JPH09168557A - 施しユニット - Google Patents

施しユニット

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JPH09168557A
JPH09168557A JP8261196A JP26119696A JPH09168557A JP H09168557 A JPH09168557 A JP H09168557A JP 8261196 A JP8261196 A JP 8261196A JP 26119696 A JP26119696 A JP 26119696A JP H09168557 A JPH09168557 A JP H09168557A
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JP
Japan
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applicator
skin
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absorbent element
application unit
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JP8261196A
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Jean-Louis Gueret
ジァン・ルイ、ゲレ
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LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 活性物質を皮膚の表層の内部に滲込ませると
同時に液化冷媒ガスの作用により表層を刺激することに
ある。 【解決手段】 少くとも1種類の液化冷媒ガスと、皮膚
の表層に施そうとする少くとも1種類の活性物質とによ
り構成された液体製品を入れたエーロゾルかん形の加圧
容器517と、この加圧容器から出る噴流が皮膚の表層
に滲込むときに、この表層に接触するようにする吸収要
素503を支える少くとも1個の施し装置501と、を
備え、この施し装置を前記加圧容器と一体にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚への冷気のよく知
られている効果とくに皮膚を刺激する効果を同時に利用
するように、寒剤流体によつて少くとも1種類の活性物
質を皮膚の表層に施す施しユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】美容術に利用され又一般に寒冷療法効果
を必要とする皮膚の全処理に使われる施し装置は種々の
形式のものが従来から知られている。冷却剤又は寒剤混
合物(cryogenic mixture)を含む小
容器により構成した施し装置がとくに利用されている。
【0003】又仏国特許第2,563,728号明細書
には、血管収縮に次いで血管拡張を生ずる効果によつて
皮膚のマッサージを確実に行うことのできる寒冷療法効
果を持つ施し装置について記載してある。この施し装置
は、皮膚に施しやすくすることのできる扁平部を備えた
球形容器から構成してある。この容器は、低い温度に保
持する冷却剤混合物を入れてある。この容器は、皮膚に
確実な施しを行いやすくする金属製のふたを外部に備え
たたわみ性の突出部によりふさいである。
【0004】冷気によるマッサージのこのような施し装
置は、水和剤、再生剤又は類似物のような活性物質(a
ctive substance)を皮膚内に滲込ませ
ることができない。実際上施しの瞬間に寒剤混合物及び
皮膚の間につねに仕切が挿入される。
【0005】もちろん欧州特許第17,595号明細書
により知られているように、直接皮膚に施すことのでき
る凍結した塊状体又は錠剤の形の化粧品がある。又多数
回の施しごとに冷気の血管収縮効果がこれ等の化粧品の
作用に適正に加わるようになる。このようにして表層内
への化粧品の迅速な滲込みが得られる。しかし使用時に
この施し方式が不便を伴うことが分かった。第1に塊状
又は錠剤状の化粧品は冷凍室内に保持しなければならな
い。第2に施しに当たりこのような化粧品は表層に接触
し極めて早く液状になる化粧品被膜を形成する。これで
は活性物質が実際上表層に滲込んだという保証が得られ
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、皮膚保護活
性物質を表層の内部に滲込ませると同時に液化冷媒ガス
の作用により表層を刺激する新規な施しユニットを提供
するものである。本出願人は実際上、或る分量の少くと
も1種類の刺激性活性物質により又加圧容器の出口で液
体状態で送出される或る分量の少くとも1種類の液化冷
媒ガスにより吸収要素に逐次に又は同時に滲透させ、そ
して活性物質・液化冷媒ガスの配合物を吸収したこの要
素を皮膚に当てがうことにより、所要の効果が得られる
ことを発見した。同時の滲透の場合には、冷媒ガスを封
入する加圧容器に又活性物質も入れるようにするのが有
利である。活性物質は加圧容器の出口の弁によつて分与
することのできる状態にしてある。
【0007】加圧容器から出る液体物質は、この容器か
ら出る際にこの瞬間にガスの膨脹によつて−42℃の程
度の極めて低い温度になり皮膚を焼き又持続性を持つ冷
却効果を生じないことによつて直接皮膚に施すことがで
きないがしかし、たとえばけば立て等により吸収性を持
つ上側の表面を持つのを好適とする吸収要素に移すとき
は、皮膚に施しても堪えられるようになり皮膚を焼くよ
うなことが全くなくなり持続性を保持することが認めら
れる。その理由は、この吸収要素内に液化ガスが閉じ込
められるのでこの液化ガスの気化が極めて遅くなるから
である。
【0008】従って本発明によれば、吸収要素に滲透し
た液化ガスは空気中で徐々に気化し、このようにして前
記したように皮膚に堪えられる持久性のある冷凍効果を
生ずる。この場合活性物質が残り、寒剤効果によりこの
ようにして刺激された皮膚内に滲込む。
【0009】ヒドロアルコール媒質又は水性媒質中に溶
解した活性物質は、寒剤の作用のもとに固化し、凝結し
そして皮膚に施したときに液化する。
【0010】本発明によれば1種類(又は複数種類)の
液化ガスを封入した加圧容器内に、この場合この加圧容
器の流出弁により分与することのできる状態にした1種
類(又は複数種類)の活性物質を貯蔵する。
【0011】本発明によれば、1種類(又は複数種類)
の液化冷媒ガスに、1種類(又は複数)の活性物質を溶
解することのできる少くとも1種類の非寒剤揮発性物質
(又は化粧品として許容できる少くとも1種類の有機溶
媒)を貯蔵するようにする。前記の液化冷媒ガスは、加
圧容器外に放出される得られた組成物が多量のガスを液
体の状態で含むように永続性の位相を生成する。前記の
非寒剤揮発性物質は、皮膚の表層がふたたび正常な温度
になると気化する。
【0012】加圧容器内には液化冷媒ガスの重量に比べ
て3ないし35重量%の比率で非寒剤物質を導入するの
がよい。
【0013】液化冷媒ガスはとくに、たとえばトリクロ
ルフルオルメタン、ジクロルジフルオルメタン、クロル
ジフルオルメタン、クロル−1ジフルオル−1,1エタ
ン又はこれ等の物質の混合物のようなハロゲン化脂肪族
炭化水素の中から選定する。
【0014】非寒剤揮発性物質としてはとくにたとえば
CTFA化粧品成分辞典(COSMETIC INGR
EDIENT DICTIONARY)第3版でCYC
LOMETHICONEという名称で記載してある環状
ジメチルポリシロキサンのような揮発性シリコーンを選
定する。
【0015】活性物質としてはとくに、水和剤、再生
剤、しわ防止剤、にきび止め、小胞炎防止剤、充血剤及
び強固剤から成る群から選んだ皮膚保護物質を選定す
る。
【0016】活性物質は水溶液又はヒドロアルコール溶
液の形で得られ、そして活性物質を含む位相は使用時に
凍結した状態になる。
【0017】とくに有利な実施例によれば施しのため
に、海綿状プラスチック又はフェルトのような材料から
作られ寒剤処理組成物を受けるようにした表面のけば立
てにより吸収容量を向上させた吸収要素を利用する。
【0018】しかし又施しのために、セルロース綿又は
木綿により構成した吸収要素を利用してもよい。
【0019】又吸収要素は施し器に固定するのが有利で
ある。この施し器は絶縁材から作り吸収要素と共に施し
装置を構成する。
【0020】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、少くと
も1種類の活性物質を皮膚の表層に施し、寒剤処理効果
を同時に生じさせる、施しユニットにおいて、(イ)少
くとも1種類の液化冷媒ガスと、前記皮膚の表層に施そ
うとする少くとも1種類の活性物質とにより構成され、
かつ加圧容器出口ノズルを通って分布することができる
ような形態の液体製品を入れたエーロゾルかん形の加圧
容器と、(ロ)この加圧容器から出る噴流が前記皮膚の
表層に滲込むときに、この皮膚の表層に接触するように
する吸収要素を支える少くとも1個の施し装置と、を備
え、前記施し装置を前記加圧容器と一体にしたことを特
徴とする施しユニットにある。
【0021】本発明による加圧容器は若干の使用条件の
うちで1種類(又は複数)の液化冷媒ガスのほかに、吸
収要素に別個に施される1種類(又は複数)の活性物質
を溶解することのできる少くとも1種類の非寒剤揮発性
物質を封入することができる。前記の液化冷媒ガスは永
続性の位相を生成する。
【0022】好適とする成分と共にこの場合に加圧容器
内に導入した組成物の各成分の比率とに対する好適とす
る条件は前記した通りである。
【0023】又前記したように吸収要素は施し器に一体
にすることができる。この施し器は、吸収要素を取り付
けた面の反対側の面に、このようにして構成した施し装
置の保持手段を設けてある。
【0024】さらに施し器が加圧容器の出口の弁を操作
する手段を備えるのが有利である。
【0025】このために施し器は、加圧容器の弁の出口
に連通しこの容器から出る液体噴流を吸収要素に向かい
差向けるみぞ穴を形成してある。このみぞ穴は、弁の出
口を受入れることのできる孔に開口している。
【0026】吸収要素は、たとえばベルクロ(velc
ro)形用具によりすなわち自動接着具により施し器に
取りはずし自在に固定することができる。或いは又吸収
要素は、縁部を当てがわれ又中央部分に突出する底部な
しの杯状の環状体により、又この環状体への固定時に吸
収要素を湾曲させたリブを設けた頂部により構成した施
し器内に位置させることができる。とくにこの場合加圧
容器から出る液体噴流を差向けるみぞ穴は基板の背部に
形成されそしてこの基板の先に型取りリブを当てがつた
管により延長してある。
【0027】基板は、押しボタンの役をする外壁区域と
加圧容器の上部部分を覆うことのできる延長部分とを備
えた中空体により構成してある。押しボタンは加圧容器
の弁の弁棒のわずかに上方に位置している。
【0028】
【実施例】本発明による活性物質の施しユニットの実施
例は図12に示すように施し装置と加圧容器とが一体で
ある。この実施例の理解を助けるために、本発明の実施
例ではないが、施し装置を使用のため加圧容器から取外
しできるようにした施しユニットを図1ないし図11に
ついて説明する。
【0029】図1、図2、図3、図4及び図5に示す活
性物質の施しユニットの施し装置1では、皮膚の表層に
水和剤活性物質を同時に付着させて施しの際に寒冷治療
の効果を生ずるようにした寒剤流体を皮膚の表層に施す
ことができる。
【0030】施し装置1は、吸収要素すなわちパッド3
を受けることのできる施し器2を備えている。パッド3
の面4は或る分量の組成物を受入れるために吸収性を持
つようにしてある。施し器2内のパッド取付け位置で外
側の方に向いたパッド3の面4は、従って施し装置1に
よりマッサージによつて寒剤による処理及び水和剤の施
しを行うように皮膚の表層に施しを行う基板を構成す
る。
【0031】施し器2はたわみ性のプラスチック材から
作ってある。このプラスチック材は又絶縁性を持つ。そ
の理由は、パッド3を備えた施し器2はパッド3に組成
物を受けたときに、使用者が寒剤の作用を感じないでパ
ッド3の他方の側を自分の手によりつかむことができな
ければならないからである。この材料はとくにポリ塩化
ビニルプラスチック材である。
【0032】施し器2は、すみ部に丸みを付けた長方形
の縁枠5を備えている。縁枠5の縦辺6と共に横辺7の
横断面は実質的に四分円の形の表面を持ち、丸みを持つ
外側壁8と平らな上壁9[縁枠5はこれが図1及び図2
で占める位置で考える]と上壁9に直交する内側壁10
とを構成するようにしてある。
【0033】縁枠5は外側壁8及び内側壁10の接合部
により仕切った稜部に沿って形成した内縁11を備えて
いる。内縁11は上壁9に平行な平面内に位置する。
【0034】さらに上壁9は、細長い長方形の形の2つ
のたわみ性舌状片12,13により外部に延びている。
各舌状片12,13はそれぞれの小辺の一方により縁枠
5の縦辺6にほぼ直交しその中央に接合してある。
【0035】一方のたわみ性舌状片12は、その末端の
領域にそして上壁9の反対側の面にベルクロ形の調節自
在な固定具のフック部分14aを備えている。この固定
具のベロア(velours)部分14bは対向する舌
状片13の末端区域に上壁9の側に位置する面に設けて
ある。
【0036】縁枠5は、成形により作った被膜ヒンジ1
6により縦辺6の一方の内側上部稜に沿って縁枠5に枢
着した長方形のフラップ15を設けてある。フラップ1
5の寸法は、フラップ15がたとえば図1に示したよう
におろした位置にあるときに、フラップ15が縁枠5の
上壁9の面と実質的に同じ面内に位置すると縁枠5の内
側上部稜により仕切ったほぼ全空間を占めるような寸法
である。
【0037】パッド3を又長方形の形状を持つ。パッド
3は海綿状プラスチック材又はフェルトから形成する。
パッド3の面4はたとえばけば立て法により極めて吸収
性を高くしてある。さらにパッド3は、プラスチック材
から成る扁平な周辺枠3aにより剛性を与えてある。パ
ッド3が海綿状プラスチック材から成る場合には周辺枠
3aは二次射出成形により形成することができる。
【0038】パッド3の吸収面4に施される組成物は図
4及び図5に示した加圧容器17内に入れてある。図5
では容器17は使用位置で示してある。
【0039】容器17は円筒形側壁を持つ胴体18を備
えている。胴体18の上端の縁部には弁取付け杯状体を
かしめにより固定してある。弁取付け杯状体の中央区域
には流出口の管を備えた弁を配置してある。弁取付け杯
状体、弁及びその流出管は図示してない。これ等は全部
従来の構造のものである。弁の流出管を押込むと容器の
内容物から遊離空気を釈放する。この遊離空気は本発明
の場合にこの容器外に液体噴流の形で放出される。パッ
ド3には図5に示すように加圧容器17を頭部を下にし
て滲込ませる。
【0040】胴体18には固定部分20と先端無片22
を受入れる可動部分21とにより構成した分与ヘッド1
9をはめるようにしてある。
【0041】このような分与ヘッド19は仏国特許85
−19133号明細書になお詳しく記載してある。従っ
てこの分与ヘッドの詳細な説明は省くことにする。しか
し外壁23は格子により構成され又前記仏国特許明細書
にとくに記載してあるこの格子の上流側に配置される偏
向装置を除いてもよいことを示してある。図示のような
分与ヘッドは、その広がった自由端によつてパッド3の
比較的大きい表面に一層迅速に滲込ますことができる利
点がある。
【0042】加圧容器17内に入れた組成物は次の2種
類の冷却剤トリクロルフルオルメタン及びジクロルジフ
ルオルメタンの50対50の混合物により構成すること
ができる。これ等の冷却剤に揮発性シリコーンすなわち
前記した『シクロメチコーン』の名称で知られる生成物
を前記混合物の重量に比べて15重量%の比率で加え
る。このようにして極めて持続性のある液化ガス位相を
構成する。この混合物に水和剤効果を持つ活性物質をこ
れを確実に溶解する『シクロメチコーン』の重量に比べ
て10重量%の量で含ませる。加圧容器17内に入れた
組成物は又次の2種類の冷却剤すなわちデュポン・ド・
ヌムール社から商品名デイメル(DYMEL)として市
販されているクロル−1ジフルオル−1,1エタン及び
クロルジフルオルメタンの60対40の混合物により構
成してもよい。この混合物に、処理効果を持つ少くとも
1種類の活性物質を溶解することのできる有機溶媒を前
記混合物の重量に比べて10重量%の比率で加える。
【0043】図6及び図7に示す施し装置101は図1
3のパッド3に類似した長方形のパッド103とすみ部
を丸くした長方形パッドにより構成した施し器102と
を備えている。施し器102は、パッド103の表面の
上側の装置表面を備え、又施し器2の材料と同じ材料か
ら作る。
【0044】パッド103は、たとえば接着により吸収
性の高い面104の反対側の面で施し器102の中央領
域115に固定してある。施し器102はこのようにし
て施しの瞬間に使用者の手の掌に対し寒剤に対向する保
護体を構成する。
【0045】扁平な縁枠の形を持つ残りの縁区域105
はパッド103の反対側に、施し器102の横軸線に対
し対称に配置したU字形の2つの取っ手112,113
を取付けてある。各取っ手112,113は、各アーム
112a,113aのそれぞれ端縁部112c,113
cにより施し器102の縦辺の中間領域106に被膜ヒ
ンジにより枢着されるように取付けてある。各端縁部1
12c,113cは施し器102の横方向対称軸線にほ
ぼ平行に配置してある。このようにして各取っ手11
2,113のアーム112a,113aは相互の延長上
にある。各ウエブ部分112b,113bは相互に対向
して配置してある。
【0046】使用者が前記した第1実施例による施し装
置によつてマッサージを行おうとするときは、パッド3
を施し器2内に導入する。施し器12のフラップ15は
図2に示すように開く。この場合使用者はパッド3をそ
の周辺枠3aが施し器2の内縁11に位置するまで引入
れる。次いで使用者はフラップ15を引下げ、フラップ
15上に手を置き、そして使用者は手の平にフック部分
14a及びベロア部分14bを協働させることにより所
要の押圧によつて確実に固着すると各たわみ性舌状片1
2,13を相互に固定する。
【0047】手を裏返すことにより使用者はパッド3の
吸収性上面4を差出す。上面4は、出口の噴流が液体で
あるので図5に示した位置に位置させた加圧容器17に
より液体状態で送出される組成物を受けることができ
る。分与ヘッド19の押しボタンを構成する可動部分2
1に矢印F(図5)の向きに力を加えることにより、放
出される液体Mはパッド3の表面4の全体に迅速に滲込
む。ハロゲン化脂肪族炭化水素の混合物により構成した
液化ガスは加圧容器17から−42℃の程度の温度で放
出される。面4に滲込ませると、使用者は施し装置1を
皮膚に当てる。吸収性上面4に保持された液化ガスはこ
の場合面4の上方に極めて徐々に気化し1分間程度の冷
却効果を生ずる。
【0048】活性物質を含むシリコーン及び揮発性溶媒
に関しては、これ等は皮膚に液体被膜すなわち皮膚が正
常温度になると消失する被膜を付着させる。従って使用
者は冷却剤との長い接触後に、水和剤が皮膚に滲込んで
いるから、水和され刺激され軟化した皮膚を回復する。
【0049】使用者が前記した図6及び図7に示す施し
装置によりマッサージを行おうとするときは、使用者は
吸収性パッド103を取付けた板と各取っ手112,1
13との間に施し器102の縦方向軸線の方向に沿って
一方の手を滑り込ませる。各取っ手112,113は図
7にふした位置を占めるように押上げられる。手を裏返
すと使用者はパッド103の吸収性上面を出し、この場
合前記したようにして施し操作を行う。
【0050】次に図8に示す施し装置201は、基板2
25から延びるわずかに弓形の細長い取っ手224を備
えている。基板225の平らな外面226はセルロース
綿のような吸収性材料から成るパッド203を受けるこ
とができる。パッド203は、たとえばベルクロ形又は
自動接着式の固定具により面226に取りはずし自在に
固定してある。このようにして使用後にパッド203を
変更することができる。パッド203に施すようにした
組成物は、図8に使用位置で示した加圧容器217内に
入れてある。
【0051】容器217は、円筒形区域227から成る
側壁を持つ胴体218を備えている。この側壁は円筒形
区域により容器217の平らな底部228と円すい台形
上部区域229とに接合してある。上部区域229の上
部外縁部にはかしめリム230により弁取付け杯状体を
固定してある。弁取付け杯状体の中央区域には、放出口
の管231を備えた弁を配置してある。管231を押す
と容器217の内容物から遊離空気が釈放される。この
内容物は後述のようにパッド203に滲込ませるように
液体噴流の形で容器217の外に放出される。
【0052】容器217は、非使用位置で施し器202
を支えるように作用する延長部分234を持つ台233
に容器217の円筒形下部部分232により軸線方向に
導き入れる。このために延長部分234の上壁235は
平らに置いた施し器202の区域に補形的な壁区域を備
えている。施し器202の表面226は、水平に配置さ
れ延長部分234の方に向けてある。すなわちわずかに
凸形の領域236を持つ壁区域は取っ手224に対応し
又平らな領域237は表面226に対応する。
【0053】台233の延長部分234は又複数個のパ
ッド203を保持する役をする。このために延長部分2
34は、図示の例では貯蔵のために3個ずつ3列のパッ
ド203を導入することができ延長部分234の側壁の
1つに開口する平行六面体形の凹み238を形成してあ
る。
【0054】台233から出る容器217の部分は、互
いに同軸の2つの円筒形すそ部分すなわち平らな環状底
部242にそれぞれ接合した内部すそ部分240とすそ
部分240より一層長い外部すそ部分241とにより構
成したキャップ239をはめてある。内部すそ部分24
0はその自由端に外部環状みぞ243を形成してある。
みぞ243によりキャップ239はかしめリム230に
締付けられるようになる。外部すそ部分241について
はすそ部分241は、キャツプ239の固定位置におい
て、自由上縁部の近くで下部部分232を囲む円筒壁に
形成した環状のセットバック部244に当てがうように
してある。
【0055】流出管231には杯状体245を設けてあ
る。杯状体245は加圧容器217の流出弁の作用を制
御する部品の役をする。施し装置201については後述
のようんに押しボタンの役をする。
【0056】杯状体245はわずかに凹入した面板24
6を備えている。面板246の凹みは杯状体245の取
付け位置で外部の方に向く。杯状体245はその凹入壁
に対して、その周辺の付近に配置されキャップ239の
すそ部分240に沿って案内されてすそ部分240によ
り仕切った空間内で滑動できる円筒形すそ部分250
と、又環状の肩部249をほぼ中間高さ位置に持つ円筒
壁により仕切った軸線方向みぞ穴248の貫通する中央
延長部分247とを備えている。環状肩部249は、杯
状体245が弁棒すなわち流出管231を覆うときに流
出管231の自由縁部に当たるようにしてある。
【0057】加圧容器217内に入れた組成物は前記し
たのと同じである。
【0058】使用者が施し装置によりマッサ−ジを行お
うとするときは、図8に示すように使用者は施し器20
2を杯状体245上に置く。使用者は矢印fの方向に力
を加え加圧容器217の弁を開く。放出される液体はパ
ッド203に極めて迅速に滲込む。ハロゲン化脂肪族炭
化水素の混合物により構成した液化ガスは加圧容器21
7から−42℃の程度の温度で放出される。
【0059】この場合使用者はパッド203を皮膚に当
てがう。液化ガスはこの場合この表面の上方に極めて徐
徐に気化し1分間程度の冷却効果が生ずる。作用物質は
皮膚に付着し非寒剤揮発性物質の気化後に皮膚に滲込
む。
【0060】図9に示す施し装置301においては、図
8に示す部品と同じ部品は前記の部品の参照数字に10
0を加えて示してある。この場合これ等の2つの実施例
の間の違いだけしか述べないことにする。
【0061】部分332を仕切る壁に形成したセットバ
ック部344は、図9に鎖線で示した取りはずし自在の
キャップ350を当てがうようにしてある。キャップ3
50のすそ部分はその自由縁部に沿い外部ビ−ド352
を形成してある。外部ビ−ド352は、セットバック部
344の上方に形成した環状周辺みぞ353内にはめ込
みにより受入れるようにしてある。
【0062】この実施例では図8の杯状体245を除い
てある。みぞ穴348は壁326の平面に直交するよう
に基板325内に直接形成してある。弁棒すなわち流出
管331の自由縁部に力を及ぼすように壁326に平行
に肩部349を設けてある。又図9に示すようにみぞ穴
348は広がり区域により壁326に開口している。
【0063】施し装置301の機能は、パッド303の
滲透のために図9に示すような施し器302を設けたこ
とを除いて施し装置201の機能と同じである。この滲
透はパッド303の後面に生じさせる。このようにして
杯状体形245のよごれのおそれを防ぐ。このよごれは
皮膚の表層に接着するパッド303の面に付着する。
【0064】図10及び図11に示す施しユニットの施
し装置401においては、部品の参照数字は図9の対応
部品の参照数字に100を加えて示してある。
【0065】施し器402は施し器302に比べて、基
板425を2部分すなわち頂部457と底なしの杯状の
環状体454とから形成したことが異なっている。環状
体454の上縁部には取っ手424を接合してある。取
っ手424は、その自由端をこの自由端の反対方向に向
かいわずかに湾曲させることによって環状体454のほ
ぼ上面内に位置させる。さらに取っ手424は、その環
状体454との接合区域に穴455を形成してある。穴
455は、取っ手424の中間線にほぼ直交する軸線に
交差する。
【0066】穴455の反対側で環状体454はヒンジ
456により円形の実質的に平らな頂部457に連結し
てある。頂部457は直径に沿いヒンジ456の反対の
領域にフック458を取付けてある。フック458は頂
部457を閉じたときに穴455内に入込み頂部457
を環状体454に固定するようにしてある。
【0067】さらにみぞ穴448は向き合う側の管44
8aにより環状体454の内部に向かい延びている。環
状体454はこの同じ側に管448aと共に頂部457
に接合することにより管448aの周辺に規則正しく配
分した半径方向リブ459を取付けてある。さらに各リ
ブ459の自由縁部の包絡面は半球面形である。
【0068】使用時には図10に示すようにパッド40
3を環状体454内に配置する。パッド403は環状体
454の内縁部により保持される。ついで頂部457を
図10に矢印Fにより示すように閉じる。各リブ459
は、この場合環状体454の外面の連続部内に実質的に
位置することにより環状体454の外に突出する球面区
域を構成するように、パッド403の形状を定める。パ
ッド403の滲透はこの場合図9の場合と同じようにし
て行う。
【0069】図12は本発明施しユニットを示す。この
施しユニットによれば頂板557及び環状体554を止
めるために環状体554に頂部557の突起561を受
入れるようにしたくぼみ560を形成したことを除いて
図11の基板425とほぼ同じ基板525を設けてあ
る。
【0070】本発明施しユニットの新規性は、頂部55
7が各リブ559の反対側にひじ形中空部片562によ
り延びている点である。ひじ形部片562は、一端部で
はほぼ円すい台形部分563により頂部557の外縁部
に接合され、又他端部では加圧容器517を覆う円筒形
部分564を形成してある。部分563の領域565は
この位置では加圧容器517の弁の弁棒すなわち管53
1の上方に位置する。領域565は、処理組成物の放出
を制御する押しボタン(図12の矢印F)の相当品を構
成する。円筒形部分564は実際上施し装置501のマ
ッサ−ジ一で加圧容器517の上部部分を覆う。管54
8aは、ひじ形部片562内で直角ひじ形管548bに
より延びている。ひじ形管548bの管548aと反対
側の端部は、管531の自由縁部に協働する肩部549
を持つみぞ穴548を形成してある。
【0071】容器517はその底部によりバケット形の
容器566内に納めてある。バケット形容器566は、
押しボタン領域565の操作時に円筒形部分564が滑
動できるように、施し装置501を使用状態にしたとき
に円筒形部分564内に部分的にはまり込む。
【0072】この実施例の利点は、処理冷却組成物を皮
膚の表層にとくに顔に直接施すことができることであ
る。なお施し装置501は、エ−ロゾル容器517がか
らになったときに容器517を交換することにより再充
てんができる。
【0073】図2においてフラップ15は縁枠5と別個
にしてもよいし又は縁枠5に取付けた部分に補形的な止
め部片を設けてもよいし、或いは図6及び図7に示す施
し器102の支持体の取っ手112、113を縁枠10
5内への接着により縁枠105に固定してもよいのはも
ちろんである。
【0074】以上本発明をその実施例について詳細に説
明したが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変
化変型を行うことができるのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用のために加圧容器から取り外しできるよう
にした施し装置(本発明の実施例ではない)を使用準備
位置で示す斜視図である。
【図2】図1に示す施しユニットの展開斜視図である。
【図3】図1に示す施しユニットのパッドの側面図であ
る。
【図4】図1に示す施しユニットを寒剤処理組成物を受
け取る位置で、かつこの寒剤処理組成物を放出する加圧
容器と共に示す傾視図である。
【図5】図4に示す施しユニット及び加圧容器を、吸収
パッドに寒剤処理組成物を滲透させるときに占める位置
で示す側面図である。
【図6】図1に示す施し装置とは異なる施し装置(本発
明の実施例ではない)を休止位置で示す平面図である。
【図7】図6に示す施し装置を使用位置で示す側面図で
ある。
【図8】施し装置を使用のために加圧容器から取外しで
きるようにした施しユニット(本発明の実施例ではな
い)の施し装置を、その吸収パッドに組成物を施す際の
位置と休止位置(鎖線)とで示す縦断面図である。
【図9】図8に示す施しユニットとは異なる施しユニッ
ト(本発明の実施例ではない)の要部を示す部分縦断面
図である。
【図10】図8に示す施しユニットとはさらに異なる施
しユニット(本発明の実施例ではない)を、吸収パッド
を受け入れた状態で示す縦断面図である。
【図11】図10に示す施し装置の吸収パッドを滲透位
置で示す縦断面図である。
【図12】本発明施しユニットの一部を軸断面にして示
す側面図である。
【符号の説明】
501 施し装置 503 吸収要素(吸収パッド) 517 加圧容器

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも1種類の活性物質を皮膚の表層
    に施し、寒剤処理効果を同時に生じさせる、施しユニッ
    トにおいて、(イ)少くとも1種類の液化冷媒ガスと、
    前記皮膚の表層に施そうとする少くとも1種類の活性物
    質とにより構成され、かつ加圧容器出口ノズルを通って
    分布することができるような形態の液体製品を入れたエ
    ーロゾルかん形の加圧容器と、(ロ)この加圧容器から
    出る噴流が前記皮膚の表層にしみ込むときに、この皮膚
    の表層に接触するようにする吸収要素を支える少くとも
    1個の施し装置と、を備え、前記施し装置を前記加圧容
    器と一体にしたことを特徴とする施しユニット。
  2. 【請求項2】 前記吸収要素(503)を海綿状プラスチ
    ック材又はフェルトのような材料から形成し、この材料
    の吸収容量を処理寒剤組成物を受けるようにした材料表
    面のけば立てにより増すようにしたことを特徴とする、
    請求項1の施しユニット。
  3. 【請求項3】 前記吸収要素(503)をセルロース綿又
    は木綿により構成したことを特徴とする請求項1の施し
    ユニット。
  4. 【請求項4】 前記吸収要素(503)を施し器(502)に
    一体にし、この施し器を絶縁材料で形成し又前記吸収要
    素(503)と共に前記施し装置(501)を構成したことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の施しユ
    ニット。
  5. 【請求項5】 前記施し器(502) に、前記吸収要素
    (503)を支える面とは反対側の面に前記施し装置をつ
    かむ手段を設けたことを特徴とする請求項3の施しユニ
    ット。
  6. 【請求項6】 前記施し器(502)に、前記加圧容器の
    流出弁の操作手段を設けたことを特徴とする請求項4又
    は5の施しユニット。
  7. 【請求項7】 前記施し器(502)に、前記加圧容器(5
    17)の前記流出弁の出口に連通することができ、前記加
    圧容器から出る液体の噴流を前記吸収要素(503)に向
    かって差向けるみぞ穴(548)を形成し、このみぞ穴(5
    48)が前記流出弁の弁棒(531)を受入れることのでき
    る穴に開口するようにしたことを特徴とする請求項6の
    施しユニット。
  8. 【請求項8】 前記みぞ穴(548)を前記施し器(502)
    の基板(525)内に形成し、この基板が前記吸収要素(5
    03)を受けるようにし又は前記基板に前記吸収要素を当
    てがうようにし、この吸収要素の皮膚の表層に接触する
    ようにした表面とは反対側の表面により処理寒剤組成物
    を受け入れるようにしたことを特徴とする請求項7記載
    の施しユニット。
  9. 【請求項9】 前記吸収要素(503)を、この吸収要素
    が縁部で当てがわれこの吸収要素が中央部分内に突出す
    る底部なし杯状体の形状を持つ環状体(554) と、この
    環状体(554)への固定時に前記吸収要素(503)を湾曲
    させるリブ(559)を設けた頂部(557)とにより構成し
    た施し装置内に位置させたことを特徴とする請求項4項
    ないし8のいずれかの施しユニット。
  10. 【請求項10】 前記加圧容器(517)から出る液体噴
    流を導く前記みぞ穴(548)を、前記基板(525)の背部
    内に形成し、この基板を越えて型取りの前記リブ(55
    9)を当てがう管(548a)により延長したことを特徴と
    する請求項8の施しユニット。
  11. 【請求項11】 前記基板(525)を、押しボタン(56
    5)の役をする外壁区域と加圧容器(517)の上部部分を
    覆うことのできる延長部分(564)を設けた中空部片(5
    63)により構成し、前記押しボタン(565)を前記加圧
    容器(517)の弁の前記弁棒(531)の実質的に上方に位
    置させたことを特徴とする請求項8ない10項のいずれ
    かの施しユニット。
  12. 【請求項12】 1種類(又は複数種類)の非寒剤揮発
    性物質を前記加圧容器(517)内に、1種類(又は複数
    種類)の液化冷媒ガスの重量に対し3ないし35重量%
    とくに10ないし30重量%の比率で入れたことを特徴
    とする請求項1ないし11のいずれかの施しユニット。
  13. 【請求項13】 1種類(又は複数種類)の液化冷媒ガ
    スをハロゲン化炭化水素の中から選んだことを特徴とす
    る請求項1ないし11のいずれかの施しユニット。
  14. 【請求項14】 非寒剤揮発性物質として揮発性シリコ
    ーン誘導体を使ったことを特徴とする請求項1ないし1
    1のいずれかの施しユニット。
  15. 【請求項15】 活性物質として、水和剤、再生剤、し
    わ防止剤、にきび止め、小胞炎防止剤、充血剤及び強固
    剤から成る群から選んだ皮膚保護物質を使ったことを特
    徴とする請求項1ないし11のいずれかの施しユニッ
    ト。
  16. 【請求項16】 活性物質を水溶液又はヒドロアルコー
    ル溶液の状態にしたことを特徴とする請求項1ないし1
    1のいずれかの施しユニット。
  17. 【請求項17】 活性物質を含む位相を使用の瞬間に凍
    結した状態にしたことを特徴とする請求項1ないし11
    のいずれかの施しユニット。
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