると、極めて長期
間(例えば、6ケ月或いは1年以上)に亘ってインクの
物性変化或いは化学的性質(例えば、pH値)の変化が
抑制されるという利点がある。
は、下記に挙げるような水溶性有機溶剤の中から所望に
応じて適宜に選択されて使用される。具体的には、例え
ば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、iso−プロピルアルコール、n−ブチ
ルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−
ブチルアルコール、iso−ブチルアルコール、アミル
アルコール、n−ヘキサノール、シクロヘキサノール等
の炭素数1〜7のアルキルアルコール類;アセトン、ジ
アセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコール
類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン等のア
ルカノールアミン類;ジメチルホルムアミド、ジメチル
アセトアミド等のアミド類;テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル類;エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、チオジグリコール、ブチレングリコール、グ
リセリン等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含む
多価アルコール類;エチレングリコールモノメチル(又
はエチル或いはプロピル)エーテル、ジエチレングリコ
ールモノメチル(又はエチル或いはブチル)エーテル、
ジエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテ
ル、ポリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)
エーテル等のアルキレングリコールから誘導された低級
アルキルモノ又はジエーテル類(全炭素数は3〜8
個);2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン等
の窒素含有5員環ケトン類;α−バレロ−ラクトン、ε
−カプロラクトン、ブチルラクトン等のオキシカルボン
酸の分子内エステル類;モルホリン、ジメチルイミダゾ
リジンスルホラン等を挙げることができる。
における含有量は、一般には5〜90重量%、好ましく
は10〜80重量%、より好ましくは10〜50重量%
の範囲であり、水の含有量は、一般には10〜90重量
%、好ましくは10〜70重量%、より好ましくは20
〜70重量%の範囲内とされる。
成分として好適に用いられるアニオン性又はカチオン性
界面活性剤及び両性イオン化合物としては、既存のもの
でも、又、新規に合成したものでも、インクに必要な物
性と、本発明の目的を達成し得る性能が得らるものであ
れば、大抵のものを使用することができる。先ず、アニ
オン性界面活性剤としては、例えば、その親水基にはカ
ルボン酸塩、スルホン酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エ
ステル塩等を有し、更に疎水基には炭素数が12〜18
のパラフィン系、オレフィン系、炭素数が11〜15の
アルキル基を有するベンゼン、炭素数が1〜5のアルキ
ルナフタレン、炭素数が12〜18のアルキルフェノー
ル、高級アルコール、高級メルカプタン、炭素数が11
〜18の高級脂肪酸、総和炭素数が8〜21の高級脂肪
酸エステル、炭素数が11〜17の多価アルコール脂肪
酸部分エステル、炭素数が11〜17の高級脂肪酸アミ
ド、その他の油脂、及びロウ等を原材料としたものから
構成されたものが挙げられる。
その親水基には第4級アンモニウム塩、ベンジルハライ
ドの第4級アンモニウム塩、アミン塩、アルカノールア
ミン塩、ピリジニウム塩等を有し、疎水基には高級脂肪
酸、炭素数が12〜34の高級アミン、炭素数が11〜
17の高級脂肪酸アミド、炭素数が11〜17の高級ア
ルキルハライド等Y素数が11〜18の高級脂肪酸、炭
素数が12〜34の高級アミン、炭素数が11〜17の
高級脂肪酸アミド、炭素数が11〜17の高級アルキル
ハライド等を原材料としたものから構成されたものが挙
げられる。
成分として用いられる両性イオン化合物としては、既存
のものでも、又、新規に合成したものでも、インクに要
求される適度な物性と、本発明の目的を達成し得る性能
が得られれば大抵のものを好適に使用することができ
る。両性イオン化合物には、両性界面活性剤が含まれる
が、これらは本発明において好適に用いられる。両性界
面活性剤としては、具体的には、例えば、疎水基が炭素
総数8〜18の直鎖及び分岐アルキルアミン、不飽和ア
ルキルアミン、アルキル脂肪酸、アルキルハライド等で
あり、親水基がポリアミン類、モノクロロ酢酸塩、アク
リル酸、カプロラクタム、マレイン酸、クロルアルキル
スルホン酸塩、アミノスルホン酸塩、エチレンオキサイ
ド、アミノエチルエタノールアミン、硫酸化剤等から合
成されるものであり、ベタイン型化合物、アミノ酸誘導
体、イミダゾリン誘導体等が挙げられ、これらを単独な
いしは数種類を適宜組み合わせて使用することができ
る。
化合物としては、上記したような両性界面活性剤の他、
下記一般式(I)で示される化合物も好適に使用するこ
とができる。 (式中、R1は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原
子を表し、R2は(CH2)a−X1又は水素原子を表し、
aは1〜4のいずれかの整数とする。R3は(CH2)b
−X2又はR4−Y又は水素原子を表し、bは1〜4のい
ずれかの整数とする。R4は炭素数1〜48のアルキル
基又は水素原子を表す。Zは(NR5 ClH2l)c(N
HCnH2n)dを表し、l及びnは2〜4のいずれかの整
数、c+dは0〜50のいずれかの整数とする。Yは
(NR6CmH2m)e(NHCpH2P)fを表し、m及びp
は2〜4のいずれかの整数、e+fは0〜50のいずれ
かの整数とする。R5は(CH2)g−X3を表し、gは1
〜4のいずれかの整数とする。R6は(CH2)h−X4を
表し、hは1〜4のいずれかの整数とする。X1、X2、
X3及びX4は、夫々、カルボキシル基、カルボキシル基
の塩、スルホン基、スルホン基の塩又は水素原子からな
る群から選ばれる。又、R2及びR3が夫々水素原子であ
る時、c及びeが共に0になることはなく、又、X1、
X2、X3及びX4が全て水素原子になることもない。)
成分として用いられるアニオン性染料としては、既存の
ものでも、又、新規に合成したものでも適度な色調と濃
度とを有するものであれば、大抵のものを使用すること
ができる。又、これらのうちのいずれかを混合して用い
ることもできる。アニオン性染料の具体的なものとして
は、例えば、下記のようなものが挙げられる。 C.I.ダイレクトイエロー 8、11、12、27、
28、33、39、44、50、58、85、86、8
7、88、89、98、100、110、 C.I.ダイレクトレッド 2、4、9、11、20、
23、24、31、39、46、62、75、79、8
0、83、89、95、197、201、218、22
0、224、225、226、227、228、23
0、 C.I.ダイレクトブルー 1、15、22、25、4
1、76、77、80、86、90、98、106、1
08、120、158、163、168、199、22
6、
1、32、51、62、71、74、112、113、
154、168、195、 C.I.アシッドイエロー 1、3、7、11、17、
23、25、29、36、38、40、42、44、7
6、98、99、 C.I.アシッドレッド 6、8、9、13、14、1
8、26、27、32、35、42、51、52、8
0、83、87、89、92、106、114、11
5、133、134、145、158、198、24
9、265、289、 C.I.アシッドブルー 1、7、9、15、22、2
3、25、29、40、43、59、62、74、7
8、80、90、100、102、104、117、1
27、138、158、161、
10、115、156、 C.I.リィアクティブイエロー 2、3、17、2
5、37、42、 C.I.リィアクティブレッド 7、12、13、1
5、17、20、23、24、31、42、45、4
6、59、 C.I.リィアクティブブルー 4、5、7、13、1
4、15、18、19、21、26、27、29、3
2、38、40、44、100、 C.I.フードイエロー 3、 C.I.フードレッド 87、92、94、 C.I.フードブラック1、2
成分として用いられるカチオン性染料としては、既存の
ものでも、又、新規に合成したものでも適度な色調と濃
度とを有するものであれば、大抵のものを使用すること
ができる。又、これらのうちのいずれかを混合して用い
ることもできる。カチオン性染料の具体的なものとして
は、例えば、下記のようなものが挙げられる。 C.I.ベーシックイエロー 1、11、13、19、
25、33、36、 C.I.ベーシックレッド 1、2、9、12、13、
38、39、92、 C.I.ベーシックブルー 1、3、5、9、19、2
4、25、26、28、45、54、65、 C.I.ベーシックブラック 2、8、 Aizen Cathilon Black SBH、BXH、SH、AC
H、MH、TH(保土ケ谷化学製) Sumiacryl Black B、R、AP、BP、CP、FFP
(住友化学製)、 Diacryl Supra Black GSL、RSL、ESL(三菱化
成製)、
成分として用いられる分散染料を含む非水溶性染料とし
ては、既に市販されているもの、又は、新規に合成した
ものでも適度な色調と濃度を有するものであれば大抵の
ものを使用することができるし、又、複数の染料を混色
させて用いることもできる。本発明に使用し得る非水溶
性染料としては、例えば、下記のようなものが挙げられ
る。
5、7、23、33、42、49、54、56、64、
71、79、82、83、86、88、93、99、1
16、119、141、160、163、198、20
4、218、224、226、230、
5、7、11、12、13、15、17、30、33、
43、50、52、53、54、55、56、58、5
9、60、65、72、73、74、75、76、8
2、86、88、90、91、92、96、105、1
06、107、110、117、118、126、12
7、128、131、132、134、135、13
6、137、140、143、145、146、151
s、153、159、164、167、169、17
7、181、184、188、190、191、20
0、203、205、206、221、223、22
4、225、227、229、239、240、25
8、277、278、279、283、288、30
2、309、311、312、323、329、33
2、340、341、343、
7、13、19、26、27、35、44、54、5
5、56、60、64、65、72、73、79、8
1、82、87、91、93、94、96、102、1
06、118、120、122、125、128、13
0、139、142、143、146、148、14
9、153、154、165、167、181、18
3、185、186、189、198、200、20
1、205、207、214、224、225、25
7、259、266、268、270、284、28
5、287、288、291、293、301、33
0、332、333、337、341、345、35
1、352、353、
10、Black GL、BlackB、Black
L、Black 2B、Black B−T、Blac
kOBL、Black RSR、Black TK、B
lack TG、Black S−CTL、Black
H−DB、Black RD−SGT、Black
S−2BL、Black S−3BL、Black S
−5BL、Black S−BNL、Black S−
3GLN、Black S−ST、Black S−F
GB、Black S−SGN、Black S−WL
A、Black S−WLAT、Black B82、
Black BTNU82、Black 2BL、Bl
ack HR−FS、Black RB−FS、Bla
ckHG−FS、Black GB−FS、Black
KN−FS。尚、本発明において好適な非水溶性染料
は上記に列挙したものに限定されるものではない。
おいて用いられる、分散型インクの色成分に好適に使用
される顔料としては、既存のものでも、又、新規に合成
したものでも、インクに適度な色調と濃度を有するもの
であれば、大抵のものを使用することができる。具体的
には、例えば、チタン系、ベンガラ、アルミニウム粉、
タルク、クレー、炭酸カルシウム、及びシリカ等の無機
顔料;カーボンブラック、アゾ系、フタロシアニン系、
キナクリドン系、コチニール、及び紅花色素等の有機顔
料等が挙げられる。
非水溶性染料の分散剤又は可溶化剤として機能し得る高
分子物質を使用することができる。このようなものとし
ては、例えば、ソルビタン脂肪酸誘導体、硫酸エステル
誘導体、ポリオキシエチレンアルキレンエーテル型硫酸
エステル、隣酸エステル誘導体、第4級アンモニウム塩
誘導体、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリ
オキシエチレンアルキルエステル類、脂肪酸類、アルケ
ニルコハク酸塩類、高級アルコール硫酸エステル塩類、
アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ、アルキルジフェニ
ルエーテルジスルホン酸塩類、ナフタレンスルホン酸ホ
ルマリン縮合物等を含む界面活性剤を適宜に使用するこ
とができる。
て分散剤として、例えば、アニオン又はノニオン系界面
活性剤、ポリリン酸塩系分散剤、ナフタレンスルホン酸
塩のホルマリン縮合物、ポリアクリル酸、ポリスチレン
スルホン酸、スチレン−アクリル酸共重合体、スチレン
−マレイン酸共重合体、スチレン−メタクリル酸共重合
体、ビニルナフタレン−アクリル酸共重合体等のビニル
化合物とカルボン酸系樹脂や、カルボキシメチルセルロ
ース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸部分アル
キルエステル、ポリアクリルポリアミン等の樹脂を適宜
使用できる。
散剤又は可溶化剤の混合体をpH調整した後、ボールミ
ル、ロールミル、及びサンドミル等の分散機を用いて分
散処理或いは必要に応じて遠心分離機にて遠心処理や濾
過を行うことで予め分散液を調製した後、溶剤、界面活
性剤、両性イオン化合物等の添加剤を加えて得ることが
できる。
される各種のインクは、特に、サイズ度の高い被記録材
との親和性に優れ、高速記録性、記録画像の光学濃度、
色調、耐水性、耐摩擦性或いは耐光性に特に優れてい
る。又、保存安定性、信号応答性、液滴形成の安定性、
吐出安定性或いは連続記録性等に優れた実用的なインク
である。
したような各種成分の他に、更にインクの物性値を改善
する目的で種々の添加剤を使用してもよい。例えば、p
H調整剤、尿素のような結晶性有機化合物の乾燥防止
剤、粘度調整剤、種々の界面活性剤等の表面張力調整
剤、防カビ或いは殺菌剤等が挙げられる。或いは又、イ
ンクの液滴を帯電させ偏向することによって記録を行う
方式が採用される場合には、添加剤として特に比抵抗調
整剤を挙げることができる。本発明は、以上のような優
れた特性を有する所望の物性値に調合した各色インクを
調製し、少なくとも異なる2色以上のインクを組み合わ
せたインクセットとし、種々のインクジェット記録方式
にこれを適用することによって、高濃度で高品位の画像
が形成される。即ち、本発明では、上記で述べた物性を
有する2色以上のインクを使用し、インクジェット方式
により画像を形成することによって、所期の目的を達成
する。
れるインクジェット方式としては、従来公知の方式を何
れも使用することができる。即ち、ピエゾ振動子の機械
的振動を利用して液滴を発生させるタイプの記録ヘッド
を有する記録装置以外の種々のインクジェット記録装置
も好ましく用いられる。例えば、記録ヘッド内のインク
に熱エネルギーの形で記録信号を与え、液滴を発生させ
て記録を行う装置等にも好適に用いられる。尚、本発明
に用いる黒色インク又はカラーのインクは、サインペ
ン、万年筆等の筆記具用のインクに使用されてもよい。
但し、筆記具用のインクとして使用する場合には、粘
度、表面張力等をはじめ、種々の特性を筆記具用に調整
する必要がある。
に記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該エネルギ
ーにより液滴を発生させて記録を行う本発明に適用され
る記録装置について説明する。その装置の主要部である
ヘッド構成例を、図1、図2及び図3に示す。
るガラス、セラミック又はプラスチック板等と、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄膜ヘッドが示
されているが、これに限定されるものではない。)とを
接着して得られる。発熱ヘッド15は、酸化シリコン等
で形成される保護膜16、アルミニウム電極17−1及
び17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層1
8、蓄熱層19、及びアルミナ等の放熱性のよい基板2
0より成っている。
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。今、アルミニウム電極17−1及び17−2に
電気信号情報が加わると、発熱ヘッド15のnで示され
る領域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に
気泡が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、イ
ンク21が吐出しインク小滴24となり、吐出オリフィ
ス22より被記録材25に向って飛翔する。
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1で説明したものと同
様の発熱ヘッド28を密着して作製されている。尚、図
1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、
図2は図1のA−B線での断面図である。
ェット記録装置の一例を示す。図4において、61はワ
イピング部材としてのブレードであり、その一端はブレ
ード保持部材によって保持されて固定端となり、カンチ
レバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッド65に
よる記録領域に隣接した位置に配置され、又、本例の場
合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持
される。62は記録ヘッド65の吐出口面のキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッド65の移動方向と垂直な方向に移動し
て、インク吐出口面と当接し、キャッピングを行う構成
を備える。更に63はブレード61に隣接して設けられ
るインク吸収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッ
ド65の移動経路中に突出した形態で保持される。
ク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレ
ード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面
の水分、塵挨等の除去が行われる。65は吐出エネルギ
ー発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する
被記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、6
6は記録ヘッド65を搭載してその移動を行うためのキ
ャリッジである。キャリッジ66はガイド軸67と摺動
可能に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68に
よって駆動されるベルト69と接続(不図示)してい
る。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った
移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域及び
その隣接した領域の移動が可能となる。
52は不図示のモーターにより駆動する紙送りローラー
である。これらの構成によって記録ヘッド65の吐出口
面と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行す
るにつれて排紙ローラー53を配した排紙部へ排紙され
る。上記構成において記録ヘッド65が記録終了等でホ
ームポジションに戻る際、吐出回復部64のキャップ6
2は記録ヘッド65の移動経路から退避しているが、ブ
レード61は移動経路中に突出している。この結果、記
録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。尚、キャ
ップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接してキャッピ
ングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの移動経路
中に突出するように移動する。
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は、上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッド65のホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッド65が記録のために記録領域を
移動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポ
ジションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが
行われる。
的に説明する。尚、以下の記載で、部又は%とあるもの
は特に断りのない限り重量比率を示すものである。 実施例1 (第1のインク成分) ・C.I.ダイレクトブラック195 3部 ・エチルアルコール 1部 ・エチレングリコール 10部 ・尿素 5部 ・スルホコハク酸ジオクチルナトリウム 0.1部 ・イオン交換水 80.9部
で充分撹拌し、孔径0.45μmのテフロンフィルター
で加圧濾過して調製した。
で充分撹拌し、孔径0.45μmのテフロンフィルター
で加圧濾過して調製した。
径0.45μmのテフロンフィルターで加圧濾過して調
製した。
拌し、ジルコニウムビーズを体積換算で50%充填した
後、分散機により約3時間分散した後、孔径2.5μm
のテフロンフィルターで加圧濾過をして粗大粒子を除去
し、更に染料分散体以外のインク成分を添加し、水酸化
ナトリウム等のpH調整剤でpHを7〜9に調整して撹
拌した後、孔径1μmのテフロンフィルターで加圧濾過
して調製した。
径0.45μmのテフロンフィルターで加圧濾過して調
製した。
拌し、ジルコニウムビーズを体積換算で50%充填した
後、分散機により約3時間分散した後、孔径2.5μm
のテフロンフィルターで加圧濾過をして粗大粒子を除去
し、更に染料分散体以外のインク成分を添加し、水酸化
ナトリウム等のpH調整剤でpHを7〜9に調整し撹拌
した後、孔径1μmのテフロンフィルターで加圧濾過し
て調製した。
チルアルコールを除く成分を容器の中で混合し、ウォー
ターバスで70℃で加温して撹拌し、樹脂成分を完全に
溶解させた後、着色剤とエチルアルコールを加えて30
分撹拌混合し、ジルコニウムビーズを体積換算で50%
充填した後、分散機により約3時間分散した後、遠心分
離処理をして粗大粒子を除去した後、溶剤その他の添加
剤を加えて混合し、1時間撹拌して顔料分散体を作製し
た。 <顔料分散体を含むインク成分> ・上記顔料分散体 40部 ・グリセリン 10部 ・エチレングリコール 10部 ・エタノール 1部 ・ポリエチレンラウリル硫酸ナトリウム 0.2部 ・イオン交換水 38.8部 上記成分を混合し、1時間撹拌して顔料インクを調製し
た。
径0.45μmのテフロンフィルターで加圧濾過して調
製した。
で充分撹拌し、孔径0.45μmのテフロンフィルター
で加圧濾過して調製した。
下記に示されるものである。 構造式Aの化合物 C25H51NH(C2H4NH)3CH2SO3Li 構造式Bの化合物 C15H31NH(C2H4NH)2C2H4COONH4
例1の各インクを用いて、以下の市販コピー用紙を含む
上質紙に印字を行った。 ・キヤノン製コピー用紙:PB PAPER ・ゼロックス製:4024 PAPER ・FOX RIVER製:PLOVER BOND PAPER
5×5のマス目で仕切り、2色で交互にベタ印字したも
のにより、2色間のブリーディング画像品位を以下の評
価基準によって評価した。その結果を表1に示す。 (評価基準) ○:2色間の境界線が鮮明で、境界部に滲みや混色が見
られない。 △:2色間の境界線が存在することが明らかであるが、
境界部に多少の滲みや混色が見られる。 ×:2色間の境界線が識別不能である。
文字は、A4サイズの上質紙に1500文字の英数文字
及び漢字の文章によるもので、打ち込み比率が、単色で
100%、及び2色混色で200%で印字した。評価基
準は以下の通りである。その結果を表1に示す。 (評価基準) ○:文字のエッジが鮮明で滲みによるフェザリングや線
太りが見られない。 △:文字のエッジが多少滲み、均一な線太りが見られ
る。 ×:文字のエッジが滲んでフェザリングが顕著で、不均
一な線太りが見られる。
置としては、図4に示したと同様の記録装置を用い、図
7に示した4つのヘッドを用いてカラー画像を形成し
た。尚、ここで用いた記録ヘッドとしてはBJC820
(商品名、キヤノン社製インクジェットプリンター)に
使用されているものと同一の記録ヘッドを用いた。記録
ヘッドの駆動条件、即ちヒーターへの通電条件は各ヘッ
ドとも印加電圧28V、パルス幅3.2μsec、駆動
周波数5kHzとした。
同一の被記録材に対して、異なる2色間の境界部におけ
るブリーディングのない、鮮明な文字品位の高画質カラ
ー画像を得ることができる。
ある。
ある。
観斜視図である。
ある。
Claims (19)
- 【請求項1】 被記録材上にインクジェット記録方式で
カラー画像を記録する際に用いられる異なる2色以上の
インクを組み合わせたインクセットにおいて、上記イン
クが、色材及び液媒体を必須成分とし、少なくとも1色
のインク中にはアニオン性又はカチオン性界面活性剤が
含まれ、且つ該インクと異なる色のインク中には両性イ
オン化合物が含まれていることを特徴とするインクセッ
ト。 - 【請求項2】 少なくとも1色のインクを構成する色材
が、アニオン性染料であって、且つ該インク中にアニオ
ン性界面活性剤が同時に含まれ、該インクと異なる色の
インクを構成する色材が、カチオン性染料であり、更に
両性イオン化合物を含む請求項1に記載のインクセッ
ト。 - 【請求項3】 少なくとも1色のインクを構成する色材
が、カチオン性染料であって、且つ該インク中にカチオ
ン性界面活性剤が同時に含まれ、該インクと異なる色の
インクを構成する色材が、アニオン性染料であり、更に
両性イオン化合物を含む請求項1に記載のインクセッ
ト。 - 【請求項4】 少なくとも1色のインクを構成する色材
が、顔料であって、且つ該インク中にカチオン性界面活
性剤が同時に含まれ、該インクと異なる色のインクを構
成する色材が、アニオン性染料であり、更に両性イオン
化合物を含む請求項1に記載のインクセット。 - 【請求項5】 少なくとも1色のインクを構成する色材
が、顔料であって、且つ該インク中にアニオン性界面活
性剤が同時に含まれ、該インクと異なる色のインクを構
成する色材が、カチオン性染料であり、更に両性イオン
化合物を含む請求項1に記載のインクセット。 - 【請求項6】 両性イオン化合物が、両性界面活性剤或
いは下記一般式(I)で示される化合物である請求項1
に記載のインクセット。 (式中、R1は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原
子を表し、R2は(CH2)a−X1又は水素原子を表し、
aは1〜4のいずれかの整数とする。R3は(CH2)b
−X2又はR4−Y又は水素原子を表し、bは1〜4のい
ずれかの整数とする。R4は炭素数1〜48のアルキル
基又は水素原子を表す。Zは(NR5Cl(エル)H2l(エル))
c(NHCnH2n)dを表し、l(エル)及びnは2〜4
のいずれかの整数、c+dは0〜50のいずれかの整数
とする。Yは(NR6CmH2m)e(NHCpH2P)fを表
し、m及びpは2〜4のいずれかの整数、e+fは0〜
50のいずれかの整数とする。R5は(CH2)g−X3を
表し、gは1〜4のいずれかの整数とする。R6は(C
H2)h−X4を表し、hは1〜4のいずれかの整数とす
る。X1、X2、X3及びX4は、夫々、カルボキシル基、
カルボキシル基の塩、スルホン基、スルホン基の塩又は
水素原子からなる群から選ばれる。又、R2及びR3が夫
々水素原子である時、c及びeが共に0になることはな
く、又、X1、X2、X3及びX4が全て水素原子になるこ
ともない。) - 【請求項7】 2色以上のインクを組み合わせてインク
ジェット記録方式で被記録材上にカラー画像を記録する
インクジェット記録方法において、請求項1〜6に記載
のインクセットを用いることを特徴とするインクジェッ
ト記録方法。 - 【請求項8】 インクジェット記録装置の記録方式が、
熱エネルギーを利用したインクジェット記録方式である
請求項7に記載のインクジェット記録方法。 - 【請求項9】 インクを収容したインク収容部、該イン
クをインク滴として吐出させるためのヘッド部を備えた
記録ユニットにおいて、前記インクが請求項1〜6に記
載のインクセットであることを特徴とする記録ユニッ
ト。 - 【請求項10】 ヘッド部がインクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項9に
記載の記録ユニット。 - 【請求項11】 インク収容部がポリウレタン、セルロ
ース又はポリビニルアセテートで形成されている請求項
9に記載のユニット。 - 【請求項12】 インクを収容したインク収容部を備え
たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
〜6に記載のインクセットであることを特徴とするイン
クカートリッジ。 - 【請求項13】 インク収容部がポリオレフィンで形成
された接液面を有する請求項12に記載のインクカート
リッジ。 - 【請求項14】 インクを収容したインク収容部、該イ
ンクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を有す
る記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
て、前記インクが請求項1〜6に記載のインクセットで
あることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項15】 ヘッド部がインクに熱エネルギーを作
用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項14
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項16】 インク収容部がポリウレタン、セルロ
ース又はポリビニルアセテートで形成されている請求項
14に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項17】 インク滴を吐出するための記録ヘッ
ド、インクを収容したインク収容部を備えたインクカー
トリッジ及びインクカートリッジから記録ヘッドにイン
クを供給するためのインク供給部を備えたインクジェッ
ト記録装置において、前記インクが請求項1〜6に記載
のインクセットであることを特徴とするインクジェット
記録装置。 - 【請求項18】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
17に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項19】 インク収容部がポリオレフィンで形成
された接液面を有する請求項17に記載のインクジェッ
ト記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33436495A JP3679481B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | インクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット機器 |
| US08/755,367 US5911815A (en) | 1995-11-30 | 1996-11-25 | Ink set and ink-jet recording method using the same |
| EP96119116A EP0776951B1 (en) | 1995-11-30 | 1996-11-28 | Ink set and ink-jet recording method using the same |
| DE69613544T DE69613544T2 (de) | 1995-11-30 | 1996-11-28 | Tintensortiment und Tintenstrahlaufzeichnungsverfahren unter Verwendung desselben |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33436495A JP3679481B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | インクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09151348A true JPH09151348A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3679481B2 JP3679481B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=18276556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33436495A Expired - Fee Related JP3679481B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | インクセット、インクジェット記録方法及びインクジェット機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3679481B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7066989B2 (en) | 2003-01-08 | 2006-06-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Inkjet ink, production method of inkjet ink, inkjet ink set and inkjet recording method |
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| US8053046B2 (en) | 2003-09-29 | 2011-11-08 | Fujifilm Corporation | Ink for inkjet printing, ink set for inkjet printing, inkjet recording material and producing method for inkjet recording material, and inkjet recording method |
| JP2017128729A (ja) * | 2007-01-29 | 2017-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | インクセット、インクジェット記録方法及び記録物 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33436495A patent/JP3679481B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP4825806B2 (ja) * | 2004-10-28 | 2011-11-30 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. | 低顔料濃度の両性分散顔料系インクのブラック−カラー間ブリード特性の改善 |
| US8287633B2 (en) | 2004-10-28 | 2012-10-16 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Restoration of black to color bleed performance of amphoteric pigment dispersion based inks of low pigment loads |
| JP2017128729A (ja) * | 2007-01-29 | 2017-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | インクセット、インクジェット記録方法及び記録物 |
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| JP3679481B2 (ja) | 2005-08-03 |
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