JPH09160364A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09160364A
JPH09160364A JP7322995A JP32299595A JPH09160364A JP H09160364 A JPH09160364 A JP H09160364A JP 7322995 A JP7322995 A JP 7322995A JP 32299595 A JP32299595 A JP 32299595A JP H09160364 A JPH09160364 A JP H09160364A
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JP
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developer
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image
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JP7322995A
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English (en)
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Akio Kutsuwada
昭夫 轡田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】トナー濃度検知用のセンサを用いずにトナー消
費量を推定し、これに対応してトナー補給を行うことが
でき、部品点数の削減、低コスト化を図れる画像形成装
置を提供する。 【解決手段】本発明の画像形成装置は、現像スリーブ1
1及びこれに近接する第2撹拌部材45の、書き込み光
学系による感光体7への書き込み幅Lに対応する幅を、
N個のブロックに分割し、このL/N幅毎の書き込み画
素数を、現像剤の現像スリーブ軸線方向の移動速度vz
と対応させつつ積算記憶する手段と、各ブロック毎に幅
L内で積算された画素数Pに、1画素当たりのトナー付
着量Dをかけ、各ブロック毎に消費されたトナー量を算
出する演算手段を制御部に有し、その算出結果から、ト
ナー消費量に対応したトナー量を前記L/N幅に補給す
る手段75を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関
し、特に、像担持体に形成された静電潜像を、トナーと
キャリアからなる二成分系現像剤を用いた現像装置によ
りトナー像として可視像化する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】像担持体である感光体を帯電装置で一様
に帯電した後、感光体上に露光装置で原稿像を露光する
か、あるいはレーザ光を用いた書き込み光学系により画
像を書き込み、静電潜像を形成し、この静電潜像を現像
装置により現像してトナー像として可視像化し、該トナ
ー像を転写部で転写材に転写し、トナー像転写後の転写
材を定着装置に搬送して、定着装置でトナー像を転写材
に固着して記録画像を得る電子写真方式の画像形成装置
が知られており、複写機、プリンター、ファクシミリ等
に応用されている。
【0003】このような画像形成装置において、現像剤
にトナーとキャリアからなる二成分系現像剤を用いる場
合には、画像形成によってトナーのみが消費されるた
め、現像装置内のトナー濃度を適正に保つ必要がある。
このため、二成分系現像剤を用いる画像形成装置には、
通常、現像剤のトナー濃度を検知するセンサやあるいは
感光体上に形成したトナー像の濃度を検知するセンサ等
と、該センサによってトナー濃度が基準値以下になった
ことが検知されると、その検知信号に基づいてトナー容
器から現像装置内にトナーを補給するトナー補給機構が
設けられている。一例としては、現像剤中のキャリア成
分を透磁率測定センサで検知し、現像剤中のキャリア成
分を一定にするようにトナー補給を制御し、これにより
トナー濃度をコントロールしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の二成分系現像剤
を用いる画像形成装置では、通常、現像剤中のトナー濃
度を直接あるいは間接的にセンサで検知し、トナー容器
から現像装置内へのトナー補給の制御を行っていたが、
トナー濃度検知用のセンサを用いることでコスト高であ
り、センサやその取付部材、配線、検知回路等、構成部
品数も増加している。
【0005】そこで本発明では、トナー濃度センサ等の
検知センサを用いずに、デジタル機の機能を生かし、書
き込み画素数を検出してトナー消費量を推定し、これに
対応してトナー補給を行うことができる画像形成装置を
提供し、部品点数の削減、コストの低減を図ることを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、静電潜像が形成される像担持体と、レー
ザ光により1ドットの点(画素)で前記像担持体上に静
電潜像を作る書き込み光学系と、現像スリーブに担持さ
れたトナーとキャリアとからなる二成分系現像剤を用い
て前記像担持体に形成された静電潜像をトナー像として
可視像化する現像装置を具備し、該現像装置として、現
像スリーブ軸線と平行に第1,第2の撹拌部材が配さ
れ、現像剤は各撹拌部材によりループ状に循環し、現像
スリーブに近接する第2撹拌部材は速度vz で現像剤を
現像スリーブ軸線方向に搬送する構成の現像装置を備え
た画像形成装置において、前記現像スリーブ及びこれに
近接する第2撹拌部材の、前記書き込み光学系による書
き込み幅Lに対応する幅を、N個のブロックに分割し、
このL/N幅毎の書き込み画素数を、現像剤の移動速度
z と対応させつつ積算記憶する手段と、各ブロック毎
に幅L内で積算された画素数Pに、1画素当たりのトナ
ー付着量Dをかけ、各ブロック毎に消費されたトナー量
を算出する演算手段を有し、その算出結果から、トナー
消費量に対応したトナー量を前記L/N幅に補給する手
段を設けた構成とした。これにより、従来のトナー濃度
検知用のセンサを廃止することができる。
【0007】さらに、本発明では、像担持体に対するト
ナー付着量に関して、環境(湿度)により変動すること
に着目し、前記現像装置近傍に湿度センサを配置し、こ
の湿度センサで検知された湿度に対応したトナー付着量
Dが、先のトナー消費量を算出する演算手段へフィード
バックされる制御手段を備えた構成とした。これによ
り、環境毎に付着量を設定できるようになり、トナー消
費量の算出精度が高められる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。まず本発明が実施される画
像形成装置の作像系の構成及び動作の一例について述べ
る。図3は図示していない画像形成装置本体に装着され
た作像ユニットの垂直断面図、図4はその作像ユニット
の外観斜視図である。この作像ユニット1は、画像形成
装置本体に着脱可能に装着され、本例では作像ユニット
を図4に矢印Aで示す方向に画像形成装置本体に押し込
むことによって、その作像ユニット1を図3に示した画
像形成装置本体内の所定の位置に装填セットし、矢印A
と反対方向に作像ユニット1を引き出すことによって、
その作像ユニット1を画像形成装置本体から取り出すこ
とができる。画像形成装置は、例えば複写機、プリンタ
ー、ファクシミリまたはその複合機などとして構成され
る。
【0009】図3及び図4に示すように、作像ユニット
1は、ユニットケース2と、これに組込まれた後述する
各種の作像要素を有し、図に一例として示したユニット
ケース2は、ケース本体と、その上部に取り付けられた
ケースカバー4と、後述する現像装置の上部を構成する
現像ケースカバー5と、同じく後述するトナーリサイク
ル装置のトナー搬送路の上壁及び現像装置の上壁の一部
を構成する上カバー6とを有していて、ケースカバー
4、現像ケースカバー5、及び上カバー6は、ケース本
体3に対してスナップフィット(所謂パッチン止め)に
よって着脱自在に係止されている。現像ケースカバー5
に形成された開口102(図4)は、図4には示してい
ない剤カートリッジ81(図3)によって閉鎖されてい
る。
【0010】図5は、図3及び図4に示したケースカバ
ー4、現像ケースカバー5、及び上カバー6をケース本
体3から外したときの様子を示す外観斜視図であり、図
6は図5と同じ状態での部分断面平面図である。ユニッ
トケース2には、その内部に、静電潜像の形成される像
担持体の一例であるドラム状の感光体7と、帯電装置の
一例である帯電ローラ8がそれぞれ回転自在に組付けら
れ、帯電ローラ8は感光体7に対して平行に延びてい
る。尚、図5においては、帯電ローラ8を感光体7から
離間した状態で示してある。
【0011】画像形成動作時に、感光体7は図示してい
ない駆動装置によって図3における時計方向に回転駆動
され、このとき、画像形成装置本体に支持された図示し
ていない除電装置からの除電光L1が、ケースカバー4
に形成された開口34を通してユニットケース2内に入
射し、感光体7の表面を照射する。これにより、感光体
7は、その表面電位が例えば0乃至−150Vの基準電
位に平均化される。一方、帯電ローラ8は、感光体7の
表面に圧接し、その感光体7の回転によって従動回転し
ながら、感光体7を、その表面電位が例えば−1100
V前後となるように一様に帯電する。このとき、帯電ロ
ーラ8には、図示していない電源によって所定の電圧が
印加される。
【0012】上述のように所定の極性に帯電された感光
体7の表面部分には、露光部9において、光変調された
レーザ光L2が照射される。このレーザ光L2は、画像
形成装置本体に支持された、図示していない書き込み光
学系から出射し、ケースカバー4に形成された開口35
を通してユニットケース2に入射する。そしてレーザ光
により1ドットの点(画素)単位で感光体上に静電潜像
が作られ、画像が書き込まれる。例えば、レーザ光L2
の照射された感光体部分(画像部)は、その表面電位が
0乃至−290Vとなり、レーザ光L2の照射されない
感光体部分(地肌部)の表面電位は、前述の−1100
V前後をほぼ維持する。
【0013】一方、ユニットケース2には、図3及び図
6に示したように現像装置10の現像スリーブ11(図
5には示さず)が回転自在に支持され、この現像スリー
ブ11は画像形成動作時に図3における反時計方向に回
転駆動される。また、ユニットケース2におけるケース
本体3の一部と、その上部を覆う前述の現像ケースカバ
ー5とによって現像装置10の現像ケース12が構成さ
れ、その内部に現像剤室90が区画されている。かかる
現像ケース12の現像剤室90には、トナーとキャリア
を有する粉体状の二成分系現像剤101(図3)が収容
され、現像スリーブ11の内部には、全体を符号13で
示した複数の磁石が不動に配置されている。
【0014】現像スリーブ11が前述のように回転する
ことによって、現像ケース12内の現像剤101は、磁
石13の磁力で現像スリーブ11上に担持されつつ搬送
され、ドクタブレード14より成る剤規制部材によっ
て、搬送される現像剤の量が規制される。規制後の現像
剤は、現像スリーブ11と感光体7との間の現像領域へ
運ばれ、このとき、現像スリーブ11には例えば−80
0V前後の現像バイアス電圧が印加されているため、現
像領域に搬送された現像剤中のトナーが、感光体7上の
画像部に静電的に移行して付着し、感光体7上に所定の
トナー像が形成される。すなわち感光体7に形成された
静電潜像がトナー像として可視像化されるのである。
【0015】このように、現像装置10は、感光体7よ
り成る像担持体に形成された静電潜像を、トナーとキャ
リアを有する二成分系現像剤101を用いてトナー像と
して可視像化する用をなし、現像スリーブ11は、現像
に供される二成分系現像剤101を担持して搬送する現
像剤担持搬送部材の一例を構成する。
【0016】一方、画像形成装置本体には、図3に示す
ように、転写装置の一例である転写ローラ15が感光体
7に対向して回転自在に支持されている。また画像形成
装置本体側には図示していない給紙装置が設けられ、こ
の給紙装置から、転写材の一例である転写紙100が図
3に矢印Bで示すように、上下のガイド部23,24及
び最大用紙巾の位置に設けられた左右のガイド27に案
内されて、感光体7と転写ローラ15との間の転写部2
2へ向けて搬送される。かかる転写紙100は、その先
端と感光体7上に形成されたトナー像の先端とが合致し
た状態で、感光体7と転写ローラ15との間の転写部2
2を通過する。このとき、転写ローラ15は、転写紙1
00を介して感光体7に当接しながら図3における反時
計方向に回転し、しかもこの転写ローラ15には転写バ
イアス電圧が印加されているので、感光体7上のトナー
像が転写紙100に転写される。
【0017】感光体7を離れた転写紙100は、図3に
矢印B1で示したように、図示していない定着装置へと
搬送され、ここで熱と圧力の作用により、トナー像が転
写紙100上に融着されて定着される。転写紙100の
搬送方向における転写部22の下流側には、画像形成装
置本体に支持された除電針16が配置されている。この
除電針16は、感光体7と平行に延びる薄い金属板より
成り、感光体7を向いた側の除電針16の部分は鋸歯状
に形成され、その各歯の先端は鋭角にとがっている。か
かる除電針16には、図示していない電源により電圧が
印加され、これによって転写紙100を除電し、転写紙
100を感光体7から分離しやすくしている。
【0018】尚、転写材として中間転写部材を用い、感
光体上のトナー像をその中間転写部材に一次転写し、し
かる後、そのトナー像を最終転写材である転写紙に二次
転写するように構成することもできる。
【0019】トナー像転写後に感光体7上に付着してい
る残留トナーは、図3に示したクリーニング装置17の
クリーニングブレード18によって感光体7の表面から
掻き落される。このようにして感光体7の表面が清掃さ
れ、再び次の画像形成動作に移る。クリーニング装置1
7は、ユニットケース2におけるケース本体3の一部に
よって構成されたクリーニングケース19を有し、クリ
ーニングブレード18によって掻き取られたトナーは、
クリーニングケース19内に配置されたトナー搬送部材
20の回転によってクリーニング装置17外に排出さ
れ、後述するように現像装置10において再使用され
る。トナー搬送部材20は、例えばトナー搬送スクリュ
ーまたはトナー搬送コイルなどの適宜な形態で構成され
る。クリーニングブレード18は、感光体7の表面に残
留するトナーを当該表面から除去してその表面を清掃す
るクリーニング部材の一例をなすものであって、ケース
本体3に固定保持されている。
【0020】以上のように、図示した画像形成装置は、
感光体7より成る像担持体に形成されたトナー像を、そ
の像担持体に向けて搬送された転写紙100に転写して
記録画像を得るように構成されており、また画像形成装
置本体に着脱可能に装着された作像ユニット1は、上述
の像担持体を含む作像要素の少なくとも1つをユニット
ケースに組付けたものであって、図示した例では感光体
7、帯電ローラ8、現像装置10及びクリーニング装置
17の各構成要素がユニットケース2に組付けられて作
像ユニット1が構成されている。
【0021】次に、作像ユニットの各構成要素について
説明する。像担持体である感光体7としては、例えばS
e等の無機光導電体、あるいは有機物を用いた有機光導
電体(OPC)をドラム状の導電性基板上に形成したも
のが用いられる。ここでは一例として、感光体7は積層
型のOPC感光体よりなり、積層型OPC感光体は、そ
の導電性基板上に0.1乃至1μmの厚みを有する電荷
発生層(CGL)と、10乃至30μmの厚みを有する
電荷移動層(CTL)が順次積層されたものであり、か
かる電荷発生層と電荷移動層とが感光層を構成してい
る。
【0022】次に、図3及び図5に示した帯電ローラ8
は、像担持体たる感光体7に静電潜像を形成すべく、そ
の感光体7を帯電する帯電装置の一例を構成するもので
あり、かかる帯電ローラ8は、金属性の芯金の外周面に
導電性ゴムを巻き付けた構成となっていて、感光体7を
帯電するときのみ感光体7の表面に接触する。かかる帯
電ローラ8は、その長手方向各端部が、一方だけを図5
に示した軸受33aにそれぞれ回転自在に支持され、そ
の各軸受33aは、帯電ローラ8に対して平行に延びる
帯電ローラケース33の長手方向各端部に、帯電ローラ
8と共に、感光体7に対して接近又は離隔する方向に所
定の範囲を移動可能に支持されている。また帯電ローラ
ケース33の帯電ローラ8に対向した面には、その帯電
ローラ8に沿って長く延びた帯電ローラ清掃部材の一例
であるクリーニングパッド32が貼着されている。
【0023】上述した各軸受33aと、帯電ローラケー
ス33の長手方向各端部との間には、図示していない第
1の圧縮スプリングが圧接され、これによって各軸受3
3aが感光体7に対して接近する向きに加圧され、帯電
ローラ8が感光体7の表面に圧接することができる。ま
た、帯電ローラケース33も、感光体7の表面に対して
所定の範囲を接近又は離間する方向に移動可能に、該ケ
ース33の長手方向各端部がユニットケース2のケース
本体3に形成された各切欠36(図5に一方だけを示
す)に組付けられている。かかる帯電ローラケース33
は、ケースカバー4(図3,図4)によってケース本体
3からの抜け出しが阻止されている。さらに、ケース本
体3と、帯電ローラケース33の長手方向各端部との間
にも、上述した第1の圧縮スプリングとは別の第2の圧
縮スプリング37(図5に一方だけを示す)が圧装さ
れ、これによって帯電ローラケース33が感光体7の表
面から離間する方向に付勢されている。
【0024】ケースカバー4は、感光体7及び帯電ロー
ラ8などに人の手が触れないようにする保護カバーの働
きをなすものであるが、その他、上述のように、第2の
圧縮スプリング37によって付勢された帯電ローラケー
ス33が、ケース本体3から外れないようにするストッ
パとしての働きもなしている。これにより、帯電ローラ
ケース33用の独立したストッパ部材を設ける必要がな
く、構成の簡素化を達成できる。
【0025】一方、図3に示すように、画像形成装置本
体には、カム38を回転制御する電磁クラッチ39が設
けられ、カム38は電磁クラッチ39の回転軸に固定さ
れていて、電磁クラッチ39は1回の動作で120°回
転するように構成されている。またこのカム38には、
枢ピン40を介して画像形成装置本体に揺動可能に支持
された揺動アーム41の一端41aが図示していないば
ねの作用で圧接し、このアーム41の他端41bは、ケ
ースカバー4の開口34を通して帯電ローラケース33
の上面に当接している。帯電ローラケース33の上面
は、前述の第2の圧縮スプリング37の加圧作用によっ
て、揺動アーム41の他端41bに圧接する。
【0026】カム38が図3に示した回転位置を占めて
いて、符号a1 で示したカム面部分が揺動アーム41の
一端41aに当っているとき、帯電ローラケース33も
図3に示した位置を占めているが、このとき帯電ローラ
8は、前述の第1の圧縮スプリングの押圧作用によって
感光体7の表面に圧接し、その帯電ローラ8の芯金に印
加された電圧により、前述の如く感光体7を所定の極性
に帯電する。
【0027】上述のように帯電ローラ8は、感光体7を
帯電する帯電動作時に、感光体7の表面に接触し続けて
いるので、感光体7に付着した微小トナーによって帯電
ローラ8が汚されてしまい、感光体7に帯電むらが発生
するおそれがある。このため、本例の画像形成装置で
は、帯電ローラ8による帯電動作時以外の適時に、電磁
クラッチ39が作動してカム38が120°回転し、図
3に符号a2 で示したカム面部分が揺動アーム41の一
端41aに圧接する。これにより、揺動アーム41の他
端41bは、帯電ローラケース33を感光体7の表面に
接近する向きに加圧して移動させる。このとき帯電ロー
ラ8は感光体7の表面に圧接したままであり、従ってク
リーニングパッド32が帯電ローラ8の周面に圧接す
る。その際、帯電ローラ8は感光体7の回転に従動して
回転し、クリーニングパッド32が帯電ローラ8の周面
を清掃する。このようにして、帯電ローラ8がトナーに
よって汚されたまま、感光体7への帯電動作を行うこと
が阻止され、感光体7の帯電ムラ発生を防止することが
できるのである。
【0028】また画像形成装置の作動を停止するとき、
電磁クラッチ39の作動により、カム38は図3に符号
3 で示した面が揺動アーム41の一端41aに圧接す
る。これにより揺動アーム41の他端41bは図3に示
した状態よりも上方に持ち上がり、帯電ローラケース3
3は、前述の第2の圧縮スプリング37の作用で感光体
7から離間する方向に移動する。これによって帯電ロー
ラ8も感光体7の表面から離れる。画像形成装置の作動
停止状態で、長時間、帯電ローラ8が感光体7に当接し
たままであると、感光体7が汚染され、異常画像が発生
するおそれがあるが、本例の画像形成装置においては、
上述のように、その作動停止時に、帯電ローラ8を感光
体7から離間させ、画像形成動作時に異常画像が発生す
ることを阻止しているのである。
【0029】尚、帯電ローラ8に代え、コロナ放電器よ
り成る帯電装置を用いることもでき、この場合には、コ
ロナ放電器は感光体と非接触に設置されるから、前述の
帯電ローラの接離機構は不要となり部品点数の削減を図
れる。しかし、コロナ放電器の場合、オゾン発生の問題
があり、本例のように帯電ローラ8を採用すると、コロ
ナ放電器を用いた場合のオゾン発生量を1/100乃至
1/1000に抑えることが可能となり、これによって
画像形成装置本体にオゾン処理部材を付設する必要がな
くなる。
【0030】帯電ローラ8による帯電の制御方式として
は、定電圧制御方式と定電流制御方式のいずれかの方式
を採用することができる。本例では、帯電ローラ8の抵
抗変動に対する印加電圧補正を必要とするが、定電圧制
御方式を採用している。そして、帯電ローラ8の温度検
出手段として、図3に示すように、ケースカバー4に装
着されたサーミスタ43が使用されている。このサーミ
スタ43は、帯電ローラ8の表面温度を検知し、その帯
電ローラ8が温度変化してその電気抵抗が変化した分の
印加電圧補正を行うための回路へ信号を送っている。か
かるサーミスタ43は、帯電ローラ8が感光体7の表面
から離間したとき、その帯電ローラ8に接触する位置に
設けられている。
【0031】次に、現像装置10について説明する。図
3、図5及び図6を参照して先に説明したように、現像
ケース12には、例えば小さな鉄球より成るキャリアと
トナーとを有する二成分系現像剤101が収容され、こ
の現像剤101は、後に詳しく説明する第1及び第2の
撹拌部材44,45によって現像ケース12の現像室9
0内をループ状に循環搬送されつつ撹拌され、現像スリ
ーブ11に供給される。現像スリーブ11に供給された
現像剤は、前述のように、その現像スリーブ11の周辺
に設けられたドクタブレード14によって層厚を規制さ
れる。現像スリーブ11の周面のうち、感光体7に対向
する部分は、現像ケース12から外部に露呈している。
【0032】ここで、現像スリーブ11は、その外径が
例えば16乃至20mmのアルミニウムより成る非磁性円
筒体より成り、その周面は円滑に形成されるか、または
現像剤の搬送性を高めるため、現像スリーブ11の外周
面に例えばV溝などの凹凸が形成されている。
【0033】図6に示すように、現像スリーブ11の内
部には軸46が貫通し、この軸46に前述の磁石13が
固定されている。軸46の手前側の端部46aは、ユニ
ットケース2のケース本体3に対して後述するように固
定支持され、奥側の端部46bは、現像スリーブ11の
奥側端に嵌着固定されたスリーブ端部材47に軸受を介
して相対回転可能に嵌合している。またこのスリーブ端
部材47の軸部47aは、ユニットケースのケース本体
3に後述するように回転自在に支持されている。現像ス
リーブ11の手前側の端部は、軸受を介して軸46に回
転自在に支持されている。尚、ここで言う「奥側」と
「手前側」は、画像形成装置本体に対する作像ユニット
1の着脱方向を基準としたものである。
【0034】上述のように、軸46は、磁石13と共に
ユニットケース2に対して不動に支持され、かかる軸4
6に現像スリーブ11が回転自在に支持されている。そ
してスリーブ端部材47が、これに付設されたカップリ
ング48とこれに係合する画像形成装置本体側のカップ
リング49(図4)とを介して回転駆動されることによ
り、現像スリーブ11が図3における反時計方向に回転
駆動される。現像スリーブ11へのバイアス電圧は、上
述したカップリング48,49を介して、画像形成装置
本体側から印加される。
【0035】図7は、現像スリーブ11と、その内部に
回転不能に配置された磁石13と、感光体7との関係を
示す説明図である。ここに示したように、磁石13の個
々の磁石、すなわち第1乃至第5の磁石13a乃至13
eは、現像スリーブ11の周方向に配列されてそれぞれ
軸46に不動に固定され、そのスリーブ11の長手方向
に延びている。そして、これらの磁石13a乃至13e
によって現像スリーブ11の周方向に、その法線方向の
磁力分布P1乃至P6が形成される。
【0036】第1の磁石13aは感光体7にほぼ対向
し、その磁力分布は、感光体7と現像スリーブ11の中
心間を結ぶ線よりもθ=3°乃至10°だけ上側にピー
クを有している。そのピーク磁束密度は、80〜100
(mT(ミリテスラ))である。ピーク磁束密度が小さす
ぎると、現像剤のキャリアを現像スリーブ11に保持で
きず現像剤が飛散する。逆に大きすぎると、感光体7上
に現像されたトナーの周方向への穂跡が発生しやすくな
り、しかも感光体7の低電位部に付着したトナーが、再
度現像スリーブ11に回収されることがある。また、角
度θを大きくしすぎると、現像能力が低下する。
【0037】第2の磁石13bによる磁力分布P2 は、
現像ケース12の開口部近傍に50〜80(mT)のピ
ーク磁束密度をもつ。この磁力は、現像ケース12内に
現像剤を搬送すると共に、現像ケース12の下側近傍の
空気を現像ケース12内へ運ぶ機能を有している。これ
により、現像ケース12外へのトナー飛散を防ぐことが
できる。空気の搬送性の効率を上げるために、ピーク磁
束密度部に対応する現像ケース部分12aの形状を現像
スリーブ11から離れる向きに少し膨らませるとよい。
これにより現像剤の穂をスムーズに形成することができ
る。
【0038】第3の磁石13cは、磁力分布P3 を形成
し、その磁力によって現像ケース12内へ現像剤を搬送
すると共に、第4の磁石13dと協働して、磁力分布P
4(磁束密度10mT以下)を形成する。これによって
現像に供された後の現像剤が現像スリーブ11より離さ
れる。
【0039】第4の磁石13dの磁力は、後に詳しく説
明する第2の撹拌部材45(図6)により供給された現
像剤を、現像スリーブ11に保持させる用をなす。ドク
タブレード14の領域では磁束密度を小さくし、現像剤
を現像スリーブ11に密着させた状態で通過させること
により、現像剤の層厚を安定して規制することができ
る。
【0040】第5の磁石13eは、磁力分布P6 を形成
し、第4の磁石13dの磁力によって保持された現像剤
を第1の磁石13aの領域へ運ぶが、現像剤を安定させ
ると共に、現像スリーブ11の周辺の空気流を制御する
ため、後述する入口シール50と現像剤が接触するよう
に、その磁力分布P6 のピーク磁束密度が設定されてい
る。
【0041】現像スリーブ11と感光体7の間隙Gp
は、現像スリーブ11とドクタブレード14の間隙Gd
との関係により決まり、 Gp=Gd×(0.8〜1.0),Gp−Gd=(0〜0.
15)mm を満たす値となる。
【0042】現像スリーブ11の周速をvs(mm/se
c)、感光体7の周速をvp(mm/sec)とすると、両者
の関係は以下の通りである。 vs=(1〜2.5)×vp
【0043】図6及び図8に示すように、現像スリーブ
11の奥側端部から突出するスリーブ端部材47の軸部
47aは、奥側支持部材57に回転自在に嵌合し、軸4
6の手前側端部46aは手前側支持部材58に相対回転
不能に嵌合している。これらの支持部材57,58は、
図8に示すように、これらに形成された長孔に挿通され
てドクタブレード14にねじ込まれたねじ59によっ
て、ドクタブレード14に連結されている。従って、こ
れらのねじ59を緩めれば、ドクタブレード14を現像
スリーブ11に対してその略法線方向に位置調整するこ
とができる。その調整後、ねじ59を締め付けてドクタ
ブレード14を現像スリーブ11に対して固定する。ド
クタブレード14を現像スリーブ11に対して上述のよ
うに動かした値と、その両者の間の隙間は一対一で対応
する。また、このような調整作業は、ドクタブレード1
4と現像スリーブ11を現像装置から外した状態で楽に
遂行することができる。
【0044】図5及び図6に示すように、ユニットケー
ス2のケース本体3には、その手前側に手前側外板51
と、手前側内板52を有し、その奥側に奥側外板53と
奥側内板54を有している。ケース本体3の各内板5
2,54の上端縁には、現像ケースカバー5(図3,図
4)の前後の側板の下端縁がそれぞれ当接し、その前後
の側板と、ケース本体3の前後の内板52,54とによ
って、現像ケース12の全体の前後の側板が構成されて
いる。このように、二成分系現像剤を収容した現像ケー
ス12は、ユニットケース2の一部によって構成されて
いる。現像ケースカバー5の前後の側板については、そ
の奥側だけ、図3に符号5aを付して示してある。
【0045】感光体7は、その長手方向各端部に固定さ
れたフランジ部材86,87が、手前側の位置決め板5
5と奥側位置決め板56を介して、ケース本体の手前側
内板52と奥側外板53とにそれぞれ回転自在に支持さ
れている。また軸46の手前側端部46aに嵌合した手
前側支持部材58も、手前側位置決め板55を介してユ
ニットケース2の手前側内板52に回転不能に支持され
ている。さらに、スリーブ端部材47の軸部47aも奥
側位置決め板56を介してユニットケース2の奥側外板
53に回転自在に支持されている。奥側の支持部材57
は、奥側内板54の凹溝に着脱可能に嵌合する。
【0046】上述のように、感光体7と現像スリーブ1
1は、その手前側と奥側がそれぞれ共通の位置決め板5
5,56を介してユニットケースに支持され、これによ
って現像スリーブ11と感光体7の中心間距離が一定に
保たれ、両者の間隙Gp が常に一定に維持される。
【0047】また、図8に示したように、奥側と手前側
の各支持部材57,58には、入口シールカバー60が
係止され、このカバー60には、図3及び図7にも示す
ように、前述の入口シール50が貼着されている。入口
シールカバー60は図3に示すように、現像スリーブ1
1と感光体7との間の現像領域の上流側に位置して、現
像スリーブ11の上部を覆い、現像スリーブ上の現像剤
を規制すると共に、空気の流れを規制する。入口シール
50は、例えばPET又はPURなどの薄い樹脂から成
り、現像装置10外へのトナーの飛散を防止している。
【0048】また、図8に示す如く、奥側と手前側の各
支持部材57,58には薄い樹脂などから成るサイドシ
ール61,62がそれぞれ貼着され、これらのサイドシ
ール61,62は現像スリーブ11の長手方向各端部の
周面に対向し、その各端部からトナーとキャリアが飛散
することを防止している。
【0049】次に、前述の第1及び第2の撹拌部材4
4,45は、図6に示すように、軸63,64と、その
各軸63,64に固着された複数の楕円板65,66か
ら構成されている。図5においては、図を判りやすくす
るため、楕円板に関しての図示を省略してあるが、各楕
円板65,66は、楕円を一部切り欠いた形状に形成さ
れている。尚、楕円板に代え、スクリューを各軸63,
64に固定して各撹拌部材44,45を構成することも
できる。
【0050】第1の撹拌部材44は、その軸63の長手
方向各端部が、ユニットケース2のケース本体3におけ
る手前側の支持壁67と奥側内板54にそれぞれ回転自
在に支持され、また第2の撹拌部材45の軸64は、そ
の長手方向各端部がユニットケース2の手前側内板52
と奥側内板54とに軸受を介してそれぞれ回転自在に支
持されている。また、これらの撹拌部材44,45の各
軸63,64の奥側端部には、駆動ギア68,69が、
その各軸に対して相対回転不能に支持され、また、スリ
ーブ端部材47にも駆動ギア70が固定されている。こ
れらのギア70,69,68は図示していない中間ギア
を介して互いに噛み合っている。
【0051】また、現像ケース12を構成するケース本
体3には、第1及び第2の撹拌部材44,45の間の領
域に、これらの撹拌部材44,45と平行に延びる仕切
壁71が立設され、その仕切壁71の手前側と奥側は切
り欠かれていて、通路71a,71bがそれぞれ形成さ
れている。
【0052】前述のようにスリーブ端部材47が画像形
成装置本体側の駆動装置によって回転駆動されると、現
像スリーブ11が回転すると共に、そのスリーブ端部材
47の回転が駆動ギア70,69,68と中間ギアを介
して第1及び第2の撹拌部材44,45に伝えられ、こ
れらの部材がそれぞれ所定の方向に回転駆動される。こ
れにより、現像ケース12内の現像剤室90に収容され
た現像剤が、矢印X方向に撹拌されながら搬送され、そ
の現像剤は仕切壁71によって案内されつつ、その両端
側の通路71a,71bを通して循環する。これによ
り、現像剤のトナーとキャリアが互いに異極性に摩擦帯
電される。かかる現像剤が現像スリーブ11に供給さ
れ、また現像スリーブ11からの現像剤が撹拌部材の側
に戻される。各楕円板65,66は、楕円の一部を切り
欠いた形状を有しているので、その切欠部の縁に現像剤
が当ることにより、現像剤の撹拌効果が高められる。
【0053】ここで、各撹拌部材44,45における楕
円板65,66のピッチをP、その楕円形の短径をYと
したとき、 P=(1/3〜4/5)×Y を満たしていることが望ましい。ピッチPがこれよりも
小さいと、現像剤の搬送力が低下するため、撹拌部材4
4,45の回転数が高くなり、現像剤が劣化しやすくな
る。またピッチPが上式よりも大きくなると、現像剤に
対する撹拌性能が低下する。
【0054】第1及び第2の撹拌部材44,45の回転
数は互いに等しく、その各楕円板65,66の外径Yと
ピッチPも互いに等しい。また、その各楕円板65,6
6の短径部における周速vと、現像スリーブ11の周速
vs との関係は、 vs=(1.1〜1.5)×v を満たすことが望ましい。
【0055】楕円板65,66の周速vが上記式で表わ
されるよりも高速であると、現像剤へのストレスが大き
くなり、また逆に低速であると現像スリーブ11上の現
像剤の交換に時間が多くかかり、感光体7上に形成され
るトナー像に濃度むらが発生する。
【0056】各撹拌部材44,45の楕円板65,66
と、仕切壁71又は現像ケース壁との間の隙間は、0.
5〜2mmとすることが望ましい。この隙間がこの値より
も大きいと、現像剤を確実に搬送できなくなり、滞留す
る現像剤を生じ、また、この隙間が上記の値よりも狭い
と、現像剤が仕切壁71や現像ケース壁に過度に強く摺
擦され、早期に劣化するおそれがある。
【0057】また、第2の撹拌部材45の楕円板66と
現像スリーブ11との間の隙間を、1.5〜3mmに設定
すると、現像剤を現像スリーブ11にスムーズに供給で
き、また、現像スリーブ11から現像剤をスムーズに回
収することができる。両者間の隙間が大きすぎると、現
像スリーブ11に対する現像剤の供給と回収が充分に行
われず、逆に小さすぎると、現像剤のストレスによる劣
化が早まり、またトナーの供給むらが発生する。
【0058】図3及び図6に示す構成例では、現像ケー
ス12には、現像剤101のトナー濃度を検知するセン
サ、例えば透磁率測定センサ72が設けられている例を
示しているが、本発明では後述の実施例で説明するよう
に、トナー濃度センサ等の検知センサを用いずに、デジ
タル機の機能を生かし、書き込み画素数を検出してトナ
ー消費量を推定し、これに対応してトナー補給を行う手
段を設けるものであるが、ここでは本発明との比較のた
め、通常のトナー濃度センサからの検知信号に基づいた
トナー補給動作の例について説明しておく。
【0059】画像形成装置本体には、図3及び図4に示
したようにトナー補給用のトナーボトル73が着脱自在
に装着されている。現像ケース12内の現像剤室90に
収容された現像剤101のトナー濃度が基準値以下にな
ったことが、センサ72によって検知されると、その検
知信号に基づくトナー補給信号によりトナーボトル73
がその駆動軸74を介して回転駆動され、これによって
そのトナーボトル73の補給口73aから、トナーが、
上カバー6の上壁に形成された開口6a(図4)を通し
て、ケース本体3によって形成されたトナー補給部75
(図5、図6)に供給される。
【0060】補給トナーを収容したトナーボトル73
は、その内壁面にスパイラル状の突起が形成され、その
回転によって内部のトナーが順次奥側から手前側の補給
口73aに送られ、トナー補給部75に補給される。そ
の際、トナーボトル73とトナー補給部75との間に
は、補給トナーを案内するホッパ(図示せず)が設けら
れ、これによってトナーボトル73からのトナーが飛散
せずにトナー補給部75に供給される。トナーボトル7
3を回転する駆動軸74には、図示していない電磁クラ
ッチが設けられ、トナー補給信号が出力されると、その
電磁クラッチがオンされ、トナーボトル用の駆動軸74
が回転する。
【0061】図5及び図6に示すように、トナー補給部
75と、二成分現像剤の収容された現像剤室90との間
には、多数の小孔が形成された薄い樹脂シートより成る
遮蔽板76が配置され、またトナー補給部75には、軸
77に基端部を固定された薄い樹脂シートより成るトナ
ー送り出し部材78が配置され、その軸77に固定され
たギア79は、第1の撹拌部材44の軸63に固定され
たギア80に噛み合っている。遮蔽板76に形成された
小孔の直径は例えば0.5〜1mm程の大きさである。軸
77はケース本体3に回転自在に支持されている。
【0062】前述のように第1の撹拌部材44が回転す
ると、その回転はギア80,79を介して軸77に伝え
られ、トナー送り出し部材78が回転し、その先端部が
遮蔽板76に摺接する。これによってトナー補給部75
のトナーが、遮蔽板76の小孔を通して、第1の撹拌部
材44の設けられた現像剤室90へ送り込まれる。
【0063】上述のように、トナーボトル73からのト
ナーを一旦トナー補給部75に蓄積し、遮蔽板76の小
孔を通して少量ずつ現像剤室90へ送り出すので、トナ
ーボトル73からトナーが一定量ずつ排出されなくと
も、現像剤室90には一定量ずつトナーが補給されるこ
とになる。現像剤室90へ補給されたトナーは、撹拌部
材44,45によって、ここに存する二成分系現像剤に
撹拌混合される。
【0064】上述したトナー補給動作を行っても、セン
サ72がトナー濃度低下を検知し続けたときは、トナー
ボトル73内のトナーが無くなったものとして、画像形
成装置の制御部(図示せず)はトナーエンドが近いこと
を操作パネル上の表示部(図示せず)に表示し、その旨
をユーザに報せる。このような表示がなされたにも関わ
らず、トナーボトルが交換されないときは、その表示
後、A4サイズの転写紙に対して50枚の画像形成動作
を行ったとき、画像形成装置の作動を停止する。
【0065】画像形成装置の制御部は、トナーボトル7
3の交換動作を、画像形成装置本体の前ドア(図示せ
ず)の開閉時間により判断し、トナーボトル73の交換
後、一定時間トナー補給動作を行い、センサ72の検知
電圧が一定値に達したことを確認後、画像形成装置の動
作禁止を解除する。
【0066】図4に示したように、現像ケースカバー5
には開口102が形成され、この開口102には図3に
示した現像剤カートリッジ81が装着されている。新品
の作像ユニット1が製造工場や販売店から出荷されると
き、現像剤カートリッジ81の下部開口は図示していな
い可橈性のシール部材によって覆われ、そのカートリッ
ジ81の内部にトナーとキャリアを有する二成分系現像
剤が収容されている。このとき現像剤室90には現像剤
は存在しない。
【0067】作像ユニット1がユーザの元に納品された
とき、図示していないローラを回転することによって、
そのローラに上記シール部材を巻き取り、現像剤カート
リッジ81の開口を開放する。これにより、その内部の
現像剤が現像ケース12内の現像剤室90に落下する。
このように、作像ユニット1がユーザの元に届けられる
まで、現像剤カートリッジ81内に現像剤をシールして
収納しておくので、作像ユニット1の保管中に吸湿によ
る現像剤の劣化を防止でき、また現像剤が現像装置から
漏出することも阻止できる。
【0068】次に、転写装置について説明する。図3に
示した転写ローラ15は、金属の芯金に導電性樹脂を巻
きつけたもので、ここには図示されない圧縮スプリング
により軸受ごと感光体方向へ押しつけられている。この
転写ローラ15に定電流を流し、感光体上のトナーを転
写紙へ転写させる。この転写ローラ15も帯電ローラ8
と同様の接離機構で、感光体7との接離を行うことが可
能である。
【0069】次に、図3に示したクリーニング装置17
について説明する。クリーニング装置17のクリーニン
グブレード18は、平板状のポリウレタンゴム等の弾性
体より成り、金属製のブレードホルダ82に接着剤又は
両面テープで固定されている。ブレードホルダ82は、
図5にも示すように、ケース本体3に形成された傾斜面
84に設けられた2本の位置決めピン83により、傾斜
面84に対して平行な方向の位置が規制され、感光体7
の回転方向に対向する、いわゆるカウンター方向でケー
ス本体3にビス85で固定されている。このビス85
は、クリーニングブレード18の貼り付け面と同じ方向
で、かつケース本体3に形成された傾斜面84に、ブレ
ードホルダ82を完全に密着させ、かつその傾斜面84
にならうようにし、傾斜面84に対して垂直な方向のク
リーニングブレード18の位置を規制する。
【0070】上記のようにして、感光体7に対するクリ
ーニングブレード18の当接角と押圧が完全に保証さ
れ、クリーニング不良や異音発生等の不具合を防止して
いる。またケース本体3にブレードホルダ82を固定す
るビス85のスラスト方向位置は、感光体7のフランジ
部材86,87を含めた両端よりさらに外側に設定する
こともでき、このようにすれば、感光体7を外すことな
く、クリーニングブレードのみ交換が可能となる利点が
得られる。
【0071】次に、トナーリサイクル装置について説明
する。図3及び図5に示したクリーニング装置17のク
リーニングブレード18によって感光体7から掻き落さ
れたトナーは、トナー搬送部材20によってクリーニン
グケース19内を手前側へ搬送され、そのケース19に
一体に突設されたパイプ88を通して外部に排出され
る。トナー搬送部材20の奥側端部には、図示していな
いギアが固定され、このギアは、感光体7の奥側のフラ
ンジ部材87に一体に形成されたギアと噛み合い、感光
体7の回転がトナー搬送部材20に伝えられ、そのトナ
ー搬送部材20が回転駆動される。
【0072】図5、図9、図10に示すように、クリー
ニングケース19外に突出したトナー搬送部材20の手
前側端部には、ローラ部91と、これに突設された一対
のピン89が設けられ、このローラ部91にはトナーリ
サイクルベルト92が巻き掛けられている。このベルト
92には、その周方向に沿って等ピッチで等しい長さの
多数の長孔93が形成され、上述した各ピン89がいず
れかの各長孔93に入り込んでいる。トナーリサイクル
ベルト92は、図5に示す如くケース本体3の一部によ
り形成された樋状部94内のトナー搬送路に位置し、こ
のトナー搬送路の上部は前述のように上カバー6(図4
も参照)によって覆われている。
【0073】図5及び図10に示すように、樋状部94
には従動ローラ95が回転自在に支持され、このローラ
95に上述のトナーリサイクルベルト92が巻き掛けら
れている。トナー搬送部材20が前述のように回転駆動
されると、これと一体のローラ部91が回転し、このと
き各ピン89がトナーリサイクルベルト92の長孔93
に次々と係合してゆき、これによってトナーリサイクル
ベルト92が図10に矢印で示した方向に駆動される。
また、トナーリサイクルベルト92の外面には、その周
方向に配列された多数の弾性フィン96が突設され、ト
ナーリサイクルベルト92の駆動時に、各弾性フィン9
6は樋状部94と上カバー6の内壁面に摺接する。
【0074】トナー搬送部材20によって、クリーニン
グ装置17のクリーニングケース19外に排出されたト
ナーは、トナーリサクルベルト92との受け渡し部付近
で不安定に動いているうちに、そのベルト92の長孔9
3を通過し、樋状部94の内壁面上に落下する。そし
て、駆動されるトナーリサクルベルト92の弾性フィン
96によってトナー搬送路中を搬送され、現像装置10
の現像剤室90に送り込まれる。このとき、弾性フィン
96は、樋状部94の内壁面に圧接するので、トナーは
残らず現像装置10へ向けて搬送され、しかもトナーに
対して過大なストレスが及ぼされる不具合を阻止でき
る。
【0075】また、従動ローラ95の近傍の樋状部94
の内壁面部分には突部によって傾斜面94aが形成さ
れ、この傾斜面94aを各弾性フィン96が摺擦すると
き、その弾性フィン96は弾性曲げ変形し、傾斜面94
aを通過したところで、その各弾性フィン96は自然状
態に勢いよく弾性復帰する。このため、弾性フィン96
により搬送されたトナーは、図6に示した第1の撹拌部
材44へと飛ばされる。このようにして確実にトナーを
現像剤室90に搬送することができる。現像剤室90に
搬送されたトナーは、ここに存する現像剤101に撹拌
混合され、再使用される。
【0076】図9に示すように、トナーリサイクルベル
ト92の厚さをt1 、これと一体の各弾性フィン96の
厚さをt2 としたとき、t1<t2に設定されている。こ
れにより、弾性フィン96の腰の強さが、トナーリサイ
クルベルト92の腰の強さよりも強くなり、かかる弾性
フィン96が図10に示すように樋状部94の内壁面に
圧接してトナーを搬送するとき、その弾性フィン96自
体が大きく曲げ変形することはない。そして、この弾性
フィン96が傾斜面94aに接し始めると、その弾性フ
ィン96が大きく曲げ変形し、次いでこれが弾性復帰す
るとき、勢いよくトナーを飛ばす。
【0077】上述の如きトナーリサイクル装置を用いる
ことにより、感光体7から回収したトナーを収容する廃
トナータンクを廃止でき、その回収トナーを現像装置1
0において効率よく再利用することができる。
【0078】また、トナー搬送路を構成する樋状部94
は、ケース本体3の一部によって構成されているので、
この樋状部94と、その他のケース本体部分とを別体と
して構成した場合のように、その間の隙間からトナーが
漏れ出る不具合を阻止でき、しかもそのトナー漏出防止
用のスポンジなどのシール材を設ける必要もない。また
樋状部94とその他のケース本体部分が一体化されてい
るので、作像ユニット1の組付性が向上する。
【0079】以上、本発明に係る画像形成装置の作像系
の構成及び動作の一例について説明したが、本発明で
は、図3、図6に示されているトナー濃度検知用のセン
サ72を用いずに、デジタル機の機能を生かし、書き込
み画素数を検出してトナー消費量を推定し、これに対応
してトナー補給を行うことができる画像形成装置を提供
するものである。
【0080】すなわち本発明では、図3乃至図10に示
した構成の画像形成装置において、トナー濃度センサ等
の信号に基づいてトナー補給を行う構成に代えて、現像
スリーブ11及びこれに近接する第2撹拌部材45の、
書き込み光学系による書き込み幅Lに対応する幅を、N
個のブロックに分割し、このL/N幅毎の書き込み画素
数を、現像剤の現像スリーブ軸線方向の移動速度vz
対応させつつ積算記憶する手段と、各ブロック毎に幅L
内で積算された画素数Pに、1画素当たりのトナー付着
量Dをかけ、各ブロック毎に消費されたトナー量を算出
する演算手段を有し、その算出結果から、トナー消費量
に対応したトナー量を前記L/N幅に補給する手段を設
けた構成とする。これにより、図3、図6に示したトナ
ー濃度検知用のセンサ72を廃止することができる。
【0081】さらに本発明では、感光体7に対するトナ
ー付着量に関して、環境(湿度)により変動することに
着目し、作像ユニット1の現像装置10近傍に湿度セン
サを配置し、この湿度センサで検知された湿度に対応し
たトナー付着量Dが、先のトナー消費量を算出する演算
手段へフィードバックされる制御手段を備えた構成とす
る。
【0082】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1及び図2を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例を示す図であっ
て、画像形成装置の作像ユニットの部分断面平面図であ
り、前述の図6に相当する図である。本実施例の作像ユ
ニット1の構成及び動作は、図3、図6に示したトナー
濃度検知用のセンサ72及びセンサ部分をカバーするケ
ースが省かれている以外は、図3乃至図10に示した作
像ユニットの構成、動作と同様であり、先に説明した通
りである。
【0083】本発明の画像形成装置で特に重要な構成要
素は書き込み系と現像装置であり、書き込み系として、
レーザ光により1ドットの点(画素)で感光体7上に静
電潜像を作る書き込み系を用いることである。このよう
な書き込み系としては、図示を省略するが、半導体レー
ザ光源と回転多面鏡等の偏向器及びfθレンズ等の等速
走査結像光学系を組み合わせた光書き込み光学系などが
用いられ、感光体7上にレーザビームを微小なスポット
として照射し、感光体7の軸線方向に最大書き込み幅L
の範囲で等速走査しながら画像信号に応じて光変調する
ことにより、1ドットの点(画素)単位で感光体7上に
静電潜像を形成していき、画像を書き込む。現像装置1
0については、図1に示すように、現像スリーブ11の
軸線と平行に第1,第2の撹拌部材44,45が配さ
れ、トナーとキャリアより構成される二成分系現像剤
は、図中の矢印Xで示すように現像剤室90内を反時計
回りにループ状に循環し、第2の撹拌部材45は、現像
剤を図の上側(作像ユニットの奥側)から下側(作像ユ
ニットの手前側)に搬送し、第1の撹拌部材44へ現像
剤を受け渡す所71aで、前述したトナー補給(トナー
補給部75からの新トナーの補給、又はトナー補給部7
5とトナーリサイクル装置による新トナー+リサイクル
トナーの補給)が行われる。
【0084】本発明では、図1に示す構成の作像ユニッ
ト1において、前述したように、現像スリーブ11及
び、これに近接する第2撹拌部材45の一定区間の、最
大書き込み幅(図中のL)通過後のトナー消費量を、こ
の一定区間で書き込まれる画素数を、現像剤の移動速度
z と対応させつつ、画像書き込み幅Lの全域での積算
値として算出し、この値Pに、一画素当りのレーザビー
ムスポット径に対するトナー付着量Dをかけることで推
定し、このトナー消費量に応じたトナー量を、前記トナ
ー消費した一定区間にトナーが供給されるタイミングで
補給するようにする。すなわち本発明の画像形成装置で
は、上記構成で、画素を時系列で記憶し、画像書き込み
幅L通過後のトータル画素数に、1画素当りのトナー付
着量をかけ、一定区間でのトナー消費量を演算する手段
と、このトナー消費量に対応したトナー量を、前記一定
区間に補給する手段を備えている。
【0085】尚、上記の画素数のカウントや記憶、トナ
ー消費量の演算、トナー消費量に対応したトナー補給の
制御等は、具体的には画像形成装置本体の制御部によっ
て行われる。この制御部については図示しないが、制御
部は、周知のマイクロコンピュータ、メモリ(RAM,
ROM)、カウンタ回路、クロック回路、各種制御回路
等から構成されており、操作部からの入力情報及び各種
センサからの信号に応じて作像ユニット等の画像形成装
置の各構成要素を制御し、作像プロセスや上記トナー補
給の制御、各種演算処理を行うものである。
【0086】ここでトナー消費量の算出方法とトナー補
給方法についてさらに詳しく説明すると、図2に示すよ
うに、前記の最大書き込み幅Lに対応する現像幅(L)
を、N個のブロックに分割する。このL/N幅毎の書き
込み画素数を、現像剤の移動速度vz と対応させつつ、
画像書き込み幅L全域での積算値として算出する。より
具体的には、画素数の算出は、レーザ光源の駆動回路に
送られる画像信号を制御部でモニターし、L/N幅毎の
書き込み画素数を、現像剤の移動速度vz と対応させつ
つメモリに取り込み、演算用のプロセッサで画像書き込
み幅L全域での積算値として算出する。
【0087】今、スタートからt秒後の各ブロック毎の
書き込み画素をカウントする、書き込み時間の範囲は、
図2でL幅の右側のブロック1について、αt秒からα
t+β秒の間で、n番目のブロックnは、αt+(n−
1)×β秒から、αt+n×β秒の間ということにな
る。ここで、α=vz/vL(vz:現像剤の搬送速度、
L:レーザ書き込み速度),β=L/Nである。この
ようにしながら、時間tの経過にともなう、各ブロック
位置の移動位置毎の書き込み画素をカウントし、各々記
憶手段(メモリ)に時系列的に記憶し、L幅分のトータ
ル画素数Pを積算する。あとは前記したように、このト
ータル画素数Pに1画素当りのトナー付着量D(予め実
験的に求められている値であり、メモリに記憶されてい
る)をかけて、トナー消費量すなわちトナー補給量VH
を算出する。 VH=P×D そして制御部は、この算出されたトナー補給量VH に応
じて、現像剤の各々の領域毎に実際消費されたトナー量
をトナー補給部75から供給するように制御する。尚、
トナー補給部75によるトナー補給動作は前述した通り
である。
【0088】以上のような構成とすることにより、現像
装置10内の現像剤の各々の領域毎に実際消費されたト
ナー量を供給することが可能となるので、トナー濃度セ
ンサ等が廃止でき、部品点数が削減でき、コスト低減が
図れる。さらに、各ブロック毎のトナー消費量を検出で
きるので、画像比率の偏った原稿(片側の画像比率が高
い等の原稿)をコピーされても、多くトナーを消費した
所に多くトナーが供給できるので、現像剤濃度を均一に
でき、トナー補給過多による地汚れ等の発生や、逆にト
ナー補給不足による画像濃度低下が防止できる。
【0089】尚、トナーエンド検知制御に関しては、ト
ナーボトルの内容量を予めメモリに記憶しておき、新し
いトナーボトルのセット時に、不揮発性メモリ中に記憶
されている総トナー消費量がリセットされるようにし、
新トナーボトルのセット時からのトナー消費量(前述の
方法で求められる)を積算して不揮発性メモリに記憶す
るようにする。そして、総トナー消費量が予め規定され
た消費量に達した時点で、操作部の表示パネル上にトナ
ーエンドが近いことを表示し、総トナー消費量がトナー
ボトルの内容量に達した時点で機械動作を停止して、操
作部の表示パネル上にトナーエンドを表示するように制
御する。
【0090】ところで、上記の方式ではトナーリサイク
ルに関しては考慮していなかったが、図1に示す実施例
の作像ユニット1には前述したトナーリサイクルシステ
ムが装備されている。このような場合には、リサイクル
トナー量を算出し、トナー消費量からリサイクルトナー
量を引いた値をトナー補給部75からのトナー補給量と
すればよい。
【0091】まず、リサイクルトナー量の算出方法とし
ては、L幅の画素数を、ある一定時間(Tsec )カウン
トし、この間のトータル画素数をSとし、単位時間当り
の平均リサイクルトナー量をVR とすると、 VR=S×D×(1−転写率/100)/T (g/sec) の式で、リサイクルトナー量VR が求まる。このよう
に、本発明の画像形成装置では、上記において、L幅の
画素数をT時間の間カウントし記憶する手段と、この結
果から、単位時間当りの平均リサイクルトナー量を演算
処理して算出する手段を制御部に備えている。
【0092】前記した通り、本例では、一定時間画素数
をカウントし、これを時間で割って平均化しているの
で、平均的なリサイクルトナー量VR が算出される。そ
して、制御部は、この値VR を、前述のトナー補給量V
H=P×Dを単位時間当りの補給量に直した値、 P×D/(L/Nvz)(g/sec) より引いた量を、トナー補給部75から補給するように
制御する。すなわち、 VH'=P×D/(L/Nvz)−VR の量のトナーを補給することで、L/N区間で消費され
たトナー量に対し、リサイクルトナー量と合計して同じ
量となり、過剰なトナー補給が防止でき、地汚れ等の問
題も防止できる。このように、本発明の画像形成装置で
は、上記した適正トナー補給量を算出する演算処理手段
を制御部に備えている。
【0093】さらに、前記した1画素当りのトナー付着
量は、環境により変動し、特に湿度に依存する。すなわ
ち、低湿では少なく、高湿では多くなる。従って、本発
明では、画像形成装置の現像装置10近傍に湿度センサ
(図示せず)を設置し、さらに湿度毎の付着量テーブル
を記憶手段(制御部のメモリ)に記憶しておく。そして
制御部は、湿度センサにより湿度を検知し、その湿度に
対応する付着量Dを前記テーブルから求め、湿度に対応
したトナー付着量を、先のトナー消費量を算出する演算
手段へフィードバックするように制御する。そして前記
したトナー消費量(トナー補給量)の算出式のDに代入
することにより適正なトナー補給量が算出され、湿度に
影響されることなく適正なトナー補給を行うことができ
る。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の画
像形成装置においては、デジタル機の機能を生かし、書
き込み画素数を検出してトナー消費量を推定し、これに
対応してトナー補給を行うことができるので、トナー濃
度センサ等の検知センサを廃止することができ、部品点
数の削減、コストの低減を図ることができる。
【0095】また、請求項2記載の画像形成装置では、
現像装置近傍に湿度センサが配置され、この湿度センサ
で検知された湿度に対応したトナー付着量が、先のトナ
ー消費量を算出する演算手段へフィードバックされる制
御手段を備えたことにより、湿度の変化でトナー付着量
が変動した場合にも、それに対応した付着量でトナー消
費量が算出されるので、環境によってトナー濃度が過剰
になったり、不足気味になったりすることなく、一定の
値を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図であって、画像形成
装置の作像ユニットの部分断面平面図である。
【図2】本発明による書き込み画素数の積算方法の説明
図である。
【図3】本発明が実施される画像形成装置の構成例を示
す図であって、画像形成装置本体に装着された作像ユニ
ットの垂直断面図である。
【図4】図3に示す画像形成装置の、現像剤カートリッ
ジの装着されていない作像ユニットとトナーボトルを示
す概略外観斜視図である。
【図5】図3に示す画像形成装置の、ケースカバー、現
像ケースカバー、及び上カバーを取り外した状態の作像
ユニットを示す斜視図である。
【図6】図5と同じ状態の作像ユニットの部分断面平面
図である。
【図7】図3乃至図6に示す作像ユニットの、現像装置
と感光体の関係を説明するための断面図である。
【図8】図3乃至図6に示す作像ユニットの、ドクター
ブレード、現像スリーブ、支持部材及び入口シールカバ
ーの分解斜視図である。
【図9】図3乃至図6に示す作像ユニットの、トナーリ
サイクルベルトの拡大斜視図である。
【図10】図3乃至図6に示す作像ユニットの、トナー
リサイクルベルトの垂直断面図である。
【符号の説明】
1 作像ユニット 2 ユニットケース 3 ケース本体 7 感光体(像担持体) 10 現像装置 11 現像スリーブ 44 第1の撹拌部材 45 第2の撹拌部材 75 トナー補給部 90 現像剤室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像が形成される像担持体と、レーザ
    光により1ドットの点(画素)で前記像担持体上に静電
    潜像を作る書き込み光学系と、現像スリーブに担持され
    たトナーとキャリアとからなる二成分系現像剤を用いて
    前記像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可
    視像化する現像装置を具備し、該現像装置として、現像
    スリーブ軸線と平行に第1,第2の撹拌部材が配され、
    現像剤は各撹拌部材によりループ状に循環し、現像スリ
    ーブに近接する第2撹拌部材は速度vz で現像剤を現像
    スリーブ軸線方向に搬送する構成の現像装置を備えた画
    像形成装置において、 前記現像スリーブ及びこれに近接する第2撹拌部材の、
    前記書き込み光学系による書き込み幅Lに対応する幅
    を、N個のブロックに分割し、このL/N幅毎の書き込
    み画素数を、現像剤の移動速度vz と対応させつつ積算
    記憶する手段と、各ブロック毎に幅L内で積算された画
    素数Pに、1画素当たりのトナー付着量Dをかけ、各ブ
    ロック毎に消費されたトナー量を算出する演算手段を有
    し、その算出結果から、トナー消費量に対応したトナー
    量を前記L/N幅に補給する手段を設けたことを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記現像装置近傍に湿度センサが配置され、この湿度セン
    サで検知された湿度に対応したトナー付着量Dが、先の
    トナー消費量を算出する演算手段へフィードバックされ
    る制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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