JPH09169905A - 固体粒子状ポリイミドおよびその製造法 - Google Patents
固体粒子状ポリイミドおよびその製造法Info
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- JPH09169905A JPH09169905A JP8279361A JP27936196A JPH09169905A JP H09169905 A JPH09169905 A JP H09169905A JP 8279361 A JP8279361 A JP 8279361A JP 27936196 A JP27936196 A JP 27936196A JP H09169905 A JPH09169905 A JP H09169905A
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた靭性と高温抵抗性を有する固体粒子状
ポリイミドおよびその製造法。 【解決手段】 このポリイミドは、結晶化度指数が15
より小さく、表面積が20m2/gより大であって、2重
量%未満の充填剤を含有させて、1.30g/cc以上の
密度を有し且つ20%より大きい引張伸長および12kp
siより大きい引張強度を示す成型品を与える。 【効果】 このポリイミドはジェットエンジンあるいは
各種工業用装置等に使用できる。
ポリイミドおよびその製造法。 【解決手段】 このポリイミドは、結晶化度指数が15
より小さく、表面積が20m2/gより大であって、2重
量%未満の充填剤を含有させて、1.30g/cc以上の
密度を有し且つ20%より大きい引張伸長および12kp
siより大きい引張強度を示す成型品を与える。 【効果】 このポリイミドはジェットエンジンあるいは
各種工業用装置等に使用できる。
Description
【0001】本発明は、大きい表面積及び低い結晶化度
を特徴とする粒子状ポリイミド成型用樹脂及びそれから
製造される異常に高い靭性を有する成型用品に関する。
を特徴とする粒子状ポリイミド成型用樹脂及びそれから
製造される異常に高い靭性を有する成型用品に関する。
【0002】芳香族ポリイミド材料は、有機ジアミンを
テトラカルボン酸ジ無水物と反応させてポリアミド酸を
形成させ、次にこのポリアミド酸をポリイミドに変換す
ることによって一般に製造される。前記重合体の製造技
術は、例えば、米国特許第3,179,631号(Endre
y)、英国特許第981,543号並びに米国特許第3,
249,588号(Gall)の各明細書に見出される。米
国特許第3,179,631号(Endrey)は、同時に、ポ
リアミド酸をポリイミドに変換し、かつ溶液から重合体
を析出させることを包含する。前に示唆され、又Endrey
の米国特許第3,179,631号明細書の例7に例示さ
れている別の技術は、最初ポリアミド酸を析出させ、次
に熱的又は化学的手段によってポリアミド酸をポリイミ
ドに変換することを含む。このことは、低い結晶化度及
び小さい表面積を有する樹脂を生じる。米国特許第3,
249,588号(Gall)明細書に示される方法では、
大きい表面積及び高い結晶化度を有するポリイミドを生
じる。
テトラカルボン酸ジ無水物と反応させてポリアミド酸を
形成させ、次にこのポリアミド酸をポリイミドに変換す
ることによって一般に製造される。前記重合体の製造技
術は、例えば、米国特許第3,179,631号(Endre
y)、英国特許第981,543号並びに米国特許第3,
249,588号(Gall)の各明細書に見出される。米
国特許第3,179,631号(Endrey)は、同時に、ポ
リアミド酸をポリイミドに変換し、かつ溶液から重合体
を析出させることを包含する。前に示唆され、又Endrey
の米国特許第3,179,631号明細書の例7に例示さ
れている別の技術は、最初ポリアミド酸を析出させ、次
に熱的又は化学的手段によってポリアミド酸をポリイミ
ドに変換することを含む。このことは、低い結晶化度及
び小さい表面積を有する樹脂を生じる。米国特許第3,
249,588号(Gall)明細書に示される方法では、
大きい表面積及び高い結晶化度を有するポリイミドを生
じる。
【0003】ポリイミドは、工業的に多種多様に応用し
て使用される。例えば、ポリイミドはフィルムのような
成形品を形成することができ、或いは配合して被覆用エ
ナメルにすることができる。前記の樹脂のその他の用途
は成型応用におけるものであり、その場合粒子形態のポ
リイミドを種々の形状に加工してジェットエンジン、事
務機器、自動車部品及び各種の工業用装置のような種々
の技術的な必要性のある環境において使用することがで
きる。前記のポリイミド部品は高温に耐えることがで
き、すぐれたベアリング特性、良好な電気的性質及びす
ぐれたクリープ抵抗を示す。しかし、靭性のような更に
広い範囲の高温環境において使用できるようになるこれ
らの樹脂の機械的性質の改良に絶えず努力が払われてき
た。
て使用される。例えば、ポリイミドはフィルムのような
成形品を形成することができ、或いは配合して被覆用エ
ナメルにすることができる。前記の樹脂のその他の用途
は成型応用におけるものであり、その場合粒子形態のポ
リイミドを種々の形状に加工してジェットエンジン、事
務機器、自動車部品及び各種の工業用装置のような種々
の技術的な必要性のある環境において使用することがで
きる。前記のポリイミド部品は高温に耐えることがで
き、すぐれたベアリング特性、良好な電気的性質及びす
ぐれたクリープ抵抗を示す。しかし、靭性のような更に
広い範囲の高温環境において使用できるようになるこれ
らの樹脂の機械的性質の改良に絶えず努力が払われてき
た。
【0004】本発明は成型された構造においてすぐれた
靭性を特徴とする改良されたポリイミド成型用樹脂を提
供する。
靭性を特徴とする改良されたポリイミド成型用樹脂を提
供する。
【0005】特定的には本発明は、反復単位
【化3】 (式中Rはベンゼノイド不飽和を特徴とする少なくとも
1つの6炭素原子環を有する4価の残基であり、4つの
カルボニル基はこの残基中異なった炭素原子に直接連結
されており、各対のカルボニル基はこの残基の6員ベン
ゼノイド環中隣接する炭素原子に連結されており、R′
は少なくとも1つの6炭素原子環を有する2価の残基で
あり、各環はベンゼノイド不飽和を特徴とし、R′中少
なくとも2つの環が存在する場合には、原子価結合の1
つ以下はこれらの環のいずれか1つに位置する)を有
し、かつ粒子がグラムあたり20平方メートルより大き
い表面積を有する、X線回折により測定して約15より
小さい結晶化度指数を示す改良された固体粒子状ポリイ
ミドを提供する。
1つの6炭素原子環を有する4価の残基であり、4つの
カルボニル基はこの残基中異なった炭素原子に直接連結
されており、各対のカルボニル基はこの残基の6員ベン
ゼノイド環中隣接する炭素原子に連結されており、R′
は少なくとも1つの6炭素原子環を有する2価の残基で
あり、各環はベンゼノイド不飽和を特徴とし、R′中少
なくとも2つの環が存在する場合には、原子価結合の1
つ以下はこれらの環のいずれか1つに位置する)を有
し、かつ粒子がグラムあたり20平方メートルより大き
い表面積を有する、X線回折により測定して約15より
小さい結晶化度指数を示す改良された固体粒子状ポリイ
ミドを提供する。
【0006】本発明は又、少なくとも約1.30g/cc
の密度でかつ充填なしに成型される時、約20%より大
きい引張伸長及び約12.0kpsiより大きい引張強度を
示す前記ポリイミドの成型品を提供する。
の密度でかつ充填なしに成型される時、約20%より大
きい引張伸長及び約12.0kpsiより大きい引張強度を
示す前記ポリイミドの成型品を提供する。
【0007】本発明は更に、(1) 式H2N−R′−NH
2(式中R′は少なくとも1つの6炭素原子環を有する
2価の残基であり、各環はベンゼノイド不飽和を特徴と
し、そして、R′中少なくとも2つの環が存在する場合
には、1つ以下の原子価結合は該環のいずれか1つに位
置する)の少なくとも1種の有機ジアミン、並びに(2)
少なくとも1種の芳香族テトラカルボン酸ジ無水物の
反応及び得られる生成物をポリイミドに変換することに
よる固体粒子状ポリイミドの製法において、次の工程
(a) 約8.0〜10.0のpHを有する溶媒中前記有機ジ
アミンとテトラカルボン酸ジ無水物を反応させ、(b)
前記テトラカルボン酸ジ無水物と有機ジアミンとの反応
から得られる溶液の濃度を約1〜15%の重合体に保
ち、(c) 約0〜65℃の温度においてこの重合体溶液
を得られる重合体に対する非溶媒と接触させ、(d) こ
の非溶媒と重合体のもとの溶媒との比を、溶媒と非溶媒
とを合して約70%以下の溶媒を含有するように保ち、
そして(e) このポリイミド樹脂中グラムあたり約20
平方メートルより大きい表面積を生じるように、重合体
溶液と非溶媒とのこの混合物を撹拌してこの非溶媒とこ
の溶液とを密に接触させる。
2(式中R′は少なくとも1つの6炭素原子環を有する
2価の残基であり、各環はベンゼノイド不飽和を特徴と
し、そして、R′中少なくとも2つの環が存在する場合
には、1つ以下の原子価結合は該環のいずれか1つに位
置する)の少なくとも1種の有機ジアミン、並びに(2)
少なくとも1種の芳香族テトラカルボン酸ジ無水物の
反応及び得られる生成物をポリイミドに変換することに
よる固体粒子状ポリイミドの製法において、次の工程
(a) 約8.0〜10.0のpHを有する溶媒中前記有機ジ
アミンとテトラカルボン酸ジ無水物を反応させ、(b)
前記テトラカルボン酸ジ無水物と有機ジアミンとの反応
から得られる溶液の濃度を約1〜15%の重合体に保
ち、(c) 約0〜65℃の温度においてこの重合体溶液
を得られる重合体に対する非溶媒と接触させ、(d) こ
の非溶媒と重合体のもとの溶媒との比を、溶媒と非溶媒
とを合して約70%以下の溶媒を含有するように保ち、
そして(e) このポリイミド樹脂中グラムあたり約20
平方メートルより大きい表面積を生じるように、重合体
溶液と非溶媒とのこの混合物を撹拌してこの非溶媒とこ
の溶液とを密に接触させる。
【0008】本明細書に添付の図1、図2及び図3は、
カセイソーダ溶液中浸漬した時の本発明の成型用樹脂の
性能の先行技術の樹脂と比較したグラフの例示である。
図1は、例16及び17と比較例Mとの重量増加、図2
は引張強度、図3は例16及び17の引張強度の減少を
示す。図4は、本発明の樹脂及び先行技術の樹脂を還流
する酢酸に曝露した時の引張強度を比較したグラフであ
る。例18(380℃及び405℃焼結)と比較例N
(405℃焼結)とが示される。図5及び図6は、種々
の濃度のグラファイトを含有する本発明の樹脂及び先行
技術の樹脂の引張強度及び伸び率を比較したグラフであ
る。例19〜23と比較例O及びPについて、図5に伸
び率、図6に引張強度を示す。
カセイソーダ溶液中浸漬した時の本発明の成型用樹脂の
性能の先行技術の樹脂と比較したグラフの例示である。
図1は、例16及び17と比較例Mとの重量増加、図2
は引張強度、図3は例16及び17の引張強度の減少を
示す。図4は、本発明の樹脂及び先行技術の樹脂を還流
する酢酸に曝露した時の引張強度を比較したグラフであ
る。例18(380℃及び405℃焼結)と比較例N
(405℃焼結)とが示される。図5及び図6は、種々
の濃度のグラファイトを含有する本発明の樹脂及び先行
技術の樹脂の引張強度及び伸び率を比較したグラフであ
る。例19〜23と比較例O及びPについて、図5に伸
び率、図6に引張強度を示す。
【0009】本発明のポリイミド組成物を製造するのに
使用される反応剤は、米国特許第3,249,588号
(Gall)(参考のため本明細書に組み入れられる)に記
載されているものである。Gallの特許中特定して開示さ
れている反応剤の外に、該特許中記載されているR2、
R3並びにR7が一部分又は全部ハロゲン化されている反
応剤を使用することができる。
使用される反応剤は、米国特許第3,249,588号
(Gall)(参考のため本明細書に組み入れられる)に記
載されているものである。Gallの特許中特定して開示さ
れている反応剤の外に、該特許中記載されているR2、
R3並びにR7が一部分又は全部ハロゲン化されている反
応剤を使用することができる。
【0010】重合体の製造は、その中に定義されている
少なくとも1種の有機ジアミンを、少なくとも1種のテ
トラカルボン酸ジ無水物と反応させてポリアミド酸を形
成させることを含む。次にこのポリアミド酸を溶液から
析出させて後、加熱によってポリイミドに変換する。こ
の反応順序の間、大きい表面積及び低い結晶化度を特徴
とする本発明の改良されたポリイミドを得るために反応
パラメーターの注意深いコントロールが必要とされる。
少なくとも1種の有機ジアミンを、少なくとも1種のテ
トラカルボン酸ジ無水物と反応させてポリアミド酸を形
成させることを含む。次にこのポリアミド酸を溶液から
析出させて後、加熱によってポリイミドに変換する。こ
の反応順序の間、大きい表面積及び低い結晶化度を特徴
とする本発明の改良されたポリイミドを得るために反応
パラメーターの注意深いコントロールが必要とされる。
【0011】本発明のポリイミドの製造に際して、有機
ジアミン反応剤は一般にまず溶媒に溶解される。使用す
ることができる溶媒は、その官能基が認め得る程度には
反応剤のいずれの一方とも反応せず、かつ約8〜10の
pHを示す有機溶媒である。溶媒のpHは、純溶媒に水で湿
らしたpH試験紙の一片を浸すことによって測定すること
ができる。前記の溶媒としては例えばピリジン及びβ−
ピコリンがある。ピリジンは大きい表面積を有する本発
明のポリイミドの製造の際特に満足できることが見出さ
れている。更にまた、大きい表面積を有する生成物を得
るには溶媒の量が重要である。詳細には、溶媒はジアミ
ンとジ無水物との重合体反応生成物の濃度が溶液の約1
〜15重量%、好適には約1〜10%であるような量で
存在するべきである。
ジアミン反応剤は一般にまず溶媒に溶解される。使用す
ることができる溶媒は、その官能基が認め得る程度には
反応剤のいずれの一方とも反応せず、かつ約8〜10の
pHを示す有機溶媒である。溶媒のpHは、純溶媒に水で湿
らしたpH試験紙の一片を浸すことによって測定すること
ができる。前記の溶媒としては例えばピリジン及びβ−
ピコリンがある。ピリジンは大きい表面積を有する本発
明のポリイミドの製造の際特に満足できることが見出さ
れている。更にまた、大きい表面積を有する生成物を得
るには溶媒の量が重要である。詳細には、溶媒はジアミ
ンとジ無水物との重合体反応生成物の濃度が溶液の約1
〜15重量%、好適には約1〜10%であるような量で
存在するべきである。
【0012】一般に、有機ジアミンを適当な溶媒に所要
の濃度で溶解した後、この反応液にジ無水物反応剤を添
加する。ジ無水物反応剤の添加の際、溶媒中反応生成物
の最終濃度が約1〜15%となるかぎり、追加の溶媒を
使用することができる。しかし、所望の場合には、ジア
ミンの前にか又は同時にジ無水物を導入することができ
る。
の濃度で溶解した後、この反応液にジ無水物反応剤を添
加する。ジ無水物反応剤の添加の際、溶媒中反応生成物
の最終濃度が約1〜15%となるかぎり、追加の溶媒を
使用することができる。しかし、所望の場合には、ジア
ミンの前にか又は同時にジ無水物を導入することができ
る。
【0013】ポリアミド酸はポリアミド酸に対する非溶
媒の添加によって溶液から析出させる。前記の非溶媒
は、例えば、アセトン、n−オクタン、n−ヘキサン、
トルエン、液体プロパン、シクロヘキサン、テトラリン
のような少なくとも3つの炭素原子を有するケトン溶液
または炭化水素類、トリクロロトリフルオロエタンのよ
うなハロカーボン類及びジエチルエーテルのような脂肪
族エーテル類から選択される。これらのうち、アセト
ン、トルエン及びトリクロロトリフルオロエタンは、特
に満足できることが見出されている。
媒の添加によって溶液から析出させる。前記の非溶媒
は、例えば、アセトン、n−オクタン、n−ヘキサン、
トルエン、液体プロパン、シクロヘキサン、テトラリン
のような少なくとも3つの炭素原子を有するケトン溶液
または炭化水素類、トリクロロトリフルオロエタンのよ
うなハロカーボン類及びジエチルエーテルのような脂肪
族エーテル類から選択される。これらのうち、アセト
ン、トルエン及びトリクロロトリフルオロエタンは、特
に満足できることが見出されている。
【0014】ポリアミド酸の析出は、約0〜65℃の温
度において実施されるべきである。約10°〜40℃の
温度が特に都合がよいことが見出されている。重合体溶
液及び非溶媒を接触させる比は、本発明の大きい表面積
を有するポリイミドを得る際重要な因子である。特定す
れば、溶媒と非溶媒とを合して約70%より少ない溶媒
を含有するべきである。溶媒と非溶媒とを撹拌によって
密に接触させて、変換後、最終生成物中約20m2/gよ
り大きい表面積を得る。一般に、撹拌がはげしい程、表
面積は大きくなる。
度において実施されるべきである。約10°〜40℃の
温度が特に都合がよいことが見出されている。重合体溶
液及び非溶媒を接触させる比は、本発明の大きい表面積
を有するポリイミドを得る際重要な因子である。特定す
れば、溶媒と非溶媒とを合して約70%より少ない溶媒
を含有するべきである。溶媒と非溶媒とを撹拌によって
密に接触させて、変換後、最終生成物中約20m2/gよ
り大きい表面積を得る。一般に、撹拌がはげしい程、表
面積は大きくなる。
【0015】最初の反応液からポリアミド酸を析出させ
た後、好適にはポリアミド酸を非溶媒で洗浄して溶媒を
除去する。典型的には、この洗浄は周囲温度条件におい
て追加量の析出用液(一般にポリアミドの容量の少なく
とも約3倍の量)を用いて実施される。残留溶媒を実質
的に完全に除去しないと、仕上げ樹脂において表面積が
小さくなる。
た後、好適にはポリアミド酸を非溶媒で洗浄して溶媒を
除去する。典型的には、この洗浄は周囲温度条件におい
て追加量の析出用液(一般にポリアミドの容量の少なく
とも約3倍の量)を用いて実施される。残留溶媒を実質
的に完全に除去しないと、仕上げ樹脂において表面積が
小さくなる。
【0016】析出したポリアミド酸を洗浄して後、約1
00〜200℃、好適には約150〜180℃に加熱す
ることによってそれをポリイミドに変換することができ
る。200℃を超える温度は成型製品において比較的低
い靭性を生じ、一方約100℃より低い硬化温度ではポ
リアミド酸のポリイミドへの変換が適切に行われない。
典型的には、ポリアミド酸のポリイミドへの変換は、樹
脂の加水分解及び(又は)酸化分解を防止するために窒
素のような不活性雰囲気中で実施される。
00〜200℃、好適には約150〜180℃に加熱す
ることによってそれをポリイミドに変換することができ
る。200℃を超える温度は成型製品において比較的低
い靭性を生じ、一方約100℃より低い硬化温度ではポ
リアミド酸のポリイミドへの変換が適切に行われない。
典型的には、ポリアミド酸のポリイミドへの変換は、樹
脂の加水分解及び(又は)酸化分解を防止するために窒
素のような不活性雰囲気中で実施される。
【0017】反応液からポリアミド酸の析出によって得
られる粒子径によっては、例えば、適当なグラインダー
処理法によりポリイミドの粒子を更に改変して、取扱い
上もまた次の成型のためにも望ましい粒子径を得ること
ができる。この粒子状ポリイミドは、高圧下に成型して
多種多様の形状とすることができる。周囲温度において
約50,000〜100,000psiの圧力下に粒子状ポ
リイミドを形成させ、次に高温において、例えば約40
0℃において約3時間焼結させることが特に都合がよい
ことが見出されている。これらの成型条件は、典型的に
は少なくとも1.30g/ccの成型密度を生じる。
られる粒子径によっては、例えば、適当なグラインダー
処理法によりポリイミドの粒子を更に改変して、取扱い
上もまた次の成型のためにも望ましい粒子径を得ること
ができる。この粒子状ポリイミドは、高圧下に成型して
多種多様の形状とすることができる。周囲温度において
約50,000〜100,000psiの圧力下に粒子状ポ
リイミドを形成させ、次に高温において、例えば約40
0℃において約3時間焼結させることが特に都合がよい
ことが見出されている。これらの成型条件は、典型的に
は少なくとも1.30g/ccの成型密度を生じる。
【0018】得られる成型ポリイミドは、その実質的に
非晶形の特性を保持している。このポリイミドは、少な
くとも約1.30g/ccの密度に成型される時、X線回
折によって測定して、約15より小さい結晶化度指数を
示す。結晶化度指数は米国特許第3,413,394号
(Jordan)明細書に説明されているようにして測定され
る。この成型ポリイミドは、E−8の第17図に説明さ
れている引張用試験片を使用してASTM操作D−63
8により測定すると約20%より大きい引張伸長を示
す。その上、引張強度は少なくとも12kpsiである。従
って、本発明のポリイミド組成物は、すぐれた靭性と合
わせて顕著な高温抵抗性が必要とされる構造の成分に特
によく適している。さらにまた、本発明の組成物はカセ
イソーダ及び酢酸に対して非常に抵抗性がある。
非晶形の特性を保持している。このポリイミドは、少な
くとも約1.30g/ccの密度に成型される時、X線回
折によって測定して、約15より小さい結晶化度指数を
示す。結晶化度指数は米国特許第3,413,394号
(Jordan)明細書に説明されているようにして測定され
る。この成型ポリイミドは、E−8の第17図に説明さ
れている引張用試験片を使用してASTM操作D−63
8により測定すると約20%より大きい引張伸長を示
す。その上、引張強度は少なくとも12kpsiである。従
って、本発明のポリイミド組成物は、すぐれた靭性と合
わせて顕著な高温抵抗性が必要とされる構造の成分に特
によく適している。さらにまた、本発明の組成物はカセ
イソーダ及び酢酸に対して非常に抵抗性がある。
【0019】充填剤、特にグラファイトのような炭素質
の充填剤を本発明のポリイミド中使用してかなりの程度
改善された引張強度を保持しながら摩耗及び摩擦特性を
改善することもできる。例えば、約2〜10重量%のグ
ラファイトの配合により約18%より大きい伸び率及び
約11.5kpsiより大きい引張強度を有する成型品が得
られる。約10〜50重量%のグラファイトの配合は、
4%より大きい伸び率及び約7kpsiより大きい引張強度
をもつ成型品を与える。グラファイトその他の充填剤は
析出の前に添加されるべきである。
の充填剤を本発明のポリイミド中使用してかなりの程度
改善された引張強度を保持しながら摩耗及び摩擦特性を
改善することもできる。例えば、約2〜10重量%のグ
ラファイトの配合により約18%より大きい伸び率及び
約11.5kpsiより大きい引張強度を有する成型品が得
られる。約10〜50重量%のグラファイトの配合は、
4%より大きい伸び率及び約7kpsiより大きい引張強度
をもつ成型品を与える。グラファイトその他の充填剤は
析出の前に添加されるべきである。
【0020】本発明の生成物の顕著な性能は十分には理
解されていないが、低い結晶化度を合わせもった大きい
表面積の関数であると考えられている。以前のポリイミ
ド成型用樹脂は、大きい表面積及び高い結晶化度と小さ
い表面積及び低い結晶化度とのいずれか一方を特徴とし
ていた。
解されていないが、低い結晶化度を合わせもった大きい
表面積の関数であると考えられている。以前のポリイミ
ド成型用樹脂は、大きい表面積及び高い結晶化度と小さ
い表面積及び低い結晶化度とのいずれか一方を特徴とし
ていた。
【0021】本発明は、次の特定の実施例によって更に
説明されるが実施例中部及び百分率は、特記しないかぎ
り重量による。ある樹脂の特定の表面積は窒素吸収法に
よって測定された樹脂グラムあたり表面の平方メートル
数である。これらの実施例においては、この樹脂パラメ
ーターの測定は、Barr及びAnhorn著「Scientific and I
ndustrial Glassblowing and Laboratory Techniquee」
(インストルメント・パブリッシング・カンパニー(19
49年))の第XII章に記載されている標準BET操作
を使用して行なわれた。
説明されるが実施例中部及び百分率は、特記しないかぎ
り重量による。ある樹脂の特定の表面積は窒素吸収法に
よって測定された樹脂グラムあたり表面の平方メートル
数である。これらの実施例においては、この樹脂パラメ
ーターの測定は、Barr及びAnhorn著「Scientific and I
ndustrial Glassblowing and Laboratory Techniquee」
(インストルメント・パブリッシング・カンパニー(19
49年))の第XII章に記載されている標準BET操作
を使用して行なわれた。
【0022】例1及び比較例A 例1においては、乾燥窒素ブランケット型の反応容器に
4,4′ジアミノジフェニルエーテル(ODA)60部
に仕込んだ。撹拌下にピリジン1500部の添加の間O
DAをフラスコ中にフラッシュした。ODAが溶解した
後、ピロメリチン酸ジ無水物(PMDA)64.5部を
段階的に添加し、更にピリジン150部を用いて系中に
完全にフラッシュした。室温において1時間撹拌の後、
固有粘度は1.05と測定され、溶液の濃度は7.0%で
あった。
4,4′ジアミノジフェニルエーテル(ODA)60部
に仕込んだ。撹拌下にピリジン1500部の添加の間O
DAをフラスコ中にフラッシュした。ODAが溶解した
後、ピロメリチン酸ジ無水物(PMDA)64.5部を
段階的に添加し、更にピリジン150部を用いて系中に
完全にフラッシュした。室温において1時間撹拌の後、
固有粘度は1.05と測定され、溶液の濃度は7.0%で
あった。
【0023】ピリジン中ポリアミド酸のこの溶液を、2
つの流入の流れ及び1つの流出の流れを備えたガラスエ
ンベロープ中に封入された撹拌羽根を有する連続流析出
器に、65部/分の速度でポンプで送った。析出器への
アセトン流を、バルブ及びロートメーターを用いて70
部/分にコントロールし、流出液スラリの流れ中46%
のピリジン濃度を得た。この反応及び析出は室温におい
て実施された。このスラリを中程度の有孔度のフィルタ
ーで濾過した。母液を、アセトン約1600部を用いる
置換洗浄によってフィルターケーキから除いた。アセト
ンで湿ったフィルターケーキを、窒素気流中160℃及
び25″Hgの真空において16時間乾燥し、ポリアミ
ド酸をポリイミドに変換した。このポリイミド樹脂を3
0メッシュのふるいを用いてミル中で粉砕した。
つの流入の流れ及び1つの流出の流れを備えたガラスエ
ンベロープ中に封入された撹拌羽根を有する連続流析出
器に、65部/分の速度でポンプで送った。析出器への
アセトン流を、バルブ及びロートメーターを用いて70
部/分にコントロールし、流出液スラリの流れ中46%
のピリジン濃度を得た。この反応及び析出は室温におい
て実施された。このスラリを中程度の有孔度のフィルタ
ーで濾過した。母液を、アセトン約1600部を用いる
置換洗浄によってフィルターケーキから除いた。アセト
ンで湿ったフィルターケーキを、窒素気流中160℃及
び25″Hgの真空において16時間乾燥し、ポリアミ
ド酸をポリイミドに変換した。このポリイミド樹脂を3
0メッシュのふるいを用いてミル中で粉砕した。
【0024】比較例Aにおいては、ポリイミドは、同じ
反応剤から製造されたが、同時に析出され、米国特許第
3,249,588号(Gall)明細書の例3中示されてい
る操作に従ってポリアミド酸からポリイミドに変換され
た。これらの樹脂を、ASTM操作D−638に従い、
E−8の第17図に説明されている引張用試験片を使用
して試験した。引張用試験片は100,000psi及び室
温において両ポリイミドから直接形成され、405℃に
おいて3時間焼結された。試験片は、米国特許第3,4
13,394号(Jordan)明細書に記載されている操作
を使用して形成された。例1及び比較例Aの樹脂につい
て樹脂及び成型品の性質を表Iに示す。
反応剤から製造されたが、同時に析出され、米国特許第
3,249,588号(Gall)明細書の例3中示されてい
る操作に従ってポリアミド酸からポリイミドに変換され
た。これらの樹脂を、ASTM操作D−638に従い、
E−8の第17図に説明されている引張用試験片を使用
して試験した。引張用試験片は100,000psi及び室
温において両ポリイミドから直接形成され、405℃に
おいて3時間焼結された。試験片は、米国特許第3,4
13,394号(Jordan)明細書に記載されている操作
を使用して形成された。例1及び比較例Aの樹脂につい
て樹脂及び成型品の性質を表Iに示す。
【0025】
【表1】
【0026】比較例B 高純度N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)11
8部中高純度4,4′−ジアミノ−ジフェニルエーテル
12.01部の新たに調製した溶液を使用してポリアミ
ド酸を製造した。この溶液を、DMAc 165部に溶
解したピロメリチン酸ジ無水物12.83部の新たに調
製した溶液に、はげしく撹拌下に迅速に添加した。DM
Ac 47部を使用して一方の溶液の他方の溶液への転
移を完了させた。これらの溶液は窒素雰囲気中製造され
た。反応完了後得られたポリアミド酸溶液は、1.12
の固有粘度を有していた。このポリアミド酸溶液の一部
をDMAcで2倍容に希釈し、トルエンを充たしたミキ
サー中高剪断撹拌によって析出させた。大量のトルエン
を必要とし、10:1より大きい析出剤対溶液の比を得
た。過剰の溶媒を傾瀉し、析出物をブレンダー中新しい
トルエンで洗浄した。析出物を、窒素気流中100℃に
おいて一夜、次いで温度を325℃に上げることによっ
て8時間乾燥加熱した。100,000psiの圧力及び室
温において引張用試験片を形成させ、次に3時間405
℃において焼結させた。引張の性質を評価し、3.6kps
iの引張強度及び6.4%の伸び率を有することがわかっ
た。
8部中高純度4,4′−ジアミノ−ジフェニルエーテル
12.01部の新たに調製した溶液を使用してポリアミ
ド酸を製造した。この溶液を、DMAc 165部に溶
解したピロメリチン酸ジ無水物12.83部の新たに調
製した溶液に、はげしく撹拌下に迅速に添加した。DM
Ac 47部を使用して一方の溶液の他方の溶液への転
移を完了させた。これらの溶液は窒素雰囲気中製造され
た。反応完了後得られたポリアミド酸溶液は、1.12
の固有粘度を有していた。このポリアミド酸溶液の一部
をDMAcで2倍容に希釈し、トルエンを充たしたミキ
サー中高剪断撹拌によって析出させた。大量のトルエン
を必要とし、10:1より大きい析出剤対溶液の比を得
た。過剰の溶媒を傾瀉し、析出物をブレンダー中新しい
トルエンで洗浄した。析出物を、窒素気流中100℃に
おいて一夜、次いで温度を325℃に上げることによっ
て8時間乾燥加熱した。100,000psiの圧力及び室
温において引張用試験片を形成させ、次に3時間405
℃において焼結させた。引張の性質を評価し、3.6kps
iの引張強度及び6.4%の伸び率を有することがわかっ
た。
【0027】例2および比較例C 例2においては、ピリジン溶液中7.25重量%のポリ
アミド酸を、例1と同じ単量体から製造した。この重合
体溶液100部を、室温において運転中の高剪断ミキサ
ーに含まれているトリクロロトリフルオロエタン150
部中に毎分20部の割合で供給した。析出は瞬時かつ定
量的であり、得られたスラリーを濾過し、トリクロロト
リフルオロエタンで洗浄した。濾過ケーキを、窒素パー
ジ下に160℃において16時間水銀25インチの真空
において乾燥した。乾燥した樹脂を30メッシュのふる
いを通して粉砕した。この粉砕した樹脂をASTM操作
D−638に従い、E−8の第17図に説明されている
引張用試験片を使用して加工して引張用試験片とした。
試験片は室温及び100,000psiの形成圧力において
形成され、窒素パージ下405℃において1気圧下に3
時間自由焼結された。試験片の引張強度及び伸び率は、
12.0kpsi及び20%と測定された。比較例Cにおい
ては、ゴールの米国特許第3,249,588号(Gall)
明細書中の例3の操作に従って製造されたポリイミド樹
脂から引張試験片を同様に成型し、同時に焼結した。そ
れらの試験片は、10.6kpsiの引張強度及び7%の伸
び率を有していた。比較例Cの結晶化度指数は27.1
であった。
アミド酸を、例1と同じ単量体から製造した。この重合
体溶液100部を、室温において運転中の高剪断ミキサ
ーに含まれているトリクロロトリフルオロエタン150
部中に毎分20部の割合で供給した。析出は瞬時かつ定
量的であり、得られたスラリーを濾過し、トリクロロト
リフルオロエタンで洗浄した。濾過ケーキを、窒素パー
ジ下に160℃において16時間水銀25インチの真空
において乾燥した。乾燥した樹脂を30メッシュのふる
いを通して粉砕した。この粉砕した樹脂をASTM操作
D−638に従い、E−8の第17図に説明されている
引張用試験片を使用して加工して引張用試験片とした。
試験片は室温及び100,000psiの形成圧力において
形成され、窒素パージ下405℃において1気圧下に3
時間自由焼結された。試験片の引張強度及び伸び率は、
12.0kpsi及び20%と測定された。比較例Cにおい
ては、ゴールの米国特許第3,249,588号(Gall)
明細書中の例3の操作に従って製造されたポリイミド樹
脂から引張試験片を同様に成型し、同時に焼結した。そ
れらの試験片は、10.6kpsiの引張強度及び7%の伸
び率を有していた。比較例Cの結晶化度指数は27.1
であった。
【0028】例3 析出剤液としてトリクロロトリフルオロエタンをアセト
ンに換えたこと以外は、例2の操作をくり返した。この
樹脂からの引張用試験片を焼結し、13.1kpsiの引張
強度及び26%の伸び率を示した。この樹脂のX線回折
結晶化度指数を測定し、対照例Cの場合の結晶化度指数
27.1と対比すると13.9であることがわかった。
ンに換えたこと以外は、例2の操作をくり返した。この
樹脂からの引張用試験片を焼結し、13.1kpsiの引張
強度及び26%の伸び率を示した。この樹脂のX線回折
結晶化度指数を測定し、対照例Cの場合の結晶化度指数
27.1と対比すると13.9であることがわかった。
【0029】例4及び比較例D ポリアミド酸−ピリジン溶液の濃度が3.5重量%であ
り、ポリマー基準で15重量%のグラファイトを含有す
ること以外は、例3の操作をくり返した。グラファイト
は、5ミクロンの平均粒径をもつデイソン・タイプ20
0−09であった。樹脂は12.0のX線回折結晶化度
指数を有していた。比較例Dにおいては、比較例Aの、
ただし15重量%の5ミクロンのグラファイトも含有し
ているポリアミド樹脂を試験し、X線回折結晶化度指数
は32であった。例4の樹脂は、11.2kpsi及び18
%の引張強度及び伸び率を有していた。対照樹脂の引張
強度及び伸び率は、10.1kpsi及び8%であった。
り、ポリマー基準で15重量%のグラファイトを含有す
ること以外は、例3の操作をくり返した。グラファイト
は、5ミクロンの平均粒径をもつデイソン・タイプ20
0−09であった。樹脂は12.0のX線回折結晶化度
指数を有していた。比較例Dにおいては、比較例Aの、
ただし15重量%の5ミクロンのグラファイトも含有し
ているポリアミド樹脂を試験し、X線回折結晶化度指数
は32であった。例4の樹脂は、11.2kpsi及び18
%の引張強度及び伸び率を有していた。対照樹脂の引張
強度及び伸び率は、10.1kpsi及び8%であった。
【0030】例5及び比較例E ピリジンをβ−ピコリンに換えたこと以外は、例3及び
比較例Aをくり返した。重合体溶液を、毎分250部の
割合でブレンダーに供給した。この樹脂は、12.6kps
iの引張強度及び24%の伸び率を有していた。比較例
E中の対照樹脂は、11.6kpsiの引張強度及び9%の
伸び率を有していた。次の例は、米国特許第3,249,
588号(Gall)明細書中記載されている重合体溶液を
使用する連続析出系の操作に基づいている。ポリアミド
酸溶液を連続的に析出容器に送り、容器には非溶媒の連
続流も供給する。次に得られたスラリーを濾過し、濾過
ケーキを洗浄する。得られたポリアミドを次いで175
℃において真空トレー乾燥器中乾燥して、ポリイミドに
変換し、続いて粉砕して30メッシュのふるいを通す。
これらの第1の系列の例は、析出条件におけるピリジン
の濃度に対する本発明の樹脂の性質の結果を示す。
比較例Aをくり返した。重合体溶液を、毎分250部の
割合でブレンダーに供給した。この樹脂は、12.6kps
iの引張強度及び24%の伸び率を有していた。比較例
E中の対照樹脂は、11.6kpsiの引張強度及び9%の
伸び率を有していた。次の例は、米国特許第3,249,
588号(Gall)明細書中記載されている重合体溶液を
使用する連続析出系の操作に基づいている。ポリアミド
酸溶液を連続的に析出容器に送り、容器には非溶媒の連
続流も供給する。次に得られたスラリーを濾過し、濾過
ケーキを洗浄する。得られたポリアミドを次いで175
℃において真空トレー乾燥器中乾燥して、ポリイミドに
変換し、続いて粉砕して30メッシュのふるいを通す。
これらの第1の系列の例は、析出条件におけるピリジン
の濃度に対する本発明の樹脂の性質の結果を示す。
【0031】例6 連続析出系において、名目上7重量%のポリアミド酸−
ピリジン溶液を毎分55部の割合、並びに毎分50部の
アセトン供給速度において供給した。析出条件下ピリジ
ンの濃度は51%であり、温度は名目上25℃であり、
撹拌機は最大速度で操作された。析出した重合体を濾過
し、名目上ケーキの3倍容量のアセトンで洗浄し、17
5℃、水銀25インチの真空において16〜20時間乾
燥した。乾燥した樹脂をミルを用いて30メッシュのふ
るいを通して粉砕した。この樹脂は、12.5の結晶化
度指数、46.3m2/gの表面積、並びに12.9kpsi/
23%の引張強度/伸び率を有していた。比較例Aのと
おりに製造された対照樹脂は、27の結晶化度指数、5
6.8m2/gの表面積、11.6kpsiの引張強度及び9.
5%の伸び率を有していた。この樹脂の赤外スペクトル
(725cm-1のバンド1027cm-1のバンドの吸光度比
及び約3.10の吸光度比をとることは100%のイミ
ド化を表わす)は、89%のイミド化度を示した。対照
樹脂は、100%のイミド化度を示した。
ピリジン溶液を毎分55部の割合、並びに毎分50部の
アセトン供給速度において供給した。析出条件下ピリジ
ンの濃度は51%であり、温度は名目上25℃であり、
撹拌機は最大速度で操作された。析出した重合体を濾過
し、名目上ケーキの3倍容量のアセトンで洗浄し、17
5℃、水銀25インチの真空において16〜20時間乾
燥した。乾燥した樹脂をミルを用いて30メッシュのふ
るいを通して粉砕した。この樹脂は、12.5の結晶化
度指数、46.3m2/gの表面積、並びに12.9kpsi/
23%の引張強度/伸び率を有していた。比較例Aのと
おりに製造された対照樹脂は、27の結晶化度指数、5
6.8m2/gの表面積、11.6kpsiの引張強度及び9.
5%の伸び率を有していた。この樹脂の赤外スペクトル
(725cm-1のバンド1027cm-1のバンドの吸光度比
及び約3.10の吸光度比をとることは100%のイミ
ド化を表わす)は、89%のイミド化度を示した。対照
樹脂は、100%のイミド化度を示した。
【0032】例7 アセトンの速度が毎分80部であり、析出条件下ピリジ
ンの濃度が39%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、9.9のX線回折結晶化度指数、55.
3m2/gの表面積、並びに13.3kpsiの引張強度及び
24%の伸び率を有していた。
ンの濃度が39%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、9.9のX線回折結晶化度指数、55.
3m2/gの表面積、並びに13.3kpsiの引張強度及び
24%の伸び率を有していた。
【0033】例8 アセトンの速度が毎分42部であり、析出条件下ピリジ
ンの濃度が55%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、12.8の結晶化度指数、36.4m2/
gの表面積、13.1kpsiの引張強度及び25%の伸び
率を有していた。この樹脂の赤外スペクトルは92%の
イミド化度を示した。
ンの濃度が55%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、12.8の結晶化度指数、36.4m2/
gの表面積、13.1kpsiの引張強度及び25%の伸び
率を有していた。この樹脂の赤外スペクトルは92%の
イミド化度を示した。
【0034】例9 アセトンの速度が毎分34部であり、析出条件下ピリジ
ンの濃度が60%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、12.8のX線回折結晶化度指数、3
2.6m2/gの表面積、並びに夫々、12.7kpsi及び2
8%の引張強度及び伸び率を有していた。
ンの濃度が60%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、12.8のX線回折結晶化度指数、3
2.6m2/gの表面積、並びに夫々、12.7kpsi及び2
8%の引張強度及び伸び率を有していた。
【0035】例10 アセトンの速度が毎分28部であり、析出条件下ピリジ
ンの濃度が65%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、夫々14.2kpsi及び29%の引張強
度及び伸び率を有していた。
ンの濃度が65%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、夫々14.2kpsi及び29%の引張強
度及び伸び率を有していた。
【0036】例11 アセトンの速度が毎分22部であり、析出条件下ピリジ
ンの濃度が70%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、11.8のX線回折結晶化度指数、2
2.7m2/gの表面積及び夫々11.1kpsi及び20%の
引張強度及び伸び率を有していた。
ンの濃度が70%であること以外は、例6をくり返し
た。この樹脂は、11.8のX線回折結晶化度指数、2
2.7m2/gの表面積及び夫々11.1kpsi及び20%の
引張強度及び伸び率を有していた。
【0037】比較例F 析出条件下溶媒の濃度が75%のピリジンであること以
外は、例6をくり返した。アセトン供給速度は毎分18
部であった。この樹脂は、10.5の結晶化度指数、1
1.7m2/gの表面積及び夫々10.6kpsi及び19%の
引張強度及び伸び率を有していた。比較例G〜Hにおい
ては、約8〜10より低いpHを有する溶媒中ポリイミド
生成物を製造した。
外は、例6をくり返した。アセトン供給速度は毎分18
部であった。この樹脂は、10.5の結晶化度指数、1
1.7m2/gの表面積及び夫々10.6kpsi及び19%の
引張強度及び伸び率を有していた。比較例G〜Hにおい
ては、約8〜10より低いpHを有する溶媒中ポリイミド
生成物を製造した。
【0038】比較例G 室温において運転される高剪断ミキサー中トルエン17
35部に、pH約7を有するジメチルアセトアミド溶液中
9重量%のPAA 200部を添加した。スラリーを濾
過し、ケーキの3倍容量のトルエンで洗浄し、窒素気流
中175℃において18時間水銀25インチの真空にお
いて乾燥した。乾燥した樹脂を、30メッシュのふるい
を通して粉砕した。この樹脂は、14.8の結晶化度指
数、12.6m2/gの表面積、並びに夫々10.0kpsi及
び5.3%の引張強度及び伸び率を有していた。
35部に、pH約7を有するジメチルアセトアミド溶液中
9重量%のPAA 200部を添加した。スラリーを濾
過し、ケーキの3倍容量のトルエンで洗浄し、窒素気流
中175℃において18時間水銀25インチの真空にお
いて乾燥した。乾燥した樹脂を、30メッシュのふるい
を通して粉砕した。この樹脂は、14.8の結晶化度指
数、12.6m2/gの表面積、並びに夫々10.0kpsi及
び5.3%の引張強度及び伸び率を有していた。
【0039】比較例H PAA/DMAc溶液が3.5重量%であること以外
は、比較例Gをくり返した。得られた樹脂の結晶化度指
数は12.5であり、表面積は11.9m2/gであり、引
張強度及び伸び率は夫々7.6kpsi及び3.5%であっ
た。
は、比較例Gをくり返した。得られた樹脂の結晶化度指
数は12.5であり、表面積は11.9m2/gであり、引
張強度及び伸び率は夫々7.6kpsi及び3.5%であっ
た。
【0040】例12〜15及び比較例I〜L 例12〜15及び比較例I〜Lにおいては、夫々本発明
に従い、そして米国特許第3,249,588号明細書
(Gall)、例3に示されている同時変換及び析出によっ
て製造された樹脂から、引張試験片を100,000ps
i、室温において直接形成させた。両樹脂について焼結
温度に対する引張強度及び伸び率の結果が次の表II中示
されるように決定した。
に従い、そして米国特許第3,249,588号明細書
(Gall)、例3に示されている同時変換及び析出によっ
て製造された樹脂から、引張試験片を100,000ps
i、室温において直接形成させた。両樹脂について焼結
温度に対する引張強度及び伸び率の結果が次の表II中示
されるように決定した。
【0041】
【表2】
【0042】例16〜17及び比較例M 例12〜15及び比較例I〜L中使用されたのと同じ樹
脂から、標準100,000psiの圧力においてASTM
−E8引張用試験片を直接形成させた。両樹脂からの試
験片を405℃において3時間焼結した。例17におい
ては、本発明の樹脂から形成された別の組の試験片を3
80℃において3時間焼結した。これらの試験片を、5
0℃において1%カセイソーダ溶液に浸漬した。図1及
び図2は最初の2日間の曝露の間比較例Mの試験片の重
量が早く増加し次いで試験片が軟化し、表面で材料を失
なうに従って、早く減少することを示す。例16の試験
片ははるかに低い速度で重量を増加させ、引張強度の優
位を保つ。例16及び比較例Mについて曝露後に引張強
度が図3に示される。本発明の樹脂の方がゆっくり引張
強度が失われる。
脂から、標準100,000psiの圧力においてASTM
−E8引張用試験片を直接形成させた。両樹脂からの試
験片を405℃において3時間焼結した。例17におい
ては、本発明の樹脂から形成された別の組の試験片を3
80℃において3時間焼結した。これらの試験片を、5
0℃において1%カセイソーダ溶液に浸漬した。図1及
び図2は最初の2日間の曝露の間比較例Mの試験片の重
量が早く増加し次いで試験片が軟化し、表面で材料を失
なうに従って、早く減少することを示す。例16の試験
片ははるかに低い速度で重量を増加させ、引張強度の優
位を保つ。例16及び比較例Mについて曝露後に引張強
度が図3に示される。本発明の樹脂の方がゆっくり引張
強度が失われる。
【0043】例18及び比較例N 引張用試験片を還流(102〜103℃)15%水性酢
酸条件に曝露する以外は、例16及び比較例Mの操作を
くり返した。図4は41日の曝露の後、比較例の試験片
に比して、本発明の樹脂から製造された試験片が著しい
引張強度を保持することを示す。次の例は先行技術のグ
ラファイト充填樹脂と比較して、本発明のグラファイト
充填樹脂の性質を例示する。
酸条件に曝露する以外は、例16及び比較例Mの操作を
くり返した。図4は41日の曝露の後、比較例の試験片
に比して、本発明の樹脂から製造された試験片が著しい
引張強度を保持することを示す。次の例は先行技術のグ
ラファイト充填樹脂と比較して、本発明のグラファイト
充填樹脂の性質を例示する。
【0044】例19 例5の連続析出操作を使用して、ポリイミドを製造し
た。5ミクロンの平均粒径を有するロンザKS−5グラ
ファイト10重量%(形成されるポリイミド樹脂の重量
基準で)を含有する6.5重量%のPAA/ピリジン溶
液を55部/分の割合で供給した。析出条件下60重量
%のピリジン濃度に対して、35部/分の割合でアセト
ンを供給した。スラリーを4リットルのガラスフリット
型漏斗で濾過し、ケーキの3倍容量のアセトンで洗浄し
た。濾過ケーキを、窒素気流中170℃において16時
間25″Hg真空においてトレー乾燥した。乾燥した樹
脂をウイリーミル中30メッシュのふるいを通して粉砕
した。この樹脂は、12.9の結晶化度指数、26.5m2
/gの表面積、並びに夫々12.3kpsi及び25%の引
張強度及び伸び率を有していた。
た。5ミクロンの平均粒径を有するロンザKS−5グラ
ファイト10重量%(形成されるポリイミド樹脂の重量
基準で)を含有する6.5重量%のPAA/ピリジン溶
液を55部/分の割合で供給した。析出条件下60重量
%のピリジン濃度に対して、35部/分の割合でアセト
ンを供給した。スラリーを4リットルのガラスフリット
型漏斗で濾過し、ケーキの3倍容量のアセトンで洗浄し
た。濾過ケーキを、窒素気流中170℃において16時
間25″Hg真空においてトレー乾燥した。乾燥した樹
脂をウイリーミル中30メッシュのふるいを通して粉砕
した。この樹脂は、12.9の結晶化度指数、26.5m2
/gの表面積、並びに夫々12.3kpsi及び25%の引
張強度及び伸び率を有していた。
【0045】例20 PAA/ピリジン溶液中20重量%のグラファイトを包
含させること以外は、例19をくり返した。樹脂は1
3.8の結晶化度指数、25.0m2/gの表面積、並びに
夫々10.7kpsi及び19%の引張強度及び伸び率を有
していた。
含させること以外は、例19をくり返した。樹脂は1
3.8の結晶化度指数、25.0m2/gの表面積、並びに
夫々10.7kpsi及び19%の引張強度及び伸び率を有
していた。
【0046】例21 PAA/ピリジン溶液中40重量%のグラファイトを包
含させること以外は例19をくり返した。樹脂は15.
1の結晶化度指数、20.4m2/gの表面積、並びに夫
々8.8kpsi及び7.2%の引張強度及び伸び率を有して
いた。
含させること以外は例19をくり返した。樹脂は15.
1の結晶化度指数、20.4m2/gの表面積、並びに夫
々8.8kpsi及び7.2%の引張強度及び伸び率を有して
いた。
【0047】例22 PAA/ピリジン溶液中30重量%のグラファイトを含
有させること以外は例19をくり返した。樹脂は15.
8の結晶化度指数、23.8m2/gの表面積並びに夫々
9.2kpsi及び12%の引張強度及び伸び率を有してい
た。
有させること以外は例19をくり返した。樹脂は15.
8の結晶化度指数、23.8m2/gの表面積並びに夫々
9.2kpsi及び12%の引張強度及び伸び率を有してい
た。
【0048】例23 PAA/ピリジン溶液中50重量%のグラファイトを包
含させること以外は例19をくり返した。樹脂は16.
8の結晶化度指数、24.2m2/gの表面積、並びに夫
々8.2kpsi及び5.3%の引張強度及び伸び率を有して
いた。
含させること以外は例19をくり返した。樹脂は16.
8の結晶化度指数、24.2m2/gの表面積、並びに夫
々8.2kpsi及び5.3%の引張強度及び伸び率を有して
いた。
【0049】比較例O及びP 比較例Aに従って製造したポリイミド樹脂を使用するこ
と以外は、例19〜23の操作をくり返した。グラファ
イト濃度は夫々15%及び37%であった。例19〜2
3及び比較例O及びPのグラファイト充填樹脂につい
て、結晶化度指数及び表面積の比較を表IIIに示す。比
較例O及びPに従って製造された重合体のグラファイト
充填樹脂に比して、本発明のグラファイト充填樹脂の引
張の性質を図5及び図6に示す。
と以外は、例19〜23の操作をくり返した。グラファ
イト濃度は夫々15%及び37%であった。例19〜2
3及び比較例O及びPのグラファイト充填樹脂につい
て、結晶化度指数及び表面積の比較を表IIIに示す。比
較例O及びPに従って製造された重合体のグラファイト
充填樹脂に比して、本発明のグラファイト充填樹脂の引
張の性質を図5及び図6に示す。
【0050】
【表3】
【図1】カセイソーダ溶液中浸漬時の、本発明の成型用
樹脂と先行技術の樹脂の重量増加を比較したグラフであ
る。
樹脂と先行技術の樹脂の重量増加を比較したグラフであ
る。
【図2】カセイソーダ溶液中浸漬時の、本発明の成型用
樹脂と先行技術の樹脂の引張強度を比較したグラフであ
る。
樹脂と先行技術の樹脂の引張強度を比較したグラフであ
る。
【図3】カセイソーダ溶液中浸漬時の、本発明の成型用
樹脂と先行技術の樹脂の引張強度の減少を比較したグラ
フである。
樹脂と先行技術の樹脂の引張強度の減少を比較したグラ
フである。
【図4】本発明の樹脂及び先行技術の樹脂を還流する酢
酸に曝露した場合の引張強度を比較したグラフである。
酸に曝露した場合の引張強度を比較したグラフである。
【図5】種々の濃度のグラファイトを含有する本発明の
樹脂及び先行技術の樹脂の伸び率を比較したグラフであ
る。
樹脂及び先行技術の樹脂の伸び率を比較したグラフであ
る。
【図6】種々の濃度のグラファイトを含有する本発明の
樹脂及び先行技術の樹脂の引張強度を比較したグラフで
ある。
樹脂及び先行技術の樹脂の引張強度を比較したグラフで
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 反復単位 【化1】 (式中、Rはベンゼノイド不飽和を特徴とする少なくと
も1つの6炭素原子環を有する4価の残基であり、4つ
のカルボニル基はこの残基中異なった炭素原子に直接連
結されており、各対のカルボニル基はこの残基の6員ベ
ンゼノイド環中隣接する炭素原子に連結されており、
R′は少なくとも1つの6炭素原子環を有する2価の残
基であり、各環はベンゼノイド不飽和を特徴とし、R′
中少なくとも2つの環が存在する場合には、原子価結合
の1つ以下はこれらの環のいずれか1つに位置する)を
有し、且つ粒子がグラムあたり20平方メートルより大
きい表面積を有する、X線回折により測定して15より
小さい結晶化度指数を示し、そして2重量%より少ない
充てん剤を含有させて、少なくとも1.30g/ccの密
度を有し且つ20%より大きい引張伸長および12kpsi
より大きい引張強度を示す成型品を与える固体粒子状ポ
リイミド。 - 【請求項2】 (a) (1)式H2N−R′−NH2(式
中R′は少なくとも1つの6炭素原子環を有する2価の
残基であり、各環はベンゼノイド不飽和を特徴とし、そ
してR′中少なくとも2つの環が存在する場合には1つ
以下の原子価結合は該環のいずれか1つに位置する)を
有する少なくとも1種の有機ジアミンと(2)少なくと
も1種のテトラカルボン酸ジ無水物とをピリジンまたは
β−ピコリン中で反応させ、 (b) このテトラカルボン酸ジ無水物とこの有機ジアミ
ンとの反応から得られる溶液の濃度を1〜15%の重合
体に保ち、 (c) 0〜65℃の温度においてこの重合体溶液を得ら
れる重合体に対する非溶媒と接触させ、 (d) この非溶媒と重合体のもとの溶媒との比を溶媒と
非溶媒とを合して70%以下の溶媒を含有するように保
ち、重合体溶液と非溶媒との混合物を攪拌してこの非溶
媒とこの溶液とを緊密に接触させ、 (e) 得られたポリアミド酸を析出させ、そしてそれを
100〜200℃に加熱することを特徴とする、反応単
位 【化2】 (式中、Rはベンゼノイド不飽和を特徴とする少なくと
も1つの6炭素原子環を有する4価の残基であり、4つ
のカルボニル基はこの残基中異なった炭素原子に直接連
結されており、各対のカルボニル基はこの残基の6員ベ
ンゼノイド環中隣接する炭素原子に連結されており、
R′は前記した意味を有する)を有し、且つ表面積が2
0m2/gより大であって、X線回折により測定した結晶
化度指数が15より小であり、2重量%より少ない充填
剤を含有させて少なくとも1.30g/ccの密度を有し
且つ20%より大きい引張伸長および12kpsiより大き
い引張強度を示す成型品を与える固体粒子状ポリイミド
の製造方法。 - 【請求項3】 テトラカルボン酸ジ無水物と有機ジアミ
ンとの反応から得られる溶液の濃度を1〜10%に保つ
請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 テトラカルボン酸ジ無水物と有機ジアミ
ンとの反応から得られる溶液の濃度を10%未満に保つ
請求項2記載の方法。 - 【請求項5】 10〜40℃の温度において重合体溶液
を非溶媒と接触させる請求項2記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/727,811 US4622384A (en) | 1985-04-26 | 1985-04-26 | Polyimide molding resins and molded articles |
| US727811 | 2003-12-04 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61094978A Division JP2610826B2 (ja) | 1985-04-26 | 1986-04-25 | ポリイミド成型品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09169905A true JPH09169905A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=24924169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8279361A Pending JPH09169905A (ja) | 1985-04-26 | 1996-10-22 | 固体粒子状ポリイミドおよびその製造法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09169905A (ja) |
| AT (1) | ATE101174T1 (ja) |
| BR (1) | BR8601779A (ja) |
| NO (1) | NO861638L (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006249380A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | ポリアミド酸微粒子及びポリイミド微粒子の製造方法 |
| JP2012501376A (ja) * | 2008-08-29 | 2012-01-19 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 航空機エンジン用複合材料部品 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4913878A (ja) * | 1972-03-22 | 1974-02-06 | ||
| JPS5659845A (en) * | 1979-10-19 | 1981-05-23 | Mitsui Toatsu Chem Inc | Novel polycondensate |
| JPS57190021A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-22 | Nitto Electric Ind Co Ltd | Preparation of polyimide powder |
| JPS57200453A (en) * | 1981-06-04 | 1982-12-08 | Ube Ind Ltd | Preparation of polyimide powder |
| JPS5849726A (ja) * | 1981-06-22 | 1983-03-24 | バスフ・アクチエンゲゼルシヤフト | 粉状ポリイミドの製法 |
| JPS5887129A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-24 | Nitto Electric Ind Co Ltd | ポリイミド粉体の製造方法 |
| JPS6195029A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリイミド樹脂粉末の製造方法、ポリイミド樹脂粉末を用いる接着方法及び被膜形成方法 |
| JPS61241326A (ja) * | 1985-04-18 | 1986-10-27 | Nitto Electric Ind Co Ltd | ポリイミド粉末およびその製法 |
-
1986
- 1986-04-18 BR BR8601779A patent/BR8601779A/pt unknown
- 1986-04-25 AT AT86105737T patent/ATE101174T1/de active
- 1986-04-25 NO NO861638A patent/NO861638L/no unknown
-
1996
- 1996-10-22 JP JP8279361A patent/JPH09169905A/ja active Pending
Patent Citations (8)
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| JPS4913878A (ja) * | 1972-03-22 | 1974-02-06 | ||
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| JPS6195029A (ja) * | 1984-10-15 | 1986-05-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | ポリイミド樹脂粉末の製造方法、ポリイミド樹脂粉末を用いる接着方法及び被膜形成方法 |
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| JP2012501376A (ja) * | 2008-08-29 | 2012-01-19 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 航空機エンジン用複合材料部品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| BR8601779A (pt) | 1986-12-23 |
| NO861638L (no) | 1986-10-27 |
| ATE101174T1 (de) | 1994-02-15 |
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