JPH09165562A - 水性接着剤組成物 - Google Patents
水性接着剤組成物Info
- Publication number
- JPH09165562A JPH09165562A JP34797195A JP34797195A JPH09165562A JP H09165562 A JPH09165562 A JP H09165562A JP 34797195 A JP34797195 A JP 34797195A JP 34797195 A JP34797195 A JP 34797195A JP H09165562 A JPH09165562 A JP H09165562A
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- JP
- Japan
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- water
- adhesive composition
- adhesive
- coating
- pentaerythritol
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗布吐出部の乾燥固化を防止できる水性接着
組成物の提供。 【解決手段】 水溶性又は水分散性の接着基剤、水及び
ペンタエリスリトールを含有することを特徴とする水性
接着剤組成物。ペンタエリスリトールが0.01〜10
重量%含有されることが好ましい。
組成物の提供。 【解決手段】 水溶性又は水分散性の接着基剤、水及び
ペンタエリスリトールを含有することを特徴とする水性
接着剤組成物。ペンタエリスリトールが0.01〜10
重量%含有されることが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水性接着剤組成物に
関し、詳しくは所定の蒸発抑制成分を含有させて接着剤
の乾固を防止し塗布不良を抑制できる水性接着剤組成物
に関する。
関し、詳しくは所定の蒸発抑制成分を含有させて接着剤
の乾固を防止し塗布不良を抑制できる水性接着剤組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から水性接着剤も含め一般に接着剤
としては、塗布後は比較的短時間で接着力を発揮するよ
うな乾燥速度を要する一方、加工処理する間は乾燥しな
いようにすると共に、容器に保存中や塗布するための容
器吐出部では乾燥しないようにする必要がある。そのた
め、例えば、特公昭60−17236号公報では、ポリ
ビニルアルコール(PVA)を主成分とする水溶性糊組
成物において、尿素及び/または炭酸アンモニウムを添
加することにより変退色を防止するもので、また、尿素
の吸湿性により吐出口の乾燥が防止できると提案してい
る。また、特公昭−40388号公報では水溶性糊組成
物において特定の防カビ剤を添加するもので、蒸発防止
剤としてエチレングリコール、ジエチレングリコール、
グリセリン、ソルビトール等の多価アルコールを添加す
ることを提案する。更に、特開平4−220484号公
報は、酢酸ビニル系重合体を主成分にするもので、塗布
後の被膜形成が早過ぎるため乾燥速度を遅延するために
オクチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級ア
ルコールの添加を提案している。上記のように、水溶性
接着剤では、グリコール等多価アルコールや高級アルコ
ール系溶剤等に代表される蒸気圧の比較的低い水溶性有
機溶剤を添加した水性接着剤組成物が製造されている。
としては、塗布後は比較的短時間で接着力を発揮するよ
うな乾燥速度を要する一方、加工処理する間は乾燥しな
いようにすると共に、容器に保存中や塗布するための容
器吐出部では乾燥しないようにする必要がある。そのた
め、例えば、特公昭60−17236号公報では、ポリ
ビニルアルコール(PVA)を主成分とする水溶性糊組
成物において、尿素及び/または炭酸アンモニウムを添
加することにより変退色を防止するもので、また、尿素
の吸湿性により吐出口の乾燥が防止できると提案してい
る。また、特公昭−40388号公報では水溶性糊組成
物において特定の防カビ剤を添加するもので、蒸発防止
剤としてエチレングリコール、ジエチレングリコール、
グリセリン、ソルビトール等の多価アルコールを添加す
ることを提案する。更に、特開平4−220484号公
報は、酢酸ビニル系重合体を主成分にするもので、塗布
後の被膜形成が早過ぎるため乾燥速度を遅延するために
オクチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級ア
ルコールの添加を提案している。上記のように、水溶性
接着剤では、グリコール等多価アルコールや高級アルコ
ール系溶剤等に代表される蒸気圧の比較的低い水溶性有
機溶剤を添加した水性接着剤組成物が製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水性接
着剤中に上記水溶性有機溶剤を添加する場合には、充分
な乾固防止性能を得るためには、通常、多量の水溶性有
機溶剤を添加する必要があり、多量の有機溶剤により、
塗布した接着剤の乾燥速度が著しく遅くなったり、接着
力が低下する等の現象が起こり、接着剤としては好まし
くない。このため、上記のような不都合を生じさせるこ
となく、容器内に保管中及び塗布のための吐出部におい
ては保湿性に優れ、塗布後は従来と同様の乾燥速度と接
着力が好適に発現される水性接着剤組成物が望まれてい
る。本発明は、水性接着剤組成物における上記のような
従来の問題点に鑑み、これら問題点を解消し、接着剤と
して塗布後の乾燥及び接着力に係る一般的な性能を低下
させることなく、保管中及び吐出部における耐乾燥性、
即ち、保湿性に優れる水性接着剤組成物を提供すること
を目的とする。発明者らは、上記目的のために水性接着
剤に添加して、本来有する塗布乾燥速度を維持すると共
に、保管中及び塗布用吐出口での保湿性を良好とする溶
剤について鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。
着剤中に上記水溶性有機溶剤を添加する場合には、充分
な乾固防止性能を得るためには、通常、多量の水溶性有
機溶剤を添加する必要があり、多量の有機溶剤により、
塗布した接着剤の乾燥速度が著しく遅くなったり、接着
力が低下する等の現象が起こり、接着剤としては好まし
くない。このため、上記のような不都合を生じさせるこ
となく、容器内に保管中及び塗布のための吐出部におい
ては保湿性に優れ、塗布後は従来と同様の乾燥速度と接
着力が好適に発現される水性接着剤組成物が望まれてい
る。本発明は、水性接着剤組成物における上記のような
従来の問題点に鑑み、これら問題点を解消し、接着剤と
して塗布後の乾燥及び接着力に係る一般的な性能を低下
させることなく、保管中及び吐出部における耐乾燥性、
即ち、保湿性に優れる水性接着剤組成物を提供すること
を目的とする。発明者らは、上記目的のために水性接着
剤に添加して、本来有する塗布乾燥速度を維持すると共
に、保管中及び塗布用吐出口での保湿性を良好とする溶
剤について鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水溶性
又は水分散性の接着基剤、水及びペンタエリスリトール
を含有することを特徴とする水性接着剤組成物が提供さ
れる。本発明の水性接着組成物において、ペンタエリス
リトールが0.01〜10重量%含有されることが好ま
しい。本発明は上記のように構成され、主成分である接
着基剤と、相溶性よく且つ蒸気圧の極めて低いペンタエ
リスリトールが所定量均一に混合されてなることから、
水溶性接着剤の本来の乾燥速度や接着力を低下すること
なく維持しつつ、接着組成物全体を長期間にわたり化学
的に安定で耐乾燥性に優れたものとすることができる。
又は水分散性の接着基剤、水及びペンタエリスリトール
を含有することを特徴とする水性接着剤組成物が提供さ
れる。本発明の水性接着組成物において、ペンタエリス
リトールが0.01〜10重量%含有されることが好ま
しい。本発明は上記のように構成され、主成分である接
着基剤と、相溶性よく且つ蒸気圧の極めて低いペンタエ
リスリトールが所定量均一に混合されてなることから、
水溶性接着剤の本来の乾燥速度や接着力を低下すること
なく維持しつつ、接着組成物全体を長期間にわたり化学
的に安定で耐乾燥性に優れたものとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の水性接着剤組成物は、水性又は水溶性の
接着基剤を主成分とするものであり、主成分の接着基剤
としては、従来から水性接着剤に使用されている公知の
水性又は水溶性接着基剤を使用することができ特に制限
されるものでない。例えば、ビニル系樹脂、アクリル系
樹脂、ケトン系樹脂、セルロース誘導体、多糖類、ガム
ロジン等の市販される公知の水溶性接着基剤を用いるこ
とができる。また、上記接着基剤は各単独で用いてもよ
く、または、これらの2種以上を混合して使用すること
もできる。2種以上の混合物として用いる場合は、混合
する各接着基剤成分特性を適宜選択することにより、接
着剤組成物を使用目的等に応じて必要な特性を具備させ
るように構成することができる。上記水溶性接着基剤
は、可溶性塩として水溶液で用いてもよく、また、親水
性基を置換してエマルジョン(水分散液)状態で用いて
もよい。配合する他の成分や、使用目的に応じて適宜選
択することができる。接着剤組成物における上記の接着
基剤の含有量は、その種類や目的とする接着剤の用途に
より異なるが、通常、接着剤組成(全量)に対して10
〜80重量%、好ましくは、20〜70重量である。
する。本発明の水性接着剤組成物は、水性又は水溶性の
接着基剤を主成分とするものであり、主成分の接着基剤
としては、従来から水性接着剤に使用されている公知の
水性又は水溶性接着基剤を使用することができ特に制限
されるものでない。例えば、ビニル系樹脂、アクリル系
樹脂、ケトン系樹脂、セルロース誘導体、多糖類、ガム
ロジン等の市販される公知の水溶性接着基剤を用いるこ
とができる。また、上記接着基剤は各単独で用いてもよ
く、または、これらの2種以上を混合して使用すること
もできる。2種以上の混合物として用いる場合は、混合
する各接着基剤成分特性を適宜選択することにより、接
着剤組成物を使用目的等に応じて必要な特性を具備させ
るように構成することができる。上記水溶性接着基剤
は、可溶性塩として水溶液で用いてもよく、また、親水
性基を置換してエマルジョン(水分散液)状態で用いて
もよい。配合する他の成分や、使用目的に応じて適宜選
択することができる。接着剤組成物における上記の接着
基剤の含有量は、その種類や目的とする接着剤の用途に
より異なるが、通常、接着剤組成(全量)に対して10
〜80重量%、好ましくは、20〜70重量である。
【0006】本発明で用いるペンタエリスリトールは、
化学式C(CH2 OH)4の構造を有し、炭素原子に4個
のヒドロキシメチル基が結合したものであり、一般にア
ルキド樹脂や塗料の原料、乳化剤、可塑剤としてよく用
いられるものである。ペンタエリスリトールは、例え
ば、特公平7−68473号公報や特開平5−2716
01号公報に記載されるようにプリンターや筆記具用等
の水性インク組成物に添加して用いられ、インク流出目
詰まりを防止することが知られている。しかし、上記の
接着基剤が組成物の大半を占める水性接着剤に用いた場
合に、組成物全体に対する影響や接着力に与える影響、
また、得られる効果がどのようなものかについては全く
知られておらず、発明者らにより初めて水性接着基剤と
共に適用され、接着剤として最も重要な接着力の低下も
なく、且つ、塗布後の乾燥速度の低下もないことが確認
されたものである。本発明の水性接着剤組成物に添加し
て含有するペンタエリスリトールは、接着剤組成(全
量)に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.5
〜5.0重量%である。ペンタエリスリトールの含有量
が0.01重量%未満では、保管中及び塗布吐出部の保
湿性が充分でなく、目詰まりが改善されないためであ
る。一方、10重量%を超えた場合は、塗布乾燥後の接
着力が低下するためである。本発明の水性接着剤組成物
のペンタエリスリトールは、上記の水性接着基剤の水溶
液や水エマルジョン中に所定量添加し、混合することに
より溶解または分散され均一な組成物を得ることができ
る。
化学式C(CH2 OH)4の構造を有し、炭素原子に4個
のヒドロキシメチル基が結合したものであり、一般にア
ルキド樹脂や塗料の原料、乳化剤、可塑剤としてよく用
いられるものである。ペンタエリスリトールは、例え
ば、特公平7−68473号公報や特開平5−2716
01号公報に記載されるようにプリンターや筆記具用等
の水性インク組成物に添加して用いられ、インク流出目
詰まりを防止することが知られている。しかし、上記の
接着基剤が組成物の大半を占める水性接着剤に用いた場
合に、組成物全体に対する影響や接着力に与える影響、
また、得られる効果がどのようなものかについては全く
知られておらず、発明者らにより初めて水性接着基剤と
共に適用され、接着剤として最も重要な接着力の低下も
なく、且つ、塗布後の乾燥速度の低下もないことが確認
されたものである。本発明の水性接着剤組成物に添加し
て含有するペンタエリスリトールは、接着剤組成(全
量)に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.5
〜5.0重量%である。ペンタエリスリトールの含有量
が0.01重量%未満では、保管中及び塗布吐出部の保
湿性が充分でなく、目詰まりが改善されないためであ
る。一方、10重量%を超えた場合は、塗布乾燥後の接
着力が低下するためである。本発明の水性接着剤組成物
のペンタエリスリトールは、上記の水性接着基剤の水溶
液や水エマルジョン中に所定量添加し、混合することに
より溶解または分散され均一な組成物を得ることができ
る。
【0007】本発明の水性接着剤組成物には、上記の水
性または水溶性接着基剤とペンタエリスルトールの他、
接着基剤が溶解または分散される水が用いられる。水は
特に制限されるものでなく、通常の工業用水を用いるこ
とができる。水の添加量は、上記したように接着基剤を
溶解または分散させるために用い、ペンタエリスリトー
ルや、下記する他の成分を添加混合した後必要に応じて
適宜添加混合または蒸発除去して、接着組成物の粘度等
を最終的に調整することができる。また、本発明の水性
接着剤組成物の性能を阻害しない限り、所定の色素成
分、pH調整剤、界面活性剤、防腐剤、防錆剤等の各種
成分を適宜配合することができる。更に、ゲル化剤、粘
弾性調整剤等の成分も必要に応じて配合することもでき
る。これらは、目的とする水性接着剤組成物の用途等に
応じて適宜選択すればよい。上記のようにして含有各成
分を混合して調製される本発明の水性接着剤組成物は、
例えば、刷毛塗布、ノズル噴出塗布、スポンジ浸潤塗
布、ローラー塗布、ペン芯塗布、ボールペン型塗布等の
従来からよく知られている各種の塗布方法で使用するこ
とができ、特に、制限されることなくいずれでも使用が
可能である。各種使用方法は、水性接着剤組成物の形態
により適宜選択すればよい。
性または水溶性接着基剤とペンタエリスルトールの他、
接着基剤が溶解または分散される水が用いられる。水は
特に制限されるものでなく、通常の工業用水を用いるこ
とができる。水の添加量は、上記したように接着基剤を
溶解または分散させるために用い、ペンタエリスリトー
ルや、下記する他の成分を添加混合した後必要に応じて
適宜添加混合または蒸発除去して、接着組成物の粘度等
を最終的に調整することができる。また、本発明の水性
接着剤組成物の性能を阻害しない限り、所定の色素成
分、pH調整剤、界面活性剤、防腐剤、防錆剤等の各種
成分を適宜配合することができる。更に、ゲル化剤、粘
弾性調整剤等の成分も必要に応じて配合することもでき
る。これらは、目的とする水性接着剤組成物の用途等に
応じて適宜選択すればよい。上記のようにして含有各成
分を混合して調製される本発明の水性接着剤組成物は、
例えば、刷毛塗布、ノズル噴出塗布、スポンジ浸潤塗
布、ローラー塗布、ペン芯塗布、ボールペン型塗布等の
従来からよく知られている各種の塗布方法で使用するこ
とができ、特に、制限されることなくいずれでも使用が
可能である。各種使用方法は、水性接着剤組成物の形態
により適宜選択すればよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
る。但し、本発明は下記実施例により制限されるもので
ない。なお、下記実施例においては、特に記載しない限
り配合量は重量%を示す。 (実施例1)下記各成分を撹拌混合して水性接着剤組成
物Aを得た。アクリル系エマルジョンは、日信化学工業
(株)製の商品名:ビニブランADH−680をそのま
ま用い、防腐剤は大和化学工業(株)製のバイオデン−
18を用いた。得られた水性接着剤組成物Aは、粘度1
7.0cpのエマルジョン状態であった。 アクリル系エマルジョン(固形分45重量%) 66.80 ペンタエリスリトール 3.00 防腐剤 0.20 水 30.00
る。但し、本発明は下記実施例により制限されるもので
ない。なお、下記実施例においては、特に記載しない限
り配合量は重量%を示す。 (実施例1)下記各成分を撹拌混合して水性接着剤組成
物Aを得た。アクリル系エマルジョンは、日信化学工業
(株)製の商品名:ビニブランADH−680をそのま
ま用い、防腐剤は大和化学工業(株)製のバイオデン−
18を用いた。得られた水性接着剤組成物Aは、粘度1
7.0cpのエマルジョン状態であった。 アクリル系エマルジョン(固形分45重量%) 66.80 ペンタエリスリトール 3.00 防腐剤 0.20 水 30.00
【0009】(比較例1)ペンタエリスリトールの代わ
りに水を添加した以外は実施例1と同様にして、水性接
着剤組成物Bを得た。得られた水性接着剤組成物Bは、
粘度13.5cpのエマルジョン状態であった。
りに水を添加した以外は実施例1と同様にして、水性接
着剤組成物Bを得た。得られた水性接着剤組成物Bは、
粘度13.5cpのエマルジョン状態であった。
【0010】(比較例2)ペンタエリスリトールの代わ
りにグリセリンを10重量%使用し、その増加分は水を
減量させた以外は実施例1と同様にし、水性接着剤組成
物Cを得た。得られた水性接着剤組成物Cは、粘度1
7.5cpのエマルジョン状態であった。
りにグリセリンを10重量%使用し、その増加分は水を
減量させた以外は実施例1と同様にし、水性接着剤組成
物Cを得た。得られた水性接着剤組成物Cは、粘度1
7.5cpのエマルジョン状態であった。
【0011】(接着組成物の性能テスト)上記で得られ
た各水性接着剤組成物について、水性ペン用容器(三菱
鉛筆(株)製三菱ポスカPC−3M)に充填し、キャッ
プを外して大気中に放置し、それぞれ10分、20分、
30分、40分、50分及び60分放置した後にPPC
(三菱製紙(株)製)用紙に塗布し、それぞれ張合せ接
着した。接着5秒後、各接着したPPC用紙について、
接着性能として引張り強度を測定した。その結果を表1
に示した。表中、◎は、放置後塗布は良好で、接着5秒
後の引張り強度は十分発揮されることを、○は、放置後
塗布は使用可で、接着5秒後の引張り強度は耐用有るこ
とを、△は、放置後塗布は何とか使用可で、接着5秒後
の引張り強度は弱いことを、×は放置後塗布が不可であ
ることを示す。
た各水性接着剤組成物について、水性ペン用容器(三菱
鉛筆(株)製三菱ポスカPC−3M)に充填し、キャッ
プを外して大気中に放置し、それぞれ10分、20分、
30分、40分、50分及び60分放置した後にPPC
(三菱製紙(株)製)用紙に塗布し、それぞれ張合せ接
着した。接着5秒後、各接着したPPC用紙について、
接着性能として引張り強度を測定した。その結果を表1
に示した。表中、◎は、放置後塗布は良好で、接着5秒
後の引張り強度は十分発揮されることを、○は、放置後
塗布は使用可で、接着5秒後の引張り強度は耐用有るこ
とを、△は、放置後塗布は何とか使用可で、接着5秒後
の引張り強度は弱いことを、×は放置後塗布が不可であ
ることを示す。
【0012】
【表1】
【0013】上記実施例及び比較例より明らかなよう
に、実施例1の水性接着剤組成物Aは、放置時間が30
分以上の40分後でも十分に塗布でき、接着性能も十分
発揮されることが分かる。また、50分以上放置した場
合は、それより短時間の放置よりは塗布性が多少劣る
が、使用には十分耐えるものであることが分かる。一
方、比較例2のグリセリンを混合した従来のものと同様
の水性接着剤組成物Cは、放置時間が30分以上でも塗
布でき接着も可能であったが、張合せ後の乾燥時間が遅
く、5秒後の引張り強度試験では接着力が不十分であっ
た。また比較例1の水性接着剤組成物Bは、塗布可能な
放置時間が10分以下であることが分かる。
に、実施例1の水性接着剤組成物Aは、放置時間が30
分以上の40分後でも十分に塗布でき、接着性能も十分
発揮されることが分かる。また、50分以上放置した場
合は、それより短時間の放置よりは塗布性が多少劣る
が、使用には十分耐えるものであることが分かる。一
方、比較例2のグリセリンを混合した従来のものと同様
の水性接着剤組成物Cは、放置時間が30分以上でも塗
布でき接着も可能であったが、張合せ後の乾燥時間が遅
く、5秒後の引張り強度試験では接着力が不十分であっ
た。また比較例1の水性接着剤組成物Bは、塗布可能な
放置時間が10分以下であることが分かる。
【0014】
【発明の効果】本発明の水性接着剤組成物は、その組成
物中にペンタエリスリトールを所定量添加配合すること
により、接着剤組成物の保湿性をよくすることができ、
塗布容器に保持しても、塗布吐出部が乾燥固化して塗布
不能となることを防止でき、接着性能も低下することが
ない。従って、塗布作業時に長時間放置しても塗布吐出
部が乾燥せずに十分使用可能であり、また、塗布作業の
ため、長期間、多数回キャップを着脱使用しても、塗布
不能となることがなく容器中に保持される接着組成物を
使いきることができる。
物中にペンタエリスリトールを所定量添加配合すること
により、接着剤組成物の保湿性をよくすることができ、
塗布容器に保持しても、塗布吐出部が乾燥固化して塗布
不能となることを防止でき、接着性能も低下することが
ない。従って、塗布作業時に長時間放置しても塗布吐出
部が乾燥せずに十分使用可能であり、また、塗布作業の
ため、長期間、多数回キャップを着脱使用しても、塗布
不能となることがなく容器中に保持される接着組成物を
使いきることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 水溶性又は水分散性の接着基剤、水及び
ペンタエリスリトールを含有することを特徴とする水性
接着剤組成物。 - 【請求項2】 前記ペンタエリスリトールが0.01〜
10重量%含有される請求項1記載の水性接着組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34797195A JPH09165562A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 水性接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34797195A JPH09165562A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 水性接着剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09165562A true JPH09165562A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18393861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34797195A Withdrawn JPH09165562A (ja) | 1995-12-14 | 1995-12-14 | 水性接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09165562A (ja) |
-
1995
- 1995-12-14 JP JP34797195A patent/JPH09165562A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030304 |