JPH09164110A - 清掃布 - Google Patents

清掃布

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JPH09164110A
JPH09164110A JP34779095A JP34779095A JPH09164110A JP H09164110 A JPH09164110 A JP H09164110A JP 34779095 A JP34779095 A JP 34779095A JP 34779095 A JP34779095 A JP 34779095A JP H09164110 A JPH09164110 A JP H09164110A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不織布の繊維間に取り込めない固形塵を被清
掃面から容易に除去できる清掃布を提供する。 【解決手段】 清掃用具20は、被清掃面21対して面
当接可能な清掃部24,25を有する。これらの清掃部
24,25が保持する清掃布10は、厚み方向に伸縮可
能に形成し、かつ、凹部14の内部に粘着面15を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は清掃布に係り、さら
に詳しく言えば、清掃布を面支持することにより床面等
を払拭清掃する清掃用具に好適な清掃布に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、建物内部のフローリング,畳,ク
ッションフロア等の床面や、各種電化製品あるいは家具
の表面等の被清掃面を清掃するための清掃用具が各種提
案されている。そして、本願出願人は、例えば特願平7
−151063号および特願平7−206635号にお
いて、清掃布を保持する本体に支持アームを接続した清
掃用具を提案した。
【0003】本願出願人による清掃用具は、清掃布が例
えば略薄板直方体形状の本体に巻き付くように保持され
るとともに、支持アームが本体を回転可能に軸支してい
る。これらの清掃用具によれば、清掃中、適宜本体を床
面から離して回転させれば、清掃布を介して本体の各端
面に設けられた清掃部が被清掃面に順次面摺接できるた
め、清掃布の片面略全域に汚れが蓄積するまで清掃を継
続できるようになっている。なお、清掃布は、例えば不
織布とされ、被清掃面上の埃,塵等を繊維間に取り込む
ことにより除去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般に、不
織布を清掃布として採用した清掃用具は、繊維構造の関
係から、例えばパンくず,菓子くず,紙屑,砂等の固形
塵を被清掃面から除去できないという問題がある。この
問題を解決するために、本願出願人は、前述した清掃用
具に適用することを前提として、各清掃部のうちの少な
くとも1つに対応する位置に粘着面が形成された清掃布
を提案した(特願平7−299226号:従来例)。こ
の従来例によれば、粘着面を被清掃面に押圧することに
より、前述した固形塵を被清掃面から除去できる。
【0005】しかしながら、この従来例では、固形塵を
被清掃面から除去するために、その都度本体を回転させ
る必要があるため、清掃作業に煩雑感が伴い、使用者か
ら改善が要望されていた。本発明は、このような従来の
要望を満たすためになされたもので、その目的は、不織
布の繊維間に取り込めない固形塵を被清掃面から容易に
除去できる清掃布を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載した発明は、被清掃面に対
して面当接可能な清掃部を有する清掃用具に保持される
清掃布であって、厚み方向に伸縮可能に形成されている
とともに、その表面に形成された凹部の内部に粘着面が
設けられ、前記粘着面が前記表面に対して段状、かつ、
略平行に配置されていることを特徴としている。
【0007】この場合、清掃布としては、従来より清掃
布として採用されている不織布が採用できる。また、凹
部としては、清掃布の所定位置に例えばエンボス加工を
施すことにより形成すればよい。そして、凹部として
は、清掃布の表面に所定直径を有する円状の凹部を斑点
状に形成してもよく、あるいは相互並行な溝状,同心円
状,格子状,放射状,渦巻き状等に形成してもよい。一
方、粘着面としては、例えエンボス加工の底部に固形塵
を粘着可能な粘着剤を塗布しておけばよい。そして、粘
着面と清掃布の表面との間の段差寸法は、清掃用具の使
用者が清掃用具を被清掃面に圧接させることにより清掃
布が厚み方向に圧縮されたときに、粘着面の表面が被清
掃面に面当接するように適宜設定しておけばよい。
【0008】このような本発明の請求項1に記載した発
明においては、使用者が清掃用具を一定以下の力で操作
していれば、粘着面が清掃布の表面から凹部の底部側に
収容され、一定以下の大きさを有する埃,塵等を清掃布
の繊維間に取り込む通常清掃が可能となる。一方、清掃
布の繊維間に取り込めないような固形塵に対しては、使
用者が清掃用具を被清掃面に向かって一定以上の力で押
し付けると、清掃部および被清掃面に挟まれた清掃布が
厚み方向に圧縮されることになる。この際、粘着面は、
清掃布の表面に向かって相対的に突出し、被清掃面およ
び固形塵に粘着する。そして、使用者が力を緩め、清掃
布が初期厚みを回復すると、粘着面が固形塵を粘着した
まま凹部の内部に収容され、これにより通常清掃を再開
できる。すなわち、請求項1に記載した発明において
は、使用者が清掃用具を被清掃面に押し付けるという極
めて簡単な操作を行えば、粘着面が被清掃面から固形塵
を除去できることになり、これらにより前記目的が達成
される。
【0009】また、請求項2に記載した発明は、互いに
貼り合わせられる第1面材および第2面材を有し、前記
第1面材の厚み方向に貫通孔が形成されているととも
に、前記第2面材の表面に粘着面が設けられ、前記貫通
孔および前記粘着面が互いに対応する位置に配置されて
いることを特徴としている。この場合、第1面材として
は、従来より清掃布として採用されている不織布の所定
位置に例えば任意形状の貫通孔を所定間隔で多数形成し
ておけばよく、あるいは相互並行な線状,同心円状,格
子状,放射状,渦巻き状等の貫通孔を形成しておいても
よい。一方、第2面材としては、不織布の表面に粘着剤
を塗布しておけばよく、あるいはゴム系,アクリル系,
シリコン系等の粘着材料をシート状に形成しておいても
よい。
【0010】このような請求項2に記載した発明におい
ては、第1面材および第2面材を互いに貼り合わせれ
ば、第1面材の貫通孔が第2面材に覆われ、自動的に清
掃布の表面に凹部が形成され、かつ、この凹部の内部に
粘着面が設けられることになる。したがって、請求項2
に記載した発明においては、例えば不織布の表面にエン
ボス加工により凹部を形成した後、粘着剤を所定厚みに
塗布するという極めて煩雑な製造方法に依ることなく、
所望の清掃布が容易に得られることになる。
【0011】さらに、請求項3に記載した発明は、前記
第1面材が前記第2面材の表裏に配置されていることを
特徴としている。この請求項3に記載した発明において
は、清掃布の表裏が同様な形態を有しているため、表裏
両面を有効活用できることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図1には、本発明に係る一実施例が示
されている。本実施例の清掃布10は、先に本願出願人
が提案した清掃用具20に保持され、被清掃面である建
物内部の床面21や、各種電化製品あるいは家具の表面
等を清掃するために用いられる。
【0013】清掃用具20は、清掃布10を保持可能な
略箱状の本体22と、この本体22を回転可能に軸支す
る支持アーム23とを有している。本体22は、略薄板
直方体形状とされ、床面21に面当接可能な一対の清掃
部24,25が設けられている。このような清掃用具2
0は、清掃布10を介して清掃部24あるいは清掃部2
5を床面21に摺接することにより、清掃布10の繊維
間に一定以下の大きさを有する埃,塵等を取り込み、こ
れにより床面21を清掃する。
【0014】清掃布10は、一対の第1面材11,11
と、これらの第1面材11,11に挟み込まれる第2面
材12とを有している。これらの第1面材11,11お
よび第2面材12は、互いの周縁を一致させて貼り合わ
せられている。第1面材11は、略長方形に形成された
不織布とされ、厚み方向に収縮可能であるとともに、繊
維間に一定以下の大きさを有する埃,塵等を取り込むよ
うになっている。この第1面材11の表面には、所定間
隔で多数の貫通孔13が形成されている。これらの貫通
孔13は、所定直径を有する円形とされ、第1面材11
を厚み方向に貫通している。一方、第2面材12は、第
1面材11と同一形状,同一寸法に形成された不織布と
され、厚み方向に収縮可能とされている。この第2面材
12は、表裏両面に一定以上の大きさを有する例えばパ
ンくず,菓子くず,紙屑,砂等の固形塵を粘着可能な粘
着剤が塗布されている。なお、粘着剤は、第1面材11
と異なる所望色でもよい。
【0015】この清掃布10は、第1面材11,11の
各貫通孔13から第2面材12が部分的に外部露出す
る。このため、清掃布10は、貫通孔13により表面に
凹部14が形成されていることになり、かつ、この凹部
14の内部に第2面材12による粘着面15が設けられ
ていることになる。この粘着面15は、清掃布10の表
面に対して段状、かつ、略平行に配置されている。な
お、清掃布10を製造するにあたっては、第2面材12
の表裏両面に粘着剤が塗布されているため、第1面材1
1,11および第2面材12を貼り合わせられるにあた
って、別途接着剤等を用いる必要はない。このような清
掃布10は、本体22に巻き付けられるとともに、長手
方向両端縁が清掃部24,25間に設けられた溝状の保
持部26に押し込まれることにより保持される。
【0016】次に、本実施例の清掃布10を用いた清掃
用具20による床面21の清掃方法を説明する。この清
掃用具20は、一定以下の大きさを有する埃,塵等を床
面21から除去する通常清掃を行う場合、図2(A)に
示すように、使用者が清掃部25を床面21に対して清
掃布10を介して一定以下の力で摺接させる。そして、
清掃用具20の使用者は、清掃部25に対応する清掃布
10の所定領域に汚れが蓄積して清掃能力が低下した
ら、支持アーム13を上昇させることにより本体22を
床面21から離間させ(図2(B)の状態)、次いで本
体22が回転するように支持アーム13を降下させ(図
2(C)の状態)、これにより清掃部24に対応する清
掃布10の所定領域を床面21に面当接させて通常清掃
を再開する(図2(D)の状態)。このような通常清掃
を行っている場合、使用者が一定以下の力で清掃用具2
0を操作していれば、図3(A)に示すように、清掃布
10は、第1面材11,11および第2面材12が厚み
方向に収縮せず、第1面材11のみが床面21に面当接
する。
【0017】一方、固形塵を床面21から除去する場
合、本体22を床面21に対して一定以上の力で押し付
けるように使用者が清掃用具20を操作する。すると、
図3(B)に示すように、清掃用具20の本体22およ
び床面21により、第1面材11,11および第2面材
12が厚み方向に圧縮され、これにより第1面材11,
11の各貫通孔13に対応する第2面材12の所定箇所
が第1面材11,11の表面に向かって相対的に突出す
る。すなわち、清掃布10は、凹部14の内部に設けら
れた粘着面15が当該清掃布10の表面に突出して、床
面21に面当接する。この際、当該箇所に位置する固形
塵は、粘着面15に粘着される。そして、清掃用具20
の使用者が力を緩めると、第1面材11,11および第
2面材12が初期厚みを回復し、これに伴って粘着面1
5が固形塵を粘着したまま凹部14の内部に収容され
る。
【0018】以上のような本実施例によれば、清掃布1
0の第1面材11が不織布であるため、使用者が一定以
下の力で清掃用具20を操作すれば、従来の清掃用具と
同様に、一定以下の大きさを有する埃,塵等を床面21
から除去する通常清掃が行える。一方、本実施例によれ
ば、厚み方向に伸縮可能な清掃布10の表面に多数の凹
部14が形成され、各凹部14の内部に清掃布10の表
面に対して段状、かつ、略平行な粘着面15が設けられ
ているため、使用者が一定以上の力で本体22を床面2
1に押し付けるように清掃用具20を操作すれば、粘着
面15により一定以上の大きさを有する固形塵を床面2
1から除去できる。この際、清掃用具20の使用者は、
従来のように、本体22を回転させるという煩雑な操作
を行うことなく、単に本体22を床面21に押し付ける
という極めて簡単な操作を行うだけでよく、煩雑感を伴
うことがない。
【0019】また、清掃布10は、互いに貼り合わせら
れる第1面材11,11および第2面材12により凹部
14および粘着面15が形成されているため、例えば不
織布の表面にエンボス加工により凹部を形成した後、粘
着剤を所定厚みに塗布するという工程により製造した場
合に比較して、容易、かつ、安価に製造できる。さら
に、清掃布10は、一対の第1面材11,11が第2面
材12を挟むように配置されているため、表裏両面を同
様に用いることができる。
【0020】なお、本発明は前述した実施例に限定され
るものではなく、本発明を達成できる範囲での改良,変
形等は本発明に含まれるものである。例えば、前述した
実施例の清掃布は、第1面材および第2面材を張り合わ
せることにより凹部および粘着面を形成していたが、図
4(A)に示す清掃布10Aのように、不織布の表裏に
エンボス加工を施すことにより凹部14Aを形成し、こ
の凹部14Aの内部に粘着剤16を塗布することにより
粘着面15Aを設けてもよい。また、図4(B)に示す
ように、互いに貼り合わせられた一対の第1面材11,
11における貫通孔13,13間にのみ粘着シート17
が介装された清掃布10Bも本発明に含まれる。
【0021】さらに、凹部としては、図5(A)に示す
凹部13Aのように清掃布10Cの表面に沿って線状に
設けてもよく、図5(B)に示す凹部13Bのように清
掃布10Dを枠抜きするように設けてもよく、あるいは
図5(C)に示す凹部13Cのように清掃布10Eの表
面に格子状に設けてもよい。そして、前述した本実施例
では、清掃布を本願出願人が先に提案した清掃用具に適
用していたが、本発明の清掃布は被清掃面に対して面当
接可能な清掃部を複数備えていない清掃用具にも適用可
能である。その他、前記実施例で示した凹部,粘着面,
第1面材,第2面材,貫通孔,粘着剤の材質,形状,寸
法,形態,数,配置個所等は本発明を達成できるもので
あれば任意であり、限定されない。
【0022】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載した発明によれ
ば、清掃用具を従来に比較して簡単に操作するだけで、
一定以上の大きさを有する固形塵を被清掃面から容易に
除去できる。また、請求項2に記載した発明によれば所
望の清掃布が容易に得られ、請求項3に記載した発明に
よれば清掃布の表裏両面を有効活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体斜視図である。
【図2】清掃用具の使用方法を示す模式図である。
【図3】清掃布の作用を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の変形例を示す平面図である。
【図5】本発明の変形例を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
10 清掃布 11 第1面材 12 第2面材 13 貫通孔 14 凹部 15 粘着面 20 清掃用具 21 被清掃面である床面 24,25 清掃部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被清掃面に対して面当接可能な清掃部を
    有する清掃用具に保持される清掃布であって、厚み方向
    に伸縮可能に形成されているとともに、その表面に形成
    された凹部の内部に粘着面が設けられ、前記粘着面が前
    記表面に対して段状、かつ、略平行に配置されているこ
    とを特徴とする清掃布。
  2. 【請求項2】 互いに貼り合わせられる第1面材および
    第2面材を有し、前記第1面材の厚み方向に貫通孔が形
    成されているとともに、前記第2面材の表面に粘着面が
    設けられ、前記貫通孔および前記粘着面が互いに対応す
    る位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記
    載した清掃布。
  3. 【請求項3】 前記第1面材が前記第2面材の表裏に配
    置されていることを特徴とする請求項2に記載した清掃
    布。
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