JPH09152273A - 乾燥装置および乾燥方法 - Google Patents
乾燥装置および乾燥方法Info
- Publication number
- JPH09152273A JPH09152273A JP7334164A JP33416495A JPH09152273A JP H09152273 A JPH09152273 A JP H09152273A JP 7334164 A JP7334164 A JP 7334164A JP 33416495 A JP33416495 A JP 33416495A JP H09152273 A JPH09152273 A JP H09152273A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- chamber
- dried
- air
- scallop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001035 drying Methods 0.000 title claims abstract description 185
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 11
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 36
- 241000237509 Patinopecten sp. Species 0.000 description 35
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 28
- 235000020637 scallop Nutrition 0.000 description 27
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 11
- 241000237503 Pectinidae Species 0.000 description 10
- 230000008569 process Effects 0.000 description 9
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 3
- 238000003958 fumigation Methods 0.000 description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 2
- 239000002932 luster Substances 0.000 description 2
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 2
- 230000005070 ripening Effects 0.000 description 2
- 235000015170 shellfish Nutrition 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 241000219991 Lythraceae Species 0.000 description 1
- 235000014360 Punica granatum Nutrition 0.000 description 1
- 238000007605 air drying Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000007791 dehumidification Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 238000007602 hot air drying Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- 239000010977 jade Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 230000002747 voluntary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Abstract
法を提供する。 【解決手段】 ヒートポンプ装置室3のヒートポンプ装
置6は乾燥室2の空気の温度、湿度を調整し、ダクト室
4を通じて乾燥室2に吐出する。乾燥室2に左回りの循
環流を生じさせる送風ファン15と、右回りの循環流を
生じさせる送風ファン16とを設け、両送風ファン1
5,16を所定時間毎に交互に作動させ、乾燥室2に配
置した乾燥用台車28に積載されている被乾燥物を乾燥
するための循環風を所定時間毎に反対向きにする。乾燥
室2に、乾燥用台車28に積載されている被乾燥物に遠
赤外線を照射する遠赤外線ヒータ23,24を設ける。
Description
に関し、例えば乾しホタテ貝柱の製造工程における乾燥
工程で利用して有効である。
16%以下まで乾燥し、長期貯蔵に耐えるようにしたも
ので、主として中華料理の食材として珍重されている。
ーチャートに示す通りである。乾燥は焙乾後に行われ
る。従来は、図9(a)に示す冷風乾燥機や図9(b)
に示す温風乾燥機で水分30〜40%まで乾燥したの
ち、天日乾燥を行い、水分16%以下の状態に仕上げて
いた。
と、乾燥機の内部の一端側にヒートポンプ装置6が配置
されており、ヒートポンプ装置6に吸入された乾燥室2
内の空気が適宜の温度、湿度に調整され、その調整され
た空気がダクト室4に吐出され、ダクト室4を通ってダ
クト出口10Aから乾燥室2内に吐出される。一方、乾
燥室2の上部に設けられている送風機31によって生じ
た空気流は、乾燥室2内を循環するように構成されてお
り、乾燥室2内の下部の空間部の乾燥領域14内を水平
方向に(図において右側から左側に向かって)流れて行
くようになっている。したがって、ホタテ貝柱が積載さ
れている乾燥用台車28が乾燥室2内の乾燥領域14に
配置され、前記乾燥領域14を水平方向に流れて行く冷
風によって乾燥用台車28に積載されているホタテ貝柱
が乾燥される。上記冷風の向きは一方向となっている。
と、乾燥室2の上に乾燥室2内に連通接続されているダ
クト32が設けられており、このダクト32に温風発生
機33と送風機34が設けられ、温風発生機33で発生
した温風が送風機34によってダクト32と乾燥室2と
の間を循環するようにされている。したがって、ホタテ
貝柱が積載されている乾燥用台車28が乾燥室2内に配
置され、乾燥室2内を水平方向に(図において右側から
左側に向かって)流れて行く温風によって乾燥用台車2
8に積載されているホタテ貝柱が乾燥される。上記温風
の向きは一方向となっている。
ける焙乾工程の終盤に近づくと、表面からの蒸発に内部
拡散による内部からの水の補給が追いつかなくなり、次
の乾燥工程に入ってからこの傾向は一層助長される。貝
柱の表面と内部との水分差が大きくなると、さらに表面
への水の拡散を妨げられ、乾燥に長時間を要するように
なる。また、表面の過度の乾燥によっては割れを生じ
る。
間乾燥し、比較的長時間のあん蒸後、再び乾燥するとい
う工程を繰り返している。ここで、あん蒸とは、表面乾
燥をある程度抑える状態で、内部からの水分拡散を待
ち、表面と内部との水分差を少なくする工程をいう。
の水分を太陽の放射熱と自然の通風により減少させると
同時に、乾しホタテ貝柱特有の色調と光沢を与えるもの
である。
冷風乾燥機や熱風乾燥機では水分30〜40%まで乾燥
するための乾燥回数が多くなり、乾燥期間も長くなるの
で、多大の工数を必要としている。また、30〜40%
以上の水分状態で長時間を経過すると、白粉や、カビを
発生しやすく、一方、これらを避けるために乾燥条件を
厳しくすると、表面乾燥過多になり、割れを生じやすく
なる等品質低下の問題を生じる。
ので、このようなときは、温風乾燥または冷風乾燥で代
用しているが、好ましい色調や光沢が得られず、品質の
低下を招く。
燥装置および乾燥方法を提供することにある。
気の温度および湿度が調整され、ファンによって生じた
空気の流れが乾燥室内を循環し、その循環流が乾燥室内
の被乾燥物が配置される領域を流れて行くように構成さ
れている乾燥装置において、前記循環流の流れを反対方
向に切り替えることができるように構成されていること
を特徴とする。
を所定時間毎に反対方向に切り替えて被乾燥物を乾燥す
る。
に、被乾燥物に遠赤外線を照射する遠赤外線ヒータを設
けるのが望ましい。
置においては、乾燥室内の空気の流れが一方向であるた
め、風上に配置されている被乾燥物は、風下に配置され
ている被乾燥物よりも乾燥されやすい。したがって、風
下に配置されている被乾燥物が適度に乾燥するような乾
燥条件では、風上に配置されている被乾燥物は過度に乾
燥されやすい。
入れ替わるため、風の流れ方向に配置されている複数の
被乾燥物は同程度に乾燥が進む。また、風上において表
面乾燥が進み、内部との水分差がある程度大きくなった
ところで、風の方向が変わり風下に回ることにより、表
面乾燥が抑制され、水分の内部拡散が進む。したがっ
て、風の方向を切り替える時間を適切に選択することに
より、長時間乾燥しても表面乾燥が過度に進まないの
で、一回の乾燥時間を長くすることができ、一回の乾燥
で水分の減少が進み、少ない回数で所定の%以下の水分
にすることができる。その結果、乾燥にかかる工数を減
少できるとともに、被乾燥物が変質しやすい期間が短縮
されるので、白粉やカビの発生が防止される。また、表
面乾燥が過度に進まないので、割れの発生を防止でき
る。
は、遠赤外線ヒータによって遠赤外線を被乾燥物に照射
することにより、褐変を適度に抑え、色調、光沢を調節
することができる。
一実施形態を示す。乾しホタテ貝柱の製造工程における
乾燥工程で使用される乾燥装置は、装置本体1内に、乾
燥室2、ヒートポンプ装置室3、およびダクト室4とを
備えている。
箱体であり、左右の側壁1a,1b、前後の側壁1c,
1d、および上壁1eとから形成されている。装置本体
1内には、左端寄りに、前後の側壁1c,1dにわたっ
て設けられ上部まで延びている垂直な隔壁5aと、前後
の側壁1c,1dにわたって設けられ前記隔壁5aの上
端から右端側に略中央位置まで延びている水平な隔壁5
bと、前後の側壁1c,1dにわたって設けられ前記水
平な隔壁5bの先端から上壁1eまで延びている垂直な
隔壁5cと、前後の側壁1c,1dにわたって設けられ
前記左端側に設けられている垂直な隔壁5aの上部位置
と装置本体1の左側壁1aとの間に形成されている水平
な隔壁5dとを備えている。
び上壁1eと、2つの垂直な隔壁5a,5cおよびそれ
らの間に配置されている水平な隔壁5bとで形成されて
いる。ヒートポンプ装置室3は、左端側の垂直な隔壁5
aと装置本体1の左側壁1aとそれらの間に配置されて
いる水平な隔壁5dとで形成されている。ダクト室4
は、装置本体1の左側壁1aおよび上壁1eと、4個の
隔壁5a〜5dとで形成されている。
置6が複数個、配置されており、ヒートポンプ装置6は
垂直な隔壁5aに対向する側に吸入口7を有しており、
上端に設けられている吐出口8は水平な隔壁5dに形成
されている開口部に配置されている。そしてヒートポン
プ装置6の吸入口7が対向している垂直な隔壁5aの下
端部には吸込口9が複数個、前後方向に間隔をおいて開
口されている。ヒートポンプ装置6は除湿、冷却、加熱
機能を有しており、ヒートポンプ装置6によって吸込口
9から吸入口7を通じて吸入された乾燥室2内の空気
は、ヒートポンプ装置6内で所定の温度、湿度にされた
後、吐出口8からダクト室4に吐出される。6aはヒー
トポンプ室外機である。
流れて、上部の水平な隔壁5bに前後方向に間隔をおい
て開口されている複数のダクト出口10から乾燥室2内
に吐出される。
c,1dにわたって水平な隔壁11が設けられている。
この隔壁11は、ダクト出口10が形成されている水平
な隔壁5bよりも下方位置にあり、右端は装置本体1の
右側壁1bとの間に隙間12を有しており、左端は垂直
な隔壁5aとの間に隙間13を有している。したがっ
て、水平な隔壁11の上方の空間部と下方の空間部と
は、左右の隙間12,13を通じて連通されており、そ
れらの間に循環路が形成され、後述する送風ファンによ
って水平な隔壁11の上方の空間部と下方の空間部とを
乾燥室2内の空気が循環するようになっている。水平な
隔壁11の下方の空間部は、被乾燥物を載せた乾燥用台
車28が配置される空間部であり、被乾燥物の乾燥領域
14を構成する。
は、互いに反対方向に送風するファン15,16が前後
方向において交互に複数個、配置されている。すなわ
ち、左回りの循環流を生じさせる送風ファン15(以
下、左回り送風ファン15という。)が複数個、前後方
向に間隔をおいて配置されており、それらの間に、右回
りの循環流を生じさせる送風ファン16(以下、右回り
送風ファン16という。)が配置されている。そして、
各送風ファン15,16の裏面側には開閉自在なシャッ
タ17,18が配置されている。ダクト出口10が形成
されている水平な隔壁5bは送風ファン15,16より
も高い位置に配置している。
8の動作について説明すると、左回り送風ファン15が
作動しているときは、風が右回り送風ファン16を通じ
て吸入側に回り込まないように、右回り送風ファン16
の裏面側のシャッタ18は閉じられ、右回り送風ファン
16が作動しているときは、風が左回り送風ファン15
を通じて吸入側に回り込まないように、左回り送風ファ
ン15の裏面側のシャッタ17は閉じられる。なお、送
風ファン15,16の各吸入口側と装置本体1の上壁1
eとの間には前後の側壁1c,1dにわたって隔壁1
9,20がそれぞれ設けられている。
て生じた空気流は、水平な隔壁11の上方の空間部から
左側の隙間12を通じて乾燥領域14に入り、右側の隙
間13から上方の空間部に戻る循環流を生じる。このと
き、左回り送風ファン15の裏面側のシャッタ17は開
放されており、右回り送風ファン16の裏面側のシャッ
タ18は閉じられている。左回り送風ファン15が所定
時間、作動すると、左回り送風ファン15の作動が停止
し、次に右回り送風ファン16が所定時間作動する。右
回り送風ファン16によって生じた空気流は、水平な隔
壁11の上方の空間部から右側の隙間13を通じて乾燥
領域14に入り、左側の隙間12から上方の空間部に戻
る循環流を生じる。このとき、右回り送風ファン16の
裏面側のシャッタ18は開放されており、左回り送風フ
ァン15の裏面側のシャッタ17は閉じられている。こ
のようにして、左回り送風ファン15と右回り送風ファ
ン16が交互に所定時間作動することによって、循環流
が乾燥領域14を水平方向に(図において左右方向に)
流れて行き、所定時間毎に循環流の向きが反対向きにな
る。
熱風ヒータ21が複数個、配置されており、他端側には
加湿器22が複数個、配置されている。また、乾燥室2
の乾燥領域14に面する装置本体1の右側壁1bと、垂
直な隔壁5aとには、それぞれ遠赤外線ヒータ23,2
4が複数個、固定されている。遠赤外線ヒータはスタン
ド型のものを使用して乾燥室2内に設置するようにして
もよい。
燥用容器25は図4に示されているように、上方が開放
した四角い箱で、各面には多数の通気孔26が開口され
ている。被乾燥物であるホタテ貝柱27が多数置かれた
乾燥用容器25は、乾燥用台車28に載置される。乾燥
用台車28はフレームで構成された四角い箱形状の台車
で、水平な載置板29が上下に多数、固定されている。
したがって、被乾燥物であるホタテ貝柱27を多数収納
した乾燥用容器25を各載置板29上に載せた乾燥用台
車28が、乾燥装置の装置本体1の前側壁1cに形成さ
れている出入口扉30から乾燥室2の乾燥領域14に配
置される。乾燥用台車28は乾燥室2の乾燥領域14に
前後左右に複数個、並べて配置される。
プ装置6によって適切な温度と湿度に調整される。すな
わち、ヒートポンプ装置6によって吸込口9から吸入口
7を通じて吸入された乾燥室2内の空気は、ヒートポン
プ装置6内で所定の温度、湿度にされた後、吐出口8か
らダクト室4に吐出され、ダクト室4に入った空気は、
ダクト室4を流れて、上部の水平な隔壁5bに開口され
ている複数のダクト出口10から乾燥室2内に吐出され
る。このようにして、乾燥室2の空気の温度と湿度は適
切な温度と湿度に調整される。また、熱風ヒータ21と
加湿器22が適宜作動され、乾燥室2内の空気の温度と
湿度が調節される。
の送風ファン16は停止状態で、左回りの送風ファン1
5が作動する。左回り送風ファン15によって生じた空
気流は、水平な隔壁11の上方の空間部から左側の隙間
12を通じて乾燥領域14に入り、右側の隙間13から
上方の空間部に戻る循環流を生じる。この際、乾燥領域
14を水平方向に(図において左側から右側に向かっ
て)流れて行く循環流によって、各乾燥用台車28に積
載されている被乾燥物であるホタテ貝柱27が乾燥され
る。
れ、風上側に配置されている左端寄りの乾燥用台車28
に積載されているホタテ貝柱27の表面乾燥が進み、内
部との水分差がある程度大きくなったところで、左回り
送風ファン15の作動が停止し、右回り送風ファン16
が作動する。右回り送風ファン16によって生じた空気
流は、水平な隔壁11の上方の空間部から右側の隙間1
3を通じて乾燥領域14に入り、左側の隙間12から上
方の空間部に戻る循環流を生じる。これによって、乾燥
室2の乾燥領域14を通過する循環流の方向が反対向き
に切り替わり、左回り送風ファン15が作動していたと
き風上側にあった左端寄りの乾燥用台車28は風下側に
なることによって、左端寄りの乾燥用台車28に積載さ
れているホタテ貝柱27の表面乾燥が抑制され、水分の
内部拡散が進む。
ころで、右回り送風ファン16の作動が停止し、左回り
送風ファン15が作動することによって、左端寄りの乾
燥用台車28に積載されているホタテ貝柱27の表面乾
燥が進む。そして内部との水分差がある程度大きくなっ
たところで、左回り送風ファン15の作動が停止し、右
回り送風ファン16が作動する。以下、両送風ファン1
5,16の作動が所定回数、交互に繰り返される。
8に積載されているホタテ貝柱27の乾燥状態について
説明したが、右端寄りの乾燥用台車28に積載されてい
るホタテ貝柱27についても、上記と同様にして乾燥さ
れる。
装置においては、風上と風下が入れ替わるため、各乾燥
用台車28に積載されているホタテ貝柱27は同程度に
乾燥が進む。また、風上において表面乾燥が進み、内部
との水分差がある程度大きくなったところで、風の方向
が変わり風下に回ることにより、表面乾燥が抑制され、
水分の内部拡散が進むので、長時間乾燥しても表面乾燥
が過度に進まず、一回の乾燥時間を長くすることがで
き、一回の乾燥で水分の減少が進み、少ない回数で水分
を所定の%以下にすることができる。その結果、乾燥に
かかる工数を減少できるとともに、貝柱が変質しやすい
期間が短縮されるので、白粉やカビの発生を防止でき
る。また、表面乾燥が過度に進まないので、割れの発生
を防止できる。
た段階で、遠赤外線ヒータ23,24が作動され、遠赤
外線が各乾燥用台車28に積載されている被乾燥物であ
るホタテ貝柱27に照射されることにより、褐変が適度
に抑えられ、色調、光沢が調節される。
じて乾燥条件を変える必要がある。上記ホタテ貝柱の乾
燥装置は、貝柱の乾燥状態に対応して乾燥の条件を選択
できるように構成されている。すなわち、乾燥室2の温
度、湿度の設定値、ヒートポンプ装置6の除湿、冷却、
加熱運転の切替え、熱風ヒータ21、加湿器22、およ
び遠赤外線ヒータ23,24の使用、不使用を予め設定
した数種類の運転パターンが用意され、選択できるよう
にされている。
テ貝柱の乾燥工程と、従来の乾燥装置によるホタテ貝柱
の乾燥工程とを図5および図6にそれぞれ示す。図5
(a)は循環流の切り替えと遠赤外線ヒータを併用した
乾燥装置(実施例1)による乾燥工程の工程時間および
経過日数を示し、図5(b)は循環流の切り替えのみを
行い、遠赤外線ヒータを使用しない乾燥装置(実施例
2)による乾燥工程の工程時間および経過日数を示す。
また、図6(a)は循環流の切り替え機能を有しない従
来の乾燥装置(比較例1)による乾燥工程の工程時間お
よび経過日数を示し、図6(b)は従来の乾燥装置に遠
赤外線ヒータを併設した乾燥装置(比較例2)による乾
燥工程の工程時間および経過日数を示す。なお、図5
(a)と図6(b)の乾燥工程における乾燥時、遠赤外
線ヒータは毎回使用された。また、図7に、実施例1と
比較例1の2種類の乾燥装置による乾燥経過日数に対す
る水分の減少状態を示す。
1は1回の乾燥による水分の減少が多いので、乾燥回数
が3回減少し半減している。また、均一に乾燥され、表
面と内部の水分差が少ないのであん蒸時間も短縮され、
乾燥期間が15日短縮されている。その結果、所要工数
は大幅に低減している。なお、実施例2は、乾燥の前半
は実施例1と同等であるが、後半に差が認められ、その
結果、比較例1と比較すると乾燥回数が2回減少し、乾
燥期間が10日短縮されている。
質と、本実施の形態における乾燥装置による乾しホタテ
貝柱の品質とを比較する。表1は表2、表3、および表
4に示す基準にしたがって検査した結果を示す。表2お
よび表3は、乾しホタテ貝柱格付基準(北海道ぎょれん
の自主格付検査基準)による乾しホタテ貝柱の品等区分
を示しており、表4は同じく、乾しホタテ貝柱(砕)の
品等区分を示している。
白粉が減少し、色調、光沢が向上した結果、比較例1と
比較して1等品の比率が20%増加し、砕け品の比率が
9%少ない。また、比較例2と比較して1等品の比率が
6%増加し、砕け品の比率が4%少ない。実施例2の乾
燥装置による場合、乾燥の前半における出来栄えは実施
例1と同等であるが、色調・光沢を調節する後半に遠赤
外線照射をしていない影響が現れて、一部色が薄く光沢
が少ないものが生じる。その結果、実施例1と比較する
と、1等品の比率が9%少なくなるが、比較例1と比較
して1等品の比率は11%増加し、砕け品の比率が8%
少ない。遠赤外線ヒータを使用する比較例2と比較して
も、砕け品の比率が3%少なくなっている。
ため白濁した煮熟用水で煮熟したため著しく固い貝柱を
いう。 老貝 :貝の成長が鈍くなったため肉繊維が緊密とな
り著しく固く、りょう角が切り立っている貝柱をいう。 あめ玉 :煮熟不充分又は乾燥工程の不良のため貝柱の
中心部が軽度の変質をし、肉締まりの悪い貝柱をいう。 花さき貝:煮熟過度のため乾し貝柱の表面に亀裂が多く
ザクロのようになった乾し貝柱をいう。
燥室内において互いに反対向きに交互に、温度、湿度を
調整された風を循環させることにより、乾燥室内の乾燥
領域のどの位置においても、表面と内部との水分差が少
ない状態で乾燥が進むので、一回の乾燥時間を延長する
ことが可能となり、その結果、乾燥回数が減少し、乾燥
期間も短縮されるので、工数が減少する。また、表面乾
燥過剰による割れ不良の減少、および水分が多い期間の
短縮により、白粉やカビ不良を減少できる。また、乾燥
室に設けられている遠赤外線ヒータによって、適当な時
期に適度に遠赤外線を被乾燥物に照射することによっ
て、天候不順のために天日乾燥不足によって生じる色調
や光沢の不良、あるいは天日乾燥過多による褐変不良を
生じることなく、良好な色調、光沢に仕上げることがで
きる。
2(a)のA−A線断面図、(b)は図2(b)のB−
B線断面図、(c)は図2(b)のC−C線断面図であ
る。
面図、(b)は正面図である。
の流れを示す説明図である。
一部断面正面図である。
ーチャート図であり、(a)は実施例1、(b)は実施
例2を示す。
ーチャート図であり、(a)は比較例1、(b)は比較
例2を示す。
る。
ト図である。
は温風乾燥機を示す正面断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 乾燥室内の空気の温度および湿度が調整
され、ファンによって生じた空気の流れが乾燥室内を循
環し、その循環流が乾燥室内の被乾燥物が配置される領
域を流れて行くように構成されている乾燥装置におい
て、 前記循環流の流れを反対方向に切り替えることができる
ように構成されていることを特徴とする乾燥装置。 - 【請求項2】 乾燥室内に、被乾燥物に遠赤外線を照射
する遠赤外線ヒータが設けられていることを特徴とする
請求項1記載の乾燥装置。 - 【請求項3】 乾燥室内の空気の温度および湿度が調整
され、ファンによって生じた空気の流れが乾燥室内を循
環し、その循環流が乾燥室内の被乾燥物が配置された領
域を流れて行くことにより被乾燥物を乾燥する乾燥方法
において、 前記循環流の流れが所定時間毎に反対方向に切り替わる
ようにされていることを特徴とする乾燥方法。 - 【請求項4】 乾燥室内の被乾燥物に遠赤外線を照射す
ることを特徴とする請求項3記載の乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33416495A JP3299667B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | ホタテ貝柱の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33416495A JP3299667B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | ホタテ貝柱の乾燥方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09152273A true JPH09152273A (ja) | 1997-06-10 |
| JP3299667B2 JP3299667B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=18274263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33416495A Expired - Fee Related JP3299667B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | ホタテ貝柱の乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299667B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100822809B1 (ko) * | 2007-10-22 | 2008-04-17 | 주식회사 신흥강판 | 열풍의 방향을 반전시켜 피건조물의 상하층간 건조율을균일하게 할 수 있는 열풍 건조기 및 건조방법 |
| JP2008194018A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-28 | Seiko Engineering Kk | 帆立貝柱の乾燥方法及び帆立貝柱の乾燥装置 |
| CN102645093A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-08-22 | 上海交通大学 | 远红外热泵联合干燥装置 |
| JP2012241956A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Toyo Eng Works Ltd | 冷風乾燥装置 |
| CN102914138A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-02-06 | 中国农业大学 | 一种基于湿度控制的风机内置烘房 |
| KR101358062B1 (ko) * | 2012-01-13 | 2014-02-04 | 남궁동우 | 목재 건조장치 |
| CN105180603A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-23 | 湖北科阳节能设备有限公司 | 一种节能高效恒温空气能烘干机 |
| CN106482465A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-03-08 | 湖北科阳节能设备有限公司 | 一种应用于中草药的空气能烘干机 |
| CN106524691A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-03-22 | 成都智胜达节能环保科技有限公司 | 一种混流式蚊香烘干装置以及蚊香烘干系统 |
| WO2022045029A1 (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-03 | シャープ株式会社 | 食品用保温調湿装置 |
| CN116086142A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-05-09 | 安徽欧瑞达电器科技有限公司 | 一种具有均匀气流场功能的空气源热泵荷叶烘干系统 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33416495A patent/JP3299667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008194018A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-08-28 | Seiko Engineering Kk | 帆立貝柱の乾燥方法及び帆立貝柱の乾燥装置 |
| KR100822809B1 (ko) * | 2007-10-22 | 2008-04-17 | 주식회사 신흥강판 | 열풍의 방향을 반전시켜 피건조물의 상하층간 건조율을균일하게 할 수 있는 열풍 건조기 및 건조방법 |
| JP2012241956A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Toyo Eng Works Ltd | 冷風乾燥装置 |
| KR101358062B1 (ko) * | 2012-01-13 | 2014-02-04 | 남궁동우 | 목재 건조장치 |
| CN102645093A (zh) * | 2012-04-28 | 2012-08-22 | 上海交通大学 | 远红外热泵联合干燥装置 |
| CN102914138A (zh) * | 2012-11-08 | 2013-02-06 | 中国农业大学 | 一种基于湿度控制的风机内置烘房 |
| CN105180603A (zh) * | 2015-09-08 | 2015-12-23 | 湖北科阳节能设备有限公司 | 一种节能高效恒温空气能烘干机 |
| CN106482465A (zh) * | 2016-12-15 | 2017-03-08 | 湖北科阳节能设备有限公司 | 一种应用于中草药的空气能烘干机 |
| CN106524691A (zh) * | 2016-12-29 | 2017-03-22 | 成都智胜达节能环保科技有限公司 | 一种混流式蚊香烘干装置以及蚊香烘干系统 |
| WO2022045029A1 (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-03 | シャープ株式会社 | 食品用保温調湿装置 |
| CN116086142A (zh) * | 2022-12-27 | 2023-05-09 | 安徽欧瑞达电器科技有限公司 | 一种具有均匀气流场功能的空气源热泵荷叶烘干系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3299667B2 (ja) | 2002-07-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3299667B2 (ja) | ホタテ貝柱の乾燥方法 | |
| KR101255073B1 (ko) | 제습식 농산물 건조기 | |
| DE68913250T2 (de) | Befeuchter und mit diesem Befeuchter ausgerüsteter Schaukasten. | |
| TW201239288A (en) | Bathroom dryer | |
| KR102022456B1 (ko) | 풍향제어를 통한 열풍의 순환과 역순환이 이루어지는 농수산물건조장치 | |
| KR101452161B1 (ko) | 농산물 건조기 및 이를 이용한 농산물 건조방법 | |
| CN219660855U (zh) | 恒温茶叶发酵装置及茶叶加工设备 | |
| JP2001095548A (ja) | 食品乾燥器 | |
| CN110839717A (zh) | 萎凋一体机及其萎凋方法 | |
| EP2305037A1 (de) | Stikkenofen | |
| JP2007225216A (ja) | 遠赤外線乾燥装置 | |
| JPH0536007B2 (ja) | ||
| CN214199582U (zh) | 无苯乙烯不饱和聚酯类防水复合材料自动干燥装置 | |
| JPH0956327A (ja) | 水分含有食品の乾燥方法とその乾燥装置 | |
| JP2002321203A (ja) | マイクロ波による木材乾燥方法及び装置 | |
| JP3069572U (ja) | 干し柿の乾燥前処理装置 | |
| JP2004019989A (ja) | 干し柿の乾燥装置 | |
| JPH0138877Y2 (ja) | ||
| JP2534312Y2 (ja) | 目的とする温度及び(又は)湿度環境を得る装置 | |
| KR200308144Y1 (ko) | 인삼건조장치 | |
| CN206037626U (zh) | 低温烘箱 | |
| JPH09314513A (ja) | 木材乾燥方法 | |
| JPH06343442A (ja) | 柑橘類の熟成方法と装置 | |
| JPH05308844A (ja) | 農水産物乾燥設備 | |
| EP1925885B1 (de) | Hohles Zubehör, Gargerät mit solch einem hohlen Zubehör und Verfahren zum Betreiben solch eines Gargeräts |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419 Year of fee payment: 9 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419 Year of fee payment: 10 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130419 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |