JPH09152473A - 磁気探知装置 - Google Patents

磁気探知装置

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JPH09152473A
JPH09152473A JP8131841A JP13184196A JPH09152473A JP H09152473 A JPH09152473 A JP H09152473A JP 8131841 A JP8131841 A JP 8131841A JP 13184196 A JP13184196 A JP 13184196A JP H09152473 A JPH09152473 A JP H09152473A
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JP
Japan
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magnetic
magnetic field
detection device
magnetic sensor
coil
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JP8131841A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kurihara
一夫 栗原
Manabu Aizawa
学 相澤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/02—Measuring direction or magnitude of magnetic fields or magnetic flux

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化や低価格化が容易で、高い感度が得ら
れる磁気探知装置を提供する。 【解決手段】 本発明の磁気探知装置は、磁性体にコイ
ルが巻かれてなる磁気センサ11を備えており、この磁
気センサ11のコイルに発振電圧を供給する。そして、
発振電圧を供給したときにコイルに流れる発振電流につ
いて、その応答波形を検出する。ここで、コイルに流れ
る発振電流の応答波形は、外部磁界強度に応じて変化す
るので、これによって外部磁界の探知ができることとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁性体にコイルが
巻かれてなる磁気センサを備えた磁気探知装置に関し、
特に簡単な構造で高感度化を図った新規な磁気探知装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】外部磁界を探知する磁気探知装置は、磁
場の検出器や測定器などの計測用から始まり、近年で
は、磁気式スイッチ、磁気式ロータリ・エンコーダ、地
磁気センサなど民生用に広く使用されている。
【0003】このような磁気探知装置としては、ホール
素子を用いた磁気探知装置、フラックスゲートセンサを
用いた磁気探知装置、磁気抵抗効果素子を用いた磁気探
知装置などがある。
【0004】ホール素子を用いた磁気探知装置は、図1
9に示すように、両端に電極101,102を設けたホ
ール素子103のホール効果を応用して外部磁界を検出
するものである。すなわち、ホール素子を用いた磁気探
知装置では、外部磁界の変化によってホール素子103
に発生するホール電圧Vhの変化に基づいて外部磁界を
検出する。ここで、ホール素子103の厚さをdとし、
ホール素子103を流れる電流をIとし、ホール素子1
03を通る磁束をBとすると、ホール電圧Vhは、下記
式(1−1)のようになる。
【0005】 Vh=Rh・I・B/d ・・・(1−1) しかし、このようなホール電圧Vhは非常に小さいた
め、ホール素子を用いた磁気探知装置では、例えば、約
0.3ガウス程度の地磁気のような微弱な磁界を検出す
ることは困難である。
【0006】また、フラックスゲートセンサを用いた磁
気探知装置は、図20に示すように、外部磁界によって
ヒステリシス曲線がシフトする特殊な高透磁率材料から
なる環状の磁気コア110に、励磁用コイル111及び
検出用コイル112を巻回してなるものである。
【0007】この磁気探知装置で外部磁界を検出する際
には、磁気コア110が過飽和状態にまで励磁されるよ
うな高周波電流を励磁用コイル111に流しておく。こ
のとき、外部からの磁界が磁気コア110に作用してい
なければ、検出用コイル112の左右のコイル112
a,112bからの出力は同じ出力波形となる。そし
て、検出用コイル112の左右のコイル112a,11
2bは逆相に接続されているので、検出用コイル112
の左側のコイル112aからの出力と、検出用コイル1
12の右側のコイル112bからの出力とが互いに打ち
消し合って検出用コイル112全体からは何も出力され
ないこととなる。
【0008】一方、例えば、励磁用コイル111によっ
て右回りの磁束Bが磁気コア110内に発生していると
きに、図20中のNからSに至る方向より外部磁界He
xが加わると、外部磁界Hexがバイアス磁界として作
用して、磁気コア110の右側が早く飽和し、磁気コア
110の左側が逆に遅れて飽和する。そして、検出用コ
イル112の左右のコイル112a,112bは逆相に
接続されているので、検出用コイル112の左側のコイ
ル112aからの出力と、検出用コイル112の右側の
コイル112bからの出力との差分が、外部磁界Hex
の大きさに対応して出力されることとなる。
【0009】しかし、このような磁気探知装置では、検
出用コイル112によって磁気信号を電気信号に変換す
るため、感度を上げるには検出用コイル112の巻き数
を多くしたり、外部磁界Hexの集束効果を高めるため
に磁気コア110の形状を大きくする必要がある。した
がって、フラックスゲートセンサを用いた磁気探知装置
では、小型化や低価格化が非常に困難であった。
【0010】また、磁気抵抗効果素子を用いた磁界探知
装置は、磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果を利用して外
部磁界を検出するものである。ここで、磁気抵抗効果素
子とは、Ni合金等からなる強磁性薄膜の磁気抵抗効果
を応用した磁電変換素子であり、印加された磁界の強さ
に応じて、その抵抗値が変化する特性を持っている。そ
して、図21に示すように、磁気抵抗効果素子120を
流れる電流Iの方向と、外部磁界Hexによる磁気抵抗
効果素子120の磁化Mの方向とのなす角をθとし、電
流Iの方向と磁化Mの方向とが同一のときの磁気抵抗効
果素子120の抵抗値をRaとし、電流Iの方向と磁化
Mの方向とのなす角θが90°のときの磁気抵抗効果素
子120の抵抗値をRbとすると、磁気抵抗効果素子1
20の抵抗値Rは、下記式(1−2)のようになる。
【0011】 R=Rb+(Ra−Rb)・cos2θ ・・・(1−2) また、上記式(1−2)を図にすると図22のようにな
る。ここで、縦軸は、磁気抵抗効果素子120の抵抗値
Rであり、横軸は、磁気抵抗効果素子120を流れる電
流Iの方向と、外部磁界Hexによる磁気抵抗効果素子
120の磁化Mの方向とのなす角度θである。
【0012】しかし、このような磁気抵抗効果素子12
0において、抵抗変化率の最大値は2〜3%程度と非常
に小さいため、適当な大きさのバイアス磁界を加えて感
度の良いところを使用したとしても、地磁気のような微
弱な磁界では0.05%程度しか抵抗変化が得られな
い。したがって、磁気抵抗効果素子120を用いた磁気
探知装置も感度が不十分であり、地磁気のような微弱な
磁界の検出には適してない。さらに、磁気抵抗効果素子
120の抵抗変化率は、0.3%/℃程度の大きな温度
係数を持っているため、磁気抵抗効果素子120を用い
た磁気探知装置では、温度ドリフト等の問題もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来か
ら知られている磁気探知装置では、感度が不十分であっ
たり、小型化や低価格化が難しいという問題があった。
【0014】そこで本発明は、このような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、小型化や低価格化が容易
で、高い感度が得られる磁気探知装置を提供することを
目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係る磁気探知装置は、磁性体に
コイルが巻かれてなる磁気センサを備え、上記磁気セン
サのコイルに発振電圧を供給したときに上記コイルに流
れる発振電流について、その応答波形の外部磁界強度に
応じた変化を検出し、上記検出された応答波形の変化に
よって外部磁界を探知することを特徴とするものであ
る。ここで、応答波形の外部磁界強度に応じた変化を検
出する際には、例えば、応答波形の立ち上がり時間の変
化と立ち下がり時間の変化の少なくとも一方を検出する
ようにすればよい。
【0016】この磁気探知装置では、外部磁化の変化を
インダクタンスの変化として検出することとなる。すな
わち、外部磁界が変化すると、磁気センサの磁性体の磁
化量が変化し、その結果、磁気センサのインダクタンス
が変化する。そして、このインダクタンスの変化は、コ
イルに流れる発振電流の応答波形の変化として現れるの
で、この応答波形の変化を検出することにより、外部磁
界が探知されることとなる。
【0017】なお、上記磁気探知装置は、磁気センサと
直列に接続された抵抗を備えていてもよい。このよう
に、磁気センサと直列に抵抗を接続したときには、磁気
センサのインダクタンスと、磁気センサと直列に接続さ
れた抵抗との時定数により、応答波形の外部磁界強度に
応じた変化の大きさを定めることができる。
【0018】そして、磁気センサと直列に抵抗を接続し
たときには、この抵抗に生じる発振電圧をシュミットト
リガ回路に供給して、シュミットトリガ回路からの出力
と、磁気センサのコイルに供給する発振電圧とを比較す
ることにより、応答波形の変化を検出するようにするこ
とができる。このようにシュミットトリガ回路等を用い
て応答波形の変化を検出する際には、応答波形の変化
は、抵抗に生じる発振電圧が所定の値にまで立ち上がる
までの時間の変化や、抵抗に生じる発振電圧が所定の値
にまで立ち下がるまでの時間の変化として検出されるこ
ととなる。
【0019】なお、上記磁気探知装置において、磁気セ
ンサのコイルに流れる発振電流の振幅は、磁気センサの
インダクタンスが急峻な変化を示す範囲を包括するよう
に設定されていることが好ましい。このように発振電流
の振幅を設定することにより、外部磁界の変化によって
磁気センサのインダクタンスが大きく変化するようにな
るため、磁気探知装置の感度を高めることができる。
【0020】また、上記磁気探知装置において、磁気セ
ンサのコイルに流れる発振電流は、直流バイアス電流成
分を含んでいることが好ましい。このように発振電流に
直流バイアス電流成分を含ませることにより、発振電流
のレベルを磁気センサのインダクタンスの変化が大きい
部分に設定することができる。したがって、発振電流に
直流バイアス電流成分を含ませることにより、磁気探知
装置の感度を高めることができる。
【0021】また、上記磁気探知装置は、磁気センサの
コイルに流れる電流の方向を反転させるバイラテラルス
イッチを備えていることが好ましい。このようにバイラ
テラルスイッチを設けて、磁気センサのコイルに流れる
電流の方向を反転させたときには、応答波形の変化を検
出する際にそれらの差動を取ることにより、電流方向が
一定のときに比べて約2倍の出力が得られることとな
る。
【0022】また、磁気センサのコイルに流れる電流の
方向を反転させたときに、外部磁界が零ならば、それぞ
れの電流方向における応答波形の変化は互いにキャンセ
ルされる。したがって、バイラテラルスイッチを備えた
磁気探知装置では、外部磁界がない状態である0点を容
易に認識できることとなる。
【0023】さらに、コイルに流れる電流の方向を短時
間に反転させたときには、磁気センサのインダクタンス
に温度ドリフトや時間ドリフト等が生じても、これらの
影響は互いにキャンセルされることとなる。したがっ
て、バイラテラルスイッチを備えた磁気探知装置では、
磁気センサのインダクタンスの温度ドリフトや時間ドリ
フト等の影響を受けることなく、高精度に外部磁界を探
知することができる。
【0024】なお、このような磁気探知装置において、
1つの磁気センサによって検出されるのは、外部磁界の
うち、磁気センサの磁性体の長手方向の成分だけであ
る。したがって、この磁気探知装置は、複数の磁気セン
サを備えていることが好ましい。そして、磁気探知装置
が複数の磁気センサを備えていれば、各磁気センサによ
って探知される磁界の大きさに基づいて、外部磁界の方
向を探知することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。なお、本発明は以下の例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である
ことは言うまでもない。
【0026】まず、本発明を適用した磁気探知装置に用
いられる磁気センサの一例について説明する。
【0027】この磁気センサは、図1に示すように、リ
ボン状やワイヤー状に形成された細長いアモルファス等
からなる磁性体1と、この磁性体1の長手方向に巻回さ
れた銅線等からなるコイル2とから構成される。ここ
で、磁性体1には、数ガウス程度の微弱な磁界で急峻な
透磁率変化を示す角形特性に優れた磁性材料を用いる。
そして、この磁気センサ3のコイル2からは、2つの端
子4,5が導出される。
【0028】このような磁気センサ3について、図2に
示すように、磁気センサ3の端子4,5に交流電流源6
を接続して交流の励磁電流を供給すると共に、磁気セン
サ3の長手方向に外部磁界Hexを加えたときの特性に
ついて、図3に示す。この図3は、「磁気センサ3のイ
ンダクタンスL」及び「磁気センサ3のインピーダンス
Z」と、「磁気センサ3に供給した励磁電流の周波数
f」との関係を示している。
【0029】ここで、図3中の特性1は、外部磁界He
x=0のときのインダクタンスLの変化を示しており、
図3中の特性2は、外部磁界Hexがあるときのインダ
クタンスLの変化を示しており、図3中の特性3は、外
部磁界Hex=0のときのインピーダンスZの変化を示
しており、図3中の特性4は、外部磁界Hexがあると
きのインピーダンスZの変化を示している。
【0030】この図3の特性1及び特性2に示すよう
に、磁気センサ3のインダクタンスLは、励磁電流周波
数fが高くなると小さくなり、また、外部磁界Hexが
加わると小さくなる。そして、図3の特性3及び特性4
に示すように、磁気センサ3のインピーダンスZは、励
磁電流周波数fが高くなると大きくなり、また、外部磁
界Hexが加わると小さくなる。
【0031】ここで、図3の特性1及び特性2に示した
ようなインダクタンスLの変化に着目し、外部磁界He
xを磁気センサ3の長手方向に加えたときにインダクタ
ンスLの変化量ΔLが大きい励磁電流周波数、すなわち
図3中のfLで示すような励磁電流周波数で、この磁気
センサ3を動作させる。このとき、インダクタンスLの
外部磁界依存性は、図4に示すようになる。ここで、磁
気センサ3の磁性体1には、数ガウス程度の微弱な磁界
で急峻な透磁率変化を示す角形特性の優れた磁性材料を
用いているため、図4に示すように、磁気センサ3のイ
ンダクタンスLの変化は急峻なものとなる。
【0032】つぎに、このような磁気センサ3を用いて
外部磁界Hexを検出するときの原理について、図5を
参照しながら説明する。この図5は、交流バイアス電流
i1、又は交流バイアス電流i1を反転させた交流バイ
アス電流i2を、磁気センサ3に供給したときの状態に
ついて、磁気センサ3のインダクタンスLの変化と対応
させて示したものである。
【0033】そして、磁気センサ3を用いて外部磁界H
exを検出する際は、コイル2に直流バイアス電流成分
を含んだ交流バイアス電流i1を流すことにより、磁気
センサ3を長手方向に磁化して、磁気センサ3の長手方
向に直流バイアス磁界成分を含んだ交流バイアス磁界を
発生させる。ここで、コイル2に供給する交流バイアス
電流i1は、外部磁界Hexが加わって交流バイアス磁
界がシフトしたとしても、交流バイアス磁界が、磁気セ
ンサ3のインダクタンスLが急峻な変化を示す範囲を包
括するように設定する。
【0034】そして、図5に示すように、外部磁界He
x=0のときに、磁気センサ3のコイル2に流れる電流
がIaからIbまで変化するように交流バイアス電流i
1を供給すると、磁気センサ3のインダクタンスLはL
maxからLminに変化する。そして、磁気センサ3
に印加される電圧Vの変化が一定であるならば、交流バ
イアス電流i1の立ち上がり時間t1は、ファラデーの
法則によって下記式(2−1)のように表される。
【0035】
【数1】
【0036】一方、このように交流バイアス電流i1を
供給しているときに、外部磁界Hexが加わると、磁気
センサ3に流れる電流は、外部磁界Hex分だけシフト
して、例えば、Ia+IexからIb+Iexまで変化
するようになる。このとき、交流バイアス電流i1は、
Iexの分だけシフトすると共に、その応答波形に変化
が生じる。そして、交流バイアス電流i1の応答波形が
変化し、例えば、交流バイアス電流i1の立ち上がり時
間t1が、下記式(2−2)で表されるシフト時間Δt
1だけ変化することとなる。
【0037】
【数2】
【0038】このように、交流バイアス電流i1の立ち
上がり時間t1は、外部磁界Hexの変化に応じて変化
する。したがって、この磁気センサ3では、交流バイア
ス電流i1の立ち上がり時間t1のシフト量を検出する
ことにより、外部磁界Hexの変化を検出することがで
きる。
【0039】なお、この磁気センサ3では、交流バイア
ス電流i1が、外部磁界Hex分だけ電流値がシフトし
てもインダクタンスLが急峻な変化を示す範囲を包括す
るように設定されているため、上記式(2−2)から明
らかなように、外部磁界Hexの変化に応じてシフト時
間Δt1がほぼ直線的に変化することとなる。すなわ
ち、この磁気センサ3は、外部磁界検出時のリニアリテ
ィに優れており、磁界検出用のセンサとして非常に好適
である。また、この磁気センサ3では、外部磁界Hex
の検出にインダクタンスLの急峻な変化、すなわちLm
axからLminに至る大きな変化を常に利用すること
となるので、非常に高い感度が得られる。
【0040】つぎに、交流バイアス電流i1を反転させ
た交流バイアス電流i2を磁気センサ3に供給したとき
の動作について説明する。
【0041】ここでは、図5に示すように、磁気センサ
3に流れる電流を反転させて、外部磁界Hex=0のと
きに磁気センサ3に流れる電流が−Iaから−Ibまで
変化するように、磁気センサ3に交流バイアス電流i2
を供給する。このときも、磁気センサ3のインダクタン
スLは、LmaxからLminへ変化する。そして、磁
気センサ3に印加される電圧Vの変化が一定であるなら
ば、交流バイアス電流i2の立ち上がり時間t2は、フ
ァラデーの法則によって下記式(2−3)のように表さ
れ、上述の立ち上がり時間t1と同じとなる。
【0042】
【数3】
【0043】一方、このように交流バイアス電流i2を
供給しているときに、外部磁界Hexが加わると、磁気
センサ3に流れる電流は、外部磁界Hex分だけシフト
して、例えば、−Ia+Iexから−Ib+Iexまで
変化するようになる。このとき、交流バイアス電流i2
は、Iexの分だけシフトすると共に、その応答波形に
変化が生じる。そして、交流バイアス電流i2の応答波
形が変化して、例えば、交流バイアス電流i2の立ち上
がり時間t2が、下記式(2−4)で表されるシフト時
間Δt2だけ変化することとなる。
【0044】
【数4】
【0045】このように、交流バイアス電流i1を反転
させた交流バイアス電流i2を流したときも、交流バイ
アス電流i2の立ち上がり時間t2は、外部磁界Hex
の変化に応じて変化する。そして、このシフト時間Δt
2は、上述のシフト時間Δt1と符号が逆で同じ大きさ
となっている。すなわち、シフト時間Δt1とシフト時
間Δt2とは、差動の関係にある。
【0046】そこで、順方向に電流を流したときの立ち
上がり時間t1+Δt1と、逆方向に電流を流したとき
の立ち上がり時間t2+Δt2とを測定し、これらの差
動を取ることにより、外部磁界Hexの変化に応じた信
号を、一定の方向にだけ電流を流したときに比べて約2
倍の出力として取り出すことができる。
【0047】また、順方向に電流を流したときの立ち上
がり時間t1+Δt1と、逆方向に電流を流したときの
立ち上がり時間t2+Δt2との差動を取ることによ
り、外部磁界Hex=0のときには、交流バイアス電流
の立ち上がり時間が互いにキャンセルされるので、外部
磁界Hexがない状態である0点を容易に認識すること
ができる。
【0048】さらに、磁気センサ3は温度等によってイ
ンダクタンスLの大きさが変化して交流バイアス電流の
立ち上がり時間に変化が生じるが、交流バイアス電流の
方向を短時間で反転させることにより、このような温度
ドリフトや時間ドリフト等の影響を互いにキャンセルす
ることができる。したがって、この磁気センサでは、温
度ドリフトや時間ドリフト等の影響を受けることなく、
高精度に外部磁界Hexを検出することができる。
【0049】つぎに、以上のような磁気センサを用いた
磁気探知装置の一構成例について説明する。
【0050】この磁気探知装置は、図6に示すように、
バイラテラルスイッチ10内に配された磁気センサ11
と、磁気センサ11に印加している外部磁界の大きさを
電気信号に変換して出力する磁電変換回路とから構成さ
れる。そして、磁電変換回路は、バイラテラルスイッチ
10に接続された抵抗12と、方形波発振電圧Vbを供
給する発振電圧供給源13と、抵抗12の両端から導出
された配線に接続されたシュミットトリガ回路14と、
シュミットトリガ回路14からの出力と発振電圧供給源
13からの発振電圧とを比較するロジック回路15とか
ら構成される。
【0051】ここで、磁気センサ11は、上述したよう
に、リボン状やワイヤー状に形成された細長いアモルフ
ァス等からなる磁性体と、この磁性体の長手方向に巻回
された銅線等からなるコイルとから構成される。そし
て、この磁気センサ11は、スイッチSW1、スイッチ
SW2、スイッチSW3及びスイッチSW4を備えたバ
イラテラルスイッチ10内に配されており、磁気センサ
11に流れる電流方向は、このバイラテラルスイッチ1
0によって反転させることができるようになっている。
そして、バイラテラルスイッチ10に接続された抵抗1
2は、磁気センサ11に対して直列となるように接続さ
れており、この抵抗12と磁気センサ11とによって積
分回路が構成される。
【0052】この積分回路の両端は、発振電圧供給源1
3に接続されており、この発振電圧供給源13から積分
回路に方形波発振電圧Vbが供給され、これにより、磁
気センサ11及び抵抗12に積分電流が流れる。なお、
発振電圧供給源13から供給される発振電圧は、方形波
に限られるものではなく、例えば、三角波等であっても
よい。
【0053】一方、抵抗12の両端から導出された配線
に接続されたシュミットトリガ回路14は、上述のよう
な積分電流が流れたときに抵抗12に生じる発振電圧V
rを検出し、後述するように、この発振電圧Vrの応答
波形に基づいた信号として、方形波発振電圧Vsoを出
力する。
【0054】そして、このシュミットトリガ回路14か
ら出力される方形波発振電圧Vsoは、ロジック回路1
5に供給される。また、ロジック回路15には、発振電
圧供給源13からの方形波発振電圧Vbも供給される。
そして、ロジック回路15は、シュミットトリガ回路1
4からの方形波発振電圧Vsoと、発振電圧供給源13
からの方形波発振電圧Vbとを比較して、後述するよう
に、積分電流が流れたときに抵抗12に生じる発振電圧
Vrの立ち上がり時間又は立ち下がり時間に対応したパ
ルス電圧信号Vpを出力する。
【0055】このような磁気探知装置の動作について、
バイラテラルスイッチ10によって一定の方向にだけ磁
気センサ11に電流が流れるようにしたときの各部の電
圧波形のタイムチャートである図7を参照しながら説明
する。
【0056】まず、発振電圧供給源13から、図7
(1)に示すように、方形波発振電圧Vbが磁気センサ
11に供給され、これにより、磁気センサ11と抵抗1
2とからなる積分回路に積分電流が流れる。このとき、
抵抗12に生じる発振電圧Vr、すなわちシュミットト
リガ回路14に供給される発振電圧Vrの波形は、図7
(2)に示すように、図7(1)に示した方形波発振電
圧Vbに対して、立ち上がり及び立ち下がり時に遅延が
生じた波形となる。この発振電圧Vrの波形は、磁気セ
ンサ11に流れる電流の応答波形に対応するものであ
り、したがって、この発振電圧Vrの立ち上がり及び立
ち下がり時の遅延は、磁気センサ11に加わる外部磁界
Hexの大きさに応じて変化する。
【0057】そして、シュミットトリガ回路14は、図
7(2)に示した発振電圧Vrを、立ち上がり時にシュ
ミット電圧VsHでコンパレートすると共に、立ち下が
り時にシュミット電圧VsLでコンパレートし、図7
(3)に示すように波形整形された方形波発振電圧Vs
oを出力する。ここで、シュミット電圧VsL,VsH
は、磁気センサ11に流れる電流の立ち上がり時及び立
ち下がり時における磁気センサ11のインダクタンスL
のLmaxからLminへの変化を包括するように設定
しておく。
【0058】そして、ロジック回路15は、図7(1)
に示したような発振電圧供給源13から供給される方形
波発振電圧Vbと、図7(3)に示したようなシュミッ
トトリガ回路14から供給される方形波発振電圧Vso
との位相差Δtsを比較し、図7(4)に示すようなパ
ルス電圧信号Vpを出力する。ここで、パルス電圧信号
Vpのパルス幅は、磁気センサ11と抵抗12とからな
る積分回路に積分電流が流れたときに抵抗12に生じる
発振電圧Vrの立ち上がり時間又は立ち下がり時間を示
している。
【0059】そして、上述したように発振電圧Vrの波
形は磁気センサ11に流れる電流の応答波形に対応して
いるので、ロジック回路15から出力されるパルス電圧
信号Vpのパルス幅は、磁気センサ11に流れる電流の
立ち上がり時間又は立ち下がり時間を示している。そし
て、上述したように磁気センサ11に流れる電流の立ち
上がり時間又は立ち下がり時間は外部磁界Hexの大き
さに依存しているので、このロジック回路15から出力
されるパルス電圧信号Vpに基づいて、磁気センサ11
に加わっている外部磁界Hexの大きさを検出すること
ができる。
【0060】このように、この磁気探知装置では、磁気
センサ11に加わった外部磁界Hexの変化が、発振電
圧供給源13から供給される方形波発振電圧Vbと、シ
ュミットトリガ回路14から出力される方形波発振電圧
Vsoとの位相差Δtsの変化として現れ、この位相差
Δtsをパルス電圧信号Vpとして取り出すことによ
り、外部磁界Hexを検出する。
【0061】ところで、本実施の形態に係る磁気探知装
置では、バイラテラルスイッチ10によって磁気センサ
11に流れる電流方向を反転させることができる。すな
わち、図6において、スイッチSW1及びスイッチSW
4がオンで、スイッチSW2及びスイッチSW3がオフ
のとき、図10の矢印Aの向きに電流が流れ、また、ス
イッチSW1及びスイッチSW4がオフで、スイッチS
W2及びスイッチSW3がONのとき、図10の矢印B
の向きに電流が流れる。そして、バイラテラルスイッチ
10によって磁気センサ11に流れる電流方向を反転さ
せて外部磁界Hexを検出することにより、上述したよ
うに、一定の方向にだけ電流を流したときに比べて約2
倍の出力が得られ、また、外部磁界Hexがない状態で
ある0点を容易に認識することができ、さらには、温度
ドリフトや時間ドリフト等の影響を取り除くことができ
る。
【0062】つぎに、磁気センサ11に加わった外部磁
界Hexの変化が、発振電圧供給源13から供給される
方形波発振電圧Vbと、シュミットトリガ回路14から
出力される方形波発振電圧Vsoとの位相差Δtsの変
化として現れる原理について、さらに詳細に説明する。
【0063】磁気センサと抵抗が直列に接続された積分
回路に電流が立ち上がるときの状態をモデル化した回路
図を図8に示す。このような回路において、スイッチ2
2をオフからオンにすると、磁気センサ20と抵抗21
からなる積分回路に直流電源23から直流電圧が印加さ
れ、磁気センサ20に電流iが流れ出す。ここで、磁気
センサ20に流れる電流iは、積分回路に印加される直
流電圧の値をE、磁気センサ20のインダクタンスを
L、抵抗21の抵抗値をR、電流iの立ち上がり時間を
tとすると、下記式(2−5)で表される。
【0064】
【数5】
【0065】上記式(2−5)から分かるように、電流
iの立ち上がり時間tは、積分回路の時定数L/Rに比
例している。したがって、このような積分回路では、抵
抗21の抵抗値Rの大きさを変えることにより、電流i
の立ち上がり時間tを任意に設定することができる。
【0066】ところで、上述したように、磁気センサ2
0のインダクタンスLは、電流iが立ち上がっている間
に、LmaxからLminへ変化する。ここで、上述の
シュミット電圧VsL,VsHは、インダクタンスLの
LmaxからLminへの変化を包括するように設定し
ておく。
【0067】そして、磁気センサ20のインダクタンス
LがLmaxからLminへと変化するため、積分回路
に流れる電流iは、図9に示すように、初めはインダク
タンスLがLmaxの状態で立ち上がり、やがて、イン
ダクタンスLがLminの状態で立ち上がることとな
る。したがって、積分回路に流れる電流iがシュミット
電圧VsHに対応するレベルに達するまで時間Tsは、
インダクタンスLがLmaxの状態での立ち上がり時間
T1と、インダクタンスLがLminの状態での立ち上
がり時間T2との合計になる。
【0068】そして、磁気センサ20に加わる外部磁界
Hexが変化すると、この変化分だけ、インダクタンス
LがLmaxからLminに変化する変化点Pがシフト
するので、外部磁界Hexに応じて、積分電流iがシュ
ミット電圧VsHに対応するレベルに達するまで時間T
sが変化することとなる。したがって、上述の図6及び
図7に示したように、磁気センサ11に加わった外部磁
界Hexの変化が、発振電圧供給源13から供給される
方形波発振電圧Vbと、シュミットトリガ回路14から
出力される方形波発振電圧Vsoとの位相差Δtsの変
化として現れることとなる。
【0069】また、図10に、磁気センサ30と抵抗3
1が直列に接続された積分回路に流れていた電流iが立
ち下がるときの状態をモデル化した回路図を示す。この
ような回路において、スイッチ32をオフからオンにす
ると、直流電源33からの直流電圧が積分回路に加わら
なくなり、磁気センサ30に流れていた電流に立ち下が
りが生じる。ここで、磁気センサ30に流れる電流i
は、積分回路に印加されていた直流電圧の値をE、磁気
センサ30のインダクタンスをL、抵抗31の抵抗値を
R、電流の立ち下がり時間をtとすると、下記式(2−
6)で表される。
【0070】
【数6】
【0071】そして、このときも、上述の電流の立ち上
がり時と同様に、磁気センサ30に加わる外部磁界He
xが変化すると、この変化分だけ、インダクタンスLが
LmaxからLminに変化する変化点がシフトするの
で、外部磁界Hexに応じて、積分電流iがシュミット
電圧VsLに対応するレベルに達するまで時間が変化す
ることとなる。したがって、電流の立ち下がり時におい
ても、上述の図6及び図7に示したように、磁気センサ
11に加わった外部磁界Hexの変化が、発振電圧供給
源13から供給される方形波発振電圧Vbと、シュミッ
トトリガ回路15から出力される方形波発振電圧Vso
との位相差Δtsの変化として現れることとなる。
【0072】ところで、図6に示したような磁気探知装
置において、発振電圧供給源13から供給される方形波
発振電圧Vbと、シュミットトリガ回路14から出力さ
れる方形波発振電圧Vsoとの位相差Δtsは、外部磁
界Hexと、磁気センサ11の磁性体の長手方向に生じ
る磁界とが成す角度θに依存している。すなわち、外部
磁界Hexが一定のとき、位相差Δtsは、図11に示
すように、外部磁界Hexと、磁気センサ11の磁性体
の長手方向に生じる磁界とが成す角度θに依存して変化
する。なお、図11では、外部磁界Hexの向きと、磁
気センサ11の磁性体の長手方向に生じる磁界の向きと
が同じときを方位0°としている。
【0073】図11から分かるように、位相差Δtsは
外部磁界Hexの方位情報を含んでいる。これは、磁気
センサ11の磁性体の磁化量が、磁気センサ11に流れ
る電流iによる磁化量と、外部磁界Hexによる磁化量
との合計であり、外部磁界Hexによる磁化量が、外部
磁界Hexと、磁気センサ11の磁性体の長手方向に生
じる磁界とが成す角度θに依存して変化するからであ
る。
【0074】すなわち、図12に示すように、磁気セン
サ11のコイル11bに流れる電流iによる磁界Hbは
一定であるが、外部磁界Hexによって磁気センサ11
の磁性体11aに生じる磁界は、外部磁界Hexの方向
に依存している。したがって、磁気センサ11で検出さ
れる磁界Hは、下記式(2−7)で示すように、外部磁
界Hexのうち、磁性体11aの長手方向成分のみとな
る。
【0075】 H=Hex・cosθ ・・・(2−7) なお、上記式(2−7)に示すように、磁気センサ11
で検出される磁界Hは、外部磁界Hexの方位情報を含
んでいるので、複数の地磁気センサを用いることによ
り、外部磁界Hexの方向を知ることができる。
【0076】具体的には、例えば、図13に示すよう
に、磁気探知装置に2つの磁気センサ11x,11yを
組み込む。なお、この磁気探知装置は、磁気センサを2
つ組み込んだ以外は、図6に示した磁気探知装置と同様
の回路構成である。ここで、図14に示すように、磁気
センサ11xは、X軸方向に配置し、磁気センサ11y
は、X軸方向に対して直交するY軸方向に配置する。す
なわち、磁気センサ11x及び磁気センサ11yは、互
いに直交するように配置する。このとき、図14に示す
ように、外部磁界Hexの方向と、X軸方向検出用の磁
気センサ11xの磁性体の長手方向とが成す角度をθと
すると、X軸方向検出用の磁気センサ11xによって検
出される磁界Hxは、下記式(2−8)で表され、Y軸
方向検出用の磁気センサ11yによって検出される磁界
Hyは、下記式(2−9)で表される。
【0077】 Hx=Hex・cosθ ・・・(2−8) Hy=Hex・sinθ ・・・(2−9) ここで、X軸方向検出用の磁気センサ11xによって検
出される磁界Hxと、Y軸方向検出用の磁気センサ11
yによって検出される磁界Hyとの比をとると、下記式
(2−10)となる。
【0078】 Hy/Hx=sinθ/cosθ=tanθ ・・・(2−10) したがって、外部磁界Hexの方向と、X軸方向検出用
の磁気センサ11xの磁性体の長手方向とが成す角度θ
は、下記式(2−11)で表される。ただし、下記式
(2−11)において、Hy≧0のときは、180°≧
θ≧0°であり、0>Hyのときは、360°>θ>1
80°である。
【0079】 θ=tan-1(Hy/Hx) ・・・(2−11) このように磁気探知装置に2つの磁気センサを設けるこ
とにより、外部磁界Hexの2次元での方向を知ること
ができる。
【0080】また、外部磁界の3次元での方向や大き
さ、すなわち立体空間内での外部磁界の方向や大きさま
で知りたいときには、互いに直交する3つの磁気センサ
を用いればよい。そこで、以下、3つの磁気センサを備
え、外部磁界の立体空間内での方向や大きさを検出する
ことができる磁気探知装置について説明する。
【0081】この磁気探知装置は、図15に示すよう
に、互いに直交する3つの磁気センサ41x,41y,
41zを備えている。そして、これらの磁気センサ41
x,41y,41zは、上述したような磁電変換回路4
2に接続されている。また、この磁電変換回路42の出
力端子は、コンピュータ43の入力端子に接続されてお
り、磁電変換回路42からの出力に基づいて、コンピュ
ータ43で演算処理が行われるようになっている。
【0082】ここで、各磁気センサ41x,41y,4
1zは、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸に対して、
それぞれ平行に配置される。すなわち、第1の磁気セン
サ41xはX軸方向に配置され、第2の磁気センサ41
yはY軸方向に配置され、第3の磁気センサ41zはZ
軸方向に配置される。このとき、第1の磁気センサ41
xは、外部磁界HexのX軸方向の磁界成分を検出し、
第2の磁気センサ41yは、外部磁界HexのY軸方向
の磁界成分を検出し、第3の磁気センサ41zは、外部
磁界HexのZ軸方向の磁界成分を検出することとな
る。
【0083】そして、各磁気センサ41x,41y,4
1zによって検出される各磁界成分は、上述したように
磁電変換回路42で電気信号に変換され、当該電気信号
がコンピュータ43に入力される。そして、コンピュー
タ43は、このように検出された外部磁界HexのX軸
方向の磁界成分と、外部磁界HexのY軸方向の磁界成
分と、外部磁界HexのZ軸方向の磁界成分とに基づい
て演算処理を行い、立体空間内での外部磁界Hexの方
向や大きさを算出する。
【0084】このように、外部磁界HexのX軸方向の
成分と、外部磁界HexのY軸方向の成分と、外部磁界
HexのZ軸方向の成分とに基づいて、立体空間内での
外部磁界Hexの方向や、外部磁界Hexの大きさを求
める方法について、以下により詳細に説明する。
【0085】上述のような3つ磁気センサ41x,41
y,41zを備えた磁気探知装置によって検出される磁
界の方向と大きさをベクトルで表すと、図16のように
なる。ここで、Hexは外部磁界、Hxは第1の磁気セ
ンサ41xによって検出される磁界成分、Hyは第2の
磁気センサ41yによって検出される磁界成分、Hzは
第3の磁気センサ41zによって検出される磁界成分を
示している。
【0086】このとき、立体空間内における外部磁界H
exの大きさは、第1の磁気センサ41xによって検出
される磁界成分Hxと、第2の磁気センサ41yによっ
て検出される磁界成分Hyと、第3の磁気センサ41z
によって検出される磁界成分Hzとの2乗平均をとるこ
とによって算出することができる。すなわち、立体空間
内における外部磁界Hexの大きさは、下記式(3−
1)で表される。
【0087】 Hex=(Hx2+Hy2+Hz2)1/2 ・・・(3−1) また、図16において、角度θyは、X軸と、外部磁界
HexをZ軸に対して平行にX軸とY軸で形成される平
面に投射したときに得られるベクトルとが成す角度を示
しており、角度θiは、外部磁界Hexと、外部磁界H
exをZ軸に対して平行にX軸とY軸で形成される平面
に投射したときに得られるベクトルとが成す角度を示し
ている。
【0088】このとき、第1の磁気センサ41xによっ
て検出される磁界成分Hxは、下記式(3−2)で表さ
れる。また、第2の磁気センサ41yによって検出され
る磁界成分Hyは、下記式(3−3)で表される。ま
た、第3の磁気センサ41zによって検出される磁界成
分Hzは、下記式(3−4)で表される。
【0089】 Hx=Hex・cosθi・cosθy ・・・(3−2) Hy=Hex・cosθi・sinθy ・・・(3−3) Hz=Hex・sinθi ・・・(3−4) ここで、第1の磁気センサ41xによって検出される磁
界成分Hxと、第2の磁気センサ41yによって検出さ
れる磁界成分Hyとの比をとると、下記式(3−5)と
なる。
【0090】 Hy/Hx=sinθy/cosθy=tanθy ・・・(3−5) したがって、角度θyは、下記式(3−6)で表され
る。ただし、下記式(3−6)において、Hy≧0のと
きは、180°≧θy≧0°であり、0>Hyのとき
は、360°>θy>180°である。
【0091】 θy=tan-1(Hy/Hx) ・・・(3−6) また、上記式(3−4)から、角度θiは、下記式(3
−7)で表される。
【0092】 θi=sin-1(Hz/Hex) ・・・(3−7) そして、上記式(3−1)に示した演算をコンピュータ
で行うことにより、外部磁界Hexの立体空間内におけ
る大きさを算出することができ、上記式(3−6)及び
上記式(3−7)に示した演算をコンピュータで行うこ
とにより、外部磁界Hexの立体空間内における方向を
算出することができる。
【0093】以上のように、磁気探知装置に互いに直交
する3つの磁気センサ41x,41y,41zを設ける
ことにより、立体空間内での外部磁界Hexの方向や大
きさを探知することができる。
【0094】なお、従来の磁気探知装置でも、互いに直
交する3つの磁気センサを設ければ、立体空間内での外
部磁界の方向や大きさを探知することができる。しかし
ながら、従来の磁気探知装置において、立体空間内での
外部磁界の方向や大きさを探知するために、磁気センサ
を互いに直交するように配置することは、非常に困難で
あった。
【0095】例えば、フラックスゲートセンサを用いた
磁気探知装置で、立体空間内での外部磁界の方向や大き
さを探知するためには、3つのフラックスゲートセンサ
の各検出コイルを互いに直交するように、配置しなけれ
ばならない。しかし、フラックスゲートセンサは、一つ
でも構成が比較的に複雑であるのに、更に3つのフラッ
クスゲートセンサを、各検出コイルが互いに直交するよ
うに配置することは、非常に困難である。そのため、従
来の磁気探知装置で、立体空間内での外部磁界の方向や
大きさを探知できるようにした場合、製造コストが非常
に高くなってしまい、低価格化を図ることができなかっ
た。
【0096】これに対して、本発明を係る磁気探知装置
に使用される磁気センサは、非常に簡単な構成であるの
で、それぞれを互いに直交するように配置することは容
易である。したがって、本発明を適用することにより、
立体空間内での外部磁界の方向や大きさを探知すること
ができる磁気探知装置を、低価格で提供することが可能
となる。
【0097】ところで、上述のような互いに直交する3
つの磁気センサ41x,41y,41zを用いた磁気探
知装置を、車両等の移動体に搭載して地磁気を検出する
ようにすれば、磁気探知装置による検出結果から、地磁
気を基準として移動体の状態を知ることができる。
【0098】ここで、磁気探知装置を移動体に搭載する
際は、例えば、X軸方向に配置された第1の磁気センサ
41xと、Y軸方向に配置された第2の磁気センサ41
yとを、移動体に対して水平となるように配置し、Z軸
方向に配置された第3の磁気センサ41zを、移動体に
対して垂直となるように配置する。
【0099】このとき、上記角度θyは、移動体が向い
ている方位を表すこととなる。すなわち、3つの磁気セ
ンサ41x,41y,41zによる検出結果に基づい
て、上述のように角度θyを算出することによって、移
動体の向いている方位を知ることができる。
【0100】また、上記角度θiは、移動体を基準とし
たときの地磁気の伏角を表すこととなる。そして、この
角度θiは、移動体の状態によって常時変化するが、こ
の変化の程度は移動体の状態に依存している。したがっ
て、3つの磁気センサ41x,41y,41zによる検
出結果に基づいて、上述のように角度θiを算出し、そ
の値の変化の程度を検出することによって、移動体の状
態を知ることができる。
【0101】具体的には、車両に磁気探知装置を搭載し
たとき、この角度θiは、車両が走行しているときには
車両の揺れにより、5°程度の範囲で常時変化するが、
車両が停止しているときには、1°程度の範囲でしか変
化しない。したがって、角度θiの変化の程度を検出す
ることによって、車両が走行しているか、或いは停止し
ているかを知ることができる。
【0102】このように、互いに直交する3つの磁気セ
ンサ41x,41y,41zを用いた磁気探知装置を、
車両等の移動体に搭載して、当該磁気探知装置により地
磁気を検出することにより、移動体の方位や、移動体が
走行中であるか否かなどについて知ることができる。な
お、このように磁気探知装置によって移動体の状態を探
知する方法は、例えば、搭乗者に地図情報や位置情報等
を知らせるカーナビゲーションシステム等に利用するこ
とができる。
【0103】ところで、互いに直交する3つの磁気セン
サを備えた磁気探知装置は、立体空間における回転角度
を探知することもできる。そこで、以下、3つの磁気セ
ンサを備え、立体空間における回転角度を探知すること
ができる磁気探知装置について説明する。
【0104】この磁気探知装置は、図17に示すよう
に、互いに直交する3つの磁気センサ51x,51y,
51zを備えている。そして、これらの磁気センサ51
x,51y,51zは、上述したような磁電変換回路5
2に接続されている。また、この磁電変換回路52の出
力端子は、コンピュータ53の入力端子に接続されてお
り、磁電変換回路52からの出力に基づいて、コンピュ
ータ53で演算処理が行われるようになっている。
【0105】ここで、各磁気センサ51x,51y,5
1zは、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸に対して、
それぞれ平行に配置される。すなわち、第1の磁気セン
サ51xはX軸方向に配置され、第2の磁気センサ51
yはY軸方向に配置され、第3の磁気センサ51zはZ
軸方向に配置される。このとき、第1の磁気センサ51
xは、外部磁界HexのX軸方向の磁界成分を検出し、
第2の磁気センサ51yは、外部磁界HexのY軸方向
の磁界成分を検出し、第3の磁気センサ51zは、外部
磁界HexのZ軸方向の磁界成分を検出することとな
る。
【0106】そして、各磁気センサ51x,51y,5
1zに印加している各磁界成分は、上述したように磁電
変換回路52で電気信号に変換され、当該電気信号がコ
ンピュータ53に入力される。そして、コンピュータ5
3は、このように検出された外部磁界HexのX軸方向
の磁界成分と、外部磁界HexのY軸方向の磁界成分
と、外部磁界HexのZ軸方向の磁界成分とに基づいて
演算処理を行い、立体空間内での回転角度を算出する。
【0107】このように、X軸磁界方向の成分と、Y軸
方向の磁界成分と、Z軸方向の磁界成分とに基づいて、
立体空間内での回転角度を求める方法について、以下に
より詳細に説明する。
【0108】上述のような3つ磁気センサ51x,51
y,51zを備えた磁気探知装置によって検出される磁
界の方向と大きさをベクトルで表すと、図18のように
なる。ここで、Hexは外部磁界の大きさ、Hxは第1
の磁気センサ51xによって検出される磁界成分、Hy
は第2の磁気センサ51yによって検出される磁界成
分、Hzは第3の磁気センサ51zによって検出される
磁界成分を示している。
【0109】ここで、X軸を中心とした回転をロール方
向の回転と定義し、その回転角度をθrとする。また、
Y軸を中心とした回転をピッチ方向の回転と定義し、そ
の回転角度をθpとする。また、Z軸を中心とした回転
をヨー方向の回転と定義し、その回転角度をθyとす
る。
【0110】このとき、ロール方向の回転角度θrは、
Y軸と、外部磁界HexをX軸に対して平行にY軸とZ
軸で形成される平面に投射したときに得られるベクトル
とが成す角度となる。また、ピッチ方向の回転角度θp
は、Z軸と、外部磁界HexをY軸に対して平行にZ軸
とX軸で形成される平面に投射したときに得られるベク
トルとが成す角度となる。また、ヨー方向の回転角度θ
yは、X軸と、外部磁界HexをZ軸に対して平行にX
軸とY軸で形成される平面に投射したときに得られるベ
クトルとが成す角度となる。
【0111】このとき、ロール方向の回転角度θrは、
下記式(4−1)で表される。
【0112】 tanθr=Hz/Hy ・・・(4−1) したがって、ロール方向の回転角度θrは、下記式(4
−2)で表される。ただし、下記式(4−2)におい
て、Hz≧0のときは、180°≧θr≧0°であり、
0>Hzのときは、360°>θr>180°である。
【0113】 θr=tan-1(Hz/Hy) ・・・(4−2) また、ピッチ方向の回転角度θpは、下記式(4−3)
で表される。
【0114】 tanθp=Hx/Hz ・・・(4−3) したがって、ピッチ方向の回転角度θpは、下記式(4
−4)で表される。ただし、下記式(4−4)におい
て、Hx≧0のときは、180°≧θp≧0°であり、
0>Hxのときは、360°>θp>180°である。
【0115】 θp=tan-1(Hx/Hz) ・・・(4−4) また、ヨー方向の回転角度θyは、下記式(4−5)で
表される。
【0116】 tanθy=Hy/Hx ・・・(4−5) したがって、ヨー方向の回転角度θyは、下記式(4−
6)で表される。ただし、下記式(4−6)において、
Hy≧0のときは、180°≧θy≧0°であり、0>
Hyのときは、360°>θy>180°である。
【0117】 θy=tan-1(Hy/Hx) ・・・(4−6) そして、上記式(4−2)に示した演算をコンピュータ
53で行う。これにより、ロール方向の回転角度θrが
分かることとなる。同様に、上記式(4−4)に示した
演算をコンピュータ53で行う。これにより、ピッチ方
向の回転角度θpが分かることとなる。同様に、上記式
(4−6)に示した演算をコンピュータ53で行う。こ
れにより、ヨー方向の回転角度θyが分かることとな
る。
【0118】以上のように、磁気探知装置に3つの磁気
センサ51x,51y,51zを設けることにより、立
体空間内におけるロール方向、ピッチ方向及びヨー方向
の回転角度を探知することができる。
【0119】なお、従来の磁気探知装置でも、互いに直
交する3つの磁気センサを設ければ、立体空間内での回
転角度を探知することはできる。しかしながら、従来の
磁気探知装置では、上述したように、磁気センサを互い
に直交するように配置することは難しかった。
【0120】これに対して、本発明を係る磁気探知装置
に使用される磁気センサは、非常に簡単な構成であるの
で、それぞれを互いに直交するように配置することは容
易である。したがって、本発明を適用することにより、
立体空間内での回転角度を探知することができる磁気探
知装置を、低価格で提供することが可能となる。
【0121】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る磁気探知装置では、外部磁界の検出に、外部磁界
の変化に伴って急峻な変化を示すインダクタンスの変化
を用いているので、非常に高い感度で外部磁界を検出す
ることができる。また、本発明に係る磁気探知装置は、
非常に簡単な構成であるので、容易に小型化や低価格化
を図ることができる。
【0122】したがって、本発明によれば、小型化や低
価格化が容易で、高い感度が得られる磁気探知装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した磁気探知装置に用いられる磁
気センサの一例を示す模式図である。
【図2】図1に示した磁気センサに励磁電流を供給する
様子を示す模式図である。
【図3】図1に示した磁気センサのインダクタンスL及
びインピーダンスZと、励磁電流周波数fとの関係を示
す特性図である。
【図4】図1に示した磁気センサのインダクタンスL
と、外部磁界の大きさHとの関係を示す特性図である。
【図5】図1に示した磁気センサによる外部磁界検出の
原理を説明するための図である。
【図6】本発明を適用した磁気探知装置の一構成例を示
す回路図である。
【図7】図6に示した磁気探知装置の各部における電圧
波形のタイムチャートを示す図である。
【図8】磁気センサと抵抗からなる積分回路に電流が立
ち上がるときの状態をモデル化した回路図である。
【図9】図8に示した積分回路に流れる電流の立ち上が
り時の様子を示す図である。
【図10】磁気センサと抵抗からなる積分回路に流れて
いた電流が立ち下がるときの状態をモデル化した回路図
である。
【図11】方形波発振電圧Vbと方形波発振電圧Vso
との位相差Δtsと、外部磁界Hexの方向との関係を
示す特性図である。
【図12】磁気センサの磁性体の磁化の様子を示す模式
図である。
【図13】本発明を適用した磁気探知装置の他の構成例
を示す回路図である。
【図14】図13に示した磁気探知装置の磁気センサの
配置の様子を示す模式図である。
【図15】3つの磁気センサを備えた磁気探知装置の一
構成例を示すブロック図である。
【図16】3つの磁気センサで検出される磁界を示す図
である。
【図17】3つの磁気センサを備えた磁気探知装置の他
の構成例を示すブロック図である。
【図18】3つの磁気センサで検出される磁界を示す図
である。
【図19】ホール素子を用いた磁気探知装置の一例を示
す模式図である。
【図20】フラックスゲートセンサを用いた磁気探知装
置の一例を示す模式図である。
【図21】磁気抵抗効果素子の一例を示す模式図であ
る。
【図22】磁気抵抗効果素子の磁気抵抗効果特性を示す
図である。
【符号の説明】
10 バイラテラルスイッチ、 11 磁気センサ、
12 抵抗、 13発振電圧供給源、 14 シュミッ
トトリガ回路、 15 ロジック回路

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体にコイルが巻かれてなる磁気セン
    サを備え、 上記磁気センサのコイルに発振電圧を供給したときに上
    記コイルに流れる発振電流について、その応答波形の外
    部磁界強度に応じた変化を検出し、上記検出された応答
    波形の変化によって外部磁界を探知することを特徴とす
    る磁気探知装置。
  2. 【請求項2】 前記応答波形の外部磁界強度に応じた変
    化を検出する際に、応答波形の立ち上がり時間の変化と
    立ち下がり時間の変化の少なくとも一方を検出すること
    を特徴とする請求項1記載の磁気探知装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気センサと直列に接続された抵抗
    を備えることを特徴とする請求項1記載の磁気探知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記抵抗に生じる発振電圧をシュミット
    トリガ回路に供給し、上記シュミットトリガ回路からの
    出力と、前記磁気センサのコイルに供給する発振電圧と
    を比較することにより、前記応答波形の変化を検出する
    ことを特徴とする請求項3記載の磁気探知装置。
  5. 【請求項5】 前記磁気センサのコイルに流れる発振電
    流の振幅が、磁気センサのインダクタンスが急峻な変化
    を示す範囲を包括するように設定されていることを特徴
    とする請求項1記載の磁気探知装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気センサのコイルに流れる発振電
    流が、直流バイアス電流成分を含んでいることを特徴と
    する請求項1記載の磁気探知装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気センサのコイルに流れる電流の
    方向を反転させるバイラテラルスイッチを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気探知装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気センサを複数備えていることを
    特徴とする請求項1記載の磁気探知装置。
  9. 【請求項9】 前記磁気センサのコイルに供給される発
    振電圧が方形波であることを特徴とする請求項1記載の
    磁気探知装置。
  10. 【請求項10】 前記磁性体を、前記コイルに流れる発
    振電流により、長手方向に磁化し利用することを特徴と
    する請求項1記載の磁気探知装置。
  11. 【請求項11】 前記磁気センサを3つ備えていること
    を特徴とする請求項8記載の磁気探知装置。
  12. 【請求項12】 前記3つの各磁気センサによって検出
    された各磁界成分から、立体空間内における外部磁界の
    大きさを算出する演算装置を備えていることを特徴とす
    る請求項11記載の磁気探知装置。
  13. 【請求項13】 前記3つの各磁気センサによって検出
    された各磁界成分から、立体空間内における外部磁界の
    方向を算出する演算装置を備えていることを特徴とする
    請求項11記載の磁気探知装置。
  14. 【請求項14】 前記3つの各磁気センサによって検出
    された各磁界成分から、立体空間内における回転角度を
    算出する演算装置を備えていることを特徴とする請求項
    11記載の磁気探知装置。
  15. 【請求項15】 車両に搭載されていることを特徴とす
    る請求項11記載の磁気探知装置。
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