JPH09167539A - シートボタンパネル及びシートボタンパネル形成方法 - Google Patents

シートボタンパネル及びシートボタンパネル形成方法

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JPH09167539A
JPH09167539A JP32876495A JP32876495A JPH09167539A JP H09167539 A JPH09167539 A JP H09167539A JP 32876495 A JP32876495 A JP 32876495A JP 32876495 A JP32876495 A JP 32876495A JP H09167539 A JPH09167539 A JP H09167539A
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JP
Japan
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button
flexible sheet
sheet
plate
button panel
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Application number
JP32876495A
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English (en)
Inventor
Tsunehisa Watanabe
辺 恒 久 渡
Tadayoshi Shimoyama
山 忠 好 下
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
Application filed by YKK Corp, Yoshida Kogyo KK filed Critical YKK Corp
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Publication of JPH09167539A publication Critical patent/JPH09167539A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/044Injection moulding
    • H01H2229/046Multi-colour or double shot injection moulding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2229/00Manufacturing
    • H01H2229/044Injection moulding
    • H01H2229/047Preformed layer in mould

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  • Manufacture Of Switches (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、スイッチボタンに段差を設けるとと
もに可撓シートのボタン部に剛性を持たせることを可能
とし、外観上に優れ、高級感を有するシートボタンパネ
ルを提案することを目的とする。 【解決手段】本発明のシートボタンパネルは、可撓シー
トを、ボタン部に窓を形成する樹脂板の裏面に固定し、
前記窓から前記可撓シートを露出させてスイッチボタン
としたシートパネルボタンであって、前記可撓シートの
ボタン部周縁に、前記樹脂板に固定されない環状可撓部
を形成し、前記可撓シートのボタン部の裏面に裏打材を
形成して前記スイッチボタンを形成したシートボタンパ
ネルにより上記課題を解決している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可撓シートと樹脂板と
組み合わせ、可撓シートの一部を表面に露出させててこ
れをスイッチボタンとしたシートボタンパネルの構造及
びその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシートボタンパネルは、複数の
スイッチボタンを所定位置に配列した板状のシートスイ
ッチボタンであって、特に樹脂板の表面に形成した窓か
ら覗く可撓シートをスイッチボタンとし、この部分を押
圧することによって、その下部に配置されるスイッチ本
体を操作するパネルである。
【0003】従来、この種のシートボタンパネル形成方
法としては、例えば、特公平4−11094号公報に開
示される技術が一般的に知られている。この技術は、可
撓シートを2つの型で両側から押圧してエンボスを形成
するとともに、エンボス周縁の空間に樹脂を射出し、可
撓シートと樹脂とが一体化した、エンボス下部に窓を形
成した樹脂加工品を形成する技術である。
【0004】このような一般的なシートボタンパネルで
は、このスイッチボタンを押圧すると、可撓シートに形
成されたエンボス自体がたわんで、下側のスイッチ本体
をオン、オフさせることができる。
【0005】
【発明が解決する課題】しかしながら、上記した従来の
シートボタンパネルにおいては、可撓シート全体がパネ
ル表面に表れてしまう。このため、ボタン部とその他の
部分との区別はエンボスによる凹凸のみであるため、ボ
タン部の位置を明確にする必要のある機器によっては、
デザイン上、可動するボタン部に段差をつけた構造とし
たい場合があり、上記構造は望ましくない場合がある。
また、スイッチを入れる際、ボタン自体が凹む構造は商
品の高級感を損なう場合があり、商品によってはかかる
構造を取り得ない場合がある。
【0006】一方、単純に可撓シートのボタン部の裏面
に裏打材を張り付けることもできるが、上記したように
スイッチボタンに剛性を持たせてたわまない構造とした
場合、裏打材が可撓シートのボタン部の移動の自由度を
奪い、スイッチとして機能させることがむずかしい。
【0007】そこで、この発明の目的は、スイッチボタ
ンに段差を設けるとともに可撓シートのボタン部に剛性
を持たせることを可能とし、外観上に優れ、高級感を有
するシートボタンパネルを提案することを目的とし、ま
た、かかるシートボタンパネルの形成方法を提案するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓シート
を、ボタン部に窓を形成する樹脂板の裏面に固定し、前
記窓から前記可撓シートを露出させてスイッチボタンと
したシートパネルボタンであって、前記可撓シートのボ
タン部周縁に、前記樹脂板に固定されない環状可撓部を
形成し、前記可撓シートのボタン部の裏面に裏打材を形
成して前記スイッチボタンを形成したシートボタンパネ
ルを提案して上記課題を解決している。。
【0009】また、所定の位置にボタン部を有する可撓
シートの上面に、該ボタン部より広い窓を有する熱接着
層を形成する工程と、前記可撓シートの上面には前記ボ
タン部に隣接するように合成樹脂材を射出成形する工程
と、前記可撓シートの前記ボタン部には裏面側から合成
樹脂材を射出形成し表面側に突出させてスイッチボタン
を形成する工程からなるシートボタンパネル形成方法に
より、上記シートボタンパネルを形成することができ
る。
【0010】
【実施例】本発明の第1実施例を図1乃至図7に基づい
て説明する。図1は本発明に係るシートボタンパネルの
側断面図、図2及び図3は熱接着層の形成状態を示す説
明図、図4はシートボタンパネルの作動の説明図であ
る。また、図5乃至図7は、同シートボタンパネルの製
造工程の説明図である。なお、通常、シートボタンパネ
ルは複数のスイッチボタンを一体に形成したものである
が、本実施例では、便宜的に1つのスイッチボタンを持
つシートボタンパネルとしてある。
【0011】図1に示すように、シートボタンパネル1
は、ポリエステル等の薄い合成樹脂シートである可撓シ
ート2を、スチレン樹脂等によって形成された表面樹脂
板3と裏面樹脂板4との間にインサート成形してなる板
体である。表面及び裏面樹脂板3、4のそれぞれには所
定位置に窓3a、4aが開口されている。そして、これ
ら窓3a、4aに対応する、可撓シート2のボタン部2
aを上側に突出させており、さらに、その裏面には合成
樹脂を裏打体5aとして充填し、スイッチボタン5を構
成している。
【0012】裏面樹脂板4の窓4aには、表面樹脂板3
の窓3aより大きく、この部分の可撓シート2におい
て、両者が重ならない環状可撓部2bが形成される。環
状可撓部2bは、上方に小径となる緩やかなテーパー面
を有しており、通常はスイッチボタン5が表面樹脂板3
の窓3aから突出する位置に保持する。この環状可撓部
2bの上面は表面樹脂板3に対し接着されていない。こ
の接着部分、非接着部分の選択は、可撓シート2の表裏
に形成する熱接着層8、9によって行なわれる。
【0013】図2、図3を用いて、この熱接着層8、9
の形成状態を示す。なお、図2に示す可撓シート2Aは
便宜的に複数のスイッチボタンが形成されており、図1
で説明した可撓シート2と形状を異にする。図3は、図
2のX−X線における断面図である。可撓シート2Aに
は複数のボタン部2aが形成されており、表面において
はこのボタン部2aおよびその周縁に形成された環状可
撓部2bを残すように、熱接着層8を形成する。また、
裏面には全面に熱接着層9を形成している。これら熱接
着層8、9は、可撓シート2Aに印刷される文字や模様
の加飾と同様に、印刷方式により形成される。
【0014】上記の如く形成した可撓シート2にインサ
ート成形の手法により、表面樹脂板3、裏面樹脂板4、
さらに裏打材5aを形成する。可撓シート2の表面には
環状可撓部2bに重なるように表面樹脂板3が形成され
るが、熱接着層8が形成されていない同部分においては
可撓シート2と表面樹脂板3とが接着されない。一方、
裏面においては、裏面樹脂板4、裏打材5aを所定の位
置に形成し、これら部分においてのみ接着着層9が働い
て選択的に接着される。
【0015】図4を用いて、同シートボタンパネルの作
用を説明する。上記したように構成されたシートボタン
パネル1においては、そのボタン部2aを押すと、環状
可撓部2bは表面樹脂板3と接着されていないために、
この部分がたわんで、スイッチボタン5が降下する。ま
た、ボタン部2aにかけた力を解除すると、環状可撓部
2bの復元力により、スイッチボタン5が元の位置に戻
る。シートボタンパネルを図示しない機器の所定の位置
に取り付けることにより、スイッチボタン5の下側に配
置されるスイッチ本体をオン・オフさせることができ
る。
【0016】上記作動の際、可撓シート2のボタン部2
aは合成樹脂により裏打ちされているために、ボタン部
2a自体がへこむことはない。このため、可撓シートの
ボタン部2aをエンボスとし、これをスイッチとしてい
た従来のシートボタンパネルに比べてスイッチとしての
存在感があり、さらに、耐久性にも優れるシートボタン
パネルとなる。また、スイッチボタン5の動きを許容す
る環状可撓体2bが表面樹脂板3により覆われるので、
外観にも優れたシートボタンパネルを形成することがで
きる。
【0017】次に、図5乃至図7を用いて、上記シート
ボタンパネルの製造方法を説明する。本実施例の製造方
法は、第1の金型Aにより可撓シート2と表面樹脂板3
とを固定した中間成形品1Xを作る一次工程(図5)
と、第2の金型Bにより中間成形品1Xに対し裏面樹脂
板4とスイッチボタン裏打材5aとを射出成形してシー
トボタンパネル1を完成させる二次工程(図6、図7)
とからなる。
【0018】図5に示すように、第1の金型Aはキャビ
ティプレートA1と固定側プレートA2とから構成され
る。キャビティプレートA1には、表面樹脂板3に対応
するキャビティ11が形成されており、また固定側プレ
ートA2には可撓シート2を位置決め載置する。
【0019】まず、所定の形状に成形され、表面に文字
や模様等が印刷された可撓シート2を、固定側プレート
A2の凹部に載置し、キャビティプレートA1を閉じて
固定側プレートA2との間に固定する。この可撓シート
2の表面にはその周縁部2cに前述した熱接着層8が形
成され、また裏面には全面に熱接着層9が形成されてい
る。なお、同図に示すように、表面側の熱接着層8は、
ボタン部2a、環状可撓部2bには形成されていない。
【0020】以上のように準備を終えると、樹脂射出成
形機のノズル10から樹脂を射出路11aを介してキャ
ビティ11に注入し、表面樹脂板3を成形する。加熱さ
れた樹脂に熱接着層8が接触し、樹脂が冷えて硬化する
と、表面樹脂板3と可撓シート2とが同部分において接
着固定される。また可撓シート2はキャビティプレート
A1の突出部13と固定側プレートA2の突出部19と
の間に挟まれ、この部分には樹脂がまわらないために、
この部分に表面樹脂板3の窓3aが形成される。表面樹
脂層3の一部が可撓シート2の環状可撓部2bに重なる
が、同部分は熱接着層8が形成されていないので、可撓
シート2と表面樹脂板3とは接着されない。そして、樹
脂の硬化が完了すると、第1の金型Aを開いて、可撓シ
ート2が表面樹脂板3に接着された中間成形品1Xを取
出す
【0021】次に、図6に示すように、この中間成形品
1Xを第2の金型Bにはめ込んで、二次工程を行う。第
2の金型Bは中間成形品1Xを保持するキャビティプレ
ートB1、中間成形品1Xとの間に裏面樹脂板形成用の
キャビティを有するコアプレートB2、さらに最下層の
固定側プレートB3を組み合わせて成る。
【0022】同図に示すように、中間成形品1Xをコア
プレートB2上に載置したうえで、キャビティプレート
B1を閉じると、中間成形品1Xの表面樹脂板3の上面
が凹部17に密着し、さらにコアプレートB2中央に形
成された突出部16が中間成形品1Xの下面に密接して
これを固定する。
【0023】上記した状態にあっては、キャビティプレ
ートB1と中間成形品1Xとの間にスイッチボタン形成
用の第1キャビティ15Aが形成され、コアプレートB
2と中間成形品1Xとの間にスイッチボタン形成用の第
2キャビティ15B及び裏面樹脂板形成用キャビティ1
4が形成される。
【0024】そして、図7に示すように、ノズル10か
ら固定側プレートB3の導入路18、コアプレートの導
入路14a、15aを介して、キャビティ14、15B
に樹脂を注入する。裏面樹脂板形成用キャビティ14に
注入された樹脂は、熱接着層9によって可撓シート2に
接着固定される。また第2スイッチボタン用キャビティ
15Bに注入された樹脂は、その熱と射出圧力により可
撓シート2を第1スイッチボタン用キャビティ15A方
向に押圧して裏打材5aとなり、熱接着層9の働きによ
り可撓シート2に接着されて、スイッチボタン5を形成
する。
【0025】上記二次工程を終了し、各プレートB1、
B2、B3を分割し、導入路18、14a、15a内で
硬化したスプルー及びシートボタンパネル1を取出し、
一連の作業を完了する。
【0026】本発明の第2実施例を図8乃至図12を用
いて説明する。本実施例は、第1実施例と同様のシート
ボタンパネルを回転式金型を使って製造する方法に関す
る。それぞれの図は、本実施例のシートボタンパネル製
造工程を示す説明図である。
【0027】図8に示すように、金型Cは、軸20を中
心に回転可能なキャビティプレートC1と、同キャビテ
ィプレートC1との間でキャビティを形成するコアプレ
ートC2、さらに最下層の固定側プレートC3とから構
成される。同金型Cは、中間成形品1Xを形成する一次
工程部Caと、さらに加工を加えてシートボタンパネル
完成品とする二次工程部Cbとを有する。
【0028】まず、一次工程においては、一次工程部C
aのコアプレートC2上に可撓シート2を載置し、キャ
ビティプレートC1を重ねると、これらプレートC1、
C2の間にはキャビティ21が形成される。このキャビ
ティ21に射出成形機のノズル10Aから一次工程部C
a側の導入路28、21aを介して樹脂を射出し、表面
樹脂板3を成形する。この工程により、金型Cの一次工
程部Ca側に、表面樹脂板3と可撓シート2が一体とな
った中間成形品1Xが形成される。
【0029】キャビティプレートC1に形成された突出
部24が可撓シート2のボタン部2aに密着するため、
この部分に樹脂が回り込まず、表面樹脂板3の窓3aが
形成される。また、第1実施例と同様に、可撓シート2
表面に形成された熱接着層8の働きにより、可撓シート
2はボタン部2a及びその周囲の非溶着部12を残して
表面樹脂板3に接着される。
【0030】以上、一次工程を終了すると、図9に示す
ように、各プレートC1、C2、C3を分割し、導入路
28、21a内に残ったスプルー51を排除する。この
際、中間成形品1Xは接触面積がより大きいキャビティ
プレートC1側に残り、コアプレートC2から離れる。
【0031】次に、図10に示すように、上記状態でキ
ャビティプレートC1を軸20を中心に回転させ、中間
成形品1Xを保持したキャビティ21を二次工程部Cb
に移動させて二次成形の準備を行う。なお、キャビティ
プレートC1に形成される2つのキャビティ21、21
はそれぞれ同一の形状を有する。
【0032】また、他方の一次工程部Caでは、コアプ
レートC2上に新たな可撓シート2を載置して一次成形
の準備を行う。キャビティプレートC1の突出部24の
中央部はへこんでスイッチボタン形成用の第1キャビテ
ィ23Aが形成され、この第1キャビティ23Aに対応
するようにコアプレートC2側には第2キャビティ23
Bが形成される。なお、これら第1キャビティ23A及
び第2キャビティ23Bを合わせて、スイッチボタン形
成用キャビティ23を構成する。
【0033】そして、上記準備を終了すると、図11に
示すように、各プレートC1、C2、C3を組み合わせ
て閉じる。この状態において、二次工程部Cbには、コ
アプレートC2と中間成形品1Xとの間に裏面樹脂板形
成用のキャビティ27が形成さる。そして、射出成形機
のノズル10Bから二次工程部Cb側の導入路29、2
2a、23aを介して、樹脂を各キャビティ23、27
に射出する。
【0034】スイッチボタン形成用キャビティ23にお
いては、第2キャビティ23B側から射出された樹脂
は、熱と射出圧力によって可撓シート2を第1キャビテ
ィ23A側に押圧し(図10、図11参照)、裏打材5
aが形成されて熱接着層9により可撓シート2のボタン
部2aと一体に接着されてスイッチボタン5が形成され
る。
【0035】また、裏面樹脂板形成用キャビティ27に
おいては、射出された樹脂により裏面樹脂板4が形成さ
れ、この裏面樹脂板4は熱接着層9により可撓シート2
の周縁部2cと一体に接着される。
【0036】他方、一次工程部Ca側にも、同時に射出
成形機のノズル10Aから導入路28、21aに樹脂を
射出すると、樹脂はキャビティ21に至り表面樹脂板3
が形成される。図8に示す工程と同様に、表面樹脂板3
と可撓シート2とを一体に接着して、中間成形品1Xを
形成する。
【0037】上記した工程が終了すると、図12に示す
ように、金型Cを再度分割し、一次工程部Ca、二次工
程部Cbそれぞれに残ったスプール51、52を排出し
たうえ、完成品となったシートボタンパネル1を二次工
程部Cbから取出す。一次工程部Ca側のキャビティプ
レートC1に残った中間成形品1Xはそのまま残し、図
10に示す工程に戻って、一連の作業を繰り返す。
【0038】以上説明した、第2実施例の製造方法によ
っては、回転式金型を使うことにより、第1実施例で説
明した一次工程及び二次工程を連続して同時に行うこと
ができ、シートボタンパネルを迅速に大量生産すること
ができる。
【0039】次に、本発明の第3実施例を図13及び図
14に基づいて説明する。本実施例のシートボタンパネ
ルは裏面樹脂板を有さず、それにともなって一回の工程
でシートボタンパネルを製造する方法である。図13及
び図14はいずれも本実施例のシートボタンパネル製造
工程を示す説明図である。
【0040】図13に示すように、本実施例の金型Dも
キャビティプレートD1と、同キャビティプレートD1
との間でキャビティを形成するコアプレートD2、さら
に下層の固定側プレートD3とから構成される。
【0041】上面においてボタン部2aならびに環状可
撓部2bを除いた周縁部2cに、下面において全体に熱
接着層8、9が形成された可撓シート2を、コアプレー
トD2上に載置し、それぞれ、キャビティプレートD1
を閉じる。この状態にあっては、両プレートD1、D2
間に、表面樹脂板形成用キャビティ31及び合わせてス
イッチボタン形成用キャビティ32を構成する第1キャ
ビティ32A、第2キャビティ32Bが形成される。
【0042】そして、同図に示すように、射出成形機の
ノズル10Bから導入路35、31aを介して樹脂を射
出することにより、表面樹脂板3を形成する。この場
合、第1及び第2実施例と同様に、キャビティプレート
D1の突出部33が、コアプレートD2側の突出部38
との間に可撓シート2のボタン部2aを挟みこむために
樹脂がまわらず、表面樹脂板3に窓3aが形成される。
表面樹脂層3と可撓シート2とは、熱接着層8の働きに
より強固に接着される。
【0043】次に、図14に示すように、表面樹脂板3
が十分に硬化し、可撓シート2に対して確実に接着され
た後、ノズル10Aから樹脂を射出する。導入路36、
32aを介して、スイッチボタン形成用の第2キャビテ
ィ32Bに射出された樹脂は、その熱と射出圧力により
可撓シート2のボタン部2aを第1キャビティ32A側
に押上げ、裏打材5aを形成する。この裏打ち材5aも
熱接着層9の働きにより可撓シート2に強固に接着さ
れ、スイッチボタン5が形成される。
【0044】以上のように構成したシートボタンパネル
1は、可撓シート2が単に表面樹脂板3の裏側に固定さ
れた構造を有する。同シートボタンパネル1では、可撓
シート2のボタン部2aの上面は表面樹脂板3の上面と
同じレベルの高さとしてあるために、例えば携帯電話等
のようにバッグにいれて持ち運ばれるもの等、誤ってス
イッチボタンが押されてしまうことを防止することがで
きる。もちろん、さらにボタン部2a上面の高さを低く
し、スイッチボタン5が表面樹脂板3より下がった状態
とすることもできる。
【0045】本実施例の製造方法によれば、前記2つの
実施例と異なり、製造工程を一次、二次に分ける必要が
なく、作業工程が少なくなるので、より製造効率に優れ
るという効果を有する。
【0046】最後に、第4実施例のシートボタンパネル
1を、図15に基づいて説明する。このシートボタンパ
ネル1は、第1及び第2実施例と同様に、可撓シート2
を表面樹脂板3及び裏面樹脂板4との間に挟みこんで一
体に形成したものであって、これら樹脂層3、4の窓3
a、4aの位置にボタンスイッチ5を形成したものであ
る。
【0047】本実施例では、特に、可撓シート2に複数
の穴41から露出した表面樹脂板3の樹脂に、裏面樹脂
板4の樹脂が接触して溶着され、可撓シート2の固定を
より強固に行うことができる特徴と有する。なお、かか
るシートボタンパネル1は、上記第1及び第2実施例で
説明した方法で製造することができる。
【0048】なお、これら実施例において示した、スイ
ッチボタン5の数、形状、配置は一例であって、多様な
構造が選択できることはもちろんである。また、表面樹
脂板3や可撓シート2のボタン部2aに印刷加飾する等
の工程が前後に加えられることも勿論である。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ボタンスイッチに剛性
を持たせる一方、可撓シートのボタン部の周縁に環状可
撓部を設けてこのボタンスイッチの移動を可能としたた
め、スイッチの位置を明確にし、且つ高級感のあるシー
トボタンパネルを構成することができる。また、ボタン
スイッチの可撓部を表面の樹脂層が覆うために、外観に
も優れたシートボタンパネルを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のシートボタンパネルの側断面図で
ある(通常時)。
【図2】第1実施例の可撓シートにおける熱接着層の形
成状態を示す、可撓シートの平面図である。
【図3】図2におけるX−X線による断面図である。
【図4】第1実施例のシートボタンパネルの側断面図で
ある(スイッチボタン押圧時)。
【図5】第1実施例のシートボタンパネルの製造方法の
説明図である(一次工程時・中間成形品形成)。
【図6】第1実施例のシートボタンパネルの製造方法の
説明図である(二次工程時)。
【図7】第1実施例のシートボタンパネルの製造方法の
説明図である(二次工程時)。
【図8】第2実施例のシートボタンパネルの製造方法の
説明図である(一次工程時)。
【図9】第2実施例のシートボタンパネルの製造方法の
説明図である(一次工程時)。
【図10】第2実施例のシートボタンパネルの製造方法
の説明図である(二次工程時)。
【図11】第2実施例のシートボタンパネルの製造方法
の説明図である(二次工程時)。
【図12】第2実施例のシートボタンパネルの製造方法
の説明図である(二次工程時)。
【図13】第3実施例のシートボタンパネルの製造方法
の説明図である(表面樹脂板形成)。
【図14】第3実施例のシートボタンパネルの製造方法
の説明図である(スイッチボタン形成)。
【図15】第4実施例のシートボタンパネルの側断面図
である。
【符号の説明】
1・・・シートボタンパネル 2・・・可撓シート 2a・・・ボタン部 2b・・・環状可撓部 3・・・表面樹脂板(樹脂板) 4・・・裏面樹脂板 5・・・ボタンスイッチ 8・・・熱接着層 9・・・熱接着層 A・・・第1の金型(第1実施例) B・・・第2の金型(第1実施例) C・・・回転式金型(第2実施例) D・・・金型(第3実施例)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓シートを、ボタン部に窓を形成する
    樹脂板の裏面に固定し、前記窓から前記可撓シートを露
    出させてスイッチボタンとしたシートパネルボタンであ
    って、 前記可撓シートのボタン部周縁に、前記樹脂板に固定さ
    れない環状可撓部を形成し、前記可撓シートのボタン部
    の裏面に裏打材を形成して前記スイッチボタンを形成し
    たことを特徴とするシートボタンパネル。
  2. 【請求項2】 所定の位置をボタン部とし、さらにその
    周縁を環状可撓部として、これらボタン部と環状可撓部
    とを除いた上面に熱接着層を形成した可撓シートを金型
    内に載置する工程と、 前記可撓シートの上面に前記ボタン部に隣接するように
    合成樹脂材を射出成形する工程と、 前記可撓シートの前記ボタン部には裏面側から合成樹脂
    材を射出形成し表面側に突出させてスイッチボタンを形
    成する工程と、 を有することを特徴とするシートボタンパネル形成方
    法。
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