JPH0917062A - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JPH0917062A
JPH0917062A JP7163442A JP16344295A JPH0917062A JP H0917062 A JPH0917062 A JP H0917062A JP 7163442 A JP7163442 A JP 7163442A JP 16344295 A JP16344295 A JP 16344295A JP H0917062 A JPH0917062 A JP H0917062A
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功 篠原
Kenji Kubo
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 早送り時や巻き戻し時における磁気テープの
走行負荷を低減可能となす。 【構成】 ヘッドアーム20とキャプスタン1a,1b
とで磁気テープを送りだすべくキャプスタン1a,1b
に対して所定角度回動するピンチローラアーム16a,
16bに回転自在に設置したピンチローラ17a,17
bと、ヘッドアーム20とピンチローラアーム16a,
16bを所定角度回動自在に保持し、かつ基板27に対
して回動自在に設置したホルダー本体15を備えたテー
プレコーダで、ピンチローラアーム16a,16bを回
動方向に付勢せず回転自在となし、かつ再生時にピンチ
ローラ17a,17bがキャプスタンに圧接し、早送り
及び巻き戻し時はピンチローラがキャプスタン1a,1
bに非圧接となるよう、ピンチローラアーム16a,1
6bの制御部に16ab,16bbに作用するピンチロ
ーラアーム制御軸13ha,13hbを制御ロッド13
hに設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープレコーダに係
り、特に早送り時や巻き戻し時における磁気テープの走
行負荷を低減可能となすとともに、少ない部品点数でテ
ープカセットの取り替え時等に磁気テープがキャプスタ
ンの裏側に入り込むのを効果的に防止できるテープレコ
ーダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テープレコーダにあっては省電力
化の要望は著しいものがあり、様々な改良が加えられて
きている。ところで、従来のテープレコーダでは、特開
平2−105362号公報に開示されているように構成
されている。この従来例では、ピンチローラ(5),(6) が
キャプスタン(36),(37) に当接していない停止状態(す
なわち第20図に示す状態)で、巻き戻し及び早送りの
駆動が行われるものであった。この状態でピンチローラ
(5),(6) は、ばね(27),(28) により前方に付勢されたピ
ンチローラアーム(20),(21) に設けられており、その前
方への付勢がピンチローラ制御軸(138),(139) によって
規制されている。従って、ピンチローラ(5),(6) は、第
20図の状態であっても、キャプスタン(36),(37) に当
接しないまでも常時前方(磁気テープ(3) の方向)に付
勢され、テープカセット(2) に入り込んで磁気テープ
(3) に接触する状態となっている。このことは、正転再
生状態の第21図におけるピンチローラ(6) 、反転再生
状態の第22図におけるピンチローラ(5) においても同
様である。また、テープカセットの取り替え時等に磁気
テープがキャプスタンの裏側に入り込むのを防止するた
めに、従来のテープレコーダでは、ホルダー本体の開操
作時、ピンチローラがキャプスタン側へ必要以上接近し
ないように、ピンチローラアーム(20),(21) に制御部(2
0b),(21b) を設け、ピンチローラ制御軸(138),(139) に
湾曲部(138a),(139a) を形成していた(第7,8図参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように早送りや巻き戻しの際にピンチローラと磁気テ
ープが接触した状態で行われている場合には、磁気テー
プの走行負荷が大きく回転伝達効率が悪くなるという問
題がある。また、ピンチローラアームに制御部を設けた
構造では、ピンチローラアームの前方への付勢用ばねの
付勢力に抗してピンチローラアーム制御軸を配置するこ
とが必要となり、その組立てがやりにくいという問題が
ある。
【0004】さらに、この種のテープレコーダにあって
は、従来は、テープカセットの装着状態におけるテープ
カセットとヘッドアームの表面側中央部に設置された磁
気ヘッドとの相対位置関係は、基板に立設されたカセッ
ト押圧ばねによって位置が規制されてはいるものの、完
全に確定された状態ではなかったので、再生,録音時に
磁気ヘッドとテープカセットとの相対位置関係が変動す
る可能性があり、この相対位置関係が変動した場合に
は、音質に悪影響を及ぼすという問題もあった。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、早送りや巻き戻しの際にピンチロ
ーラと磁気テープを離反させた状態となして磁気テープ
の走行負荷を抑制するとともに、テープカセットの取り
替え時等に磁気テープがキャプスタンの裏側に入り込む
のを簡単な構成で効果的に防止でき、また、再生,録音
時に磁気ヘッドとテープカセットとの相対位置関係が変
動せず、音質に悪影響を与えないテープレコーダを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のテープレコーダは、磁気テープに対し
て再生位置,非再生位置に位置すべく回動中心を支点と
して所定角度回動するヘッドアームと、少なくとも1対
のキャプスタン及びこのキャプスタンとで前記磁気テー
プを送りだすべく前記キャプスタンに対して圧接、非圧
接の位置をとるように回動中心を支点として所定角度回
動するピンチローラアームに回転自在に設置されたピン
チローラと、前記ヘッドアームとピンチローラアームを
所定角度回動自在に保持し、かつ基板に対して回動自在
に設置されたホルダー本体を具備したテープレコーダに
おいて、前記ピンチローラアームを回動方向に付勢せず
回転自在となすとともに、再生時にピンチローラがキャ
プスタンに圧接し、早送り及び巻き戻し時にはピンチロ
ーラがキャプスタンに非圧接となるように、前記ピンチ
ローラアームに形成した制御部に作用するピンチローラ
アーム制御軸を制御ロッドに設けているのであり、必要
に応じて、ピンチローラ制御軸を制御ロッドに回動自在
に設けたアームに設け、当該アームをピンチローラ側方
向に付勢するばねを備え、再生時に当該ピンチローラ制
御軸がピンチローラアームに形成した制御部に当接され
た際に、前記ばねの付勢力でピンチローラをキャプスタ
ンに圧接するように構成したり、また、ホルダー本体を
基板に対して回動自在に保持するホルダー支持台にガイ
ドカムを突設するとともに、ホルダー本体の開操作時、
ピンチローラがキャプスタン側へ必要以上接近しないよ
う、前記ガイドカムに当接する係合部をピンチローラア
ームに設置したりしているのである。
【0007】また、本発明のテープレコーダは、回動中
心を支点として所定角度回動するヘッドアームと、少な
くとも1対のキャプスタンに対してピンチローラが圧
接、非圧接の位置をとるように回動中心を支点として所
定角度回動するピンチローラアームを保持したホルダー
本体が、1対のホルダー支持台を介して基板に対して回
動自在に設置されたテープレコーダにおいて、少なくと
も再生,録音時に、前記ヘッドアームの表面側の一部が
テープカセット前面と当接すべく、前記表面側に突出部
を形成するとともに、ヘッドアームの裏面側に設けられ
た制御部を押して前記回動を行わせるべく制御ロッドに
立設したヘッドアーム制御軸を、樹脂ばねで構成してい
るのである。
【0008】
【作用】本発明のテープレコーダは、磁気テープに対し
て再生位置,非再生位置に位置すべく回動中心を支点と
して所定角度回動するヘッドアームと、少なくとも1対
のキャプスタン及びこのキャプスタンとで前記磁気テー
プを送りだすべく前記キャプスタンに対して圧接、非圧
接の位置をとるように回動中心を支点として所定角度回
動するピンチローラアームに回転自在に設置されたピン
チローラと、前記ヘッドアームとピンチローラアームを
所定角度回動自在に保持し、かつ基板に対して回動自在
に設置されたホルダー本体を具備したテープレコーダに
おいて、前記ピンチローラアームを回動方向に付勢せず
回転自在となすとともに、再生時にピンチローラがキャ
プスタンに圧接し、早送り及び巻き戻し時にはピンチロ
ーラがキャプスタンに非圧接となるように、前記ピンチ
ローラアームに形成した制御部に作用するピンチローラ
アーム制御軸を制御ロッドに設けているので、磁気テー
プの走行負荷が小さく回転伝達効率が良くなる。
【0009】また、ホルダー本体を基板に対して回動自
在に保持するホルダー支持台にガイドカムを突設すると
ともに、ホルダー本体の開操作時、ピンチローラがキャ
プスタン側へ必要以上接近しないよう、前記ガイドカム
に当接する係合部をピンチローラアームに設置した場合
には、テープカセットの取り替え時等に磁気テープがキ
ャプスタンの裏側に入り込むのを少ない部品点数で効果
的に防止できる。
【0010】また、回動中心を支点として所定角度回動
するヘッドアームと、少なくとも1対のキャプスタンに
対してピンチローラが圧接、非圧接の位置をとるように
回動中心を支点として所定角度回動するピンチローラア
ームを保持したホルダー本体が、1対のホルダー支持台
を介して基板に対して回動自在に設置されたテープレコ
ーダにおいて、少なくとも再生,録音時に、前記ヘッド
アームの表面側の一部がテープカセット前面と当接すべ
く、前記表面側に突出部を形成するとともに、ヘッドア
ームの裏面側に設けられた制御部を押して前記回動を行
わせるべく制御ロッドに立設したヘッドアーム制御軸
を、樹脂ばねで構成しているので、再生,録音時に磁気
ヘッドとテープカセットとの相対位置関係が確定して変
化することがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明のテープレコーダを図1〜図2
1に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明の一
実施例におけるテープレコーダの要部の外観を示す平面
図、図2は同テープカセットの背面から見た状態を示す
磁気ヘッド部の正面図、図3は同裏面図、図4は同早送
りレバーを規制した停止時の状態を示す略平面図、図5
は同停止状態からモータを反転させて第1の制御レバー
による早送りレバーの規制を解除する動作状態を示す略
平面図、図6は同解除する瞬間の状態を示す略平面図、
図7は同解除後の状態を示す略平面図、図8は同巻き戻
し時の状態を示す略平面図、図9は同早送り時の状態を
示す略平面図、図10は同停止時又は巻き戻し時の状態
から正転再生時への移行時の状態を示す略平面図、図1
1は同正転再生時の状態を示す略平面図、図12は同反
転再生時の状態を示す略平面図、図13は主としてギア
等の回転部品の状態を示すもので、早送りレバーの規制
を解除後の停止状態を示す略平面図、図14は同正転再
生時の状態を示す略平面図、図15は反転再生時の状態
を示す略平面図、図16は同早送り時の状態を示す略平
面図、図17は同巻き戻し時の状態を示す略平面図、図
18(a)は主としてピンチローラ,磁気ヘッド等の動
作状態を示すもので、早送り時,巻き戻し時,停止時の
状態を示す略平面図、(b)は(a)図の制御ロッド,
ピンチローラアーム制御軸等の動作状態を示す部分平面
図、図19(a)は同正転再生時の状態を示す略平面
図、(b)は(a)図の部分平面図、図20(a)は同
反転再生時の状態を示す略平面図、(b)は(a)図の
部分平面図、図21(a)は本発明のテープレコーダに
おけるホルダー本体の閉操作時におけるホルダー支持台
に突設したガイドカムとピンチローラアームに設置した
係合部の位置関係の説明図、(b)は同ホルダー本体の
開操作時における(a)図と同様の図、(c)は(a)
図の要部を平面から見た図である。
【0012】図面において、1aは磁気テープを正転再
生走行させる第1のキャプスタン、1bは前記第1のキ
ャプスタン1aと回転方向が異なる反転再生走行用の第
2のキャプスタンであり、これら第1及び第2のキャプ
スタン1a,1bにはそれぞれ第1のフライホイール2
aと第2のフライホイール2bが一体的に回転すべく同
軸に取り付けられている。
【0013】3は正転,反転のいずれにも回転可能なモ
ータであり、このモータ3の回転は第1のベルト4aを
介して前記第2のフライホイール2b及び第2のキャプ
スタン1bに伝達される。そして、この第2のフライホ
イール2bに伝えられた回転は、この第2のフライホイ
ール2bと一体的に回転すべく同軸に取り付けられた大
径ギア2baに噛合する大径ギア5aを設けた中継ギア
プーリ5に伝達され、この中継ギアプーリ5から第2の
ベルト4bを介して前記第1のフライホイール2a及び
第1のキャプスタン1aに伝達され、第1のフライホイ
ール2aと第2のフライホイール2bを反対方向に回転
させる。
【0014】6は磁気テープ巻き取り用の正転リール7
a又は反転リール7bに前記モータ3の回転を伝達する
ギア機構であり、以下のような構成となされている。6
aは前記大径ギア5aに噛合する大径ギア6aaと小径
ギア6abを同軸に取り付けた回転自在な第1の中継ギ
アで、この小径ギア6abはメインギア6bに噛合して
いる。このメインギア6bは、フリクションプーリ6c
に圧入保持されたフリクションギア6d(図13〜17
参照)の軸部に回転自在に取り付けられ、例えば圧縮ば
ねによりフェルトを介して前記フリクションプーリ6c
に圧接するように構成されている。
【0015】6e(図13〜17参照)は前記フリクシ
ョンギア6dに噛合するプレイギアであり、軸8を中心
として回動するプレイレバー9に立設した軸9aに回転
自在に設けられている。このプレイギア6eは、プレイ
レバー9の前記回動によって、後述する正転リールギア
6h或いは反転リールギア6jにその回転力を伝達した
り、またこれら両者に伝達しなかったりする。6fは回
転自在に設けられたアイドルギアであり、前記プレイギ
ア6eと噛合可能に構成されている。6gは回転自在に
設けられた正転リール駆動ギアであり、前記アイドルギ
ア6fの回転を正転リール7aと同軸に設けられた正転
リールギア6hに伝えるべく噛合している。6iは回転
自在に設けられた反転リール駆動ギアであり、前記プレ
イギア6eと噛合可能に構成され、プレイギア6eとの
噛合時、プレイギア6eの回転を反転リール7bと同軸
に設けられた反転リールギア6jに伝えるよう反転リー
ルギア6jに噛合している。
【0016】6kaは前記メインギア6bに噛合可能な
第1の早送りギア、6kbは前記正転リール駆動ギア6
g及び反転リール駆動ギア6iに噛合可能な第2の早送
りギアであり、これらは同軸にかつ一体的に、圧縮ばね
によって回転負荷を付与された状態で回転自在なように
早送りレバー10に取り付けられている。この早送りレ
バー10には、第2の制御レバー11の先端に設けた軸
11aに係合する円弧状長孔10aと、軸12に係合す
る円弧状長孔10bが設けられ、図3,図4,図13に
示すように、第1の早送りギア6kaがメインギア6b
に噛合した状態で前記軸11a,12に案内されて所定
角度回動し、前記第2の早送りギア6kbが正転リール
駆動ギア6g或いは反転リール駆動ギア6iに噛合した
り、またこれら両者に噛合しなかったりするように構成
されている(図8,9及び図16,17参照)。
【0017】13は磁気テープの走行方向を切り換える
べく前記ギア機構6の噛合状態を変更するモード切り換
え機構であり、以下のように構成されている。13aは
前記メインギア6bに噛合する大径ギア13aa及びこ
れと同軸の小径ギア(図示省略)を一体となした第2の
中継ギア、13bはこの第2の中継ギア13aの小径ギ
ア(図示省略)に噛合する大径ギア13ba及びこれと
同軸の小径ギア13bbを一体となした第3の中継ギア
で、この第3の中継ギア13bの小径ギア13bbに噛
合するようにカムギア13cが設けられている。このカ
ムギア13cには、そのギア部に、第1,第2,第3の
欠歯部13ca,13cb,13ccが形成されるとと
もに、さらに表裏面側には溝状に形成された第1のカム
13cdと第2のカム13ceを、また表面側の外周部
に形成された第3カム13cfと第4のカム13cgを
備えている。
【0018】13dはソレノイドで、非通電状態では永
久磁石(図示省略)により吸着片13daが吸着部13
dbに吸着され、通電すると永久磁石による吸着片13
daの吸着が解除されるようになっている。13eはば
ね13fによって吸着片13daを吸着部13dbから
引き離す方向に付勢されたソレノイドアームであり、そ
の一端に前記吸着片13daが取り付けられ、また他端
の軸部13ea(図4参照)は前記第2のカム13ce
に当接し案内されて係止するように構成されている。
【0019】13gは軸18に回動自在に設けられた切
り換えレバーであり、一端のカム軸13gaは前記第1
のカム13cdに係合し、他端のレバー軸13gbは制
御ロッド13hに係合されている。この制御ロッド13
hには、図2及び図18〜20に示すように、第1,第
2のピンチローラアーム制御軸13ha,13hbがそ
れぞれアーム13heに保持された状態で取り付けられ
ている。すなわち、アーム13heは制御ロッド13h
に立設した軸13hfに回動自在に保持され、かつばね
13hgにより第1,第2のピンチローラ17a,17
b側に付勢されており、その付勢力は突起13hhで規
制されるようになっている。そして、これら第1,第2
のピンチローラアーム制御軸13ha,13hbは、ホ
ルダー本体15に、軸16aa,16baを支点として
回動自在に取り付けられた第1,第2のピンチローラア
ーム16a,16bに形成された制御部16ab,16
bbに当接し、これら第1,第2のピンチローラアーム
16a,16bに取り付けられた第1,第2のピンチロ
ーラ17a,17bを前記第1,第2のキャプスタン1
a,1bに圧接及び離間させるように制御する。
【0020】本発明では、これら第1,第2のピンチロ
ーラアーム16a,16bをどちら側の回動方向にも付
勢せずに回転自在となすとともに、再生及び録音時のみ
第1又は第2のピンチローラ17a又は17bが第1又
は第2のキャプスタン1a又は1bに圧接し、早送り及
び巻き戻し時には第1又は第2のピンチローラ17a又
は17bが、図18(a)に示すように、テープカセッ
ト26内にあるテープガイド26aの延長線上より第
1,第2のキャプスタン1a,1b側に入り込まないよ
うにして、第1又は第2のキャプスタン1a又は1bと
非圧接となるように構成している。なお、14a,14
bはホルダー本体15を基板27に対して回動自在に支
持する第1,第2のホルダー支持台である。
【0021】加えて、本発明では、図21(a)(c)
に示すように、ホルダー本体15を基板27に対して回
動自在に保持する第1,第2のホルダー支持台14a,
14bの第1,第2のキャプスタン1a,1bと対応す
る側にそれぞれガイドカム14aa,14baを突設す
るとともに、図21(b)(c)に示すように、テープ
カセット26の取り替え時等にホルダー本体15を開操
作した時、第1,第2のピンチローラ17a,17bが
それぞれ対応する第1,第2のキャプスタン1a,1b
側へ必要以上接近しないよう、前記ガイドカム14a
a,14baに当接する係合部16ac,16bcを第
1,第2のピンチローラアーム16a,16bに設置し
ている。
【0022】13iは軸19を支点として回動自在な中
継レバーであり、一端は前記制御ロッド13hの軸13
hcに係合され、他端に設けた軸13iaは前記プレイ
レバー9に設けた長孔9bに係合されている。20は前
記ホルダー本体15に軸20aを支点として回動自在に
取り付けたヘッドアームであり、その前面側中央部には
磁気ヘッド21が、また後面側には制御部20bが設け
られている。このヘッドアーム20はばね22によって
常時は磁気テープから離反する方向に付勢されており、
再生,録音時には前記制御ロッド13hに立設したヘッ
ドアーム制御軸13hdが前記制御部20bを押し、ヘ
ッドアーム20をばね22の付勢力に抗して磁気テープ
側に押し出す。
【0023】本発明では、このヘッドアーム制御軸13
hdを、図18〜図20の(b)に示すように、樹脂ば
ねで構成し、磁気ヘッド21が一定量以上磁気テープ側
に入り込まないように反磁気テープ側に逃げるように構
成するとともに、さらに、少なくとも再生,録音時に、
前記ヘッドアーム20の表面側の一部がテープカセット
26の前面と当接すべく、前記表面側の例えば磁気ヘッ
ド21近傍位置に突出部20cを形成している。
【0024】すなわち、本発明ではヘッドアーム20の
表面側適所に突出部20cを形成し、少なくとも再生,
録音時には、この突出部20cとテープカセット26の
前面を当接させているので、テープカセット26と磁気
ヘッド21との相対位置関係が確定されるとともに、ヘ
ッドアーム制御軸13hdを樹脂ばねで構成しているの
で、磁気ヘッド21が一定量以上磁気テープ側に入り込
まない。従って、これらによって磁気テープに対する磁
気ヘッド21の押し付け力が常に一定で変動することが
なく、音質の悪化を防止できる。
【0025】23は第1の制御レバーであり、基端が前
記第3のカム13cfに係合し、この第3のカム13c
fとの係合によって中央部を支点23aとして回動する
ものであって、その先端の軸部23bに前記早送りレバ
ー10に設けた凹溝10cが嵌合したり、また凹溝10
cが離脱したりすることで、早送りレバー10の位置を
規制したり、また位置を解除し、その解除によって早送
り時と巻き戻し時とのモード変更時に第1の早送りギア
6kaにメインギア6bの回転を伝達し、この第1の早
送りギア6kaの早送りレバー10に対する回転負荷で
早送りレバー10を移動させることにより第2の早送り
ギア6kbの噛合位置を変えて正転リール駆動ギア6g
又は反転リール駆動ギア6iに噛合するようにしてい
る。
【0026】また、前記第2の制御レバー11は、第1
の制御レバー23と同じ回動支点23aを中心として回
動可能であり、基端が前記第4のカム13cgに係合
し、その先端に設けた軸11aの近傍にラックギア11
bを設けている。このラックギア11bは、第2の制御
レバー11の軸11aに長孔10aが係合された早送り
レバー10の回動動作に応じて、第2の早送りギア6k
bに噛合するようになっている。そして、第2の制御レ
バー11の基端が第4のカム13cgに係合して、軸1
1a及びラックギア11bがメインギア6b側に振られ
た状態で、第1の早送りギア6kaがメインギア6bに
噛合可能である。その噛合動作は、後述する早送りレバ
ー10の動きを第1の制御レバー23の軸部23bによ
って規制している停止状態からその早送りレバー10の
規制を解除する際と、規制を解除した後における早送り
状態から巻き戻し状態への切り換え時と、その逆の切り
換え時とにおいてそれぞれ行われるようになっている。
このラックギア11bに対する第2の早送りギア6kb
の添接噛合により、早送りレバー10は当該早送りレバ
ー10に対する第1,第2の早送りギア6ka,6kb
の回転負荷に関係なく、メインギア6bに噛合する第1
の早送りギア6kaの回転力が早送りレバー10に伝達
されることとなる。なお、25は第1の制御レバー23
及び第2の制御レバー11の基端を、第3,第4のカム
13cf,13cgに摺接する方向に付勢するばねであ
る。
【0027】本発明のテープレコーダは以上説明したよ
うに構成されており、以下、その動作について説明す
る。先ず、各モードの動作を説明する前に、カムギア1
3cの作用について説明する。このカムギア13cは、
各欠歯部13ca,13cb,13ccが第3の中継ギ
ア13bの小径ギア13bbと対向している状態で各モ
ードの保持状態であり、欠歯部13caが対向する状態
が正転再生、欠歯部13cbが対向する状態が反転再
生、欠歯部13ccが対向する状態が停止と早送り及び
巻き戻し状態である。また、そのカムギア13cの回転
位置に対応して、各々のカム13cd〜13cgも各モ
ードに対応した働きをしている。第1のカム13cd
は、切り換えレバー13gの一端カム軸13gaを制御
するもので、各モードに応じて切り換えレバー13gを
介して制御ロッド13hの位置を決定するものである。
また、第2のカム13ceは、ソレノイド13dの作用
によりカムギア13cにモード切り換えのトリガを与え
るもので、通電により吸着片13daの吸着が解除され
ると、ソレノイドアーム13eの先端の軸部13eaが
当該第2のカム13ceの傾斜部に当接し、この際、カ
ムギア13cはわずかに時計方向に回転してギア部が小
径ギア13bbと噛み合う状態となり(図10参照)、
モータ3による第3の中継ギア13bの回転によりカム
ギア13cは次の欠歯部まで回転することになる。次
に、第3のカム13cfは、第1の制御レバー23の基
端が係合され、モードに応じて当該第1の制御レバー2
3の先端の軸部23bの位置が制御される。更に、第4
のカム13cgは、第2の制御レバー11の基端が係合
され、モードに応じて、早送りレバー10すなわち第
1,第2の早送りギア6ka,6kbのメインギア6b
に対する位置を制御するものである。
【0028】〔テープカセットの取り替え時(図21参
照)〕テープカセット26を取り替えるに際し、図21
(b)に示すように、ホルダー本体15を開操作した時
には、ホルダー本体15の回動に伴い、第1,第2のホ
ルダー支持台14a,14bに突設したガイドカム14
aa,14baに対して、第1,第2のピンチローラア
ーム16a,16bに設置した係合部16ac,16b
cが当接する。これによって、停止状態では第1,第2
のピンチローラアーム16a,16bをどちら側の回動
方向にも付勢せずに回転自在となしているにも係わら
ず、第1,第2のピンチローラ17a,17bがそれぞ
れ対応する第1,第2のキャプスタン1a,1b側へ必
要以上接近しないように阻止され、磁気テープが第1,
第2のキャプスタン1a,1bの裏側に入り込まない。
【0029】〔停止時(図4,18参照)〕停止時は図
4に示すように、第3の中継ギア13bの小径ギア13
bbの噛合位置に、カムギア13cの第3の欠歯部13
ccを位置させた状態である。この停止位置では、前記
第1のカム13cdの作用によって切り換えレバー13
gを介して制御ロッド13hは中立位置に位置して、図
18に示すように、第1,第2のピンチローラアーム制
御軸13ha,13hbは第1,第2のピンチローラア
ーム16a,16bの制御部16ab,16bbを押さ
ず、第1,第2のピンチローラ17a,17bは第1,
第2のキャプスタン1a,1bと非接触状態となる。こ
の時、中継レバー13i,プレイレバー9を介してプレ
イギア6eは反転リール駆動ギア6i及びアイドルギア
6fとの噛合が解除されている。また、ヘッドアーム制
御軸13hdはヘッドアーム20の制御部20bの押圧
が解除され(図18参照)、磁気ヘッド21を取り付け
たヘッドアーム20はばね22の付勢力によって後退
し、磁気ヘッド21は磁気テープと浅く接触しており、
ヘッドアーム20の突出部20cはテープカセット26
とは当接していない。この図4の状態は、停止モードに
なった直後であり、モータ3の正転によりメインギア6
bと噛合する第1の早送りギア6kaが回転状態にあっ
ても、早送りレバー10の凹溝10cが第1の制御レバ
ー23の軸部23bに嵌合しているため、早送りレバー
10の移動が規制されており、第2の早送りギア6kb
は反転リール駆動ギア6iに噛合することはなく、反転
リール7bは回転せず、従ってこの停止時への移行時に
おける磁気テープの独走を阻止することができる。
【0030】〔早送りレバー規制解除(図5〜7,図1
3参照)〕図4の停止状態は、早送りレバー10の規制
を解除することにより、カムギア13cの状態を変える
ことなく、巻き戻し状態及び早送り状態に移行すること
ができる。すなわち、前記停止規制状態からモータ3を
反転方向に回転させることにより、図5〜7に示すよう
に、先ずメインノア6bの反転によりこれと噛合してい
る第1の早送りギア6kaが回転し、この第1の早送り
ギア6kaと早送りレバー10との間の回転負荷によ
り、早送りレバー10は軸11a,12に案内されて時
計方向へ回動し(図5の状態)、この回動により第2の
早送りギア6kbはラックギア11bに噛合し、この両
早送りギア6ka,6kbの回転力が回転負荷に無関係
に早送りレバー10に伝達されて当該早送りレバー10
を更に時計方向へ回動することとなる。これにより、第
1の制御レバー23の軸部23bが早送りレバー10の
凹溝10cから外れて早送りレバー10の規制を解除す
ることになるが、その解除の瞬間が図6であり、このと
き第1の制御レバー23の軸部23bは凹溝10cの端
部に設けた凸部10caから外れ、図7に示す解除後の
状態となるもので、図13はこの図7に示す早送りレバ
ー10規制状態解除後の停止状態である。また、この停
止状態における第1の制御レバー23の基端は、第3の
カム13cfの凹部に対向し、図4の規制状態及び図
5,6の解除の瞬間までは非接触状態にあり、図6に示
す解除によりばね25の付勢力で当該第1の制御レバー
23は時計方向に回動して、その基端は第3のカム13
cfに当接し、図7に示す係合状態となる。
【0031】〔巻き戻し時(図8,17,18参照)〕
前記図7,13の規制解除の状態から、モータ3を正転
駆動させることにより、メインギア6bは反時計方向に
回転する。この時、第2の制御レバー11は第4のカム
13cgに係合して軸11aにより早送りレバー10を
メインギア6b方向に振っており、第1の早送りギア6
kaとメインギア6bは噛合状態にある。この第1の早
送りギア6kaとメインギア6bの噛合により、第2の
早送りギア6kbを反転リール駆動ギア6iに噛合さ
せ、反転リールギア6jを介して反転リール7bを高速
で回転させ、巻き戻しを行う。この巻き戻し時には、第
1,第2のピンチローラ17a,17bは第1,第2の
キャプスタン1a,1bと非接触状態であり、磁気ヘッ
ド21を取り付けたヘッドアーム20はばね22の付勢
力によって磁気テープとは浅く接触しているとともに、
ヘッドアーム20の突出部20cはテープカセット26
とは当接していないことは停止時と同様である。
【0032】〔早送り時(図9,16,18参照)〕前
記巻き戻し状態又は図7,13の状態からモータ3を反
転方向に回転させることにより、メインギア6bは時計
方向に回転し、第1の早送りギア6kaとメインギア6
bの噛合により、早送りレバー10を時計方向に回動す
る。この早送りレバー10の回動途中において、第2の
早送りギア6kbはラックギア11bと噛合し、その添
接駆動により早送りレバー10は拘束に移動することに
なり、図9,16に示すように、第2の早送りギア6k
bを正転リール駆動ギア6gに噛合させ、正転リールギ
ア6hを介して正転リール7aを高速で回転させ、早送
りを行う。この早送り時にも、第1,第2のピンチロー
ラ17a,17bは第1,第2のキャプスタン1a,1
bと非接触状態であり、磁気ヘッド21を取り付けたヘ
ッドアーム20はばね22の付勢力によって磁気テープ
とは浅く接触しているとともに、ヘッドアーム20の突
出部20cはテープカセット26とは当接していないこ
とは停止時と同様である。
【0033】〔正転再生時(図11,14,19参
照)〕以上の停止,巻き戻し,早送りの各状態において
はカムギア13cの欠歯部13ccが第3の中継ギア1
3bの小径ギア13bbに対向した状態であるが、この
状態からソレノイド13dに通電して永久磁石による吸
着片13daの吸着を解除することにより、ソレノイド
アーム13eの軸部13eaの第2のカム13ceへの
作用によってカムギア13cをわずかに時計方向に回転
させる。その状態が図10であり、この時カムギア13
cは小径ギア13bbと噛合する状態となっており、モ
ータ3を正転方向に回転させることによりメインギア6
bの反時計方向の回転力を第2,第3の中継ギア13
a,13bを介して伝達し、カムギア13cを時計方向
に回転させることができる。この状態からモータ3を更
に正転方向に回転させ、第3の中継ギア13bの小径ギ
ア13bbの噛合位置に、カムギア13cの第1の欠歯
部13caを停止させた状態が図11,14に示す正転
再生状態である。この正転再生への移行時、第2の制御
レバー11は第4のカム13cgの作用で、図10の状
態から一旦反時計方向に回動し、第1の早送りギア6k
aがメインギア6bと噛合することにより早送りレバー
10を反時計方向に回動すると共に、第3のカム13c
fの作用で第1の制御レバー23が反時計方向に回動す
るので、その先端軸部23bが早送りレバー10の凹溝
10cに嵌入してゆき、早送りレバー10を規制しつつ
図11,14に示す正転再生状態となる。この時、第2
の制御レバー11は第4のカム13cgの作用により、
早送りレバー10を第1の早送りギア6kaがメインギ
ア6bより離脱する方向に振っており、メインギア6b
の回転は第1,第2の早送りギア6ka,6kbに伝達
されず、その回転負荷もモータ3の回転力の負荷になる
こともない。この正転再生位置では、前記第1のカム1
3cdの作用によって切り換えレバー13gを介して制
御ロッド13hが停止時の中立位置から第1のキャプス
タン1a側に移動して、図19に示すように、第1のピ
ンチローラアーム制御軸13haが第1のピンチローラ
アーム16aの制御部16abを押し、第1のピンチロ
ーラ17aを第1のキャプスタン1aに押しつけるとと
もに、制御ロッド13hの前記移動によって中継レバー
13i,プレイレバー9を介してプレイギア6eをアイ
ドルギア6fに噛合させ、正転リール駆動ギア6g,正
転リールギア6hを介して正転リール7aを正転させ、
正転再生を行う。また、ヘッドアーム制御軸13hdは
ヘッドアーム20の制御部20bを押し(図19参
照)、磁気ヘッド21を取り付けたヘッドアーム20を
ばね22の付勢力に抗して磁気テープ側に押し出し、磁
気ヘッド21を磁気テープに押し付ける。この時、ヘッ
ドアーム20の突出部20cはテープカセット26と当
接し、これら両者間の相対位置が確定されて、磁気テー
プが所定値以上磁気ヘッド21側に入り込まないように
なっているとともに、ヘッドアーム制御軸13hdのば
ね作用によって磁気ヘッド21も一定量以上テープカセ
ット26内に入り込まないようになっている。
【0034】〔反転再生時(図12,15,20参
照)〕上記正転再生状態でソレノイド13dに通電して
永久磁石による吸着片13daの吸着を解除することに
よりカムギア13cを第3の中継ギア13bに噛合させ
た後、正転再生時から更にモータ3を正転方向に回転さ
せ、第3の中継ギア13bの小径ギア13bbの噛合位
置に、カムギア13cの第2の欠歯部13cbを停止さ
せた状態が図12,15に示す反転再生状態である。こ
の反転再生位置では、前記第1のカム13cdの作用に
よって切り換えレバー13gを介して制御ロッド13h
が第1のキャプスタン1a側の位置から停止時の中立位
置を介して第2のキャプスタン1b側に移動して、図2
0に示すように、第2のピンチローラアーム制御軸13
hbが第2のピンチローラアーム16bの制御部16b
bを押し、第2のピンチローラ17bを第2のキャプス
タン1bに押しつけるとともに、制御ロッド13hの前
記移動によって中継レバー13i,プレイレバー9を介
してプレイギア6eを反転リール駆動ギア6iに噛合さ
せ、反転リールギア6jを介して反転リール7bを反転
させ、反転再生を行う。また、ヘッドアーム制御軸13
hdはヘッドアーム20の制御部20bを押し(図20
参照)、磁気ヘッド21を取り付けたヘッドアーム20
をばね22の付勢力に抗して磁気テープ側に押し出し、
磁気ヘッド21を磁気テープに押し付ける。この時、ヘ
ッドアーム20の突出部20cはテープカセット26と
当接し、これら両者間の相対位置が確定されて、磁気テ
ープが所定値以上磁気ヘッド21側に入り込まないよう
になっているとともに、ヘッドアーム制御軸13hdの
ばね作用によって磁気ヘッド21も一定量以上テープカ
セット26内に入り込まないようになっている。
【0035】なお、この反転再生状態で、ソレノイド1
3dに通電して吸着片13daの吸着を解除すると、ソ
レノイドアーム13eの先端の軸部13eaが第2のカ
ム13ceに作用することによりカムギア13cが時計
回り方向にわずかに回転し、小径ギア13bbと噛合
し、モータ3の正転方向の回転により当該小径ギア13
bbによりカムギア13cは回転して、第3の欠歯部1
3ccが小径ギア13bbに対向する位置(すなわち図
4の停止状態)で停止する。この停止状態で、第2の制
御レバー11が第4のカム13cgにより反時計方向に
回動して第1の早送りギア6kaがメインギア6bと噛
合する状態となっても、早送りレバー10は凹溝10c
が第1の制御レバー23の軸部23bが嵌合されている
ため、第2の早送りギア6kbが反転リール駆動ギア6
iに噛合することなく、従って磁気テープの独走を阻止
することができる構成となっている。
【0036】以上、本実施例のテープレコーダのギア機
構6及びモード切り換え機構13の構成とその動作につ
いて詳細に説明したが、これらの駆動力はその全てがモ
ータ3の回転力を第1のベルト4aより第2のフライホ
イール2bの大径ギア2baを介して駆動される中継ギ
アプーリ5の大径ギア5a−第1の中継ギア6a−メイ
ンギア6bを中継して伝達されるものである。このよう
に、第1のキャプスタン1aを同軸に取り付けた第1の
フライホイール2a以外の駆動系の駆動力を、中継ギア
プーリ5から伝達することにより、磁気テープの走行負
荷を低減することができる。このことは、前記駆動系の
駆動力を第2のフライホイール2bと同軸の大径ギア2
baから直接伝達する構成としても同様である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテープレ
コーダは、磁気テープに対して再生位置,非再生位置に
位置すべく回動中心を支点として所定角度回動するヘッ
ドアームと、少なくとも1対のキャプスタン及びこのキ
ャプスタンとで前記磁気テープを送りだすべく前記キャ
プスタンに対して圧接、非圧接の位置をとるように回動
中心を支点として所定角度回動するピンチローラアーム
に回転自在に設置されたピンチローラと、前記ヘッドア
ームとピンチローラアームを所定角度回動自在に保持
し、かつ基板に対して回動自在に設置されたホルダー本
体を具備したテープレコーダにおいて、前記ピンチロー
ラアームを回動方向に付勢せず回転自在となすととも
に、再生時にピンチローラがキャプスタンに圧接し、早
送り及び巻き戻し時にはピンチローラがキャプスタンに
非圧接となるように、前記ピンチローラアームに形成し
た制御部に作用するピンチローラアーム制御軸を制御ロ
ッドに設けているので、磁気テープの走行負荷が小さく
回転伝達効率が良くなり、早送りや巻き戻し時における
磁気テープの高速化が可能となる。
【0038】また、ホルダー本体を基板に対して回動自
在に保持するホルダー支持台にガイドカムを突設すると
ともに、ホルダー本体の開操作時、ピンチローラがキャ
プスタン側へ必要以上接近しないよう、前記ガイドカム
に当接する係合部をピンチローラアームに設置した場合
には、テープカセットの取り替え時等に磁気テープがキ
ャプスタンの裏側に入り込むのを少ない部品点数で効果
的に防止できる。
【0039】また、回動中心を支点として所定角度回動
するヘッドアームと、少なくとも1対のキャプスタンに
対してピンチローラが圧接、非圧接の位置をとるように
回動中心を支点として所定角度回動するピンチローラア
ームを保持したホルダー本体が、1対のホルダー支持台
を介して基板に対して回動自在に設置されたテープレコ
ーダにおいて、少なくとも再生,録音時に、前記ヘッド
アームの表面側の一部がテープカセット前面と当接すべ
く、前記表面側に突出部を形成するとともに、ヘッドア
ームの裏面側に設けられた制御部を押して前記回動を行
わせるべく制御ロッドに立設したヘッドアーム制御軸
を、樹脂ばねで構成しているので、再生,録音時に磁気
ヘッドとテープカセットとの相対位置関係が確定され
て、磁気テープが所定値以上磁気ヘッド側に入り込ま
ず、また、ヘッドアーム制御軸のばね作用によって磁気
ヘッドも一定量以上テープカセット内に入り込まず、良
好な音質を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるテープレコーダの要
部の外観を示す平面図
【図2】同テープカセットの背面から見た状態を示す磁
気ヘッド部の正面図
【図3】同裏面図
【図4】同早送りレバーを規制した停止時の状態を示す
略平面図
【図5】同停止状態からモータを反転させて第1の制御
レバーによる早送りレバーの規制を解除する動作状態を
示す略平面図
【図6】同解除する瞬間の状態を示す略平面図
【図7】同解除後の状態を示す略平面図
【図8】同巻き戻し時の状態を示す略平面図
【図9】同早送り時の状態を示す略平面図
【図10】同停止時又は巻き戻し時の状態から正転再生
時への移行時の状態を示す略平面図
【図11】同正転再生時の状態を示す略平面図
【図12】同反転再生時の状態を示す略平面図
【図13】主としてギア等の回転部品の状態を示すもの
で、早送りレバーの規制を解除後の停止状態を示す略平
面図
【図14】同正転再生時の状態を示す略平面図
【図15】反転再生時の状態を示す略平面図
【図16】同早送り時の状態を示す略平面図
【図17】同巻き戻し時の状態を示す略平面図
【図18】(a)は主としてピンチローラ,磁気ヘッド
等の動作状態を示すもので、早送り時,巻き戻し時,停
止時の状態を示す略平面図 (b)は(a)図の制御ロッド,ピンチローラアーム制
御軸等の動作状態を示す部分平面図
【図19】(a)は同正転再生時の状態を示す略平面図 (b)は(a)図の部分平面図
【図20】(a)は同反転再生時の状態を示す略平面図 (b)は(a)図の部分平面図
【図21】(a)は本発明のテープレコーダにおけるホ
ルダー本体の閉操作時におけるホルダー支持台に突設し
たガイドカムとピンチローラアームに設置した係合部の
位置関係の説明図 (b)は同ホルダー本体の開操作時における(a)図と
同様の図 (c)は(a)図の要部を平面から見た図
【符号の説明】
1a 第1のキャプスタン 1b 第2のキャプスタン 13h 制御ロッド 13ha 第1のピンチローラアーム制御軸 13hb 第2のピンチローラアーム制御軸 13hd ヘッドアーム制御軸 14a 第1のホルダー支持台 14aa ガイドカム 14b 第2のホルダー支持台 14ba ガイドカム 15 ホルダー本体 16a 第1のピンチローラアーム 16ac 係合部 16b 第2のピンチローラアーム 16bc 係合部 17a 第1のピンチローラ 17b 第2のピンチローラ 20 ヘッドアーム 20b 制御部 20c 突出部 26 テープカセット 27 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに対して再生位置,非再生位
    置に位置すべく回動中心を支点として所定角度回動する
    ヘッドアームと、少なくとも1対のキャプスタン及びこ
    のキャプスタンとで前記磁気テープを送りだすべく前記
    キャプスタンに対して圧接、非圧接の位置をとるように
    回動中心を支点として所定角度回動するピンチローラア
    ームに回転自在に設置されたピンチローラと、前記ヘッ
    ドアームとピンチローラアームを所定角度回動自在に保
    持し、かつ基板に対して回動自在に設置されたホルダー
    本体を具備したテープレコーダにおいて、前記ピンチロ
    ーラアームを回動方向に付勢せず回転自在となすととも
    に、再生時にピンチローラがキャプスタンに圧接し、早
    送り及び巻き戻し時にはピンチローラがキャプスタンに
    非圧接となるように、前記ピンチローラアームに形成し
    た制御部に作用するピンチローラアーム制御軸を制御ロ
    ッドに設けたことを特徴とするテープレコーダ。
  2. 【請求項2】 ピンチローラ制御軸は、制御ロッドに回
    動自在に設けたアームに設け、当該アームをピンチロー
    ラ側方向に付勢するばねを備え、再生時に当該ピンチロ
    ーラ制御軸がピンチローラアームに形成した制御部に当
    接された際に、前記ばねの付勢力でピンチローラをキャ
    プスタンに圧接するように構成したことを特徴とする請
    求項1記載のテープレコーダ。
  3. 【請求項3】 ホルダー本体を基板に対して回動自在に
    保持するホルダー支持台にガイドカムを突設するととも
    に、ホルダー本体の開操作時、ピンチローラがキャプス
    タン側へ必要以上接近しないよう、前記ガイドカムに当
    接する係合部をピンチローラアームに設置したことを特
    徴とする請求項1記載のテープレコーダ。
  4. 【請求項4】 回動中心を支点として所定角度回動する
    ヘッドアームと、少なくとも1対のキャプスタンに対し
    てピンチローラが圧接、非圧接の位置をとるように回動
    中心を支点として所定角度回動するピンチローラアーム
    を保持したホルダー本体が、1対のホルダー支持台を介
    して基板に対して回動自在に設置されたテープレコーダ
    において、少なくとも再生,録音時に、前記ヘッドアー
    ムの表面側の一部がテープカセット前面と当接すべく、
    前記表面側に突出部を形成するとともに、ヘッドアーム
    の裏面側に設けられた制御部を押して前記回動を行わせ
    るべく制御ロッドに立設したヘッドアーム制御軸を、樹
    脂ばねで構成したことを特徴とするテープレコーダ。
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