JPH09169754A - テトラヒドロフラン誘導体の製造法 - Google Patents

テトラヒドロフラン誘導体の製造法

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JPH09169754A
JPH09169754A JP33484595A JP33484595A JPH09169754A JP H09169754 A JPH09169754 A JP H09169754A JP 33484595 A JP33484595 A JP 33484595A JP 33484595 A JP33484595 A JP 33484595A JP H09169754 A JPH09169754 A JP H09169754A
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JP
Japan
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acid
tetraol
pentane
dehydration
tetrahydrofuran
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Application number
JP33484595A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ida
豊 井田
Satoshi Kikuchi
智 菊池
Shinobu Iriuchijima
忍 入内島
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Nikko Rica Corp
Original Assignee
Nikko Rica Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 新しい抗生物質の合成原料となるテトラヒド
ロフラン誘導体の製造法を提供する。 【解決手段】 ペンタン−1,2,3,5−テトラオー
ルに酸を作用させて脱水環化することを特徴とするテト
ラヒドロフラン誘導体の製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新しい抗生物質の
合成原料となるテトラヒドロフラン誘導体の製造法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明によって製造されるテトラヒドロ
フラン誘導体は、従来、例えば2−デオキシ−D−リボ
ースから、塩化水素/メタノールによるメトキシ化、ジ
アシル化、塩化水素/酢酸によるクロロ化、トリブチル
錫ヒドリドによる還元的脱クロロ及び脱アシルの5工程
によって合成された(J.Am.Chem.Soc.,115,9734(1993)
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法は、トリブ
チル錫ヒドリドのような超高価な試薬を用い、5工程も
要するので、製造法とはなりにくい。そこで、本発明者
らは製造法となり得る方法について鋭意研究を行った。
その結果、ペンタン−1,2,3,5−テトラオールを
原料として採用し、1工程で簡便な操作により目的の化
合物を合成する本発明の製造法を見いだした。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ペ
ンタン−1,2,3,5−テトラオールに酸を作用させ
て脱水環化することを特徴とするテトラヒドロフラン誘
導体の製造法を要旨とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳述
する。本発明の特徴は、ペンタン−1,2,3,5−テ
トラオールに酸を作用させて、1工程で目的のテトラヒ
ドロフラン誘導体を得ることにある。すなわち、このペ
ンタン−1,2,3,5−テトラオールに酸を作用させ
て、選択的に2位の水酸基を5位の炭素に反応させて分
子内で脱水閉環し、目的のテトラヒドロフラン誘導体を
得るものである。
【0006】本発明の製造法の原料であるペンタン−
1,2,3,5−テトラオールは、公知の方法、例えば
2−デオキシ−D−リボースの還元によって、合成すれ
ばよい。本発明の製造法で用いる酸としては、例えばベ
ンゼンスルホン酸、4−メチルベンゼンスルホン酸など
のアレーンスルホン酸;メタンスルホン酸、エタンスル
ホン酸などのアルカンスルホン酸;スルホン酸残基を有
するイオン交換樹脂;硫酸などの無機酸;三ふっ化ホウ
素などのルイス酸などを挙げることができるが、収率の
点でアレーンスルホン酸が好ましい。
【0007】本発明の方法を実施するに当っては、ペン
タン−1,2,3,5−テトラオールに触媒量の酸を加
えて加熱する。酸の量は、ペンタン−1,2,3,5−
テトラオールに対し0.1〜10重量%が好ましく、更
に好ましくは0.5〜5重量%である。反応温度は80
〜200℃が好ましく、更に好ましくは100〜180
℃である。
【0008】この反応は溶媒の存在下で行うことが好ま
しく、溶媒としては例えばベンゼン、トルエン、クロロ
ベンゼンなどの芳香族系溶媒;シクロヘキサン、オクタ
ン、デカンなどの脂肪族系溶媒を挙げることができ、特
にトルエンが好ましい。また、この反応において水分離
装置(Dean-Stark式水分離装置)を取り付けて還流する
と、収率、純度の点から更に好ましい。
【0009】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説
明する。 [参考例1] ペンタン−1,2,3,5−テトラオールの製造 2−デオキシ−D−リボース(80g,0.60モル)
を水(240ml)に溶かし、ラネーニッケル(15
g)を加え、水素圧(40kg/cm2 )で還元した。
30分で70℃に昇温し、さらに同じ70℃で1時間反
応を行った後、反応を終了した。冷却後、濾過し、ラネ
ーニッケルを水洗した。得られた濾液を水洗液と一緒に
して濃縮し、対応するペンタン−1,2,3,5−テト
ラオール(約80g)を得た。
【0010】[実施例1]参考例1で得られたテトラオ
−ル(80g)にトルエン(50ml)およびp−トル
エンスルホン酸一水和物(2.2g,0.012モル)
を加え、水分離装置を付けて還流した。4時間で水の生
成がなくなったので、反応を終了した。これを冷却後、
炭酸水素ナトリウム(1.3g,0.015モル)を加
え、濃縮し、蒸留した。沸点104〜106℃/1Tor
r. で目的に対応する3−(ヒドロキシ)テトラヒドロ
フラン−2−メタノール(56.1g,2−デオキシ−
D−リボースから収率80%)を油状物質として純度よ
く得た。この化合物の同定は参考例2で行った。
【0011】[実施例2]参考例1で得られたテトラオ
ール(25.2g,0.185モル)にp−トルエンス
ルホン酸一水和物(0.34g,0.002モル)を加
え、攪拌した。真空ポンプで減圧しながら昇温し、油温
170℃で蒸留し、沸点110〜112℃/1Torr. で
目的の3−(ヒドロキシ)テトラヒドロフラン−2−メ
タノール(16.6g,ガスクロマトグラフィー純度約
80%)を油状物質として得た。
【0012】[参考例2]4−メチルベンゼンスルホニ
ルクロリド(32.3g,0.169モル)をジクロロ
メタン(200ml)に溶かし、実施例1で得られた化
合物(20g,0.169モル)および4−(ジメチル
アミノ)ピリジン(1.0g,0.008モル)を加え
て氷水冷下で攪拌した。次いでトリエチルアミン(4
2.8g,0.423モル)を滴下し、2時間攪拌し
た。その後、メタンスルホニルクロリド(21.5g,
0.188モル)を滴下した後、氷水を取り去り室温で
2時間攪拌した。水を加え、硫酸酸性にしてジクロロメ
タンで抽出した。有機層を脱水、濃縮した濃縮物をメタ
ノールに熱して溶かした後、氷水冷し結晶を析出させ
た。結晶を濾取して乾燥し、3−O−メタンスルホニル
−5−O−(4−メチルベンゼンスルホニル)−1,2
−ジデオキシ−D−リボフラノース(31.5g,収率
53%)を得た。この分析値を以下に示す。融点115
℃。[α]D 25 +36.0°(c=1,アセトン)。6
0MHzNMR(CDCl3 ,δ):1.9〜2.6
(2H),2.38(3H,s),2.96(3H,
s),3.2〜4.2(5H),5.1(1H,m),
7.55(4H,ABq,J=8.5Hz)。元素分析
値:C131872 に対する計算値:C,44.5
6;H,5.17.実測値:C,44.72;H,5.
16.
【0013】
【発明の効果】本発明により、新しい抗生物質の製造に
必要なテトラヒドロフラン誘導体を容易に供給できるよ
うになった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンタン−1,2,3,5−テトラオー
    ルに酸を作用させて脱水環化することを特徴とするテト
    ラヒドロフラン誘導体の製造法。
JP33484595A 1995-12-22 1995-12-22 テトラヒドロフラン誘導体の製造法 Pending JPH09169754A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256347A (ja) * 2008-03-26 2009-11-05 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多価アルコールからの環状エーテル及びヒドロキシケトンの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009256347A (ja) * 2008-03-26 2009-11-05 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 多価アルコールからの環状エーテル及びヒドロキシケトンの製造方法

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