JPH09156834A - 巻取りボビン - Google Patents

巻取りボビン

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JPH09156834A
JPH09156834A JP34556495A JP34556495A JPH09156834A JP H09156834 A JPH09156834 A JP H09156834A JP 34556495 A JP34556495 A JP 34556495A JP 34556495 A JP34556495 A JP 34556495A JP H09156834 A JPH09156834 A JP H09156834A
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JP
Japan
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yarn
winding
winding bobbin
bobbin
route
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP34556495A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Ishigaki
英俊 石垣
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Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Publication of JPH09156834A publication Critical patent/JPH09156834A/ja
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空糸膜の紡糸後の収縮を考慮したつぶれの
発生がない巻取りボビンを提供し、中空糸膜の品質と作
業生産性の向上を図る。 【解決手段】 巻取りボビン1の回転軸を中心として略
円環状の糸の巻取り経路を構成する複数の脱着支柱4
(糸支持部材)と、この脱着支柱4の少なくとも一つを
前記糸の巻取り経路の経路長を短縮するように抜き取る
方向に移動させる移動手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空糸膜等の収縮
する糸を巻取ることに好適な巻取りボビンに関する。
【0002】
【従来の技術】流体の濾過等に用いられる中空糸膜は、
例えば外側の膜を形成する膜形成溶液と、この膜形成溶
液の内側に同心的に位置する気化液とを凝固水槽に一定
の流量及び流速で吐出する紡糸方法により製造されてい
る。
【0003】そして、中空糸膜の膜形成溶液が液体から
固体へと凝固しつつ形状を固定化する際に、内側の気化
液が中空糸膜の中空部を形成すると共に膜を通過して蒸
散する際に膜に微細な連通孔を形成し膜の構造を決定す
るものである。
【0004】また、このような中空糸膜の膜は脱気膜と
呼ばれ、凝固した中空糸膜であっても膜内部の構造が完
全に定まったものではなく、時間の経過と共に乾燥収縮
するという特徴を備えているものである。例えば一例と
して、ある中空糸膜において、その収縮は糸の紡糸直後
から開始し、約10時間で18%縮むことが確認されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、このような中
空糸膜を製造直後に通常の巻取りボビンに巻取り、その
まま放置または乾燥すると乾燥収縮により中空糸膜が縮
んで、中空(ストローのような)形状をつぶし変形させ
てしまう。つまり、図6(a)に示すようにボビン10
1に巻かれた中空糸膜102は、ボビン101の周壁1
01aが存在することにより乾燥収縮時の中空糸膜10
2の縮径方向の移動が規制されてしまい、図6(b)の
ように密な状態となりつぶれてしまう。
【0006】つぶれてしまった中空糸膜はその形状から
円筒断面へ形状復帰することは難しく、中空糸膜内部の
中空部を流れる流量が減少したり、つぶれによる中空糸
膜の亀裂破損が発生し易くなるという問題が発生してし
まう。
【0007】このようなつぶれの問題を回避するため
に、従来より紡糸が終了したら一時的に仮のボビンに巻
取り、巻取り終えたらすぐに実際に使用する長さへと切
断して一定量に束ねた状態で乾燥し、その後の整形工程
等に利用するという方法を行っている。
【0008】しかしながら、このような製造工程では紡
糸作業とその後の切断作業等を同時進行で行わなければ
ならず、工程管理が難しくなり、またいずれかの作業能
力に合わせて生産量が決定されてしまい、生産効率を向
上させることが容易ではない。また、乾燥工程におい
て、中空糸膜が紡糸時に使用される巻取りボビンに巻か
れた状態のまま乾燥することができず、乾燥工程の作業
効率が低い。
【0009】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、中空糸
膜の紡糸後の収縮を考慮したつぶれの発生がない巻取り
ボビンを提供し、中空糸膜の品質と作業生産性の向上を
図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、糸の巻取りボビンであって、巻取
りボビンの回転軸を中心として略円環状の糸の巻取り経
路を構成する複数の移動可能な糸支持部材と、この糸支
持部材の少なくとも一つを前記糸の巻取り経路の経路長
を短縮する方向に移動させる移動手段とを備えたことを
特徴とする。
【0011】この構成によると、移動手段により糸支持
部材が移動して巻取り経路の経路長さが短縮するので糸
が縮んでも過大な張力が加わらず、巻取りボビンに巻か
れた状態の糸のつぶれや変形が発生しない。
【0012】また、糸の巻取り経路の経路長が長い第1
の位置と短い第2の位置とに移動する前記糸支持部材
と、この糸支持部材を前記第1または第2の位置のいず
れか一方に位置するように付勢すると共に第1の位置に
ある糸支持部材に加わる糸の所定の張力により前記糸支
持部材を第2の位置へと移動する付勢部材とを有する前
記移動手段を備えたことも好適である。
【0013】またこの構成に従うと、巻取りボビンに巻
かれた糸が収縮することで発生する張力により、複数の
糸支持部材が順次に糸の巻取り経路の経路長が短い第2
の位置へと移動するので、糸を糸自身がつぶれたり変形
する張力よりも低い張力の状態に保つことが可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下に本発明を適用した巻取りボビン
の第1の実施の形態を図1,図2及び図3により説明す
る。これらの図において図1は巻取りボビン1の外観斜
視図であり、図2(a)はその上視図、図2(b)は図
2(a)のS1断面図であり、図3は巻取りボビン1の
作用を説明する図である。
【0015】図1において、本発明による巻取りボビン
1は軸受け部2に不図示の軸が回転軸として挿入され、
これを中心として回転することで中空糸膜等の糸を巻取
るものである。
【0016】3a,3bは軸受部2の両端からラジアル
方向に拡がったフランジ部であり、糸が巻取られる幅を
規制すると共に、糸の巻取り経路を構成する複数の糸支
持部材としての脱着支柱4が16本取付けられている。
【0017】図2において、脱着支柱4に関して説明す
ると、脱着支柱4はそれぞれが独立してフランジ部3
a,3bに挿抜可能となるように構成されており、4a
は糸が巻取られる胴部でありフランジ部3bの脱着支柱
4の胴部4aよりも僅かに大きい直径の大径孔7により
一端が軸支されている。4bはフランジ部3aの小径孔
6に挿入する軸部、4cは胴部4aの軸部4bと反対側
に設けられたつば部である。また、5は矢印A1方向に
挿入された脱着支柱4の軸部4bをフランジ部3aに固
定する固定リングである。
【0018】そして、この脱着支柱4は、糸の巻取り開
始時には16本すべてを巻取りボビン1に取付けた状態
で使用し、巻取りボビン1の回転軸を中心として略円環
状の糸の巻取り経路を構成している。
【0019】次に図3によりこの巻取りボビン1によ
り、紡糸直後の中空糸膜等の糸Tを巻取り、その後の作
用を説明する。
【0020】図3(a)は巻取り直後の状態であり、1
6本の脱着支柱4はすべて挿入された状態となってい
る。この糸Tは、巻取られた直後から序々に収縮してい
く性質を備えているので、時間の経過と共に長さも縮ん
でいき、図3(a)のままでは糸Tの張力が大きくなり
つぶれてしまう。
【0021】そこで、例えば巻取りから1時間後に図3
(b)のように16本のうちから4本の支柱をフランジ
部から移動させて抜き取る。すると、糸Tの巻取り経路
が8a〜8dの箇所で短縮されて張力が低下してつぶれ
や変形が発生しない。
【0022】さらに3時間経過毎に図3(c),(d)
に従って4本ずつ脱着支柱4を移動させて抜き取ること
で糸Tの収縮に対応する。この実施の形態で説明したよ
うに16本の脱着支柱4から開始して最後の4本が正方
形となるように残した場合では約10%の糸Tの収縮に
対応することが可能であるが、それ以上の収縮に対応さ
せるためには最後に3本の脱着支柱4が残るようにした
り、残す脱着支柱4の位置を長方形等の異形形状とする
ように適宜に設定することで可能となる。
【0023】また、この第1の実施の形態では、脱着支
柱4の移動手段としては脱着支柱4を糸Tの巻取り経路
上から作業者が外すという構成を前提としているもので
あるが、この構成に限らずタイマーと脱着支柱4を抜き
取るソレノイド手段等との組み合わせにより自動化する
ことも可能であり、これも本発明の範囲に含まれるもの
である。また、各脱着支柱4の移動方向としては糸Tの
初期の巻取り経路よりも内側に移動させることでも同様
の効果を得ることが可能である。
【0024】(実施の形態2)図4及び図5は本発明の
第2の実施の形態である。上記第1の実施の形態におい
て、糸支持部材の移動手段が時間の経過に伴い作用する
ものであるのに対し、この第2の実施の形態では、巻取
られた糸の収縮に伴う張力の増加を利用して作用させる
ものである。
【0025】図4は巻取りボビン11の主要構成及び中
空糸膜等の糸Tが巻取られてからの作用を説明する図、
図5は巻取りボビン11に備えられた糸支持部材として
の移動支柱12の構造を説明する図である。
【0026】まず図4により、巻取りボビン11の主要
構成及び作用から説明する。図4(a)は糸Tの巻取り
直後の状態の図であり、この状態では糸Tの収縮による
張力増加は発生していない。移動支柱12はフランジ部
13a,13bに巻取りボビン11の回転軸を中心とし
て環状に等配された長孔14a(フランジ部13a,1
3bの両方に設けられているが、ここでは説明を簡略す
るためにフランジ部13a側の長孔14aを代表させ
る)に両端の支軸12a,12bが嵌入される。そし
て、付勢部材としての板バネ15により糸Tの巻取り経
路の経路長が長い第1の位置として長孔14aの外径側
に付勢されている。
【0027】移動支柱12及び板バネ15の構成に関し
ては後述するが、板バネ15は上記のように移動支柱1
2を長孔14aの外径側に付勢するのみの作用を備えた
ものではなく、板バネ15が内側に撓んだ状態では移動
支柱12を糸Tの巻取り経路の経路長が短い第2の位置
として長孔14aの内径側に付勢する。従って、移動支
柱12は第1または第2の位置のいずれか一方に位置す
る。尚、板バネ15は外側に撓んだ状態では内向きの所
定の押圧力が加わることで内側に撓んだ状態となり、ま
た内向きに撓んだ状態ではその逆に作用する。
【0028】図4(b)は糸Tの収縮が開始し、張力が
増加しだした状態である。この図では糸Tの張力により
移動支柱12は巻取りボビン11の回転軸の中心方向へ
と付勢され、板バネ15を押圧して最初の移動支柱12
が第2の位置に移動している。第2の位置に移動した移
動支柱12はその位置に定まり、糸Tを外側へ付勢する
ことはなく、しかも糸Tの巻取り経路が短くなったので
張力が減少し、巻取られている糸Tのつぶれや変形が発
生しない。
【0029】そして、糸Tのさらなる収縮に伴い張力が
増加すると次の移動支柱12が同様に移動する。これを
繰り返して最終的には図4(c)のように全ての移動支
柱12が内側の第2の位置へと移動可能である。
【0030】この実施の形態では8本の移動支柱12と
移動距離により約20%の収縮に対応することが可能で
ある。
【0031】また、移動支柱12を均等に移動させるた
めに、例えば図4においての上下及び左右の4本の移動
支柱12を付勢する板バネ15のバネ定数を低めに設定
し、まず最初にこの4本の移動支柱12が移動するよう
にすることも可能であり、この場合には糸Tの張力が不
均一となることを防止する。
【0032】次に、図5により移動支柱12及び板バネ
15の構成に関して説明する。図5(a)はその正面構
成を説明する図であり、図5(b)はS2断面図であ
る。
【0033】移動支柱12は両端の支軸12a,12b
が長孔14a,14bに嵌入されている。12cは糸T
が当接する外周ローラ12dを軸部に回動自在に保持す
るベアリングである。また、左右のフランジ部13a,
13bはスタッド18及びボルト19により連結固定さ
れている。
【0034】15は板バネであり、16は支軸12a,
12bを板バネ15に接続する押え部材である。また板
バネ15の両端は固定スタッド17によりフランジ部1
3a,13bに回動自在に固定されている。
【0035】なお、図5において、実線で描かれた移動
支柱12は第1の位置に位置しているものであり、2点
鎖線で描かれた移動支柱12は第2の位置に位置するも
のである。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、移動手段により糸支持部材が移動して巻取り経
路の経路長さが短縮するので糸が縮んでも過大な張力が
加わらず、巻取りボビンに巻かれた状態の糸のつぶれや
変形が発生しないので巻取りボビンに巻いた状態で糸の
品質を維持することが可能である。従って、糸の品質を
維持するために特別な切断作業等が必要とならず、次の
糸の加工工程において巻取りボビンに巻かれたまま糸を
使用することができ、作業生産性が向上する。
【0037】また、糸の張力により第1の位置から第2
の位置へと移動する糸支持部材を備えたものは、巻取り
ボビンに巻かれた糸が収縮することで発生する張力によ
り、複数の糸支持部材が順次に糸の巻取り経路の経路長
が短い第2の位置へと自動的に移動するので、糸を糸自
身がつぶれたり変形する張力よりも低い張力の状態に保
つことが簡易な構成で達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明を適用した第1の実施の形態巻取
りボビンの外観図。
【図2】図2は第1の実施の形態の巻取りボビンの構成
を説明する図。
【図3】図3は第1の実施の形態の巻取りボビンの作用
を説明する図。
【図4】図4は第2の実施の形態の巻取りボビンの作用
を説明する図。
【図5】図5は第2の実施の形態の巻取りボビンの構成
を説明する図。
【図6】図6は従来の巻取りボビンに糸を巻いた状態の
図。
【符号の説明】
1 巻取りボビン 2 軸受け部 3a,3b フランジ部 4 脱着支柱 4a 胴部 4b 軸部 4c つば部 5 固定リング 6 小径孔 7 大径孔 11 巻取りボビン 12 移動支柱 12a,12b 支軸 12c ベアリング 13a,13b フランジ部 14a,14b 長孔 15 板バネ 16 押え部材 17 固定スタッド 18 スタッド 19 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 糸の巻取りボビンであって、 巻取りボビンの回転軸を中心として略円環状の糸の巻取
    り経路を構成する複数の移動可能な糸支持部材と、 この糸支持部材の少なくとも一つを前記糸の巻取り経路
    の経路長を短縮する方向に移動させる移動手段とを備え
    たことを特徴とする巻取りボビン。
  2. 【請求項2】 糸の巻取り経路の経路長が長い第1の位
    置と短い第2の位置とに移動する前記糸支持部材と、 この糸支持部材を前記第1または第2の位置のいずれか
    一方に位置するように付勢すると共に第1の位置にある
    糸支持部材に加わる糸の所定の張力により前記糸支持部
    材を第2の位置へと移動する付勢部材とを有する前記移
    動手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の巻取
    りボビン。
JP34556495A 1995-12-08 1995-12-08 巻取りボビン Withdrawn JPH09156834A (ja)

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JP34556495A JPH09156834A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 巻取りボビン

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103612953A (zh) * 2013-11-29 2014-03-05 苏州骏熠纺织有限公司 一种长度可调的筒管
CN105173913A (zh) * 2015-09-11 2015-12-23 湖州乐而达纺织有限公司 一种纺织机用绕线轮
CN106044401A (zh) * 2016-07-21 2016-10-26 苏州科明纺织有限公司 一种便于存放的可调式纺织纱管
WO2019214214A1 (zh) * 2018-05-09 2019-11-14 苏州索布机器人有限公司 一种纺织滚筒放置架
WO2022102436A1 (ja) * 2020-11-16 2022-05-19 東洋紡株式会社 巻取装置および巻取方法

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Effective date: 20030304