JPH09162249A - ボンディングツールへの超音波電力供給装置 - Google Patents
ボンディングツールへの超音波電力供給装置Info
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- JPH09162249A JPH09162249A JP7344609A JP34460995A JPH09162249A JP H09162249 A JPH09162249 A JP H09162249A JP 7344609 A JP7344609 A JP 7344609A JP 34460995 A JP34460995 A JP 34460995A JP H09162249 A JPH09162249 A JP H09162249A
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- H10W72/071—Connecting or disconnecting
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- H10W72/00—Interconnections or connectors in packages
- H10W72/071—Connecting or disconnecting
- H10W72/075—Connecting or disconnecting of bond wires
- H10W72/07531—Techniques
- H10W72/07532—Compression bonding, e.g. thermocompression bonding
- H10W72/07533—Ultrasonic bonding, e.g. thermosonic bonding
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- Wire Bonding (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 超音波振動子に供給される超音波信号の周波
数を、超音波ホーンの共振周波数に常に一致させるよう
にすること。 【解決手段】 ボンディングアーム1には、超音波振動
子3および超音波ホーン2の共振周波数を抽出する機械
電気変換素子7が具備され、この機械電気変換素子7に
よって抽出された超音波ホーン2の共振周波数は発振用
入力トランス25を介して発振用トランジスタ28,2
9をドライブする。発振用トランジスタ28,29によ
って生成された超音波信号はダイオードブリッジ回路3
1および定電流回路Bにより電流コントロールされて超
音波振動子3に供給される。従って、超音波ホーン2の
負荷変動によりその共振周波数が変化したとしても、超
音波振動子3に供給する駆動周波数を共振周波数に瞬時
に一致させることができ、また超音波振動子3に供給さ
れる超音波信号は定電流回路Bにより一定値に電流コン
トロールされる。
数を、超音波ホーンの共振周波数に常に一致させるよう
にすること。 【解決手段】 ボンディングアーム1には、超音波振動
子3および超音波ホーン2の共振周波数を抽出する機械
電気変換素子7が具備され、この機械電気変換素子7に
よって抽出された超音波ホーン2の共振周波数は発振用
入力トランス25を介して発振用トランジスタ28,2
9をドライブする。発振用トランジスタ28,29によ
って生成された超音波信号はダイオードブリッジ回路3
1および定電流回路Bにより電流コントロールされて超
音波振動子3に供給される。従って、超音波ホーン2の
負荷変動によりその共振周波数が変化したとしても、超
音波振動子3に供給する駆動周波数を共振周波数に瞬時
に一致させることができ、また超音波振動子3に供給さ
れる超音波信号は定電流回路Bにより一定値に電流コン
トロールされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイスの
組立工程に用いられるワイヤボンディング装置に関する
ものであり、特にワイヤボンディング装置のボンディン
グツールに対して超音波電力を供給するための超音波電
力供給装置に関する。
組立工程に用いられるワイヤボンディング装置に関する
ものであり、特にワイヤボンディング装置のボンディン
グツールに対して超音波電力を供給するための超音波電
力供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの組立工程に用いられる
ワイヤボンディング装置は、金線又は銅、或いはアルミ
ニウムなどのワイヤを用いて第1ボンディング点となる
半導体チップ上のパッド(電極)と、第2ボンディング
点となるリードとを接続するように構成されている。
ワイヤボンディング装置は、金線又は銅、或いはアルミ
ニウムなどのワイヤを用いて第1ボンディング点となる
半導体チップ上のパッド(電極)と、第2ボンディング
点となるリードとを接続するように構成されている。
【0003】図4(a)及び(b)は、従来のワイヤボ
ンディング装置におけるボンディングアームの一例を示
したものである。
ンディング装置におけるボンディングアームの一例を示
したものである。
【0004】図4に示すボンディングアーム1は、超音
波ホーン2と、超音波振動子3と、キャピラリ4とで構
成されている。
波ホーン2と、超音波振動子3と、キャピラリ4とで構
成されている。
【0005】超音波ホーン2は、ストレートホーン部2
aと、超音波振動子3を取り付け固定するための円筒フ
ランジ部2bと、先端部に縦方向に形成されたスリット
2c1 を有するコニカル部2cと、前記キャピラリ4を
締め付け固定するために、該コニカル部2cの一側面に
形成された孔2dに螺合されたねじ2eとで構成されて
いる。
aと、超音波振動子3を取り付け固定するための円筒フ
ランジ部2bと、先端部に縦方向に形成されたスリット
2c1 を有するコニカル部2cと、前記キャピラリ4を
締め付け固定するために、該コニカル部2cの一側面に
形成された孔2dに螺合されたねじ2eとで構成されて
いる。
【0006】この超音波ホーン2は、主にステンレス鋼
やチタン合金で形成されており、図示していないが、ハ
イブリットICやサーマルヘッド基板等のような面積の
広いICチップ上のパッド(電極)とリードフレームの
リードとを前記ワイヤによりボンディング接続する。
やチタン合金で形成されており、図示していないが、ハ
イブリットICやサーマルヘッド基板等のような面積の
広いICチップ上のパッド(電極)とリードフレームの
リードとを前記ワイヤによりボンディング接続する。
【0007】この場合ボンディングアーム1は、ストレ
ートホーン部2aの下方にXYテーブル(図示せず)の
移動時における余裕を持たせ、また上方に配置されるテ
レビカメラ等よりなる認識装置(図示せず)の関係を考
慮して約3/2又は2/2波長(λ)(2/2λについ
ては図示せず)共振モードの長さで構成される。
ートホーン部2aの下方にXYテーブル(図示せず)の
移動時における余裕を持たせ、また上方に配置されるテ
レビカメラ等よりなる認識装置(図示せず)の関係を考
慮して約3/2又は2/2波長(λ)(2/2λについ
ては図示せず)共振モードの長さで構成される。
【0008】またストレートホーン部2aは円柱形状よ
りなり、このストレートホーン部2aの端部より約1/
4λのノーダル・ポイント(超音波振動の節位置)に、
該ホーンの外周よりも大きな径を有する円筒フランジ部
2bが一体に形成されている。前記ストレートホーン部
2aの端部には外周にねじが形成された軸(図示せず)
が設けられ、この軸のねじと超音波振動を発生するボル
ト締めランジュバン型振動子よりなる超音波振動子3と
が螺合により結合される。この結合される超音波振動子
全体は前記円筒フランジ部2bを介して本体ヘッド部に
固定される。
りなり、このストレートホーン部2aの端部より約1/
4λのノーダル・ポイント(超音波振動の節位置)に、
該ホーンの外周よりも大きな径を有する円筒フランジ部
2bが一体に形成されている。前記ストレートホーン部
2aの端部には外周にねじが形成された軸(図示せず)
が設けられ、この軸のねじと超音波振動を発生するボル
ト締めランジュバン型振動子よりなる超音波振動子3と
が螺合により結合される。この結合される超音波振動子
全体は前記円筒フランジ部2bを介して本体ヘッド部に
固定される。
【0009】またコニカル部2cは、ストレートホーン
部2aの端部より2/2又は1/2λ(1/2λについ
ては図示せず)の長さより前方に向かって円錐状に形成
されている。このコニカル部2cは前記ストレートホー
ン部2aにより伝達される超音波振動の振動振幅を拡大
するためのものであり、またその自由端部が先細りに形
成されてキャピラリ4が取り付けられている。
部2aの端部より2/2又は1/2λ(1/2λについ
ては図示せず)の長さより前方に向かって円錐状に形成
されている。このコニカル部2cは前記ストレートホー
ン部2aにより伝達される超音波振動の振動振幅を拡大
するためのものであり、またその自由端部が先細りに形
成されてキャピラリ4が取り付けられている。
【0010】超音波振動子3は、図4に示すようにリー
ド線5a,5bを介してコネクタ6に接続されており、
このコネクタ6を介して後述する超音波電力供給回路よ
り超音波電力が与えられるように構成されている。
ド線5a,5bを介してコネクタ6に接続されており、
このコネクタ6を介して後述する超音波電力供給回路よ
り超音波電力が与えられるように構成されている。
【0011】図5は前記のように構成されたボンディン
グアームにおける超音波振動子3に対して超音波電力を
供給するようにした従来の超音波電力供給回路の一例を
示したブロック図である。
グアームにおける超音波振動子3に対して超音波電力を
供給するようにした従来の超音波電力供給回路の一例を
示したブロック図である。
【0012】図5において、11は超音波信号を発生す
る電圧制御発振器(以下VCOと称する)であり、この
VCO11から出力される超音波信号は増幅器12に印
加されるよう構成されている。
る電圧制御発振器(以下VCOと称する)であり、この
VCO11から出力される超音波信号は増幅器12に印
加されるよう構成されている。
【0013】この増幅器12には駆動電力制御回路13
が接続されており、駆動電力制御回路13によって直流
電源14より前記増幅器12に供給される駆動電力が調
整され、増幅器12におけるパワーコントロールがなさ
れるように構成されている。
が接続されており、駆動電力制御回路13によって直流
電源14より前記増幅器12に供給される駆動電力が調
整され、増幅器12におけるパワーコントロールがなさ
れるように構成されている。
【0014】駆動電力制御回路13によってパワーコン
トロールされた増幅器12からの超音波出力は、図4に
示す前記コネクタ6を介して超音波振動子3に対して与
えられる。
トロールされた増幅器12からの超音波出力は、図4に
示す前記コネクタ6を介して超音波振動子3に対して与
えられる。
【0015】また前記増幅器12の出力両端には、抵抗
素子R1,R2が直列に接続され、その接続中点より超
音波信号の電圧成分を引き出すようにした電圧検出器1
5が接続されており、また一方の出力端に挿入された電
流検出器16より電流成分が引き出される。前記電圧検
出器15からの電圧成分と、電流検出器16からの電流
成分とは、例えば電圧成分の位相を基準として電流成分
の位相を弁別する電圧・電流位相差検出器17に供給さ
れる。この電圧・電流位相差検出器17によってもたら
される位相差弁別出力は、フェーズロックループ回路
(以下PLL回路と称する)18に供給される。
素子R1,R2が直列に接続され、その接続中点より超
音波信号の電圧成分を引き出すようにした電圧検出器1
5が接続されており、また一方の出力端に挿入された電
流検出器16より電流成分が引き出される。前記電圧検
出器15からの電圧成分と、電流検出器16からの電流
成分とは、例えば電圧成分の位相を基準として電流成分
の位相を弁別する電圧・電流位相差検出器17に供給さ
れる。この電圧・電流位相差検出器17によってもたら
される位相差弁別出力は、フェーズロックループ回路
(以下PLL回路と称する)18に供給される。
【0016】このPLL回路18は前記電圧・電流位相
差検出器17からの弁別出力に基づいて、前記超音波ホ
ーン2における共振周波数に対応した発振周波数の制御
信号を発生させるものであり、前記PLL回路18から
供給される制御信号は、前記電圧制御発振器11に帰還
されて電圧制御発振器11からは超音波ホーン2におけ
る共振周波数に対応した発振周波数が出力されるように
構成されている。
差検出器17からの弁別出力に基づいて、前記超音波ホ
ーン2における共振周波数に対応した発振周波数の制御
信号を発生させるものであり、前記PLL回路18から
供給される制御信号は、前記電圧制御発振器11に帰還
されて電圧制御発振器11からは超音波ホーン2におけ
る共振周波数に対応した発振周波数が出力されるように
構成されている。
【0017】そして、前記図4に示した構成からなるボ
ンディングアーム1を用いてボンディング接続を行うに
際しては、ボンディングステージ(図示せず)の下面に
配設されたヒータブロックによってボンディングステー
ジ上のリードフレームが予熱され、この予熱された状態
でボンディングアーム1が、図示せぬ駆動機構により上
下方向、この場合下方向に移動してキャピラリ4内に挿
入されたワイヤの先端に形成されたボールをICチップ
のパッドに押し潰して加熱圧着する。
ンディングアーム1を用いてボンディング接続を行うに
際しては、ボンディングステージ(図示せず)の下面に
配設されたヒータブロックによってボンディングステー
ジ上のリードフレームが予熱され、この予熱された状態
でボンディングアーム1が、図示せぬ駆動機構により上
下方向、この場合下方向に移動してキャピラリ4内に挿
入されたワイヤの先端に形成されたボールをICチップ
のパッドに押し潰して加熱圧着する。
【0018】この押し潰しと同時に図5に示す超音波電
力供給回路より超音波電力が超音波振動子3に供給され
て、超音波による振動が超音波ホーン2より印加され、
キャピラリ4によってワイヤが接続される。
力供給回路より超音波電力が超音波振動子3に供給され
て、超音波による振動が超音波ホーン2より印加され、
キャピラリ4によってワイヤが接続される。
【0019】このような工程を各チップとリードとの全
てに行い、一連のボンディング工程が完了する。
てに行い、一連のボンディング工程が完了する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記超音波
ホーン2の固有共振周波数は、一般に60KHz程度に
成されているが、超音波ホーン2に加わる負荷の変動に
応じて、その共振周波数は約±1KHz程度変動する。
そして一般に負荷が加わると、共振周波数は例えば59
KHz程度の低い方に変動することが知られており、こ
のように超音波ホーン2の共振周波数と、VCO11か
らの超音波電力の発振周波数にずれが生じた場合には、
超音波ホーン2の出力効率は低下してしまう。
ホーン2の固有共振周波数は、一般に60KHz程度に
成されているが、超音波ホーン2に加わる負荷の変動に
応じて、その共振周波数は約±1KHz程度変動する。
そして一般に負荷が加わると、共振周波数は例えば59
KHz程度の低い方に変動することが知られており、こ
のように超音波ホーン2の共振周波数と、VCO11か
らの超音波電力の発振周波数にずれが生じた場合には、
超音波ホーン2の出力効率は低下してしまう。
【0021】そこで図5に示す超音波電力供給回路は、
発振器11に対してPLL回路18を含む帰還回路を設
けることにより、発振器11から出力される超音波の周
波数が超音波ホーン2における共振周波数に追従するよ
うに構成されている。
発振器11に対してPLL回路18を含む帰還回路を設
けることにより、発振器11から出力される超音波の周
波数が超音波ホーン2における共振周波数に追従するよ
うに構成されている。
【0022】しかしながら、前記PLL回路18は、周
知のようにPLLのループに発生するジッタを押さえる
ために、ある程度定数の大きなローパスフィルタをルー
プ内に挿入しなければならず、このローパスフィルタが
PLL回路の入出力の応答特性を低下させてしまう。こ
のPLL回路の入出力の応答特性が低下した場合には、
超音波ホーン2に加わる負荷の急激な変動に対して、V
CO11の発振周波数が追従できなくなり、この結果、
超音波ホーン2の出力効率は低下し、ボンディング不良
を招くという問題点が発生する。
知のようにPLLのループに発生するジッタを押さえる
ために、ある程度定数の大きなローパスフィルタをルー
プ内に挿入しなければならず、このローパスフィルタが
PLL回路の入出力の応答特性を低下させてしまう。こ
のPLL回路の入出力の応答特性が低下した場合には、
超音波ホーン2に加わる負荷の急激な変動に対して、V
CO11の発振周波数が追従できなくなり、この結果、
超音波ホーン2の出力効率は低下し、ボンディング不良
を招くという問題点が発生する。
【0023】そこで、本発明は前記した従来のものの問
題点に鑑みて成されたものであり、超音波振動子に供給
する超音波電力の周波数が、超音波ホーンの共振周波数
の変動に瞬時に追従することができ、以て超音波ホーン
の出力効率を維持し、ボンディング不良の発生を抑制す
ることが可能なボンディングツールへの超音波電力供給
装置を提供することを目的とするものである。
題点に鑑みて成されたものであり、超音波振動子に供給
する超音波電力の周波数が、超音波ホーンの共振周波数
の変動に瞬時に追従することができ、以て超音波ホーン
の出力効率を維持し、ボンディング不良の発生を抑制す
ることが可能なボンディングツールへの超音波電力供給
装置を提供することを目的とするものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】かかる目的達成のため本
発明に係るボンディングツールへの超音波電力供給装置
は、先端にキャピラリが取り付けられた超音波ホーン
と、前記超音波ホーンに対して超音波振動を供給する超
音波振動子と、前記超音波振動子に対して超音波電力を
供給する超音波電力供給回路と、前記超音波振動子によ
って励振される超音波ホーンの共振周波数を抽出する機
械電気変換素子より成り、前記超音波電力供給回路にお
ける超音波発振周波数は、前記機械電気変換素子によっ
て得られる超音波ホーンの共振周波数に基づいて制御さ
れるように構成される。また、本発明に係るボンディン
グツールへの超音波電力供給装置は、先端にキャピラリ
が取り付けられた超音波ホーンと、前記超音波ホーンに
対して超音波振動を供給する超音波振動子と、前記超音
波振動子に対して超音波電力を供給するための超音波電
力供給回路と、前記超音波振動子によって励振される超
音波ホーンの共振周波数を抽出する機械電気変換素子よ
り成り、前記超音波電力供給回路における超音波発振周
波数が、前記機械電気変換素子によって得られる超音波
ホーンの共振周波数に基づいて制御されるようにしたも
のであって、前記超音波電力供給回路より超音波振動子
に対して超音波電力を供給する経路中に定電流回路が挿
入されるように構成される。更に、本発明に係るボンデ
ィングツールへの超音波電力供給装置は、先端にキャピ
ラリが取り付けられた超音波ホーンと、前記超音波ホー
ンに対して超音波振動を供給する超音波振動子と、前記
超音波振動子に対して超音波電力を供給するための超音
波電力供給回路と、前記超音波振動子によって励振され
る超音波ホーンの共振周波数を抽出する機械電気変換素
子より成り、前記超音波電力供給回路における超音波発
振周波数が、前記機械電気変換素子によって得られる超
音波ホーンの共振周波数に基づいて制御されるようにし
たものであって、前記超音波電力供給回路より超音波振
動子に対して超音波電力を供給する経路中に定電流回路
が挿入されると共に、前記定電流回路の両端電圧が所定
の電圧以上に達したときに、前記超音波電力供給回路に
加える駆動電力を抑制する電力制御回路とを具備して構
成されている。そして、好ましくは前記定電流回路は、
超音波電力供給回路における発振用出力トランスの一対
の出力側二次巻線間に接続された全波整流回路を介して
挿入された直流定電流回路により構成される。
発明に係るボンディングツールへの超音波電力供給装置
は、先端にキャピラリが取り付けられた超音波ホーン
と、前記超音波ホーンに対して超音波振動を供給する超
音波振動子と、前記超音波振動子に対して超音波電力を
供給する超音波電力供給回路と、前記超音波振動子によ
って励振される超音波ホーンの共振周波数を抽出する機
械電気変換素子より成り、前記超音波電力供給回路にお
ける超音波発振周波数は、前記機械電気変換素子によっ
て得られる超音波ホーンの共振周波数に基づいて制御さ
れるように構成される。また、本発明に係るボンディン
グツールへの超音波電力供給装置は、先端にキャピラリ
が取り付けられた超音波ホーンと、前記超音波ホーンに
対して超音波振動を供給する超音波振動子と、前記超音
波振動子に対して超音波電力を供給するための超音波電
力供給回路と、前記超音波振動子によって励振される超
音波ホーンの共振周波数を抽出する機械電気変換素子よ
り成り、前記超音波電力供給回路における超音波発振周
波数が、前記機械電気変換素子によって得られる超音波
ホーンの共振周波数に基づいて制御されるようにしたも
のであって、前記超音波電力供給回路より超音波振動子
に対して超音波電力を供給する経路中に定電流回路が挿
入されるように構成される。更に、本発明に係るボンデ
ィングツールへの超音波電力供給装置は、先端にキャピ
ラリが取り付けられた超音波ホーンと、前記超音波ホー
ンに対して超音波振動を供給する超音波振動子と、前記
超音波振動子に対して超音波電力を供給するための超音
波電力供給回路と、前記超音波振動子によって励振され
る超音波ホーンの共振周波数を抽出する機械電気変換素
子より成り、前記超音波電力供給回路における超音波発
振周波数が、前記機械電気変換素子によって得られる超
音波ホーンの共振周波数に基づいて制御されるようにし
たものであって、前記超音波電力供給回路より超音波振
動子に対して超音波電力を供給する経路中に定電流回路
が挿入されると共に、前記定電流回路の両端電圧が所定
の電圧以上に達したときに、前記超音波電力供給回路に
加える駆動電力を抑制する電力制御回路とを具備して構
成されている。そして、好ましくは前記定電流回路は、
超音波電力供給回路における発振用出力トランスの一対
の出力側二次巻線間に接続された全波整流回路を介して
挿入された直流定電流回路により構成される。
【0025】前記した超音波電力供給装置においては、
超音波振動子によって励振される超音波ホーンの共振周
波数を機械電気変換素子により抽出し、超音波電力供給
回路における超音波発振周波数が、前記機械電気変換素
子によって得られる超音波ホーンの共振周波数に基づい
て制御されるように成される。この結果、超音波振動子
に供給される超音波電力の周波数が、超音波ホーンの共
振周波数の変動に瞬時に追従することができるようにな
る。
超音波振動子によって励振される超音波ホーンの共振周
波数を機械電気変換素子により抽出し、超音波電力供給
回路における超音波発振周波数が、前記機械電気変換素
子によって得られる超音波ホーンの共振周波数に基づい
て制御されるように成される。この結果、超音波振動子
に供給される超音波電力の周波数が、超音波ホーンの共
振周波数の変動に瞬時に追従することができるようにな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】この発明は、図1に示す機械電気
変換素子7によって得られる超音波ホーン2の共振周波
数を図2および図3に示す超音波電力供給装置Aにフィ
ードバックし、発振用トランジスタ28,29を、その
フィードバック信号でスイッチングさせることで、超音
波ホーン2の共振周波数に一致させた超音波電力を超音
波振動子3に対して供給するようにしたものである。
変換素子7によって得られる超音波ホーン2の共振周波
数を図2および図3に示す超音波電力供給装置Aにフィ
ードバックし、発振用トランジスタ28,29を、その
フィードバック信号でスイッチングさせることで、超音
波ホーン2の共振周波数に一致させた超音波電力を超音
波振動子3に対して供給するようにしたものである。
【0027】その結果、超音波ホーンに対する負荷が変
化して、その共振周波数が変動したとしても、超音波振
動子に供給される超音波電力の周波数は、変動した超音
波ホーンの共振周波数に瞬時に一致させることができ
る。
化して、その共振周波数が変動したとしても、超音波振
動子に供給される超音波電力の周波数は、変動した超音
波ホーンの共振周波数に瞬時に一致させることができ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。
つつ説明する。
【0029】まず図1は本発明に係るボンディングアー
ムの例を示したものである。なお図4(a)及び(b)
に示すボンディングアームと同一機能の部分は、同じ参
照符号を用いており、従ってその詳細な説明は省略し、
以下に図4との相異点について説明する。
ムの例を示したものである。なお図4(a)及び(b)
に示すボンディングアームと同一機能の部分は、同じ参
照符号を用いており、従ってその詳細な説明は省略し、
以下に図4との相異点について説明する。
【0030】ボンディングアーム1における超音波振動
子3は、複数の円盤状の圧電素子3a乃至3dにより構
成されており、各圧電素子3a乃至3dを挟むように、
その両側面に電極膜3e乃至3iが形成されている。そ
して隣接する1つおきの各電極膜間に交互にリード線3
j,3kが接続されており、一対のリード線3j,3k
間が超音波電力の入力端子3m,3nを構成している。
子3は、複数の円盤状の圧電素子3a乃至3dにより構
成されており、各圧電素子3a乃至3dを挟むように、
その両側面に電極膜3e乃至3iが形成されている。そ
して隣接する1つおきの各電極膜間に交互にリード線3
j,3kが接続されており、一対のリード線3j,3k
間が超音波電力の入力端子3m,3nを構成している。
【0031】この様な構成により、端子3m,3nに超
音波電力を加えると、それぞれの圧電素子3a乃至3d
を挟む各電極膜3e乃至3iに対してそれぞれ並列に超
音波電力が印加され、各圧電素子3a乃至3dにより励
振された超音波振動は、ボンディングアーム1における
超音波ホーン2を介して、その共振周波数がキャピラリ
4に伝達される。
音波電力を加えると、それぞれの圧電素子3a乃至3d
を挟む各電極膜3e乃至3iに対してそれぞれ並列に超
音波電力が印加され、各圧電素子3a乃至3dにより励
振された超音波振動は、ボンディングアーム1における
超音波ホーン2を介して、その共振周波数がキャピラリ
4に伝達される。
【0032】一方、圧電素子3a乃至3dから成る前記
超音波振動子3に隣接させて超音波ホーン2の振動を電
気信号に変換する機械電気変換素子7がさらに具備され
ている。この機械電気変換素子7は前記超音波振動子3
を構成する圧電素子と同形状の円盤状の圧電素子7aお
よび7bより構成されている。
超音波振動子3に隣接させて超音波ホーン2の振動を電
気信号に変換する機械電気変換素子7がさらに具備され
ている。この機械電気変換素子7は前記超音波振動子3
を構成する圧電素子と同形状の円盤状の圧電素子7aお
よび7bより構成されている。
【0033】そして圧電素子7aと7bとの間には電極
膜7cが配置され、また圧電素子7bの端部側には電極
膜7dが配置されており、前記電極膜3iと、電極膜7
dとはリード線3kによって接続されて機械電気変換素
子7の一方の出力端7eに成されている。また、前記電
極膜7cは機械電気変換素子7の他方の出力端7fに成
されている。
膜7cが配置され、また圧電素子7bの端部側には電極
膜7dが配置されており、前記電極膜3iと、電極膜7
dとはリード線3kによって接続されて機械電気変換素
子7の一方の出力端7eに成されている。また、前記電
極膜7cは機械電気変換素子7の他方の出力端7fに成
されている。
【0034】従って、機械電気変換素子7を構成する圧
電素子7aおよび7bは、超音波ホーン2の振動を受け
て電極膜3i,7dと電極膜7cとの間に電気信号が誘
起される。この機械電気変換素子7により誘起された電
気信号は、端子7e,7fに出力されることになる。
電素子7aおよび7bは、超音波ホーン2の振動を受け
て電極膜3i,7dと電極膜7cとの間に電気信号が誘
起される。この機械電気変換素子7により誘起された電
気信号は、端子7e,7fに出力されることになる。
【0035】図2は本発明に係る超音波電力供給装置の
第1の実施例の回路構成をブロック図によって示したも
のである。なお図2において、前記図1と同一部分は同
一符号で示しており、従ってその詳細な説明は省略す
る。
第1の実施例の回路構成をブロック図によって示したも
のである。なお図2において、前記図1と同一部分は同
一符号で示しており、従ってその詳細な説明は省略す
る。
【0036】図2において、駆動用の直流電源21の負
極端子は、基準電位点(アース)に接続され、一方、正
極端子は出力回路フローティング用インダクター22の
一端に接続されている。そしてインダクター22の他端
は発振起動用抵抗器23,24を介して発振入力トラン
ス25の二次側巻線25bのそれぞれ両端に接続されて
いる。またインダクター22の他端はさらに発振用出力
トランス26の一対の一次側巻線26a,26bの共通
接続端に接続されている。
極端子は、基準電位点(アース)に接続され、一方、正
極端子は出力回路フローティング用インダクター22の
一端に接続されている。そしてインダクター22の他端
は発振起動用抵抗器23,24を介して発振入力トラン
ス25の二次側巻線25bのそれぞれ両端に接続されて
いる。またインダクター22の他端はさらに発振用出力
トランス26の一対の一次側巻線26a,26bの共通
接続端に接続されている。
【0037】前記発振入力トランス25の一次側巻線2
5aには、ボンディングアーム1における機械電気変換
素子7の出力端子7e,7fが接続されており、また前
記出力端子7e,7fには並列にQダンプ用抵抗器27
が接続されている。
5aには、ボンディングアーム1における機械電気変換
素子7の出力端子7e,7fが接続されており、また前
記出力端子7e,7fには並列にQダンプ用抵抗器27
が接続されている。
【0038】前記発振入力トランス25の二次側巻線2
5bの両端にはそれぞれ発振用トランジスタ28,29
のベースが接続されており、それぞれのエミッタは基準
電位点(アース)に接続されている。そして前記発振用
トランジスタ28,29のコレクタは発振用出力トラン
ス26における一対の一次側巻線26a,26bの他端
側にそれぞれ接続されており、さらに各コレクタ間には
共振用コンデンサ30が接続されている。
5bの両端にはそれぞれ発振用トランジスタ28,29
のベースが接続されており、それぞれのエミッタは基準
電位点(アース)に接続されている。そして前記発振用
トランジスタ28,29のコレクタは発振用出力トラン
ス26における一対の一次側巻線26a,26bの他端
側にそれぞれ接続されており、さらに各コレクタ間には
共振用コンデンサ30が接続されている。
【0039】また、前記発振用出力トランス26には、
一対の二次側出力巻線26c,26dが具備されてお
り、それぞれの一端はボンディングアーム1における超
音波振動子3の入力端3m,3nにそれぞれ接続されて
いる。
一対の二次側出力巻線26c,26dが具備されてお
り、それぞれの一端はボンディングアーム1における超
音波振動子3の入力端3m,3nにそれぞれ接続されて
いる。
【0040】以上の符号23乃至30で示した各要素に
より、超音波電力供給回路Aを構成している。
より、超音波電力供給回路Aを構成している。
【0041】一方、発振用出力トランス26における一
対の二次側出力巻線26c,26dの各他端は両波整流
機能を有するダイオードブリッジ回路31の入力側対角
接続点に接続されている。またダイオードブリッジ回路
31の出力側対角接続点のうち、カソード側には電流制
御トランジスタ32のコレクタが接続されており、トラ
ンジスタ32のエミッタには電流・電圧変換用抵抗器3
3の一端が接続され、この抵抗器33の他端は、前記直
流電源21の負極端子に接続されると共に前記ダイオー
ドブリッジ回路31の出力側対角接続点のアノード側に
接続されている。
対の二次側出力巻線26c,26dの各他端は両波整流
機能を有するダイオードブリッジ回路31の入力側対角
接続点に接続されている。またダイオードブリッジ回路
31の出力側対角接続点のうち、カソード側には電流制
御トランジスタ32のコレクタが接続されており、トラ
ンジスタ32のエミッタには電流・電圧変換用抵抗器3
3の一端が接続され、この抵抗器33の他端は、前記直
流電源21の負極端子に接続されると共に前記ダイオー
ドブリッジ回路31の出力側対角接続点のアノード側に
接続されている。
【0042】また前記駆動用の直流電源21の正極端子
は、オペアンプ34に対して駆動電流を供給すべくオペ
アンプ34の正電源入力端に接続されており、オペアン
プ34の負電源入力端は直流電源21の負極端子に接続
されている。
は、オペアンプ34に対して駆動電流を供給すべくオペ
アンプ34の正電源入力端に接続されており、オペアン
プ34の負電源入力端は直流電源21の負極端子に接続
されている。
【0043】更に直流電源21の正極端子および負極端
子間には、並列に電圧分割用ポテンションメータ35が
接続されており、このポテンションメータ35によって
分圧された電圧は、オペアンプ34の非反転入力端子に
供給されるように構成されている。また、オペアンプ3
4の反転入力端子は、電流制御トランジスタ32のエミ
ッタと抵抗器33の接続点に接続されて、抵抗器33に
おける対アース電圧が印加されるように構成されてい
る。ここで、直流定電流回路は、片側だけのみの作動、
すなわち、本発明に係る回路では、+側だけのみの作動
で直流、すなわち低周波から高周波(少なくとも約12
0KHz以上)まで全波整流された周波数が追尾できる
回路である。
子間には、並列に電圧分割用ポテンションメータ35が
接続されており、このポテンションメータ35によって
分圧された電圧は、オペアンプ34の非反転入力端子に
供給されるように構成されている。また、オペアンプ3
4の反転入力端子は、電流制御トランジスタ32のエミ
ッタと抵抗器33の接続点に接続されて、抵抗器33に
おける対アース電圧が印加されるように構成されてい
る。ここで、直流定電流回路は、片側だけのみの作動、
すなわち、本発明に係る回路では、+側だけのみの作動
で直流、すなわち低周波から高周波(少なくとも約12
0KHz以上)まで全波整流された周波数が追尾できる
回路である。
【0044】以上の符号32乃至35で示した各要素に
より、直流定電流回路Bを構成している。
より、直流定電流回路Bを構成している。
【0045】以上の構成において、以下にその作用を説
明する。
明する。
【0046】まず直流電源21の正極端子より抵抗器2
3,24を介して正電圧が印加されると、トランジスタ
28および29の動作点のアンバランスにより、いずれ
かのトランジスタが先にオンし、発振用出力トランス2
6の一次側巻線26aに電流が流れて二次側出力巻線2
6c,26dに出力される。ダイオードブリッジ回路3
1、電流制御トランジスタ32、電流電圧変換用の抵抗
器33を通って超音波振動子3に給電され、超音波ホー
ン2が振動して機械電気変換素子7に電圧が発生して発
振用入力トランス25の一次側巻線25aに入り、二次
側巻線25bに出力されてトランジスタ28又は29を
より深くオンする。超音波ホーン2の振動により機械電
気変換素子7の出力電圧は反転する。そして、発振用入
力トランス25の入出力共反転して交互にオン・オフを
繰り返して発振が開始する。
3,24を介して正電圧が印加されると、トランジスタ
28および29の動作点のアンバランスにより、いずれ
かのトランジスタが先にオンし、発振用出力トランス2
6の一次側巻線26aに電流が流れて二次側出力巻線2
6c,26dに出力される。ダイオードブリッジ回路3
1、電流制御トランジスタ32、電流電圧変換用の抵抗
器33を通って超音波振動子3に給電され、超音波ホー
ン2が振動して機械電気変換素子7に電圧が発生して発
振用入力トランス25の一次側巻線25aに入り、二次
側巻線25bに出力されてトランジスタ28又は29を
より深くオンする。超音波ホーン2の振動により機械電
気変換素子7の出力電圧は反転する。そして、発振用入
力トランス25の入出力共反転して交互にオン・オフを
繰り返して発振が開始する。
【0047】その発振出力は発振用出力トランス26に
おける一対の二次側出力巻線26c,26dに出力され
る。
おける一対の二次側出力巻線26c,26dに出力され
る。
【0048】一方、定電流回路Bを構成するオペアンプ
34の非反転入力端には、ポテンションメータ35によ
る分圧電圧が印加されており、オペアンプ34の作用に
より、その反転入力端における印加電圧、すなわち抵抗
器33の両端電圧も同一となるようにトランジスタ32
に対する動作バイアスが設定される。従ってトランジス
タ32と抵抗器33とは、直流定電流回路として作用す
ることになる。
34の非反転入力端には、ポテンションメータ35によ
る分圧電圧が印加されており、オペアンプ34の作用に
より、その反転入力端における印加電圧、すなわち抵抗
器33の両端電圧も同一となるようにトランジスタ32
に対する動作バイアスが設定される。従ってトランジス
タ32と抵抗器33とは、直流定電流回路として作用す
ることになる。
【0049】ここで前記直流定電流回路は、発振用出力
トランス26における一対の二次側出力巻線26c,2
6d間にダイオードブリッジ回路31を介して接続され
ることになり、トランジスタ32と抵抗器33とにより
設定される定電流に対応した超音波信号電流が端子3
m,3nを介してボンディングアーム1の超音波振動子
3に対して与えられることになる。
トランス26における一対の二次側出力巻線26c,2
6d間にダイオードブリッジ回路31を介して接続され
ることになり、トランジスタ32と抵抗器33とにより
設定される定電流に対応した超音波信号電流が端子3
m,3nを介してボンディングアーム1の超音波振動子
3に対して与えられることになる。
【0050】すなわち、ポテンションメータ35により
定電流回路の電流量が制御され、結果として超音波振動
子3に対して与えられる超音波電力のパワーがコントロ
ールされることになる。
定電流回路の電流量が制御され、結果として超音波振動
子3に対して与えられる超音波電力のパワーがコントロ
ールされることになる。
【0051】この様な作用により所定のパワーによりボ
ンディングアーム1が励振され、超音波ホーン2の共振
周波数に基づく超音波振動がキャピラリ4に対して与え
られる。
ンディングアーム1が励振され、超音波ホーン2の共振
周波数に基づく超音波振動がキャピラリ4に対して与え
られる。
【0052】一方、前記機械電気変換素子7は前述のと
おり、超音波ホーン2の共振周波数を抽出し、この抽出
された信号は端子7e,7fを介して発振入力トランス
25の一次側巻線25aに供給される。一次側巻線25
aに供給された機械電気変換素子7からの信号は、二次
巻線25bのそれぞれ両端に接続された発振用トランジ
スタ28,29のベースにそれぞれ印加され、結果とし
て発振用トランジスタ28,29は超音波ホーン2の共
振周波数の変動に追従して発振し、その発振出力をボン
ディングアーム1の超音波振動子3に対して与えるよう
に作用する。
おり、超音波ホーン2の共振周波数を抽出し、この抽出
された信号は端子7e,7fを介して発振入力トランス
25の一次側巻線25aに供給される。一次側巻線25
aに供給された機械電気変換素子7からの信号は、二次
巻線25bのそれぞれ両端に接続された発振用トランジ
スタ28,29のベースにそれぞれ印加され、結果とし
て発振用トランジスタ28,29は超音波ホーン2の共
振周波数の変動に追従して発振し、その発振出力をボン
ディングアーム1の超音波振動子3に対して与えるよう
に作用する。
【0053】なおこの場合、前記Qダンプ用抵抗器27
は、機械電気変換素子7により誘起された電気信号を消
費して熱変換する。これは超音波ホーン2の振動に対す
るダンピング作用を持つものであり、超音波ホーン2に
対する負荷が変動した場合に生ずる共振周波数付近での
干渉等による不安定な振動モードの発生を抑制させるた
めのものである。
は、機械電気変換素子7により誘起された電気信号を消
費して熱変換する。これは超音波ホーン2の振動に対す
るダンピング作用を持つものであり、超音波ホーン2に
対する負荷が変動した場合に生ずる共振周波数付近での
干渉等による不安定な振動モードの発生を抑制させるた
めのものである。
【0054】以上のように図1に示す実施例において
は、超音波振動子3に対して供給される超音波の周波数
は、超音波ホーン2の共振周波数に瞬時に追従して制御
され、また超音波振動子3に対して供給する超音波電力
のパワーも一定に制御することができる。
は、超音波振動子3に対して供給される超音波の周波数
は、超音波ホーン2の共振周波数に瞬時に追従して制御
され、また超音波振動子3に対して供給する超音波電力
のパワーも一定に制御することができる。
【0055】次に図3は本発明に係る超音波電力供給装
置の第2の実施例の回路構成をブロック図によって示し
たものである。
置の第2の実施例の回路構成をブロック図によって示し
たものである。
【0056】なお図3において、前記図2と同一部分は
同一符号で示しており、従ってその詳細な説明は省略
し、図2との相違点について説明する。
同一符号で示しており、従ってその詳細な説明は省略
し、図2との相違点について説明する。
【0057】図3おいて、直流電源21の正極端子と出
力回路フローティング用インダクター22との間には、
電源電圧制御用トランジスタ36のコレクタ、エミッタ
間が接続されている。そしてこのトランジスタ36のコ
レクタ、ベース間にはトランジスタ駆動用の抵抗器37
が接続されている。
力回路フローティング用インダクター22との間には、
電源電圧制御用トランジスタ36のコレクタ、エミッタ
間が接続されている。そしてこのトランジスタ36のコ
レクタ、ベース間にはトランジスタ駆動用の抵抗器37
が接続されている。
【0058】一方、ダイオードブリッジ回路31と電流
制御トランジスタ32のコレクタとの接続点には定電圧
(ゼナー)ダイオード38のカソードが接続されてお
り、この定電圧ダイオード38のアノードは抵抗器39
を介してカレントミラー回路を構成する一方のトランジ
スタ40のコレクタに接続されている。
制御トランジスタ32のコレクタとの接続点には定電圧
(ゼナー)ダイオード38のカソードが接続されてお
り、この定電圧ダイオード38のアノードは抵抗器39
を介してカレントミラー回路を構成する一方のトランジ
スタ40のコレクタに接続されている。
【0059】前記トランジスタ40のコレクタ、ベース
間はショートされ、またエミッタと基準電位点との間に
は抵抗器41が接続されている。そしてトランジスタ4
0のベースに対してトランジスタ42のベースが接続さ
れると共に、トランジスタ42のエミッタと基準電位点
との間には抵抗器43が接続されており、トランジスタ
40,42および抵抗器41,43によりカレントミラ
ーを構成している。
間はショートされ、またエミッタと基準電位点との間に
は抵抗器41が接続されている。そしてトランジスタ4
0のベースに対してトランジスタ42のベースが接続さ
れると共に、トランジスタ42のエミッタと基準電位点
との間には抵抗器43が接続されており、トランジスタ
40,42および抵抗器41,43によりカレントミラ
ーを構成している。
【0060】そして被制御側のトランジスタ42のコレ
クタは、前記電源電圧制御用トランジスタ36のベース
に接続されている。
クタは、前記電源電圧制御用トランジスタ36のベース
に接続されている。
【0061】以上の符号36乃至43で示した各要素に
より、電力制御回路Cを構成している。
より、電力制御回路Cを構成している。
【0062】なお図2における構成においては、前記ポ
テンションメータ35を調整して超音波振動子3に対す
る超音波信号の供給電力をある程度以上絞ろうとする場
合には、トランジスタ32は、結果としてクリップ作用
を呈し、トランジスタ32に流れる脈流電流の頭部をク
リップするようにされる。これにより、超音波振動子3
に印加される超音波電力は、サイン波の上下両端がクリ
ップされた形となり、奇数次高調波が重畳された形とな
る。この様な奇数次高調波の存在は超音波ホーン2に対
して不要な振幅を与えるだけでなく、他の制御回路等に
ビート妨害を与える恐れがある。
テンションメータ35を調整して超音波振動子3に対す
る超音波信号の供給電力をある程度以上絞ろうとする場
合には、トランジスタ32は、結果としてクリップ作用
を呈し、トランジスタ32に流れる脈流電流の頭部をク
リップするようにされる。これにより、超音波振動子3
に印加される超音波電力は、サイン波の上下両端がクリ
ップされた形となり、奇数次高調波が重畳された形とな
る。この様な奇数次高調波の存在は超音波ホーン2に対
して不要な振幅を与えるだけでなく、他の制御回路等に
ビート妨害を与える恐れがある。
【0063】そこで、図3に示した電力制御回路Cの構
成は、この様な問題の発生を除去するように作用するも
のである。すなわち、ポテンションメータ35を調整し
て超音波振動子3に対する超音波信号の供給電力をある
程度以上絞ろうとした場合には、結果として電流制御ト
ランジスタ32のコレクタ、エミッタ間のインピダンス
が上昇し、トランジスタ32のコレクタにおける対アー
ス電圧は上昇する。すなわち、定電流回路の両端電圧が
所定の電圧以上に達する。
成は、この様な問題の発生を除去するように作用するも
のである。すなわち、ポテンションメータ35を調整し
て超音波振動子3に対する超音波信号の供給電力をある
程度以上絞ろうとした場合には、結果として電流制御ト
ランジスタ32のコレクタ、エミッタ間のインピダンス
が上昇し、トランジスタ32のコレクタにおける対アー
ス電圧は上昇する。すなわち、定電流回路の両端電圧が
所定の電圧以上に達する。
【0064】その値が定電圧ダイオード38のゼナー電
圧を越えると、抵抗39を介してカレントミラーを構成
する制御側トランジスタ40の電流を増加させることに
なる。カレントミラーを構成する被制御側トランジスタ
42はこれに比例してコレクタ電流を吸い込み、従って
電源電圧制御用トランジスタ36のベース電圧を低下さ
せる。
圧を越えると、抵抗39を介してカレントミラーを構成
する制御側トランジスタ40の電流を増加させることに
なる。カレントミラーを構成する被制御側トランジスタ
42はこれに比例してコレクタ電流を吸い込み、従って
電源電圧制御用トランジスタ36のベース電圧を低下さ
せる。
【0065】それ故、トランジスタ36のコレクタ、エ
ミッタ間のインピダンスは増大し、発振用出力トランス
26の一次側巻線26a,26bを介して発振用トラン
ジスタ28,29に与えられる電圧が低下し、発振出力
レベルも低下する。従って超音波振動子3に印加される
超音波電力は、上下両端のクリップの度合いの少ないサ
イン波形又はその近似波形となり、前記した奇数次高調
波の重畳による悪影響の発生を防止させることができ
る。
ミッタ間のインピダンスは増大し、発振用出力トランス
26の一次側巻線26a,26bを介して発振用トラン
ジスタ28,29に与えられる電圧が低下し、発振出力
レベルも低下する。従って超音波振動子3に印加される
超音波電力は、上下両端のクリップの度合いの少ないサ
イン波形又はその近似波形となり、前記した奇数次高調
波の重畳による悪影響の発生を防止させることができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るボンディングアームへの超音波電力供給装置による
と、超音波電力供給回路における超音波発振周波数は、
ボンディングアームに設けられた機械電気変換素子によ
って得られる超音波ホーンの共振周波数に基づいて制御
されるようにしたので、超音波ホーンの負荷変動により
その共振周波数が変化したとしても、超音波振動子に供
給する駆動周波数を共振周波数に瞬時に一致させること
ができる。よって、超音波ホーンの出力効率を常に高効
率に保持することが可能であり、良好なボンディング作
用を保証することができる。これは、従来のPLLを用
いた制御手段に対して格段の追従速度を保証することが
でき、また回路構成も簡略化させることができる。ま
た、超音波電力供給回路より超音波振動子に対して超音
波電力を供給する経路中に定電流回路を挿入させたの
で、負荷が変動しても駆動電流を一定にさせることがで
き、また前記定電流回路の両端電圧が所定の電圧以上に
達したときに、前記超音波電力供給回路に加える駆動電
力を抑制する電力制御回路を更に具備させたので、超音
波振動子に与える超音波電力は、上下両端のクリップの
度合いの少ないサイン波形又はその近似波形となり、超
音波電力に奇数次高調波が重畳されることによる悪影響
を防止させることができる。
係るボンディングアームへの超音波電力供給装置による
と、超音波電力供給回路における超音波発振周波数は、
ボンディングアームに設けられた機械電気変換素子によ
って得られる超音波ホーンの共振周波数に基づいて制御
されるようにしたので、超音波ホーンの負荷変動により
その共振周波数が変化したとしても、超音波振動子に供
給する駆動周波数を共振周波数に瞬時に一致させること
ができる。よって、超音波ホーンの出力効率を常に高効
率に保持することが可能であり、良好なボンディング作
用を保証することができる。これは、従来のPLLを用
いた制御手段に対して格段の追従速度を保証することが
でき、また回路構成も簡略化させることができる。ま
た、超音波電力供給回路より超音波振動子に対して超音
波電力を供給する経路中に定電流回路を挿入させたの
で、負荷が変動しても駆動電流を一定にさせることがで
き、また前記定電流回路の両端電圧が所定の電圧以上に
達したときに、前記超音波電力供給回路に加える駆動電
力を抑制する電力制御回路を更に具備させたので、超音
波振動子に与える超音波電力は、上下両端のクリップの
度合いの少ないサイン波形又はその近似波形となり、超
音波電力に奇数次高調波が重畳されることによる悪影響
を防止させることができる。
【図1】図1は、本発明において使用されるボンディン
グアームの構成を示した斜視図である。
グアームの構成を示した斜視図である。
【図2】図2は、図1に示すボンディングアームを用い
た本発明に係る超音波電力供給装置の第1の実施例の構
成を示したブロック図である。
た本発明に係る超音波電力供給装置の第1の実施例の構
成を示したブロック図である。
【図3】図3は、図1に示すボンディングアームを用い
た本発明に係る超音波電力供給装置の第2の実施例の構
成を示したブロック図である。
た本発明に係る超音波電力供給装置の第2の実施例の構
成を示したブロック図である。
【図4】図4は、従来のボンディングアームの構成を示
した図である。
した図である。
【図5】図5は、図4に示すボンディングアームを用い
た従来の超音波電力供給装置の一例を示したブロック図
である。
た従来の超音波電力供給装置の一例を示したブロック図
である。
1 ボンディングアーム 2 超音波ホーン 3 超音波振動子 4 キャピラリ 7 機械電気変換素子 21 駆動用直流電源 25 発振用入力トランス 26 発振用出力トランス 27 Qダンプ用抵抗器 28 発振用トランジスタ 29 発振用トランジスタ 31 ダイオードブリッジ回路 32 電流制御トランジスタ 34 オペアンプ 35 ポテンションメータ 36 電源電圧制御トランジスタ 38 定電圧ダイオード 40 カレントミラートランジスタ 42 カレントミラートランジスタ A 超音波電力供給回路 B 直流定電流回路 C 電力制御回路
Claims (4)
- 【請求項1】 先端にキャピラリが取り付けられた超音
波ホーンと、 前記超音波ホーンに対して超音波振動を供給する超音波
振動子と、 前記超音波振動子に対して超音波電力を供給する超音波
電力供給回路と、 前記超音波振動子によって励振される超音波ホーンの共
振周波数を抽出する機械電気変換素子より成り、 前記超音波電力供給回路における超音波発振周波数は、
前記機械電気変換素子によって得られる超音波ホーンの
共振周波数に基づいて制御されるようにしたことを特徴
とするボンディングツールへの超音波電力供給装置。 - 【請求項2】 先端にキャピラリが取り付けられた超音
波ホーンと、 前記超音波ホーンに対して超音波振動を供給する超音波
振動子と、 前記超音波振動子に対して超音波電力を供給するための
超音波電力供給回路と、 前記超音波振動子によって励振される超音波ホーンの共
振周波数を抽出する機械電気変換素子より成り、 前記超音波電力供給回路における超音波発振周波数が、
前記機械電気変換素子によって得られる超音波ホーンの
共振周波数に基づいて制御されるようにしたものであっ
て、 前記超音波電力供給回路より超音波振動子に対して超音
波電力を供給する経路中に定電流回路が挿入されている
ことを特徴とするボンディングツールへの超音波電力供
給装置。 - 【請求項3】 先端にキャピラリが取り付けられた超音
波ホーンと、 前記超音波ホーンに対して超音波振動を供給する超音波
振動子と、 前記超音波振動子に対して超音波電力を供給するための
超音波電力供給回路と、 前記超音波振動子によって励振される超音波ホーンの共
振周波数を抽出する機械電気変換素子より成り、 前記超音波電力供給回路における超音波発振周波数が、
前記機械電気変換素子によって得られる超音波ホーンの
共振周波数に基づいて制御されるようにしたものであっ
て、 前記超音波電力供給回路より超音波振動子に対して超音
波電力を供給する経路中に定電流回路が挿入されると共
に、前記定電流回路の両端電圧が所定の電圧以上に達し
たときに、前記超音波電力供給回路に加える駆動電力を
抑制する電力制御回路とを具備していることを特徴とす
るボンディングツールへの超音波電力供給装置。 - 【請求項4】 前記定電流回路は、超音波電力供給回路
における発振用出力トランスの一対の出力側二次巻線間
に接続された全波整流回路を介して挿入された直流定電
流回路であることを特徴とする請求項2又は請求項3記
載のボンディングツールへの超音波電力供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344609A JPH09162249A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | ボンディングツールへの超音波電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344609A JPH09162249A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | ボンディングツールへの超音波電力供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09162249A true JPH09162249A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18370596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7344609A Pending JPH09162249A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | ボンディングツールへの超音波電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09162249A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005340780A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置および電子部品装着方法 |
| JP2008237280A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
| JP2017005228A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-05 | 富士電機株式会社 | 良否判断装置、ワイヤボンダ装置及び良否判断方法 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP7344609A patent/JPH09162249A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005340780A (ja) * | 2004-04-27 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子部品装着装置および電子部品装着方法 |
| JP2008237280A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Hitachi Medical Corp | 超音波診断装置 |
| JP2017005228A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-05 | 富士電機株式会社 | 良否判断装置、ワイヤボンダ装置及び良否判断方法 |
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