JPH09168868A - インバータ式抵抗溶接機用トランス - Google Patents

インバータ式抵抗溶接機用トランス

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JPH09168868A
JPH09168868A JP7349107A JP34910795A JPH09168868A JP H09168868 A JPH09168868 A JP H09168868A JP 7349107 A JP7349107 A JP 7349107A JP 34910795 A JP34910795 A JP 34910795A JP H09168868 A JPH09168868 A JP H09168868A
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transformer
rectifying element
heat dissipation
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element mounting
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Riyouriyou Yuu
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Miyachi Technos Corp
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    • H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00—Conversion of AC power input into DC power output; Conversion of DC power input into AC power output
    • H02M7/42—Conversion of DC power input into AC power output without possibility of reversal
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    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インバータ式抵抗溶接機用トランスにおい
て、部品数が少なく、組立工程が簡単で、二次側インダ
クスタンスの小さい二次側トランス構造を得る。 【解決手段】 放熱部材30の整流素子取付面30bか
ら見て一方の横手(右手)に二次側コイル部材22,2
4が配置されるとともに、他方の横手(左手)に第1お
よび第2のトランス出力端子14A,14Bが配置さ
れ、カソード共通接続板48の一端部から第1の外部接
続部材64が突出するようにして第1のトランス出力端
子14Aまで延在し、放熱部材30の一方の横手(右
手)に存在するセンタータップ部材38の第3の突片状
接続部38cから第2の外部接続部材68が整流素子取
付面30bの正面を経由して放熱部材30の他方の横手
の第2のトランス出力端子14Bまで延在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0010】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ式の抵抗溶
接機に用いられる整流素子付きの溶接トランスに関す
る。
【0020】図8に、インバータ式抵抗溶接機の要部の
回路構成を示す。溶接トランス(インバータ式抵抗溶接
機用トランス)100において、一次側コイル102と
二次側コイル104はコア106に巻かれている。一次
側では、一次側コイル102の両端子が一対のトランス
入力端子108A,108Bに直接接続されている。二
次側では、二次側コイル106の両端子がそれぞれ整流
素子110,112を介して一方の出力端子114Aに
接続されるとともに、コイル106のセンタータップ1
18が他方の出力端子114Bに接続されている。
【0030】インバータ116の入力端子には、商用周
波数の交流電圧を整流回路(図示せず)により整流して
得られた直流電力が入力される。インバータ116は、
スイッチング素子たとえばジャイアント・トランジスタ
からなり、入力した直流を高周波のスイッチング動作に
よってパルス状(矩形波)の高周波交流に変換する。こ
のインバータ116のスイッチング動作は、制御回路1
18からの制御信号によって制御される。
【0040】インバータ116より出力された高周波交
流はトランス100の一次側コイル102に印加され、
トランス100の二次側コイル104には降圧された大
電流の高周波交流が得られる。この二次側コイル104
に発生した高周波交流がダイオード110,112で半
周期毎に交互に整流されることで、トランス出力端子1
14A,114Bには114A側を正極、114B側を
負極とする直流の電力が得られる。これにより、直流の
二次電流(溶接電流)Iが溶接電極120,122を介
して被溶接材124,126を流れ、被溶接材124,
126の溶接部がジュール熱により冶金的に接合され
る。
【0050】中型のインバータ式抵抗溶接機では、溶接
トランス100のトランス入力端子108A,108B
にはインバータ108よりたとえば1〜2キロヘルツ、
300ボルト、40〜200アンペアの交流電力が入力
され、溶接トランス100のトランス出力端子114
A,114Bからたとえば2〜6キロアンペアの直流溶
接電流Iが被溶接材124,126に供給される。
【0060】図9および図10に、従来のインバータ式
抵抗溶接機用トランスにおける二次側のトランス構造を
示す。図9および図10は、この従来の二次側トランス
構造の側面図および斜視図である。
【0070】この溶接トランスにおいて、二次側コイル
は、二段重ねに配置された2つの厚い銅板からなるコ字
状コイル部材130,132で構成されている。これら
のコ字状コイル部材130,132は、それぞれ単巻コ
イルとしてコア(図示せず)の回りに装着され、それぞ
れの両端部ないし切欠き部をトランス中央部に向けてい
る。
【0080】上側のコイル部材130は、一方の端部
(図9および図10では手前の端部)にて銅板からなる
一方のアノード共通接続部材134に接続されるととも
に、他方の端部(図9および図10では奥の端部)にて
銅板からなるセンタータップ部材136に接続されてい
る。下側のコイル部材130Bは、一方の端部(図9お
よび図10では手前の端部)にてセンタータップ部材1
36に接続されるとともに、他方の端部(図9および図
10では奥の端部)にて銅板からなる他方のアノード共
通接続部材138に接続されている。
【0090】各々のアノード共通接続部材134,13
8は、平板状の支持部134a,138aと、コイル部
材130,132の端部と接続するために支持部134
a,138aの外側端部よりコイル側に突出して延在す
る断面L字形の接続部134b,138b(図9および
図10では138bは陰に隠れて見えない)と、向かい
側に配置された複数個のダイオード140のアノード端
子と接続するために支持部134a,138aの内側面
に固着された一対の断面L字形の接続部134c,13
8cとから構成されている。
【0100】第1および第2のアノード共通接続部材1
34,138の断面L字形の接続部134c,138c
の向かい側には、銅板からなる第1および第2の断面コ
字形のカソード共通接続部材142,144が各々の突
出辺部を各対向する断面L字形接続部134c,138
cの突出辺部に突き合わせるようにして銅板からなる共
通接続板146の内側面に固着されている。
【0110】各断面コ字形のカソード共通接続部材14
2,144の突出辺部の各面に、所定数(図示の例では
1面に8個)のダイオード140が各々のカソード端子
を向けて(接続して)取付固定されている。各ダイオー
ド140のアノード端子は、銅板の接続片141を介し
て向かい側の断面L字形接続部134cまたは138c
の突出辺部の各面に結合されている。
【0120】共通接続板146の外側面には、アルミニ
ウムからなる放熱部材150の背面(内側面)が接着固
定されている。この放熱部材150の表面(外側面)に
は断面櫛歯状の放熱フィン150aが設けられている。
【0130】共通接続板142の両端折曲部には一対の
外部接続部材154,156の基端部が結合されてい
る。これらの外部接続部材154,156は放熱部材1
52の側方から放熱フィン150aの正面に回り、正面
中心部にてそれぞれの先端部154b,156bが互い
に一体に合わさって正面前方に突出し、一方のトランス
出力端子(114A)を形成している。
【0140】一方、センタータップ部材136の下端部
には外部接続部材158の基端部が結合されている。こ
の外部接続部材158は、アノード共通接続部材13
4,138、ダイオード140、カソード共通接続部材
142,144、共通接続板146および放熱部材15
0の下を経由して放熱フィン150aの正面に回り、先
端部158aが正面中心部より幾らか下の位置にて正面
前方に突出し、他方のトランス出力端子(114B)を
形成している。
【0150】なお、図示していないが、コアは「日」字
状の珪素鋼板部材からなる。「日」字を縦方向に2つに
割った形の一対の「E」字状の珪素鋼板部材あるいは
「E」状の珪素鋼板部材と「I」字状の珪素鋼板部材と
を用意し、「E」字状部材の中心突出部に一次側コイル
を巻き付けて、その上(回り)に二次側コイル部材を取
り付け、両部材を合体させて「日」字状のコアを形成せ
しめ、コアの外周面をバンドで締め付けてトランス組立
体を構成する。
【0160】
【発明が解決しようとする課題】この種のトランスは、
ロボットのアーム先端部に搭載されることが多いため、
トランス出力端子(114A,114B)をトランスの
一端部から軸方向に取り出すのが通例となっている。上
記した従来のトランスでは、トランス出力端子(114
A,114B)を構成する外部接続部材(154,15
6)および外部接続部材158の先端部(154a,1
56a)、158aを放熱フィン150aの正面から前
方に突出させる構造である。
【0170】上記従来のトランスにおいて、放熱部材1
50は、各ダイオード140で発生する多量の熱をカソ
ード共通接続部材142,144および共通接続板14
6を介して吸収し、吸収した熱を放熱フィン150aよ
り外気へ放出する。放熱効果を高めるために、ファン
(図示せず)によって放熱フィン150aに空冷用の風
を供給することもよく行われている。しかしながら、外
部接続部材(154,156),158が放熱フィン1
50aに被さるために、放熱フィン150aの放熱作用
が妨げられている。
【0180】また、上記従来のトランスでは、共通接続
板146の上端部および下端部より一対の外部接続部材
154,156を放熱フィン150aの正面まで回し
て、両外部接続部材154,156の先端部154a,
156aを一体接合してなる。このように、上下一対の
外部接続部材154,156を用いるのは、共通接続板
146の背部で縦方向に配置された多数(64個)のダ
イオード140にかかる印加電圧を上部側と下部側とで
均等化するためである。これら外部接続部材154,1
56の先端部154a,156a同士の接合にはろう
(蝋)付けが用いられている。ボルト結合や抵抗溶接は
使えない。ボルトによる結合では、面接触が不均一で、
電蝕を起こしやすいためである。また、銅板からなる外
部接続部材154,156は、抵抗値が小さいうえ、熱
伝導率が高く、電流を流しても十分に発熱しないため、
抵抗溶接ができない。その点、ろう付けは、銅板同士を
良好に接合できる。しかしながら、ろう付けは、作業が
非常に面倒であり、熟練した技能を有する。
【0190】また、これら外部接続部材154,156
は導体長が長いため、他方の外部接続部材158との間
で大きなループを形成し、ひいては二次側インダクタン
スを大きくしている。
【0200】また、上記従来のトランスでは、整流素子
にショットキ・ダイオード140を用いている。ショッ
トキ・ダイオードは大容量のものが存在しないため、現
存の小容量のショットキ・ダイオードを必要な数だけ並
列接続することで、所要の整流素子能力を確保してい
る。また、これらの多数のダイオード140を取り付け
るために、アノード共通接続部材134に断面L字形の
接続部134b,138bを設けたり、共通接続板14
6に断面コ字形のカソード共通接続部材142,144
を固着する構造となっている。総じて、上記従来のトラ
ンスは、構造が繁雑で、部品数および組立工程数が多
く、保守も面倒である。
【0210】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
てなされたもので、部品数が少なく組立工程が簡単で、
二次側インダクスタンスの小さいインバータ式抵抗溶接
機用トランスを提供することを目的とする。
【0220】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1のインバータ式抵抗溶接機用トラン
スは、インバータからの交流電力を一次側コイルに入力
し、二次側コイルに接続した整流素子より直流の電力を
出力するインバータ式抵抗溶接機用トランスにおいて、
整流素子取付面を有する放熱部材と、前記放熱部材の整
流素子取付面に導電性の共通接続板を介して取り付けら
れ、かつ各々の一方の端子が前記共通接続板に接続され
ている第1および第2の整流素子と、前記整流素子取付
面から見て前記放熱部材の一方の横手に配置され、セン
タータップ部材を介して互いに連接された第1および第
2の二次側コイル部材と、前記第1の二次側コイル部材
の端部を前記第1の整流素子の他方の端子に電気的に接
続するために前記放熱部材の一方の横手から前記整流素
子取付面の正面まで延在する導電性の第1の内部接続部
材と、前記第2の二次側コイル部材の端部を前記第2の
整流素子の他方の端子に電気的に接続するために前記放
熱部材の一方の横手から前記整流素子取付面の正面まで
延在する導電性の第2の内部接続部材と、前記整流素子
取付面から見て前記放熱部材の他方の横手に配置された
第1および第2の出力端子と、前記共通接続板を前記第
1の出力端子に電気的に接続するために前記共通接続板
の一端部から突出して前記放熱部材の他方の横手に延在
する導電性の第1の外部接続部材と、前記センタータッ
プ部材を前記第2の出力端子に電気的に接続するために
前記放熱部材の一方の横手から前記整流素子取付面の正
面を経由して前記放熱部材の他方の横手まで延在する導
電性の第2の外部接続部材とを具備する構成とした。
【0230】また、本発明の第2のインバータ式抵抗溶
接機用トランスは、上記第1のインバータ式抵抗溶接機
用トランスにおいて、各々の前記整流素子の前記一方の
端子と前記他方の端子とは前記整流素子の一対の相対抗
する面にそれぞれ設けられている構成とした。
【0240】また、本発明の第3のインバータ式抵抗溶
接機用トランスは、上記第2のインバータ式抵抗溶接機
用トランスにおいて、前記第1の整流素子と前記第2の
整流素子とは、前記放熱部材の整流素子取付面上で互い
に縦方向に位置を隔てて各々横方向に1個または複数個
並べて配置される構成とした。
【0250】また、本発明の第4のインバータ式抵抗溶
接機用トランスは、上記第1ないし第3のいずれかのイ
ンバータ式抵抗溶接機用トランスにおいて、前記放熱部
材は前記整流素子取付面と反対側の面に放熱用のフィン
を有する構成とした。
【0260】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の実施例を説明する。
【0270】図1および図2に、本発明の一実施例によ
るインバータ式抵抗溶接機用トランスの全体構成を示
す。図1はこのトランスの平面図であり、図2はこのト
ランスの側面図である。
【0280】この溶接トランスは筐体10に収められて
いる。筐体10の一側面に入力端子12A,12Bが取
り付けられ、反対側の側面より出力端子14A,14B
が取り出されている。入力端子12A,12Bはインバ
ータ116(図8)の出力端子に接続され、出力端子1
4A,14Bは溶接電極120,122(図8)に接続
される。
【0290】筐体10内において、中心部から入力端子
12A,12B寄りの位置にトランスユニット16が設
けられている。このトランスユニット16は、コア18
に複巻の一次側コイル部材20と単巻の二次側コイル部
材22,24とを一体的に取り付けたものである。一次
側コイル部材20の両端はそれぞれケーブル26A,2
6Bを介して入力端子12A,12Bに接続されてい
る。
【0300】コア18は従来と同様に「日」字状の珪素
鋼板部材からなる。たとえば「日」字を縦方向に2つに
割った形の一対の「E」字状の珪素鋼板部材を用意し、
「E」字状部材の中心突出辺部に一次側コイル部材20
を巻回し、その上(回り)に二次側コイル部材22,2
4を配置し、両「E」字状部材を突き合わせて「日」字
状のコア18を形成せしめ、コア18の外周面をバンド
18aで締め付けることで、トランスユニット16を組
み立てる。
【0310】トランスユニット16と出力端子14A,
14Bとの間には、大容量のシリコン・ダイオードから
なる複数個の整流素子28、アルミニウムからなる放熱
部材30およびこの放熱部材30に空冷用の風を供給す
るためのファン32等が配置されている。なお、筐体1
0の側面には通気孔(図示せず)が設けられている。
【0320】図3〜図7に、本実施例のトランスにおけ
る二次側のトランス構造を示す。図3はこの二次側トラ
ンス構造の側面図、図4および図6はこの二次側トラン
ス構造を異なる方向から見た斜視図、図5および図7は
この二次側トランス構造を異なる方向から見た一部切欠
き斜視図である。
【0330】両二次側コイル部材22,24は、厚い銅
板からなり、各々の両端部ないし切欠き部をトランス中
央部に向けてコ字状に折れ曲がるようにしてコア18の
中心辺部(図示せず)に並列的に巻回されている。
【0340】第1の二次側コイル部材22は、一方の端
部(図4および図5では上側の端部)22aにて銅板か
らなる断面L字形の第1のアノード共通接続部材34の
基端部(短辺部)34aにボルト36で接続されるとと
もに、他方の端部(図4および図5では下側の端部)2
2bにて銅板からなるセンタータップ部材38の第1の
突片状接続部38aにボルト40で接続されている(図
7)。
【0350】第2の二次側コイル部材24は、一方の端
部(図4および図5では上側の端部)24aにてセンタ
ータップ部材38の第2の突片状接続部38bにボルト
42で接続されるとともに、他方の端部(図4および図
5では下側の端部)にて銅板からなる断面L字形の第2
のアノード共通接続部材44の基端部(短辺部)44a
にボルト46で接続されている(図7)。
【0360】放熱部材30は、矩形の放熱基板30aを
有し、この基板30aの平坦な片面を整流素子取付面3
0bとし、反対側の面に断面櫛歯状の放熱フィン30c
を設けてなる。第1および第2の二次側コイル部材2
2,24は、放熱部材30の整流素子取付面30bから
見て一方の横手(図4および図5では右手)に配置され
ている。
【0370】この放熱部材30の整流素子取付面30b
には、銅板からなるカソード共通接続板48を介して4
個の大容量シリコン・ダイオード50,52,54,5
6が各々ボルト58により着脱可能に取り付けられてい
る。各々のダイオード50,52,54,56は、樹脂
製の箱状ケーシングを有し、このケーシングの底面に設
けた板状のカソード端子50a,52a,54a,56
aをカソード共通接続板48に密着(接続)させてい
る。
【0380】各々のダイオード50,52,54,56
のケーシングの上面には、ねじ孔を有する2つの板片状
アノード端子50b,52b,54b,56bが設けら
れている(図5)。
【0390】放熱部材30の整流素子取付面30bの上
半部で横1列に並んで配置された第1のダイオード5
0,52のアノード端子50b,52bには、第1のア
ノード共通接続部材34の中間ないし先端部(長辺部)
34bがボルト60で接続されている。
【0400】整流素子取付面30bの下半部で横1列に
並んで配置された第2のダイオード54,56のアノー
ド端子54b,56bには、第2のアノード共通接続部
材44の中間ないし先端部(長辺部)44bがボルト6
2で接続されている。
【0410】整流素子取付面30bから見て他方の横手
(図4および図5では左手)において、カソード共通接
続板48の一端部48aは放熱部材30の一端面に沿っ
て直角に折れ曲がっており、この折曲端部48aに断面
L形の第1の外部接続部材64の基端部(短辺部)64
aがボルト66で固着されている。この第1の外部接続
部材64の長辺部64aは、カソード共通接続板48の
折曲端部48aから垂直に(左手の前方へ)突出してお
り、第1のトランス出力端子14Aを構成している。
【0420】センタータップ部材38は、第1の突片状
接続部38aに近接した位置で、第1の二次側コイル部
材22の外側に突出する第3の突片状接続部38cを有
している。この第3の突片状接続部38cに第2の外部
接続部材68の基端部68aがボルト70で固着されて
いる。この第2の外部接続部材68の中間部68bは放
熱部材30の整流素子取付面30bの正面を経由して他
方の横手(左手)へまっすぐに延びており、この中間部
68bの端から断面L字形の先端部68cが前方に延び
ている。この第2の外部接続部材68の先端部64c
は、第2のトランス出力端子14Bを構成している。
【0430】本実施例によるトランスの回路構成は、図
8の溶接トランス100の回路構成と等価である。イン
バータ116より高周波の交流パルスが入力端子12
A,12Bおよびケーブル26A,26Bを介して一次
側コイル部材20に印加されると、コア18を介して誘
導起電力による高周波の交流パルスが二次側コイル部材
22,24の端子22a,24b間に発生する。
【0440】二次側の交流パルスが正極性の半サイクル
では、第1のダイオード50,52に順方向の電圧が印
加され、第2のダイオード54,56には逆方向の電圧
が印加される。第1のダイオード50,52が導通する
と、第1の二次側コイル部材22→第1のアノード共通
接続板34→第1のダイオード50,52→カソード共
通接続板48→第1の外部接続部材64→第1のトラン
ス出力端子14A(64b)→溶接電極120→被溶接
材124,126→溶接電極122→第2のトランス出
力端子14B(68c)→第2の外部接続部材68→セ
ンタータップ部材38→第2の二次側コイル部材24の
経路で二次電流が流れる。
【0450】二次側の交流パルスが負極性の半サイクル
では、第1のダイオード50,52に逆方向の電圧が印
加され、第2のダイオード54,56には順方向の電圧
が印加される。第2のダイオード54,56が導通する
と、第2の二次側コイル部材24→第2のアノード共通
接続板44→第2のダイオード54,56→カソード共
通接続板48→第1の外部接続部材64→第1のトラン
ス出力端子14A(64b)→溶接電極120→被溶接
材124,126→溶接電極122→第2のトランス出
力端子14B(68c)→第2の外部接続部材68→セ
ンタータップ部材38→第1の二次側コイル部材22の
経路で二次電流が流れる。
【0460】二次側コイル部材22,24は単巻のコイ
ルであり、インダクタンスが極めて低いうえ、二次側コ
イル部材22,24を含めて二次側導電部材の殆どが抵
抗値の低い銅で構成されているため、二次側回路には相
当大きな二次電流が流れる。このため、各ダイオード5
0,52,54,56は相当な量の熱を発生する。各ダ
イオード50,52,54,56で発生した熱はカソー
ド共通接続板48を介して放熱部材30に吸収され、放
熱部材30の放熱フィン30cから大気中へ放出され
る。空冷ファン32より放熱フィン30cに供給される
風は放熱効果を高める。
【0470】本実施例のトランスでは、放熱部材30の
整流素子取付面30bから見て一方の横手(図4および
図5では右手)に二次側コイル部材22,24が配置さ
れるとともに、他方の横手(図4および図5では左手)
にトランス出力端子14A,14Bが配置され、トラン
ス出力端子14A,14B側の放熱部材30の一側面に
近接したカソード共通接続板48の一端部48aから第
1の外部接続部材64が突出するようにして第1のトラ
ンス出力端子14Aまで延在するとともに、放熱部材3
0の一方の横手(右手)に存在するセンタータップ部材
38の第3の突片状接続部38cから第2の外部接続部
材68が整流素子取付面30bの正面を経由して放熱部
材30の他方の横手(左手)の第2のトランス出力端子
14Bまで延在する構成となっている。
【0480】かかる構成により、放熱部材の両側に二次
側コイル部材とトランス出力端子が配置されるというト
ランスの基本(標準)形態を確保しつつ、放熱フィン3
0cの回りに何の導電部材も配置しないで放熱効果を高
めると同時に、部品数を可及的に少なくし、かつ可及的
に小型化・簡潔化したトランス構造を実現している。
【0490】また、カソード共通接続板48の一端部4
8aを第1のトランス出力端子14Aに接続する第1の
外部接続部材64は最小限の長さに構成され、電圧降下
が小さいため、ダイオード50,52,54,56の印
加電圧に実質的なばらつきが生じることはない。このた
め、カソード共通接続板48の反対側の端部から別の第
1の外部接続部材64を引き出す必要はない。これによ
り、2枚の銅板(接続部材)をろう付けで接合する工程
が不要となる。
【0500】また、第1の外部接続部材64と第2の外
部接続部材68との間に形成されるループが小さいた
め、二次側インダクタンスが小さくなっている。
【0510】また、本実施例のトランスでは、整流素子
に大容量のシリコン・ダイオード50〜56を2個1組
みで合計4個用いており、これで従来のトランス(図9
および図10)における64個のショットキ・ダイオー
ド140に相当する整流能力を得ている。
【0520】なお、放熱部材30の整流素子取付面30
b上に取り付けられるダイオードの個数、配置位置、配
列パターン等は使用電流の大きさに応じて選定される。
ダイオードの構造や二次側回路の仕様に応じて、ダイオ
ードの向き(アノードとカソードの位置関係)を逆転さ
せることも可能である。
【0530】上記した実施例における放熱部材30の構
造、特に放熱フィン30cの構造は一例であり、種々の
放熱構造を採用することが可能である。二次側コイル部
材22,24およびセンタータップ部材38の形状も種
々変形が可能であり、個々の部材を一体形成することも
可能であり、あるいはより細分化することも可能であ
る。
【0540】また、必要に応じてトランス出力端子14
A(64b),14B(68c)を放熱部材30から見
て二次側コイル部材22,24と反対側にではなくほぼ
直角になる方向(たとえば図4および図5において上
方)に配置することも可能である。
【0550】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインバー
タ式抵抗溶接機用トランスによれば、放熱部材に設けた
整流素子取付面から見て放熱部材の一方の横手に二次側
コイル部材を配置するとともに他方の横手にトランス出
力端子を配置し、二次側コイル部材、整流素子、放熱部
材、トランス出力端子間を接続する導電性の接続部材を
最適位置または最適ルートで設けることにより、部品数
を少なし、組立工程を簡単化するとともに、二次側イン
ダクスタンスを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるインバータ式抵抗溶接
機用トランスの全体構成を示す平面図である。
【図2】実施例におけるトランスの全体構成を示す側面
図である。
【図3】実施例における二次側トランス構造を示す側面
図である。
【図4】実施例における二次側トランス構造を示す斜視
図である。
【図5】実施例における二次側トランス構造を示す一部
切欠き斜視図である。
【図6】実施例における二次側トランス構造を示す斜視
図である。
【図7】実施例における二次側トランス構造を示す一部
切欠き斜視図である。
【図8】インバータ式抵抗溶接機の要部の回路構成を示
す回路図である。
【図9】従来のインバータ式抵抗溶接機用トランスにお
ける二次側トランス構造を示す側面図である。
【図10】従来のインバータ式抵抗溶接機用トランスに
おける二次側トランス構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
14A(64b) 第1のトランス出力端子 14B(68c) 第2のトランス出力端子 20 コア 22 一次側コイル部材 22 第1の二次側コイル部材 24 第2の二次側コイル部材 30 放熱部材 30b 整流素子取付面 34 第1のアノード共通接続部材 38 センタータップ部材 44 第2のアノード共通接続部材 48 カソード共通接続部材 50,52 第1のダイオード 54,56 第2のダイオード 64 第1の外部接続部材 68 第2の外部接続部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバータからの交流電力を一次側コイ
    ルに入力し、二次側コイルに接続した整流素子より直流
    の電力を出力するインバータ式抵抗溶接機用トランスに
    おいて、 整流素子取付面を有する放熱部材と、 前記放熱部材の整流素子取付面に導電性の共通接続板を
    介して取り付けられ、かつ各々の一方の端子が前記共通
    接続板に接続されている第1および第2の整流素子と、 前記整流素子取付面から見て前記放熱部材の一方の横手
    に配置され、センタータップ部材を介して互いに連接さ
    れた第1および第2の二次側コイル部材と、 前記第1の二次側コイル部材の端部を前記第1の整流素
    子の他方の端子に電気的に接続するために前記放熱部材
    の一方の横手から前記整流素子取付面の正面まで延在す
    る導電性の第1の内部接続部材と、 前記第2の二次側コイル部材の端部を前記第2の整流素
    子の他方の端子に電気的に接続するために前記放熱部材
    の一方の横手から前記整流素子取付面の正面まで延在す
    る導電性の第2の内部接続部材と、 前記整流素子取付面から見て前記放熱部材の他方の横手
    に配置された第1および第2の出力端子と、 前記共通接続板を前記第1の出力端子に電気的に接続す
    るために前記共通接続板の一端部から突出して前記放熱
    部材の他方の横手に延在する導電性の第1の外部接続部
    材と、 前記センタータップ部材を前記第2の出力端子に電気的
    に接続するために前記放熱部材の一方の横手から前記整
    流素子取付面の正面を経由して前記放熱部材の他方の横
    手まで延在する導電性の第2の外部接続部材と、を具備
    することを特徴とするインバータ式抵抗溶接機用トラン
    ス。
  2. 【請求項2】 各々の前記整流素子の前記一方の端子と
    前記他方の端子とは前記整流素子の一対の相対抗する面
    にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載のインバータ式抵抗溶接機用トランス。
  3. 【請求項3】 前記第1の整流素子と前記第2の整流素
    子とは、前記放熱部材の整流素子取付面上で互いに縦方
    向に位置を隔てて各々横方向に1個または複数個並べて
    配置されることを特徴とする請求項2に記載のインバー
    タ式抵抗溶接機用トランス。
  4. 【請求項4】 前記放熱部材は前記整流素子取付面と反
    対側の面に放熱用のフィンを有することを特徴とする請
    求項1ないし3項のいずれかに記載のインバータ式抵抗
    溶接機用トランス。
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