JPH09165580A - 連続式竪型コークス製造設備およびその操業方法 - Google Patents
連続式竪型コークス製造設備およびその操業方法Info
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- JPH09165580A JPH09165580A JP7327507A JP32750795A JPH09165580A JP H09165580 A JPH09165580 A JP H09165580A JP 7327507 A JP7327507 A JP 7327507A JP 32750795 A JP32750795 A JP 32750795A JP H09165580 A JPH09165580 A JP H09165580A
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- coal
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
- Y02P20/129—Energy recovery, e.g. by cogeneration, H2recovery or pressure recovery turbines
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- Coke Industry (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 赤熱コークスの顕熱が有効に利用でき、且つ
粉塵の発生がない連続式竪型コークス製造設備およびそ
の操業方法を提供する。 【解決手段】 連続式竪型コークス炉11直下に、内部
を連通させて乾式消火装置12を設けるとともに、該乾
式消火装置の循環ガスの顕熱を回収して蒸気を発生する
廃熱ボイラー13を設けた連続式竪型コークス製造設
備。さらに、前記コークス炉に装入する石炭を乾燥、予
熱する乾燥・予熱機22と乾燥、予熱された石炭をブロ
ック状に成型する熱間成型機19を備えている設備。 【効果】 赤熱コークスの顕熱を有効に回収することが
できるとともに、従来の搬送途中で発生した粉塵の飛散
が無くなる。また、生産性およびコークスの品質の向上
が得られる。
粉塵の発生がない連続式竪型コークス製造設備およびそ
の操業方法を提供する。 【解決手段】 連続式竪型コークス炉11直下に、内部
を連通させて乾式消火装置12を設けるとともに、該乾
式消火装置の循環ガスの顕熱を回収して蒸気を発生する
廃熱ボイラー13を設けた連続式竪型コークス製造設
備。さらに、前記コークス炉に装入する石炭を乾燥、予
熱する乾燥・予熱機22と乾燥、予熱された石炭をブロ
ック状に成型する熱間成型機19を備えている設備。 【効果】 赤熱コークスの顕熱を有効に回収することが
できるとともに、従来の搬送途中で発生した粉塵の飛散
が無くなる。また、生産性およびコークスの品質の向上
が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続式竪型コークス
製造設備において、コークス炉から排出されるコークス
の顕熱を回収する設備および回収顕熱の利用方法に関す
るものである。
製造設備において、コークス炉から排出されるコークス
の顕熱を回収する設備および回収顕熱の利用方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】連続式竪型コークス炉は、設置スペース
が少なくて済むので、建屋内に収められること、操業中
にガス漏れや発塵が少ない等の利点がある上に、能率よ
くコークスを製造することができるコークス炉として知
られている。
が少なくて済むので、建屋内に収められること、操業中
にガス漏れや発塵が少ない等の利点がある上に、能率よ
くコークスを製造することができるコークス炉として知
られている。
【0003】しかしながら、現在ではコークスの製造は
室炉式コークス炉により行われるのが一般的であり、連
続式竪型コークス炉によるコークスの製造は行われてい
ない。これは、従来型の連続式竪型コークス炉によりコ
ークスを製造しようとすると、石炭の膨張または熱分解
生成物の凝集により、炉内において棚吊り現象が発生し
て、荷下がりが順調に行えず、能率的に乾留できなくな
るため、また製造したコークスの粒度および強度等の性
状が室炉式コークス炉のそれより劣るためである。
室炉式コークス炉により行われるのが一般的であり、連
続式竪型コークス炉によるコークスの製造は行われてい
ない。これは、従来型の連続式竪型コークス炉によりコ
ークスを製造しようとすると、石炭の膨張または熱分解
生成物の凝集により、炉内において棚吊り現象が発生し
て、荷下がりが順調に行えず、能率的に乾留できなくな
るため、また製造したコークスの粒度および強度等の性
状が室炉式コークス炉のそれより劣るためである。
【0004】本願発明者等は、このような問題を解決す
るため、特開平5−263078号公報に開示された連
続式竪型コークス炉を提案している。この連続式竪型コ
ークス炉は、図3に示すように、石炭はコークス炉11
の上部に設けた圧縮押出機2により装入される。そし
て、乾留過程においては、圧縮押出機2および炉腹部の
数箇所に設けられた石炭加圧移動機5により、圧密され
るとともに下方に押し出される。一方、乾留過程におい
て発生するガスは、コークス炉11の高さ方向の複数箇
所に設けた発生ガス回収室6に回収され、発生ガス回収
管7により炉外に抜き出される。炭化室下部11aで乾
留が完了した赤熱コークスは、その下方の消火室12に
おいて排出弁9の下方で冷却水に投入されて冷却された
後に排出口10から炉外に排出される。
るため、特開平5−263078号公報に開示された連
続式竪型コークス炉を提案している。この連続式竪型コ
ークス炉は、図3に示すように、石炭はコークス炉11
の上部に設けた圧縮押出機2により装入される。そし
て、乾留過程においては、圧縮押出機2および炉腹部の
数箇所に設けられた石炭加圧移動機5により、圧密され
るとともに下方に押し出される。一方、乾留過程におい
て発生するガスは、コークス炉11の高さ方向の複数箇
所に設けた発生ガス回収室6に回収され、発生ガス回収
管7により炉外に抜き出される。炭化室下部11aで乾
留が完了した赤熱コークスは、その下方の消火室12に
おいて排出弁9の下方で冷却水に投入されて冷却された
後に排出口10から炉外に排出される。
【0005】この連続式竪型コークス炉では、荷下がり
を強制的に促進させるとともに、発生ガスが炭化室11
a内を上昇する途中で高沸点成分が凝集してタールを発
生することがないので、石炭の荷下がりがスムーズにな
り、炉内において棚吊り現象が発生することはない。ま
た、石炭の嵩密度が高くなるため製造されるコークスの
粒度や強度等の性状が向上し、室炉式コークスと同等の
性状のコークスが得られる。
を強制的に促進させるとともに、発生ガスが炭化室11
a内を上昇する途中で高沸点成分が凝集してタールを発
生することがないので、石炭の荷下がりがスムーズにな
り、炉内において棚吊り現象が発生することはない。ま
た、石炭の嵩密度が高くなるため製造されるコークスの
粒度や強度等の性状が向上し、室炉式コークスと同等の
性状のコークスが得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特開平5−263078号公報の連続式竪型コークス
製造設備では、赤熱コークスを水中に投入して冷却する
ので、赤熱コークスが有する顕熱を有効に回収できな
い。当然のことながら、室炉式コークス炉と同様に赤熱
コークスを別に設置した乾式消火設備で消火してもよい
が、この場合、乾式消火設備がコークス炉から離れて設
置してあるので、連続式竪型コークス炉からの搬送が必
要となり、搬送途上での赤熱コークスからの熱エネルギ
ーロスおよび粉塵の飛散による作業環境の悪化という問
題がある。
た特開平5−263078号公報の連続式竪型コークス
製造設備では、赤熱コークスを水中に投入して冷却する
ので、赤熱コークスが有する顕熱を有効に回収できな
い。当然のことながら、室炉式コークス炉と同様に赤熱
コークスを別に設置した乾式消火設備で消火してもよい
が、この場合、乾式消火設備がコークス炉から離れて設
置してあるので、連続式竪型コークス炉からの搬送が必
要となり、搬送途上での赤熱コークスからの熱エネルギ
ーロスおよび粉塵の飛散による作業環境の悪化という問
題がある。
【0007】本発明は、この問題を解消するためになさ
れたものであり、赤熱コークスの保有する熱エネルギー
が有効に利用でき、且つコークスに含まれる粉コークス
に起因する粉塵の発生がない連続式竪型コークス製造設
備および、その操業方法を提供することを目的とする。
れたものであり、赤熱コークスの保有する熱エネルギー
が有効に利用でき、且つコークスに含まれる粉コークス
に起因する粉塵の発生がない連続式竪型コークス製造設
備および、その操業方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
以下の設備および方法により解決する。
以下の設備および方法により解決する。
【0009】第1の発明は、連続式竪型コークス炉直下
に、内部を連通させて乾式消火装置を設けるとともに、
該乾式消火装置の循環ガスの顕熱を回収して蒸気を発生
する廃熱ボイラーを設けた連続式竪型コークス製造設備
であり、第2の発明は、第1の発明に、さらに、前記連
続式竪型コークス炉に装入する石炭を乾燥、予熱する乾
燥・予熱機と乾燥、予熱された石炭をブロック状に成型
する熱間成型機を追加した連続式竪型コークス製造設備
であり、第3の発明は、連続式竪型コークス炉が、炉長
方向に沿って複数箇所に石炭を加圧しながら下方に移動
させる石炭加圧移動機を備えている第1の発明および第
2の発明の連続式竪型コークス製造設備であり、第4の
発明は、第2の発明および第3の発明の連続式竪型コー
クス製造設備の操業方法において、前記乾燥・予熱に用
いるガスとして、乾式消火装置の循環ガスの一部または
全部を利用することを特徴とする連続式竪型コークス製
造設備の操業方法である。
に、内部を連通させて乾式消火装置を設けるとともに、
該乾式消火装置の循環ガスの顕熱を回収して蒸気を発生
する廃熱ボイラーを設けた連続式竪型コークス製造設備
であり、第2の発明は、第1の発明に、さらに、前記連
続式竪型コークス炉に装入する石炭を乾燥、予熱する乾
燥・予熱機と乾燥、予熱された石炭をブロック状に成型
する熱間成型機を追加した連続式竪型コークス製造設備
であり、第3の発明は、連続式竪型コークス炉が、炉長
方向に沿って複数箇所に石炭を加圧しながら下方に移動
させる石炭加圧移動機を備えている第1の発明および第
2の発明の連続式竪型コークス製造設備であり、第4の
発明は、第2の発明および第3の発明の連続式竪型コー
クス製造設備の操業方法において、前記乾燥・予熱に用
いるガスとして、乾式消火装置の循環ガスの一部または
全部を利用することを特徴とする連続式竪型コークス製
造設備の操業方法である。
【0010】第1の発明によれば、炭化室で乾留を終え
たコークスは、その保有熱を失うことなく乾式消火装置
に装入され、循環ガスにより冷却される。一方、赤熱コ
ークスからその顕熱を吸収して高温となった循環ガスは
廃熱ボイラーで放熱して蒸気を発生させるので、赤熱コ
ークスの顕熱を有効に回収することができる。また、炭
化室と乾式消火装置が連通しているから、従来設備のよ
うに赤熱コークスを搬送する工程が無くなり、従って搬
送途中に発生する粉塵の周囲への飛散はない。
たコークスは、その保有熱を失うことなく乾式消火装置
に装入され、循環ガスにより冷却される。一方、赤熱コ
ークスからその顕熱を吸収して高温となった循環ガスは
廃熱ボイラーで放熱して蒸気を発生させるので、赤熱コ
ークスの顕熱を有効に回収することができる。また、炭
化室と乾式消火装置が連通しているから、従来設備のよ
うに赤熱コークスを搬送する工程が無くなり、従って搬
送途中に発生する粉塵の周囲への飛散はない。
【0011】第2の発明によれば、乾燥予熱により、乾
留時間短縮による生産能力の増大、装入密度の向上と乾
留中の石炭の軟化溶融層幅の拡大によるコークス化性の
向上、効率的な乾燥予熱機の採用による総乾留所要熱量
の低減および安水発生量の減少による安水処理費の低減
という効果が得られる。また、熱間成型により、コーク
ス化性が一層の向上と弱粘結炭の配合が可能となる。
留時間短縮による生産能力の増大、装入密度の向上と乾
留中の石炭の軟化溶融層幅の拡大によるコークス化性の
向上、効率的な乾燥予熱機の採用による総乾留所要熱量
の低減および安水発生量の減少による安水処理費の低減
という効果が得られる。また、熱間成型により、コーク
ス化性が一層の向上と弱粘結炭の配合が可能となる。
【0012】第3の発明によれば、石炭を加圧しながら
次々に炭化室の下方へと移動させることができるので、
炭化室内で石炭が棚吊りすることがなく、コークスが能
率よく製造できる。
次々に炭化室の下方へと移動させることができるので、
炭化室内で石炭が棚吊りすることがなく、コークスが能
率よく製造できる。
【0013】第4の発明によれば、乾燥予熱工程で使用
する燃料の一部を乾式消火装置の循環ガスの顕熱で代替
することができる
する燃料の一部を乾式消火装置の循環ガスの顕熱で代替
することができる
【0014】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態を図面に
基づいて以下に説明する。本発明の連続式竪型コークス
製造設備は、図1に示すように、石炭乾燥予熱機、熱間
成型機および連続式竪型コークス製造設備より構成され
ている。以下にこれらの各々について説明する。
基づいて以下に説明する。本発明の連続式竪型コークス
製造設備は、図1に示すように、石炭乾燥予熱機、熱間
成型機および連続式竪型コークス製造設備より構成され
ている。以下にこれらの各々について説明する。
【0015】「石炭乾燥予熱機」21は配合槽から移送
されてくる石炭を一時貯槽するホッパー、22は高温の
熱風(約600℃)に石炭を流動させつつ乾燥、予熱す
る流動加熱乾燥装置である。ホッパー21で一時貯留さ
れた石炭が、流動加熱乾燥装置22に供給される。一
方、熱風発生装置26で生産した熱ガスが送風機27を
介して流動加熱乾燥装置に供給されている。流動加熱乾
燥装置22に供給された石炭は、流動状態となり、熱ガ
スにより乾燥され、100〜200℃に予熱される。予
熱された石炭はスクリューコンベヤ23により予熱炭ビ
ン18に供給される。
されてくる石炭を一時貯槽するホッパー、22は高温の
熱風(約600℃)に石炭を流動させつつ乾燥、予熱す
る流動加熱乾燥装置である。ホッパー21で一時貯留さ
れた石炭が、流動加熱乾燥装置22に供給される。一
方、熱風発生装置26で生産した熱ガスが送風機27を
介して流動加熱乾燥装置に供給されている。流動加熱乾
燥装置22に供給された石炭は、流動状態となり、熱ガ
スにより乾燥され、100〜200℃に予熱される。予
熱された石炭はスクリューコンベヤ23により予熱炭ビ
ン18に供給される。
【0016】流動加熱乾燥装置22で石炭を乾燥予熱し
たガスは、サイクロン集塵機28で一次除塵され、濾過
集塵機29に入り最終除塵され、清浄なガスとなり排風
機25を経て再び熱風発生装置26に供給される。
たガスは、サイクロン集塵機28で一次除塵され、濾過
集塵機29に入り最終除塵され、清浄なガスとなり排風
機25を経て再び熱風発生装置26に供給される。
【0017】「熱間成型機」予熱炭ビン18に供給され
た石炭は、スクリューフィーダ17でバインダーを添加
され、熱間成型機19に供給される。熱間成型機19
で、1000mm×500mm×200mmの板状ブロ
ック16に成型され、それらは連続してコークス炉11
に装入される。
た石炭は、スクリューフィーダ17でバインダーを添加
され、熱間成型機19に供給される。熱間成型機19
で、1000mm×500mm×200mmの板状ブロ
ック16に成型され、それらは連続してコークス炉11
に装入される。
【0018】「連続式竪型コークス製造設備」連続式竪
型コークス製造設備は、コークス炉11と乾式消火装置
12から構成されている。コークス炉11は、中央に縦
長の炭化室3を配置し、その両側に上から下に第1燃焼
室4a、第1加圧移動機5a、第2燃焼室4b、第2加
圧移動機5b、第3燃焼室4cが配設されている。6は
炭化室3で発生する発生ガスを回収する発生ガス回収室
で、ここに集められたガスは、発生ガス回収管7により
ガス精製設備等に送給される。2は、コークス炉11の
上部炉口から装入された石炭ブロックを下方に押し下げ
る圧縮押出機である。
型コークス製造設備は、コークス炉11と乾式消火装置
12から構成されている。コークス炉11は、中央に縦
長の炭化室3を配置し、その両側に上から下に第1燃焼
室4a、第1加圧移動機5a、第2燃焼室4b、第2加
圧移動機5b、第3燃焼室4cが配設されている。6は
炭化室3で発生する発生ガスを回収する発生ガス回収室
で、ここに集められたガスは、発生ガス回収管7により
ガス精製設備等に送給される。2は、コークス炉11の
上部炉口から装入された石炭ブロックを下方に押し下げ
る圧縮押出機である。
【0019】各燃焼室4a、4bおよび4cにおいて、
コークス炉発生ガスと高炉ガスを混合してカロリー調整
したMガスが燃料として使用される。各燃焼室の燃焼排
ガスは、図示しない煙突から排出される。
コークス炉発生ガスと高炉ガスを混合してカロリー調整
したMガスが燃料として使用される。各燃焼室の燃焼排
ガスは、図示しない煙突から排出される。
【0020】コークス炉11の直下に乾式消火装置12
が内部を連通させて設けられている。この乾式消火装置
12は、プレチャンバー12aと冷却室12bからな
り、冷却室12bの上部に赤熱コークスを冷却して高温
(約900℃)となったガスを抜き出すフリュー12c
が設けられている。13は前記高温のガスの顕熱を利用
して蒸気を発生する廃熱ボイラーであり、ここで製造さ
れた蒸気は発電タービンに送給される。14は、廃熱ボ
イラー13で顕熱を与え冷却されたガスを冷却室のコー
クス層に均一に分配するための冷却ガス分配装置であ
る。前記の高温ガスと冷却ガスを循環ガスと総称する。
が内部を連通させて設けられている。この乾式消火装置
12は、プレチャンバー12aと冷却室12bからな
り、冷却室12bの上部に赤熱コークスを冷却して高温
(約900℃)となったガスを抜き出すフリュー12c
が設けられている。13は前記高温のガスの顕熱を利用
して蒸気を発生する廃熱ボイラーであり、ここで製造さ
れた蒸気は発電タービンに送給される。14は、廃熱ボ
イラー13で顕熱を与え冷却されたガスを冷却室のコー
クス層に均一に分配するための冷却ガス分配装置であ
る。前記の高温ガスと冷却ガスを循環ガスと総称する。
【0021】15は、乾式消火装置12で冷却されたコ
ークスを一時的に貯留するホッパーであり、このホッパ
ー中のコークスは、フィーダ30により高炉側のコーク
スビンにコークスを搬送するベルトコンベヤ31に排出
される。
ークスを一時的に貯留するホッパーであり、このホッパ
ー中のコークスは、フィーダ30により高炉側のコーク
スビンにコークスを搬送するベルトコンベヤ31に排出
される。
【0022】乾式消火装置のプレチャンバー12aの水
平断面形状は、コークス炉11の炭化室3の出口に合わ
せて長方形とし、コークス炉11から排出されてくるコ
ークスの荷下がりが円滑に行われるようにしている。ま
た、コークスを冷却室12bに均一に装入するために、
プレチャンバー12aの中央部に分散体12dが設けら
れている。
平断面形状は、コークス炉11の炭化室3の出口に合わ
せて長方形とし、コークス炉11から排出されてくるコ
ークスの荷下がりが円滑に行われるようにしている。ま
た、コークスを冷却室12bに均一に装入するために、
プレチャンバー12aの中央部に分散体12dが設けら
れている。
【0023】乾式消火装置12とコークス炉11は外気
に対して気密にするため外面は鉄皮で覆われている。
に対して気密にするため外面は鉄皮で覆われている。
【0024】次に、上述した装置の操業方法の1実施形
態を以下に説明する。目的とするコークス品質が得られ
るように、数種類の石炭が配合された原料炭が配合槽側
からホッパー21に送給される。ホッパー21の原料炭
は、石炭乾燥予熱機22にて流動層状態で乾燥予熱さ
れ、約200℃の予熱炭となる。この予熱炭は、予熱炭
ビン18に供給され、その後、スクリューフィーダ17
でバインダーを添加されて熱間成型機19に供給され
る。熱間成型機19で1000mm(長さ)×500m
m(縦)×200mm(横)の板状ブロック16に成型
され、コークス炉11に断続的に装入される。
態を以下に説明する。目的とするコークス品質が得られ
るように、数種類の石炭が配合された原料炭が配合槽側
からホッパー21に送給される。ホッパー21の原料炭
は、石炭乾燥予熱機22にて流動層状態で乾燥予熱さ
れ、約200℃の予熱炭となる。この予熱炭は、予熱炭
ビン18に供給され、その後、スクリューフィーダ17
でバインダーを添加されて熱間成型機19に供給され
る。熱間成型機19で1000mm(長さ)×500m
m(縦)×200mm(横)の板状ブロック16に成型
され、コークス炉11に断続的に装入される。
【0025】装入された石炭ブロックは、圧縮押出機2
にて1.5kg/cm2 の圧力で圧密されつつ押し下げ
られる。その後、第1加圧移動機5aおよび第2加圧移
動機5bで1.5kg/cm2 の圧力で圧密されつつ、
下向きに移動させられる。この加圧移動機としては、石
炭を1対のロールで圧縮しながら下方に送る形式のも
の、石炭を1対の無端チェーンベルトで圧縮しながら下
方に送る形式(この場合は、無端チェーンベルトを押し
込む押し込み装置が必要)のもの、または、炭化室の一
方の炉壁側に設けた複数の油圧シリンダーの先端に接続
した圧縮部材で石炭を斜め下方に向けて押し込んで行く
方式のものがある。
にて1.5kg/cm2 の圧力で圧密されつつ押し下げ
られる。その後、第1加圧移動機5aおよび第2加圧移
動機5bで1.5kg/cm2 の圧力で圧密されつつ、
下向きに移動させられる。この加圧移動機としては、石
炭を1対のロールで圧縮しながら下方に送る形式のも
の、石炭を1対の無端チェーンベルトで圧縮しながら下
方に送る形式(この場合は、無端チェーンベルトを押し
込む押し込み装置が必要)のもの、または、炭化室の一
方の炉壁側に設けた複数の油圧シリンダーの先端に接続
した圧縮部材で石炭を斜め下方に向けて押し込んで行く
方式のものがある。
【0026】コークス炉炉頂部に装入された石炭ブロッ
クは、降下に伴い第1燃焼室4a、第2燃焼室4bおよ
び第3燃焼室4cからの伝導熱により、700℃から9
00℃に段階的に加熱され、乾留されると共に、第3燃
焼室4cの下部では、完全に乾留されて、赤熱コークス
となる。
クは、降下に伴い第1燃焼室4a、第2燃焼室4bおよ
び第3燃焼室4cからの伝導熱により、700℃から9
00℃に段階的に加熱され、乾留されると共に、第3燃
焼室4cの下部では、完全に乾留されて、赤熱コークス
となる。
【0027】一方、乾留過程で発生するガスは、発生ガ
ス回収室6に抜き出され、発生ガス回収管7を介してガ
ス精製設備等に送給される。発生ガスの抜き出し量(約
190Nm3 /t−coal)は、炭化室内のガス圧力
が1.5kg/cm2 以下になるように制御される。こ
れにより炉内における乾留過程にある石炭ブロックの棚
吊りを防止することができる。
ス回収室6に抜き出され、発生ガス回収管7を介してガ
ス精製設備等に送給される。発生ガスの抜き出し量(約
190Nm3 /t−coal)は、炭化室内のガス圧力
が1.5kg/cm2 以下になるように制御される。こ
れにより炉内における乾留過程にある石炭ブロックの棚
吊りを防止することができる。
【0028】乾留を終えた赤熱コークスは、コークス炉
11下の乾式消火装置12のプレチャンバー12aに降
下し、分散体12dにより冷却室12bの全断面に渡っ
て均一に配分され、冷却室12b内を降下する。
11下の乾式消火装置12のプレチャンバー12aに降
下し、分散体12dにより冷却室12bの全断面に渡っ
て均一に配分され、冷却室12b内を降下する。
【0029】この間、赤熱コークスは冷却ガス分配装置
14を介して上昇する循環ガスに顕熱を与えつつ、自身
は約150℃まで冷却されて、ホッパー15に至る。ホ
ッパー15のコークスは、フィーダー30を介してコン
ベヤベルト31に払い出され、高炉側コークスビンに送
給される。一方、循環ガス(1500Nm3 /t−co
al)は約900℃に昇温して、フリュー12cに流入
し、ダクトを通って廃熱ボイラー13に流入する。廃熱
ボイラー13で循環ガスの顕熱を得て蒸気が生産され
る。廃熱ボイラー13で冷却された約150℃の循環ガ
スは、再び、冷却ガス分配装置14を介して降下してく
るコークス層に流入する。
14を介して上昇する循環ガスに顕熱を与えつつ、自身
は約150℃まで冷却されて、ホッパー15に至る。ホ
ッパー15のコークスは、フィーダー30を介してコン
ベヤベルト31に払い出され、高炉側コークスビンに送
給される。一方、循環ガス(1500Nm3 /t−co
al)は約900℃に昇温して、フリュー12cに流入
し、ダクトを通って廃熱ボイラー13に流入する。廃熱
ボイラー13で循環ガスの顕熱を得て蒸気が生産され
る。廃熱ボイラー13で冷却された約150℃の循環ガ
スは、再び、冷却ガス分配装置14を介して降下してく
るコークス層に流入する。
【0030】なお、乾燥予熱工程の熱風発生装置26
に、乾式消火装置12の循環ガスの一部または、全部を
送給すれば、熱風発生装置26で使用する燃料を節減す
ることができる。この場合、廃熱ボイラー後の循環ガス
の一部または全部を流動加熱乾燥装置の入り口配管に導
き、乾燥予熱後のガスを廃熱ボイラー後の循環ガス配管
に戻すことにより行う。
に、乾式消火装置12の循環ガスの一部または、全部を
送給すれば、熱風発生装置26で使用する燃料を節減す
ることができる。この場合、廃熱ボイラー後の循環ガス
の一部または全部を流動加熱乾燥装置の入り口配管に導
き、乾燥予熱後のガスを廃熱ボイラー後の循環ガス配管
に戻すことにより行う。
【0031】
【実施例】本発明装置により、石炭予熱温度および装入
石炭嵩密度を変えて3水準の操業実験を行った。表1
は、そのときの操業諸元を示したものである。なお、比
較のために同表に、乾燥予熱設備およびコークス炉直下
に連通する乾式消火装置を有しない従来の連続式縦型コ
ークス炉の操業諸元を示してある。
石炭嵩密度を変えて3水準の操業実験を行った。表1
は、そのときの操業諸元を示したものである。なお、比
較のために同表に、乾燥予熱設備およびコークス炉直下
に連通する乾式消火装置を有しない従来の連続式縦型コ
ークス炉の操業諸元を示してある。
【0032】
【表1】
【0033】図2は、上記操業諸元で、コークスを製造
したときの生産性、JISドラム強度およびJIS反応
性を折れ線グラフに示したものである。図2に示すよう
に、石炭予熱温度の上昇および装入炭密度を上昇させれ
ば、生産性およびドラム強度が向上し、また、JIS反
応性も低下することがわかった。
したときの生産性、JISドラム強度およびJIS反応
性を折れ線グラフに示したものである。図2に示すよう
に、石炭予熱温度の上昇および装入炭密度を上昇させれ
ば、生産性およびドラム強度が向上し、また、JIS反
応性も低下することがわかった。
【0034】ここに、JIS反応性とは、JIS K 2151
に規定されおり、高温におけるコークスとCO2 ガスと
の反応速度を示す指数で、高炉炉内でコークス強度の低
下状況を知る目安として使われる。
に規定されおり、高温におけるコークスとCO2 ガスと
の反応速度を示す指数で、高炉炉内でコークス強度の低
下状況を知る目安として使われる。
【0035】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下のような効果が得られる。
で、以下のような効果が得られる。
【0036】第1の発明によれば、赤熱コークスの顕熱
を有効に回収することができるとともに、従来の搬送途
中で発生した粉塵の飛散が無くなる。
を有効に回収することができるとともに、従来の搬送途
中で発生した粉塵の飛散が無くなる。
【0037】第2の発明によれば、生産性およびコーク
スの品質の向上が得られる。第3の発明によれば、乾燥
予熱工程で使用する燃料を節減することができる。
スの品質の向上が得られる。第3の発明によれば、乾燥
予熱工程で使用する燃料を節減することができる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明装置において操業条件を変えて行ったと
きのコークスの生産性等の変化を示すグラフである。
きのコークスの生産性等の変化を示すグラフである。
【図3】従来装置の構成を示す図である。
2 圧縮押出機 3 炭化室 4a,4b,4c 第1、2、3燃焼室 5a,5b 第1、2加圧移動機 6 発生ガス回収室 7 発生ガス回収管 11 コークス炉 12 乾式消火装置 12a プレチャンバー 12b 冷却室 12c フリュー 12d 分散体 13 廃熱ボイラー 14 冷却ガス分配装置 15 ホッパー 21 ホッパー 16 板状ブロック 18 予熱炭ビン 19 熱間成型機 22 流動加熱乾燥装置 26 熱風発生装置 30 フィーダー 31 ベルトコンベヤ
Claims (4)
- 【請求項1】 連続式竪型コークス炉直下に、内部を連
通させて乾式消火装置を設けるとともに、該乾式消火装
置の循環ガスの顕熱を回収して蒸気を発生する廃熱ボイ
ラーを設けたことを特徴とする連続式竪型コークス製造
設備。 - 【請求項2】 請求項1記載の設備は、さらに、前記連
続式竪型コークス炉に装入する石炭を乾燥、予熱する乾
燥・予熱機と乾燥、予熱された石炭をブロック状に成型
する熱間成型機を備えていることを特徴とする連続式竪
型コークス製造設備。 - 【請求項3】 連続式竪型コークス炉が、炉長方向に沿
って複数箇所に石炭を加圧しながら下方に移動させる石
炭加圧移動機を備えていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の連続式竪型コークス製造設備。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の連続式竪型コー
クス製造設備を用いた操業方法において、前記乾燥・予
熱に用いるガスとして、乾式消火装置の循環ガスの一部
または全部を利用することを特徴とする連続式竪型コー
クス製造設備の操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327507A JPH09165580A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 連続式竪型コークス製造設備およびその操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327507A JPH09165580A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 連続式竪型コークス製造設備およびその操業方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09165580A true JPH09165580A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18199913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7327507A Pending JPH09165580A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | 連続式竪型コークス製造設備およびその操業方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09165580A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007039608A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Sumitomo Metal Ind Ltd | コークス乾式消火設備の循環冷却ガス利用方法および利用設備 |
| JP2007211166A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Nippon Steel Corp | コークス炉の操業方法 |
| JP2010209267A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Jfe Steel Corp | 成型コークスの製造設備 |
| JP2011026520A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Jfe Steel Corp | フェロコークスの製造設備 |
| CN120574593A (zh) * | 2025-08-04 | 2025-09-02 | 陕西聚成鑫科技发展有限公司 | 一种生产兰炭的油气焦电联产耦合工艺系统及工艺方法 |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7327507A patent/JPH09165580A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007039608A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Sumitomo Metal Ind Ltd | コークス乾式消火設備の循環冷却ガス利用方法および利用設備 |
| JP2007211166A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Nippon Steel Corp | コークス炉の操業方法 |
| JP2010209267A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-09-24 | Jfe Steel Corp | 成型コークスの製造設備 |
| JP2011026520A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Jfe Steel Corp | フェロコークスの製造設備 |
| CN120574593A (zh) * | 2025-08-04 | 2025-09-02 | 陕西聚成鑫科技发展有限公司 | 一种生产兰炭的油气焦电联产耦合工艺系统及工艺方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |