JPH09163692A - 回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置 - Google Patents
回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置Info
- Publication number
- JPH09163692A JPH09163692A JP7344432A JP34443295A JPH09163692A JP H09163692 A JPH09163692 A JP H09163692A JP 7344432 A JP7344432 A JP 7344432A JP 34443295 A JP34443295 A JP 34443295A JP H09163692 A JPH09163692 A JP H09163692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- permanent magnet
- magnetizing
- magnetizer
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】残留磁束密度の大きい高保持力を有する未磁化
の永久磁石を回転子に搭載した後に極毎に着磁を可能と
して、かつ着磁のための電流供給装置の大形化を必要と
しない回転界磁形永久磁石電動機の着磁装置を提供す
る。 【解決手段】溝部3を介して隣接する貫通孔20で2分
割された異極の磁極の1/2極分幅からなる磁極鉄心5
aに、溝部3を通って互いに巻回方向を逆にしてコイル
30を巻回した前記磁極鉄心5aを回転子1の永久磁石
2の外周に周方向に複数個配してなる着磁器6aと、電
流供給装置7とから着磁装置8aを構成し、前記のそれ
ぞれの磁極鉄心5aのコイル30に順次電流供給装置7
から切り換えスイッチ60によりパルス状の電を通流し
て永久磁石を着磁する。
の永久磁石を回転子に搭載した後に極毎に着磁を可能と
して、かつ着磁のための電流供給装置の大形化を必要と
しない回転界磁形永久磁石電動機の着磁装置を提供す
る。 【解決手段】溝部3を介して隣接する貫通孔20で2分
割された異極の磁極の1/2極分幅からなる磁極鉄心5
aに、溝部3を通って互いに巻回方向を逆にしてコイル
30を巻回した前記磁極鉄心5aを回転子1の永久磁石
2の外周に周方向に複数個配してなる着磁器6aと、電
流供給装置7とから着磁装置8aを構成し、前記のそれ
ぞれの磁極鉄心5aのコイル30に順次電流供給装置7
から切り換えスイッチ60によりパルス状の電を通流し
て永久磁石を着磁する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転子に永久磁
石を搭載して界磁極を形成する回転界磁形永久磁石同期
電動機の未磁化の永久磁石を着磁する着磁装置の構造に
関する。
石を搭載して界磁極を形成する回転界磁形永久磁石同期
電動機の未磁化の永久磁石を着磁する着磁装置の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】図6〜図8は、従来の回転界磁形永久磁
石同期電動機の回転子の界磁極を形成するための着磁装
置を示すもので、図6は着磁装置を構成する着磁器と、
この着磁器に挿入する前の未磁化の永久磁石を搭載した
回転子の斜視図、図7は着磁器に挿着した回転子の永久
磁石を着磁する着磁装置の構成図、図8の(a)及び
(b)は、それぞれ永久磁石の着磁の原理の説明図であ
る。回転子の界磁極に永久磁石を使用する永久磁石同期
電動機は、界磁の強さをほぼ一定にすることができるの
で、固定子の電機子巻線に可変周波数電源を供給して回
転磁界を生成するこにより回転子の回転速度を精度良く
制御可変することができる高効率のものが得られる。し
かも、励磁部は前記したように永久磁石にて無励磁とし
て電源を必要としないので、機器の小形化ができるとと
もに、保守管理が低減されるという特徴を有しているの
で可変速駆動用の回転機として、主として中小容量機へ
の適用がなされている。
石同期電動機の回転子の界磁極を形成するための着磁装
置を示すもので、図6は着磁装置を構成する着磁器と、
この着磁器に挿入する前の未磁化の永久磁石を搭載した
回転子の斜視図、図7は着磁器に挿着した回転子の永久
磁石を着磁する着磁装置の構成図、図8の(a)及び
(b)は、それぞれ永久磁石の着磁の原理の説明図であ
る。回転子の界磁極に永久磁石を使用する永久磁石同期
電動機は、界磁の強さをほぼ一定にすることができるの
で、固定子の電機子巻線に可変周波数電源を供給して回
転磁界を生成するこにより回転子の回転速度を精度良く
制御可変することができる高効率のものが得られる。し
かも、励磁部は前記したように永久磁石にて無励磁とし
て電源を必要としないので、機器の小形化ができるとと
もに、保守管理が低減されるという特徴を有しているの
で可変速駆動用の回転機として、主として中小容量機へ
の適用がなされている。
【0003】ところで、永久磁石は通常その成形段階で
は磁力を持たず、外部より強制的に起磁力を加える、い
わゆる着磁または磁化により磁石としての性能を持つよ
うになる。この未磁化の永久磁石を磁化する装置を着磁
装置または磁化装置と称する。回転界磁形永久磁石同期
電動機における、前記した回転子の界磁極を構成する未
磁化の永久磁石を着磁する着磁方法は、図6の4極の場
合に示すように、回転子1の外周に設けられた未磁化の
永久磁石2の外周に対向するように前記回転子1と同心
状に配された軸方向に設けられた溝部3に挿着して巻回
された4個のコイル4と、このコイル4を支持する4極
の磁極鉄心5とからなる着磁器6と、この着磁器6のコ
イル4に電流を供給する電流供給装置7とから構成され
る着磁装置8に前記着磁器3の内部に前記回転子1を挿
入して行われる。
は磁力を持たず、外部より強制的に起磁力を加える、い
わゆる着磁または磁化により磁石としての性能を持つよ
うになる。この未磁化の永久磁石を磁化する装置を着磁
装置または磁化装置と称する。回転界磁形永久磁石同期
電動機における、前記した回転子の界磁極を構成する未
磁化の永久磁石を着磁する着磁方法は、図6の4極の場
合に示すように、回転子1の外周に設けられた未磁化の
永久磁石2の外周に対向するように前記回転子1と同心
状に配された軸方向に設けられた溝部3に挿着して巻回
された4個のコイル4と、このコイル4を支持する4極
の磁極鉄心5とからなる着磁器6と、この着磁器6のコ
イル4に電流を供給する電流供給装置7とから構成され
る着磁装置8に前記着磁器3の内部に前記回転子1を挿
入して行われる。
【0004】永久磁石2の着磁のためにコイル4に通流
する電流は、大電流を比較的短時間流せばよいので、図
7に示すように通常のLC共振型のパルス電源が用いら
れる。永久磁石2の着磁は、まず永久磁石2に4極の磁
極を形成させるための磁束発生用のそれぞれの磁極鉄心
5に巻回され直列接続された4個のコイル4に通流する
電流供給装置7の放電スイッチ9を開として遮断してお
く。次に、スイッチ10を閉として充電回路11によっ
て電源11aよりコンデンサ12を充電する。所定の電
圧まで充電し得た後に、スイッチ10を開とした後に放
電スイッチ9を閉として、充電回路11からの電流を前
記した着磁器6のそれぞれのじのいく鉄心5に巻回され
たコイル4に通流して磁束13を発生させる。ここで、
上記の電流供給装置7のコンデンサ12の容量をC、着
磁器6のコイル4の抵抗をR,インダクタンスをLとす
ると、R<2√(L/C)の条件が成り立つとき、電流
供給装置7からコイル4に通流する電流14は図8の
(a)のように減衰振動波形を示し、第1周期で非常に
高い尖塔値を得ることができる。一方、永久磁石2は、
構成する材料によって図8の(b)のように固有のヒス
テリシス曲線15を示し、前記した電流14によって発
生する強磁束13のために、直ちに磁気飽和領域16に
達し、その後電流が無くなると、ヒステリシス曲線15
に従った残留磁気特性17を示し、着磁を完了して4個
のコイル4に対向する永久磁石2に、前記コイル4に通
流する矢印の電流方向によって定まる磁束方向に対応し
て、図7に示すように4極の界磁極を形成する。
する電流は、大電流を比較的短時間流せばよいので、図
7に示すように通常のLC共振型のパルス電源が用いら
れる。永久磁石2の着磁は、まず永久磁石2に4極の磁
極を形成させるための磁束発生用のそれぞれの磁極鉄心
5に巻回され直列接続された4個のコイル4に通流する
電流供給装置7の放電スイッチ9を開として遮断してお
く。次に、スイッチ10を閉として充電回路11によっ
て電源11aよりコンデンサ12を充電する。所定の電
圧まで充電し得た後に、スイッチ10を開とした後に放
電スイッチ9を閉として、充電回路11からの電流を前
記した着磁器6のそれぞれのじのいく鉄心5に巻回され
たコイル4に通流して磁束13を発生させる。ここで、
上記の電流供給装置7のコンデンサ12の容量をC、着
磁器6のコイル4の抵抗をR,インダクタンスをLとす
ると、R<2√(L/C)の条件が成り立つとき、電流
供給装置7からコイル4に通流する電流14は図8の
(a)のように減衰振動波形を示し、第1周期で非常に
高い尖塔値を得ることができる。一方、永久磁石2は、
構成する材料によって図8の(b)のように固有のヒス
テリシス曲線15を示し、前記した電流14によって発
生する強磁束13のために、直ちに磁気飽和領域16に
達し、その後電流が無くなると、ヒステリシス曲線15
に従った残留磁気特性17を示し、着磁を完了して4個
のコイル4に対向する永久磁石2に、前記コイル4に通
流する矢印の電流方向によって定まる磁束方向に対応し
て、図7に示すように4極の界磁極を形成する。
【0005】ところで、図7に示す着磁器6からなる着
磁装置8による回転界磁形永久磁石同期電動機の永久磁
石の着磁では、全極を同時に着磁することが重要であ
る。即ち、前記と同様に4極の磁極構成において、図9
のように隣接する磁極鉄心5,5に巻回方向を変えて巻
回された2つのコイル4,4に電流供給装置7より電流
を流して磁束を発生させて、S極及びN極を着磁した場
合に、磁束18の方向が永久磁石2の法線方向に向か
ず、着磁後の永久磁石2の磁化の方向も傾いてしまい、
また磁束18の分布が不均一となり、充分に飽和しない
未飽和領域19が形成する恐れがある。回転子1の永久
磁石2の着磁においては、完全に飽和させることが重要
であり、飽和が完全でないと、例えば固定子側等の外部
より逆磁界を受けた時、永久減磁を引き起こす恐れがあ
り、上記した図5,図6からなる着磁器6の構造では、
界磁極の全極を同時に着磁することが必要不可欠の条件
となる。
磁装置8による回転界磁形永久磁石同期電動機の永久磁
石の着磁では、全極を同時に着磁することが重要であ
る。即ち、前記と同様に4極の磁極構成において、図9
のように隣接する磁極鉄心5,5に巻回方向を変えて巻
回された2つのコイル4,4に電流供給装置7より電流
を流して磁束を発生させて、S極及びN極を着磁した場
合に、磁束18の方向が永久磁石2の法線方向に向か
ず、着磁後の永久磁石2の磁化の方向も傾いてしまい、
また磁束18の分布が不均一となり、充分に飽和しない
未飽和領域19が形成する恐れがある。回転子1の永久
磁石2の着磁においては、完全に飽和させることが重要
であり、飽和が完全でないと、例えば固定子側等の外部
より逆磁界を受けた時、永久減磁を引き起こす恐れがあ
り、上記した図5,図6からなる着磁器6の構造では、
界磁極の全極を同時に着磁することが必要不可欠の条件
となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、最近は高保持力
を有する永久磁石が開発され、特に稀土類磁石を用いた
永久磁石同期電動機の適用拡大も図られ、大形の大容量
機への適用開発も行われている。このため、永久磁石の
着磁装置もより残留磁束密度の大きい永久磁石を着磁す
ることが可能な着磁能力の高いものが要求れれるように
なってきた。しかしながら、前記した従来の永久磁石の
全極を同時に着磁する着磁装置においては、磁束を発生
させるために大電流をコイルに通流する必要があり、電
流供給装置7も大形となり、着磁コストが高くなるとい
う問題があった。したがって、大形の永久磁石を搭載す
る回転子構造においては、永久磁石を着磁した後に、回
転子に取り付けて界磁極を構成する方法が一般的に行わ
れている。この回転子の界磁極の構成は、既に磁化した
ものを鉄性の部材である回転子の外周上に取り付けるた
めに、非常に慎重な取扱と、取り付け位置決め治具等に
特殊な治具を必要とする煩雑な作業を必要とする。
を有する永久磁石が開発され、特に稀土類磁石を用いた
永久磁石同期電動機の適用拡大も図られ、大形の大容量
機への適用開発も行われている。このため、永久磁石の
着磁装置もより残留磁束密度の大きい永久磁石を着磁す
ることが可能な着磁能力の高いものが要求れれるように
なってきた。しかしながら、前記した従来の永久磁石の
全極を同時に着磁する着磁装置においては、磁束を発生
させるために大電流をコイルに通流する必要があり、電
流供給装置7も大形となり、着磁コストが高くなるとい
う問題があった。したがって、大形の永久磁石を搭載す
る回転子構造においては、永久磁石を着磁した後に、回
転子に取り付けて界磁極を構成する方法が一般的に行わ
れている。この回転子の界磁極の構成は、既に磁化した
ものを鉄性の部材である回転子の外周上に取り付けるた
めに、非常に慎重な取扱と、取り付け位置決め治具等に
特殊な治具を必要とする煩雑な作業を必要とする。
【0007】この発明の課題は、前記の問題を解決した
残留磁束密度の大きい高保持力を有する永久磁石からな
る界磁極の形成を、従来のように着磁後に回転子に搭載
して構成することなく、未磁化の永久磁石を回転子に搭
載した後に極毎に着磁を可能として、かつ電流供給装置
の大型化を必要としない着磁装置を提供することにあ
る。
残留磁束密度の大きい高保持力を有する永久磁石からな
る界磁極の形成を、従来のように着磁後に回転子に搭載
して構成することなく、未磁化の永久磁石を回転子に搭
載した後に極毎に着磁を可能として、かつ電流供給装置
の大型化を必要としない着磁装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明の着磁装置は、着磁により回転子の永
久磁石の周上に形成される交互に並ぶN極とS極のそれ
ぞれの磁極を中央で2分割して、隣接する磁極の1/2
極分を組み合わせたものを単位として着磁するように、
左右に分割してコイルを互いに逆に巻回して設けられた
磁極鉄心を回転子の周方向に対向して配置して着磁器を
構成して、この着磁器のコイルに電流供給装置よりパル
ス状の電流パルスを通流して磁束発生させ永久磁石を着
磁する構造とした。
ために、この発明の着磁装置は、着磁により回転子の永
久磁石の周上に形成される交互に並ぶN極とS極のそれ
ぞれの磁極を中央で2分割して、隣接する磁極の1/2
極分を組み合わせたものを単位として着磁するように、
左右に分割してコイルを互いに逆に巻回して設けられた
磁極鉄心を回転子の周方向に対向して配置して着磁器を
構成して、この着磁器のコイルに電流供給装置よりパル
ス状の電流パルスを通流して磁束発生させ永久磁石を着
磁する構造とした。
【0009】これにより、前記した着磁器の2分割され
それぞれコイルが巻回された磁極鉄心を回転子の磁極数
に応じて未磁化の永久磁石の外周に対向して複数個配し
て、電流供給装置からのパルス状の電流を前記複数個の
着磁器のコイルに順次切り換えながら通流することによ
り、全極を同時に磁化する着磁装置の場合と同様に着磁
することがかできる。しかも、従来の全極を同時に着磁
する着磁装置と比して、前記したように一極分を着磁す
る電流供給装置で全極を着磁できるので、電流供給装置
のコンデンサの容量を、磁極の数に逆比例して減らすこ
とができることから、電源容量の小さい電流供給装置か
らなる着磁装置とすることができる。
それぞれコイルが巻回された磁極鉄心を回転子の磁極数
に応じて未磁化の永久磁石の外周に対向して複数個配し
て、電流供給装置からのパルス状の電流を前記複数個の
着磁器のコイルに順次切り換えながら通流することによ
り、全極を同時に磁化する着磁装置の場合と同様に着磁
することがかできる。しかも、従来の全極を同時に着磁
する着磁装置と比して、前記したように一極分を着磁す
る電流供給装置で全極を着磁できるので、電流供給装置
のコンデンサの容量を、磁極の数に逆比例して減らすこ
とができることから、電源容量の小さい電流供給装置か
らなる着磁装置とすることができる。
【0010】また、着磁器が貫通孔により左右に2分割
されコイルが巻回された磁極鉄心が未磁化の永久磁石の
外周の周上に一組又は二組を互いに対向して配置して構
成され、回転子の円周上の永久磁石の磁化により形成さ
れる磁極位置に前記磁極鉄心、あるいは回転子を回転移
動し着磁器の磁極鉄心の位置と回転子の磁極の位置とを
一致させて、複数回に分けて着磁するための位置決めす
る手段を備えた着磁装置とすることにより、着磁器の磁
極鉄心に巻回されるコイルのインダクタンスを、従来の
全極を同時に着磁するための磁極の数だけ磁極鉄心を必
要とする着磁器からなる着磁装置と比して、一組の磁極
鉄心の場合には磁極の数で除した値、二組の場合にはそ
の2倍の値とすることができるので、小形な着磁器を有
する着磁装置とすることができる。
されコイルが巻回された磁極鉄心が未磁化の永久磁石の
外周の周上に一組又は二組を互いに対向して配置して構
成され、回転子の円周上の永久磁石の磁化により形成さ
れる磁極位置に前記磁極鉄心、あるいは回転子を回転移
動し着磁器の磁極鉄心の位置と回転子の磁極の位置とを
一致させて、複数回に分けて着磁するための位置決めす
る手段を備えた着磁装置とすることにより、着磁器の磁
極鉄心に巻回されるコイルのインダクタンスを、従来の
全極を同時に着磁するための磁極の数だけ磁極鉄心を必
要とする着磁器からなる着磁装置と比して、一組の磁極
鉄心の場合には磁極の数で除した値、二組の場合にはそ
の2倍の値とすることができるので、小形な着磁器を有
する着磁装置とすることができる。
【0011】また、着磁器の磁極鉄心を一極間隔毎に回
転子の周上に間隔を持って配された第1の着磁器と、こ
の第1の着磁器の磁極鉄心位置と周方向に一極間隔分ず
つずれた位置に間隔を持って回転子の周上に配された第
2の着磁器とが同心状に軸方向に間隔を持って配置さ
れ、未磁化の永久磁石を搭載した回転子に前記した第1
及び第2の着磁器を軸方向に移動して位置決めする手段
を有する着磁装置とする。これにより前記した第1と第
2の着磁器とで、電流供給装置からのパルス状の電流を
切り換え接続し、それぞれの磁極鉄心に対応する位置の
永久磁石の着磁をすることにより、従来の全極を同時に
着磁する着磁装置の電流供給装置と比して電源容量を小
さくできる。
転子の周上に間隔を持って配された第1の着磁器と、こ
の第1の着磁器の磁極鉄心位置と周方向に一極間隔分ず
つずれた位置に間隔を持って回転子の周上に配された第
2の着磁器とが同心状に軸方向に間隔を持って配置さ
れ、未磁化の永久磁石を搭載した回転子に前記した第1
及び第2の着磁器を軸方向に移動して位置決めする手段
を有する着磁装置とする。これにより前記した第1と第
2の着磁器とで、電流供給装置からのパルス状の電流を
切り換え接続し、それぞれの磁極鉄心に対応する位置の
永久磁石の着磁をすることにより、従来の全極を同時に
着磁する着磁装置の電流供給装置と比して電源容量を小
さくできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。実施の形態1 図1は、この発明の第1の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。図1の
回転子界磁極は4極の構成例であり、着磁装置8aの着
磁器6aを構成する磁極鉄心5aは、回転子1に搭載さ
れた永久磁石2に形成されるN極又はS極に対応する位
置に、溝部3によってそれぞれ分割された4個の磁極鉄
心51a,52a,53a,54aが回転子1の外周上
に配されている。そして、それぞれの磁極鉄心5aは、
磁極中央部に軸方向に貫通する貫通孔20(21,2
2,23,24)を設けて、磁極鉄心5をそれぞれ2分
割している。そして、磁極鉄心5の貫通孔20にコイル
30を貫通させ、左右に2分割した磁極鉄心5にコイル
30をそれぞれ巻回する。次に、図1に示すように溝部
3を介して隣接する異極の1/2極に巻回されたコイル
30同士を接続して4個の磁束発生回路40(41,4
2,43,44)を構成する。
基づいて説明する。実施の形態1 図1は、この発明の第1の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。図1の
回転子界磁極は4極の構成例であり、着磁装置8aの着
磁器6aを構成する磁極鉄心5aは、回転子1に搭載さ
れた永久磁石2に形成されるN極又はS極に対応する位
置に、溝部3によってそれぞれ分割された4個の磁極鉄
心51a,52a,53a,54aが回転子1の外周上
に配されている。そして、それぞれの磁極鉄心5aは、
磁極中央部に軸方向に貫通する貫通孔20(21,2
2,23,24)を設けて、磁極鉄心5をそれぞれ2分
割している。そして、磁極鉄心5の貫通孔20にコイル
30を貫通させ、左右に2分割した磁極鉄心5にコイル
30をそれぞれ巻回する。次に、図1に示すように溝部
3を介して隣接する異極の1/2極に巻回されたコイル
30同士を接続して4個の磁束発生回路40(41,4
2,43,44)を構成する。
【0013】前記した磁束発生回路40に通流する電流
パルスは、電流供給装置7の電源11aから充電回路1
1によって充電された電流を、従来例で説明したように
放電スイッチ9を閉にすることにより供給する。この場
合に、永久磁石2に4極の磁極を形成する着磁器6aの
磁極鉄心5aに巻回されているコイル30にて構成され
た磁束発生回路41〜44に接続されている接点線に4
1a,41b〜44a,44bに切り換えスイッチ60
の接点61を切り換えて、電流供給装置7から順次パル
ス状の電流を通流することにより、磁極鉄心5aのそれ
ぞれに対応する永久磁石2の部位に1/2極ずつ異極に
着磁するようにして全極を着磁する。
パルスは、電流供給装置7の電源11aから充電回路1
1によって充電された電流を、従来例で説明したように
放電スイッチ9を閉にすることにより供給する。この場
合に、永久磁石2に4極の磁極を形成する着磁器6aの
磁極鉄心5aに巻回されているコイル30にて構成され
た磁束発生回路41〜44に接続されている接点線に4
1a,41b〜44a,44bに切り換えスイッチ60
の接点61を切り換えて、電流供給装置7から順次パル
ス状の電流を通流することにより、磁極鉄心5aのそれ
ぞれに対応する永久磁石2の部位に1/2極ずつ異極に
着磁するようにして全極を着磁する。
【0014】この発明の第1の実施の形態では、電流供
給装置7の電源容量に余裕がある場合には磁束発生回路
40の2回路を直列又は並列に接続することも可能であ
り、既設の電流供給装置7に合わせて磁束発生回路40
の組み合わせを選択できる。また、この実施の形態は磁
極幅の広い極数の少ない回転磁界形永久磁石同期電動機
を着磁するのに好適である。
給装置7の電源容量に余裕がある場合には磁束発生回路
40の2回路を直列又は並列に接続することも可能であ
り、既設の電流供給装置7に合わせて磁束発生回路40
の組み合わせを選択できる。また、この実施の形態は磁
極幅の広い極数の少ない回転磁界形永久磁石同期電動機
を着磁するのに好適である。
【0015】実施の形態2 図2は、この発明の第2の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。図2に
示す着磁装置8bの着磁器6bを構成する磁極鉄心5b
は、着磁される永久磁石2の隣接するN極とS極のそれ
ぞれの磁極中心までの1/2極の磁極幅を有する軸方向
に設けられた溝部3で2分割された磁極鉄心51bと5
2bとから構成され、前記溝部3に貫通して磁極鉄心5
1bと52bとにコイル30bが互いに巻回方向を逆に
して巻回されている。そして、前記着磁器6bの磁極鉄
心5bと着磁する永久磁石2の相対位置を変えて位置決
めを行う回転子1の位置決め手段62が設けてある。
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。図2に
示す着磁装置8bの着磁器6bを構成する磁極鉄心5b
は、着磁される永久磁石2の隣接するN極とS極のそれ
ぞれの磁極中心までの1/2極の磁極幅を有する軸方向
に設けられた溝部3で2分割された磁極鉄心51bと5
2bとから構成され、前記溝部3に貫通して磁極鉄心5
1bと52bとにコイル30bが互いに巻回方向を逆に
して巻回されている。そして、前記着磁器6bの磁極鉄
心5bと着磁する永久磁石2の相対位置を変えて位置決
めを行う回転子1の位置決め手段62が設けてある。
【0016】前記した位置決め手段62は、駆動機62
aの回転軸63aと係合する回転子1の中心部に直結さ
れた回転子軸64aを前記回転機62aの回転によって
回転する構成からなっている。永久磁石2の着磁には、
まず図2に示すように回転子1の永久磁石2のAに示す
部位を着磁器6bの磁極鉄心5bに対向配置し、電流供
給装置7から切り換えスイッチ60aの接点61aを閉
にして、前記磁極鉄心5bに巻回されているコイル30
bに実線の矢印の方向にパルス状の電流を通流する。こ
れにより2分割された磁極鉄心51bと52bのそれぞ
れのコイルに流れる電流方向によって図の如く溝部3を
磁極の境界として左右にS極とN極とに1/2極分ずつ
着磁する。
aの回転軸63aと係合する回転子1の中心部に直結さ
れた回転子軸64aを前記回転機62aの回転によって
回転する構成からなっている。永久磁石2の着磁には、
まず図2に示すように回転子1の永久磁石2のAに示す
部位を着磁器6bの磁極鉄心5bに対向配置し、電流供
給装置7から切り換えスイッチ60aの接点61aを閉
にして、前記磁極鉄心5bに巻回されているコイル30
bに実線の矢印の方向にパルス状の電流を通流する。こ
れにより2分割された磁極鉄心51bと52bのそれぞ
れのコイルに流れる電流方向によって図の如く溝部3を
磁極の境界として左右にS極とN極とに1/2極分ずつ
着磁する。
【0017】次に、位置決め手段62の駆動機62aを
回転して回転子1を矢印のように反時計方向に磁極鉄心
5bの一極分の周長分だけ移動して永久磁石2のBの部
位を前記極鉄心5bの位置に相当する位置決めして図示
しない固定治具で固定する。この永久磁石2のBの部位
の着磁は、切り換えスイッチ60aの接点61bを閉と
して、コイル30bに前記した永久磁石2のAの部位の
着磁とは逆になるように、電流供給装置7からのパルス
状の電流を点線の矢印の方向に通流して行う。これによ
り、永久磁石2の前記したAの部位の右に隣接する未磁
化の1/2極分はN極に着磁されるので、N極一極を形
成することができる。以下駆動機62aを回転して、永
久磁石2の一極分ずつ移動して電流供給装置7からパル
ス状の電流を切り換えながら通流してC、Dの部位を順
次着磁する。上記したように、永久磁石2のAとCは、
S極とN極の組み合わせ、BとDはN極とS極との組み
合わせなので、各組での着磁は切り換えスイッチ60a
で電流供給装置7からのパルス電流の方向を逆転させて
着磁を行うようにする。なお、この実施の形態2では、
永久磁石2の着磁部位の磁極鉄心5bへの位置合わせ
を、回転子1の回転で行ったが、磁極鉄心5bを設けて
ある着磁器6bを回転して、永久磁石2の着磁位置に位
置決め固定して行うこともできる。
回転して回転子1を矢印のように反時計方向に磁極鉄心
5bの一極分の周長分だけ移動して永久磁石2のBの部
位を前記極鉄心5bの位置に相当する位置決めして図示
しない固定治具で固定する。この永久磁石2のBの部位
の着磁は、切り換えスイッチ60aの接点61bを閉と
して、コイル30bに前記した永久磁石2のAの部位の
着磁とは逆になるように、電流供給装置7からのパルス
状の電流を点線の矢印の方向に通流して行う。これによ
り、永久磁石2の前記したAの部位の右に隣接する未磁
化の1/2極分はN極に着磁されるので、N極一極を形
成することができる。以下駆動機62aを回転して、永
久磁石2の一極分ずつ移動して電流供給装置7からパル
ス状の電流を切り換えながら通流してC、Dの部位を順
次着磁する。上記したように、永久磁石2のAとCは、
S極とN極の組み合わせ、BとDはN極とS極との組み
合わせなので、各組での着磁は切り換えスイッチ60a
で電流供給装置7からのパルス電流の方向を逆転させて
着磁を行うようにする。なお、この実施の形態2では、
永久磁石2の着磁部位の磁極鉄心5bへの位置合わせ
を、回転子1の回転で行ったが、磁極鉄心5bを設けて
ある着磁器6bを回転して、永久磁石2の着磁位置に位
置決め固定して行うこともできる。
【0018】実施の形態3 図3は、この発明の第3の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。図3に
示す着磁装置8cは、前記した実施の形態2の着磁器6
bのS極とN極の1/2極を形成するコイル30bを巻
回した磁極鉄心5bと、この磁極鉄心5bの磁極の磁化
方向とは逆のN極とS極の1/2極を形成するようにコ
イル30cを2分割された磁極鉄心51cと52cに巻
回して構成された磁極鉄心5cとの2組の磁極鉄心を周
方向に磁極鉄心5bと対向して設けた着磁器6cから構
成されており、図3の回転子の界磁極は6極を構成する
ものである。即ち、この着磁器6cは、前記した磁極鉄
心5bと5cとを上下対象に配して構成されており、こ
れらの磁極鉄心5bと5cに巻回されているコイル30
bと30cとを直列接続して電流供給装置7に接続され
ている。
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。図3に
示す着磁装置8cは、前記した実施の形態2の着磁器6
bのS極とN極の1/2極を形成するコイル30bを巻
回した磁極鉄心5bと、この磁極鉄心5bの磁極の磁化
方向とは逆のN極とS極の1/2極を形成するようにコ
イル30cを2分割された磁極鉄心51cと52cに巻
回して構成された磁極鉄心5cとの2組の磁極鉄心を周
方向に磁極鉄心5bと対向して設けた着磁器6cから構
成されており、図3の回転子の界磁極は6極を構成する
ものである。即ち、この着磁器6cは、前記した磁極鉄
心5bと5cとを上下対象に配して構成されており、こ
れらの磁極鉄心5bと5cに巻回されているコイル30
bと30cとを直列接続して電流供給装置7に接続され
ている。
【0019】この実施の形態3からなる着磁装置8cに
よる永久磁石2の着磁は、図3に示すように、永久磁石
2のAとA´とのそれぞれの部位に対向して位置する磁
極鉄心5bと5cとに電流供給装置7よりパルス状の電
流を同時に通流することにより、前記磁極鉄心5bと5
cとのそれぞれ相対する磁極鉄心51bと52cを通っ
て流れる磁束方向が同一で、磁極鉄心52cと51cと
の磁束方向が前記に51bと52cとは逆方向になるよ
うにして行う。これにより、上記した永久磁石2はAの
部位では、図3の場合では、S極とN極との1/2極
分、Aとの対称位置のA´の部位はN極とS極との1/
2極分が着磁される。
よる永久磁石2の着磁は、図3に示すように、永久磁石
2のAとA´とのそれぞれの部位に対向して位置する磁
極鉄心5bと5cとに電流供給装置7よりパルス状の電
流を同時に通流することにより、前記磁極鉄心5bと5
cとのそれぞれ相対する磁極鉄心51bと52cを通っ
て流れる磁束方向が同一で、磁極鉄心52cと51cと
の磁束方向が前記に51bと52cとは逆方向になるよ
うにして行う。これにより、上記した永久磁石2はAの
部位では、図3の場合では、S極とN極との1/2極
分、Aとの対称位置のA´の部位はN極とS極との1/
2極分が着磁される。
【0020】次に、位置決め手段62aの駆動機62に
より、回転軸63aを介して回転子軸64aを回転させ
回転子1を120°矢印の方向に回転して前記と同様
に、電流供給装置7より電流パルスをコイル30b及び
30cに通流して永久磁石2のBとB´をS極とN極と
の1/2極分と、N極とS極との1/2極分を着磁す
る。更に、120°回転して、永久磁石2のCとC´の
部位を前記と同様に着磁することにより、全極着磁する
ようにする。なお、この実施の形態3では、前記実施の
形態2と同様に、永久磁石2の着磁部位の磁極鉄心5b
及び5cへの位置合わせを、磁極鉄心5b,5cを設け
てある着磁器6cを回転して行うこともできる。また、
この発明の実施の形態3は、前記の実施の形態2のよう
に着磁時に電流供給装置7からの電流の方向を切り換え
ることを必要としない方式であり、6極以上の極数の多
い回転子の着磁に適する。
より、回転軸63aを介して回転子軸64aを回転させ
回転子1を120°矢印の方向に回転して前記と同様
に、電流供給装置7より電流パルスをコイル30b及び
30cに通流して永久磁石2のBとB´をS極とN極と
の1/2極分と、N極とS極との1/2極分を着磁す
る。更に、120°回転して、永久磁石2のCとC´の
部位を前記と同様に着磁することにより、全極着磁する
ようにする。なお、この実施の形態3では、前記実施の
形態2と同様に、永久磁石2の着磁部位の磁極鉄心5b
及び5cへの位置合わせを、磁極鉄心5b,5cを設け
てある着磁器6cを回転して行うこともできる。また、
この発明の実施の形態3は、前記の実施の形態2のよう
に着磁時に電流供給装置7からの電流の方向を切り換え
ることを必要としない方式であり、6極以上の極数の多
い回転子の着磁に適する。
【0021】実施の形態4 図4及び図5は、この発明の第4の実施の形態になる回
転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図であ
り、図4は着磁器の断面図、図5は図4のV1及びV2矢視
図である。図4に示すように、この発明の実施の形態4
の着磁装置8dは、着磁器6dと着磁器6eとを軸方向
に間隔を持って同心上に支持部材70に固定して配して
構成されている。また回転子1は、軸方向の両端部で固
定部材71に結合されている軸80aと80bとで軸方
向に締め付けられ固定されており、前記回転子1は支持
部材70の軸方向の移動により着磁器6d及び6e内に
嵌合するように構成されている。そして、上記支持部材
70の移動は、前記の固定部材71上に固着された駆動
機90の軸に設けられたネジ部91と係合するネジ部7
0aを支持部材70に設けて、前記駆動機90を回転す
ることにより行う。
転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図であ
り、図4は着磁器の断面図、図5は図4のV1及びV2矢視
図である。図4に示すように、この発明の実施の形態4
の着磁装置8dは、着磁器6dと着磁器6eとを軸方向
に間隔を持って同心上に支持部材70に固定して配して
構成されている。また回転子1は、軸方向の両端部で固
定部材71に結合されている軸80aと80bとで軸方
向に締め付けられ固定されており、前記回転子1は支持
部材70の軸方向の移動により着磁器6d及び6e内に
嵌合するように構成されている。そして、上記支持部材
70の移動は、前記の固定部材71上に固着された駆動
機90の軸に設けられたネジ部91と係合するネジ部7
0aを支持部材70に設けて、前記駆動機90を回転す
ることにより行う。
【0022】この実施の形態4に示す着磁装置8dは、
回転子の界磁極を4極形成するものであり、図5に示す
ように、着磁器6dは、前記実施の形態3に記載したよ
うに、それぞれN極とS極の1/2極分を形成する2分
割された磁極鉄心にコイル30eと30fを溝部3を通
してそれぞれ巻回方向を逆にして巻回した磁極鉄心5e
と5fとを、コイル30eと30fとを直列接続して周
方向に一極間隔毎に回転子の周上に間隔を持って配置さ
れて構成されている。そして、着磁器6eには、前記の
着磁器6dの磁極鉄心5eと5fの位置と周方向に一極
間隔分ずつずれた位置に、隣接する位置の着磁器6dの
磁極鉄心5eと5f側の分割された磁極鉄心と互いに同
極となるように、前記着磁器6dの磁極鉄心5eと5f
に巻回さているコイル30eとコイル30fとは、逆方
向に巻回されたコイル30gと30hとを有する磁極鉄
心5gと、5hとが設けられている。
回転子の界磁極を4極形成するものであり、図5に示す
ように、着磁器6dは、前記実施の形態3に記載したよ
うに、それぞれN極とS極の1/2極分を形成する2分
割された磁極鉄心にコイル30eと30fを溝部3を通
してそれぞれ巻回方向を逆にして巻回した磁極鉄心5e
と5fとを、コイル30eと30fとを直列接続して周
方向に一極間隔毎に回転子の周上に間隔を持って配置さ
れて構成されている。そして、着磁器6eには、前記の
着磁器6dの磁極鉄心5eと5fの位置と周方向に一極
間隔分ずつずれた位置に、隣接する位置の着磁器6dの
磁極鉄心5eと5f側の分割された磁極鉄心と互いに同
極となるように、前記着磁器6dの磁極鉄心5eと5f
に巻回さているコイル30eとコイル30fとは、逆方
向に巻回されたコイル30gと30hとを有する磁極鉄
心5gと、5hとが設けられている。
【0023】上記した構成からなる着磁装置8dの着磁
器6d及び6eによる回転子1の永久磁石2の着磁は、
まず回転子1が着磁器6d内に嵌合されている位置で、
電流供給装置7から切り換えスイッチ60bにより接点
31eと接点31fとを閉として、コイル30e及びコ
イル30f側にパルス電流を通流して図5のように磁極
鉄心5e及び5f側に位置する永久磁石2をN極とS極
に1/2極分着磁する。 次に、駆動器90を回転して
回転子1を着磁器6e側内に移動して固定する。そし
て、切り換えスイッチ60bの接点を31g及び31h
側に切り換えてコイル30g及び30hに電流供給装置
7からパルス状の電流を通流して、着磁器6dでの未磁
化の永久磁石2の部位のS極とN極のそれぞれ1/2極
分の着磁を行い4極の永久磁石からなる界磁極を構成す
る。この実施の形態4からなる着磁装置8dは、前記し
た実施の形態のように、全極を磁極する際に着磁に回転
子1を回転することを必要とせず大形機の回転子の着磁
に好都合である。
器6d及び6eによる回転子1の永久磁石2の着磁は、
まず回転子1が着磁器6d内に嵌合されている位置で、
電流供給装置7から切り換えスイッチ60bにより接点
31eと接点31fとを閉として、コイル30e及びコ
イル30f側にパルス電流を通流して図5のように磁極
鉄心5e及び5f側に位置する永久磁石2をN極とS極
に1/2極分着磁する。 次に、駆動器90を回転して
回転子1を着磁器6e側内に移動して固定する。そし
て、切り換えスイッチ60bの接点を31g及び31h
側に切り換えてコイル30g及び30hに電流供給装置
7からパルス状の電流を通流して、着磁器6dでの未磁
化の永久磁石2の部位のS極とN極のそれぞれ1/2極
分の着磁を行い4極の永久磁石からなる界磁極を構成す
る。この実施の形態4からなる着磁装置8dは、前記し
た実施の形態のように、全極を磁極する際に着磁に回転
子1を回転することを必要とせず大形機の回転子の着磁
に好都合である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、回
転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置を、着磁により
回転子の永久磁石の周上に形成される交互に並ぶN極と
S極のそれぞれの磁極を中央で2分割して、隣接する磁
極の1/2極分を組み合わせたものを単位として着磁す
るように、左右に分割してコイルを互いに逆に巻回して
設けられた磁極鉄心を回転子の周方向に対向して配置し
て着磁器を構成し、この着磁器に配されたコイルに電流
供給装置より電流パルスを通流し、前記したN極とS極
及びS極とN極との1/2極分ずつ順次に着磁するよう
にした。これにより、従来の回転子の全極を同時に着磁
する着磁装置と比して電流供給装置の電源容量を小さく
できるとともに、着磁器の磁極鉄心に巻回されているコ
イルの巻回数を少なくすることができる。
転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置を、着磁により
回転子の永久磁石の周上に形成される交互に並ぶN極と
S極のそれぞれの磁極を中央で2分割して、隣接する磁
極の1/2極分を組み合わせたものを単位として着磁す
るように、左右に分割してコイルを互いに逆に巻回して
設けられた磁極鉄心を回転子の周方向に対向して配置し
て着磁器を構成し、この着磁器に配されたコイルに電流
供給装置より電流パルスを通流し、前記したN極とS極
及びS極とN極との1/2極分ずつ順次に着磁するよう
にした。これにより、従来の回転子の全極を同時に着磁
する着磁装置と比して電流供給装置の電源容量を小さく
できるとともに、着磁器の磁極鉄心に巻回されているコ
イルの巻回数を少なくすることができる。
【0025】即ち、着磁の際に電流供給装置から磁極鉄
心に巻回されているコイルに通流する電流の大きさは、
電源から充電されるコンデンサの容量で決まり、またこ
の着磁装置の内容積の大部分をこのコンデンサで占めて
いる。前記した着磁器の2分割されそれぞれコイルが巻
回された磁極鉄心を回転子の磁極数に応じて未磁化の永
久磁石の外周に対向して複数個配して、電流供給装置か
らのパルス状の電流を前記複数個の着磁器のコイルに順
次切り換えながら通流する前記実施の形態1の着磁装置
と、図6及び図7に示す従来の全極同時に着磁する着磁
装置との比較をすると次のようになる。ここで、永久磁
石を磁気飽和するために必要な起磁力をHm とし、永久
磁石の厚さをtm 、1コイルの巻数をNとすと、1極分
の磁化のために必要な電流Imは、 Im =Hm ・tm /N となり、このとき上記した従来の全極直列にコイルを接
続して着磁する場合のコイルのインダクタンスL1 は、 L1 =μm ・N2 ・S/tm ×4 ここで、μm は永久磁石の透磁率、Sは磁石1極の面積
を表す。実施の形態1に示した着磁装置での、一組の磁
極鉄心に巻回されたコイルの場合のインダクタンスL2
は、 L2 =μm ・N2 ・S/tm となり、前記した従来方式と比して、コイルのインダク
タンスは1/4となる。
心に巻回されているコイルに通流する電流の大きさは、
電源から充電されるコンデンサの容量で決まり、またこ
の着磁装置の内容積の大部分をこのコンデンサで占めて
いる。前記した着磁器の2分割されそれぞれコイルが巻
回された磁極鉄心を回転子の磁極数に応じて未磁化の永
久磁石の外周に対向して複数個配して、電流供給装置か
らのパルス状の電流を前記複数個の着磁器のコイルに順
次切り換えながら通流する前記実施の形態1の着磁装置
と、図6及び図7に示す従来の全極同時に着磁する着磁
装置との比較をすると次のようになる。ここで、永久磁
石を磁気飽和するために必要な起磁力をHm とし、永久
磁石の厚さをtm 、1コイルの巻数をNとすと、1極分
の磁化のために必要な電流Imは、 Im =Hm ・tm /N となり、このとき上記した従来の全極直列にコイルを接
続して着磁する場合のコイルのインダクタンスL1 は、 L1 =μm ・N2 ・S/tm ×4 ここで、μm は永久磁石の透磁率、Sは磁石1極の面積
を表す。実施の形態1に示した着磁装置での、一組の磁
極鉄心に巻回されたコイルの場合のインダクタンスL2
は、 L2 =μm ・N2 ・S/tm となり、前記した従来方式と比して、コイルのインダク
タンスは1/4となる。
【0026】一方、着磁時のコイルに通流する電流の、
前記した磁極鉄心のコイルのインダクタンスと、電流供
給装置のコンデンサとの共振回路からなる第1周期の電
流尖塔値は、おおよそコイル間に印加される電圧をV0
とすると、 Im =V0 √(C/L) であるので、電源に必要なコンデンサ容量は、従来の場
合には、 C1 =(Im /V0 )2×L1 となり、実施の形態1の場合には、 C2 =(Im /V0 )2×L2 となる。したがって、従来の全極着磁する着磁装置より
電源の容量は1/4でよいので、電流供給装置の電源容
量を小さくでき、このためコンデンサの体格が小となる
ので小形な電流供給装置とすることができる。
前記した磁極鉄心のコイルのインダクタンスと、電流供
給装置のコンデンサとの共振回路からなる第1周期の電
流尖塔値は、おおよそコイル間に印加される電圧をV0
とすると、 Im =V0 √(C/L) であるので、電源に必要なコンデンサ容量は、従来の場
合には、 C1 =(Im /V0 )2×L1 となり、実施の形態1の場合には、 C2 =(Im /V0 )2×L2 となる。したがって、従来の全極着磁する着磁装置より
電源の容量は1/4でよいので、電流供給装置の電源容
量を小さくでき、このためコンデンサの体格が小となる
ので小形な電流供給装置とすることができる。
【0027】電流また、着磁器が貫通孔により左右に2
分割されコイルが巻回された磁極鉄心が未磁化の永久磁
石の外周に対向して一組配されて構成され、回転子の円
周上の永久磁石の磁化により形成される磁極位置に前記
磁極鉄心、あるいは回転子を回転移動し着磁器の磁極鉄
心の位置と回転子の磁極の位置とを一致させて、複数回
に分けて着磁するための位置決めする手段を備えた着磁
装置とすることにより、着磁器の磁極鉄心に巻回される
コイルのインダクタンスは、全極同時に着磁するための
磁極の数だけ磁極鉄心を必要とする着磁器からなる従来
の着磁装置と比して、磁極一個分だけでよいので、小形
な着磁器を有する着磁装置とすることができる。また、
前記した一組の磁極鉄心とは、異なる方向に磁化するよ
うにコイルを巻回した磁極鉄心を、互いに周上に対向し
て配置する構成は、前記の場合の2倍とで済むことにな
る。
分割されコイルが巻回された磁極鉄心が未磁化の永久磁
石の外周に対向して一組配されて構成され、回転子の円
周上の永久磁石の磁化により形成される磁極位置に前記
磁極鉄心、あるいは回転子を回転移動し着磁器の磁極鉄
心の位置と回転子の磁極の位置とを一致させて、複数回
に分けて着磁するための位置決めする手段を備えた着磁
装置とすることにより、着磁器の磁極鉄心に巻回される
コイルのインダクタンスは、全極同時に着磁するための
磁極の数だけ磁極鉄心を必要とする着磁器からなる従来
の着磁装置と比して、磁極一個分だけでよいので、小形
な着磁器を有する着磁装置とすることができる。また、
前記した一組の磁極鉄心とは、異なる方向に磁化するよ
うにコイルを巻回した磁極鉄心を、互いに周上に対向し
て配置する構成は、前記の場合の2倍とで済むことにな
る。
【0028】また、着磁器の磁極鉄心を一極間隔毎に回
転子の周上に間隔を持って配された第1の着磁器と、こ
の第1の着磁器の磁極鉄心位置と周方向に一極間隔分ず
つずれた位置に間隔を持って回転子の周上に配された第
2の着磁器とが同心状に軸方向に間隔を持って配置さ
れ、未磁化の永久磁石を搭載した回転子を前記した第1
及び第2の着磁器に移動して位置決めする手段を有する
着磁装置とする。これにより前記した第1と第2の着磁
器でそれぞれの磁極鉄心に対応する位置の永久磁石の着
磁をすることにより、従来の全極同時に着磁する着磁装
置の電流供給装置の電源容量を小さくできる。
転子の周上に間隔を持って配された第1の着磁器と、こ
の第1の着磁器の磁極鉄心位置と周方向に一極間隔分ず
つずれた位置に間隔を持って回転子の周上に配された第
2の着磁器とが同心状に軸方向に間隔を持って配置さ
れ、未磁化の永久磁石を搭載した回転子を前記した第1
及び第2の着磁器に移動して位置決めする手段を有する
着磁装置とする。これにより前記した第1と第2の着磁
器でそれぞれの磁極鉄心に対応する位置の永久磁石の着
磁をすることにより、従来の全極同時に着磁する着磁装
置の電流供給装置の電源容量を小さくできる。
【図1】この発明の第1の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。
【図3】この発明の第3の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。
永久磁石同期電動機の着磁装置の構成図である。
【図4】この発明の第4の実施の形態になる回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置の断面図である。
永久磁石同期電動機の着磁装置の断面図である。
【図5】図4のV1 及びV2 矢視図である。
【図6】従来の回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装
置を構成する着磁器と、この着磁器に挿入する前の未磁
化の永久磁石を搭載した回転子の斜視図である。
置を構成する着磁器と、この着磁器に挿入する前の未磁
化の永久磁石を搭載した回転子の斜視図である。
【図7】従来の着磁器に挿着した回転子の永久磁石を着
磁する着磁装置の構成図である。
磁する着磁装置の構成図である。
【図8】永久磁石の着磁の原理の説明図であり、(a)
は磁極鉄心のコイルに通流する電流、(b)は永久磁石
のヒステリシス曲線である。
は磁極鉄心のコイルに通流する電流、(b)は永久磁石
のヒステリシス曲線である。
【図9】従来の着磁装置にて永久磁石を部分的に2極分
着磁時の磁束分布と磁化状況を示すものである。
着磁時の磁束分布と磁化状況を示すものである。
1 回転子 2 永久磁石 3 溝部 4 コイル 5 磁極鉄心 5a 磁極鉄心 5b 磁極鉄心 5c 磁極鉄心 5e 磁極鉄心 5f 磁極鉄心 5g 磁極鉄心 5h 磁極鉄心 6 着磁器 6a 着磁器 6b 着磁器 6c 着磁器 6d 着磁器 6e 着磁器 7 電流供給装置 8 着磁装置 8a 着磁装置 8b 着磁装置 8c 着磁装置 8d 着磁装置 20 貫通孔 30 コイル 40 磁束発生回路 60 切り換えスイッチ 62 位置決め手段 70 支持部材 71 固定部材
Claims (11)
- 【請求項1】回転子の外周に搭載された未磁化の永久磁
石の外周に対向して前記回転子と同心状に配され、軸方
向に設けられた溝部によって周方向に分割された磁極鉄
心と、この磁極鉄心の溝部に挿着されたコイルとからな
る着磁器と、前記コイルに電源により充電されたコンデ
ンサからパルス状の電流を供給する電流供給装置とから
なり、前記電流供給装置からのパルス状の電流を前記コ
イルに供給して前記磁極鉄心を通って流れる磁束によっ
て磁極鉄心に対向する位置の前記未磁化の永久磁石を磁
化して回転子に磁極を形成する回転磁界形永久磁石同期
電動機の着磁装置において、着磁器が、溝部間の磁極鉄
心を周方向に2分割する貫通孔を前記磁極鉄心の磁極中
心の位置の軸方向に設け、磁極鉄心の溝部を介して互い
に隣接する異極同士の2分割されたそれぞれの1/2極
分幅の磁極鉄心に、前記貫通孔と溝部を通ってコイルを
互いに巻回方向を逆にして巻回してなる磁極鉄心を周方
向に複数組配されて構成され、前記着磁器の周方向に配
された前記各組の磁極鉄心に設けられたコイルに電流供
給装置からのパルス状の電流を順次切り換え接続する手
段を設け、各組の磁極鉄心のコイルに対向する永久磁石
の部位を互いに異極に1/2極分ずつ磁化しながら周方
向に着磁することを特徴とする回転界磁形永久磁石同期
電動機の着磁装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の回転界磁形永久磁石同期
電動機の着磁装置において、周方向に配された複数組の
磁極鉄心のコイルが、直列接続されていることを特徴と
する回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項3】請求項1に記載の回転界磁形永久磁石同期
電動機の着磁装置において、周方向に配された複数個の
磁極鉄心のコイルが、並列接続されていることを特徴と
する回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項4】回転子の外周に搭載された未磁化の永久磁
石の外周に対向して前記回転子と同心状に配され、軸方
向に設けられた溝部によって周方向に分割された磁極鉄
心と、この磁極鉄心の溝部に挿着されたコイルとからな
る着磁器と、前記コイルに電源により充電されたコンデ
ンサからパルス状の電流を供給する電流供給装置とから
なり、前記電流供給装置からのパルス状の電流を前記コ
イルに供給して前記磁極鉄心を通って流れる磁束によっ
て磁極鉄心に対向する位置の永久磁石を磁化して回転子
に磁極を形成する回転磁界形永久磁石同期電動機の着磁
装置において、着磁器が、磁極鉄心の溝部を介して隣接
し2分割されたそれぞれ1/2極分幅の磁極を有する磁
極鉄心にコイルを互いに巻回方向を逆にして巻回した磁
極鉄心を一組配されて構成され、前記磁極鉄心の位置と
回転子の未磁化の永久磁石の着磁位置との位置決めをす
る手段を設け、前記着磁器に配された磁極鉄心に設けら
れたコイルに電流供給装置からのパルス状の電流を通流
し、この磁極鉄心のコイルに対向する永久磁石の部位を
互いに異極に1/2極分ずつ磁化して、順次前記位置決
め手段により前記着磁位置を移動しながら周方向に着磁
することを特徴とする回転界磁形永久磁石同期電動機の
着磁装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の回転界磁形永久磁石同期
電動機の着磁装置において、位置決め手段が、着磁器に
設けられた磁極鉄心の位置に永久磁石の着磁位置を回転
子を回転移動して位置合わせするものであることを特徴
とする回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項6】請求項4に記載の回転界磁形永久磁石同期
電動機の着磁装置において、位置決め手段が、回転子の
永久磁石の着磁位置に、着磁器を回転移動し磁極鉄心を
位置合わせするものであることを特徴とする回転界磁形
永久磁石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項7】請求項4〜請求項6に記載のいずれかの回
転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置において、着磁
器に配された磁極鉄心に設けられたコイルに電流供給装
置からのパルス状の電流の通流方向を切り換える切り換
え手段を備えたことを特徴とする回転界磁形永久磁石同
期電動機の着磁装置。 - 【請求項8】回転子の外周に搭載された未磁化の永久磁
石の外周に対向して前記回転子と同心状に配され、軸方
向に設けられた溝部によって周方向に分割された磁極鉄
心と、この磁極鉄心の溝部に挿着されたコイルとからな
る着磁器と、前記コイルに電源により充電されたコンデ
ンサからパルス状の電流を供給する電流供給装置とから
なり、前記電流供給装置からのパルス状の電流を前記コ
イルに供給して前記磁極鉄心を通って流れる磁束によっ
て磁極鉄心に対向する位置の永久磁石を磁化して回転子
に磁極を形成する回転磁界形永久磁石同期電動機の着磁
装置において、着磁器が、磁極鉄心の溝部を介して隣接
し2分割されたそれぞれの1/2極分幅の磁極を有する
磁極鉄心にコイルを互いに巻回方向を逆にして巻回した
第1の磁極鉄心と、この第1の磁極鉄心のコイルに接続
され電流供給装置から供給されるパルス電流により着磁
される永久磁石の磁化方向と逆になるようにコイルの巻
回方向を前記第1の磁極鉄心のコイルと逆に巻回して構
成した第2の磁極鉄心を前記第1の磁極鉄心と対向配置
して構成され、前記第1と第2の磁極鉄心の位置と回転
子の未磁化の永久磁石の着磁位置との位置決め手段を設
け、前記着磁器に配された第1と第2の磁極鉄心に設け
られたそれぞれのコイルに電流供給装置からのパルス状
の電流を通流し、それぞれの磁極鉄心のコイルに対向す
る永久磁石の部位を互いに異極に1/2極分ずつ磁化し
て、前記位置決め手段により前記着磁位置を移動しなが
ら周方向に着磁することを特徴とする回転界磁形永久磁
石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項9】請求項8に記載の回転界磁形永久磁石同期
電動機の着磁装置において、位置決め手段が、着磁器に
設けられた第1と第2の磁極鉄心のそれぞれの位置に、
回転子の永久磁石の着磁位置を回転子を回転移動して位
置合わせするものであることを特徴とする回転界磁形永
久磁石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項10】請求項8に記載の回転界磁形永久磁石同
期電動機の着磁装置において、位置決め手段が、回転子
の永久磁石の着磁位置に、着磁器を回転移動し第1と第
2の磁極鉄心を位置合わせするものであることを特徴と
する回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置。 - 【請求項11】回転子の外周に搭載された未磁化の永久
磁石の外周に対向して前記回転子と同心状に配され、軸
方向に設けられた溝部によって周方向に分割された磁極
鉄心と、この磁極鉄心の溝部に挿着されたコイルとから
なる着磁器と、前記コイルに電源により充電されたコン
デンサからパルス状の電流を供給する電流供給装置とか
らなり、前記電流供給装置からのパルス状の電流を前記
コイルに供給して前記磁極鉄心を通って流れる磁束によ
って磁極鉄心に対向する位置の永久磁石を磁化して回転
子に磁極を形成する回転磁界形永久磁石同期電動機の着
磁装置において、着磁器が、磁極鉄心の溝部を介して隣
接し2分割されたそれぞれの1/2極分幅の磁極を有す
る磁極鉄心にコイルを互いに巻回方向を逆にして巻回し
た磁極鉄心を一極間隔毎に間隔を持って複数組配された
第1の着磁器と、この第1の着磁器の磁極鉄心のコイル
に接続され電流供給装置から供給されるパルス状の電流
により着磁される永久磁石の磁化方向と逆になるよう
に、コイルの巻回方向を前記第1の磁極鉄心のコイルと
逆に巻回して構成した第2の磁極鉄心を、前記第1の着
磁器の磁極鉄心位置と周方向に一極間隔分ずつずれた位
置に間隔を持って複数組配された第2の着磁器とが同心
状に軸方向に間隔を持って配置されて構成され、回転子
の永久磁石の着磁位置に前記した第1及び第2の着磁器
を移動して位置決めする手段を設け、前記第1と第2の
着磁器の磁極鉄心に設けられたそれぞれのコイルに電流
供給装置からのパルス状の電流を切り換え接続して通流
し、前記第1と第2の着磁器の磁極鉄心に対応する位置
の永久磁石の部位を互いに異極に1/2極分ずつ磁化し
て着磁することを特徴とする回転界磁形永久磁石同期電
動機の着磁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344432A JPH09163692A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7344432A JPH09163692A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09163692A true JPH09163692A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18369223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7344432A Pending JPH09163692A (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09163692A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020014699A (ko) * | 2000-08-10 | 2002-02-25 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 영구 자석 회전자의 착자 장치 |
| KR100465020B1 (ko) * | 2002-02-20 | 2005-01-13 | 한국전기연구원 | 횡자속형 단극 착자기 및 그 착자방법 |
| JP2006304556A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Nissan Motor Co Ltd | 回転子磁石の着磁方法 |
| JP2016063555A (ja) * | 2014-09-15 | 2016-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | ロータの製造方法 |
| CN110033919A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-07-19 | 射阳县华通探伤设备有限公司 | 一种工作效率高的脉冲磁化器 |
| CN112986377A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-06-18 | 西安交通大学 | 基于旋转磁瓦的场强频率可变磁化实验装置及方法 |
-
1995
- 1995-12-05 JP JP7344432A patent/JPH09163692A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020014699A (ko) * | 2000-08-10 | 2002-02-25 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 영구 자석 회전자의 착자 장치 |
| US6744341B2 (en) | 2000-08-10 | 2004-06-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Polarizing device for a permanent magnet rotor |
| KR100465020B1 (ko) * | 2002-02-20 | 2005-01-13 | 한국전기연구원 | 횡자속형 단극 착자기 및 그 착자방법 |
| JP2006304556A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Nissan Motor Co Ltd | 回転子磁石の着磁方法 |
| JP2016063555A (ja) * | 2014-09-15 | 2016-04-25 | トヨタ自動車株式会社 | ロータの製造方法 |
| CN110033919A (zh) * | 2019-04-18 | 2019-07-19 | 射阳县华通探伤设备有限公司 | 一种工作效率高的脉冲磁化器 |
| CN112986377A (zh) * | 2021-04-08 | 2021-06-18 | 西安交通大学 | 基于旋转磁瓦的场强频率可变磁化实验装置及方法 |
| CN112986377B (zh) * | 2021-04-08 | 2024-05-24 | 西安交通大学 | 基于旋转磁瓦的场强频率可变磁化实验装置及方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4563602A (en) | Permanent magnet type stepping motor | |
| JP7267024B2 (ja) | ハルバッハ配列ロータ、モータ、電動圧縮機、およびその製造方法 | |
| KR0140314B1 (ko) | 하이브리드 여기형 영구 자석 동기 모터 | |
| US3891874A (en) | Compensated reciprocating electrodynamic machine | |
| JP4383058B2 (ja) | リラクタンスモータ | |
| US6563248B2 (en) | Hybrid-magnet DC motor | |
| JP2000512837A (ja) | 自己起動式ブラシレス電気モータ | |
| JP3474152B2 (ja) | 永久磁石回転子の着磁装置 | |
| US2993134A (en) | Permanent magnet motor | |
| JPH09163692A (ja) | 回転界磁形永久磁石同期電動機の着磁装置 | |
| US4933585A (en) | High performance electric machine resistant to losses caused by the joule effect | |
| JP4160358B2 (ja) | 回転電機 | |
| JPH1014181A (ja) | 永久磁石同期機の着磁装置とその位置決め固定方法 | |
| JPH08126279A (ja) | ブラシレスdcモータ | |
| JPH05176487A (ja) | 永久磁石形モータ | |
| JPS6149901B2 (ja) | ||
| JP2519435B2 (ja) | 電動機の着磁方法 | |
| US20070278887A1 (en) | Single field rotor motor | |
| GB2303255A (en) | Magnetic reluctance motor | |
| JP2002124414A (ja) | 希土類磁石の着磁方法および回転機の製造方法 | |
| JPH03195343A (ja) | ステッピングモータの着磁器 | |
| KR20030057835A (ko) | 액시얼 코어 타입 브러시리스 직류 모터 | |
| KR970011504B1 (ko) | 영구 자석의 반발력으로 개선된 기능을 갖는 전동기 | |
| JP2825912B2 (ja) | 整流子電動機 | |
| JP2000253630A (ja) | マグネット着磁装置及びマグネット着磁方法並びにマグネット |