JPH0916834A - 真正さがチェックされる被検出物とこの被検出物のチェック方法 - Google Patents
真正さがチェックされる被検出物とこの被検出物のチェック方法Info
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- JPH0916834A JPH0916834A JP7160985A JP16098595A JPH0916834A JP H0916834 A JPH0916834 A JP H0916834A JP 7160985 A JP7160985 A JP 7160985A JP 16098595 A JP16098595 A JP 16098595A JP H0916834 A JPH0916834 A JP H0916834A
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Abstract
たる目的である。 【構成】 被検出物10に走査領域12とデータ記録部
20が設けられている。走査領域12に磁気バー13が
設けられている。磁気バー13は、磁性金属からなる多
数の磁性素子をランダムに分散させた磁性体からなり、
走査領域12を磁気的に走査した時に磁性素子の混入状
態に応じた大きさのアナログ波形の出力を生じるように
なっている。データ記録部20には、走査領域12を磁
気的に走査した時の各磁気バー13ごとの出力の大きさ
に応じた情報がコード化されて登録されている。磁気バ
ー13に使われる磁性体中に分散する磁性素子は、粉末
または繊維状あるいはフレーク状の磁性金属からなり、
見た目は同一の磁気バー13であっても、この磁性素子
の混入量や磁性素子どうしの重なり具合などの混入状況
に応じて、各々の磁気バー13は固有の磁気的性質を発
揮できる。
Description
券購入用プリペイドカードや有料道路料金支払い用プリ
ペイドカード、あるいは公衆電話機用カードのように、
偽造を防止する必要がありかつ真正さがチェックされる
被検出物とこの被検出物のチェック方法に関する。
おいて、不正な使用を防ぐための対策として磁気バーが
利用されている。この磁気バーは、高保磁力の磁性体か
らなる第1の磁気バーと、低保磁力の第2の磁気バーと
をカードの走査方向に等間隔で並べたものである。これ
らの磁気バーを検出することにより得られるデータは、
「0」と「1」の組合わせによるデジタルコードであ
り、このデジタルコードに応じたデータがカードの特定
位置に記録されるようにしている。そしてこのカードが
使用された時に、残金データを更新するようにしてい
る。
例の磁気バーは、単に「0」と「1」の二者択一的なデ
ータを表すに過ぎないため、磁気バーが設けられている
部分を切り取ったり貼付けることで、比較的容易に偽造
できる可能性があるなど、不正使用を防ぐ上で改善の余
地があった。また前記従来例では、高保磁力と低保磁力
の2種類の磁性体を印刷する必要があるため、カードの
製造コストが高くつくという問題もある。従って本発明
の目的は、偽造や変造などの不正な使用が困難でかつ低
コスト化が可能な被検出物とそのチェック方法を提供す
ることにある。
に開発された本発明の被検出物は、非磁性材料からなり
かつ特定位置に走査領域が設定された基材と、磁性素子
をランダムに分散させた磁性体により上記走査領域にそ
の走査方向に沿って所定間隔で複数設けられかつ各々が
上記磁性素子の混入状態に応じて互いに異なる磁気的性
質を有することができる磁気バーと、上記走査領域の磁
気バーを磁気的に走査した時に上記各磁気バーごとに得
られる個々のアナログ波形の出力の大きさに対応した情
報がコード化して登録されるデータ記録部とを具備して
いる。
はフレーク状の磁性金属や、磁性金属を含んだ磁性ポリ
マー繊維のカット体からなる。磁性金属として、例えば
パーマロイ,センダスト,Co系アモルファス,ソフト
フェライトなどのように磁気的に軟質な高透磁率磁性材
料が適している。上記磁性素子はインクにランダムに分
散させたものを被検出物に印刷するようにしてもよい。
なる基材の走査領域に、磁性素子をランダムに分散させ
た磁性体によって所定間隔で複数の磁気バーを設け、上
記走査領域の磁気バーを磁気的に走査することにより各
磁気バーの磁性素子の混入状態に応じた固有のアナログ
波形の出力を得るとともに、得られた各々の出力の大き
さに対応する情報を上記基材に設けられたデータ記録部
に登録し、上記被検出物が使用される際に上記走査領域
の磁気バーを磁気的に走査することにより得られた検出
信号を上記データ記録部に登録されている情報と照合
し、両者が対応した時にこの被検出物が真正であると判
断することを特徴とする。
に上記磁気バーを印刷等の手段によって設ける。この磁
気バーに含まれる磁性素子はランダム(不均一)に分散
しているため、見た目は同一の磁気バーであっても、各
々の磁気バーは磁性素子の混入量や磁性素子どうしの重
なり具合などの混入状況に応じて、固有の透磁率等の磁
気的性質を有するようになる。この磁気バーが設けられ
た走査領域を処理装置によって磁気的に走査することに
より、各磁気バーの磁気的性質に応じて、固有のアナロ
グ波形の出力を検出するとともに、検出された出力の大
小に対応する情報が特定のアルゴリズムに基いてコード
化され、被検出物のデータ記録部に登録される。
査領域が磁気的に走査される。この走査によって得られ
た検出信号をデータ記録部に登録されている情報と照合
し、両者が対応した時にこの被検出物が真正であると判
断する。
号は単なる「0」「1」の二者択一的なものではなく、
磁気バーに含まれる磁性素子の量や磁性素子どうしの重
なり具合などに応じて変化する多様な出力のアナログ波
形であるため、不正使用の目的で磁性体を走査領域に貼
付けたり磁気バーを切り取るなどしても、走査領域をデ
ータ記録部の登録内容と整合するように再現することは
困難である。
録内容を書き換えたとしても、本発明の磁気バーが発生
する出力はランダムなアナログ波形であるため、走査領
域の内容と整合するようにデータ記録部の登録内容を書
き換えることはきわめて困難である。しかも本発明の被
検出物は、磁気バー自体を磁化(着磁)させるのではな
く、外部から磁界を与えた時の磁気バーの磁気的性質
(透磁率等)に応じた出力を利用するので、不正使用を
試みる者にとって走査領域の内容を読取りにくいもので
ある。
いた場合について図面を参照して説明する。図1に示さ
れる被検出物10は、紙あるいは合成樹脂等の非磁性材
料を主体とするカード状の基材11を有しており、この
基材11の特定位置に走査領域12が設定されている。
走査領域12には、下記磁性インクによって複数の磁気
バー13が走査方向に沿って一定間隔で印刷されてい
る。
性インクは、図2に模式的に拡大して示すように、例え
ば高分子材料からなるバインダー15中に、粉体または
繊維状あるいは板状の磁性素子16をランダム(不均
一)に分散させたものである。このような磁性インク
は、バインダー15中に多数の磁性素子16が不特定な
方向を向きかつ互いに不規則に重なり合うなどするた
め、各々の磁気バー13が互いに異なる磁気的性質を発
揮できるようになる。磁性素子16の材料としては、例
えばパーマロイ,センダスト,Co系アモルファス,ソ
フトフェライトなどのように磁気的に軟質な高透磁率磁
性材料や、高透磁率磁性材料を含んだ磁性ポリマー繊維
のカット体(適当な長さに切断したもの)が適してい
る。
0が設けられている。データ記録部20は、例えば磁気
ストライプのように、データを磁気的に書込むことがで
きかつ読取ることもでき、しかもデータの書き換えが可
能な記録媒体が適している。なお、被検出物10の全面
に磁気層が設けられている場合には、その磁気層の一部
分をデータ記録部20として利用するようにしてもよ
い。データ記録部20の他の例として、データの書き換
えが可能なバーコードのように、光学的に読取ることが
可能な記録媒体が使用されてもよい。そしてこの被検出
物10がプリペイドカードの場合には、データ記録部2
0の一部に、残金データ等の残量に関するデータが記録
される。
12の磁気バー13を下記の処理装置50によって磁気
的に走査した時に得られる出力、すなわち各磁気バー1
3の磁気的性質に応じて得られる固有のアナログ波形の
出力の大きさに対応した情報が、コード化して記録され
るようになっている。
構56を備えている。移送機構56は、ベルトやローラ
等を用いた移送用部材57によって、被検出物10を所
定速度で図中の矢印F方向に移動させるようになってい
る。被検出物10の移動経路の途中に磁気センサ60が
設けられている。この磁気センサ60は、第1のMR素
子61と第2のMR素子62とを被検出物10の移動方
向に並べるとともに、MR素子61,62の背後にマグ
ネット63を配置したものであって、走査領域12の透
磁率変化を検出できるようになっている。
的に接続されており、しかも各MR素子61,62に、
マグネット63による同じ強さの磁界が及ぶようになっ
ている。第1のMR素子61は下記コントローラ80に
接続されている。第2のMR素子62は直流電源回路7
5に接続されている。
通る時に、磁気バー13の位置が走査方向に変化するの
に伴い、出力電圧Vout が変化する。すなわち矢印F方
向に走査領域12が移動し、MR素子61,62の近傍
を磁気バー13が通ることによって、磁気バー13に含
まれている磁性素子16の量や磁性素子16の重なり具
合などに応じて、各MR素子61,62を通る磁束が経
時的に変化するとともに、MR素子61,62の抵抗値
R1 ,R2 に差が出ることによって、各磁気バー13ご
とに固有の大きさのアナログ波形の出力電圧Vout が生
じる。
タ等を用いたコントローラ80と、被検出物10のデー
タ記録部20に下記暗号コードを記録するためのコード
書込み部81と、データ記録部20に記録されたコード
を読取るためのコード読取り部82などを備えている。
コード書込み部81と読取り部82は、読取り/書込み
用の回路83に接続されている。コントローラ80は、
A/D変換器90や比較器91および暗号コード変換器
92などを含んでいる。コントローラ80に表示器95
が接続されている。
作用などについて説明する。図5は被検出物10を作成
するためのプロセスの一例を示している。基材製造ステ
ップS1では、合成樹脂あるいは紙等の非磁性材料によ
って、カード状の基材11を製造する。印刷ステップS
2において、走査領域12に前述の磁気バー13が前記
磁性インクによって印刷される。
によって走査領域12を磁気的に走査する。すなわち被
検出物10を移送機構56によって図4中の矢印F方向
に移動させ、磁気バー13の出力を検出することによ
り、各々の磁気バー13に応じて、図3に示すように出
力の大きさh1 ,h2 ,h3 ,h4 が互いに異なるラン
ダムなアナログ波形の検出信号が得られる。
いて、出力の大きさに応じてコード変換器92によって
特定のアルゴリズムに基いて暗号化される。こうして得
られた暗号コードが、書込みステップS5において、コ
ード書込み部81によってデータ記録部20に例えばデ
ィジタル値で記録される。
10が真正であるか否かのチェックが行われる。図6
は、被検出物10の真正さをチェックするための照合プ
ロセスの一例を示している。この例の場合、走査ステッ
プS11において、前記処理装置50によって前記と同
様に被検出物10の走査領域12を磁気的に走査するこ
とにより、各磁気バー13ごとの出力を得る。そしてこ
の出力を処理装置50によって前記アルゴリズムに基い
て処理することで、各磁気バー13に応じた固有の検出
信号を得る。
て、データ記録部20に記録されている暗号コードがコ
ード読取り部82によって読取られる。読取られたコー
ドはコード再生ステップS13において、暗号コード変
換器92によって所定のアルゴリズムに基いて解読され
ることにより、照合用コードが再生される。
照合用コードと走査ステップS11で検出された検出信
号とが比較器91によって比較され、両者が整合した時
に、この被検出物10が本物であると判断される。
ードである場合、データ記録部20に残金データが記録
され、被検出物10を使用するたびにデータ記録部20
の内容(残金データ)が更新される。
する目的で走査領域12に何らかの磁性体を貼付けたり
切り取るなどしても、個々の磁気バー13ごとの固有の
アナログ波形に応じた出力を再現するように改ざんする
ことは困難であり、ましてやデータ記録部20に登録さ
れている暗号データと整合するように磁気バー13を改
ざんすることは著しく困難である。しかも同一の残高金
額でも、各々の被検出物10のデータ記録部20の登録
内容を異ならせることができる。
互いに間隔をあけて配置した走査領域12であれば、磁
気バー13による信号部分aと、磁気バー13が存在し
ない箇所の無信号部分bとが交互に生じ、信号部分aと
無信号部分bの差が明確になるため、S/N比を高める
上で有利である。これに対し走査領域12の全面に磁性
インクを塗布すると、アナログ波形が連続的に生じるた
め、信号部分と無信号部分とが不明確となり、S/N比
に悪影響が出る。このため、検出精度を高める上でも本
実施例のような磁気バー13を有する走査領域12は好
ましいものである。
に特徴付けることのできる情報をデータ記録部の登録内
容と照合するため、走査領域を改ざんしたりデータ記録
部を書き換えるなどの不正な行為が行われても、走査領
域とデータ記録部の内容が整合してしまうことを防止で
きる。また、従来のように高保磁力と低保磁力の2種類
の磁性体を用いる必要がないから印刷工程が簡略化し、
コストを下げることが可能である。
大図。
の検出信号の一例を示す図。
図。
フローチャート。
すフローチャート。
Claims (2)
- 【請求項1】非磁性材料からなりかつ特定位置に走査領
域が設定された基材と、 磁性素子をランダムに分散させた磁性体により上記走査
領域にその走査方向に沿って所定間隔で複数設けられか
つ各々が上記磁性素子の混入状態に応じて互いに異なる
磁気的性質を有することができる磁気バーと、 上記走査領域の磁気バーを磁気的に走査した時に上記各
磁気バーごとに得られる個々のアナログ波形の出力の大
きさに対応した情報がコード化して登録されるデータ記
録部と、 を具備したことを特徴とする真正さがチェックされる被
検出物。 - 【請求項2】非磁性材料からなる基材の走査領域に、磁
性素子をランダムに分散させた磁性体によって所定間隔
で複数の磁気バーを設け、 上記走査領域の磁気バーを磁気的に走査することにより
各磁気バーの磁性素子の混入状態に応じた固有のアナロ
グ波形の出力を得るとともに、得られた各々の出力の大
きさに対応する情報を上記基材に設けられたデータ記録
部に登録し、 上記被検出物が使用される際に上記走査領域の磁気バー
を磁気的に走査することにより得られた検出信号を上記
データ記録部に登録されている情報と照合し、両者が対
応した時にこの被検出物が真正であると判断することを
特徴とする被検出物のチェック方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7160985A JPH0916834A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 真正さがチェックされる被検出物とこの被検出物のチェック方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7160985A JPH0916834A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 真正さがチェックされる被検出物とこの被検出物のチェック方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916834A true JPH0916834A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15726381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7160985A Pending JPH0916834A (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 真正さがチェックされる被検出物とこの被検出物のチェック方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916834A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2784535A1 (es) * | 2019-03-25 | 2020-09-28 | Univ Valladolid | Dispositivo y procedimiento de entrenamiento e identificacion de tarjetas sin contacto por caracterizacion en radiofrecuencia |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP7160985A patent/JPH0916834A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2784535A1 (es) * | 2019-03-25 | 2020-09-28 | Univ Valladolid | Dispositivo y procedimiento de entrenamiento e identificacion de tarjetas sin contacto por caracterizacion en radiofrecuencia |
| WO2020193836A1 (es) * | 2019-03-25 | 2020-10-01 | Universidad De Valladolid | Dispositivo y procedimiento de entrenamiento e identificación de tarjetas sin contacto por caracterización en radiofrecuencia |
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