JPH09156361A - 空調機用フィルタ - Google Patents

空調機用フィルタ

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JPH09156361A
JPH09156361A JP32041095A JP32041095A JPH09156361A JP H09156361 A JPH09156361 A JP H09156361A JP 32041095 A JP32041095 A JP 32041095A JP 32041095 A JP32041095 A JP 32041095A JP H09156361 A JPH09156361 A JP H09156361A
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JP
Japan
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air conditioner
filter
duct
linear frame
elastic piece
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Application number
JP32041095A
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English (en)
Inventor
Fumio Henmi
文男 邉見
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクトへの装着性を確保しつつがたつきの防
止を図り、しかも弾性片18、18の破損防止を図る。 【構成】 空調機用フィルタ1をダクト内に装着した状
態では、弾性片18、18が相手面との間で突っ張り、
がたつきを防止する。この弾性片18、18は、先端が
直線枠部5bの下面に向けて急激に近付く形状としてい
る。従って、この弾性片18、18の最大突出量を確保
し、先端の突出量を小さく抑え、装着時に於ける基端の
変形量を少なく抑える事が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る空調機用フィルタ
は、例えば自動車室内の冷暖房等を行なう自動車用空調
機に組み込み、車内外から取り入れた空気中に混入して
いる花粉等の異物を捕集する。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調機は、空気を冷却する為の
エバポレータ及び加温する為のヒータコアを配置したダ
クトの上流端に送風ファンを配置する事で構成される。
そして、上記ダクトの上流端に設けた取り入れ口を通じ
て車室内又は車室外から取り入れた空気を、上記エバポ
レータ及びヒータコアにより所望の温度に調整してか
ら、上記ダクトの下流端に設けた吹き出し口より、車室
内に吹き出す。
【0003】近年、この様な空調機にフィルタを設ける
事により、車内外から取り入れた空気中に混入している
花粉等の各種異物を捕集し、車室内に吹き出す空気の清
浄化を図る事によって、車室内の快適性をより一層向上
させる事が行なわれている。この様な空調機用フィルタ
は、全体を扁平な矩形枠状に形成され、互いに平行で間
隔をあけて設けられた1対の直線枠部と、これら1対の
直線枠部の内側面同士の間に存在する通気空間を塞いで
設けられた濾材とを備える。この様なフィルタは、上記
送風ファンとエバポレータとの間に設けた装着部に着脱
自在に装着する。この為に、上記ダクトの側面で上記装
着部に整合する部分に、上記フィルタを差し込めるだけ
のスリット状の差し込み孔を形成する。所定期間に亙る
使用に伴ってフィルタが目詰まりした場合には、それ迄
使用していたフィルタを上記差し込み孔から抜き出し、
新しいフィルタをこの差し込み孔から上記ダクト内に差
し込む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】自動車用空調機の場合
には、走行時に振動が加わる。この為、フィルタを装着
した部分からがたつきに基づく異音が発生するのを防止
すべく、このフィルタをダクトの内側に、がたつきなく
装着する必要がある。但し、がたつき防止の為にフィル
タの交換作業が面倒になる事は好ましくない為、ダクト
に設ける装着部の内寸は、上記フィルタの外寸よりも少
し大きくする必要がある。従って、そのままでは上記フ
ィルタが装着部の内側でがたついてしまう。
【0005】この様ながたつきの発生を防止する為、フ
ィルタを構成する直線枠部の外側面に半球状の突起、或
は弾性変形自在な弾性片を形成し、これら突起或は弾性
片の先端部を上記装着部の内面に弾性的に当接させる事
が考えられる。しかしながら、突起の場合には弾性変形
量が限られる為、必ずしも十分な効果を得られない。
又、弾性片の場合にも、次の様な問題が生じる。
【0006】上述の様な状態で使用されるフィルタがが
たつくのを防止する為の弾性片の形状としては、その基
端部がこの外側面に結合され、その先端部がこの外側面
から離れた自由端であり、全体がこの外側面側が凹面と
なる方向に湾曲した形状が考えられる。この様な弾性片
は、フィルタを構成する直線枠部を合成樹脂により射出
成形する際に、この直線枠部と一体に形成するが、次の
〜の要求を満たす必要がある。 この弾性片が上記直線枠部の外側面から最も突出し
ている、最大突出部の突出量を大きくする。 上記自由端が上記直線枠部の外側面から突出してい
る、先端突出部の突出量を小さくする。 フィルタを装着部に装着する事に伴う、基端部の弾
性変形量を小さくする。
【0007】このうちのは、弾性片によるがたつき防
止効果を十分に確保する為に必要であり、は、弾性片
の先端を差し込み孔の端縁等に衝合しにくくして、装着
部への挿入作業の容易化を図る為に必要である。又、
は、弾性片の弾性を確保すると共に破損を防止する為に
必要である。即ち、基端部の弾性変形量が過大になる
と、この基端部を構成する合成樹脂に、所謂白化と呼ば
れる、塑性変形に結び付く変質が生じ、上記弾性が失わ
れ、著しい場合には弾性片が折損する。本発明の空調機
用フィルタは、これら〜の要求を満たすべく発明し
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の空調機用フィル
タは、従来から自動車用空調機で実施されていた空調機
用フィルタと同様に、互いに平行で間隔をあけて設けら
れた1対の直線枠部と、これら1対の直線枠部の内側面
同士の間に存在する通気空間を塞いで設けられた濾材と
を備える。そして、上記1対の直線枠部のうち少なくと
も何れかの枠部の外側面を空調機を構成するダクトの内
側に形成した装着部の内面に近接させた状態で、このダ
クトの内側に支持される。
【0009】特に、本発明の空調機用フィルタに於いて
は、上記1対の直線枠部のうちの少なくとも一方の直線
枠部の外側面には、基端がこの外側面に結合され、その
先端が少なくとも自由状態でこの外側面から離れた自由
端であり、全体がこの外側面側が凹面となる方向に湾曲
した弾性片が、少なくとも1個設けられている。そし
て、この弾性片の先端部で、この弾性片が上記外側面か
ら最も突出した最大突出部よりも先端に寄った部分の形
状が、この弾性片の基端寄り部分をそのまま延長した場
合に得られる形状よりも上記外側面側に偏った形状であ
る。
【0010】
【作用】上述の様に構成される本発明の空調機用フィル
タの場合には、ダクトの内側に形成した装着部に挿入す
るのに伴って弾性片が、直線枠部の外側面と装着部の内
面との間で弾性的に圧縮され、これら両面間で突っ張
る。この為、フィルタがダクトの内側でがたつく事がな
くなる。
【0011】しかも、本発明の空調機用フィルタの場合
には、弾性片の先端部で、この弾性片が上記外側面から
最も突出した最大突出部よりも先端に寄った部分の形状
が、この弾性片の基端寄り部分をそのまま延長した場合
に得られる形状よりも上記直線枠部の外側面側に偏った
形状である為、前記〜の要求を総て満たす事ができ
る。即ち、の要求を満たすべく、この弾性片が上記
直線枠部の外側面から最も突出している最大突出部の突
出量を大きくすると同時にフィルタを装着部に装着する
事に伴う基端部の弾性変形量を小さくする事は、上記弾
性片の基端から上記最大突出部までの長さを長くする事
で対応できる。そして、この場合にも、弾性片の先端寄
り部分形状が、この弾性片の基端寄り部分をそのまま延
長した場合に得られる形状よりも上記直線枠部の外側面
側に偏っている為、自由端が直線枠部の外側面から突出
している先端突出部の突出量を小さくすると言った、
の要求を満たす事ができる。
【0012】この結果本発明の空調機用フィルタは、弾
性片によるがたつき防止効果を十分に確保すると同時
に、装着部への挿入作業の容易化を図り、しかも弾性片
の弾性を確保すると共に破損を防止する事ができる。
【0013】
【実施例】図1〜7は本発明の実施例を示している。空
調機用フィルタ1は、枠体2と、この枠体2の内側に張
設された、濾材である濾紙3と、スポンジ状のパッキン
グ4とから構成される。このうちの枠体2は、合成樹脂
を射出成形する事により造られたもので、全体を矩形枠
状に形成されており、互いに平行で間隔をあけて設けら
れた、上下1対の直線枠部5a、5bを備える。上記濾
紙3は、これら1対の直線枠部5a、5bの内側面同士
の間に存在する通気空間6を塞いで設けられている。
尚、この濾紙3は、波形に形成する事により、その表面
積を確保している。又、上記枠体2の基端部(ダクト9
への装着時に手を添えるが、装着後もこのダクト9の外
側面から突出する部分であって、図1、3、4の右端
部)には抑え板部7を形成しており、この抑え板部7の
内面(上記ダクト9への装着時に、このダクト9の外面
と対向する面で、図1、3、4の左面)に、上記パッキ
ング4を装着している。このパッキング4は、上記空調
機用フィルタ1をダクト9の内側に装着した状態で、こ
のダクト9の外側面と上記抑え板部7の内面との間で弾
性的に圧縮され、これら両面間の気密保持を図る。尚、
この様な装着状態で上記抑え板部7は上記ダクト9に対
して、図示しないクリップ等により結合される。従っ
て、この抑え板部7がダクト9の外面から離れる方向に
向け不用意に変位する事はない。この為、上記両面間の
気密保持を確実に図れると同時に、上記空調機用フィル
タ1の基端部をダクト9に対してがたつきなく支持でき
る。
【0014】又、上記枠体2の基端寄り部分で、このパ
ッキング4と上記濾紙3との間部分には、補助通気空間
8を設けている。又、図示の実施例では図1から明らか
な通り、空調機用フィルタ1、1を上下1対設けるが、
両フィルタ1、1の先端縁(図1の左端縁)とダクト9
の内面との間にも、別の補助通気空間10が形成される
様に、これら空調機用フィルタ1、1の長さ寸法を規制
している。これら各補助通気空間8、10は、上記濾紙
3が完全に詰まった場合でも、自動車室内の空気調和を
行なう為に最低限必要な空気を流通させる事により、自
動車用空調機の機能が停止する事を防止する。
【0015】上記1対の直線枠部5a、5bのうち、上
側の直線枠部5aの上面には、図4、7に示す様に複数
の突部11a〜11dを、この上面の両側に振り分けて
形成している。従って、上記直線枠部5aの上面の幅方
向(図2の左右方向、図4、7の上下方向)中央部に
は、これら突部11a〜11dが存在しない平坦部が、
この直線枠部5aの全長に亙って存在する。又、上記複
数の突部11a〜11dのうち、上記直線枠部5aの先
端寄り(図4、7の左寄り)部分に形成される突部11
a、11bの内側縁(直線枠部5aの幅方向中央寄り側
縁)は、この直線枠部5aの先端に近付く程この直線枠
部5aの幅方向外方に向かう方向に傾斜している。そし
て、これら両突部11a、11bの内端部に接し、上記
直線枠部5aの両側縁方向(長さ方向を言い、図1、
3、4、7の左右方向)に延びる直線同士の間隔D
11を、ダクト9内への装着時に上記直線枠部5aの外側
面が対向する相手面に形成した、次述する突条12、突
条13の幅寸法W12、W13と等しく(D11=W12
13)している。残りの突部11c、11dの内側縁
は、上記直線枠部5aの両側縁と平行にしている。又、
これら両突部11c、11dの内側縁に接し、上記直線
枠部5aの両側縁方向に延びる直線同士の間隔D11´
は、上記突条12、13の幅寸法W12、W13と同じか、
これよりも少しだけ大きく(D11´≧W12=W13)して
いる。
【0016】又、上記1対の直線枠部5a、5bのう
ち、下側の直線枠部5bの上面の長さ方向(図1、3、
5、6の左右方向)中間部には、上記幅寸法W12を有す
る突条12を形成している。尚、この突条12の先端部
(図1、3、5の左端部)の幅寸法は、先端に向かう程
小さくなっている。
【0017】一方、前記ダクト9の中間部に設けた装着
部は、図1〜2に示す様に、上下1対の受溝部14、1
5を有する。このうち、上側の受溝部14は、上記ダク
ト9を構成する上板部16の奥部(図1の左部)下面
に、このダクト9の幅方向(図1の左右方向、図2の表
裏方向)に亙って形成している。この受溝部14の幅寸
法(図2の左右方向寸法)は、上記上側の直線枠部5a
の幅寸法よりも少しだけ大きい。又、この受溝部14の
中間部には、上記幅寸法W13を有する突条13を、この
受溝部14の長さ方向(図1の左右方向、図2の表裏方
向)に亙って形成している。
【0018】又、下側の受溝部15は、上記ダクト9を
構成する下板部19の上面から上方に突出した部分に、
このダクト9の幅方向に亙って間欠的に設けられてい
る。この受溝部15の幅寸法(図2の左右方向寸法)
は、上記下側の直線枠部5bの幅寸法(図2の左右方向
寸法、図5の上下方向寸法)よりも少しだけ大きい。
又、この受溝部15の中間部には、上記直線枠部5bの
下面に形成した突条12を収納自在な凹溝17を、この
受溝部15の長さ方向(図1の左右方向、図2の表裏方
向)に亙って形成している。
【0019】更に、上記下側の直線枠部5bの外側面で
ある、この直線枠部5bの下面の先端部(図1、3、5
の左端部)及び基端部(図1、3、5の右端部)には、
それぞれ弾性片18、18を形成している。これら各弾
性片18、18は、図6に詳示する様に、その基端(図
1、3、5、6の右端)20が上記直線枠部5bの外側
面に結合されている。又、これら各弾性片18、18の
先端部(図1、3、5、6の左端部)は自由端(他の部
分と結合されず、変位自在な端)として、これら各弾性
片18、18の自由状態では上記各先端部が、上記下側
の直線枠部5bの下面から離れる様にしている。又、こ
れら各弾性片18、18の全体形状は、上記下側の直線
枠部5bの下面側が凹面となる方向に湾曲した形状とし
ている。
【0020】特に、本発明の空調機用フィルタ1に設け
る弾性片18、18の先端部で、これら各弾性片18、
18が上記直線枠部5bの下面から最も下方に突出した
最大突出部(図6のα点部分)よりも先端に寄った部分
(図6でα点よりも左側部分)の形状が、この弾性片1
8の基端寄り部分(図6でα点よりも右側部分)をその
まま延長した場合に得られる形状よりも、上記直線枠部
5bの下面側(図6の上側)に偏った形状としている。
この為に図示の実施例の場合には、上記最大突出部近傍
部分の曲率半径を小さくし(この最大突出部に、上面側
が凹面となる、曲率半径が小さな屈曲部を設け)、上記
弾性片18の先端部を上記直線枠部5bの下面に向け、
比較的急激に近付けている。更に図示の実施例の場合に
は上記先端部を、先端縁に向かう程厚さが小さくなる、
くさび状に形成する事により、この先端部の下面(外側
面)と上記直線枠部5bの下面との距離を、より急激に
近付けている。
【0021】上述の様に構成される本発明の空調機用フ
ィルタ1、1をダクト9の内側に、上下1対として装着
する作業は、例えば次の様にして行なう。先ず、先に装
着する空調機用フィルタ1(例えば上側の空調機用フィ
ルタ1)を、ダクト9の側面に形成したスリット状の挿
入孔からこのダクト9内に挿入する。この挿入作業に伴
って、前記受溝部14の中央部に形成した突条13が、
上側の直線枠部5aの上面に形成した突部11a〜11
dの間の平坦部に進入し、これら突部11a〜11dの
内側縁同士の間で挟持される。このうち、先端側に形成
した突部11a、11bの内端部に接し、上記直線枠部
5aの両側縁方向に延びる直線同士の間隔D11は、上記
突条13の幅寸法W13と等しい為、これら両突部11
a、11b同士の間で挟持された突条13が、上記受溝
部14の内側でがたつく事はない。但し、上記両突部1
1a、11bの内側縁は、前述した様に傾斜している
為、これら両突部11a、11bの間に突条13を進入
させる作業は容易である。即ち、前述した様な形状を有
し、やはり上述した様な寸法位置関係で配置された突部
11a、11bは、空調機用フィルタ1の装着作業の容
易性確保と、装着後に上記上側の直線枠部5aの先端部
が幅方向にがたつく事の防止との両立に寄与する。
【0022】上述の様にして上側の空調機用フィルタ1
を装着した後、次いで下側の空調機用フィルタ1を、上
記上側の空調機用フィルタ1を構成する下側の直線枠部
5bの下面と前記下側の受溝部15との間に、やはり上
記した挿入孔から挿入する。挿入に伴ってこの下側の空
調機用フィルタ1を構成する上側の直線枠部5aの上面
に形成した突部11a〜11dと、上記上側の空調機用
フィルタ1を構成する下側の直線枠部5bの下面に形成
した突条12とが係合する。特に、先端部に形成された
突部11a、11bと上記突条12とが、がたつきなく
係合する。これら突部11a、11bと上記突条12と
を、容易に、且つがたつきなく係合させられる理由は、
上記上側の空調機用フィルタ1の突部11a、11bと
ダクト9側の突条13とを係合させる場合と同様であ
る。又、上記下側の空調機用フィルタ1の挿入作業に伴
って、この下側の空調機用フィルタ1を構成する下側の
直線枠部5bの下面に形成した突条12が、ダクト9側
に形成した受溝部15の中央部に形成した凹溝17と係
合する。
【0023】更に、上記下側の空調機用フィルタ1を上
記ダクト9内に完全に挿入し切った状態では、上下1対
の空調機用フィルタ1、1に設けられた前記各弾性片1
8、18が、それぞれ下側の直線枠部5b、5bの下面
と相手面との間で弾性的に圧縮され、これら両面間で突
っ張る。即ち、上側の空調機用フィルタ1を構成する直
線枠部5bに形成した弾性片18、18は、この直線枠
部5bの下面と、下側の空調機用フィルタ1を構成する
上側の直線枠部5aの上面との間で突っ張る。又、下側
の空調機用フィルタ1を構成する直線枠部5bに形成し
た弾性片18、18は、この直線枠部5bの下面と、ダ
クト9に設けた受溝部15の上面との間で突っ張る。こ
の為、上記各空調機用フィルタ1、1がダクト9の内側
で、上下方向に亙ってがたつく事がなくなる。
【0024】しかも、本発明の空調機用フィルタの場合
には、上記各弾性片18、18の先端寄り部分を前述の
様に工夫した為、がたつき防止の効果を十分に確保すべ
く、各弾性片18、18が上記直線枠部5bの下面から
最も突出している最大突出部の突出量を大きくすると同
時に、ダクト9内への挿入作業の容易化を図るべく、上
記各弾性片18、18の先端が上記直線枠部5bの外側
面から突出している突出量を小さくし、しかも空調機用
フィルタ1をダクト9内に装着した状態での上記各弾性
片18、18の基端部の弾性変形量を小さくして、これ
ら各弾性片18、18の弾性確保及び破損防止を図れ
る。
【0025】この点に就いて、図8により説明する。図
8のうち(A)は湾曲はしているが全長に亙って曲率半
径が一定である弾性片、即ち、本発明から外れる形状の
場合を、(B)は本発明に属する形状の場合を、それぞ
れ示している。最大突出部の突出量を大きくすると共に
上記弾性変形量を小さく抑える為には、図8(A)
(B)のうちの(a)に示した、上記弾性片18の基端
20から上記最大突出部までの長さLを長くすれば良
い。但し、先端が上記直線枠部の外側面から突出してい
る突出量を小さくする要求を満たす場合には、(A)の
形状では上記長さLを確保できなくなる。この為、
(b)に示す様に高さ寸法hを同じだけ変位させた場合
に、(A)の形状は(B)の形状に比べて基端20の変
形量(変位角度θ)が大きくなる。
【0026】この様に、(B)に示した本発明の形状
は、(A)に示した比較形状に比べて、上記最大突出部
の突出量、並びに先端が上記直線枠部の外側面から突出
している突出量を同じとした場合には、基端20の変形
量を少なく抑えられる。この結果本発明の空調機用フィ
ルタは、弾性片18、18によるがたつき防止効果を十
分に確保すると同時に、ダクトの内側に形成した装着部
への挿入作業の容易化を図り、しかも弾性片18、18
の弾性を確保すると共に破損を防止する事ができる。
【0027】尚、図示の実施例では、ダクト9の内側に
上下1対の空調機用フィルタ1、1を装着しているが、
1枚の空調機用フィルタの上下方向寸法を十分に確保で
きるのであれば、必ずしも2枚の空調機用フィルタ1、
1を装着する必要がない事は勿論である。図示の実施例
の場合には、空調機用フィルタ1の上下方向寸法を大き
くすると交換作業の為のスペースを確保できない為、2
枚の空調機用フィルタ1、1を装着する様に構成してい
る。又、弾性片18の先端部で最大突出部よりも先端に
寄った部分の形状を、この弾性片18の基端寄り部分を
そのまま延長した場合に得られる形状よりも、上記直線
枠部5bの下面側に偏った形状にする為に、上記先端に
寄った部分の曲率半径を上記基端寄り部分の曲率半径よ
りも小さくする事もできる。
【0028】
【発明の効果】本発明の空調機用フィルタは、上述の様
に構成され作用するので、弾性片によるがたつき防止効
果を十分に確保すると同時に、装着部への装着作業の容
易化を図り、しかも弾性片の弾性を確保すると共に破損
を防止する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、空調機用フィルタを自
動車用空調機に装着した状態を示す正面図。
【図2】一部を省略して示す、図1の拡大A−A断面
図。
【図3】空調機用フィルタ単体を取り出して示す正面
図。
【図4】同じく平面図。
【図5】図3の左端部を下方から見た部分底面図。
【図6】図3のB部拡大図。
【図7】図4のC部拡大図。
【図8】本発明に属する弾性片と本発明から外れる弾性
片との弾性変形状態の違いを説明する為の略図。
【符号の説明】
1 空調機用フィルタ 2 枠体 3 濾紙 4 パッキング 5a、5b 直線枠部 6 通気空間 7 抑え板部 8 補助通気空間 9 ダクト 10 補助通気空間 11a、11b、11c、11d 突部 12、13 突条 14、15 受溝部 16 上板部 17 凹溝 18 弾性片 19 下板部 20 基端

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行で間隔をあけて設けられた1
    対の直線枠部と、これら1対の直線枠部の内側面同士の
    間に存在する通気空間を塞いで設けられた濾材とを備
    え、上記1対の直線枠部のうち少なくとも何れかの枠部
    の外側面を空調機を構成するダクトの内側に形成した装
    着部の内面に近接させた状態で、このダクトの内側に支
    持される空調機用フィルタに於いて、上記1対の直線枠
    部のうちの少なくとも一方の直線枠部の外側面には、基
    端がこの外側面に結合され、その先端が少なくとも自由
    状態でこの外側面から離れた自由端であり、全体がこの
    外側面側が凹面となる方向に湾曲した弾性片が、少なく
    とも1個設けられており、この弾性片の先端部で、この
    弾性片が上記外側面から最も突出した最大突出部よりも
    先端に寄った部分の形状が、この弾性片の基端寄り部分
    をそのまま延長した場合に得られる形状よりも上記外側
    面側に偏った形状である事を特徴とする空調機用フィル
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101248686B1 (ko) * 2006-12-26 2013-03-28 한라공조주식회사 자동차 공조장치용 송풍장치
JP2013200095A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Daikin Industries Ltd 空気調和装置のグリル

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