JPH09154457A - 延縄用幹縄および釣糸 - Google Patents
延縄用幹縄および釣糸Info
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- JPH09154457A JPH09154457A JP7316174A JP31617495A JPH09154457A JP H09154457 A JPH09154457 A JP H09154457A JP 7316174 A JP7316174 A JP 7316174A JP 31617495 A JP31617495 A JP 31617495A JP H09154457 A JPH09154457 A JP H09154457A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】適度な柔軟性を有し、作業性に優れた延縄用幹
縄および釣糸を提供する。 【解決手段】合成樹脂からなる糸条を12本用いて製紐
してなる延縄用幹縄もしくは釣糸であって、各糸条2
は、長軸/短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏
平のポリエステルモノフィラメントからなる。
縄および釣糸を提供する。 【解決手段】合成樹脂からなる糸条を12本用いて製紐
してなる延縄用幹縄もしくは釣糸であって、各糸条2
は、長軸/短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏
平のポリエステルモノフィラメントからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はまぐろなどの大型の
魚を釣るのに使用される延縄用幹縄および釣糸に係るも
ので、さらに詳しくは漁獲性と漁労性に特に優れた延縄
用幹縄および釣糸に関するものである。
魚を釣るのに使用される延縄用幹縄および釣糸に係るも
ので、さらに詳しくは漁獲性と漁労性に特に優れた延縄
用幹縄および釣糸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からまぐろなどの大型の魚を釣るの
に使用される延縄の幹縄としては、例えばポリエステル
またはナイロンからなる断面が真円のマルチフィラメン
ト糸条を多数本まとめた束を3本用いて3子撚りしてな
るものが知られている。
に使用される延縄の幹縄としては、例えばポリエステル
またはナイロンからなる断面が真円のマルチフィラメン
ト糸条を多数本まとめた束を3本用いて3子撚りしてな
るものが知られている。
【0003】しかしながら、3子撚りにより作られた延
縄用幹縄は、柔軟性に富むが、糸条はマルチフィラメン
トであるがために保水率が非常に高く、また撚り糸特有
の癖、即ち糸癖を有し、作業中にキンクが入りやすく、
枝縄が幹縄にからまるなどして延縄用幹縄の投入、巻き
上げ作業がスムーズに行なえず、操業性が悪いという問
題があった。
縄用幹縄は、柔軟性に富むが、糸条はマルチフィラメン
トであるがために保水率が非常に高く、また撚り糸特有
の癖、即ち糸癖を有し、作業中にキンクが入りやすく、
枝縄が幹縄にからまるなどして延縄用幹縄の投入、巻き
上げ作業がスムーズに行なえず、操業性が悪いという問
題があった。
【0004】この問題を解決するために、最近では断面
が真円の合成樹脂からなるナイロンモノフィラメント糸
条を8〜12本用いて製紐してなる延縄用幹縄が提案さ
れているが、前記モノフィラメント糸条を用いて製紐し
てなる延縄用幹縄はマルチフィラメント糸条を使用した
場合に比べて硬くなり、作業性が非常に悪い上に、ナイ
ロンの性質である水分吸収率が高いこと、耐候性が悪い
ことなどにより操業に使用できる期間が短くなり、操業
コストの大幅な上昇につながると言う問題があった。
が真円の合成樹脂からなるナイロンモノフィラメント糸
条を8〜12本用いて製紐してなる延縄用幹縄が提案さ
れているが、前記モノフィラメント糸条を用いて製紐し
てなる延縄用幹縄はマルチフィラメント糸条を使用した
場合に比べて硬くなり、作業性が非常に悪い上に、ナイ
ロンの性質である水分吸収率が高いこと、耐候性が悪い
ことなどにより操業に使用できる期間が短くなり、操業
コストの大幅な上昇につながると言う問題があった。
【0005】さらに、まぐろなどの大型の魚は広範囲に
回遊するので釣果を高めるために1回の操業で数十キロ
メーターから百数十キロメーターの範囲に亘って連続し
て投縄される。この長距離に亘って設置される延縄にナ
イロンからなる真円のモノフィラメント糸条を用いて製
紐すると、作業時の水切れが良いが、ナイロン樹脂は他
の素材に比較して高伸度であるため高速での巻き上げ作
業時に伸びが発生し、巻き上げ時間がかかり、そのため
に種々のトラブルが発生しやすい。
回遊するので釣果を高めるために1回の操業で数十キロ
メーターから百数十キロメーターの範囲に亘って連続し
て投縄される。この長距離に亘って設置される延縄にナ
イロンからなる真円のモノフィラメント糸条を用いて製
紐すると、作業時の水切れが良いが、ナイロン樹脂は他
の素材に比較して高伸度であるため高速での巻き上げ作
業時に伸びが発生し、巻き上げ時間がかかり、そのため
に種々のトラブルが発生しやすい。
【0006】これに対し、ポリエステルからなる断面が
断面が真円のモノフィラメント糸条を用いて製紐すると
樹脂の性質から発生する伸びは少ないが、本質的な樹脂
の硬さにより、製紐仕上がり後の延縄用幹縄は非常に硬
くなってしまう。そのため、製紐糸の締まりが悪く緩ん
でしまい、収まりが悪く、所謂バックラッシュ現象が起
こる欠点がある。
断面が真円のモノフィラメント糸条を用いて製紐すると
樹脂の性質から発生する伸びは少ないが、本質的な樹脂
の硬さにより、製紐仕上がり後の延縄用幹縄は非常に硬
くなってしまう。そのため、製紐糸の締まりが悪く緩ん
でしまい、収まりが悪く、所謂バックラッシュ現象が起
こる欠点がある。
【0007】このために今まで、ポリエステルからなる
糸条を用いる場合には、糸経の細いマルチフィラメント
糸条を集めて3子撚りに撚糸した延縄用幹縄を使用して
きた。しかし、マルチフィラメント糸条を使用すると糸
条間に多量の水分を保持し、その結果、所謂水切れが極
度に悪く、延縄自身が重くなり、船上での作業性が悪く
なるという問題があった。さらに、一般的には、まぐろ
の延縄漁業は上記に述べた如く数十キロメーターから百
数十キロメーターの範囲に亘って広範囲で行なわれるの
で、その結果、揚縄は機械で行なわれるが、その漁労速
度はかなり速く、巻き上げ機の種々のローラーで幹縄が
摩耗され、幹縄の変形やマルチフィラメント糸条の単糸
切れによる強力低下が著しくなり、早期に幹縄を交換し
なければならず、経済的にも負担が大きいという問題が
あった。
糸条を用いる場合には、糸経の細いマルチフィラメント
糸条を集めて3子撚りに撚糸した延縄用幹縄を使用して
きた。しかし、マルチフィラメント糸条を使用すると糸
条間に多量の水分を保持し、その結果、所謂水切れが極
度に悪く、延縄自身が重くなり、船上での作業性が悪く
なるという問題があった。さらに、一般的には、まぐろ
の延縄漁業は上記に述べた如く数十キロメーターから百
数十キロメーターの範囲に亘って広範囲で行なわれるの
で、その結果、揚縄は機械で行なわれるが、その漁労速
度はかなり速く、巻き上げ機の種々のローラーで幹縄が
摩耗され、幹縄の変形やマルチフィラメント糸条の単糸
切れによる強力低下が著しくなり、早期に幹縄を交換し
なければならず、経済的にも負担が大きいという問題が
あった。
【0008】さらに、延縄用幹縄以外の他の釣糸におい
て、強度を上げるために例えば断面が真円の合成樹脂か
らなるモノフィラメント糸条を8〜12本用いて製紐し
てなるものも知られているが、この場合も延縄用幹縄と
同様に硬くなりすぎ、作業性が非常に悪いという問題が
あった。
て、強度を上げるために例えば断面が真円の合成樹脂か
らなるモノフィラメント糸条を8〜12本用いて製紐し
てなるものも知られているが、この場合も延縄用幹縄と
同様に硬くなりすぎ、作業性が非常に悪いという問題が
あった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような現状によ
り、延縄漁業などに従事する人々よりポリエステルから
なるモノフィラメント糸条を用いて水切れが良く、強く
て作業性に適した硬さを有する延縄用幹縄および釣糸の
開発が強く望まれてきた。
り、延縄漁業などに従事する人々よりポリエステルから
なるモノフィラメント糸条を用いて水切れが良く、強く
て作業性に適した硬さを有する延縄用幹縄および釣糸の
開発が強く望まれてきた。
【0010】本発明はこのような課題を解決するもの
で、適度な柔軟性を有し、作業性に優れた延縄用幹縄お
よび釣糸を提供することを目的とするものである。
で、適度な柔軟性を有し、作業性に優れた延縄用幹縄お
よび釣糸を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の延縄用幹縄は、合成樹脂からなる糸条を複数
本用いて製紐してなる延縄用幹縄であって、各糸条は、
長軸/短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平の
ポリエステルモノフィラメントからなることを要旨とす
るものである。また本発明の延縄用幹縄は、比重が1.
5以上の繊維もしくは金属粉を樹脂で付着せしめて比重
が1.5以上となる繊維を芯糸とし、この芯糸の周りを
合成樹脂からなる複数本の糸条により包むように製紐し
てなる延縄用幹縄であって、前記各糸条は、長軸/短軸
=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエステ
ルモノフィラメントからなることを要旨とするものであ
る。また本発明の釣糸は、合成樹脂からなる糸条を複数
本用いて製紐してなる釣糸であって、各糸条は、長軸/
短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエ
ステルモノフィラメントからなることを要旨とするもの
である。さらに本発明の釣糸は、比重が1.5以上の繊
維もしくは金属粉を樹脂で付着せしめて比重が1.5以
上となる繊維を芯糸とし、この芯糸の周りを合成樹脂か
らなる複数本の糸条により包むように製紐してなる釣糸
であって、前記各糸条は、長軸/短軸=1.2〜4.0
の範囲にある断面が偏平のポリエステルモノフィラメン
トからなることを要旨とするものである。
に本発明の延縄用幹縄は、合成樹脂からなる糸条を複数
本用いて製紐してなる延縄用幹縄であって、各糸条は、
長軸/短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平の
ポリエステルモノフィラメントからなることを要旨とす
るものである。また本発明の延縄用幹縄は、比重が1.
5以上の繊維もしくは金属粉を樹脂で付着せしめて比重
が1.5以上となる繊維を芯糸とし、この芯糸の周りを
合成樹脂からなる複数本の糸条により包むように製紐し
てなる延縄用幹縄であって、前記各糸条は、長軸/短軸
=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエステ
ルモノフィラメントからなることを要旨とするものであ
る。また本発明の釣糸は、合成樹脂からなる糸条を複数
本用いて製紐してなる釣糸であって、各糸条は、長軸/
短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエ
ステルモノフィラメントからなることを要旨とするもの
である。さらに本発明の釣糸は、比重が1.5以上の繊
維もしくは金属粉を樹脂で付着せしめて比重が1.5以
上となる繊維を芯糸とし、この芯糸の周りを合成樹脂か
らなる複数本の糸条により包むように製紐してなる釣糸
であって、前記各糸条は、長軸/短軸=1.2〜4.0
の範囲にある断面が偏平のポリエステルモノフィラメン
トからなることを要旨とするものである。
【0012】以下、本発明を詳細に説明すると、上記の
延縄用幹縄および釣糸における断面が偏平のモノフィラ
メント糸条の材料はポリエステル、ナイロン、ポリオレ
フィンなどの合成樹脂が考えられるが、その中でもポリ
エステルは他の樹脂に比べて耐候性が極めて良いので、
本発明の延縄用幹縄および釣糸にはポリエステルを用い
た。
延縄用幹縄および釣糸における断面が偏平のモノフィラ
メント糸条の材料はポリエステル、ナイロン、ポリオレ
フィンなどの合成樹脂が考えられるが、その中でもポリ
エステルは他の樹脂に比べて耐候性が極めて良いので、
本発明の延縄用幹縄および釣糸にはポリエステルを用い
た。
【0013】延縄用幹縄としては各種太さのものが考え
られるが、ポリエステルからなる断面が偏平のモノフィ
ラメント糸条のみによって延縄用幹縄を構成する場合、
モノフィラメントの繊度は2700〜18500デニー
ルのものが好適である。そして、延縄用幹縄を構成する
各糸条のトータルデニールが32000〜120000
となるように調整され、外径が約2.0〜4.5mmと
なるように製紐して、約160〜600kgの引っ張り
強力を有する延縄用幹縄を得た。
られるが、ポリエステルからなる断面が偏平のモノフィ
ラメント糸条のみによって延縄用幹縄を構成する場合、
モノフィラメントの繊度は2700〜18500デニー
ルのものが好適である。そして、延縄用幹縄を構成する
各糸条のトータルデニールが32000〜120000
となるように調整され、外径が約2.0〜4.5mmと
なるように製紐して、約160〜600kgの引っ張り
強力を有する延縄用幹縄を得た。
【0014】上記のように延縄用幹縄に使用される断面
が偏平のポリエステルモノフィラメントを図1に示して
おり、断面が偏平のモノフィラメント1の長軸の長さを
a、短軸の長さをbとした場合、a/bが1.2〜4.
0の範囲にあることが必要である。a/bが1.2未満
であると、モノフィラメントが真円に近くなって、剛性
が強くなり、延縄用幹縄を構成する各モノフィラメント
糸条が反発してバックラッシュ現象を起こしてしまう。
また、製紐した延縄用幹縄が硬くなりすぎて、作業性が
低下するという問題がある。さらに、a/bが4.0を
超えると、柔軟性が著しく増し、あたかもマルチフィラ
メントのみで製紐した状態となり、絡まりやすく、糸さ
ばきが悪く、しかも水切れも悪くなるという問題があ
る。
が偏平のポリエステルモノフィラメントを図1に示して
おり、断面が偏平のモノフィラメント1の長軸の長さを
a、短軸の長さをbとした場合、a/bが1.2〜4.
0の範囲にあることが必要である。a/bが1.2未満
であると、モノフィラメントが真円に近くなって、剛性
が強くなり、延縄用幹縄を構成する各モノフィラメント
糸条が反発してバックラッシュ現象を起こしてしまう。
また、製紐した延縄用幹縄が硬くなりすぎて、作業性が
低下するという問題がある。さらに、a/bが4.0を
超えると、柔軟性が著しく増し、あたかもマルチフィラ
メントのみで製紐した状態となり、絡まりやすく、糸さ
ばきが悪く、しかも水切れも悪くなるという問題があ
る。
【0015】本発明による延縄用幹縄の長軸/短軸の特
に好ましい比率は1.5〜2.5の範囲である。この範
囲にあるポリエステルからなるモノフィラメントを用い
れば、上記に述べた如くの諸問題を解決し、理想的な延
縄用幹縄が得られる。
に好ましい比率は1.5〜2.5の範囲である。この範
囲にあるポリエステルからなるモノフィラメントを用い
れば、上記に述べた如くの諸問題を解決し、理想的な延
縄用幹縄が得られる。
【0016】断面が偏平のポリエステルモノフィラメン
トで製紐するので、長軸の側が重なるために、製紐仕上
がり後の幹縄の表面は断面が真円のモノフィラメントを
用いて製紐した場合に比べて著しく凹凸が少なくなり、
同じデニールのモノフィラメントを用いて製紐した場
合、製紐仕上がり後の幹縄の太さを細くすることができ
る。さらに表面の凹凸が少なく、非常に滑らかであるた
めに、耐摩耗性が著しく向上する。
トで製紐するので、長軸の側が重なるために、製紐仕上
がり後の幹縄の表面は断面が真円のモノフィラメントを
用いて製紐した場合に比べて著しく凹凸が少なくなり、
同じデニールのモノフィラメントを用いて製紐した場
合、製紐仕上がり後の幹縄の太さを細くすることができ
る。さらに表面の凹凸が少なく、非常に滑らかであるた
めに、耐摩耗性が著しく向上する。
【0017】図2および図3に本発明により得られた延
縄用幹縄の異なった例を示しており、図2に示す延縄用
幹縄は断面が偏平なモノフィラメントからなる糸条2を
12本用いて製紐することにより作成されている。図3
に示す延縄用幹縄は比重が1.5以上の繊維もしくは金
属粉を樹脂で付着せしめて比重が1.5以上となる繊維
を芯糸3とし、この芯糸3の周りを断面が偏平なモノフ
ィラメントからなる12本の糸条4により包むように製
紐して作成されている。
縄用幹縄の異なった例を示しており、図2に示す延縄用
幹縄は断面が偏平なモノフィラメントからなる糸条2を
12本用いて製紐することにより作成されている。図3
に示す延縄用幹縄は比重が1.5以上の繊維もしくは金
属粉を樹脂で付着せしめて比重が1.5以上となる繊維
を芯糸3とし、この芯糸3の周りを断面が偏平なモノフ
ィラメントからなる12本の糸条4により包むように製
紐して作成されている。
【0018】本発明で用いる高比重からなる芯糸とは、
1.5以上の比重を有する塩化ビニリデン系の繊維、ま
たは各種の金属繊維、例えばステンレス線、タングス
線、各種合金のアモルファス線および鉛を合成樹脂で被
覆した繊維などが挙げられる。あるいは合成繊維に金属
粉を含ませたウレタン系、アクリル系、ナイロン系など
の接着樹脂液を付着させたものが挙げられる。
1.5以上の比重を有する塩化ビニリデン系の繊維、ま
たは各種の金属繊維、例えばステンレス線、タングス
線、各種合金のアモルファス線および鉛を合成樹脂で被
覆した繊維などが挙げられる。あるいは合成繊維に金属
粉を含ませたウレタン系、アクリル系、ナイロン系など
の接着樹脂液を付着させたものが挙げられる。
【0019】この高比重を有する芯糸に他の異なる繊維
を用いて、まぐろの延縄用幹縄および枝縄だけでなく、
漁業の対象とする魚により海中に設置する漁業資材の比
重を調節し、深度を任意に設定することができるなどの
利点もある。
を用いて、まぐろの延縄用幹縄および枝縄だけでなく、
漁業の対象とする魚により海中に設置する漁業資材の比
重を調節し、深度を任意に設定することができるなどの
利点もある。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、詳細に説明する。 実施の形態1 ポリエステルを材料として、長軸/短軸=1.5となる
ように、断面が偏平で10000デニールのモノフィラ
メントからなる糸条を12本用いて製紐し、延縄用幹縄
を作成した。
て、詳細に説明する。 実施の形態1 ポリエステルを材料として、長軸/短軸=1.5となる
ように、断面が偏平で10000デニールのモノフィラ
メントからなる糸条を12本用いて製紐し、延縄用幹縄
を作成した。
【0021】実施の形態2 ポリエステルを材料として、長軸/短軸=2.0となる
ように、断面が偏平で10000デニールのモノフィラ
メントからなる糸条を12本用いて製紐し、延縄用幹縄
を作成した。
ように、断面が偏平で10000デニールのモノフィラ
メントからなる糸条を12本用いて製紐し、延縄用幹縄
を作成した。
【0022】実施の形態3 比重が1.5以上の金属粉を樹脂で付着せしめて比重が
3.0以上となる繊維を芯糸とし、この芯糸の周りを、
ポリエステルを材料として、長軸/短軸=2.0となる
ように断面が偏平で10000デニールのモノフィラメ
ントからなる12本の糸条により包むように製紐して、
延縄用幹縄を作成した。
3.0以上となる繊維を芯糸とし、この芯糸の周りを、
ポリエステルを材料として、長軸/短軸=2.0となる
ように断面が偏平で10000デニールのモノフィラメ
ントからなる12本の糸条により包むように製紐して、
延縄用幹縄を作成した。
【0023】比較例1 ポリエステルを材料とし、断面が真円の10000デニ
ールのモノフィラメントからなる糸条を12本用いて製
紐し、延縄用幹縄を作成した。
ールのモノフィラメントからなる糸条を12本用いて製
紐し、延縄用幹縄を作成した。
【0024】比較例2 ナイロンを材料とし、断面が真円の8050デニールの
モノフィラメントからなる糸条を12本用いて製紐し、
延縄用幹縄を作成した。
モノフィラメントからなる糸条を12本用いて製紐し、
延縄用幹縄を作成した。
【0025】表1に実施の形態1、2、3および比較例
1、2に基づき作成された延縄用幹縄の柔軟度、耐摩耗
性および比重を示す。
1、2に基づき作成された延縄用幹縄の柔軟度、耐摩耗
性および比重を示す。
【0026】
【表1】
【0027】なお、柔軟度は次の試験方法により評価し
た。即ち、図4に示すように、試験片5の一端を固定
し、他端に上部より力を加えて、その試験片5の他端の
動く間隔が3cmに達したときの応力(g)を(株)島
津製作所製のオートグラフ試験器で測定して、その数値
で評価した。
た。即ち、図4に示すように、試験片5の一端を固定
し、他端に上部より力を加えて、その試験片5の他端の
動く間隔が3cmに達したときの応力(g)を(株)島
津製作所製のオートグラフ試験器で測定して、その数値
で評価した。
【0028】また、耐摩耗性は図5に示すように、試験
用の幹縄6の一端を30rpmのストロークを有する機
器7に取り付け、幹縄6の他端には2kgの荷重8をつ
けて、幹縄6の摩耗性を評価する部分はエメリーペーパ
ーCC−800CW番9を巻いた支持棒10と直角に接触
するようにして、10分間摩耗試験した後、(株)島津
製作所製のオートグラフ試験器で強力を測定して、ブラ
ンクに対する保持率で評価した。
用の幹縄6の一端を30rpmのストロークを有する機
器7に取り付け、幹縄6の他端には2kgの荷重8をつ
けて、幹縄6の摩耗性を評価する部分はエメリーペーパ
ーCC−800CW番9を巻いた支持棒10と直角に接触
するようにして、10分間摩耗試験した後、(株)島津
製作所製のオートグラフ試験器で強力を測定して、ブラ
ンクに対する保持率で評価した。
【0029】表1からも、実施の形態1および2により
作成された延縄用幹縄は、比較例1および2により作成
された延縄用幹縄よりも硬すぎもせず、また柔らかすぎ
もせず、適度な硬さを有し、且つ優れた耐摩耗性を有し
ていることが分かる。
作成された延縄用幹縄は、比較例1および2により作成
された延縄用幹縄よりも硬すぎもせず、また柔らかすぎ
もせず、適度な硬さを有し、且つ優れた耐摩耗性を有し
ていることが分かる。
【0030】ところで、上記実施の形態では延縄用幹縄
について実施したが、延縄用幹縄に限定されるものでは
なく、他の釣糸にも実施できる。特に、実施の形態3に
より作成された高比重の糸条は海中の中層帯で使用する
場合の延縄用幹縄や、枝縄に使用することにより目的の
ところへ素早く設置することができるなどの多くの利点
がある。
について実施したが、延縄用幹縄に限定されるものでは
なく、他の釣糸にも実施できる。特に、実施の形態3に
より作成された高比重の糸条は海中の中層帯で使用する
場合の延縄用幹縄や、枝縄に使用することにより目的の
ところへ素早く設置することができるなどの多くの利点
がある。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、長軸/短
軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエス
テルモノフィラメントを用いて製紐することにより、適
度な硬さを有し、作業性、所謂糸さばきに優れた延縄用
幹縄および釣糸を提供することができる。
軸=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエス
テルモノフィラメントを用いて製紐することにより、適
度な硬さを有し、作業性、所謂糸さばきに優れた延縄用
幹縄および釣糸を提供することができる。
【図1】本発明の断面が偏平なポリエステルモノフィラ
メントの断面図である。
メントの断面図である。
【図2】本発明の第1の例による延縄用幹縄の断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の第2の例による延縄用幹縄の断面図で
ある。
ある。
【図4】柔軟度評価方法を示す説明図である。
【図5】耐摩耗性評価方法を示す説明図である。
1 モノフィラメント 2 糸条 3 芯糸 4 糸条
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂からなる糸条を複数本用いて製
紐してなる延縄用幹縄であって、各糸条は、長軸/短軸
=1.2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエステ
ルモノフィラメントからなることを特徴とする延縄用幹
縄。 - 【請求項2】 比重が1.5以上の繊維もしくは金属粉
を樹脂で付着せしめて比重が1.5以上となる繊維を芯
糸とし、この芯糸の周りを合成樹脂からなる複数本の糸
条により包むように製紐してなる延縄用幹縄であって、
前記各糸条は、長軸/短軸=1.2〜4.0の範囲にあ
る断面が偏平のポリエステルモノフィラメントからなる
ことを特徴とする延縄用幹縄。 - 【請求項3】 合成樹脂からなる糸条を複数本用いて製
紐してなる釣糸であって、各糸条は、長軸/短軸=1.
2〜4.0の範囲にある断面が偏平のポリエステルモノ
フィラメントからなることを特徴とする釣糸。 - 【請求項4】 比重が1.5以上の繊維もしくは金属粉
を樹脂で付着せしめて比重が1.5以上となる繊維を芯
糸とし、この芯糸の周りを合成樹脂からなる複数本の糸
条により包むように製紐してなる釣糸であって、前記各
糸条は、長軸/短軸=1.2〜4.0の範囲にある断面
が偏平のポリエステルモノフィラメントからなることを
特徴とする釣糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316174A JPH09154457A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 延縄用幹縄および釣糸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7316174A JPH09154457A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 延縄用幹縄および釣糸 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154457A true JPH09154457A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18074123
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7316174A Pending JPH09154457A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 延縄用幹縄および釣糸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09154457A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002253093A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-10 | Yotsuami:Kk | 偏平状釣糸 |
| JP2002262742A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-17 | Yotsuami:Kk | 被覆製紐釣糸 |
| US20120070662A1 (en) * | 2006-01-23 | 2012-03-22 | Shigeru Nakanishi | Colored yarn object, process for producing the same, and fishing line |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08205735A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-13 | Yotsuami:Kk | 延縄用幹縄および釣糸 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP7316174A patent/JPH09154457A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08205735A (ja) * | 1995-01-31 | 1996-08-13 | Yotsuami:Kk | 延縄用幹縄および釣糸 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002253093A (ja) * | 2001-03-02 | 2002-09-10 | Yotsuami:Kk | 偏平状釣糸 |
| JP2002262742A (ja) * | 2001-03-14 | 2002-09-17 | Yotsuami:Kk | 被覆製紐釣糸 |
| US20120070662A1 (en) * | 2006-01-23 | 2012-03-22 | Shigeru Nakanishi | Colored yarn object, process for producing the same, and fishing line |
| US8522473B2 (en) * | 2006-01-23 | 2013-09-03 | Yoz-Ami Corporation | Colored yarn object, process for producing the same, and fishing line |
| US8832992B2 (en) | 2006-01-23 | 2014-09-16 | Yoz-Ami Corporation | Colored yarn object, process for producing the same, and fishing line |
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