JPH09171084A - 天候検知方法およびその装置 - Google Patents
天候検知方法およびその装置Info
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- JPH09171084A JPH09171084A JP33307595A JP33307595A JPH09171084A JP H09171084 A JPH09171084 A JP H09171084A JP 33307595 A JP33307595 A JP 33307595A JP 33307595 A JP33307595 A JP 33307595A JP H09171084 A JPH09171084 A JP H09171084A
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 天候が雨も雪も降っていない状態であるか、
降雨状態であるか、降雪状態であるかを迅速かつ正確に
検知する。 【解決手段】 一部が上部に露出する電極対3b,3b
およびその対間絶縁体3aを有し、かつ該対間絶縁体3
aを氷点よりも高い所定温度に加温する加温手段3cを
有する第1の検出子3と、地表面1上に一部が露出する
電極対4b,4bおよびその対間絶縁体4aを有し、か
つ該対間絶縁体4aを氷点以下の所定温度に冷却する冷
却手段4cを有する第2の検出子4と、両検出子3,4
の電極間抵抗を測定し、両測定抵抗値を対比することに
より天候を検知する処理手段5a,5b,5cとを有し
ている。
降雨状態であるか、降雪状態であるかを迅速かつ正確に
検知する。 【解決手段】 一部が上部に露出する電極対3b,3b
およびその対間絶縁体3aを有し、かつ該対間絶縁体3
aを氷点よりも高い所定温度に加温する加温手段3cを
有する第1の検出子3と、地表面1上に一部が露出する
電極対4b,4bおよびその対間絶縁体4aを有し、か
つ該対間絶縁体4aを氷点以下の所定温度に冷却する冷
却手段4cを有する第2の検出子4と、両検出子3,4
の電極間抵抗を測定し、両測定抵抗値を対比することに
より天候を検知する処理手段5a,5b,5cとを有し
ている。
Description
【発明の属する技術分野】この発明は天候が、降雨状態
であるか、降雪状態であるか、雨、雪の何れも降ってい
ない状態であるかを検知するための方法およびその装置
に関し、例えばロードヒーティング装置の運転制御用、
山間部高速道路等の道路情報、あるいは山間部架空送電
線路の保守管理などに有用な天候検知方法およびその装
置に関する。
であるか、降雪状態であるか、雨、雪の何れも降ってい
ない状態であるかを検知するための方法およびその装置
に関し、例えばロードヒーティング装置の運転制御用、
山間部高速道路等の道路情報、あるいは山間部架空送電
線路の保守管理などに有用な天候検知方法およびその装
置に関する。
【従来の技術】従来、降雨・降雪などの天候情報を自動
検知する方法としては、大きく分けて2方式あり、1つ
は電極間抵抗の変動を利用する電極式、もう1つは光の
放射・反射を利用する光学式である。図3は上記電極式
の天候検知装置の一例を示している。この装置は、一対
の櫛型形状を呈する電極30b、30bをエポキシ樹脂
等の絶縁材30aで対間絶縁した電極部20と、外気温
センサー6と、制御部7とで構成されている。そして前
記電極部20を屋外に設置し、電極部20への水分の付
着の有無を電極30b、30b間の電気抵抗の変化によ
り知見し、外気温センサー6による温度情報を加味して
雨か雪かを判別するものである。また、図4は上記した
光学式の天候検知装置の一例を示している。この装置
は、赤外線ビームなどの光を発する放射部8aと、その
反射光を受光する受光部8bとを備えるプローブ部8
と、制御部9とから構成されている。そして前記プロー
ブ部8を屋外に設置し、放射部8aから発せられた光
が、雨又は雪の存在により反射されて受光部8bで検知
されるか否か、即ち反射光の有無とさらには反射光の強
弱等をも加味して、雨か雪かを判別するものである。
検知する方法としては、大きく分けて2方式あり、1つ
は電極間抵抗の変動を利用する電極式、もう1つは光の
放射・反射を利用する光学式である。図3は上記電極式
の天候検知装置の一例を示している。この装置は、一対
の櫛型形状を呈する電極30b、30bをエポキシ樹脂
等の絶縁材30aで対間絶縁した電極部20と、外気温
センサー6と、制御部7とで構成されている。そして前
記電極部20を屋外に設置し、電極部20への水分の付
着の有無を電極30b、30b間の電気抵抗の変化によ
り知見し、外気温センサー6による温度情報を加味して
雨か雪かを判別するものである。また、図4は上記した
光学式の天候検知装置の一例を示している。この装置
は、赤外線ビームなどの光を発する放射部8aと、その
反射光を受光する受光部8bとを備えるプローブ部8
と、制御部9とから構成されている。そして前記プロー
ブ部8を屋外に設置し、放射部8aから発せられた光
が、雨又は雪の存在により反射されて受光部8bで検知
されるか否か、即ち反射光の有無とさらには反射光の強
弱等をも加味して、雨か雪かを判別するものである。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の電
極式にあっては、降雨状態か、降雪状態かを余り正確に
検知できない場合がある。即ち、電極部30が濡れたか
否かと外気温センサ6の温度情報とで降雨と降雪を判別
するのであるが、その時々の気象状況や地域差により降
雪状態となる外気温度は相違するため、降雨か降雪かを
誤判断してしまうのである。また、上述の光学式は、光
の発受光機構を採用しているため基本的に高価となって
しまうという欠点があり、さらに光の反射を利用してい
るためゴミ等の浮游物にも反応するなどして誤動作する
という欠点がある。
極式にあっては、降雨状態か、降雪状態かを余り正確に
検知できない場合がある。即ち、電極部30が濡れたか
否かと外気温センサ6の温度情報とで降雨と降雪を判別
するのであるが、その時々の気象状況や地域差により降
雪状態となる外気温度は相違するため、降雨か降雪かを
誤判断してしまうのである。また、上述の光学式は、光
の発受光機構を採用しているため基本的に高価となって
しまうという欠点があり、さらに光の反射を利用してい
るためゴミ等の浮游物にも反応するなどして誤動作する
という欠点がある。
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、降雪開始当初から降雪状態であることを
確実に検知することができ、しかも降雨状態か降雪状態
かの判別が正確に行え、さらに雨も雪も降っていない状
態かの判定をも行うことができる天候検知方法およびそ
の装置を提供することを目的としている。
たものであり、降雪開始当初から降雪状態であることを
確実に検知することができ、しかも降雨状態か降雪状態
かの判別が正確に行え、さらに雨も雪も降っていない状
態かの判定をも行うことができる天候検知方法およびそ
の装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】請求項1の天候検知方法
は、一部が上部に露出する電極対およびその対間絶縁体
を有する2つの検出子を互いに近接させて配置してお
き、一方の検出子の対間絶縁体を氷点よりも高い所定温
度に加温するとともに、他方の検出子の対間絶縁体を氷
点以下の所定温度に冷却し、両検出子の電極間抵抗を測
定し、両測定抵抗値を対比することにより天候を検知す
る方法である。請求項2の天候検知装置は、一部が上部
に露出する電極対およびその対間絶縁体を有し、かつ該
対間絶縁体を氷点よりも高い所定温度に加温する加温手
段を有する第1の検出子と、地表面上に一部が露出する
電極対およびその対間絶縁体を有し、かつ該対間絶縁体
を氷点以下の所定温度に冷却する冷却手段を有する第2
の検出子と、両検出子の電極間抵抗を測定し、両測定抵
抗値を対比することにより天候を検知する処理手段とを
有している。
は、一部が上部に露出する電極対およびその対間絶縁体
を有する2つの検出子を互いに近接させて配置してお
き、一方の検出子の対間絶縁体を氷点よりも高い所定温
度に加温するとともに、他方の検出子の対間絶縁体を氷
点以下の所定温度に冷却し、両検出子の電極間抵抗を測
定し、両測定抵抗値を対比することにより天候を検知す
る方法である。請求項2の天候検知装置は、一部が上部
に露出する電極対およびその対間絶縁体を有し、かつ該
対間絶縁体を氷点よりも高い所定温度に加温する加温手
段を有する第1の検出子と、地表面上に一部が露出する
電極対およびその対間絶縁体を有し、かつ該対間絶縁体
を氷点以下の所定温度に冷却する冷却手段を有する第2
の検出子と、両検出子の電極間抵抗を測定し、両測定抵
抗値を対比することにより天候を検知する処理手段とを
有している。
【作用】請求項1の天候検知方法であれば、一部が上部
に露出する電極対およびその対間絶縁体を有する2つの
検出子を互いに近接させて配置しておき、一方の検出子
の対間絶縁体を氷点よりも高い所定温度に加温するとと
もに、他方の検出子の対間絶縁体を氷点以下の所定温度
に冷却し、両検出子の電極間抵抗を測定し、両測定抵抗
値を対比することにより路面状態を検知するのであるか
ら、降雪開始当初において他方の検出子の対間絶縁体上
の雪が溶けることを防止し、一方の検出子の対間絶縁体
上の雪を溶かすので、両検出子による測定抵抗値に基づ
いて降雪状態であることを殆ど時間遅れなく正確に検知
することができる。また、降雨時には、他方の検出子の
対間絶縁体上を雨水が流動しているので、この雨水は凍
結しない。もちろん、一方の検出子の対間絶縁体上の雨
水は凍結のおそれが全くない。したがって、両検出子に
よる測定抵抗値に基づいて降雨状態であることを正確に
検知することができる。さらに、雨も雪も降っていない
時には両検出子の対間絶縁体上に水分が存在しないので
あるから、両検出子による測定抵抗値に基づいて雨も雪
も降っていない状態であることを正確に検知することが
できる。この結果、降雨、降雪を早期に正確に検知する
ことができ、ロードヒーティングの省エネルギー制御に
有効であるとともに、降雪時の融雪を早期に開始させる
ことができる。請求項2の天候検知装置であれば、第1
の検出子の対間絶縁体を加温手段により氷点よりも高い
所定温度に加温し、第2の検出子の対間絶縁体を冷却手
段により氷点以下の所定温度に冷却する。そして、処理
手段によって、両検出子の電極間抵抗を測定し、両測定
抵抗値を対比することにより天候を検知することができ
る。したがって、降雪開始当初において他方の検出子の
対間絶縁体上の雪が溶けることを防止し、一方の検出子
の対間絶縁体上の雪を溶かすので、両検出子による測定
抵抗値に基づいて降雪状態であることを殆ど時間遅れな
く正確に検知することができる。また、降雨時には、他
方の検出子の対間絶縁体上を雨水が流動しているので、
この雨水は凍結しない。もちろん、一方の検出子の対間
絶縁体上の雨水は凍結のおそれが全くない。したがっ
て、両検出子による測定抵抗値に基づいて降雨状態であ
ることを正確に検知することができる。さらに、雨も雪
も降っていない時には両検出子の対間絶縁体上に水分が
存在しないのであるから、両検出子による測定抵抗値に
基づいて雨も雪も降っていない状態であることを正確に
検知することができる。この結果、降雨、降雪を早期に
正確に検知することができ、ロードヒーティングの省エ
ネルギー制御に有効であるとともに、降雪時の融雪を早
期に開始させることができる。
に露出する電極対およびその対間絶縁体を有する2つの
検出子を互いに近接させて配置しておき、一方の検出子
の対間絶縁体を氷点よりも高い所定温度に加温するとと
もに、他方の検出子の対間絶縁体を氷点以下の所定温度
に冷却し、両検出子の電極間抵抗を測定し、両測定抵抗
値を対比することにより路面状態を検知するのであるか
ら、降雪開始当初において他方の検出子の対間絶縁体上
の雪が溶けることを防止し、一方の検出子の対間絶縁体
上の雪を溶かすので、両検出子による測定抵抗値に基づ
いて降雪状態であることを殆ど時間遅れなく正確に検知
することができる。また、降雨時には、他方の検出子の
対間絶縁体上を雨水が流動しているので、この雨水は凍
結しない。もちろん、一方の検出子の対間絶縁体上の雨
水は凍結のおそれが全くない。したがって、両検出子に
よる測定抵抗値に基づいて降雨状態であることを正確に
検知することができる。さらに、雨も雪も降っていない
時には両検出子の対間絶縁体上に水分が存在しないので
あるから、両検出子による測定抵抗値に基づいて雨も雪
も降っていない状態であることを正確に検知することが
できる。この結果、降雨、降雪を早期に正確に検知する
ことができ、ロードヒーティングの省エネルギー制御に
有効であるとともに、降雪時の融雪を早期に開始させる
ことができる。請求項2の天候検知装置であれば、第1
の検出子の対間絶縁体を加温手段により氷点よりも高い
所定温度に加温し、第2の検出子の対間絶縁体を冷却手
段により氷点以下の所定温度に冷却する。そして、処理
手段によって、両検出子の電極間抵抗を測定し、両測定
抵抗値を対比することにより天候を検知することができ
る。したがって、降雪開始当初において他方の検出子の
対間絶縁体上の雪が溶けることを防止し、一方の検出子
の対間絶縁体上の雪を溶かすので、両検出子による測定
抵抗値に基づいて降雪状態であることを殆ど時間遅れな
く正確に検知することができる。また、降雨時には、他
方の検出子の対間絶縁体上を雨水が流動しているので、
この雨水は凍結しない。もちろん、一方の検出子の対間
絶縁体上の雨水は凍結のおそれが全くない。したがっ
て、両検出子による測定抵抗値に基づいて降雨状態であ
ることを正確に検知することができる。さらに、雨も雪
も降っていない時には両検出子の対間絶縁体上に水分が
存在しないのであるから、両検出子による測定抵抗値に
基づいて雨も雪も降っていない状態であることを正確に
検知することができる。この結果、降雨、降雪を早期に
正確に検知することができ、ロードヒーティングの省エ
ネルギー制御に有効であるとともに、降雪時の融雪を早
期に開始させることができる。
【発明の実施の形態】以下、添付図面によってこの発明
の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明の天候
検知装置の一実施態様を示す概略縦断面図、図2は平面
図である。この天候検知装置は、路面上などに図示しな
い支柱部材を介して配置される山形のカバー部材2の各
傾斜面に第1検出子3と第2検出子4とを配置してあ
る。前記第1検出子3は、エポキシ樹脂などからなる絶
縁基板3a上に、櫛歯状など適宜形状の1対の電極3
b,3bを所定距離だけ離して対向配置するように形成
してあるとともに、絶縁基板3aの下部に平板状など適
宜形状のヒータ3cを配置し、ヒータ電源3dによって
ヒータ3cに通電することにより、少なくとも電極3
b,3b間の絶縁基板3aを氷点よりも高い所定温度、
例えば+5℃〜+10℃、に加温することができる。前
記第2検出子4は、エポキシ樹脂などからなる絶縁基板
4a上に、櫛歯状など適宜形状の1対の電極4b,4b
を所定距離だけ離して対向配置するように形成してある
とともに、絶縁基板4aの下部に平板状など適宜形状の
熱電子冷却素子(例えば、ペルチェ効果素子モジュー
ル)4cを配置し、冷却素子電源4dによって熱電子冷
却素子4cに通電することにより、少なくとも電極4
b,4b間の絶縁基板4aを氷点以下の所定温度、例え
ば0℃〜−5℃、に冷却することができる。そして、熱
電子冷却素子4cの下面に接するようにスタックフィン
などの放熱器4eを配置してある。また、交流電源5a
からの交流電圧を変換器5bを介して両電極対3b,3
b,4b,4b間に印加し、両電極対3b,3b,4
b,4b間に流れる電流を変換器5bを介して測定抵抗
値として取り出し、両測定抵抗値を処理部5cに供給す
ることにより、天候が雨も雪も降っていない状態か、降
雨状態か、降雪状態か、雨または雪が降り止んでいる状
態かを示す信号を出力する。具体的には、両測定抵抗値
がMΩオーダーである場合に雨も雪も降っていない状態
であることを示す信号を出力し、両測定抵抗値がKΩオ
ーダーである場合に降雨状態であることを示す信号を出
力し、第1検出子3による測定抵抗値がKΩオーダーで
あり、第2検出子4による測定抵抗値がMΩオーダーで
ある場合に降雪状態であることを示す信号を出力し、第
1検出子3による測定抵抗値がMΩオーダーであり、第
2検出子4による測定抵抗値がKΩオーダーである場合
に雨または雪が降り止んでいる状態であることを示す信
号を出力する。また、KΩオーダーかMΩオーダーかの
判定は、例えば、測定抵抗値が200KΩ以下か否かに
基づいて簡単に達成することができる。したがって、交
流電源5a、変換器5bおよび処理部5cによって処理
手段が構成されることになる。第1検出子3の電極3
b,3b間の対間絶縁体(絶縁基板3aの該当部分)を
氷点よりも高い所定温度に加温し、第2検出子4の電極
4b,4b間の対間絶縁体(絶縁基板4aの該当部分)
を氷点以下の所定温度に冷却し、この状態において両検
出子3,4の電極3b,3b,4b,4b間に交流電源
5aおよび変換器5bによって交流電圧を印加し、電極
3b,3b,4b,4b間の抵抗値を変換器5bを通し
て出力し、処理部5cに供給する。したがって、天候が
雨も雪も降っていない状態である場合には、両検出子
3,4の電極3b,3b,4b,4b間も乾燥状態であ
り、測定抵抗値が共にMΩオーダーになる。降雨状態で
ある場合には、両検出子3,4の電極3b,3b,4
b,4b間に水分が存在する状態であり、測定抵抗値が
共にKΩオーダーになる。降雪状態である場合には、第
1検出子3の電極3b,3b間に水分が存在するので測
定抵抗値がKΩオーダーになり、第2検出子4の電極4
b,4b間には雪が溶けることなく存在しているので測
定抵抗値がMΩオーダーになる。雨または雪が降り止ん
でいる場合には、第1検出子3の電極3b,3b間が乾
燥状態になるので測定抵抗値がMΩオーダーになり、第
2検出子4の電極4b,4b間には水分が存在するので
測定抵抗値がKΩオーダーになる。したがって、処理部
5cにおいて、両検出子3,4による測定抵抗値がMΩ
オーダーであるかKΩオーダーであるかを判定して該当
する信号を出力することができる。この結果、降雨か降
雪か、晴天かを正確に判別でき、例えばロードヒーティ
ングシステムを必要な場合にのみ動作させることがで
き、省エネルギーおよび効果的な路面の加温を達成する
ことができる。特に、降雪状態の検出に当っては、第2
検出子4において当初から雪の存在を溶けるおそれなく
許容するので、降雪状態に対応する測定抵抗値を得るこ
とができ、降雪開始後、迅速に降雪状態であることを検
出することができる。この結果、ロードヒーティングシ
ステムによる路面の加温を降雪開始当初から行わせるこ
とができ、ロードヒーティングシステムによる融雪を効
果的に行わせることができる。また、山間部高速道路な
どに正確な降雪情報を提供でき、さらに山間部架空送電
線路への着雪状態の推定等が可能となる。上述した天候
検知装置の検知情報をさらに向上させるため、第2検出
子4に内蔵されている熱電子冷却素子(ペルチェ素子モ
ジュール)4cへの給電極性を反転させ得る極性変換リ
レー40を、冷却素子電源4dの回路中に設けることが
好ましい。極性反転により、冷却面を加熱面に切換える
ことができるので、第2検出子4の表面を速やかに乾燥
させた場合に有利となる。例えば、降雪が終わった場
合、第1検出子3の電極3b、3b間はヒータ3cによ
り速やかに乾燥状態とされるのであるが、第2検出子4
の電極4b、4b間は冷却面とされているため高速乾燥
できない。電極4b、4b間が濡れていると次の降雪の
検知が正確にできないことがある。そこで第1検出子3
で降雪終了を検知したとき、処理部5cから信号を発し
て極性変換リレー40を動作させ、冷却素子4cの冷却
面を加熱面に反転させて第2検出子4の電極4b、4b
間を速やかに乾燥させ、次の降雪に備えるようにするの
である。電極4b、4b間の乾燥化が終わったら(電極
間抵抗で知見できる)、再びリレー40を動作させて極
性を元に戻し、電極4b、4b間を氷点以下の所定温度
に復帰させておくものである。なお、以上には、カバー
部材2を支柱部材により地表面から浮かせた状態で配置
した場合について説明したが、カバー部材2を地表面に
直接配置してもよいことはもちろんである。
の実施の態様を詳細に説明する。図1はこの発明の天候
検知装置の一実施態様を示す概略縦断面図、図2は平面
図である。この天候検知装置は、路面上などに図示しな
い支柱部材を介して配置される山形のカバー部材2の各
傾斜面に第1検出子3と第2検出子4とを配置してあ
る。前記第1検出子3は、エポキシ樹脂などからなる絶
縁基板3a上に、櫛歯状など適宜形状の1対の電極3
b,3bを所定距離だけ離して対向配置するように形成
してあるとともに、絶縁基板3aの下部に平板状など適
宜形状のヒータ3cを配置し、ヒータ電源3dによって
ヒータ3cに通電することにより、少なくとも電極3
b,3b間の絶縁基板3aを氷点よりも高い所定温度、
例えば+5℃〜+10℃、に加温することができる。前
記第2検出子4は、エポキシ樹脂などからなる絶縁基板
4a上に、櫛歯状など適宜形状の1対の電極4b,4b
を所定距離だけ離して対向配置するように形成してある
とともに、絶縁基板4aの下部に平板状など適宜形状の
熱電子冷却素子(例えば、ペルチェ効果素子モジュー
ル)4cを配置し、冷却素子電源4dによって熱電子冷
却素子4cに通電することにより、少なくとも電極4
b,4b間の絶縁基板4aを氷点以下の所定温度、例え
ば0℃〜−5℃、に冷却することができる。そして、熱
電子冷却素子4cの下面に接するようにスタックフィン
などの放熱器4eを配置してある。また、交流電源5a
からの交流電圧を変換器5bを介して両電極対3b,3
b,4b,4b間に印加し、両電極対3b,3b,4
b,4b間に流れる電流を変換器5bを介して測定抵抗
値として取り出し、両測定抵抗値を処理部5cに供給す
ることにより、天候が雨も雪も降っていない状態か、降
雨状態か、降雪状態か、雨または雪が降り止んでいる状
態かを示す信号を出力する。具体的には、両測定抵抗値
がMΩオーダーである場合に雨も雪も降っていない状態
であることを示す信号を出力し、両測定抵抗値がKΩオ
ーダーである場合に降雨状態であることを示す信号を出
力し、第1検出子3による測定抵抗値がKΩオーダーで
あり、第2検出子4による測定抵抗値がMΩオーダーで
ある場合に降雪状態であることを示す信号を出力し、第
1検出子3による測定抵抗値がMΩオーダーであり、第
2検出子4による測定抵抗値がKΩオーダーである場合
に雨または雪が降り止んでいる状態であることを示す信
号を出力する。また、KΩオーダーかMΩオーダーかの
判定は、例えば、測定抵抗値が200KΩ以下か否かに
基づいて簡単に達成することができる。したがって、交
流電源5a、変換器5bおよび処理部5cによって処理
手段が構成されることになる。第1検出子3の電極3
b,3b間の対間絶縁体(絶縁基板3aの該当部分)を
氷点よりも高い所定温度に加温し、第2検出子4の電極
4b,4b間の対間絶縁体(絶縁基板4aの該当部分)
を氷点以下の所定温度に冷却し、この状態において両検
出子3,4の電極3b,3b,4b,4b間に交流電源
5aおよび変換器5bによって交流電圧を印加し、電極
3b,3b,4b,4b間の抵抗値を変換器5bを通し
て出力し、処理部5cに供給する。したがって、天候が
雨も雪も降っていない状態である場合には、両検出子
3,4の電極3b,3b,4b,4b間も乾燥状態であ
り、測定抵抗値が共にMΩオーダーになる。降雨状態で
ある場合には、両検出子3,4の電極3b,3b,4
b,4b間に水分が存在する状態であり、測定抵抗値が
共にKΩオーダーになる。降雪状態である場合には、第
1検出子3の電極3b,3b間に水分が存在するので測
定抵抗値がKΩオーダーになり、第2検出子4の電極4
b,4b間には雪が溶けることなく存在しているので測
定抵抗値がMΩオーダーになる。雨または雪が降り止ん
でいる場合には、第1検出子3の電極3b,3b間が乾
燥状態になるので測定抵抗値がMΩオーダーになり、第
2検出子4の電極4b,4b間には水分が存在するので
測定抵抗値がKΩオーダーになる。したがって、処理部
5cにおいて、両検出子3,4による測定抵抗値がMΩ
オーダーであるかKΩオーダーであるかを判定して該当
する信号を出力することができる。この結果、降雨か降
雪か、晴天かを正確に判別でき、例えばロードヒーティ
ングシステムを必要な場合にのみ動作させることがで
き、省エネルギーおよび効果的な路面の加温を達成する
ことができる。特に、降雪状態の検出に当っては、第2
検出子4において当初から雪の存在を溶けるおそれなく
許容するので、降雪状態に対応する測定抵抗値を得るこ
とができ、降雪開始後、迅速に降雪状態であることを検
出することができる。この結果、ロードヒーティングシ
ステムによる路面の加温を降雪開始当初から行わせるこ
とができ、ロードヒーティングシステムによる融雪を効
果的に行わせることができる。また、山間部高速道路な
どに正確な降雪情報を提供でき、さらに山間部架空送電
線路への着雪状態の推定等が可能となる。上述した天候
検知装置の検知情報をさらに向上させるため、第2検出
子4に内蔵されている熱電子冷却素子(ペルチェ素子モ
ジュール)4cへの給電極性を反転させ得る極性変換リ
レー40を、冷却素子電源4dの回路中に設けることが
好ましい。極性反転により、冷却面を加熱面に切換える
ことができるので、第2検出子4の表面を速やかに乾燥
させた場合に有利となる。例えば、降雪が終わった場
合、第1検出子3の電極3b、3b間はヒータ3cによ
り速やかに乾燥状態とされるのであるが、第2検出子4
の電極4b、4b間は冷却面とされているため高速乾燥
できない。電極4b、4b間が濡れていると次の降雪の
検知が正確にできないことがある。そこで第1検出子3
で降雪終了を検知したとき、処理部5cから信号を発し
て極性変換リレー40を動作させ、冷却素子4cの冷却
面を加熱面に反転させて第2検出子4の電極4b、4b
間を速やかに乾燥させ、次の降雪に備えるようにするの
である。電極4b、4b間の乾燥化が終わったら(電極
間抵抗で知見できる)、再びリレー40を動作させて極
性を元に戻し、電極4b、4b間を氷点以下の所定温度
に復帰させておくものである。なお、以上には、カバー
部材2を支柱部材により地表面から浮かせた状態で配置
した場合について説明したが、カバー部材2を地表面に
直接配置してもよいことはもちろんである。
【発明の効果】請求項1の発明は、降雪開始当初におい
て他方の検出子の対間絶縁体上の雪が溶けることを防止
し、一方の検出子の対間絶縁体上の雪を溶かすことによ
り、両検出子による測定抵抗値に基づいて降雪状態であ
ることを殆ど時間遅れなく正確に検知することができる
ほか、降雨状態か雨も雪も降っていない状態かをも正確
に検知することができるという特有の効果を奏する。請
求項2の発明は、降雪開始当初において他方の検出子の
対間絶縁体上の雪が溶けることを防止し、一方の検出子
の対間絶縁体上の雪を溶かすことにより、両検出子によ
る測定抵抗値に基づいて降雪状態であることを殆ど時間
遅れなく正確に検知することができるほか、降雨状態か
雨も雪も降っていない状態かをも正確に検知することが
できるという特有の効果を奏する。
て他方の検出子の対間絶縁体上の雪が溶けることを防止
し、一方の検出子の対間絶縁体上の雪を溶かすことによ
り、両検出子による測定抵抗値に基づいて降雪状態であ
ることを殆ど時間遅れなく正確に検知することができる
ほか、降雨状態か雨も雪も降っていない状態かをも正確
に検知することができるという特有の効果を奏する。請
求項2の発明は、降雪開始当初において他方の検出子の
対間絶縁体上の雪が溶けることを防止し、一方の検出子
の対間絶縁体上の雪を溶かすことにより、両検出子によ
る測定抵抗値に基づいて降雪状態であることを殆ど時間
遅れなく正確に検知することができるほか、降雨状態か
雨も雪も降っていない状態かをも正確に検知することが
できるという特有の効果を奏する。
【図1】この発明の天候検知装置の一実施態様を示す概
略縦断面図である。
略縦断面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】電極式の天候検知装置の一例を示す概略図であ
る。
る。
【図4】光学式の天候検知装置の一例を示す概略図であ
る。
る。
3 第1検出子 4 第2検出子 3a,4a 絶縁基板 3b,4b 電極 3c ヒータ 4c 熱電子冷却素子 5a 交流電源 5b 変換器 5c 処理部
Claims (2)
- 【請求項1】 一部が上部に露出する電極対(3b)
(3b)(4b)(4b)およびその対間絶縁体(3
a)(4a)を有する2つの検出子(3)(4)を互い
に近接させて配置しておき、一方の検出子(3)の対間
絶縁体(3a)を氷点よりも高い所定温度に加温すると
ともに、他方の検出子(4)の対間絶縁体(4a)を氷
点以下の所定温度に冷却し、両検出子(3)(4)の電
極間抵抗を測定し、両測定抵抗値を対比することにより
天候を検知することを特徴とする天候検知方法。 - 【請求項2】 一部が上部に露出する電極対(3b)
(3b)およびその対間絶縁体(3a)を有し、かつ該
対間絶縁体(3a)を氷点よりも高い所定温度に加温す
る加温手段(3c)を有する第1の検出子(3)と、一
部が上部に露出する電極対(4b)(4b)およびその
対間絶縁体(4a)を有し、かつ該対間絶縁体(4a)
を氷点以下の所定温度に冷却する冷却手段(4c)を有
する第2の検出子(4)と、両検出子(3)(4)の電
極間抵抗を測定し、両測定抵抗値を対比することにより
天候を検知する処理手段(5a)(5b)(5c)とを
有していることを特徴とする天候検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33307595A JPH09171084A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 天候検知方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33307595A JPH09171084A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 天候検知方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09171084A true JPH09171084A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18261991
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33307595A Pending JPH09171084A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 天候検知方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09171084A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001020369A1 (en) * | 1999-09-13 | 2001-03-22 | University Corporation For Atmospheric Research | Hot plate precipitation measuring system |
| JP2008298479A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | 着雪センサ |
| CN100449331C (zh) * | 2004-05-12 | 2009-01-07 | 浙江大学 | 栅状高灵敏雨雪检测器 |
| JP2015524567A (ja) * | 2012-08-09 | 2015-08-24 | ハロルド ラッセル ベアード | 降雨強度センサ |
| CN116160997A (zh) * | 2021-11-24 | 2023-05-26 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 用以检测污染物、融化冰和去除水的电子装置 |
| JP7748769B1 (ja) * | 2025-07-24 | 2025-10-03 | 合同会社エクサ・ストーン | 降雪センサ用電源装置および降雪センサシステム |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP33307595A patent/JPH09171084A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP7748769B1 (ja) * | 2025-07-24 | 2025-10-03 | 合同会社エクサ・ストーン | 降雪センサ用電源装置および降雪センサシステム |
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