JPH09160476A - 双方向学習の方式およびこれを実施する学習用教材 - Google Patents

双方向学習の方式およびこれを実施する学習用教材

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JPH09160476A
JPH09160476A JP34994995A JP34994995A JPH09160476A JP H09160476 A JPH09160476 A JP H09160476A JP 34994995 A JP34994995 A JP 34994995A JP 34994995 A JP34994995 A JP 34994995A JP H09160476 A JPH09160476 A JP H09160476A
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learner
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questions
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JP34994995A
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Mitsuyuki Masaji
満幸 政次
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一方向で大量に情報を押しつける従来の学
習方式を改善し、双方向学習の方式で未熟な学習者にも
学習内容を理解、吸収しやすくする。 【構成】 学習課題ごとに異なる角度から提起する二つ
の設問が、相互に解答も供給するという相互補完の型で
構築されており、それらが対向して並列する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、教育産業の重要な先端
をうけもつ学習の新しい方式で、それを製品化した学習
書や映像情報などの製品にかかわる。
【0002】
【従来の技術】まず、課題を学習者に提示し、次にヒン
トや解説を加えて理解を指導し、最後に正解を示すとい
うのが従来の学習指導の方式であり、常に単一方向で機
能している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】単一方向で機能する学
習方式とは、“この問題はこう学習し、こう解答すべき
だ”と規定しているようなもので、学習者の思考を単一
軌道に乗せて、知識の吸収角度を画一化している。 知
的刺激が単調で、吸収角度の画一化は学習者を応用問題
に弱くしている。
【0004】単一方向で画一的に機能する方式は、一度
に大量の情報を押しつける傾向が強く、現実に詰めこみ
型の教育が行なわれている。 知識の吸収能力に劣る学
習者は消化不良になりがちで、学習した知識が記憶の中
に定着する歩留まりも悪い。能力に差のある学習者たち
を画一的ににあつかう従来の単一軌道の方式が、大量の
落伍者を生み出している原因である。
【0005】
【問題を解決するための手段】能力に劣る学習者に照準
をあてて、彼らの理解と吸収を助け、応用問題にも適応
させることを目的として、イ.学習課題を二つの角度か
ら考えさせ、ロ.問題の急所を浮き彫りにし、ハ.少量
づつ吸収させる学習方式を発明した。
【0006】その方式とは、学習すべき課題の一つ一つ
について、異なる角度から提起する二つの設問を、互い
に解答も供給するという相互補完の内容で構築し、これ
らを紙面の左右から、またはページの表と裏から対向さ
せて並列するもので、学習者に双方向から異なる角度で
課題を考究させ、理解させ、吸収させる学習方式であ
る。
【0007】
【作用】この学習方式を具体化した図1は、漢字を習わ
せる国語の学習である。 同一ページの中で並列して対
向する左右の設問は、同じ熟語であり、それぞれ別の半
分がカナ文字になっている。
【0008】学習者はまず左側のカナ文字を自力で漢字
にする。 それぞれ縮む、宿る、祝う、という意味をも
つ系統の熟語が集められており、一つでも意味をつかむ
と、それがヒントの作用をして、連鎖的に同系統の漢字
をすべて書くことができる。
【0009】次に右側の設問に眼を移すと、同じ問題の
別の部分がカナ文字で記され、左側設問のカナ文字が漢
字で示されている。 学習者は直ちに正解を得ると同時
に、別のカナ文字に挑戦する。
【0010】そこで学習者は右側設問のカナ文字を自力
で漢字に変えるのだが、一度読んだ漢字が案外書けな
い。 読んだだけでは実力にならないことを自覚させる
作用をする。
【0011】そこで再び眼を左側設問に移して、そこか
ら正解を得る。 即ち双方向で学習することで、学習者
は漢字の熟語を半分づつ正確に吸収していくのである。
【0012】簡単に正解を学習者の眼にふれさせたくな
いときには、二つの設問を表ページと裏ページから対向
させて設置する。 図2に示す歴史の学習がその実例で
あり、左側が表ページ、右側が裏ページとなっている。
【0013】表ページの設問に対する解答(ゴーゴーツ
ーは552年)が裏ページに現われており、裏ページの
設問の解答は表ページに出ている。 情報の連環性を利
用したこの相互補完型の設問は学習者の思考を二つの角
度から刺激し、知識を少量づつ吸収させる作用をする。
【0014】図3は英語の学習で、設問が横に長くなる
場合は、このように見開き二ページを使って同一面で左
右から対向させることができる。
【0015】図3は左ページ設問の前半が英文で示さ
れ、残る後半が日本文で提示されている。 右ページで
はこれが逆に入れ替わっていて左側と相互補完の関係を
形成している。
【0016】学習者はまず左ページの設問に挑戦、前半
の英文を自力で解読するのだが、これにつながる後半の
日本文を読むことで英文の意味をさぐりやすくなる。
またヒントとして文法上の解説を加えておけば、学習者
の理解はさらに進んで正解に近づく。
【0017】次に学習者は右ページにある対向設問を読
む。 左ページ前半の英文がここでは日本文になってい
て左ページの解答となっている。 そこで後半の英文を
解読することになるが、既に一度は日本文で読んでいる
ので解読しやすい。 しかし異文化言語だけに即解でき
ない者も出てくる。 再び左に戻って解答を求めること
になる。 要約すると、この学習方式は一つの英文を二
つの構造に分割して読ませ、半分づつを理解させて吸収
を確実なものにする。
【0018】問題(1)の文章は、主節I think
と従属節you should do itから成立し
ており、図3に示すとおり、これら二つの節をつなぐ接
続詞thatを相互補完の形態変化のなかで浮き彫りに
して示すことができる。 即ち、異文化の文法上の急所
を学習者に視覚的に教示する作用が働く。
【0019】本発明の方式で構成する学習書は、左開き
で右へ進んで一冊を学習してもよいし、右開きで左へ逐
次学習を進めても一冊を完了することができる。 同じ
問題を二度、ただし別の角度から学習させることにな
る。
【0020】本発明の方式を文字や音声をともなう映像
情報で実施する場合は、画面に最初は一つの設問を提示
し、これが消えてから別の設問を画面に出して、学習者
の頭のなかで両設問を対向させることができる。 即ち
両設問を交互に画面に出すことで、解答を見せずに学習
者の頭脳を訓練する作用が起きる。
【0021】
【実施例】本発明の学習方法は、図面に示した三種類の
学科だけに実施するものではなく、ほとんどすべての学
科に実施できる方式である。 中でも、日本語と外国語
で教える外国語の学習、借方と貸方に分ける複式簿記の
学習などは、相互補完型の問題が作りやすい学科であ
る。
【0022】図2に示す歴史の学習は、設問を相互補完
の型に準備することが比較的に難しいが、編集者の工夫
で可能となる。 しかも図2に示すように、クイズ風や
パズル型に作成して実施することが可能で、学習者の興
味を刺激する作用が出てくる。
【0023】文章の一部を空白にして、そこを埋めさせ
る学習問題が一般に多用されているが、同じ文章を左右
に二つ設置して異なる個所を空欄にすれば、相互に解答
を示しながら二個所の空白部を学習させることができ
る。
【0024】学習能力の劣る小人数のグループに対し
て、相当量の英語の問題を本発明の方式で学習させてみ
たところ、著しい学習効果を挙げた。 “文章構造が視
覚的にわかりやすく、小むずかしい英文法も理解しやす
い”という感想がよせられている。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、単一方向の学習方式に比べて極めて進歩的な
効果をもたらす。 以下にその効果を記載する。
【0026】まずこの学習方法では、一般に一度で習う
学習量を二つの設問に分けて二度に学習させるので、一
度に大量を詰めこむ教育の害をふせぐ。 従って初歩の
学習者や学習能力の劣る人々を納得させながら、少量づ
つ学習を進めるのに最も適した学習方式である。
【0027】本発明は双方向の問答形式によって、学習
者の思考を異なる角度から刺激するので、学習が多角的
となり、応用問題に弱いという従来の欠点を次第に取り
のぞく。
【0028】単一方向の学習にありがちな単調さが無く
なる。 双方向から質問し回答するという往復問答を活
用して、クイズ風やパズル型の設問に仕立てあげること
が可能で、学習を興味深いものにすることができる。
【0029】相互補完型の二つの設問は、ちょうどオス
ねじとメスねじとの関係にあり、二つのねじが合体する
ことで堅固な安定が生み出されるように、この学習方式
によって学習者の知識の把握は、より確実で安定したも
のとなる。 記憶の歩留まりは向上する。
【0030】文章構造の急所を視覚的に教示している図
3の英語の例が示すように、学習のキーポイントとなる
語や句を浮き彫りにして問題を設定することができるか
ら、急所が学習者に理解しやすくなる。
【0031】本発明を実施した学習書では、左開きで始
める学習と右開きで始める学習とが可能で、実行すれば
同じ学習問題を二度、しかも別の角度から学習すること
になり、知識の吸収はそれだけ進む。
【0032】左開きと右開きと双方向学習の間に若干の
時間差を設けると、二回目の学習は“思い出す”効果で
吸収と記憶が強化される。 学習者の頭脳が忘れかけた
知識を取り戻して更新するのに、自分自身に最も適した
時間差を設定すれば、学習効果は飛躍的に向上し、記憶
の歩留まりは著しく改善される。
【0033】本発明の学習方式で構成する双方向学習書
は、外側のどちら側にも同じ表紙をつけて、従来の無味
乾燥な裏表紙を省略できる。 市場に出して販売促進の
効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる国語学習の一部実施例である。
【図2】同じく表ページと裏ページに設定した歴史学習
の一部実施例である。
【図3】同じく見開き二ページに展開した英語学習の実
施例である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 学習すべき課題の一つ一つについて、異
    なる角度から提起する二つの設問を、互いに解答も供給
    する相互補完の内容で構築し、これらを対向させて並列
    する双方向学習の方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する学習方式を配列して
    構成する学習用教材。
JP34994995A 1995-12-12 1995-12-12 双方向学習の方式およびこれを実施する学習用教材 Pending JPH09160476A (ja)

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JP34994995A JPH09160476A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 双方向学習の方式およびこれを実施する学習用教材

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JP34994995A Pending JPH09160476A (ja) 1995-12-12 1995-12-12 双方向学習の方式およびこれを実施する学習用教材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016104514A (ja) * 2012-12-04 2016-06-09 尚志 福山 暗記学習用教材、及びその製造方法

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