JPH0916994A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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Publication number
JPH0916994A
JPH0916994A JP7187741A JP18774195A JPH0916994A JP H0916994 A JPH0916994 A JP H0916994A JP 7187741 A JP7187741 A JP 7187741A JP 18774195 A JP18774195 A JP 18774195A JP H0916994 A JPH0916994 A JP H0916994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
suspension spring
lens holder
tracking
optical pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP7187741A
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English (en)
Inventor
Kenji Kato
賢二 加藤
Masayoshi Sugawara
正吉 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0916994A publication Critical patent/JPH0916994A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、簡単な構成により低コストで、サス
ペンションバネがフォーカシング用コイル及びトラッキ
ング用コイルに接続され得るようにした、光ピックアッ
プ装置を提供することを目的とする。 【構成】対物レンズ11を保持するレンズホルダー12
と、該レンズホルダーのコイル巻回部に巻回されたフォ
ーカシング用コイル12a及びトラッキング用コイル1
2bと、該レンズホルダーを固定配置されたダンパーベ
ースに対してフォーカシング方向及びトラッキング方向
に移動可能に支持すると共に上記コイルに給電を行なう
サスペンションバネ14とを含んでいる、光ピックアッ
プ装置10において、上記サスペンションバネ14が、
レンズホルダーに対して保持されていて、該サスペンシ
ョンバネのレンズホルダー側の端部14aに対して、フ
ォーカシング用コイル12a及びトラッキング用コイル
12bの巻線端末が直接にハンダ付けされるように、光
ピックアップ装置10を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの信号を記
録及び/または再生するために使用される光ピックアッ
プ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような光ピックアップ装置
は、例えば図12及び図13に示すように、構成されて
いる。即ち、図12及び図13において、光ピックアッ
プ装置1は、対物レンズ2を保持するレンズホルダー3
と、該レンズホルダー3に備えられたコイル巻回部に巻
回されたフォーカシング用コイル3a及びトラッキング
用コイル3bと、該レンズホルダー3を固定配置された
ダンパーベース4に対してフォーカシング方向F及びト
ラッキング方向Tに移動可能に支持するサスペンション
バネ5とを含んでいる。
【0003】上記サスペンションバネ5は、図示の場
合、それぞれレンズホルダー3の両側にて、その上面と
ダンパーベース4との間を連結するように、設けられて
いるが、該レンズホルダー3の両側の下面とダンパーベ
ース4との間を連結するサスペンションバネも備えられ
ており、全体として二対、計四本のサスペンションバネ
5が配設されている。これにより、レンズホルダー3
は、傾斜することなく、フォーカシング方向F及びトラ
ッキング方向Tに関して、平行移動され得るようになっ
ている。
【0004】また、上記フォーカシング用コイル3a及
びトラッキング用コイル3bは、その巻線端末が、レン
ズホルダー3に備えられたプリント基板,金属版等の中
継部材の端子3c,3d等(レンズホルダー3の下面に
備えられた二つの端子は、図示されていない)に接続さ
れる。そして、上記サスペンションバネ5の一端が、該
端子3c,3dに、ハンダ付けにより、機械的に固定さ
れ且つ電気的に接続されている。これに対して、該サス
ペンションバネ5の他端は、ダンパーベース4の端子4
a,4b等(ダンパーベース4の下面に備えられた二つ
の端子は、図示されていない)に、ハンダ付けにより機
械的に固定され且つ電気的に接続されている。
【0005】さらに、ダンパーベース4の端面には、プ
リント基板6が取り付けられている。該プリント基板6
は、ダンパーベース4の上面及び下面の端子4a,4b
等に連結され且つ該ダンパーベース4の端面に露出して
いる端子に対して、ハンダ付けにより接続される導電パ
ターンを備えており、該導電パターンは、該プリント基
板6の端縁にて接続端子部を構成している。このプリン
ト基板6の接続端子部は、さらに外部の駆動電圧供給源
に対して、フレキシブルプリント基板7を介して接続さ
れるようになっている。
【0006】他方、ダンパーベース4に対して、ヨーク
8が固定配置されている。このヨーク8は、横から見た
とき、U字形の形状を有しており、二つの端部8a,8
bが、それぞれレンズホルダー3をトラッキング方向に
垂直な水平方向から間隔を開けて挟むように配設されて
いる。さらに、該端部8a,8bのレンズホルダー3に
対向した内面には、マグネット9a,9bが備えられて
いる。
【0007】このように構成された光ピックアップ装置
1においては、レンズホルダー3のコイル巻回部に巻回
された各コイルの巻線は、それぞれサスペンションバネ
5,プリント基板6及びフレキシブルプリント基板7を
介して、外部の駆動電圧供給源に接続される。これによ
り、外部から、各コイル3a,3bに駆動電圧が供給さ
れることにより、フォーカシング用コイル3aまたはト
ラッキング用コイル3bに磁界が発生し、その磁束が、
ヨーク8及びマグネット9a,9bにより形成され且つ
該コイル3a,3bを通過する磁束と相互に作用するこ
とにより、該レンズホルダー3が、フォーカシング方向
F及びトラッキング方向Tに移動され得る。かくして、
レンズホルダー3に取り付けられた対物レンズ2が、フ
ォーカシング方向F及びトラッキング方向Tに関して適
宜に移動せしめられ得るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の光ピックアップ装置1においては、各サスペ
ンションバネ5は、その一端が、レンズホルダー3に備
えられた中継部材の端子3c,3d等にハンダ付けされ
ている。このため、サスペンションバネ5を固定保持す
ると共に、フォーカシング用コイル3a及びトラッキン
グ用コイル3bの巻線端末をサスペンションバネ5に中
継するために、レンズホルダーに対して接着等により固
定された中継部材が必要である。従って、光ピックアッ
プ装置1の対物レンズ2,フォーカシング用コイル3a
及びトラッキング用コイル3bから成る可動部分の重量
が、中継部材を備えることにより、比較的重くなってし
まい、可動部分のフォーカシング時及びトラッキング時
の応答性が損なわれてしまうという問題があった。ま
た、部品コスト及び組立コストが高くなり、また組立作
業性があまり良くないという問題があった。
【0009】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より低コストで、サスペンションバネがフォーカシング
用コイル及びトラッキング用コイルに接続され得るよう
にした、光ピックアップ装置を提供することを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、対物レンズを保持するレンズホルダーと、該レン
ズホルダーのコイル巻回部に巻回されたフォーカシング
用コイル及びトラッキング用コイルと、該レンズホルダ
ーを固定配置されたダンパーベースに対してフォーカシ
ング方向及びトラッキング方向に移動可能に支持すると
共に上記コイルに給電を行なうサスペンションバネとを
含んでいる、光ピックアップ装置において、上記サスペ
ンションバネが、レンズホルダーに対して保持されてい
て、該サスペンションバネのレンズホルダー側の端部に
対して、フォーカシング用コイル及びトラッキング用コ
イルの巻線端末が直接にハンダ付けされていることを特
徴とする、光ピックアップ装置により、達成される。
【0011】
【作用】上記構成によれば、サスペンションバネが、レ
ンズホルダーに対して接着,圧入,カシメ等により保持
されていると共に、該サスペンションバネのレンズホル
ダー側の端部に、各コイルの巻線端末が直接にハンダ付
けされている。従って、従来のようにサスペンションバ
ネを保持し且つ中継するためのプリント基板,金属板等
の中継部材が不要となるので、部品点数が削減され、且
つ重量が軽減され得ることになる。これにより、部品コ
スト及び組立コストが低減され得ることにより、作業性
が向上せしめられ得ると共に、可動部分が軽量化される
ことにより、可動部分のフォーカシング時及びトラッキ
ング時の応答性が向上せしめられ得ることになる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明による光ピックアップ装置の
一実施例を示している。即ち、図1において、光ピック
アップ装置10は、対物レンズ11を保持するレンズホ
ルダー12と、該レンズホルダー12に備えられたコイ
ル巻回部に巻回されたフォーカシング用コイル12a及
びトラッキング用コイル12bと、該レンズホルダー1
2を固定配置されたダンパーベース13に対してフォー
カシング方向F及びトラッキング方向Tに移動可能に支
持するサスペンションバネ14とを含んでいる。
【0013】上記サスペンションバネ14は、図示の場
合、それぞれレンズホルダー12の両側にて、その上面
とダンパーベース13の上面との間を連結するように、
設けられているが、該レンズホルダー12の両側の下面
とダンパーベース13の下面との間を連結するサスペン
ションバネも備えられており、全体として二対、計四本
のサスペンションバネ14が配設されている。これによ
り、レンズホルダー12は、傾斜することなく、フォー
カシング方向F及びトラッキング方向Tに関して、平行
移動され得るようになっている。
【0014】さらに、ダンパーベース13の端面には、
プリント基板15が取り付けられている。該プリント基
板15は、ダンパーベース13の上面及び下面の端子1
3a等(ダンパーベース13の上面の反対側の端子及び
下面に備えられた二つの端子は、図示されていない)に
連結され且つ該ダンパーベース13の端面に露出してい
る端子に対して、ハンダ付けにより接続される導電パタ
ーンを備えており、該導電パターンは、該プリント基板
15の端縁にて接続端子部を構成している。このプリン
ト基板15の接続端子部は、さらに外部の駆動電圧供給
源に対して、フレキシブルプリント基板16を介して接
続されるようになっている。
【0015】他方、ダンパーベース13に対して、ヨー
ク17が固定配置されている。このヨーク17は、横か
ら見たとき、U字形の形状を有しており、二つの端部1
7a,17bが、それぞれレンズホルダー12をトラッ
キング方向に垂直な水平方向から間隔を開けて挟むよう
に配設されている。さらに、該端部17a,17bのレ
ンズホルダー12に対向した内面には、マグネット1
8,19が備えられている。
【0016】以上の構成は、図3に示した従来の光ピッ
クアップ装置1と同様の構成であるが、本発明実施例に
よる光ピックアップ装置10においては、レンズホルダ
ー12の上面及び下面の両側には、それぞれサスペンシ
ョンバネ取付部20が設けられている。
【0017】このサスペンションバネ取付部20は、例
えば図2に示すように、レンズホルダー12の上面及び
下面の両側にて、その表面から上方に突出したボス部2
0aから構成されている。
【0018】これに対して、該サスペンションバネ14
の一端14aは、横方向に拡大されることにより、ほぼ
方形に形成されていると共に、その中心付近に係合穴1
4bを備えている。
【0019】これにより、該サスペンションバネ14の
一端14aをレンズホルダー12のサスペンションバネ
取付部20に載置して、該一端14aの係合穴14bを
ボス部20aに被嵌させることにより、該サスペンショ
ンバネ14の一端14aが、レンズホルダー12に対し
て位置決めされる。この状態から、例えば樹脂をボス部
20aの上に塗布し、硬化させることにより、該サスペ
ンションバネ14の一端14aが、レンズホルダー12
に対して固定保持され得ることになる。
【0020】さらに、前記フォーカシング用コイル12
a及びトラッキング用コイル12bは、その巻線端末
が、レンズホルダー12のサスペンションバネ取付部2
0に固定保持されたサスペンションバネ14の一端に対
して、直接にハンダ付けされる。これにより、フォーカ
シング用コイル12a及びトラッキング用コイル12b
は、例えば図3に示すように、それぞれサスペンション
バネ14に対して、電気的に接続されることになる。
【0021】本発明による光ピックアップ装置10は、
以上のように構成されており、レンズホルダー12のコ
イル巻回部に巻回された各コイル12a,12bの巻線
は、それぞれサスペンションバネ14及びフレキシブル
プリント基板15を介して、外部の駆動電圧供給源に接
続される。これにより、外部から、各コイル12a,1
2bに駆動電圧が供給されることにより、フォーカシン
グ用コイル12aまたはトラッキング用コイル12bに
磁界が発生する。そして、各コイル12a,12bによ
る磁束が、ヨーク17及びマグネット18,19により
形成され且つ該コイル12a,12bを通過する磁束と
相互に作用することにより、該レンズホルダー12に対
して、フォーカシング方向F及びトラッキング方向Tの
力が作用する。かくして、レンズホルダー12に取り付
けられた対物レンズ11が、フォーカシング方向F及び
トラッキング方向Tに関して適宜に移動せしめられ得る
ようになっている。
【0022】この場合、各サスペンションバネ14は、
その一端14aが、レンズホルダー12のサスペンショ
ンバネ取付部20に対して、図1及び図2に示すように
固定保持されると共に、上記一端14aに対して、フォ
ーカシング用コイル12a及びトラッキング用コイル1
2bの巻線端末が、ハンダ付けされることにより、該サ
スペンションバネ14の一端14aは、フォーカシング
用コイル12a及びトラッキング用コイル12bに対し
て直接に電気的に接続されることになる。
【0023】尚、上記実施例においては、サスペンショ
ンバネ14は、その一端14aが、レンズホルダー12
のサスペンションバネ取付部20に固定保持されている
が、これに限らず、サスペンションバネ14は、その他
端も、同様にして、ダンパーベースのサスペンションバ
ネ取付部に固定保持されるようにしてもよいことは明ら
かである。さらに、上記実施例においては、各コイル、
即ち、フォーカシング用コイル12a及びトラッキング
用コイル12bは、レンズホルダー12のコイル巻線部
に対して直接に巻回されているが、別体に構成されたコ
イルをレンズホルダー12に取り付けるようにした場合
でも、本発明を適用し得ることは明らかである。
【0024】図4乃至図11は、本発明による光ピック
アップ装置の第二の実施例を示し、光ピックアップ装置
として、薄型,軽量にして、可動部分のフォーカシング
時及びトラッキング時の応答性が向上せしめられ得、光
ピックアップ装置の特性が向上でき、簡単な構成によ
り、組立て易く、構成部品を最小限に少なくでき、その
結果低コストの光ピックアップ装置が提供できるように
したものである。図4乃至図6において、光ピックアッ
プ装置50は、対物レンズ51を保持するレンズホルダ
ー52と、該レンズホルダー52に備えられたコイルボ
ビンに巻回されたフォーカシング用コイル52a及びト
ラッキング用コイル52bと、該レンズホルダー52を
固定配置されたダンパーベース53に対してフォーカシ
ング方向F及びトラッキング方向Tに移動可能に支持す
るサスペンションバネ54とを含んでいる。
【0025】上記レンズホルダー52は樹脂成形され、
一端に対物レンズ51を保持すると共に、対物レンズ5
1以外は、上記コイル巻回部を形成し後述するヨーク5
7,57及びマグネット58,58が挿通される中空部
とされ、該巻回部にフォーカシング用コイル52a及び
トラッキング用コイル52bが巻回されている。
【0026】また、上記ダンパーベース53は板金等金
属板を打抜いて形成され、成形が容易に構成され、先端
には取付用穴53c,53cが設けられ、ほぼ中央には
折り曲げ一体形成されたヨーク57が設けられ、他端に
は上記サスペンションバネ54の端部が取り付けられる
樹脂性のベース部53aがネジ53b止めされ、その組
立が容易に構成されている。
【0027】上記サスペンションバネ54は、図示の場
合、それぞれレンズホルダー52の両側にて、その上面
とダンパーベース53(ベース部53a)の上面との間
を連結するように設けられているが、該レンズホルダー
52の両側の下面とダンパーベース53(ベース部53
a)の下面との間を連結するサスペンションバネも備え
られており、全体として二対、計四本のサスペンション
バネ54が配設されている。これにより、レンズホルダ
ー52は傾斜することなく、フォーカシング方向F及び
トラッキング方向Tに関して、平行移動され得るように
なっている。
【0028】さらに、上記ダンパーベース53(ベース
部53a)ならびにレンズホルダー52の上下面の両側
に、光ピックアップ装置50全体の厚さを極力抑えるべ
く段落して、それぞれサスペンションバネ取付部60,
61及び70,71が設けられている。尚、該サスペン
ションバネ取付部60,61及び70,71は、上記ダ
ンパーベース53ならびにレンズホルダー52の上下面
の両側に段落して形成されることに限定されず、設計値
によっては、同一面でも良く、又片側だけに段落して形
成されても良く、ダンパーベース53及びレンズホルダ
ー52の何れかに段落して形成する等、設計値に応じ、
適宜形成され、光ピックアップ装置50全体の厚さを薄
く形成するように構成されるものである。
【0029】このサスペンションバネ取付部60,61
及び70,71は、互いに対称に構成されているので、
以下、サスペンションバネ取付部60について説明す
る。即ち、サスペンションバネ取付部60は、図7に示
すように、ダンパーベース53(ベース部53a)の上
面及び下面(下面は図示せず)に垂直に延びるように植
設されたピン60aを備えている。
【0030】これに対して、該サスペンションバネ54
の端部54Aは、横方向に拡大されることによりほぼ矩
形に形成されて、この矩形部の反対側に電源取り出し用
の端子54Dが突出していると共に、矩形部の中心付近
にカシメ穴54Bを備えている。このカシメ穴54B、
図示の場合、上記ピン60aの直径より大きな内径を有
していると共に、等角度間隔に設けられた複数個(図示
の場合、6個)の半径方向内側に突出する係合爪54C
を備え、この係合爪54Cの先端は、上記ピン60aの
直径を越えて内側に延びている。尚、図中54Eは位置
決め突起60bが係合する係合穴を示す。
【0031】これにより、該サスペンションバネ54の
端部54Aの端部をダンパーベース53のサスペンショ
ンバネ取付部60に載置して、そのカシメ穴54B内
に、該サスペンションバネ取付部60のピン60aを嵌
入させ、該端部54Aを押下することにより、該サスペ
ンションバネ54の端部54Aに設けられたカシメ穴5
4Bの係合爪54Cは、ピン60aの外周面によって、
湾曲するように変形されながら、ピン60aの根元方向
に移動される。そして、サスペンションバネ54の端部
54Aが、サスペンションバネ取付部60の表面に当接
した状態で、図7(A),(B)及び(C)に示すよう
に、サスペンションバネ取付部60に仮固定され、その
後図7(C)に示すように、該ピン60aの上に樹脂6
2を塗布し、硬化させることにより、カシメ固定され、
極めて簡単な構成にして容易に組み立てできることにな
る。
【0032】さらに、上記各サスペンションバネ54
は、その両端或いは一方特に、ダンパーベース53(ベ
ース部53a)に近い側が好ましいが、図示の場合、そ
の両端部分に、図8に拡大して示すように、制振部54
aを備えている。この制振部54aは、一側から真っ直
に延び且つやや大きな直径を有する拡大部54bと、該
拡大部54bの根元付近から、該拡大部54bを包囲す
るように螺旋状に形成された環状部54cと、この拡大
部54b及び環状部54c全体を覆うように備えられた
制振材54dとから構成されている。
【0033】上記制振材54dは、各サスペンションバ
ネ54の制振部54aに対して、図8(A)に示すよう
に、液状の制振材54dを滴下させた後、図8(B)に
示すように硬化させることにより、構成される。この場
合、滴下された液状の制振材54dは、表面張力によっ
て、拡大部54bを中心に包囲し且つ周縁が環状部54
cに沿って位置するように、制振部54aに対してほぼ
円弧状に付着する。従って、硬化した制振材54dは、
拡大部54b及び環状部54cを円弧状に連結すること
により、拡大部54b及び環状部54cの個々の振動を
抑制すると共に、拡大部54b及び環状部54cの相互
の振動も抑制し得ることになる。
【0034】かくして、各サスペンションバネ54の制
振が有効に行なわれ得、成形された各サスペンションバ
ネ54を簡単に組付けることにより、その組付け作業性
を増大して、コストダウンを図ることができると共に、
特に各サスペンションバネ54の制振部54aに対し
て、液状の制振材54dを滴下させる作業と、前述の各
サスペンションバネ54の端部54Aをサスペンション
バネ取付部60に組み付ける際の樹脂62を塗布し、硬
化させる作業とを同時に行うことにより、更に一層組付
け工程を簡略にすることができることになる。
【0035】また前述したコイルボビンは、図1,図
2,図9(A)及び図10に示すように、フォーカシン
グ方向Fに向かって貫通する中空部を有するフォーカシ
ング用コイル巻回部52cに巻回されたフォーカシング
用コイル52aと、該フォーカシング用コイル52aの
対物レンズ寄りの部分52dに対して、トラッキング方
向に並んで取り付けられたトラッキング用コイル52b
を備えている。各コイル52a,52bは、その巻線端
末が、図1,図2及び図10に示すように、サスペンシ
ョンバネ取付部60,61におけるサスペンションバネ
54の端部54Aに直接にハンダ付け固定され、外部の
駆動回路に接続されている。従って、サスペンションバ
ネ54の端部54Aに、各コイル52a,52bの巻線
端末が直接にハンダ付け固定されるので、その接続作業
は極めて簡単で、他の中継部材が不要となることから部
品点数が削減できることとなる。
【0036】さらに、トラッキング用コイル52bは、
図9(A)に示すように、フォーカシング用コイル52
aの対物レンズ寄りの部分52dの前面(対物レンズ側
の面)及び後面(対物レンズとは反対側の面)に対し
て、それぞれ中心からトラッキング方向両側にて、互い
に対向するように取り付けられた二対のトラッキング用
コイルから構成され、或いは図9(B)に示すように、
可動部が軽量に構成されるべく、二つのトラッキング用
コイル52bが、フォーカシング用コイル52dに対し
て対角線方向に配設され、即ち上記フォーカシング用コ
イル52aの対物レンズ寄りの部分52dに対して、中
心からトラッキング方向に関して一側(図9にて左側)
では、上記部分52dの前面に、また他側(図9にて右
側)では、上記部分52dの後面に、それぞれ一つのト
ラッキング用コイル52bが、互いに対角線方向に並ぶ
ように配設されている。
【0037】このように、上記トラッキング用コイル5
2bは、フォーカシング用コイル52aの対物レンズ寄
りの部分52dに対して、フォーカシング用コイル52
aの上記部分52dを挟むように配設されている。従っ
て、フォーカシング用コイル52aの部分52dを挟ん
で配設されたトラッキング用コイル52bの駆動力の力
点は、該トラッキング用コイル52bの中間点になる。
即ち、二対のトラッキング用コイル52bのトラッキン
グ方向及びこれに直行する水平方向に関して中間点は、
フォーカシング用コイル52aの部分52dの中心に一
致することになる。かくして、トラッキング用コイル5
2bの駆動力の力点は、フォーカシング用コイル52a
の駆動力の力点とほぼ一致することになる。
【0038】これにより、本第二の実施例による光ピッ
クアップ装置50の可動部は、フォーカシング用コイル
52aの部分52dに関して、振動特性が良好になるよ
うに構成されることにより、フォーカシング時及びトラ
ッキング時の双方において、良好な振動特性が得られる
ことになり、前述した各サスペンションバネ54のサス
ペンションバネ取付部60への確実な固定と、制振部5
4aによる良好な制振とが相俟って振動特性が良好な光
ピックアップ装置50が提供できることとなる。
【0039】さらに又、フォーカシング用コイル52a
及びトラッキング用コイル52bの巻線端末が、サスペ
ンションバネ取付部60,61におけるサスペンション
バネ54の端部54Aに直接にハンダ付け固定されてい
るので、従来のようにサスペンションバネを保持、中継
するためのプリント基板,金属板等の中継部材が不要と
なり、部品点数が削減され、且つ重量が軽減され得るこ
ととなり、作業性が向上せしめられ得ると共に、可動部
分が軽量化されることにより、可動部分のフォーカシン
グ時及びトラッキング時の応答性が向上せしめられ得る
ことになり、上記振動特性とが相俟って振動特性が良好
な光ピックアップ装置50が提供できることとなる。
【0040】次いで、ダンパーベース53(ベース部5
3a)の端面には、外部の駆動電圧供給源に接続されて
いるフレキシブルプリント基板55が取り付けられてい
る。該フレキシブルプリント基板55は、図示しない駆
動電圧供給源に接続される二組の配線として使用される
導電パターン55aを有していると共に、各導電パター
ン55aの先端にダンパーベース53の上面及び下面の
サスペンションバネ取付部60,61にて固定されたサ
スペンションバネ54のダンパーベース53の端面から
突出する端子54Dがハンダ付けされる4つの端子部5
5bを有しており、従って、各サスペンションバネ54
は、その端子54Dが、それぞれフレキシブルプリント
基板55にハンダ付けされることにより、該サスペンシ
ョンバネ54の端子54Dは、外部の駆動電圧供給源に
接続されたフレキシブルプリント基板55に対して電気
的に接続されることになり、サスペンションバネ54と
フレキシブルプリント基板55との接続は中継部材を要
することなく簡単に接続され、軽量化された安価な光ピ
ックアップ装置50が提供できることとなる。
【0041】さらに、ダンパーベース53に対して、ヨ
ーク57が固定配置されている。このヨーク57は、横
から見たとき、U字形の形状を有しており、二つのヨー
ク57,57が、それぞれレンズホルダー52をトラッ
キング方向に垂直な水平方向から間隔を開けて挟むよう
に配設されている。さらに、該ヨーク57,57のレン
ズホルダー52に対向した内面には、マグネット58,
58が備えられている。
【0042】本発明の第二の実施例による光ピックアッ
プ装置50は、以上のように構成されており、外部の駆
動回路から、各コイル52a,52bに駆動制御電圧が
供給されることにより、フォーカシング用コイル52a
またはトラッキング用コイル52bに磁界が発生する。
そして、各コイル52a,52bによる磁束が、ヨーク
57及びマグネット58,58により形成され且つ該コ
イル52a,52bを通過する磁束と相互に作用するこ
とにより、該レンズホルダー52に対して、フォーカシ
ング方向F及びトラッキング方向Tの力が作用する。か
くして、レンズホルダー52に取り付けられた対物レン
ズ51が、フォーカシング方向F及びトラッキング方向
Tに関して適宜に移動せしめられ得るようになってい
る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、サ
スペンションバネが、レンズホルダーに対して接着,圧
入,カシメ等により保持されていると共に、該サスペン
ションバネのレンズホルダー側の端部に、各コイルの巻
線端末が直接にハンダ付けされている。従って、従来の
ようにサスペンションバネを保持し且つ中継するための
プリント基板,金属板等の中継部材が不要となるので、
部品点数が削減され、且つ重量が軽減され得ることにな
る。これにより、部品コスト及び組立コストが低減され
得ることにより、可動部分のフォーカシング時及びトラ
ッキング時の応答性が向上せしめられ得ることになる。
【0044】かくして、本発明によれば、簡単な構成に
より低コストで、サスペンションバネがフォーカシング
用コイル及びトラッキング用コイルに接続され得るよう
にした、極めて優れた光ピックアップ装置が提供され得
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ピックアップ装置の一実施例を
示す概略斜視図である。
【図2】図1の光ピックアップ装置におけるレンズホル
ダーとサスペンションバネの接続部分を示す部分拡大斜
視図である。
【図3】図1の光ピックアップ装置における各コイルの
巻線端末とサスペンションバネの接続状態を示す分解斜
視図である。
【図4】本発明による光ピックアップ装置の他の実施例
を示す概略斜視図である。
【図5】図4の光ピックアップ装置の平面図である。
【図6】図4の光ピックアップ装置の断面図である。
【図7】図4の光ピックアップ装置におけるサスペンシ
ョンバネ取付部を示し、(A)は分離した分解説明図、
(B)は組み付けた状態の平面図、及び(C)は断面図
である。
【図8】図4の光ピックアップ装置におけるサスペンシ
ョンバネを示し、(A)は制振部の制振材滴下時、及び
(B)は制振材硬化後の拡大斜視図である。
【図9】図4の光ピックアップ装置におけるフォーカシ
ング用コイル及びトラッキング用コイルを示し、(A)
は概略平面図、(B)は更に変形例を示す概略平面図で
ある。
【図10】図4の光ピックアップ装置における各コイル
の巻線端末とサスペンションバネの接続状態を示す分解
斜視図である。
【図11】図4の光ピックアップ装置における給電用フ
レキシブルプリント基板の接続部分を示し、(A)は部
分斜視図、(B)は分離した分解説明図である。
【図12】従来の光ピックアップ装置の一例を示す概略
斜視図である。
【図13】図12の光ピックアップ装置におけるレンズ
ホルダーとサスペンションバネの接続部分を示す部分拡
大斜視図である。
【符号の説明】 10,50 光ピックアップ装置 11,51 対物レンズ 12,52 レンズホルダー 12a,52a フォーカシング用コイル 12b,52b トラッキング用コイル 13,53 ダンパーベース 13a,53D 端子部 53a ベース部 14,54 サスペンションバネ 14a,54A 一端(端部) 14b,54B 係合穴(カシメ穴) 15,55 プリント基板 16,56 フレキシブルプリント基板 17,57 ヨーク 18,58 マグネット 20,60,61,70,7121 サスペンション
バネ取付部 20a,60a ボス部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズを保持するレンズホルダー
    と、該レンズホルダーのコイル巻回部に巻回されたフォ
    ーカシング用コイル及びトラッキング用コイルと、該レ
    ンズホルダーを固定配置されたダンパーベースに対して
    フォーカシング方向及びトラッキング方向に移動可能に
    支持すると共に上記コイルに給電を行なうサスペンショ
    ンバネとを含んでいる、光ピックアップ装置において、 上記サスペンションバネが、レンズホルダーに対して保
    持されていて、該サスペンションバネのレンズホルダー
    側の端部に対して、フォーカシング用コイル及びトラッ
    キング用コイルの巻線端末が直接にハンダ付けされてい
    ることを特徴とする、光ピックアップ装置。
JP7187741A 1995-06-30 1995-06-30 光ピックアップ装置 Pending JPH0916994A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6404728B1 (en) * 1998-08-05 2002-06-11 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus and method for driving objective lens
EP1369854A3 (en) * 2002-06-06 2007-03-07 Ricoh Company, Ltd. Objective lens drive apparatus, optical pickup device, and optical disk drive

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