JPH09158399A - 鉄筋コンクリート躯体の施工方法およびジョイントクリップ - Google Patents
鉄筋コンクリート躯体の施工方法およびジョイントクリップInfo
- Publication number
- JPH09158399A JPH09158399A JP32338395A JP32338395A JPH09158399A JP H09158399 A JPH09158399 A JP H09158399A JP 32338395 A JP32338395 A JP 32338395A JP 32338395 A JP32338395 A JP 32338395A JP H09158399 A JPH09158399 A JP H09158399A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- annular body
- reinforced concrete
- joint clip
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のメッシュ工法においては、鉄筋のユニ
ット化を逐一針金で連結することにより行うため、時間
および手間がかかるという問題があった。また、鉄筋の
ユニット化を溶接で行う場合には、適用し得る鉄筋の種
類に制約があるという問題があった。 【解決手段】 予め、鉄筋15と繋ぎ鉄筋25とを交差
状態で固定するためのジョイントクリップCを準備して
おき、鉄筋コンクリート躯体を施工するに際して、複数
の鉄筋を一方向に向けて平行に並べ、これに交差させて
繋ぎ鉄筋をジョイントクリップCを使用して固定するこ
とにより一方向メッシュを製作する。その後、この一方
向メッシュを利用して柱または梁の配筋を行って鉄筋コ
ンクリート躯体を構築する。
ット化を逐一針金で連結することにより行うため、時間
および手間がかかるという問題があった。また、鉄筋の
ユニット化を溶接で行う場合には、適用し得る鉄筋の種
類に制約があるという問題があった。 【解決手段】 予め、鉄筋15と繋ぎ鉄筋25とを交差
状態で固定するためのジョイントクリップCを準備して
おき、鉄筋コンクリート躯体を施工するに際して、複数
の鉄筋を一方向に向けて平行に並べ、これに交差させて
繋ぎ鉄筋をジョイントクリップCを使用して固定するこ
とにより一方向メッシュを製作する。その後、この一方
向メッシュを利用して柱または梁の配筋を行って鉄筋コ
ンクリート躯体を構築する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
躯体の施工方法、およびこの方法に好適に使用されるジ
ョイントクリップに関するものである。
躯体の施工方法、およびこの方法に好適に使用されるジ
ョイントクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築・土木構造物の施工の合理化
を図るべく種々の工法が提案され、実用化されている
が、鉄筋コンクリート造の躯体を施工する際における鉄
筋の配筋作業についてはその自動化や機械化が十分に実
現されるに至っておらず、未だに主として作業員の手作
業に頼って行われているのが実情である。
を図るべく種々の工法が提案され、実用化されている
が、鉄筋コンクリート造の躯体を施工する際における鉄
筋の配筋作業についてはその自動化や機械化が十分に実
現されるに至っておらず、未だに主として作業員の手作
業に頼って行われているのが実情である。
【0003】上記のような配筋作業にあって、柱鉄筋ま
たは梁鉄筋を構成する主鉄筋にフープ筋またはスタラッ
プ筋を固定するに際しては、フープ筋またはスタラップ
筋の一本一本を個別に固定するのではなく、複数本をメ
ッシュ状にユニット化したフープユニットまたはスタラ
ップユニットを固定するいわゆるメッシュ工法が採用さ
れることがある。
たは梁鉄筋を構成する主鉄筋にフープ筋またはスタラッ
プ筋を固定するに際しては、フープ筋またはスタラップ
筋の一本一本を個別に固定するのではなく、複数本をメ
ッシュ状にユニット化したフープユニットまたはスタラ
ップユニットを固定するいわゆるメッシュ工法が採用さ
れることがある。
【0004】上記フープ筋またはスタラップ筋のユニッ
ト化は、複数の鉄筋を互いに所定間隔だけ離間させた状
態で平行に並べた後、これら複数の鉄筋に交差させて繋
ぎ鉄筋を架け渡すとともに、これら鉄筋と繋ぎ鉄筋との
間の各交差部を針金で連結することにより、あるいは溶
接することにより固定することが行われていた。
ト化は、複数の鉄筋を互いに所定間隔だけ離間させた状
態で平行に並べた後、これら複数の鉄筋に交差させて繋
ぎ鉄筋を架け渡すとともに、これら鉄筋と繋ぎ鉄筋との
間の各交差部を針金で連結することにより、あるいは溶
接することにより固定することが行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のメッシュ工法においては、フープ筋またはスタラッ
プ筋のユニット化を逐一針金で連結することにより行う
ため、時間および手間がかかるという問題があった。
来のメッシュ工法においては、フープ筋またはスタラッ
プ筋のユニット化を逐一針金で連結することにより行う
ため、時間および手間がかかるという問題があった。
【0006】また、フープ筋またはスタラップ筋のユニ
ット化を溶接で行う場合には、例えば超高層鉄筋コンク
リート建築などにおいて使用される高強度鉄筋に対して
は適用できない、すなわち、適用し得る鉄筋の種類に制
約があるという問題があった。
ット化を溶接で行う場合には、例えば超高層鉄筋コンク
リート建築などにおいて使用される高強度鉄筋に対して
は適用できない、すなわち、適用し得る鉄筋の種類に制
約があるという問題があった。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、迅速かつ容易に実施し得るとともに鉄筋の種類
を問わず適用し得る鉄筋コンクリート躯体の施工方法、
およびこの方法に好適に使用されるジョイントクリップ
を提供することを目的としている。
であり、迅速かつ容易に実施し得るとともに鉄筋の種類
を問わず適用し得る鉄筋コンクリート躯体の施工方法、
およびこの方法に好適に使用されるジョイントクリップ
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の鉄筋コン
クリート躯体の施工方法においては、鉄筋コンクリート
躯体を施工する方法であって、予め、入口部が拡縮する
ことにより鉄筋を自身の軸線方向に把持するための第1
の環状体と、前記鉄筋に対して交差した状態に配置され
た繋ぎ鉄筋をその交差状態にて前記鉄筋に対して固定す
るために前記第1の環状体の軸線と向きをずらせた軸線
を有して前記第1の環状体に固定されかつ入口部が拡縮
することにより前記繋ぎ鉄筋を自身の軸線方向に把持す
るための第2の環状体とを具備してなるジョイントクリ
ップを準備しておき、鉄筋コンクリート躯体を施工する
に際して、複数の鉄筋を一方向に向けて互いに所定間隔
だけ離間させた状態で平行に並べた後、該複数の鉄筋に
交差させて繋ぎ鉄筋を架け渡すとともに、これら鉄筋と
繋ぎ鉄筋との間の各交差部を前記ジョイントクリップを
使用して固定することにより一方向メッシュを製作し、
該一方向メッシュを長さ方向に折り曲げてフープユニッ
トまたはスタラップユニットを製作し、主鉄筋に前記フ
ープユニットまたはスタラップユニットを固定して柱鉄
筋または梁鉄筋を製作し、該柱鉄筋または梁鉄筋の周囲
に型枠を構築した後、該型枠内にコンクリートを打設す
ることにより鉄筋コンクリート躯体を構築することを特
徴としている。請求項2記載のジョイントクリップにお
いては、2本の鉄筋を交差させた状態で固定するための
ジョイントクリップであって、入口部が拡縮することに
より第1の鉄筋を自身の軸線方向に把持するための第1
の環状体と、前記第1の鉄筋に対して交差した状態に配
置された第2の鉄筋をその交差状態にて前記第1の鉄筋
に対して固定するために前記第1の環状体の軸線と向き
をずらせた軸線を有して前記第1の環状体に固定されか
つ入口部が拡縮することにより前記第2の鉄筋を自身の
軸線方向に把持するための第2の環状体とを具備してな
ることを特徴としている。請求項3記載のジョイントク
リップにおいては、請求項2記載のジョイントクリップ
において、前記第1および第2の環状体の内面には、鉄
筋の表面に形成された凸部を係合するために該凸部が突
出する向きに凹む凹所が形成されていることを特徴とし
ている。
クリート躯体の施工方法においては、鉄筋コンクリート
躯体を施工する方法であって、予め、入口部が拡縮する
ことにより鉄筋を自身の軸線方向に把持するための第1
の環状体と、前記鉄筋に対して交差した状態に配置され
た繋ぎ鉄筋をその交差状態にて前記鉄筋に対して固定す
るために前記第1の環状体の軸線と向きをずらせた軸線
を有して前記第1の環状体に固定されかつ入口部が拡縮
することにより前記繋ぎ鉄筋を自身の軸線方向に把持す
るための第2の環状体とを具備してなるジョイントクリ
ップを準備しておき、鉄筋コンクリート躯体を施工する
に際して、複数の鉄筋を一方向に向けて互いに所定間隔
だけ離間させた状態で平行に並べた後、該複数の鉄筋に
交差させて繋ぎ鉄筋を架け渡すとともに、これら鉄筋と
繋ぎ鉄筋との間の各交差部を前記ジョイントクリップを
使用して固定することにより一方向メッシュを製作し、
該一方向メッシュを長さ方向に折り曲げてフープユニッ
トまたはスタラップユニットを製作し、主鉄筋に前記フ
ープユニットまたはスタラップユニットを固定して柱鉄
筋または梁鉄筋を製作し、該柱鉄筋または梁鉄筋の周囲
に型枠を構築した後、該型枠内にコンクリートを打設す
ることにより鉄筋コンクリート躯体を構築することを特
徴としている。請求項2記載のジョイントクリップにお
いては、2本の鉄筋を交差させた状態で固定するための
ジョイントクリップであって、入口部が拡縮することに
より第1の鉄筋を自身の軸線方向に把持するための第1
の環状体と、前記第1の鉄筋に対して交差した状態に配
置された第2の鉄筋をその交差状態にて前記第1の鉄筋
に対して固定するために前記第1の環状体の軸線と向き
をずらせた軸線を有して前記第1の環状体に固定されか
つ入口部が拡縮することにより前記第2の鉄筋を自身の
軸線方向に把持するための第2の環状体とを具備してな
ることを特徴としている。請求項3記載のジョイントク
リップにおいては、請求項2記載のジョイントクリップ
において、前記第1および第2の環状体の内面には、鉄
筋の表面に形成された凸部を係合するために該凸部が突
出する向きに凹む凹所が形成されていることを特徴とし
ている。
【0009】請求項1記載の発明によると、ジョイント
クリップを使用することにより、平行に並べられた複数
の鉄筋を繋ぎ鉄筋で固定すること、すなわち一方向メッ
シュの製作が迅速かつ容易に達成される。よって、フー
プ筋またはスタラップ筋のユニット化が迅速かつ容易に
なされることとなり、鉄筋コンクリート躯体の施工が迅
速かつ容易になされる。また、鉄筋と繋ぎ鉄筋との固定
を機械的に行うことにより、鉄筋の種類を問わず適用さ
れる。請求項2記載の発明によると、各鉄筋は、それぞ
れ対応する環状体の各入口部の拡縮により、すなわち各
入口部が拡がることにより各環状体の内部へと挿入さ
れ、各入口部が縮むことにより挿入された状態で把持さ
れる。よって、第1および第2の鉄筋は、迅速かつ容易
に第1および第2の環状体に把持される。また、鉄筋ど
うしの固定を機械的に行うことにより、鉄筋の種類を問
わず適用される。請求項3記載の発明によると、各環状
体の内面には、鉄筋の表面に形成された凸部を係合する
ためにこの凸部が突出する向きに凹む凹所が形成されて
いるので、各鉄筋がそれぞれ対応する環状体に把持され
ているときに、各鉄筋をそれぞれ対応する環状体に対し
て相対移動させようとしても、鉄筋表面の凸部が環状体
内面の凹所に係止されることとなり、移動が阻止され
る。
クリップを使用することにより、平行に並べられた複数
の鉄筋を繋ぎ鉄筋で固定すること、すなわち一方向メッ
シュの製作が迅速かつ容易に達成される。よって、フー
プ筋またはスタラップ筋のユニット化が迅速かつ容易に
なされることとなり、鉄筋コンクリート躯体の施工が迅
速かつ容易になされる。また、鉄筋と繋ぎ鉄筋との固定
を機械的に行うことにより、鉄筋の種類を問わず適用さ
れる。請求項2記載の発明によると、各鉄筋は、それぞ
れ対応する環状体の各入口部の拡縮により、すなわち各
入口部が拡がることにより各環状体の内部へと挿入さ
れ、各入口部が縮むことにより挿入された状態で把持さ
れる。よって、第1および第2の鉄筋は、迅速かつ容易
に第1および第2の環状体に把持される。また、鉄筋ど
うしの固定を機械的に行うことにより、鉄筋の種類を問
わず適用される。請求項3記載の発明によると、各環状
体の内面には、鉄筋の表面に形成された凸部を係合する
ためにこの凸部が突出する向きに凹む凹所が形成されて
いるので、各鉄筋がそれぞれ対応する環状体に把持され
ているときに、各鉄筋をそれぞれ対応する環状体に対し
て相対移動させようとしても、鉄筋表面の凸部が環状体
内面の凹所に係止されることとなり、移動が阻止され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の鉄筋コンクリート
躯体の施工方法およびジョイントクリップの実施の形態
について、図面を参照して説明する。
躯体の施工方法およびジョイントクリップの実施の形態
について、図面を参照して説明する。
【0011】〔第1実施形態〕図1および図2は、本発
明の鉄筋コンクリート躯体の施工方法に好適に使用され
るジョイントクリップの第1実施形態を示すもので、図
において、ジョイントクリップCは、環状体10(第1
の環状体)、環状体20(第2の環状体)、共通壁部3
0から主に構成されている。
明の鉄筋コンクリート躯体の施工方法に好適に使用され
るジョイントクリップの第1実施形態を示すもので、図
において、ジョイントクリップCは、環状体10(第1
の環状体)、環状体20(第2の環状体)、共通壁部3
0から主に構成されている。
【0012】環状体10、20は、共通壁部30の両側
に位置して一体的に形成されたものであり、それぞれに
軸線が互いに90゜だけ向きをずらせた状態に配置され
ている。
に位置して一体的に形成されたものであり、それぞれに
軸線が互いに90゜だけ向きをずらせた状態に配置され
ている。
【0013】環状体10は、短辺部11および長辺部1
2を有して構成されている。短辺部11および長辺部1
2の開放端部は、図示の如く外方に向けて湾曲した湾曲
片11a、12aとされている。湾曲片11a、12a
間は、所定距離だけ離間しており、言い換えれば環状体
10は、短辺部11および長辺部12の端部間において
開口部分を有しており、この部分が入口部13とされて
いる。また、短辺部11および長辺部12のそれぞれに
は、鉄筋15(第1の鉄筋)を環状体10の内部に把持
した際に、鉄筋15の節15a(凸部、図示例において
はいわゆる竹節を例示している)を係合するために、内
面から外面に向けてこの節15aに対応した形状をもっ
て凹む凹所16が形成されている。
2を有して構成されている。短辺部11および長辺部1
2の開放端部は、図示の如く外方に向けて湾曲した湾曲
片11a、12aとされている。湾曲片11a、12a
間は、所定距離だけ離間しており、言い換えれば環状体
10は、短辺部11および長辺部12の端部間において
開口部分を有しており、この部分が入口部13とされて
いる。また、短辺部11および長辺部12のそれぞれに
は、鉄筋15(第1の鉄筋)を環状体10の内部に把持
した際に、鉄筋15の節15a(凸部、図示例において
はいわゆる竹節を例示している)を係合するために、内
面から外面に向けてこの節15aに対応した形状をもっ
て凹む凹所16が形成されている。
【0014】環状体20は、環状体10と同一の構成で
あり、短辺部21、長辺部22、湾曲片21a、22
a、入口部23を有しており、また、鉄筋25(第2の
鉄筋)を環状体20の内部に把持した際に、鉄筋25の
節25a(凸部)を係合するために、同様に凹所26が
形成されている。
あり、短辺部21、長辺部22、湾曲片21a、22
a、入口部23を有しており、また、鉄筋25(第2の
鉄筋)を環状体20の内部に把持した際に、鉄筋25の
節25a(凸部)を係合するために、同様に凹所26が
形成されている。
【0015】次に、上記の如く構成されたジョイントク
リップCの製作方法について説明する。ジョイントクリ
ップCは、ばね鋼材から図2の展開図に示す形状に切り
出されたばね鋼である。すなわち、環状体10を形成す
べく共通壁部30の両側に短辺部11、長辺部12を、
およびこれらと90゜ずらせた位置において環状体20
を形成すべく共通壁部30の両側に短辺部21、長辺部
22を有するように切り出す。そして、短辺部11、長
辺部12には、図示紙面から手前側に突出するような凹
所16を、短辺部21、長辺部22には、図示紙面から
奥側に凹むような凹所26を形成する。しかる後に、短
辺部11、長辺部12を折り曲げて環状体10を形成す
るとともに湾曲片11a、12aを形成する。同様に、
短辺部21、長辺部22を折り曲げて環状体20を形成
するとともに湾曲片21a、22aを形成して、ジョイ
ントクリップCの製作を完了する。
リップCの製作方法について説明する。ジョイントクリ
ップCは、ばね鋼材から図2の展開図に示す形状に切り
出されたばね鋼である。すなわち、環状体10を形成す
べく共通壁部30の両側に短辺部11、長辺部12を、
およびこれらと90゜ずらせた位置において環状体20
を形成すべく共通壁部30の両側に短辺部21、長辺部
22を有するように切り出す。そして、短辺部11、長
辺部12には、図示紙面から手前側に突出するような凹
所16を、短辺部21、長辺部22には、図示紙面から
奥側に凹むような凹所26を形成する。しかる後に、短
辺部11、長辺部12を折り曲げて環状体10を形成す
るとともに湾曲片11a、12aを形成する。同様に、
短辺部21、長辺部22を折り曲げて環状体20を形成
するとともに湾曲片21a、22aを形成して、ジョイ
ントクリップCの製作を完了する。
【0016】そして次に、ジョイントクリップCの使用
方法について説明する。環状体10内に、鉄筋15を把
持するには、鉄筋15を環状体10の入口部13から内
方に向けて押しつける。すると湾曲片11a、12a間
が押し広げられ、すなわち入口部13が拡げられること
により環状体10の内部へと鉄筋15が挿入され、鉄筋
15が環状体10内に収容された後は、入口部13が縮
むことにより挿入された状態で鉄筋15が環状体10に
把持されることになる。すなわち、入口部13の拡縮に
より環状体10内に鉄筋15をワンタッチでぱちんとは
め込むことができる。環状体20による鉄筋25の把持
方法についても全く同様である。
方法について説明する。環状体10内に、鉄筋15を把
持するには、鉄筋15を環状体10の入口部13から内
方に向けて押しつける。すると湾曲片11a、12a間
が押し広げられ、すなわち入口部13が拡げられること
により環状体10の内部へと鉄筋15が挿入され、鉄筋
15が環状体10内に収容された後は、入口部13が縮
むことにより挿入された状態で鉄筋15が環状体10に
把持されることになる。すなわち、入口部13の拡縮に
より環状体10内に鉄筋15をワンタッチでぱちんとは
め込むことができる。環状体20による鉄筋25の把持
方法についても全く同様である。
【0017】このようにして環状体10、20によりそ
れぞれ鉄筋15、25を把持することにより、環状体1
0、20の軸線が90゜だけ向きがずれていることに基
づいて、鉄筋15、25を90゜ずらせた直交状態で固
定することができる。
れぞれ鉄筋15、25を把持することにより、環状体1
0、20の軸線が90゜だけ向きがずれていることに基
づいて、鉄筋15、25を90゜ずらせた直交状態で固
定することができる。
【0018】さて、次に、上記ジョイントクリップCを
使用した場合の鉄筋コンクリート躯体の施工方法の例に
ついて説明する。施工に際しては、予め、ジョイントク
リップを多数製作しておく。
使用した場合の鉄筋コンクリート躯体の施工方法の例に
ついて説明する。施工に際しては、予め、ジョイントク
リップを多数製作しておく。
【0019】そして、図3に示すように、一方向メッシ
ュ40、フープユニット50を以下の手順で製作して、
柱鉄筋60を製作する。一方向メッシュ40の製作は、
複数のフープ筋41(鉄筋)を一方向に向けて互いに所
定間隔だけ離間させた状態で平行に並べた後、これら複
数のフープ筋41に直交させて繋ぎ鉄筋42を必要本数
架け渡すとともに、これらフープ筋41と繋ぎ鉄筋42
との間の各交差部43を上述のジョイントクリップCを
使用して固定することにより行う。フープユニット50
の製作は、一方向メッシュ40を長さ方向に例えば図3
(a)において矢印Aで示す位置において折り曲げるこ
とにより行う。柱鉄筋60の製作は、このようにして得
られたフープユニット50を、図3(c)に示すよう
に、柱主筋(主鉄筋)に絡めて固定することにより、例
えば図示の如く地組みで行う。
ュ40、フープユニット50を以下の手順で製作して、
柱鉄筋60を製作する。一方向メッシュ40の製作は、
複数のフープ筋41(鉄筋)を一方向に向けて互いに所
定間隔だけ離間させた状態で平行に並べた後、これら複
数のフープ筋41に直交させて繋ぎ鉄筋42を必要本数
架け渡すとともに、これらフープ筋41と繋ぎ鉄筋42
との間の各交差部43を上述のジョイントクリップCを
使用して固定することにより行う。フープユニット50
の製作は、一方向メッシュ40を長さ方向に例えば図3
(a)において矢印Aで示す位置において折り曲げるこ
とにより行う。柱鉄筋60の製作は、このようにして得
られたフープユニット50を、図3(c)に示すよう
に、柱主筋(主鉄筋)に絡めて固定することにより、例
えば図示の如く地組みで行う。
【0020】上記柱鉄筋60の製作と並行して、図4に
示すように、一方向メッシュ70、スタラップユニット
80を以下の手順で製作して、梁鉄筋90を製作する。
一方向メッシュ70の製作は、複数のスタラップ筋71
(鉄筋)を一方向に向けて互いに所定間隔だけ離間させ
た状態で平行に並べた後、これら複数のスタラップ筋7
1に直交させて繋ぎ鉄筋72を必要本数架け渡すととも
に、これらスタラップ筋71と繋ぎ鉄筋72との間の各
交差部73を上述のジョイントクリップCを使用して固
定することにより行う。スタラップユニット80の製作
は、一方向メッシュ70を長さ方向に例えば図4(a)
における矢印Bで示す位置において折り曲げることによ
り行う。梁鉄筋90の製作は、このようにして得られた
スタラップユニット80を、図4(c)に示すように、
梁主筋(主鉄筋)に絡めて固定することにより、例えば
図示の如く地組みで行う。この場合、スタラップ筋が存
在しないスタラップユニット80の上面に関しては、図
4(c)の時点で個別にスタラップ筋を固定するか、あ
るいは長さの短い一方向メッシュを作製しこれを折り曲
げずに使用してもよい。
示すように、一方向メッシュ70、スタラップユニット
80を以下の手順で製作して、梁鉄筋90を製作する。
一方向メッシュ70の製作は、複数のスタラップ筋71
(鉄筋)を一方向に向けて互いに所定間隔だけ離間させ
た状態で平行に並べた後、これら複数のスタラップ筋7
1に直交させて繋ぎ鉄筋72を必要本数架け渡すととも
に、これらスタラップ筋71と繋ぎ鉄筋72との間の各
交差部73を上述のジョイントクリップCを使用して固
定することにより行う。スタラップユニット80の製作
は、一方向メッシュ70を長さ方向に例えば図4(a)
における矢印Bで示す位置において折り曲げることによ
り行う。梁鉄筋90の製作は、このようにして得られた
スタラップユニット80を、図4(c)に示すように、
梁主筋(主鉄筋)に絡めて固定することにより、例えば
図示の如く地組みで行う。この場合、スタラップ筋が存
在しないスタラップユニット80の上面に関しては、図
4(c)の時点で個別にスタラップ筋を固定するか、あ
るいは長さの短い一方向メッシュを作製しこれを折り曲
げずに使用してもよい。
【0021】その後の、上記柱鉄筋60および梁鉄筋9
0を用いた鉄筋コンクリート躯体の施工手順について、
図5を参照して、ある1つの階について柱および梁を一
体形成する場合を例にとって説明する。
0を用いた鉄筋コンクリート躯体の施工手順について、
図5を参照して、ある1つの階について柱および梁を一
体形成する場合を例にとって説明する。
【0022】まず、図5(a)に示すように、階下の柱
主筋の上部60’上に、柱鉄筋60を建て込み、階下の
柱主筋の上部60’に対して絡ませかつ固定する。そし
て、図5(b)に示すように、柱鉄筋60の周囲に型枠
60aを構築するとともに、床型枠60bおよび梁受け
用型枠90aを構築する。さらに、図5(c)に示すよ
うに、梁受け用型枠90a上に梁鉄筋90を建て込み、
柱主筋60に対して絡ませかつ固定する。これにより、
図5(d)のような状況が得られる。その後、梁鉄筋9
0の周囲に型枠(図示せず)を構築し、柱鉄筋60の周
囲の型枠60aおよび梁鉄筋90の周囲の型枠内にコン
クリートを打設し、柱および梁からなる鉄筋コンクリー
ト躯体を得る。
主筋の上部60’上に、柱鉄筋60を建て込み、階下の
柱主筋の上部60’に対して絡ませかつ固定する。そし
て、図5(b)に示すように、柱鉄筋60の周囲に型枠
60aを構築するとともに、床型枠60bおよび梁受け
用型枠90aを構築する。さらに、図5(c)に示すよ
うに、梁受け用型枠90a上に梁鉄筋90を建て込み、
柱主筋60に対して絡ませかつ固定する。これにより、
図5(d)のような状況が得られる。その後、梁鉄筋9
0の周囲に型枠(図示せず)を構築し、柱鉄筋60の周
囲の型枠60aおよび梁鉄筋90の周囲の型枠内にコン
クリートを打設し、柱および梁からなる鉄筋コンクリー
ト躯体を得る。
【0023】上記において、柱鉄筋60の露出長さH
は、階上への連結のための露出長さH1 に梁鉄筋90の
高さH2 を加えた長さであることが好ましい。
は、階上への連結のための露出長さH1 に梁鉄筋90の
高さH2 を加えた長さであることが好ましい。
【0024】上記鉄筋コンクリート躯体の施工方法によ
れば、ジョイントクリップCを使用することにより、一
方向メッシュ40、70の製作を迅速かつ容易に行うこ
とができる。よって、フープユニット50またはスタラ
ップユニット80を迅速かつ容易になすことができ、結
局、鉄筋コンクリート躯体の施工を迅速かつ容易に行う
ことができる。
れば、ジョイントクリップCを使用することにより、一
方向メッシュ40、70の製作を迅速かつ容易に行うこ
とができる。よって、フープユニット50またはスタラ
ップユニット80を迅速かつ容易になすことができ、結
局、鉄筋コンクリート躯体の施工を迅速かつ容易に行う
ことができる。
【0025】また、フープ筋41またはスタラップ筋7
1と繋ぎ鉄筋42、72との固定を機械的に行うことに
より、鉄筋の種類を問うことなく適用することができ
る。
1と繋ぎ鉄筋42、72との固定を機械的に行うことに
より、鉄筋の種類を問うことなく適用することができ
る。
【0026】環状体10、20の内面には、鉄筋15、
25の表面に形成された節15a、25aを係合するた
めにこの節15a、25aが突出する向きに凹む凹所1
6、26が形成されているので、鉄筋表面の節15a、
25aが環状体10、20内面の凹所16、26に係止
されることとなり、各鉄筋15、25のそれぞれ対応す
る環状体10、20に対しての相対移動を阻止すること
ができ、各環状体10、20による各鉄筋15、25の
把持を堅固かつ確実に行うことができる。
25の表面に形成された節15a、25aを係合するた
めにこの節15a、25aが突出する向きに凹む凹所1
6、26が形成されているので、鉄筋表面の節15a、
25aが環状体10、20内面の凹所16、26に係止
されることとなり、各鉄筋15、25のそれぞれ対応す
る環状体10、20に対しての相対移動を阻止すること
ができ、各環状体10、20による各鉄筋15、25の
把持を堅固かつ確実に行うことができる。
【0027】また、環状体10、20には、湾曲片11
a、12a、21a、22aが形成されているので、鉄
筋15、25の挿入時における入口部13、23の拡が
りを円滑に行うことができる。
a、12a、21a、22aが形成されているので、鉄
筋15、25の挿入時における入口部13、23の拡が
りを円滑に行うことができる。
【0028】〔第2実施形態〕一方、図6および図7に
は、ジョイントクリップの第2実施形態を示す。本実施
形態が上記第1実施形態と相違するのは、環状体10、
20において、短片部が省略されているのみであり、他
は同様の構成である。図中同様の部材については同一符
号を付してある。
は、ジョイントクリップの第2実施形態を示す。本実施
形態が上記第1実施形態と相違するのは、環状体10、
20において、短片部が省略されているのみであり、他
は同様の構成である。図中同様の部材については同一符
号を付してある。
【0029】本実施形態のジョイントクリップCは、上
記第1実施形態と同様に製作、使用ができる。また、上
記ジョイントクリップCと比較して、短片部が省略され
ていることにより製作をより容易に行うことができる。
記第1実施形態と同様に製作、使用ができる。また、上
記ジョイントクリップCと比較して、短片部が省略され
ていることにより製作をより容易に行うことができる。
【0030】〔第3実施形態〕また、図8には、ジョイ
ントクリップの第3実施形態を示す。本実施形態が上記
第2実施形態と相違するのは、展開図の比較、すなわち
図8(a)と図4との比較において明らかなように、 凹所(図4における符号16、26)が省略されてお
り、これと同様の機能を有するものとして、突出部10
0(図8に図示)が設けられている点、 折曲部101の形状が筋状の切れ込みに代えて、湾曲
した切り欠きとされている点、 のみであり、他は同様の構成である。図中同様の部材に
ついては同一符号を付してある。
ントクリップの第3実施形態を示す。本実施形態が上記
第2実施形態と相違するのは、展開図の比較、すなわち
図8(a)と図4との比較において明らかなように、 凹所(図4における符号16、26)が省略されてお
り、これと同様の機能を有するものとして、突出部10
0(図8に図示)が設けられている点、 折曲部101の形状が筋状の切れ込みに代えて、湾曲
した切り欠きとされている点、 のみであり、他は同様の構成である。図中同様の部材に
ついては同一符号を付してある。
【0031】本実施形態のジョイントクリップCにおい
ては、上記第1および第2実施形態と同様に製作、使用
ができる。この場合、図8(b)に示すように組立時に
おいて、突出部100が例えば環状体20側に突出して
形成される。したがって、図8(c)に示すように鉄筋
15、25に対する使用時において、突出部100が、
図示例において鉄筋25の節25a、25a間に位置す
ることとなる。すなわち、鉄筋25に滑り力がはたらい
た場合でも、突出部100が節25aを係止して、鉄筋
25の滑りを防止することができる。
ては、上記第1および第2実施形態と同様に製作、使用
ができる。この場合、図8(b)に示すように組立時に
おいて、突出部100が例えば環状体20側に突出して
形成される。したがって、図8(c)に示すように鉄筋
15、25に対する使用時において、突出部100が、
図示例において鉄筋25の節25a、25a間に位置す
ることとなる。すなわち、鉄筋25に滑り力がはたらい
た場合でも、突出部100が節25aを係止して、鉄筋
25の滑りを防止することができる。
【0032】〔第4実施形態〕また、図9には、ジョイ
ントクリップの第4実施形態を示す。本実施形態が上記
第1実施形態と相違するのは、展開図の比較、すなわち
図9と図2との比較において明らかなように、本実施形
態が、2枚のばね鋼110、111から形成されている
点のみであり、他は同様の構成である。図中同様の部材
については同一符号を付してある。
ントクリップの第4実施形態を示す。本実施形態が上記
第1実施形態と相違するのは、展開図の比較、すなわち
図9と図2との比較において明らかなように、本実施形
態が、2枚のばね鋼110、111から形成されている
点のみであり、他は同様の構成である。図中同様の部材
については同一符号を付してある。
【0033】2枚のばね鋼110、111は、共通壁部
30に対応する部分を重ね合わせ部120として、重ね
合わせ部120のほぼ中心121において、スポット溶
接されることにより、あるいは、かしめられることによ
り、互いに一体的に固定されている。
30に対応する部分を重ね合わせ部120として、重ね
合わせ部120のほぼ中心121において、スポット溶
接されることにより、あるいは、かしめられることによ
り、互いに一体的に固定されている。
【0034】本実施形態のジョイントクリップCにおい
ては、上記第1、第2および第3実施形態と同様に製
作、使用ができる。本実施形態においては、上記第1実
施形態と比較して、ばね鋼110、111の形状が単純
であることにより、ばね鋼110、111のばね鋼材か
らの切り出しを容易に行い得るという利点を有してい
る。
ては、上記第1、第2および第3実施形態と同様に製
作、使用ができる。本実施形態においては、上記第1実
施形態と比較して、ばね鋼110、111の形状が単純
であることにより、ばね鋼110、111のばね鋼材か
らの切り出しを容易に行い得るという利点を有してい
る。
【0035】なお、本発明の鉄筋コンクリート躯体の施
工方法およびジョイントクリップは、上記実施形態に何
ら限定されるものではなく、以下のような変形を行って
も、もちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)環状体10、20の軸線を互いに90゜ずらせて2
本の鉄筋を90゜ずらせた状態で固定することに代え
て、環状体の軸線を互いに任意の角度だけずらせて2本
の鉄筋を任意の角度で交差させた状態で固定すること。 b)ジョイントクリップCとして環状体10、20、共
通壁部30が一体成形されたものを使用することに代え
て、環状体10と環状体20とが別体で形成されこれら
が所定の向きに固定されたものを使用すること。 c)フープユニット50を図示のように環状に形成する
ことに代えて、任意に分割したものを個別に形成した
後、組み合わせて環状にすること。 d)スタラップユニット80を図示のようにコ字状に形
成することに代えて、任意に分割したものを個別に形成
した後、組み合わせてコ字状にすること。あるいは、環
状に形成すること。 e)鉄筋15、25を環状体10、20に向けて押しつ
けて鉄筋15、25をジョイントクリップCに対して固
定することに代えて、環状体10、20の方を鉄筋1
5、25に向けて押しつけて固定を行うこと。 f)柱主筋61または梁主筋91に対するフープユニッ
ト50またはスタラップユニット80の組込を地組みで
行うことに代えて、設置箇所に配置された柱主筋または
梁主筋に対して直接的に行うこと。 g)図示形状の節(竹節)15a、25aに対応する凹
所16、26に代えて、波節、螺子節等任意の節形状に
応じて凹む凹所を設けること。あるいは、凹所を形成し
ないこと。
工方法およびジョイントクリップは、上記実施形態に何
ら限定されるものではなく、以下のような変形を行って
も、もちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)環状体10、20の軸線を互いに90゜ずらせて2
本の鉄筋を90゜ずらせた状態で固定することに代え
て、環状体の軸線を互いに任意の角度だけずらせて2本
の鉄筋を任意の角度で交差させた状態で固定すること。 b)ジョイントクリップCとして環状体10、20、共
通壁部30が一体成形されたものを使用することに代え
て、環状体10と環状体20とが別体で形成されこれら
が所定の向きに固定されたものを使用すること。 c)フープユニット50を図示のように環状に形成する
ことに代えて、任意に分割したものを個別に形成した
後、組み合わせて環状にすること。 d)スタラップユニット80を図示のようにコ字状に形
成することに代えて、任意に分割したものを個別に形成
した後、組み合わせてコ字状にすること。あるいは、環
状に形成すること。 e)鉄筋15、25を環状体10、20に向けて押しつ
けて鉄筋15、25をジョイントクリップCに対して固
定することに代えて、環状体10、20の方を鉄筋1
5、25に向けて押しつけて固定を行うこと。 f)柱主筋61または梁主筋91に対するフープユニッ
ト50またはスタラップユニット80の組込を地組みで
行うことに代えて、設置箇所に配置された柱主筋または
梁主筋に対して直接的に行うこと。 g)図示形状の節(竹節)15a、25aに対応する凹
所16、26に代えて、波節、螺子節等任意の節形状に
応じて凹む凹所を設けること。あるいは、凹所を形成し
ないこと。
【0036】
【発明の効果】本発明の鉄筋コンクリート躯体の施工方
法およびジョイントクリップによれば、以下の効果を奏
する。請求項1記載の鉄筋コンクリート躯体の施工方法
によれば、ジョイントクリップを使用することにより、
一方向メッシュの製作を迅速かつ容易に行うことができ
る。よって、フープ筋またはスタラップ筋のユニット化
を迅速かつ容易になすことができ、結局、鉄筋コンクリ
ート躯体の施工を迅速かつ容易に行うことができる。ま
た、鉄筋と繋ぎ鉄筋との固定を機械的に行うことによ
り、鉄筋の種類を問うことなく適用することができる。
請求項2記載のジョイントクリップによれば、各鉄筋
は、それぞれ対応する環状体の各入口部の拡縮により把
持される。よって、第1および第2の鉄筋を迅速かつ容
易に第1および第2の環状体に把持することができる。
また、鉄筋どうしの固定を機械的に行うことにより、鉄
筋の種類を問うことなく適用することができる。請求項
3記載のジョイントクリップによれば、各環状体の内面
には、鉄筋の表面に形成された凸部を係合するためにこ
の凸部が突出する向きに凹む凹所が形成されているの
で、鉄筋表面の凸部が環状体内面の凹所に係止されるこ
ととなり、各鉄筋のそれぞれ対応する環状体に対しての
相対移動を阻止することができ、各環状体による各鉄筋
の把持を堅固かつ確実に行うことができる。
法およびジョイントクリップによれば、以下の効果を奏
する。請求項1記載の鉄筋コンクリート躯体の施工方法
によれば、ジョイントクリップを使用することにより、
一方向メッシュの製作を迅速かつ容易に行うことができ
る。よって、フープ筋またはスタラップ筋のユニット化
を迅速かつ容易になすことができ、結局、鉄筋コンクリ
ート躯体の施工を迅速かつ容易に行うことができる。ま
た、鉄筋と繋ぎ鉄筋との固定を機械的に行うことによ
り、鉄筋の種類を問うことなく適用することができる。
請求項2記載のジョイントクリップによれば、各鉄筋
は、それぞれ対応する環状体の各入口部の拡縮により把
持される。よって、第1および第2の鉄筋を迅速かつ容
易に第1および第2の環状体に把持することができる。
また、鉄筋どうしの固定を機械的に行うことにより、鉄
筋の種類を問うことなく適用することができる。請求項
3記載のジョイントクリップによれば、各環状体の内面
には、鉄筋の表面に形成された凸部を係合するためにこ
の凸部が突出する向きに凹む凹所が形成されているの
で、鉄筋表面の凸部が環状体内面の凹所に係止されるこ
ととなり、各鉄筋のそれぞれ対応する環状体に対しての
相対移動を阻止することができ、各環状体による各鉄筋
の把持を堅固かつ確実に行うことができる。
【図1】本発明のジョイントクリップの第1実施形態を
示すものであって、(a)は平面図、(b)は正面図で
ある。
示すものであって、(a)は平面図、(b)は正面図で
ある。
【図2】図1に示すジョイントクリップの展開図であ
る。
る。
【図3】本発明のジョイントクリップを使用した柱鉄筋
の製作過程を示すもので、(a)は一方向メッシュ、
(b)はフープユニット、(c)は柱鉄筋を示してい
る。
の製作過程を示すもので、(a)は一方向メッシュ、
(b)はフープユニット、(c)は柱鉄筋を示してい
る。
【図4】本発明のジョイントクリップを使用した梁鉄筋
の製作過程を示すもので、(a)は一方向メッシュ、
(b)はスタラップユニット、(c)は梁鉄筋を示して
いる。
の製作過程を示すもので、(a)は一方向メッシュ、
(b)はスタラップユニット、(c)は梁鉄筋を示して
いる。
【図5】図3および図4においてそれぞれ得られた柱鉄
筋および梁鉄筋を用いた鉄筋コンクリート躯体の施工手
順を示すもので、(a)〜(d)は、施工の各段階を順
に示している。
筋および梁鉄筋を用いた鉄筋コンクリート躯体の施工手
順を示すもので、(a)〜(d)は、施工の各段階を順
に示している。
【図6】本発明のジョイントクリップの第2実施形態を
示すものであって、(a)は平面図、(b)は正面図で
ある。
示すものであって、(a)は平面図、(b)は正面図で
ある。
【図7】図6に示すジョイントクリップの展開図であ
る。
る。
【図8】本発明のジョイントクリップの第3実施形態を
示すものであって、(a)は展開図、(b)は組立時に
対応した斜視図、(c)は使用時に対応した平面図であ
る。
示すものであって、(a)は展開図、(b)は組立時に
対応した斜視図、(c)は使用時に対応した平面図であ
る。
【図9】本発明のジョイントクリップの第4実施形態を
示す展開図である。
示す展開図である。
C ジョイントクリップ 10 環状体(第1の環状体) 13 入口部 15 鉄筋(第1の鉄筋) 15a 節(凸部) 16 凹所 20 環状体(第2の環状体) 23 入口部 25 鉄筋(第1の鉄筋) 25a 節(凸部) 26 凹所 40 一方向メッシュ 41 フープ筋(鉄筋) 42 繋ぎ鉄筋 43 交差部 50 フープユニット 60 柱鉄筋 60a 型枠 61 柱主筋(主鉄筋) 71 スタラップ筋(鉄筋) 72 繋ぎ鉄筋 73 交差部 70 一方向メッシュ 80 スタラップユニット 90 梁鉄筋 91 梁主筋(主鉄筋)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水島 敏文 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 松本 幸夫 栃木県宇都宮市平出工業団地20番4号 村 田発條株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄筋コンクリート躯体を施工する方法で
あって、 予め、入口部が拡縮することにより鉄筋を自身の軸線方
向に把持するための第1の環状体と、前記鉄筋に対して
交差した状態に配置された繋ぎ鉄筋をその交差状態にて
前記鉄筋に対して固定するために前記第1の環状体の軸
線と向きをずらせた軸線を有して前記第1の環状体に固
定されかつ入口部が拡縮することにより前記繋ぎ鉄筋を
自身の軸線方向に把持するための第2の環状体とを具備
してなるジョイントクリップを準備しておき、 鉄筋コンクリート躯体を施工するに際して、複数の鉄筋
を一方向に向けて互いに所定間隔だけ離間させた状態で
平行に並べた後、該複数の鉄筋に交差させて繋ぎ鉄筋を
架け渡すとともに、これら鉄筋と繋ぎ鉄筋との間の各交
差部を前記ジョイントクリップを使用して固定すること
により一方向メッシュを製作し、 該一方向メッシュを長さ方向に折り曲げてフープユニッ
トまたはスタラップユニットを製作し、 主鉄筋に前記フープユニットまたはスタラップユニット
を固定して柱鉄筋または梁鉄筋を製作し、 該柱鉄筋または梁鉄筋の周囲に型枠を構築した後、 該型枠内にコンクリートを打設することにより鉄筋コン
クリート躯体を構築することを特徴とする鉄筋コンクリ
ート躯体の施工方法。 - 【請求項2】 2本の鉄筋を交差させた状態で固定する
ためのジョイントクリップであって、 入口部が拡縮することにより第1の鉄筋を自身の軸線方
向に把持するための第1の環状体と、前記第1の鉄筋に
対して交差した状態に配置された第2の鉄筋をその交差
状態にて前記第1の鉄筋に対して固定するために前記第
1の環状体の軸線と向きをずらせた軸線を有して前記第
1の環状体に固定されかつ入口部が拡縮することにより
前記第2の鉄筋を自身の軸線方向に把持するための第2
の環状体とを具備してなることを特徴とするジョイント
クリップ。 - 【請求項3】 請求項2記載のジョイントクリップにお
いて、 前記第1および第2の環状体の内面には、鉄筋の表面に
形成された凸部を係合するために該凸部が突出する向き
に凹む凹所が形成されていることを特徴とするジョイン
トクリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32338395A JPH09158399A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 鉄筋コンクリート躯体の施工方法およびジョイントクリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32338395A JPH09158399A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 鉄筋コンクリート躯体の施工方法およびジョイントクリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158399A true JPH09158399A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18154141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32338395A Pending JPH09158399A (ja) | 1995-12-12 | 1995-12-12 | 鉄筋コンクリート躯体の施工方法およびジョイントクリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158399A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003147904A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-21 | Ochiai:Kk | クロスボルト固定金具 |
| CN110689803A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-01-14 | 宁波鄞州求自建筑科技有限公司 | 一种钢筋结构教学模型 |
| CN115772891A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-10 | 浙江中圆管桩有限公司 | 一种提高预应力混凝土管桩强度的管桩结构 |
| CN116717093A (zh) * | 2023-06-15 | 2023-09-08 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种适用于铝板屋面预埋件辅助固定装置及施工方法 |
-
1995
- 1995-12-12 JP JP32338395A patent/JPH09158399A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003147904A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-21 | Ochiai:Kk | クロスボルト固定金具 |
| CN110689803A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-01-14 | 宁波鄞州求自建筑科技有限公司 | 一种钢筋结构教学模型 |
| CN115772891A (zh) * | 2022-12-07 | 2023-03-10 | 浙江中圆管桩有限公司 | 一种提高预应力混凝土管桩强度的管桩结构 |
| CN116717093A (zh) * | 2023-06-15 | 2023-09-08 | 中国十七冶集团有限公司 | 一种适用于铝板屋面预埋件辅助固定装置及施工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4122228A (en) | Stirrup fabric | |
| EP0517107A1 (en) | Ferroconcrete constructing frame | |
| JP3811852B2 (ja) | 柱と梁の接合構造 | |
| JPH06316964A (ja) | プレキャスト鉄筋コンクリート柱・梁接合部の施工方法 | |
| JP2020002715A (ja) | 組立構造体、当該組立構造体の組立て方法、及び構造体 | |
| JP3939686B2 (ja) | 型枠パネル及びそれを使用した建築用型枠及びコンクリート製の基礎 | |
| JP2004100369A (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の最上層における柱と梁の接合構造 | |
| JP6337260B1 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の配筋構造 | |
| JPS5813846A (ja) | 立体トランス構造体 | |
| JPH07217069A (ja) | 鉄筋コンクリート柱の施工法及び同柱構成用プレキャストコンクリート部材 | |
| JP3611473B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート構造の柱梁接合部補強方法 | |
| JPH11159142A (ja) | 柱状コンクリートブロック部鉄筋網の組み上げ方法及び柱状コンクリートブロック部鉄筋網構成用籠体 | |
| KR0180079B1 (ko) | 철근 콘크리트 슬래브의 데크 거어더 | |
| KR0134350Y1 (ko) | 격자형 반제품 조립식 콘크리트 보 | |
| JPS5853882Y2 (ja) | 鉄筋接合ピ−ス | |
| JPH04143350A (ja) | 梁スターラップ用半プレハブ鉄筋およびそれによる梁筋の配筋方法 | |
| JPH0452279Y2 (ja) | ||
| JPH11131692A (ja) | ユニットさし筋 | |
| JPS62164942A (ja) | 鉄筋保持バ− | |
| JP3108828B2 (ja) | 柱梁先組鉄筋体及び柱梁鉄筋の配筋方法 | |
| JPH06220957A (ja) | 柱の連結帯筋構造 | |
| JPH11210228A (ja) | 壁および床スラブの配筋方法 | |
| JPS61290136A (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリ−ト造柱の施工方法 | |
| JP2984704B2 (ja) | 柱半PCa部材の組付け方法 | |
| JPH02261148A (ja) | ユニット鉄筋 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050201 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |