JPH09159103A - ボイラ制御装置 - Google Patents
ボイラ制御装置Info
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- JPH09159103A JPH09159103A JP34534395A JP34534395A JPH09159103A JP H09159103 A JPH09159103 A JP H09159103A JP 34534395 A JP34534395 A JP 34534395A JP 34534395 A JP34534395 A JP 34534395A JP H09159103 A JPH09159103 A JP H09159103A
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- boilers
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Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラの運転台数を最小にし、制御を簡素化
する。 【構成】 台数制御部分5に燃焼制御部51及びパージ
制御部52を設ける。前者は、負荷の増減に対応してボ
イラの状態を停止−低燃焼−高燃焼の順又はこの反対方
向に変更させるようにそれぞれのボイラの個別制御部分
に指令を出し、後者は、前順位のボイラが低燃焼又は高
燃焼に変更されたときに、次順位のボイラのパージを開
始させるように同様の指令を出す。 【効果】 新たにボイラを点火するときには、パージの
完了したボイラが待機しているので、低燃焼ボイラを存
在させる必要がなくなる。その結果、ボイラの運転台数
が最小になり、制御が簡素化され、運転時のボイラ効率
を最大にすることができる。
する。 【構成】 台数制御部分5に燃焼制御部51及びパージ
制御部52を設ける。前者は、負荷の増減に対応してボ
イラの状態を停止−低燃焼−高燃焼の順又はこの反対方
向に変更させるようにそれぞれのボイラの個別制御部分
に指令を出し、後者は、前順位のボイラが低燃焼又は高
燃焼に変更されたときに、次順位のボイラのパージを開
始させるように同様の指令を出す。 【効果】 新たにボイラを点火するときには、パージの
完了したボイラが待機しているので、低燃焼ボイラを存
在させる必要がなくなる。その結果、ボイラの運転台数
が最小になり、制御が簡素化され、運転時のボイラ効率
を最大にすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のボイラのそ
れぞれに備えられそれぞれのボイラを停止もしくは低燃
焼もしくは高燃焼の何れかの状態に制御可能な個別制御
部分と前記複数のボイラの運転状態を決定する台数制御
部分とを備え前記複数のボイラを統合して共通負荷に対
して使用できるようにしたボイラ制御装置に関する。
れぞれに備えられそれぞれのボイラを停止もしくは低燃
焼もしくは高燃焼の何れかの状態に制御可能な個別制御
部分と前記複数のボイラの運転状態を決定する台数制御
部分とを備え前記複数のボイラを統合して共通負荷に対
して使用できるようにしたボイラ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等における需要に基づいて蒸気を供
給するボイラプラントには、多数のボイラの発生蒸気を
統合して供給するようにしたものがある。このようなボ
イラプラントの制御装置としては、通常、個々のボイラ
の制御部分に加えて、蒸気の需要に対応させてボイラの
運転台数を制御する台数制御部分が設けられる。そし
て、このような装置における個々のボイラは、停止、低
燃焼、高燃焼の3状態のうちの1つの状態で運転される
三位置制御されるのが通例である。
給するボイラプラントには、多数のボイラの発生蒸気を
統合して供給するようにしたものがある。このようなボ
イラプラントの制御装置としては、通常、個々のボイラ
の制御部分に加えて、蒸気の需要に対応させてボイラの
運転台数を制御する台数制御部分が設けられる。そし
て、このような装置における個々のボイラは、停止、低
燃焼、高燃焼の3状態のうちの1つの状態で運転される
三位置制御されるのが通例である。
【0003】このような三位置制御と台数制御とを組合
せた制御方法としては、従来、ボイラ負荷の急激な上昇
に対処できるように、負荷に対応してボイラを起動して
低燃焼で運転し、更に負荷が増減するときには、低燃焼
と高燃焼との間で運転状態を切り換えるようにする方法
が一般に採用されていた。この方法によれば、負荷変動
に対する追従性はよいものの、低燃焼ボイラの数が多く
なるため、ボイラの運転台数が増え、プラント全体とし
てのボイラ効率も低下するという問題があった。この点
を改善した制御方法としては、負荷の急上昇に対処する
ためのバックアップ手段を設けることにより、低燃焼ボ
イラの数を減らすようにした制御方法が提案されている
(特開平3−186102号公報参照)。
せた制御方法としては、従来、ボイラ負荷の急激な上昇
に対処できるように、負荷に対応してボイラを起動して
低燃焼で運転し、更に負荷が増減するときには、低燃焼
と高燃焼との間で運転状態を切り換えるようにする方法
が一般に採用されていた。この方法によれば、負荷変動
に対する追従性はよいものの、低燃焼ボイラの数が多く
なるため、ボイラの運転台数が増え、プラント全体とし
てのボイラ効率も低下するという問題があった。この点
を改善した制御方法としては、負荷の急上昇に対処する
ためのバックアップ手段を設けることにより、低燃焼ボ
イラの数を減らすようにした制御方法が提案されている
(特開平3−186102号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような制御方法では、何れの場合にも常に低燃焼ボイラ
を準備しなければならないため、ボイラの運転台数が多
くなることは避けられなかった。又、常に低燃焼ボイラ
を存在させるために、制御も複雑になっていた。そこで
本発明は、従来技術に於ける上記問題を解決し、ボイラ
の運転台数が最小になり、運転状態におけるボイラ効率
が改善され、且つ制御の簡素化されたボイラ制御装置を
提供することを課題とする。
ような制御方法では、何れの場合にも常に低燃焼ボイラ
を準備しなければならないため、ボイラの運転台数が多
くなることは避けられなかった。又、常に低燃焼ボイラ
を存在させるために、制御も複雑になっていた。そこで
本発明は、従来技術に於ける上記問題を解決し、ボイラ
の運転台数が最小になり、運転状態におけるボイラ効率
が改善され、且つ制御の簡素化されたボイラ制御装置を
提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、複数のボイラのそれぞれに備えられそれぞ
れのボイラを停止もしくは低燃焼もしくは高燃焼の何れ
かの状態に制御可能な個別制御部分と前記複数のボイラ
の運転状態を決定する台数制御部分とを備え前記複数の
ボイラを統合して共通負荷に対して使用できるようにし
たボイラ制御装置において、前記それぞれの個別制御部
分は、前記それぞれのボイラを一定時間パージした後に
待機状態にするパージ完了待機制御可能な機能を備え、
前記台数制御部分は、前記共通負荷の増加又は減少に対
応して予め定められた順位で前記複数のボイラを順次そ
れぞれ停止、低燃焼、高燃焼又はこの反対の順に変更す
るように前記個別制御部分に指令を出す燃焼制御部と、
停止されているボイラが低燃焼になったとき又は運転さ
れているボイラの全てが高燃焼になったときに停止され
ているボイラのうちの少なくとも1台をパージ待機状態
にするように前記個別制御部分に指令を出すパージ制御
部と、を有することを特徴とする。
するために、複数のボイラのそれぞれに備えられそれぞ
れのボイラを停止もしくは低燃焼もしくは高燃焼の何れ
かの状態に制御可能な個別制御部分と前記複数のボイラ
の運転状態を決定する台数制御部分とを備え前記複数の
ボイラを統合して共通負荷に対して使用できるようにし
たボイラ制御装置において、前記それぞれの個別制御部
分は、前記それぞれのボイラを一定時間パージした後に
待機状態にするパージ完了待機制御可能な機能を備え、
前記台数制御部分は、前記共通負荷の増加又は減少に対
応して予め定められた順位で前記複数のボイラを順次そ
れぞれ停止、低燃焼、高燃焼又はこの反対の順に変更す
るように前記個別制御部分に指令を出す燃焼制御部と、
停止されているボイラが低燃焼になったとき又は運転さ
れているボイラの全てが高燃焼になったときに停止され
ているボイラのうちの少なくとも1台をパージ待機状態
にするように前記個別制御部分に指令を出すパージ制御
部と、を有することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、複数のボイラの一例とし
て4台のボイラを統合して共通負荷に対して使用できる
ようにしたボイラプラントの概略構成を示す。ボイラ制
御装置は、それぞれのボイラ1、2、3、4に備えられ
それぞれのボイラを停止、パージ完了待機、低燃焼又は
高燃焼の何れかの状態に制御可能な個別制御部分11、
21、31、41と、これらのボイラの使用台数を制御
する台数制御部分5とを有する。それぞれのボイラから
蒸発した蒸気は、スチームヘッダ6に集められ、工場等
の供給先に送られる。
て4台のボイラを統合して共通負荷に対して使用できる
ようにしたボイラプラントの概略構成を示す。ボイラ制
御装置は、それぞれのボイラ1、2、3、4に備えられ
それぞれのボイラを停止、パージ完了待機、低燃焼又は
高燃焼の何れかの状態に制御可能な個別制御部分11、
21、31、41と、これらのボイラの使用台数を制御
する台数制御部分5とを有する。それぞれのボイラから
蒸発した蒸気は、スチームヘッダ6に集められ、工場等
の供給先に送られる。
【0007】ボイラは、例えば小形貫流ボイラで、それ
ぞれ2本のバーナ(12、13)、(22、23)、
(32、33)及び(42、43)を備えている。な
お、説明を簡単にするために、図ではバーナ自体が2本
設けられているように示しているが、バーナ自体は1本
で、これに送られるガスや石油等の燃料系が2系統にな
っていて、それぞれの系統に電磁弁等を設けてこれを開
閉することにより、燃焼量を変えるようにしたボイラも
多い。本発明は、三位置制御できるボイラであれば、何
れの形式のボイラにも適用できるものである。又、それ
ぞれのボイラには、それぞれ押込送風機14、24、3
4、44が設けられ、これらで燃焼用空気及びパージ用
空気が炉内に供給される。符号7は、ボイラ負荷の増減
に対応して変化するスチームヘッダ6の圧力を検出する
の圧力センサである。
ぞれ2本のバーナ(12、13)、(22、23)、
(32、33)及び(42、43)を備えている。な
お、説明を簡単にするために、図ではバーナ自体が2本
設けられているように示しているが、バーナ自体は1本
で、これに送られるガスや石油等の燃料系が2系統にな
っていて、それぞれの系統に電磁弁等を設けてこれを開
閉することにより、燃焼量を変えるようにしたボイラも
多い。本発明は、三位置制御できるボイラであれば、何
れの形式のボイラにも適用できるものである。又、それ
ぞれのボイラには、それぞれ押込送風機14、24、3
4、44が設けられ、これらで燃焼用空気及びパージ用
空気が炉内に供給される。符号7は、ボイラ負荷の増減
に対応して変化するスチームヘッダ6の圧力を検出する
の圧力センサである。
【0008】それぞれの個別制御部分11、21、3
1、41は、それぞれのボイラ1〜4を、通常の制御で
ある2バーナOFFの停止状態、1バーナONの低燃焼
状態及び2バーナONの高燃焼状態の3段階に制御でき
ると共に、パージ完了待機状態にも制御できる。パージ
完了待機状態とは、ボイラを一定時間パージした後に待
機状態にすることであり、この制御によれば、通常のプ
レパージ制御と異なり、パージが完了したことによって
自動的に点火−低燃焼に移行することはない。従って、
パージ後には、図示しないバーナレジスタを最小開度に
して、押込送風機の運転を継続したり、場合によっては
これを停止させる。このようなパージ完了待機状態にあ
るボイラは、瞬時に点火して低燃焼させることが可能で
ある。
1、41は、それぞれのボイラ1〜4を、通常の制御で
ある2バーナOFFの停止状態、1バーナONの低燃焼
状態及び2バーナONの高燃焼状態の3段階に制御でき
ると共に、パージ完了待機状態にも制御できる。パージ
完了待機状態とは、ボイラを一定時間パージした後に待
機状態にすることであり、この制御によれば、通常のプ
レパージ制御と異なり、パージが完了したことによって
自動的に点火−低燃焼に移行することはない。従って、
パージ後には、図示しないバーナレジスタを最小開度に
して、押込送風機の運転を継続したり、場合によっては
これを停止させる。このようなパージ完了待機状態にあ
るボイラは、瞬時に点火して低燃焼させることが可能で
ある。
【0009】台数制御部分5は、燃焼制御部51及びパ
ージ制御部52を有する。燃焼制御部51は、共通負荷
の増加又は減少に対応して予め定められた順位で複数の
ボイラを順次それぞれ停止、低燃焼(以下「L」とい
う)、高燃焼(以下「H」という)又はこの反対の順に
変更するように個別制御部分52に指令を出す。例え
ば、順位をボイラ1、2、3、4の順にするとすれば、
ボイラ負荷が増加する場合には、全ボイラ停止の状態か
ら、1L、1H、2L、2H、3L、3H、4L、4H
の順に運転するボイラを増加し、ボイラ負荷が減少する
場合には、その反対の順に運転するボイラを減少させる
ように、台数制御部分5がそれぞれの個別制御部分に運
転指令を出す。
ージ制御部52を有する。燃焼制御部51は、共通負荷
の増加又は減少に対応して予め定められた順位で複数の
ボイラを順次それぞれ停止、低燃焼(以下「L」とい
う)、高燃焼(以下「H」という)又はこの反対の順に
変更するように個別制御部分52に指令を出す。例え
ば、順位をボイラ1、2、3、4の順にするとすれば、
ボイラ負荷が増加する場合には、全ボイラ停止の状態か
ら、1L、1H、2L、2H、3L、3H、4L、4H
の順に運転するボイラを増加し、ボイラ負荷が減少する
場合には、その反対の順に運転するボイラを減少させる
ように、台数制御部分5がそれぞれの個別制御部分に運
転指令を出す。
【0010】それぞれのボイラの個別制御部分11〜4
1は、その指令によってバーナをON/OFFさせ、そ
のボイラを停止からLにしたり、LからHにしたり、そ
の反対の方向に制御する。例えば、ボイラ1がHでボイ
ラ2がLで運転されているときに、ボイラ負荷が増加す
ると、燃焼制御部51は個別制御部分21にボイラ2を
Hで運転するように指令を出し、これによって個別制御
部分21は、既にONになっているバーナ22に加えて
バーナ23をONにするように制御する。この制御によ
れば、複数のボイラが運転されているときには、最後の
順位のボイラだけが低燃焼又は高燃焼ボイラであり、そ
れより前順位のボイラは全て高燃焼ボイラになってい
る。
1は、その指令によってバーナをON/OFFさせ、そ
のボイラを停止からLにしたり、LからHにしたり、そ
の反対の方向に制御する。例えば、ボイラ1がHでボイ
ラ2がLで運転されているときに、ボイラ負荷が増加す
ると、燃焼制御部51は個別制御部分21にボイラ2を
Hで運転するように指令を出し、これによって個別制御
部分21は、既にONになっているバーナ22に加えて
バーナ23をONにするように制御する。この制御によ
れば、複数のボイラが運転されているときには、最後の
順位のボイラだけが低燃焼又は高燃焼ボイラであり、そ
れより前順位のボイラは全て高燃焼ボイラになってい
る。
【0011】パージ制御部52は、燃焼制御部51の指
令によって停止されているボイラが低燃焼になったとき
又は運転されているボイラの全てが高燃焼になったとき
に停止されているボイラのうちの少なくとも1台をパー
ジ完了待機状態にするように個別制御部分11〜41に
指令を出す。
令によって停止されているボイラが低燃焼になったとき
又は運転されているボイラの全てが高燃焼になったとき
に停止されているボイラのうちの少なくとも1台をパー
ジ完了待機状態にするように個別制御部分11〜41に
指令を出す。
【0012】ここで、“停止されているボイラが低燃焼
になったとき”とは、停止されているが既にパージを完
了している前の順位のボイラが点火されL運転が開始さ
れたときをいう。又、“運転されているボイラの全てが
高燃焼になったとき”とは、低燃焼で運転されている最
後の順位のボイラが低燃焼から高燃焼に切り換えられた
とき、もしくは、運転されている最後の順位のボイラが
低燃焼から停止になったときで、結果的に低燃焼ボイラ
がなくなった場合をいう。
になったとき”とは、停止されているが既にパージを完
了している前の順位のボイラが点火されL運転が開始さ
れたときをいう。又、“運転されているボイラの全てが
高燃焼になったとき”とは、低燃焼で運転されている最
後の順位のボイラが低燃焼から高燃焼に切り換えられた
とき、もしくは、運転されている最後の順位のボイラが
低燃焼から停止になったときで、結果的に低燃焼ボイラ
がなくなった場合をいう。
【0013】更に、“停止されているボイラのうちの少
なくとも1台”とは、通常、運転される順位が最先にな
っているボイラ1台をいうが、例えばボイラ群がガス焚
きボイラから成り、運転が停止されたときに配管中の残
ガスによってそのボイラの僅かな燃焼状態が継続するい
わゆる残火があるような場合には、最先順位のボイラで
ある停止されたボイラの次の順位のボイラになる。又、
特別に負荷変動の大きなボイラプラントでは、早く追従
できるように、2台又はそれ以上の台数のボイラがパー
ジ完了待機状態に制御される。
なくとも1台”とは、通常、運転される順位が最先にな
っているボイラ1台をいうが、例えばボイラ群がガス焚
きボイラから成り、運転が停止されたときに配管中の残
ガスによってそのボイラの僅かな燃焼状態が継続するい
わゆる残火があるような場合には、最先順位のボイラで
ある停止されたボイラの次の順位のボイラになる。又、
特別に負荷変動の大きなボイラプラントでは、早く追従
できるように、2台又はそれ以上の台数のボイラがパー
ジ完了待機状態に制御される。
【0014】パージ制御部52から指令が出されると、
該当する個別制御部分は、そのボイラの押込送風機を起
動して一定時間炉内の燃焼ガスをパージして、そのボイ
ラを前述のようなパージ完了待機状態に維持する。
該当する個別制御部分は、そのボイラの押込送風機を起
動して一定時間炉内の燃焼ガスをパージして、そのボイ
ラを前述のようなパージ完了待機状態に維持する。
【0015】なお、低燃焼ボイラがなくなったときにパ
ージを開始するように制御する方法によれば、例えばボ
イラ1がHでボイラ2がLで運転されているときに、ボ
イラ負荷が増加してボイラ2がHに切り換えられたとき
に、次の順位のボイラ3又はその次の順位のボイラ4の
パージが開始される。その結果、ボイラ2がHになった
ときには、ボイラ3又は4はまだパージされいていない
ことになる。しかしながら、ボイラ2がHに切り換えら
れた後に更に負荷が増加する場合には、次のボイラ3又
は4を起動してL運転すべき時期までに一定の時間があ
るので、ボイラ3又は4のパージの完了まで待ったとし
ても、通常ボイラ3又は4の始動時期が遅れるというこ
とはない。従って、負荷増によってボイラ蒸発量が不足
し、圧力が急激に低下するというような問題は発生しな
い。
ージを開始するように制御する方法によれば、例えばボ
イラ1がHでボイラ2がLで運転されているときに、ボ
イラ負荷が増加してボイラ2がHに切り換えられたとき
に、次の順位のボイラ3又はその次の順位のボイラ4の
パージが開始される。その結果、ボイラ2がHになった
ときには、ボイラ3又は4はまだパージされいていない
ことになる。しかしながら、ボイラ2がHに切り換えら
れた後に更に負荷が増加する場合には、次のボイラ3又
は4を起動してL運転すべき時期までに一定の時間があ
るので、ボイラ3又は4のパージの完了まで待ったとし
ても、通常ボイラ3又は4の始動時期が遅れるというこ
とはない。従って、負荷増によってボイラ蒸発量が不足
し、圧力が急激に低下するというような問題は発生しな
い。
【0016】又、台数制御部分5は、以上のような機能
を備えた燃焼制御部51及びパージ制御部52を有する
が、これらの部分は、必ずしも物理的に別のものとして
区分されている必要はない。例えばコンピュータ制御す
るような装置では、このような機能有する制御機構は、
一体不可分なものとして組み込まれる。
を備えた燃焼制御部51及びパージ制御部52を有する
が、これらの部分は、必ずしも物理的に別のものとして
区分されている必要はない。例えばコンピュータ制御す
るような装置では、このような機能有する制御機構は、
一体不可分なものとして組み込まれる。
【0017】図2は燃焼制御部51及びパージ制御部5
2による制御の一例を示す。ボイラ負荷の変動に対応し
て変動するスチームヘッダ6の圧力を例えば5kgf/cm2
の下限圧力P1 及び7kgf/cm2 の上限圧力P2 として予
め設定し、P1 以下を増加域、P1 とP2 との間を安定
域、P2 以上を減少域とする。燃焼制御部51は、圧力
センサ7の検出圧力と設定値とを比較し、検出値が増加
域又は減少域に入ったときには、優先順位に従って適当
な時間差でボイラを停止、L、H又はこの反対に切り換
えるための信号を出す。パージ制御部52は、現在停止
中で起動準備の整っているボイラのうち最優先のボイラ
をパージ完了待機させるための信号を出すが、本例で
は、運転されているボイラがLからHに切り換えられた
ときにパージを開始させる。
2による制御の一例を示す。ボイラ負荷の変動に対応し
て変動するスチームヘッダ6の圧力を例えば5kgf/cm2
の下限圧力P1 及び7kgf/cm2 の上限圧力P2 として予
め設定し、P1 以下を増加域、P1 とP2 との間を安定
域、P2 以上を減少域とする。燃焼制御部51は、圧力
センサ7の検出圧力と設定値とを比較し、検出値が増加
域又は減少域に入ったときには、優先順位に従って適当
な時間差でボイラを停止、L、H又はこの反対に切り換
えるための信号を出す。パージ制御部52は、現在停止
中で起動準備の整っているボイラのうち最優先のボイラ
をパージ完了待機させるための信号を出すが、本例で
は、運転されているボイラがLからHに切り換えられた
ときにパージを開始させる。
【0018】図示の例では、A点の圧力状態においてボ
イラ1がHでボイラ2がLで運転されていて、図ではこ
の状態を「 A:1H,2L 」と表している。この状態では、
Lボイラがあるため、ボイラ3はパージされていない。
この状態からボイラ負荷が増加し、圧力センサ7の検出
圧力がP1 まで低下したB点に至ると、燃焼制御部51
は個別制御部分21に信号を出し、これにより個別制御
部分21は、バーナ23を点火してボイラ2の運転状態
をLからHに切り換えるように制御する。燃焼制御部5
1の信号は、同時にパージ制御部52にも発信される。
これにより、パージ制御部52は、例えば次の運転順位
のボイラであるボイラ3を選択し、このボイラがパージ
完了待機するように個別制御部分31に信号を出す。そ
の結果、ボイラ2がHになると共に、ボイラ3のパージ
も開始される。図では、この状態を「 B:1H,2H,3P」で
表している。
イラ1がHでボイラ2がLで運転されていて、図ではこ
の状態を「 A:1H,2L 」と表している。この状態では、
Lボイラがあるため、ボイラ3はパージされていない。
この状態からボイラ負荷が増加し、圧力センサ7の検出
圧力がP1 まで低下したB点に至ると、燃焼制御部51
は個別制御部分21に信号を出し、これにより個別制御
部分21は、バーナ23を点火してボイラ2の運転状態
をLからHに切り換えるように制御する。燃焼制御部5
1の信号は、同時にパージ制御部52にも発信される。
これにより、パージ制御部52は、例えば次の運転順位
のボイラであるボイラ3を選択し、このボイラがパージ
完了待機するように個別制御部分31に信号を出す。そ
の結果、ボイラ2がHになると共に、ボイラ3のパージ
も開始される。図では、この状態を「 B:1H,2H,3P」で
表している。
【0019】ボイラ負荷の変動が或る程度の範囲内であ
れば、ボイラ2がHに切り換えられ蒸発量が増加するこ
とにより、スチームヘッダ6の圧力は再び安定域に入
る。しかし、ボイラ負荷が大幅に増加した場合には、ボ
イラ2がLからHになっても、なおスチームヘッダ6の
圧力は回復しない。燃焼制御部51は、ボイラ2をLか
らHに切り換え後、圧力センサ7の検出圧力がT1 時間
以上増加域にあるときには、次の順位のボイラ3を停止
からLにするように個別制御部分31に信号を出す。こ
のT1 時間は例えば30秒程度である。パージ制御部5
2の指示によって開始されたボイラ3のパージは、この
時間内に完了している。その結果、個別制御部分31に
よってLバーナ32が安全に点火され、全体のボイラ蒸
発量が増加する。この状態を「 C:1H,2H,3L」で表わ
す。これにより、図において二点鎖線で示す如く圧力が
安定域に入れば、ボイラは1H、2H、3Lの運転状態
に維持される。
れば、ボイラ2がHに切り換えられ蒸発量が増加するこ
とにより、スチームヘッダ6の圧力は再び安定域に入
る。しかし、ボイラ負荷が大幅に増加した場合には、ボ
イラ2がLからHになっても、なおスチームヘッダ6の
圧力は回復しない。燃焼制御部51は、ボイラ2をLか
らHに切り換え後、圧力センサ7の検出圧力がT1 時間
以上増加域にあるときには、次の順位のボイラ3を停止
からLにするように個別制御部分31に信号を出す。こ
のT1 時間は例えば30秒程度である。パージ制御部5
2の指示によって開始されたボイラ3のパージは、この
時間内に完了している。その結果、個別制御部分31に
よってLバーナ32が安全に点火され、全体のボイラ蒸
発量が増加する。この状態を「 C:1H,2H,3L」で表わ
す。これにより、図において二点鎖線で示す如く圧力が
安定域に入れば、ボイラは1H、2H、3Lの運転状態
に維持される。
【0020】ボイラ負荷の増加が大きいため、更に圧力
が低下するか又は増加域から安定域まで回復しない状態
がT2 時間経過すると、燃焼制御部51は個別制御部分
31にボイラ3をLからHに切り換えるように信号を出
す。この信号は同時にパージ制御部52にも送られ、パ
ージ制御部52は、個別制御部分41にボイラ4がパー
ジ完了待機するように信号を出す。これにより、ボイラ
3までが全てHで運転されると共に、ボイラ4が運転可
能な状態にされる。この状態を「 D:1H,2H,3H,4P 」で
表わす。
が低下するか又は増加域から安定域まで回復しない状態
がT2 時間経過すると、燃焼制御部51は個別制御部分
31にボイラ3をLからHに切り換えるように信号を出
す。この信号は同時にパージ制御部52にも送られ、パ
ージ制御部52は、個別制御部分41にボイラ4がパー
ジ完了待機するように信号を出す。これにより、ボイラ
3までが全てHで運転されると共に、ボイラ4が運転可
能な状態にされる。この状態を「 D:1H,2H,3H,4P 」で
表わす。
【0021】燃焼制御部51及びパージ制御部52は、
ボイラ負荷が減少する場合にも同様な制御を行う。例え
ば、E点でボイラ1、2、3が全てHで運転されている
ときにボイラ負荷が減少して、スチームヘッダ6の圧力
がP2 に到達すると、ボイラ3がHからLに切り換えら
れると共に、ボイラ4のパージ完了待機状態が解除され
る。この状態を「 F:1H,2H,3L」で表わす。ボイラ3の
蒸発量が低下することにより圧力が低下して安定域に入
ると、その燃焼状態が維持される。
ボイラ負荷が減少する場合にも同様な制御を行う。例え
ば、E点でボイラ1、2、3が全てHで運転されている
ときにボイラ負荷が減少して、スチームヘッダ6の圧力
がP2 に到達すると、ボイラ3がHからLに切り換えら
れると共に、ボイラ4のパージ完了待機状態が解除され
る。この状態を「 F:1H,2H,3L」で表わす。ボイラ3の
蒸発量が低下することにより圧力が低下して安定域に入
ると、その燃焼状態が維持される。
【0022】負荷の低下が大きく更に圧力が上昇し、減
少域における圧力がT3 時間継続すると、ボイラ3を停
止して、このボイラをパージ完了待機状態に維持する。
この状態を「 G:1H,2H,3P」で表わす。。これにより圧
力が低下して安定域に入ると、その状態が維持される。
ボイラ3を停止してもなお圧力が安定域に入らない状態
がT4 時間継続すると、ボイラ2をHからLに切り換え
ると共にボイラ3のパージ完了待機状態を解除する。こ
の状態を「 J:1H,2L 」で表す。
少域における圧力がT3 時間継続すると、ボイラ3を停
止して、このボイラをパージ完了待機状態に維持する。
この状態を「 G:1H,2H,3P」で表わす。。これにより圧
力が低下して安定域に入ると、その状態が維持される。
ボイラ3を停止してもなお圧力が安定域に入らない状態
がT4 時間継続すると、ボイラ2をHからLに切り換え
ると共にボイラ3のパージ完了待機状態を解除する。こ
の状態を「 J:1H,2L 」で表す。
【0023】以上のような運転制御によれば、次に起動
する必要のあるボイラが常にパージ完了待機状態になっ
ているので、起動指令が出た後にそのボイラをプレパー
ジする必要がなくなり、瞬時にL運転を開始して蒸気圧
力の大幅な低下を防止することができる。そしてこのよ
うな制御によれば、ボイラのL運転が必要最小限にな
り、全体的に効率の高い状態でボイラを運転ができ、低
燃費による省エネルギー化が図られる。又、トータルの
ボイラ運転台数が減少するので、バーナの汚れや部品の
消耗等が少なくなり、且つ、ボイラの操作や監視及び保
守のための労力も軽減される。更に、負荷とボイラ蒸発
量とのバランスにより、ボイラ群を順次、停止−L−H
及びこの反対に切換運転するだけの制御であるから、制
御が簡素化され、それに伴ってボイラプラントの信頼性
も向上する。又、Lボイラを確保する必要がないため、
従来のように複雑な4点設定圧力による制御をする必要
がなくなり、上下限2点の設定圧力による制御ができる
ようになり、制御が一層簡素化される。但し、4点設定
圧力制御をすることも可能である。そして更に、L状態
のボイラがない場合にのみパージ完了待機ボイラを準備
するようにすれば、パージによるボイラの冷却損や送風
機の運転時間を減少させることができる。
する必要のあるボイラが常にパージ完了待機状態になっ
ているので、起動指令が出た後にそのボイラをプレパー
ジする必要がなくなり、瞬時にL運転を開始して蒸気圧
力の大幅な低下を防止することができる。そしてこのよ
うな制御によれば、ボイラのL運転が必要最小限にな
り、全体的に効率の高い状態でボイラを運転ができ、低
燃費による省エネルギー化が図られる。又、トータルの
ボイラ運転台数が減少するので、バーナの汚れや部品の
消耗等が少なくなり、且つ、ボイラの操作や監視及び保
守のための労力も軽減される。更に、負荷とボイラ蒸発
量とのバランスにより、ボイラ群を順次、停止−L−H
及びこの反対に切換運転するだけの制御であるから、制
御が簡素化され、それに伴ってボイラプラントの信頼性
も向上する。又、Lボイラを確保する必要がないため、
従来のように複雑な4点設定圧力による制御をする必要
がなくなり、上下限2点の設定圧力による制御ができる
ようになり、制御が一層簡素化される。但し、4点設定
圧力制御をすることも可能である。そして更に、L状態
のボイラがない場合にのみパージ完了待機ボイラを準備
するようにすれば、パージによるボイラの冷却損や送風
機の運転時間を減少させることができる。
【0024】図3は燃焼制御部51及びパージ制御部5
2による他の制御例を示す。この制御は、図2の制御に
較べて、L運転のボイラが存在していても、次の運転順
位のボイラのパージを開始する点が相違する。即ち、A
点では、「 A:1H,2L,3P」と表示しているように、ボイ
ラ1がHで2がLになっているが、このときボイラ3の
パージが完了していて、瞬時にバーナ点火が可能な状態
になっている。従って、負荷増によって圧力が増加域に
入り、ボイラ1、2が共にHになり(点B)、更に圧力
が安定域まで回復しないときには、時間T1 ´でボイラ
3をLにする(点C)。又、ボイラ3がLになると、直
ちにボイラ4のパージを開始する。ボイラ負荷が低下す
る場合も同様であり、ボイラ3又はボイラ2がLになっ
ても、次の順位になるこれらのボイラのパージ完了待機
状態を維持する。
2による他の制御例を示す。この制御は、図2の制御に
較べて、L運転のボイラが存在していても、次の運転順
位のボイラのパージを開始する点が相違する。即ち、A
点では、「 A:1H,2L,3P」と表示しているように、ボイ
ラ1がHで2がLになっているが、このときボイラ3の
パージが完了していて、瞬時にバーナ点火が可能な状態
になっている。従って、負荷増によって圧力が増加域に
入り、ボイラ1、2が共にHになり(点B)、更に圧力
が安定域まで回復しないときには、時間T1 ´でボイラ
3をLにする(点C)。又、ボイラ3がLになると、直
ちにボイラ4のパージを開始する。ボイラ負荷が低下す
る場合も同様であり、ボイラ3又はボイラ2がLになっ
ても、次の順位になるこれらのボイラのパージ完了待機
状態を維持する。
【0025】この制御によれば、常にパージが完了して
瞬時に点火可能なボイラが存在する。従って、この制御
は、ボイラ負荷が急激に大きく変動することが多く、L
−Hの切り換えと次のボイラのL運転とが連続的に必要
になることの多いボイラプラントに適している。
瞬時に点火可能なボイラが存在する。従って、この制御
は、ボイラ負荷が急激に大きく変動することが多く、L
−Hの切り換えと次のボイラのL運転とが連続的に必要
になることの多いボイラプラントに適している。
【0026】図4は負荷が一定で安定しているときの運
転状態の一例を示す。図において、実線の丸はONバー
ナをしめし、破線の丸はOFFバーナを示す。実線と破
線との二重丸はON/OFFするバーナを示している。
説明を簡単にするために、ボイラ1〜4のそれぞれの蒸
発量を全て2t/hし、それぞれのバーナ1台当たりの
蒸発量を1t/hとし、ボイラプラントが4.5t/h
の一定負荷で運転されているものとする。同図(a)に
示す如く、本発明の制御によれば、ボイラ1、2のバー
ナが全て点火され、従ってボイラ1、2は共にHで運転
され、ボイラ3のバーナ32がオン/オフし、ボイラ3
は図2に示す安定域から設定圧力P1 、P2 に到達する
度にL運転と停止とを繰り返している。停止した場合に
は、直ちにパージが開始され、次の点火に備えられる。
この制御によれば、ボイラ1、2は共に最高効率で運転
される。又、ボイラ圧力はP1 とP2 との間に良好に維
持される。
転状態の一例を示す。図において、実線の丸はONバー
ナをしめし、破線の丸はOFFバーナを示す。実線と破
線との二重丸はON/OFFするバーナを示している。
説明を簡単にするために、ボイラ1〜4のそれぞれの蒸
発量を全て2t/hし、それぞれのバーナ1台当たりの
蒸発量を1t/hとし、ボイラプラントが4.5t/h
の一定負荷で運転されているものとする。同図(a)に
示す如く、本発明の制御によれば、ボイラ1、2のバー
ナが全て点火され、従ってボイラ1、2は共にHで運転
され、ボイラ3のバーナ32がオン/オフし、ボイラ3
は図2に示す安定域から設定圧力P1 、P2 に到達する
度にL運転と停止とを繰り返している。停止した場合に
は、直ちにパージが開始され、次の点火に備えられる。
この制御によれば、ボイラ1、2は共に最高効率で運転
される。又、ボイラ圧力はP1 とP2 との間に良好に維
持される。
【0027】同図(b)は、同じボイラプラントにおけ
る従来の制御を示す。この場合には、常に低燃焼ボイラ
を確保しておくため、ボイラ3のバーナ32を常にオン
にしてL運転すると共に、ボイラ2のバーナ23をオン
/オフさせる。従って、燃焼しているボイラが常に3台
存在し、ボイラの低燃焼状態も多くなる。
る従来の制御を示す。この場合には、常に低燃焼ボイラ
を確保しておくため、ボイラ3のバーナ32を常にオン
にしてL運転すると共に、ボイラ2のバーナ23をオン
/オフさせる。従って、燃焼しているボイラが常に3台
存在し、ボイラの低燃焼状態も多くなる。
【0028】図5は、上記のボイラプラントで負荷が
5.5t/hの場合を示す。本発明の制御を行う(a)
では、ボイラ1、2がHで運転され、ボイラ3のバーナ
32が常時オンで、バーナ33がオンになったりオフに
なる。そして、バーナ33がオンになると、ボイラ4が
パージ完了待機状態にされる。従って、H運転のボイラ
が多くなるが、次のボイラ4が瞬時に起動できる態勢に
維持されているので、負荷の増加に対する対策も採られ
ている。これに対して、従来の制御を示す(b)では、
低燃焼ボイラを確保するために、ボイラ1をHにし、ボ
イラ3及び4をLにし、ボイラ2をLとHとの間で切り
換えるようにしなければならない。その結果、図4の場
合よりも一層低燃焼ボイラが増加し、ボイラの運転台数
は常に4台になる。又、負荷の大きさによって図4
(b)や図5(b)のような運転状態になるため、制御
も複雑になる。
5.5t/hの場合を示す。本発明の制御を行う(a)
では、ボイラ1、2がHで運転され、ボイラ3のバーナ
32が常時オンで、バーナ33がオンになったりオフに
なる。そして、バーナ33がオンになると、ボイラ4が
パージ完了待機状態にされる。従って、H運転のボイラ
が多くなるが、次のボイラ4が瞬時に起動できる態勢に
維持されているので、負荷の増加に対する対策も採られ
ている。これに対して、従来の制御を示す(b)では、
低燃焼ボイラを確保するために、ボイラ1をHにし、ボ
イラ3及び4をLにし、ボイラ2をLとHとの間で切り
換えるようにしなければならない。その結果、図4の場
合よりも一層低燃焼ボイラが増加し、ボイラの運転台数
は常に4台になる。又、負荷の大きさによって図4
(b)や図5(b)のような運転状態になるため、制御
も複雑になる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、台数制御部
分に燃焼制御部を設け、これにより、共通負荷の増加又
は減少に対応して予め定められた順位で複数のボイラを
順次それぞれ停止、低燃焼、高燃焼又はこの反対の順に
変更するように、複数のボイラのそれぞれに設けられた
個別制御部分に指令を出すので、この指令によって個別
制御部分が前記順位に従ってそれぞれのボイラを制御す
る。その結果、低燃焼状態で運転されるボイラは1基又
は0基になる。従って、低燃焼ボイラの数を従来よりも
減らし、最小数にすることができる。又、全体としての
ボイラの運転台数も減少する。更に、この制御によれ
ば、負荷に対応して単に停止と低燃焼と高燃焼との繰り
返しによってボイラ蒸発量を増減させることになるた
め、低燃焼ボイラを必須のものとする複雑な制御に較べ
て、制御を簡素化し、ボイラプラントの信頼性を向上さ
せることができる。
分に燃焼制御部を設け、これにより、共通負荷の増加又
は減少に対応して予め定められた順位で複数のボイラを
順次それぞれ停止、低燃焼、高燃焼又はこの反対の順に
変更するように、複数のボイラのそれぞれに設けられた
個別制御部分に指令を出すので、この指令によって個別
制御部分が前記順位に従ってそれぞれのボイラを制御す
る。その結果、低燃焼状態で運転されるボイラは1基又
は0基になる。従って、低燃焼ボイラの数を従来よりも
減らし、最小数にすることができる。又、全体としての
ボイラの運転台数も減少する。更に、この制御によれ
ば、負荷に対応して単に停止と低燃焼と高燃焼との繰り
返しによってボイラ蒸発量を増減させることになるた
め、低燃焼ボイラを必須のものとする複雑な制御に較べ
て、制御を簡素化し、ボイラプラントの信頼性を向上さ
せることができる。
【0030】一方、それぞれの個別制御部分は、上記構
成に加えて、それぞれのボイラを一定時間パージした後
に待機状態にするパージ完了待機制御可能な機能を備え
ている。そして、台数制御部分は燃焼制御部と共にパー
ジ制御部も備え、パージ制御部は、停止されているボイ
ラが低燃焼になったとき又は運転されているボイラの全
てが高燃焼になったときに停止されているボイラのうち
の少なくとも1台をパージ待機状態にするように個別制
御部分に指令を出す。これによって、指令の出されたボ
イラの個別制御部分は、送風機を起動してパージを開始
する。パージの完了後には、送風機を継続運転してもよ
いし停止してもよい。これにより、負荷変動によって次
のボイラを停止状態から起動して低燃焼させるときに、
パージが完了しているため、時間遅れなくそのボイラを
低燃焼させることができる。その結果、常に低燃焼状態
になっいてるボイラを準備する必要がなくなり、燃焼制
御部で前記のような簡素な制御を行うことができるよう
になる。
成に加えて、それぞれのボイラを一定時間パージした後
に待機状態にするパージ完了待機制御可能な機能を備え
ている。そして、台数制御部分は燃焼制御部と共にパー
ジ制御部も備え、パージ制御部は、停止されているボイ
ラが低燃焼になったとき又は運転されているボイラの全
てが高燃焼になったときに停止されているボイラのうち
の少なくとも1台をパージ待機状態にするように個別制
御部分に指令を出す。これによって、指令の出されたボ
イラの個別制御部分は、送風機を起動してパージを開始
する。パージの完了後には、送風機を継続運転してもよ
いし停止してもよい。これにより、負荷変動によって次
のボイラを停止状態から起動して低燃焼させるときに、
パージが完了しているため、時間遅れなくそのボイラを
低燃焼させることができる。その結果、常に低燃焼状態
になっいてるボイラを準備する必要がなくなり、燃焼制
御部で前記のような簡素な制御を行うことができるよう
になる。
【0031】このように低燃焼ボイラが最小になれば、
運転されているボイラ全体としてのボイラ効率が最大に
なり、燃料消費量を低減してプラントの省エネルギー化
を図ることができる。又、高燃焼ボイラが多くなるの
で、従来よりも運転されているボイラの台数が少なくな
り、バーナの汚れや部品の消耗等も減少し、更にボイラ
の操作や監視及び保守のための労力も軽減される。
運転されているボイラ全体としてのボイラ効率が最大に
なり、燃料消費量を低減してプラントの省エネルギー化
を図ることができる。又、高燃焼ボイラが多くなるの
で、従来よりも運転されているボイラの台数が少なくな
り、バーナの汚れや部品の消耗等も減少し、更にボイラ
の操作や監視及び保守のための労力も軽減される。
【図1】本発明の制御装置の一例を含むボイラプラント
の説明図である。
の説明図である。
【図2】上記制御装置による制御状態の一例を示す説明
図である。
図である。
【図3】上記制御装置による制御状態の他の例を示す説
明図である。
明図である。
【図4】ボイラ負荷が一定のときのバーナのON/OF
F状態を示し、(a)は本発明の制御の場合で(b)は
従来技術の場合である。
F状態を示し、(a)は本発明の制御の場合で(b)は
従来技術の場合である。
【図5】ボイラ負荷が一定のときのバーナのON/OF
F状態を示し、(a)は本発明の制御の場合で(b)は
従来技術の場合である。
F状態を示し、(a)は本発明の制御の場合で(b)は
従来技術の場合である。
【符号の説明】 1、2、3、4 ボイラ(複数のボイラ) 5 台数制御部分 11、21、31、41 個別制御部分 51 燃焼制御部 52 パージ制御部 L 低燃焼 H 高燃焼
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のボイラのそれぞれに備えられそれ
ぞれのボイラを停止もしくは低燃焼もしくは高燃焼の何
れかの状態に制御可能な個別制御部分と前記複数のボイ
ラの運転状態を決定する台数制御部分とを備え前記複数
のボイラを統合して共通負荷に対して使用できるように
したボイラ制御装置において、 前記それぞれの個別制御部分は、前記それぞれのボイラ
を一定時間パージした後に待機状態にするパージ完了待
機制御可能な機能を備え、 前記台数制御部分は、前記共通負荷の増加又は減少に対
応して予め定められた順位で前記複数のボイラを順次そ
れぞれ停止、低燃焼、高燃焼又はこの反対の順に変更す
るように前記個別制御部分に指令を出す燃焼制御部と、
停止されているボイラが低燃焼になったとき又は運転さ
れているボイラの全てが高燃焼になったときに停止され
ているボイラのうちの少なくとも1台をパージ待機状態
にするように前記個別制御部分に指令を出すパージ制御
部と、を有することを特徴とするボイラ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34534395A JPH09159103A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | ボイラ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34534395A JPH09159103A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | ボイラ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09159103A true JPH09159103A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18375957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34534395A Pending JPH09159103A (ja) | 1995-12-06 | 1995-12-06 | ボイラ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09159103A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083539A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Samson Co Ltd | ガス焚きボイラの多缶設置システム |
| JP2011196658A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Miura Co Ltd | プログラム、制御器及びボイラシステム |
| JP2011226747A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-10 | Panasonic Corp | 多缶設置ボイラシステムの制御方法 |
| JP2012149840A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Samson Co Ltd | ボイラの多缶設置システム |
| JP2012237530A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Miura Co Ltd | 制御プログラム,制御システムおよび制御方法 |
| JP2013204823A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Miura Co Ltd | ボイラシステム |
-
1995
- 1995-12-06 JP JP34534395A patent/JPH09159103A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003083539A (ja) * | 2001-09-10 | 2003-03-19 | Samson Co Ltd | ガス焚きボイラの多缶設置システム |
| JP2011196658A (ja) * | 2010-03-23 | 2011-10-06 | Miura Co Ltd | プログラム、制御器及びボイラシステム |
| JP2011226747A (ja) * | 2010-04-23 | 2011-11-10 | Panasonic Corp | 多缶設置ボイラシステムの制御方法 |
| JP2012149840A (ja) * | 2011-01-20 | 2012-08-09 | Samson Co Ltd | ボイラの多缶設置システム |
| JP2012237530A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-06 | Miura Co Ltd | 制御プログラム,制御システムおよび制御方法 |
| JP2013204823A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Miura Co Ltd | ボイラシステム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060530 |