JPH09154245A - 電動機の固定子 - Google Patents
電動機の固定子Info
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- JPH09154245A JPH09154245A JP7310445A JP31044595A JPH09154245A JP H09154245 A JPH09154245 A JP H09154245A JP 7310445 A JP7310445 A JP 7310445A JP 31044595 A JP31044595 A JP 31044595A JP H09154245 A JPH09154245 A JP H09154245A
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- Japan
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- slot
- stator
- electric motor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁鋼板よりなる固定子コアシートを積層し
た固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を介して銅線などの
導体が巻線された固定子を有する電動機において、電動
機の特性を低下させることなく、また組立性,コスト性
にも影響を与えることなく電動機の漏れ電流を低減させ
ることができる。 【解決手段】 前記目的を達成するため、本発明の第一
固定子コアシート2とこれとスロット形状寸法がわずか
に違う本発明の第二固定子コアシート3の二種類の固定
子コアシートを交互に積層し、本発明の第一固定子鉄心
1とする。前記構成により、固定子鉄心のスロット内表
面に複数の極小さな凹凸が構成され、スロット内絶縁紙
と固定子鉄心との接触面積が小さくなり、かつこれらの
間に誘電率の小さな空気の層が多く含まれることによ
り、電動機の特性に影響を与えることなく、組立性,コ
スト性にも優れた漏れ電流の少ない電動機とすることが
できる。
た固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を介して銅線などの
導体が巻線された固定子を有する電動機において、電動
機の特性を低下させることなく、また組立性,コスト性
にも影響を与えることなく電動機の漏れ電流を低減させ
ることができる。 【解決手段】 前記目的を達成するため、本発明の第一
固定子コアシート2とこれとスロット形状寸法がわずか
に違う本発明の第二固定子コアシート3の二種類の固定
子コアシートを交互に積層し、本発明の第一固定子鉄心
1とする。前記構成により、固定子鉄心のスロット内表
面に複数の極小さな凹凸が構成され、スロット内絶縁紙
と固定子鉄心との接触面積が小さくなり、かつこれらの
間に誘電率の小さな空気の層が多く含まれることによ
り、電動機の特性に影響を与えることなく、組立性,コ
スト性にも優れた漏れ電流の少ない電動機とすることが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は漏れ電流の少ない電
動機の固定子に関するものである。
動機の固定子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、エアコンファンモータや洗濯機モ
ータは電動機固定子を樹脂などでモールドしたモールド
モータが主流となっている。モールドモータの利点は固
定子の外周部を鋼板ブラケットで覆った鋼板モータに比
べて、防振,防音性に優れ、絶縁性,防水性にも優れて
いる。しかしながら近年、地球環境保護の動きが高まる
中、リサイクル性がないモールドモータよりリサイクル
性のある鋼板モータへ移行する動きが高まってきてお
り、脱モールド化の動きが強くなってきている。
ータは電動機固定子を樹脂などでモールドしたモールド
モータが主流となっている。モールドモータの利点は固
定子の外周部を鋼板ブラケットで覆った鋼板モータに比
べて、防振,防音性に優れ、絶縁性,防水性にも優れて
いる。しかしながら近年、地球環境保護の動きが高まる
中、リサイクル性がないモールドモータよりリサイクル
性のある鋼板モータへ移行する動きが高まってきてお
り、脱モールド化の動きが強くなってきている。
【0003】一般に電動機固定子のスロット構造はモー
ルドモータ,鋼板モータとも同じであり、その形状は各
メーカにより様々であるが、一般に固定子コアシートの
スロット形状が同じものを連続して積層し、積層した固
定子鉄心のスロット内表面は起伏の少ないフラットな面
で構成されている。この固定子鉄心のスロット内導体と
固定子鉄心とは絶縁をほどこす必要があり、一般にポリ
エチレンテレフタレートなどの絶縁紙を介して絶縁され
ている。
ルドモータ,鋼板モータとも同じであり、その形状は各
メーカにより様々であるが、一般に固定子コアシートの
スロット形状が同じものを連続して積層し、積層した固
定子鉄心のスロット内表面は起伏の少ないフラットな面
で構成されている。この固定子鉄心のスロット内導体と
固定子鉄心とは絶縁をほどこす必要があり、一般にポリ
エチレンテレフタレートなどの絶縁紙を介して絶縁され
ている。
【0004】しかしながら、スロット内導体と固定子鉄
心を絶縁しても、導体と固定子鉄心間には浮遊静電容量
が存在し、高周波に対してはインピーダンスが小さくな
り漏れ電流が流れる。商用の50Hz,60Hzでモータを
駆動させる場合は、ほとんど問題になることはないが、
インバータのように高い周波数でPWM制御を行なう場
合は、この漏れ電流が大きくなり問題になってくる。ま
た、モールドモータにおいては固定子外周が樹脂で覆わ
れて絶縁されているため、漏れ電流が問題となることは
ほとんどないが、鋼板モータにおいては固定子が鋼板ブ
ラケットと接触しているため、一定の値以下となるよう
に電気用品取締法で規定されている。
心を絶縁しても、導体と固定子鉄心間には浮遊静電容量
が存在し、高周波に対してはインピーダンスが小さくな
り漏れ電流が流れる。商用の50Hz,60Hzでモータを
駆動させる場合は、ほとんど問題になることはないが、
インバータのように高い周波数でPWM制御を行なう場
合は、この漏れ電流が大きくなり問題になってくる。ま
た、モールドモータにおいては固定子外周が樹脂で覆わ
れて絶縁されているため、漏れ電流が問題となることは
ほとんどないが、鋼板モータにおいては固定子が鋼板ブ
ラケットと接触しているため、一定の値以下となるよう
に電気用品取締法で規定されている。
【0005】この漏れ電流を低減させる従来の方法とし
て、スロット内有効面積に対する導体の面積、即ちスペ
ースファクタを低減させる方法や、実願昭59−194
826にあたるように、電動機の固定子とブラケットの
間に絶縁板を介在させることにより漏れ電流を低減させ
る方法や、絶縁紙の厚みを厚くしたり絶縁紙を二枚重ね
て対策する方法がある。
て、スロット内有効面積に対する導体の面積、即ちスペ
ースファクタを低減させる方法や、実願昭59−194
826にあたるように、電動機の固定子とブラケットの
間に絶縁板を介在させることにより漏れ電流を低減させ
る方法や、絶縁紙の厚みを厚くしたり絶縁紙を二枚重ね
て対策する方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
漏れ電流の低減方法では電動機の特性に大きく影響した
り、コスト性,組立性などに問題が生じてしまう結果と
なる。たとえば、前述のスペースファクタを低減させる
方法においては、電動機の特性に大きく影響を与え、電
動機の効率を低減させてしまう結果となる。また、電動
機の固定子と鋼板ブラケットの間に絶縁板を介在させる
ことにより、絶縁性を高める方法においてはコスト,組
立性などに問題が生ずる。また、絶縁紙の厚みを厚くし
たり絶縁紙を二枚重ねて対策する方法においては、コス
ト,組立性に問題が生ずる上、あまり効果が期待できな
い。この理由について、図4を参照にして説明する。7
は固定子コアシート、8は2枚重ねて対策した場合の絶
縁紙、9はスロット内導体を示しており、絶縁紙が一枚
の時と比べ絶縁紙を二枚重ねることにより導体と固定子
スロット間の距離dが大きくなり、浮遊静電容量は低下
すると考えられる。しかしながら、一般に絶縁紙の誘電
率は空気の誘電率より大きく、スロット内の絶縁紙の量
を多くすることによる誘電率εの増加が生じ、スロット
間の浮遊静電容量Cはスロット面積をSとすると、等価
的に(数1)と表されるから、dを大きくしてもεが大
きくなるので、結果的にあまり効果が期待できないこと
になる。
漏れ電流の低減方法では電動機の特性に大きく影響した
り、コスト性,組立性などに問題が生じてしまう結果と
なる。たとえば、前述のスペースファクタを低減させる
方法においては、電動機の特性に大きく影響を与え、電
動機の効率を低減させてしまう結果となる。また、電動
機の固定子と鋼板ブラケットの間に絶縁板を介在させる
ことにより、絶縁性を高める方法においてはコスト,組
立性などに問題が生ずる。また、絶縁紙の厚みを厚くし
たり絶縁紙を二枚重ねて対策する方法においては、コス
ト,組立性に問題が生ずる上、あまり効果が期待できな
い。この理由について、図4を参照にして説明する。7
は固定子コアシート、8は2枚重ねて対策した場合の絶
縁紙、9はスロット内導体を示しており、絶縁紙が一枚
の時と比べ絶縁紙を二枚重ねることにより導体と固定子
スロット間の距離dが大きくなり、浮遊静電容量は低下
すると考えられる。しかしながら、一般に絶縁紙の誘電
率は空気の誘電率より大きく、スロット内の絶縁紙の量
を多くすることによる誘電率εの増加が生じ、スロット
間の浮遊静電容量Cはスロット面積をSとすると、等価
的に(数1)と表されるから、dを大きくしてもεが大
きくなるので、結果的にあまり効果が期待できないこと
になる。
【0007】
【数1】
【0008】本発明は上記問題を解決するもので、モー
タの特性に大きな影響を与えず固定子とブラケット間に
絶縁板を用いることなく、コスト,組立性に優れた漏れ
電流の少ない電動機の固定子を提供するものである。
タの特性に大きな影響を与えず固定子とブラケット間に
絶縁板を用いることなく、コスト,組立性に優れた漏れ
電流の少ない電動機の固定子を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の電動機固定子は、固定子コアシートのスロット
形状が異なる固定子コアシートを少なくとも二種類以上
用い、前記固定子コアシートを積層する際に、同じ固定
子コアシートが連続しないように積層する。また、一枚
の固定子コアシート上で互いに隣合うスロットの形状を
異なるものとし、前記固定子コアシートを積層する際に
同じスロットの形状が連続しないように積層する。ま
た、固定子コアシートを積層する際に、奇数番目の固定
子コアシートを偶数番目の固定子コアシートに対し所定
の角度だけ時計方向または反時計方向にずらせて積層し
てなるものである。
本発明の電動機固定子は、固定子コアシートのスロット
形状が異なる固定子コアシートを少なくとも二種類以上
用い、前記固定子コアシートを積層する際に、同じ固定
子コアシートが連続しないように積層する。また、一枚
の固定子コアシート上で互いに隣合うスロットの形状を
異なるものとし、前記固定子コアシートを積層する際に
同じスロットの形状が連続しないように積層する。ま
た、固定子コアシートを積層する際に、奇数番目の固定
子コアシートを偶数番目の固定子コアシートに対し所定
の角度だけ時計方向または反時計方向にずらせて積層し
てなるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電磁鋼板よりなる固定子コアシートを積層し固定子
鉄心とし、固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を介して導
体が挿入された電動機の固定子において、固定子コアシ
ートのスロットの形状が異なる固定子コアシートを少な
くとも二種類以上用い、前記固定子コアシートを積層す
る際に、同じ固定子コアシートが連続しないように積層
したものであり、固定子コアのスロット内表面に複数の
凹凸を形成し、スロット内絶縁紙との接触部分を少なく
し、かつ固定子コアのスロット内表面と絶縁紙との間に
誘電率の小さい空気の層を含ませることにより、漏れ電
流を低減することができるという作用を有する。
は、電磁鋼板よりなる固定子コアシートを積層し固定子
鉄心とし、固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を介して導
体が挿入された電動機の固定子において、固定子コアシ
ートのスロットの形状が異なる固定子コアシートを少な
くとも二種類以上用い、前記固定子コアシートを積層す
る際に、同じ固定子コアシートが連続しないように積層
したものであり、固定子コアのスロット内表面に複数の
凹凸を形成し、スロット内絶縁紙との接触部分を少なく
し、かつ固定子コアのスロット内表面と絶縁紙との間に
誘電率の小さい空気の層を含ませることにより、漏れ電
流を低減することができるという作用を有する。
【0011】請求項2に記載の発明は、電磁鋼板よりな
る固定子コアシートを積層し固定子鉄心とし、固定子鉄
心のスロット内に絶縁紙を介して導体が挿入された電動
機の固定子において、一枚の固定子コアシート上で、互
いに隣り合うスロットの形状を異なるものとし、前記固
定子コアシートを積層する際に、同じスロットの形状が
連続しないように積層するとしたものであり、一種類の
コアシート形状で請求項1と同様の作用を有するもので
ある。
る固定子コアシートを積層し固定子鉄心とし、固定子鉄
心のスロット内に絶縁紙を介して導体が挿入された電動
機の固定子において、一枚の固定子コアシート上で、互
いに隣り合うスロットの形状を異なるものとし、前記固
定子コアシートを積層する際に、同じスロットの形状が
連続しないように積層するとしたものであり、一種類の
コアシート形状で請求項1と同様の作用を有するもので
ある。
【0012】請求項3に記載の発明は、電磁鋼板よりな
る固定子コアシートを積層し固定子鉄心とし、固定子鉄
心のスロット内に絶縁紙を介して導体が挿入された電動
機の固定子において、固定子コアシートを積層する際
に、奇数番目の固定子コアシートを偶数番目の固定子コ
アシートに対し、所定の角度だけ時計方向または反時計
方向にずらせて積層するとしたものであり、一種類のコ
アシート形状で、かつ全て同一のスロット形状で請求項
1と同様の作用を有するものである。
る固定子コアシートを積層し固定子鉄心とし、固定子鉄
心のスロット内に絶縁紙を介して導体が挿入された電動
機の固定子において、固定子コアシートを積層する際
に、奇数番目の固定子コアシートを偶数番目の固定子コ
アシートに対し、所定の角度だけ時計方向または反時計
方向にずらせて積層するとしたものであり、一種類のコ
アシート形状で、かつ全て同一のスロット形状で請求項
1と同様の作用を有するものである。
【0013】以下本発明の一実施例の形態について図面
を参照しながら説明する。一般に漏れ電流は、スロット
内の導体と固定子鉄心間の浮遊静電容量の存在が原因と
なって起こる。したがって漏れ電流の原理はコンデンサ
の原理と同じと考えられ、漏れ電流をi(A),周波数
をf(Hz),静電容量をC(F),電圧をV(V)とおく
と、i=2πfCVで表される。即ち、静電容量Cに比
例するので、漏れ電流を低減させるにはCを低減させれ
ばよい。
を参照しながら説明する。一般に漏れ電流は、スロット
内の導体と固定子鉄心間の浮遊静電容量の存在が原因と
なって起こる。したがって漏れ電流の原理はコンデンサ
の原理と同じと考えられ、漏れ電流をi(A),周波数
をf(Hz),静電容量をC(F),電圧をV(V)とおく
と、i=2πfCVで表される。即ち、静電容量Cに比
例するので、漏れ電流を低減させるにはCを低減させれ
ばよい。
【0014】スロット内の浮遊静電容量Cを計算で導き
出すことは困難であるが、一般にスロット内導体の線
径,導体断面積,スペースファクタなどに関係する。ま
た、固定子側のスロット形状や、スロット内絶縁紙の誘
電率にも関係する。浮遊静電容量Cを低減させるには、
スロット内導体と固定子鉄心との距離を大きくとった
り、導体と絶縁紙および絶縁紙と固定子鉄心との接触面
積を小さくすればよい。
出すことは困難であるが、一般にスロット内導体の線
径,導体断面積,スペースファクタなどに関係する。ま
た、固定子側のスロット形状や、スロット内絶縁紙の誘
電率にも関係する。浮遊静電容量Cを低減させるには、
スロット内導体と固定子鉄心との距離を大きくとった
り、導体と絶縁紙および絶縁紙と固定子鉄心との接触面
積を小さくすればよい。
【0015】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態による第一固定子鉄心の構成図である。
施の形態による第一固定子鉄心の構成図である。
【0016】図1において本発明の第一固定子鉄心1
は、二種類以上の固定子コアシートを用い、本発明の第
一固定子コアシート2と、本発明の第二固定子コアシー
ト3を交互に積層し、その際、本発明の第一固定子コア
シート2のスロットの寸法をたとえばH,Wとすると、
本発明の第二固定子コアシート3のスロットの寸法をH
−a,W−b(a,bはそれぞれH,Wに対して十分小
さな値)とすることにより、固定子鉄心のスロット内部
に複数の凹凸が形成され、絶縁紙と固定子鉄心との接触
面積が従来のものと比べて大幅に低減されることにな
る。また、絶縁紙と固定子鉄心の接触していない部分に
も空気の層が多く含まれるようになることから、スロッ
ト内の誘電率も従来のものと比べて低減され、大幅に浮
遊静電容量が低減でき、漏れ電流も低減できる。
は、二種類以上の固定子コアシートを用い、本発明の第
一固定子コアシート2と、本発明の第二固定子コアシー
ト3を交互に積層し、その際、本発明の第一固定子コア
シート2のスロットの寸法をたとえばH,Wとすると、
本発明の第二固定子コアシート3のスロットの寸法をH
−a,W−b(a,bはそれぞれH,Wに対して十分小
さな値)とすることにより、固定子鉄心のスロット内部
に複数の凹凸が形成され、絶縁紙と固定子鉄心との接触
面積が従来のものと比べて大幅に低減されることにな
る。また、絶縁紙と固定子鉄心の接触していない部分に
も空気の層が多く含まれるようになることから、スロッ
ト内の誘電率も従来のものと比べて低減され、大幅に浮
遊静電容量が低減でき、漏れ電流も低減できる。
【0017】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態による第二固定子鉄心の構造図である。
施の形態による第二固定子鉄心の構造図である。
【0018】図2において、本発明の第二の固定子鉄心
4は、本発明の第三固定子コアシート5上において、た
とえばスロットの寸法H,Wのスロットと、スロットの
寸法H−a,W−b(a,bはそれぞれH,Wに対して
十分小さな値)のスロットを交互に配置し、この固定子
コアシートを積層する際に、同じスロット形状が交互に
隣接しないように基準位置Aを1スロット角cだけ交互
にずらして積層することにより、前記図1の本発明の第
一固定子鉄心の場合と同様に固定子鉄心のスロット内部
に複数の凹凸が形成され、同様の効果が得られる。この
場合、図1の方法と比べて固定子コアシートが一種類で
よいため、コスト的に有利なものとなる。
4は、本発明の第三固定子コアシート5上において、た
とえばスロットの寸法H,Wのスロットと、スロットの
寸法H−a,W−b(a,bはそれぞれH,Wに対して
十分小さな値)のスロットを交互に配置し、この固定子
コアシートを積層する際に、同じスロット形状が交互に
隣接しないように基準位置Aを1スロット角cだけ交互
にずらして積層することにより、前記図1の本発明の第
一固定子鉄心の場合と同様に固定子鉄心のスロット内部
に複数の凹凸が形成され、同様の効果が得られる。この
場合、図1の方法と比べて固定子コアシートが一種類で
よいため、コスト的に有利なものとなる。
【0019】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態による第三固定子鉄心の構造図を示すものであ
る。
施の形態による第三固定子鉄心の構造図を示すものであ
る。
【0020】図3において本発明の第三固定子鉄心6
は、たとえば従来の固定子コアシート7の一種類のみを
用い、これを積層する際に、互いに隣接する固定子コア
シートを固定子鉄心基準位置Aより角度d(dは1スロ
ット角cに比べて十分小さい値)だけ交互にずらして積
層することにより、図1の本発明の第一固定子鉄心の場
合と同様に固定子鉄心のスロット内部に複数の凹凸が形
成されることにより、同様の効果が得られる。これは図
1の方法と比べて、固定子コアシートが一種類でよく、
さらに従来の固定子コアシートがそのまま使用できるこ
とから、コスト的にもより有利なものとなる。これら固
定子鉄心に有する凹凸は、スロット内面積にほとんど影
響を及ぼさず、またスロット内に導体を挿入した後の絶
縁紙にかかる応力に対して絶縁紙が変形しないように、
導体の線型に比べて十分小さくすることが望ましい。
は、たとえば従来の固定子コアシート7の一種類のみを
用い、これを積層する際に、互いに隣接する固定子コア
シートを固定子鉄心基準位置Aより角度d(dは1スロ
ット角cに比べて十分小さい値)だけ交互にずらして積
層することにより、図1の本発明の第一固定子鉄心の場
合と同様に固定子鉄心のスロット内部に複数の凹凸が形
成されることにより、同様の効果が得られる。これは図
1の方法と比べて、固定子コアシートが一種類でよく、
さらに従来の固定子コアシートがそのまま使用できるこ
とから、コスト的にもより有利なものとなる。これら固
定子鉄心に有する凹凸は、スロット内面積にほとんど影
響を及ぼさず、またスロット内に導体を挿入した後の絶
縁紙にかかる応力に対して絶縁紙が変形しないように、
導体の線型に比べて十分小さくすることが望ましい。
【0021】このように本発明の電動機の固定子によれ
ば、固定子コアのスロット内表面とスロット内絶縁紙と
の接触面積が小さくなり、かつこれらの間に誘電率の小
さい空気の層が多く含まれることになるため、固定子ス
ロット内の構造のみにより電動機の漏れ電流を低減させ
ることができる。
ば、固定子コアのスロット内表面とスロット内絶縁紙と
の接触面積が小さくなり、かつこれらの間に誘電率の小
さい空気の層が多く含まれることになるため、固定子ス
ロット内の構造のみにより電動機の漏れ電流を低減させ
ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、固定子コアシー
トのスロット形状が異なる固定子コアシートを少なくと
も二種類以上用い、前記固定子コアシートを積層する際
に、同じ固定子コアシートが連続しないように積層し、
または一枚の固定子コアシート上で互いに隣合うスロッ
トの形状を異なるものとし、前記固定子コアシートを積
層する際に同じスロットの形状が連続しないように積層
し、または固定子コアシートを積層する際に、奇数番目
の固定子コアシートを偶数番目の固定子コアシートに対
し所定の角度だけ時計方向または反時計方向にずらせて
積層しているため、固定子コアのスロット内表面に複数
の凹凸が構成され、固定子コアのスロット内表面とスロ
ット内絶縁紙との接触面積が小さくなり、かつこれらの
間に誘電率の小さい空気の層が多く含まれることになる
ため、電動機の特性にほとんど影響を与えることなく、
かつ組立性,コスト性を悪化させることなく漏れ電流の
少ない電動機を提供することができる。
トのスロット形状が異なる固定子コアシートを少なくと
も二種類以上用い、前記固定子コアシートを積層する際
に、同じ固定子コアシートが連続しないように積層し、
または一枚の固定子コアシート上で互いに隣合うスロッ
トの形状を異なるものとし、前記固定子コアシートを積
層する際に同じスロットの形状が連続しないように積層
し、または固定子コアシートを積層する際に、奇数番目
の固定子コアシートを偶数番目の固定子コアシートに対
し所定の角度だけ時計方向または反時計方向にずらせて
積層しているため、固定子コアのスロット内表面に複数
の凹凸が構成され、固定子コアのスロット内表面とスロ
ット内絶縁紙との接触面積が小さくなり、かつこれらの
間に誘電率の小さい空気の層が多く含まれることになる
ため、電動機の特性にほとんど影響を与えることなく、
かつ組立性,コスト性を悪化させることなく漏れ電流の
少ない電動機を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による第一固定子鉄
心の構造図
心の構造図
【図2】本発明の第2の実施の形態による第二固定子鉄
心の構造図
心の構造図
【図3】本発明の第3の実施の形態による第三固定子鉄
心の構造図
心の構造図
【図4】従来の対策の一例である絶縁紙を二枚重ねた方
法の構造図
法の構造図
1 第一固定子鉄心 2 第一固定子コアシート 3 第二固定子コアシート 4 第二固定子鉄心 5 第三固定子コアシート 6 第三固定子鉄心 7 固定子コアシート 8 絶縁紙 9 導体
Claims (3)
- 【請求項1】電磁鋼板よりなる固定子コアシートを積層
し固定子鉄心とし、固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を
介して導体が挿入された電動機の固定子において、固定
子コアシートのスロットの形状が異なる固定子コアシー
トを少なくとも二種類以上用い、前記固定子コアシート
を積層する際に、同じ固定子コアシートが連続しないよ
うに積層した電動機の固定子。 - 【請求項2】電磁鋼板よりなる固定子コアシートを積層
し固定子鉄心とし、固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を
介して導体が挿入された電動機の固定子において、一枚
の固定子コアシート上で、互いに隣合うスロットの形状
を異なるものとし、前記固定子コアシートを積層する際
に、同じスロットの形状が連続しないように積層した電
動機の固定子。 - 【請求項3】電磁鋼板よりなる固定子コアシートを積層
し固定子鉄心とし、固定子鉄心のスロット内に絶縁紙を
介して導体が挿入された電動機の固定子において、固定
子コアシートを積層する際に、奇数番目の固定子コアシ
ートを偶数番目の固定子コアシートに対し、所定の角度
だけ時計方向または反時計方向にずらせて積層した電動
機の固定子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310445A JPH09154245A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 電動機の固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7310445A JPH09154245A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 電動機の固定子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154245A true JPH09154245A (ja) | 1997-06-10 |
Family
ID=18005339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7310445A Pending JPH09154245A (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 電動機の固定子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09154245A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012023818A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機の固定子 |
| JP2016019329A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 回転電機の固定子 |
| CN106059157A (zh) * | 2016-08-01 | 2016-10-26 | 珠海凌达压缩机有限公司 | 一种定子铁芯、绝缘骨架、定子组件、电机及压缩机 |
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1995
- 1995-11-29 JP JP7310445A patent/JPH09154245A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JP2012023818A (ja) * | 2010-07-12 | 2012-02-02 | Mitsubishi Electric Corp | 電動機の固定子 |
| JP2016019329A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 回転電機の固定子 |
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