JPH09154432A - 人工魚礁 - Google Patents

人工魚礁

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JPH09154432A
JPH09154432A JP7319841A JP31984195A JPH09154432A JP H09154432 A JPH09154432 A JP H09154432A JP 7319841 A JP7319841 A JP 7319841A JP 31984195 A JP31984195 A JP 31984195A JP H09154432 A JPH09154432 A JP H09154432A
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artificial fish
fish reef
melting furnace
ash melting
metal
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JP7319841A
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Michio Ishida
美智男 石田
Tsutomu Kuwabara
努 桑原
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Kanadevia Corp
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Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Artificial Fish Reefs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属とコンクリートの複合体による人工魚礁
は、構成が複雑で製造工程が煩雑になり、海藻類や植物
プランクトンなどを増殖させるための増殖成分を別途に
添加しなければならない。 【解決手段】 灰溶融炉2で生成された溶融金属4を冷
却後に再溶解したりあるいは型に鋳込んで人工魚礁に必
要な形状に成形することにより、容易に人工魚礁を製作
することができ、また灰溶融炉2で生成された溶融金属
4中には、海藻類や植物プランクトンなどの付着生物を
増殖させるための増殖成分が予め含まれているので、増
殖成分を別途に添加しなければならないといった手間も
解消でき、かつ充分な量の付着生物を発生させることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は人工魚礁に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、海中に沈める人工魚礁には、金
属(主に鉄が用いられる)とコンクリートの複合体によ
って駕籠型に構成しているものがある。そしてこの人工
魚礁には、海藻類や植物プランクトンなどを増殖させる
ために、SiO2,Na2 O,Fe2 3 ,K2 Oなど
(以下、増殖成分と称す)を添加している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の人工魚礁
は、金属(鋼材などが用いられる)とコンクリートの複
合体によるものなので、構成が複雑で製造工程が煩雑に
なる。
【0004】また海藻類や植物プランクトンなどを増殖
させるための増殖成分を別途に添加しなければならない
といった煩わしさがある。一方、都市ごみや産業排気物
などの焼却灰は、減容化および無害化を図るために、溶
融してスラグ化し、このスラグを有効利用すべく研究さ
れている。しかし、溶融炉の炉底に蓄積した金属は、各
種成分が多量に含まれているためウェイトに利用されて
いる程度で、有効利用できる分野が狭かった。
【0005】そこで本発明は、上記課題を解決し得る人
工魚礁の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、焼却灰を灰溶融炉で加熱溶融して
生成される溶融スラグ中の金属を構成材料に用いたもの
で、金属に気泡を内蔵させたものである。
【0007】灰溶融炉で生成された金属(以下「溶融金
属」と称す)を冷却後に再溶解したりあるいは型に鋳込
んで人工魚礁に必要な形状に成形することにより、容易
に人工魚礁を製作することができ、また灰溶融炉で生成
された金属中には、海藻類や植物プランクトンなどの付
着生物を増殖させるための増殖成分が予め含まれている
ので、増殖成分を別途に添加しなければならないといっ
た手間も解消でき、かつ充分な量の付着生物を発生させ
ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の実施の形態に係る人工魚
礁は、都市ごみや産業廃棄物などの焼却灰1を灰溶融炉
2で加熱溶融して生成される溶融スラグ3中から分離排
出される溶融金属4を構成材料に用いたものである。
【0009】この溶融金属4を生成するための灰溶融炉
2はプラズマ式灰溶融炉で、その炉本体5は、耐火材に
より長円形に形成され、炉本体5の天壁に一対の電極6
A,6Bが貫通して炉内に垂下され、これら電極6A,
6Bの軸心部にはイオン化ガスを形成する窒素ガス供給
用のガス供給孔6a,6bが形成されている。
【0010】また炉本体5の一端側にプッシャー等を使
用して焼却炉(図示せず)で生成した焼却灰1を所定量
ずつ炉内に供給するための灰供給装置8が設けられると
ともに、他端側に溶融スラグ3を排出するスラグ排出口
10が形成され、このスラグ排出口10の側方には、加
熱バーナ11が配置され、スラグ排出口10の下方には
溶融スラグ3を冷却水12で冷却して水砕スラグ13を
生成するスラグ冷却室14が設けられ、このスラグ冷却
室14には、溶融スラグ3を所定の場所に搬送するため
のコンベヤ装置15が設けられている。
【0011】さらに炉本体5の底壁には、溶融スラグ3
および溶融金属4を貯留する炉底部16が形成されてい
る。上記のような灰溶融炉2において、灰供給装置8に
よって炉本体5内に供給された焼却灰1は、電極6A,
6B間のプラズマの発生により溶融され、溶融スラグ3
となる。そして溶融スラグ3中の溶融金属4は比重が大
きいため炉底部16に貯留され、溶融スラグ3はその上
方に貯留される。
【0012】ところで、本発明の実施の形態における人
工魚礁の材料を製作するためには、炉底部16に貯留し
た溶融スラグ3を排出した後(この溶融スラグ3は道路
路盤材、インタロッキングブロックなどに用いられ
る)、炉本体5を傾動させたりあるいは別に設けた排出
装置(図示せず)によって炉底部16に貯留した溶融金
属4をスラグ冷却室14に落下させる。そうすると、溶
融金属4は冷却水12で冷却され、微小な気泡を含んだ
粒状の材料に形成される。
【0013】この材料を1450°〜1550°で再溶
解し、人工魚礁に必要な形状に鋳造し、人工魚礁として
用いる。また、炉本体5を傾動させたりあるいは排出装
置によって炉底部16に貯留した溶融金属4をスラグ冷
却室14に落下させることなく別に設けた鋳込用樋を通
過させるようにして、直接型に鋳込み、人工魚礁に必要
な形状に冷却させることにより人工魚礁を製作すること
もできる。
【0014】また灰溶融炉2はプラズマ式のものを用い
たが、バーナ式の灰溶融炉2を用いてプラズマ式の灰溶
融炉2の場合と同様にして人工魚礁用の材料を製作する
こともできる。
【0015】ところで、上記のようにして製作した人工
魚礁では、溶融金属4を材料としているので、海底に沈
めた場合の重金属の溶出量を検討する必要がある。ここ
で、バーナ式およびプラズマ式の各灰溶融炉2で、上記
のような二つの方法、すなわち冷却水12で冷却した溶
融金属4を再溶解して得た場合と、溶融金属4を冷却水
12で冷却することなく直接型に鋳込んで作製した人工
魚礁について、昭和48年環境庁告示第13号第2の規
定に基づく検出限界を基準に、下記(表1)に示す金属
を計量の対象として、その溶出量を計量した。その結
果、いずれの金属も海中への溶出を検出することはな
く、環境庁が定めるところの基準を満たしていることが
分かった。
【0016】なお(表1)は、バーナ式の灰溶融炉2に
よるものについては、3ヶ月経過後の結果を示し、プラ
ズマ式の灰溶融炉2によるものについては6ヶ月経過後
の結果を示すものである。
【0017】
【表1】
【0018】また、バーナ式の灰溶融炉2、プラズマ式
の灰溶融炉2のそれぞれによって製作した試験片および
従来の鋼材製試験片(SS400)について、所定の試
験片枚数で海中に沈めてから一ヶ月経過後(1995年
1月12日)、二ヶ月経過後(同2月14日)に人工魚
礁に発生する付着生物の種類および量を調査すると、下
記の(表2)のようになった。
【0019】この(表2)によれば、従来から用いてい
る鋼材製試験片に発生する付着生物が付着し、二ヶ月経
過後には、それらの量は鋼材製試験片に発生する量に比
べて不充分でないものとなることが分かった。
【0020】但し(表2)では、バーナ式の灰溶融炉
2、プラズマ式の灰溶融炉2による試験片については、
2枚の試験片の平均値を示し、鋼材製試験片は1枚につ
いての値である。
【0021】
【表2】
【0022】また図2のグラフ図は、バーナ式の灰溶融
炉2(再溶解した試験片)、プラズマ式の灰溶融炉2
(再溶解した試験片と直接鋳込んだ試験片)および従来
の鋼材製試験片のそれぞれについて、海中への浸漬時間
hと腐食量mg/cm2との関係を示したものであり、このグ
ラフから、特にプラズマ式の灰溶融炉2で製作した試験
片では、他のものに比べて腐食量が著しく少ないことが
分かった。
【0023】このように本発明の実施の形態によれば、
灰溶融炉2で生成された溶融金属4を冷却後に再溶解し
たりあるいは型に鋳込んで人工魚礁に必要な形状に成形
することにより、容易に人工魚礁を製作することができ
る。
【0024】また灰溶融炉2で生成された溶融金属4を
人工魚礁の構成材として用いることにより、従来、ウェ
イトに用いられる程度であった溶融金属4の有効利用が
できるとともに、溶融金属4を材料とした人工魚礁を海
中に沈めたとして、溶融金属4が海中に溶出することも
なく安全であり、また灰溶融炉2で生成された溶融金属
4中には、海藻類や植物プランクトンなどの付着生物を
増殖させるための増殖成分が予め含まれているので、従
来のように、増殖成分を別途に添加しなければならない
といった手間も解消でき、かつ充分な量の付着生物を発
生させることができる。
【0025】さらに、プラズマ式の灰溶融炉2で製作し
た材料を用いた人工魚礁では、従来の鋼材製の人工魚礁
に比べて腐食量も少なく、長期の使用が可能になる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、焼却灰を溶融炉で加熱溶融して生成される溶融スラ
グ中の金属を構成材料に用いた人工魚礁であるので、溶
融スラグ中の金属を有効利用でき、また従来のように、
鋼材などの金属とコンクリートの複合体によって構成す
る場合に比べて、容易に人工魚礁を製作することがで
き、さらにこの金属中には海藻類や植物プランクトンな
どの付着生物を増殖させるための増殖成分が含まれてい
るので、従来のように、増殖成分を別途に添加しなけれ
ばならないといった手間も解消できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すプラズマ式溶融炉の
全体断面図である。
【図2】同じく海中への浸漬時間と腐食量との関係を示
したグラフ図である。
【符号の説明】
1 焼却灰 2 灰溶融炉 3 溶融スラグ 4 溶融金属 5 炉本体 6A 電極 6B 電極 8 灰供給装置 10 スラグ排出口 11 加熱バーナ 12 冷却水 13 水砕スラグ 14 スラグ冷却室 15 コンベヤ装置 16 炉底部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却灰を灰溶融炉で加熱溶融して生成さ
    れる溶融スラグ中の金属を構成材料に用いたことを特徴
    とする人工魚礁。
  2. 【請求項2】 金属に気泡を内蔵させたことを特徴とす
    る請求項1記載の人工魚礁。
JP31984195A 1995-12-08 1995-12-08 人工魚礁 Expired - Fee Related JP3236205B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470060B1 (ko) * 2000-12-21 2005-02-04 주식회사 포스코 제강슬래그를 이용한 고지방산 미세조류 배양방법
JP2013017462A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd 漁礁ブロック及び藻場の形成方法
JP2013256400A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Kubota Corp 配合剤、藻場構造物、植生構造物、及び配合剤の製造方法

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KR100470060B1 (ko) * 2000-12-21 2005-02-04 주식회사 포스코 제강슬래그를 이용한 고지방산 미세조류 배양방법
JP2013017462A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd 漁礁ブロック及び藻場の形成方法
JP2013256400A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Kubota Corp 配合剤、藻場構造物、植生構造物、及び配合剤の製造方法

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