JPH09160409A - 画像形成方法及び装置 - Google Patents
画像形成方法及び装置Info
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- JPH09160409A JPH09160409A JP31668395A JP31668395A JPH09160409A JP H09160409 A JPH09160409 A JP H09160409A JP 31668395 A JP31668395 A JP 31668395A JP 31668395 A JP31668395 A JP 31668395A JP H09160409 A JPH09160409 A JP H09160409A
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- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2014—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 定着性が良くかつ定着ローラ汚染もない、更
には光沢度も適正で、ギラつきのない画像を得る。 【解決手段】 トナー像を担持した記録材を、表面にシ
リコーンオイルを塗布し、一対のフッ素樹脂被覆シリコ
ーンゴムローラ間を通過させ、トナー像を記録材に定着
させる画像形成方法に於いて、シリコーンオイルが一般
式で示される構造単位を有する含フッ素系シリコーンオ
イルであり、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポ
リエステル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレン
ド樹脂であり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65
wt%でMEK可溶分のポリスチレン換算分子量が5×
104≦Mw≦2×105、1×103≦Mn≦2×1
03、20≦Mw/Mn≦80を満足し、かつ200℃
におけるトナーの損失正接(tanδ)が0.6≦ta
nδ≦3.0の範囲にある画像形成方法。
には光沢度も適正で、ギラつきのない画像を得る。 【解決手段】 トナー像を担持した記録材を、表面にシ
リコーンオイルを塗布し、一対のフッ素樹脂被覆シリコ
ーンゴムローラ間を通過させ、トナー像を記録材に定着
させる画像形成方法に於いて、シリコーンオイルが一般
式で示される構造単位を有する含フッ素系シリコーンオ
イルであり、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポ
リエステル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレン
ド樹脂であり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65
wt%でMEK可溶分のポリスチレン換算分子量が5×
104≦Mw≦2×105、1×103≦Mn≦2×1
03、20≦Mw/Mn≦80を満足し、かつ200℃
におけるトナーの損失正接(tanδ)が0.6≦ta
nδ≦3.0の範囲にある画像形成方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー等の画像形成部に用いられる静電荷像現像方式の画像
形成方法及び装置に関するものである。
ー等の画像形成部に用いられる静電荷像現像方式の画像
形成方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法等においては、記録材
(一般には記録紙)上に担持された粉体トナー像の定着
には、熱効率が良く、高速定着に適する等の理由から熱
ローラ定着方法が賞用されてきた。この熱ローラ定着方
法は、加熱源を内蔵した定着ローラと圧着ローラとの間
をトナー像を担持した記録紙を通過させ、トナーを記録
紙へ熱溶融定着させる方法である。
(一般には記録紙)上に担持された粉体トナー像の定着
には、熱効率が良く、高速定着に適する等の理由から熱
ローラ定着方法が賞用されてきた。この熱ローラ定着方
法は、加熱源を内蔵した定着ローラと圧着ローラとの間
をトナー像を担持した記録紙を通過させ、トナーを記録
紙へ熱溶融定着させる方法である。
【0003】この熱ローラ定着方法は、上記長所を有す
る反面、記録紙上のトナーが定着ローラに転写し、回転
後に記録紙の他の箇所に付着し、それが定着され、得ら
れた記録紙の画像を汚す、所謂オフセット現象が発生す
るという短所を有している。
る反面、記録紙上のトナーが定着ローラに転写し、回転
後に記録紙の他の箇所に付着し、それが定着され、得ら
れた記録紙の画像を汚す、所謂オフセット現象が発生す
るという短所を有している。
【0004】熱ローラ定着方法のオフセット現象発生防
止のため、従来定着ローラ表面にジメチルシリコーンオ
イルを供給する技術が提案されている。この方法は、オ
フセット現象の防止には有効ではあるが、反面シリコー
ンオイル供給のための装置を必要とし、又発煙の問題を
有していた。又、画質上はオイルを塗りすぎると画像面
に光沢が出すぎ好ましくなく、この現象はトナーを定着
時溶解しすぎても起こるが、実用的には適性な光沢度に
する必要がある。
止のため、従来定着ローラ表面にジメチルシリコーンオ
イルを供給する技術が提案されている。この方法は、オ
フセット現象の防止には有効ではあるが、反面シリコー
ンオイル供給のための装置を必要とし、又発煙の問題を
有していた。又、画質上はオイルを塗りすぎると画像面
に光沢が出すぎ好ましくなく、この現象はトナーを定着
時溶解しすぎても起こるが、実用的には適性な光沢度に
する必要がある。
【0005】一方で、トナー自身に耐オフセット性を付
与する提案も多数なされており、例えばトナーに使用す
る結着樹脂においては特開昭50−134652号に記
載の如く分子量分布の広い樹脂を使用する技術、特開昭
49−65231号に記載の如く、低分子量ポリプロピ
レンの如き離型剤をトナーに添加する技術等の提案がさ
れている。
与する提案も多数なされており、例えばトナーに使用す
る結着樹脂においては特開昭50−134652号に記
載の如く分子量分布の広い樹脂を使用する技術、特開昭
49−65231号に記載の如く、低分子量ポリプロピ
レンの如き離型剤をトナーに添加する技術等の提案がさ
れている。
【0006】上記提案されている技術は、確かにオフセ
ット現象の防止には優れた効果を発揮しているが、オフ
セット現象を防止する定着温度範囲が狭かったり、定着
性が十分に発揮できない等の問題を有し、このため定着
ローラの汚れが発生し、定着ローラの寿命が短いという
問題を提起している。又、従来のシリコーンオイルは、
摩擦帯電性としては正帯電性であり、定着ローラ表面は
正帯電しやすい。このため負帯電性のトナーを使用した
場合は、記録紙が定着ローラに巻き付く現象が発生しや
すかった。
ット現象の防止には優れた効果を発揮しているが、オフ
セット現象を防止する定着温度範囲が狭かったり、定着
性が十分に発揮できない等の問題を有し、このため定着
ローラの汚れが発生し、定着ローラの寿命が短いという
問題を提起している。又、従来のシリコーンオイルは、
摩擦帯電性としては正帯電性であり、定着ローラ表面は
正帯電しやすい。このため負帯電性のトナーを使用した
場合は、記録紙が定着ローラに巻き付く現象が発生しや
すかった。
【0007】また、少なくとも2価以上の芳香族カルボ
ン酸と、2価以上の芳香族アルコールとから得られる架
橋ポリエステル樹脂、即ち分子内に芳香族基を有するポ
リエステル樹脂を使用する技術は定着性を向上する技術
としてよく知られている技術である。このポリエステル
樹脂は芳香環の存在により帯電性が負に帯電されやすく
なっている。このため、従来より使用されていたポリジ
メチルシロキサンの様なシリコーンオイルでは正に帯電
しやすいことから、定着部材に対する静電的付着力が発
生し、オフセット性が低下する問題を発生しやすくなっ
ていた。
ン酸と、2価以上の芳香族アルコールとから得られる架
橋ポリエステル樹脂、即ち分子内に芳香族基を有するポ
リエステル樹脂を使用する技術は定着性を向上する技術
としてよく知られている技術である。このポリエステル
樹脂は芳香環の存在により帯電性が負に帯電されやすく
なっている。このため、従来より使用されていたポリジ
メチルシロキサンの様なシリコーンオイルでは正に帯電
しやすいことから、定着部材に対する静電的付着力が発
生し、オフセット性が低下する問題を発生しやすくなっ
ていた。
【0008】一方、特開昭52−124338号ではト
リフルオロプロピル基を側鎖に有するシリコーンオイル
が提案されている。しかし、この構造ではフッ素を有す
る炭素基が1個と少ないため、従来のシリコーンオイル
と比較して格段の性能向上が達成されない。また、前記
公開公報では鉄製の加熱定着ローラ表面にテトラフルオ
ロエチレンよりなる樹脂を被覆した定着装置を使用して
いるが、この定着装置では硬度が高いため、加圧部材と
の間での変形が少なく、いわゆる定着ニップ幅を広くす
ることが困難となり、架橋されたポリエステル樹脂を用
いた場合には、定着性が低下する問題を発生し、さら
に、定着におけるニップ幅を拡大するために圧力を大き
くすると定着装置自体の変形が大きくなり、定着装置の
耐久性が低下する。
リフルオロプロピル基を側鎖に有するシリコーンオイル
が提案されている。しかし、この構造ではフッ素を有す
る炭素基が1個と少ないため、従来のシリコーンオイル
と比較して格段の性能向上が達成されない。また、前記
公開公報では鉄製の加熱定着ローラ表面にテトラフルオ
ロエチレンよりなる樹脂を被覆した定着装置を使用して
いるが、この定着装置では硬度が高いため、加圧部材と
の間での変形が少なく、いわゆる定着ニップ幅を広くす
ることが困難となり、架橋されたポリエステル樹脂を用
いた場合には、定着性が低下する問題を発生し、さら
に、定着におけるニップ幅を拡大するために圧力を大き
くすると定着装置自体の変形が大きくなり、定着装置の
耐久性が低下する。
【0009】従来は前述の如く加圧ローラがシリコーン
ゴムで構成され、加熱部材が鉄やアルミニウム等のシリ
ンダー表面にフッ素系樹脂被覆したものが主に使用され
ている。しかし、この構成では前述の問題を有している
ことから、両部材をシリコーンゴムで構成することが提
案されている。この場合、従来の定着装置と比較して両
者の間の定着ニップ幅を大きくすることができることか
ら、実質的な加熱時間を長くすることが可能となり、定
着性が向上し、転写紙の凹凸の影響を受けず、さらに、
定着時に圧力が均一に付加されることにより転写紙のカ
ール等の問題を発生することを防止する等の種々の利点
を有している。
ゴムで構成され、加熱部材が鉄やアルミニウム等のシリ
ンダー表面にフッ素系樹脂被覆したものが主に使用され
ている。しかし、この構成では前述の問題を有している
ことから、両部材をシリコーンゴムで構成することが提
案されている。この場合、従来の定着装置と比較して両
者の間の定着ニップ幅を大きくすることができることか
ら、実質的な加熱時間を長くすることが可能となり、定
着性が向上し、転写紙の凹凸の影響を受けず、さらに、
定着時に圧力が均一に付加されることにより転写紙のカ
ール等の問題を発生することを防止する等の種々の利点
を有している。
【0010】しかし、この構成では両部材がシリコーン
ゴムで構成されていることから、傷やトナー等の付着と
いった問題を誘発しやすい。このために、両部材の表面
をフッ素系樹脂で被覆することが好ましいが、この場
合、フッ素系樹脂に対するシリコーンオイルの均一な被
膜形成が必要となる。従来のジメチルシロキサンや、前
述のトリフルオロプロピル基を側鎖に有するシリコーン
オイルではフッ素系樹脂に対する濡れ性が低いためにシ
リコーンオイル塗布量を多くする必要があった。その結
果、使用オイルの増大に伴う画像汚れや帯電極、分離
極、転写極等の汚れ発生を引き起こす欠点を有してい
た。
ゴムで構成されていることから、傷やトナー等の付着と
いった問題を誘発しやすい。このために、両部材の表面
をフッ素系樹脂で被覆することが好ましいが、この場
合、フッ素系樹脂に対するシリコーンオイルの均一な被
膜形成が必要となる。従来のジメチルシロキサンや、前
述のトリフルオロプロピル基を側鎖に有するシリコーン
オイルではフッ素系樹脂に対する濡れ性が低いためにシ
リコーンオイル塗布量を多くする必要があった。その結
果、使用オイルの増大に伴う画像汚れや帯電極、分離
極、転写極等の汚れ発生を引き起こす欠点を有してい
た。
【0011】さらに近年、定着器の定着堅牢性能の改善
や、長期にわたる使用に耐えるようにするため定着ロー
ラの耐傷性の改善も要求されており、これらの要望に充
分答え得る定着方法はいまだ開発されていないのが現状
である。
や、長期にわたる使用に耐えるようにするため定着ロー
ラの耐傷性の改善も要求されており、これらの要望に充
分答え得る定着方法はいまだ開発されていないのが現状
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的は
オフセット現象の発生がなく、定着ローラ等への記録材
の巻き付き現象の発生がなく、仕上がり画像の光沢度が
適正で、且つ長期間に渡って定着ローラ等の定着部材の
汚れの発生がない画像形成方法及び装置を提供すること
にある。
オフセット現象の発生がなく、定着ローラ等への記録材
の巻き付き現象の発生がなく、仕上がり画像の光沢度が
適正で、且つ長期間に渡って定着ローラ等の定着部材の
汚れの発生がない画像形成方法及び装置を提供すること
にある。
【0013】さらに、第二の目的として定着ローラ等の
耐傷性を改善し、定着器の耐久期間を大巾に増した画像
形成方法及び装置を提供することを目的としている。
耐傷性を改善し、定着器の耐久期間を大巾に増した画像
形成方法及び装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記構
成の何れかを採ることによって達成される。
成の何れかを採ることによって達成される。
【0015】〔1〕 トナーにより静電潜像を現像し記
録材に転写した後、トナー像を担持した記録材を、少な
くも一方の表面にシリコーンオイルを塗布し、対向配置
した一対のフッ素樹脂被覆シリコーンゴムローラ間を通
過させ、該トナー像を記録材に定着させる画像形成方法
に於いて、上記シリコーンオイルが下記一般式〔I〕で
示される構造単位を有する含フッ素系シリコーンオイル
であり、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポリエ
ステル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹
脂であり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65wt
%でMEK可溶分のポリスチレン換算重量平均分子量が
5×104≦Mw≦2×105、同数平均分子量が1×1
03≦Mn≦2×103、20≦Mw/Mn≦80を満足
し、かつ200℃におけるトナーの損失正接(tan
δ)が0.6≦tanδ≦3.0の範囲にあることを特徴
とする画像形成方法。
録材に転写した後、トナー像を担持した記録材を、少な
くも一方の表面にシリコーンオイルを塗布し、対向配置
した一対のフッ素樹脂被覆シリコーンゴムローラ間を通
過させ、該トナー像を記録材に定着させる画像形成方法
に於いて、上記シリコーンオイルが下記一般式〔I〕で
示される構造単位を有する含フッ素系シリコーンオイル
であり、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポリエ
ステル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹
脂であり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65wt
%でMEK可溶分のポリスチレン換算重量平均分子量が
5×104≦Mw≦2×105、同数平均分子量が1×1
03≦Mn≦2×103、20≦Mw/Mn≦80を満足
し、かつ200℃におけるトナーの損失正接(tan
δ)が0.6≦tanδ≦3.0の範囲にあることを特徴
とする画像形成方法。
【0016】
【化3】
【0017】(式中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素
基又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフル
オロアルキル基を示し、nは1〜4の整数を示す。) 〔2〕 前記線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド比
率が、ポリエステル樹脂100重量部に対し5〜25重
量部であることを特徴とする〔1〕記載の画像形成方
法。
基又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフル
オロアルキル基を示し、nは1〜4の整数を示す。) 〔2〕 前記線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド比
率が、ポリエステル樹脂100重量部に対し5〜25重
量部であることを特徴とする〔1〕記載の画像形成方
法。
【0018】〔3〕 前記線状スチレン/アクリル樹脂
のポリスチレン換算重量平均分子量が、1×104≦M
w′≦4×104、同数平均分子量4×103≦Mn′≦
2×104、Mw′/Mn′≦5でることを特徴とする
〔1〕記載の画像形成方法。
のポリスチレン換算重量平均分子量が、1×104≦M
w′≦4×104、同数平均分子量4×103≦Mn′≦
2×104、Mw′/Mn′≦5でることを特徴とする
〔1〕記載の画像形成方法。
【0019】〔4〕 トナーにより静電潜像を現像し記
録材に転写した後、トナー像を担持した記録材を、少な
くも一方の表面にシリコーンオイルを塗布し、対向配置
した一対のフッ素樹脂被覆シリコーンゴムローラ間を通
過させ、該トナー像を記録材に定着させる画像形成装置
に於いて、上記シリコーンオイルが下記一般式〔I〕で
示される構造単位を有する含フッ素系シリコーンオイル
であり、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポリエ
ステル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹
脂であり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65wt
%でMEK可溶分のポリスチレン換算重量平均分子量が
5×104≦Mw≦2×105、同数平均分子量が1×1
03≦Mn≦2×103、20≦Mw/Mn≦80を満足
し、かつ200℃におけるトナーの損失正接(tan
δ)が0.6≦tanδ≦3.0の範囲にあることを特徴
とする画像形成装置。
録材に転写した後、トナー像を担持した記録材を、少な
くも一方の表面にシリコーンオイルを塗布し、対向配置
した一対のフッ素樹脂被覆シリコーンゴムローラ間を通
過させ、該トナー像を記録材に定着させる画像形成装置
に於いて、上記シリコーンオイルが下記一般式〔I〕で
示される構造単位を有する含フッ素系シリコーンオイル
であり、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポリエ
ステル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹
脂であり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65wt
%でMEK可溶分のポリスチレン換算重量平均分子量が
5×104≦Mw≦2×105、同数平均分子量が1×1
03≦Mn≦2×103、20≦Mw/Mn≦80を満足
し、かつ200℃におけるトナーの損失正接(tan
δ)が0.6≦tanδ≦3.0の範囲にあることを特徴
とする画像形成装置。
【0020】
【化4】
【0021】(式中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素
基又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフル
オロアルキル基を示し、nは1〜4の整数を示す。) フッ素樹脂(PFA)被覆定着ローラは表面層がシリコ
ーンゴムの定着ローラに対し耐傷性は優れるものの、従
来のシリコーンオイルとの濡れが悪い為に、ローラ表面
に広がりにくく、充分なトナー離型効果が得られず、使
用オイル量が増大し画像汚染及びオイルの蒸発に伴う帯
電極、転写極、分離極への付着汚染を促進する。含フッ
素系シリコーンオイルを採用する事でフッ素被覆定着ロ
ーラへの濡れが大幅に改善され、更に負帯電性のポリエ
ステル樹脂、及び表面張力の低いスチレン/アクリル樹
脂とを組み合わせたトナーを用いる事で使用オイル量が
激減し、トナーによるローラ汚染を防止し、フッ素樹脂
の有する優れた耐傷性をも発揮でき、機器の信頼性も向
上する。
基又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフル
オロアルキル基を示し、nは1〜4の整数を示す。) フッ素樹脂(PFA)被覆定着ローラは表面層がシリコ
ーンゴムの定着ローラに対し耐傷性は優れるものの、従
来のシリコーンオイルとの濡れが悪い為に、ローラ表面
に広がりにくく、充分なトナー離型効果が得られず、使
用オイル量が増大し画像汚染及びオイルの蒸発に伴う帯
電極、転写極、分離極への付着汚染を促進する。含フッ
素系シリコーンオイルを採用する事でフッ素被覆定着ロ
ーラへの濡れが大幅に改善され、更に負帯電性のポリエ
ステル樹脂、及び表面張力の低いスチレン/アクリル樹
脂とを組み合わせたトナーを用いる事で使用オイル量が
激減し、トナーによるローラ汚染を防止し、フッ素樹脂
の有する優れた耐傷性をも発揮でき、機器の信頼性も向
上する。
【0022】特に定着の厳しい環境条件、例えば低温低
湿環境では定着ローラの温度が低下しやすい。更に紙の
温度も低い為に紙とトナーの接着性が低下し、相対的に
定着ローラに対する接着性が高くなる。また、低湿環境
では摩擦による電荷の蓄積がおこりやすく、静電気的な
付着性が高くなる。しかし、本発明のごとき構成にする
と、静電気的な反発も利用することで定着ローラへのト
ナーの接着性を低下させることが出来る。
湿環境では定着ローラの温度が低下しやすい。更に紙の
温度も低い為に紙とトナーの接着性が低下し、相対的に
定着ローラに対する接着性が高くなる。また、低湿環境
では摩擦による電荷の蓄積がおこりやすく、静電気的な
付着性が高くなる。しかし、本発明のごとき構成にする
と、静電気的な反発も利用することで定着ローラへのト
ナーの接着性を低下させることが出来る。
【0023】フッ素系シリコーンオイルはフッ素原子の
存在により摩擦帯電により負に帯電する。一方、従来の
ジメチルシロキサン等のみよりなる構造を有するシリコ
ーンオイルでは正に帯電する。芳香環を含有するポリエ
ステル樹脂を主成分とするトナーは従来のシリコーンオ
イルでは静電的引力により定着ローラへオフセットして
しまい、ローラ汚染を発生する。しかし、本発明のごと
く、芳香環を含有する架橋ポリエステル樹脂は負に帯電
しやすい。従って、芳香環を含有するポリエステル樹脂
を用いたトナーの存在によりフッ素系シリコーンオイル
を塗布した定着ローラと静電的に反発が起こり、トナー
のローラへのオフセットを誘起せず、ローラ汚染を防止
することが出来る。
存在により摩擦帯電により負に帯電する。一方、従来の
ジメチルシロキサン等のみよりなる構造を有するシリコ
ーンオイルでは正に帯電する。芳香環を含有するポリエ
ステル樹脂を主成分とするトナーは従来のシリコーンオ
イルでは静電的引力により定着ローラへオフセットして
しまい、ローラ汚染を発生する。しかし、本発明のごと
く、芳香環を含有する架橋ポリエステル樹脂は負に帯電
しやすい。従って、芳香環を含有するポリエステル樹脂
を用いたトナーの存在によりフッ素系シリコーンオイル
を塗布した定着ローラと静電的に反発が起こり、トナー
のローラへのオフセットを誘起せず、ローラ汚染を防止
することが出来る。
【0024】更にブレンドする線状スチレン/アクリル
樹脂は正に帯電し易い。スチレン/アクリル成分の存在
により、フッ素系シリコーンオイルを塗布した定着ロー
ラに対するトナーの静電的吸着を促進し、その意味では
トナーのオフセット現象を生じる傾向にある。しかし、
スチレン/アクリル樹脂の表面張力はポリエステル樹脂
と比較して小さく、定着ローラとの濡れ性が低く、オフ
セットを誘起しにくい。
樹脂は正に帯電し易い。スチレン/アクリル成分の存在
により、フッ素系シリコーンオイルを塗布した定着ロー
ラに対するトナーの静電的吸着を促進し、その意味では
トナーのオフセット現象を生じる傾向にある。しかし、
スチレン/アクリル樹脂の表面張力はポリエステル樹脂
と比較して小さく、定着ローラとの濡れ性が低く、オフ
セットを誘起しにくい。
【0025】斯くの如く本発明の構成を採ることによっ
て、樹脂帯電性能と表面張力のバランスにより、オフセ
ット性能をポリエステル樹脂単独トナーと比較して向上
できる。
て、樹脂帯電性能と表面張力のバランスにより、オフセ
ット性能をポリエステル樹脂単独トナーと比較して向上
できる。
【0026】本発明においてブレンドする線状スチレン
/アクリル樹脂の分子量が小さいと、下記の現象が起こ
ると推定される。定着時に該樹脂は離型剤よりも早く溶
融する為に離型剤による離型効果を阻害し、トナーが定
着ローラへオフセットしてしまう傾向があろう。しか
し、定着ローラ表面との濡れ性の良好なシリコーンオイ
ル(本発明では定着ローラ表面がフッ素樹脂であり、フ
ッ素系シリコーンオイルが良好な濡れ性を示す)を適用
する事でオフセットを有効に防止できる。
/アクリル樹脂の分子量が小さいと、下記の現象が起こ
ると推定される。定着時に該樹脂は離型剤よりも早く溶
融する為に離型剤による離型効果を阻害し、トナーが定
着ローラへオフセットしてしまう傾向があろう。しか
し、定着ローラ表面との濡れ性の良好なシリコーンオイ
ル(本発明では定着ローラ表面がフッ素樹脂であり、フ
ッ素系シリコーンオイルが良好な濡れ性を示す)を適用
する事でオフセットを有効に防止できる。
【0027】芳香環を有するポリエステル樹脂と線状ス
チレン/アクリル樹脂のブレンド樹脂はスチレン/アク
リル樹脂のブレンド比率を特定の範囲に限定する事で、
ポリエステル芳香環の存在により樹脂の負帯電性が高く
なり、定着ローラに対する静電的な接着性を低下でき、
スチレン/アクリル成分の存在により、樹脂の表面張力
が低くなり、定着ローラに対する濡れによる接着性を低
下でき、結果としてトナーの記録材との接着性を向上で
きると考えられる。
チレン/アクリル樹脂のブレンド樹脂はスチレン/アク
リル樹脂のブレンド比率を特定の範囲に限定する事で、
ポリエステル芳香環の存在により樹脂の負帯電性が高く
なり、定着ローラに対する静電的な接着性を低下でき、
スチレン/アクリル成分の存在により、樹脂の表面張力
が低くなり、定着ローラに対する濡れによる接着性を低
下でき、結果としてトナーの記録材との接着性を向上で
きると考えられる。
【0028】本発明に係わる構成のフッ素系シリコーン
オイルは負帯電性を有していることから、定着ローラが
負帯電性を保持しやすくなり、負帯電性トナーを用いた
場合には静電的な反発で定着ローラに対する接着性が低
下し、記録材に対する接着性が向上する。ポリエステル
樹脂は基本的にエステル結合部を介してアルコール成分
とカルボン酸成分が結合することで構成される。帯電的
にはエステル結合部は負帯電性が低いが主鎖中に存在す
る芳香環により負帯電電荷蓄積が発生し、記録材に対す
る接着性が向上する。
オイルは負帯電性を有していることから、定着ローラが
負帯電性を保持しやすくなり、負帯電性トナーを用いた
場合には静電的な反発で定着ローラに対する接着性が低
下し、記録材に対する接着性が向上する。ポリエステル
樹脂は基本的にエステル結合部を介してアルコール成分
とカルボン酸成分が結合することで構成される。帯電的
にはエステル結合部は負帯電性が低いが主鎖中に存在す
る芳香環により負帯電電荷蓄積が発生し、記録材に対す
る接着性が向上する。
【0029】ポリエステル樹脂は表面張力が高く定着ロ
ーラと濡れ易い。一方、スチレン/アクリル樹脂は表面
張力が低く定着ローラと濡れにくい。ポリエステル樹脂
に特定量のスチレン/アクリル樹脂をブレンドする事で
帯電性能と濡れ性能のバランスにより優れたオフセット
性能を発揮できる。
ーラと濡れ易い。一方、スチレン/アクリル樹脂は表面
張力が低く定着ローラと濡れにくい。ポリエステル樹脂
に特定量のスチレン/アクリル樹脂をブレンドする事で
帯電性能と濡れ性能のバランスにより優れたオフセット
性能を発揮できる。
【0030】本発明の構成要素につき更に説明する。
【0031】本発明のフッ素系シリコーンオイル 本発明の含フッ素系シリコーンオイルは前記一般式で示
される構造単位を有するシリコーンオイルである。
される構造単位を有するシリコーンオイルである。
【0032】ここでXは炭素数1〜4の飽和炭化水素基
又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフルオ
ロアルキル基であり、好ましくはZ−(CF2)m−(Z
は水素原子又はフッ素原子を示し、mは2〜10の整数
である)で表される基である。また、Rfは炭素数2〜
8のフルオロアルキル基が好ましい。更に、nは1〜4
の整数である。mは2〜8の整数であることが好まし
い。
又はアリール基を示し、Rfは炭素数2〜10のフルオ
ロアルキル基であり、好ましくはZ−(CF2)m−(Z
は水素原子又はフッ素原子を示し、mは2〜10の整数
である)で表される基である。また、Rfは炭素数2〜
8のフルオロアルキル基が好ましい。更に、nは1〜4
の整数である。mは2〜8の整数であることが好まし
い。
【0033】本発明のシリコーンオイルは前述の繰り返
し単位を有していることが必要であるが、ジメチルシリ
コーンやフェニルメチルシリコーンあるいはジフェニル
シリコーン等との共重合体構造を有していてもよい。
し単位を有していることが必要であるが、ジメチルシリ
コーンやフェニルメチルシリコーンあるいはジフェニル
シリコーン等との共重合体構造を有していてもよい。
【0034】本発明に於けるシリコーンオイルは使用時
に於いて適度な粘度を有する液状のものであることが必
須である。このため、本発明のシリコーンオイルでは2
5℃に於ける動粘性率が20〜1000cs、好ましく
は100〜500csの動粘性率を有するものがよい。
この動粘性率の調整はシリコーンの重合度により制御す
ることができる。この動粘性率はASTM D 445
−46T、あるいはJIS Z8803に準拠し、ウッ
ベローデ粘度計により測定されるものである。
に於いて適度な粘度を有する液状のものであることが必
須である。このため、本発明のシリコーンオイルでは2
5℃に於ける動粘性率が20〜1000cs、好ましく
は100〜500csの動粘性率を有するものがよい。
この動粘性率の調整はシリコーンの重合度により制御す
ることができる。この動粘性率はASTM D 445
−46T、あるいはJIS Z8803に準拠し、ウッ
ベローデ粘度計により測定されるものである。
【0035】本発明の含フッ素系シリコーンオイルが共
重合体である場合、本発明の諸目的を達成する観点か
ら、本発明の一般式〔I〕で示される構造単位が20モ
ル%以上含まれていればよい。20モル%未満であると
フッ素系シリコーンオイルの表面張力低減効果が発揮さ
れず、シリコーンオイル自体の効果が顕著に発揮されて
しまう。
重合体である場合、本発明の諸目的を達成する観点か
ら、本発明の一般式〔I〕で示される構造単位が20モ
ル%以上含まれていればよい。20モル%未満であると
フッ素系シリコーンオイルの表面張力低減効果が発揮さ
れず、シリコーンオイル自体の効果が顕著に発揮されて
しまう。
【0036】本発明のフッ素系シリコーンオイルの製造
方法は、通常のシリコーンオイルの製造方法と類似にジ
アルキル置換ジクロロシランを珪素と塩化アルキルとの
反応で調整し、これを用いて加水分解することでシロキ
サンとなし、ついで環状オリゴマーあるいは線状オリゴ
マーを形成した後にこれらを重合することで合成され
る。本発明の化合物は側鎖にフッ化アルキル基を有して
いるものであるが、この場合には塩化アルキルの代わり
に末端にクロロ基を有するフッ素系化合物、例えば下記
一般式で示す構造のものを用いることで容易に製造され
る。
方法は、通常のシリコーンオイルの製造方法と類似にジ
アルキル置換ジクロロシランを珪素と塩化アルキルとの
反応で調整し、これを用いて加水分解することでシロキ
サンとなし、ついで環状オリゴマーあるいは線状オリゴ
マーを形成した後にこれらを重合することで合成され
る。本発明の化合物は側鎖にフッ化アルキル基を有して
いるものであるが、この場合には塩化アルキルの代わり
に末端にクロロ基を有するフッ素系化合物、例えば下記
一般式で示す構造のものを用いることで容易に製造され
る。
【0037】Z−(CF2)m(CH2)nCl ここで、mは2〜10の整数を示し、nは1〜4の整数
を示す。また、Zは水素又はフッ素原子を示す。
を示す。また、Zは水素又はフッ素原子を示す。
【0038】具体的には下記に示す構造の化合物があげ
られる。
られる。
【0039】(A)CF3CF2CH2Cl (B)CF3CF2CF2CH2Cl (C)CF3CF2CF2(CH2)2Cl (D)CF3CF2CF2CF2(CH2)2Cl (E)CF3CF2CF2CF2CF2CH2Cl (F)CF3CF2CF2CF2CF2(CH2)3Cl (G)CF3CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl (H)CF3CF2CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl (I)HCF2CF2CH2Cl (J)HCF2CF2CF2CH2Cl (K)HCF2CF2CF2(CH2)2Cl (L)HCF2CF2CF2CF2CH2Cl (M)HCF2CF2CF2CF2(CH2)2Cl (N)HCF2CF2CF2CF2(CH2)4Cl (O)HCF2CF2CF2CF2CF2(CH2)3Cl (P)HCF2CF2CF2CF2CF2CF2CH2Cl なお、本発明に於いてフッ化アルキル基以外のアルキル
基を導入する塩化アルキルとしては塩化メチル、塩化エ
チル、塩化プロピル、塩化ブチルをあげることができ
る。
基を導入する塩化アルキルとしては塩化メチル、塩化エ
チル、塩化プロピル、塩化ブチルをあげることができ
る。
【0040】本発明に於いてはこのフッ化アルキル置換
されたシリコーンオイルを用いることでフッ素系樹脂で
被覆された定着ローラに対する均一付着等の効果を発揮
するためにはこのフッ素数が大きな効果を示すものであ
る。この場合、フッ化アルキルの炭素数は1〜10であ
り、珪素原子に直接結合する部分はメチレン鎖であるこ
とが好ましい。さらに、好適な範囲は炭素数が2〜8で
ある。このフッ化アルキルの炭素数が過多となると熱が
加わった場合の流動特性に問題を生じる。また、フッ化
アルキルを有しない場合にはフッ素系樹脂を被覆した定
着ローラ表面に対する濡れ性の向上が無く、均一なオイ
ル膜の形成ができない。
されたシリコーンオイルを用いることでフッ素系樹脂で
被覆された定着ローラに対する均一付着等の効果を発揮
するためにはこのフッ素数が大きな効果を示すものであ
る。この場合、フッ化アルキルの炭素数は1〜10であ
り、珪素原子に直接結合する部分はメチレン鎖であるこ
とが好ましい。さらに、好適な範囲は炭素数が2〜8で
ある。このフッ化アルキルの炭素数が過多となると熱が
加わった場合の流動特性に問題を生じる。また、フッ化
アルキルを有しない場合にはフッ素系樹脂を被覆した定
着ローラ表面に対する濡れ性の向上が無く、均一なオイ
ル膜の形成ができない。
【0041】本発明のシリコーンオイルの具体的構造例
を下記に示す。
を下記に示す。
【0042】
【化5】
【0043】
【化6】
【0044】なお、ここにおいてa及びbは1以上の整
数を表し、好ましくは10〜2000の整数であり、よ
り好ましくは100〜1000である。
数を表し、好ましくは10〜2000の整数であり、よ
り好ましくは100〜1000である。
【0045】トナーを所望の分子量に制御する為には、
同一の樹脂を用いて製造時の混練条件を変化させる方
法、及び製造時の混練条件を同一として樹脂の分子量を
変化させる方法等が挙げられる。ここで混練条件とは代
表的なトナー製造フローにおける予備混合工程、混練工
程、粉砕工程、分級工程、外添工程からなる製造工程の
うちの混練工程における混練機のバレル設定温度を変化
させる事を示す。バレル設定温度を高くすると、混練機
内での樹脂にかかるせん断力は小さく、分子量を高く保
つ事ができる。一方、バレル設定温度を低くすると、混
練機内での樹脂にかかるせん断力は大きく、分子量を小
さくする事ができる。ここでバレル設定温度Tbはメイ
ン樹脂であるポリエステル樹脂の軟化温度Trに対し以
下の関係に有る事が好ましい。
同一の樹脂を用いて製造時の混練条件を変化させる方
法、及び製造時の混練条件を同一として樹脂の分子量を
変化させる方法等が挙げられる。ここで混練条件とは代
表的なトナー製造フローにおける予備混合工程、混練工
程、粉砕工程、分級工程、外添工程からなる製造工程の
うちの混練工程における混練機のバレル設定温度を変化
させる事を示す。バレル設定温度を高くすると、混練機
内での樹脂にかかるせん断力は小さく、分子量を高く保
つ事ができる。一方、バレル設定温度を低くすると、混
練機内での樹脂にかかるせん断力は大きく、分子量を小
さくする事ができる。ここでバレル設定温度Tbはメイ
ン樹脂であるポリエステル樹脂の軟化温度Trに対し以
下の関係に有る事が好ましい。
【0046】Tr−20≦Tb≦Tr+30 (℃) 軟化点は高化式フローテスター((株)島津製作所製C
FT−500)を用い、ノズル直径1.0mm、ノズル
長さ1.0mmのダイと組み合わせ、プランジャー荷重
20kgf/cm2、昇温速度6℃/分にて試料を測定
し、プランジャー降下量が0.5mmとなる温度を軟化
点と定義する。
FT−500)を用い、ノズル直径1.0mm、ノズル
長さ1.0mmのダイと組み合わせ、プランジャー荷重
20kgf/cm2、昇温速度6℃/分にて試料を測定
し、プランジャー降下量が0.5mmとなる温度を軟化
点と定義する。
【0047】以上の様にして得られたトナーのMEK
(メチルエチルケトン)不溶分は次の様にして算出され
る。トナー0.5gを秤量しMEK40mlを加えた後
に超音波分散機にて15分間分散させ、トナーをMEK
に十分溶解させる。この後、20分程度静置したのち回
転数20,000rpmにて20分間遠心分離機にかけ
可溶分Aと残査Bに分ける。MEK不溶分量は下記に示
す式により求められる。
(メチルエチルケトン)不溶分は次の様にして算出され
る。トナー0.5gを秤量しMEK40mlを加えた後
に超音波分散機にて15分間分散させ、トナーをMEK
に十分溶解させる。この後、20分程度静置したのち回
転数20,000rpmにて20分間遠心分離機にかけ
可溶分Aと残査Bに分ける。MEK不溶分量は下記に示
す式により求められる。
【0048】
【数1】
【0049】MEK不溶分は40wt%以上65wt%
以下である必要がある。MEK不溶分量が40wt%未
満の場合、得られる画像の光沢度が上昇してしまい見苦
しくなる。一方MEK不溶分量が65wt%を超えると
定着時のエネルギー増大を誘引し、定着不良を生ずる。
以下である必要がある。MEK不溶分量が40wt%未
満の場合、得られる画像の光沢度が上昇してしまい見苦
しくなる。一方MEK不溶分量が65wt%を超えると
定着時のエネルギー増大を誘引し、定着不良を生ずる。
【0050】更に、MEK可溶分のトナー分子量はGP
C法によるポリスチレン換算値を用い、重量平均分子量
(Mw)は5×104≦Mw≦2×105、数平均分子量
(Mn)は1×103≦Mn≦2×103、重量平均分子
量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比が20≦Mw/
Mn≦80を満たす事が必要である。ここで樹脂の分子
量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー)によるクロマトグラムから得られ次の条件にて測定
した。東ソー製HLC−8020を用い、MEK可溶成
分として得られた樹脂の樹脂濃度が0.5〜0.6重量%
のTHF(テトラヒドロフラン)溶液を調製する。40
℃のヒートチャンバー中でカラムを安定させ、この温度
におけるカラムに溶媒としてTHFを毎分1mlの流速
で流し、前記THF試料溶液100μlを注入する。試
料の分子量測定は数種類の単分散ポリスチレン標準試料
により作成された検量線(分子量の対数値と流出カウン
ト数が直線になる範囲)から算出する。検量線作成用の
標準ポリスチレン試料としては、例えば東ソー製の分子
量2.7×102〜6.2×106の範囲の標準ポリスチレ
ン試料を少なくとも10点程度用いるのが適当である。
また検出器には屈折率(RI)検出器を使用する。また
カラムとしては、分子量1×102〜7×106の範囲
を的確に測定するために、例えば東ソー製のTSKge
l G1000H、G2000H、G2500H、G3
000H、G4000H、G5000H、G6000
H、G7000H、GMHを組み合わせて使用する事が
好ましい。
C法によるポリスチレン換算値を用い、重量平均分子量
(Mw)は5×104≦Mw≦2×105、数平均分子量
(Mn)は1×103≦Mn≦2×103、重量平均分子
量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比が20≦Mw/
Mn≦80を満たす事が必要である。ここで樹脂の分子
量はGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ
ー)によるクロマトグラムから得られ次の条件にて測定
した。東ソー製HLC−8020を用い、MEK可溶成
分として得られた樹脂の樹脂濃度が0.5〜0.6重量%
のTHF(テトラヒドロフラン)溶液を調製する。40
℃のヒートチャンバー中でカラムを安定させ、この温度
におけるカラムに溶媒としてTHFを毎分1mlの流速
で流し、前記THF試料溶液100μlを注入する。試
料の分子量測定は数種類の単分散ポリスチレン標準試料
により作成された検量線(分子量の対数値と流出カウン
ト数が直線になる範囲)から算出する。検量線作成用の
標準ポリスチレン試料としては、例えば東ソー製の分子
量2.7×102〜6.2×106の範囲の標準ポリスチレ
ン試料を少なくとも10点程度用いるのが適当である。
また検出器には屈折率(RI)検出器を使用する。また
カラムとしては、分子量1×102〜7×106の範囲
を的確に測定するために、例えば東ソー製のTSKge
l G1000H、G2000H、G2500H、G3
000H、G4000H、G5000H、G6000
H、G7000H、GMHを組み合わせて使用する事が
好ましい。
【0051】現像剤の構成 本発明で用いられるトナーは架橋ポリエステル樹脂と線
状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹脂を主成分と
し、着色剤と離型剤及び必要に応じて使用されるその他
の添加剤とを含有した着色粒子に無機微粒子を添加混合
したトナーである。その平均粒径は体積平均粒径で通常
1〜30μm、好ましくは5〜15μmである。着色粒
子を構成する樹脂としては芳香環を有するポリエステル
樹脂、すなわち、少なくとも芳香族ジカルボン酸、芳香
族多価カルボン酸あるいは芳香族ジアルコール、芳香族
多価アルコール類を使用して合成されるものである。
状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹脂を主成分と
し、着色剤と離型剤及び必要に応じて使用されるその他
の添加剤とを含有した着色粒子に無機微粒子を添加混合
したトナーである。その平均粒径は体積平均粒径で通常
1〜30μm、好ましくは5〜15μmである。着色粒
子を構成する樹脂としては芳香環を有するポリエステル
樹脂、すなわち、少なくとも芳香族ジカルボン酸、芳香
族多価カルボン酸あるいは芳香族ジアルコール、芳香族
多価アルコール類を使用して合成されるものである。
【0052】ポリエステル樹脂としては、2価以上のカ
ルボン酸と2価以上のアルコール成分を縮合重合させて
得られる樹脂である。
ルボン酸と2価以上のアルコール成分を縮合重合させて
得られる樹脂である。
【0053】*芳香族多価カルボン酸の例 フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、1,2,4−
ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリ
カルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、
ピロメリット酸等があり、これらの酸無水物も使用する
ことができる。
ベンゼントリカルボン酸、2,5,7−ナフタレントリ
カルボン酸、1,2,4−ナフタレントリカルボン酸、
ピロメリット酸等があり、これらの酸無水物も使用する
ことができる。
【0054】*その他の2価のカルボン酸の例 マレイン酸、フマール酸、シトラコ酸、イタコン酸、グ
ルタコ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼラ
イン酸、マロン酸、n−ドデシルコハク酸、n−ドデセ
ニルコハク酸、イソドデシルコハク酸、イソドデセニル
コハク酸、n−オクチルコハク酸、n−オクテニルコハ
ク酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5
−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−
2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、1,
2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、テトラ(メチ
レンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタン
テトラカルボン酸、エンポール三量体酸等があげられ、
これらの酸無水物も使用することができる。
ルタコ酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼラ
イン酸、マロン酸、n−ドデシルコハク酸、n−ドデセ
ニルコハク酸、イソドデシルコハク酸、イソドデセニル
コハク酸、n−オクチルコハク酸、n−オクテニルコハ
ク酸、1,2,4−ブタントリカルボン酸、1,2,5
−ヘキサントリカルボン酸、1,3−ジカルボキシル−
2−メチル−2−メチレンカルボキシプロパン、1,
2,4−シクロヘキサントリカルボン酸、テトラ(メチ
レンカルボキシル)メタン、1,2,7,8−オクタン
テトラカルボン酸、エンポール三量体酸等があげられ、
これらの酸無水物も使用することができる。
【0055】*芳香族多価アルコールの例 ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン
(3.3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリオキシエチレン(2.0)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプ
ロピレン(2.0)−ポリオキシエチレン(2.0)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン等のエーテル化ビスフェノー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールZ、1,3,5
−トリヒドロキシメチルベンゼン等があげられる。
ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプロピレン
(3.3)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリオキシエチレン(2.0)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシプ
ロピレン(2.0)−ポリオキシエチレン(2.0)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リオキシプロピレン(6)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン等のエーテル化ビスフェノー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールZ、1,3,5
−トリヒドロキシメチルベンゼン等があげられる。
【0056】*多価アルコール成分の例 エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,
3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,4−ブテンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,5−ペンタングリコール、1,6−ヘキサングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、水素
添加ビスフェノールA、ソルビトール、1,2,3,6
−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエ
リスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,
2,5−ペンタトリオール、グリセロール、2−メチル
プロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタン
トリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン等を挙げることができる。
レングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,
3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,4−ブテンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,5−ペンタングリコール、1,6−ヘキサングリコ
ール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ジプロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール、水素
添加ビスフェノールA、ソルビトール、1,2,3,6
−ヘキサンテトロール、1,4−ソルビタン、ペンタエ
リスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエ
リスリトール、1,2,4−ブタントリオール、1,
2,5−ペンタトリオール、グリセロール、2−メチル
プロパントリオール、2−メチル−1,2,4−ブタン
トリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン等を挙げることができる。
【0057】酸成分とアルコール成分の比率については
基本的には1:0.95〜1.05のモル比が好ましく
使用できる。3価以上の成分の含有量は、架橋の程度に
依存し、所望の架橋度とするためにその添加量を調整す
ることができる。
基本的には1:0.95〜1.05のモル比が好ましく
使用できる。3価以上の成分の含有量は、架橋の程度に
依存し、所望の架橋度とするためにその添加量を調整す
ることができる。
【0058】また本発明に於けるポリエステル樹脂は芳
香環を主鎖中に含有する構成であることが必須である。
この芳香環の存在量は、ポリエステル樹脂を構成する原
材料中の芳香環を有する化合物が重量で50〜100%
である。芳香環の含有量が50%未満であると、負帯電
性付与効果が少なくなり、定着ローラに対する付着性低
減効果がなくなってしまう。
香環を主鎖中に含有する構成であることが必須である。
この芳香環の存在量は、ポリエステル樹脂を構成する原
材料中の芳香環を有する化合物が重量で50〜100%
である。芳香環の含有量が50%未満であると、負帯電
性付与効果が少なくなり、定着ローラに対する付着性低
減効果がなくなってしまう。
【0059】一方、スチレン/アクリル樹脂の構成は具
体的には、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、
p−クロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、p−
フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメ
チルスチレン、p−t−ブチルスチレン、p−n−ヘキ
シルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノ
ニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデ
シルスチレンの様なスチレンあるいはスチレン誘導体、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル
酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸
n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル等のメタクリル酸エス
テル誘導体、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n
−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニ
ル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸ジエ
チルアミノエチル等のアクリル酸エステル誘導体、プロ
ピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等のビ
ニルエステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチル
エーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、
ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン等のビニル
ケトン類、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインド
ール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物、ビ
ニルナフタレン、ビニルピリジン等のビニル化合物類、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、N−ブチルアクリルアミド、N,N−ジブチルアク
リルアミド、メタクリルアミド、N−ブチルメタクリル
アミド、N−オクタデシルアクリルアミド等のアクリル
酸あるいはメタクリル酸誘導体等を構成する材料として
あげることができる。
体的には、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチル
スチレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、
p−クロロスチレン、3,4−ジクロロスチレン、p−
フェニルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメ
チルスチレン、p−t−ブチルスチレン、p−n−ヘキ
シルスチレン、p−n−オクチルスチレン、p−n−ノ
ニルスチレン、p−n−デシルスチレン、p−n−ドデ
シルスチレンの様なスチレンあるいはスチレン誘導体、
メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル
酸n−ブチル、メタクリル酸イソプロピル、メタクリル
酸イソブチル、メタクリル酸t−ブチル、メタクリル酸
n−オクチル、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸ステアリル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸フェニル、メタクリル酸ジエチルアミノエチル、メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル等のメタクリル酸エス
テル誘導体、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸イソプロピル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸t−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n
−オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸ステアリル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸フェニ
ル、アクリル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸ジエ
チルアミノエチル等のアクリル酸エステル誘導体、プロ
ピオン酸ビニル、酢酸ビニル、ベンゾエ酸ビニル等のビ
ニルエステル類、ビニルメチルエーテル、ビニルエチル
エーテル等のビニルエーテル類、ビニルメチルケトン、
ビニルエチルケトン、ビニルヘキシルケトン等のビニル
ケトン類、N−ビニルカルバゾール、N−ビニルインド
ール、N−ビニルピロリドン等のN−ビニル化合物、ビ
ニルナフタレン、ビニルピリジン等のビニル化合物類、
アクリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリルアミ
ド、N−ブチルアクリルアミド、N,N−ジブチルアク
リルアミド、メタクリルアミド、N−ブチルメタクリル
アミド、N−オクタデシルアクリルアミド等のアクリル
酸あるいはメタクリル酸誘導体等を構成する材料として
あげることができる。
【0060】更に、スチレン/アクリル樹脂はGPC法
によるポリスチレン換算分子量で重量平均分子量(M
w′)は1×104≦Mw′≦4×104、数平均分子
量(Mn′)は4×103≦Mn′≦2×104、重量平
均分子量(Mw′)と数平均分子量(Mn′)の比がM
w′/Mn′≦5である事が好ましい。
によるポリスチレン換算分子量で重量平均分子量(M
w′)は1×104≦Mw′≦4×104、数平均分子
量(Mn′)は4×103≦Mn′≦2×104、重量平
均分子量(Mw′)と数平均分子量(Mn′)の比がM
w′/Mn′≦5である事が好ましい。
【0061】Mw′<1×104の場合、該スチレン/
アクリル樹脂が離型剤よりも早く溶融してしまい、離型
剤の離型効果を阻害し、トナーのオフセット現象を誘発
する。一方Mw′>4×104の場合、該スチレン/ア
クリル成分の溶融粘度が高く、ローラ表面との濡れにく
い効果が発揮されず、やはりオフセット現象を誘発して
しまう。
アクリル樹脂が離型剤よりも早く溶融してしまい、離型
剤の離型効果を阻害し、トナーのオフセット現象を誘発
する。一方Mw′>4×104の場合、該スチレン/ア
クリル成分の溶融粘度が高く、ローラ表面との濡れにく
い効果が発揮されず、やはりオフセット現象を誘発して
しまう。
【0062】Mw′/Mn′>5の場合、スチレン/ア
クリル成分の溶融がスムースに進行しない為やはりオフ
セット現象を誘発してしまう。しかし、この値は通常2
より小さくすることは、工業製造上困難であり、その意
味で2以上がよい。樹脂の製造方法としては乳化重合
法、懸濁重合法、溶液重合法によって作製することがで
きる。
クリル成分の溶融がスムースに進行しない為やはりオフ
セット現象を誘発してしまう。しかし、この値は通常2
より小さくすることは、工業製造上困難であり、その意
味で2以上がよい。樹脂の製造方法としては乳化重合
法、懸濁重合法、溶液重合法によって作製することがで
きる。
【0063】樹脂を合成するために必要な重合開始剤に
は、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウリル等の過酸化物、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニト
リル等のアゾ系の重合開始剤があげられる。これらの添
加量は単量体に対して0.1〜2重量%が好ましい。こ
の量よりも過小であると重合反応が不足し、単量体自体
の残留の問題を発生する。さらに、過多であると重合開
始剤の分解物が残留し帯電性に影響を与え、さらに重合
反応が早すぎるために分子量が小さくなる問題を生じ
る。
は、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウリル等の過酸化物、
アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスイソバレロニト
リル等のアゾ系の重合開始剤があげられる。これらの添
加量は単量体に対して0.1〜2重量%が好ましい。こ
の量よりも過小であると重合反応が不足し、単量体自体
の残留の問題を発生する。さらに、過多であると重合開
始剤の分解物が残留し帯電性に影響を与え、さらに重合
反応が早すぎるために分子量が小さくなる問題を生じ
る。
【0064】スチレン/アクリル樹脂の表面張力はPo
lymer Handbook(Third Edit
ion 1989 A WILEY−INTERSCI
ENCE PUBLICATION:VI411〜432
記載)に示されるように20〜28mN/m(200
℃)であり、一方、ポリエステル樹脂の表面張力は30
〜35mN/m(200℃)である。本発明の定着ロー
ラに使用されるPFA樹脂の表面張力は13mN/m
(200℃)程度であり、定着ローラに対する樹脂の濡
れ性はポリエステル樹脂が優れる為に、ポリエステル樹
脂は定着ローラへ付着し易く、かつオフセットを引き起
こし易い。定着ローラとの濡れ性の観点からはトナー樹
脂としてスチレン/アクリル樹脂が優位であるものの、
帯電性能の観点からはスチレン/アクリル樹脂は正帯電
性を有するために定着ローラとの間で静電オフセットを
発生し易い。その為、スチレン/アクリル樹脂のポリエ
ステル樹脂に対する配合比はポリエステル樹脂100重
量部に対して5〜25重量部程度が好ましい。スチレン
/アクリル樹脂の配合比が5重量部未満の場合は、トナ
ーの定着ローラに対する濡れ性が良く、オフセットを生
じてしまう。一方、スチレン/アクリル樹脂の配合比が
25重量部を超えると、トナーの帯電性がプラスに寄り
すぎ、静電オフセットを誘発してしまう。
lymer Handbook(Third Edit
ion 1989 A WILEY−INTERSCI
ENCE PUBLICATION:VI411〜432
記載)に示されるように20〜28mN/m(200
℃)であり、一方、ポリエステル樹脂の表面張力は30
〜35mN/m(200℃)である。本発明の定着ロー
ラに使用されるPFA樹脂の表面張力は13mN/m
(200℃)程度であり、定着ローラに対する樹脂の濡
れ性はポリエステル樹脂が優れる為に、ポリエステル樹
脂は定着ローラへ付着し易く、かつオフセットを引き起
こし易い。定着ローラとの濡れ性の観点からはトナー樹
脂としてスチレン/アクリル樹脂が優位であるものの、
帯電性能の観点からはスチレン/アクリル樹脂は正帯電
性を有するために定着ローラとの間で静電オフセットを
発生し易い。その為、スチレン/アクリル樹脂のポリエ
ステル樹脂に対する配合比はポリエステル樹脂100重
量部に対して5〜25重量部程度が好ましい。スチレン
/アクリル樹脂の配合比が5重量部未満の場合は、トナ
ーの定着ローラに対する濡れ性が良く、オフセットを生
じてしまう。一方、スチレン/アクリル樹脂の配合比が
25重量部を超えると、トナーの帯電性がプラスに寄り
すぎ、静電オフセットを誘発してしまう。
【0065】着色剤としてはカーボンブラック、磁性
体、染料、顔料等が使用でき、カーボンブラックとして
はチャネルブラック、ファーネスブラック、アセチレン
ブラック、サーマルブラック、ランプブラック等が使用
される。磁性体としては鉄、ニッケル、コバルト等の強
磁性金属、これらの金属を含む合金、フェライト、マグ
ネタイト等の強磁性金属の化合物、強磁性金属を含まな
いが熱処理する事により強磁性を示す合金、例えばマン
ガン−銅−アルミニウム、マンガン−銅−錫等のホイス
ラー合金と呼ばれる種類の合金、二酸化クロム等を用い
る事ができる。染料としてはC.I.ソルベントレッド
1、同49、同52、同58、同63、同111、同1
22、C.I.ソルベントイエロー19、同44、同7
7、同79、同81、同82、同93、同98、同10
3、同104、同112、同162、C.I.ソルベン
トブルー25、同36、同60、同70、同93、同9
5等を用いる事ができ、またこれらの混合物も用いる事
ができる。顔料としてはC.I.ピグメントレッド5、
同48:1、同53:1、同57:1、同122、同1
39、同144、同149、同166、同177、同1
78、同222、C.I.ピグメントオレンジ31、同
43、C.I.ピグメントイエロー14、同17、同9
3、同94、同138、同185、C.I.ピグメント
グリーン7、C.I.ピグメントブルー15:3、同6
0等を用いる事ができ、これらの混合物も用いる事がで
きる。数平均一次粒子径は種類により多様であるが、概
ね10〜200nm程度が好ましい。
体、染料、顔料等が使用でき、カーボンブラックとして
はチャネルブラック、ファーネスブラック、アセチレン
ブラック、サーマルブラック、ランプブラック等が使用
される。磁性体としては鉄、ニッケル、コバルト等の強
磁性金属、これらの金属を含む合金、フェライト、マグ
ネタイト等の強磁性金属の化合物、強磁性金属を含まな
いが熱処理する事により強磁性を示す合金、例えばマン
ガン−銅−アルミニウム、マンガン−銅−錫等のホイス
ラー合金と呼ばれる種類の合金、二酸化クロム等を用い
る事ができる。染料としてはC.I.ソルベントレッド
1、同49、同52、同58、同63、同111、同1
22、C.I.ソルベントイエロー19、同44、同7
7、同79、同81、同82、同93、同98、同10
3、同104、同112、同162、C.I.ソルベン
トブルー25、同36、同60、同70、同93、同9
5等を用いる事ができ、またこれらの混合物も用いる事
ができる。顔料としてはC.I.ピグメントレッド5、
同48:1、同53:1、同57:1、同122、同1
39、同144、同149、同166、同177、同1
78、同222、C.I.ピグメントオレンジ31、同
43、C.I.ピグメントイエロー14、同17、同9
3、同94、同138、同185、C.I.ピグメント
グリーン7、C.I.ピグメントブルー15:3、同6
0等を用いる事ができ、これらの混合物も用いる事がで
きる。数平均一次粒子径は種類により多様であるが、概
ね10〜200nm程度が好ましい。
【0066】離型剤としては数平均分子量(該数平均分
子量は高温GPCでのポリスチレン分子量換算値を示
す)が1500〜5000の低分子量ポリエチレン、低
分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン/ポリプ
ロピレン共重合体等のポリオレフィンワックス、または
マイクロワックス、フィッシャートロプシュワックス等
の高融点パラフィンワックス、または脂肪酸低級アルコ
ールエステル、脂肪酸高級アルコールエステル、脂肪酸
多価アルコールエステル等のエステル系ワックス、アミ
ド系ワックス等を単独または併用して用いることができ
る。
子量は高温GPCでのポリスチレン分子量換算値を示
す)が1500〜5000の低分子量ポリエチレン、低
分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン/ポリプ
ロピレン共重合体等のポリオレフィンワックス、または
マイクロワックス、フィッシャートロプシュワックス等
の高融点パラフィンワックス、または脂肪酸低級アルコ
ールエステル、脂肪酸高級アルコールエステル、脂肪酸
多価アルコールエステル等のエステル系ワックス、アミ
ド系ワックス等を単独または併用して用いることができ
る。
【0067】その他の添加剤としては例えばサリチル酸
誘導体、アゾ系金属錯体等の荷電制御剤等が挙げられ
る。また、無機微粒子としてはシリカ、酸化チタン、酸
化アルミニウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロン
チウム等の数平均一次粒子径が5〜1000nmのもの
が使用され、これらは疎水化されていてもよい。
誘導体、アゾ系金属錯体等の荷電制御剤等が挙げられ
る。また、無機微粒子としてはシリカ、酸化チタン、酸
化アルミニウム、チタン酸バリウム、チタン酸ストロン
チウム等の数平均一次粒子径が5〜1000nmのもの
が使用され、これらは疎水化されていてもよい。
【0068】さらに、トナーにはクリーニング助剤とし
て数平均一次粒子径が0.1〜2.0μmのスチレン/
アクリル樹脂微粒子やステアリン酸亜鉛の様な高級脂肪
酸金属塩を添加してもよい。
て数平均一次粒子径が0.1〜2.0μmのスチレン/
アクリル樹脂微粒子やステアリン酸亜鉛の様な高級脂肪
酸金属塩を添加してもよい。
【0069】無機微粒子の添加量としては着色粒子に対
して0.1〜2.0wt%添加するとよい。また、クリ
ーニング助剤は着色粒子に対して0.01〜1.0wt
%程度がよい。
して0.1〜2.0wt%添加するとよい。また、クリ
ーニング助剤は着色粒子に対して0.01〜1.0wt
%程度がよい。
【0070】二成分現像剤を構成するキャリアとしては
鉄・フェライト等の磁性材料粒子のみで構成される非被
覆キャリア、磁性材料粒子表面を樹脂等によって被覆し
た樹脂被覆キャリアあるいは、樹脂と磁性粉とを混合し
て得られる樹脂分散型キャリアのいずれを使用してもよ
い。このキャリアの平均粒径は体積平均粒径で30〜1
50μmが好ましい。
鉄・フェライト等の磁性材料粒子のみで構成される非被
覆キャリア、磁性材料粒子表面を樹脂等によって被覆し
た樹脂被覆キャリアあるいは、樹脂と磁性粉とを混合し
て得られる樹脂分散型キャリアのいずれを使用してもよ
い。このキャリアの平均粒径は体積平均粒径で30〜1
50μmが好ましい。
【0071】磁性一成分現像剤として用いる場合には、
着色剤として数平均一次粒子径が0.1〜2.0μmの
マグネタイト等の強磁性体を含有して構成することが好
ましい。この場合は磁性体をトナー中に20〜60wt
%添加される。
着色剤として数平均一次粒子径が0.1〜2.0μmの
マグネタイト等の強磁性体を含有して構成することが好
ましい。この場合は磁性体をトナー中に20〜60wt
%添加される。
【0072】さらに、本発明ではキャリアを用いずに非
磁性トナーのみで構成される非磁性一成分トナーとして
用いることもできる。
磁性トナーのみで構成される非磁性一成分トナーとして
用いることもできる。
【0073】トナーの定着溶融状態での損失正接(ta
nδ)値は定着後に得られる画像の光沢性能を決定する
為に0.6≦tanδ≦3.0の範囲にする必要があ
る。光沢度で記録材上の画像が目にここちよく見えるの
は7〜15度の範囲が良く、15度以上ではてかてかと
した感じを与え、又7以下にはしにくく、特に5以下に
なるようにすると他の性質がそれによって劣化する。本
発明の架橋ポリエステル樹脂とスチレン/アクリル樹脂
のブレンド樹脂をバインダー樹脂とするトナーではta
nδ<0.6の場合、トナーの弾性成分が多く大きな定
着エネルギーが必要となり、定着機の設定温度上昇、或
いはアンダーオフセットを引き起こし定着ローラを熱劣
化或いは汚染する問題を生ずる。一方、tanδ>3.
0の場合、トナーの粘性成分が多く得られた画像の光沢
度が上昇しギラついたものとなってしまい画像品質が悪
い。また、ホットオフセットを引き起こし定着ローラを
汚染する。ここでトナーの損失正接(tanδ)値は
(株)レオロジ製の粘弾性測定装置MR−500を用い、
治具に直径10mmのパラレルプレート、印加周波数を
1Hz、歪角を自動制御とし、昇温工程での粘弾性率の
温度依存性測定を行ったときの200℃での値を用い
た。
nδ)値は定着後に得られる画像の光沢性能を決定する
為に0.6≦tanδ≦3.0の範囲にする必要があ
る。光沢度で記録材上の画像が目にここちよく見えるの
は7〜15度の範囲が良く、15度以上ではてかてかと
した感じを与え、又7以下にはしにくく、特に5以下に
なるようにすると他の性質がそれによって劣化する。本
発明の架橋ポリエステル樹脂とスチレン/アクリル樹脂
のブレンド樹脂をバインダー樹脂とするトナーではta
nδ<0.6の場合、トナーの弾性成分が多く大きな定
着エネルギーが必要となり、定着機の設定温度上昇、或
いはアンダーオフセットを引き起こし定着ローラを熱劣
化或いは汚染する問題を生ずる。一方、tanδ>3.
0の場合、トナーの粘性成分が多く得られた画像の光沢
度が上昇しギラついたものとなってしまい画像品質が悪
い。また、ホットオフセットを引き起こし定着ローラを
汚染する。ここでトナーの損失正接(tanδ)値は
(株)レオロジ製の粘弾性測定装置MR−500を用い、
治具に直径10mmのパラレルプレート、印加周波数を
1Hz、歪角を自動制御とし、昇温工程での粘弾性率の
温度依存性測定を行ったときの200℃での値を用い
た。
【0074】定着の方式 本発明に係わる画像形成方法及び装置の帯電、像露光、
現像、転写方法等は特に限定されず、公知の方法、装置
を広く用いることが出来る。
現像、転写方法等は特に限定されず、公知の方法、装置
を広く用いることが出来る。
【0075】本発明に使用される好適な定着方法は、図
1に示すがごとき表面にテトラフロオロエチレンやポリ
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルコキシビニ
ルエーテル共重合体類等のフッ素系樹脂層2を被覆した
シリコーンゴム層3で被覆した鉄やアルミニウム等で構
成される金属シリンダー1内部に熱源4を有する上ロー
ラ(5は記録材、9はクリーニングローラ)と、表面に
テトラフロオロエチレンやポリテトラフルオロエチレン
/パーフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体類等
のフッ素系樹脂層7を被覆したシリコーンゴム層8で被
覆した鉄やアルミニウム等で構成された金属シリンダー
6から構成される下ローラとから形成されているもので
ある。詳しくは、熱源として線状のヒーターを有し、上
ローラの表面温度を約120〜200℃程度に加熱する
ものである。
1に示すがごとき表面にテトラフロオロエチレンやポリ
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルコキシビニ
ルエーテル共重合体類等のフッ素系樹脂層2を被覆した
シリコーンゴム層3で被覆した鉄やアルミニウム等で構
成される金属シリンダー1内部に熱源4を有する上ロー
ラ(5は記録材、9はクリーニングローラ)と、表面に
テトラフロオロエチレンやポリテトラフルオロエチレン
/パーフルオロアルコキシビニルエーテル共重合体類等
のフッ素系樹脂層7を被覆したシリコーンゴム層8で被
覆した鉄やアルミニウム等で構成された金属シリンダー
6から構成される下ローラとから形成されているもので
ある。詳しくは、熱源として線状のヒーターを有し、上
ローラの表面温度を約120〜200℃程度に加熱する
ものである。
【0076】尚、図1においては上ローラ、下ローラ及
びクリーニングローラ間が少々離間している図を描いて
あるが、定着時に於いては上ローラと下ローラ間に圧力
を加え、下ローラを変形させ、いわゆる定着ニップ11
を形成する。図2に圧着とその解除機構例の概要を示
す。12が圧着アーム、13が圧着、解除の方向を表
す。ニップ幅としては1〜7mm、好ましくは2〜5m
mがよい。ニップが狭すぎる場合には熱を均一にトナー
に付与することができなくなり、定着のムラを発生す
る。一方でニップ幅が広すぎる場合には樹脂の溶融が促
進され、定着オフセットが過多となる問題を発生する。
びクリーニングローラ間が少々離間している図を描いて
あるが、定着時に於いては上ローラと下ローラ間に圧力
を加え、下ローラを変形させ、いわゆる定着ニップ11
を形成する。図2に圧着とその解除機構例の概要を示
す。12が圧着アーム、13が圧着、解除の方向を表
す。ニップ幅としては1〜7mm、好ましくは2〜5m
mがよい。ニップが狭すぎる場合には熱を均一にトナー
に付与することができなくなり、定着のムラを発生す
る。一方でニップ幅が広すぎる場合には樹脂の溶融が促
進され、定着オフセットが過多となる問題を発生する。
【0077】定着線速は10mm/sec〜400mm
/secが好ましい。
/secが好ましい。
【0078】定着ローラはクリーニングローラ9のごと
きクリーニングの機構を付与して使用される。この方式
としては本発明のフッ素系シリコーンオイルを定着上ロ
ーラあるいは下ローラに供給する方式や本発明のフッ素
系シリコーンオイルを含浸したパッド、ローラ、ウェッ
ブ等でクリーニングする方法が使用できる。
きクリーニングの機構を付与して使用される。この方式
としては本発明のフッ素系シリコーンオイルを定着上ロ
ーラあるいは下ローラに供給する方式や本発明のフッ素
系シリコーンオイルを含浸したパッド、ローラ、ウェッ
ブ等でクリーニングする方法が使用できる。
【0079】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳細に説明す
るが、本発明の態様はこれに限定されない。また、本文
中における「部」とは、「重量部」を示す。
るが、本発明の態様はこれに限定されない。また、本文
中における「部」とは、「重量部」を示す。
【0080】ポリエステル樹脂製造例 下記表に示す原料配合に従って2価/多価カルボン酸及
び2価/多価アルコールを温度計、撹拌器、窒素導入
管、コンデンサーを有する反応器へ投入し、窒素ガス雰
囲気下で加熱し、さらに少量のジブチル錫オキサイドを
添加し、200℃にて反応を行った。なお、反応は初期
に段階では2官能性の原料のみで反応させ、ジブチル錫
オキサイドを添加する時点で3価以上の官能基を有する
原料を添加した。また、反応は所定のMEK不溶分を得
た時点で中止した。なお下記表に於いて配合は重量比を
示す。
び2価/多価アルコールを温度計、撹拌器、窒素導入
管、コンデンサーを有する反応器へ投入し、窒素ガス雰
囲気下で加熱し、さらに少量のジブチル錫オキサイドを
添加し、200℃にて反応を行った。なお、反応は初期
に段階では2官能性の原料のみで反応させ、ジブチル錫
オキサイドを添加する時点で3価以上の官能基を有する
原料を添加した。また、反応は所定のMEK不溶分を得
た時点で中止した。なお下記表に於いて配合は重量比を
示す。
【0081】
【表1】
【0082】*TMA:1,2,4−ベンゼントリカル
ボン酸,*TPA:テレフタル酸 *FA:フマル酸,*DKA:n−ドデセニルコハク酸 *BPA−PO:ポリオキシプロピレン(2,2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン *EG:エチレングリコール,*NPG:ネオペンチル
グリコール, *TMP:トリメチロールプロパン 上記樹脂に関して原料配合に於ける芳香環化合物の比
率、樹脂のMEK不溶分を示す。
ボン酸,*TPA:テレフタル酸 *FA:フマル酸,*DKA:n−ドデセニルコハク酸 *BPA−PO:ポリオキシプロピレン(2,2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン *EG:エチレングリコール,*NPG:ネオペンチル
グリコール, *TMP:トリメチロールプロパン 上記樹脂に関して原料配合に於ける芳香環化合物の比
率、樹脂のMEK不溶分を示す。
【0083】
【表2】
【0084】スチレン/アクリル樹脂製造例 樹脂S−1の製造 スチレン 65部 メチルメタクリレート 20部 n−ブチルアクリレート 15部 以上の単量体を上記配合比でスチレン/アクリル樹脂S
−1を合成した。この樹脂のMw=15,200、Mn
=6,800、Mw/Mn=2.2であった。
−1を合成した。この樹脂のMw=15,200、Mn
=6,800、Mw/Mn=2.2であった。
【0085】樹脂S−2の製造 スチレン 70部 メチルメタクリレート 5部 n−ブチルメタクリレート 25部 以上の単量体を上記配合比でスチレン/アクリル樹脂S
−2を合成した。この樹脂のMw=33,300、Mn
=14,600、Mw/Mn=2.3であった。
−2を合成した。この樹脂のMw=33,300、Mn
=14,600、Mw/Mn=2.3であった。
【0086】樹脂S−3の製造 スチレン 80部 n−ブチルアクリレート 20部 以上の単量体を上記配合比でスチレン/アクリル樹脂S
−3を合成した。この樹脂のMw=8,000、Mn=
3,200、Mw/Mn=2.5であった。
−3を合成した。この樹脂のMw=8,000、Mn=
3,200、Mw/Mn=2.5であった。
【0087】樹脂S−4の製造 スチレン 65部 n−ブチルメタアクリレート 35部 以上の単量体を上記配合比でスチレン/アクリル樹脂S
−4を合成した。この樹脂はMw=125,000、M
n=17,000、Mw/Mn=7.4であった。
−4を合成した。この樹脂はMw=125,000、M
n=17,000、Mw/Mn=7.4であった。
【0088】上記ポリエステル樹脂とスチレン/アクリ
ル樹脂と着色剤と離型剤を下表に示す重量配合比で混合
し、溶融混練、粉砕、分級した後に体積平均粒径が8.
5μmの着色粒子を得た。このものに、疎水性シリカ
(数平均粒子径12nm)を0.7重量%添加しトナー
を得た。
ル樹脂と着色剤と離型剤を下表に示す重量配合比で混合
し、溶融混練、粉砕、分級した後に体積平均粒径が8.
5μmの着色粒子を得た。このものに、疎水性シリカ
(数平均粒子径12nm)を0.7重量%添加しトナー
を得た。
【0089】
【表3】
【0090】
【表4】
【0091】また、これらトナーに対してスチレン/ア
クリル樹脂を被覆した体積平均粒径が62μmのフェラ
イトキャリアを混合し、トナー濃度が7重量%である現
像剤を調整した。
クリル樹脂を被覆した体積平均粒径が62μmのフェラ
イトキャリアを混合し、トナー濃度が7重量%である現
像剤を調整した。
【0092】熱ローラ定着条件 *評価機としてコニカ社製複写機(Konica U−
BIX1520)を改造して使用した。下記に定着条件
に関する改造内容を示す。
BIX1520)を改造して使用した。下記に定着条件
に関する改造内容を示す。
【0093】熱ローラ方式として、表面をテトラフルオ
ロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重
合体で被覆したシリコーンゴム(JIS−A硬度30
°,厚さ0.8mm)を被覆した直径30mmのヒータ
ーを中央部に内蔵した円柱状のアルミニウムを上ローラ
として有し、表面が同様にテトラフルオロエチレン/パ
ーフルオロアルキルエーテル共重合体で被覆したシリコ
ーンゴム(JIS−A硬度40°、厚さ1.0mm)で
構成された直径25mmの下ローラを有している。なお
定着上ローラの表面温度は可変(110〜230℃)設
定可能なものとした。この定着機にて線速を100mm
/secに設定し評価を行った。なお定着機のクリーニ
ング機構としてはフッ素系シリコーンオイルを含浸した
ローラを装着して使用した。例示化合物(3)、
(7)、(8)、(13)を用い、これらをR−1、R
−2、R−3、R−4とする。
ロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重
合体で被覆したシリコーンゴム(JIS−A硬度30
°,厚さ0.8mm)を被覆した直径30mmのヒータ
ーを中央部に内蔵した円柱状のアルミニウムを上ローラ
として有し、表面が同様にテトラフルオロエチレン/パ
ーフルオロアルキルエーテル共重合体で被覆したシリコ
ーンゴム(JIS−A硬度40°、厚さ1.0mm)で
構成された直径25mmの下ローラを有している。なお
定着上ローラの表面温度は可変(110〜230℃)設
定可能なものとした。この定着機にて線速を100mm
/secに設定し評価を行った。なお定着機のクリーニ
ング機構としてはフッ素系シリコーンオイルを含浸した
ローラを装着して使用した。例示化合物(3)、
(7)、(8)、(13)を用い、これらをR−1、R
−2、R−3、R−4とする。
【0094】一方、比較用定着装置として、ジメチルポ
リシロキサンからなるシリコーンオイル(ジメチルシリ
コーンオイル)を前述の装置に用いたものと、特開昭5
2−124338号に記載されている側鎖のフッ化アル
キルが単なるトリフルオロメチルであるフッ素系シリコ
ーンオイル(FS−1265:ダウコーニング社製)を
用いたものを使用した。ジメチルシリコーンオイル使用
熱ローラ定着装置をR−比1、トリフルオロメチルシリ
コーンオイル使用熱ローラ定着装置をR−比2とする。
リシロキサンからなるシリコーンオイル(ジメチルシリ
コーンオイル)を前述の装置に用いたものと、特開昭5
2−124338号に記載されている側鎖のフッ化アル
キルが単なるトリフルオロメチルであるフッ素系シリコ
ーンオイル(FS−1265:ダウコーニング社製)を
用いたものを使用した。ジメチルシリコーンオイル使用
熱ローラ定着装置をR−比1、トリフルオロメチルシリ
コーンオイル使用熱ローラ定着装置をR−比2とする。
【0095】(評価)定着率評価 定着率は上記現像剤を用いてベタ画像を現像しその後転
写したXEROX4024紙を10℃/20%RHの環
境下で、定着温度を5℃単位で120℃〜200℃まで
定着温度を変化させた上記定着装置を用いて定着し、測
定を行った。測定は定着された画像を折り曲げ、その後
にJIS L0823染色堅牢度試験用摩擦試験器を用
いて布で摩擦を10回繰り返し、その前後の反射濃度を
RD−918にて測定し、その差から下記式に従って定
着率を測定した。なお、初期画像濃度は紙の濃度を0と
した相対反射濃度で1.40に調整して測定を実施し
た。定着率(%)={擦り後の濃度/擦り前の濃度
(1.40)}×100定着率が80%以上であると実
用上問題無いレベルであることから、この定着率になる
温度で評価を実施した。尚、定着率80%以上になる温
度が150℃を越えるものは実用上好ましくない。
写したXEROX4024紙を10℃/20%RHの環
境下で、定着温度を5℃単位で120℃〜200℃まで
定着温度を変化させた上記定着装置を用いて定着し、測
定を行った。測定は定着された画像を折り曲げ、その後
にJIS L0823染色堅牢度試験用摩擦試験器を用
いて布で摩擦を10回繰り返し、その前後の反射濃度を
RD−918にて測定し、その差から下記式に従って定
着率を測定した。なお、初期画像濃度は紙の濃度を0と
した相対反射濃度で1.40に調整して測定を実施し
た。定着率(%)={擦り後の濃度/擦り前の濃度
(1.40)}×100定着率が80%以上であると実
用上問題無いレベルであることから、この定着率になる
温度で評価を実施した。尚、定着率80%以上になる温
度が150℃を越えるものは実用上好ましくない。
【0096】光沢度評価 光沢度は上記現像剤を用いてベタ画像を現像、定着させ
たものをグロスメーターを用いて入射角75°にて測定
した。光沢度は15を超えると画像がギラつく為に15
以下が実用上好ましい。
たものをグロスメーターを用いて入射角75°にて測定
した。光沢度は15を超えると画像がギラつく為に15
以下が実用上好ましい。
【0097】ローラ汚染評価 ローラ汚染は定着器の設定温度を180℃に設定して、
各フッ素系シリコーンオイル及びシリコーンオイルをA
4ペーパー1枚当たり0.5mgの塗布量に設定し、黒
化面積率9%の画像を2000枚通紙した時のローラの
汚染状態を3段階で評価した。○はローラ汚染無し、△
は部分的なローラ汚染、×は全面ローラ汚染を示す。
各フッ素系シリコーンオイル及びシリコーンオイルをA
4ペーパー1枚当たり0.5mgの塗布量に設定し、黒
化面積率9%の画像を2000枚通紙した時のローラの
汚染状態を3段階で評価した。○はローラ汚染無し、△
は部分的なローラ汚染、×は全面ローラ汚染を示す。
【0098】
【表5】
【0099】表5から明らかなごとく、本発明内のもの
は何れの性能も優れているのに対し、本発明外の比較例
は少なくとも何れかの特性に問題があり、実用上十分な
特性を示さないことがわかる。
は何れの性能も優れているのに対し、本発明外の比較例
は少なくとも何れかの特性に問題があり、実用上十分な
特性を示さないことがわかる。
【0100】
【発明の効果】本発明により、耐久性があり、耐オフセ
ット性が良く定着性が良くかつローラ汚染もない画像形
成方法を提供でき、更には光沢度も適正で、ギラつきの
ない画像を得ることが出来る。
ット性が良く定着性が良くかつローラ汚染もない画像形
成方法を提供でき、更には光沢度も適正で、ギラつきの
ない画像を得ることが出来る。
【図1】本発明に係わる定着器の断面図。
【図2】本発明に係わる定着器の構成を説明する概要
図。
図。
1 上ローラ金属シリンダー 2 上ローラフッ素系樹脂層 3 上ローラシリコーンゴム層 4 熱源 5 記録材 6 下ローラ金属シリンダー 7 下ローラフッ素系樹脂層 8 下ローラシリコーンゴム層 11 定着ニップ 12 圧着アーム
Claims (4)
- 【請求項1】 トナーにより静電潜像を現像し記録材に
転写した後、トナー像を担持した記録材を、少なくも一
方の表面にシリコーンオイルを塗布し、対向配置した一
対のフッ素樹脂被覆シリコーンゴムローラ間を通過さ
せ、該トナー像を記録材に定着させる画像形成方法に於
いて、上記シリコーンオイルが下記一般式〔I〕で示さ
れる構造単位を有する含フッ素系シリコーンオイルであ
り、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポリエステ
ル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹脂で
あり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65wt%で
MEK可溶分のポリスチレン換算重量平均分子量が5×
104≦Mw≦2×105、同数平均分子量が1×103
≦Mn≦2×103、20≦Mw/Mn≦80を満足
し、かつ200℃におけるトナーの損失正接(tan
δ)が0.6≦tanδ≦3.0の範囲にあることを特徴
とする画像形成方法。 【化1】 (式中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素基又はアリー
ル基を示し、Rfは炭素数2〜10のフルオロアルキル
基を示し、nは1〜4の整数を示す。) - 【請求項2】 前記線状スチレン/アクリル樹脂のブレ
ンド比率が、ポリエステル樹脂100重量部に対し5〜
25重量部であることを特徴とする請求項1記載の画像
形成方法。 - 【請求項3】 前記線状スチレン/アクリル樹脂のポリ
スチレン換算重量平均分子量が、1×104≦Mw′≦
4×104、同数平均分子量が4×103≦Mn′≦2×
104、Mw′/Mn′≦5であることを特徴とする請
求項1記載の画像形成方法。 - 【請求項4】 トナーにより静電潜像を現像し記録材に
転写した後、トナー像を担持した記録材を、少なくも一
方の表面にシリコーンオイルを塗布し、対向配置した一
対のフッ素樹脂被覆シリコーンゴムローラ間を通過さ
せ、該トナー像を記録材に定着させる画像形成装置に於
いて、上記シリコーンオイルが下記一般式〔I〕で示さ
れる構造単位を有する含フッ素系シリコーンオイルであ
り、トナーを構成するバインダー樹脂が架橋ポリエステ
ル樹脂と線状スチレン/アクリル樹脂のブレンド樹脂で
あり、かつトナーのMEK不溶分が40〜65wt%で
MEK可溶分のポリスチレン換算重量平均分子量が5×
104≦Mw≦2×105、同数平均分子量が1×103
≦Mn≦2×103、20≦Mw/Mn≦80を満足
し、かつ200℃におけるトナーの損失正接(tan
δ)が0.6≦tanδ≦3.0の範囲にあることを特徴
とする画像形成装置。 【化2】 (式中、Xは炭素数1〜4の飽和炭化水素基又はアリー
ル基を示し、Rfは炭素数2〜10のフルオロアルキル
基を示し、nは1〜4の整数を示す。)
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31668395A JPH09160409A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 画像形成方法及び装置 |
| US08/758,958 US5766816A (en) | 1995-12-05 | 1996-12-02 | Image forming method and image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31668395A JPH09160409A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 画像形成方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09160409A true JPH09160409A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18079752
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31668395A Pending JPH09160409A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 画像形成方法及び装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5766816A (ja) |
| JP (1) | JPH09160409A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001228652A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Minolta Co Ltd | 一成分フルカラー現像方法 |
| JP2007163681A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Kao Corp | 電子写真用トナー用結着樹脂 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6159649A (en) * | 1996-06-13 | 2000-12-12 | Clariant Gmbh | Electrophotographic, resin-containing, electret, or inkjet compositions containing magenta azo pigment and use thereof |
| US6042978A (en) * | 1997-06-26 | 2000-03-28 | Konica Corporation | Image-forming method |
| US6187495B1 (en) | 1998-08-31 | 2001-02-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Yellow toner, process for producing the tower and image forming method using the toner |
| JP3870618B2 (ja) | 1999-08-27 | 2007-01-24 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 静電荷像現像用トナー |
| US6503679B2 (en) | 2000-08-08 | 2003-01-07 | Minolta Co., Ltd. | Color toner for developing an electrostatic image |
| CN111936939B (zh) * | 2018-03-22 | 2022-08-16 | 佳能株式会社 | 定影构件、定影装置和电子照相图像形成设备 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0816791B2 (ja) * | 1990-09-11 | 1996-02-21 | 株式会社巴川製紙所 | 電子写真用現像剤 |
| US5576821A (en) * | 1995-12-18 | 1996-11-19 | Xerox Corporation | Fuser release agent management (RAM) system having a non-continuous pattern agent roll |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP31668395A patent/JPH09160409A/ja active Pending
-
1996
- 1996-12-02 US US08/758,958 patent/US5766816A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001228652A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Minolta Co Ltd | 一成分フルカラー現像方法 |
| JP2007163681A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Kao Corp | 電子写真用トナー用結着樹脂 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5766816A (en) | 1998-06-16 |
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