JPH09157733A - ステンレス鋼の真空精錬方法 - Google Patents
ステンレス鋼の真空精錬方法Info
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- JPH09157733A JPH09157733A JP31451595A JP31451595A JPH09157733A JP H09157733 A JPH09157733 A JP H09157733A JP 31451595 A JP31451595 A JP 31451595A JP 31451595 A JP31451595 A JP 31451595A JP H09157733 A JPH09157733 A JP H09157733A
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- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 クロム酸化が少なく高速の脱炭精錬が可能な
ステンレス鋼の真空精錬方法を提供する。 【解決手段】 取鍋内溶鋼表面の一部に、真空槽の下部
に連結した直胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置で、
該真空槽の上方より挿入したガス供給用上吹きランスか
ら溶鋼面に酸素ガスを吹き付ける真空精錬装置を用い、
送酸開始時点の炭素濃度C0 を0.5〜1%、真空度Q
0 を100〜300Torr 、酸素供給速度F0 を1
7〜27Nm3 /(Hr・ton)とした場合、炭素濃
度Cに応じて、酸素供給速度Fを0.8FO (C/
CO )〜1.2F0 (C/C0 )の範囲で制御する、ク
ロムを5%以上含むステンレス鋼の精錬方法において、
0.7F 0 〜0.35FO 、100〜300Torrの
範囲で適正膨張となるランスノズルを用いる。
ステンレス鋼の真空精錬方法を提供する。 【解決手段】 取鍋内溶鋼表面の一部に、真空槽の下部
に連結した直胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置で、
該真空槽の上方より挿入したガス供給用上吹きランスか
ら溶鋼面に酸素ガスを吹き付ける真空精錬装置を用い、
送酸開始時点の炭素濃度C0 を0.5〜1%、真空度Q
0 を100〜300Torr 、酸素供給速度F0 を1
7〜27Nm3 /(Hr・ton)とした場合、炭素濃
度Cに応じて、酸素供給速度Fを0.8FO (C/
CO )〜1.2F0 (C/C0 )の範囲で制御する、ク
ロムを5%以上含むステンレス鋼の精錬方法において、
0.7F 0 〜0.35FO 、100〜300Torrの
範囲で適正膨張となるランスノズルを用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空精錬装置によ
るステンレス溶鋼の精錬方法に関するものであり、詳し
くは、直胴型浸漬管を有する真空精錬装置を用い、真空
槽内に挿入したランスから酸素を吹き付けることによ
り、クロム酸化が少なく、高速の脱炭精錬を可能とする
真空精錬方法に関する。
るステンレス溶鋼の精錬方法に関するものであり、詳し
くは、直胴型浸漬管を有する真空精錬装置を用い、真空
槽内に挿入したランスから酸素を吹き付けることによ
り、クロム酸化が少なく、高速の脱炭精錬を可能とする
真空精錬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼の真空精錬技術としては、
VODとRHOBが広く用いられている。VODは、取
鍋全体を真空に減圧し、取鍋底のポーラス煉瓦から不活
性ガスを供給して溶鋼を攪拌しつつ上吹き酸素を吹き付
けるものであり、またRHOBは、溶鋼に浸漬される上
昇管と下降管を有する真空槽を用い、この真空槽に吸い
上げた溶鋼に酸素を吹き付けるものである。
VODとRHOBが広く用いられている。VODは、取
鍋全体を真空に減圧し、取鍋底のポーラス煉瓦から不活
性ガスを供給して溶鋼を攪拌しつつ上吹き酸素を吹き付
けるものであり、またRHOBは、溶鋼に浸漬される上
昇管と下降管を有する真空槽を用い、この真空槽に吸い
上げた溶鋼に酸素を吹き付けるものである。
【0003】一般に、クロムと炭素を比較すると、真空
度や酸素供給速度、攪拌力に応じて炭素がクロムよりも
優先的に酸化される濃度範囲は経験的に規定され、優先
脱炭領域と呼ばれている。この優先脱炭領域は、大気圧
下の上底吹き転炉精錬では0.6〜0.8%の炭素濃度
までであり、それよりも炭素濃度が低くなった場合に
は、高価なクロムが優先的に酸化されるため、経済的に
著しい損失を招く。従って、この炭素濃度以下の領域で
は真空精錬を実施することが望ましいが、RHOBの場
合には、取鍋内溶鋼の攪拌が、真空槽内でのガスを吹き
込まれた上昇管側溶鋼とガスを吹き込まれない下降管側
溶鋼のヘッド差に起因するものでしかないために非常に
小さく、酸素供給速度を大きくできずに、脱炭に長時間
を要するという問題が生じる。このため、クロム酸化を
引き起こしてでも、上底吹き転炉精錬では0.1%程度
の炭素濃度まで吹き下げた後にRHOB処理を実施する
のが実情であり、経済的には効率的な方法とは言い難
い。
度や酸素供給速度、攪拌力に応じて炭素がクロムよりも
優先的に酸化される濃度範囲は経験的に規定され、優先
脱炭領域と呼ばれている。この優先脱炭領域は、大気圧
下の上底吹き転炉精錬では0.6〜0.8%の炭素濃度
までであり、それよりも炭素濃度が低くなった場合に
は、高価なクロムが優先的に酸化されるため、経済的に
著しい損失を招く。従って、この炭素濃度以下の領域で
は真空精錬を実施することが望ましいが、RHOBの場
合には、取鍋内溶鋼の攪拌が、真空槽内でのガスを吹き
込まれた上昇管側溶鋼とガスを吹き込まれない下降管側
溶鋼のヘッド差に起因するものでしかないために非常に
小さく、酸素供給速度を大きくできずに、脱炭に長時間
を要するという問題が生じる。このため、クロム酸化を
引き起こしてでも、上底吹き転炉精錬では0.1%程度
の炭素濃度まで吹き下げた後にRHOB処理を実施する
のが実情であり、経済的には効率的な方法とは言い難
い。
【0004】これに対してVODは、取鍋底のポーラス
煉瓦からの不活性ガス攪拌のため、攪拌力はRHOBよ
りもはるかに大きいことから、酸素供給速度を上げるこ
とは原理的には可能となる。しかし、溶鋼面より上部の
空間(フリーボード)が小さいため、上吹き酸素供給速
度を大きくした時に発生するスプラッシュが取鍋上部や
天蓋に付着堆積して、操業を困難にするという問題があ
る。
煉瓦からの不活性ガス攪拌のため、攪拌力はRHOBよ
りもはるかに大きいことから、酸素供給速度を上げるこ
とは原理的には可能となる。しかし、溶鋼面より上部の
空間(フリーボード)が小さいため、上吹き酸素供給速
度を大きくした時に発生するスプラッシュが取鍋上部や
天蓋に付着堆積して、操業を困難にするという問題があ
る。
【0005】これらを解決する手段としては、特開昭5
2−52110号公報、特開平1−156416号公
報、特開昭61−37912号公報が開示されている。
これらは、何れも直胴型浸漬槽を用いることにより、取
鍋底に設けたポーラス煉瓦から不活性ガスを供給して溶
鋼を攪拌する際の酸素供給速度の制限を解消するととも
に、VODにおいてフリーボードが少ないという欠点を
巧みに解消した方法である。しかし、これらの方法であ
っても、取鍋に設置されるポーラス煉瓦から吹き込み得
るガス量には限界があるため、高い酸素供給速度のまま
で精錬を続けると炭素濃度の低下に伴いクロムの酸化が
起こる。従って、炭素濃度の低下に応じて、酸素供給速
度を低下させるか、あるいはさらにそれに加えて真空度
を高真空とするという制御が必要となる。
2−52110号公報、特開平1−156416号公
報、特開昭61−37912号公報が開示されている。
これらは、何れも直胴型浸漬槽を用いることにより、取
鍋底に設けたポーラス煉瓦から不活性ガスを供給して溶
鋼を攪拌する際の酸素供給速度の制限を解消するととも
に、VODにおいてフリーボードが少ないという欠点を
巧みに解消した方法である。しかし、これらの方法であ
っても、取鍋に設置されるポーラス煉瓦から吹き込み得
るガス量には限界があるため、高い酸素供給速度のまま
で精錬を続けると炭素濃度の低下に伴いクロムの酸化が
起こる。従って、炭素濃度の低下に応じて、酸素供給速
度を低下させるか、あるいはさらにそれに加えて真空度
を高真空とするという制御が必要となる。
【0006】しかし、酸素を供給するための上吹きラン
スは、設計された真空度、酸素供給速度、2次圧の下で
のみエネルギー損失が少ない噴流を得ることができるよ
うな先広がり形状(ラバールノズル)で設計されている
ため、設計値よりも大幅に酸素供給速度を低下させた場
合には、エネルギー損失が大きく浴面到達流速が小さ
い、いわゆるソフトブローにならざるを得ない。このよ
うにソフトブローになった場合には、酸素噴流と溶鋼が
衝突する場所に形成される火点の温度が低下するため、
十分な精錬効果が得られなくなる。
スは、設計された真空度、酸素供給速度、2次圧の下で
のみエネルギー損失が少ない噴流を得ることができるよ
うな先広がり形状(ラバールノズル)で設計されている
ため、設計値よりも大幅に酸素供給速度を低下させた場
合には、エネルギー損失が大きく浴面到達流速が小さ
い、いわゆるソフトブローにならざるを得ない。このよ
うにソフトブローになった場合には、酸素噴流と溶鋼が
衝突する場所に形成される火点の温度が低下するため、
十分な精錬効果が得られなくなる。
【0007】また、高真空にすると、噴流に対する雰囲
気ガスの抵抗が小さくなるため、同一ランスでも浴面到
達流速が大きい、いわゆるハードブローになる。ハード
ブローになることは、火点温度が上昇するため精錬効果
としては望ましいが、必要以上にハードブローにする
と、スプラッシュが激しく発生するため、適正範囲での
制御が必要である。しかし、真空下での噴流特性につい
ては、従来ほとんど知見がない。
気ガスの抵抗が小さくなるため、同一ランスでも浴面到
達流速が大きい、いわゆるハードブローになる。ハード
ブローになることは、火点温度が上昇するため精錬効果
としては望ましいが、必要以上にハードブローにする
と、スプラッシュが激しく発生するため、適正範囲での
制御が必要である。しかし、真空下での噴流特性につい
ては、従来ほとんど知見がない。
【0008】上記の各公報には、上吹きランス構造につ
いての記載はなく、また炭素濃度の低下に応じた精錬制
御に関する記載もないため、このままではクロム酸化を
抑制した効率的な精錬はできない。
いての記載はなく、また炭素濃度の低下に応じた精錬制
御に関する記載もないため、このままではクロム酸化を
抑制した効率的な精錬はできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特開昭52
−52110号公報、特開平1−156416号公報、
特開昭61−37912号公報に開示された技術におい
ては、上吹きランス構造についての記載や炭素濃度の低
下に応じた精錬制御に関する記載がなく、このままでは
クロム酸化を抑制した効率的な精錬はできないという問
題点を解決し、クロム酸化が少なく、高速の脱炭精錬を
可能とする真空精錬方法を提供することを目的とするも
のである。
−52110号公報、特開平1−156416号公報、
特開昭61−37912号公報に開示された技術におい
ては、上吹きランス構造についての記載や炭素濃度の低
下に応じた精錬制御に関する記載がなく、このままでは
クロム酸化を抑制した効率的な精錬はできないという問
題点を解決し、クロム酸化が少なく、高速の脱炭精錬を
可能とする真空精錬方法を提供することを目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、噴流特性
に対する詳細な実験、検討を繰り返した結果、噴流特性
に対する背圧と真空度の影響を適切に考慮したランスデ
ザインとすることにより、雰囲気圧力が変わった場合に
おいても適正な条件で送酸が可能であることを見出し
た。さらに、この知見を、円筒形の浸漬管に溶鋼を吸い
上げ、取鍋底部に設けたガス吹き込み孔から不活性ガス
を導入する方式に対して適用した結果、噴流特性と冶金
特性の2つの視点に立つことで、安定してクロム酸化を
限界まで抑制した脱炭を高速で行うことが可能となっ
た。
に対する詳細な実験、検討を繰り返した結果、噴流特性
に対する背圧と真空度の影響を適切に考慮したランスデ
ザインとすることにより、雰囲気圧力が変わった場合に
おいても適正な条件で送酸が可能であることを見出し
た。さらに、この知見を、円筒形の浸漬管に溶鋼を吸い
上げ、取鍋底部に設けたガス吹き込み孔から不活性ガス
を導入する方式に対して適用した結果、噴流特性と冶金
特性の2つの視点に立つことで、安定してクロム酸化を
限界まで抑制した脱炭を高速で行うことが可能となっ
た。
【0011】本発明は上記の知見に基づきなされたもの
であり、その要旨とするところは下記のとおりである。 (1)取鍋内溶鋼表面の一部に、真空槽の下部に連結し
た直胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置で、該真空槽
の上方より挿入したガス供給用上吹きランスから溶鋼面
に酸素ガスを吹き付ける真空精錬装置を用い、送酸開始
時点の炭素濃度CO を0.5〜1%、真空度QO を10
0〜300Torr、酸素供給速度FOを17〜27N
m3 /(Hr・ton)とした場合、炭素濃度Cに応じ
て、酸素供給速度Fを0.8〜1.2FO (C/CO )
の範囲で制御するクロムを5%以上含むステンレス鋼の
精錬方法において、0.7〜0.35FO 、100〜3
00Torrの範囲で適正膨張となるランスノズルを用
いることを特徴とするステンレス鋼の真空精錬方法。
であり、その要旨とするところは下記のとおりである。 (1)取鍋内溶鋼表面の一部に、真空槽の下部に連結し
た直胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置で、該真空槽
の上方より挿入したガス供給用上吹きランスから溶鋼面
に酸素ガスを吹き付ける真空精錬装置を用い、送酸開始
時点の炭素濃度CO を0.5〜1%、真空度QO を10
0〜300Torr、酸素供給速度FOを17〜27N
m3 /(Hr・ton)とした場合、炭素濃度Cに応じ
て、酸素供給速度Fを0.8〜1.2FO (C/CO )
の範囲で制御するクロムを5%以上含むステンレス鋼の
精錬方法において、0.7〜0.35FO 、100〜3
00Torrの範囲で適正膨張となるランスノズルを用
いることを特徴とするステンレス鋼の真空精錬方法。
【0012】(2)前記(1)において、処理開始から
0.6〜0.25FO の流量までの間は100〜300
Torrを維持し、酸素供給速度を0.6〜0.25F
O よりも低下させる場合に、QS を100〜300To
rr、FS を0.6〜0.25FO として、QS ×(F
/FS )2 の関係を満足するように真空度Qを低下させ
ることを特徴とするステンレス鋼の真空精錬方法。
0.6〜0.25FO の流量までの間は100〜300
Torrを維持し、酸素供給速度を0.6〜0.25F
O よりも低下させる場合に、QS を100〜300To
rr、FS を0.6〜0.25FO として、QS ×(F
/FS )2 の関係を満足するように真空度Qを低下させ
ることを特徴とするステンレス鋼の真空精錬方法。
【0013】ここで、真空精錬装置は、取鍋底から1.
5〜5.5Nl/(min・ton)の不活性ガスを供
給することが望ましい。また、0.7〜0.35FO 、
100〜300Torrの範囲で適正膨張となるランス
ノズルとは、F’を設計酸素供給速度(0.7〜0.3
5FO :Nm3/(Hr・ton))、Wを溶鋼量(t
on)、nをノズル数、Pを設計2次圧(3〜13kg
f/cm2 ・Gが望ましい)、Q’を設計真空度(10
0〜300Torr)とすると、以下の方法で、上吹き
ランスのノズルスロート部直径(dt :mm)と、ノズ
ル出口部直径(de :mm)が決定されたものを言う。
5〜5.5Nl/(min・ton)の不活性ガスを供
給することが望ましい。また、0.7〜0.35FO 、
100〜300Torrの範囲で適正膨張となるランス
ノズルとは、F’を設計酸素供給速度(0.7〜0.3
5FO :Nm3/(Hr・ton))、Wを溶鋼量(t
on)、nをノズル数、Pを設計2次圧(3〜13kg
f/cm2 ・Gが望ましい)、Q’を設計真空度(10
0〜300Torr)とすると、以下の方法で、上吹き
ランスのノズルスロート部直径(dt :mm)と、ノズ
ル出口部直径(de :mm)が決定されたものを言う。
【0014】dt =(1.27×St )1/2 St =F/(0.581×n×(P+Q/730)) F=F’×W de =(1.27×Se )1/2 Se =St ×{(1+0.2MOP 2 )/1.2}3 /M MOP=2.24×〔{(P+Q' /730)/(Q' /
730)}2/7−1〕1/2 上吹きランスとしては、1〜4孔を有する水冷上吹きラ
ンスが望ましく、ランス先端は浴面から1〜4mの位置
に設定される。
730)}2/7−1〕1/2 上吹きランスとしては、1〜4孔を有する水冷上吹きラ
ンスが望ましく、ランス先端は浴面から1〜4mの位置
に設定される。
【0015】図1に本発明の実施パターンを模式的に示
す。つまり、真空度がQO まで低下した時点で、酸素供
給速度FO で送酸を開始し、その時点の炭素濃度をCO
とする。送酸速度Fは炭素の低下に応じて、0.8〜
1.2FO (C/CO )の関係を満たすように、吹き止
め時まで一貫して低下させる。FがFS になるまでの間
は、真空度は100〜300Torrを維持する(パタ
ーンI)。酸素供給速度がFS まで低下すると、それ以
降はパターンIIに移行する。この場合には、真空度Qを
QS ×(F/FS )2 の関係を満足するように低下す
る。ここで、炭素濃度は、質量分析を用いて排ガスを分
析することにより推定する方法や、過去の実績値に基づ
く回帰式により推定する方法などで求められる。
す。つまり、真空度がQO まで低下した時点で、酸素供
給速度FO で送酸を開始し、その時点の炭素濃度をCO
とする。送酸速度Fは炭素の低下に応じて、0.8〜
1.2FO (C/CO )の関係を満たすように、吹き止
め時まで一貫して低下させる。FがFS になるまでの間
は、真空度は100〜300Torrを維持する(パタ
ーンI)。酸素供給速度がFS まで低下すると、それ以
降はパターンIIに移行する。この場合には、真空度Qを
QS ×(F/FS )2 の関係を満足するように低下す
る。ここで、炭素濃度は、質量分析を用いて排ガスを分
析することにより推定する方法や、過去の実績値に基づ
く回帰式により推定する方法などで求められる。
【0016】本発明者らは、種々のランスノズルから噴
出された噴流の特性を、真空度を大幅に変更させた条件
下で詳細に研究した結果、以下の事実に到達するに至っ
た。 真空度にかかわらず、ノズルを噴出したガスは、流
速が低下しないポテンシャルコア域を経て、流速がノズ
ル先端からの距離の1乗に反比例して低下する特性減衰
域へと至るという挙動をとる。
出された噴流の特性を、真空度を大幅に変更させた条件
下で詳細に研究した結果、以下の事実に到達するに至っ
た。 真空度にかかわらず、ノズルを噴出したガスは、流
速が低下しないポテンシャルコア域を経て、流速がノズ
ル先端からの距離の1乗に反比例して低下する特性減衰
域へと至るという挙動をとる。
【0017】 同一ノズルで真空度を高めた場合に
は、周囲のガスの巻き込み量が低下するため減衰し難く
なり、ポテンシャルコアの長さ(Hc :mm)が伸びる
が、特性減衰域での挙動は影響を受けず、真空度の影響
はポテンシャルコア長さでのみ表される。 真空度の影響は、ランスデザイン(スロート径、出
口径)を変更しても変わらない。
は、周囲のガスの巻き込み量が低下するため減衰し難く
なり、ポテンシャルコアの長さ(Hc :mm)が伸びる
が、特性減衰域での挙動は影響を受けず、真空度の影響
はポテンシャルコア長さでのみ表される。 真空度の影響は、ランスデザイン(スロート径、出
口径)を変更しても変わらない。
【0018】この3つの知見により、ノズル先端からの
距離Y(mm)の位置での噴流最大流速U(m/s)は
(1)式で表され、ポテンシャルコア長さ(Hc :m
m)は(2)式で表される。 U=320・Hc /Y ……(1)
距離Y(mm)の位置での噴流最大流速U(m/s)は
(1)式で表され、ポテンシャルコア長さ(Hc :m
m)は(2)式で表される。 U=320・Hc /Y ……(1)
【0019】
【数1】
【0020】これにより、あらゆるノズルから噴出する
噴流挙動が、如何なる真空度条件でも推定可能となる。
本発明者らは、この式に基づき、真空下で2次圧を大幅
に変化させた場合のUの変化を測定した結果、図2に示
すように、2次圧を大きく変化させてもUがほとんど変
化しない条件があり、さらにこの条件は真空度にはほと
んど依存しないことを知見した。これより、真空脱ガス
装置で吹酸精錬する場合、操業時のランス2次圧P
O (kgf/cm2 ・G)を設計2次圧P(kgf/c
m2 ・G)の0.7〜2.5倍の範囲で変更させること
で、操業中の酸素ガス流量を変化させても湯面到達流速
はほとんど変化せず、ハードブローを維持したままで必
要に応じた任意の流量で送酸が可能となる。これがパタ
ーンIの発明となった。
噴流挙動が、如何なる真空度条件でも推定可能となる。
本発明者らは、この式に基づき、真空下で2次圧を大幅
に変化させた場合のUの変化を測定した結果、図2に示
すように、2次圧を大きく変化させてもUがほとんど変
化しない条件があり、さらにこの条件は真空度にはほと
んど依存しないことを知見した。これより、真空脱ガス
装置で吹酸精錬する場合、操業時のランス2次圧P
O (kgf/cm2 ・G)を設計2次圧P(kgf/c
m2 ・G)の0.7〜2.5倍の範囲で変更させること
で、操業中の酸素ガス流量を変化させても湯面到達流速
はほとんど変化せず、ハードブローを維持したままで必
要に応じた任意の流量で送酸が可能となる。これがパタ
ーンIの発明となった。
【0021】つまり、0.7〜0.35FO 、100〜
300Torrの範囲で適正膨張となるランスノズルを
用いれば、処理開始時の酸素供給速度FO から、2次圧
を低下させることで、0.6〜0.25FO の流量まで
酸素供給速度を低下させても、真空度を100〜300
Torrで維持したままで湯面到達流速はほとんど変化
せずにハードブローを維持することができる。
300Torrの範囲で適正膨張となるランスノズルを
用いれば、処理開始時の酸素供給速度FO から、2次圧
を低下させることで、0.6〜0.25FO の流量まで
酸素供給速度を低下させても、真空度を100〜300
Torrで維持したままで湯面到達流速はほとんど変化
せずにハードブローを維持することができる。
【0022】この時期は、吹錬前半に相当するため炭素
濃度が比較的高く、高速で酸素を供給することが望まし
い。従って、スプラッシュの発生を抑制するためには、
真空度は100Torr以上にする必要がある。また、
300Torrよりも低真空にすると、CO分圧の希釈
効果が小さい高速吹酸時にクロム酸化が避け難いという
問題が起こる。従って、ランス設計条件としては100
〜300Torrの範囲で適正膨張となることが必要に
なる。
濃度が比較的高く、高速で酸素を供給することが望まし
い。従って、スプラッシュの発生を抑制するためには、
真空度は100Torr以上にする必要がある。また、
300Torrよりも低真空にすると、CO分圧の希釈
効果が小さい高速吹酸時にクロム酸化が避け難いという
問題が起こる。従って、ランス設計条件としては100
〜300Torrの範囲で適正膨張となることが必要に
なる。
【0023】酸素供給速度は、吹酸開始時に対して0.
6FO よりも高流量域でパターンIからパターンIIへと
移行させ真空度を低下させるとスプラッシュが多量に発
生し、0.25FO よりも高流量域まで真空度を低下さ
せないパターンIを続けるとクロム酸化が大きくなる。
ランスノズルの設計条件としての酸素供給速度が0.7
FO よりも大きい場合には、パターンIで低流量にした
場合に噴流流速が低下してソフトブローとなるため火点
温度が下がりクロム酸化が大きくなる。また、0.35
FO よりも小さい場合には、パターンIで吹酸開始時の
高流量域で噴流流速が高くなりすぎてスプラッシュが激
しく発生する。
6FO よりも高流量域でパターンIからパターンIIへと
移行させ真空度を低下させるとスプラッシュが多量に発
生し、0.25FO よりも高流量域まで真空度を低下さ
せないパターンIを続けるとクロム酸化が大きくなる。
ランスノズルの設計条件としての酸素供給速度が0.7
FO よりも大きい場合には、パターンIで低流量にした
場合に噴流流速が低下してソフトブローとなるため火点
温度が下がりクロム酸化が大きくなる。また、0.35
FO よりも小さい場合には、パターンIで吹酸開始時の
高流量域で噴流流速が高くなりすぎてスプラッシュが激
しく発生する。
【0024】一方、パターンIのみを続けても炭素濃度
が低下した場合にはクロム酸化が起こるため、真空度の
制御が必要となる。本発明者らの真空中での噴流特性に
関する知見に基づけば、基準となる真空度QS 、酸素供
給速度FS に対して、QS ×(F/FS )2 の関係を満
足するように真空度Qを低下させることで、酸素供給速
度を炭素濃度の低下に対応して減少させても噴流強度は
低下せず、適正なハードブローを維持できることにな
る。
が低下した場合にはクロム酸化が起こるため、真空度の
制御が必要となる。本発明者らの真空中での噴流特性に
関する知見に基づけば、基準となる真空度QS 、酸素供
給速度FS に対して、QS ×(F/FS )2 の関係を満
足するように真空度Qを低下させることで、酸素供給速
度を炭素濃度の低下に対応して減少させても噴流強度は
低下せず、適正なハードブローを維持できることにな
る。
【0025】ここで、基準となる真空度QS 、酸素供給
速度FS はパターンIからパターンIIに変化させる時の
QとFであり、QS は100〜300Torr、FS は
0.6〜0.25FO である。QS が100Torrよ
りも高真空の場合には真空度が必要以上に高いためにス
プラッシュが激しく、300Torrよりも低い場合に
はクロム酸化を引き起こす。また、FS が0.6FO よ
りも大きい場合には酸素供給速度が大きすぎるうちに真
空度が低下するためスプラッシュの発生が激しく、0.
25FO よりも小さいとクロム酸化が大きくなる。
速度FS はパターンIからパターンIIに変化させる時の
QとFであり、QS は100〜300Torr、FS は
0.6〜0.25FO である。QS が100Torrよ
りも高真空の場合には真空度が必要以上に高いためにス
プラッシュが激しく、300Torrよりも低い場合に
はクロム酸化を引き起こす。また、FS が0.6FO よ
りも大きい場合には酸素供給速度が大きすぎるうちに真
空度が低下するためスプラッシュの発生が激しく、0.
25FO よりも小さいとクロム酸化が大きくなる。
【0026】本発明の上吹き方法は、図3に示すよう
な、取鍋内溶鋼表面の一部に真空槽の下部に連結した直
胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置に適用した場合に
最も有効である。これは、浸漬管による大きなフリーボ
ードの確保が可能なことと、底吹きガス攪拌のため強い
攪拌が付与できることによる。また、送酸開始時点の炭
素濃度CO を0.5〜1%、真空度QO を100〜30
0Torr、酸素供給速度FO を17〜27Nm3 /
(Hr・ton)とする必要がある。炭素濃度CO が
0.5%よりも低い場合には転炉でのクロム酸化損失が
大きい上に、真空処理においても初期の低温時にクロム
の酸化が生じ、1%よりも高い場合には真空吹錬時間が
長くなるため実用的ではない。また、真空度QO が10
0Torrよりも高真空の場合にはスプラッシュが発生
し、300Torrよりも低真空の場合にはクロム酸化
が大きくなる。酸素供給速度FO が17Nm3 /(Hr
・ton)よりも小さい場合には精錬時間が長くなって
実用的ではなく、27Nm3 /(Hr・ton)よりも
大きい場合には本発明を適用しても酸素供給過剰となる
ためクロム酸化が大きくなる。
な、取鍋内溶鋼表面の一部に真空槽の下部に連結した直
胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置に適用した場合に
最も有効である。これは、浸漬管による大きなフリーボ
ードの確保が可能なことと、底吹きガス攪拌のため強い
攪拌が付与できることによる。また、送酸開始時点の炭
素濃度CO を0.5〜1%、真空度QO を100〜30
0Torr、酸素供給速度FO を17〜27Nm3 /
(Hr・ton)とする必要がある。炭素濃度CO が
0.5%よりも低い場合には転炉でのクロム酸化損失が
大きい上に、真空処理においても初期の低温時にクロム
の酸化が生じ、1%よりも高い場合には真空吹錬時間が
長くなるため実用的ではない。また、真空度QO が10
0Torrよりも高真空の場合にはスプラッシュが発生
し、300Torrよりも低真空の場合にはクロム酸化
が大きくなる。酸素供給速度FO が17Nm3 /(Hr
・ton)よりも小さい場合には精錬時間が長くなって
実用的ではなく、27Nm3 /(Hr・ton)よりも
大きい場合には本発明を適用しても酸素供給過剰となる
ためクロム酸化が大きくなる。
【0027】吹錬中の酸素供給速度Fは、パターンI、
パターンIIの何れの領域においても、炭素濃度Cに応じ
て0.8〜1.2FO (C/CO )の範囲で制御する必
要がある。酸素供給速度Fが0.8FO (C/CO )よ
りも小さい場合には吹酸時間が不必要に長時間となり、
1.2FO (C/CO )よりも大きい場合にはクロム酸
化を生じる。
パターンIIの何れの領域においても、炭素濃度Cに応じ
て0.8〜1.2FO (C/CO )の範囲で制御する必
要がある。酸素供給速度Fが0.8FO (C/CO )よ
りも小さい場合には吹酸時間が不必要に長時間となり、
1.2FO (C/CO )よりも大きい場合にはクロム酸
化を生じる。
【0028】
〔実施例〕表1に示す実施例1は、175トンの転炉出
鋼溶鋼を用いて図3に示した形状の真空精錬炉にて実施
した。図3に示すように、真空槽1は、下部の取鍋3中
の溶鋼2に浸漬される直胴浸漬管6を有し、該真空槽1
の上部からは上吹き水冷ランス4が挿入され、該上吹き
水冷ランス4は真空槽1の天蓋に設けられたランス把持
装置7により把持されており、適正なランス−溶鋼表面
間距離を維持するために昇降制御される。取鍋3の鍋底
のポーラス煉瓦8からはArガスを直胴型浸漬管6内に
偏心して吹き込み、溶鋼2は直胴型浸漬管6内の片側壁
に沿ってガスとともに上昇し、他方側から降下して取鍋
3と直胴型浸漬管6内を環流する。
鋼溶鋼を用いて図3に示した形状の真空精錬炉にて実施
した。図3に示すように、真空槽1は、下部の取鍋3中
の溶鋼2に浸漬される直胴浸漬管6を有し、該真空槽1
の上部からは上吹き水冷ランス4が挿入され、該上吹き
水冷ランス4は真空槽1の天蓋に設けられたランス把持
装置7により把持されており、適正なランス−溶鋼表面
間距離を維持するために昇降制御される。取鍋3の鍋底
のポーラス煉瓦8からはArガスを直胴型浸漬管6内に
偏心して吹き込み、溶鋼2は直胴型浸漬管6内の片側壁
に沿ってガスとともに上昇し、他方側から降下して取鍋
3と直胴型浸漬管6内を環流する。
【0029】ランスは表2のAに示すものを用いた。Δ
Crは吹錬前後のクロム濃度低下(%)であり、処理終
了時の炭素濃度は0.035〜0.02%、処理前のク
ロム濃度は15〜16%であった。表2において、fは
設計送酸速度(Nm3 /(Hr・ton))、nはノズ
ル数、Pは設計2次圧(kgf/cm2 ・G)、Qは設
計真空度(Torr)、d t は上吹きランスのノズルス
ロート部直径(mm)、de はノズル出口部直径(m
m)である。
Crは吹錬前後のクロム濃度低下(%)であり、処理終
了時の炭素濃度は0.035〜0.02%、処理前のク
ロム濃度は15〜16%であった。表2において、fは
設計送酸速度(Nm3 /(Hr・ton))、nはノズ
ル数、Pは設計2次圧(kgf/cm2 ・G)、Qは設
計真空度(Torr)、d t は上吹きランスのノズルス
ロート部直径(mm)、de はノズル出口部直径(m
m)である。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】表3に示す実施例2では、表1の試験番号
1の条件の下に行った。パターンIは処理前半の一定真
空度範囲にする領域を示し、パターンIIは酸素供給速度
Fの低下に伴い真空度QをQS ×(FS ×F)2 の関係
で変化させる領域を示す。ここで、パターンIからパタ
ーンIIヘ移行する真空度がQS (Torr)、酸素供給
速度がFS (Nm3 /(Hr・ton))である。
1の条件の下に行った。パターンIは処理前半の一定真
空度範囲にする領域を示し、パターンIIは酸素供給速度
Fの低下に伴い真空度QをQS ×(FS ×F)2 の関係
で変化させる領域を示す。ここで、パターンIからパタ
ーンIIヘ移行する真空度がQS (Torr)、酸素供給
速度がFS (Nm3 /(Hr・ton))である。
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】本発明により、クロム酸化が少なく、高
速の脱炭精錬をスプラッシュの発生を抑制しつつ、かつ
連鋳生産サイクルに合った高い生産性で実現することが
可能となった。
速の脱炭精錬をスプラッシュの発生を抑制しつつ、かつ
連鋳生産サイクルに合った高い生産性で実現することが
可能となった。
【図1】本発明における炭素濃度、酸素供給速度、真空
度の関係を示す模式図である。
度の関係を示す模式図である。
【図2】P/PO とUの関係の実験結果を示す図であ
り、Pは設計2次圧(kgf/cm2 ・G)、PO は操
業2次圧(kgf/cm2 ・G)、Uは噴流の最大流速
を示す。
り、Pは設計2次圧(kgf/cm2 ・G)、PO は操
業2次圧(kgf/cm2 ・G)、Uは噴流の最大流速
を示す。
【図3】本発明の実施形態を示す模式図である。
1 真空槽 2 溶鋼 3 取鍋 4 上吹き水冷ランス 5 ガスジェット 6 直胴型浸漬管 7 ランス把持装置 8 ポーラス煉瓦
Claims (2)
- 【請求項1】 取鍋内溶鋼表面の一部に、真空槽の下部
に連結した直胴型浸漬管を浸漬する真空脱ガス装置で、
該真空槽の上方より挿入したガス供給用上吹きランスか
ら溶鋼面に酸素ガスを吹き付ける真空精錬装置を用い、
送酸開始時点の炭素濃度CO を0.5〜1%、真空度Q
O を100〜300Torr、酸素供給速度FO を17
〜27Nm3 /(Hr・ton)とした場合、炭素濃度
Cに応じて、酸素供給速度Fを0.8〜1.2FO (C
/CO )の範囲で制御するクロムを5%以上含むステン
レス鋼の精錬方法において、0.7〜0.35FO 、1
00〜300Torrの範囲で適正膨張となるランスノ
ズルを用いることを特徴とするステンレス鋼の真空精錬
方法。 - 【請求項2】 請求項1において、処理開始から0.6
〜0.25FO の流量までの間は100〜300Tor
rを維持し、酸素供給速度を0.6〜0.25FO より
も低下させる場合に、QS を100〜300Torr、
FS を0.6〜0.25FO として、QS ×(F/
FS )2 の関係を満足するように真空度Qを低下させる
ことを特徴とするステンレス鋼の真空精錬方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31451595A JPH09157733A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | ステンレス鋼の真空精錬方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31451595A JPH09157733A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | ステンレス鋼の真空精錬方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09157733A true JPH09157733A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18054219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31451595A Pending JPH09157733A (ja) | 1995-12-01 | 1995-12-01 | ステンレス鋼の真空精錬方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09157733A (ja) |
-
1995
- 1995-12-01 JP JP31451595A patent/JPH09157733A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050104 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050510 |