JPH09152013A - チェーンスプロケット構造 - Google Patents
チェーンスプロケット構造Info
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- JPH09152013A JPH09152013A JP33590895A JP33590895A JPH09152013A JP H09152013 A JPH09152013 A JP H09152013A JP 33590895 A JP33590895 A JP 33590895A JP 33590895 A JP33590895 A JP 33590895A JP H09152013 A JPH09152013 A JP H09152013A
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- Japan
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- chain
- sprocket
- crank sprocket
- elastic member
- timing chain
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/30—Chain-wheels
- F16H2055/306—Chain-wheels with means providing resilience or vibration damping in chain sprocket wheels
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クランクスプロケット及びタイミングチェー
ンのローラの耐久性を向上させ、かつ、クランクスプロ
ケットに装着した弾性部材の耐久性をよくする。 【構成】 タイミングチェーン6を巻き付けて駆動する
クランクスプロケット16の歯部17の両側部に弾性部材19
を環状に成形し、この弾性部材19の外周面には金属板材
20を一体に成形させる。そして、この金属板材20にクラ
ンクスプロケット16に掛合するタイミングチェーン6の
リンクプレート15を保持させる。これにより、タイミン
グチェーン6のローラと、クランクスプロケット16の歯
部17の歯底部25との衝突音を緩和させ、チェーン騒音を
減少させる。また、クランクスプロケット16や弾性部材
19、金属板材20及びタイミングチェーン6のローラやリ
ンクプレート15の対摩耗性を向上させる。
ンのローラの耐久性を向上させ、かつ、クランクスプロ
ケットに装着した弾性部材の耐久性をよくする。 【構成】 タイミングチェーン6を巻き付けて駆動する
クランクスプロケット16の歯部17の両側部に弾性部材19
を環状に成形し、この弾性部材19の外周面には金属板材
20を一体に成形させる。そして、この金属板材20にクラ
ンクスプロケット16に掛合するタイミングチェーン6の
リンクプレート15を保持させる。これにより、タイミン
グチェーン6のローラと、クランクスプロケット16の歯
部17の歯底部25との衝突音を緩和させ、チェーン騒音を
減少させる。また、クランクスプロケット16や弾性部材
19、金属板材20及びタイミングチェーン6のローラやリ
ンクプレート15の対摩耗性を向上させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンに回転自
在に取り付けたチェーンスプロケット、特にクランク軸
に固定したクランク用チェーンスプロケットに改良を加
えたチェーンスプロケット構造に関するものである。
在に取り付けたチェーンスプロケット、特にクランク軸
に固定したクランク用チェーンスプロケットに改良を加
えたチェーンスプロケット構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記チェーンスプロケットに関し、自動
車エンジンの動弁駆動装置を図5乃至図7に基づいて説
明する。なお、図6は図5のX−X線に沿う断面図であ
り、図7は図6のY−Y線に沿う断面図である。図に示
すように、エンジン1のシリンダブロック2にはピスト
ン(図示省略)の往復運動を回転運動に変えるクランク
軸3が設けられており、このクランク軸3のシリンダブ
ロック2より突出した部分にはクランク用チェーンスプ
ロケット(以下、クランクスプロケットという)4及び
オイルポンプドライブスプロケット4A(図6参照)が一
体に固定されている。
車エンジンの動弁駆動装置を図5乃至図7に基づいて説
明する。なお、図6は図5のX−X線に沿う断面図であ
り、図7は図6のY−Y線に沿う断面図である。図に示
すように、エンジン1のシリンダブロック2にはピスト
ン(図示省略)の往復運動を回転運動に変えるクランク
軸3が設けられており、このクランク軸3のシリンダブ
ロック2より突出した部分にはクランク用チェーンスプ
ロケット(以下、クランクスプロケットという)4及び
オイルポンプドライブスプロケット4A(図6参照)が一
体に固定されている。
【0003】クランクスプロケット4とエンジン1の上
部に設けた動弁用のカムスプロケット5にはタイミング
チェーン6が掛合されており、このタイミングチェーン
6によりカムスプロケット5が駆動されている。エンジ
ン1の駆動力は、クランクスプロケット4とタイミング
チェーン6との噛合い時に、図7に示す、タイミングチ
ェーン6のローラ7が、クランクスプロケット4の歯部
8,9(図6参照)の歯底部10(図7参照)に乗り上げ
ることによりタイミングチェーン6に伝達される。
部に設けた動弁用のカムスプロケット5にはタイミング
チェーン6が掛合されており、このタイミングチェーン
6によりカムスプロケット5が駆動されている。エンジ
ン1の駆動力は、クランクスプロケット4とタイミング
チェーン6との噛合い時に、図7に示す、タイミングチ
ェーン6のローラ7が、クランクスプロケット4の歯部
8,9(図6参照)の歯底部10(図7参照)に乗り上げ
ることによりタイミングチェーン6に伝達される。
【0004】このクランクスプロケット4の回転方向
は、図7の矢印Zで示すように、右回りである。なお、
クランク軸3等の各運動部分に潤滑油を供給するポンプ
駆動装置は、オイルポンプドライブスプロケット4A(図
6参照)と、オイルポンプ(図示省略)のポンプスプロ
ケット11とにオイルポンプチェーン12を掛合させ、これ
によってクランク軸3の駆動力をオイルポンプに伝達し
ている。
は、図7の矢印Zで示すように、右回りである。なお、
クランク軸3等の各運動部分に潤滑油を供給するポンプ
駆動装置は、オイルポンプドライブスプロケット4A(図
6参照)と、オイルポンプ(図示省略)のポンプスプロ
ケット11とにオイルポンプチェーン12を掛合させ、これ
によってクランク軸3の駆動力をオイルポンプに伝達し
ている。
【0005】上記動弁駆動装置において、クランク軸3
の駆動力を各スプロケットに伝達するために、クランク
スプロケット4にタイミングチェーン6を掛合させてい
るが、クランク軸3は回転が高速であり、トルク変動が
大きいため、クランクスプロケット4とタイミングチェ
ーン6の噛み合い時には、タイミングチェーン6のロー
ラ7(図7参照)と、クランクスプロケット4の歯部
8,9の歯底部10(図7参照)とが強く衝突し、衝突音
が発生し騒音となる問題があった。
の駆動力を各スプロケットに伝達するために、クランク
スプロケット4にタイミングチェーン6を掛合させてい
るが、クランク軸3は回転が高速であり、トルク変動が
大きいため、クランクスプロケット4とタイミングチェ
ーン6の噛み合い時には、タイミングチェーン6のロー
ラ7(図7参照)と、クランクスプロケット4の歯部
8,9の歯底部10(図7参照)とが強く衝突し、衝突音
が発生し騒音となる問題があった。
【0006】そこで、これを回避するために、従来は、
クランクスプロケット4の歯部8,9の両側部に、図6
に示すように、環状の弾性部材13,14を一体成形し、こ
の弾性部材13,14の上にタイミングチェーン6のリンク
プレート15が載るようにして、クランクスプロケット4
とタイミングチェーン6の掛合時の衝突音を緩和させて
いた。
クランクスプロケット4の歯部8,9の両側部に、図6
に示すように、環状の弾性部材13,14を一体成形し、こ
の弾性部材13,14の上にタイミングチェーン6のリンク
プレート15が載るようにして、クランクスプロケット4
とタイミングチェーン6の掛合時の衝突音を緩和させて
いた。
【0007】なお、伝動ギヤとして、実開昭59−35
765号公報に開示されているものがある。この公報の
ものは、動弁カム軸の外周部に設けた内輪と外輪ギヤと
の間に弾性環状緩衝体を介装させ、この弾性環状緩衝体
に設けた係合片を外輪ギヤの係合部に係合させて保持さ
せたものである。
765号公報に開示されているものがある。この公報の
ものは、動弁カム軸の外周部に設けた内輪と外輪ギヤと
の間に弾性環状緩衝体を介装させ、この弾性環状緩衝体
に設けた係合片を外輪ギヤの係合部に係合させて保持さ
せたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
おいて、クランクスプロケットの歯部の両側部に一体成
形させた弾性部材が合成樹脂やゴム製のものであり、タ
イミングチェーンのリンクプレートが鉄製のものである
ので、弾性部材にリンクプレートが接触、衝突すると、
弾性部材が早期に摩耗してしまい耐久性が乏しかった。
おいて、クランクスプロケットの歯部の両側部に一体成
形させた弾性部材が合成樹脂やゴム製のものであり、タ
イミングチェーンのリンクプレートが鉄製のものである
ので、弾性部材にリンクプレートが接触、衝突すると、
弾性部材が早期に摩耗してしまい耐久性が乏しかった。
【0009】また、弾性部材を装着しない場合は、タイ
ミングチェーンのローラと、クランクスプロケットの歯
部の歯底部とが直接、接触、衝突することになり、この
衝突力によって、クランクスプロケットの歯底部及びタ
イミングチェーンのローラが共に摩耗してしまうという
問題があった。このため、弾性部材の装着は必要であ
り、摩耗した場合には取り替え作業が煩雑であった。
ミングチェーンのローラと、クランクスプロケットの歯
部の歯底部とが直接、接触、衝突することになり、この
衝突力によって、クランクスプロケットの歯底部及びタ
イミングチェーンのローラが共に摩耗してしまうという
問題があった。このため、弾性部材の装着は必要であ
り、摩耗した場合には取り替え作業が煩雑であった。
【0010】なお、実開昭59−35765号公報に開
示されている伝動ギヤは、動弁カム軸の外輪ギヤと内輪
との間に弾性環状緩衝体を介装させたものであるが、歯
底部とチェーンのローラとが直接接触することになるの
で、騒音を緩和する効果が少ない。
示されている伝動ギヤは、動弁カム軸の外輪ギヤと内輪
との間に弾性環状緩衝体を介装させたものであるが、歯
底部とチェーンのローラとが直接接触することになるの
で、騒音を緩和する効果が少ない。
【0011】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、チェーンスプロケットを改良して、
チェーンスプロケットとチェーンとの衝突音による騒音
を減少させ、クランクスプロケット及びチェーンの耐久
性を向上させると共に、弾性部材の耐久性をも向上させ
たチェーンスプロケット構造を提供することを目的とす
る。
になされたもので、チェーンスプロケットを改良して、
チェーンスプロケットとチェーンとの衝突音による騒音
を減少させ、クランクスプロケット及びチェーンの耐久
性を向上させると共に、弾性部材の耐久性をも向上させ
たチェーンスプロケット構造を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
チェーンを巻き付けて駆動し、又は被駆動するチェーン
スプロケットにおいて、該チェーンスプロケットの歯部
の両側部に弾性部材を環状に配設し、該弾性部材の外周
面に金属部材を設けたことを特徴とするものである。
チェーンを巻き付けて駆動し、又は被駆動するチェーン
スプロケットにおいて、該チェーンスプロケットの歯部
の両側部に弾性部材を環状に配設し、該弾性部材の外周
面に金属部材を設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の発明は、チェーンスプロケ
ットの歯部の両側部に波形環を装着したことを特徴とす
るものである。
ットの歯部の両側部に波形環を装着したことを特徴とす
るものである。
【0014】請求項3記載の発明は、チェーンスプロケ
ットの歯部の両側部に設けた弾性部材に空間部に形成し
たことを特徴とするものである。
ットの歯部の両側部に設けた弾性部材に空間部に形成し
たことを特徴とするものである。
【0015】請求項4記載の発明は、弾性部材を備えた
金属部材または波形環をエンジンのクランク軸の端部に
固定したクランク用チェーンスプロケットに取り付けた
ことを特徴とするものである。
金属部材または波形環をエンジンのクランク軸の端部に
固定したクランク用チェーンスプロケットに取り付けた
ことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】請求項1の記載から把握される本
発明は、図1及び図2に示すように、タイミングチェー
ン6を巻き付けて駆動するクランクスプロケット16の歯
部17,18の両側部に弾性部材19を環状に成形し、この弾
性部材19の外周面には金属板材20を一体に成形させる。
そして、この金属板材20にクランクスプロケット16に掛
合するタイミングチェーン6のリンクプレート15を保持
させる。これにより、タイミングチェーン6のローラ7
と、クランクスプロケット16の歯部17,18の歯底部25と
の衝突音を緩和させ、チェーン騒音を減少させる。ま
た、クランクスプロケット16や弾性部材19、金属板材20
及びタイミングチェーン6のローラ7やリンクプレート
15の対摩耗性を向上させる。
発明は、図1及び図2に示すように、タイミングチェー
ン6を巻き付けて駆動するクランクスプロケット16の歯
部17,18の両側部に弾性部材19を環状に成形し、この弾
性部材19の外周面には金属板材20を一体に成形させる。
そして、この金属板材20にクランクスプロケット16に掛
合するタイミングチェーン6のリンクプレート15を保持
させる。これにより、タイミングチェーン6のローラ7
と、クランクスプロケット16の歯部17,18の歯底部25と
の衝突音を緩和させ、チェーン騒音を減少させる。ま
た、クランクスプロケット16や弾性部材19、金属板材20
及びタイミングチェーン6のローラ7やリンクプレート
15の対摩耗性を向上させる。
【0017】請求項2の記載から把握される本発明にお
いて、図3及び図4に示すように、クランクスプロケッ
ト16の歯部17,18の両側部に波形環22を装着させ、この
波形環22の山部22a でクランクスプロケット16に掛合さ
せたタイミングチェーン6のリンクプレート15を保持さ
せる。これにより、タイミングチェーン6のローラ7
と、クランクスプロケット16の歯部17,18の歯底部25と
の衝突音を緩和させて、チェーン騒音を低減させると共
に、クランクスプロケット16や金属製の波形環22及びタ
イミングチェーン6のローラ7やリンクプレート15の対
摩耗性を向上させ耐久性を向上させる。
いて、図3及び図4に示すように、クランクスプロケッ
ト16の歯部17,18の両側部に波形環22を装着させ、この
波形環22の山部22a でクランクスプロケット16に掛合さ
せたタイミングチェーン6のリンクプレート15を保持さ
せる。これにより、タイミングチェーン6のローラ7
と、クランクスプロケット16の歯部17,18の歯底部25と
の衝突音を緩和させて、チェーン騒音を低減させると共
に、クランクスプロケット16や金属製の波形環22及びタ
イミングチェーン6のローラ7やリンクプレート15の対
摩耗性を向上させ耐久性を向上させる。
【0018】請求項3の記載から把握される本発明にお
いて、図1及び図2に示すように、クランクスプロケッ
ト16の歯部17,18の両側部に設けた弾性部材19に空間部
21を形成させ、タイミングチェーン6のリンクプレート
15が金属板材20に当接して弾性部材19が押された際、そ
の押された分、弾性部材19の一部を空間部21に逃がし
て、適度な弾性を確保させると共に、弾性部材19の耐久
性を向上させる。
いて、図1及び図2に示すように、クランクスプロケッ
ト16の歯部17,18の両側部に設けた弾性部材19に空間部
21を形成させ、タイミングチェーン6のリンクプレート
15が金属板材20に当接して弾性部材19が押された際、そ
の押された分、弾性部材19の一部を空間部21に逃がし
て、適度な弾性を確保させると共に、弾性部材19の耐久
性を向上させる。
【0019】請求項4記載の記載から把握される本発明
において、弾性部材19を備えた金属板材20または波形環
22をクランク軸3の端部に固定したクランクスプロケッ
ト16に取り付けて、金属板材20または波形環22にクラン
クスプロケット16に掛合するタイミングチェーン6のリ
ンクプレート15を保持させる。これにより、タイミング
チェーン6のローラ7と、クランクスプロケット16の歯
部17,18の歯底部25との衝突音を緩和させ、チェーン騒
音を減少させると共に、クランクスプロケット16や弾性
部材19、金属板材20及びタイミングチェーン6のローラ
7やリンクプレート15の対摩耗性を向上させる。
において、弾性部材19を備えた金属板材20または波形環
22をクランク軸3の端部に固定したクランクスプロケッ
ト16に取り付けて、金属板材20または波形環22にクラン
クスプロケット16に掛合するタイミングチェーン6のリ
ンクプレート15を保持させる。これにより、タイミング
チェーン6のローラ7と、クランクスプロケット16の歯
部17,18の歯底部25との衝突音を緩和させ、チェーン騒
音を減少させると共に、クランクスプロケット16や弾性
部材19、金属板材20及びタイミングチェーン6のローラ
7やリンクプレート15の対摩耗性を向上させる。
【0020】
【実施例】次に、本実施例の第1実施例を図1及び図2
にもとづき、図5乃至図7と同一の部材には同一の符号
を付して説明する。図1は図2のA−A線に沿う断面図
を示しており、シリンダブロック2(図5参照)から突
出させた、回転自在のクランク軸3の端部に固定したク
ランクスプロケット16と、このクランクスプロケット16
に噛合したタイミングチェーン6及びオイルポンプチェ
ーン12とを拡大して示したものである。なお、図2にお
いて、クランク軸3の左側が車両の前部側Fであり、右
側が車両の後部側Rである。
にもとづき、図5乃至図7と同一の部材には同一の符号
を付して説明する。図1は図2のA−A線に沿う断面図
を示しており、シリンダブロック2(図5参照)から突
出させた、回転自在のクランク軸3の端部に固定したク
ランクスプロケット16と、このクランクスプロケット16
に噛合したタイミングチェーン6及びオイルポンプチェ
ーン12とを拡大して示したものである。なお、図2にお
いて、クランク軸3の左側が車両の前部側Fであり、右
側が車両の後部側Rである。
【0021】図1において、クランクスプロケット16に
噛合したタイミングチェーン6の上部は、図5に示す、
動弁用のカムスプロケット5に掛合しており、オイルポ
ンプチェーン12はオイルポンプドライブスプロケット16
A (図2参照)と、下方のオイルパンの内部に配設され
たオイルポンプのポンプスプロケット11(図5参照)に
掛合して、オイルポンプに駆動力を伝達している。
噛合したタイミングチェーン6の上部は、図5に示す、
動弁用のカムスプロケット5に掛合しており、オイルポ
ンプチェーン12はオイルポンプドライブスプロケット16
A (図2参照)と、下方のオイルパンの内部に配設され
たオイルポンプのポンプスプロケット11(図5参照)に
掛合して、オイルポンプに駆動力を伝達している。
【0022】そして、図2に示すように、クランクスプ
ロケット16の歯部17,18の両側部、すなわち、歯部17の
前部側Fと、歯部18の後部側Rとに弾性部材19が環状に
配設され、弾性部材19の外周面には金属板材20が装着さ
れている。弾性部材19及び金属板材20はクランクスプロ
ケット16に一体成形させたものである。
ロケット16の歯部17,18の両側部、すなわち、歯部17の
前部側Fと、歯部18の後部側Rとに弾性部材19が環状に
配設され、弾性部材19の外周面には金属板材20が装着さ
れている。弾性部材19及び金属板材20はクランクスプロ
ケット16に一体成形させたものである。
【0023】この弾性部材19には間隔を空けて空間部21
が形成されている。この空間部21はタイミングチェーン
6がクランクスプロケット16に噛合した際、そのリンク
プレート15と接触しない部分に形成されている。したが
って、弾性部材19はリンクプレート15と接触する部分に
配設されていることになる。
が形成されている。この空間部21はタイミングチェーン
6がクランクスプロケット16に噛合した際、そのリンク
プレート15と接触しない部分に形成されている。したが
って、弾性部材19はリンクプレート15と接触する部分に
配設されていることになる。
【0024】本発明の第1実施例は、以上説明したよう
に構成したので、クランクスプロケット4にタイミング
チェーン6が掛合して、タイミングチェーン6のリンク
プレート15が金属板材20に接触して弾性部材19を押圧す
れば、この押圧された分、弾性部材19が空間部21側に移
動することになる。
に構成したので、クランクスプロケット4にタイミング
チェーン6が掛合して、タイミングチェーン6のリンク
プレート15が金属板材20に接触して弾性部材19を押圧す
れば、この押圧された分、弾性部材19が空間部21側に移
動することになる。
【0025】これによって、適度な弾性力が得られると
共に、リンクプレート15の押圧力がなくなれば、弾性部
材19の弾性力は直ちに復帰することができる。したがっ
て、弾性部材19に空間部21が形成されていないものよ
り、弾性部材19の耐久性の低下を防止することができ
る。このような弾性部材19の空間部21を拡大または縮小
させることにより、タイミングチェーン6の掛合時に発
生するチェーン音を容易に調整することができる。
共に、リンクプレート15の押圧力がなくなれば、弾性部
材19の弾性力は直ちに復帰することができる。したがっ
て、弾性部材19に空間部21が形成されていないものよ
り、弾性部材19の耐久性の低下を防止することができ
る。このような弾性部材19の空間部21を拡大または縮小
させることにより、タイミングチェーン6の掛合時に発
生するチェーン音を容易に調整することができる。
【0026】次に、本発明の第2実施例を図3および図
4にもとづいて図1及び図2と同一の部材には同一の符
号を付して説明する。この第2実施例の特徴とするとこ
ろは、クランク用チェーンスプロケット、すなわちクラ
ンクスプロケット16の歯部17,18の両側部に波形環22を
装着させたものである。
4にもとづいて図1及び図2と同一の部材には同一の符
号を付して説明する。この第2実施例の特徴とするとこ
ろは、クランク用チェーンスプロケット、すなわちクラ
ンクスプロケット16の歯部17,18の両側部に波形環22を
装着させたものである。
【0027】詳述すると、図4に示すように、クランク
スプロケット16の歯部17の前部側F及び歯部18の後部側
Rに溝23,24を形成し、この溝23,24の内部に、図3に
示すように、厚さt、高さHの金属製の波形環22を嵌合
させたものである。
スプロケット16の歯部17の前部側F及び歯部18の後部側
Rに溝23,24を形成し、この溝23,24の内部に、図3に
示すように、厚さt、高さHの金属製の波形環22を嵌合
させたものである。
【0028】本発明の第2実施例は、以上説明したよう
に構成したので、クランクスプロケット16にタイミング
チェーン6が掛合した場合、タイミングチェーン6のリ
ンクプレート15はクランクスプロケット16に嵌合させた
波形環22の山部22a に接触してこれを押圧する。これに
よって、波形環22が歪み変形し、波形環22の山部22aの
高さHは、図3に示すように、低くなって高さH′とな
る。
に構成したので、クランクスプロケット16にタイミング
チェーン6が掛合した場合、タイミングチェーン6のリ
ンクプレート15はクランクスプロケット16に嵌合させた
波形環22の山部22a に接触してこれを押圧する。これに
よって、波形環22が歪み変形し、波形環22の山部22aの
高さHは、図3に示すように、低くなって高さH′とな
る。
【0029】これによって、タイミングチェーン6のロ
ーラ7が、クランクスプロケット16の歯部17,18の歯底
部25に衝突する前にタイミングチェーン6のリンクプレ
ート15が波形環22の山部22a に接触してこれに保持され
るので、ローラ7の歯底部25への当接が回避されて衝突
音が緩和されることになる。また、波形環22の山部22a
の高さHや板厚tを適度に変更すれば、ローラ7がクラ
ンクスプロケット16の歯底部25に当接して発生する発生
音を容易に調整することが可能になる。
ーラ7が、クランクスプロケット16の歯部17,18の歯底
部25に衝突する前にタイミングチェーン6のリンクプレ
ート15が波形環22の山部22a に接触してこれに保持され
るので、ローラ7の歯底部25への当接が回避されて衝突
音が緩和されることになる。また、波形環22の山部22a
の高さHや板厚tを適度に変更すれば、ローラ7がクラ
ンクスプロケット16の歯底部25に当接して発生する発生
音を容易に調整することが可能になる。
【0030】上記第4実施例は、トルク変動の大きい、
クランクスプロケット16と、このクランクスプロケット
16に掛合するタイミングチェーン6について説明をした
が、トルク変動は他のスプロケットにも多少発生するの
で、その場合は、他のスプロケットにもこの弾性部材19
を有する金属板材20や、または波形環22を装着すること
ができる。これによって、チェーン騒音が抑制され、同
様に耐久性をも向上させることができる。また、4WD
車のトランスミッション内にもチェーンが使用されてい
るので、このチェーンが掛合するスプロケットにも本実
施例の弾性部材19を有する金属板材20や、または波形環
22を装着することができる。
クランクスプロケット16と、このクランクスプロケット
16に掛合するタイミングチェーン6について説明をした
が、トルク変動は他のスプロケットにも多少発生するの
で、その場合は、他のスプロケットにもこの弾性部材19
を有する金属板材20や、または波形環22を装着すること
ができる。これによって、チェーン騒音が抑制され、同
様に耐久性をも向上させることができる。また、4WD
車のトランスミッション内にもチェーンが使用されてい
るので、このチェーンが掛合するスプロケットにも本実
施例の弾性部材19を有する金属板材20や、または波形環
22を装着することができる。
【0031】請求項1記載の発明では、チェーンスプロ
ケットの歯部の両側部に弾性部材を介して金属部材を一
体成形させたので、この金属部材にチェーンスプロケッ
トに掛合するチェーンのリンクプレートを接触させて保
持することができる。これによって、チェーンのローラ
と、チェーンスプロケットの歯部の歯底部との衝突音が
緩和されて、チェーン騒音を減少させることができると
共に、チェーンスプロケットや弾性部材、金属板材及び
チェーンのローラやリンクプレートの対摩耗性を向上さ
せることができる。
ケットの歯部の両側部に弾性部材を介して金属部材を一
体成形させたので、この金属部材にチェーンスプロケッ
トに掛合するチェーンのリンクプレートを接触させて保
持することができる。これによって、チェーンのローラ
と、チェーンスプロケットの歯部の歯底部との衝突音が
緩和されて、チェーン騒音を減少させることができると
共に、チェーンスプロケットや弾性部材、金属板材及び
チェーンのローラやリンクプレートの対摩耗性を向上さ
せることができる。
【0032】請求項2記載の発明では、チェーンスプロ
ケットの歯部の両側部に波形環を装着したので、この波
形環の山部でチェーンスプロケットに掛合したチェーン
のリンクプレートを保持することができる。これによっ
て、チェーンのローラと、チェーンスプロケットの歯部
の歯底部との衝突音が緩和されて、チェーン騒音を低減
させることができると共に、チェーンスプロケットや金
属製の波形環及びチェーンのローラやリンクプレートの
対摩耗性が向上し耐久性を向上させることができる。
ケットの歯部の両側部に波形環を装着したので、この波
形環の山部でチェーンスプロケットに掛合したチェーン
のリンクプレートを保持することができる。これによっ
て、チェーンのローラと、チェーンスプロケットの歯部
の歯底部との衝突音が緩和されて、チェーン騒音を低減
させることができると共に、チェーンスプロケットや金
属製の波形環及びチェーンのローラやリンクプレートの
対摩耗性が向上し耐久性を向上させることができる。
【0033】請求項3記載の発明では、チェーンスプロ
ケットの歯部に設けた弾性部材に空間部を形成したの
で、チェーンのリンクプレートが金属部材に当接して弾
性部材が押された際、押された分、弾性部材の一部をこ
の空間部に逃がすことができ、適度な弾性を確保するこ
とができると共に、弾性部材の耐久性を向上させること
ができる。
ケットの歯部に設けた弾性部材に空間部を形成したの
で、チェーンのリンクプレートが金属部材に当接して弾
性部材が押された際、押された分、弾性部材の一部をこ
の空間部に逃がすことができ、適度な弾性を確保するこ
とができると共に、弾性部材の耐久性を向上させること
ができる。
【0034】請求項4記載の発明では、弾性部材を備え
た金属部材または波形環をエンジンのクランク軸の端部
に固定したクランクスプロケットに取り付けたので、こ
の金属部材または波形環に、クランクスプロケットに掛
合させたチェーンのリンクプレートを接触させてこれを
保持することができる。これによって、チェーンのロー
ラと、クランクスプロケットの歯部の歯底部との衝突音
が緩和されて、チェーン騒音を減少させることができる
と共に、クランクスプロケットや弾性部材、金属部材及
びチェーンのローラやリンクプレートの対摩耗性を向上
させることができる。
た金属部材または波形環をエンジンのクランク軸の端部
に固定したクランクスプロケットに取り付けたので、こ
の金属部材または波形環に、クランクスプロケットに掛
合させたチェーンのリンクプレートを接触させてこれを
保持することができる。これによって、チェーンのロー
ラと、クランクスプロケットの歯部の歯底部との衝突音
が緩和されて、チェーン騒音を減少させることができる
と共に、クランクスプロケットや弾性部材、金属部材及
びチェーンのローラやリンクプレートの対摩耗性を向上
させることができる。
【図1】本発明の第1実施例を示し、図2のA−A線に
沿うクランクスプロケットを拡大して示す正面断面図で
ある。
沿うクランクスプロケットを拡大して示す正面断面図で
ある。
【図2】クランクスプロケットの取付部近傍を拡大して
示す縦断面側面図である。
示す縦断面側面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示し、図4のB−B線に
沿うクランクスプロケットを拡大して示す正面断面図で
ある。
沿うクランクスプロケットを拡大して示す正面断面図で
ある。
【図4】クランクスプロケットの取付部近傍を拡大して
示す縦断面側面図である。
示す縦断面側面図である。
【図5】エンジンの動弁駆動系を説明するための正面図
である。
である。
【図6】従来のクランクスプロケットの取付部近傍を示
し、図5のX−X線に沿う縦断面図である。
し、図5のX−X線に沿う縦断面図である。
【図7】従来のクランクスプロケットの取付部近傍を示
し、図6のY−Y線に沿う断面図である。
し、図6のY−Y線に沿う断面図である。
【符号の説明】 2 シリンダブロック 3 クランク軸 5 カムスプロケット 6 タイミングチェーン 7 ローラ 15 リンクプレート 16 クランクスプロケット 17 歯部 18 歯部 19 弾性部材 20 金属板材 21 空間部 22 波形環 22a 山部 25 歯底部
Claims (4)
- 【請求項1】 チェーンを巻き付けて駆動し、又は被駆
動するチェーンスプロケットにおいて、該チェーンスプ
ロケットの歯部の両側部に弾性部材を環状に配設し、該
弾性部材の外周面に金属部材を設けたことを特徴とする
チェーンスプロケット構造。 - 【請求項2】 チェーンスプロケットの歯部の両側部に
波形環を装着したことを特徴とする請求項1記載のチェ
ーンスプロケット構造。 - 【請求項3】 チェーンスプロケットの歯部の両側部に
設けた弾性部材に空間部を形成したことを特徴とする請
求項1記載のチェーンスプロケット構造。 - 【請求項4】 前記弾性部材を備えた金属部材または波
形環を、エンジンのクランク軸の端部に固定したクラン
ク用チェーンスプロケットに取り付けたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項3記載のチェーンスプロケット構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33590895A JPH09152013A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | チェーンスプロケット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33590895A JPH09152013A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | チェーンスプロケット構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09152013A true JPH09152013A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18293720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33590895A Pending JPH09152013A (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | チェーンスプロケット構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09152013A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942200A1 (de) * | 1998-03-10 | 1999-09-15 | JOH. WINKLHOFER & SÖHNE GmbH & Co KG | Kettenrad mit Dämpfungsvorrichtung |
| JP2011174517A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Honda Motor Co Ltd | カラー部材の組付け構造 |
-
1995
- 1995-11-30 JP JP33590895A patent/JPH09152013A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0942200A1 (de) * | 1998-03-10 | 1999-09-15 | JOH. WINKLHOFER & SÖHNE GmbH & Co KG | Kettenrad mit Dämpfungsvorrichtung |
| JP2011174517A (ja) * | 2010-02-24 | 2011-09-08 | Honda Motor Co Ltd | カラー部材の組付け構造 |
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