JPH0916794A - 図形指示における視覚的フィードバック方法 - Google Patents

図形指示における視覚的フィードバック方法

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JPH0916794A
JPH0916794A JP7162131A JP16213195A JPH0916794A JP H0916794 A JPH0916794 A JP H0916794A JP 7162131 A JP7162131 A JP 7162131A JP 16213195 A JP16213195 A JP 16213195A JP H0916794 A JPH0916794 A JP H0916794A
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JP7162131A
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Yutaka Abe
豊 阿部
Kazuhisa Nishino
一壽 西野
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が選択を意図した図形と異なる図形が
選択されてしまうことを低減することができる図形指示
における視覚的フィードバック方法を得る。 【構成】 操作者がマウス104及びキーボード105
などがら指示した図形と図形の選択を伴う操作コマンド
とコマンドに付随するパラメータから、図形指示操作中
に操作者が選択しようとする図形を連続的に繰り返し判
断して、その判断により選択された図形を連続的かつ視
覚的にフィードバックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くはコンピュータ支
援図形処理システムにおける図形指示に対するフィード
バックに関し、特にCAD(コンピュータ支援製図、設
計)/CAM(コンピュータ支援製造)/CG(コンピ
ュータグラフィックス)システムにおける図形指示時の
フィードバック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CAD/CAM/CGシステム等
で形状モデルを生成/編集するに際し、作成途上のモデ
ル及びその補助データをグラフィック画面に表示しつつ
対話的に形状モデルを生成/編集するシステム(以下、
単にシステムという)では、操作者がシステムに入力す
るコマンド及びパラメータの一つとして、既に作成した
図形を指示/選択する必要を生ずる場合がある。この好
適な例としては、図形の削除、移動、変形、複写等のコ
マンドを実行する場合であり、この場合は、各コマンド
のパラメータの一つとして既存図形を少なくとも一つ指
示/選択する必要がある。
【0003】そして、操作者が各コマンド又はそのパラ
メータの一つとしてグラフィック画面上に表示された図
形を指示/選択するか、又は指示/選択した際に、一般
にはシステムが操作者に対し、操作者がコマンド又はそ
のパラメータとして指示/選択する図形、又は指示/選
択した図形、若しくはその図形からシステムが選択され
たと認識する図形を操作者にフィードバックするように
なっている。
【0004】また、従来、このような図形の指示/選択
に対するフィードバック方法としては、指示/選択され
た図形、又はシステムが指示/選択されたと認識する図
形の色を特定色に変更する方法、その図形の形成線の線
種を変更する方法、その図形全体を枠で囲む方法及びそ
の図形の固有の名称を文字で表示する方法など、各種の
方法が存在していた。
【0005】また、従来、図形の指示/選択に対するフ
ィードバックをいつどのように行うかというフィードバ
ックの手法として、主に以下に示す2種類の手法が用い
られてきた。 a)操作者が図形を指示/選択するために入力装置か
ら、図形の指示/選択をシステムに通知後、指示/選択
操作の結果としてシステムが認識する図形を操作者に対
してフィードバック方法を介してフィードバックを行う
手法である。この、好適な例としては、入力装置の一つ
であるマウスを用いて位置を示すカーソルを移動し、そ
のカーソルにより任意の図形を指示した後、マウスのボ
タンを押下して、その図形の選択操作を行った後、フィ
ードバックが行われるといったケースである。
【0006】b)指示位置を示すカーソルで直接図形を
指示する操作において、操作者が図形を指示/選択しよ
うとしている最中に、カーソルに近接する図形のどれが
システムに認識されようとしているかを操作者にフィー
ドバックする手法であり、この図形の指示の最中に行わ
れる図形のフィードバックはダイナミックハイライトと
呼称されているものである。なお、ダイナミックハイラ
イトについては、日経CG編著「CADの基礎知識」
(1994年8月1日)日経BP社 p.50−52な
どで紹介されている。
【0007】上記のようなダイナミックハイライト技術
では操作者が図形を指示しようとしている間、繰り返し
システムが認識しようとしているカーソル近辺の図形を
視覚的にフィードバックすることで、操作者が選択を意
図する図形とシステムの認識するダイナミックハイライ
トされた図形を一致させた上で、図形の選択操作を行う
ことによって誤った図形の指示/選択を高い確度で避け
ることができるようになっている。
【0008】また、CAD/CAM/CGといったシス
テムにおいては、特定の図形形状を示す図形は必ずしも
単一の意味のみを有するのでなく、同時に複数の数学的
ないしは論理的意味を持ち得る。この好適な例として
は、図3に示すような三角錐体IIの場合であり、この三
角錐体IIにおいて、稜線(5)は2つの端点を結ぶ直線
形状を有し、辺(5)(6)(8)から構成される面A
及び辺(5)(7)(10)から構成される面Cの一つ
の辺であり、かつ三角錐体IIの構成要素である稜線の一
つとなっている。
【0009】このようにCAD/CAM/CGといった
システムにおいては、処理しようとする操作の内容によ
って三角錐体IIを構成要素である稜線、辺、面、及び三
角錐体IIそのものを生成/編集操作の単位としての図形
として認識し扱う必要がある。例えば、三角錐体II全体
を移動又は回転させる場合においては、三角錐体IIの何
れの稜線を指示してもその三角錐体II全体を認識し移動
又は回転し、また、三角錐体IIの特定の面の色を変更す
る場合には、その面の何れの辺(これは同時に三角錐体
IIの稜線でもある)を指示してもその面のみを、かつそ
の面全体を認識し色を変更するといった具合である。
【0010】このように操作者が指示する図形と操作者
が操作しようと意図する、ひいては選択しようと意図す
る図形との相関は、指示された図形のみからは一意に決
定することはできないものであり、また、編集操作の単
位である図形2つ以上から構成される図形もまた編集操
作の単位の図形として扱う必要があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、従来の
図形指示における視覚的フィードバック方法では、カー
ソル等を利用して位置を画面上で指示する事によって図
形の指示/選択を行おうとする場合において、そのカー
ソル位置近辺に操作者の意図と異なる図形が存在し得る
ために、操作者が図形の選択操作を行った後フィードバ
ックを行うという方法では、操作者が選択しようと意図
するものと異なる図形がシステムに認識される場合があ
り、このような場合には操作者は当該図形の選択を一旦
解除し、改めて意図する図形を指示/選択しなくてはな
らず、特に、操作者が意図した図形が正しくシステムに
認識されたか否かは、図形の選択操作を行った後のフィ
ードバックによって初めて知ることができるという問題
点があった。
【0012】また、ダイナミックハイライト技術を用い
るものでは、操作者がカーソルで指示する図形とシステ
ムが認識しフィードバックする図形との相関は一意に決
まっていたため、操作者が指示する図形と操作者が選択
しようとする図形の相関が、指示される図形からのみで
は一意に決定できない場合には、操作者が意図した図形
が正しく認識されたか否かは、図形の選択操作を行った
後のフィードバックによって初めて知ることができると
いう問題点があった。
【0013】このように、従来では操作者が選択しよう
と意図して図形の一部または全体を指示する場合におい
て、操作者の意図する図形が正しくシステムによって選
択された否かは、図形の指示/選択後のフィードバック
によってしか判断できないか、又はたとえ図形の指示の
最中のフィードバックによって判断できる場合があると
しても指示される図形と操作者の意図する図形の相関が
指示された図形から一意に決定できない場合には図形の
選択後のフィードバックによってしか判断できないとい
う問題点があった。本発明はこのような問題点を解決す
るための、新規の図形指示における視覚的フィードバッ
ク方法である。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る図形指
示における視覚的フィードバック方法は、コンピュータ
支援図形処理システムの図形指示に対する視覚的フィー
ドバック方法において、操作者が指示した図形と図形の
選択を伴う操作コマンドとコマンドに付随するパラメー
タから、図形指示操作中に操作者が選択しようとする図
形を連続的に繰り返し判断する行程と、判断により選択
された図形を連続的かつ視覚的にフィードバックする行
程とを具備したものである。
【0015】第2の発明に係る図形指示における視覚的
フィードバック方法における図形指示操作中に操作者が
選択しようとする図形を連続的に繰り返し判断する行程
は、選択しようとする図形が一意に判断できない場合に
は、最も選択の可能性が高い図形を推定する行程を含む
ものである。
【0016】第3の発明に係る図形指示における視覚的
フィードバック方法における選択しようとする図形が一
意に判断できない場合には、最も選択の可能性が高い図
形を推定する行程は、図形指示操作中に選択された図形
の頻度が最も高いものを、最も選択の可能性が高い図形
と推定する行程を含むものである。
【0017】第4の発明に係る図形指示における視覚的
フィードバック方法における図形指示操作中に操作者が
選択しようとする図形を連続的に繰り返し判断する行程
は、図形の選択を伴う操作コマンドとコマンドに付随す
る各パラメータの組み合わせに対応して定義されている
指示される図形タイプ及び選択される図形タイプの組み
合わせから、選択される図形を判断する行程を含むもの
である。
【0018】
【作用】上記のように構成された図形指示における視覚
的フィードバック方法を用いると、操作者が指示した図
形と図形の選択を伴う操作コマンドとコマンドに付随す
るパラメータから、図形指示操作中に操作者が選択しよ
うとする図形を連続的に繰り返し判断する行程と、判断
により選択された図形を連続的かつ視覚的にフィードバ
ックする行程とを具備しているので、操作者により、図
形と図形の選択を伴う操作コマンドとコマンドに付随す
るパラメータが指示されると、その図形指示操作を行っ
ている間に、操作者が選択しようとしている図形が繰り
返し判断されて、その判断された図形が連続的かつ視覚
的にフィードバックされる。
【0019】また、図形指示における視覚的フィードバ
ック方法における図形指示操作中に操作者が選択しよう
とする図形を連続的に繰り返し判断する行程は、選択し
ようとする図形が一意に判断できない場合には、最も選
択の可能性が高い図形を推定する行程を含んでいるの
で、選択しようとする図形が複数あったときには、それ
らの図形の中で、最も選択の可能性が高い図形が推定さ
れ判断され、その図形が連続的かつ視覚的にフィードバ
ックされる。
【0020】また、視覚的フィードバック方法における
選択しようとする図形が一意に判断できない場合には、
最も選択の可能性が高い図形を推定する行程は、図形指
示操作中に選択された図形の頻度が最も高いものを、最
も選択の可能性が高い図形と推定する行程を含んでいる
ので、最も選択の可能性が高い図形は、図形指示操作中
に選択された図形の頻度が最も高いものとなる。
【0021】また、図形指示操作中に操作者が選択しよ
うとする図形を連続的に繰り返し判断する行程は、図形
の選択を伴う操作コマンドとコマンドに付随する各パラ
メータの組み合わせに対応して定義されている指示され
る図形タイプ及び選択される図形タイプの組み合わせか
ら、選択される図形を判断する行程を含んでいるので、
操作コマンドとコマンドに付随する各パラメータの組み
合わせに対応して定義されている指示される図形タイプ
及び選択される図形タイプの組み合わせの中にない図形
は選択されることがなく、その図形が連続的かつ視覚的
にフィードバックされることがなくなる。
【0022】
【実施例】本発明は図1に示すような中央計算機10
1、主記憶装置102、入出力制御装置103、マウス
104、キーボード105、外部記憶装置106及び表
示装置107からなり、各々の構成要素はシステムバス
108あるいは類似の機構を通じて接続されるシステム
100といった計算機システム、又は類似の計算機シス
テム上で実現される。
【0023】そして、システム100、又は類似の計算
機システム上で、図2に示すようなコマンド解析/処理
部201、図形生成/編集部202、図形タイプ割当部
203、記憶処理部204、図形情報記憶領域205、
選択図形タイプ決定部206、図形タイプテーブル20
7及び図形出現頻度記憶判定部208が構築され、さら
にコマンド解析/処理部201は入出力機構209を介
してマウス210、キーボード211、及び表示装置2
12と接続されている。なお、この実施例では、編集操
作の単位である図形及び編集操作の単位である図形から
構成され、かつ編集操作の単位である図形群を図形と呼
称するものとする。
【0024】次に、この実施例の図形レコードについて
説明する。図形レコードは、コマンド解析/処理部20
1により、図形生成時に、指示されたコマンド及びその
パラメータから生成されるものであり、この図形レコー
ドは以下に示すデータを有している。
【0025】(A)図形のユニークな名称 (B)実行されるコマンドから、又はコマンドとコマン
ドに付随して入力されるパラメータとから、若しくは操
作者の明示的な指示により、図形タイプ割当部203に
おいて決定される該図形の図形タイプ。 (C)図形生成/編集部202により空集合を含み生成
される図形の図形形状を画面上に表示する為の形状及び
位置関係を示す表示形状情報。 (D)図形が他の図形の一部を構成しない場合には
「0」を示し、他の図形の一部を構成する場合にはその
数を示すカウンター。 (E)図形が他の図形の一部を構成する場合には上位の
図形を指し示すポインター、又はポインター列。 (F)図形が他の少なくとも一つ以上の指示/選択の単
位である図形から構成されていない場合には「0」を示
し、他の図形から構成される場合にはその数を示すカウ
ンター。 (G)図形が他の少なくとも一つ以上の指示/選択の単
位である図形から構成される場合にはその下位図形を指
し示すポインター、又はポインター列。
【0026】上記のデータについて、面、三角錐体及び
文字列がそれぞれ一つずつ在る場合の例を示す。まず、
ソリッド、サーフェス、エッジ及びテキストを図形タイ
プとして定義し、さらに、指示される図形から選択され
る図形群で、かつ編集操作の対象の単位を構成する図形
群であり、かつ上位の図形の構成要素でない図形を意味
する「最大単位」を図形タイプの一つとして定義する。
【0027】図3に示すように、面Iと三角錐体IIと文
字列III が生成されているものとする。面Iは図形タイ
プが面として定義され、かつその面が構成要素であるよ
うな他の図形はないから、同時に図形タイプは「最大単
位」でもある。
【0028】同様に、三角錐体IIは図形タイプがソリッ
ドとして定義され、かつそのソリッドが構成要素である
ような他の図形はないから、同時に図形タイプは「最大
単位」でもある。また、文字列III は図形タイプがテキ
ストとして定義され、かつその文字列が構成要素である
ような他の図形はないから、同時に図形タイプは「最大
単位」でもあり、その文字列を構成する他の図形要素は
ない。
【0029】ここで、面Iは辺(1)(2)(3)
(4)から構成され、ここでは、面Iは面Iにのみ属す
る表示対象の図形形状を持たず、全てその図形を構成す
る下位の表示形状データを有する図形の集合として表現
され、面Iは図形タイプ=サーフェス、エッジ(1)
(2)(3)(4)は図形タイプ=エッジとして定義さ
れる。
【0030】ここで、面I及びこれを構成する4つのエ
ッジの図形レコードの構造について説明する。図4は面
I及びこれを構成する4つのエッジの図形レコードの構
造を示した図である。
【0031】まず、面Iの図形レコードは、その面のユ
ニークな名称(面I)と、図形タイプ(サーフェス)
と、指示頻度を示すカウンターと、その面が構成要素で
ある図形がないことを示すカウンターと、その面を構成
する要素が存在することを示しその数を示すカウンター
と、下位の図形であるエッジの図形レコードへのポイン
タ列から成り、面Iにおいて、図形タイプの一つである
「最大単位」は面Iの図形レコード上では直接には表現
されず、その面が構成要素であるか否かを示すカウンタ
ーの値が「0」であることをもって、上位の図形がない
ことを示すと同時に、その面が最大単位の図形であるこ
とを示している。
【0032】そして、面Iの下位図形である4つのエッ
ジの図形レコードはそれぞれ、そのエッジのユニークな
名称と、図形タイプと、指示頻度を示すカウンターと、
そのエッジが構成要素である図形が存在することを示し
上位の図形の数を示すカウンターと、上位の図形である
面へのポインタと、そのエッジを構成する要素が存在し
ないことを示すカウンターと、表示形状情報とから成っ
ている。
【0033】このようしてどのエッジが指示された場合
にも、そのエッジの情報はむろん、そのエッジが構成要
素の一部である上位の面の図形レコードを検索し取り出
すことができ、何れのエッジの図形レコードからたどっ
て到達する最大単位の図形が面Iただ一つであり、かつ
面Iの図形レコードからその面を構成する全てのエッジ
の図形レコードを検索し取り出すことができる。
【0034】また、同様に、図3の三角錐体IIの構成要
素である面Aはエッジ(5)(6)(8)から、面Bは
エッジ(6)(7)(9)から、面Cはエッジ(5)
(7)(10)から、面Dはエッジ(8)(9)(1
0)から構成されており、また三角錐体IIは面ABCD
から構成される。ここでは、三角錐体IIは三角錐体IIに
のみ属する表示対象の図形形状を持たず、全てその図形
を構成する下位の図形である面ABCDの集合体として
定義され、また面A〜Dも同様にその図形にのみ属する
表示対象の図形形状を持たずエッジの集合体として表現
され、結果として三角錐体IIの表示形状は下位の表示形
状データを有する図形であるエッジ(5)〜(10)の
集合として表現され、三角錐体IIは図形タイプ=ソリッ
ド、面A〜Dは図形タイプ=サーフェス、エッジ(5)
〜(10)は図形タイプ=エッジとして定義される。
【0035】ここで、三角錐体II及びこれを構成する4
つの面A〜D及び各々の面を構成するエッジ(5)〜
(10)の図形レコードの構造について説明する。図5
は三角錐体II、これを構成する4つの面A〜D及び各々
の面を構成するエッジ(5)〜(10)の図形レコード
の構造を示した図である。
【0036】まず、三角錐体IIの図形レコードは、その
三角錐体のユニークな名称(三角錐体II)と、図形タイ
プ(ソリッド)と、指示頻度を示すカウンターと、その
三角錐体が構成要素である図形がないことを示すカウン
ターと、その三角錐体を構成する要素が存在することを
示しその数を示すカウンターと、下位の図形である面A
BCへのポインター列を持っており、三角錐体IIにおい
て図形タイプの一つである「最大単位」は三角錐体IIの
図形レコード上では直接には表現されず、その三角錐体
が構成要素であるか否かを示すカウンターの値が「0」
であることをもって、上位の図形がないことを示すと同
時にその三角錐体が最大単位の図形であることを示して
いる。
【0037】また、三角錐体IIの下位図形である面Aの
図形レコードでは、その面のユニークな名称と、図形タ
イプ(サーフェス)と、指示頻度を示すカウンターと、
上位の図形を有することを示しかつその数を示すカウン
ターと、上位の図形である三角錐体IIへのポインター
と、下位の図形から構成されることを示し下位の図形の
数を示すカウンターと、下位の図形であるエッジ(5)
(6)(8)へのポインター列とを持っている。
【0038】そして、面B〜面Dについても、同様に面
のユニークな名称と、図形タイプと、指示頻度を示すカ
ウンターと、上位の図形の構成要素であることを示し上
位の図形の数を示すカウンターと、上位の図形である三
角錐体IIへのポインターと、下位の構成要素があること
を示しかつ下位の図形の数を示すカウンターと、その構
成要素である下位の図形へのポインター列とを持ってい
る。
【0039】また、エッジ(5)は、そのエッジのユニ
ークな名称(エッジ(5))と、図形タイプ(エッジ)
と、指示頻度を示すカウンターと、面A及び面Cを構成
する要素であることを示し上位の図形の数を示すカウン
ターと、上位の図形である面A及び面Cへのポインター
列と、下位の図形がないことを示すカウンターを持って
いる。
【0040】そして、エッジ(6)〜(10)について
も、同様にエッジのユニークな名称と、図形タイプと、
指示頻度を示すカウンターと、上位の図形を構成する要
素であることを示し上位の図形の数を示すカウンター
と、上位の図形へのポインター列と、下位の図形がない
ことを示すカウンターを持っている。
【0041】このようしてどのエッジが指示された場合
にも、そのエッジの情報はむろん、そのエッジが構成要
素の一部である上位の面の図形レコードを、あるいは上
位の面が構成要素の一部であるより上位の三角錐体の図
形レコードを検索し取り出すことができ、かつ三角錐体
IIの図形レコードからその該三角錐体を構成する全ての
面及びエッジの図形レコードを検索し取り出すことがで
きる。その上、何れのエッジの図形レコード、又は何れ
の面の図形レコードからたどれる最大単位の図形は三角
錐体IIただ一つしかない。
【0042】また、同様に、図3の文字列III は図形タ
イプ=テキストとして定義され、上位の図形も下位の図
形要素も持たずそれ自体が最大単位の図形として定義さ
れる。
【0043】ここで、文字列III の図形レコードの構造
について説明する。図6は文字列III の図形レコードの
構造を示す図である。文字列III の図形レコードは、そ
の文字列のユニークな名称(文字列III )と、図形タイ
プ(テキスト)と、上位の図形のがないことを示すカウ
ンターと、下位の図形がないことを示すカウンターを持
っている。
【0044】次に、この実施例の動作について説明す
る。まず、操作者は、図2に示すマウス210、キーボ
ード211又はその他の入力装置からコマンド及びコマ
ンドに付随するパラメータを入力し、図形の生成または
修正を指示する。そして、コマンド解析/処理部201
では操作者が実行しようとするコマンドを受理した時、
そのコマンドに付随して次に入力されるべきパラメータ
が何かを解析する。
【0045】そして、そのパラメータ入力が図形の指示
/選択によるものである場合には、図形タイプ決定部2
06を介して図形タイプ定義テーブルから画面上で指示
対象になり得る図形タイプ(指示タイプ)と指示タイプ
に対応して選択される図形のタイプ(選択タイプ)の対
を取り出し、これをそのコマンドのパラメータ入力時の
指示タイプと選択タイプの対として決定する。なお、こ
こで決定される指示タイプと選択タイプの対はそれぞれ
一対一に対応し、またこの対は一組であることには限定
されないものである。
【0046】ここで、好適な一例として、操作者が実行
しようとするコマンドが「ソリッドをサーフェスでトリ
ムする」コマンドである場合において、第1のパラメー
タでトリムされるソリッドを、第2のパラメータでトリ
ムするサーフェスを指定する場合の第1のパラメータの
入力について説明する。
【0047】まず、図形タイプテーブル207には、図
7の(a)に示すような図形タイプテーブルのデータが
記憶されており、コマンド解析/処理部201では、実
行しようとする「ソリッドをサーフェスでトリムする」
コマンドが指示されたとき、そのコマンドに対応する指
示タイプと選択タイプの対の組合せリストを、その図形
タイプテーブル207から得る。ここで、このようにし
て得られた指示タイプと選択タイプの対の組合せリスト
について説明する。
【0048】図7の(b)は、「ソリッドをサーフェス
でトリムする」コマンドの指示タイプと選択タイプリス
トを示しており、図7の(b)から、このコマンドのパ
ラメータは2つであり、第1のパラメータでは指示タイ
プとしてただ一つの図形タイプ「エッジ」が指定可能
で、エッジが指示されたときの選択タイプがソリッドで
あることからソリッドの選択が行われることがわかる。
【0049】ここで、この最適指示図形の検出動作につ
いて説明する。図8は、最適指示図形の検出の動作を示
すフローチャートである。まず、カーソルを中心とする
一定範囲内に表示図形があるか否かを判断し(S10
1)、S101で一定範囲内に表示図形がなければ、最
適指示図形はないと判断する。
【0050】また、S101で一定範囲内に表示図形あ
れば、検出図形は複数個あるか否かを判断し(S10
2)、S102で複数個あれば、カーソルに最近傍の図
形を選択し(S103)、選択された図形の図形タイプ
を検出する(S104)。またS102で複数個でなけ
れば、その図形を選択してS104を実行する。
【0051】そして、パラメータ入力時の指示タイプと
選択タイプの対のリスト内に、S104で検出された図
形タイプが指示タイプとして定義されているか否かを判
断し(S105)、定義されていれば最適指示図形があ
ると判断し、その図形を最適指示図形とする。S105
で定義されていなければ最適指示図形はないと判断す
る。
【0052】次に、「ソリッドをサーフェスでトリムす
る」コマンドの第1のパラメータ入力時の動作について
説明する。図9は「ソリッドをサーフェスでトリムす
る」コマンドの第1のパラメータ入力時の動作を示すフ
ローチャートである。
【0053】まず、操作者がトリムされる図形を指示し
ようとしてカーソルを画面上で移動すると、コマンド解
析/処理部201は、そのカーソルの移動の度に表示形
状データを保持する図形レコードを図形記憶領域205
上で検索し、上述したようにそのカーソルを中心とする
一定範囲内にあり、かつそのカーソルに最も近傍の表示
図形を最適指示図形と判断する。
【0054】また、カーソルを中心とする一定範囲内に
表示されている表示形状データを持つ図形レコードが存
在しない場合には、最適指示図形なしとなり、ダイナミ
ックハイライトを行わず、また既にダイナミックハイラ
イトしている図形がある場合にはそのダイナミックハイ
ライトを停止する(S200〜S205)。
【0055】図3に示したものでは、カーソルが面Iの
エッジ(1)〜(4)、三角錐体IIのエッジ(5)〜
(10)の何れの近傍にもないときには、最適指示図形
なしとして何れの図形もダイナミックハイライトされな
い。
【0056】また、上述したようにカーソルを中心とす
る一定範囲内に表示されている表示形状データを持つ図
形レコードが少なくとも一つ以上存在する場合には、そ
の表示形状データの中で最も、そのカーソル近傍に表示
されている表示データを持つ図形レコードを最適指示図
形として選び、その図形レコードの図形タイプを得る。
【0057】そして、その図形レコードから得られる図
形タイプが、パラメータ入力に対応する指示タイプと選
択タイプの対の組合せリストの中でで指示タイプとして
定義されており、その最適指示図形の図形レコードから
得られる図形タイプが、その組合せリストに指示図形タ
イプとして定義されていない場合には、選択対象外の図
形としてダイナミックハイライトを行わず、また既にダ
イナミックハイライトしている図形がある場合には該ダ
イナミックハイライトを停止する(S206〜S20
9)。
【0058】図3に示したものでは、カーソルが文字列
III の近傍にあり面Iのエッジ(1)〜(4)、三角錐
体IIのエッジ(5)〜(10)の何れの近傍にもないと
きには、最適指示図形として文字列III が検出される
が、その文字列の図形タイプはテキストであり、指示タ
イプと選択タイプの対の組合せリストの指示タイプとし
ては定義されておらず選択対象外図形と判断でき、結果
として何れの図形もダイナミックハイライトされない。
【0059】そして、最適指示図形レコードから得られ
る図形タイプが、そのパラメータ入力に対応する指示タ
イプと選択タイプの対の組合せリストの指示タイプとし
て存在する場合には、その指示タイプに対応する選択タ
イプを得る。
【0060】そして、その選択タイプに該当する図形を
最適指示図形の図形データレコード及びその図形レコー
ドからたどって得られる上位の図形レコード上で検索
し、その選択タイプの図形が存在すればこれを最適図形
として決定し、既にダイナミックハイライト表示されて
いる図形があればこれを停止した上で前記最適図形をダ
イナミックハイライトする。最適図形が検出できない場
合には既にダイナミックハイライト表示されている図形
があればこれを停止する(S206〜S211)。
【0061】この例では、第1のパラメータ入力では
「エッジ」のみが選択でき、エッジが指示された場合の
指示タイプ「エッジ」に対応する選択タイプは「ソリッ
ド」であり、図3に示したものでは、面Iの構成要素で
あるエッジ(1)〜(4)を指示した場合には、その指
示された図形データレコードから上位の図形データレコ
ードを検索し面Iの図形レコードを得るが、その図形レ
コードの上位の図形レコードがなく図形タイプ=ソリッ
ドである図形レコードを検出できず結果としてダイナミ
ックハイライトは行わず、既にダイナミックハイライト
表示されている図形があればこれを停止する。
【0062】また、三角錐体IIの構成要素であるエッジ
(5)〜(10)の何れかを指示した場合には、指示さ
れたエッジの図形レコードから上位の面の図形レコード
を検索し、その図形レコードの図形タイプがソリッドで
なくかつ更に上位の図形を持つことが判断できることか
ら、面の上位図形として三角錐体の図形レコードを検出
する。
【0063】そして、その三角錐体の図形レコードの図
形タイプが「ソリッド」であることを得て、既にダイナ
ミックハイライト表示されている図形があればこれを停
止した上でその三角錐体を最適図形として下位の図形レ
コードのうち表示形状データを持つ図形であるエッジの
図形レコード全てを検索しその表示形状データ群をダイ
ナミックハイライトする。
【0064】次に、好適な他の例として、操作者が実行
しようとするコマンドが、任意の図形を指示/選択し削
除する操作である「削除」コマンドである場合について
説明する。
【0065】この削除コマンドにおいては指示した図形
を含み、その指示図形を含む最大の編集単位である図形
を選択/編集の対象とするものとする。即ち面Iのエッ
ジ(1)〜(4)の何れを指示しても面Iが選択され、
三角錐体IIのエッジ(5)〜(10)の何れを指示して
も三角錐体IIが選択され、文字列III の何れの文字を指
示しても文字列III 全体が選択される。
【0066】この場合においては、指示される図形のタ
イプに対し選択される図形の種類が変わり得るものであ
り、面Iのエッジ(1)〜(4)の何れかを指示した場
合には図形タイプ=サーフェスである面Iが該指示図形
を含む最大の編集単位であり、三角錐体IIのエッジ
(5)〜(10)の何れかを指示した場合には図形タイ
プ=ソリッドである三角錐体IIがその指示図形を含む最
大の編集単位であるため、これらがそれぞれ選択され
る。
【0067】この様に指示された図形の図形タイプが同
一でも、図形レコードに記された図形タイプが異なる図
形を一意に判別するための図形タイプとして「最大単
位」を用いるようになっている。
【0068】まず、図形タイプテーブル207には、上
述したように図7の(a)に示すような図形タイプテー
ブルのデータが記憶されており、コマンド解析/処理部
201では、実行しようとする「削除」コマンドが指示
されたとき、該コマンドに対応する指示タイプと選択タ
イプの対の組合せリストを、その図形タイプテーブル2
07から得る。ここで、このようにして得られた指示タ
イプと選択タイプの対の組合せリストについて説明す
る。
【0069】図7の(c)は、「削除」コマンドの指示
タイプと選択タイプリストを示しており、図7の(c)
に示す、指示タイプと選択タイプの対の組合せリストの
列から、削除コマンドにおいては、図形タイプがエッジ
及びテキストを図形タイプとして持つ図形が指示でき、
何れの図形を指示しても選択される図形はその指示図形
を含む最大単位の図形であることがわかる。
【0070】ここで、ある特定のコマンドの特定のパラ
メータ入力において、指示図形と選択図形の関係の対は
一通りでないものであり、すなわち、例えば、この図形
の削除を行う場合には、エッジを指示すればソリッドが
選択されるかも知れないが寸法線の一部である文字列
(寸法値や寸法公差)を指示すると寸法全体が選択され
るという様に、指示タイプと選択タイプの対は一通りで
ないものである。
【0071】次に、「削除」コマンド入力時の動作につ
いて説明する。図10は「削除」コマンド入力時の動作
を示すフローチャートである。
【0072】まず、操作者が削除する図形を指示しよう
としてカーソルを画面上で移動すると、コマンド解析/
処理部201は、上述した手順で、最適指示図形の図形
レコードを検索し、その最適指示図形の図形タイプを得
る。最適指示図形が検出できない場合には既にダイナミ
ックハイライト表示されている図形があればこれを停止
する(S300〜S303)。
【0073】そして、パラメータ入力に対応する指示タ
イプと選択タイプの対の組合せリストの中に、その最適
指示図形レコードから得られる図形タイプに対応する選
択図形タイプとして「最大単位」を得て、最適指示図形
の図形レコードから上位の図形レコードを順次たどり、
より上位の図形を持たない図形レコードを検出するまで
たどる(S304、S305)。
【0074】こうして得られる最上位の図形の図形レコ
ードから、下位の表示図形形状を持つ図形レコードを全
て検索しこれを最適図形として決定し、既にダイナミッ
クハイライト表示されている図形があればこれを停止し
た上で、該最適図形をダイナミックハイライトする(S
306〜S308)。
【0075】図3に示したものでは、面Iのエッジ
(1)〜(4)の何れかが指示された場合、その指示さ
れたエッジを最適指示図形として、そのエッジの図形レ
コードを検出し、そのエッジの図形レコードから上位図
形である面Iの図形レコードは容易に検出できる。
【0076】これは、面Iの図形レコードの上位の図形
のカウンターが「0」であることから、その面Iが再上
位の図形即ち最大単位の図形であることがわかり、これ
を最適図形として決定する、即ち既にダイナミックハイ
ライト表示されている図形があればこれを停止し、その
面Iの図形レコードから、下位の表示図形形状を持つ図
形レコードを全て検索しこれをダイナミックハイライト
する。
【0077】同様に、三角錐体IIのエッジのうち、エッ
ジ(5)が指示された場合、エッジ(5)を最適指示図
形としてエッジ(5)の図形レコードから上位図形であ
る面A又は面Cの図形レコードを検出し、面A及び面C
いずれもより上位の図形を持つことから面Aを検出した
場合には面Aの図形レコードから、又は面Cを検出した
場合には面Cの図形レコードからその上位の図形レコー
ドである三角錐体IIの図形レコードを得る。
【0078】そして、三角錐体IIの図形レコードの上位
の図形のカウンターが「0」であることから、その三角
錐体IIが再上位の図形即ち最大単位の図形であることが
わかり、これを最適図形として決定する。
【0079】次に、好適な他の例として、上述した操作
者が実行しようとするコマンドが「ソリッドをサーフェ
スでトリムする」コマンドである場合において、第1の
パラメータでトリムされるソリッドを、第2のパラメー
タでトリムするサーフェスを指定する場合の第2のパラ
メータの入力について説明する。
【0080】まず、図形タイプテーブル207には、図
7の(a)に示すような図形タイプテーブルのデータが
記憶されており、コマンド解析/処理部201では、実
行しようとする「ソリッドをサーフェスでトリムする」
コマンドが指示されたとき、そのコマンドに対応する指
示タイプと選択タイプの対の組合せリストを、その図形
タイプテーブル207から得る。ここで、このようにし
て得られた指示タイプと選択タイプの対の組合せリスト
について説明する。
【0081】上述したように、図7の(b)は、「ソリ
ッドをサーフェスでトリムする」コマンドの指示タイプ
と選択タイプリストを示しており、図7の(b)から、
このコマンドのパラメータは2つであり、第2のパラメ
ータでは指示タイプとしてただ一つの図形タイプ「エッ
ジ」が指定可能で、エッジが指示されたときの選択タイ
プが「サーフェス」であることから面の選択が行われる
ことがわかる。
【0082】次に、「ソリッドをサーフェスでトリムす
る」コマンドの第2のパラメータ入力時の動作について
説明する。図11は「ソリッドをサーフェスでトリムす
る」コマンドの第2のパラメータ入力時の動作を示すフ
ローチャートである。
【0083】まず、第1のパラメータ入力処理完了後、
第2パラメータ入力開始に先立ち全ての図形レコードの
指示頻度数を示すカウンターを「0」にリセットする
(S400)。
【0084】そして、図3に示したものでは、操作者が
トリムする図形を指示しようとしてカーソルを画面上で
移動し、カーソルが面Iのエッジ(1)〜(4)、三角
錐体IIのエッジ(5)〜(10)の何れの近傍にもない
ときには、最適指示図形なしとして何れの図形もダイナ
ミックハイライトされず、また既にダイナミックハイラ
イトしている図形がある場合には、そのダイナミックハ
イライトを停止し、かつ全ての図形の指示頻度を示すカ
ウンターを「0」にリセットする(S401〜S40
4)。
【0085】また、図3に示したものでは、カーソルが
文字列III の近傍にあり面Iのエッジ(1)〜(4)、
三角錐体IIのエッジ(5)〜(10)の何れの近傍にも
ないときには、最適指示図形として文字列III が検出さ
れるが、その文字列の図形タイプはテキストであり、指
示タイプと選択タイプの対の組合せリストの指示タイプ
としては定義されておらず選択対象外図形と判断でき、
結果として何れの図形もダイナミックハイライトされ
ず、既にダイナミックハイライトしている図形がある場
合には該ダイナミックハイライトを停止し、かつ全ての
図形の指示頻度を示すカウンターを全て0にリセットす
る(S405〜S408、S403〜S404)。
【0086】また、面Iの構成要素であるエッジ(1)
〜(4)を指示した場合には、その指示されたエッジを
最適指示図形として、そのエッジの図形データレコード
から上位の図形データレコードを検索し、何れのエッジ
に対しても上位の図形として面Iがただ一つ存在するこ
とから、エッジ(1)〜(4)の何れをも指示しても面
Iを一意に最適選択図形として決定でき、面Iの図形レ
コードを得る。
【0087】そして、面Iの指示頻度を示すカウンター
を1増加し、その面Iの図形レコードから下位の図形レ
コードのうち表示形状データを持つ図形であるエッジ
(1)〜(4)の図形レコード全てを検索し、その表示
形状データ群をダイナミックハイライトする(S405
〜S416)。
【0088】また、三角錐体IIの構成要素であるエッジ
(5)〜(10)の何れかを指示した場合には、その指
示されたエッジを最適指示図形として、そのエッジの図
形レコードから上位の面の図形レコードを検索する。こ
の例においては、何れのエッジを指示しても上位の面は
2つ存在する。例えば、エッジ(5)を指示した場合に
おいては、エッジ(5)の図形レコードの上位の図形と
して面A及び面Cを得る。
【0089】そして、その面A及び面Cの図形レコード
の図形タイプが「サーフェス」であることから、面A及
び面Cを選択候補図形として得る。それと同時に、面A
及び面Cの指示頻度数を1増加し該指示頻度数が同数で
あれば任意の面を、同数でなければ指示頻度数のより大
きな値を持つ図形を最適図形として決定し、その図形形
状を上述した手順によってダイナミックハイライトする
(S405〜S417)。
【0090】なお、この実施例では、各々の図形の指示
頻度を示すカウンターを各図形の図形レコード上に持た
せているが、指示操作期間中に指示されたと認識する図
形の数と、その図形の名称と指示頻度の対のリストを持
つことにより図形の指示頻度を表すこともできる。
【0091】また、下位の構成要素を持つ図形では該図
形のみに属する表示形状情報を持たず下位の構成要素に
よってのみ表示形状が示されるものとして説明したが、
その図形に属し下位の構成要素には含まれない表示形状
情報を持たせてもよい。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、操作者
により、図形と図形の選択を伴う操作コマンドとコマン
ドに付随するパラメータが指示されると、その図形指示
操作を行っている間に、操作者が選択しようとしている
図形を繰り返し判断し、その判断された図形を連続的か
つ視覚的にフィードバックするようにしたので、コマン
ドのパラメータの一つとして図形を指示/選択する操作
において、操作者が指示する図形に対して操作者が選択
しようと意図する図形を、その選択しようと意図する図
形が指示図形と同一であるか、又は指示図形を含み、よ
り上位の図形であるかを問わず、多くの場合に一意に決
定し操作者に表示画面を介してフィードバックを行うこ
とができるという効果を有する。
【0093】また、選択しようとする図形が複数あった
ときには、それらの図形の中で、最も選択の可能性が高
い図形を推定すて判断し、その図形を連続的かつ視覚的
にフィードバックし、また、最も選択の可能性が高い図
形が、図形指示操作中に選択された図形の頻度が最も高
いものとなるようにしたので、操作者が指示する図形に
対して操作者が選択しようと意図する図形を、一意に決
定できない場合にも選択を意図していると思われる図形
の指示操作期間中における、その図形の指示頻度の多寡
により最も選択の可能性が高いと思われる図形をフィー
ドバックすることによって、操作者の選択を意図する図
形と異なる図形が誤ってシステムにより選択されること
を大幅に低減することができ、操作者は、指示された図
形から選択の候補になり得る図形が複数存在する場合に
は、選択したい図形を構成している他の図形要素を指示
していく(つまり選択したい図形の形状をなぞってい
く)ことによって目的の図形を選択することができると
いう効果を有する。
【0094】また、操作コマンドとコマンドに付随する
各パラメータの組み合わせに対応して定義されている指
示される図形タイプ及び選択される図形タイプの組み合
わせの中にない図形は選択されることがなく、その図形
が連続的かつ視覚的にフィードバックされないようにし
たので、操作者が指示する図形とシステムによって選択
される図形の相関は一意に決まるのでなく、実行される
コマンドとコマンドのパラメータの種類によって指示図
形と選択図形のタイプの相関が決まり、同じ図形を指示
しても実行しているコマンド、又はパラメータの種類に
よって選択されダイナミックハイライトされる図形を変
化させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により使用される計算機システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明を実施するための計算機システム上の構
成を示すブロック図である。
【図3】面I、三角錐体II及び文字列III を説明するた
めの説明図である。
【図4】面I及びこれを構成する4つのエッジの図形レ
コードの構造を示した図である。
【図5】三角錐体II及びこれを構成する4つの面A〜D
及び各々の面を構成するエッジ(5)〜(10)の図形
レコードの構造を示した図である。
【図6】文字列III の図形レコードの構造を示す図であ
る。
【図7】図形タイプテーブル及び指示タイプ/選択タイ
プを説明するための説明図である。
【図8】最適指示図形の検出の動作を示すフローチャー
トである。
【図9】「ソリッドをサーフェスでトリムする」コマン
ドの第1のパラメータ入力時の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】「削除」コマンド入力時の動作を示すフロー
チャートである。
【図11】「ソリッドをサーフェスでトリムする」コマ
ンドの第2のパラメータ入力時の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
201 コマンド解析/処理部 202 図形生成/編集部 203 図形タイプ割当部 204 記憶処理部 205 図形情報記憶領域 206 選択図形タイプ決定部 207 図形タイプテーブル 208 図形出現頻度記憶判定部 209 入出力機構 210 マウス 211 キーボード 212 表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ支援図形処理システムの図
    形指示に対する視覚的フィードバック方法において、 操作者が指示した図形と図形の選択を伴う操作コマンド
    と前記コマンドに付随するパラメータから、図形指示操
    作中に操作者が選択しようとする図形を連続的に繰り返
    し判断する行程と、 前記判断により選択された図形を連続的かつ視覚的にフ
    ィードバックする行程とを具備したことを特徴とする図
    形指示における視覚的フィードバック方法。
  2. 【請求項2】 前記図形指示操作中に操作者が選択しよ
    うとする図形を連続的に繰り返し判断する行程は、 選択しようとする図形が一意に判断できない場合には、
    最も選択の可能性が高い図形を推定する行程を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の図形指示における視覚的フ
    ィードバック方法。
  3. 【請求項3】 前記選択しようとする図形が一意に判断
    できない場合には、最も選択の可能性が高い図形を推定
    する行程は、 図形指示操作中に選択された図形の頻度が最も高いもの
    を、最も選択の可能性が高い図形と推定する行程を含む
    ことを特徴とする請求項2記載の図形指示における視覚
    的フィードバック方法。
  4. 【請求項4】 前記図形指示操作中に操作者が選択しよ
    うとする図形を連続的に繰り返し判断する行程は、 図形の選択を伴う操作コマンドと前記コマンドに付随す
    る各パラメータの組み合わせに対応して定義されている
    指示される図形タイプ及び選択される図形タイプの組み
    合わせから、選択される図形を判断する行程を含むこと
    を特徴とする請求項1、2又は3記載の図形指示におけ
    る視覚的フィードバック方法。
JP7162131A 1995-06-28 1995-06-28 図形指示における視覚的フィードバック方法 Pending JPH0916794A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8010427B2 (en) 2006-07-31 2011-08-30 International Business Machines Corporation Computer system connected to electronic-commerce server and method and program for supporting input of numerical value required for performance of electronic-commerce transaction

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8010427B2 (en) 2006-07-31 2011-08-30 International Business Machines Corporation Computer system connected to electronic-commerce server and method and program for supporting input of numerical value required for performance of electronic-commerce transaction

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