JPH09155375A - 浴水循環浄化装置および浴水循環浄化槽 - Google Patents

浴水循環浄化装置および浴水循環浄化槽

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JPH09155375A
JPH09155375A JP8264048A JP26404896A JPH09155375A JP H09155375 A JPH09155375 A JP H09155375A JP 8264048 A JP8264048 A JP 8264048A JP 26404896 A JP26404896 A JP 26404896A JP H09155375 A JPH09155375 A JP H09155375A
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JP
Japan
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bath water
septic tank
bath
casing
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JP8264048A
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Shunsaku Harie
俊策 針江
Naoteru Ikeda
直輝 池田
Akiko Kodama
安希子 児玉
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A G MEDICAL KK
Original Assignee
A G MEDICAL KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒状の微生物担持材料表面の微生物層と汚濁
成分との接触効率を高め有機物分解能を向上する。 【解決手段】 浴槽1内の浴水3をフィルタ7で濾過し
て、不溶性物質を取り除き、ポンプ5により浄化微生物
を担持した担持材料9が内在する生物浄化槽6に導入す
る。生物浄化槽6の流入部は中心から離れた底部に開口
して、担持材料9を該浄化槽6内で浴水3とともに上下
方向に循環させ、或いは壁に沿って旋回させることによ
り、担体材料9の表面の微生物層と汚濁成分との接触効
率を高めて浴水を浄化する。浄化した浴水は、ヒータ1
2で適温に加温して浴槽に戻す。浄化槽6内では、担持
材料9が浴水3と共に絶えず循環されており、可溶性有
機物を効率よく酸化分解して清浄化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴水循環浄化装置
および浴水循環浄化槽に関し、より詳細には、微生物の
有機物質分解作用を利用して、浴水の浄化を行う浴水循
環浄化装置、及び、該浴水循環浄化装置に使用して好適
な浴水循環浄化槽に関する。
【0002】
【従来の技術】微生物の有機物質分解作用を利用した浴
水循環浄化装置は、その取扱いが簡便であること、装置
が簡略化できること、特殊な薬剤を必要としないことな
どから広く実用に供されている。
【0003】上記浴水循環浄化装置は、浴水を循環する
配管系に微生物浄化槽を設け、該微生物浄化槽には微生
物を担持するための多孔質材料等が充填されている。被
処理水である循環浴水中の不溶性汚濁有機成分の一部お
よび可溶性汚濁有機成分は、主として浄化槽に充填され
た多孔質材料等の表面及び内部に固定化された微生物に
より、分解および消費され、水質の浄化が図られてい
る。
【0004】こうした浄化装置では、浄化を行う微生物
は、通常、浴水の循環系内で自然発生的に増殖する。す
なわち、水の循環系に存在する微生物は、通常、循環浴
水中の基質、ここでは被浄化浴水に存在する汚濁成分、
および溶存酸素などを利用しながら徐々に増殖し、増殖
した微生物は、浄化槽内部に設けられた固定化用担持材
料に付着して固定化され、担持材料の表面および内部で
さらに増殖を続ける。
【0005】一般的には、有機物質を分解する微生物が
増大するほど、循環系内での生分解能力が高まるため、
こうした装置の浄化性能を維持するためには、浄化槽内
部に一定量以上の担持材料が存在し、かつ担持材料に充
分な量の微生物が固定化されることが重要である。
【0006】しかし、こうした装置の浄化槽内で浄化微
生物が増殖を続けていくと、増殖の過程で発生する余剰
微生物が浄化槽内壁,担持材料表面および担持材料間に
構成される間隙などに徐々に蓄積される。また、浴水中
に存在する不溶性汚濁成分の一部は、微生物による分解
を受けることなく、同様に浄化槽内壁,担持材料表面お
よび担持材料間の間隙に徐々に蓄積される。
【0007】これらの余剰微生物および不溶性汚濁成分
が浄化槽内に過剰に蓄積されると、循環浴水の浄化槽内
での流れが不均一になり、担持材料に固定化された微生
物と汚濁成分の接触効率が不足する箇所が生じるため、
こうした装置の浄化の主体となっている好気性微生物の
有機物質分解能力が低下するとともに、嫌気性微生物が
過剰に増殖し、浴水の汚濁や異臭などの原因になること
がある。
【0008】こうした問題を解決するために、担持材料
を機械的に撹拌するための洗浄機構を浄化槽に付加して
担持材料表面の余剰微生物および不溶性汚濁成分を剥離
することにより、蓄積を抑制することが提案され、一部
は既に実用に供されている。
【0009】しかし、浴水循環システムに多用されてい
る担持材料は一般的に多孔質無機材料であるため、最密
充填時は極めて強力な撹拌力を必要とし、しかも担持材
料もしくは洗浄機構そのものを破壊する危険性を伴うた
め、このような機械的な撹拌機構で目的を果そうとする
と、担持材料の破壊を防止するための複雑な機構と強力
に撹拌することのできる駆動系を浄化槽に付加すること
が必要となる。そのため、実際には浄化槽内部に充填さ
れている担持材料の一部分のみを撹拌するための機構を
設けたり、間歇的に撹拌、ないし逆洗を行う方法が採用
されているのが現状である。
【0010】図13は、従来の機械的撹拌機構を付加し
た浄化槽を説明するための図で、図中、31は浄化槽ケ
ーシング、32は担持材料、33は撹拌部、34はモー
タで、浄化槽ケーシング31の筒頂部には浴水流入部3
1aが、底部には浴水排出口31bが設けられ、内部に
は粒状のセラミックス等の担持材料32が充填されてお
り、モータ34に接続された撹拌部33が回転すること
により、周辺の担持材料32が撹拌・混合される。撹拌
部33の半径方向の長さを大きくしすぎると、撹拌部3
3にかかる負荷が大きくなりすぎるため、使用する担持
材料32に応じて適正な長さが選択される。なお、担持
材料から剥離した余剰汚濁物質は、循環系の流路切り替
え等で系外に排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、浄化槽内部に
充填されている担持材料の一部分のみを撹拌する方式で
は、浄化槽ケーシング全体を均一に撹拌・混合すること
が困難である場合が多い。また、余剰汚濁物を浄化槽か
ら十分に剥離除去することは、実際上困難であり、間歇
的な撹拌を行った場合には、蓄積した付着物が塊状で浴
槽に混入することがあり、問題になることも多い。
【0012】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、有機物質分解作用を有する微生物を固着し
た担持材料を浴水とともに循環するようにし、もって、
機械的な撹拌機構を要することなく、担持材料の有機物
質分解能を維持し得るようにした新規な浴水循環浄化装
置および該浴水循環浄化装置に使用して好適な浴水循環
浄化槽を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、浴槽
内の浴水を吸入する浴水吸入部と、該浴水吸入部を介し
て前記浴水を浴水循環浄化槽に供給するポンプと、前記
浴水循環浄化槽に供給された前記浴水とともに粒状の浄
化微生物担持材料を前記浴水循環浄化槽内で循環させる
前記浴水循環浄化槽と、該浴水循環浄化槽から流出した
前記浴水を前記浴槽に排出する送水管とからなるもので
ある。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記浴水吸入部を介して前記浴水循環浄化槽に送給
される前記浴水の一部又は全部を前記浴槽に戻す送水管
を有するものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記ポンプを通る送水管に外気を導入する外
気導入手段を有するものである。
【0016】請求項4の発明は、浴水の流入部及び排出
部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化槽ケーシングに
収容された有機物質を分解する微生物を固定化する担持
材料とからなり、該担持材料は、前記浴水内において該
浴水と略同じ比重を有する粒状体であり、該粒状体が前
記浴水流入部より供給される浴水と共に前記浄化槽ケー
シング内で循環されて前記排出部より排出されるように
したものである。
【0017】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、浴水が前記浄化槽ケーシング内で前記担持材料と共
に上下方向に循環するようにしたものである。
【0018】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、浴水が前記浄化槽ケーシング内で前記担持材料と共
に螺旋状に流動するようにしたものである。
【0019】請求項7の発明は、請求項4乃至6の発明
において、前記浄化槽ケーシングの上部に前記担持材料
の通過を阻止するメッシュを有する中間壁を設けたもの
である。
【0020】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記中間壁を上部に凸状とし、その最上部に前記メ
ッシュを設けたものである。
【0021】請求項9の発明は、請求項4乃至8の発明
において、前記浄化槽ケーシングを、該ケーシング内に
浴水が導入された時に所期の形状に膨大する柔軟材で構
成したものである。
【0022】請求項10の発明は、軸方向が鉛直な筒状
体で、底部の中心から離間した位置に配設され、前記軸
と平行な方向に前記浴水を流入する流入部,筒頂部に配
設され、前記浴水を排出する排出部を有する浄化槽ケー
シングと、該浄化槽ケーシング内に収容され、前記浴水
内において該浴水と略同じ比重を有する粒状体とからな
り、前記浄化槽ケーシング内に流入した前記浴水および
前記担持材料が上下方向に循環しながら前記浴水を流出
するようにしたものである。
【0023】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記浄化槽ケーシングの下部側壁に、前記担持
材料を前記浴水導入部へ向けて流動させるための浴水導
入部を有するものである。
【0024】請求項12の発明は、軸方向が鉛直な筒状
体で、下部側壁に前記浴水が該側壁内に沿って流入する
ように配設された流入部,筒頂部に配設され、前記浴水
を排出する排出部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化
槽ケーシング内に収容され、前記浴水内において該浴水
と略同じ比重を有する微生物を固定化する担持材料とか
らなり、前記流入部から浄化槽ケーシング内に流入した
前記浴水および前記担持材料が旋回しながら前記流出部
から流出するようにしたものである。
【0025】請求項13の発明は、軸方向が鉛直な筒状
体で、底部の中心に配設され、前記軸と平行な方向に前
記浴水を流入する流入部,筒頂部に配設され、前記浴水
を排出する排出部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化
槽ケーシング内に収容され、前記浴水内において該浴水
と略同じ比重を有する粒状体とからなり、前記浄化槽ケ
ーシング内に流入した前記浴水および前記担持材料が上
下方向に循環しながら前記浴水を流出するようにしたも
のである。
【0026】請求項14の発明は、請求項10又は13
の発明において、前記筒状体の底部の浴水導入部が最下
位となるような凹面としたものである。
【0027】請求項15の発明は、軸方向が水平な筒状
体で、一端面近傍の筒壁に該筒壁に沿って前記浴水を流
入する流入部、および他端面近傍の筒壁上面より前記浴
水を排出する排出部とからなる浄化槽ケーシングと、該
浄化槽ケーシング内に収容され、前記浴水と近似した比
重の粒状体で微生物を固定化する担持材料とからなり、
前記浴水および前記担持材料が浄化槽ケーシング内で前
記軸まわりに旋回しながら流動するようにしたものであ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による浴水循環浄
化装置の実施の形態を説明するための図で、図中、1は
浴槽、2は第1の送水管、3は浴水、4は浴水の吸入
口、5はポンプ、6は浴水循環式生物浄化槽、7はフィ
ルタ、8は空気導入口、9は浄化微生物の担持材料(以
後、担持材料と記す)、10は第2の送水管、11は吹
き出し口、12はヒータ、13は三方切替弁、14は第
3の送水管である。この三方切替弁13,第3の送水管
14は、浴水の流速を調整するものであり、必要に応じ
て設けられる。
【0029】なお、第1の送水管2,第2の送水管10
及び第3の送水管14は、図1中に点線にて示すよう
に、2′,10′,14′より構成される浴水循環径路
に変更することも可能であり(請求項1の発明)、ま
た、空気導入口8も、第2の送水管、或いは、第3の送
水管3に設けられてもよいが、その動作は、図1中に実
線にて示す浴水循環径路について説明すれば十分に理解
できるので、以下、図1中の実線の循環径路に従って説
明する。
【0030】浴槽1は、ステンレス鋼等の金属,ホーロ
ー,プラスチック,コンクリート,木材等で構成された
通常家庭等で使用されるタイプのものである。外釜,内
釜等の加熱手段を具有するものも、もちろん使用され
る。第1の送水管2の一端は、浴槽1内の浴水3に浸漬
し、浴水の吸入口4,ポンプ5および三方切替弁13を
介して、他端は生物浄化槽6に接続され、浴水3を吸引
して生物浄化槽6に供給する。浴水の吸入口4には、吸
入抵抗を生じない適度の開口部(図示せず)が設けら
れ、浴水の吸入口4の先端には、フィルタ7が設けられ
ている。フィルタ7は、砂,毛,不溶性有機物の一部と
いった比較的大きめの不溶性物質を循環系内へ入り込ま
せないためのものであり、例えば、スポンジであった
り、不織布であったりしてもよく、特に、浴水に不適な
ものでなければ材質を問わない。また、第1の送水管2
の材質は、浴室中の雰囲気に耐える材質であれば、ステ
ンレスや、真鍮,プラスチック等、特に限定されない。
【0031】第1の送水管2には空気導入口8が開口
し、空気導入口8は、例えば、ポンプ5の陰圧により空
気を浴水3内に取り込み、担持材料9に固定化される浄
化微生物の増殖を促進させる。なお、空気導入口8は、
ポンプ5の下流側に配置されてもよいが、この場合に
は、何らかの手段を用いて加入する必要がある。生物浄
化槽6の内部には、微生物を担持する給水中での比重が
給水と近似した粒状の担持材料9が充填されている。生
物浄化槽6の材質は防錆処理を施した金属であるか、プ
ラスチック成型品あるいは水圧により上記形状を維持す
る、例えば、プラスチック等の軟質材料であってもよ
く、軟質材を用いる時は、非使用時、袋状にして平にし
て保管することができ、保管スペースが非常に少くて済
む。又、内部に微生物を担持した担持材料を封入した状
態で冷蔵庫等内に保管しておくことができる。
【0032】生物浄化槽6の出口には、第2の送水管1
0の一端が接続され、第2の送水管10の他端は浴槽1
内に開口し、浄化した浴水を送水する。ヒータ12は、
第2の送水管10に設けられ、循環によって降下する浴
水の温度を上昇,保持するための機能を有する。なお、
ヒータ12の熱源は電力,ガス,灯油,熱交換機等が使
用できる。浴水循環浄化装置の運転を開始すると、生物
浄化槽6内の担持材料9は空気を含む浴水3とともに内
部で循環しながら担持材料9に浄化能を有する浄化微生
物が固定化・増殖して、浴水3中の汚濁成分はこれらの
浄化微生物の働きにより分解される。なお、ポンプ5か
ら吐出した浴水は、三方切替弁13で適宜切り替えら
れ、切り替えられた浴水3の一部は第2の送水路2を介
して生物浄化槽6に流れ、残部は第3の送水管14,吹
き出し口11を介して浴槽1内に戻される。このよう
に、浴水3は三方切替弁13により必要に応じて切替え
られて生物浄化槽6或いは浴槽1に全部または一部が流
入するようになっており、担持材料6の比重が大きいと
きは生物浄化槽6の流入量を大きくし、低比重のときは
小さくして均一混合が維持できるようにし、或いは、大
部分の浴水を浴槽1に戻して該浴槽1内をエアーレーシ
ョンして該浴槽1内の溶存酸素の量を確保するようにし
ている。
【0033】担持材料9を循環浴水で常時撹拌・混合す
る方法は、浴水3中の汚濁成分の分解能に影響を及ぼす
重要な要因であるが、用いる担持材料9の種類により異
なり、2通りに大別できる。即ち、担持材料がセラミッ
クス,ガラス等であり、水に対し高比重の場合は、循環
浴水流を生物浄化槽6の中心軸に沿って上向き方向で浄
化槽内に流入させることにより、撹拌・混合することが
最も有効である。而して、本発明においては、担持材料
9を常時撹拌・混合することが必須であるが、上記の高
比重担持材料9を常時撹拌・混合するには、高流量かつ
高流速で浴水を循環させる必要があり、装置が大がかり
となり、使用エネルギーも大きくなること、及び、担持
材料9が強い力を受けながら撹拌・混合されるため、破
壊される危険性が大きいこと等から、こうした高比重の
担持材料9を一般家庭で使用される循環浴水浄化装置に
利用するには不利な面が多い。
【0034】一方、担持材料9が軽量無機材料,プラス
チック,各種発泡体,繊維成型品等の、水に対し低比重
の場合は、循環浴水の流量及び流速は比較的小さくて良
いため、装置の小型化・軽量化が図れること、及び循環
浴水の生物浄化槽6への流入方向の比較的自由度が大き
いこと等から、低比重の担持材料9は当該浴水循環浄化
装置の生物浄化槽6に適した材料である。
【0035】現在使用されている循環浴水浄化装置の多
くは、高比重の無機系担持材料9を用いており、本発明
は、これらの無機系担持材料9の使用を除外するもので
はないが、本発明の効果は、低比重担持材料9を使用す
ることにより、一層高まることから、以下では低比重担
持材料9を用いるケースを中心にして、本発明の実施の
形態を詳細に説明する。まず、主に水よりやや比重の大
きい担持材料を用いる場合の浴水循環浄化槽について述
べる。
【0036】図2は、本発明による浴水循環浄化槽の実
施の形態を説明するための図であり、図中、21は浄化
槽ケーシング、22は微生物の担持材料、23は底部、
24は流入部、25は中間壁、26はメッシュ、27は
排出部である。なお、以下の図面において、図2と同様
の作用をする部分には、図2の場合と同様の符号を付す
こととする。
【0037】浄化槽ケーシング21は、円筒状のものを
縦に配置したもので、浄化槽内部での浴水の流動を安定
にするために、ケーシング内上部に中間壁25が設けら
れ、その頂部に浴水及び空気を流通し、担持材料の流出
を防止するメッシュ26が設けられている。また、円筒
底部23には中心から離間した位置に浴水の流入部24
が設けられ、ケーシング21内に導入された浴水が該ケ
ーシング21内で矢印Rv方向に循環されるようになっ
ている。浄化槽ケーシング21は、プラスチック,ガラ
ス,ステンレス鋼等の金属、あるいは、水圧により初期
形状が変形しないで維持することができるものや、変形
自在なプラスチック膜でもよい。担持材料22は、比重
が水より僅かに大きい無機材料,有機材料/焼成品,発
泡体,繊維等の粒状の多孔性材料で、比表面積を高めて
高密度に微生物を担持する。このため、浄化ケーシング
21内で、流入部24から流入した浴水とともに、担持
材料22が流動し、相互に混合したときでも微生物の剥
離が抑制できる。循環浴水は、流入部24を通過するこ
とにより、円筒の中心軸に沿って上向き方向に流入す
る。それに伴い、浄化槽内の微生物の担持材料22は、
流入した浴水流に乗って矢印Rv方向に循環しながら、
撹拌・混合される。流入浴水の線速を大きくするため
に、浴水流入部24の内径の一部がその前後の内径より
も小さくなっていても良い。
【0038】流入した浴水は、浄化槽ケーシング21の
上方に設けられた中間壁25のメッシュ26を通して浴
水排出部27から排出されるが、その際、浴水及び担持
材料22は、中間壁25に当って、円筒底部23に向か
って移動し矢印RVに示すように上下方向に循環する。
メッシュ26の開口は、循環量低下防止のために比較的
大きい面積を持っており、担持材料22の浄化槽からの
流出を防止するため、例えば、ステンレス製の担持材料
22の粒径よりも小さい網目で構成されている。このよ
うな浄化槽ケーシング21内においては、殆どの浴水は
短い滞留時間で排出されるが、その場合、担持材料22
は浴水流から外れて自重で浄化槽底部に向かって沈降す
ることもある。また浄化槽内部に空気が残存していると
混合効率が低下するので、メッシュ26は循環槽内に空
気が残存しないように、例えば、前記中間壁25を上方
に凸状に形成し、その最上部に該メッシュを設けるよう
にするとよい(例えば、図3参照)。
【0039】上述のように、本浴水循環浄化槽による
と、担持材料22は浴水と共に矢印方向に循環し、浴水
と効率よく接触するものであるが、担持材料22の比重
が変化して水より重くなった場合、担持材料22は、矢
印Rvで示す正常な循環流に従って流れることができ
ず、流入部24と反対側の底部に滞留することがある。
このような担持材料の滞留を防止するために流入部28
を設け、該流入部28からの浴水の流れによって滞留し
た担持材料22を流入部24側に運び、正常な循環流に
従って担持材料22を移動させると効率よく撹拌するこ
とが可能となる。なお、流入部28の取り付け位置は、
一義的に定まるのではなく、浄化槽ケーシング21の形
状、担持材料22の状態、流入浴水の流速、流量により
定められるものであり、流入部28以外に単数又は複数
設けてもよい。
【0040】図3は、本発明の他の実施例を説明するた
めの要部断面図で、前述のように、浴水循環浄化槽の底
面が平面に形成されていると、担持材料の一部が該底面
に滞留することがあるが、図3に示すように、浄化槽の
底面を傾斜面23aにし、浴水導入部24に向け低くし
ておくと、沈降してきた担持材料は自然に浴水導入部2
4に向って移動していくので、前述のごとき浴水導入部
28を設けることなく、担持材料を効率よく循環させる
ことができる。
【0041】図4は、本発明による浴水循環浄化槽の実
施の形態の、他の例を説明するための図であり、図中、
29は円錐部で、本実施例は、円筒状の底面下部を円錐
状29にするとともに、該円錐部29の下方の中心部に
軸方向に開口する流入部24が設け、流入部24から円
錐部29の内壁面に沿って流路が放射路に拡大するよう
にしたものである。従って、流入部24から上方に向け
流出した浴水は、軸に沿って拡がりながら上方向に進
み、中間壁25に遮ぎられて円筒面,円錐面の内壁に沿
って矢印RP方向に下降して循環流を形成し、浴水より
も比重の大きい担持材料22の場合でも循環流に従って
効率よく流動させることができる。
【0042】流入部24からの浴水の流速を、担持材料
22の比重に従って選択することにより、循環流の流速
も定まり、これに従って担持材料22を循環浄化槽内全
体に亘って流動させることが可能となり、高い撹拌・混
合効率を得ることができる。また、浴水および担持材料
を円筒状の浄化槽ケーシング21の軸まわりに循環させ
ることも有効である。
【0043】図5は、本発明に他の実施例を説明するた
めの概略構成図で、この実施例は、浴水導入部24を浴
水循環浄化槽の下部側壁に設けるとともに、その流出方
向を該側壁に沿うようにし、もって、浴水が浄化槽内で
矢印RSにて示すように回しながら上方向に向って流動
するようにしたものであり、このようにすると、浴水の
流動に無理がなく(逆方向に流れる流水成分がない)、
浴水を効率よく循環させることができる。
【0044】図6は、本発明による浴水循環浄化槽の実
施の形態の更に他の例を説明するための図で、浄化槽ケ
ーシング21は筒状体であり、浄化槽内において担持材
料22が均一かつ安定に撹拌・混合されるためには、ケ
ーシング21の内部形状は、例えば、円筒状のものが好
ましいが、これに限定されるものではなく、例えば、多
角形状或いは浄化槽全体が球状のものであっても良い。
図6に示したケーシング21は、内部形状が円筒状のも
のを横に配置し、水平にしたもので、筒状体の一方の端
面側部に循環浴水の流入部24が設けられ他方の端面上
部にメッシュ26が設けられている。循環浴水は、当該
浴水流入部23を通過することにより、円筒部の接線方
向に流入する。それに伴い、浄化槽内の微生物の担持材
料22は、流入した浴水流に乗って撹拌・混合される。
なお、流入浴水の線速を大きくするために、浴水導入部
23の内径の一部がその前後の内径よりも小さくなって
いても良い。
【0045】浄化槽ケーシング21内に流入した浴水
は、浄化槽円筒側部に設けられた浴水メッシュ26から
排出される一方、浴水及び担持材料22は、浄化槽内部
で円周Rs方向に旋回しながら移動する。図3に示した
浄化槽形状に比べ、図6に示した浄化槽は、浄化槽ケー
シング21内の浴水の循環半径が比較的小さいこと、お
よび、円周方向に安定した循環流が形成されるため、水
に浮きやすい低比重担持材料でも撹拌・混合効率が高ま
る。
【0046】なお、担持材料22は、湿潤時に比重が水
の比重に近似した発泡体、繊維成形品等であり、水より
やや重い場合は、低流速でも均一な混合が容易となり、
水より軽い場合は、充填量を増やして、混合密度を高め
ることにより均一な混合を維持することができる。
【0047】以上述べた、本発明による浴水循環浄化槽
のいずれの場合においても、浴水中の汚濁成分は、浄化
槽内に流入するたびに担持材料22に付着している微生
物と接触し、微生物が持つ有機物質分解作用により分解
される。一方、微生物分解を受けない不溶性汚濁成分
は、担持材料が撹拌・混合を受ける過程で排出部27か
ら浄化槽外に排出されるため、浄化槽内に蓄積すること
はない。また、循環浄化装置の系内を循環している浴水
全てが、当該浄化槽に流入する必要はなく、流入浴水流
量は、浄化槽内の担持材料を最も均一かつ安定して撹拌
・混合させる流量に設定する方が望ましい。当該適正流
量は、浄化槽内容積及び形状,用いる担持材料の比重・
形状・大きさ等に依存する。従って、図1に示すように
循環系の一部にバイパス(第3の送水管14)を必要に
応じて設け、浄化槽への流入浴水流量を調整することが
望ましい。
【0048】所定の浄化性能を維持しつつ、浄化装置の
小型化・軽量化を図るためには、浄化槽内に存在する担
持材料22の量を増やすことが効果的である。しかし、
浄化槽内に過剰量の担持材料が存在すると、浄化槽内で
担持材料を均一かつ安定に撹拌・混合することが困難に
なるため、担持材料の適正な充填量を見極めることが必
要である。ちなみに、図2に示した浄化槽における担持
材料22の上限は約80%、図6に示した浄化槽のそれ
は約60%であった。但し、これらの上限値は流入浴水
流量及び流速,浄化槽内容積及び形状,担持材料の比重
・形状・大きさ等に依存するため、各々の組み合わせに
ついて適正な担持材料使用量を決定しておくことが重要
である。また、以上においては、浄化槽単体について述
べたが、単体であることが条件となるものではなく、直
列又は並列に複数設置してもよい。
【0049】実施例1 浴水循環浄化システムの生物浄化槽として、図2に示す
縦型円筒形状の浄化槽を用いて浴水の浄化性能を検定し
た。浄化槽の実効内容積は約1リットルである。微生物
担持材料は、イオン交換処理セルロース粒子(バイオマ
テリアル(株)製 粒子径:約5mm)を30g用いた。
浴水は全量で200リットル、生物浄化槽への流入浴水
流量は毎分5リットルとした。浴水の水質状態を示す指
標として、濁度及び280nmにおける吸光度を用いた。
疑似汚濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加し
て水質の日差及び日内変動を観察した結果(図7および
図8)、いずれも良好な浄化性能を示した。また、浄化
槽内部での汚濁物質の蓄積は観られなかった。臭いの発
生程度もごく僅かであった。
【0050】実施例2 浴水循環浄化システムの生物浄化槽として、図6に示す
横型円筒形状の浄化槽を用いて浴水の浄化性能を検定し
た。浄化槽の実効内容積は約0.8リットルである。微
生物担持材料は、イオン交換処理セルロース粒子(粒子
径:約5mm)を25g用いた。浴水は全量で200リッ
トル、生物浄化槽への流入浴水流量は毎分5リットルと
した。なお、循環浴水には気泡を混入させたため、微生
物担持材料の湿潤時の見かけ比重は、水のそれより小さ
い。浴水の水質状態を示す指標としては、同じく濁度及
び280nmにおける吸光度を用いた。疑似汚濁物質とし
て毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質の日差及び
日内変動を観察した結果(図9および図10)、いずれ
も良好な浄化性能を示した。また、浄化槽内部での汚濁
物質の蓄積は観られなかった。臭いの発生程度もごく僅
かであった。
【0051】比較例 浴水循環浄化システムの生物浄化槽として、図13に示
す形状の従来の浄化槽を用いて、浴水の浄化性能を検定
した。浄化槽の実効内容積は約3リットルである。微生
物担持材料はアサヒライト1.7kg、麦飯石0.6kg(い
ずれも粒子径:約7mm)を用いた。浴水は全量で200
リットル、生物浄化槽への流入浴水流量は毎分20リッ
トルとした。浴水の水質状態を示す指標として、濁度及
び280nmにおける吸光度を用いた。疑似汚濁物質とし
て毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質の日差及び
日内変動を観察した結果(図11および図12)、水質
はいずれも良好であったが、浄化槽内部に汚濁物質の蓄
積が観られ、実施例1および2に比較して臭いの程度が
高い結果であった。
【0052】以上の結果から、浄化槽内の微生物担持材
料を常時浴水で撹拌・混合することにより、比較例に比
べて少量の担持材料で同等の浄化性能を発揮することが
可能になったばかりでなく、浄化槽内部での汚濁物質の
蓄積および臭い発生を低減することが可能となった。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明は、浴槽内の浴水を吸入
する浴水吸入部と、該浴水吸入部を介して前記浴水を浴
水循環浄化槽に供給するポンプと、前記浴水循環浄化槽
に供給された前記浴水とともに粒状の浄化微生物担持材
料を前記浴水循環浄化槽内で循環させる前記浴水循環浄
化槽と、該浴水循環浄化槽から流出した前記浴水を前記
浴槽に排出する送水管からなるもので、担持材料を浄化
槽内に高密度充填した時でも安定な混合状態が得られ、
担持材料が回転しながら混合される度合が高まるため、
担持材料表面の微生物層と汚濁成分との接触効率が向上
し、浴水の高洗浄効果が得られる。
【0054】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記浴水吸入部を介して前記浴水循環浄化槽に送給
される前記浴水の一部又は全部を前記浴槽に戻す送水管
を有するもので、この送水管に浴水をバイパスさせるこ
とにより、浴水の流速を調整することができる。
【0055】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記ポンプを通る送水管に外気を導入する外
気導入手段を設けたもので、循環系の溶在酸素を高める
とともに、担持材料の混合効率を高めることができる。
【0056】請求項4の発明は、浴水の流入部及び排出
部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化槽ケーシングに
収容された有機物質を分解する微生物を固定化する担持
材料とからなり、該担持材料は、前記浴水内において該
浴水と略同じ比重を有する粒状体であり、該粒状体が前
記浴水流入部より供給される浴水と共に前記浄化槽ケー
シング内で循環されて前記排出部より排出されるように
したもので、担持材料を浄化槽内に高密度充填した時で
も安定な混合状態が得られ、担持材料が回転しながら混
合される度合が高まるため、担持材料表面の微生物層と
汚濁成分との接触効率が向上し、浴水の高洗浄効果が得
られる。
【0057】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、浴水が前記浄化槽ケーシング内で前記担持材料と共
に上下方向に循環するようにしたもので、担持材料表面
の微生物層と汚濁成分との接触効率が向上し、浴水の高
い洗浄効果が得られる。
【0058】請求項6の発明は、請求項4の発明におい
て、浴水が前記浄化槽ケーシング内で前記担持材料と共
に螺旋状に流動するようにしたもので、担持材料表面の
微生物層と汚濁成分との接触効率が向上し、浴水の高い
洗浄効果が得られる。
【0059】請求項7の発明は、請求項4乃至6の発明
において、前記浄化槽ケーシングの上部に前記担持材料
の通過を阻止するメッシュを有する中間壁を設けたもの
で、担持材料が流出することなく浄化槽ケーシング内で
効率よく循環できる。
【0060】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記中間壁を上部に凸状とし、その最上部に前記メ
ッシュを設けたもので、浄化槽ケーシング内に空気が溜
らないようにし、担持材料表面の微生物層と汚濁成分と
の接触効率を更に向上させ、より高い洗浄効果が得られ
る。
【0061】請求項9の発明は、請求項4乃至8の発明
において、前記浄化槽ケーシングを、該ケーシング内に
浴水が導入された時に所期の形状に膨大する柔軟材で構
成したもので、非使用時、浄化槽を袋状に平にして保管
することができ、保管スペースを節約できる。更には、
担持材料に微生物を付着させた状態で冷蔵庫内等に保管
しておくことができ、使用時の立上りを早くすることが
できる。
【0062】請求項10の発明は、軸方向が鉛直な筒状
体で、底部の中心から離間した位置に配設され、前記軸
と平行な方向に前記浴水を流入する流入部,筒頂部に配
設され、前記浴水を排出する排出部を有する浄化槽ケー
シングと、該浄化槽ケーシング内に収容され、前記浴水
内において該浴水と略同じ比重を有する粒状体とからな
り、前記浄化槽ケーシング内に流入した前記浴水および
前記担持材料が上下方向に循環しながら前記浴水を流出
するようにしたもので、担持材料表面の微生物層と汚濁
成分との接触効率が向上し、浴水の高い洗浄効果が得ら
れる。
【0063】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記浄化槽ケーシングの下部側壁に、前記担持
材料を前記浴水導入部へ向けて流動させるための浴水導
入部を有するもので、担持材料表面の微生物層と汚濁成
分との接触効率が向上し、浴水の高い洗浄効果が得られ
る。
【0064】請求項12の発明は、軸方向が鉛直な筒状
体で、下部側壁に前記浴水が該側壁内に沿って流入する
ように配設された流入部,筒頂部に配設され、前記浴水
を排出する排出部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化
槽ケーシング内に収容され、前記浴水内において該浴水
と略同じ比重を有する微生物を固定化する担持材料とか
らなり、前記流入部から浄化槽ケーシング内に流入した
前記浴水および前記担持材料が旋回しながら前記流出部
から流出するようにしたもので、担持材料表面の微生物
層と汚濁成分との接触効率が向上し、浴水の高い洗浄効
果が得られる。
【0065】請求項13の発明は、軸方向が鉛直な筒状
体で、底部の中心に配設され、前記軸と平行な方向に前
記浴水を流入する流入部,筒頂部に配設され、前記浴水
を排出する排出部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化
槽ケーシング内に収容され、前記浴水内において該浴水
と略同じ比重を有する粒状体とからなり、前記浄化槽ケ
ーシング内に流入した前記浴水および前記担持材料が上
下方向に循環しながら前記浴水を流出するようにしたも
ので、担持材料表面の微生物層と汚濁成分との接触効率
が向上し、浴水の高い洗浄効果が得られるようになる。
【0066】請求項14の発明は、請求項10又は13
の発明において、前記筒状体の底部の浴水導入部が最下
位となるような凹面としたもので、滞留担持体をなく
し、より効果的に担持材料表面の微生物層と汚濁成分と
を接触させ、浴水の高い洗浄効果が得られる。
【0067】請求項15の発明は、軸方向が水平な筒状
体で、一端面近傍の筒壁に該筒壁に沿って前記浴水を流
入する流入部、および他端面近傍の筒壁上面より前記浴
水を排出する排出部とからなる浄化槽ケーシングと、該
浄化槽ケーシング内に収容され、前記浴水と近似した比
重の粒状体で微生物を固定化する担持材料とからなり、
前記浴水および前記担持材料が浄化槽ケーシング内で前
記軸まわりに旋回しながら流動するようにしたもので、
担持材料表面の微生物層と汚濁成分との接触効率が向上
し、浴水の高い洗浄効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による浴水循環浄化装置の実施の形態
を説明するための図である。
【図2】 本発明による浴水循環浄化槽の実施の形態を
説明するための図である。
【図3】 本発明による浴水循環浄化槽の実施の形態を
説明するための図である。
【図4】 本発明による浴水循環浄化槽の実施の形態の
他の例を説明するための図である。
【図5】 本発明による浴水循環浄化槽の実施の形態の
更に他の例を説明するための図である。
【図6】 本発明による浴水循環浄化槽の実施の形態の
更に他の例を説明するための図である。
【図7】 本発明による浴水循環浄化槽に対し、疑似汚
濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質
の日差変動を観察した結果を示す図である。
【図8】 本発明による浴水循環浄化槽に対し、疑似汚
濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質
の日内変動を観察した結果を示す図である。
【図9】 本発明による浴水循環浄化槽に対し、疑似汚
濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質
の日差変動を観察した結果を示す図である。
【図10】 本発明による浴水循環浄化槽に対し、疑似
汚濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加して水
質の日内変動を観察した結果を示す図である。
【図11】 従来による浴水循環浄化槽に対し、疑似汚
濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質
の日差変動を観察した結果を示す図である。
【図12】 従来による浴水循環浄化槽に対し、疑似汚
濁物質として毎日2gのペプトンを浴水に添加して水質
の日内変動を観察した結果を示す図である。
【図13】 従来の機械的撹拌機構を付加した浄化槽を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…浴槽、2…第1の送水管、3…浴水、4…浴水の吸
入口、5…ポンプ、6…浴水循環式生物浄化槽、7…フ
ィルタ、8…空気導入口、9…浄化微生物の担持材料、
10…第2の送水管、11…吹き出し口、12…ヒー
タ、13…三方切替弁、14…第3の送水管、21,3
1…浄化槽ケーシング、22…微生物の担持材料、23
…底部、24…流入部、25…中間壁、26…メッシ
ュ、27…排出部、28…浴水導入部、29…円錐部、
31a…浴水流入部、31b…浴水排出口、32…担持
材料、33…撹拌部、34…モータ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の浴水を吸入する浴水吸入部と、
    該浴水吸入部を介して前記浴水を浴水循環浄化槽に供給
    するポンプと、前記浴水循環浄化槽に供給された前記浴
    水とともに粒状の浄化微生物担持材料を前記浴水循環浄
    化槽内で循環させる前記浴水循環浄化槽と、該浴水循環
    浄化槽から流出した前記浴水を前記浴槽に排出する送水
    管とからなることを特徴とする浴水循環浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記浴水吸入部を介して前記浴水循環浄
    化槽に送給される前記浴水の一部又は全部を前記浴槽に
    戻す送水管を有することを特徴とする請求項1に記載の
    浴水循環浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプを通る送水管に外気を導入す
    る外気導入手段を有することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の浴水循環浄化装置。
  4. 【請求項4】 浴水の流入部及び排出部を有する浄化槽
    ケーシングと、該浄化槽ケーシングに収容された有機物
    質を分解する微生物を固定化する担持材料とからなり、
    該担持材料は、前記浴水内において該浴水と略同じ比重
    を有する粒状体であり、該粒状体が前記浴水流入部より
    供給される浴水と共に前記浄化槽ケーシング内で循環さ
    れて前記排出部より排出されることを特徴とする浴水循
    環浄化槽。
  5. 【請求項5】 浴水が前記浄化槽ケーシング内で前記担
    持材料と共に上下方向に循環するようにしたことを特徴
    とする請求項4に記載の浴水循環浄化槽。
  6. 【請求項6】 浴水が前記浄化槽ケーシング内で前記担
    持材料と共に螺旋状に流動するようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載の浴水循環浄化槽。
  7. 【請求項7】 前記浄化槽ケーシングの上部に前記担持
    材料の通過を阻止するメッシュを有する中間壁を有する
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の浴
    水循環浄化槽。
  8. 【請求項8】 前記中間壁を上部に凸状とし、その最上
    部に前記メッシュを設けたことを特徴とする請求項7に
    記載の浴水循環浄化槽。
  9. 【請求項9】 前記浄化槽ケーシングを、該ケーシング
    内に浴水が導入された時に所期の形状に膨大する柔軟材
    で構成されていることを特徴とする請求項4乃至8のい
    ずれかに記載の浴水循環浄化槽。
  10. 【請求項10】 軸方向が鉛直な筒状体で、底部の中心
    から離間した位置に配設され、前記軸と平行な方向に前
    記浴水を流入する流入部,筒頂部に配設され、前記浴水
    を排出する排出部を有する浄化槽ケーシングと、該浄化
    槽ケーシング内に収容され、前記浴水内において該浴水
    と略同じ比重を有する粒状体とからなり、前記浄化槽ケ
    ーシング内に流入した前記浴水および前記担持材料が上
    下方向に循環しながら前記浴水を流出することを特徴と
    する浴水循環浄化槽。
  11. 【請求項11】 前記浄化槽ケーシングの下部側壁に、
    前記担持材料を前記浴水導入部へ向けて流動させるため
    の浴水導入部を有することを特徴とする請求項10に記
    載の浴水循環浄化槽。
  12. 【請求項12】 軸方向が鉛直な筒状体で、下部側壁に
    前記浴水が該側壁内に沿って流入するように配設された
    流入部,筒頂部に配設され、前記浴水を排出する排出部
    を有する浄化槽ケーシングと、該浄化槽ケーシング内に
    収容され、前記浴水内において該浴水と略同じ比重を有
    する微生物を固定化する担持材料とからなり、前記流入
    部から浄化槽ケーシング内に流入した前記浴水および前
    記担持材料が旋回しながら前記流出部から流出すること
    を特徴とする浴水循環浄化槽。
  13. 【請求項13】 軸方向が鉛直な筒状体で、底部の中心
    に配設され、前記軸と平行な方向に前記浴水を流入する
    流入部,筒頂部に配設され、前記浴水を排出する排出部
    を有する浄化槽ケーシングと、該浄化槽ケーシング内に
    収容され、前記浴水内において該浴水と略同じ比重を有
    する粒状体とからなり、前記浄化槽ケーシング内に流入
    した前記浴水および前記担持材料が上下方向に循環しな
    がら前記浴水を流出することを特徴とする浴水循環浄化
    槽。
  14. 【請求項14】 前記筒状体の底部の浴水導入部が最下
    位となるような凹面であることを特徴とする請求項10
    又は13に記載の浴水循環浄化槽。
  15. 【請求項15】 軸方向が水平な筒状体で、一端面近傍
    の筒壁に該筒壁に沿って前記浴水を流入する流入部、お
    よび他端面近傍の筒壁上面より前記浴水を排出する排出
    部とからなる浄化槽ケーシングと、該浄化槽ケーシング
    内に収容され、前記浴水と近似した比重の粒状体で微生
    物を固定化する担持材料とからなり、前記浴水および前
    記担持材料が浄化槽ケーシング内で前記軸まわりに旋回
    しながら流動することを特徴とする浴水循環浄化槽。
JP8264048A 1995-10-06 1996-10-04 浴水循環浄化装置および浴水循環浄化槽 Pending JPH09155375A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105712473A (zh) * 2016-05-04 2016-06-29 四川格瑞斯环境科技有限公司 一种新型高效生物转盘
CN109173407A (zh) * 2018-08-21 2019-01-11 贵州钢绳股份有限公司 一种拉丝机循环水过滤方法及其装置

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