JPH09165536A - 塗料除去剤組成物 - Google Patents

塗料除去剤組成物

Info

Publication number
JPH09165536A
JPH09165536A JP21307896A JP21307896A JPH09165536A JP H09165536 A JPH09165536 A JP H09165536A JP 21307896 A JP21307896 A JP 21307896A JP 21307896 A JP21307896 A JP 21307896A JP H09165536 A JPH09165536 A JP H09165536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
weight
residue
paint
carbon atoms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21307896A
Other languages
English (en)
Inventor
Ulrich Bleyl
ウルリッヒ・ブレイル
Horst Fleischmann
ホルスト・フライシュマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cfm Chemo Technische Prod GmbH
Original Assignee
Cfm Chemo Technische Prod GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cfm Chemo Technische Prod GmbH filed Critical Cfm Chemo Technische Prod GmbH
Publication of JPH09165536A publication Critical patent/JPH09165536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物の壁の落書きなどの付着した塗料を除
去し、塗料がはがされる基材を均一化し、状態調整する
働きをする塗料除去剤の提供。 【解決手段】塗料支持基材に対して必要な場合に均一化
および状態調整の作用を示す塗料除去剤において、下記
成分を含有する塗料除去剤。 ・ジカルボン酸ジアルキルエステル、またはジカルボン酸残基中に4〜6個の炭 素原子を有し、各アルキル残基中に1〜3個の炭素原子を有するようなエステル の混合物 20〜80重量部 ・アルコキシ残基中に1〜4個の炭素原子を有する2−(2−アルコキシエトキ シ)エタノール 10〜60重量部 ・脂肪アルコールポリグリコールエーテル 10〜20重量部 ・アルキル残基中に1〜8個の炭素原子を有するN−アルキルピロリドン 50 〜120 重量部

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料除去剤、特に
塗料支持基材に対して均一化および状態調整の作用を示
すような薬剤に関するものである。かかる基材とは、例
えば各種のゴム、鉄系金属、非鉄金属、漆喰、煉瓦、
木、自然石、人造石、コンクリートおよびプラスチック
のことである。塗料除去剤にとって優先的な用途は、建
物家屋の壁等に描かれた望ましくない落書きや、スクリ
ーン印刷機用のスクリーンおよびテンプレートに付着し
たインクを除去することである。
【0002】
【従来の技術】80年代始めまで、塗料除去剤や塗料剥
離剤では主として塩化メチレン、フェノールおよびメタ
ノールが作用物質として使用されていたが、その後、こ
の分野でも、使用者および環境を害する可能性のはるか
に少ない作用物質を使用するのが望ましいとの認識が広
まっていった。
【0003】こうして、フェアラーク・フュア・ヒェミ
ッシェ・インドゥストリー・エイチ・ツィオルコフスキ
ー・ゲーエムヴェーハー(本社:アウグスブルク)発行
の実務家向け年鑑1987年版、105〜106ページにおいてDE
3438399が示唆される。この特許公報において説明され
るのは、建築物の正面および壁の塗装の塗膜を除去する
ための、防食剤分なし、特にワックス分なしのワニス除
去剤で、主要な作用成分として、ジカルボン酸メチルエ
ステル(デュポン社から「ジベーシック・エステル(DB
E)」の商品名で市販されている)とブチルジグリコール
との混合物を含有する塗料除去剤である。
【0004】デュポン社の社内報からは、また、上記成
分「ジベーシック・エステル」のほかにN−メチルピロ
リドン、芳香族炭化水素およびナフテン炭化水素を含有
する塗料剥離剤組成物が知られている。これに加え、実
務家向け年鑑1989年版、58ページにおいて、ちょうどこ
の主成分を含有する「家庭用ペイントストリッパおよび
ワニスリムーバ」のための配合が説明されている。
【0005】さらに、この専門分野には、ペイント剥離
の際の危険を少なくすることについて論じた、デュポン
社試験研究所(米国、デラウェア州ウィルミントン)の
H.L.ジャクソンの論文“DBE-based stripper formu
lations ”(1991年2月12〜13日、ワシントンDCにお
ける国際会議の記録、173 〜176 ページ)、ならびに19
91年のコンシューマレポート、565 340-3 “Paint Remo
vers = New ProductsEliminate old Hazards ”が存在
する。それ以外の関係印刷物として、US 4673524、US 4
927556、EP-A 389829 、GB 2191501およびDE 4025039が
ある。
【0006】特許およびその他の発表論文によって説明
された当該の開発の総括として、今日の塗料除去剤およ
び塗料剥離剤が主要な作用物質として市販品ジベーシッ
ク・エステル、N−メチルピロリドンおよびアルキルジ
グリコールを含有することを確認できる。
【0007】但し、上に挙げた印刷物の中には、かかる
主要な作用物質のうち常に2つが他の成分と共に出てく
る。
【0008】スクリーン印刷技術の分野では、スクリー
ン、テンプレート等に付着した印刷インクを圧倒的に芳
香族溶剤(例えばトルオール、キシロール、クメンおよ
びメシチレン)で除去する。これは部分的にスクリーン
印刷機で行われ、もしくは印刷工程の後にスクリーン洗
浄装置で行われる。スクリーン洗浄装置には大抵、溶剤
回収用の蒸留装置が接続されている。使用される溶剤は
すべて可燃性液体に関する規制法令の適用を受け、急速
に蒸発し、水に溶け易いので、作業者、環境および装置
を危険にさらす要因を排除するために、スクリーン印刷
工場において広範な安全措置が現実に講じられていなけ
ればならない。しかし、このような措置にも拘らず、そ
こで人間と環境は溶剤蒸気で大いに苦しめられることに
なる。
【0009】国際特許出願PCT/DK 89/00222 (WO 90/034
19) により、脂肪族C8-22モノカルボン酸由来のC1-4
アルキルエステルが印刷機から汚れ、インク等を除去す
るのに使用できることが知られている。かかる重要な革
新がオフセット印刷の分野にあるにも拘らず、かかる溶
剤はスクリーン印刷設備において普及していない。すな
わち、そこで使用されるインクが特殊インクであるため
に、かかる薬剤の溶解力が経済的に妥当な時間内に清浄
を成し遂げるのに十分でないのである。二液型塗料が上
乾きしたり乾き出したりすると、かかる薬剤は完全に働
かなくなるのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】よって、本発明の基礎
をなす課題は、一方で実に様々な分野において首尾よく
利用でき、もう一方で人間と環境をいたわる点で本質的
な要求を満たす塗料除去剤を作り出すことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】意外にも、かかる課題は
本発明によって解決されることが判明した。
【0012】本発明の対象は、第1の実施態様によれ
ば、下記組成を特徴とする塗料除去剤である。 ・ジカルボン酸残基中に4〜6個の炭素原子を有し、各アルキル残基中に1〜3 個の炭素原子を有するようなジカルボン酸ジアルキルエステル、またはエステル の混合物 20〜80重量部 ・アルコキシ残基中に1〜4個の炭素原子を有する2−(2−アルコキシエトキ シ)エタノール 10〜60重量部 ・脂肪アルコールポリグリコールエーテル 10〜20重量部 ・アルキル残基中に1〜8個の炭素原子を有するN−アルキルピロリドン 50〜120 重量部 ・脂肪酸残基中に10〜22個の炭素原子を有し、脂肪アルコール残基中に1〜8個 の炭素原子を有するような脂肪酸エステル、またはエステルの混合物 0〜40重量部 ・増粘剤 0〜30重量部 ・オレンジテルペン 0〜20重量部 ・20〜25%正リン酸 0〜20重量部 請求項2〜6に、かかる発明の第1の実施態様の好まし
い改良例が記載されている。即ち、次の塗料除去剤(a)
−(e) である。
【0013】(a) 第一の実施態様において、ジカルボン
酸ジアルキルエステル分の量が35〜55重量部であり、そ
の中のアルキル残基がメチル基を意味することを特徴と
する前記塗料除去剤。
【0014】(b) 第一実施態様及び(a) の塗料除去剤に
おいて、N−アルキルピロリドンの量が65〜110 重量部
であり、アルキル残基がメチル基またはオクチル基を意
味することを特徴とする前記塗料除去剤。
【0015】(c) 第一実施態様、(a) 及び(b) におい
て、2−(2−アルコキシエトキシ)エタノールの量が
20〜55重量部であり、アルコキシ残基がメトキシ基また
はブトキシ基を意味することを特徴とする前記塗料除去
剤。
【0016】(d) 第一実施態様及び(a) −(c) におい
て、脂肪酸エステル分の量が高々30重量部であり、その
中のアルコール残基がメチル基またはエチルヘキシル基
に相当することを特徴とする前記塗料除去剤。
【0017】(e) 第一実施態様及び(a) −(d) におい
て、増粘剤として高分散性ケイ酸を含有することを特徴
とする前記塗料除去剤。
【0018】第2の実施態様による本発明の対象は、類
似の用途、特にスクリーン印刷機用のスクリーンおよび
テンプレートに付着した印刷インクを除去するための、
下記組成を特徴とする塗料除去剤である。 ・ジカルボン酸残基中に4〜6個の炭素原子を有し、各アルキル残基中に1〜3 個の炭素原子を有するようなジカルボン酸ジアルキルエステル、またはエステル の混合物 20〜80重量部 ・アルコキシ残基中に2〜4個の炭素原子を有する2−(2−アルコキシエトキ シ)エタノール 20〜70重量部 ・脂肪アルコールポリグリコールエーテル 4〜30重量部 ・脂肪酸残基中に12〜18個の炭素原子を有し、脂肪アルコール残基中に1〜4個 の炭素原子を有するような脂肪酸エステル、またはエステルの混合物 15〜40重量部 ・脂肪酸残基中に10〜16個の炭素原子を有し、脂肪アルコール残基中に5〜10個 の炭素原子を有するような脂肪酸エステル、またはエステルの混合物 0 〜80重量部 ・アルキル残基中に1〜8個の炭素原子を有するN−アルキルピロリドン 0〜100重量部 ・脂肪酸アミド 0〜5重量部 請求項8〜11に、かかる発明の第2の実施態様の好まし
い改良例が記載されている。即ち、次の(イ) 〜(ニ)で
ある。
【0019】(イ) 第二実施態様において、N−アルキル
ピロリドンのアルキル残基が1〜4個の炭素原子、好ま
しくは1個の炭素原子を有することを特徴とする前記塗
料除去剤。
【0020】(ロ) 第二実施態様及び(イ) において、脂肪
酸残基および脂肪アルコール残基が、高々20g I2 /100
g のヨウ素価しか持たない植物性脂肪を原料とすること
を特徴とする前記塗料除去剤。
【0021】(ハ) 第二実施態様及び(イ) 、(ロ) におい
て、脂肪アルコールポリグリコールエーテル中で脂肪ア
ルコール残基が8〜16個の炭素原子を有し、ポリグリコ
ールエーテル残基が6〜14個のエトキシ単位からなり、
場合によってはその端にアルコキシ残基を有することを
特徴とする前記塗料除去剤。
【0022】(ニ) 第二実施態様及び(イ) −(ハ) におい
て、脂肪酸アミドの脂肪酸残基が8〜18個の炭素原子を
有することを特徴とする前記塗料除去剤。
【0023】本発明による塗料除去剤は、付着した塗料
がはがされる各種基材においてこれを均一化し、状態調
整する働きをする。そこで、例えば描かれた落書きを本
発明による薬剤で除去したコンクリート壁の表面は、か
かる薬剤を施す前より平滑になる。インクがこびりつい
て、すっかり硬くなったスクリーン印刷機のゴムローラ
またはオフセット印刷機のゴムブランケットからインク
を除去した場合、ゴム材料は再び良好な弾性を示す。
【0024】
【発明の効果】スクリーン印刷機のスクリーンおよびテ
ンプレートから印刷インクを除去する際、特にそれが速
乾性の二液型塗料である場合、本発明による薬剤は、従
来使われてきた混合溶剤と比べて改良された徹底的な作
用を示す。さらに、本発明による薬剤は可燃性液体に関
する規制法令の適用を受けず、常温ではほとんど蒸発せ
ず、水で洗い落とすことができる。これをスクリーン印
刷機に適用すると、オペレータと環境は溶剤蒸気による
悪影響をはっきりと感じられるほど回避でき、火災の危
険は著しく減少する。塗料除去剤の中に含まれた物質は
生物学的に容易に分解できる。すなわち、かかる物質に
は生体間蓄積が起らないと思われる。本発明による塗料
除去剤は、しかも使用後に簡単な濾過によって再処理
し、改めて使用することができる。
【0025】
【実施例】以下、例に即して本発明を説明する。例1 下記成分から第1の塗料除去剤を調製する。 やし油脂肪酸2−エチルヘキシルエステル 15重量部 なたね油メチルエステル 11重量部 ブチルジグリコール 26重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 50重量部 N−メチルピロリドン 82重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 16重量部 これらの成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するま
で撹拌する。
【0026】スクリーン印刷機においてなお多量のイン
クを付けたままで、すっかり硬くなったゴムローラにこ
の混合物を刷毛で塗り込む。約10分の作用時間の後、ゴ
ムローラを水で洗い、拭いて乾かす。すると、ゴムロー
ラは、再びその元の色と鈍い光沢を示す。ゴムもその弾
性を取り戻す。
【0027】スクリーン印刷機のゴムローラの代わりに
オフセット印刷機のゴムブランケットを前記混合物で処
理すると、同等の肯定的な効果が得られる。例2 下記成分から第2の塗料除去剤を調製する。 オレンジテルペン 10重量部 メチルジグリコール 30重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 42重量部 N−オクチルピロリドン 104重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 10重量部 個々の成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するまで
撹拌する。
【0028】製紙工場や厚紙製造工場において、にか
わ、塗料および紙の残滓が部分的に5mm以下の厚さで乾
燥、固着した溝付きデフレクタローラにこの混合物を塗
る。5分の作用時間の後、ローラにブラシをかけ、光沢
が出るまで布切れでこする。
【0029】デフレクタローラは、これであらゆる残留
物から解放されたことになり、再び元の光沢を見せる。例3 下記成分から第3の塗料除去剤を調製する。 23%リン酸 18重量部 ブチルジグリコール 52重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 42重量部 N−メチルピロリドン 90重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 14重量部 高分散性ケイ酸 18重量部 液体成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するまで撹
拌する。次に増粘剤を入れる。これで、ペースト状の製
品が生成する。
【0030】塗装してから2年以上が経過し、錆が点在
している庭柵棒の形の金属管にこのペーストを塗る。約
20分の作用時間の後、塗装を残らず除去する。これで、
錆も落とされる。塗料除去後、管を水で洗い、乾燥後直
ちに再び塗装することができる。例4 下記成分から第4の塗料除去剤を調製する。 やし油脂肪酸メチルエステル 21重量部 20%リン酸 9重量部 ブチルジグリコール 22重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 41重量部 N−メチルピロリドン 70重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 12重量部 高分散性ケイ酸 20重量部 これらの成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するま
で撹拌する。次に増粘剤を泡立たせずに入れる。これ
で、ペースト状の製品が生成する。
【0031】この混合物を、落書きが描かれてから少な
くとも1年が経過しているコンクリート壁に塗る。ペー
ストの塗厚は1〜2ミリメートルとする。
【0032】約20分の作用時間の後、壁面を目の粗い布
切れまたは硬いブラシでこすり、塗料を除去する。壁の
孔の中まで深く入り込んだ塗料は、引き続き高圧清掃機
を使って水だけで洗い出す。高圧クリーナによる作業が
作用時間直後であっても、塗料除去は完全にうまくい
く。乾燥後、壁から完全に塗料は無くなっている。壁面
は処理前より平滑になっている。これにより、改めて施
された場合の塗装を除去することは、はるかに容易にで
きるようになる。
【0033】塗装してから2年以上が経過した庭柵の半
丸太に上記ペーストを塗る。約20分の作用時間の後、目
の粗い布切れ、ほうきまたはへらで塗料を除去する。こ
の場合の塗料除去では、塗料除去剤を洗い落とす必要は
ない。24時間以内に下塗りを行えば、塗料除去ペースト
の残分によって流展性は高められ、塗料の乾燥は速めら
れる。例5 下記成分から第5の塗料除去剤を調製する。 オレンジテルペン 20重量部 25%リン酸 12重量部 ブチルジグリコール 55重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 38重量部 N−メチルピロリドン 80重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 20重量部 高分散性ケイ酸 14重量部 全成分を例4におけると同様に処理する。なお流動力の
あるペーストが生成する。
【0034】この混合物を、アスファルト道路の表面の
塗装標識線に塗り込む。混合物は部分的に水に溶け易い
ので、この作業は雨のない日に行わなければならない。
約20分の作用時間の後、標識塗料を湿った布切れで拭き
取り、孔の中に残っている塗料分を高圧清掃機で洗い出
す。
【0035】この処理の後、標識塗料はアスファルト路
面から完全に除去されている。比較例1および2 例1〜5に記載の本発明による塗料除去剤との比較のた
め、DE 3438399による塗料除去剤(実務家向け年鑑1987
年版、105〜106ページに記載の配合例)ならびに配合
「家庭用ペイントストリッパおよびワニスリムーバ」に
よる塗料除去剤(実務家向け年鑑1989年版、58ページに
記載の配合例)を調製、試験した。比較例1 (DE 3438399による) ブチルグリコール 12重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 66重量部 アセト酪酸セルロース 2重量部 アルキルベンゼンスルホネート 10重量部 水 5重量部 この配合を例1に準じてゴムローラに適用した場合、そ
こに述べた通りにローラを清掃し、状態調整しようとし
てもうまくいかない。
【0036】また、例2で扱ったデフレクタローラに適
用しても、否定的に推移する。
【0037】例3に記載の金属管における塗料除去は確
かにうまくいくが、錆のあった箇所に後処理を施さなけ
ればならない。
【0038】例4に準じる塗料除去も不完全にしか実施
できない。
【0039】同じことは、例5に準じて道路標識塗料を
除去する場合にも当てはまる。比較例2 (家庭用ペイントストリッパおよびワニスリムーバ) N−メチルピロリドン 40重量部 n−ブタノール 2重量部 モノエタノールアミン 2重量部 ジベーシック・エステル(DBE ) 25重量部 芳香族炭化水素(キシレン) 10重量部 ナフテート(Solvesse 150) 17.3重量部 Antarox CO-630(界面活性剤) 2重量部 Gafac RE 610(界面活性剤) 0.5重量部 Klucel H(増粘剤) 1.2重量部 この配合を例1に準じてゴムローラに適用すると、ゴム
はひどく膨潤し、その表面が破壊される結果となる。
【0040】例2に準じてデフレクタローラに適用する
と、例2におけると同様の結果が得られる。
【0041】例3に準じて金属管に適用しても、同様の
挙動が現われる。
【0042】例4に準じるコンクリート壁の清掃は確か
にうまくいくが、乾燥後、処理した面に色むらと縁取り
が見られる。
【0043】前記配合中の芳香族化合物分とナフテン化
合物分により、例5に準じて道路標識塗料を処理する
と、塗料除去剤を施した路面部分に望ましくない軟化が
生じることになる。
【0044】前記配合中の高含有率の芳香族化合物分と
ナフテン分により、使用者の健康と環境を害する危険が
加わってくる。大学付属病院での検査から、かかる物質
は人間の中枢神経系を侵すことが知られている。例6 下記成分から第6の塗料除去剤を調製する。 やし油脂肪酸2−エチルヘキシルエステル 75重量部 パーム核脂肪酸メチルエステル 30重量部 2−(2−プロポキシエトキシ)エタノール 56重量部 コハク酸ジプロピル 30重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 8重量部 やし油脂肪酸ジエタノールアミド 1重量部 これらの成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するま
で撹拌する。
【0045】スクリーン印刷用の二液型インク(例えば
TD-2-KFA、亜鉛華)をスクリーン(40×60cm2 )にか
け、常温で1時間乾燥させた後、以下の通り塗料除去剤
で処理した。 ・塗料除去剤を刷毛で塗る、作用時間3分 ・スクリーンに少量の水を刷毛で付ける、1分間持続 ・スクリーンを多量の水で洗う、2分間持続 ・スクリーンを50℃の温風で乾かす、2分間持続 この処理の後、スクリーンは清浄な状態になり、再使用
できる。例7 下記成分から第7の塗料除去剤を調製する。 パーム核脂肪酸2−エチルヘキシルエステル 50重量部 やし油脂肪酸プロピルエステル 20重量部 2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 25重量部 コハク酸ジメチル 13重量部 グルタル酸ジメチル 41重量部 アジピン酸ジメチル 10重量部 N−プロピルピロリドン 25重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 12重量部 パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド 4重量部 これらの成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するま
で撹拌する。
【0046】得られた塗料除去剤を例1に従って適用す
る。再び、直ちに再使用できる清浄なスクリーンが得ら
れる。例8 下記成分から第8の塗料除去剤を調製する。 やし油脂肪酸メチルエステル 24重量部 2−(2−ブトキシエトキシ)エタノール 25重量部 アジピン酸ジエチル 49重量部 N−メチルピロリドン 75重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 25重量部 やし油脂肪酸ジエタノールアミド 2重量部 これらの成分を混ぜ合わせ、透明な混合物が生成するま
で撹拌する。
【0047】例6および7に準じる処理と別に、二液型
塗料として、P-Pv 25-A Kokowei、および別の塗料メー
カーの硬化剤P-Hを使用する。スクリーンおよびテンプ
レートは、塗料を施した後、1時間80℃で乾燥させる。
次に、前記塗料除去剤を例6および7に従って適用す
る。その結果得られるのは、直ちに再使用できる清浄な
スクリーンである。比較例3および4 例6〜8に記載の本発明による塗料除去剤との比較のた
め、従来の種類の塗料除去剤および特許出願PCT/DK 89/
00222(WO/03419)に倣った薬剤との比較を行う。比較例3 下記成分から従来の種類の塗料除去剤を調製する。 ナフテン炭化水素(引火点 約60℃) 180重量部 キシレン 4重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 16重量部 この薬剤を使って、例8に準じて前処理したスクリーン
から、従ってまたテンプレートから15分以内に付着塗料
を除去しようとしても、うまくいかない。比較例4 下記成分から塗料除去剤を前記特許出願に倣って調製す
る。 パーム核油 45重量部 パーム核油脂肪酸プロピルエステル 40重量部 やし油脂肪酸メチルエステル 95重量部 脂肪アルコールポリグリコールエーテル 20重量部 この薬剤を使って、例6または7に準じて前処理したス
クリーンから15分以内に付着塗料を除去しようとして
も、うまくいかない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト・フライシュマン ドイツ国、ブルグハウゼン ディー− 84487、ロベルト・コッホ・シュトラーセ 210

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料支持基材に対して必要な場合に均一
    化および状態調整の作用を示す塗料除去剤において、下
    記組成を特徴とする塗料除去剤。 ・ジカルボン酸残基中に4〜6個の炭素原子を有し、各アルキル残基中に1〜3 個の炭素原子を有するようなジカルボン酸ジアルキルエステル、またはエステル の混合物 20〜80重量部 ・アルコキシ残基中に1〜4個の炭素原子を有する2−(2−アルコキシエトキ シ)エタノール 10〜60重量部 ・脂肪アルコールポリグリコールエーテル 10〜20重量部 ・アルキル残基中に1〜8個の炭素原子を有するN−アルキルピロリドン 50 〜120 重量部 ・脂肪酸残基中に10〜22個の炭素原子を有し、脂肪アルコール残基中に1〜8個 の炭素原子を有するような脂肪酸エステル、またはエステルの混合物 0〜40重量部 ・増粘剤 0〜30重量部 ・オレンジテルペン 0〜20重量部 ・20〜25%正リン酸 0〜20重量部
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の塗料除去剤において、
    ジカルボン酸ジアルキルエステル分の量が35〜55重量部
    であり、その中のアルキル残基がメチル基を意味するこ
    とを特徴とする前記塗料除去剤。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の塗料除去剤に
    おいて、N−アルキルピロリドンの量が65〜110 重量部
    であり、アルキル残基がメチル基またはオクチル基を意
    味することを特徴とする前記塗料除去剤。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の塗
    料除去剤において、2−(2−アルコキシエトキシ)エ
    タノールの量が20〜55重量部であり、アルコキシ残基が
    メトキシ基またはブトキシ基を意味することを特徴とす
    る前記塗料除去剤。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の塗
    料除去剤において、脂肪酸エステル分の量が高々30重量
    部であり、その中のアルコール残基がメチル基またはエ
    チルヘキシル基に相当することを特徴とする前記塗料除
    去剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の塗
    料除去剤において、増粘剤として高分散性ケイ酸を含有
    することを特徴とする前記塗料除去剤。
  7. 【請求項7】 特にスクリーン印刷機のスクリーンおよ
    びテンプレートに付着したインクを除去するための塗料
    除去剤において、下記組成を特徴とする塗料除去剤。 ・ジカルボン酸残基中に4〜6個の炭素原子を有し、各アルキル残基中に1〜3 個の炭素原子を有するようなジカルボン酸ジアルキルエステル、またはエステル の混合物 20〜80重量部 ・アルコキシ残基中に2〜4個の炭素原子を有する2−(2−アルコキシエトキ シ)エタノール 20〜70重量部 ・脂肪アルコールポリグリコールエーテル 4〜30重量部 ・脂肪酸残基中に12〜18個の炭素原子を有し、脂肪アルコール残基中に1〜4個 の炭素原子を有するような脂肪酸エステル、またはエステルの混合物 15〜40重量部 ・脂肪酸残基中に10〜16個の炭素原子を有し、脂肪アルコール残基中に5〜10個 の炭素原子を有するような脂肪酸エステル、またはエステルの混合物 0〜80重量部 ・アルキル残基中に1〜8個の炭素原子を有するN−アルキルピロリドン 0 〜100 重量部 ・脂肪酸アミド 0 〜5 重量部
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の塗料除去剤において、
    N−アルキルピロリドンのアルキル残基が1〜4個の炭
    素原子、好ましくは1個の炭素原子を有することを特徴
    とする前記塗料除去剤。
  9. 【請求項9】 請求項7または8に記載の塗料除去剤に
    おいて、脂肪酸残基および脂肪アルコール残基が、高々
    20g I2 /100g のヨウ素価しか持たない植物性脂肪を原
    料とすることを特徴とする前記塗料除去剤。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のいずれか1項に記載の
    塗料除去剤において、脂肪アルコールポリグリコールエ
    ーテル中で脂肪アルコール残基が8〜16個の炭素原子を
    有し、ポリグリコールエーテル残基が6〜14個のエトキ
    シ単位からなり、場合によってはその端にアルコキシ残
    基を有することを特徴とする前記塗料除去剤。
  11. 【請求項11】 請求項7〜10のいずれか1項に記載の
    塗料除去剤において、脂肪酸アミドの脂肪酸残基が8〜
    18個の炭素原子を有することを特徴とする前記塗料除去
    剤。
JP21307896A 1995-07-24 1996-07-24 塗料除去剤組成物 Pending JPH09165536A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP95111578 1995-07-24
DE95111578 1995-07-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09165536A true JPH09165536A (ja) 1997-06-24

Family

ID=8219460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21307896A Pending JPH09165536A (ja) 1995-07-24 1996-07-24 塗料除去剤組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH09165536A (ja)
DE (1) DE59602057D1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009133173A1 (en) 2008-04-30 2009-11-05 Omya Development Ag Alkaline earth carbonate containing mineral for surface cleaning
JP2011084594A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Abc Trading Co Ltd アスファルト系接着剤用除去剤
JP2016131966A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 大成建設株式会社 塗膜剥離剤を用いた防水層の除去方法
JP2021054936A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ベック株式会社 剥離剤組成物
JP2021165381A (ja) * 2020-04-02 2021-10-14 ベック株式会社 剥離剤組成物
JP2023515360A (ja) * 2020-02-14 2023-04-13 アンガス ケミカル カンパニー 低毒性nmp代替物およびその調製方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009133173A1 (en) 2008-04-30 2009-11-05 Omya Development Ag Alkaline earth carbonate containing mineral for surface cleaning
JP2011084594A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Abc Trading Co Ltd アスファルト系接着剤用除去剤
JP2016131966A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 大成建設株式会社 塗膜剥離剤を用いた防水層の除去方法
JP2021054936A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 ベック株式会社 剥離剤組成物
JP2024028456A (ja) * 2019-09-30 2024-03-04 ベック株式会社 剥離剤組成物
JP2023515360A (ja) * 2020-02-14 2023-04-13 アンガス ケミカル カンパニー 低毒性nmp代替物およびその調製方法
JP2021165381A (ja) * 2020-04-02 2021-10-14 ベック株式会社 剥離剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
DE59602057D1 (de) 1999-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6096699A (en) Environmentally friendly solvent
US4749510A (en) Paint stripping composition and method of making and using the same
US4812255A (en) Paint removing compositions
CA2382600C (en) Environmentally friendly solvent
CA2803389C (en) Carboxy ester ketal removal compositions, methods of manufacture, and uses thereof
US5565136A (en) Water based wood stripping compositions
US5372742A (en) Nail polish remover
US5035829A (en) Paint removing compositions
US5049314A (en) Paint stripping composition consisting essentially of NMP and ethyl-3-ethoxy propionate
CA2063739C (en) Method of activating n-methyl-e-pyrrolidone (nmp) and/or gamma-butyrolactone (blo) varnish and paint remover solvents
US5232515A (en) Water-reducible coating removers containing n-methyl-2-pyrrolidone
US5332526A (en) Multi-purpose paint and varnish stripper
JPS63317567A (ja) 被覆物を剥離するための水性組成物
CA2331439C (en) Paint stripping composition and method of using the same
JP2025039767A (ja) 塗膜剥離組成物及び塗膜の剥離方法
DE69425676T2 (de) Reinigungsmittel zur beseitigung festhaftender ablagerungen von oberflächen
JPH09165536A (ja) 塗料除去剤組成物
EP0755987B1 (de) Farbentfernungsmittel
EP0813578B1 (en) New use of fatty acid alkyl esters
US4801397A (en) Peelable solvent-based coating remover
US20170107384A1 (en) Synergistic Mixed Solvents-based Compositions to Improve Efficiency of Performance and Environmental Safety Using Commercial High Volatile Compositions Used for Removal of Paint, Varnish and Stain Coatings
US7087566B2 (en) Paint removing composition
WO2016014763A1 (en) Mixed solvent based compositions for removal of paint and varnish
WO2020045361A1 (ja) 塗膜剥離組成物及び塗膜の剥離方法
US20170327703A1 (en) Synergistic Mixed Solvents - Based Compositions With Improved Efficiency Of Performance And Environmental Safety For Removal Of Paint, Varnish And Stain

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20041112

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050322

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20050405

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050516

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050801

A602 Written permission of extension of time

Effective date: 20050804

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060914