JPH09156583A - ブイ用アンテナ装置及びその収納方法 - Google Patents

ブイ用アンテナ装置及びその収納方法

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JPH09156583A
JPH09156583A JP7345790A JP34579095A JPH09156583A JP H09156583 A JPH09156583 A JP H09156583A JP 7345790 A JP7345790 A JP 7345790A JP 34579095 A JP34579095 A JP 34579095A JP H09156583 A JPH09156583 A JP H09156583A
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antenna
buoy
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Toshio Ikeda
捷夫 池田
Junji Fujiwara
純二 藤原
Osamu Hatase
修 畑瀬
Yuji Aso
裕司 麻生
Hideji Matsui
秀次 松井
Tadahiro Arimura
忠浩 有村
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Zeni Lite Buoy Co Ltd
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ZENIRAITO V KK
Zeni Lite Buoy Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブイのアンテナおよび充気式浮力体は、投下
時には標体内に収納し投下の邪魔にならず、投下される
と浮力体が充気膨張しアンテナが直立するが、その動作
が互に干渉せず容易に行われるようにする。 【解決手段】 標体を、上部標体と下部標体を支柱で連
結して円筒状標体に凹入部を作り、そこに充気式浮力体
を洋傘状に折りたたみ支柱の回りに巻きつけて格納し、
アンテナは下向に回動して折りたたんだ浮力体上に重
ね、その上からスリットを有するカバーでカバーして標
体を円筒状に形成し、アンテナの起立回動方向と浮力体
の折りたたみ巻き付け方向を反対方向とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、航空機等より投下する
船舶遭難位置を知らせるブイのアンテナ装置およびその
収納方法に関する。
【0002】
【従来の技術】着水後アンテナを展張させる構造とし、
水圧センサーによりガスボンベのガス圧を作用させ、ア
ンテナを伸長させる方法(例えば特公昭55ー1317
0)や、アンテナ基部をコイルバネで標体頂面に接続
し、アンテナを基部のコイルバネの所で180゜折り曲
げ、水溶性テープで標体側面に仮固定する方法等があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ガスボンベでアンテナ
を伸長する方法は点検時誤動作すると危険であり、また
コイルバネをアンテナ基部に用いたものでは、コイルバ
ネで標体頂面にアンテナ基部を接続しているため、ブイ
の揺れでアンテナも揺れ、送信性能が低下する恐れがあ
った。
【0004】本発明は以上の問題点に着目してなされた
ものであり、アンテナ基部を中心軸が水平で放射方向の
回転軸に固定し、アンテナ直立位置で回動軸が固定する
ようにした。しかし、ラジオブイが水中に投下され環状
浮力体が膨張すると同時にアンテナを下向収納状態より
直立方向にバネの附勢力で回動するが、浮力体の膨張と
アンテナの回動が干渉しアンテナが直立できないことが
あった。本発明はこの点も解決し容易に浮力体の膨張と
アンテナの回動直立が行われるようにしたブイ用アンテ
ナ装置及びその収納方法である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、標体の凹入部に抜気して洋傘状に折りた
たんだ環状浮力体を収納し、アンテナ取付部の構成を、
アンテナ基部を固定した回転軸を水平放射方向に設け、
該回転軸を回動し、かつ軸方向に押し出すように附勢し
たバネを備え、アンテナ直立状態で固定手段を有する可
倒式アンテナ取付部とし、アンテナ取付部を標体上部外
側に取付け、アンテナを下向に回動し下向垂直位置より
手前で、アンテナ上半部が折りたたんだ環状浮力体の外
側で円筒カバーの内面に納まる位置に収納し、アンテナ
の収納状態より起立回動する方向を環状浮力体収納時の
巻き付け方向と反対方向としている。そしてこのような
構成によりブイの着水時に環状浮力体の膨張とアンテナ
の回動起立とが干渉することなく容易に行えるものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、ブイの標体1を、上部
標体2と下部標体3を支柱4で連結し、支柱4の回りに
凹入部5を形成し、竪方向にスリット6aがあり弾性を
有する円筒カバー6で凹入部5を覆い円筒状の標体1と
し、充気用ガスボンベを備えた充気式環状浮力体の中央
の取付部を上部標体2の下面に固定し、環状浮力体を抜
気状態で支柱4の回りに巻きつけるように洋傘状に折り
たたみ円筒カバー6内に収納し、アンテナ装置の取付部
9を、外側端にアンテナ基部を固定し中心軸が標体中心
より水平放射方向に位置する回転軸9aと、アンテナが
下向収納状態より上向直立位置まで回転軸を回動し直立
位置で回転軸の回動を固定する手段を有する軸受部と、
アンテナを下向収納状態より上向直立位置まで回転軸を
回動すると共に外方に押し出す方向に附勢するバネ9k
とを有する可倒式アンテナ取付部9とし、該アンテナ取
付部9を上部標体2の上部外面に固定し、アンテナ10
を下向に回動し、下向垂直位置より手前で、アンテナ上
半部が折りたたんだ環状浮力体の外側と円筒カバーの内
面間に納まる位置に収納し、アンテナの収納状態より起
立回動する方向を環状浮力体収納時の前記巻き付け方向
と反対方向としたことを特徴とするブイ用アンテナ装置
である。
【0007】また、前記ブイ用アンテナ装置において、
環状浮力体を抜気して平面状態とし、該平面の中心から
放射状に等間隔に複数条の折れ線となるよう支柱回りに
洋傘状に巻き付けるように折りたたみ凹入部5内に収納
し、アンテナを下向に回動しアンテナ上半部を下向垂直
位置より手前に位置させ、円筒カバーを閉じようとする
附勢力に抗してスリット6aを押し開き、アンテナ上半
部をカバーするように凹入部を覆ったことを特徴とする
ブイ用アンテナ装置の収納方法である。
【0008】以上のように構成したことにより、ブイが
水中に投下され、環状浮力体のガスボンベが作動し充気
膨張し、その圧力で円筒カバーの閉じようとする附勢力
に打ち勝って円筒カバーを押し拡げてはね飛ばす、カバ
ーが外れるとアンテナ取付部のバネの附勢力により回転
軸は回動しアンテナを直立方向に回動する。同時に浮力
体の膨張により浮力体を支柱回りに巻き付けた方向と逆
方向に回るように膨張しアンテナを起立する方向にはね
上げる。従って環状浮力体の充気膨張とアンテナの回動
起立とが干渉することなく容易に行える。
【0009】
【実施例】実施例について図面に従って説明する。図1
はブイの概念図で二点鎖線はスタビライザー(本例では
パラシュート)が開いて落下している状態を示す。図2
はブイの1部切断正面図、図3はその1部切断側面図で
ある。図中1は標体、2は上部標体、3は下部標体で支
柱4により(例えば溶接により)連結している。5は凹
入部、6はカバーである。標体は耐蝕性アルミニウム合
金製、カバー6は樹脂製で例えばポリカーボネイト製で
円筒を縦にスリット6aをあけたものである。ポリカー
ボネイトの筒は縦に切れ目を入れ内部応力を解放すると
さらに小径に巻き込むので、この附勢力に抗して径を大
きく押し開き凹入部5をカバーする。スリット6aの位
置は電源スイッチ11の位置にくるようにする。7は充
気式環状の浮力体8に取り付けた充気用高圧ガスボンベ
で通常救命胴衣等に用いられている水につけると自動的
にガスを放出するようにしたものである。図の2点鎖線
は浮力体が充気した状態を示す。9はアンテナの取付
部、10はアンテナで収納した状態を、2点鎖線のアン
テナは直立状態を示す。アンテナはステンレス鋼の細い
丸棒で、かなりの弾性を有している。浮力体8の抜気状
態での収納状況を図2に示し、支柱4の回りに洋傘状に
折りたたみ巻き付けた状態で、8aは浮力体の折りたた
んだ時の折れ線を示す。8dはマジックテープで浮力体
8を折りたたみ、アンテナを収納状態に下向に収納した
時の假止め用バンドでその上からカバーをすると作業が
容易である。このマジックテープは浮力体の充気膨張で
容易に外れる。
【0010】図4はカバー6の部品図で(a)は平面
図、(b)は正面図である。6aはスリット、6bは通
水孔でスリット6aの反対側に穿設してある。
【0011】図5(a)、(b)および(c)はそれぞ
れ図3のA−A視図、B−B視図およびC−C視図であ
る。(a)の8bは浮力体8の取付部で浮力体の素材の
布地を合せて接着補強しビスで標体2の下面に固定して
いる。8cは上部標体2を通すための浮力体のスリット
である。(b)は抜気状態の浮力体8を洋傘状に折りた
たんだ状態を示す。(c)はカバーのスリット6aの位
置がスイッチの近くにあり、スイッチの操作を容易にし
ている。
【0012】図6(a)はアンテナ取付部9の縦断面
図、(b)は正面図、(c)は背面図である。図6はア
ンテナの収納状態を示し、下向垂直の位置より直立方向
に少し戻った位置で収納される。矢印はアンテナの収納
位置から直立状態に回動する時の回転方向を示す。図中
9aは回転軸で中心軸は標体中心に対し水平放射方向と
なっている。9bは軸受部で軸受9cとこれを包むよう
に螺合した絶縁部9dとよりなっている。9gは軸の回
動固定手段で回転軸に立設したガイドピン、9fはアン
テナ直立時にガイドピンが嵌入固定する凹溝、9hはガ
イドピンのガイド面、9jはガイドピンのストッパーで
アンテナが下向垂直位置迄回らないようガイドピン9g
のスットパーである。9kはバネ(コイルバネ)で回転
軸のバネ室9mに収容され、両端は回転軸と軸受9cに
押出力と回動力を与えるように固定されている。カバー
6が外れると回転軸9aはバネの附勢力により外方に押
されながら回動し、ガイドピン9gはガイド面9hを滑
りながら回動し(図の矢印方向)凹溝9fに嵌入しアン
テナは直立状態に固定される。本例ではガイド面を螺旋
面に形成し、押し出し回動しやすいようにしたが、附勢
力が強ければ、単に垂直面としてもよい。また本例では
アンテナ収納時ガイドピンのストッパー9jを設けアン
テナをバネの附勢力に抗して回動し下向垂直位置の手前
の所定位置で止るようにしたが、アンテナ収納位置を標
体上に印をし、その位置でアンテナを止めカバー6をセ
ットしてもよく、ストッパー9jを消略してもよい。9
nは絶縁部9dに設けたアンテナ端子である。
【0013】図7はアンテナの直立状態を示した図で、
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図であ
る。ガイドピン9gは凹溝9fに嵌入固定され、アンテ
ナ10は直立位置で固定されている。10aはアンテナ
の止めねじである。
【0014】図8、図9および図10はそれぞれ回動軸
9a、軸受9cおよびコイルバネ9kの部品図で、バネ
室9mは回動軸9aに円筒状に設けられ、9pは回動軸
および軸受に設けたバネ端部の嵌入孔である。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下のような効果を奏する。
【0016】アンテナを標体1の上面にコイルスプリン
グで取り付けるのを止め、アンテナ取付部で直立状態で
固定するようにしたことにより、アンテナの動揺がなく
なり送信性能が確実となった。
【0017】アンテナ取付部を標体上部側面に設けたこ
とにより、標体頂面に落下傘型スタビライサーを取り付
けることが容易となった。
【0018】標体を、上部標体と下部標体を支柱で連結
し、支柱の回りに凹入部を作り、そこに充気式浮力体を
折りたたんで収納し、アンテナも可倒式として下向状に
して、その上からカバーをしたことにより標体の外形が
円筒状となり、外面に凸起がなく平滑な表面となり、筒
状投下装置から投下が容易となった。
【0019】また、アンテナを可倒式とし回動して下向
状とし、バネの附勢力により回動起立する方向が、浮力
体を折りたたみ支柱に傘状に巻き付けた方向と反対方向
としたことにより、ブイが水中投下され浮力体が充気膨
張し、カバーが外れアンテナがバネの附勢力により起立
回動しようとするが、同時に浮力体の膨張により巻き付
けた方向と逆にほどける方向に膨張しアンテナを起立す
る方向にはね上げる。従って浮力体の充気膨張とアンテ
ナの回動起立が干渉することなく容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブイの概念図である。
【図2】ブイの1部切断正面図である。
【図3】ブイの1部切断側面図である。
【図4】カバーの部品図で(a)は平面図、(b)は正
面図である。
【図5】(a)は図3のA−A視図、(b)はB−B視
図、(c)はC−C視図である。
【図6】アンテナ収納状態でのアンテナ取付部の組立図
で(a)は縦断面図、(b)は正面図、(c)は背面図
である。
【図7】アンテナ直立状態でのアンテナ取付部の組立図
で(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図で
ある。
【図8】回転軸9aの部品図である。
【図9】軸受9cの部品図である。
【図10】コイルバネ9kの部品図である。
【符号の説明】
1 標体 2 上部標体 3 下部標体 4 支柱 5 凹入部 6 カバー 6a スリット 8 浮力体 8a 折れ線 9 アンテナ取付部 9a 回転軸 9b 軸受部 9c 軸受 9f 凹溝 9g ガイドピン 9k バネ 10 アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 麻生 裕司 大阪府池田市豊島南2丁目176番地の1 株式会社ゼニライトブイ内 (72)発明者 松井 秀次 大阪府池田市豊島南2丁目176番地の1 株式会社ゼニライトブイ内 (72)発明者 有村 忠浩 大阪府池田市豊島南2丁目176番地の1 株式会社ゼニライトブイ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブイの標体1を、上部標体2と下部標体
    3を支柱4で連結し、支柱4の回りに凹入部5を形成
    し、竪方向にスリット6aがあり弾性を有する円筒カバ
    ー6で凹入部5を覆い円筒状の標体1とし、上部標体2
    の下面に充気用ガスボンベ7を備えた充気式環状浮力体
    8の中央の取付部を固定し、環状浮力体抜気状態で支柱
    4の回りに巻きつけるように洋傘状に折りたたみ円筒カ
    バー6内に収納し、アンテナ装置の取付部9を、外側端
    にアンテナ基部を固定し中心軸が標体中心より水平放射
    方向に位置する回転軸9aと、アンテナが下向収納状態
    より上向直立位置まで回転軸を回動し、直立位置で回転
    軸の回動を固定する手段を有する軸受部9bと、アンテ
    ナを下向収納状態より上向直立位置まで回転軸を回動す
    ると共に外方に押し出す方向に附勢するバネ9kとを有
    するアンテナ取付部9とし、該アンテナ取付部9を上部
    標体2の上部外面に固定し、アンテナ10を下向垂直位
    置より手前で、アンテナ上半部が折りたたんだ環状浮力
    体の外側と円筒カバーの内面間に納まる位置に収納し、
    アンテナの収納状態より起立回動する方向を環状浮力体
    収納時の前記巻き付け方向と反対方向としたことを特徴
    とするブイ用アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の投下ラジオブイのアンテ
    ナ装置において、環状浮力体を抜気して平面状態とし、
    該平面の中心から放射状に等間隔に複数条の折れ線とな
    るよう支柱回りに洋傘状に巻き付けるように折りたたみ
    凹入部5内に収納し、アンテナを下向に回動しアンテナ
    上半部を下向垂直位置より手前に位置させ、円筒カバー
    を閉じようとする附勢力に抗してスリットを押し開き、
    アンテナ上半部をカバーするように凹入部に嵌合覆った
    ことを特徴とするブイ用アンテナ装置の収納方法。
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