JPH09159163A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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Publication number
JPH09159163A
JPH09159163A JP7317674A JP31767495A JPH09159163A JP H09159163 A JPH09159163 A JP H09159163A JP 7317674 A JP7317674 A JP 7317674A JP 31767495 A JP31767495 A JP 31767495A JP H09159163 A JPH09159163 A JP H09159163A
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JP
Japan
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vibration
earthquake
combustion
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safety
Prior art date
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Pending
Application number
JP7317674A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Ishikawa
善克 石川
Kazuo Eshita
和雄 江下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Harman Co Ltd
Kansai Gas Meter Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
Kansai Gas Meter Co Ltd
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Publication date
Application filed by Harman Co Ltd, Kansai Gas Meter Co Ltd filed Critical Harman Co Ltd
Priority to JP7317674A priority Critical patent/JPH09159163A/ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地震等に起因して設定値以上の強い振動が加
えられたような場合に、そのまま燃焼動作を継続させる
ことによる不利を未然に回避して、使用上の安全性を確
保することが可能となる燃焼装置を提供する。 【解決手段】 建造物に対して位置固定状態で設置され
る燃焼装置において、装置の振動を検出する振動センサ
Sと、この振動センサSの検出情報に基づいて、振動の
大きさが設定値以上であれば、所定の安全動作を実行す
る安全手段101とが備えられ、振動センサSの検出情
報に基づいて、振動が設定値以上の大きさの地震に起因
しているか否かを判別する地震判別手段102が備えら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物に対して位
置固定状態で設置される燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記燃焼装置において、従来では、例え
ば、各種の検出手段の検出値が異常になったり、燃焼動
作部が異常高温になったりする等の異常が発生した場合
には、燃焼動作部の燃焼動作を緊急停止させる等の安全
対策がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記燃焼装置において
は、建造物に対して位置固定状態で設置されるものであ
っても、例えば、地震等の強い振動が加わったような場
合においては、建造物自体が傾斜してしまったり、強い
衝撃により取付け固定箇所の一部が外れたり、緩むこと
等が考えられる。このように、装置が傾斜した状態や取
付け箇所が外れたり、あるいは、緩んだ状態等において
は、燃焼動作部において、燃焼部と被加熱対象との相対
的位置関係が正規の位置関係から外れた状態となった
り、例えば、各種の検出手段の検出情報に基づいて燃焼
動作部の動作を制御する構成においては、検出手段が適
切な設置位置から位置ずれしたり等のおそれがある。
【0004】上述したように、各部が不適切な位置関係
にあれば、燃焼動作を継続した場合に、燃焼動作が予め
設定された燃焼動作状態からずれて、被加熱対象の温度
が目標温度と異なった温度になる状態が長時間継続する
等の不利が発生することが考えられる。
【0005】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、燃焼装置が、例えば、地震等に起
因して設定値以上の強い振動が加えられたような場合
に、そのまま燃焼動作を継続させることによる不利を未
然に回避して、使用上の安全性を確保することが可能と
なる燃焼装置を提供する点にある。
【0006】本発明の別の目的は、合理的な構成によ
り、強い振動が与えられたか否かを簡単な構成で検出で
きるようにする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、装置の振動を検出する振動検出手段と、こ
の振動検出手段の検出情報に基づいて、前記振動の大き
さが設定値以上であれば、所定の安全動作を実行する安
全手段とが備えられているから、装置に対して大きい振
動が加えられると、そのことが振動検出手段によって検
出され、安全動作が実行されることになる。
【0008】その結果、大きい振動が加えられた状態
で、そのまま燃焼動作を継続することを防止でき、振動
に起因して、装置に何らかの不都合が発生した状態で誤
って燃焼動作が継続され、例えば、被加熱対象が目標温
度と異なる温度に加熱されたり、正常動作と異なる動作
状態で燃焼が行われる等の不利を回避できるものとなっ
た。
【0009】請求項2に記載の特徴構成によれば、前記
振動検出手段の検出情報に基づいて、前記振動が設定値
以上の大きさの地震に起因しているか否かを判別する地
震判別手段が備えられ、この地震判別手段にて前記地震
に起因していると判別されると、前記安全手段が前記安
全動作を実行するように構成されているから、設定値以
上の大きさの地震が発生して、その地震に起因して、装
置に何らかの不都合が発生した状態で誤って燃焼動作が
継続され、例えば、被加熱対象が目標温度と異なる温度
に加熱されたり、正常動作と異なる動作状態で燃焼が行
われる等の不利を回避できるものとなった。
【0010】請求項3に記載の特徴構成によれば、前記
振動検出手段は、設定値以上の加速度による振動を検出
するように構成され、前記地震判別手段は、振動検出手
段により検出される振動の周波数に基づいて、振動が設
定値以上の大きさの地震に起因しているか否かを判別す
るように構成されている。つまり、図9に示すように、
過去の計測情報に基づいて地震の大きさと周波数との関
連性が明らかであり、周波数情報に基づいて、地震の大
きさが判別できることから、振動周波数に基づいて設定
値以上の大きさの地震に起因しているか否かを判別する
ことができるものである。このように振動周波数に基づ
いて判別することにより、例えば、振動の幅(移動量)
に基づいて地震の大きさを判別するような場合に比較し
て、検出構成を簡素化できる利点がある。
【0011】請求項4に記載の特徴構成によれば、前記
振動検出手段により検出される前記振動の波長が設定値
以上であるか否かに基づいて、装置が傾斜しているか否
かを判別する傾斜状態判別手段が備えられ、傾斜状態判
別手段にて傾斜していることが判別されると、安全手段
が前記安全動作を実行するように構成されているから、
例えば、傾斜角度を検出するような場合に較べて、簡単
な構成にて傾斜状態を検出できるものとなる。
【0012】請求項5に記載の特徴構成によれば、前記
安全手段は、前記安全動作として、牽制解除操作が実行
されるまで、それ以後の装置の燃焼動作を牽制するよう
に構成されているから、安全動作が実行された後は、例
えば、メンテナンス作業員等により点検修理作業が終了
する等、適切な処理が行われた後に牽制解除操作が実行
されるようにすることによって、このような牽制解除操
作が行われない状態で、燃焼装置使用者が誤って燃焼動
作を開始させるといったことを未然に防止できて、使用
上の安全性が更に向上するものとなる。
【0013】請求項6に記載の特徴構成によれば、前記
振動検出手段が、所定の基準位置に向けて設定付勢力に
て復帰付勢される振動体と、この振動体が、前記振動に
起因して前記設定付勢力に抗して移動するに伴って入り
切りされるスイッチ手段とを備えて構成される。
【0014】つまり、設定値以上の大きさの振動が発生
すると、設定付勢力にて復帰付勢される振動体が設定付
勢力に抗して移動して、その移動に伴ってスイッチ手段
が入り切りすることで、振動が発生したことを検出でき
るのである。従って、復帰付勢される振動体とスイッチ
手段という簡単な構成にて、有効に振動の発生を検出で
きるものとなる。
【0015】請求項7に記載の特徴構成によれば、前記
振動検出手段が、球体からなる振動体と、中心部に、振
動体よりも小径の係合孔が形成されると共に、その外周
側が径方向外方側ほど上方に位置する円錐傾斜面に形成
された基準案内体とを備え、振動体が自重にて小径孔に
入り込み係合する基準位置に復帰付勢されるように構成
されている。
【0016】つまり、球体からなる振動体が小径孔に入
り込み係合する状態で基準位置に、自重で復帰付勢され
て位置保持される。そして、上述したような振動が発生
すると、この球体からなる振動体が、径方向外方側ほど
上方に位置する円錐傾斜面に沿って乗り上げ移動して、
前記スイッチ手段を入り切りさせることになる。振動が
停止した状態では、振動体が円錐傾斜面に沿って自重で
転がり落ちて前記基準位置に戻ることになる。
【0017】尚、装置が設定角度以上傾斜したままの状
態であれば、基準案内体自身が傾斜しているので、円錐
傾斜面が水平姿勢、あるいは、外側が内側よりも下方に
位置する姿勢になり、振動体が円錐傾斜面の径方向外方
側に位置して、スイッチ手段の切換わり状態が長くな
り、検出波長が長くなることで、傾斜状態が検出できる
ことになる。
【0018】このようにして、振動体とその支持構造を
合理的に構成することで、設定付勢力で復帰付勢するた
めの専用の付勢手段を設けることなく、更に簡単な構成
で振動を検出できるものとなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る燃焼装置の一
例としての給湯装置について説明する。図1に示すよう
に、給湯装置は、給湯動作を実行する給湯部K、給湯部
Kの動作を制御する制御部H、制御部Hに制御情報を指
令するリモコン操作部R等を備えて構成されている。給
湯部K及び制御部Hは、図2に示すように、建造物とし
ての住宅の壁等に位置固定状態で設置される給湯器本体
ケースC内に備えられ、リモコン操作部Rは例えば台所
等に設置される。
【0020】前記給湯部Kは、燃焼室1内にガス燃焼式
のバーナ2、このバーナ2により加熱される熱交換器
3、バーナ2に点火するイグナイタ4、バーナ2に着火
されたか否かを検出する燃焼状態検出手段としてのフレ
ームロッド5等が設けられ、又、バーナ2に対して燃焼
用空気を通風すると共に、その通風量を変更調整自在な
通風手段としてのファン6が備えられている。前記熱交
換器3には、水が供給される入水路7及び図示しない給
湯栓に出湯する出湯路8が夫々接続され、入水路7には
通水量を検出する通水量センサ9と、入水温度を検出す
る入水温サーミスタ10が設けられ、出湯路8には出湯
温度を検出する出湯温サーミスタ11が設けられてい
る。更に、バーナ2に対する燃料供給路12には電磁操
作式の開閉弁13と、燃料供給量を変更調整自在な電磁
操作式のガス比例弁14とが設けられている。
【0021】排気路16には、未燃成分濃度検出手段の
一例としての接触燃焼式COセンサ15が、バーナ2の
燃焼ガスに接触する状態で設けられている。このCOセ
ンサ15は、燃焼ガス中に含まれる未燃成分としての一
酸化炭素(CO)の濃度に応じた出力値を出力するよう
に構成されている。
【0022】又、前記熱交換器3には、この熱交換器3
が異常高温になったことを検出する異常高温検出センサ
(図示せず)が設けられている。
【0023】前記リモコン操作部Rは、制御部Hに対し
て通信可能に接続されており、制御部Hに給湯運転の開
始・停止を指令する運転スイッチ20、目標給湯温度を
設定して制御部Hに指令する温度設定スイッチ21、給
湯温度等を表示する表示部22、後述するような異常を
表示する異常表示ランプ23等が備えられている。
【0024】前記制御部Hは、マイクロコンピュータを
備えて構成され、前記水流スイッチ9、入水温サーミス
タ10、出湯温サーミスタ11、COセンサ15、フレ
ームロッド5等の各検出手段の検出情報並びにリモコン
操作部Rの制御情報が入力され、これらの情報に基づい
て、前記開閉弁13、ガス比例弁14、ファン6、イグ
ナイタ4等の動作を制御するように構成されている。
【0025】そして、給湯器本体ケースCの内部底面に
は、装置の振動を検出する振動検出手段としての振動セ
ンサSが備えられている。尚、給湯器本体ケースCは、
初期設置状態では、底面が水平又はほぼ水平になるよう
に設置固定されることになる。
【0026】前記振動センサSの構成について説明す
る。図3、図4、図5に示すように、外部から加えられ
る振動によって揺動する振動体としての鋼球24が、中
心部に、前記鋼球24の直径よりも小径の係合孔25が
形成されると共にその外周側が径方向外方側ほど上方に
位置する円錐傾斜面26に形成された基準案内体として
の支持部材27に載置支持され、且つ、鋼球24が、係
合孔25に入り込み係合する基準位置に向けて自重にて
設定付勢力にて復帰付勢されるようになっている。
【0027】支持部材27の外周部には鋼球24の外周
部を覆う円筒部28が立設され、この円筒部28の上部
側には、前記振動に起因して前記設定付勢力に抗して移
動するに伴って、言い換えると、設定付勢力を越える強
い振動力が作用すると、入り切りされるスイッチ手段と
してのスイッチ機構29が設けられている。このスイッ
チ機構29は、円筒部28の上部を覆う板体30に所定
ピッチ間隔で複数の貫通孔31が形成され、夫々の貫通
孔31には小径球32が上方側から入り込み係合する状
態で設置されている。各貫通孔31の内部下端部には、
小径球32が下方側への突出を許容しながら落下するの
を防止するために、内径が小径球32の直径よりも小さ
い係止部33が形成されている。従って、各小径球32
は、中央部が板体30よりも設定量下方に突出すると共
に、係止部33に受け止め係止された状態で位置規制さ
れることになる。又、前記鋼球24が振動に起因して径
方向外方側へ移動するに伴って鋼球24が小径球32の
突出部に接当することで、小径球32が貫通孔31内を
上方に退避移動できるようになっている。
【0028】そして、板体30の上部側には、前記各小
径球32の上端部に接する状態で配置され、且つ各小径
球32と一体的に上下移動自在な可動接点34と、この
可動接点34が設定量上方に移動すると接触して導通状
態となる固定接点35とが設けられている。尚、固定接
点35は板体30の外周部に沿って円弧状に配置され、
可動接点34は、前記各小径球32の上部面に沿って円
弧状に設置される連動部分34aと、各小径球32に対
応する箇所から径方向外方に延出される接触作用部34
bとを備えて構成され、いずれの小径球32が上方に移
動した場合であっても、可動接点34と固定接点35と
が円滑に導通状態になるように構成されている。この可
動接点34と固定接点35とにより、電気的なスイッチ
が構成され、この振動センサSの検出情報は制御部Hに
入力されるようになっている。
【0029】このように構成されることによって、振動
センサSに設定値以上の大きさの振動が外部から加えら
れると、鋼球24が係合孔25に入り込み係合する基準
位置から外れて揺動移動して、スイッチ機構29がON
状態とOFF状態とを繰り返すことになる。尚、この振
動センサSは、加えられる振動の加速度が約200ガル
(GAL)以上である場合に、スイッチ機構29がON
状態に切り換わるように構成されている。
【0030】又、給湯器本体ケースCが設定傾斜角度以
上傾斜すると、前記円錐傾斜面26の傾斜下方側が、水
平姿勢よりも径方向外方側が内方側よりも下方側に位置
することになり、鋼球24が係合孔25から外れてスイ
ッチ機構29が連続的にON状態を維持することにな
る。尚、前記設定傾斜角度は、約14度に設定されてい
る。
【0031】前記制御部Hは、運転スイッチ20がON
操作された運転待機状態において、通水量が設定量を越
えると、バーナ2に点火させて、給湯温度が温度設定ス
イッチ21により設定された目標給湯温度になるよう
に、バーナ2の燃焼量及びファン6による通風量を制御
する燃焼制御手段100、動作異常があった場合に所定
の安全動作を実行する安全手段101、振動センサSの
検出情報に基づいて、振動が設定値以上の大きさの地震
に起因しているか否かを判別する地震判別手段102、
振動センサSにより検出される振動の波長が設定値以上
であるか否かに基づいて、装置が傾斜しているか否かを
判別する傾斜状態判別手段103等を備えて構成されて
いる。
【0032】前記地震判別手段102は、振動センサS
により検出される振動の周波数に基づいて、振動が設定
値以上の大きさの地震に起因しているか否かを判別する
ように構成されている。
【0033】前記安全手段101は、前記動作異常とし
て、前記地震判別手段102にて振動が地震に起因して
いると判別される場合、前記傾斜状態判別手段103に
て傾斜していることが判別される場合等の各種の動作異
常が判別されると、所定の安全動作として、バーナ2の
燃焼を停止させると共に、その後、給湯器本体ケースC
内に備えられる図示しないメンテナンススイッチの操作
(この操作は通常の給湯使用者ではなく、メンテナンス
作業者によって行われることになる)による牽制解除操
作が実行されるまで、燃焼動作を牽制するように構成さ
れている。尚、前記動作異常としては、上述したような
動作異常以外に、例えば、COセンサ15にて検出され
るCO濃度が設定値以上になり不完全燃焼であると判別
された場合、異常高温検出センサにて熱交換器3が異常
高温になった場合、燃焼作動中にフレームロッド5によ
りバーナ2の燃焼状態が検出されなくなった場合等の各
種の動作異常を監視するようになっている。
【0034】次に、制御部Hの制御動作について説明す
る。図6に示すように、電源が投入されて制御動作が開
始されると、振動センサSの検出情報に基づいて、給湯
器本体ケースCが設定傾斜角度以上傾斜しているか否か
が判別される(ステップ1)。つまり、振動に起因して
変化する振動センサSの検出情報に基づいて、図7に示
すように、振動センサSの出力がON状態に切り換わっ
た状態が設定時間(約2秒間)以上継続すれば、給湯器
本体ケースCが設定傾斜角度以上傾斜している異常状態
であると判別するように構成されている。
【0035】このように傾斜状態であると判別された場
合には、安全作動として、例えばメンテナンス作業者に
よって傾斜状態が解除された後、給湯器本体ケースC内
に備えられているメンテナンススイッチの操作による牽
制解除操作が行われるまで、バーナの燃焼作動が牽制さ
れることになる(ステップ2,3)。尚、このとき、異
常表示ランプ23が点灯する。
【0036】傾斜状態が判別されなければ、次に振動が
設定値以上の大きさの地震に起因したものであるか否か
が判別される(ステップ4)。具体的に説明すると、設
定値以上の大きさの地震による振動が加えられた場合に
は、振動センサSの出力は、図8に示すように、振動の
周期に伴ってON状態とOFF状態とを交互に繰り返す
ことになる。
【0037】ここで、過去の47例の地震における実測
データに基づく地震波の周波数特性は図9に示すように
表される。このデータより明らかなように、地震波の周
波数は約1ヘルツ(Hz)より約10ヘルツ(Hz)ま
での周波数成分をその主な周波数帯域であると考えるこ
とができる。又、図10に、上記構成の前記振動センサ
Sの周波数特性が示され、約10ヘルツ(Hz)未満で
は、約200ガルの加速度で確実に検知作動(ON作
動)するように構成されている。そして、地震の震度階
と加速度との一般的な関係が図11に示され、図11中
斜線部は各震度階の定義域を示している。前記振動セン
サSの検出感度の閾値が約200ガルであることから、
震度「5」〜「6」程度の地震によって確実に作動する
ことが明らかである。
【0038】上述したような種々の計測データに基づい
て、上記振動センサSの検出値より設定値以上の地震で
あるか否かを判別することになる。具体的に説明する
と、図8に示す検出出力において、振動が開始された時
点から約2秒間経過する間の平均周期が、1/20秒以
上であり且つ1/2秒以下であれば、震度「5」以上の
地震であると判別するのである。
【0039】更に説明を加えると、上記構成の振動セン
サSにおいては1回の振動によってスイッチ機構が2回
ON状態に切り換わる特性を有することから、例えば1
ヘルツ(Hz)の地震波であれば1秒当たり2回のON
出力パルスが発生する。従って、この場合、平均周期は
1/2秒となる。又、10ヘルツ(Hz)の地震波であ
れば1秒当たり20回のON出力パルスを発生するの
で、この場合には平均周期は1/20秒となるのであ
る。従って、前記平均周期が、1/20秒以上であり且
つ1/2秒以下であれば、地震波の振動数が1ヘルツ
(Hz)〜10ヘルツ(Hz)の周波数であって且つ加
速度が200ガル(GAL)以上の地震、即ち、震度
「5」以上の地震であることを検出できることになる。
【0040】このような設定値以上の大きさの地震であ
れば、安全作動として、メンテナンス作業者によって地
震に伴う異常等の点検等が終了した後、給湯器本体ケー
スC内に備えられているメンテナンススイッチの操作に
よる牽制解除操作が行われるまで、バーナの燃焼作動が
牽制されることになる(ステップ2,3)。
【0041】上述したような傾斜や地震状態が判別され
ないときは、運転スイッチ20のON操作された後、給
湯栓の開操作に伴う通水量Qが設定水量Qsを越える
と、バーナ2への点火動作が開始され、燃焼制御手段1
00による燃焼制御が実行される(ステップ5,6,
7,8)。
【0042】燃焼制御が実行されるバーナ2の燃焼途中
において、ステップ1と同様にして傾斜状態が判別され
た場合、及び、ステップ4と同様にして設定値以上の地
震であることが判別された場合には、安全作動として、
バーナ2の燃焼を停止させた後に、メンテナンス作業者
によって地震に伴う異常等の点検等が終了した後、給湯
器本体ケースC内に備えられているメンテナンススイッ
チの操作による牽制解除操作が行われるまで、バーナ2
の燃焼作動が牽制されることになる(ステップ9,1
0,11,2,3)。
【0043】尚、このような傾斜や地震による異常が無
く、通水量Qが設定水量Qsを下回るか又は運転スイッ
チ20がOFF操作されると、バーナ2の燃焼を停止さ
せて、ステップ1に戻る(ステップ12,13,1
4)。
【0044】上記制御手順より明らかなように、例え
ば、給湯器本体ケースCが新たに設置されたときに、例
えば、誤って傾斜姿勢で設置されてしまったような場合
には、前記フローチャートのステップ1において傾斜状
態が判別され、燃焼作動が牽制されることとなり、この
ような傾斜姿勢で燃焼作動が継続されるといった不利を
未然に回避させることができる。従って、振動センサS
が簡易的な水準器として機能することになる。
【0045】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、前記振動検出手段におけるス
イッチ手段として、鋼球24の上部側に設けられ、振動
に起因して鋼球24が移動するに伴って、OFF状態か
らON状態に切り換わる構成としたが、このような構成
に代えて、図12(イ)に示すように、鋼球24が係止
孔25に入り込み係合している状態においては、移動片
40を介して可動接点41が切り付勢力に抗して押し下
げられて固定接点42に接してON状態に維持されると
共に、振動に起因して鋼球24が移動するに伴って、図
12(ロ)に示すように、可動接点41が弾性付勢力に
て固定接点42から離間してOFF状態に切り換わる構
成としてもよい。
【0046】(2)上記実施形態では、振動検出手段と
して、振動体としての鋼球が、係止孔に入り込み係合す
る基準位置に向けて自重にて設定付勢力にて復帰付勢さ
れる構成としたが、このような構成に代えて、次のよう
な構成としてもよい。前記鋼球等の振動体が水平方向あ
るいは鉛直方向両側からスプリング等により弾性的に支
持され、両側のスプリングの付勢力にて中立位置(基準
位置)に復帰付勢されるように設けられ、振動体の振動
に起因して入り作動するスイッチ機構を備えるような構
成としてもよい。又、スイッチ手段としては、機械的な
接点の接触による構成に代えて、振動体が例えば磁化さ
れた磁性体にて構成され、この磁性体が接近することで
ON作動する磁気スイッチ等で構成してもよく、又、振
動体により光が遮断されることでON作動する透過型の
光スイッチで構成する等各種の構成にて実施することが
できる。又、振動検出手段としては、重錘式の傾斜セン
サや所謂、水銀スイッチ等の各種のセンサを用いること
もできる。
【0047】(3)前記地震判別手段としては、振動数
に基づいて判別する構成に代えて、前記振動センサSの
出力値より、例えば、設定回数以上ON状態が検出され
ると、設定値以上の地震であると判別する構成としても
よく、要するに、地震の大きさが設定値以上であること
に対応する振動に対応する振動センサSの出力情報より
そのことを判別できるものであればよい。
【0048】(4)前記傾斜状態判別手段としては、振
動の波長に基づいて傾斜を判別する構成に代えて、設定
傾斜角度以上の傾斜状態に基づいてON作動するセンサ
を設け、そのセンサのON状態に基づいて傾斜状態を判
別する構成としてもよい。
【0049】(5)前記傾斜状態判別手段を設けること
なく、前記地震判別手段のみを設ける構成としてもよ
い。つまり、図6におけるステップ1、ステップ9を実
行しない構成としてもよい。
【0050】(6)前記地震判別手段を設けることな
く、前記傾斜状態判別手段のみを設ける構成としてもよ
い。つまり、図6におけるステップ4、ステップ10を
実行しない構成としてもよい。
【0051】(7)前記燃焼装置としては、給湯装置に
限らず、固定設置式のファンヒータ等のその他の燃焼装
置にも適用できる。
【0052】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】給湯器本体ケース内部を示す図
【図3】振動センサを示す図
【図4】振動センサを示す図
【図5】振動センサを示す図
【図6】制御動作のフローチャート
【図7】傾斜状態での振動センサの出力を示す図
【図8】振動状態の振動センサの出力を示す図
【図9】地震波の周波数特性図
【図10】振動センサの周波数特性図
【図11】震度階と加速度との関係図
【図12】別実施形態の振動センサを示す図
【符号の説明】
24 振動体 25 係合孔 26 円錐傾斜面 27 基準案内体 29 スイッチ手段 101 安全手段 102 地震判別手段 103 傾斜状態判別手段 S 振動検出手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物に対して位置固定状態で設置され
    る燃焼装置であって、 装置の振動を検出する振動検出手段(S)と、この振動
    検出手段(S)の検出情報に基づいて、前記振動の大き
    さが設定値以上であれば、所定の安全動作を実行する安
    全手段(101)とが備えられている燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記振動検出手段(S)の検出情報に基
    づいて、前記振動が設定値以上の大きさの地震に起因し
    ているか否かを判別する地震判別手段(102)が備え
    られ、 この地震判別手段(102)にて前記地震に起因してい
    ると判別されると、前記安全手段(101)が前記安全
    動作を実行するように構成されている請求項1記載の燃
    焼装置。
  3. 【請求項3】 前記振動検出手段(S)は、設定値以上
    の加速度による振動を検出するように構成され、 前記地震判別手段(102)は、前記振動検出手段
    (S)により検出される前記振動の周波数に基づいて、
    前記振動が設定値以上の大きさの地震に起因しているか
    否かを判別するように構成されている請求項2記載の燃
    焼装置。
  4. 【請求項4】 前記振動検出手段(S)により検出され
    る前記振動の波長が設定値以上であるか否かに基づい
    て、装置が傾斜しているか否かを判別する傾斜状態判別
    手段(103)が備えられ、 前記傾斜状態判別手段(103)にて傾斜していること
    が判別されると、前記安全手段(101)が前記安全動
    作を実行するように構成されている請求項1、2又は3
    記載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】 前記安全手段(101)は、前記安全動
    作として、 牽制解除操作が実行されるまで、それ以後の装置の燃焼
    動作を牽制するように構成されている請求項1、2、3
    又は4記載の燃焼装置。
  6. 【請求項6】 前記振動検出手段(S)は、 所定の基準位置に向けて設定付勢力にて復帰付勢される
    振動体(24)と、 この振動体(24)が、前記振動に起因して前記設定付
    勢力に抗して移動するに伴って入り切りされるスイッチ
    手段(29)とを備えて構成されている請求項1、2、
    3、4又は5記載の燃焼装置。
  7. 【請求項7】 前記振動検出手段(S)は、 球体からなる前記振動体(24)と、 中心部に、前記振動体(24)よりも小径の係合孔(2
    5)が形成されると共に、その外周側が径方向外方側ほ
    ど上方に位置する円錐傾斜面(26)に形成された基準
    案内体(27)とを備え、振動体(24)が自重にて前
    記係合孔(25)に入り込み係合する基準位置に復帰付
    勢されるように構成されている請求項6記載の燃焼装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001147014A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Toyotomi Co Ltd 燃焼器の転倒安全装置
JP2001304545A (ja) * 2000-04-21 2001-10-31 Taisan Kogyo Kk 手動復帰形感震遮断器およびこれを一体に付設の電磁ポンプ
JP2007292354A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Toyotomi Co Ltd 給湯機の給湯温度制御装置
JP2015145780A (ja) * 2015-03-30 2015-08-13 株式会社ハーマン 感震型加熱装置
KR20210001620A (ko) * 2019-06-28 2021-01-06 주식회사 경동나비엔 물 가열기 및 그 제어 방법

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