JPH09155710A - 蒸気止め弁の摺合わせ装置 - Google Patents

蒸気止め弁の摺合わせ装置

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Publication number
JPH09155710A
JPH09155710A JP21017396A JP21017396A JPH09155710A JP H09155710 A JPH09155710 A JP H09155710A JP 21017396 A JP21017396 A JP 21017396A JP 21017396 A JP21017396 A JP 21017396A JP H09155710 A JPH09155710 A JP H09155710A
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JP
Japan
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gear
valve rod
valve
back seat
guide piece
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Pending
Application number
JP21017396A
Other languages
English (en)
Inventor
Morio Ikeda
守男 池田
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NISHI NIPPON PLANT KOGYO KK
Original Assignee
NISHI NIPPON PLANT KOGYO KK
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックシートの摺合わせ作業を省力化して、
作業時間及び労力の軽減を図ったバックシート摺合わせ
装置を提供する。 【解決手段】 蒸気止め弁の弁棒4のバックシート6
と、ボンネット3のバックシート座3aとを密接させる
ための摺合わせ装置1において、ボンネット3側の基盤
フレーム2に設けた動力源5の出力軸に設けられた第1
の歯車7と、これに噛合する第2の歯車8と、これに一
体的に設けられた弁棒4を同一支軸にして回動するロー
ラ11と、基盤フレーム2側に固設され上下方向に波形
を有する輪状のカム12と、第2の歯車8にその一端を
載置されて回転し、ローラ11がカム12に倣って回動
することによって上下動する弁棒取り付けフレーム10
と、これに装着された上下に調節可能な弁棒作動フレー
ム19と、これに連結されて回転かつ上下動する弁棒4
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力発電所等の蒸
気配管設備等に使用される蒸気止め弁のバックシートの
面摺合わせ作業や、案内片のパッキン面の摺合わせ作業
を省力化するための摺合わせ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電所や原子力発電所等では、配管
系統の各所に蒸気止め弁が使用されている。これらのう
ち、本装置にてバックシート摺合わせ作業を行おうとす
る弁の概略の構造を図8に示す。当該蒸気止め弁50は
主にケーシング51、蒸気入口管52、蒸気出口管5
3、上部(1次側)弁機構54、下部(2次側)弁機構
55で構成されている。上記上部弁機構54は、主にボ
ンネット3、弁体57、弁棒4及び下部弁機構55と共
用する弁座59で構成されている。
【0003】さらに、この弁棒4とボンネット3の間に
は弁棒4とボンネット3に設けられたブッシュ60の隙
間からの蒸気漏れを防止するためのシール機構が設けら
れている。このシール機構はボンネット3に設けられた
バックシート座3bと弁棒4に設けられたバックシート
6により構成される。
【0004】前記弁棒4は、クロスヘッド63、レバー
64を介して図示しない油圧シリンダーで駆動されるよ
うになっており、弁体57を弁座59に対して開閉する
ことにより蒸気を入口側から出口側へ導くための一次弁
となっている。
【0005】ところで、前記バックシート6とバックシ
ート座3bは、表面を窒化処理した硬質膜で形成されて
おり、弁体57を上昇させて全開したときに密接する
が、長期間使用する間に、バックシート6とバックシー
ト座3b表面に酸化スケール等が付着し、バルブ全開時
に両者を密接させたときに隙間が生じて蒸気が漏れ、配
管が過熱する虞れが生ずる。そこで、バックシート6と
バックシート座3bの表面に付着した酸化スケールを除
去する作業が、定期的に行われる。この酸化スケールの
除去作業は、前記バックシート6とバックシート座3b
とを摺合わせることにより行われる。
【0006】そして、特に、バックシートに付着した酸
化スケール除去作業は、従来、図9に示すように、ボン
ネット3を反転し、仮置架台25に設定し、この反転さ
れたボンネット3の上方に設けられた弁棒吊り上げ装置
66に設けたスプリング等の伸縮材67を利用してボン
ネット3のバックシート座3bに弁棒4のバックシート
6を摺合わせることによって行っていた。
【0007】しかしながら、前記従来の方法による摺合
わせ作業においては、2名の作業者を要し、しかも、1
個のバックシート6の摺合わせを行う作業に12時間程
度の時間を費やし、作業者のかなりの労力を必要とする
重労働でもあった。
【0008】また、蒸気止め弁においては、上述したよ
うなバックシート座とバックシートとの間の摺合わせ作
業の他に、案内片と案内片パッキン面との間の摺合わせ
作業も行なう必要がある。図10は、案内片と案内片パ
ッキン面との間の摺合わせ作業を行おうとする蒸気止め
弁の概略の構造を示す断面図である。蒸気止め弁68
は、主にケーシング69、蒸気入口管70、蒸気出口管
71、上部(1次側)弁機構72、下部(2次側)弁機
構73で構成されている。
【0009】上記上部弁機構72は、主にボンネット7
4、弁体75、弁棒76及び下部弁機構73と共用する
弁座77で構成されている。弁棒76とボンネット74
の間には弁棒76とボンネット74に設けられたブッシ
ュ78の隙間からの蒸気漏れを防止するためのシール機
構が設けられている。このシール機構はボンネット74
に設けられたバックシート座74bと弁棒76に設けら
れたバックシート79により構成される。前記弁棒76
は、クロスヘッド80、レバー(図示せず)を介して油
圧シリンダー(図示せず)で駆動されるようになってお
り、弁体75を弁座77に対して開閉することにより蒸
気を入口側から出口側へ導くための一次弁となってい
る。
【0010】また、上記下部弁機構73は、主に弁体8
1、弁棒82、円筒状の案内片83で構成されている。
弁棒82と案内片83との間には、蒸気漏れを防止する
ためのシール機構が設けられている。このシール機構
は、案内片83に設けられたバックシート座83bと弁
棒82に設けられたバックシート84により構成され
る。
【0011】案内片83の基端側には径大部83cが形
成され、この径大部83cに形成された段部85の水平
部分である案内片パッキン面87が、軟鋼パッキン(図
示せず)を介して、ケーシング69の下端部の弁箱片8
6に形成された浅い円形の凹部86aの接触面86bに
圧接される。円形の凹部86aは、案内片83の径大部
83cの外径に対応した直径を有している。
【0012】前記弁箱片86は、ケーシング69の下端
部の一部を構成しており、長期間使用する間に、案内片
パッキン面87に酸化スケール等が付着して案内片パッ
キン面87とパッキンとの隙間が生じ、蒸気がこの隙間
を通って蒸気止め弁の外部に漏れて危険が生ずる虞れが
ある。そこで、案内片83の案内片パッキン面87に付
着した酸化スケールを除去するとともに摺合わせを行な
う作業が、定期的に行われる。
【0013】そして、案内片パッキン面87に付着した
酸化スケール除去作業及び摺合わせ作業は、従来、図1
1に示すように、案内片83を反転し、この反転された
案内片83の上方から、サンドペーパが貼り付けられた
定盤88を案内片パッキン面87に摺合わせることによ
って行っていた。図12に示すように、環状の定盤88
の一方の側面に放射状に複数のサンドペーパ89が貼り
付けられ、他方の側面には、把手90が取り付けられて
いる。
【0014】従来の案内片摺合わせ手順の詳細を以下に
示す。
【0015】(i) 案内片83のスケールを取る。
【0016】(ii) 案内片摺合わせ用定盤88の下
面に#80のサンドペーパ89を貼る。
【0017】(iii) 図13に示すように、サンド
ペーパ面を案内片83に当て、把手90を手で持って矢
印方向に往復回転させる。
【0018】(iv) サンドペーパ89を取り替え
る。
【0019】(v) 手順(ii)〜(iv)を2〜3
回繰り返す。
【0020】(vi) サンドペーパ89を剥がす。
【0021】(vii) 定盤88を洗浄し、赤ペンキ
を塗る。
【0022】(viii) 定盤88を案内片83に当
て、当たりのチェックをする。
【0023】(ix) 当たりが出ていなければ、手順
(ii)〜(iv)を繰り返し、再度当たりチェックを
行なう。当たりが出ている場合には、#200のサンド
ペーパを使用して、仕上げの当たり出しを、手順(i
i)〜(viii)と同様な手順で行なう。
【0024】また、案内片83と弁箱片86の摺合わせ
を行なう作業は、図14に示すように、案内片摺合わせ
作業で使用した定盤88と同じものを使用し、弁箱片8
6の接触面96bを研磨する。
【0025】この案内片摺合わせ手順の詳細も、上記の
案内片摺合わせ手順(i)〜(ix)と同様である。
【0026】なお、定盤88の内径D1は、案内片83
の段部85の小径部分の直径d1よりも僅かに大きくさ
れ、定盤87の外形D2は、案内片83の段部85の大
径部分の直径d2よりも大きく、且つ、弁箱片86の接
触面96bの外形d3よりも僅かに小さくされている。
【0027】また更に、図15に示すように、案内片8
3に設けられたバックシート座83bと,弁棒82に設
けられたバックシート84との間の摺合わせ作業も行な
う必要がある。
【0028】前記従来の方法による案内片の摺合わせ作
業においては、2名の作業者を要し、しかも作業が非常
に煩雑であるため、1個の案内片83の摺合わせを行う
作業に16時間程度の時間を費やしていた。また、摺合
わせ作業に使用する定盤88は小さなものでも10kg
程度であり、作業者のかなりの労力を必要とする重労働
でもあった。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑み、バックシートや案内片の摺合わせ作業を省力
化して、作業時間の短縮を図るとともに、作業者の労力
の軽減を図り、省人化を図れる摺合わせ装置を提供する
ことを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、蒸気止め弁の
弁棒に形成されたバックシートと、バックシート座とを
密接させるための蒸気止め弁の摺合わせ装置であって、
前記バックシート座を保持する基盤フレームに設けた動
力源と、この動力源の出力軸に設けられた第1の歯車
と、この第1の歯車に噛合する第2の歯車と、この第2
の歯車に一体的に設けられ水平軸を支軸にして回動する
ローラと、前記基盤フレーム側に固設され、上下方向に
波形を有する水平に置かれた輪状のカムと、前記第2の
歯車にその一端を載置されて回転し、かつ、前記ローラ
が前記カムに倣って回動することによって上下動する弁
棒取り付けフレームと、この弁棒取り付けフレームに装
着された上下に調節可能な弁棒作動フレームと、この弁
棒作動フレームに連結されて回転かつ上下動する前記弁
棒とを備えたことを特徴とする。
【0031】本発明においては、基盤フレームに設けた
動力源の駆動によって、この動力源の出力軸に設けられ
た第1の歯車、この歯車に噛合する第2の歯車が回転し
て、この第2の歯車に一体的に設けられたローラが回動
すると、上下方向に波形を有する輪状のカムを介して、
前記第2の歯車にその一端を載置された弁棒取り付けフ
レームが上下動しながら回転し、この弁棒取り付けフレ
ームに装着された弁棒作動フレームと、この弁棒作動フ
レームに連結された弁棒が上下動しながら回転して、バ
ックシートの面摺合わせ動作を行う。
【0032】また、本発明は、蒸気止め弁の弁棒のバッ
クシートと、前記弁棒を摺動自在に支持する案内片のバ
ックシート座とを密接させるための蒸気止め弁の摺合わ
せ装置であって、前記案内片を保持する案内片支持治具
と、前記案内片支持治具が取り付けられた枠体に共通に
設けた動力源と、この動力源の出力軸に設けられた第1
の歯車と、この第1の歯車に噛合する第2の歯車と、こ
の第2の歯車に一体的に設けられ、水平軸を支軸として
回動するローラと、前記枠体側に固設され、上下方向に
波形を有する水平に置かれた輪状のカムと、前記第2の
歯車にその一端が固定され、その他端が前記弁棒を保持
し、かつ、前記ローラが前記カムに倣って回動すること
によって上下動する弁棒クランプとを備えたことを特徴
とする。また本発明は、前記第2の歯車にその一端が固
定され、その他端が加工定盤を支持し、かつ、前記ロー
ラが前記カムに倣って回動することによって上下動する
定盤支持アームと、この定盤支持アームの他端において
上下方向に移動可能に且つ揺動自在に支持され、前記案
内片のパッキン面に当接する前記加工定盤とを更に備え
たことを特徴とする。
【0033】本発明においては、案内片支持治具が取り
付けられた枠体に共通に設けた動力源の駆動によって、
この動力源の出力軸に設けられた第1の歯車、この歯車
に噛合する第2の歯車が回転して、この第2の歯車に一
体的に設けられたローラが回動すると、上下方向に波形
を有する輪状のカムを介して、前記第2の歯車にその一
端が固定され、その他端が前記弁棒を保持する弁棒クラ
ンプが上下動しながら回転し、この弁棒クランプに装着
された弁棒が上下動しながら回転して、バックシートの
面摺合わせ動作を行う。
【0034】また、これと同時に、第2の歯車の回転が
定盤支持アームを介して加工定盤に伝達される。このと
き、ローラが前記カムに倣って回動することによって定
盤支持アームが上下動するが、加工定盤は定盤支持アー
ムの他端において上下方向に移動可能に支持されている
ので、加工定盤自体が上下動することはない。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
例に基づいて具体的に詳しく説明する。図1は、本発明
の一実施例を示す摺合わせ装置の正面図である。図に示
すように、摺合わせ装置1は、仮置架台25に設置され
反転されたボンネット3に固定された基盤フレーム2、
このフレームに装着されたモータ5、弁棒4等で構成さ
れている。
【0036】前記ボンネット3の挿通孔3aと弁棒4の
間には弁棒4とボンネット3に設けられたブッシュの隙
間からの蒸気漏れを防止するためのシール機構が設けら
れている。このシール機構は、ボンネット3に設けられ
たバックシート座3bと弁棒4に設けられたバックシー
ト6により構成される。また、前記モータ5は、摺合わ
せ作業を実施するための動力源となるもので、本実施例
においては、ウォームギアードモータが使用されてい
る。このモータ5から垂直方向に突設された出力軸に
は、大きな歯厚の歯車7が水平状に設けられ、この歯車
7には、前記弁棒4を回転駆動させるための歯車8が噛
合され、さらに、この歯車8の内側には、この歯車8の
動作を前記弁棒4に伝達させるための弁棒作動ブラケッ
ト受9aが設けられている。この弁棒作動ブラケット9
は、前記弁棒4と歯車8の芯ズレを逃がすために、歯車
8内部の凹形状に形成された部分(弁棒作動ブラケット
受9a)に嵌め込まれただけの構造となっている。そし
て、この弁棒作動ブラケット9には、弁棒取り付けフレ
ーム10が一体的に設けられている。
【0037】また、前記歯車8には、水平軸を支軸にし
たローラ11が装着され、このローラ11は、水平面板
の上に設けられたカム12に載置されている。このカム
12は水平に置かれ、表面は波形状に加工されており、
弁棒4周りに輪状に設けられている。そして、前記ロー
ラ11がこのカム12表面の波形に倣って回動すること
によって、歯車8が回転すると同時に前記ローラ11が
このカム12表面の波形に倣って回動することにより、
弁棒作動ブラケット9及び弁棒取り付けフレーム10を
介し、前記弁棒4が上下しながら回転するようになって
いる。なお、弁棒4の上下動ストロークは、カム12の
山と谷部の高さの範囲で調整することが可能である。
【0038】従って、前記歯車7が回転することによっ
て、歯車8及び弁棒4は、上下動し、且つ回動するの
で、前記バックシート6とバックシート座3bは摺合わ
せ動作が行え、また、歯車7は、前述のように、歯厚の
厚いものが使用されているものである。
【0039】前記歯車8は、ローラ11を介してカム1
2に載置されているだけの構造であるため、この歯車8
にはラジアル方向の振動力が働く。そこで、この歯車8
のラジアル方向の振れを防止するために、スリーブ13
を歯車8側に設け、また、ストッパー14を前記カム1
2側に設けている。
【0040】前記カム12の設けられた水平フレーム1
5の内側には開口部15aが形成され、この開口部15
aと前記弁棒取り付けフレーム10の間隙部に、芯出し
治具16が設けられている。また、前記基盤フレーム2
にはフレーム17が固設されており、このフレーム17
には前記水平フレーム15が水平動可能に載置されてい
る。そして、水平フレーム15の端部に固設されたブラ
ケットを介してカム芯出し用ボルト18が、フレーム1
7の側壁に当椄するように設けられている。この芯出し
治具16、及び、カム芯出し用ボルト18は、前記歯車
8と弁棒4との著しい芯ズレを修正するために設けられ
たものであり、芯出し治具16は、芯出し作業完了後に
は取り外されるようになっている。
【0041】前記弁棒取り付けフレーム10の内部に
は、この弁棒取り付けフレーム10に固設されたフレー
ム10a、前記弁棒4の上下動ストロークを調整するた
めの弁棒作動フレーム19、弁棒作動フレーム調整ボル
ト20、弁棒作動フレーム取付ボルト21、弁棒作動フ
レーム調整スリーブ22、弁棒作動フレーム調整ボルト
23、及び、弁棒クランプ24が設けられており、この
弁棒クランプ24は、弁棒作動フレーム調整ボルト2
3、弁棒作動フレーム調整スリーブ22、及び、弁棒作
動フレーム19、弁棒作動フレーム取付ボルト21を介
して、弁棒作動フレーム調整ボルト20に連結されてい
る。
【0042】以上のように構成された本発明の一実施例
に係る摺合わせ装置1において、モータ5を駆動させて
歯車7を回転させると、歯車8が回転し、ローラ11が
波形の面を有するカム12の上を回動する。このローラ
11が上下動しながら回動することによって、弁棒作動
ブラケット9、及び、弁棒取り付けフレーム10を介し
て、弁棒4が上下動しながら回転し、ボンネット3のバ
ックシート座3bと弁棒4の間でバックシート6とバッ
クシート座3bの摺合わせ作業が行われる。
【0043】次に、本装置を使用して弁棒の摺合わせ作
業を行う要領について説明する。
【0044】(1)弁棒作動フレーム調整ボルト20、
弁棒作動フレーム調整ボルト23、弁棒作動フレーム調
整スリーブ22、及び、弁棒作動フレーム取付ボルト2
1を調整して、ローラ11がカム12の谷の位置にある
とき、弁棒作動ブラケット9と弁棒作動ブラケット受9
aの隙間が適当な寸法になるようにセットし、ボンネッ
ト3側のバックシート座3bと弁棒4側のバックシート
6にコンパウンドを塗布する。
【0045】(2)芯出し治具16、及び、カム芯出し
用ボルト18を調整して、上下作動させるためのカム1
2の芯出し作業を行う。
【0046】(3)図2及び図3に示すように、ローラ
11が、カム12の谷部の位置にあるとき、歯車8に設
けられた弁棒作動ブラケット9の受座9aとこのブラケ
ット9の隙間が1〜2mmになるように、弁棒作動フレ
ーム調整ボルト23と20によって隙間を調整する。こ
こで弁棒ストロークeと弁棒駆動歯車ストロークEとの
関係はe<Eである。ストロークEは上下作動カム12
により決定され、ストロークeは弁棒作動フレーム調整
ボルト20、弁棒作動フレーム調整スリーブ22、弁棒
作動調整ボルト23により調整、決定される。
【0047】(4)モータ5を駆動させる。
【0048】以上のような簡単な操作により、モータ5
が駆動すると、歯車7、歯車8、弁棒作動ブラケット
9、弁棒取り付けフレーム10、及び、弁棒クランプ2
4を介して、弁棒4が上下動しながら回転し、バックシ
ート6とバックシート座3bの間で摺合わせ動作が行わ
れる。
【0049】なお、図示しない動作盤にタイマーを装備
し、任意の設定時間後に自動停止させることによって、
バックシートのコンパウンド切れによるかじり傷の発生
を防止することも可能である。
【0050】次に、本発明の摺合わせ装置の第2の実施
例について説明する。第2の実施例は、バックシートと
バックシート座との間の摺合わせと、バックシートと、
弁棒を摺動自在に支持する案内片のバックシート座との
間の摺合わせを同時に行なうものである。
【0051】図4は、第2の実施例の摺合わせ装置の全
体構成を示す概略正面図である。枠体91の上部には、
摺合わせ作業を行なう対象となる蒸気止め弁68の一部
68aを吊り上げるための吊り上げ装置92が配置さ
れ、枠体91の下部には、案内片の摺合わせを行なうた
めの摺合わせ装置93が配置されている。この摺合わせ
装置93には、後述するように、案内片摺合わせ用治具
である加工定盤94が含まれている。
【0052】図5は、図4に示される摺合わせ装置93
の要部を示す部分断面図である。また、図6は、摺合わ
せ装置93の原理的構成を示す説明図である。図に示す
ように、摺合わせ装置93は、案内片83の摺合わせを
行なうための案内片摺合わせ用治具である加工定盤9
4、弁棒82が挿通された案内片83の外周を支持する
案内片支持治具95、回転板96の回転を回転運動伝達
用ピン97を介して加工定盤94に伝える加工定盤支持
アーム98、回転板96に回転力を与えるためのモータ
99と中間歯車100(図5では図示せず)と大歯車1
01、弁棒82の端部を保持するための弁棒クランプ1
02等を備えている。上記加工定盤支持アーム98は、
図7に示すように、弁棒82の軸方向に伸延する板ばね
98aと、この板ばね98aの一端に固定され加工定盤
支持アーム98を回転板96に取り付けるためのL字状
の取付部材98bと、板ばね98aの他端に固定され加
工定盤94を小径ベアリング97aを備えた回転運動伝
達用ピン97を介して揺動自在に支持する支持部材98
cとから構成されている。
【0053】加工定盤94の直径方向に関して対向する
位置に、軸方向に伸延する一対の長溝94aが形成され
ており、この長溝長溝94aに、回転運動伝達用ピン9
7の小径ベアリング97aが、上下方向に移動可能に嵌
合される。
【0054】また、前記大歯車101には、水平軸を支
軸にしたローラ103が装着され、このローラ103
は、水平面板の上に設けられたカム104に載置されて
いる。このカム104は水平に置かれ、表面は波形状に
加工されており、弁棒82周りに輪状に設けられてい
る。そして、前記ローラ103がこのカム104表面の
波形に倣って回動することによって、大歯車101が回
転すると同時に前記ローラ103がこのカム104表面
の波形に倣って回動することにより、大歯車101に固
定された回転板96、弁棒クランプ102、加工定盤支
持アーム98、及び、弁棒82が上下しながら回転する
ようになっている。なお、弁棒82の上下動ストローク
は、カム104の山と谷部の高さの範囲で調整すること
が可能である。なお、大歯車101は、上下動した場合
にも回転力を伝達できるように、歯厚の厚いものが使用
されている。
【0055】次に、上述した摺合わせ装置の動作につい
て説明する。
【0056】図4に示される摺合わせ装置93におい
て、吊り上げ装置92により、図5に示される回転板9
6を吊り上げると、弁棒クランプ102により弁棒82
と加工定盤支持アーム98が吊り上げられるので、この
状態で所望の位置に移動させる。
【0057】次に、モータ99を駆動させて中間歯車1
00を回転させると、大歯車101が回転し、ローラ1
03が波形の面を有するカム104の上を回動する。こ
のローラ103が上下動しながら回動することによっ
て、大歯車101に固定された回転板96、弁棒クラン
プ102、加工定盤支持アーム98、及び、弁棒82が
上下しながら回転し、案内片83に設けられたバックシ
ート座83bと弁棒82に設けられたバックシート84
の間で摺合わせ作業が行われる。
【0058】このとき、上述したように加工定盤支持ア
ーム98も上下動するが、加工定盤94には、上下方向
に溝が形成されているので、加工定盤支持アーム98の
上下動にかかわらず、加工定盤94は常に案内片83の
案内片パッキン面87に当接した状態となる。したがっ
て、案内片パッキン面87は、加工定盤94の下面に貼
付されたサンドペーパにより研磨され、案内片83の摺
合わせが行われる。このとき、加工定盤94は、板ばね
98aを備えた加工定盤支持アーム98により軸方向と
直交する方向に移動可能に支持されているので、大歯車
101の軸芯と案内片83の軸芯がずれていた場合で
も、加工定盤94は案内片83に倣って軸方向と直交す
る方向に移動するので、加工定盤94の軸芯は、自動的
に弁棒82の軸芯に一致し、案内片パッキン面87の摺
合わせが確実に行われる。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。
【0060】(1)バックシートの摺合わせ作業及び案
内片の摺合わせ作業自動化が可能となったので、従来、
2名の作業者で、1個当たり両方の作業を合わせて合計
24〜32時間も要していた作業が、6.5〜8時間で
できるようになった。
【0061】(2)摺合わせ作業を行うときの労力が、
従来のような人手で行う作業に比べて、大幅に軽減され
た。
【0062】(3)作業の自動化が可能となったので人
手を要さず、省人化が図れ、従来2名の作業者を要して
いた作業が1名で済むようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る摺合わせ装置の正面
図である。
【図2】 摺合わせ機構部の拡大図である。
【図3】 図2のA方向から見た要部側面図である。
【図4】 第2の実施例の摺合わせ装置の全体構成を示
す概略正面図である。
【図5】 図4に示される摺合わせ装置の要部を示す部
分断面図である。
【図6】 摺合わせ装置の原理的構成を示す説明図であ
る。
【図7】 加工定盤と加工定盤支持アームを示す斜視で
ある。
【図8】 従来例における蒸気止め弁の正面図である。
【図9】 従来例における摺合わせ作業状態の正面図で
ある。
【図10】 案内片と案内片パッキン面との間の摺合わ
せ作業を行おうとする蒸気止め弁の概略の構造を示す断
面図である。
【図11】 従来の酸化スケール除去作業及び摺合わせ
作業を示す説明図である。
【図12】 従来の酸化スケール除去作業及び摺合わせ
作業に使用された定盤を示す斜視図である。
【図13】 従来の案内片摺合わせ手順を示す説明図で
ある。
【図14】 案内片と弁箱片の摺合わせを行なう作業を
示す説明図である。
【図15】 バックシート座とバックシート84との間
の摺合わせ作業を示す説明図である。
【符号の説明】
1…摺合わせ装置、2…基盤フレーム、3…ボンネッ
ト、3a…挿通孔、3b…バックシート座、4…弁棒、
5…モータ(動力源)、6…バックシート、7…歯車
(第1の歯車)、8…歯車(第2の歯車)、9…弁棒作
動ブラケット、9a…弁棒作動ブラケット受、10…弁
棒取り付けフレーム、11、ローラ、12…カム、13
…スリーブ、14…ストッパー、15…水平フレーム、
15a…開口部、16…芯出し治具、17…フレーム、
18…カム芯出し用ボルト、19…弁棒作動フレーム、
20…弁棒作動フレーム調整ボルト、21…弁棒作動フ
レーム取付ボルト、22…弁棒作動フレーム調整スリー
ブ、23…弁棒作動フレーム調整ボルト、24…弁棒ク
ランプ、25…仮置架台、50…蒸気止め弁、51…ケ
ーシング、52…蒸気入口管、53…蒸気出口管、54
…上部弁機構、55…下部弁機構、57…弁体、59…
弁座、60…ブッシュ、63…クロスヘッド、64…レ
バー、66…弁棒吊り上げ装置、67…伸縮材、68…
蒸気止め弁、69…ケーシング、70…蒸気入口管、7
1…蒸気出口管、72…上部(1次側)弁機構、73…
下部(2次側)弁機構、74…ボンネット、75…弁
体、76…弁棒、77…弁座、78…ブッシュ、74b
…バックシート座、79…バックシート、80…クロス
ヘッド、81…弁体、82…弁棒、83…案内片、83
b…バックシート座、84…バックシート、85…段
部、86…弁箱片、87…案内片パッキン面、88…定
盤、89…サンドペーパ、90…把手、91…枠体、9
2…吊り上げ装置、93…摺合わせ装置、94…案内片
摺合わせ治具、95…案内片支持治具、96…回転板、
97…回転運動伝達用ピン、98…加工定盤支持アー
ム、99…モータ、100…中間歯車、101…大歯
車、102…弁棒クランプ、103…ローラ、104…
カム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気止め弁の弁棒に形成されたバックシ
    ートと、バックシート座とを密接させるための蒸気止め
    弁の摺合わせ装置であって、 前記バックシート座を保持する基盤フレームに設けた動
    力源と、 この動力源の出力軸に設けられた第1の歯車と、 この第1の歯車に噛合する第2の歯車と、 この第2の歯車に一体的に設けられ水平軸を支軸にして
    回動するローラと、 前記基盤フレーム側に固設され、上下方向に波形を有す
    る水平に置かれた輪状のカムと、 前記第2の歯車にその一端を載置されて回転し、かつ、
    前記ローラが前記カムに倣って回動することによって上
    下動する弁棒取り付けフレームと、 この弁棒取り付けフレームに装着された上下に調節可能
    な弁棒作動フレームと、 この弁棒作動フレームに連結されて回転かつ上下動する
    前記弁棒とを備えたことを特徴とする蒸気止め弁の摺合
    わせ装置。
  2. 【請求項2】 蒸気止め弁の弁棒のバックシートと、前
    記弁棒を摺動自在に支持する案内片のバックシート座と
    を密接させるための蒸気止め弁の摺合わせ装置であっ
    て、 前記案内片を保持する案内片支持治具と、 前記案内片支持治具が取り付けられた枠体に共通に設け
    た動力源と、 この動力源の出力軸に設けられた第1の歯車と、 この第1の歯車に噛合する第2の歯車と、 この第2の歯車に一体的に設けられ、水平軸を支軸とし
    て回動するローラと、 前記枠体側に固設され、上下方向に波形を有する水平に
    置かれた輪状のカムと、 前記第2の歯車にその一端が固定され、その他端が前記
    弁棒を保持し、かつ、前記ローラが前記カムに倣って回
    動することによって上下動する弁棒クランプとを備えた
    ことを特徴とする蒸気止め弁の摺合わせ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の歯車にその一端が固定され、
    その他端が加工定盤を支持し、かつ、前記ローラが前記
    カムに倣って回動することによって上下動する定盤支持
    アームと、 この定盤支持アームの他端において上下方向に移動可能
    に且つ揺動自在に支持され、前記案内片のパッキン面に
    当接する前記加工定盤とを更に備えたことを特徴とする
    請求項2記載の蒸気止め弁の摺合わせ装置。
JP21017396A 1995-08-31 1996-08-08 蒸気止め弁の摺合わせ装置 Pending JPH09155710A (ja)

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JP7-223581 1995-08-31
JP22358195 1995-08-31
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102785159A (zh) * 2012-07-17 2012-11-21 浙江石化阀门有限公司 旋塞阀的研磨装置
CN112318281A (zh) * 2020-11-16 2021-02-05 艾肯(江苏)工业技术有限公司 阀座阀芯球形密封面配磨装置

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