JPH09170199A - 厚さ方向に連続的に傾斜機能を有するシートおよびその 製造方法 - Google Patents
厚さ方向に連続的に傾斜機能を有するシートおよびその 製造方法Info
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- JPH09170199A JPH09170199A JP35459295A JP35459295A JPH09170199A JP H09170199 A JPH09170199 A JP H09170199A JP 35459295 A JP35459295 A JP 35459295A JP 35459295 A JP35459295 A JP 35459295A JP H09170199 A JPH09170199 A JP H09170199A
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- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2種類以上の原料でつくられ、シートの厚さ
方向に原料の組成が連続的に変化している傾斜機能シー
ト状物を提供する。 【構成】 2種類以上の原料でつくられ、シートの厚さ
方向に原料の組成が連続的に変化している傾斜機能シー
ト状物、及び、連続的に脱水が行われているワイヤー
に、連続的に原料配合を変えた紙料を供給することによ
る傾斜機能シートの製造方法およびその装置。
方向に原料の組成が連続的に変化している傾斜機能シー
ト状物を提供する。 【構成】 2種類以上の原料でつくられ、シートの厚さ
方向に原料の組成が連続的に変化している傾斜機能シー
ト状物、及び、連続的に脱水が行われているワイヤー
に、連続的に原料配合を変えた紙料を供給することによ
る傾斜機能シートの製造方法およびその装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】2種類以上の原料でつくられ、シ
ートの厚さ方向に原料の組成が連続的に変化することを
特徴とする傾斜機能シート、このシートの製造方法およ
びこのシートの製造装置に関する。
ートの厚さ方向に原料の組成が連続的に変化することを
特徴とする傾斜機能シート、このシートの製造方法およ
びこのシートの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シートの厚さ方向に組成が変化す
るシートとしては、例えば特開昭62−33514や特
開昭64−43324等に開示されているように繊維密
度が異なる複数層からなることを特徴とするシートがあ
った。また、シートの厚さ方向に組成が変化するシート
の実験室レベルの製造方法として特公昭63−4899
8に開示されているように多層シートの製造方法及び製
造装置がある。
るシートとしては、例えば特開昭62−33514や特
開昭64−43324等に開示されているように繊維密
度が異なる複数層からなることを特徴とするシートがあ
った。また、シートの厚さ方向に組成が変化するシート
の実験室レベルの製造方法として特公昭63−4899
8に開示されているように多層シートの製造方法及び製
造装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシートの厚さ方
向に組成が変化しているシートは、いずれも組成の変化
は各層ごとの変化のため、段階的な組成変化であり連続
的な変化になっていない。また、特公昭63−4899
8に開示されているシートマシンでは、多層抄を目的に
考案されたものであり、供給する紙料の配合割合を連続
的に変化させる装置が備えられていないため、傾斜機能
シートの製造は不可能である。
向に組成が変化しているシートは、いずれも組成の変化
は各層ごとの変化のため、段階的な組成変化であり連続
的な変化になっていない。また、特公昭63−4899
8に開示されているシートマシンでは、多層抄を目的に
考案されたものであり、供給する紙料の配合割合を連続
的に変化させる装置が備えられていないため、傾斜機能
シートの製造は不可能である。
【0004】本発明では、既存のシートマシンを改良
し、シートマシンのワイヤー下部では連続的に脱水を行
いつつ、シートマシンに連続的に原料配合の異なる紙料
を供給することにより、シートの厚さ方向に原料の組成
が連続的に変化している傾斜機能シートを提供するもの
である。
し、シートマシンのワイヤー下部では連続的に脱水を行
いつつ、シートマシンに連続的に原料配合の異なる紙料
を供給することにより、シートの厚さ方向に原料の組成
が連続的に変化している傾斜機能シートを提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明におけるシートの
厚さ方向に原料組成が連続的に変化している傾斜機能シ
ートの製造を目的として、既存の実験室レベルの抄紙装
置のシートマシンを改良し、図1に記載の傾斜機能シー
トの製造装置を考案した。
厚さ方向に原料組成が連続的に変化している傾斜機能シ
ートの製造を目的として、既存の実験室レベルの抄紙装
置のシートマシンを改良し、図1に記載の傾斜機能シー
トの製造装置を考案した。
【0006】製造は、次のように行う。まず、静止した
状態のワイヤー部に常に連続的に清水を供給し、ワイヤ
ーの下部では常に脱水を行い、ワイヤー上部で水位が常
に一定に保たれている状態にする。次に容器1、2に紙
料1、2を入れ同じ水位に保つ。その後栓1、栓2を開
きシートマシンへ紙料を供給する。最初は紙料1のみが
シートマシンに送られるが、双方の容器の水位が下がる
につれ紙料2が容器1に移りスターラー1にて紙料1に
混合されるため、シートマシンへ供給される原料は、紙
料2の割合が増加したものへと連続的に変化していく。
シートマシンでは、紙料を清水に混合し、さらにかくは
ん装置により均一に清水に分散させる。分散した紙料
は、2種類のプレートにより整流化されたあとワイヤー
部まで移動し脱水され、ワイヤー上では連続的に組成が
変化しながら原料が積層していく。すべての紙料の供給
が終了したあと清水の供給を止め脱水後、常法により形
成された湿紙をワイヤーからはぎ取り、ドライヤーにて
押圧乾燥し、傾斜機能シートとする。
状態のワイヤー部に常に連続的に清水を供給し、ワイヤ
ーの下部では常に脱水を行い、ワイヤー上部で水位が常
に一定に保たれている状態にする。次に容器1、2に紙
料1、2を入れ同じ水位に保つ。その後栓1、栓2を開
きシートマシンへ紙料を供給する。最初は紙料1のみが
シートマシンに送られるが、双方の容器の水位が下がる
につれ紙料2が容器1に移りスターラー1にて紙料1に
混合されるため、シートマシンへ供給される原料は、紙
料2の割合が増加したものへと連続的に変化していく。
シートマシンでは、紙料を清水に混合し、さらにかくは
ん装置により均一に清水に分散させる。分散した紙料
は、2種類のプレートにより整流化されたあとワイヤー
部まで移動し脱水され、ワイヤー上では連続的に組成が
変化しながら原料が積層していく。すべての紙料の供給
が終了したあと清水の供給を止め脱水後、常法により形
成された湿紙をワイヤーからはぎ取り、ドライヤーにて
押圧乾燥し、傾斜機能シートとする。
【0007】シートマシンへ紙料を供給する装置は、図
1に記載した装置に限らず、2種以上の紙料を連続的に
配合割合を変化させながらシートマシンへ供給できれば
とくに制限されず、例えば図2のように、それぞれの容
器にポンプを設置し、双方のポンプの送り量を連続的に
コントロールすることにより配合割合を変化させる装置
であってもよい。
1に記載した装置に限らず、2種以上の紙料を連続的に
配合割合を変化させながらシートマシンへ供給できれば
とくに制限されず、例えば図2のように、それぞれの容
器にポンプを設置し、双方のポンプの送り量を連続的に
コントロールすることにより配合割合を変化させる装置
であってもよい。
【0008】本発明に用いられるワイヤーは、通常の紙
及び湿式不織布の製造に使用されるものであればよく、
銅製やステンレス製等の金網、ポリエステル製やナイロ
ン製等のプラスチックワイヤーなどいずれのものも利用
できる。ワイヤーの目の大きさも50メッシュ程度のも
のから250メッシュ程度のものまでいずれの場合でも
よい。
及び湿式不織布の製造に使用されるものであればよく、
銅製やステンレス製等の金網、ポリエステル製やナイロ
ン製等のプラスチックワイヤーなどいずれのものも利用
できる。ワイヤーの目の大きさも50メッシュ程度のも
のから250メッシュ程度のものまでいずれの場合でも
よい。
【0009】本発明に用いられる原料は、紙および湿式
不織布の製造に用いられている原料であればとくに制限
されない。針葉樹パルプ、広葉樹パルプ等の木材繊維、
楮、三椏、雁皮、マニラ麻、リンター等の非木材繊維、
レーヨン繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリ
オレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維等の化学・
合成繊維、炭素繊維、ガラス繊維、ステンレス繊維、ア
ルミナ繊維等の無機・金属繊維、あるいはこれらの繊維
に耐熱性、吸水性、吸油性、耐水性、撥水性、導電性、
クロミック性、エレクトレット性等の特殊な機能が与え
られた機能繊維など、いずれの繊維も利用できる。
不織布の製造に用いられている原料であればとくに制限
されない。針葉樹パルプ、広葉樹パルプ等の木材繊維、
楮、三椏、雁皮、マニラ麻、リンター等の非木材繊維、
レーヨン繊維、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ポリ
オレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維等の化学・
合成繊維、炭素繊維、ガラス繊維、ステンレス繊維、ア
ルミナ繊維等の無機・金属繊維、あるいはこれらの繊維
に耐熱性、吸水性、吸油性、耐水性、撥水性、導電性、
クロミック性、エレクトレット性等の特殊な機能が与え
られた機能繊維など、いずれの繊維も利用できる。
【0010】また、原料は繊維に限らず填料、染料、機
能性無機粉体、機能性有機材料等通常の紙および湿式不
織布に添加されるものであればいずれのものも利用でき
る。
能性無機粉体、機能性有機材料等通常の紙および湿式不
織布に添加されるものであればいずれのものも利用でき
る。
【0011】組合せる原料は2種類に限るものではなく
3種類でもよいし、あるいはそれ以上でもよい。その場
合、片方あるいは双方の紙料に数種類の原料を配合した
ものを用いることにより製造できる。
3種類でもよいし、あるいはそれ以上でもよい。その場
合、片方あるいは双方の紙料に数種類の原料を配合した
ものを用いることにより製造できる。
【0012】本発明に言う傾斜機能シートは、シートの
表面から裏面まで繊維組成、繊維密度、機能性等が連続
的に変化しているものである。従来の、多層構造のシー
トとは根本的に異なる。
表面から裏面まで繊維組成、繊維密度、機能性等が連続
的に変化しているものである。従来の、多層構造のシー
トとは根本的に異なる。
【0013】繊維の組成が表裏で連続的に傾斜するシー
トは、針葉樹パルプとレーヨン繊維の組み合わせ、ポリ
エステル繊維とポリオレフィン繊維の組み合わせ、アル
ミナ繊維とステンレス繊維の組み合わせ等、異なる種類
の繊維の組み合わせにより製造したもので、シートの表
面から裏面までの繊維組成が厚さ方向で連続的に変化し
ているシートのことである。
トは、針葉樹パルプとレーヨン繊維の組み合わせ、ポリ
エステル繊維とポリオレフィン繊維の組み合わせ、アル
ミナ繊維とステンレス繊維の組み合わせ等、異なる種類
の繊維の組み合わせにより製造したもので、シートの表
面から裏面までの繊維組成が厚さ方向で連続的に変化し
ているシートのことである。
【0014】繊維密度が表裏で連続的に傾斜するシート
は、例えば0.7デニールのレーヨン繊維と3デニール
のレーヨン繊維の組み合わせ、0.2デニールの極細ポ
リエステル繊維と3デニールのレーヨン繊維の組み合わ
せのように、繊維径の異なる繊維を用いることにより製
造したもので、シートの表面から裏面までの繊維密度が
厚さ方向で連続的に変化しているシートのことである。
同種の繊維に限らず、異なった種類の組み合わせにおい
ても、径が異なった原料を組み合わせることにより製造
できる。用いる繊維の径はとくに制限されるものではな
く、通常平均径約1μm程度のものから40μm程度の
繊維まで、通常の紙及び湿式不織布の製造に用いられて
いる繊維であればとくに制限されるものではない。
は、例えば0.7デニールのレーヨン繊維と3デニール
のレーヨン繊維の組み合わせ、0.2デニールの極細ポ
リエステル繊維と3デニールのレーヨン繊維の組み合わ
せのように、繊維径の異なる繊維を用いることにより製
造したもので、シートの表面から裏面までの繊維密度が
厚さ方向で連続的に変化しているシートのことである。
同種の繊維に限らず、異なった種類の組み合わせにおい
ても、径が異なった原料を組み合わせることにより製造
できる。用いる繊維の径はとくに制限されるものではな
く、通常平均径約1μm程度のものから40μm程度の
繊維まで、通常の紙及び湿式不織布の製造に用いられて
いる繊維であればとくに制限されるものではない。
【0015】繊維の表裏の機能が連続的に傾斜するシー
トは、耐熱性、吸水性、吸油性、耐水性、撥水性、導電
性、クロミック性、エレクトレット性等の機能を持つ繊
維を数種組み合わせることにより製造したもので、これ
らの機能がシート表面から裏面まで厚さ方向で連続的に
変化しているシートのことである。傾斜する機能は、繊
維に付与した特殊な機能を利用する場合に限らず、繊維
が本来持っている機能を利用した場合でも良い。また、
機能性のある粉体を繊維に吸着させて、その機能を利用
してもよし、粉体自体を原料としてもよい。
トは、耐熱性、吸水性、吸油性、耐水性、撥水性、導電
性、クロミック性、エレクトレット性等の機能を持つ繊
維を数種組み合わせることにより製造したもので、これ
らの機能がシート表面から裏面まで厚さ方向で連続的に
変化しているシートのことである。傾斜する機能は、繊
維に付与した特殊な機能を利用する場合に限らず、繊維
が本来持っている機能を利用した場合でも良い。また、
機能性のある粉体を繊維に吸着させて、その機能を利用
してもよし、粉体自体を原料としてもよい。
【0016】傾斜機能シートの厚さは特に制限されるも
のでなく、20μm程度のものから5,000μm程度
のものまで自由に設定できる。米坪量も10g/m2の
ものから2,000g/m2程度のものまでいずれの場
合でもよい。
のでなく、20μm程度のものから5,000μm程度
のものまで自由に設定できる。米坪量も10g/m2の
ものから2,000g/m2程度のものまでいずれの場
合でもよい。
【0017】
【実施例】本発明の実施例における測定評価は以下の通
りである。米坪量の測定はJIS−P−8118紙のメ
ートル坪量測定方法、厚さはJIS−P−8118 紙
及び板紙の厚さと密度の測定方法による。シートの厚さ
方向への繊維組成の変化の評価は、シート断面の顕微鏡
写真及び電子顕微鏡写真を片側表面から5区画に分け、
それぞれの区画を画像解析することにより行った。画像
解析には、オリンパス光学工業(株)製画像解折装置S
P 500を用い、断面写真の2値化処理により得られ
た画像の面積を評価する方法により行った。
りである。米坪量の測定はJIS−P−8118紙のメ
ートル坪量測定方法、厚さはJIS−P−8118 紙
及び板紙の厚さと密度の測定方法による。シートの厚さ
方向への繊維組成の変化の評価は、シート断面の顕微鏡
写真及び電子顕微鏡写真を片側表面から5区画に分け、
それぞれの区画を画像解析することにより行った。画像
解析には、オリンパス光学工業(株)製画像解折装置S
P 500を用い、断面写真の2値化処理により得られ
た画像の面積を評価する方法により行った。
【0018】実施例1 原料に針葉樹化学パルプを紙料濃度0.06%になるよ
う4リットル調整してこれを紙料1とし、直径7μm、
長さ13mmの炭素繊維を紙料濃度0.06%になるよ
う4リットル調整してこれを紙料2として、さらにバイ
ンダーとして1d−3mmのポリビニルアルコール繊維
(対原料10%)を双方の紙料に添加した。これらの紙
料1及び紙料2を0006記載の方法で図1の装置に供
給しシートの厚さ方向に炭素繊維と針葉樹化学パルプの
配合割合が連続的に変化している米坪量245g/
m2、厚さ1,210μmの傾斜機能シートを試作し
た。
う4リットル調整してこれを紙料1とし、直径7μm、
長さ13mmの炭素繊維を紙料濃度0.06%になるよ
う4リットル調整してこれを紙料2として、さらにバイ
ンダーとして1d−3mmのポリビニルアルコール繊維
(対原料10%)を双方の紙料に添加した。これらの紙
料1及び紙料2を0006記載の方法で図1の装置に供
給しシートの厚さ方向に炭素繊維と針葉樹化学パルプの
配合割合が連続的に変化している米坪量245g/
m2、厚さ1,210μmの傾斜機能シートを試作し
た。
【0019】このシートの断面の顕微鏡写真について、
画像解析装置を用いパルプ繊維の部分と炭素繊維の部分
に2値化処理し、パルプ側表面から厚さ方向に5区画に
わけその面積率を測定することにより求めた繊維組成の
分析結果を表1に示す。
画像解析装置を用いパルプ繊維の部分と炭素繊維の部分
に2値化処理し、パルプ側表面から厚さ方向に5区画に
わけその面積率を測定することにより求めた繊維組成の
分析結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】実施例2 原料に0.2d−5mmのポリエステル/ナイロン極細
複合繊維を紙料濃度0.07%としたものを4リットル
調整しこれを紙料1として、3d−5mmのレーヨン繊
維を紙料濃度0.07%としたものを4リットル調整し
これを紙料2とし、さらにバインダーとして1d−3m
mのポリビニルアルコール繊維(対原料10%)を双方
の紙料に添加した。これらの紙料を0006記載の方法
で図1のシートマシンに供給し、シートの厚さ方向に極
細複合繊維とレーヨン繊維が連続的に変化することによ
り空隙の大きさが連続的に変化している米坪量289g
/m2、厚さ890μmの傾斜機能シートを試作した。
複合繊維を紙料濃度0.07%としたものを4リットル
調整しこれを紙料1として、3d−5mmのレーヨン繊
維を紙料濃度0.07%としたものを4リットル調整し
これを紙料2とし、さらにバインダーとして1d−3m
mのポリビニルアルコール繊維(対原料10%)を双方
の紙料に添加した。これらの紙料を0006記載の方法
で図1のシートマシンに供給し、シートの厚さ方向に極
細複合繊維とレーヨン繊維が連続的に変化することによ
り空隙の大きさが連続的に変化している米坪量289g
/m2、厚さ890μmの傾斜機能シートを試作した。
【0022】このシートの断面の走査顕微鏡写真につい
て、画像解折装置を用い繊維と空隙に2値化処理し、密
側表面から厚さ方向に150μmごとに5区画にわけそ
の空隙の平均断面積について解析した結果を表2に示
す。
て、画像解折装置を用い繊維と空隙に2値化処理し、密
側表面から厚さ方向に150μmごとに5区画にわけそ
の空隙の平均断面積について解析した結果を表2に示
す。
【0023】
【表2】
【0024】
【発明の効果】シートの厚さ方向に繊維組成、繊維密
度、機能性等が連続的に変化している傾斜機能シートが
製造できる。また、傾斜機能シートは抄き合わせや貼り
合わせにより製造された多層構造のシートに比べて層間
剥離の問題がなく、さらに、連続的に傾斜性をもつた
め、薄いシートでも製造可能となってくる。
度、機能性等が連続的に変化している傾斜機能シートが
製造できる。また、傾斜機能シートは抄き合わせや貼り
合わせにより製造された多層構造のシートに比べて層間
剥離の問題がなく、さらに、連続的に傾斜性をもつた
め、薄いシートでも製造可能となってくる。
【0025】繊維径の太いものと細いものを組み合わせ
て製造したシートの厚さ方向で繊維密度が連続的に変化
する傾斜機能シートは、空隙径も連続的に変化しており
密度勾配型フィルターとして利用できる。この場合、空
隙の大きさに合わせて小さい物質から大きな物質まで効
率よく捕集できるため、圧力損失も低く押さえられフィ
ルター寿命も向上させることができる。傾斜機能シート
の最も有効な応用の一つである。
て製造したシートの厚さ方向で繊維密度が連続的に変化
する傾斜機能シートは、空隙径も連続的に変化しており
密度勾配型フィルターとして利用できる。この場合、空
隙の大きさに合わせて小さい物質から大きな物質まで効
率よく捕集できるため、圧力損失も低く押さえられフィ
ルター寿命も向上させることができる。傾斜機能シート
の最も有効な応用の一つである。
【図1】厚さ方向に傾斜機能を有するシートの製造装置
の概略図である。
の概略図である。
【図2】厚さ方向に傾斜機能を有するシートの製造装置
の紙料供給システムの例の概略図である。
の紙料供給システムの例の概略図である。
1 容器1 2 容器2 3 紙料1 4 紙料2 5 栓1 6 栓2 7 スターラー1 8 スターター2 9 配管 10 撹拌装置 11 清水 12 シートマシン 13 撹拌部容器 14 撹拌部容器底の形状 15 プレート1 16 プレート2 17 ワイヤー 18 インバータ付チューブポンプ1 19 インバータ付チューブポンプ2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 勝壽 愛媛県川之江市川之江町字広坪281番地の 2 愛媛県製紙試験場内
Claims (2)
- 【請求項1】 2種類以上の原料でつくられ、シートの
厚さ方向に原料の組成が連続的に変化することを特徴と
する傾斜機能シート状物。 - 【請求項2】 連続的に脱水が行われているワイヤー
に、連続的に原料配合を変えた紙料を供給することによ
る請求項1記載の傾斜機能シートの製造方法およびその
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35459295A JPH09170199A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 厚さ方向に連続的に傾斜機能を有するシートおよびその 製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35459295A JPH09170199A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 厚さ方向に連続的に傾斜機能を有するシートおよびその 製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09170199A true JPH09170199A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18438602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35459295A Pending JPH09170199A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 厚さ方向に連続的に傾斜機能を有するシートおよびその 製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09170199A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013094268A1 (ja) * | 2011-12-19 | 2013-06-27 | 株式会社マーレ フィルターシステムズ | フィルター用ろ材およびその製造方法、ならびにフィルター |
| JP2015044200A (ja) * | 2009-01-28 | 2015-03-12 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | 繊維媒体並びにその形成方法及び装置 |
| US9121118B2 (en) | 2011-01-28 | 2015-09-01 | Donaldson Company, Inc. | Method and apparatus for forming a fibrous media |
| US9303339B2 (en) | 2011-01-28 | 2016-04-05 | Donaldson Company, Inc. | Method and apparatus for forming a fibrous media |
| US11612845B2 (en) | 2007-02-02 | 2023-03-28 | Donaldson Company, Inc. | Air filtration media pack, filter element, air filtration media, and methods |
| US12017177B2 (en) | 2007-06-26 | 2024-06-25 | Donaldson Company, Inc. | Filtration media pack, filter element, and methods |
| US12048888B2 (en) | 2008-07-25 | 2024-07-30 | Donaldson Company, Inc. | Pleated filtration media, media packs, filter elements, and methods for filtering fluids |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP35459295A patent/JPH09170199A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018150671A (ja) * | 2009-01-28 | 2018-09-27 | ドナルドソン カンパニー,インコーポレイティド | 繊維媒体並びにその形成方法及び装置 |
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