JPH0915353A - 発電素子を有する時計 - Google Patents
発電素子を有する時計Info
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- JPH0915353A JPH0915353A JP9374896A JP9374896A JPH0915353A JP H0915353 A JPH0915353 A JP H0915353A JP 9374896 A JP9374896 A JP 9374896A JP 9374896 A JP9374896 A JP 9374896A JP H0915353 A JPH0915353 A JP H0915353A
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 内部に熱電素子や太陽電池などの発電素子を
搭載し、温度差や光によって発電し駆動用エネルギーと
して利用する発電素子を有する時計において、発電エネ
ルギーを一度蓄電器に蓄えて利用する場合、従来技術よ
りも高効率で充電ができるようにする。 【解決手段】 腕時計の内部に複数の発電素子45を備
え、蓄電器60の電圧の低い充電初期においてはすべて
の発電素子を並列に接続し、蓄電器の電圧が飽和に近く
なる充電後期においてはすべてを直列に接続し、さらに
その中間の電圧においては並列と直列が複合された状態
で発電および充電を行うようにする。
搭載し、温度差や光によって発電し駆動用エネルギーと
して利用する発電素子を有する時計において、発電エネ
ルギーを一度蓄電器に蓄えて利用する場合、従来技術よ
りも高効率で充電ができるようにする。 【解決手段】 腕時計の内部に複数の発電素子45を備
え、蓄電器60の電圧の低い充電初期においてはすべて
の発電素子を並列に接続し、蓄電器の電圧が飽和に近く
なる充電後期においてはすべてを直列に接続し、さらに
その中間の電圧においては並列と直列が複合された状態
で発電および充電を行うようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電素子を内部に
保持しその発電エネルギーで駆動する発電素子を有する
時計に関し、とくに発電エネルギーを充電する場合の充
電効率を向上させるための発電素子を有する時計の構造
に関する。
保持しその発電エネルギーで駆動する発電素子を有する
時計に関し、とくに発電エネルギーを充電する場合の充
電効率を向上させるための発電素子を有する時計の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱電素子や太陽電池のような発電素子を
有する時計は、時計の周囲に存在する熱エネルギーある
いは光エネルギーを発電素子が吸収しそれを電気エネル
ギーに変換して駆動用のエネルギーとして利用するもの
である。
有する時計は、時計の周囲に存在する熱エネルギーある
いは光エネルギーを発電素子が吸収しそれを電気エネル
ギーに変換して駆動用のエネルギーとして利用するもの
である。
【0003】発電素子から発生した電気エネルギーは、
電圧の安定化あるいは外部エネルギーが充分得られない
場合における駆動も考慮して一度コンデンサなどの蓄電
器に充電した後に駆動系に供給される。ここではまず発
電素子として熱電素子を用い蓄電器に電気二重層コンデ
ンサを用いる場合を例に挙げるとする。
電圧の安定化あるいは外部エネルギーが充分得られない
場合における駆動も考慮して一度コンデンサなどの蓄電
器に充電した後に駆動系に供給される。ここではまず発
電素子として熱電素子を用い蓄電器に電気二重層コンデ
ンサを用いる場合を例に挙げるとする。
【0004】熱電素子に利用する熱電材料は現在室温で
最も性能の良いBiTe系の材料を利用するのが一般的
な考え方である。このBiTe系の熱電材料は、p型お
よびn型ともゼーベック係数は200μV/degであ
る。
最も性能の良いBiTe系の材料を利用するのが一般的
な考え方である。このBiTe系の熱電材料は、p型お
よびn型ともゼーベック係数は200μV/degであ
る。
【0005】また、熱電素子を用いる場合は熱エネルギ
ーは腕時計の場合であると人体から得られるが、発電に
利用できるエネルギー量は腕時計の裏蓋と空気に接して
いるケースとの温度差で決まる。そして時計内部の温度
差は一般的に1.5℃程である。
ーは腕時計の場合であると人体から得られるが、発電に
利用できるエネルギー量は腕時計の裏蓋と空気に接して
いるケースとの温度差で決まる。そして時計内部の温度
差は一般的に1.5℃程である。
【0006】電気二重層コンデンサの開放電圧はおよそ
2Vであるから、フル充電させるためにはそれに相当し
た開放電圧が熱電素子において得られる必要がある。前
述のゼーベック係数と時計の温度差からたとえば2Vの
開放電圧を得ようとすると、3300対が熱電素子に含
まれる熱電対の対数となる。従来技術の考え方ではこの
3300対の熱電対はすべてが直列に接続され腕時計内
部に装着されることになる。
2Vであるから、フル充電させるためにはそれに相当し
た開放電圧が熱電素子において得られる必要がある。前
述のゼーベック係数と時計の温度差からたとえば2Vの
開放電圧を得ようとすると、3300対が熱電素子に含
まれる熱電対の対数となる。従来技術の考え方ではこの
3300対の熱電対はすべてが直列に接続され腕時計内
部に装着されることになる。
【0007】ところで、図10には3300対の熱電対
を含んだ熱電素子の温度差1.5℃において外部負荷を
介した時の電流電圧特性を示した。ここで、熱電素子の
外形は10mm×10mm×2mmである。
を含んだ熱電素子の温度差1.5℃において外部負荷を
介した時の電流電圧特性を示した。ここで、熱電素子の
外形は10mm×10mm×2mmである。
【0008】熱電材料が素子内で体積的に占める割合は
1/5とすると、内部インピーダンスは自動的に決まり
44.4kΩである。そのとき電流電圧特性からこの熱
電素子の最大発生電力は、電圧1Vおよび電流22.5
μAのときの22.5μWである。
1/5とすると、内部インピーダンスは自動的に決まり
44.4kΩである。そのとき電流電圧特性からこの熱
電素子の最大発生電力は、電圧1Vおよび電流22.5
μAのときの22.5μWである。
【0009】しかしながら実際の使用状況において、い
つもこの最大発生電力を利用してコンデンサに充電して
いるわけではない。コンデンサの電圧は充電過程におい
て逐次変化している。その変化の範囲は、完全に放電し
た場合の0V付近からフル充電された2Vである。
つもこの最大発生電力を利用してコンデンサに充電して
いるわけではない。コンデンサの電圧は充電過程におい
て逐次変化している。その変化の範囲は、完全に放電し
た場合の0V付近からフル充電された2Vである。
【0010】コンデンサは熱電素子の負荷となっている
ため、熱電素子の駆動電圧もコンデンサの電圧に一致し
て変化することになる。つまり、熱電素子は最大発生電
力が得られる1Vで常時発電するのではなく、コンデン
サ電圧に応じて発電電力は様々変化することになる。
ため、熱電素子の駆動電圧もコンデンサの電圧に一致し
て変化することになる。つまり、熱電素子は最大発生電
力が得られる1Vで常時発電するのではなく、コンデン
サ電圧に応じて発電電力は様々変化することになる。
【0011】ここでコンデンサ電圧の90%つまり1.
8Vまで充電する時間について計算をしてみる。ここで
コンデンサの容量を0.1Fとすると、理想的な状態つ
まり22.5μWで充電できれば、その時間は約720
0秒である。これに対して、図10に示す直線上を動き
つつ充電する場合は、約10200秒も必要であり、実
に約1.5倍の増大である。
8Vまで充電する時間について計算をしてみる。ここで
コンデンサの容量を0.1Fとすると、理想的な状態つ
まり22.5μWで充電できれば、その時間は約720
0秒である。これに対して、図10に示す直線上を動き
つつ充電する場合は、約10200秒も必要であり、実
に約1.5倍の増大である。
【0012】このようなことは、発電素子として太陽電
池を使用するときも同様である。図11には市販のアモ
ルファスシリコンを用いた太陽電池を4個直列に接続し
たものに500ルックスの光を当てた場合の電流電圧特
性を示す。これは、一般に時計の電源として用いるとき
の仕様であり、4個直列化するのは開放電圧2Vのコン
デンサをフル充電させるためからである。
池を使用するときも同様である。図11には市販のアモ
ルファスシリコンを用いた太陽電池を4個直列に接続し
たものに500ルックスの光を当てた場合の電流電圧特
性を示す。これは、一般に時計の電源として用いるとき
の仕様であり、4個直列化するのは開放電圧2Vのコン
デンサをフル充電させるためからである。
【0013】図11の電流電圧特性を示すグラフから最
大の出力は45μWである。最大出力で常に発電できれ
ば約3600秒でコンデンサは1.8Vまで充電できる
が、前にも述べたように発電素子はコンデンサ電圧に従
いその電流値を図11の線上を動くために、実際はもっ
と充電時間はかかる。実際の充電時間を計算によって求
めると約6500秒となり、理想よりもかなりかけ離れ
た数値となる。
大の出力は45μWである。最大出力で常に発電できれ
ば約3600秒でコンデンサは1.8Vまで充電できる
が、前にも述べたように発電素子はコンデンサ電圧に従
いその電流値を図11の線上を動くために、実際はもっ
と充電時間はかかる。実際の充電時間を計算によって求
めると約6500秒となり、理想よりもかなりかけ離れ
た数値となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来考
えられている発電素子を有する時計においては、搭載し
た発電素子から発生する電気エネルギーを蓄電器に充電
する場合、必ずしも常に高効率でエネルギー利用してい
るわけではなく、ロスをしている部分が多い。
えられている発電素子を有する時計においては、搭載し
た発電素子から発生する電気エネルギーを蓄電器に充電
する場合、必ずしも常に高効率でエネルギー利用してい
るわけではなく、ロスをしている部分が多い。
【0015】これは、熱電素子に含まれる熱電対や太陽
電池の接続形態がすべて直列のみであり、単純な電流電
圧特性しか有しないため、電圧が逐次変化するコンデン
サのような蓄電器とのマッチングがうまくとれないから
である。
電池の接続形態がすべて直列のみであり、単純な電流電
圧特性しか有しないため、電圧が逐次変化するコンデン
サのような蓄電器とのマッチングがうまくとれないから
である。
【0016】そこで本発明の目的は上記の問題を解決
し、従来技術よりも効率の良い発電および充電ができる
発電素子を有した時計を提供することにある。
し、従来技術よりも効率の良い発電および充電ができる
発電素子を有した時計を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明においては、モータと輪列と水晶振動子と制御
用回路と発電素子の切り替え回路と蓄電器からなるムー
ブメントと、熱あるいは光を電気エネルギーに変換する
発電素子を複数備え、発電素子は蓄電器の電圧に従い、
切り替え回路に含まれるスイッチ手段によって並列ある
いは直列に接続を変えつつ、発電素子より得られたエネ
ルギーを一度蓄電器に充電した後に、駆動用エネルギー
として利用することを特徴とする。
め本発明においては、モータと輪列と水晶振動子と制御
用回路と発電素子の切り替え回路と蓄電器からなるムー
ブメントと、熱あるいは光を電気エネルギーに変換する
発電素子を複数備え、発電素子は蓄電器の電圧に従い、
切り替え回路に含まれるスイッチ手段によって並列ある
いは直列に接続を変えつつ、発電素子より得られたエネ
ルギーを一度蓄電器に充電した後に、駆動用エネルギー
として利用することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、時計内に複数の発電素子
を搭載し、それぞれの発電素子を蓄電器の電圧に応じて
並列、直列、あるいは並列と直列を複合した状態に組み
合わせて発電および充電を行う。このことによって、従
来技術以上の充電効率を達成することができる。
を搭載し、それぞれの発電素子を蓄電器の電圧に応じて
並列、直列、あるいは並列と直列を複合した状態に組み
合わせて発電および充電を行う。このことによって、従
来技術以上の充電効率を達成することができる。
【0019】なぜならば、従来技術は熱電対がすべて直
列に接続した1個の素子あるいはすべてを直列に接続し
た太陽電池だけで発電を行っていたため、最大発電電力
が得られる電圧から離れた電圧でも発電しなければなら
なかった。
列に接続した1個の素子あるいはすべてを直列に接続し
た太陽電池だけで発電を行っていたため、最大発電電力
が得られる電圧から離れた電圧でも発電しなければなら
なかった。
【0020】これに対し本発明では、複数の発電素子の
配列を変えて組み合わせて利用するためいくつか異なっ
た電流電圧特性が得られ、常に最大発電電力が得られる
電圧の近辺で発電できるからである。
配列を変えて組み合わせて利用するためいくつか異なっ
た電流電圧特性が得られ、常に最大発電電力が得られる
電圧の近辺で発電できるからである。
【0021】最大発電電力が得られる電圧は複数の発電
素子を並列にすると低い電圧で得られ、直列に接続する
と高い電圧で得られる。このように複数の発電素子を並
列から直列に変換することで、従来技術に比べて25%
以上の充電時間の短縮が可能である。このような充電系
を利用する発電素子を有する時計は、従来技術より使用
しやすくかつ長時間駆動できるという信頼性が増す。
素子を並列にすると低い電圧で得られ、直列に接続する
と高い電圧で得られる。このように複数の発電素子を並
列から直列に変換することで、従来技術に比べて25%
以上の充電時間の短縮が可能である。このような充電系
を利用する発電素子を有する時計は、従来技術より使用
しやすくかつ長時間駆動できるという信頼性が増す。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の発電
素子を有する時計を実施するための最適な実施形態を説
明する。図1は本発明の発電素子を有する時計において
発電素子として熱電素子を用いている腕時計を示す断面
図であり、図2はその内部を示す平面図であり、図3は
本発明の熱電素子を示す斜視図である。以下、図1と図
2と図3を交互に参照して本発明の実施形態を説明す
る。
素子を有する時計を実施するための最適な実施形態を説
明する。図1は本発明の発電素子を有する時計において
発電素子として熱電素子を用いている腕時計を示す断面
図であり、図2はその内部を示す平面図であり、図3は
本発明の熱電素子を示す斜視図である。以下、図1と図
2と図3を交互に参照して本発明の実施形態を説明す
る。
【0023】図1に示すように、熱電素子45は温接点
55が裏蓋20に、冷接点56がケース10に接触する
ように配置されている。ここで、ケース10と裏蓋20
とは温度差がより拡大するよう、断熱部材30によって
隔て、お互いに直接接触しないように構成している。
55が裏蓋20に、冷接点56がケース10に接触する
ように配置されている。ここで、ケース10と裏蓋20
とは温度差がより拡大するよう、断熱部材30によって
隔て、お互いに直接接触しないように構成している。
【0024】そして図2に示すように、熱電素子45は
腕時計内部の空間において、ムーブメント40によって
占められる部分以外に分割されて配置する。本発明の実
施の形態においては、4個の熱電素子45を搭載する。
腕時計内部の空間において、ムーブメント40によって
占められる部分以外に分割されて配置する。本発明の実
施の形態においては、4個の熱電素子45を搭載する。
【0025】図3の斜視図には本発明において用いる熱
電素子45を示す。p型熱電体51とn型熱電体52と
は細長い柱状で設け、隣り合ったp型熱電体51とn型
熱電体52はその端部において金属電極53によって接
続され熱電対54を形成し、上下で温接点55と冷接点
56を形成している。
電素子45を示す。p型熱電体51とn型熱電体52と
は細長い柱状で設け、隣り合ったp型熱電体51とn型
熱電体52はその端部において金属電極53によって接
続され熱電対54を形成し、上下で温接点55と冷接点
56を形成している。
【0026】さらに熱電対54は、そのすべてを直列に
接続して温度差により発電する熱電素子45を構成して
いる。熱電体の端部は金属電極53により接続している
が、その他の部分は電気的に絶縁されるようポリイミド
樹脂などの有機絶縁体57によってそれぞれ隔離してい
る。また、直列された熱電体の両端には外部に引き出す
ための引き出し用電極58が配置している。
接続して温度差により発電する熱電素子45を構成して
いる。熱電体の端部は金属電極53により接続している
が、その他の部分は電気的に絶縁されるようポリイミド
樹脂などの有機絶縁体57によってそれぞれ隔離してい
る。また、直列された熱電体の両端には外部に引き出す
ための引き出し用電極58が配置している。
【0027】p型熱電体51とn型熱電体52とはBi
Te系材料からなる。そして、メッキ法あるいはスパッ
タリングや真空蒸着法によって形成した厚膜を、フォト
リソグラフィー法を用いてストライプ状にパターン化す
ることから形成する。
Te系材料からなる。そして、メッキ法あるいはスパッ
タリングや真空蒸着法によって形成した厚膜を、フォト
リソグラフィー法を用いてストライプ状にパターン化す
ることから形成する。
【0028】ここで時計内部に含まれる4個の熱電素子
45を総合した基本的な特性は、従来技術と同じ特性に
なるように設計している。まず1個の熱電素子45の外
形寸法は2.5mm×10mm×2mmであり、これを
4個合わせると従来技術と同じ10mm×10mm×2
mmとなる。
45を総合した基本的な特性は、従来技術と同じ特性に
なるように設計している。まず1個の熱電素子45の外
形寸法は2.5mm×10mm×2mmであり、これを
4個合わせると従来技術と同じ10mm×10mm×2
mmとなる。
【0029】そして時計内部に含まれる熱電材料の体積
的に占める割合も1/5とする。ただし本発明において
は柱状に加工される1本のp型熱電体51とn型熱電体
52の形状を細くして1個の熱電素子45内には125
0対含まれるように構成している。つまり、4個の素子
を総合すると5000対が含まれている。
的に占める割合も1/5とする。ただし本発明において
は柱状に加工される1本のp型熱電体51とn型熱電体
52の形状を細くして1個の熱電素子45内には125
0対含まれるように構成している。つまり、4個の素子
を総合すると5000対が含まれている。
【0030】従来技術と同じように、4個の素子もすべ
て直列に接続すれば、熱電対54の数が多くなっている
ため、内部抵抗は従来技術より大きくなり100kΩと
なるが、反対に開放電圧が高くなる。
て直列に接続すれば、熱電対54の数が多くなっている
ため、内部抵抗は従来技術より大きくなり100kΩと
なるが、反対に開放電圧が高くなる。
【0031】一般的に熱電素子45の体積とそこに含ま
れる熱電材料が占める体積が一定なら、熱電対54の数
に関わらず最大発生電力は同じである。つまり本発明の
熱電素子45も4個の合計では従来技術と同じ22.5
μWが最大発電電力である。
れる熱電材料が占める体積が一定なら、熱電対54の数
に関わらず最大発生電力は同じである。つまり本発明の
熱電素子45も4個の合計では従来技術と同じ22.5
μWが最大発電電力である。
【0032】さらに、図4は本発明の発電素子を有する
時計において発電素子50として太陽電池59を用いて
いる腕時計の平面図である。図4に示すように太陽電池
59は時計の文字板に相当する部分に装着してあり、外
部からの光を容易に吸収できるようになっている。吸収
した光は電気エネルギーに変換され、時計内部に備えら
れている蓄電器60に蓄えられ駆動用のエネルギーとし
て用いられる。
時計において発電素子50として太陽電池59を用いて
いる腕時計の平面図である。図4に示すように太陽電池
59は時計の文字板に相当する部分に装着してあり、外
部からの光を容易に吸収できるようになっている。吸収
した光は電気エネルギーに変換され、時計内部に備えら
れている蓄電器60に蓄えられ駆動用のエネルギーとし
て用いられる。
【0033】太陽電池59は主にシリコン系のp型とn
型の半導体を接合して製造されたものを用いているが、
図4に示すように腕時計には扇型をした太陽電池59を
4個備えている。4個の太陽電池59はすべて同じ電気
的特性を有しており、従来技術はこれらをすべて直列に
接続して利用するのみであった。
型の半導体を接合して製造されたものを用いているが、
図4に示すように腕時計には扇型をした太陽電池59を
4個備えている。4個の太陽電池59はすべて同じ電気
的特性を有しており、従来技術はこれらをすべて直列に
接続して利用するのみであった。
【0034】それでは上記の複数の発電素子50を備え
た腕時計の動作について、図5の回路図を用いて説明す
る。本発明においては4個の発電素子50を蓄電器60
の電圧に従い、すべて並列か、あるいは並列と直列の複
合状態か、あるいはすべて直列の3つのステップに分け
て接続しつつ充電をおこなう。
た腕時計の動作について、図5の回路図を用いて説明す
る。本発明においては4個の発電素子50を蓄電器60
の電圧に従い、すべて並列か、あるいは並列と直列の複
合状態か、あるいはすべて直列の3つのステップに分け
て接続しつつ充電をおこなう。
【0035】ここで本発明の実施の形態では、蓄電器6
0としてはコンデンサを用いる場合について説明する。
図5には3つのステップにおける発電素子50の配列状
態を示す。第1の発電素子50aと第2の発電素子50
bと第3の発電素子50cと第4の発電素子50dとの
配列状態を変えながら蓄電器60に充電する。
0としてはコンデンサを用いる場合について説明する。
図5には3つのステップにおける発電素子50の配列状
態を示す。第1の発電素子50aと第2の発電素子50
bと第3の発電素子50cと第4の発電素子50dとの
配列状態を変えながら蓄電器60に充電する。
【0036】第1のステップにおいては図5(a)に示
すように第1の発電素子50aと第2の発電素子50b
と第3の発電素子50cと第4の発電素子50dとは、
すべて並列に接続する。
すように第1の発電素子50aと第2の発電素子50b
と第3の発電素子50cと第4の発電素子50dとは、
すべて並列に接続する。
【0037】第2のステップにおいては図5(b)に示
すように、並列接続の第1の発電素子50aと第2の発
電素子50bと、並列接続の第3の発電素子50cと第
4の発電素子50dとを直列に接続する。
すように、並列接続の第1の発電素子50aと第2の発
電素子50bと、並列接続の第3の発電素子50cと第
4の発電素子50dとを直列に接続する。
【0038】さらに第3のステップにおいては、図5
(c)に示すように、第1の発電素子50aと第2の発
電素子50bと第3の発電素子50cと第4の発電素子
50dとは、すべて直列に接続する。
(c)に示すように、第1の発電素子50aと第2の発
電素子50bと第3の発電素子50cと第4の発電素子
50dとは、すべて直列に接続する。
【0039】第1のステップは使用する蓄電器60であ
るコンデンサが、ほぼ放電状態に近い場合である。蓄電
器60の電圧はかなり低いため4個の発電素子50を合
わせた電圧もできるだけ低いところで発電効率がよいこ
とが望ましい。そこで、図5(a)に示すように4個の
発電素子50はすべてを並列接続にする。この場合は4
個の発電素子50を合わせた内部抵抗は低くなるため電
流が多く得られ、低電圧において発電効率がよくなる。
るコンデンサが、ほぼ放電状態に近い場合である。蓄電
器60の電圧はかなり低いため4個の発電素子50を合
わせた電圧もできるだけ低いところで発電効率がよいこ
とが望ましい。そこで、図5(a)に示すように4個の
発電素子50はすべてを並列接続にする。この場合は4
個の発電素子50を合わせた内部抵抗は低くなるため電
流が多く得られ、低電圧において発電効率がよくなる。
【0040】第2のステップにおいてはある程度蓄電器
60の電圧があがった状態で充電するため、多少発電側
の電圧も上げる必要がある。そこで、図5(b)に示す
ように発電素子50は2個ずつを並列接続し、それをさ
らに直列した状態にする。
60の電圧があがった状態で充電するため、多少発電側
の電圧も上げる必要がある。そこで、図5(b)に示す
ように発電素子50は2個ずつを並列接続し、それをさ
らに直列した状態にする。
【0041】第3のステップでは蓄電器60をフル充電
近くまでもっていかなければならないため、4個の発電
素子50を合わせた電圧は、最も高くなる状態にする。
そこで、図5(c)に示すように発電素子50はすべて
を直列に接続する。
近くまでもっていかなければならないため、4個の発電
素子50を合わせた電圧は、最も高くなる状態にする。
そこで、図5(c)に示すように発電素子50はすべて
を直列に接続する。
【0042】つづいて、本発明における発電素子50を
配列させる方法について図6および図7を用いて説明す
る。図6は本発明の発電素子50の切り替え回路を示す
回路図であり、図7は切り替え回路に含むそれぞれのス
イッチのオン−オフ状態を表すタイミングチャートであ
る。
配列させる方法について図6および図7を用いて説明す
る。図6は本発明の発電素子50の切り替え回路を示す
回路図であり、図7は切り替え回路に含むそれぞれのス
イッチのオン−オフ状態を表すタイミングチャートであ
る。
【0043】図6における切り替え回路には2つの発電
素子を含むブロックが存在する。図6においてはそれを
第1のブロック71と第2のブロック72とする。第1
のブロック71は、第1の発電素子50aと第2の発電
素子50bと第1のスイッチ81と第2のスイッチ82
と第5のスイッチ85とで構成する。
素子を含むブロックが存在する。図6においてはそれを
第1のブロック71と第2のブロック72とする。第1
のブロック71は、第1の発電素子50aと第2の発電
素子50bと第1のスイッチ81と第2のスイッチ82
と第5のスイッチ85とで構成する。
【0044】第1のスイッチ81は、第1の発電素子5
0aのマイナス側と第2の発電素子50bのマイナス側
の間に接続し、第2のスイッチ82は第1の発電素子5
0aのプラス側と第2の発電素子50bのプラス側の間
に接続する。またさらに第5のスイッチ85は、第1の
発電素子50aのプラス側と第2の発電素子50bのマ
イナス側の間に接続する。
0aのマイナス側と第2の発電素子50bのマイナス側
の間に接続し、第2のスイッチ82は第1の発電素子5
0aのプラス側と第2の発電素子50bのプラス側の間
に接続する。またさらに第5のスイッチ85は、第1の
発電素子50aのプラス側と第2の発電素子50bのマ
イナス側の間に接続する。
【0045】ここで第1の発電素子50aと第1のスイ
ッチ81との接点を第1の接点91および第2の発電素
子50bと第2のスイッチ82の接点を第2の接点92
とする。
ッチ81との接点を第1の接点91および第2の発電素
子50bと第2のスイッチ82の接点を第2の接点92
とする。
【0046】つぎに第2のブロック72は、第3の発電
素子50cと第4の発電素子50dと第3のスイッチ8
3と第4のスイッチ84と第6のスイッチ86で形成す
る。
素子50cと第4の発電素子50dと第3のスイッチ8
3と第4のスイッチ84と第6のスイッチ86で形成す
る。
【0047】第3のスイッチ83は、第3の発電素子5
0cのマイナス側と第4の発電素子50dのマイナス側
の間に接続し、第4のスイッチ84は第3の発電素子5
0cのプラス側と第4の発電素子50dのプラス側の間
に接続する。
0cのマイナス側と第4の発電素子50dのマイナス側
の間に接続し、第4のスイッチ84は第3の発電素子5
0cのプラス側と第4の発電素子50dのプラス側の間
に接続する。
【0048】また第6のスイッチ86は、第3の発電素
子50cのプラス側と第4の発電素子50dのマイナス
側の間に接続する。
子50cのプラス側と第4の発電素子50dのマイナス
側の間に接続する。
【0049】ここで第3の発電素子50cと第3のスイ
ッチ83との接点を第3の接点93とし、第4の発電素
子50dと第4のスイッチ84との接点を第4の接点9
4とする。そして、第1の接点91と第3の接点93と
の間には第7のスイッチ87を接続し、第2の接点92
と第4の接点94との間には第8のスイッチ88を接続
する。
ッチ83との接点を第3の接点93とし、第4の発電素
子50dと第4のスイッチ84との接点を第4の接点9
4とする。そして、第1の接点91と第3の接点93と
の間には第7のスイッチ87を接続し、第2の接点92
と第4の接点94との間には第8のスイッチ88を接続
する。
【0050】またさらに、第2の接点92と第3の接点
93との間には第9のスイッチ89を接続する。
93との間には第9のスイッチ89を接続する。
【0051】上記により接続した発電素子とスイッチか
らなる回路部分は第1の接点91と第4の接点94を両
端として、これに並列するよう蓄電器60を接続し、同
様に並列するように電圧検出回路95を接続する。この
切り替え回路の動作を図7のタイミングチャートを用い
て説明する。
らなる回路部分は第1の接点91と第4の接点94を両
端として、これに並列するよう蓄電器60を接続し、同
様に並列するように電圧検出回路95を接続する。この
切り替え回路の動作を図7のタイミングチャートを用い
て説明する。
【0052】充電の初期においてはすべての発電素子5
0a、50b、50c,50dを並列に接続するため、
第1のスイッチ81と第2のスイッチ82と第3のスイ
ッチ83と第4のスイッチ84と第7のスイッチ87と
第8のスイッチ88とはオンし、他のスイッチはオフ状
態のままである。
0a、50b、50c,50dを並列に接続するため、
第1のスイッチ81と第2のスイッチ82と第3のスイ
ッチ83と第4のスイッチ84と第7のスイッチ87と
第8のスイッチ88とはオンし、他のスイッチはオフ状
態のままである。
【0053】充電が進むに従い蓄電器60の電圧は上昇
して行くが、蓄電器60の電圧は電圧検出回路95によ
り常時モニターしておく。そして、蓄電器60の電圧が
図7の電圧bになったとき発電素子50の配列を、図5
(b)に示すステップ2に切り替える。
して行くが、蓄電器60の電圧は電圧検出回路95によ
り常時モニターしておく。そして、蓄電器60の電圧が
図7の電圧bになったとき発電素子50の配列を、図5
(b)に示すステップ2に切り替える。
【0054】つぎに第1のスイッチ81と第2のスイッ
チ82と第3のスイッチ83と第4のスイッチ84はオ
ン状態のままであるが、第7のスイッチ87と第8のス
イッチ88はオフし、かわりに第9のスイッチ89を新
たにオンする。そして、さらに充電が進み蓄電器60の
電圧が図7の電圧cになると発電素子50の配列を、図
5(c)に示すステップ3に切り替える。
チ82と第3のスイッチ83と第4のスイッチ84はオ
ン状態のままであるが、第7のスイッチ87と第8のス
イッチ88はオフし、かわりに第9のスイッチ89を新
たにオンする。そして、さらに充電が進み蓄電器60の
電圧が図7の電圧cになると発電素子50の配列を、図
5(c)に示すステップ3に切り替える。
【0055】第1のスイッチ81と第2のスイッチ82
と第3のスイッチ83と第4のスイッチ84はオフし、
第7のスイッチ87と第8のスイッチ88はオフ状態の
ままであり、第5のスイッチ85と第6のスイッチ86
は新たにオンし、第9のスイッチ89はオン状態のまま
である。
と第3のスイッチ83と第4のスイッチ84はオフし、
第7のスイッチ87と第8のスイッチ88はオフ状態の
ままであり、第5のスイッチ85と第6のスイッチ86
は新たにオンし、第9のスイッチ89はオン状態のまま
である。
【0056】最後に、ここで蓄電器60として用いてい
るコンデンサの耐圧である2Vに達したときには、コン
デンサの過充電を防ぐためにすべてのスイッチはオフ
し、充電過程は終了する。ただし、蓄電器60の耐圧が
2Vより高い場合には、完全オフの電圧はその耐圧に従
う。
るコンデンサの耐圧である2Vに達したときには、コン
デンサの過充電を防ぐためにすべてのスイッチはオフ
し、充電過程は終了する。ただし、蓄電器60の耐圧が
2Vより高い場合には、完全オフの電圧はその耐圧に従
う。
【0057】以上、図7を用いて説明したスイッチング
操作により、第1の発電素子50aと第2の発電素子5
0bと第3の発電素子50cと第4の発電素子50dは
蓄電器60の電圧に従い、先に述べた図5(a)、
(b)、(c)の3種類の配列をとることができる。
操作により、第1の発電素子50aと第2の発電素子5
0bと第3の発電素子50cと第4の発電素子50dは
蓄電器60の電圧に従い、先に述べた図5(a)、
(b)、(c)の3種類の配列をとることができる。
【0058】それでは発電素子50として熱電素子45
を用い、この切り替え回路を使って発電素子50の配列
を変える場合の電流電圧の推移を説明する。図8には4
個の熱電素子45の配列が各種の状態における電流電圧
直線を示す。図8のグラフ中の直線1はステップ1のと
きを示し、直線2はステップ2のときを示し、直線3は
ステップ3のときの状態を示してある。
を用い、この切り替え回路を使って発電素子50の配列
を変える場合の電流電圧の推移を説明する。図8には4
個の熱電素子45の配列が各種の状態における電流電圧
直線を示す。図8のグラフ中の直線1はステップ1のと
きを示し、直線2はステップ2のときを示し、直線3は
ステップ3のときの状態を示してある。
【0059】同一電圧においては電流が大きい方が発電
電力は大きい。そのため、それぞれの直線の交点の電圧
を境として熱電素子45の配列は切り替わることにな
る。ここで図8のグラフ中の交点bが先に示した図7の
電圧bに相当しており、その値は0.5Vであり、また
交点cが図7の電圧cに相当しており、その値は1.0
Vである。
電力は大きい。そのため、それぞれの直線の交点の電圧
を境として熱電素子45の配列は切り替わることにな
る。ここで図8のグラフ中の交点bが先に示した図7の
電圧bに相当しており、その値は0.5Vであり、また
交点cが図7の電圧cに相当しており、その値は1.0
Vである。
【0060】つまり、本発明における熱電素子の配列を
用いて充電した場合の電流電圧特性は図8におけるa点
をスタートし、直線1の線上を通り交点bの0.5Vよ
り直線2の線上に変わり、さらに交点cの1.0Vより
直線3の線上を通りd点の2Vまで充電されることにな
る。
用いて充電した場合の電流電圧特性は図8におけるa点
をスタートし、直線1の線上を通り交点bの0.5Vよ
り直線2の線上に変わり、さらに交点cの1.0Vより
直線3の線上を通りd点の2Vまで充電されることにな
る。
【0061】図8には同時に従来技術における熱電素子
の電流電圧直線を破線4にて示している。図8のグラフ
より明らかなように、本発明の熱電素子の配列を用いる
と、ほとんどの電圧範囲において従来技術より高い発電
量が得られることが理解できる。
の電流電圧直線を破線4にて示している。図8のグラフ
より明らかなように、本発明の熱電素子の配列を用いる
と、ほとんどの電圧範囲において従来技術より高い発電
量が得られることが理解できる。
【0062】つぎに発電素子50として太陽電池59を
用い、この切り替え回路を使って発電素子50の配列を
変える場合の電流電圧の推移を説明する。図9には4個
の太陽電池59の配列が各種の状態における電流電圧曲
線を示す。図9のグラフ中の曲線1はステップ1のとき
を示し、曲線2はステップ2のときを示し、曲線3はス
テップ3のときの状態を示してある。
用い、この切り替え回路を使って発電素子50の配列を
変える場合の電流電圧の推移を説明する。図9には4個
の太陽電池59の配列が各種の状態における電流電圧曲
線を示す。図9のグラフ中の曲線1はステップ1のとき
を示し、曲線2はステップ2のときを示し、曲線3はス
テップ3のときの状態を示してある。
【0063】同一電圧においては電流が大きい方が発電
電力は大きい。そのためそれぞれの曲線の交点の電圧を
境として太陽電池45の配列は切り替わることになる。
ここで図9のグラフ中の交点bが先に示した図7の電圧
bに相当しており、その値は0.55Vであり、また交
点cが図7の電圧cに相当しており、その値は1.1V
である。
電力は大きい。そのためそれぞれの曲線の交点の電圧を
境として太陽電池45の配列は切り替わることになる。
ここで図9のグラフ中の交点bが先に示した図7の電圧
bに相当しており、その値は0.55Vであり、また交
点cが図7の電圧cに相当しており、その値は1.1V
である。
【0064】つまり、本発明における太陽電池の配列を
用いて充電した場合の電流電圧特性は図9におけるa点
をスタートし、曲線1の線上を通り交点bの0.55V
より曲線2の線上に変わり、さらに交点cの1.1Vよ
り曲線3の線上を通りd点の2Vまで充電されることに
なる。
用いて充電した場合の電流電圧特性は図9におけるa点
をスタートし、曲線1の線上を通り交点bの0.55V
より曲線2の線上に変わり、さらに交点cの1.1Vよ
り曲線3の線上を通りd点の2Vまで充電されることに
なる。
【0065】ところで図9の曲線3は従来技術における
太陽電池45の電流電圧直線と同じである。図9のグラ
フより明らかなように、本発明の太陽電池45の配列を
用いると、充電初期から充電中期において従来技術より
高い発電量が得られることが理解できる。
太陽電池45の電流電圧直線と同じである。図9のグラ
フより明らかなように、本発明の太陽電池45の配列を
用いると、充電初期から充電中期において従来技術より
高い発電量が得られることが理解できる。
【0066】本発明の実施の形態においては、熱電素子
は4個として配置したが時計内部に入る大きさであれば
いくつ配置しても問題ない、その場合数を多くして並列
および直列の組み合わせを増やした方がさらに効率は向
上する。
は4個として配置したが時計内部に入る大きさであれば
いくつ配置しても問題ない、その場合数を多くして並列
および直列の組み合わせを増やした方がさらに効率は向
上する。
【0067】同様に本発明の実施の形態の4個の熱電素
子の配列も3つのステップで行ったが、すべて並列とす
べて直列の中間的な状態はまだ考えられるため、それら
を含めるとさらに効率の向上が期待できる。
子の配列も3つのステップで行ったが、すべて並列とす
べて直列の中間的な状態はまだ考えられるため、それら
を含めるとさらに効率の向上が期待できる。
【0068】また、用いる熱電材料もBiTe系のもの
を用いたが他の熱電材料でも利用は可能である。同様に
太陽電池もシリコン系以外の材料でも利用は可能であ
る。
を用いたが他の熱電材料でも利用は可能である。同様に
太陽電池もシリコン系以外の材料でも利用は可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】実施の形態より明らかなように本発明に
よれば、発電素子を有する時計に搭載される発電素子を
いくつかに分割して配置し、さらにそれぞれの発電素子
をコンデンサ電圧に応じて並列、直列、あるいは並列と
直列を複合した状態に組み合わせて発電および充電を行
うことで、従来技術以上の充電効率を達成することがで
きる。
よれば、発電素子を有する時計に搭載される発電素子を
いくつかに分割して配置し、さらにそれぞれの発電素子
をコンデンサ電圧に応じて並列、直列、あるいは並列と
直列を複合した状態に組み合わせて発電および充電を行
うことで、従来技術以上の充電効率を達成することがで
きる。
【0070】その違いは、まず発電素子として熱電素子
を用いた場合は図8に示したとおりであるが、従来では
蓄電器として用いる容量0.1Fのコンデンサを1.8
Vまで充電する時間が約10200秒であったのに対
し、本発明の方法を用いると約7500秒に短縮される
こととなる。これは最大発電電力である22.5μWで
常時充電した場合の7200秒に非常に近くなることが
分かる。
を用いた場合は図8に示したとおりであるが、従来では
蓄電器として用いる容量0.1Fのコンデンサを1.8
Vまで充電する時間が約10200秒であったのに対
し、本発明の方法を用いると約7500秒に短縮される
こととなる。これは最大発電電力である22.5μWで
常時充電した場合の7200秒に非常に近くなることが
分かる。
【0071】さらに発電素子として太陽電池を用いた場
合は図9に示したとおりであるが、従来技術では蓄電器
として用いる容量0.1Fのコンデンサを1.8Vまで
充電する時間が約6500秒であったのに対し、本発明
の手段を用いると約4000秒に短縮されることにな
る。このような発電素子を有する時計は、従来よりも短
時間でフル充電に達することができ、反対に短時間の装
着でも従来より充電量が多いため、非発電時における時
計駆動の持続時間が長くなる。
合は図9に示したとおりであるが、従来技術では蓄電器
として用いる容量0.1Fのコンデンサを1.8Vまで
充電する時間が約6500秒であったのに対し、本発明
の手段を用いると約4000秒に短縮されることにな
る。このような発電素子を有する時計は、従来よりも短
時間でフル充電に達することができ、反対に短時間の装
着でも従来より充電量が多いため、非発電時における時
計駆動の持続時間が長くなる。
【0072】このように本発明の発電素子を有する時計
は、従来技術に比べ使用しやすくなるとともに、常時駆
動するための信頼性が向上する。
は、従来技術に比べ使用しやすくなるとともに、常時駆
動するための信頼性が向上する。
【0073】さらに本発明における発電素子を用いた充
電方法は、熱電素子や太陽電池を電力源にもちいて蓄電
器に充電する他の電子機器にも有効である。
電方法は、熱電素子や太陽電池を電力源にもちいて蓄電
器に充電する他の電子機器にも有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態において発電素子として熱
電素子を用いる場合の腕時計を示す断面図である。
電素子を用いる場合の腕時計を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態において発電素子として熱
電素子を用いる場合の腕時計の内部を示す平面図であ
る。
電素子を用いる場合の腕時計の内部を示す平面図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態において発電素子として用
いる熱電素子を示す斜視図である。
いる熱電素子を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態において発電素子として太
陽電池を用いる場合の腕時計を示す平面図である。
陽電池を用いる場合の腕時計を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態における発電素子を有する
時計に搭載される4個の発電素子の配列を示す回路図で
ある。
時計に搭載される4個の発電素子の配列を示す回路図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態における発電素子を有する
時計の発電素子の切り替え回路を示す回路図である。
時計の発電素子の切り替え回路を示す回路図である。
【図7】本発明の実施の形態における発電素子を有する
時計に搭載する4個の発電素子の配列を変換するスイッ
チのオン−オフ状態を示すタイミングチャートを示す波
形図である。
時計に搭載する4個の発電素子の配列を変換するスイッ
チのオン−オフ状態を示すタイミングチャートを示す波
形図である。
【図8】本発明の実施の形態における発電素子を有する
時計に搭載する4個の熱電素子の各配列状態における電
流電圧特性を示すグラフである。
時計に搭載する4個の熱電素子の各配列状態における電
流電圧特性を示すグラフである。
【図9】本発明の実施の形態における発電素子を有する
時計に搭載する4個の太陽電池の各配列状態における電
流電圧特性を示すグラフである。
時計に搭載する4個の太陽電池の各配列状態における電
流電圧特性を示すグラフである。
【図10】従来の技術の発電素子を有する時計に搭載す
る熱電素子の電流電圧特性を示すグラフである。
る熱電素子の電流電圧特性を示すグラフである。
【図11】従来の技術の発電素子を有する時計に搭載す
る太陽電池の電流電圧特性を示すグラフである。
る太陽電池の電流電圧特性を示すグラフである。
10 ケース 20 裏蓋 40 ムーブメント 45 熱電素子 50 発電素子 59 太陽電池 60 蓄電器
Claims (3)
- 【請求項1】 モータと輪列と水晶振動子と制御用回路
と発電素子の切り替え回路と蓄電器からなるムーブメン
トと、熱あるいは光を電気エネルギーに変換する発電素
子を複数備え、 発電素子は蓄電器の電圧に従い、切り替え回路に含まれ
るスイッチ手段によって並列あるいは直列に接続を変え
つつ、発電素子より得られたエネルギーを一度蓄電器に
充電した後に、駆動用エネルギーとして利用することを
特徴とする発電素子を有する時計。 - 【請求項2】 複数の発電素子は、蓄電器が所定の電圧
より低い充電初期においてはすべてが並列に接続され、
蓄電器が所定の電圧より高く飽和に近くなる充電後期に
おいてはすべてが直列に接続され、さらにその中間の電
圧においては蓄電器電圧の増大に伴い、接続されたすべ
ての発電素子群の最終端の開放電圧が順次増大するよう
並列と直列が複合され、発電および充電を行うことを特
徴とする請求項1に記載の発電素子を有する時計。 - 【請求項3】 発電素子は、熱電素子あるいは太陽電池
であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の発電素子を有する時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9374896A JPH0915353A (ja) | 1995-04-26 | 1996-04-16 | 発電素子を有する時計 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10214195 | 1995-04-26 | ||
| JP7-102141 | 1995-04-26 | ||
| JP9374896A JPH0915353A (ja) | 1995-04-26 | 1996-04-16 | 発電素子を有する時計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0915353A true JPH0915353A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=26435042
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9374896A Pending JPH0915353A (ja) | 1995-04-26 | 1996-04-16 | 発電素子を有する時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0915353A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0878851A3 (en) * | 1997-05-14 | 2000-09-13 | Nissan Motor Company, Limited | Thermoelectric power generation |
| WO2001029907A1 (fr) * | 1999-10-19 | 2001-04-26 | Institut Francais Du Petrole | Generateur thermoelectrique et ses moyens de fabrication |
| JP2002148366A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Citizen Watch Co Ltd | ソーラセル付電子時計 |
| JP2010078507A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Citizen Watch Co Ltd | ソーラーセル搭載の電子時計 |
| JP2010276611A (ja) * | 2010-07-26 | 2010-12-09 | Citizen Holdings Co Ltd | ソーラセル付電子時計 |
| WO2011024561A1 (ja) | 2009-08-26 | 2011-03-03 | 富士通株式会社 | 発電装置及びそのような発電装置を備えた発電システム |
| JP2013106081A (ja) * | 2011-11-10 | 2013-05-30 | Seiko Instruments Inc | 熱発電型携帯機器 |
| WO2013053431A3 (de) * | 2011-10-12 | 2013-06-06 | Daimler Ag | Verfahren und vorrichtung zur erzeugung elektrischer energie in einem kraftfahrzeug |
-
1996
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