JPH09159883A - 光部品の接続面合わせ装置 - Google Patents

光部品の接続面合わせ装置

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JPH09159883A
JPH09159883A JP34665595A JP34665595A JPH09159883A JP H09159883 A JPH09159883 A JP H09159883A JP 34665595 A JP34665595 A JP 34665595A JP 34665595 A JP34665595 A JP 34665595A JP H09159883 A JPH09159883 A JP H09159883A
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JP
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optical
optical component
face
connection end
stage
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JP34665595A
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English (en)
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Satoshi Fukuoka
敏 福岡
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光部品の接続端面同士を容易に、かつ迅速、
かつ正確に面合わせを行えるようにする。 【解決手段】 導波路チップ3を第1のステージ5に固
定し、光コネクタ4を第2のステージ6側に配設する。
第2のステージ6には枠15内で少なくとも光軸Z方向と
水平X方向とθy回転方向とに移動自在の鋼球18を設
け、この鋼球18の上部側にホルダ固定台12に固定したホ
ルダ13を設けてホルダ13に光コネクタ4を把持し、ホル
ダ固定台12にはワイヤー10と滑車9を介して重りを接続
し、重りの荷重によってホルダ固定台12に導波路チップ
3側への前進方向への前進力を付与する。ホルダ固定台
12と共に光コネクタ4を導波路チップ3側に移動させ、
接続端面34,32同士が片当りしたときには前記前進力の
付与によって光コネクタ4がθy回転方向に回転するよ
うにし、接続端面32と34を面合わせする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光モジュー
ルとしての光導波路モジュールやレーザダイオード(L
D)モジュール等の光部品同士の接続面合わせを行うた
めに用いられる光部品の接続面合わせ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光通信等に用いられる光モジュールとし
て、光導波路モジュールやレーザダイオードモジュール
等が用いられており、光導波路モジュールは、例えば図
8に示すように、複数(図では4本)の光導波路を並設
した導波路チップ3の両接続端面34側に、複数(図では
4本)の光ファイバをフェルール33に並設した光コネク
タ4(4a,4b)をそれぞれ接続して形成される。な
お、このような光導波路モジュールにおいて、導波路チ
ップ3の光導波路の端面は導波路チップ3の両接続端面
34側に露出しており、光コネクタ4の光ファイバの接続
端面は光コネクタ4の接続端面32にそれぞれ露出されて
いる。また、光コネクタ4に並設される光ファイバは、
同図に示すように、例えば多心光ファイバテープ31から
引き出されてフェルール33に挿入固定されている。
【0003】このような光導波路モジュールを組み立て
る際に、導波路チップ3の各接続端面34と、光コネクタ
4(4a,4b)の接続端面32をそれぞれ隙間なく合わ
せ、その後僅かに隙間をあけて、導波路チップ3の光導
波路と光コネクタ4の光ファイバとの光軸調心を行い、
光軸調心完了後はレーザ溶接や接着剤によって固定する
方法が一般的に行われている。この光軸調心は、導波路
チップ3と光コネクタ4を光軸Z方向に直交する水平X
方向、光軸Z方向に直交する垂直Y方向、光軸Zを中心
としたθz回転方向に相対的に移動して行われれるもの
であり、この調心装置としては、例えば図9に示すよう
な装置が用いられている。
【0004】同図において、第1の光部品としての導波
路チップ3を固定する第1のステージ5と、導波路チッ
プ3に接続される第2の光部品としての光コネクタ4
a,4bが、それぞれその接続端面32を導波路チップ3
の接続端面34と間隔を介して対向するように配置される
第2のステージ6とが設けられており、例えば導波路チ
ップ3はねじ35によって第1のステージ5に固定され、
光コネクタ4a,4bは、ねじ36によって第2のステー
ジ6a,6bに固定されている。
【0005】第2のステージ6a,6bにはそれぞれ、
光コネクタ4a,4bを水平X方向(X軸方向)に移動
させるXステージ2aと、垂直Y方向(Y軸方向)に移
動させるYステージ2bと、θz回転方向に移動させる
θzステージ2dとから成る調心移動手段および、光コ
ネクタ4a,4bを光軸Z方向(Z軸方向)に移動させ
る光軸方向移動手段2cが設けられている。これらの各
ステージ2a〜2dは、例えばパルスモータ駆動によっ
て駆動し、それにより、コネクタ4a,4bを前記各方
向にそれぞれ移動させるようになっており、前記調心移
動手段は、光コネクタ4a,4bを、水平X方向および
垂直Y方向のみならず、θz回転方向に移動させること
により、コネクタ4に並設されている複数の各光ファイ
バを、それぞれ、導波路チップ3に複数並設されている
光導波路と位置合わせできるようにしている。
【0006】なお、このような装置を用いて導波路チッ
プ3の光導波路と光コネクタ4aの光ファイバとの調心
を行うときには、例えば光導波路側から光ファイバに光
を伝搬させて、その出射光強度を検出し、前記各ステー
ジ2a〜2dによる移動によって出射光強度が最大とな
る位置を調心位置とする、いわゆる光パワーモニタ調心
が一般的に行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の調心装置においては、光軸Z方向に直交する垂直Y
軸を中心としたθy回転方向や、光軸Zに直交する水平
X軸を中心としたθx回転方向に光コネクタ4を移動さ
せる移動手段は設けられていないために、光コネクタ4
の接続端面32および導波路チップ3の接続端面34が共に
光軸Zに対して極めて正確に垂直に形成されていない限
り、導波路チップ3の接続端面34と光コネクタ4の接続
端面32とを前記調心移動手段による移動だけでは行うこ
とができず、例えばCCDカメラによるモニタを見なが
ら、手動によってθy回転方向およびθx回転方向の傾
きを合わせて導波路チップ3の接続端面34と光コネクタ
4の接続端面32との面合わせを行うしかなかった。その
ため、この面合わせ作業に非常に長い時間がかかり、し
かも、正確な面合わせを行うことが困難であった。
【0008】そして、通常、導波路チップ3および光コ
ネクタ4等の光部品の接続端面は垂直Y方向の長さが短
く、水平X方向の長さが長いために、前記θx,θy回
転方向のうち、θx方向は面合わせの距離も例えば2mm
程度と小さく、あまり問題にはならないが、θy回転方
向は面合わせの距離が例えば4〜6mmと長いために、光
導波路や光ファイバが並んでいる方向であり、より一層
面合わせが重要であるにもかかわらず、手動等による面
合わせを精度良く行うことができず、このθy回転方向
の面合わせ精度を高めることが重要な課題となってい
た。
【0009】なお、従来は、このθy回転方向の面合わ
せを精度良く行うことができず、導波路チップ3の接続
端面34と光コネクタ4の接続端面32との隙間が多めに形
成されたときには、この隙間を、光の透過するUV接着
剤で埋めながら固定することが多かったが、このよう
に、接着剤が充填される隙間に傾きが生じていると、接
着剤の硬化時にその硬化収縮によって接続端面34と接続
端面32との位置ずれが生じたり、光導波路モジュールの
信頼性試験等を行ったときに劣化が生じ、結果的に、光
導波路モジュールの歩留まりが悪かった。
【0010】また、前記θy回転方向の面合わせ精度を
高めるために、導波路チップ3や光コネクタ4等の部品
精度を高めることも考えられるが、そのようにすると、
導波路チップ3や光コネクタ4等の光部品の歩留まりの
低下やコストアップを招き、結果的に、光導波路モジュ
ールの歩留まりの低下やコストアップを招くことになっ
てしまった。
【0011】本発明は、上記従来の課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、導波路チップや光
コネクタ等の光部品の接続面合わせを行うときに、少な
くとも光部品の光軸Zに直交する垂直Y軸を中心とした
θy回転方向の面合わせを短時間で容易に、しかも、正
確に行うことが可能であり、光部品の面合わせによって
形成される光モジュール等の歩留まりの向上や低コスト
化を図ることができる光部品の面合わせ装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成により課題を解決するため
の手段としている。すなわち、本発明は、第1の光部品
を固定する第1のステージと、該第1の光部品に接続さ
れる第2の光部品がその接続端面を第1の光部品の接続
端面と間隔を介して対向するように配置される第2のス
テージとを有し、前記第1と第2の光部品の光軸Z方向
に直交する水平X方向、光軸Z方向に直交する垂直Y方
向、光部品の光軸を中心としたθz回転方向に相対的に
移動して第1と第2の光部品を調心する調心移動手段
と、第1と第2の光部品の少なくとも一方を該第2の光
部品の光軸Z方向に移動させる光軸方向移動手段とが設
けられており、前記第2のステージには該第2のステー
ジに対して前記第2の光部品を少なくとも前記光軸Z方
向と前記水平X方向と光部品の光軸に直交する垂直Y軸
を中心としたθy回転方向とに移動自在に載置する光部
品載置部が設けられており、この光部品載置部に載置し
た第2の光部品に直接的又は間接的に前記第1の光部品
側に向けた前進方向の力を付与する前進力付与部と、該
前進力付与部から付与される力によって前記第2の光部
品の接続端面が前記第1の光部品の接続端面と面合わせ
されたときに前記垂直Y方向からの力を第2の光部品に
加えて第2の光部品を一時固定する光部品一時固定手段
とが設けられていることを特徴として構成されている。
【0013】また、前記前進力付与部は第2の光部品側
に設けられた滑車と、該滑車に掛けた紐を介して直接的
又は間接的に第2の光部品を第1の光部品側に向けて牽
引する重りを有する構成としたこと、前記光部品載置部
は少なくとも光軸Z方向と水平X方向とθy回転方向と
にころがり自在の回転部材を有していることも本発明の
特徴的な構成とされている。
【0014】上記構成の本発明において、第2のステー
ジには第2の光部品を少なくとも光軸Z方向と水平X方
向と光部品の光軸に直交する垂直Y軸を中心としたθy
回転方向とに移動自在に載置する光部品載置部が設けら
れており、この光部品載置部に載置した第2の光部品に
直接的又は間接的に第1の光部品側に向けた前進方向の
力を付与する前進力付与部が設けられているために、第
2の光部品はこの前進力付与部によって第1の光部品側
に向けた前進方向の力が付与される。
【0015】そして、光軸方向移動手段によって第1と
第2の光部品の少なくとも一方を移動させて光部品同士
を近づけると、第2の光部品の接続端面と第1の光部品
の接続端面とが当接することになるが、このとき、第2
の光部品の接続端面と第1の光部品の接続端面とが面合
わせされずに、片当たりしたときには、さらに第1と第
2の光部品を近づけたときに、前記前進力付与部による
前進方向の力を受けて、第2の光部品が前記光部品載置
部上で少なくともθy回転方向に回転移動し、第2の光
部品の接続端面が第1の光部品の接続端面に合わせされ
る。そして、このθy回転方向の回転力は第2の光部品
の接続端面と第1の光部品の接続端面とがあった時点で
釣り合い、それにより、第2の光部品の接続端面と第1
の光部品の接続端面とは容易に、かつ、正確に面合わせ
され、上記課題が解決される。
【0016】そして、このように、第2の光部品の接続
端面が第1の光部品の接続端面と面合わせされたとき
に、この状態で、光部品一時固定手段によって、垂直Y
方向からの力を第2の光部品に加えて第2の光部品を一
時固定することにより、第2の光部品の接続端面が第1
の光部品の接続端面との面合わせ状態の角度で保たれ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、本実施形態例の説明におい
て、従来例と同一名称部分には同一符号を付し、その重
複説明は省略する。図1には、本発明に係る光部品の接
続面合わせ装置の一実施形態例の要部構成の平面図が、
光コネクタ4(4a)および導波路チップ3と共に示さ
れており、図2にはその側面図が示されている。これら
の図に示されるように、本実施形態例でも従来例と同様
に、光部品の接続面合わせ装置は、第1のステージ5と
第2のステージ6(6a)とを有して構成されており、
第2のステージ6にはXステージ2a、Yステージ2
b、θzステージ2dを備えた調心移動手段と光軸方向
移動手段としてのZステージ2cとが設けられている。
なお、これらの図には図示されていないが、必要により
第1のステージ5の左側には、第2のステージ6aと同
様に構成された第2のステージ6bが設けられる。
【0018】本実施形態例では、第2のステージ6の調
心ステージ上台19の上部側には枠15が固定されており、
この枠15には、コネクタ載置台28と2本の溝部20が形成
されている。この各溝部20には少なくとも光軸Z方向と
水平X方向とθy回転方向とにころがり自在の回転部材
としての鋼球18が溝部20内での移動自在に設けられてい
る。この鋼球18の上部側に、ホルダ固定台12が載置され
ており、ホルダ固定台12上にはホルダ13が設けられ、ホ
ルダ13はピン穴14に嵌合されたピン17によってホルダ固
定台12に固定されている。このホルダ13には光コネクタ
4の多心光ファイバテープ31が挿通されており、ホルダ
13のブロック支え8によって光コネクタ4のフェルール
33の後端側が支えられている。これらの枠15、鋼球18、
ホルダ固定台12、ホルダ13によって、光コネクタ4を少
なくとも光軸Z方向と水平X方向と光コネクタ4の光軸
に直交する垂直Y方向を中心としたθz回転方向とに移
動自在に載置する光部品載置部が形成されている。
【0019】第2のステージ6の光コネクタ4側には、
滑車9が設けられており、この滑車9にそれぞれ掛けた
紐としてのワイヤー10の一端側は、前記ホルダ固定台12
の鍔部29にそれぞれ接続され、ワイヤー10の他端側には
重り7が取り付けられている。この重り7は、その荷重
によってホルダ固定台12を導波路チップ3側に牽引する
ことにより、間接的に光コネクタ4を導波路チップ3側
に向けて牽引する働きをしている。そして、これらの滑
車9、ワイヤー10、重り7によって、前記光部品載置部
に載置したコネクタ4に間接的に、導波路チップ3側に
向けた前進方向の力を付与する前進力付与部が形成され
ている。
【0020】前記調心ステージ上台19には、図2に示す
ように、上部側に突出した断面L字形状のシリンダ取り
付け支柱11が設けられており、このシリンダ取り付け支
柱11の先端側にはY方向押えシリンダ16が設けられてい
る。このY方向押えシリンダ16は、前記重り7の荷重に
よる牽引力によって、光コネクタ4の接続端面32が導波
路チップ3の接続端面34と面合わせされたときに、垂直
Y方向からの力を光コネクタ4に加えて光コネクタ4を
一時固定する光部品一時固定手段として機能するもので
ある。なお、シリンダ取り付け支柱11は、図1に示すよ
うに、調心ステージ上台19の一端側に取り付けられてお
り、ワイヤー10を介した重り7によるホルダ固定台12の
牽引動作を妨げないようになっている。
【0021】本実施形態例は以上のように構成されてお
り、次に、この装置を用いた光部品の接続面合わせ動作
について説明する。まず、図2に示すように、導波路チ
ップ3を第1のステージ5に固定する。次に、光コネク
タ4をホルダ13に挟み、光コネクタ4の後端側がホルダ
13のブロック支え8と接触するように調整してコネクタ
4を把持する。その後、このホルダ13を第2のステージ
6の上部側に設けられたホルダ固定台12にセットする。
なお、このとき、ホルダ固定台12は、図1,2に示すよ
うに、重り7の荷重によって図の左側に牽引されて枠15
の左端により、ホルダ固定台12の端部41が枠に接触した
状態となっている。また、ホルダ固定台12には、位置決
め用のピン17が上部側に突出して設けられているため
に、このピン17をホルダ13のピン穴14に嵌合することに
より、ホルダ13はホルダ固定台12に固定され、光コネク
タ4は枠15のコネクタ載置台28上に非固定状態で載置さ
れた状態で、その接続端面32が導波路チップ3の接続端
面34と間隔を介して対向する状態となる。
【0022】この状態で、Zステージ2cを駆動させて
光コネクタ4を光軸Zに沿った前進方向に移動させ、導
波路チップ3側に前進させると、図3に示すように、光
コネクタ4の接続端面32が導波路チップ3の接続端面34
とG点で接触し、さらに、Zステージ2cが導波路チッ
プ3側に前進を続けると、この前進に伴って枠15も導波
路チップ3側に移動させられるために、枠15とホルダ固
定台12の端部41が離れた状態となり、そうすると、ホル
ダ固定台12は、水平X方向、光軸Z方向、θy回転方向
の3方向の自由度を得る。すなわち、ホルダ固定台12
は、枠15に設けられた鋼球18上に載置されて、少なくと
も水平X方向、光軸Z方向、θy回転方向に移動自在に
設けられているために、ホルダ固定台12が枠15と接触し
ない状態のときには、少なくともこれらの3方向への移
動が自在に行われることになる。
【0023】そうすると、ホルダ固定台12は重り7(図
3には図示せず)による前進方向の牽引力によって図の
矢印Aに示すようにθy回転方向に回転し、光コネクタ
4もホルダ固定台12と共にθy回転方向に回転する。そ
して、この回転移動により、光コネクタ4の接続端面32
と導波路チップ3の接続端面34とが面合わせされ、接続
端面32と接続端面34とが完全に合ったところで、光コネ
クタ4およびホルダ固定台12のθy回転方向への移動が
停止する。
【0024】なお、図3においては、光コネクタ4の接
続端面32と導波路チップ3の接続端面34とがG点で片当
りした後に面合わせされる状態が示されていたが、光コ
ネクタ4を導波路チップ3側に前進移動させたときに、
光コネクタ4の接続端面32と導波路チップ3の接続端面
34との当接状態は、例えば図4の(a)〜(d)に示す
ような様々な状態が考えられる。すなわち、同図に示す
ように、光コネクタ4の接続端面32と導波路チップ3の
接続端面34とが片当りしたときの接触点は接続端面32の
a〜bの線上のうちの1点であるが、その点がa〜bの
線上のどの位置になるかは各部品や各セット状態によっ
て異なることになる。
【0025】本実施形態例では、光コネクタ4は前記θ
y回転方向のみならず、少なくとも水平X方向および光
軸Z方向にも移動自在に設けられているために、重り7
による前進方向への前進力付与によって、ホルダ固定台
12と共に光コネクタ4が少なくとも水平X方向、光軸Z
方向、θy回転方向に移動されて、図4の(a)〜
(d)のいずれの状態においても、図3に示した状態の
ときと同様に、光コネクタ4の接続端面32と導波路チッ
プ3の接続端面34とが確実に完全に面合わせされる。
【0026】そして、以上のように、光コネクタ4の接
続端面32と導波路チップ3の接続端面34とが完全に面合
わせされた状態で、図2に示したY方向押えシリンダ16
を駆動させ、このY方向押えシリンダ16による垂直Y方
向の押え力によって、光コネクタ4をY方向押えシリン
ダ16とコネクタ載置台28との間に挟んで押え、光コネク
タ4を一時固定する。そうすると、光コネクタ4は、水
平X方向、光軸Y方向、θy回転方向の3軸方向を同時
に固定され、導波路チップ3の接続端面34に光コネクタ
4の接続端面32が完全に面合わせされた状態で保持され
る。
【0027】以上のようにして接続端面34,32同士の面
合わせを行った後に、Zステージ2cを前記前進方向と
は反対側の方向に後退移動させて、光コネクタ4の接続
端面32と導波路チップ3の接続端面34との間に隙間をあ
け、この状態で、従来例と同様にして、光コネクタ4に
並設されている光ファイバと導波路チップ3に並設され
ている光導波路とを、第2のステージ6のXステージ2
a、Yステージ2b、θzステージ2dの駆動によって
行い、その後、光コネクタ4の接続端面32と導波路チッ
プ3の接続端面34との固定が行われる。
【0028】なお、この固定の際に、接着剤を用いて固
定するときには、光コネクタ4の接続端面32と導波路チ
ップ3の接続端面34との隙間に接着剤を充填し、接続端
面32と接続端面34との間に所定の間隔をもったまま固定
する。また、溶接固定の場合は、前記調心後、第2のス
テージ6のZステージ2cを駆動させて、光コネクタ4
の接続端面32と導波路チップ3の接続端面34とを隙間な
く再度密着させた状態で溶接固定を行う。
【0029】また、本実施形態例の光部品の接続面合わ
せ装置を用いての導波路チップ3と光コネクタ4bとの
面合わせおよび調心も、前記光コネクタ4(4a)と導
波路チップ3との面合わせおよび調心と同様にして行わ
れ、光コネクタ4bと導波路チップ3とが固定される。
【0030】本実施形態例によれば、上記動作により、
第2のステージ6のZステージ2cを前記前進方向に移
動させて光コネクタ4を導波路チップ3側に移動させる
といった簡単な動作を行うだけで、光コネクタ4の接続
端面32を導波路チップ3の接続端面34に完全に面合わせ
することが可能となり、この状態で光コネクタ4をY方
向押えシリンダ16で押えて一時固定することにより、光
コネクタ4に余計な歪みを加えることなく、光コネクタ
4の接続端面32と導波路チップ3の接続端面34とが面合
わせされた状態で光コネクタ4を保つことができる。
【0031】そのため、このように、容易に、かつ正確
に接続端面32と34とを面合わせした状態で、光コネクタ
4の光ファイバと導波路チップ3の光導波路とを調心す
ることにより、光ファイバと光導波路との調心動作も正
確に行うことが可能となり、たとえ光コネクタ4、導波
路チップ3の各接続端面32,34とが極めて精度良く形成
されていなくとも、光コネクタ4と導波路チップ3とを
接続固定して形成される光導波路モジュールをコストが
安く、しかも、信頼性の高い装置とすることが可能とな
り、装置の歩留まりを向上させることができる。
【0032】実際に、本実施形態例の光部品の接続面合
わせ装置を用いて、光コネクタ4と導波路チップ3との
面合わせ操作を行ったところ、30秒程度で面合わせがで
きるようになり、従来は光部品同士の面合わせに10分程
度かかっていたのに比べて面合わせ操作時間の大幅な短
縮化を図れることが確認され、光コネクタ4と導波路チ
ップ3とを接続固定して形成される光導波路モジュール
の生産性が格段に向上した。
【0033】また、光コネクタ4と導波路チップ3との
面合わせを正確にできるようになったため、光コネクタ
4の光ファイバと導波路チップ3の光導波路との光軸調
心動作もスムーズに、かつ、正確に行えるようになり、
その後の接着又は溶接固定の軸ずれも殆どなくなり、非
常に信頼性の高い光導波路モジュールを作製できるよう
になった。しかも、光コネクタ4および導波路チップ3
の部品精度をそれほど高くしなくても、前記の如く、信
頼性の高い光導波路モジュールを形成できるようになっ
たために、部品コストを安くすることが可能となり、光
導波路モジュールのコストも安くすることができた。
【0034】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
ることはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、
上記実施形態例では、光部品載置部の構成要素の1つ、
少なくとも水平X方向、光軸Z方向、θy回転方向とに
ころがり自在の回転部材としての鋼球18を4個設けた
が、鋼球18の数は特に限定されるものではなく、適宜設
定されるものであり、例えば4個以上の鋼球を設けて光
部品載置部を形成してもよい。
【0035】また、上記実施形態例では、ホルダ13から
延びるブロック支え8により光コネクタ4のフェルール
33の後端側を支えているが、このブロック支え8は必要
により設ければよく、特にフェルール33の後端とホルダ
13の先端の間隔が数mm程度の場合は、多心光ファイバテ
ープ31の剛性で光コネクタ4のフェルール33を充分支え
ることができ、しかも、相手の導波路チップ3の接続端
面32と光コネクタ4の接続端面32がなじみ易くなるの
で、その場合ブロック支え8は不要である。
【0036】さらに、光部品載置部に設ける回転部材
は、必ずしも鋼球18にするとは限らず、例えば図5に示
すように、θy回転軸ベアリング21、X方向移動ベアリ
ング22、Z方向移動ベアリング23を有する構成としても
よい。なお、同図に示すものは、ホルダ固定台12の下部
側に4本の脚部27を設け、各脚部27ごとにθy回転方向
に回転できるθy回転軸ベアリング21と主にX方向に移
動できるX方向移動ベアリング22を設け、さらに、この
X方向ベアリング22の下部側にZ方向に自由自在に移動
可能なZ方向移動台30を設け、Z方向移動ベアリング23
を設けている。このように、同図に示すものは、X軸、
Z軸、θy回転軸の移動成分を3層に分離し、基本的な
動きはθy回転軸ベアリング21とX方向移動ベアリング
22とによって行い、さらに、Z方向の移動をZ方向移動
ベアリング23によって容易に行えるようにしているが、
各ベアリングの配設の仕方等は特に限定されるものでは
なく、適宜設定されるものである。
【0037】さらに、上記実施形態例では、ホルダ固定
台12に滑車9およびワイヤー10を介して重り7を接続
し、この重り7の荷重によってホルダ固定台12を導波路
チップ3側に前進させて光コネクタ4を導波路チップ3
側に前進させるようにしたが、ワイヤー10以外の紐(ベ
ルト等も含む)を介して重りを接続してもよい。
【0038】また、上記実施形態例のように、光コネク
タ4をホルダ固定台12ごと移動させるようにして、光コ
ネクタ4に間接的に導波路チップ3側への前進方向の力
を付与するのではなく、光コネクタ4に直接的に導波路
チップ3側への前進方向の力を付与して移動させるよう
にしてもよい。この場合には、例えば、図6に示すよう
に、光コネクタ4のフェルール後端40両側にZ方向予圧
付与ブラケット25等の前進力付与部を設け、Z方向駆動
機構26によってZ方向予圧付与ブラケット25を駆動させ
て光コネクタ4を導波路チップ3側に前進させるように
してもよい。なお、このように、光コネクタ4等の光部
品に直接前進力を付与する場合には、同図に示すよう
に、Z方向予圧付与ブラケット25と光コネクタ4との接
触部位にゴムやばね等の弾性体24を設ける等して光部品
を保護することが好ましい。
【0039】さらに、上記実施形態例では、光コネクタ
4および導波路チップ3の各接続端面32,34が共に、光
軸Z方向に垂直な面と成している光部品としたが、本発
明の光部品の接続面合わせ装置によって面合わせを行う
光部品は、例えば、図7に示すように、光コネクタ4の
接続端面32および導波路チップ3の接続端面34が光軸Z
方向に対して斜めに形成された光部品としてもよい。こ
のような場合は、導波路チップ3の斜め接続端面34が上
広がりになるように第1のステージ5に固定し、導波路
チップ3と光コネクタ4とを接触させた場合に、光コネ
クタ4が導波路チップ3に潜り込むような状態にする
と、垂直Y方向の動きが全くなくなり、光コネクタ4の
垂直Y方向の浮きが全くなくなるために、光コネクタ4
を垂直Y方向から押えるときに押え易くなる。
【0040】さらに、本発明の光部品の接続面合わせ装
置によって接続面合わせされる光部品は、必ずしも上記
実施形態例のような光コネクタ4と導波路チップ3にす
るとは限らず、光モジュール等を形成する様々な光部品
とすることができる。
【0041】さらに、上記実施形態例では、光コネクタ
4と導波路チップ3とを水平X方向、垂直Y方向、θz
回転方向に相対的に移動させるXステージ2a、Yステ
ージ2b、Zステージ2c、θzステージ2dは全て第
2のステージ6側に設けたが、これらの各ステージ2
a,2b,2c,2dは全て第1のステージ5側に設け
てもよく、また、これらのステージ2a,2b,2c,
2dのうち一部を第1のステージ5側に設け、残りを第
2のステージ6側に設けても構わない。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、第1の光部品の接続端
面と第2の光部品の接続端面とを面合わせするときに、
第2の光部品を少なくとも光軸Z方向と、光軸に直交す
る水平X方向と、光軸に直交する垂直Y軸を中心とした
θy回転方向とに移動自在に載置する光部品載置部に載
置し、この第2の光部品に直接的又は間接的に第1の光
部品側に向けた前進方向の力を付与するようにしたもの
であるから、第1と第2の光部品を近づけたときに、第
2の光部品の接続端面と第1の光部品の接続端面とが片
当りした場合には、前進力付与部の前進力付与によっ
て、第2の光部品を少なくとも前記光軸Z方向、水平X
方向、θy回転方向のいずれか又は全方向に移動させ
て、第2の光部品の接続端面を第1の光部品の接続端面
に容易に、かつ、精度良く面合わせすることができる。
【0043】そして、本発明は、この面合わせされたと
きに、前記垂直Y方向からの力を第2の光部品に加えて
第2の光部品を一時固定することにより、第1の光部品
との面合わせ状態で第2の光部品を保持することができ
る。そのため、この状態で、調心移動手段によって、水
平X方向、垂直Y方向、光軸を中心としたθz回転方向
に相対的に移動させれば、第1の光部品と第2の光部品
の調心を正確に行うことができる。
【0044】したがって、前記の如く、容易に、かつ、
確実に第1の光部品の接続端面と第2の光部品の接続端
面との面合わせを行い、さらに、前記の如く、第1の光
部品と第2の光部品との調心を正確に行うことにより、
この第1の光部品と第2の光部品とを接続固定して形成
される光モジュール等の装置の信頼性を高め、歩留まり
を向上させることができるし、コストも安くすることも
できる。
【0045】また、前記前進力付与部は第2の光部品側
に設けられた滑車と、該滑車に掛けた紐を介して直接的
又は間接的に第2の光部品を第1の光部品側に向けて牽
引する重りを有する構成とした本発明によれば、前進力
付与部を容易に構成することができるし、重りの荷重を
調節すること等によって第2の光部品に直接的又は間接
的に加える前進力の調節も容易に行うことができる。
【0046】さらに、前記光部品載置部は少なくとも光
軸Z方向と水平X方向とθy回転方向とにころがり自在
の回転部材を有している本発明によれば、回転部材を設
けて光部品載置部を構成することにより、容易に、か
つ、確実に第2の光部品を少なくとも光軸Z方向と水平
X方向とθy回転方向とに移動自在に載置することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光部品の接続面合わせ装置の一実
施形態例の要部構成を示す平面図である。
【図2】上記実施形態例の光部品の接続面合わせ装置の
要部構成を示す側面図である。
【図3】上記実施形態例の光部品の接続面合わせ装置の
動作を示す説明図である。
【図4】第1の光部品としての導波路チップ3と第2の
光部品としての光コネクタ4との接続端面片当り状態例
を示す説明図である。
【図5】本発明に係る光部品の接続面合わせ装置の他の
実施形態例の要部構成を示す説明図である。
【図6】本発明に係る光部品の接続面合わせ装置のさら
に他の実施形態例の要部構成を示す説明図である。
【図7】本発明に係る光部品の接続面合わせ装置によっ
て面合わせされる光部品の一例を示す説明図である。
【図8】光部品同士の調心方法を示す説明図である。
【図9】従来の光部品の調心装置の一例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
3 導波路チップ 4,4a,4b 光コネクタ 5 第1のステージ 6 第2のステージ 7 重り 9 滑車 10 ワイヤー 16 Y方向押えシリンダ 18 鋼球 32,32a,32b,34 接続端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光部品を固定する第1のステージ
    と、該第1の光部品に接続される第2の光部品がその接
    続端面を第1の光部品の接続端面と間隔を介して対向す
    るように配置される第2のステージとを有し、前記第1
    と第2の光部品の光軸Z方向に直交する水平X方向、光
    軸Z方向に直交する垂直Y方向、光部品の光軸を中心と
    したθz回転方向に相対的に移動して第1と第2の光部
    品を調心する調心移動手段と、第1と第2の光部品の少
    なくとも一方を該第2の光部品の光軸Z方向に移動させ
    る光軸方向移動手段とが設けられており、前記第2のス
    テージには該第2のステージに対して前記第2の光部品
    を少なくとも前記光軸Z方向と前記水平X方向と光部品
    の光軸に直交する垂直Y軸を中心としたθy回転方向と
    に移動自在に載置する光部品載置部が設けられており、
    この光部品載置部に載置した第2の光部品に直接的又は
    間接的に前記第1の光部品側に向けた前進方向の力を付
    与する前進力付与部と、該前進力付与部から付与される
    力によって前記第2の光部品の接続端面が前記第1の光
    部品の接続端面と面合わせされたときに前記垂直Y方向
    からの力を第2の光部品に加えて第2の光部品を一時固
    定する光部品一時固定手段とが設けられていることを特
    徴とする光部品の接続面合わせ装置。
  2. 【請求項2】 前進力付与部は第2の光部品側に設けら
    れた滑車と、該滑車に掛けた紐を介して直接的又は間接
    的に第2の光部品を第1の光部品側に向けて牽引する重
    りを有する構成としたことを特徴とする請求項1記載の
    光部品の接続面合わせ装置。
  3. 【請求項3】 光部品載置部は少なくとも光軸Z方向と
    水平X方向とθy回転方向とにころがり自在の回転部材
    を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の光部品の接続面合わせ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054130A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-11 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Method for aligning and assembling optical demultiplexer module, and automatic aligning mechanism

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002054130A1 (en) * 2000-12-27 2002-07-11 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Method for aligning and assembling optical demultiplexer module, and automatic aligning mechanism
US6853770B2 (en) 2000-12-27 2005-02-08 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Method for aligning and assembling optical demultiplexer module, and automatic aligning mechanism for optical demultiplexer module

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