JPH09157014A - ジルコニア質敷粉 - Google Patents
ジルコニア質敷粉Info
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- JPH09157014A JPH09157014A JP7315254A JP31525495A JPH09157014A JP H09157014 A JPH09157014 A JP H09157014A JP 7315254 A JP7315254 A JP 7315254A JP 31525495 A JP31525495 A JP 31525495A JP H09157014 A JPH09157014 A JP H09157014A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、耐熱性がよく、焼成物との接
触面が、ジルコニア質のため、焼成物が反応汚染される
ことがなく、形状が球形であるため、焼成物と敷粉、あ
るいは敷粉同士の接触が点接触であり、焼成温度が高く
なっても、焼成物と敷粉の接着、あるいは敷粉同士が接
着することがなく、回収再利用が容易な敷粉の提供する
ことにある。 【解決の手段】ジルコニア質焼結球体からなる敷粉にお
いて、そのジルコニア質焼結球体の平均粒径(直径)が
0.025mmより大きく、且つ、焼成物がセッターと
接触する面の長さの最小値より小さいことを特徴とする
敷粉。
触面が、ジルコニア質のため、焼成物が反応汚染される
ことがなく、形状が球形であるため、焼成物と敷粉、あ
るいは敷粉同士の接触が点接触であり、焼成温度が高く
なっても、焼成物と敷粉の接着、あるいは敷粉同士が接
着することがなく、回収再利用が容易な敷粉の提供する
ことにある。 【解決の手段】ジルコニア質焼結球体からなる敷粉にお
いて、そのジルコニア質焼結球体の平均粒径(直径)が
0.025mmより大きく、且つ、焼成物がセッターと
接触する面の長さの最小値より小さいことを特徴とする
敷粉。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子材料部品など
を焼成する際に用いられる敷粉に関するものである。
を焼成する際に用いられる敷粉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】積層コンデンサ、高電圧コンデンサなど
を含むセラミックコンデンサ、圧電セラミックスなどの
圧電材料、マイクロ波誘電体、積層LC複合チップ、S
AWフィルタなどの高周波部品、半導体コンデンサ、P
TCサーミスタ、NTCサーミスタ、セラミックバリス
タ、セラミックセンサーなどの半導体セラミックスの原
料としてチタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸
ジルコン酸鉛(PbZrTiO3)、チタン酸ストロン
チウム(SrTiO3)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジ
ルコニウム(ZrO2)、稀土類酸化物、ガラス材料な
どの酸化物あるいはこれらの複合物が用いられている。
を含むセラミックコンデンサ、圧電セラミックスなどの
圧電材料、マイクロ波誘電体、積層LC複合チップ、S
AWフィルタなどの高周波部品、半導体コンデンサ、P
TCサーミスタ、NTCサーミスタ、セラミックバリス
タ、セラミックセンサーなどの半導体セラミックスの原
料としてチタン酸バリウム(BaTiO3)、チタン酸
ジルコン酸鉛(PbZrTiO3)、チタン酸ストロン
チウム(SrTiO3)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化ジ
ルコニウム(ZrO2)、稀土類酸化物、ガラス材料な
どの酸化物あるいはこれらの複合物が用いられている。
【0003】このような電子部品は、一般に、これらの
原料を調合し、成形し、焼成用セッターにのせ、800
〜1400℃で焼成することで、セラミックス素体をつ
くり、この素体へ電極を形成させることで素子がつくら
れ、最終的に組み立てることで部品となっている。
原料を調合し、成形し、焼成用セッターにのせ、800
〜1400℃で焼成することで、セラミックス素体をつ
くり、この素体へ電極を形成させることで素子がつくら
れ、最終的に組み立てることで部品となっている。
【0004】これら各種コンデンサやセンサーなど電子
材料部品を焼成する際は、一般にアルミナやムライトな
どの酸化物系セッターが使用されている。しかし、コン
デンサの主原料であるBaTiO3のBaやPbZrT
iO3のPbが、アルミナに反応汚染され、電気特性が
低下したり、ガラス成分の溶融温度に近いところで焼成
した場合、ガラス成分が溶融し、セッターと焼成物が接
着するなど問題が生じていた。
材料部品を焼成する際は、一般にアルミナやムライトな
どの酸化物系セッターが使用されている。しかし、コン
デンサの主原料であるBaTiO3のBaやPbZrT
iO3のPbが、アルミナに反応汚染され、電気特性が
低下したり、ガラス成分の溶融温度に近いところで焼成
した場合、ガラス成分が溶融し、セッターと焼成物が接
着するなど問題が生じていた。
【0005】そこで、セッターと焼成物の反応あるいは
接着を防止するため、セッターの上に敷粉として、Ba
TiO3などと反応しないジルコニア粉末を置き、焼成
する方法が行われている。しかし、この方法において
は、焼成物表面にジルコニア粉末が付着するため、その
粉末の除去作業が生じる。また、焼成温度が高くなる
と、粉末同士が凝集、あるいは接着するため、敷粉とし
ての再利用が難しく、産業廃棄物として処理する必要が
ある。
接着を防止するため、セッターの上に敷粉として、Ba
TiO3などと反応しないジルコニア粉末を置き、焼成
する方法が行われている。しかし、この方法において
は、焼成物表面にジルコニア粉末が付着するため、その
粉末の除去作業が生じる。また、焼成温度が高くなる
と、粉末同士が凝集、あるいは接着するため、敷粉とし
ての再利用が難しく、産業廃棄物として処理する必要が
ある。
【0006】近年、コンデンサなどが多く使用されてい
るAV機器、OA機器、家電製品などの小型化や軽量化
が求められ、電子材料部品の小型化も進んでおり、焼成
時における焼成物とセッターの接触による焼成物の汚
染、あるいは焼成物とセッターの接着による不良品の発
生が、産業廃棄物の処理を含めて重要な問題となってい
る。
るAV機器、OA機器、家電製品などの小型化や軽量化
が求められ、電子材料部品の小型化も進んでおり、焼成
時における焼成物とセッターの接触による焼成物の汚
染、あるいは焼成物とセッターの接着による不良品の発
生が、産業廃棄物の処理を含めて重要な問題となってい
る。
【0007】これらの問題を解決する方法として、ジル
コニア以外の酸化物系セッターの上に高純度ジルコニア
を溶射したもの、あるいはジルコニアセッターが検討さ
れているが、汚染防止の面は解消されるが、焼成温度が
高温になるほど、セッターと焼成物の接着という問題は
残されている。
コニア以外の酸化物系セッターの上に高純度ジルコニア
を溶射したもの、あるいはジルコニアセッターが検討さ
れているが、汚染防止の面は解消されるが、焼成温度が
高温になるほど、セッターと焼成物の接着という問題は
残されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題の解決された、耐熱性がよく、焼成物との接触面が、
ジルコニア質のため、焼成物が反応汚染されることがな
く、形状が球形であるため、焼成物と敷粉、あるいは敷
粉同士の接触が点接触であり、焼成温度が高くなって
も、焼成物と敷粉の接着、あるいは敷粉同士が接着する
ことがなく、回収再利用が容易な敷粉の提供を目的とす
るものである。
題の解決された、耐熱性がよく、焼成物との接触面が、
ジルコニア質のため、焼成物が反応汚染されることがな
く、形状が球形であるため、焼成物と敷粉、あるいは敷
粉同士の接触が点接触であり、焼成温度が高くなって
も、焼成物と敷粉の接着、あるいは敷粉同士が接着する
ことがなく、回収再利用が容易な敷粉の提供を目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジルコニア質
焼結球体からなる敷粉において、そのジルコニア質焼結
球体の平均粒径(直径)が0.025mmより大きく、
且つ、焼成物がセッターと接触する面の長さの最小値よ
り小さいことを特徴とする敷粉を要旨とするものであ
る。
焼結球体からなる敷粉において、そのジルコニア質焼結
球体の平均粒径(直径)が0.025mmより大きく、
且つ、焼成物がセッターと接触する面の長さの最小値よ
り小さいことを特徴とする敷粉を要旨とするものであ
る。
【0010】以下に、本発明の敷粉が充足すべき要件に
ついて、詳細に説明する。
ついて、詳細に説明する。
【0011】(a)敷粉の粒度 敷粉の平均粒径は、0.025mmより大きく、焼成物
がセッターと接触する面の長さの最小値より小さい範囲
にあればよい。
がセッターと接触する面の長さの最小値より小さい範囲
にあればよい。
【0012】本明細書において、敷粉の「平均粒径」と
は、JIS R 6002に基く試験方法により、平均
粒度を測定したものをいい、その値は、0.025mm
より大きく、焼成物がセッターと接触する面の長さの最
小値より小さい範囲であればよい。粒径が大きくなる
と、敷粉同士の接着力は弱くなるが、焼成物がセッター
と接触する面の長さの最小値より大きくなると、点接触
の効果が減少するとともに、焼成物が回収しにくくな
る。
は、JIS R 6002に基く試験方法により、平均
粒度を測定したものをいい、その値は、0.025mm
より大きく、焼成物がセッターと接触する面の長さの最
小値より小さい範囲であればよい。粒径が大きくなる
と、敷粉同士の接着力は弱くなるが、焼成物がセッター
と接触する面の長さの最小値より大きくなると、点接触
の効果が減少するとともに、焼成物が回収しにくくな
る。
【0013】一方、粒径が小さいほど接着力が増大し、
静電気などにより、焼成物の表面に微量の敷粉が付着す
るため、その敷粉の除去作業が生じる。また、焼成温度
が高くなるほど、敷粉同士が接着しやすくなるため、敷
粉の再利用が難しく、産業廃棄物として処理する必要が
ある。特に、0.025mmより小さいと敷粉同士の接
着力が増大するので、敷粉としての再利用や焼成物に接
着した敷粉の分離が難しい。
静電気などにより、焼成物の表面に微量の敷粉が付着す
るため、その敷粉の除去作業が生じる。また、焼成温度
が高くなるほど、敷粉同士が接着しやすくなるため、敷
粉の再利用が難しく、産業廃棄物として処理する必要が
ある。特に、0.025mmより小さいと敷粉同士の接
着力が増大するので、敷粉としての再利用や焼成物に接
着した敷粉の分離が難しい。
【0014】このため、焼成物の形状や焼成温度によっ
て、敷粉の粒径や分布の調整は必要である。
て、敷粉の粒径や分布の調整は必要である。
【0015】(b)敷粉の焼結体密度 焼結体密度は、理論密度の90%以上がよい。対理論密
度が90%より小さいと、敷粉として使用したとき、焼
成物と敷粉の接着、あるいは敷粉同士が接着してしま
う。好ましくは、対理論密度が95%以上がよい。尚、
『焼結体密度』は、JIS R 6125の人造研削材
の比重の測定方法により求めた。
度が90%より小さいと、敷粉として使用したとき、焼
成物と敷粉の接着、あるいは敷粉同士が接着してしま
う。好ましくは、対理論密度が95%以上がよい。尚、
『焼結体密度』は、JIS R 6125の人造研削材
の比重の測定方法により求めた。
【0016】ジルコニア質焼結体の安定化剤として、M
gO、CaO、Y2O3、CeO2などの稀土類酸化物が
多く使用されているが、敷粉として使用する場合、熱的
に安定であればよく、特に、安定化剤を限定する必要は
ない。例えば、Y2O3であれば、Y2O3/ZrO2のモ
ル比で1.5/98.5以上であることが好ましい。
1.5/98.5未満であれば単斜晶系ジルコニアが多
くなり、転移により耐熱衝撃性の弱い敷粉となり、再利
用できない。また、安定化剤および不可避成分以外に、
耐熱性の向上などのために、Al2O3、TiO2、Si
O2などの酸化物あるいはこれらの化合物を共存させて
もよい。これらは、ジルコニアより融点の低いものがよ
く、焼成時に、敷粉と焼成物が反応あるいは接着しなけ
れば、含有量を限定する必要はないが、主成分として
は、ジルコニアが好ましいので、ジルコニアと安定化剤
との合計に対し、0.05〜10質量%の範囲内で用い
ることが好ましい。
gO、CaO、Y2O3、CeO2などの稀土類酸化物が
多く使用されているが、敷粉として使用する場合、熱的
に安定であればよく、特に、安定化剤を限定する必要は
ない。例えば、Y2O3であれば、Y2O3/ZrO2のモ
ル比で1.5/98.5以上であることが好ましい。
1.5/98.5未満であれば単斜晶系ジルコニアが多
くなり、転移により耐熱衝撃性の弱い敷粉となり、再利
用できない。また、安定化剤および不可避成分以外に、
耐熱性の向上などのために、Al2O3、TiO2、Si
O2などの酸化物あるいはこれらの化合物を共存させて
もよい。これらは、ジルコニアより融点の低いものがよ
く、焼成時に、敷粉と焼成物が反応あるいは接着しなけ
れば、含有量を限定する必要はないが、主成分として
は、ジルコニアが好ましいので、ジルコニアと安定化剤
との合計に対し、0.05〜10質量%の範囲内で用い
ることが好ましい。
【0017】(c)敷粉の真球度 本発明の敷粉の形状は、真球に近いことが好ましく、敷
粉の任意の10個以上の投影断面から、次式の平均によ
り求められた真球度が0.8以上であることが望まし
い。真球度を0.8以上にすることにより、焼成物との
点接触が確実となり、焼成物と接着しにくい敷粉とな
る。
粉の任意の10個以上の投影断面から、次式の平均によ
り求められた真球度が0.8以上であることが望まし
い。真球度を0.8以上にすることにより、焼成物との
点接触が確実となり、焼成物と接着しにくい敷粉とな
る。
【0018】真球度(真球=1)=(断面の最小直径)
/(断面の最大直径) 以下、本発明の敷粉の製造法を説明する。
/(断面の最大直径) 以下、本発明の敷粉の製造法を説明する。
【0019】本発明に用いられるジルコニア質敷粉は、
加水分解法、中和共沈法、加水分解−中和法、アルコキ
シド法などによるジルコニア質粉末の製造において中間
体として得られるジルコニアゾルと噴霧造粒法などの造
粒乾燥方法;電融法、加水分解法、中和共沈法、加水分
解−中和法、水熱酸化法、熱分解法、アルコキシド法な
どによって得られたジルコニア質粉末と転動造粒法、押
出造粒法、圧縮造粒法、攪拌造粒法、液中造粒法などの
造粒方法;該ジルコニア質粉末スラリーと噴霧造粒法な
どの造粒乾燥方法との組合せによって製造することがで
きる。
加水分解法、中和共沈法、加水分解−中和法、アルコキ
シド法などによるジルコニア質粉末の製造において中間
体として得られるジルコニアゾルと噴霧造粒法などの造
粒乾燥方法;電融法、加水分解法、中和共沈法、加水分
解−中和法、水熱酸化法、熱分解法、アルコキシド法な
どによって得られたジルコニア質粉末と転動造粒法、押
出造粒法、圧縮造粒法、攪拌造粒法、液中造粒法などの
造粒方法;該ジルコニア質粉末スラリーと噴霧造粒法な
どの造粒乾燥方法との組合せによって製造することがで
きる。
【0020】焼成物の大きさや焼成温度に適した敷粉を
得るためには、ジルコニア粉末や造粒体の製法に限定す
る必要はないが、各種粉末製造法で得られたジルコニア
粉末の特性に適応した造粒方法を選択する必要がある。
得るためには、ジルコニア粉末や造粒体の製法に限定す
る必要はないが、各種粉末製造法で得られたジルコニア
粉末の特性に適応した造粒方法を選択する必要がある。
【0021】0.1mmより小さい敷粉を得る方法は、
スプレードライヤーを用いる噴霧造粒法が好ましい。例
えば、安定化剤を含まないジルコニア粉末に、安定化剤
であるイットリア粉末を加え、これを湿式で粉砕してス
ラリーを得、500cP以上に粘度調整後、大気中で回
転ディスク式の噴霧乾燥装置を用いて乾燥造粒させ、得
られた造粒体を希望するサイズに分級後、この造粒体を
1300〜1600℃で焼成することにより、ジルコニ
ア質焼結球体(敷粉)を得る。
スプレードライヤーを用いる噴霧造粒法が好ましい。例
えば、安定化剤を含まないジルコニア粉末に、安定化剤
であるイットリア粉末を加え、これを湿式で粉砕してス
ラリーを得、500cP以上に粘度調整後、大気中で回
転ディスク式の噴霧乾燥装置を用いて乾燥造粒させ、得
られた造粒体を希望するサイズに分級後、この造粒体を
1300〜1600℃で焼成することにより、ジルコニ
ア質焼結球体(敷粉)を得る。
【0022】0.1mmより大きい敷粉を得る方法は、
転動造粒法、攪拌造粒法、液中造粒法が好ましい。転動
造粒法や攪拌造粒法は、例えば、0.1mm程度のジル
コニア質造粒体を核とし、水などをバインダ−として、
安定化剤を含むジルコニア粉末を加えながら、造粒機内
で転動あるいは攪拌により着肉成長させ、目的とする球
体に造粒する。次に得られた造粒体を100〜200℃
で乾燥させ、希望するサイズに分級後、1300〜16
00℃で焼成することにより、ジルコニア質焼結球体を
得る。
転動造粒法、攪拌造粒法、液中造粒法が好ましい。転動
造粒法や攪拌造粒法は、例えば、0.1mm程度のジル
コニア質造粒体を核とし、水などをバインダ−として、
安定化剤を含むジルコニア粉末を加えながら、造粒機内
で転動あるいは攪拌により着肉成長させ、目的とする球
体に造粒する。次に得られた造粒体を100〜200℃
で乾燥させ、希望するサイズに分級後、1300〜16
00℃で焼成することにより、ジルコニア質焼結球体を
得る。
【0023】液中造粒法は、例えば、水などを液相とし
た攪拌槽に、噴霧造粒法により分級して得た0.053
〜0.09mmのジルコニア質造粒体を核として入れ、
安定化剤を含むジルコニアスラリーを加えながら、槽内
で攪拌により着肉成長させ、目的とする球体に造粒す
る。次に得られた造粒体を100〜200℃で乾燥さ
せ、希望するサイズに分級後、1300〜1600℃で
焼成することにより、ジルコニア質焼結球体を得る。
た攪拌槽に、噴霧造粒法により分級して得た0.053
〜0.09mmのジルコニア質造粒体を核として入れ、
安定化剤を含むジルコニアスラリーを加えながら、槽内
で攪拌により着肉成長させ、目的とする球体に造粒す
る。次に得られた造粒体を100〜200℃で乾燥さ
せ、希望するサイズに分級後、1300〜1600℃で
焼成することにより、ジルコニア質焼結球体を得る。
【0024】
【発明の効果】以上の如く、本発明の敷粉は、耐熱性が
よく、焼成物との接触面が、ジルコニア質のため、焼成
物が反応汚染されることがなく、形状が球形であるた
め、焼成物と敷粉、あるいは敷粉同士の接触が点接触で
あり、焼成温度が高くなっても、焼成物と敷粉の接着、
あるいは敷粉同士が接着することがなく、回収再利用が
容易である。
よく、焼成物との接触面が、ジルコニア質のため、焼成
物が反応汚染されることがなく、形状が球形であるた
め、焼成物と敷粉、あるいは敷粉同士の接触が点接触で
あり、焼成温度が高くなっても、焼成物と敷粉の接着、
あるいは敷粉同士が接着することがなく、回収再利用が
容易である。
【0025】このジルコニア質敷粉をアルミナなどの凹
状の酸化物系セッターの上に敷くことで、BaTiO3
やPbZrTiO3などで成形されたコンデンサやセン
サーなどの電子部品を焼成させる工程において、焼成物
と反応し汚染したり、敷粉が焼成物に接着せず、焼成温
度が高くなっても、焼成物がセッターに接着する問題も
なくなり、接着物の除去作業がなくなる。
状の酸化物系セッターの上に敷くことで、BaTiO3
やPbZrTiO3などで成形されたコンデンサやセン
サーなどの電子部品を焼成させる工程において、焼成物
と反応し汚染したり、敷粉が焼成物に接着せず、焼成温
度が高くなっても、焼成物がセッターに接着する問題も
なくなり、接着物の除去作業がなくなる。
【0026】また、敷粉同士が接着することがなく、敷
粉の回収再利用が容易となり、産業廃棄物の問題も解消
される。
粉の回収再利用が容易となり、産業廃棄物の問題も解消
される。
【0027】このジルコニア質敷粉を用いれば、焼成物
の小型化に伴うセッターとの接着防止、あるいは焼成温
度の高温化に伴う接着防止など、製造条件に関する厳し
い要求に対応することができる。
の小型化に伴うセッターとの接着防止、あるいは焼成温
度の高温化に伴う接着防止など、製造条件に関する厳し
い要求に対応することができる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0029】実施例1 市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−3Y(噴霧
乾燥品)を目開き0.038mmおよび0.125mm
の篩で分級し、この範囲内のものを大気雰囲気下で電気
炉により、1500℃、保持4時間の条件で焼成し、ジ
ルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア質焼結
球体を目開き0.025mmおよび0.09mmの篩で
分級して、平均粒径0.045mmのジルコニア質敷粉
を得、凹状のアルミナセッター(100mm×100m
m×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからな
る接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、
大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間
の条件で焼成した。
乾燥品)を目開き0.038mmおよび0.125mm
の篩で分級し、この範囲内のものを大気雰囲気下で電気
炉により、1500℃、保持4時間の条件で焼成し、ジ
ルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア質焼結
球体を目開き0.025mmおよび0.09mmの篩で
分級して、平均粒径0.045mmのジルコニア質敷粉
を得、凹状のアルミナセッター(100mm×100m
m×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからな
る接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、
大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間
の条件で焼成した。
【0030】実施例2 市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−3Y(噴霧
乾燥品)をスラリー濃度65質量%となるように水を加
えて、10mmφジルコニアボールの投入された振動ボ
ールミルで4時間分散させて、ジルコニア粉末スラリー
を1100g得た。次に市販の東ソー(株)製ジルコニ
ア粉末TZ−3Yを目開き0.063mmおよび0.1
06mmの篩で分級し、この範囲内のもの700g得
た。次に、市販の10リットルの樹脂製ビーカーに水を
377g入れ、攪拌機で攪拌しながら、アンモニア水を
添加して、pHを9〜9.5に調整し、前記のジルコニ
ア粉末700gを核として入れた分散スラリーを調整し
た。次に、該分散スラリーのpHを9〜9.5に保ちな
がら、前記のジルコニア粉末スラリー1100gを定量
ポンプを用いて連続的に添加し、核に着肉成長させた造
粒体とした。スラリーの添加が終了した時点で、中央理
化工業(株)製のセラミックスバインダーSA−260
をジルコニア粉末量に対して0.5質量%添加し、攪拌
停止後、造粒体を静定分離し、100℃で乾燥した。更
に乾燥造粒体を目開き0.09mmおよび0.125m
mの篩で分級し、この範囲のものを大気雰囲気下で電気
炉により、1500℃、保持4時間の条件で焼成し、ジ
ルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア質焼結
球体を目開き0.075mmおよび0.10mmの篩で
分級して、平均粒径0.09mmのジルコニア質敷粉を
得、凹状のアルミナセッター(100mm×100mm
×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからなる
接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、大
気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間の
条件で焼成した。
乾燥品)をスラリー濃度65質量%となるように水を加
えて、10mmφジルコニアボールの投入された振動ボ
ールミルで4時間分散させて、ジルコニア粉末スラリー
を1100g得た。次に市販の東ソー(株)製ジルコニ
ア粉末TZ−3Yを目開き0.063mmおよび0.1
06mmの篩で分級し、この範囲内のもの700g得
た。次に、市販の10リットルの樹脂製ビーカーに水を
377g入れ、攪拌機で攪拌しながら、アンモニア水を
添加して、pHを9〜9.5に調整し、前記のジルコニ
ア粉末700gを核として入れた分散スラリーを調整し
た。次に、該分散スラリーのpHを9〜9.5に保ちな
がら、前記のジルコニア粉末スラリー1100gを定量
ポンプを用いて連続的に添加し、核に着肉成長させた造
粒体とした。スラリーの添加が終了した時点で、中央理
化工業(株)製のセラミックスバインダーSA−260
をジルコニア粉末量に対して0.5質量%添加し、攪拌
停止後、造粒体を静定分離し、100℃で乾燥した。更
に乾燥造粒体を目開き0.09mmおよび0.125m
mの篩で分級し、この範囲のものを大気雰囲気下で電気
炉により、1500℃、保持4時間の条件で焼成し、ジ
ルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア質焼結
球体を目開き0.075mmおよび0.10mmの篩で
分級して、平均粒径0.09mmのジルコニア質敷粉を
得、凹状のアルミナセッター(100mm×100mm
×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからなる
接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、大
気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間の
条件で焼成した。
【0031】実施例3 市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−3YB(噴
霧乾燥品)を目開き0.053mmおよび0.106m
mの篩で分級し、この範囲内のもの200g得た。次
に、0.5リットルの樹脂製ビーカーに前記粉末200
gを核として投入し、周速2.5m/秒で攪拌しなが
ら、注射器の針の先端から、バインダーを水として少量
添加し、更に、市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末T
Z−3YS−Tを少量づつ添加した。粉末の添加量が2
00gになるまで、水の添加と粉末の添加操作を繰り返
した。ここで、ビーカー内の造粒体を200g抜き出
し、更に、水と粉末200g(TZ−3YS−T)を交
互に添加した。抜き出し作業を2回行った後、最終の造
粒操作を行い、目開き0.2mmおよび0.3mmの篩
で分級し、この範囲内のものを大気雰囲気下で電気炉に
より、1500℃、保持4時間の条件で焼成し、ジルコ
ニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア質焼結球体
を目開き0.15mmおよび0.25mmの篩で分級し
て、平均粒径0.212mmのジルコニア質敷粉を得、
凹状のアルミナセッター(100mm×100mm×厚
さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからなる接触
面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、大気雰
囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間の条件
で焼成した。
霧乾燥品)を目開き0.053mmおよび0.106m
mの篩で分級し、この範囲内のもの200g得た。次
に、0.5リットルの樹脂製ビーカーに前記粉末200
gを核として投入し、周速2.5m/秒で攪拌しなが
ら、注射器の針の先端から、バインダーを水として少量
添加し、更に、市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末T
Z−3YS−Tを少量づつ添加した。粉末の添加量が2
00gになるまで、水の添加と粉末の添加操作を繰り返
した。ここで、ビーカー内の造粒体を200g抜き出
し、更に、水と粉末200g(TZ−3YS−T)を交
互に添加した。抜き出し作業を2回行った後、最終の造
粒操作を行い、目開き0.2mmおよび0.3mmの篩
で分級し、この範囲内のものを大気雰囲気下で電気炉に
より、1500℃、保持4時間の条件で焼成し、ジルコ
ニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア質焼結球体
を目開き0.15mmおよび0.25mmの篩で分級し
て、平均粒径0.212mmのジルコニア質敷粉を得、
凹状のアルミナセッター(100mm×100mm×厚
さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからなる接触
面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、大気雰
囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間の条件
で焼成した。
【0032】実施例4 球形整粒機(不二パウダル(株)製マルメライザーQJ
−400型)を用いて直径400mmの回転円盤を周速
8m/秒で回転させ、実施例3で得た、目開き0.2m
mおよび0.3mmの篩で分級した造粒体を核として投
入し、水をバインダーとして、市販の東ソー(株)製ジ
ルコニア粉末TZ−3YS−Tを水と交互に少量づつ添
加して、着肉造粒させ、目開きO.85mmおよび1.
0mmの篩で分級し、この範囲内のものを大気雰囲気下
で電気炉により、1500℃、保持4時間の条件で焼成
し、ジルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア
質焼結球体を目開き0.6mmおよび0.85mmの篩
で分級して、平均粒径0.71mmのジルコニア質敷粉
を得、凹状のアルミナセッター(100mm×100m
m×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからな
る接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、
大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間
の条件で焼成した。
−400型)を用いて直径400mmの回転円盤を周速
8m/秒で回転させ、実施例3で得た、目開き0.2m
mおよび0.3mmの篩で分級した造粒体を核として投
入し、水をバインダーとして、市販の東ソー(株)製ジ
ルコニア粉末TZ−3YS−Tを水と交互に少量づつ添
加して、着肉造粒させ、目開きO.85mmおよび1.
0mmの篩で分級し、この範囲内のものを大気雰囲気下
で電気炉により、1500℃、保持4時間の条件で焼成
し、ジルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジルコニア
質焼結球体を目開き0.6mmおよび0.85mmの篩
で分級して、平均粒径0.71mmのジルコニア質敷粉
を得、凹状のアルミナセッター(100mm×100m
m×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムからな
る接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載せ、
大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2時間
の条件で焼成した。
【0033】比較例1 市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−3Y(噴霧
乾燥品)を目開き0.038mmおよび0.125mm
の篩で分級し、平均粒径0.053mmのジルコニア質
敷粉を得、凹状のアルミナセッター(100mm×10
0mm×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムか
らなる接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載
せ、大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2
時間の条件で焼成した。
乾燥品)を目開き0.038mmおよび0.125mm
の篩で分級し、平均粒径0.053mmのジルコニア質
敷粉を得、凹状のアルミナセッター(100mm×10
0mm×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムか
らなる接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載
せ、大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2
時間の条件で焼成した。
【0034】しかし、焼結体密度が低いため、チタン酸
バリウムからなる焼結体と敷粉、敷粉同士が接着した。
また、一部、敷粉とセッターも接着した。
バリウムからなる焼結体と敷粉、敷粉同士が接着した。
また、一部、敷粉とセッターも接着した。
【0035】比較例2 市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−3YB(噴
霧乾燥品)200gを0.5リットルの樹脂製ビーカー
に核として投入し、周速2.5m/秒で攪拌しながら、
注射器の針の先端から、バインダーを水として少量添加
し、更に、市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−
3Yを少量づつ添加した。粉末の添加量が200gにな
るまで、水の添加と粉末の添加操作を繰り返した。ここ
で、ビーカー内の造粒体を200g抜き出し、更に、水
と粉末200g(TZ−3Y)を交互に添加した。抜き
出し作業を2回行った後、最終の造粒操作を行い、目開
き0.2mmおよび0.3mmの篩で分級し、この範囲
内のものを大気雰囲気下で電気炉により、1500℃、
保持4時間の条件で焼成し、ジルコニア質焼結球体を得
た。更に、該ジルコニア質焼結球体を目開き0.15m
mおよび0.25mmの篩で分級して、平均粒径0.2
mmのジルコニア質敷粉を得、凹状のアルミナセッター
(100mm×100mm×厚さ5mm)の上に敷き、
チタン酸バリウムからなる接触面の長さ2mm×1mm
の成形体を10個載せ、大気雰囲気下で電気炉により、
1330℃、保持2時間の条件で焼成した。
霧乾燥品)200gを0.5リットルの樹脂製ビーカー
に核として投入し、周速2.5m/秒で攪拌しながら、
注射器の針の先端から、バインダーを水として少量添加
し、更に、市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−
3Yを少量づつ添加した。粉末の添加量が200gにな
るまで、水の添加と粉末の添加操作を繰り返した。ここ
で、ビーカー内の造粒体を200g抜き出し、更に、水
と粉末200g(TZ−3Y)を交互に添加した。抜き
出し作業を2回行った後、最終の造粒操作を行い、目開
き0.2mmおよび0.3mmの篩で分級し、この範囲
内のものを大気雰囲気下で電気炉により、1500℃、
保持4時間の条件で焼成し、ジルコニア質焼結球体を得
た。更に、該ジルコニア質焼結球体を目開き0.15m
mおよび0.25mmの篩で分級して、平均粒径0.2
mmのジルコニア質敷粉を得、凹状のアルミナセッター
(100mm×100mm×厚さ5mm)の上に敷き、
チタン酸バリウムからなる接触面の長さ2mm×1mm
の成形体を10個載せ、大気雰囲気下で電気炉により、
1330℃、保持2時間の条件で焼成した。
【0036】しかし、敷粉の真球度が悪いため、一部、
チタン酸バリウムからなる焼結体と敷粉が接着した。敷
粉同士の接着はなかった。
チタン酸バリウムからなる焼結体と敷粉が接着した。敷
粉同士の接着はなかった。
【0037】比較例3 実施例4と同じ製法で、実施例3で得た、目開きO.2
mmおよび0.3mmの篩で分級した造粒体を核として
投入し、水をバインダーとして、市販の東ソー(株)製
ジルコニア粉末TZ−3YS−Tを水と交互に少量づつ
添加して、着肉造粒させ、目開き2.36mmおよび
3.35mmの篩で分級し、この範囲内のものを大気雰
囲気下で電気炉により、1500℃、保持4時間の条件
で焼成し、ジルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジル
コニア質焼結球体を目開き1.7mmおよび2.36m
mの篩で分級して、平均粒径2.0mmのジルコニア質
敷粉を得、凹状のアルミナセッター(100mm×10
0mm×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムか
らなる接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載
せ、大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2
時間の条件で焼成した。 しかし、敷粉同士の接着はな
かったが、一部、チタン酸バリウムからなる焼結体と敷
粉の接着があった。また、敷粉と焼結体の大きさが変わ
らないため、回収に手間取った。
mmおよび0.3mmの篩で分級した造粒体を核として
投入し、水をバインダーとして、市販の東ソー(株)製
ジルコニア粉末TZ−3YS−Tを水と交互に少量づつ
添加して、着肉造粒させ、目開き2.36mmおよび
3.35mmの篩で分級し、この範囲内のものを大気雰
囲気下で電気炉により、1500℃、保持4時間の条件
で焼成し、ジルコニア質焼結球体を得た。更に、該ジル
コニア質焼結球体を目開き1.7mmおよび2.36m
mの篩で分級して、平均粒径2.0mmのジルコニア質
敷粉を得、凹状のアルミナセッター(100mm×10
0mm×厚さ5mm)の上に敷き、チタン酸バリウムか
らなる接触面の長さ2mm×1mmの成形体を10個載
せ、大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、保持2
時間の条件で焼成した。 しかし、敷粉同士の接着はな
かったが、一部、チタン酸バリウムからなる焼結体と敷
粉の接着があった。また、敷粉と焼結体の大きさが変わ
らないため、回収に手間取った。
【0038】比較例4 市販の東ソー(株)製ジルコニア粉末TZ−3YB(噴
霧乾燥品)500gを大きさ180mm×180mmの
金型にいれ、300kg/cm2の圧力でプレス成形
し、大気雰囲気下で電気炉により、1500℃、保持4
時間の条件で焼成し、平板状のジルコニア質セッター
(150mm×150mm×厚さ5mm)を得、チタン
酸バリウムからなる大きさ2mm×1mmの成形体を1
0個載せ、大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、
保持2時間の条件で焼成した。
霧乾燥品)500gを大きさ180mm×180mmの
金型にいれ、300kg/cm2の圧力でプレス成形
し、大気雰囲気下で電気炉により、1500℃、保持4
時間の条件で焼成し、平板状のジルコニア質セッター
(150mm×150mm×厚さ5mm)を得、チタン
酸バリウムからなる大きさ2mm×1mmの成形体を1
0個載せ、大気雰囲気下で電気炉により、1330℃、
保持2時間の条件で焼成した。
【0039】しかし、一部、チタン酸バリウムからなる
焼結体と敷粉が接着した。
焼結体と敷粉が接着した。
【0040】以上の実施例1〜4及び比較例1〜4で得
られた敷粉の特性を表1に、焼成テストの結果を表2に
示す。
られた敷粉の特性を表1に、焼成テストの結果を表2に
示す。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
Claims (3)
- 【請求項1】ジルコニア質焼結球体からなる敷粉におい
て、そのジルコニア質焼結球体の平均粒径(直径)が
0.025mmより大きく、且つ、焼成物がセッターと
接触する面の長さの最小値より小さいことを特徴とする
敷粉。 - 【請求項2】請求項1に記載の敷粉のおいて、焼結体密
度が理論密度の90%以上であり、真球度が0.8以上
であることを特徴とする敷粉。 - 【請求項3】請求項1または2記載の敷粉をセッターの
上に敷き、焼成することを特徴とする焼成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7315254A JPH09157014A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ジルコニア質敷粉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7315254A JPH09157014A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ジルコニア質敷粉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09157014A true JPH09157014A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18063224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7315254A Pending JPH09157014A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | ジルコニア質敷粉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09157014A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006151762A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Toray Ind Inc | 酸化ジルコニウム質敷粉 |
| JP2024030969A (ja) * | 2022-08-25 | 2024-03-07 | 太陽誘電株式会社 | 積層セラミック電子部品、およびその製造方法 |
| CN117945754A (zh) * | 2024-01-31 | 2024-04-30 | 江南大学 | 基于光固化增材制造及微波烧结技术制备陶瓷义齿的方法 |
| JP2024131087A (ja) * | 2023-03-15 | 2024-09-30 | 日本碍子株式会社 | 焼成体の製造方法 |
| WO2024203966A1 (ja) * | 2023-03-24 | 2024-10-03 | 株式会社 東芝 | 敷粉の回収方法及びセラミックス焼結体の製造方法 |
-
1995
- 1995-12-04 JP JP7315254A patent/JPH09157014A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006151762A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Toray Ind Inc | 酸化ジルコニウム質敷粉 |
| JP2024030969A (ja) * | 2022-08-25 | 2024-03-07 | 太陽誘電株式会社 | 積層セラミック電子部品、およびその製造方法 |
| JP2024131087A (ja) * | 2023-03-15 | 2024-09-30 | 日本碍子株式会社 | 焼成体の製造方法 |
| WO2024203966A1 (ja) * | 2023-03-24 | 2024-10-03 | 株式会社 東芝 | 敷粉の回収方法及びセラミックス焼結体の製造方法 |
| CN117945754A (zh) * | 2024-01-31 | 2024-04-30 | 江南大学 | 基于光固化增材制造及微波烧结技术制备陶瓷义齿的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050713 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050809 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051011 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060822 |