JPH09162446A - 発光装置およびその製造方法 - Google Patents
発光装置およびその製造方法Info
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- JPH09162446A JPH09162446A JP7324735A JP32473595A JPH09162446A JP H09162446 A JPH09162446 A JP H09162446A JP 7324735 A JP7324735 A JP 7324735A JP 32473595 A JP32473595 A JP 32473595A JP H09162446 A JPH09162446 A JP H09162446A
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- Y10S362/80—Light emitting diode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 指向特性のバラツキを低減して、検出範囲や
リニアリティを安定させた発光装置およびその製造方法
を提供する。 【解決手段】 この発光装置Dは、5つの異なった角度
の平面部21a〜21eを有する基台21と、各平面部
21a〜21eにそれぞれ所定に間隔をおいて貫通する
ように穿設された複数の挿通孔47と、各平面部21a
〜21eの略中央部に導電性のペースト67によりその
面に対して直交する方向に光を発するように取付けられ
たLEDチップ63と、各挿通孔47にそれぞれ挿通さ
れ、LEDチップ63にその一端が電気的に接続された
端子35と、各LEDチップ63をそれぞれ覆うモール
ドケース20とを有している。
リニアリティを安定させた発光装置およびその製造方法
を提供する。 【解決手段】 この発光装置Dは、5つの異なった角度
の平面部21a〜21eを有する基台21と、各平面部
21a〜21eにそれぞれ所定に間隔をおいて貫通する
ように穿設された複数の挿通孔47と、各平面部21a
〜21eの略中央部に導電性のペースト67によりその
面に対して直交する方向に光を発するように取付けられ
たLEDチップ63と、各挿通孔47にそれぞれ挿通さ
れ、LEDチップ63にその一端が電気的に接続された
端子35と、各LEDチップ63をそれぞれ覆うモール
ドケース20とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個の発光素子
を異なる方向に光を発するように配置した発光装置およ
びその製造方法に関する。
を異なる方向に光を発するように配置した発光装置およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔座標指示装置としては、遠隔
装置(リモートコントロール装置)に付加した十字カー
ソルキーやボールポイント装置がある。あるいは、ジョ
イスニックが付いたコントローラや、マトリックス配列
されたスイッチ素子を有する平面的な座標入力装置等が
主なものとなっている。
装置(リモートコントロール装置)に付加した十字カー
ソルキーやボールポイント装置がある。あるいは、ジョ
イスニックが付いたコントローラや、マトリックス配列
されたスイッチ素子を有する平面的な座標入力装置等が
主なものとなっている。
【0003】先に、本出願人は、離れた位置で空間上の
動きによって直感的にカーソルを動かすことにより座標
を指示できるようにした遠隔座標指示装置においては、
複数個のそれぞれが異なった方向に光を発するように複
数の発光ダイオードを配置した発光装置を使用すること
を提案している。この光による遠隔座標指示装置は、発
光パターンの半値角が広くなり、発光強度も大きくでき
るので、使用可能領域や検出角度範囲を広くできる利点
がある。
動きによって直感的にカーソルを動かすことにより座標
を指示できるようにした遠隔座標指示装置においては、
複数個のそれぞれが異なった方向に光を発するように複
数の発光ダイオードを配置した発光装置を使用すること
を提案している。この光による遠隔座標指示装置は、発
光パターンの半値角が広くなり、発光強度も大きくでき
るので、使用可能領域や検出角度範囲を広くできる利点
がある。
【0004】次に、この遠隔座標指示装置の概要につい
て図7〜図12を参照して説明する。図7は遠隔座標指
示装置の概念を示す説明図、図8は遠隔座標指示装置の
角度検出の原理を示す説明図、図9(a)〜(c)は遠隔座標
指示装置の第1の従来例の発光素子の配列を示す正面
図、側面図、及び底面図、図10は遠隔座標指示装置の
各発光素子の半値角をほぼ同程度に設定した場合の検出
角度の特性図、図11は遠隔座標指示装置の第2の従来
例の発光素子の配列を示す説明図、図12は遠隔座標指
示装置の第3の従来例の発光素子の配列を示す正面図で
ある。
て図7〜図12を参照して説明する。図7は遠隔座標指
示装置の概念を示す説明図、図8は遠隔座標指示装置の
角度検出の原理を示す説明図、図9(a)〜(c)は遠隔座標
指示装置の第1の従来例の発光素子の配列を示す正面
図、側面図、及び底面図、図10は遠隔座標指示装置の
各発光素子の半値角をほぼ同程度に設定した場合の検出
角度の特性図、図11は遠隔座標指示装置の第2の従来
例の発光素子の配列を示す説明図、図12は遠隔座標指
示装置の第3の従来例の発光素子の配列を示す正面図で
ある。
【0005】図7において、1は遠隔操作体、2はモニ
ター、3はコントローラ、4はピンホトダイオードなど
からなる受光素子である。ここで、遠隔操作体1の座標
検出、送信方法について図7を参照して説明する。後述
するキャリア発生は遠隔操作体1側で行い、角度検出は
コントローラ3で行う。赤外線の送受信は、遠隔操作体
1からコントローラ3への一方向のみとし、遠隔操作体
1の構造は5系統のLEDを持っている。コントローラ
3では、遠隔操作体1からの赤外線を受光した1つの受
光素子4の光量の強度バランスにより、遠隔操作体1の
X,Y座標を算出する。算出されたX,Y座標データを
モニタ2に送信し、カーソル5を移動させる。各LED
の送信の信号フォーマットは、通常、リモコンの40kHz
キャリアの部分と1−2変調信号の16kHzキャリアの部
分とから形成されている。
ター、3はコントローラ、4はピンホトダイオードなど
からなる受光素子である。ここで、遠隔操作体1の座標
検出、送信方法について図7を参照して説明する。後述
するキャリア発生は遠隔操作体1側で行い、角度検出は
コントローラ3で行う。赤外線の送受信は、遠隔操作体
1からコントローラ3への一方向のみとし、遠隔操作体
1の構造は5系統のLEDを持っている。コントローラ
3では、遠隔操作体1からの赤外線を受光した1つの受
光素子4の光量の強度バランスにより、遠隔操作体1の
X,Y座標を算出する。算出されたX,Y座標データを
モニタ2に送信し、カーソル5を移動させる。各LED
の送信の信号フォーマットは、通常、リモコンの40kHz
キャリアの部分と1−2変調信号の16kHzキャリアの部
分とから形成されている。
【0006】まず、本発明の一軸方向(例えばX方向)の
角度検出の原理を図8を参照して説明する。X座標は、
遠隔操作体1と受光素子4とを結ぶ光軸(一点鎖線)と遠
隔操作体1の中心線との角度θに近似する。本発明は発
光素子(LED)の光フィールドを利用している。発光素
子Aを光らせてその次に発光素子Bを光らせる。そうす
ると、光軸が観測点になるが、受光素子4での発光素子
A又はBによる光量が電流値IA,IBの大きさとして検
出される。それを式(1)により求めると、およそ投影さ
れたxの座標になる。
角度検出の原理を図8を参照して説明する。X座標は、
遠隔操作体1と受光素子4とを結ぶ光軸(一点鎖線)と遠
隔操作体1の中心線との角度θに近似する。本発明は発
光素子(LED)の光フィールドを利用している。発光素
子Aを光らせてその次に発光素子Bを光らせる。そうす
ると、光軸が観測点になるが、受光素子4での発光素子
A又はBによる光量が電流値IA,IBの大きさとして検
出される。それを式(1)により求めると、およそ投影さ
れたxの座標になる。
【0007】 x≒k((IA−IB)/(IA+IB)) (1) この原理を利用してX,Y方向の座標検出を行う。LE
Dの光らせ方は、半値角が広くて発光強度が大きくない
と、ある距離を稼げず、また、ある角度を稼げない。と
いうのは、LEDの強度が半分になる角度を半値角と呼
ばれているが、この半値角がある程度広くて強度も大き
くないと実用に耐えない。しかし、半値角が広くて強度
が大きいというのは、相反する関係にある。
Dの光らせ方は、半値角が広くて発光強度が大きくない
と、ある距離を稼げず、また、ある角度を稼げない。と
いうのは、LEDの強度が半分になる角度を半値角と呼
ばれているが、この半値角がある程度広くて強度も大き
くないと実用に耐えない。しかし、半値角が広くて強度
が大きいというのは、相反する関係にある。
【0008】すなわち、半値角が広いと放射強度は小さ
くなるというように両者は相反する関係にある。そこ
で、本発明では、LEDの組合せで半値角が広くて放射
強度が大きくというような光フィールドを可能としたも
ので、以下説明する。
くなるというように両者は相反する関係にある。そこ
で、本発明では、LEDの組合せで半値角が広くて放射
強度が大きくというような光フィールドを可能としたも
ので、以下説明する。
【0009】まず、第1の従来例を図9及び図10を参
照して説明する。図9に示すように、LEDは十字状に
5個配設され、つまり、中央に配置されたLED10C
と、LED10Cの上方に上向きに配置されたLED10U
と、LED10Cの下方に下向きに配置されたLED10D
と、LED10Cの右方に右向きに配置されたLED10R
と、LED10Cの左方に左向きに配置されたLED10Lと
から構成され、これらのLEDを交互に光らせている。
この光らせ方は、例えば、各LEDを2個ずつ組んで(1
0C+10R)の組,(10C+10L)の組,(10C+10U)の組,(10C
+10D)の組とし、これらの組合せで交互に光らせる。つ
まり、LED10C,10Rを所定時間同時に光らせ、次い
で、LED10C,10Lを所定時間同時に光らせ、次いで、
LED10C,10Uを所定時間同時に光らせ、次いで、LE
D10C,10Dを所定時間同時に光らせる。これを繰り返
す。
照して説明する。図9に示すように、LEDは十字状に
5個配設され、つまり、中央に配置されたLED10C
と、LED10Cの上方に上向きに配置されたLED10U
と、LED10Cの下方に下向きに配置されたLED10D
と、LED10Cの右方に右向きに配置されたLED10R
と、LED10Cの左方に左向きに配置されたLED10Lと
から構成され、これらのLEDを交互に光らせている。
この光らせ方は、例えば、各LEDを2個ずつ組んで(1
0C+10R)の組,(10C+10L)の組,(10C+10U)の組,(10C
+10D)の組とし、これらの組合せで交互に光らせる。つ
まり、LED10C,10Rを所定時間同時に光らせ、次い
で、LED10C,10Lを所定時間同時に光らせ、次いで、
LED10C,10Uを所定時間同時に光らせ、次いで、LE
D10C,10Dを所定時間同時に光らせる。これを繰り返
す。
【0010】このような場合のxの座標は、(10C+10R)
と(10C+10L)の観測点での電流値IC+R,IC+Lから前記
式(1)を用いて求められる。すなわち、 x=k((IC+R−IC+L)/(IC+R+IC+L)) (2) となる。
と(10C+10L)の観測点での電流値IC+R,IC+Lから前記
式(1)を用いて求められる。すなわち、 x=k((IC+R−IC+L)/(IC+R+IC+L)) (2) となる。
【0011】また、yの座標は、(10C+10U)と(10C+10
D)の観測点での電流値IC+U,IC+Dから前記式(1)を用
いて求められる。すなわち、 y=k((IC+U−IC+D)/(IC+U+IC+D)) (3) となる。
D)の観測点での電流値IC+U,IC+Dから前記式(1)を用
いて求められる。すなわち、 y=k((IC+U−IC+D)/(IC+U+IC+D)) (3) となる。
【0012】LED10U,10D,10R,10Lの傾き角βは、L
EDの半値角程度に設定されている。
EDの半値角程度に設定されている。
【0013】この従来例における角度検出特性図を図1
0に示してある。この特性図は、横軸が遠隔操作体1の
振れ角度θを表し、縦軸が式(2),(3)の最大値を1と
した規格化値を表す。即ち、規格化値0は、左右のLE
Dからの光量が同じである。この図から明らかなよう
に、単調に増加するきれいな特性曲線となる。即ち、各
LEDの発光強度及び取付角度で、傾き及びリニアリテ
ィを調整することができる。取付角度を広くすると、傾
きが小さくなり、逆にすると、立ってくる。使用角度の
範囲で、±15°の範囲で使った場合、図10の特性図で
は±15°の範囲でほぼ真っ直になっている。一般的なテ
レビの画面サイズを20〜50インチぐらいと仮定すると、
そのテレビをみる人は、2〜3mぐらい離れて見ること
になり、この位置で画面を指し示す時の角度は±10〜15
°ぐらいである。さらに、人間工学的に±15°ぐらいの
角度が操作しやすい。したがって、このぐらいの角度で
操作するケースが多い。
0に示してある。この特性図は、横軸が遠隔操作体1の
振れ角度θを表し、縦軸が式(2),(3)の最大値を1と
した規格化値を表す。即ち、規格化値0は、左右のLE
Dからの光量が同じである。この図から明らかなよう
に、単調に増加するきれいな特性曲線となる。即ち、各
LEDの発光強度及び取付角度で、傾き及びリニアリテ
ィを調整することができる。取付角度を広くすると、傾
きが小さくなり、逆にすると、立ってくる。使用角度の
範囲で、±15°の範囲で使った場合、図10の特性図で
は±15°の範囲でほぼ真っ直になっている。一般的なテ
レビの画面サイズを20〜50インチぐらいと仮定すると、
そのテレビをみる人は、2〜3mぐらい離れて見ること
になり、この位置で画面を指し示す時の角度は±10〜15
°ぐらいである。さらに、人間工学的に±15°ぐらいの
角度が操作しやすい。したがって、このぐらいの角度で
操作するケースが多い。
【0014】前述した半値角程度に設定する場合を説明
したが、1つ1つのLEDには半値角のバラツキが発生
している。このバラツキをなくすことはコスト上困難で
ある。しかし、LEDに半値角のバラツキがでると、小
さいバラツキでも特性図は、図10の破線に示すように
うねりを持つグラフに形が変わってしまい、遠隔操作体
1を真っ直に動かした場合でもモニタ2のカーソルの動
きが曲線を描いてしまうという不都合がある。特に、モ
ニタ画面の周辺が悪い。バラツキにより中心のLED10
Cの半値角が外のLEDの半値角よりも大きい場合、つ
まり、中心のLED10Cのフィールドの方が広くなって
しまった場合、図10の破線に示すようにうねりが発生
してしまい、リニアリティが悪くなる。
したが、1つ1つのLEDには半値角のバラツキが発生
している。このバラツキをなくすことはコスト上困難で
ある。しかし、LEDに半値角のバラツキがでると、小
さいバラツキでも特性図は、図10の破線に示すように
うねりを持つグラフに形が変わってしまい、遠隔操作体
1を真っ直に動かした場合でもモニタ2のカーソルの動
きが曲線を描いてしまうという不都合がある。特に、モ
ニタ画面の周辺が悪い。バラツキにより中心のLED10
Cの半値角が外のLEDの半値角よりも大きい場合、つ
まり、中心のLED10Cのフィールドの方が広くなって
しまった場合、図10の破線に示すようにうねりが発生
してしまい、リニアリティが悪くなる。
【0015】次に、第2の従来例を図11を参照して説
明する。なお、前記従来例と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。第2の従来例では、図11
に示すように、LED10U,10D,10C,10R,10Lが左から順
に一列に配置されている(この配置を1次独立角度型と
称する)。このように、LEDを一列に配置することに
より、遠隔操作体1の厚みを薄くすることができる。な
お、この従来例の光らせ方も前記第1の従来例と同様で
ある。
明する。なお、前記従来例と同一部分には同一符号を付
して詳細な説明を省略する。第2の従来例では、図11
に示すように、LED10U,10D,10C,10R,10Lが左から順
に一列に配置されている(この配置を1次独立角度型と
称する)。このように、LEDを一列に配置することに
より、遠隔操作体1の厚みを薄くすることができる。な
お、この従来例の光らせ方も前記第1の従来例と同様で
ある。
【0016】次に第3の従来例を図12を参照して説明
する。なお、前記従来例と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。この第3の従来例は2つの直
交座標軸との合成角による配列(この配置を合成型と称
する)で、図12に示すように、中央にLED10Cが配
置され、LED10LU,10LD,10RU,10RDが斜め方向にそれ
ぞれ配置されている。第3の従来例の各LEDの光らせ
方は、各LEDを3個ずつ組んで、(10C+10LU+10LD)
の組,(10C+10RU+10RD)の組,(10C+10LU+10RU)の
組,(10C+10LD+10RD)の組とし、これらの組合せで交
互に光らせる。つまり、LED10C,10LU,10LDを所定時
間同時に光らせ、次いで、LED10C,10RU,10RDを所定
時間同時に光らせ、次いで、LED10C,10LU,10RUを所
定時間同時に光らせ、次いで、LED10C,10LD,10RDを
所定時間同時に光らせる。これを繰り返す。
する。なお、前記従来例と同一部分には同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。この第3の従来例は2つの直
交座標軸との合成角による配列(この配置を合成型と称
する)で、図12に示すように、中央にLED10Cが配
置され、LED10LU,10LD,10RU,10RDが斜め方向にそれ
ぞれ配置されている。第3の従来例の各LEDの光らせ
方は、各LEDを3個ずつ組んで、(10C+10LU+10LD)
の組,(10C+10RU+10RD)の組,(10C+10LU+10RU)の
組,(10C+10LD+10RD)の組とし、これらの組合せで交
互に光らせる。つまり、LED10C,10LU,10LDを所定時
間同時に光らせ、次いで、LED10C,10RU,10RDを所定
時間同時に光らせ、次いで、LED10C,10LU,10RUを所
定時間同時に光らせ、次いで、LED10C,10LD,10RDを
所定時間同時に光らせる。これを繰り返す。
【0017】このような場合のxの座標は、(10C+10LU
+10LD)と(10C+10RU+10RD)の観測点での電流値I
C+LU+LD,IC+RU+RDから前記式(1)を用いて求められ
る。すなわち、 x=k((IC+LU+LD−IC+RU+RD)/(IC+LU+LD+IC+RU+RD)) (4) となる。
+10LD)と(10C+10RU+10RD)の観測点での電流値I
C+LU+LD,IC+RU+RDから前記式(1)を用いて求められ
る。すなわち、 x=k((IC+LU+LD−IC+RU+RD)/(IC+LU+LD+IC+RU+RD)) (4) となる。
【0018】また、yの座標は、(C+LU+RU)と(C+LD
+RD)の観測点での電流値IC+LU+RU,IC+LD+RDから前
記式(1)を用いて求められる。すなわち、 y=k((IC+LU+RU−IC+LD+RD)/(IC+LU+RU+IC+LD+RD)) (5) となる。
+RD)の観測点での電流値IC+LU+RU,IC+LD+RDから前
記式(1)を用いて求められる。すなわち、 y=k((IC+LU+RU−IC+LD+RD)/(IC+LU+RU+IC+LD+RD)) (5) となる。
【0019】LEDを図12のように配置することによ
り、発光パターンのフィールドを広くすることができ、
検出可能領域及び検出角度範囲を更に広げることができ
る。
り、発光パターンのフィールドを広くすることができ、
検出可能領域及び検出角度範囲を更に広げることができ
る。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
発光装置における検出範囲やリニアリティ等の劣化の最
大の要因は、発光素子として使用されている発光ダイオ
ードの軸バラツキ、強度バラツキ、半値角バラツキ(又
はフィールドの形のバラツキ)等のバラツキと考えられ
ている。
発光装置における検出範囲やリニアリティ等の劣化の最
大の要因は、発光素子として使用されている発光ダイオ
ードの軸バラツキ、強度バラツキ、半値角バラツキ(又
はフィールドの形のバラツキ)等のバラツキと考えられ
ている。
【0021】ここで、LEDの概略構成を図13(a),
(b)により説明する。図13(a),(b)はLEDの概略構成
を説明するための正面図及び側面図である。
(b)により説明する。図13(a),(b)はLEDの概略構成
を説明するための正面図及び側面図である。
【0022】LED60は、一方の端子61の先端に上
方に開口部が位置するようにカップ62を取付け、この
カップ62内にLEDチップ63を固定し、このLED
チップ63からの金線で作られた引出し線64を他方の
端子65の先端に接続する。そして端子61,65の各
先端とカップ62をその中に収納するようにモールドケ
ース66を成形してある。したがって、上述したような
バラツキはLEDチップ63とモールドケース66のア
ール面との位置関係によって生じたり、カップ62の取
付け状態に発生する。すなわち、カップ62の取付けに
おいては、カップ62の左右水平方向位置や前後水平方
向位置によりX方向及びY方向ズレが生じ、カップ62
の高さによりZ方向ズレが生じる。またカップ62が左
右水平方向や前後水平方向に傾くことによりX方向及び
Y方向チルトが生じてしまう。そして、X・Y方向ズレ
やX・Y方向チルトは主に軸バラツキとなり、Z方向に
ズレが発生すると、主に半値角・強度バラツキとなって
しまう。
方に開口部が位置するようにカップ62を取付け、この
カップ62内にLEDチップ63を固定し、このLED
チップ63からの金線で作られた引出し線64を他方の
端子65の先端に接続する。そして端子61,65の各
先端とカップ62をその中に収納するようにモールドケ
ース66を成形してある。したがって、上述したような
バラツキはLEDチップ63とモールドケース66のア
ール面との位置関係によって生じたり、カップ62の取
付け状態に発生する。すなわち、カップ62の取付けに
おいては、カップ62の左右水平方向位置や前後水平方
向位置によりX方向及びY方向ズレが生じ、カップ62
の高さによりZ方向ズレが生じる。またカップ62が左
右水平方向や前後水平方向に傾くことによりX方向及び
Y方向チルトが生じてしまう。そして、X・Y方向ズレ
やX・Y方向チルトは主に軸バラツキとなり、Z方向に
ズレが発生すると、主に半値角・強度バラツキとなって
しまう。
【0023】一方、LEDチップ63とモールドケース
66のアール面との位置関係のズレは、LEDチップ6
3とカップ62との固定、及びLEDチップ63が取付
けられたカップ62とモールドケース66用の樹脂への
固定の際に発生すると考えられる。すなわち、LED6
0の製造工程を概略的に示す図14(a)〜(g)により、そ
の製造工程を説明すると、まず、図14(a)に示すよう
に、一対の端子61,65を複数配設したフープ材を用
意し、その一方の端子61の先端部にはカップ62を形
成してある。次に図14(b)に示すように、カップ62
内に導電性の銀ペースト67を落とし、次いで図14
(c)に示すように、この銀ペースト67が硬化しない内
にLEDチップ63を銀ペースト67上に置く。これら
図14(b),(c)とがダイボンド工程と称されている。そ
して銀ペースト67を硬化させてLEDチップ63をカ
ップ62内に固定した後、図14(d)に示すワイヤ・ボ
ンド工程において、引出し線64の一端をLEDチップ
63に接続し、他端を端子65の上端に接続する。そし
て、図14(e)に示すモールド工程では、カップ62側
を下方にして金型68内にセットして合成樹脂69を充
填し、モールドケース66を成形させる。次に、図14
(f)に示すように、各端子61,65を連結しているフ
レームをカットし、特性等の検査を行い、その後更に端
子をフレームから切断して、図14(g)に示すようなL
ED60が完成することになる。
66のアール面との位置関係のズレは、LEDチップ6
3とカップ62との固定、及びLEDチップ63が取付
けられたカップ62とモールドケース66用の樹脂への
固定の際に発生すると考えられる。すなわち、LED6
0の製造工程を概略的に示す図14(a)〜(g)により、そ
の製造工程を説明すると、まず、図14(a)に示すよう
に、一対の端子61,65を複数配設したフープ材を用
意し、その一方の端子61の先端部にはカップ62を形
成してある。次に図14(b)に示すように、カップ62
内に導電性の銀ペースト67を落とし、次いで図14
(c)に示すように、この銀ペースト67が硬化しない内
にLEDチップ63を銀ペースト67上に置く。これら
図14(b),(c)とがダイボンド工程と称されている。そ
して銀ペースト67を硬化させてLEDチップ63をカ
ップ62内に固定した後、図14(d)に示すワイヤ・ボ
ンド工程において、引出し線64の一端をLEDチップ
63に接続し、他端を端子65の上端に接続する。そし
て、図14(e)に示すモールド工程では、カップ62側
を下方にして金型68内にセットして合成樹脂69を充
填し、モールドケース66を成形させる。次に、図14
(f)に示すように、各端子61,65を連結しているフ
レームをカットし、特性等の検査を行い、その後更に端
子をフレームから切断して、図14(g)に示すようなL
ED60が完成することになる。
【0024】このようにして製造したLED60を、図
15及び図16に示す一体フレーム70の挿入孔71,
71…にそれぞれ挿入して接着などで固定し、図7のよ
うな発光装置Cを得る(なお、LED60の傾きの順は
図7のLEDとは異なっている)。この一体フレーム7
0は各LED60を所定角度に取付けられるように、所
定の傾きで挿入孔71,71…がそれぞれ穿設されてい
る。図15及び図16は一体フレーム70の下面から各
LED60,60…を各挿入孔71,71…に差し込む
直前を示すもので、72は一体フレーム70の各挿入孔
71,71…の上側開口部を覆うようして一体フレーム
70に一体成形されたモールドレンズである。なお、図
15及び図16でモールドレンズ72,72…の表面の
線は、表面の形状を表現するために図面上記載したもの
である。
15及び図16に示す一体フレーム70の挿入孔71,
71…にそれぞれ挿入して接着などで固定し、図7のよ
うな発光装置Cを得る(なお、LED60の傾きの順は
図7のLEDとは異なっている)。この一体フレーム7
0は各LED60を所定角度に取付けられるように、所
定の傾きで挿入孔71,71…がそれぞれ穿設されてい
る。図15及び図16は一体フレーム70の下面から各
LED60,60…を各挿入孔71,71…に差し込む
直前を示すもので、72は一体フレーム70の各挿入孔
71,71…の上側開口部を覆うようして一体フレーム
70に一体成形されたモールドレンズである。なお、図
15及び図16でモールドレンズ72,72…の表面の
線は、表面の形状を表現するために図面上記載したもの
である。
【0025】前述したような製造工程では、図14(b),
(c)のダイボンド工程や、図14(e)の樹脂硬化の工程で
LEDチップ63とモールドケース66のアール面との
位置関係のズレが発生すると考えられる。このズレは、
特に、樹脂硬化の工程での発生がいちばん多いと考えら
れる。これは、図からも分かるように、合成樹脂69を
充填したモールドケース66にLEDチップ63の固定
された端子61,65を差し込んで、硬化後に抜くた
め、位置や角度の精度を出し難いためと思われる。
(c)のダイボンド工程や、図14(e)の樹脂硬化の工程で
LEDチップ63とモールドケース66のアール面との
位置関係のズレが発生すると考えられる。このズレは、
特に、樹脂硬化の工程での発生がいちばん多いと考えら
れる。これは、図からも分かるように、合成樹脂69を
充填したモールドケース66にLEDチップ63の固定
された端子61,65を差し込んで、硬化後に抜くた
め、位置や角度の精度を出し難いためと思われる。
【0026】これらのバラツキ量は、遠隔操作用のLE
D(いわゆる砲弾型LED)の製造工程上低減すること
は困難である。そこでトランスファータイプでこのよう
なズレ量を低減することも可能であるが、これによると
コスト高というデメリットが生じる。
D(いわゆる砲弾型LED)の製造工程上低減すること
は困難である。そこでトランスファータイプでこのよう
なズレ量を低減することも可能であるが、これによると
コスト高というデメリットが生じる。
【0027】このため、複数の遠隔操作用のLEDを所
定の角度で配置している発光装置においては、安価な方
のLEDを使用せざるをえず、したがって、LEDのバ
ラツキによる性能劣化が激しく、レンズキャップや梨地
等の手段でバラツキの低減を試みているのが現状であ
る。
定の角度で配置している発光装置においては、安価な方
のLEDを使用せざるをえず、したがって、LEDのバ
ラツキによる性能劣化が激しく、レンズキャップや梨地
等の手段でバラツキの低減を試みているのが現状であ
る。
【0028】本発明の第1の目的は、発光素子の指向特
性のバラツキを低減させることができるとともに、各発
光素子チップにズレが発生してもそのズレは同一方向に
発生、すなわちバラツキの発生に方向性が得られて、調
整を必要とせず、検出範囲やリニアリティを安定させる
ことができる発光装置およびその製造方法を提供するこ
とにある。
性のバラツキを低減させることができるとともに、各発
光素子チップにズレが発生してもそのズレは同一方向に
発生、すなわちバラツキの発生に方向性が得られて、調
整を必要とせず、検出範囲やリニアリティを安定させる
ことができる発光装置およびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0029】本発明の第2の目的は、端子がそれぞれ並
列に基台の裏面から突出して、その後の取扱いが容易で
あり、接続ミス等を防ぐことができる発光装置およびそ
の製造方法を提供することにある。
列に基台の裏面から突出して、その後の取扱いが容易で
あり、接続ミス等を防ぐことができる発光装置およびそ
の製造方法を提供することにある。
【0030】本発明の第3の目的は、端子がそれぞれ一
列状に基台の裏面から突出して、装置の高さ(厚み)方
向長さを低減することができ、薄型化を図ることができ
る発光装置およびその製造方法を提供することにある。
列状に基台の裏面から突出して、装置の高さ(厚み)方
向長さを低減することができ、薄型化を図ることができ
る発光装置およびその製造方法を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、少な
くとも3つの発光素子を異なった角度を持たせたまま基
台をモールド成形して各発光素子を一体化した第1の手
段により達成される。
くとも3つの発光素子を異なった角度を持たせたまま基
台をモールド成形して各発光素子を一体化した第1の手
段により達成される。
【0032】上記第1の目的は、少なくとも3つからな
る各端子群の一方の端子にそれぞれ所定の角度で傾けて
各発光素子のチップを導電性ペーストによりそれぞれ固
定するダイボンド工程と、接続線を介して前記一方の端
子に固定された前記発光素子チップと他方の前記端子と
を接続するワイヤボンド工程と、前記各発光素子チップ
をモールドケースにモールド成形し埋設して一体化する
モールド工程とを有する第2の手段により達成される。
る各端子群の一方の端子にそれぞれ所定の角度で傾けて
各発光素子のチップを導電性ペーストによりそれぞれ固
定するダイボンド工程と、接続線を介して前記一方の端
子に固定された前記発光素子チップと他方の前記端子と
を接続するワイヤボンド工程と、前記各発光素子チップ
をモールドケースにモールド成形し埋設して一体化する
モールド工程とを有する第2の手段により達成される。
【0033】上記第2の目的は、第1の手段において、
前記基台に一体化される前記発光素子を、並列に配置し
た第3の手段により達成される。
前記基台に一体化される前記発光素子を、並列に配置し
た第3の手段により達成される。
【0034】上記第2の目的は、第2の手段において、
モールド成形されて構成される前記発光素子を、並列に
配置した第4の手段により達成される。
モールド成形されて構成される前記発光素子を、並列に
配置した第4の手段により達成される。
【0035】上記第3の目的は、第1の手段において、
前記基台に一体化される前記発光素子を、一列状に配置
した第5の手段により達成される。
前記基台に一体化される前記発光素子を、一列状に配置
した第5の手段により達成される。
【0036】上記第3の目的は、第2の手段において、
モールド成形されて構成される前記発光素子を、一列状
に配置した第6の手段により達成される。
モールド成形されて構成される前記発光素子を、一列状
に配置した第6の手段により達成される。
【0037】上記第1,2の手段にあっては、各発光素
子チップは基台に同時に一体化して取付けられているの
で、指向特性のバラツキを低減させることができ、検出
範囲やリニアリティを安定させた発光装置が提供でき
る。また、各発光素子チップにズレが発生してもそのズ
レはそれぞれ同一方向に発生する。したがって、バラツ
キの発生に方向性が得られて相互にバラツキを吸収する
ことになるので、バラツキを低減させることができ調整
が極めて容易になる。
子チップは基台に同時に一体化して取付けられているの
で、指向特性のバラツキを低減させることができ、検出
範囲やリニアリティを安定させた発光装置が提供でき
る。また、各発光素子チップにズレが発生してもそのズ
レはそれぞれ同一方向に発生する。したがって、バラツ
キの発生に方向性が得られて相互にバラツキを吸収する
ことになるので、バラツキを低減させることができ調整
が極めて容易になる。
【0038】上記第3,4の手段にあっては、端子がそ
れぞれ並列に基台の裏面から突出するので、その後の取
扱いが容易であり、接続ミス等を防ぐことができる。
れぞれ並列に基台の裏面から突出するので、その後の取
扱いが容易であり、接続ミス等を防ぐことができる。
【0039】上記第5,6の手段にあっては、端子がそ
れぞれ一列状に基台の裏面から突出するので、装置の高
さ(厚み)方向長さを低減することができ、薄型化を図
ることができる。
れぞれ一列状に基台の裏面から突出するので、装置の高
さ(厚み)方向長さを低減することができ、薄型化を図
ることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る発光装置の
一実施の形態を示す斜視図、図2は図1の平面図、図3
は図1の正面図、図4(a)〜(d)は発光装置の製造工程を
示す説明図、図5(a),(b)は図4(c)の要部拡大断面図及
び別の例を示す断面図、図6は発光装置の製造工程を示
す説明図である。
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る発光装置の
一実施の形態を示す斜視図、図2は図1の平面図、図3
は図1の正面図、図4(a)〜(d)は発光装置の製造工程を
示す説明図、図5(a),(b)は図4(c)の要部拡大断面図及
び別の例を示す断面図、図6は発光装置の製造工程を示
す説明図である。
【0041】この実施の形態における発光装置Dは、図
1ないし図3で示すように、モールドケース20と、モ
ールドケース20内に埋設され横長の導電材からなる基
台21と、この基台21の正面に長手方向に間隔を置い
て取付けられた5つのLED部22〜26とを有してい
る。各LED部22〜26はその光軸が前述したような
所定の角度で設定されている。また、このモールドケー
ス20の上面側の各LED部22〜26の光軸に対応し
た部分には、各モールドレンズ42〜46が一体成形さ
れている。また、モールドケース20の下面には、各L
ED部22〜26の一対の端子35,52がそれぞれ突
設されている。
1ないし図3で示すように、モールドケース20と、モ
ールドケース20内に埋設され横長の導電材からなる基
台21と、この基台21の正面に長手方向に間隔を置い
て取付けられた5つのLED部22〜26とを有してい
る。各LED部22〜26はその光軸が前述したような
所定の角度で設定されている。また、このモールドケー
ス20の上面側の各LED部22〜26の光軸に対応し
た部分には、各モールドレンズ42〜46が一体成形さ
れている。また、モールドケース20の下面には、各L
ED部22〜26の一対の端子35,52がそれぞれ突
設されている。
【0042】この基台21の上面には、図2ないし図4
(a)〜(d)に示すように、5つのそれぞれが異なる方向
(前述した各LEDの光軸に直交する)の平面部21a
〜21eが形成されている。すなわち、図4(a)〜(d)に
おいて奥から順に、奥側に傾斜する平面部21a、右方
に傾斜する平面部21b、傾斜していない垂直な平面部
21c、左方に傾斜する平面部21d、そして手前側に
傾斜する平面部21eが形成されている。各平面部21
a〜21eには、図5(a)に示すように、各LED部を
構成する端子35を挿通してある挿通孔47が、所定の
光軸に沿って貫通して形成されている。各挿通孔47の
平面部側の開口縁部は、球面状の凹部48が形成され、
この凹部48には、端子35の上端に形成されたカップ
部49が配設されている。この各端子35のカップ部4
9の向きは、各LED部22〜26の所定の光軸に対応
して設定されている。なお、端子35は併設された端子
52と共に各LED部22〜26毎の一対の端子を構成
しており、そして各一対の端子35,52は、図4及び
図6で図示を省略してあるが、モールドケース20を成
形することによって一体化されるまで、フープ状材とし
て連結されている。
(a)〜(d)に示すように、5つのそれぞれが異なる方向
(前述した各LEDの光軸に直交する)の平面部21a
〜21eが形成されている。すなわち、図4(a)〜(d)に
おいて奥から順に、奥側に傾斜する平面部21a、右方
に傾斜する平面部21b、傾斜していない垂直な平面部
21c、左方に傾斜する平面部21d、そして手前側に
傾斜する平面部21eが形成されている。各平面部21
a〜21eには、図5(a)に示すように、各LED部を
構成する端子35を挿通してある挿通孔47が、所定の
光軸に沿って貫通して形成されている。各挿通孔47の
平面部側の開口縁部は、球面状の凹部48が形成され、
この凹部48には、端子35の上端に形成されたカップ
部49が配設されている。この各端子35のカップ部4
9の向きは、各LED部22〜26の所定の光軸に対応
して設定されている。なお、端子35は併設された端子
52と共に各LED部22〜26毎の一対の端子を構成
しており、そして各一対の端子35,52は、図4及び
図6で図示を省略してあるが、モールドケース20を成
形することによって一体化されるまで、フープ状材とし
て連結されている。
【0043】これら各平面部21a〜21eに配設され
た各端子35のカップ部49上には、銀等の導電性のペ
ースト67が塗布され、これら各カップ部49のペース
ト67上にはLEDチップ63が載置されて固定されて
いる。さらに、各LEDチップ63は、端子52とAu
線64によって電気的に接続されている。
た各端子35のカップ部49上には、銀等の導電性のペ
ースト67が塗布され、これら各カップ部49のペース
ト67上にはLEDチップ63が載置されて固定されて
いる。さらに、各LEDチップ63は、端子52とAu
線64によって電気的に接続されている。
【0044】なお、上記説明では、基台21と端子35
を別部材としているが、図5(b)に示すように、基台2
1と端子35並びにカップ部49を導電材で一体に成形
してもよい。これら図5(a)及び図5(b)の構造では各端
子52間がモールドケース20で絶縁されており、各端
子52から信号を送って各LED部22〜26を制御で
きる。
を別部材としているが、図5(b)に示すように、基台2
1と端子35並びにカップ部49を導電材で一体に成形
してもよい。これら図5(a)及び図5(b)の構造では各端
子52間がモールドケース20で絶縁されており、各端
子52から信号を送って各LED部22〜26を制御で
きる。
【0045】このように構成された発光装置Dにあって
は、各LEDチップ63は基台21の予め角度が設定さ
れた端子35のカップ部49に取付けられて各LED部
22〜26が構成されているので、各LED部22〜2
6でズレが発生しても、各LED部22〜26の各LE
Dチップ63は全て同一方向にズレることになる。した
がって、ズレに方向性があることで相互にバラツキを吸
収することになって問題とならない。そして、残った各
LEDチップ63の相対的なバラツキの要因は、各LE
Dチップ63を基台21に取り付ける際のメカ的な精度
や、フレームの配置角度等のメカ的な精度等との比較的
精度の出し易い。また、各端子35,52はそれぞれ並
列に突出しているので、その後の取扱いが容易であり、
接続ミス等を防ぐことができる。
は、各LEDチップ63は基台21の予め角度が設定さ
れた端子35のカップ部49に取付けられて各LED部
22〜26が構成されているので、各LED部22〜2
6でズレが発生しても、各LED部22〜26の各LE
Dチップ63は全て同一方向にズレることになる。した
がって、ズレに方向性があることで相互にバラツキを吸
収することになって問題とならない。そして、残った各
LEDチップ63の相対的なバラツキの要因は、各LE
Dチップ63を基台21に取り付ける際のメカ的な精度
や、フレームの配置角度等のメカ的な精度等との比較的
精度の出し易い。また、各端子35,52はそれぞれ並
列に突出しているので、その後の取扱いが容易であり、
接続ミス等を防ぐことができる。
【0046】次に、上述のように構成された発光装置D
の製造方法について説明する。まず、フープ状の端子3
5,52のうち、例えば、5つの端子35,35…の上
端に所定の傾きでカップ部49をそれぞれ形成する。そ
して、図4(a)に示すように、フープ状の端子35,
52のうち端子35,35…の所定の数に対して基台2
1をアウトサート成形して一体化する。この状態で、各
カップ部49に対して傾きに応じた平面部21a〜21
eが配設されて各カップ部49の上面は露出している。
の製造方法について説明する。まず、フープ状の端子3
5,52のうち、例えば、5つの端子35,35…の上
端に所定の傾きでカップ部49をそれぞれ形成する。そ
して、図4(a)に示すように、フープ状の端子35,
52のうち端子35,35…の所定の数に対して基台2
1をアウトサート成形して一体化する。この状態で、各
カップ部49に対して傾きに応じた平面部21a〜21
eが配設されて各カップ部49の上面は露出している。
【0047】次に、図4(b)に示すように、各カップ
部49上に銀ペースト67を塗布し、更に図4(c)に
示すように、各カップ部49上にLEDチップ63を載
置して固定する(ダイボンド工程)。そして、図4
(d)に示すワイヤボンド工程のように、各LEDチッ
プ63をAu線64によって端子52と電気的に接続す
る。
部49上に銀ペースト67を塗布し、更に図4(c)に
示すように、各カップ部49上にLEDチップ63を載
置して固定する(ダイボンド工程)。そして、図4
(d)に示すワイヤボンド工程のように、各LEDチッ
プ63をAu線64によって端子52と電気的に接続す
る。
【0048】図4(d)に示す状態では、基台21に各
LED部22〜26の各LEDチップ63及び各端子3
5,52は一対的に固定されている。この図4(d)に
示す状態の基台21を、図6に示す金型50の所定位置
にセットする。この金型50は、図1に示すモールドケ
ース20の外形形状にキャビティー50aが形成されて
おり、51はモールドレンズ42〜46を成形するため
の各凹部である。この金型50に合成樹脂を充填し、基
台21及び各端子35,52の基台21下面より部分を
囲むようにしてモールドケース20を成形する。そし
て、最後に各端子35,52の連結部をカットして図1
〜図3に示す発光装置Dが得られる。
LED部22〜26の各LEDチップ63及び各端子3
5,52は一対的に固定されている。この図4(d)に
示す状態の基台21を、図6に示す金型50の所定位置
にセットする。この金型50は、図1に示すモールドケ
ース20の外形形状にキャビティー50aが形成されて
おり、51はモールドレンズ42〜46を成形するため
の各凹部である。この金型50に合成樹脂を充填し、基
台21及び各端子35,52の基台21下面より部分を
囲むようにしてモールドケース20を成形する。そし
て、最後に各端子35,52の連結部をカットして図1
〜図3に示す発光装置Dが得られる。
【0049】このような本発明の発光装置の製造方法に
おいては、従来のダイボンド工程や、ワイヤボンド工程
あるいはモールド工程等を利用することができ、従来の
製造ラインを利用しての製造も可能である。したがっ
て、大幅な変更なしに指向特性のバラツキを低減し、検
出範囲やリニアリティを安定させた発光装置Dを製造す
ることができる。
おいては、従来のダイボンド工程や、ワイヤボンド工程
あるいはモールド工程等を利用することができ、従来の
製造ラインを利用しての製造も可能である。したがっ
て、大幅な変更なしに指向特性のバラツキを低減し、検
出範囲やリニアリティを安定させた発光装置Dを製造す
ることができる。
【0050】なお、上述本発明の実施の形態において
は、各LED部を一列状に配置している例で説明した
が、本発明はこれに限られるものでなく、前記図9及び
図10で説明したタイプの発光装置にも勿論適用でき
る。例えば、端子をそれぞれ一列状に基台の裏面から突
出させると、装置の高さ(厚み)方向長さを低減するこ
とができ、薄型化を図ることができる。
は、各LED部を一列状に配置している例で説明した
が、本発明はこれに限られるものでなく、前記図9及び
図10で説明したタイプの発光装置にも勿論適用でき
る。例えば、端子をそれぞれ一列状に基台の裏面から突
出させると、装置の高さ(厚み)方向長さを低減するこ
とができ、薄型化を図ることができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、発光
素子の指向特性のバラツキを低減させることができると
ともに、各発光素子チップにズレが発生してもそのズレ
は同一方向に発生、すなわちバラツキの発生に方向性が
得られて、調整を必要とせず、検出範囲やリニアリティ
を安定させることができる。
素子の指向特性のバラツキを低減させることができると
ともに、各発光素子チップにズレが発生してもそのズレ
は同一方向に発生、すなわちバラツキの発生に方向性が
得られて、調整を必要とせず、検出範囲やリニアリティ
を安定させることができる。
【0052】請求項3,4記載の発明によれば、端子が
それぞれ並列に基台の裏面から突出するので、その後の
取り扱いが容易であり、接続ミス等を防ぐことができ
る。
それぞれ並列に基台の裏面から突出するので、その後の
取り扱いが容易であり、接続ミス等を防ぐことができ
る。
【0053】請求項5,6記載の発明によれば、端子が
それぞれ一列状に基台の裏面から突出するので、装置の
高さ(厚み)方向長さを低減することができ、薄型化を
図ることができる。
それぞれ一列状に基台の裏面から突出するので、装置の
高さ(厚み)方向長さを低減することができ、薄型化を
図ることができる。
【図1】本発明に係る発光装置の一実施の形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】(a)〜(d)はその発光装置の製造工程を示す説明
図である。
図である。
【図5】(a),(b)は図4(c)の要部拡大断面図及び別の例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図6】その発光装置の製造工程を示す説明図である。
【図7】遠隔座標指示装置の概念を示す説明図である。
【図8】遠隔座標指示装置の角度検出の原理を示す説明
図である。
図である。
【図9】(a)〜(c)は遠隔座標指示装置の第1の従来例の
LEDの配列を示す正面図、側面図、及び底面図であ
る。
LEDの配列を示す正面図、側面図、及び底面図であ
る。
【図10】遠隔座標指示装置の各LEDの半値角をほぼ
同程度に設定した場合の検出角度の特性図である。
同程度に設定した場合の検出角度の特性図である。
【図11】遠隔座標指示装置の第2の従来例のLEDの
配列を示す説明図である。
配列を示す説明図である。
【図12】遠隔座標指示装置の第3の従来例のLEDの
配列を示す正面図である。
配列を示す正面図である。
【図13】(a),(b)は従来のLEDの一例の概略構成を
説明するための正面図及び側面図である。
説明するための正面図及び側面図である。
【図14】(a)〜(g)は従来のLEDの製造工程の一例を
その工程順に沿って概略的に示す図である。
その工程順に沿って概略的に示す図である。
【図15】従来の一体フレームの下面から各LEDを各
挿入孔に差し込む直前を上方から見て示す斜視図であ
る。
挿入孔に差し込む直前を上方から見て示す斜視図であ
る。
【図16】従来の一体フレームの下面から各LEDを各
挿入孔に差し込む直前を下方から見て示す斜視図であ
る。
挿入孔に差し込む直前を下方から見て示す斜視図であ
る。
20 モールドケース 21a〜21e 平面部 21 基台 22〜26 LED部 35,52 端子 49 カップ部 63 LEDチップ
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも3つの発光素子を異なった角
度を持たせたまま基台をモールド成形して各発光素子を
一体化したことを特徴とする発光装置。 - 【請求項2】 少なくとも3つからなる各端子群の一方
の端子にそれぞれ所定の角度で傾けて各発光素子のチッ
プを導電性ペーストによりそれぞれ固定するダイボンド
工程と、接続線を介して前記一方の端子に固定された前
記発光素子チップと他方の前記端子とを接続するワイヤ
ボンド工程と、前記各発光素子チップをモールドケース
にモールド成形し埋設して一体化するモールド工程とを
有することを特徴とする発光装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記基台に一体化される前記発光素子
を、並列に配置したことを特徴とする請求項1記載の発
光装置。 - 【請求項4】 モールド成形されて構成される前記発光
素子を、並列に配置したことを特徴とする請求項2記載
の発光装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記基台に一体化される前記発光素子
を、一列状に配置したことを特徴とする請求項1記載の
発光装置。 - 【請求項6】 モールド成形されて構成される前記発光
素子を、一列状に配置したことを特徴とする請求項2記
載の発光装置の製造方法。
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