JPH09153190A - 集合住宅火災監視システム - Google Patents

集合住宅火災監視システム

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JPH09153190A
JPH09153190A JP29018695A JP29018695A JPH09153190A JP H09153190 A JPH09153190 A JP H09153190A JP 29018695 A JP29018695 A JP 29018695A JP 29018695 A JP29018695 A JP 29018695A JP H09153190 A JPH09153190 A JP H09153190A
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JP
Japan
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fire
sprinkler
receiver
line
alarm
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Withdrawn
Application number
JP29018695A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ueda
毅 上田
Kiyoshi Shibata
清 柴田
Toshiaki Tanaka
敏明 田中
Yasuyuki Kawano
泰幸 川野
Toshiaki Tabuse
俊朗 田伏
Taketsugu Wada
剛嗣 和田
Shintaro Yamamoto
慎太郎 山本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受信機において、スプリンクラーの制御弁の閉
止動作、スプリンクラーの動作が正確に判別表示できる
集合住宅火災監視システムを提供する。 【解決手段】火災感知器Sを接続した感知器回線Lsの
終端に、スプリンクラー制御弁の常閉型接点SPaを終
端抵抗Rsと直列に接続するとともに、これらに並列に
ダミー抵抗Rdを接続する一方、この感知器回線Lsに
接続した受信機1には、感知器回線Lsの電流変動を検
知する導通/火災監視回路11を設け、受信機1におい
て、火災感知器の発報、感知器回線の断線、スプリンク
ラーの制御弁の閉止動作を判別して、その表示部14に
表示出来る構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルやマンション
などに用いられる集合住宅火災監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、火災監視システムは、ビルや
マンションなどの集合住宅で用いられており、広く一般
に普及している。集合住宅火災監視システムの構成の一
例を図9に示す。ここに示した火災監視システムは、各
住戸の玄関口などに試験端子付中継器3を備えるととも
に、大規模集合住宅の高層階の住戸に対する火災監視シ
ステムになっており、各住戸の住戸用受信機1に、警報
監視盤(不図示)の他に、試験端子付中継器3を介し
て、防災センターなどに設置された住棟用受信機4を接
続した構成になっている。
【0003】各住戸内に設けられた住戸用受信機1は、
住宅情報盤やアラームユニットなどから成り、戸外に設
けられ、ドアホン子器の機能を有した戸外表示器2と通
話線L12を介して接続されるとともに、火災感知器S
が接続された感知器回線Ls(L−C)と試験端子付中
継器3、信号線L13(T1〜T8)を介して接続され
ている。
【0004】この感知器回線Lsには、その終端に終端
抵抗Rsを設けており、複数の火災感知器Sを並列に接
続している。住棟用受信機4からは、信号線L34(P
1〜P4)として、感知器回線Laと、地区ベル回線L
bとが導出されており、感知器回線Laから各住戸毎の
火災発生を検知し、地区ベル回線Lbを介して警報制御
信号を送信して、近隣住戸の住戸用受信機1が作動でき
るようになっている。
【0005】試験端子付中継器3には、試験端子J1〜
J7を備えており、遠隔試験器(不図示)を接続して、
火災感知器S等の動作点検が、住戸人が不在の場合にで
も、戸外からできるようになっている。図示するよう
に、住戸用受信機1には、感知器回線Lsの断線及び火
災感知器Sの発報を監視する導通/火災監視回路11
と、警報表示、警報音出力等を行う警報回路12と、内
部電源13と、感知器回線Lsが発報した後、所定時間
経過しても火災感知器が復旧し、後述する警報停止スイ
ッチが操作されなかった場合に住棟用受信機4に火災確
定信号を送出するための火災リレーR等を備えており、
試験端子付中継器3には、コイルLxによって接点So
を切替作動する感知器接続切替回路31と、ホトカプラ
PCを有した試験中信号発生回路32とを備えた構成に
なっている。
【0006】以下に基本動作を説明すると、火災感知器
Sのいずれかが感知器回線Lsに火災発報信号を送出し
たときに、住戸用受信機1は、中継器3を介してこれを
受信し(T1,T2)、導通/火災監視回路11で検知
する。これによって、住戸用受信機1では、感知器回線
Lsを単位とした発報が分かり、警報回路12から火災
表示ランプ(不図示)を点灯あるいは点滅させるととも
に、アラームや音声メッセージなどによって第1の火災
警報を出力する。
【0007】この第1の火災警報は、感知器が動作した
ことを知らせ、火災か否かを住人に確認するように促す
ものである。例えば、「この部屋の火災感知器が作動し
ました。確認してして下さい」という様なメッセージで
ある。第1の火災警報は、住戸用受信機1から所定時
間、継続して出力されるので、この所定時間内に住戸用
受信機1に設けられた警報停止スイッチ(不図示)を操
作すれば、この警報出力は停止するが、所定時間内に警
報停止スイッチを操作しない場合は、導通/火災監視回
路11は火災リレーRを駆動し、その接点rを閉じて、
住棟用受信機4に試験端子中継器3を介して火災確定信
号を出力する(T5,T6)。
【0008】住棟用受信機4では、感知器回線Laを介
して火災確定信号を受信すると、予め定められた住戸の
住戸用受信機1に対し、地区ベル回線Lbを介して警報
制御信号を出力する。この警報制御信号が伝送される住
戸は、火災確定信号を出力した住戸及び同一階や直上階
などの近隣住戸である。なお、住棟用受信機4が接続さ
れていない小規模な火災監視システムでは、警報監視盤
が地区ベルの鳴動などを行い、近隣住戸に火災の発生を
知らせる。
【0009】第1の火災警報を所定時間出力した住戸用
受信機1や住棟用受信機4から警報制御信号を受けた近
隣の住戸用受信機では、警報回路12を通じて、第2の
火災警報を発報する。この第2の火災警報は、火災の発
生がしたことを知らせるためのものであり、住人に避難
するよう求めるものである。例えば、「この近所で火災
が発生しました。すぐに避難して下さい」という様なメ
ッセージである。
【0010】この第2の火災警報を出力したときは、同
時に戸外表示器2に火災の発生を表示するとともに、戸
外表示器2や増設スピーカ(不図示)から、第2の火災
警報の音声メッセージを出力することもできる。なお、
この火災監視システムでは、試験端子付中継器3に遠隔
試験器を接続して、戸外からの動作点検もできるように
なっており、そのときは、試験端子付中継器3の試験中
信号発生回路32が作動して、住戸用受信機1に試験中
信号を送出し(T3,T4)、断線による異常警報を出
力しないようにし、その後、感知器接続切替回路31を
作動させ、接点Soをb側に切り替えて、火災感知器S
(感知器回線Ls)と遠隔試験器とを接続する。
【0011】このようにすれば、遠隔試験器を操作し
て、火災感知器Sの動作点検、住戸用受信機1及び戸外
表示器2の動作点検、住棟用受信機4の連動試験を行う
ことができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の集合住宅火災監視システムでは、以下のような問題
があった。第1の問題として、スプリンクラーを加えた
システムでは、感知器回線とは別のスプリンクラー監視
回線を住戸用受信機に付加し、火災監視とは別の回路を
設けなければ、制御弁の閉止状態やスプリンクラーの動
作を検知することはできなかった。
【0013】例えば、スプリンクラー制御弁の常閉型接
点を感知器回線に終端抵抗と直列に接続したものでは、
スプリンクラー制御弁が閉止されたときと、感知器回線
が断線したときの区別ができず、確認し区別するしかな
かった。また、スプリンクラー動作接点を火災感知器に
並列に接続した場合は、スプリンクラーの作動と、火災
感知器の発報を区別することはできず、共通した異常警
報を出力し、現場で確認していた。
【0014】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、感知器回線を導出させた住戸用受信機などに
おいても、簡易な構成でスプリンクラーの制御弁の閉止
動作、作動状況が正確に検知し、判別できる集合住宅火
災監視システムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の集合住宅火災監視システムでは、以
下のような手段を備える。請求項1は試験端子付中継器
を備えていない集合住宅火災監視システムに適用され、
火災感知器を接続した感知器回線の終端に、スプリンク
ラー制御弁の常閉型接点を終端抵抗に直列に接続すると
ともに、これらに並列にダミー抵抗を接続する一方、こ
の感知器回線を接続した受信機には、感知器回線の電流
変動を検知して、火災感知器の発報、感知器回線の断
線、スプリンクラー制御弁の閉止を判別する導通/火災
監視回路と、スプリンクラー制御弁動作表示部とを設け
て、火災感知器の発報、感知器回線の断線、スプリンク
ラー制御弁の閉止動作を判別して表示出来る構成として
いる。
【0016】このようなシステムによれば、通常の監視
状態では、終端抵抗とダミー抵抗が並列接続されている
ため、スプリンクラーの制御弁が閉じたとき(常閉型接
点が開いたとき)より電流値が大きくなり、スプリンク
ラーの制御弁が閉じたときは、ダミー抵抗によって通常
の監視状態より電流値が小さくなる。また、感知回線の
断線時には電流が流れなくなり、火災感知器の発報時に
は短絡電流が流れるので、受信機の導通/火災監視回路
では電流変動を検出して、火災感知器の発報、感知器回
線の断線、スプリンクラー制御弁の閉止を判別し、スプ
リンクラー制御弁の閉止と判断された場合には、スプリ
ンクラー制御弁動作表示部を点灯あるいは点滅させるな
どして警報表示等を行う。なお、受信機には、各住戸に
設置される住戸用受信機の他に、防災センターなどに設
置された火災受信機も含まれる。
【0017】請求項2は試験端子付中継器を備えた火災
監視システムに適用され、各住戸内に設置された火災感
知器を接続した感知器回線と、住戸内に設置された住戸
用受信機と、防災センターなどに設置された住棟用受信
機とを、各住戸の玄関口などに設置された試験端子付中
継器で接続し、この試験端子付中継器に遠隔試験器を接
続して戸外から動作点検を行うようにした集合住宅火災
監視システムにおいて、上記火災感知器を接続した感知
器回線の終端に、スプリンクラー制御弁の常閉型接点を
終端抵抗と直列に接続するとともに、これらに並列にダ
ミー抵抗を接続し、更にこの感知器回線には、スプリン
クラー動作接点を、火災感知器に並列に接続した構成と
なす一方、上記住戸用受信機には、感知器回線の電流変
動を検知して、火災感知器の発報、感知器回線の断線、
スプリンクラー制御弁の閉止を判別する導通/火災監視
回路と、スプリンクラー動作表示部と、警報回路とを設
けてあり、上記住棟用受信機には、スプリンクラー動作
接点と連動する連動接点を設けたスプリンクラー監視回
線を導出させており、上記住戸用受信機より火災確定信
号あるいは、上記スプリンクラー監視回線を通じてスプ
リンクラーの動作を検知したときには、対応した住戸用
受信機に警報制御信号を返信出力する構成とされ、上記
住戸用受信機では、上記導通/火災監視回路によって感
知器回線の発報を検出した後、所定時間内に、上記住棟
用受信機から警報制御信号を受けたときには、スプリン
クラーの動作と判断して、上記スプリンクラー動作表示
部を作動する一方、上記所定時間内に警報制御信号を受
けず、住棟用受信機に対して火災確定信号を出力した後
に上記住棟用受信機から警報制御信号を受けたときに
は、火災と判断して、上記警報回路を作動させる構成と
している。
【0018】ここでは、スプリンクラー制御弁の動作は
各住戸用受信機の導通/火災監視回路で判断され、スプ
リンクラーの動作は住棟用受信機で検知された後、該当
する住戸用受信機に警報制御信号を返信する方式をとっ
ている。ここで、上記導通/火災監視回路によって感知
器回線の発報を検出した後の所定時間とは、スプリンク
ラー監視回線の発報を検知した後、住戸用受信機から即
座に返信される警報制御信号を受信するのに必要な時間
であり、火災発生時に火災確定信号に対して住棟用受信
機から返信される警報制御信号を受けるまでの時間より
も十分に短く設定される。請求項3は試験端子付中継器
を備えた火災監視システムに適用され、各住戸内に設置
された火災感知器を接続した感知器回線と、住戸内に設
置された住戸用受信機と、防災センターなどに設置され
た住棟用受信機とを、各住戸の玄関口などに設置された
試験端子付中継器で接続し、この試験端子付中継器に遠
隔試験器を接続して戸外から動作点検を行うようにした
集合住宅火災監視システムにおいて、上記火災感知器を
接続した感知器回線の終端に、スプリンクラー制御弁の
常閉型接点を終端抵抗と直列に接続するとともに、これ
らに並列にダミー抵抗を接続し、更にこの感知器回線に
は、スプリンクラー動作接点を、火災感知器に並列に接
続した構成となす一方、上記住戸用受信機には、感知器
回線の電流変動を検知して、火災感知器の発報、感知器
回線の断線、スプリンクラー制御弁の閉止を判別する導
通/火災監視回路と、火災確定ボタンと、スプリンクラ
ー動作表示部と、警報回路とを設けてあり、上記住棟用
受信機には、スプリンクラー動作接点に連動する連動接
点を設けたスプリンクラー監視回線を導出させており、
上記住戸用受信機より火災確定信号を受信し、あるい
は、スプリンクラー監視回線によってスプリンクラーの
動作を検知したときには、対応した住戸用受信機に警報
制御信号を返信出力する構成とされ、上記住戸用受信機
では、上記感知器回線が発報した後、火災確定ボタンが
操作されたときには、上記警報回路を作動して、火災警
報を出力させると同時に、上記住棟用受信機に火災確定
信号を出力させる一方、上記所定時間内に火災確定ボタ
ンが操作されず、上記住棟用受信機から警報制御信号を
受けたときには、上記スプリンクラー動作表示部を作動
させる構成としている。
【0019】このシステムでは、火災感知器の発報を検
出した住戸用受信機が、住棟用受信機に向けて火災確定
信号を送出する前に、火災確定ボタンが操作されると、
住戸用受信機の警報回路が作動されて火災警報を出力す
る。この場合、実火災が確定しているため、第2の火災
警報が出力される。また、火災感知器の発報を検出した
住戸用受信機が、火災確定ボタンが操作されずに、所定
時間を経過すると第1の火災警報を出力し、更に所定時
間経過すると、住棟用受信機には火災確定信号が送出さ
れる。そして、この火災確定信号を受けた住棟用受信機
から警報制御信号が返信されて来ると、住戸用受信機は
第2の火災警報を出力する。
【0020】ところが、火災感知器の発報を検出した住
戸用受信機が所定時間内に、住棟用受信機から警報制御
信号を受けると、住戸用受信機はスプリンクラーの作動
と判断して、スプリンクラー動作表示部を作動し、スプ
リンクラーの作動表示を行う。ここに、火災感知器が発
報した後、火災確定ボタンが操作されるまで、あるいは
火災感知器が発報した後、火災確定ボタンが操作されず
に所定時間を経過した後に、住棟用受信機から警報制御
信号を受けるまでの時間は、住戸用受信機の警報回路か
らは第1の火災警報が出力されて感知器回線が発報した
ことを報知するが、住棟用受信機から警報制御信号を受
けた後は、第2の火災警報を出力させて実火災の発生を
報知させる。また、火災感知器が発報した後、火災確定
ボタンが操作されずに所定時間を経過する前に、住棟用
受信機から警報制御信号を受けたときには、スプリンク
ラーが作動したと判別して、スプリンクラー動作表示部
を駆動する。
【0021】更に、請求項4は、請求項2,3におい
て、スプリンクラー監視回線によってスプリンクラーの
作動を検知した住棟用受信機は、対応した住戸用受信機
に対して、警報制御信号とは異なるスプリンクラー作動
検知信号を返信する構成としており、これによって、住
戸用受信機では、警報制御信号の返信タイミングを判別
することなく、同様な処理が出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例につい
て、図面とともに説明する。図1は、請求項1に記載の
集合住宅火災監視システムの要部の一構成例を示してい
る。複数の火災感知器Sを接続した感知器回線Lsの終
端には、スプリンクラー制御弁の常閉型接点SPaを終
端抵抗Rsと直列に接続しており、これらに並列にダミ
ー抵抗Rdを接続している。
【0023】感知器回線Lsは、受信機1より常時給電
されており、導通/火災監視回路11、警報回路12、
スプリンクラー制御弁動作表示部14を設けている。警
報回路12には、火災感知器が発報した場合に点滅する
火災表示ランプ12a,感知器回線Lsが断線した場合
に点滅する断線表示ランプ12bを設けている。導通/
火災監視回路11では、通常の監視状態、スプリンクラ
ー制御弁の閉止動作、火災感知器Sの発報、感知器回線
Lsの断線状態のそれぞれを、感知器回線Lsに生じた
電流変動を検出することによって判別しており、警報出
力回路12、スプリンクラー制御弁動作表示部14で
は、その判別結果に応じて必要な警報表示がなされてい
る。
【0024】すなわち、このようなシステムでは、通常
の監視状態では、感知器回線Lsは受信機1によって給
電されているため、終端抵抗Rsとダミー抵抗Rdの並
列接続によって定まる電流が流れ、このときの電流値は
スプリンクラー制御弁が閉じて常閉型接点SPaが開い
たときより大きくなり、スプリンクラー制御弁が閉じて
常閉型接点SPaが開いたときは、ダミー抵抗Rdによ
って通常の監視状態より電流値が小さくなる。また、感
知器回線Lsに断線が生じると電流が流れなくなり、火
災感知器Sの発報時には短絡電流が流れるので、導通/
火災監視回路11では、感知器回線Lsに流れる電流変
動を検出することによって、これらの判断を行ってい
る。
【0025】図2は集合住宅火災監視システムの構成を
示した図である。ここでは、図9に示したような大規模
集合住宅に用いられる火災監視システムの要部のみを示
しており、住戸用受信機1では、スプリンクラー制御弁
の動作に加えて、スプリンクラー(不図示)が作動した
ことも正確に判別表示できる構成となっている。感知器
回線Lsには、図1と同様に、その終端にスプリンクラ
ー制御弁の常閉型接点SPaを終端抵抗Rsと直列に接
続するとともに、これらに並列にダミー抵抗Rdを接続
しており、更に、スプリンクラー作動検知接点SPb
を、火災感知器Sと並列に接続している。
【0026】また、住戸用受信機1は、スプリンクラー
動作表示部15を更に備え、住棟用受信機4は、感知器
回線Lsに設けたスプリンクラー動作接点SPbと連動
する連動接点SPcを設けたスプリンクラー監視回線L
spを導出している。このようなシステムによれば、ス
プリンクラー制御弁の動作は、前述した動作と同様にし
て住戸用受信機1の導通/火災監視回路11によって判
別でき、更に火災感知器Sの発報、スプリンクラーの動
作も判別出来るようになっている。
【0027】すなわち、スプリンクラーが作動すると、
感知器回線Lsに設けた動作接点SPcが閉じられると
同時に、スプリンクラー監視回線Lspに設けた連動接
点SPcも閉じられるので、住棟用受信機4ではスプリ
ンクラー監視回線Lsを通じて、その動作を検知し、表
示部(不図示)に、その状態を表示する。住棟用受信機
4は、スプリンクラーが作動した住戸に設置された住戸
用受信機1に対して地区ベル回線Lbを介して、警報制
御信号あるいはスプリンクラー動作信号を出力し、スプ
リンクラー動作表示部15を作動させる。
【0028】図3(a)〜(d)に示したタイムチャー
トは、住棟用受信機より住戸用受信機に送出される警報
制御信号の返信タイミングを異ならせることによって、
住戸用受信機側でスプリンクラーの動作と火災警報とを
判別する手法を示している。スプリンクラーが作動する
と、感知器回線Lsに設けたスプリンクラー動作接点S
Pbが閉じるので、住戸用受信機1の導通/火災監視回
路11は、感知器回線の発報として検出するが、動作接
点SPbと同時にスプリンクラー監視回線Lspに設け
た連動接点SPcも閉じるので、住棟用受信機4では、
スプリンクラー監視回線Lspを通じてスプリンクラー
の動作を検知する(図3の(a),(b)参照)。この
結果、スプリンクラーの動作を検知した住棟用受信機4
は、対応した住戸用受信機1に地区ベル回線Lbを通じ
て警報制御信号を送出するが、このとき住棟用受信機4
から住戸用受信機1には、感知器回線Lsの発報から所
定時間Td、例えば5秒以内のうちに、住棟用受信機4
より警報制御信号が返信されて来ればスプリンクラーの
作動と判断できる。すなわち、住戸用受信機1では、感
知器回線Lsの発報を検知した後、所定時間Tdが経過
して第1の火災警報を出力するまでの間に、住棟用受信
機4から警報制御信号を受ければ、スプリンクラー作動
と判断し、スプリンクラー動作表示部15を作動する。
【0029】しかし、感知器回線Lsの発報を検知した
後、所定時間Tの経過を待って住戸用受信機4に火災確
定信号を送出した後、住棟用受信機4から警報制御信号
を受ければ、火災警報と判断する。また、住戸用受信機
1から火災確定信号を受けた住棟用受信機4が住戸受信
機1に警報制御信号を返信する際には、火災確定信号を
出力した住戸用受信機1の近隣に設置された住戸用受信
機にも警報制御信号が送出されるので、この警報制御信
号を受けた近隣の住戸用受信機では、第2の火災警報が
出力される。この場合の基本動作を図4(a)〜(e)
に示すが、T1,T2は第1,第2の火災警報を出力す
る時間を示している。
【0030】図5は、火災確定ボタンを設けた住戸用受
信機に適用したシステムの要部構成を示した図である。
住戸用受信機1には火災確定ボタン17を設けており、
火災が発生した現場に居合わせるなどして、明らかに火
災の発生が分かったときには、火災感知器Sが作動しな
くても、このボタン17を操作すれば、即時に火災警報
が出力でき、スプリンクラーの動作時にはその表示が行
えるようになっている。
【0031】図6のステップ100〜113はこのシス
テムにおいて実行される警報判別ルーチンの基本動作の
手順を示すフローチャート、図7(a)〜(f)は火災
確定ボタンが操作された場合の基本動作を示したタイム
チャートである。住戸用受信機1は、導通/火災監視回
路11によって感知器回線Lsの発報を検知した後、第
1の火災警報を出力するまでの所定時間Td(例えば、
5秒程度)が経過するまでに、火災確定ボタン17が操
作されたことを検知すると、警報回路12を作動し直ち
に第2の火災警報を出力して、火災確定信号を住棟用受
信機1に送出するが、第1の火災警報を出力するまでの
所定時間Tdが経過するまでの間に、火災確定ボタン1
7が操作されずに、住棟用受信機1から警報制御信号が
返信されて来ると、スプリンクラー作動と判断して、ス
プリンクラー動作表示部15を作動し、スプリンクラー
表示灯を点滅させる。
【0032】ところが一方、感知器回線Lsの発報を検
知した後、火災確定ボタン17の操作もなく、警報制御
信号の返信もなく所定時間Tdが経過した場合には、第
1の火災警報が出力され、この第1の火災警報は所定時
間T1だけ継続して出力され、その途中で誤報であると
確認されて警報停止スイッチが操作され、火災感知器S
がリセットされると、第1の火災警報の出力は停止され
るが、そうでない場合には、更に所定時間T2を経過す
れば、第2の火災警報が出力され、住棟用受信機に対し
て火災確定信号が送出される。そして、住棟受信機4が
火災確定信号を受けると、近隣の住戸受信機に対しても
警報制御信号が返信され、この警報制御信号を受けた近
隣の住戸受信機では第2の火災警報が出力される。な
お、ステップ108から110は、住戸用受信機1が第
1の火災警報を出力している間に、火災確定ボタンが操
作された場合の操作を示しており、火災確定ボタンが操
作されれば、直ちに第2の火災警報が出力されて、住棟
受信機には火災確定信号が出力される。このような構成
によれば、住戸用受信機1の火災確定ボタン17を操作
すれば警報回路12から即時に第2の火災警報が出力で
き、戸外表示器2のスピーカ22からも第2の火災警報
を出力させることも出来る。
【0033】図8に示すシステムは、住戸用受信機1と
住棟用受信機4とを、試験端子付中継器3を介して、バ
ックアップ電源ラインLc(P5,P6,T9,T1
0)で接続した構成としている。このようなシステムで
は、住戸用受信機1が停電監視回路16によって停電を
検知したときには、その接続を制御して住棟用受信機4
の電源を、バックアップ電源41から電源を供給するの
で、停電時に住戸用受信機1が作動しなくなることを防
ぐことが出来る。
【0034】なお、この停電監視回路16は、非常電源
(不図示)の電圧を監視して、例えば、電圧が24V以
下になると、電源が住棟用受信機4のバックアップ電源
41から供給されるようにして、警報回路12によって
警報表示等を行うとともに、戸外表示器2の警報フラッ
シャ21を作動させ、停電時に備えて、非常電源の断線
確認等を促すこともできる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の集合住宅火災監視システムによれば、感知器回線
にダミー抵抗を設けるなどの簡単な構成によって、受信
機では、スプリンクラー制御弁の閉止動作、スプリンク
ラーの動作が正確に判別表示出来る。
【0036】特に、請求項1によれば、感知器回線にダ
ミー抵抗を接続した簡単な構成によって、受信機では、
火災感知器の発報、感知回線の断線、スプリンクラーの
制御弁の閉止弁動作を判別して、表示部に表示し確認が
できる。また、請求項2によれば、スプリンクラー監視
回線を住棟用受信機から導出させる構成を加えることに
よって、住戸受信機側でスプリンクラーの動作を判別し
て表示することが出来き、この場合、住棟受信機では、
火災警報時と同様に警報制御信号を出力させるという簡
易な方法で実現できる。
【0037】請求項3によれば、火災感知器の発報、感
知回線の断線、スプリンクラーの制御弁の閉止弁動作、
スプリンクラーの動作に加えて、火災確定ボタン操作を
最優先させた判別表示ができる。請求項4に記載の集合
住宅火災監視システムによれば、スプリンクラー動作時
と、火災警報時とで住棟受信機から返信する信号を異な
らせて、同様な判別表示動作が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に記載の集合住宅火災監視シ
ステムの一構成例を示す図である。
【図2】本発明の請求項2に記載の集合住宅火災監視シ
ステムの一構成例を示す図である。
【図3】(a)〜(d)は、請求項2に記載の集合住宅
火災監視システムのスプリンクラー動作時における基本
動作を示すタイムチャートである。
【図4】(a)〜(e)は、請求項2に記載の集合住宅
火災監視システムの火災警報時における基本動作を示す
タイムチャートである。
【図5】本発明の請求項3に記載の集合住宅火災監視シ
ステムの一構成例を示す図である。
【図6】本発明の請求項3に記載の集合住宅火災監視シ
ステムの基本動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の請求項3に記載の集合住宅火災監視シ
ステムの基本動作を示すタイムチャートである。
【図8】停電時におけるバックアップ機能を備えた集合
住宅火災監視システムの基本構成を示す図である。
【図9】集合住宅火災監視システムの基本構成を示す図
である。
【符号の説明】
1・・・住戸用受信機 11・・・導通/火災監視回路 12・・・警報回路 14・・・スプリンクラー制御弁動作表示部 15・・・スプリンクラー動作表示部 16・・・停電監視回路 17・・・非常ボタン Ls・・・感知器回線 S・・・火災感知器 SPa・・・スプリンクラー制御弁の常閉型接点 SPb・・・スプリンクラー作動検知接点 SPc・・・スプリンクラー連動接点 Rs・・・終端抵抗 Rd・・・ダミー抵抗 Lsp・・・スプリンクラー監視回線 2・・・戸外表示器 21・・・警報フラッシャ 22・・・スピーカ 3・・・試験端子付中継器 4・・・住棟用受信機 41・・・バックアップ電源 Lc・・・バックアップ電源ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川野 泰幸 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 田伏 俊朗 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 和田 剛嗣 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 山本 慎太郎 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災感知器を接続した感知器回線の終端
    に、スプリンクラー制御弁の常閉型接点を終端抵抗に直
    列に接続するとともに、これらに並列にダミー抵抗を接
    続する一方、この感知器回線を接続した受信機には、感
    知器回線の電流変動を検知して、火災感知器の発報、感
    知器回線の断線、スプリンクラー制御弁の閉止を判別す
    る導通/火災監視回路と、スプリンクラー制御弁動作表
    示部とを設けて、火災感知器の発報、感知器回線の断
    線、スプリンクラー制御弁の閉止動作を判別して表示出
    来る構成とした集合住宅火災監視システム。
  2. 【請求項2】各住戸内に設置された火災感知器を接続し
    た感知器回線と、住戸内に設置された住戸用受信機と、
    防災センターなどに設置された住棟用受信機とを、各住
    戸の玄関口などに設置された試験端子付中継器で接続
    し、この試験端子付中継器に遠隔試験器を接続して戸外
    から動作点検を行うようにした集合住宅火災監視システ
    ムにおいて、 上記火災感知器を接続した感知器回線の終端に、スプリ
    ンクラー制御弁の常閉型接点を終端抵抗と直列に接続す
    るとともに、これらに並列にダミー抵抗を接続し、更に
    この感知器回線には、スプリンクラー動作接点を、火災
    感知器に並列に接続した構成となす一方、 上記住戸用受信機には、感知器回線の電流変動を検知し
    て、火災感知器の発報、感知器回線の断線、スプリンク
    ラー制御弁の閉止を判別する導通/火災監視回路と、ス
    プリンクラー動作表示部と、警報回路とを設けてあり、 上記住棟用受信機は、上記感知器回線に設けたスプリン
    クラー動作接点に連動する連動接点を設けたスプリンク
    ラー監視回線を導出させており、上記住戸用受信機より
    火災確定信号を受信し、あるいは上記スプリンクラー監
    視回線の連動接点が閉じたときには、対応した住戸用受
    信機に警報制御信号を返信出力する構成とされ、 上記住戸用受信機では、上記導通/火災監視回路によっ
    て感知器回線の発報を検出した後、所定時間内に上記住
    棟受信機から警報制御信号を受けたときには、スプリン
    クラーの動作と判断して、上記スプリンクラー動作表示
    部を作動する一方、上記所定時間内に住棟用受信機から
    警報制御信号を受けず、上記住棟用受信機に火災確定信
    号を出力した後に警報制御信号を受けたときには、火災
    と判断して、上記警報回路を作動させる構成とした集合
    住宅火災監視システム。
  3. 【請求項3】各住戸内に設置された火災感知器を接続し
    た感知器回線と、住戸内に設置された住戸用受信機と、
    防災センターなどに設置された住棟用受信機とを、各住
    戸の玄関口などに設置された試験端子付中継器で接続
    し、この試験端子付中継器に遠隔試験器を接続して戸外
    から動作点検を行うようにした集合住宅火災監視システ
    ムにおいて、 上記火災感知器を接続した感知器回線の終端に、スプリ
    ンクラー制御弁の常閉型接点を終端抵抗と直列に接続す
    るとともに、これらに並列にダミー抵抗を接続し、更に
    この感知器回線には、スプリンクラー動作接点を、火災
    感知器に並列に接続した構成となす一方、 上記住戸用受信機には、感知器回線の電流変動を検知し
    て、火災感知器の発報、感知器回線の断線、スプリンク
    ラー制御弁の閉止を判別する導通/火災監視回路と、火
    災確定ボタンと、スプリンクラー動作表示部と、警報回
    路とを設けてあり、 上記住棟用受信機には、上記感知器回線に設けたスプリ
    ンクラー動作接点に連動する連動接点を設けたスプリン
    クラー監視回線を導出させており、上記住戸用受信機よ
    り火災確定信号を受信し、あるいはスプリンクラー監視
    回線の連動接点が閉じたときには、対応した住戸用受信
    機に警報制御信号を返信出力する構成とされ、 上記住戸用受信機は、上記感知器回線が発報した後、火
    災確定ボタンが操作されたときには、上記警報回路を作
    動して、火災警報を出力させると同時に、上記住棟用受
    信機に火災確定信号を出力させる一方、 上記感知器回線が発報した後、所定時間内に上記住棟用
    受信機から警報制御信号を受けたときには、上記スプリ
    ンクラー動作表示部を作動させる構成とした集合住宅火
    災監視システム。
  4. 【請求項4】請求項2において、 上記スプリンクラー監視回線を通じてスプリンクラーの
    作動を検知した住棟用受信機は、対応した住戸用受信機
    に対して、警報制御信号とは異なるスプリンクラー作動
    検知信号を返信し、これを受けた住戸用受信機では、上
    記スプリンクラー動作表示部を作動する構成としている
    集合住宅火災監視システム。
JP29018695A 1995-09-25 1995-11-08 集合住宅火災監視システム Withdrawn JPH09153190A (ja)

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JP7-246202 1995-09-25
JP24620295 1995-09-25
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100877420B1 (ko) * 2008-05-26 2009-01-07 조용택 감지기의 상태를 감시하는 화재 관리 시스템의 중계기 및그의 화재 관리 방법
JP2016076129A (ja) * 2014-10-07 2016-05-12 能美防災株式会社 地域防災情報システム

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