JPH09167049A - コンソール用視線入力装置 - Google Patents
コンソール用視線入力装置Info
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- JPH09167049A JPH09167049A JP7327493A JP32749395A JPH09167049A JP H09167049 A JPH09167049 A JP H09167049A JP 7327493 A JP7327493 A JP 7327493A JP 32749395 A JP32749395 A JP 32749395A JP H09167049 A JPH09167049 A JP H09167049A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 視線計測の精度が悪くても、高精度な位置指
定を可能にし、また位置指定が素早く的確に行われ得る
ようにすること。 【解決手段】 入力位置マークを画面表示し、入力位置
マークの表示位置を入力位置とするコンソール用視線入
力装置において、操作者の顔面領域の画像を入力する画
像入力部100と、画像入力部100による画像データ
から操作者の注視位置を計測する注視位置計測部140
と、注視位置計測部140によって計測された注視位置
より操作者の視線方向が属する領域を決定する注視領域
決定部150と、注視領域決定部160によって決定さ
れた領域の方向に前記入力位置マークをステップ移動さ
せるカーソル表示制御部170とを設ける。
定を可能にし、また位置指定が素早く的確に行われ得る
ようにすること。 【解決手段】 入力位置マークを画面表示し、入力位置
マークの表示位置を入力位置とするコンソール用視線入
力装置において、操作者の顔面領域の画像を入力する画
像入力部100と、画像入力部100による画像データ
から操作者の注視位置を計測する注視位置計測部140
と、注視位置計測部140によって計測された注視位置
より操作者の視線方向が属する領域を決定する注視領域
決定部150と、注視領域決定部160によって決定さ
れた領域の方向に前記入力位置マークをステップ移動さ
せるカーソル表示制御部170とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンソール用視
線入力装置に関し、特にポインタカーソルにような入力
位置マークを画面表示されるディスプレイ付き各種装置
のためのコンソール用視線入力装置に関する。
線入力装置に関し、特にポインタカーソルにような入力
位置マークを画面表示されるディスプレイ付き各種装置
のためのコンソール用視線入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力装置としては、機械式スイッ
チや電気式スイッチ、電子式スイッチあるいは音声認識
を利用したスイッチ等が知られている。
チや電気式スイッチ、電子式スイッチあるいは音声認識
を利用したスイッチ等が知られている。
【0003】また、視線による情報入力の研究も行われ
ており、1眼レフカメラやビデオカメラ用として実用化
例が見られる。
ており、1眼レフカメラやビデオカメラ用として実用化
例が見られる。
【0004】非接触で視線を測る提案は数多く行われて
おり、一般的にCCDカメラで顔の2次元画像を捉え、
眼球画像を抽出して視線方向を特定することが行われて
いる。
おり、一般的にCCDカメラで顔の2次元画像を捉え、
眼球画像を抽出して視線方向を特定することが行われて
いる。
【0005】計測した視線方向から、操作者の注視点を
決定できれば、各種機器の制御を行わせることが可能で
ある。
決定できれば、各種機器の制御を行わせることが可能で
ある。
【0006】例えば、特開平4−101126号公報で
は、スチールカメラの焦点制御や露出制御などを視線を
行わせることが可能な方法が開示されている。この発明
では、操作者の視線の存在する頻度や停留時間、軌跡を
求めることによって注視点を決定している。
は、スチールカメラの焦点制御や露出制御などを視線を
行わせることが可能な方法が開示されている。この発明
では、操作者の視線の存在する頻度や停留時間、軌跡を
求めることによって注視点を決定している。
【0007】詳しく説明すると、カメラのファインダを
複数の小領域に分割し、算出した視線方向が、どの小領
域に属するかを算出した後、時間的に連続した測定結果
を参照して、最も確率の高い注視領域を決定している。
また、別の実施例として、ファジー理論を適用した注視
領域の決定方法が説明されている。
複数の小領域に分割し、算出した視線方向が、どの小領
域に属するかを算出した後、時間的に連続した測定結果
を参照して、最も確率の高い注視領域を決定している。
また、別の実施例として、ファジー理論を適用した注視
領域の決定方法が説明されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の機
械式スイッチや電気式スイッチ、電子式スイッチの入力
装置にあっては、つぎのような問題点がある。
械式スイッチや電気式スイッチ、電子式スイッチの入力
装置にあっては、つぎのような問題点がある。
【0009】(a)操作対象となるスイッチを目で探し
て手で操作すると云う一連の動作を必要とするため、例
えば、車載ナビゲーションシステムの目的地入力のよう
に複雑な操作(スケール変換、スクロール、ポイント設
定)では、地図を目で確認して手で操作し、結果を再び
目で確認すると云うループを数多く繰り返すことにな
り、操作性の観点からは必ずしも優れたマンマシン・イ
ンタフェースとは云い難い。
て手で操作すると云う一連の動作を必要とするため、例
えば、車載ナビゲーションシステムの目的地入力のよう
に複雑な操作(スケール変換、スクロール、ポイント設
定)では、地図を目で確認して手で操作し、結果を再び
目で確認すると云うループを数多く繰り返すことにな
り、操作性の観点からは必ずしも優れたマンマシン・イ
ンタフェースとは云い難い。
【0010】(b)手の届く範囲にスイッチを設置しな
ければならず、装置のデザイン上の制約が生じる。
ければならず、装置のデザイン上の制約が生じる。
【0011】(c)リモートコントローラによる遠隔操
作が一般的になっているが、車載を考えると、リモート
コントローラの設置場所についての有効な案がなく、車
輛のの振動や車線変更、カーブ走行によってリモートコ
ントローラが不用意に移動してしまう。
作が一般的になっているが、車載を考えると、リモート
コントローラの設置場所についての有効な案がなく、車
輛のの振動や車線変更、カーブ走行によってリモートコ
ントローラが不用意に移動してしまう。
【0012】また従来の音声認識による入力装置ではつ
ぎのような問題点がある。
ぎのような問題点がある。
【0013】(a)指令の言葉を覚えておかなければな
らず、多くの操作を音声で行わせようとすると、指令語
の忘却や錯誤が発生する。
らず、多くの操作を音声で行わせようとすると、指令語
の忘却や錯誤が発生する。
【0014】(b)使用者に発声を要求するため、人に
よっては好き嫌いが生じる。
よっては好き嫌いが生じる。
【0015】(c)スイッチ操作中は、言葉のコミュニ
ケーションが阻害される。
ケーションが阻害される。
【0016】(d)読めない言葉は発音できない。
【0017】先に述べたように、スイッチ操作には、ス
イッチ位置の確認やスイッチ動作状態の確認と云った視
覚に関わる作業が必ずといってよいほど発生する。
イッチ位置の確認やスイッチ動作状態の確認と云った視
覚に関わる作業が必ずといってよいほど発生する。
【0018】従って、視線のみで情報の伝達を行うこと
ができれば、スイッチ操作者の意図を、手指の操作や音
声を使うことなしに制御装置に伝達可能であると考えら
れる。
ができれば、スイッチ操作者の意図を、手指の操作や音
声を使うことなしに制御装置に伝達可能であると考えら
れる。
【0019】視線を利用すれば、特定の情報入力に特定
の注視領域や特定の視線移動を対応付けられ、それらは
入力を行うコンソール上で確認できるため、指令の忘却
・錯誤と云った問題を解決できる。さらに、視線を利用
すれば、言葉のコミュニケーションを阻害しないため、
上述の問題を解決することができる。
の注視領域や特定の視線移動を対応付けられ、それらは
入力を行うコンソール上で確認できるため、指令の忘却
・錯誤と云った問題を解決できる。さらに、視線を利用
すれば、言葉のコミュニケーションを阻害しないため、
上述の問題を解決することができる。
【0020】しかし、従来の視線入力装置ではつぎのよ
うな問題点がある。
うな問題点がある。
【0021】(a)一種のローパスフィルタを使用して
過去の計測の履歴を使用しているため、素早い視線の動
きに対応するのが難しい。計測結果が、実際の視線の動
きに一歩遅れる可能性がある。
過去の計測の履歴を使用しているため、素早い視線の動
きに対応するのが難しい。計測結果が、実際の視線の動
きに一歩遅れる可能性がある。
【0022】(b)注視点が領域単位で決定されるた
め、例えば、視線で小さなスイッチパネルを操作させよ
うと云う応用システムには適用が難しい。
め、例えば、視線で小さなスイッチパネルを操作させよ
うと云う応用システムには適用が難しい。
【0023】(c)注視点を精度よく求めようとする
と、必然的に視線計測の精度を向上させなければならな
い。システムのコストアップにつながるため得策ではな
い。
と、必然的に視線計測の精度を向上させなければならな
い。システムのコストアップにつながるため得策ではな
い。
【0024】この発明は、上述の如き問題点に着目して
なされたものであり、視線計測の精度が悪くても、高精
度な位置指定を可能にし、また位置指定が素早く的確に
行われ得るように改善されたコンソール用視線入力装置
を提供することを目的としている。
なされたものであり、視線計測の精度が悪くても、高精
度な位置指定を可能にし、また位置指定が素早く的確に
行われ得るように改善されたコンソール用視線入力装置
を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この請求項1の発明は、入力位置マークを画面表
示し、入力位置マークの表示位置を入力位置とするコン
ソール用視線入力装置において、操作者の顔面領域の画
像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段による
画像データから操作者の注視位置を計測する注視位置計
測手段と、前記注視位置計測手段によって計測された注
視位置より操作者の視線方向が属する領域を決定する注
視領域決定手段と、前記注視領域決定手段によって決定
された領域の方向に前記入力位置マークをステップ移動
させる入力位置マーク移動制御手段とを有しているもの
である。
めに、この請求項1の発明は、入力位置マークを画面表
示し、入力位置マークの表示位置を入力位置とするコン
ソール用視線入力装置において、操作者の顔面領域の画
像を入力する画像入力手段と、前記画像入力手段による
画像データから操作者の注視位置を計測する注視位置計
測手段と、前記注視位置計測手段によって計測された注
視位置より操作者の視線方向が属する領域を決定する注
視領域決定手段と、前記注視領域決定手段によって決定
された領域の方向に前記入力位置マークをステップ移動
させる入力位置マーク移動制御手段とを有しているもの
である。
【0026】この発明によるコンソール用視線入力装置
では、カーソルポインタのような入力位置マークが操作
者の視線方向が属する領域の側にステップ移動、即ち寸
動(ピッチ移動)し、入力位置マークを所要位置に的確
に移動させることができる。
では、カーソルポインタのような入力位置マークが操作
者の視線方向が属する領域の側にステップ移動、即ち寸
動(ピッチ移動)し、入力位置マークを所要位置に的確
に移動させることができる。
【0027】また請求項2の発明は、請求項1に記載の
コンソール用視線入力装置において、前記入力位置マー
クのステップ移動量を操作者の同一領域の注視時間に応
じて変更するステップ移動量変更手段を有しているもの
である。
コンソール用視線入力装置において、前記入力位置マー
クのステップ移動量を操作者の同一領域の注視時間に応
じて変更するステップ移動量変更手段を有しているもの
である。
【0028】この発明によるコンソール用視線入力装置
では、操作者が同一領域を長く注視するほど入力位置マ
ークの一回のステップ移動量を大きくすることができ
る。
では、操作者が同一領域を長く注視するほど入力位置マ
ークの一回のステップ移動量を大きくすることができ
る。
【0029】また請求項3の発明は、請求項1または2
に記載のコンソール用視線入力装置において、前記入力
位置マーク移動制御手段は、前記注視領域決定手段によ
って決定された領域の方向に前記入力位置マークをステ
ップ移動させるステップモードと、前記注視位置計測手
段によって計測された注視位置に前記入力位置マークを
一気に移動させるクイックモードとを有し、何れか一方
のモードを選択設定されるものである。
に記載のコンソール用視線入力装置において、前記入力
位置マーク移動制御手段は、前記注視領域決定手段によ
って決定された領域の方向に前記入力位置マークをステ
ップ移動させるステップモードと、前記注視位置計測手
段によって計測された注視位置に前記入力位置マークを
一気に移動させるクイックモードとを有し、何れか一方
のモードを選択設定されるものである。
【0030】この発明によるコンソール用視線入力装置
では、入力位置マークが操作者の視線方向が属する領域
の側にステップ移動するステップモードと、入力位置マ
ークを操作者の注視位置に一気に移動させる従来のもの
と同等のクイックモードとが使い分けられる。
では、入力位置マークが操作者の視線方向が属する領域
の側にステップ移動するステップモードと、入力位置マ
ークを操作者の注視位置に一気に移動させる従来のもの
と同等のクイックモードとが使い分けられる。
【0031】また請求項4の発明は、請求項3に記載の
コンソール用視線入力装置において、操作者の瞬きを検
出する眼球状態検出部を有し、モードの切り替えが眼球
状態検出部により検出される操作者の瞬きによって前記
モードが切り替えられるものである。
コンソール用視線入力装置において、操作者の瞬きを検
出する眼球状態検出部を有し、モードの切り替えが眼球
状態検出部により検出される操作者の瞬きによって前記
モードが切り替えられるものである。
【0032】この発明によるコンソール用視線入力装置
では、操作者が瞬きすることによってステップモードと
クイックモードとの切り替えが行われる。
では、操作者が瞬きすることによってステップモードと
クイックモードとの切り替えが行われる。
【0033】また請求項5の発明は、請求項3記載のコ
ンソール用視線入力装置において、同一位置の注視時間
が所定値に達したことを計測する注視時間計測手段を有
し、前記注視時間計測手段により同一位置の注視時間が
所定値に達したことが計測されることによって前記モー
ドが切り替えられるものである。
ンソール用視線入力装置において、同一位置の注視時間
が所定値に達したことを計測する注視時間計測手段を有
し、前記注視時間計測手段により同一位置の注視時間が
所定値に達したことが計測されることによって前記モー
ドが切り替えられるものである。
【0034】この発明によるコンソール用視線入力装置
では、操作者が同じ位置を所定時間に亙って注視するこ
とによりステップモードとクイックモードとの切り替え
が行われる。
では、操作者が同じ位置を所定時間に亙って注視するこ
とによりステップモードとクイックモードとの切り替え
が行われる。
【0035】また請求項6の発明は、請求項3〜5の何
れかに記載のコンソール用視線入力装置において、前記
ステップモードと前記クイックモードとで前記入力位置
マークの形状、色を変更する入力位置マーク形状・色制
御手段を有しているものである。
れかに記載のコンソール用視線入力装置において、前記
ステップモードと前記クイックモードとで前記入力位置
マークの形状、色を変更する入力位置マーク形状・色制
御手段を有しているものである。
【0036】この発明によるコンソール用視線入力装置
では、ステップモードとクイックモードとで入力位置マ
ークの形状、色が変更し、入力位置マークの形状、色よ
りステップモードであるか、クイックモードであるかが
分かる。
では、ステップモードとクイックモードとで入力位置マ
ークの形状、色が変更し、入力位置マークの形状、色よ
りステップモードであるか、クイックモードであるかが
分かる。
【0037】
【発明の効果】請求項1によるコンソール用視線入力装
置では、入力位置マークが操作者の視線方向が属する領
域の側にステップ移動するから、視線計測精度が悪くて
も、大まかな視線方向が計測できさえすれば、所定の位
置まで高精度に入力位置マークカーソルポインタを移動
させることが可能となり、高精度な位置指定が可能にと
共に、コンソールの画面上の各種マーカのサイズを小さ
くでき、デザインの自由度が増す。
置では、入力位置マークが操作者の視線方向が属する領
域の側にステップ移動するから、視線計測精度が悪くて
も、大まかな視線方向が計測できさえすれば、所定の位
置まで高精度に入力位置マークカーソルポインタを移動
させることが可能となり、高精度な位置指定が可能にと
共に、コンソールの画面上の各種マーカのサイズを小さ
くでき、デザインの自由度が増す。
【0038】また視線の移動方向と入力位置マークの移
動方向を一致させれば、ちらっと右を見た時に入力位置
マークが1ステップ右側へ移動すると云う、人間の感覚
に合ったインタフェースを実現することができる。
動方向を一致させれば、ちらっと右を見た時に入力位置
マークが1ステップ右側へ移動すると云う、人間の感覚
に合ったインタフェースを実現することができる。
【0039】請求項2によるコンソール用視線入力装置
では、操作者が同一領域を長く注視するほど入力位置マ
ークの一回のステップ移動量を大きくすることができる
から、操作者の意志に応じて入力位置マークの一回のス
テップ移動量が変化し、入力位置マークを所要位置に的
確に移動させることと迅速に移動させることとが操作性
よく両立する。
では、操作者が同一領域を長く注視するほど入力位置マ
ークの一回のステップ移動量を大きくすることができる
から、操作者の意志に応じて入力位置マークの一回のス
テップ移動量が変化し、入力位置マークを所要位置に的
確に移動させることと迅速に移動させることとが操作性
よく両立する。
【0040】請求項3によるコンソール用視線入力装置
では、入力位置マークが操作者の視線方向が属する領域
の側にステップ移動するステップモードと、入力位置マ
ークを操作者の注視位置に一気に移動させる従来のもの
と同等のクイックモードとが使い分けられるから、入力
位置マークの表示画面上をランダムにアクセスして目的
位置付近まで入力位置マークをクイックモードで素早く
移動させ、その後にステップモードに切り替え、精度良
く目的位置へ入力位置マークを移動させるこができ、視
線入力に要する時間を短縮することが可能となる。換言
すれば、高速高精度な位置入力が可能になる。
では、入力位置マークが操作者の視線方向が属する領域
の側にステップ移動するステップモードと、入力位置マ
ークを操作者の注視位置に一気に移動させる従来のもの
と同等のクイックモードとが使い分けられるから、入力
位置マークの表示画面上をランダムにアクセスして目的
位置付近まで入力位置マークをクイックモードで素早く
移動させ、その後にステップモードに切り替え、精度良
く目的位置へ入力位置マークを移動させるこができ、視
線入力に要する時間を短縮することが可能となる。換言
すれば、高速高精度な位置入力が可能になる。
【0041】請求項4によるコンソール用視線入力装置
では、操作者が瞬きすることによってステップモードと
クイックモードとの切り替えが行われるから、モード切
り替えもキー操作を要することなく非接触で、面倒なく
行われる。
では、操作者が瞬きすることによってステップモードと
クイックモードとの切り替えが行われるから、モード切
り替えもキー操作を要することなく非接触で、面倒なく
行われる。
【0042】請求項5によるコンソール用視線入力装置
では、操作者が同じ位置を所定時間に亙って注視するこ
とによりステップモードとクイックモードとの切り替え
が行われるから、モード切り替えもキー操作を要するこ
となく非接触で、面倒なく行われる。
では、操作者が同じ位置を所定時間に亙って注視するこ
とによりステップモードとクイックモードとの切り替え
が行われるから、モード切り替えもキー操作を要するこ
となく非接触で、面倒なく行われる。
【0043】請求項6によるコンソール用視線入力装置
では、ステップモードとクイックモードとで入力位置マ
ークの形状、色が変わるから、入力位置マークの形状、
色よりステップモードであるか、クイックモードである
かが分かり、使いやすさが向上する。
では、ステップモードとクイックモードとで入力位置マ
ークの形状、色が変わるから、入力位置マークの形状、
色よりステップモードであるか、クイックモードである
かが分かり、使いやすさが向上する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0045】図1、図2はこの発明による視線入力装置
を車載用ナビゲーション装置における目的地入力装置に
適用した実施の形態を示している。
を車載用ナビゲーション装置における目的地入力装置に
適用した実施の形態を示している。
【0046】図1はナビゲーション装置の車載状態を示
している。ナビゲーション装置10は、カラー液晶ディ
スプレイなどにより構成され、ナビゲーション用地図な
どを画面表示するパネル状の画面表示器(コンソールモ
ニタ)20と、画面表示器20の近傍に設置された目的
地入力開始スイッチ30および校正開始スイッチ40と
を有している。
している。ナビゲーション装置10は、カラー液晶ディ
スプレイなどにより構成され、ナビゲーション用地図な
どを画面表示するパネル状の画面表示器(コンソールモ
ニタ)20と、画面表示器20の近傍に設置された目的
地入力開始スイッチ30および校正開始スイッチ40と
を有している。
【0047】画面表示器20による画面表示例は、図3
(a)、(b)に示されており、このナビゲーション画
面では、画面全体にナビゲーション用地図が表示され、
このナビゲーション用地図上に入力位置マークであるポ
インタカーソールAと、上下左右のスクロールマーカB
と、詳細表示マーカCと、広域表示マーカDと、眼球状
態図形Eとが表示される。
(a)、(b)に示されており、このナビゲーション画
面では、画面全体にナビゲーション用地図が表示され、
このナビゲーション用地図上に入力位置マークであるポ
インタカーソールAと、上下左右のスクロールマーカB
と、詳細表示マーカCと、広域表示マーカDと、眼球状
態図形Eとが表示される。
【0048】目的地入力開始スイッチ30は、目的地入
力開始を指示する押し釦スイッチであり、目的地入力開
始スイッチ30が押されると、ナビゲーション装置10
は目的地入力モードになる。
力開始を指示する押し釦スイッチであり、目的地入力開
始スイッチ30が押されると、ナビゲーション装置10
は目的地入力モードになる。
【0049】校正開始スイッチ40は、校正開始を指示
する押し釦スイッチであり、校正開始スイッチ40が押
されると、ナビゲーション装置10は校正モードにな
る。
する押し釦スイッチであり、校正開始スイッチ40が押
されると、ナビゲーション装置10は校正モードにな
る。
【0050】画面表示器20の下方には、操作者の顔面
領域の画像を入力するCCDカメラ等の撮像手段からな
る画像入力部100と、画像入力部100と共軸系をな
すように配置された第1照明器110と、第1照明器1
10と離隔して配置されて画像入力部100と非共軸系
をなす第2照明器120とが設けられている。第1照明
器110と第2照明器120とは、光学的に同一仕様の
照明器であり、赤外LED光を発する。
領域の画像を入力するCCDカメラ等の撮像手段からな
る画像入力部100と、画像入力部100と共軸系をな
すように配置された第1照明器110と、第1照明器1
10と離隔して配置されて画像入力部100と非共軸系
をなす第2照明器120とが設けられている。第1照明
器110と第2照明器120とは、光学的に同一仕様の
照明器であり、赤外LED光を発する。
【0051】なお、図1にて、50はステアリンクホイ
ールを、60はフロントウィンドシールドガラスを各々
示している。
ールを、60はフロントウィンドシールドガラスを各々
示している。
【0052】図2はこの発明による視線入力装置を適用
された車載用ナビゲーション装置の全体構成を示してい
る。
された車載用ナビゲーション装置の全体構成を示してい
る。
【0053】この装置は、第1照明器110と第2照明
器120の発光動作を制御する照明発光制御部130
と、画像入力部100から入力したアナログ画像信号を
ディジタル画像データに変換するA/D変換器101
と、入力されたディジタル画像データ(顔画像データ)
を保持する画像メモリ(フレームメモリ)102と、顔
画像データから操作者の注視位置を計測する注視位置計
測部140と、注視領域決定部150と、眼球状態検出
部160と、画面表示器20におけるナビゲーション画
面上のポインタカーソルAの表示を制御するカーソル表
示制御部170と、視線入力の結果に応じて地図表示を
制御する画面表示器20における地図表示を制御するナ
ビゲーション地図制御部180と、個人の眼球サイズや
着座ポジションのずれの影響を低減するための校正デー
タの収集を行う校正処理部190と、装置全体の制御を
行う全体制御部200とを有している。
器120の発光動作を制御する照明発光制御部130
と、画像入力部100から入力したアナログ画像信号を
ディジタル画像データに変換するA/D変換器101
と、入力されたディジタル画像データ(顔画像データ)
を保持する画像メモリ(フレームメモリ)102と、顔
画像データから操作者の注視位置を計測する注視位置計
測部140と、注視領域決定部150と、眼球状態検出
部160と、画面表示器20におけるナビゲーション画
面上のポインタカーソルAの表示を制御するカーソル表
示制御部170と、視線入力の結果に応じて地図表示を
制御する画面表示器20における地図表示を制御するナ
ビゲーション地図制御部180と、個人の眼球サイズや
着座ポジションのずれの影響を低減するための校正デー
タの収集を行う校正処理部190と、装置全体の制御を
行う全体制御部200とを有している。
【0054】視線位置計測部140は、画像メモリ10
2に格納された顔画像データから網膜反射像(瞳孔)を
抽出する瞳孔抽出部141と、瞳孔抽出部141により
抽出された瞳孔位置より分かる瞳孔近傍位置から第1照
明器110の角膜反射像を抽出する角膜反射像抽出部1
42と、角膜反射像抽出部142により角膜反射像の抽
出結果から角膜反射像への合焦度合を算出判定する合焦
判断部143と、瞳孔抽出部141により抽出された瞳
孔位置と角膜反射像抽出部142により抽出された角膜
反射位置から、後述の校正データを基にして注視位置を
算出する注視位置算出部144とを含んでいる。
2に格納された顔画像データから網膜反射像(瞳孔)を
抽出する瞳孔抽出部141と、瞳孔抽出部141により
抽出された瞳孔位置より分かる瞳孔近傍位置から第1照
明器110の角膜反射像を抽出する角膜反射像抽出部1
42と、角膜反射像抽出部142により角膜反射像の抽
出結果から角膜反射像への合焦度合を算出判定する合焦
判断部143と、瞳孔抽出部141により抽出された瞳
孔位置と角膜反射像抽出部142により抽出された角膜
反射位置から、後述の校正データを基にして注視位置を
算出する注視位置算出部144とを含んでいる。
【0055】注視領域決定部150は、注視位置算出部
144により算出された注視位置より操作者の視線方向
が属する領域を決定する。注視領域は、中央領域と、真
上領域と、右上領域と、右領域と、右下領域と、真下領
域と、左下領域と、左領域と左上領域とに9領域に定義
されている。
144により算出された注視位置より操作者の視線方向
が属する領域を決定する。注視領域は、中央領域と、真
上領域と、右上領域と、右領域と、右下領域と、真下領
域と、左下領域と、左領域と左上領域とに9領域に定義
されている。
【0056】眼球状態検出部160は、瞳孔抽出部14
1による瞳孔抽出結果と合焦判断部143による合焦判
断結果から、眼球のカメラ視野内での位置と眼球への合
焦度合を算出し、長めの瞬き等の特徴的な眼球状態を検
出する。
1による瞳孔抽出結果と合焦判断部143による合焦判
断結果から、眼球のカメラ視野内での位置と眼球への合
焦度合を算出し、長めの瞬き等の特徴的な眼球状態を検
出する。
【0057】カーソル表示制御部170は、眼球状態検
出部160により検出される長めの瞬き等の特徴的な眼
球状態に応じて注視位置にカーソルポインタを一気に移
動するクイックモードと、カーソルポインタを視線方向
に所定ステップずつ移動させるステップモードとにカー
ソル移動モード(視線入力モード)を切り替えるカーソ
ル移動モード制御部171と、注視位置算出部144に
より算出された注視位置とカーソル移動モードに応じて
ナビゲーション画像上のポインタカーソルAの移動を制
御するカーソル移動制御部172と、カーソル移動モー
ドモードに応じてナビゲーション画像上に表示するポイ
ンタカーソルAの形状、色を制御するカーソル表示形状
・色制御部173とにより構成されている。
出部160により検出される長めの瞬き等の特徴的な眼
球状態に応じて注視位置にカーソルポインタを一気に移
動するクイックモードと、カーソルポインタを視線方向
に所定ステップずつ移動させるステップモードとにカー
ソル移動モード(視線入力モード)を切り替えるカーソ
ル移動モード制御部171と、注視位置算出部144に
より算出された注視位置とカーソル移動モードに応じて
ナビゲーション画像上のポインタカーソルAの移動を制
御するカーソル移動制御部172と、カーソル移動モー
ドモードに応じてナビゲーション画像上に表示するポイ
ンタカーソルAの形状、色を制御するカーソル表示形状
・色制御部173とにより構成されている。
【0058】図3(a)はクイックモードにおける画面
表示例を、図3(b)はステップモードにおける画面表
示例を各々示している。この例では、ポインタカーソル
Aは、クイックモードでは四角形で、ステップモードで
は楕円形になる。以降、四角形のポインタカーソルをA
a、楕円形のポインタカーソルをAbと区別して云うこ
とがある。
表示例を、図3(b)はステップモードにおける画面表
示例を各々示している。この例では、ポインタカーソル
Aは、クイックモードでは四角形で、ステップモードで
は楕円形になる。以降、四角形のポインタカーソルをA
a、楕円形のポインタカーソルをAbと区別して云うこ
とがある。
【0059】カーソル移動制御部172は、クイックモ
ードではナビゲーション画像上のポインタカーソルAを
注視位置算出部144により算出された注視位置に一気
に移動させる制御を行い、ステップモードでは注視領域
決定部150により決定され操作者の視線方向が属する
領域へ所定量ずつステップ移動させる制御を行う。
ードではナビゲーション画像上のポインタカーソルAを
注視位置算出部144により算出された注視位置に一気
に移動させる制御を行い、ステップモードでは注視領域
決定部150により決定され操作者の視線方向が属する
領域へ所定量ずつステップ移動させる制御を行う。
【0060】校正処理部190は、図4に例示されてい
るように、校正用視標Fを画面標示器20の画面の特定
位置に描画する校正用視標表示制御部191と、校正結
果から注視位置の算出に必要な変換係数を算出する校正
データ算出部192と、校正データを記憶する校正デー
タ記憶部193とを有している。
るように、校正用視標Fを画面標示器20の画面の特定
位置に描画する校正用視標表示制御部191と、校正結
果から注視位置の算出に必要な変換係数を算出する校正
データ算出部192と、校正データを記憶する校正デー
タ記憶部193とを有している。
【0061】次にこの発明による視線入力装置の作用を
説明する。
説明する。
【0062】視線方向の計測には、予め校正作業が必要
であり、目的地入力作業に先立ってキャリブレーション
作業として校正作業を行う。以下、校正作業の手順を説
明する。
であり、目的地入力作業に先立ってキャリブレーション
作業として校正作業を行う。以下、校正作業の手順を説
明する。
【0063】[校正作業] (1) 操作者は、画面表示器20の近傍に設置された
校正開始スイッチ40を押して校正作業を開始する。校
正時には、ナビゲーション表示画面上に、図4(a)に
示されているように、視標制御部191により校正用視
標Fが一つずつ順次呈示される。操作者は、その間、校
正用視標Fを注視し続ける。
校正開始スイッチ40を押して校正作業を開始する。校
正時には、ナビゲーション表示画面上に、図4(a)に
示されているように、視標制御部191により校正用視
標Fが一つずつ順次呈示される。操作者は、その間、校
正用視標Fを注視し続ける。
【0064】(2) 画像入力部100からは、操作者
の眼球を含む顔画像データが入力され、顔画像データ
は、A/D変換器101によってディジタルデータに変
換され、画像メモリ102にストアされる。この時、第
1照明器110が点灯して第2照明器120が消灯した
時の画像aと、第1照明器110が消灯して第2照明器
120が点灯した時の画像bとをほぼ同時に入力する。
の眼球を含む顔画像データが入力され、顔画像データ
は、A/D変換器101によってディジタルデータに変
換され、画像メモリ102にストアされる。この時、第
1照明器110が点灯して第2照明器120が消灯した
時の画像aと、第1照明器110が消灯して第2照明器
120が点灯した時の画像bとをほぼ同時に入力する。
【0065】(3) つぎに、瞳孔抽出部141におい
て、画像aから画像bの差分演算を行う。画像aでは網
膜からの反射光により瞳孔が明るく光って観測され、画
像bでは瞳孔が暗く観測されるため、両者の差分結果
は、瞳孔領域が強調されたものとなる。差分画像cを固
定しきい値で2値化し、さらにラベリング処理を施し、
領域の番号付けを行う。
て、画像aから画像bの差分演算を行う。画像aでは網
膜からの反射光により瞳孔が明るく光って観測され、画
像bでは瞳孔が暗く観測されるため、両者の差分結果
は、瞳孔領域が強調されたものとなる。差分画像cを固
定しきい値で2値化し、さらにラベリング処理を施し、
領域の番号付けを行う。
【0066】差分画像cの中には、網膜反射像の他に、
例えば、眼鏡レンズ反射像、眼鏡フレーム反射像、外部
照明の変動で生じた顔の一部など、様々なノイズが含ま
れる可能性がある。
例えば、眼鏡レンズ反射像、眼鏡フレーム反射像、外部
照明の変動で生じた顔の一部など、様々なノイズが含ま
れる可能性がある。
【0067】これらのノイズは、一般に不定形状、かつ
面積も不定であり、予め予想される面積の円もしくは楕
円として観測される網膜反射像と識別可能である。ここ
では、領域の面積と形状による識別を行う。
面積も不定であり、予め予想される面積の円もしくは楕
円として観測される網膜反射像と識別可能である。ここ
では、領域の面積と形状による識別を行う。
【0068】ラベリングの結果、得られた各領域の面積
Riを、予め決めておいたしきい値S1、S2(S1<
S2)と比較し、S1<Ri<S2を満足する領域のみ
を抜き出す。ここで、S1、S2は、CCDカメラの撮
影倍率から推定した予想される瞳孔径(直径2〜8mm
の瞳孔が、面積何画素の領域として観測されるかによっ
て決まる)にセットしておけばよい。
Riを、予め決めておいたしきい値S1、S2(S1<
S2)と比較し、S1<Ri<S2を満足する領域のみ
を抜き出す。ここで、S1、S2は、CCDカメラの撮
影倍率から推定した予想される瞳孔径(直径2〜8mm
の瞳孔が、面積何画素の領域として観測されるかによっ
て決まる)にセットしておけばよい。
【0069】眼鏡レンズ反射像も円形領域として観測さ
れるが、例えば、レンズの絞りを絞ることによって、網
膜反射像の面積より眼鏡レンズ反射像の面積が小さくな
るようにしておけば、面積により両者を識別可能であ
る。
れるが、例えば、レンズの絞りを絞ることによって、網
膜反射像の面積より眼鏡レンズ反射像の面積が小さくな
るようにしておけば、面積により両者を識別可能であ
る。
【0070】次に、残った領域に対して、その外接長方
形に対する領域面積の比率Fを計算する。網膜反射像は
円または楕円形状で観測されるため、比率Fがある一定
値Fth以上であるのに対し、例えば眼鏡フレーム反射
は、フレームに沿った細長い領域になるため、仮に網膜
反射像と同等の面積を有していても、Fが小さくなり識
別可能である。
形に対する領域面積の比率Fを計算する。網膜反射像は
円または楕円形状で観測されるため、比率Fがある一定
値Fth以上であるのに対し、例えば眼鏡フレーム反射
は、フレームに沿った細長い領域になるため、仮に網膜
反射像と同等の面積を有していても、Fが小さくなり識
別可能である。
【0071】以上の識別の結果、残った領域を網膜反射
像に決定し、この網膜反射像の重心位置、即ち瞳孔重心
座標(Xg,Yg)を求める。
像に決定し、この網膜反射像の重心位置、即ち瞳孔重心
座標(Xg,Yg)を求める。
【0072】もし、該当する領域が見つからない時は、
操作者が目を閉じているものと判断する。
操作者が目を閉じているものと判断する。
【0073】以上の(1)、(2)の一連の処理の流れ
を図5に要約して示す。
を図5に要約して示す。
【0074】(4) つぎに、角膜反射像抽出部142
において、差分画像cにおける瞳孔重心座標(Xg,Y
g)を中心として、網膜反射像を包含する小領域を定義
し、この小領域内で最大輝度を有する点を角膜反射像と
し、角膜反射像座標(Px,Py)を求める。
において、差分画像cにおける瞳孔重心座標(Xg,Y
g)を中心として、網膜反射像を包含する小領域を定義
し、この小領域内で最大輝度を有する点を角膜反射像と
し、角膜反射像座標(Px,Py)を求める。
【0075】(5) つぎに、合焦判断部143におい
て、角膜反射像の輝度値Iを求め、角膜反射像探索用の
小領域内の各画素をα・I(0<α<1)で2値化す
る。差分画像cの画素値がα・Iより大きければ1を、
小さければ0を与えることにし、2値化の結果、得られ
るα・Iより明るい画素の個数Kを算出する。
て、角膜反射像の輝度値Iを求め、角膜反射像探索用の
小領域内の各画素をα・I(0<α<1)で2値化す
る。差分画像cの画素値がα・Iより大きければ1を、
小さければ0を与えることにし、2値化の結果、得られ
るα・Iより明るい画素の個数Kを算出する。
【0076】もし、差分画像cが焦点の合った画像であ
るならば、角膜反射像の輝度ピークは鋭いものとなり、
画素数Kは小さい値となる。これに対し差分画像cが焦
点のぼけた画像であるならば、角膜反射像の輝度ピーク
はゆるやかなものとなり、画素数Kは大きい値となる。
もし、画素数Kが予め決めておいた値より大きければ、
入力した画像はピントのボケた画像であると判断する。
るならば、角膜反射像の輝度ピークは鋭いものとなり、
画素数Kは小さい値となる。これに対し差分画像cが焦
点のぼけた画像であるならば、角膜反射像の輝度ピーク
はゆるやかなものとなり、画素数Kは大きい値となる。
もし、画素数Kが予め決めておいた値より大きければ、
入力した画像はピントのボケた画像であると判断する。
【0077】(6) 眼球に合焦した画像が得られれ
ば、校正データ算出部192において、画像上の瞳孔重
心座標(Xg,Yg)、角膜反射像座標(Px,Py)
から、2個の視線パラメータδx=Xg−Px、δy=
Yg−Pyを求める。
ば、校正データ算出部192において、画像上の瞳孔重
心座標(Xg,Yg)、角膜反射像座標(Px,Py)
から、2個の視線パラメータδx=Xg−Px、δy=
Yg−Pyを求める。
【0078】(7) また眼球状態検出部160におい
て、瞳孔抽出部141が出力する瞳孔重心座標(Xg,
Yg)と合焦判断部143の判定出力とから、角膜反射
像への合焦の有無を示す表示パターンを作成し、これを
画面表示器2に画面表示する。
て、瞳孔抽出部141が出力する瞳孔重心座標(Xg,
Yg)と合焦判断部143の判定出力とから、角膜反射
像への合焦の有無を示す表示パターンを作成し、これを
画面表示器2に画面表示する。
【0079】表示パターン例を図4(a)に示す。図4
(a)では、校正用視標Fの位置を網膜反射像の重心位
置に見立て、その外部に移動フレームGを設けて、その
移動フレームG内の校正用視標位置によって、視野内の
眼球位置を表している。また角膜反射像に合焦している
時は校正用視標Fを図示されているように塗りつぶしパ
ターンにし、角膜反射像に合焦していない時は、白抜き
パターンにして表示する。
(a)では、校正用視標Fの位置を網膜反射像の重心位
置に見立て、その外部に移動フレームGを設けて、その
移動フレームG内の校正用視標位置によって、視野内の
眼球位置を表している。また角膜反射像に合焦している
時は校正用視標Fを図示されているように塗りつぶしパ
ターンにし、角膜反射像に合焦していない時は、白抜き
パターンにして表示する。
【0080】この表示パターンより操作者自身が、眼球
のフレームアウトやピントのぼけを確認でき、状況に応
じて頭部位置を移動して定位置に保持することが容易と
なる。
のフレームアウトやピントのぼけを確認でき、状況に応
じて頭部位置を移動して定位置に保持することが容易と
なる。
【0081】(8) (1)〜(7)を、同一位置の校
正用視標Fについて、校正データがN回得られるまで行
う。この結果、得られたN個の視線パラメータδx、δ
yをそれぞれ平均し、校正用視標Fに対する校正結果と
して、校正データδxi、δyiを取得し、この校正デ
ータδxi、δyiを校正データ記憶部193に記憶す
る。
正用視標Fについて、校正データがN回得られるまで行
う。この結果、得られたN個の視線パラメータδx、δ
yをそれぞれ平均し、校正用視標Fに対する校正結果と
して、校正データδxi、δyiを取得し、この校正デ
ータδxi、δyiを校正データ記憶部193に記憶す
る。
【0082】(9) 用意された全ての校正用視標F
(本実施例では、図4(b)に示すように水平方向5
点、垂直方向5点)の各々について(1)〜(7)のル
ープが終了すると、水平方向について算出された校正デ
ータδxのグループと、垂直方向について算出された校
正データδyのグループ各々に対し、最小2乗法によっ
て、視標位置と視線パラメータδxもしくはδyの変換
式を決定する。
(本実施例では、図4(b)に示すように水平方向5
点、垂直方向5点)の各々について(1)〜(7)のル
ープが終了すると、水平方向について算出された校正デ
ータδxのグループと、垂直方向について算出された校
正データδyのグループ各々に対し、最小2乗法によっ
て、視標位置と視線パラメータδxもしくはδyの変換
式を決定する。
【0083】一般に、視線の偏角が小さい領域において
は、視線パラメータδx、δyと視標位置とが1次式y
=ax+bで記述されるものと考え、係数a、bを決定
する。
は、視線パラメータδx、δyと視標位置とが1次式y
=ax+bで記述されるものと考え、係数a、bを決定
する。
【0084】なお、図4(b)において、数字は校正用
視標Fの画面表示の順番を示している。
視標Fの画面表示の順番を示している。
【0085】(10) 以上の校正結果から、操作者が
画面表示器20の画面から軽く目をそらした時に得られ
ると予想される各方向の予測値をδxiとδyiより算
出する。これは、先に算出した係数a、bが軽く目をそ
らせた領域まで適用できるものと仮定し、軽く右に目を
そらせた時の予測値は、 δRight =δx5 −|δx1 −δx5 |/4 軽く左に目をそらせた時の予測値は、 δLeft=δx1 +|δx1 −δx5 |/4 軽く上に目をそらせた時の予測値は、 δUpper =δy6 −|δy10 −δy6 |/4 軽く下に目をそらせた時の予測値 δLower =δy10 +|δy10 −δy6 |/4 とする(なお、記号||は絶対値を表す)。
画面表示器20の画面から軽く目をそらした時に得られ
ると予想される各方向の予測値をδxiとδyiより算
出する。これは、先に算出した係数a、bが軽く目をそ
らせた領域まで適用できるものと仮定し、軽く右に目を
そらせた時の予測値は、 δRight =δx5 −|δx1 −δx5 |/4 軽く左に目をそらせた時の予測値は、 δLeft=δx1 +|δx1 −δx5 |/4 軽く上に目をそらせた時の予測値は、 δUpper =δy6 −|δy10 −δy6 |/4 軽く下に目をそらせた時の予測値 δLower =δy10 +|δy10 −δy6 |/4 とする(なお、記号||は絶対値を表す)。
【0086】以上の処理によって校正作業が完了する。
この校正作業は、毎回行う必要はなく、1度行っておけ
ばよい。このようにして得られた校正データをメモリに
保存しておけば、後で再利用可能である。
この校正作業は、毎回行う必要はなく、1度行っておけ
ばよい。このようにして得られた校正データをメモリに
保存しておけば、後で再利用可能である。
【0087】ナビゲーションの目的地入力が必要になれ
ば、目的地入力作業を行う。以下、目的地入力の手順を
図8を参照して説明する。
ば、目的地入力作業を行う。以下、目的地入力の手順を
図8を参照して説明する。
【0088】[目的地入力作業] (1) 目的地入力開始スイッチ120を押すと、画面
表示器20の表示画面が画面が図3(a)に示されてい
るようなナビゲーションになり、目的地入力を受け入れ
る状態となる。
表示器20の表示画面が画面が図3(a)に示されてい
るようなナビゲーションになり、目的地入力を受け入れ
る状態となる。
【0089】(2) 目的地入力開始スイッチ120が
押されると、その後、連続して上述の[校正作業]にお
ける(2)〜(7)と同じ処理が行われ、画像上の瞳孔
重心(Xg,Yg)、角膜反射像座標(Px,Py)か
ら、2個の視線パラメータδx=Xg−Px、δy=Y
g−Pyと、角膜反射像への合焦度合を算出する。
押されると、その後、連続して上述の[校正作業]にお
ける(2)〜(7)と同じ処理が行われ、画像上の瞳孔
重心(Xg,Yg)、角膜反射像座標(Px,Py)か
ら、2個の視線パラメータδx=Xg−Px、δy=Y
g−Pyと、角膜反射像への合焦度合を算出する。
【0090】(3) (2)で算出した視線パラメータ
δx、δyは、その都度、[校正作業]における(9)
で既に求めた変換式により、画面表示器20のビゲーシ
ョン画面における位置座標に変換され、変換算出された
座標位置に、図3(a)に示すようなポインタカーソル
Aa(注視領域表示)と眼球状態図形Eとがスーパーイ
ンポーズされる。
δx、δyは、その都度、[校正作業]における(9)
で既に求めた変換式により、画面表示器20のビゲーシ
ョン画面における位置座標に変換され、変換算出された
座標位置に、図3(a)に示すようなポインタカーソル
Aa(注視領域表示)と眼球状態図形Eとがスーパーイ
ンポーズされる。
【0091】(4) 設定したい目的地が画面表示器2
0のナビゲーション画面に現れていない場合には、操作
者がナビゲーション画面の右下方に設定された広域表示
マーカDを注視すると、ポインタカーソルAaが、図8
(a)に示されているように、広域表示マーカD付近に
移動する。なお、視線計測装置の精度に限りがあるた
め、必ずしもポインタカーソルAaが広域表示マーカD
に重なるとは限らない。
0のナビゲーション画面に現れていない場合には、操作
者がナビゲーション画面の右下方に設定された広域表示
マーカDを注視すると、ポインタカーソルAaが、図8
(a)に示されているように、広域表示マーカD付近に
移動する。なお、視線計測装置の精度に限りがあるた
め、必ずしもポインタカーソルAaが広域表示マーカD
に重なるとは限らない。
【0092】(5) ポインタカーソルAaが広域表示
マーカDの近辺に移動した時点で、暫く目を閉じると、
例えば300msec目を閉じると、眼球状態検出部1
60において、網膜反射像が存在しないことから閉眼
(目を閉じること)が検知され、これに基づいてカーソ
ル移動モード制御部171の指示によりカーソル移動制
御部172のカーソル移動モードがディフォルトモード
であるクイックモードよりステップモードへ切り替わ
る。
マーカDの近辺に移動した時点で、暫く目を閉じると、
例えば300msec目を閉じると、眼球状態検出部1
60において、網膜反射像が存在しないことから閉眼
(目を閉じること)が検知され、これに基づいてカーソ
ル移動モード制御部171の指示によりカーソル移動制
御部172のカーソル移動モードがディフォルトモード
であるクイックモードよりステップモードへ切り替わ
る。
【0093】なお、300msecの瞬きは、1回の注
視位置算出に100msecを要するものとした時、3
回連続して網膜反射像が発見されなかったことにより判
定すればよい。また通常の瞬きは約100msecで完
了するため、不用意な瞬きによってモード切り替えが起
こる危険性は少ない。
視位置算出に100msecを要するものとした時、3
回連続して網膜反射像が発見されなかったことにより判
定すればよい。また通常の瞬きは約100msecで完
了するため、不用意な瞬きによってモード切り替えが起
こる危険性は少ない。
【0094】(6) カーソル移動モードが切り替わる
と、カーソル移動モード制御部171から出力された信
号によってカーソル表示形状・色制御部173が機能
し、カーソル移動モードが切り替わったことを操作者に
知らせるため、ポインタカーソルAの形状を楕円形に変
化させる(図3(b)参照)。なお、これは、ポインタ
カーソルAの色を変更しても同様の効果が得られる。
と、カーソル移動モード制御部171から出力された信
号によってカーソル表示形状・色制御部173が機能
し、カーソル移動モードが切り替わったことを操作者に
知らせるため、ポインタカーソルAの形状を楕円形に変
化させる(図3(b)参照)。なお、これは、ポインタ
カーソルAの色を変更しても同様の効果が得られる。
【0095】(7) 引き続き、[校正作業]における
(2)〜(7)と同じ処理の実行によって瞳孔と角膜反
射像の抽出を行い、視線パラメータδx、δyを算出す
る。
(2)〜(7)と同じ処理の実行によって瞳孔と角膜反
射像の抽出を行い、視線パラメータδx、δyを算出す
る。
【0096】さらに、注視領域決定部150において、
δRight 、δLeft、δUpper 、δLower とδx、δyと
の比較を行し、操作者が、図6に示す領域のいずれかを
注視しているかを決定する。
δRight 、δLeft、δUpper 、δLower とδx、δyと
の比較を行し、操作者が、図6に示す領域のいずれかを
注視しているかを決定する。
【0097】図6のいずれの領域が注視されているか
は、以下の判定式によって評価する。
は、以下の判定式によって評価する。
【0098】中央領域CNの注視時 δRight <δx<δLeft かつ δUpper <δy<δLo
wer 真上領域UPの注視時 δRight <δx<δLeft かつ δy≦δUpper 右上領域RUの注視時 δx≦δRight かつ δy≦δUpper 右領域RRの注視時 δx≦δRight かつ δUpper <δy<δLower 右下領域RUの注視時 δx≦δRight かつ δLower ≦δy 真下領域DWの注視時 δRight <δx<δLeft かつ δLower ≦δy 右下領域LDの注視時 δLeft<δx かつ δLower ≦δy 真下領域LLの注視時 δLeft≦δx かつ δUpper <δy<δLower 左上領域LUの注視時 δLeft≦δx かつ δy≦δUpper (8) カーソル移動制御部172の動作により、ポイ
ンタカーソルAbの表示位置が(7)で算出された注視
領域の方向へ所定量、例えば1ドット、ステップ移動
し、ポインタカーソルAbがカーソル表示形状・色制御
部173によって画面表示20のナビゲーション画面に
再描画される。このポインタカーソルAbの移動は、図
7の状態遷移図に基づいて行われる。
wer 真上領域UPの注視時 δRight <δx<δLeft かつ δy≦δUpper 右上領域RUの注視時 δx≦δRight かつ δy≦δUpper 右領域RRの注視時 δx≦δRight かつ δUpper <δy<δLower 右下領域RUの注視時 δx≦δRight かつ δLower ≦δy 真下領域DWの注視時 δRight <δx<δLeft かつ δLower ≦δy 右下領域LDの注視時 δLeft<δx かつ δLower ≦δy 真下領域LLの注視時 δLeft≦δx かつ δUpper <δy<δLower 左上領域LUの注視時 δLeft≦δx かつ δy≦δUpper (8) カーソル移動制御部172の動作により、ポイ
ンタカーソルAbの表示位置が(7)で算出された注視
領域の方向へ所定量、例えば1ドット、ステップ移動
し、ポインタカーソルAbがカーソル表示形状・色制御
部173によって画面表示20のナビゲーション画面に
再描画される。このポインタカーソルAbの移動は、図
7の状態遷移図に基づいて行われる。
【0099】なお、図7において、(x,y)は事前の
ポインタカーソル位置を、(x’,y’)は新たなポイ
ンタカーソル位置を、Δxはx方向の単位移動ステップ
量を、Δyはy方向の単位移動ステップ量を示し、また
矢印付きのCN、UP、RU、RR、RD、DW、L
D、LL、LUは各々注視した領域を示す。
ポインタカーソル位置を、(x’,y’)は新たなポイ
ンタカーソル位置を、Δxはx方向の単位移動ステップ
量を、Δyはy方向の単位移動ステップ量を示し、また
矢印付きのCN、UP、RU、RR、RD、DW、L
D、LL、LUは各々注視した領域を示す。
【0100】操作者は、ポインタカーソルAbの移動結
果を確認して、再び、ポインタカーソルAbを移動した
い方向に軽く目や頭をふる動作を繰り返す。
果を確認して、再び、ポインタカーソルAbを移動した
い方向に軽く目や頭をふる動作を繰り返す。
【0101】すると、(7)、(8)が連続的に実行さ
れ、ポインタカーソルAが徐々に目的の場所、この場
合、広域表示マーカDに近づく。
れ、ポインタカーソルAが徐々に目的の場所、この場
合、広域表示マーカDに近づく。
【0102】(9) 図8(b)に示されているよう
に、ポインタカーソルAが広域表示マーカDに重なり、
300msec程度、目が閉じられると、(5)と同様
に閉眼が検知され、この閉眼検知により広域表示マーカ
Dを選択したことが確定される。
に、ポインタカーソルAが広域表示マーカDに重なり、
300msec程度、目が閉じられると、(5)と同様
に閉眼が検知され、この閉眼検知により広域表示マーカ
Dを選択したことが確定される。
【0103】すると、ナビゲーション地図制御部180
によって地図の縮尺を1ステップ変更し、その地図を再
表示することが行われ、またこれと同時に、カーソル移
動モードがステップモードに設定される。
によって地図の縮尺を1ステップ変更し、その地図を再
表示することが行われ、またこれと同時に、カーソル移
動モードがステップモードに設定される。
【0104】(10) 再表示され地図画面に目的地が
ない時は、再び(4)〜(9)を実行する。一般に
(4)〜(9)が複数回、行われると、目的地を画面内
に表示することができる。
ない時は、再び(4)〜(9)を実行する。一般に
(4)〜(9)が複数回、行われると、目的地を画面内
に表示することができる。
【0105】(11) 画面に目的地が表示、もしくは
目的地近傍が表示されたならば、画面表示器20のナビ
ゲーション画面の上下左右4辺に設定されたスクロール
マーカB近辺を注視し、暫く(300msec程度)目
を閉じてカーソル移動モードの変更を行い、図8(c)
に示されているように、カーソルポインタAbを微動さ
せてスクロールマーカBに重ね合わせ、再び暫く(30
0msec程度)目を閉じて画面スクロールを選択確定
し、ナビゲーション地図制御部180によって画面スク
ロールを行わせる。
目的地近傍が表示されたならば、画面表示器20のナビ
ゲーション画面の上下左右4辺に設定されたスクロール
マーカB近辺を注視し、暫く(300msec程度)目
を閉じてカーソル移動モードの変更を行い、図8(c)
に示されているように、カーソルポインタAbを微動さ
せてスクロールマーカBに重ね合わせ、再び暫く(30
0msec程度)目を閉じて画面スクロールを選択確定
し、ナビゲーション地図制御部180によって画面スク
ロールを行わせる。
【0106】1ステップのスクロール実行後、カーソル
移動モードはクイックモードに自動的に切り替えられ、
ポインタカーソルAの表示を切り替る。
移動モードはクイックモードに自動的に切り替えられ、
ポインタカーソルAの表示を切り替る。
【0107】(12) (11)を複数回行って、目的
地近傍が画面中央に表示されるようにする。
地近傍が画面中央に表示されるようにする。
【0108】(13) 目的地近傍が画面中央に表示さ
れれば、図8(d)に示されているように、詳細表示マ
ーカCを選択確定して画面を拡大表示する。この詳細表
示マーカCの選択確定は、先に述べた広域表示マーカD
の選択確定と同様に行われればよい。(13)を複数回
繰り返し、真の目的地近辺が画面に詳細表示されるよう
にする。
れれば、図8(d)に示されているように、詳細表示マ
ーカCを選択確定して画面を拡大表示する。この詳細表
示マーカCの選択確定は、先に述べた広域表示マーカD
の選択確定と同様に行われればよい。(13)を複数回
繰り返し、真の目的地近辺が画面に詳細表示されるよう
にする。
【0109】(14) 真の目的地が画面に詳細表示さ
れれたら、操作者は設定したい目的地を注視する。これ
によりポインタカーソルAaはクイックモードによりそ
の注視位置である目的地近傍にまで一気に移動する。
れれたら、操作者は設定したい目的地を注視する。これ
によりポインタカーソルAaはクイックモードによりそ
の注視位置である目的地近傍にまで一気に移動する。
【0110】その後、約300msecの閉眼によって
カーソル移動モードをステップモード切り替え、ポイン
タカーソルAbを、図8(e)に示されているように、
所定の位置までステップ移動させて目的場所に合致させ
る。
カーソル移動モードをステップモード切り替え、ポイン
タカーソルAbを、図8(e)に示されているように、
所定の位置までステップ移動させて目的場所に合致させ
る。
【0111】ポインタカーソルAbが目的場所に合致し
たら、約300msecの閉眼によって位置を確定す
る。
たら、約300msecの閉眼によって位置を確定す
る。
【0112】上述のようにして目的地が確定すると、ナ
ビゲーション地図制御部180において、現在地から目
的地までの最適経路が計算され、地図上にセットされ
る。
ビゲーション地図制御部180において、現在地から目
的地までの最適経路が計算され、地図上にセットされ
る。
【0113】画面表示器20のナビゲーション画面が図
3(a)に示されているような画面に戻り、目的地に向
けたナビゲーションが開始される。
3(a)に示されているような画面に戻り、目的地に向
けたナビゲーションが開始される。
【0114】次に図9、図10を参照してこの発明によ
るコンソール用視線入力装置の他の実施の形態を説明す
る。
るコンソール用視線入力装置の他の実施の形態を説明す
る。
【0115】図9に示されている実施の形態では、ステ
ップ移動量変更部210が設けられている。ステップ移
動量変更部210は、注視領域決定部150より注視領
域の決定結果を取り込み、複数回の顔画像のサンプリン
グに亙って連続して同一領域を注視していたと判定すれ
ば、換言すれば同一領域の注視時間が所定値に達すれ
ば、1回当りのポインタカーソルAbのステップ移動量
(Δx、Δy)を大きくする。
ップ移動量変更部210が設けられている。ステップ移
動量変更部210は、注視領域決定部150より注視領
域の決定結果を取り込み、複数回の顔画像のサンプリン
グに亙って連続して同一領域を注視していたと判定すれ
ば、換言すれば同一領域の注視時間が所定値に達すれ
ば、1回当りのポインタカーソルAbのステップ移動量
(Δx、Δy)を大きくする。
【0116】これにより、仮に上述の[目的地入力作
業]において、入力目的位置と離れた位置でステップモ
ードに移行しても、素早く目的位置までポインタカーソ
ルAbを移動させることができる。
業]において、入力目的位置と離れた位置でステップモ
ードに移行しても、素早く目的位置までポインタカーソ
ルAbを移動させることができる。
【0117】これは、もちろん、同一領域の注視時間に
応じて1回当りのポインタカーソルAbのステップ移動
量を徐々に大きくするようにしてもよい。
応じて1回当りのポインタカーソルAbのステップ移動
量を徐々に大きくするようにしてもよい。
【0118】図10に示されている実施の形態では、注
視時間計測部220が設けられている。注視時間計測部
220は、注視位置算出部150より注視位置の算出結
果を取り込み、同一位置の注視時間が所定値に達したこ
とを計測し、このことをカーソル移動モード制御部17
1へ通達する。
視時間計測部220が設けられている。注視時間計測部
220は、注視位置算出部150より注視位置の算出結
果を取り込み、同一位置の注視時間が所定値に達したこ
とを計測し、このことをカーソル移動モード制御部17
1へ通達する。
【0119】カーソル移動モード制御部171は、注視
時間計測部220より通達を受けることによって、瞬き
に代えてカーソル移動モードを切り替える。
時間計測部220より通達を受けることによって、瞬き
に代えてカーソル移動モードを切り替える。
【0120】これにより、この実施の形態では、操作者
が同じ位置を所定時間に亙って注視することによりステ
ップモードとクイックモードとの切り替えが行われる。
が同じ位置を所定時間に亙って注視することによりステ
ップモードとクイックモードとの切り替えが行われる。
【0121】以上のように、この発明の実施の形態とし
て、車載用ナビゲーション装置の目的地入力を例に上げ
たが、この発明によるコンソール用視線入力装置は、こ
れに限られることはなく、例えば、コンピュータにおけ
るCAD、ワードプロセッサ、ファイル操作等における
入力手段としても適用され得るものである。
て、車載用ナビゲーション装置の目的地入力を例に上げ
たが、この発明によるコンソール用視線入力装置は、こ
れに限られることはなく、例えば、コンピュータにおけ
るCAD、ワードプロセッサ、ファイル操作等における
入力手段としても適用され得るものである。
【図1】この発明によるコンソール用視線入力装置を適
用された車載ナビゲーション装置の車載状態を示す説明
図である。
用された車載ナビゲーション装置の車載状態を示す説明
図である。
【図2】この発明によるコンソール用視線入力装置を適
用された車載ナビゲーション装置の全体構成を示すブロ
ック線図である。
用された車載ナビゲーション装置の全体構成を示すブロ
ック線図である。
【図3】(a)、(b)はこの発明によるコンソール用
視線入力装置を適用された車載ナビゲーション装置にお
けるクイックモード時とステップモード時の画面表示例
を示す説明図である。
視線入力装置を適用された車載ナビゲーション装置にお
けるクイックモード時とステップモード時の画面表示例
を示す説明図である。
【図4】(a)、(b)はこの発明によるコンソール用
視線入力装置を適用された車載ナビゲーション装置にお
ける校正作業時の画面表示例を示す説明図である。
視線入力装置を適用された車載ナビゲーション装置にお
ける校正作業時の画面表示例を示す説明図である。
【図5】この発明によるコンソール用視線入力装置にお
ける網膜反射像の抽出処理プロセスを示す説明図であ
る。
ける網膜反射像の抽出処理プロセスを示す説明図であ
る。
【図6】この発明によるコンソール用視線入力装置にお
けるカーソルステップ移動のための領域設定例を示す説
明図である。
けるカーソルステップ移動のための領域設定例を示す説
明図である。
【図7】この発明によるコンソール用視線入力装置にお
けるポインタカーソルの移動方向の状態遷移図である。
けるポインタカーソルの移動方向の状態遷移図である。
【図8】(a)〜(e)はこの発明によるコンソール用
視線入力装置を適用された車載ナビゲーション装置にお
ける目的地設定処理における画面表示の遷移を示す説明
図である。
視線入力装置を適用された車載ナビゲーション装置にお
ける目的地設定処理における画面表示の遷移を示す説明
図である。
【図9】この発明によるコンソール用視線入力装置を適
用された車載ナビゲーション装置の他の実施の形態を示
すブロック線図である。
用された車載ナビゲーション装置の他の実施の形態を示
すブロック線図である。
【図10】この発明によるコンソール用視線入力装置を
適用された車載ナビゲーション装置の他の実施の形態を
示すブロック線図である。
適用された車載ナビゲーション装置の他の実施の形態を
示すブロック線図である。
10 ナビゲーション装置 20 画面表示器 30 目的地入力開始スイッチ 40 校正開始スイッチ 100 画像入力部 110 第1照明器 120 第2照明器 130 照明発光制御部 140 注視位置計測部 150 注視領域決定部 160 眼球状態検出部 170 カーソル表示制御部 180 ナビゲーション地図制御部 190 校正処理部 200 全体制御部 210 ステップ移動量変更部 220 注視時間計測部
Claims (6)
- 【請求項1】 入力位置マークを画面表示し、入力位置
マークの表示位置を入力位置とするコンソール用視線入
力装置において、 操作者の顔面領域の画像を入力する画像入力手段と、 前記画像入力手段による画像データから操作者の注視位
置を計測する注視位置計測手段と、 前記注視位置計測手段によって計測された注視位置より
操作者の視線方向が属する領域を決定する注視領域決定
手段と、 前記注視領域決定手段によって決定された領域の方向に
前記入力位置マークをステップ移動させる入力位置マー
ク移動制御手段と、 を有していることを特徴とするコンソール用視線入力装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコンソール用視線入力
装置において、前記入力位置マークのステップ移動量を
操作者の同一領域の注視時間に応じて変更するステップ
移動量変更手段を有していることを特徴とするコンソー
ル用視線入力装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のコンソール用
視線入力装置において、前記入力位置マーク移動制御手
段は、前記注視領域決定手段によって決定された領域の
方向に前記入力位置マークをステップ移動させるステッ
プモードと、前記注視位置計測手段によって計測された
注視位置に前記入力位置マークを一気に移動させるクイ
ックモードとを有し、何れか一方のモードを選択設定さ
れることを特徴とするコンソール用視線入力装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のコンソール用視線入力
装置において、操作者の瞬きを検出する眼球状態検出部
を有し、前記眼球状態検出部により検出される操作者の
瞬きによって前記モードが切り替えられることを特徴と
するコンソール用視線入力装置。 - 【請求項5】 請求項3記載のコンソール用視線入力装
置において、同一位置の注視時間が所定値に達したこと
を計測する注視時間計測手段を有し、前記注視時間計測
手段により同一位置の注視時間が所定値に達したことが
計測されることによって前記モードが切り替えられるこ
とを特徴とするコンソール用視線入力装置。 - 【請求項6】 請求項3〜5の何れかに記載のコンソー
ル用視線入力装置において、前記ステップモードと前記
クイックモードとで前記入力位置マークの形状、色を変
更する入力位置マーク形状・色制御手段を有しているこ
とを特徴とするコンソール用視線入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327493A JPH09167049A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | コンソール用視線入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7327493A JPH09167049A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | コンソール用視線入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09167049A true JPH09167049A (ja) | 1997-06-24 |
Family
ID=18199775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7327493A Pending JPH09167049A (ja) | 1995-12-15 | 1995-12-15 | コンソール用視線入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09167049A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000305685A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-11-02 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 予測をユーザに示す方法および記録媒体 |
| JP2007073053A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Thomson Licensing | グラフィカル・バー内のボタンの選択の方法、及びこの方法を実施する受信器 |
| US7299421B2 (en) | 2001-05-07 | 2007-11-20 | Yamaha Corporation | Screen change control apparatus and method using tabs |
| JP2009009562A (ja) * | 2007-06-12 | 2009-01-15 | Sega Corp | 入力装置を制御し、コリジョンデータを生成し、カメラ角度を制御する方法およびシステム |
| JP2009054101A (ja) * | 2007-08-29 | 2009-03-12 | Saga Univ | 視線入力装置、視線入力方法、及び、視線入力プログラム |
| JP2010205099A (ja) * | 2009-03-05 | 2010-09-16 | Univ Of Miyazaki | 眼電位を用いたマウスカーソル制御システム |
| JP2012141988A (ja) * | 2011-01-05 | 2012-07-26 | Visteon Global Technologies Inc | 視標追跡人間機械相互作用制御システムのためのシステム準備スイッチ |
| JP2014196086A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 富士重工業株式会社 | 輸送機器用表示装置 |
| JP2014196085A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 富士重工業株式会社 | 輸送機器用表示装置 |
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| US9753535B2 (en) | 2013-05-09 | 2017-09-05 | Denso Corporation | Visual line input apparatus |
| US10067726B2 (en) | 2013-03-29 | 2018-09-04 | Subaru Corporation | Display device for vehicle |
| JP2019079091A (ja) * | 2017-10-20 | 2019-05-23 | 株式会社富士通ビー・エス・シー | 移動体制御プログラム、移動体制御方法および情報処理装置 |
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| WO2021110579A1 (en) * | 2019-12-03 | 2021-06-10 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Method for remotely controlled driving of a motor vehicle comprising a teleoperator, computer program product, and teleoperation driving system |
-
1995
- 1995-12-15 JP JP7327493A patent/JPH09167049A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2020204915A (ja) * | 2019-06-17 | 2020-12-24 | キヤノン株式会社 | 電子機器およびその制御方法 |
| WO2021110579A1 (en) * | 2019-12-03 | 2021-06-10 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Method for remotely controlled driving of a motor vehicle comprising a teleoperator, computer program product, and teleoperation driving system |
| US12253853B2 (en) | 2019-12-03 | 2025-03-18 | Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh | Method for remotely controlled driving of a motor vehicle comprising a teleoperator, computer program product, and teleoperation driving system |
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