JPH09158802A - 液化ガス圧送ポンプ - Google Patents
液化ガス圧送ポンプInfo
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- JPH09158802A JPH09158802A JP7344525A JP34452595A JPH09158802A JP H09158802 A JPH09158802 A JP H09158802A JP 7344525 A JP7344525 A JP 7344525A JP 34452595 A JP34452595 A JP 34452595A JP H09158802 A JPH09158802 A JP H09158802A
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- Japan
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- liquefied gas
- chamber
- cylinder
- piston
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】液体水素を圧送する際に、液化ガス圧送ポンプ
の吸気行程中の減圧によって液化ガスがガス化したり、
摩擦熱によって液化ガスがガス化することにより液体水
素の吐出量が不安定になることを防止する。 【解決手段】シリンダ48の中間位置に設けられている
区画壁56の開口57に弁体58を取付けるようにし、
この区画壁56に対して一方の空間を本加圧室69とす
るとともに、他方の空間を予備加圧室70とし、これら
の空間69、70にそれぞれ本加圧用ピストン61およ
び予備加圧用ピストン62を組込み、これら一対のピス
トン61、62をシリンダ48に対して相対的にかつ同
期して一緒に軸線方向に移動させるようにしたものであ
る。
の吸気行程中の減圧によって液化ガスがガス化したり、
摩擦熱によって液化ガスがガス化することにより液体水
素の吐出量が不安定になることを防止する。 【解決手段】シリンダ48の中間位置に設けられている
区画壁56の開口57に弁体58を取付けるようにし、
この区画壁56に対して一方の空間を本加圧室69とす
るとともに、他方の空間を予備加圧室70とし、これら
の空間69、70にそれぞれ本加圧用ピストン61およ
び予備加圧用ピストン62を組込み、これら一対のピス
トン61、62をシリンダ48に対して相対的にかつ同
期して一緒に軸線方向に移動させるようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液化ガス圧送ポンプ
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】化石燃料に代えて液体水素を用いる水素
エンジンは、水素燃料の燃焼によって水または水蒸気を
発生させ、炭酸ガスを全く発生しない。従って地球温暖
化防止のための有用な技術である。燃焼によって生ずる
窒素酸化物も、化石燃料を燃焼させたときのそれよりも
はるかに少なく、クリーンなエンジンになる。
エンジンは、水素燃料の燃焼によって水または水蒸気を
発生させ、炭酸ガスを全く発生しない。従って地球温暖
化防止のための有用な技術である。燃焼によって生ずる
窒素酸化物も、化石燃料を燃焼させたときのそれよりも
はるかに少なく、クリーンなエンジンになる。
【0003】水素エンジンの燃料として用いられる液体
水素には、高圧水素、液体水素、水素貯蔵合金の3種類
の貯蔵方法が知られている。これらの貯蔵方法の内、液
体水素の貯蔵方法は、他の2種類の貯蔵方法の約1/1
0の燃料貯蔵重量で燃料を貯蔵することができ、有用な
方法である。
水素には、高圧水素、液体水素、水素貯蔵合金の3種類
の貯蔵方法が知られている。これらの貯蔵方法の内、液
体水素の貯蔵方法は、他の2種類の貯蔵方法の約1/1
0の燃料貯蔵重量で燃料を貯蔵することができ、有用な
方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水素エンジンに液体水
素を供給するために、液化ガス圧送ポンプを用いる。こ
のようなポンプにおいて、液化ガスの吸入行程時にポン
プ内が減圧になり、液化ガスがガス化し易くなるととも
に、摩擦熱によるガス化現象がある。このような理由に
よって、圧送ポンプのポンプ仕事が効率よく行なえなく
なり、吐出量が不安定になったり、吐出量の不足をきた
す可能性があった。
素を供給するために、液化ガス圧送ポンプを用いる。こ
のようなポンプにおいて、液化ガスの吸入行程時にポン
プ内が減圧になり、液化ガスがガス化し易くなるととも
に、摩擦熱によるガス化現象がある。このような理由に
よって、圧送ポンプのポンプ仕事が効率よく行なえなく
なり、吐出量が不安定になったり、吐出量の不足をきた
す可能性があった。
【0005】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、吸入行程時の減圧や摩擦熱によるガス
化を確実に防止することができるようにし、これによっ
て液化ガスを確実に圧送できるとともに、ポンプ仕事が
効率よく行ない得るようにした液化ガス圧送ポンプを提
供することを目的とする。
たものであって、吸入行程時の減圧や摩擦熱によるガス
化を確実に防止することができるようにし、これによっ
て液化ガスを確実に圧送できるとともに、ポンプ仕事が
効率よく行ない得るようにした液化ガス圧送ポンプを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、中間位置に区
画壁が設けられ、該区画壁の両側に本加圧室と予備加圧
室とが形成されているシリンダと、前記区画壁の開口に
取付けられ、予備加圧室から本加圧室への液化ガスの流
動を許容するとともに、本加圧室から予備加圧室への液
化ガスの流動を阻止する弁体と、前記本加圧室と前記予
備加圧室とにそれぞれ摺動可能に組込まれており、前記
シリンダに対して相対的に同期して一緒に移動する本加
圧用ピストンおよび予備加圧用ピストンと、をそれぞれ
具備する液化ガス圧送ポンプに関するものである。
画壁が設けられ、該区画壁の両側に本加圧室と予備加圧
室とが形成されているシリンダと、前記区画壁の開口に
取付けられ、予備加圧室から本加圧室への液化ガスの流
動を許容するとともに、本加圧室から予備加圧室への液
化ガスの流動を阻止する弁体と、前記本加圧室と前記予
備加圧室とにそれぞれ摺動可能に組込まれており、前記
シリンダに対して相対的に同期して一緒に移動する本加
圧用ピストンおよび予備加圧用ピストンと、をそれぞれ
具備する液化ガス圧送ポンプに関するものである。
【0007】第2の発明は、前記本加圧用ピストンおよ
び前記予備加圧用ピストンが固定側に取付けられるとと
もに、前記シリンダが駆動手段によって軸線方向に往復
運動することを特徴とする液化ガス圧送ポンプに関する
ものである。
び前記予備加圧用ピストンが固定側に取付けられるとと
もに、前記シリンダが駆動手段によって軸線方向に往復
運動することを特徴とする液化ガス圧送ポンプに関する
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
る液化ガス圧送ポンプによって液体水素の圧送が行なわ
れることにより燃料の供給がなされる水素エンジンの概
要を示すものであって、この水素エンジンは液体水素を
蓄えておく液体水素タンク10を備えている。液体水素
タンク10にはその中の圧力を検出する圧力計11と液
体水素の液面を検出する液面計12とがそれぞれ取付け
られている。またタンク10の上方の側部には液体水素
を充填するための供給口13が接続されている。
る液化ガス圧送ポンプによって液体水素の圧送が行なわ
れることにより燃料の供給がなされる水素エンジンの概
要を示すものであって、この水素エンジンは液体水素を
蓄えておく液体水素タンク10を備えている。液体水素
タンク10にはその中の圧力を検出する圧力計11と液
体水素の液面を検出する液面計12とがそれぞれ取付け
られている。またタンク10の上方の側部には液体水素
を充填するための供給口13が接続されている。
【0009】液体水素タンク10の底部側には液化ガス
圧送ポンプ16が設けられている。この液化ガス圧送ポ
ンプ16には吐出管17が接続されるとともに、この吐
出管17の先端側は蓄冷器18内に延びている。
圧送ポンプ16が設けられている。この液化ガス圧送ポ
ンプ16には吐出管17が接続されるとともに、この吐
出管17の先端側は蓄冷器18内に延びている。
【0010】上記液体水素の冷熱は蓄冷器18によって
その内部に満たされている塩化カルシウム水溶液から成
る冷媒と熱交換されるようになっている。そしてこのよ
うな塩化カルシウム水溶液を圧送するための冷媒圧送ポ
ンプ21は蓄冷器18と保冷庫22の熱交換器23との
間に接続されるようになっている。
その内部に満たされている塩化カルシウム水溶液から成
る冷媒と熱交換されるようになっている。そしてこのよ
うな塩化カルシウム水溶液を圧送するための冷媒圧送ポ
ンプ21は蓄冷器18と保冷庫22の熱交換器23との
間に接続されるようになっている。
【0011】蓄冷器18において冷熱を放出した液体水
素はサージタンク26に導かれるようになっている。そ
してこのサージタンク26の吐出側と噴射ノズル27と
が接続されている。噴射ノズル27はエンジンのピスト
ン28の頂部に形成されている凹部から成る燃焼室29
に燃料を噴射するようにしている。なお噴射された燃料
は点火プラグ30によって点火が行なわれるようになっ
ている。
素はサージタンク26に導かれるようになっている。そ
してこのサージタンク26の吐出側と噴射ノズル27と
が接続されている。噴射ノズル27はエンジンのピスト
ン28の頂部に形成されている凹部から成る燃焼室29
に燃料を噴射するようにしている。なお噴射された燃料
は点火プラグ30によって点火が行なわれるようになっ
ている。
【0012】上記噴射ノズル27の針弁の昇降動作を行
なわせるためにオイルポンプ33が設けられている。オ
イルポンプ33で吐出された高圧の作動油が上記噴射ノ
ズル27に供給されるとともに、低圧の作動油がリザー
バ34に戻されるようになっている。すなわちリザーバ
34およびオイルポンプ33によって作動油が循環され
るようになっている。
なわせるためにオイルポンプ33が設けられている。オ
イルポンプ33で吐出された高圧の作動油が上記噴射ノ
ズル27に供給されるとともに、低圧の作動油がリザー
バ34に戻されるようになっている。すなわちリザーバ
34およびオイルポンプ33によって作動油が循環され
るようになっている。
【0013】次に図1に示す水素エンジンの動作の概要
を説明すると、液体水素タンク10内の液体水素は液化
ガス圧送ポンプ16によって圧送されるようになってお
り、吐出管17を通して吐出される。そして蓄冷器18
において冷熱をこの蓄冷器18内の冷媒である塩化カル
シウム水溶液と熱交換して冷熱を放出した後に、サージ
タンク26に導かれる。
を説明すると、液体水素タンク10内の液体水素は液化
ガス圧送ポンプ16によって圧送されるようになってお
り、吐出管17を通して吐出される。そして蓄冷器18
において冷熱をこの蓄冷器18内の冷媒である塩化カル
シウム水溶液と熱交換して冷熱を放出した後に、サージ
タンク26に導かれる。
【0014】サージタンク26は液体水素を約10MP
a の圧力で蓄圧している。オイルポンプ33が作動油を
吐出すると、この作動油が燃料噴射ノズル27の針弁に
印加され、これによって針弁がリフトし、噴口が開かれ
る。従ってサージタンク26に蓄圧されていた液体水素
が噴射ノズル27の噴口からピストン28の燃焼室29
に向けて噴射される。しかも噴射された燃料は点火プラ
グ30によって火花点火され、燃焼が行なわれる。
a の圧力で蓄圧している。オイルポンプ33が作動油を
吐出すると、この作動油が燃料噴射ノズル27の針弁に
印加され、これによって針弁がリフトし、噴口が開かれ
る。従ってサージタンク26に蓄圧されていた液体水素
が噴射ノズル27の噴口からピストン28の燃焼室29
に向けて噴射される。しかも噴射された燃料は点火プラ
グ30によって火花点火され、燃焼が行なわれる。
【0015】蓄冷器18で液体水素から奪った冷熱は冷
媒圧送ポンプ21によって圧送される冷媒によって保冷
庫22の熱交換器23に導かれ、ここで冷熱を放出す
る。従って液体水素がもっている冷熱によって保冷庫2
2内の保冷が行なわれることになる。従って保冷庫22
を冷却するための専用の冷凍サイクルを必要としなくな
る。
媒圧送ポンプ21によって圧送される冷媒によって保冷
庫22の熱交換器23に導かれ、ここで冷熱を放出す
る。従って液体水素がもっている冷熱によって保冷庫2
2内の保冷が行なわれることになる。従って保冷庫22
を冷却するための専用の冷凍サイクルを必要としなくな
る。
【0016】次に上記液体水素タンク10内の液体水素
を圧送するための液化ガス圧送ポンプ16について説明
する。図2に示すように液体水素タンク10の上部には
モータ37が固定配置されている。モータ37の出力軸
はフレキシブルカップリング38を介してクランクシャ
フト39と連結されている。なおクランクシャフト39
の反対側の端部にはフライホイール40が固着されてい
る。
を圧送するための液化ガス圧送ポンプ16について説明
する。図2に示すように液体水素タンク10の上部には
モータ37が固定配置されている。モータ37の出力軸
はフレキシブルカップリング38を介してクランクシャ
フト39と連結されている。なおクランクシャフト39
の反対側の端部にはフライホイール40が固着されてい
る。
【0017】クランクシャフト39のクランク部にはコ
ンロッド43が連結されるとともに、このコンロッド4
3の他端は摺動子44に連結されるようになっている。
そして摺動子44の下端が駆動ロッド45に連結されて
いる。
ンロッド43が連結されるとともに、このコンロッド4
3の他端は摺動子44に連結されるようになっている。
そして摺動子44の下端が駆動ロッド45に連結されて
いる。
【0018】駆動ロッド45の下端部はユニバーサルジ
ョイント46を介して接続筒47と接続されている。そ
してこの接続筒47の下端側の部分が図2および図3に
示すようにシリンダ48と連結されるようになってい
る。また上記ユニバーサルジョイント46の外周側には
振れ止めスプリング49が巻装されている。
ョイント46を介して接続筒47と接続されている。そ
してこの接続筒47の下端側の部分が図2および図3に
示すようにシリンダ48と連結されるようになってい
る。また上記ユニバーサルジョイント46の外周側には
振れ止めスプリング49が巻装されている。
【0019】シリンダ48の外周側には図2および図3
に示すケーシングを兼ねるピストンサポート51が配さ
れている。このピストンサポート51はユニバーサルジ
ョイント52を介してアンカー53に連結されており、
アンカー53を介して液体水素タンク10の底部に固定
されるようになっている。
に示すケーシングを兼ねるピストンサポート51が配さ
れている。このピストンサポート51はユニバーサルジ
ョイント52を介してアンカー53に連結されており、
アンカー53を介して液体水素タンク10の底部に固定
されるようになっている。
【0020】次に液化ガス圧送ポンプ16の内部構造に
ついて説明すると、図3に示すようにシリンダ48はそ
の高さ方向の中間位置において上下に内部を2分割する
ように区画壁56が設けられている。区画壁56には開
口57が形成されており、この開口57を開閉するよう
に吸込み弁から成る弁体58が取付けられている。
ついて説明すると、図3に示すようにシリンダ48はそ
の高さ方向の中間位置において上下に内部を2分割する
ように区画壁56が設けられている。区画壁56には開
口57が形成されており、この開口57を開閉するよう
に吸込み弁から成る弁体58が取付けられている。
【0021】シリンダ48の区画壁56の上側の部分に
は本加圧用ピストン61が摺動可能に組込まれており、
これに対して区画壁56の下側には予備加圧用ピストン
62が摺動可能に配されている。これらのピストン6
1、62はピストンサポート51を介して互いに連結さ
れるとともに、固定側に連結されている。またピストン
61には吐出ポート63が形成されるとともに、この吐
出ポート63には吐出弁64が取付けられている。これ
に対して予備加圧用ピストン62には吸入ポート65が
形成されるとともに、この吸入ポート65を開閉するよ
うに吸入弁66が設けられている。
は本加圧用ピストン61が摺動可能に組込まれており、
これに対して区画壁56の下側には予備加圧用ピストン
62が摺動可能に配されている。これらのピストン6
1、62はピストンサポート51を介して互いに連結さ
れるとともに、固定側に連結されている。またピストン
61には吐出ポート63が形成されるとともに、この吐
出ポート63には吐出弁64が取付けられている。これ
に対して予備加圧用ピストン62には吸入ポート65が
形成されるとともに、この吸入ポート65を開閉するよ
うに吸入弁66が設けられている。
【0022】以上のような構成において、モータ37を
回転駆動すると、クランクシャフト39が回転駆動さ
れ、これによってコンロッド43を介して駆動ロッド4
5が上下方向の往復運動を行なう。このような往復運動
が接続筒47を介して液化ガス圧送ポンプ16のシリン
ダ48に伝達され、このためにシリンダ48がケーシン
グを兼ねるピストンサポート51に対して昇降動作する
ことになる。
回転駆動すると、クランクシャフト39が回転駆動さ
れ、これによってコンロッド43を介して駆動ロッド4
5が上下方向の往復運動を行なう。このような往復運動
が接続筒47を介して液化ガス圧送ポンプ16のシリン
ダ48に伝達され、このためにシリンダ48がケーシン
グを兼ねるピストンサポート51に対して昇降動作する
ことになる。
【0023】駆動ロッド45によってシリンダ48が図
3Aに示すように下降すると、区画壁56の下側の予備
加圧室70内の圧力が高くなり、このために予備加圧室
70内の液化水素が弁体58を押上げて本加圧室69側
へ流動する。すなわち予備加圧室70で予備加圧された
液体水素が本加圧室69に流動するようになる。
3Aに示すように下降すると、区画壁56の下側の予備
加圧室70内の圧力が高くなり、このために予備加圧室
70内の液化水素が弁体58を押上げて本加圧室69側
へ流動する。すなわち予備加圧室70で予備加圧された
液体水素が本加圧室69に流動するようになる。
【0024】この後にクランクシャフト39によって駆
動ロッド45が上昇されると、図3Bに示すように互い
にピストンサポート51を介して連結されている上下の
ピストン61、62に対してシリンダ48が上昇し、こ
のために本加圧室69内の容積が小さくなり、本加圧室
69内の液体水素は圧縮されて加圧され、吐出ポート6
3を通り、吐出弁64を開いて吐出管17から上方に吐
出される。なおこのときに予備加圧室70はその容積が
大きくなるとともに、圧力が低下するために、吸入弁6
6が開かれ、吸入ポート65を通して予備加圧室70内
に新たな液体水素が導入される。
動ロッド45が上昇されると、図3Bに示すように互い
にピストンサポート51を介して連結されている上下の
ピストン61、62に対してシリンダ48が上昇し、こ
のために本加圧室69内の容積が小さくなり、本加圧室
69内の液体水素は圧縮されて加圧され、吐出ポート6
3を通り、吐出弁64を開いて吐出管17から上方に吐
出される。なおこのときに予備加圧室70はその容積が
大きくなるとともに、圧力が低下するために、吸入弁6
6が開かれ、吸入ポート65を通して予備加圧室70内
に新たな液体水素が導入される。
【0025】予備加圧室70に導入された液体水素は次
のサイクルにおいて図3Aに示すようにシリンダ48が
下降することによって予備加圧される。そして予備加圧
された液体水素が弁体58を開いて本加圧室69に圧送
されることになり、上記の動作が繰返される。
のサイクルにおいて図3Aに示すようにシリンダ48が
下降することによって予備加圧される。そして予備加圧
された液体水素が弁体58を開いて本加圧室69に圧送
されることになり、上記の動作が繰返される。
【0026】このように本実施例に係る液化ガス圧送ポ
ンプ16は、駆動ロッド45によってシリンダ48が上
下方向に往復運動されるようにし、ピストンサポート5
1によって固定された本加圧用ピストン61および予備
加圧用ピストン62をシリンダ48内に上下に組込むよ
うにし、予備加圧用ピストン62に予備加圧室吸入弁6
6を有するようにしたものである。
ンプ16は、駆動ロッド45によってシリンダ48が上
下方向に往復運動されるようにし、ピストンサポート5
1によって固定された本加圧用ピストン61および予備
加圧用ピストン62をシリンダ48内に上下に組込むよ
うにし、予備加圧用ピストン62に予備加圧室吸入弁6
6を有するようにしたものである。
【0027】図3Aに示す吸込み行程においては、予備
加圧室70に吸込まれた極低温の液化ガスがシリンダ4
8の下方への移動に伴って、予備加圧室70内で加圧さ
れ、本加圧室69の吸込み弁58を押上げ、本加圧室6
9に流動する。そして圧縮行程においては図3Bに示す
ように、シリンダ48が上方に移動され、本加圧室69
の極低温液化ガスが加圧され、本加圧室69の吸入弁5
8が閉じ、吐出弁64が開いて液化ガスが吐出される。
このときに予備加圧室70の吸入弁66が開き、外部か
ら予備加圧室70に新しい液化ガスが吸入される。
加圧室70に吸込まれた極低温の液化ガスがシリンダ4
8の下方への移動に伴って、予備加圧室70内で加圧さ
れ、本加圧室69の吸込み弁58を押上げ、本加圧室6
9に流動する。そして圧縮行程においては図3Bに示す
ように、シリンダ48が上方に移動され、本加圧室69
の極低温液化ガスが加圧され、本加圧室69の吸入弁5
8が閉じ、吐出弁64が開いて液化ガスが吐出される。
このときに予備加圧室70の吸入弁66が開き、外部か
ら予備加圧室70に新しい液化ガスが吸入される。
【0028】すなわちこの液化ガス圧送ポンプ16は、
本加圧室69側が吸入行程のときに予備加圧室70が圧
縮行程になり、本加圧室69が圧縮行程のときに予備加
圧室70が吸入行程となるようにしている。
本加圧室69側が吸入行程のときに予備加圧室70が圧
縮行程になり、本加圧室69が圧縮行程のときに予備加
圧室70が吸入行程となるようにしている。
【0029】このように予備加圧室70を設け、本加圧
室69に導入される液化ガスを予め加圧して本加圧室6
9に押込むことによって、本加圧室69内の減圧が緩和
されるので、減圧するガス化の影響を低減し、しかも本
加圧室69内のガスをピストン61とシリンダ48との
隙間からより圧力が低い外部に逃がすことが可能にな
り、これによって液化ガス圧送ポンプ16のポンプ仕事
が効率よく行なわれることになる。従って液化ガス圧送
ポンプ16によって液化水素を吐出させる際に、吸入行
程中の減圧により液化水素がガス化したり、本加圧室6
9に滞留したガスにより吐出が難しくなったりする不具
合を確実に防止することが可能になり、液化ガスを安定
的にサージタンク26に供給して蓄圧を行なうことが可
能になる。これによって水素エンジンが安定に作動する
ことになる。
室69に導入される液化ガスを予め加圧して本加圧室6
9に押込むことによって、本加圧室69内の減圧が緩和
されるので、減圧するガス化の影響を低減し、しかも本
加圧室69内のガスをピストン61とシリンダ48との
隙間からより圧力が低い外部に逃がすことが可能にな
り、これによって液化ガス圧送ポンプ16のポンプ仕事
が効率よく行なわれることになる。従って液化ガス圧送
ポンプ16によって液化水素を吐出させる際に、吸入行
程中の減圧により液化水素がガス化したり、本加圧室6
9に滞留したガスにより吐出が難しくなったりする不具
合を確実に防止することが可能になり、液化ガスを安定
的にサージタンク26に供給して蓄圧を行なうことが可
能になる。これによって水素エンジンが安定に作動する
ことになる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明は、中間位置に区画
壁が設けられ、該区画壁の両側に本加圧室と予備加圧室
とが形成されているシリンダと、区画壁の開口に取付け
られ、予備加圧室から本加圧室への液化ガスの流動を許
容するとともに、本加圧室から予備加圧室への液化ガス
の流動を阻止する弁体と、本加圧室と予備加圧室とにそ
れぞれ摺動可能に組込まれており、シリンダに対して相
対的に同期して一緒に移動する本加圧用ピストンおよび
予備加圧用ピストンとをそれぞれ具備する液化ガス圧送
ポンプに関するものである。
壁が設けられ、該区画壁の両側に本加圧室と予備加圧室
とが形成されているシリンダと、区画壁の開口に取付け
られ、予備加圧室から本加圧室への液化ガスの流動を許
容するとともに、本加圧室から予備加圧室への液化ガス
の流動を阻止する弁体と、本加圧室と予備加圧室とにそ
れぞれ摺動可能に組込まれており、シリンダに対して相
対的に同期して一緒に移動する本加圧用ピストンおよび
予備加圧用ピストンとをそれぞれ具備する液化ガス圧送
ポンプに関するものである。
【0031】従って本発明によれば、同期するように本
加圧用ピストンと予備加圧用ピストンとを一緒にシリン
ダに対して相対的に移動させることによって、予備加圧
室で予備加圧された液化ガスを区画壁の開口を通して本
加圧室側へ圧送することが可能になり、本加圧室内へ圧
送される液化ガスの予圧が可能になる。従って本加圧室
の吸気行程中の減圧が緩和されることによって液化ガス
がガス化する量が少なくなり、摩擦熱でガスが発生して
も圧送された液体ガスにより、本加圧室に滞留したガス
を外部に押出すことができ、安定に液化ガスを圧送でき
るようになる。
加圧用ピストンと予備加圧用ピストンとを一緒にシリン
ダに対して相対的に移動させることによって、予備加圧
室で予備加圧された液化ガスを区画壁の開口を通して本
加圧室側へ圧送することが可能になり、本加圧室内へ圧
送される液化ガスの予圧が可能になる。従って本加圧室
の吸気行程中の減圧が緩和されることによって液化ガス
がガス化する量が少なくなり、摩擦熱でガスが発生して
も圧送された液体ガスにより、本加圧室に滞留したガス
を外部に押出すことができ、安定に液化ガスを圧送でき
るようになる。
【0032】本加圧用ピストンおよび予備加圧用ピスト
ンを固定側に取付けるとともに、シリンダを駆動手段に
よって軸線方向に往復運動させることによって、予備加
圧室内で液化ガスの予備加圧を行ない、この後に本加圧
室内で本加圧を行なうことが可能になる。
ンを固定側に取付けるとともに、シリンダを駆動手段に
よって軸線方向に往復運動させることによって、予備加
圧室内で液化ガスの予備加圧を行ない、この後に本加圧
室内で本加圧を行なうことが可能になる。
【図1】液化ガス圧送ポンプを用いた水素エンジンの燃
料供給系を示す配管図である。
料供給系を示す配管図である。
【図2】液化ガス圧送ポンプの駆動系を示す正面図であ
る。
る。
【図3】液化ガス圧送ポンプの内部構造を示す縦断面図
である。
である。
10 液体水素タンク 11 圧力計 12 液面計 13 供給口 16 液化ガス圧送ポンプ 17 吐出管 18 蓄冷器 21 冷媒圧送ポンプ 22 保冷庫 23 熱交換器 26 サージタンク 27 噴射ノズル 28 ピストン 29 燃焼室 30 点火プラグ 33 オイルポンプ 34 リザーバ 37 モータ 38 フレキシブルカップリング 39 クランクシャフト 40 フライホイール 43 コンロッド 44 摺動子 45 駆動ロッド 46 ユニバーサルジョイント 47 接続筒 48 シリンダ 49 振れ止めスプリング 51 ピストンサポート(ケーシング) 52 ユニバーサルジョイント 53 アンカー 56 区画壁 57 開口 58 弁体(吸込み弁) 61 ピストン(本加圧用) 62 ピストン(予備加圧用) 63 吐出ポート 64 吐出弁 65 吸入ポート 66 吸入弁 69 本加圧室 70 予備加圧室
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 37/18 F04B 37/18
Claims (2)
- 【請求項1】中間位置に区画壁が設けられ、該区画壁の
両側に本加圧室と予備加圧室とが形成されているシリン
ダと、 前記区画壁の開口に取付けられ、予備加圧室から本加圧
室への液化ガスの流動を許容するとともに、本加圧室か
ら予備加圧室への液化ガスの流動を阻止する弁体と、 前記本加圧室と前記予備加圧室とにそれぞれ摺動可能に
組込まれており、前記シリンダに対して相対的に同期し
て一緒に移動する本加圧用ピストンおよび予備加圧用ピ
ストンと、 をそれぞれ具備する液化ガス圧送ポンプ。 - 【請求項2】前記本加圧用ピストンおよび前記予備加圧
用ピストンが固定側に取付けられるとともに、前記シリ
ンダが駆動手段によって軸線方向に往復運動することを
特徴とする請求項1に記載の液化ガス圧送ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344525A JPH09158802A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 液化ガス圧送ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344525A JPH09158802A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 液化ガス圧送ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09158802A true JPH09158802A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18369956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7344525A Pending JPH09158802A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 液化ガス圧送ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09158802A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016153815A1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Cryogenic pump having vented plunger |
| US20160281690A1 (en) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Dual-stage cryogenic pump |
| WO2016153796A1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Fuel system having serially arranged in-tank pumps |
| JP2021173282A (ja) * | 2020-04-23 | 2021-11-01 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 圧縮装置とそのような装置を備えた充填ステーション |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP7344525A patent/JPH09158802A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20160281690A1 (en) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Dual-stage cryogenic pump |
| WO2016153785A1 (en) * | 2015-03-25 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Dual-stage cryogenic pump |
| CN107407262A (zh) * | 2015-03-25 | 2017-11-28 | 卡特彼勒公司 | 双级低温泵 |
| US9970421B2 (en) | 2015-03-25 | 2018-05-15 | Caterpillar Inc. | Dual-stage cryogenic pump |
| WO2016153815A1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Cryogenic pump having vented plunger |
| US20160281666A1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Cryogenic pump having vented plunger |
| WO2016153796A1 (en) * | 2015-03-26 | 2016-09-29 | Caterpillar Inc. | Fuel system having serially arranged in-tank pumps |
| US9915251B2 (en) | 2015-03-26 | 2018-03-13 | Caterpillar Inc. | Fuel system having serially arranged in-tank pumps |
| JP2021173282A (ja) * | 2020-04-23 | 2021-11-01 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 圧縮装置とそのような装置を備えた充填ステーション |
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